JPS59131104A - 紙葉類判別装置 - Google Patents

紙葉類判別装置

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JPS59131104A
JPS59131104A JP58005739A JP573983A JPS59131104A JP S59131104 A JPS59131104 A JP S59131104A JP 58005739 A JP58005739 A JP 58005739A JP 573983 A JP573983 A JP 573983A JP S59131104 A JPS59131104 A JP S59131104A
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JP
Japan
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electrodes
paper sheet
capacitance
electrode
counter electrodes
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JP58005739A
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Inventor
Keiichiro Tago
多胡 敬一郎
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動販売機等に使用される紙幣判別装置のよ
うな、搬送路に設けた一対の対向電極間に紙葉類を搬送
し、該電極間の静電容量を検出して前記紙葉類の状態判
別を行なう紙葉類判別装置に関するものであって、この
ような判別装置においては、破損された紙葉類1重積さ
れた紙葉類。
正規の紙葉類とは異なる異物等と正常な状態の紙葉類と
を正確に判別することが要求されている。
まず従来技術を説明する。
すなわち、紙幣等の紙葉類の状態判別を行なう従来装置
においては、マイクロスイッチを用いて紙葉類の厚さを
検出する方法や、光源から紙葉類を透過してきた光量を
光電素子で検出する方法や。
一対の対向電極間の静電容量ン台電極間に紙葉類がある
場合とない場合との差を検出する方法などがよく用いら
れているが、マイクロスイッチを用いる方法では1紙葉
類の厚さを機械的な機構を用いて拡大してマイクロスイ
ッチを動作させるようにしているため、複数枚重なった
紙葉類やセロテープではり合わせた、紙幣の損券のよう
な異常状態の紙葉類と一枚の正常な紙葉類とを区別する
ための前記機構の調整が極めて困難であるうえ、紙葉類
が検出機構に突入した際、該機構をはねあげることによ
って該機構が誤動作したり故障したりする確率が高いな
どの欠点があり、また光電素子を用いる方法では、外来
光の影響を受ける恐れがあるとか、透明なテープがはら
れた異常状態の紙葉類と正常状態の紙葉類とは判別でき
ないなどの欠点があった。静電容量を検出する方法では
確かに前述の両方法における欠点は除去されてはいるが
、この方法を採用した、たとえば紙幣判別装置では、0
.1闇程度の厚さの紙幣の搬送を阻害しないようにする
ためには少くとも0.5 tm程度の電極間距離が必要
であって、このような電極状態では該電極間に紙幣があ
る場合とない場合との静電容量の差はたかだか4〜5チ
程度の極めて小さい値である。ところがこの程度の静電
容量の変動は電極間にある空気の湿度変動や電極を含む
電気回路の温度ドリフト等によって容易に発生するので
、したがって判別装置を正確に動作させるには該装置を
使用する都度調整する必要があり、このためこのような
静電容量式の検出方法には、静電容量本発明は上述のよ
うな従来の紙葉類判別装置における欠点を除去して、検
出機構が誤動作や故障することがなく、調整が容易で、
外来光の影響を受けることがなく、検出感度が高く、湿
度や温度などの環境条件の影響を受けることがなく、正
確に判別動作を行なうことのできる静電容量式の紙葉類
判別装置を提供することを目的とするものであって、こ
の目的は、紙葉類の搬送路に設けた一対の第1対向電極
の間に前記紙葉類を搬送し、前記第1対向電極間の静電
容量を検出して前記紙葉類の状態判別を行なう紙葉類判
別装置において。
前記第1対向電極の有効面積ならびに有効電極間距離の
それぞれとはy等しい有効面積ならびに有効電極間距離
を有する一対の第2対向電極と、前記第1対向電極の有
効面積ならびに有効電極間距離のそれぞれとはy等しい
有効面積ならびに有効電極間距離を有し、%極間に前記
紙葉類の基準の状態における厚さおよび誘電率のそれぞ
れに等しい厚さおよび誘電率を有する基準片を設けた一
対の第3対向電極とを備え、さらに、前記第1ないし第
3対向電極の各電極間の静電容量を検出して、前記第1
対向電極間の静電容量りと前記第2対向電極間の静電容
量Cとの差の静電容量と、前記第3対向電極間の静電容
量%と前記第2対向電極間の静電容量Cとの差の静電容
量との比を演算する演算回路を備えたことを特徴とする
静電容量式の紙葉類判別装置によって、前述のマイクロ
スイッチ式や光電式の判別装置における欠点を克服した
上、さらに前記第1電極間と前記第2電極間、前記第3
電極間と前記第2電極間のそれぞれの静電容量の差9−
Ca、ct)−Caミラ算するこりによって環境温度の
影響を受けない検出信号をうるようにし、また前記静電
容量の差Cx−Caとへ一〇aとの比(C,−C,) 
/ (Cb−Ca)を演算することによって。
単に(1;−c、を検出し演算するに過ぎなかった従来
の静電容量式の判別装置に比べて検出感度を向上させ、
かつ環境温度の影響を受けないようにする 5 − ことによって達成される。
以下に本発明を図面にもとづいてくわしく説明するが、
まず始めに1本発明の動作原理を説明する。第1図は本
発明における電極の動作原理を説明するための図である
第1図において、1.2はそれぞれ面積Sを有する対向
した平行平板電極、3,4は電極1.2の電位を取り出
すためのリード、5,6はリード3.4の端子、7i!
、電極1の外縁と電極2の外縁とによって形成された筒
状空所8からはみ出すように両電極1.2間に挿入され
た面積Sよりも大きい面積を有する被判別紙葉類、Xは
紙葉類7の厚さ、Dは筒状−所8の高さで換言すれば電
極1゜2間の距離である。aI+a2はそれぞれ電極1
゜2と紙葉類7との間の距離、εは筒状空所8の距離a
、、alの部分における誘電率、εXFi、紙葉類7の
誘電率である。したがって81+al +x =Dであ
る。
第1図の対向電極は以上に説明した構成であるから、こ
の対向電極間の静電容量をもとすると(1)式が成立す
る!(1)式を変形するとal +al =l)−X 
6− で、かつ第1図の構成からx(Dであるので((ε、−
一)/εxJ−X/D〈1である。したがって(2)式
は収束する。故に((ε、−Ca)/ε8)−X/D 
 が1よりかなり小さいとすると(2)式は(3)式の
ようになる。今、電極1,2間に紙葉類7かない場合の
該電極間の静電容量をCa、該電極1,2間に紙葉類7
の代シに該紙葉類7の基準状態における厚さおよび誘電
率のそれぞれに等しい厚さおよび誘電率を有する基準片
を挿入した場合の電極1.2間の静電容量を−とすると
、該基準片の誘電率を65、厚さをbとしてCa、CI
)は(3)式より(4)式のように求められる。(3)
式および(4)式から(5)式が得られる。
本発明による判別装置は(5)式のAを用いて紙葉類7
の状態判別を行なおうとするものであって、開式のBは
紙来の静電容量式判別装置の動作原理を示すものである
が、前記のAは前記のBに比べの誘電率、厚さで一定値
であり、またDill、電極1゜2間の距離で一足値で
あるので、今ε3を一定値とするとA、Bはいずれも〜
およびXの関数である。
故にこの場合この人またはBを検出することによって、
いずれの場合にも紙葉類7の重積状態や異常状態の判別
をマイクロスイッチ式や光電式におけるような欠点を生
ずることなく行なうことかできる。以上は空気の誘電率
eを一定りした場合であるが、このHaは環境の状態特
に湿度によってかなシ変化する。したがって(5)式の
Bはξ8.Xのほかに湿度依存性をも有する仁とになり
、このためしたわけである。(5)式のAにおいては矢
張りε3が含まれているので、この人には依然として湿
度依存性があるように見えるが、前述のようにεbはe
xに等しく構成されているので、この場合A、は(6)
式のようになる。したがってAは湿度等の環境状態A 
= x/b  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・ (6)依存性を有しない単なるX
F)みの関数であ?て、結局(6)式のAを検出するこ
とになる本発明による判別装置は、環境状態の影響を受
けることがなく、使用に際してその都度調整をする必要
のない装置 9− であるということになる。なお一般にεb〉ε3゜D)
bであるから(5)式においてR)lである。したがっ
てA)Bであり、このため、Aを検出する本発明による
装置はBを検出する従来の装置に比べて感度が高いこと
になる。前述のようにq)/Caは1.05程度である
から、この場合R=20となり、したがってAを検出す
る方法はBを検出する方法に比べて感度が20倍高いと
いえる。
次に本発明による紙葉類判別装置の実施例を図面を参照
して説明する。
第2図一本発明に!、L紙葉類判別装置にゝけ6検出部
の一実施例の構成図、第3図は第2図の検出部を接続し
た本発明による紙葉類判別装置の演算回路の一実施例の
構成図である。両図において。
第1図と同一の意味を有する部分には同一の符号が付し
である。
第2図において9,10.11はそれぞれはソ等しい電
極面積およびはソ等しい電極間距離を有する一対の対向
した平行平板電極からなる第1対向電極、第2対向″a
極、第3対向電極で、13゜10− 14.15はそれぞれ各電極9,10.11の一方の側
の端子である。電極9は図示されていない被判別紙葉類
がその電極間に挿入されることになる電極で、qは該紙
葉類が挿入された時の電極9間の静電容量である。電極
10はその電極間に何物も挿入されないで該電極間が常
に空気だけの状態になっている電極で、C3はその電極
間の静電容量である。12は前記被判別紙葉類の基準状
態における厚さおよび誘電率のそれぞれとはソ等しい自 厚さbおよびはソ等しい誘電率ε5を有する基準牟で、
該基準片12Fi、第3電極11の電極間に挿入され、
該電極のいずれかの側の電極板に接着剤等で固定されて
いる。C6は基準片12が挿入された状態における第3
対向電極11間の静電容量である。電極9は前記被判別
紙葉類の搬送される図示されていない搬送路に固設され
ていて、電極10゜11は前記被判別紙葉類の搬送を妨
げないようにして前記搬送路の周辺に配設されている。
図において第1.第2.第3成極9,10.11はいず
れも平行平板電極としたが、この三対の電極はそれぞれ
が等価的に電極9,10.11のようにあられされ、か
つその等価的にあられされた電極の面積すなわち有効電
極面積がそれぞれはソ等しく、またその等価的にあられ
された電極の電極間距離すなわち有効電極間距離がそれ
ぞれはソ等しければ、平行平板電極に限られるものでは
ない。16は対向室&9,10.11の端子13 、1
4.15の側とは反対側の電極板を電気的に一括した端
子、17は対向電極9,10,11.基準片12、端子
13〜16からなる図示されていない紙葉類判別装置に
おける検出部である。
第3図において、131,141,151  はそれぞ
れそのカソードが検出部17の端子13,14゜15に
接続されたダイオード、132,142,152はそれ
ぞれそのアノードが前記端子13,14゜15に接続さ
れたダイオードs Q’ +Qtはそれぞれ差動増幅器
、18は差動増幅器Q、の反転側入力端子と差動増幅器
qの非反転側入力端子とを接続し庭共通電位ラインであ
る。ダイオード131のアノードとダイオード152の
カソードとは一括されてそのま\で、またダイオード1
32のカソードとダイオード141のアノードとは一括
された後。
接続リード19および抵抗器20を介して、さらにまた
ダイオード142のカソードとダイオード151のアノ
ードとは一括された後、接続リード21および抵抗器2
2を介してそれぞれ共通電位ライン18に接続されてい
る。201,221 はそれぞれ抵抗器20.22に並
列に接続されたコンデンサである。抵抗器20の接続リ
ード19の側は差動増幅器もの反転側入力端子に接続さ
れ、抵抗値へを有する抵抗器23は該増幅器もの出力側
と反転側入力端子との間に接続されている。24は増巾
器もの出力端子、Eはその出力信号電圧である。抵抗器
22の接続リード21の側は差動増幅器qの非反転側入
力端子に接続されている。25は図示されていない電源
装置によって共通電位ライン18に対して一定の直流電
圧EGが印加されている端子、26は端子25と抵抗器
22の接続リード21の側との間に接続された抵抗値九
を有する抵抗器、27は振幅vo1周波数Fの交流電圧
を13− が零になるようにその出力信号によって発振器27の出
力電圧の振幅■oを制御している。28は発振器27の
出力側に接続された結合トランス、281は結合トラン
ス28の二次側コイルで、二次側コイル281は検出部
17の端子16と共通電位ライン18との間に接続され
ている。したがって二次側コイル281の両端間には発
振器27の出力交流電圧の振幅voに比例した被振幅■
で周波数Fなる交流電圧が発生する。29は検出部17
を除く以上に説明した構成要素からなる演算回路である
。検出部17および演算回路29は図示されていない紙
葉類判別装置のケース内に収納されている。
第3図においては以上に説明したような構成になってい
るので、発振器27から結合トランス28を介して端子
16と共通電位ライン18間に被振幅Vの交流電圧が印
加されると、第1対向電極9間に図示されていない被判
別紙葉類が挿入された14− 状態では、(7)式であられされる電流が発生する。
こ\にKは比例定数、Ixは接続リード19をIx=F
@vIICx 、 ■8=F・■・C3゜Ib=F−V
−Cb ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・ (7)ダイオード132の
カソードから抵抗器20の方向に流れる電流、■、は接
続リード21を抵抗器22からダイオード151のアノ
ードの方向に流れる電流、Iaは接続リード21を前記
Ixとは反対の方向に、また接続リード21を前記■、
とは反対の方向に流れる電流である。電流Ix ’ ”
a ’ Ib は抵抗器20とコンデンサ201とで、
また抵抗器22とコンデンサ221とで平滑化された直
流である。
また端子25には直流電圧Eoが加えられているので電
流■oが抵抗器26を介して接続リード21と抵抗器2
2との接続点に流入する。したがって抵抗器22にFi
Ia+IO*■、の電流が流れるのでその両端にこの電
流に相当した電圧降下があられれ。
この電圧降下が差動増幅器qに入力される。該増幅器Q
はこの入力電圧によって発振器27の出力電圧の振幅v
oを制御し、これによって二次側コイル281の両端間
に発生する電圧の奈幅■が変化するので、(7)式から
明らかなように工、および−が変化し、この結果差動増
幅器qの入力電圧が変化する。差動増幅QIFi前記の
ようにその入力電圧が零になるように発振器27を制御
しているので。
該増幅器qの入力電圧を形成する抵抗器22を流れる電
流I3+I。−+−一および電流■oについては結局(
8)式が成立する。一方接続リード19を流れる電流I
、−Iaは、抵抗器20.23および差動増幅器もが前
述のように接続されているので抵抗器23を介して増幅
器qの出力側に流れる。したがって増幅器qの共通電位
ライン18に対する出力電圧EH(91式であられサレ
ル。(7) 、 IFI) 、 (9)式から01式が
得られる。
E == −(I、 −1a) @ R,・・・・・・
・・・・・・(9)C1式においてE。、R3,几。は
一定値であるから、端子24にあられれる差動増幅器も
の出力電圧Eは(5)式のAに相当するものである。こ
の電圧Eは本演算回路29の出力信号として、端子24
から紙葉類判別装置の図示されていない信号処理回路に
出力される。したがって第3図のように構成された演算
回路29の出力信号電圧Etj:、(51式および(6
)式について説明したところから明らかなように、環境
湿度の影響を受けることがなく、単に被判別紙葉類の厚
さのみに相当する信号で、また(5)式におけるBで示
されるような動作原理を有する従来の静電容量式の判別
装置に比べて高感度な信号である。また0式の信号Eに
は(7)式にみられる周波数Fおよび電圧Vの要素が含
まれていない。
この周波数F、電圧■は一般に、環境温度に伴なう発振
器27や結合トランス28等の特性の温度ドリフトによ
って変化するものであるから、したがって01式の信号
Eは環境温度の影響を受けない信号である。対向電極間
に被判別紙l#類がある場合とない場合との差を検出す
るにすぎない従来の静電容量式判別装置では、通常、前
記の温度トリ17− フトによって演算回路の出力信号に変動を生ずるが1本
発明による演算(ロ)路29の出力信号EKはこのよう
なドリフトの影響は表われない。
次に本発明の詳細な説明する。
すなわち本発明においては1紙葉類の搬送路に設けた一
対の第1対向電極の間に前記紙葉類を搬送して咳第1対
向電極間の静電容量qを検出し、このqの値によって前
記紙葉類の状態判別を行なう静電容量式の紙葉類判別装
置において、前記第1対向電極のほかにさらに、第1対
向電極の有効、面積ならびに有や電極間距離のそれぞれ
とはy等しい有効面積ならびに有効電極間距離を有する
第2および第3対向電極を前記第1対向電極の附近に設
け、第2対向電極の電極間には何も挿入せずに空気が存
在するま\の状態にしておき、第3対向電極の電極間に
は、前記紙葉類の基準状態における厚さと誘電率とのそ
れぞれに等しい厚さと誘電率とを有する基準片を固設し
ておいて、第1゜第2.第3の各対向電極間の静電容量
Cx、Ca。
C6のそれぞれを同時に検出して、演算回路で18− (Cx−Ca)/(cb−Ca)=A  の演算を行な
い、この人に相当する信号電圧Eを該演算回路から出力
するようにしたので、この信号電圧Eは、第1電極間に
搬送された紙葉類の厚さをX、前記基準片の厚さをbと
してx/bに比例した値となる。すなわち信号Eは厚さ
Xに応じた信号であるから、この信号Eを前記演算回路
に接続された信号処理回路で処理することによって、第
1電極間に搬送された紙葉類が基準状態にあるかあるい
は重積状態その他の異常状態にあるかの判別を行なうこ
とができることになる。静電容量Cx、Ca、C6には
電極間にある空気の湿度に依存する性質があるにもかか
わらず、信号電圧Eはこの湿度の影響を受けない量とな
っている。またこの信号電圧Eは、前述の演算方式のた
めに環境温度による演算回路の温度ドリフトの影響を受
けない量でもあるニしたがってこのような紙葉類判別装
置は環境湿度および温度の影響を受けないので、使用す
る際環境状態の変化に伴なう調整を行なう必要がなく、
この結果本発明によれば紙葉類判別装置の取扱いが簡単
かつ容易になるという効果がある。また前記の演算回路
で演算されたAの値は、従来の静電容量式判別装置で演
算された(Cx−Ca)/Ca−B の値よりも常に大
きく1通常C,/ Ca=1.05 程度であるので、
このような場合AijBの20倍の大きさ□になる。し
たがってこのような値のAに相当する信号電圧Eを出力
する演算回路を有する静電。
容量式の紙葉類判別装置では従来の静電容量式の装置よ
りも検出感度が向上しているので紙葉類の状態判別を行
なうための信号処理が容易で、その結果判別装置の動作
が正確になるという効果がある。
なお前述のように本判別装置における演算回路の出力信
号電圧Eはx/bに比例しているので、本判別装置では
この信号を用いて被判別紙葉類の厚さ測定を行なうこと
ができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における電極の動作原理図、第2図は本
発明による紙葉類判別装置における検出部の一実施例の
構成図、第3図は第2図の検出部を用いた本発明による
紙葉類判別装置における演算回路の一実施例の構成図で
ある。 各図において、7・・・被判別紙葉類、9,10および
11・・・それぞれ第1.第2および第3対向電極、1
2・・・基準片、29・・・演算回路、’x ”aおよ
び%・・・それぞれ第1.第2および第3対向電極間の
静電容量、S・・・電極面積、D・・・電極間距離、X
、〜 ・・・それぞれ被判別紙葉類7の厚さ、誘電率。 21−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 紙葉類の搬送路に設けた一対の第1対向電極の間に前記
    紙葉類を搬送し、前記第1対向電極間の静電容量を検出
    して前記紙葉類の状態判別を行なう紙葉類判別装置にお
    いて、前記第1対向電極間の静電容量が最小となる状態
    に等しい状態の一対の第2対向電極と、前記第1対向電
    極間に正常と −みなされる前記紙葉類が搬送された状
    態に等しい状態の一対の第3対向電極とを備え、さらに
    、前記第1ないし第3対向電極の各電極間の静電容量を
    検出して、前記第1対向電極間の静電容量と前記第2対
    向電極間の静電容量との差の静電容量と、補記第3対向
    電極間の静電容量と前記第2対向電極間の静電容量との
    差の静電容量との比を演算する演算回路とを備えたこと
    を特徴とする紙葉類判別装置。
JP58005739A 1983-01-17 1983-01-17 紙葉類判別装置 Pending JPS59131104A (ja)

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