JPH0428059Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0428059Y2
JPH0428059Y2 JP1990049693U JP4969390U JPH0428059Y2 JP H0428059 Y2 JPH0428059 Y2 JP H0428059Y2 JP 1990049693 U JP1990049693 U JP 1990049693U JP 4969390 U JP4969390 U JP 4969390U JP H0428059 Y2 JPH0428059 Y2 JP H0428059Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
voltage
comparator
output voltage
primary coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1990049693U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02144765U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1990049693U priority Critical patent/JPH0428059Y2/ja
Publication of JPH02144765U publication Critical patent/JPH02144765U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0428059Y2 publication Critical patent/JPH0428059Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野 本考案は、ねじなどの金属片の検出装置に関
し、特に1次コイルによつて形成される磁界中に
金属片が存在することによつて2次コイルに誘起
される電圧が変化することを利用して金属片の種
類を検出するようにした金属片の検出装置に関す
る。 従来の技術 従来では、1次コイルに一定周波数の発振電圧
を供給し、2次コイルに発生する起電圧を検出し
て金属片を検出している。 また、特開昭50−87097に開示されている先行
技術では、鉄心を有する送信インダクタと、受信
インダクタとの間にコインが介在するとき、コイ
ンの材質によつて、2種類の周波数の基準信号発
振器からの出力が相対的に変化することを利用し
て、コインを識別するための構成が開示されてい
る。 考案が解決しようとする課題 前述の従来技術では、異なる種類の金属片であ
つても、前記起電力の値が近似していて、明確に
検出することが困難である場合がある。たとえ
ば、銅片とアルミニウム片とでは2次コイルで得
られる起電力の差は極く小さく、判定することが
困難である。 また特開昭50−87097の先行技術では、金属片
が送信および受信インダクタの間の予め定める位
置に介在するように保持する手段を必要とし、移
動中の金属片を検出することができず、また、送
信インダクタは鉄心を有するので、微小な金属片
の検出は困難であるという問題点がある。さら
に、金属片の材質は基準信号発振器の出力電圧か
らの相対的に判別するので、コインの真贋性のテ
ストのような、予め形状や材質が正確に知られて
いるデータとの対比の目的には適するが、形状や
材質が不定の金属片を検出する目的に使用するこ
とは困難であるという問題点もある。 本考案は上述の技術的課題を解決し、異なる種
類の金属片を明確に識別して検出することがで
き、しかも移動中の金属片を検出することができ
る金属片の種類の検出装置を提供することを目的
とする。 課題を解決するための手段 本考案は、(a)単一の1次コイル2およびその1
次コイル2に磁気結合した一対の2次コイル3
a,3bを有する差動トランス1であつて、前記
一対の2次コイル3a,3bはこれら2つのコイ
ル3a,3bが相互に逆極性となるように直列に
接続されており、前記1次コイル2および前記2
次コイル3a,3bは、鉄心を含まずに、前記1
次コイル2の磁界内に金属片A,B,Cが存在し
ないとき前記一対の2次コイル3a,3bからの
差動出力電圧が零となるように磁気結合してお
り、1次コイル2と一方の2次コイル3aとの磁
気回路の途中を金属片A,B,Cが通過するよう
に構成される、そのような、金属片A,B,Cを
検出するための差動トランス1と、 (b) 前記1次コイル2に第1周波数1の発振電
圧を供給する第1の発振器5と、 (c) 前記1次コイル2に前記第1周波数1とは
異なる第2周波数2の発振電圧を供給する第
2発振器6と、 (d) 前記一対の2次コイル3a,3bの出力電圧
のうち、前記第1周波数1のみの出力電圧の
通過を許容する第1フィルタ7と、 (e) 前記一対の2次コイル3a,3bの出力電圧
のうち、前記第2周波数2のみの出力電圧の
通過を許容する第2フイルタ8と、 (f) 第1の弁別レベルV1を発生する第1の基準
電源11と、 (g) 第2の弁別レベルV2を発生する第2の基準
電源12と、 (h) 前記第1フイルタ7を通過した出力電圧を前
記第1の弁別レベルV1に基づいてレベル弁別
し、第1フイルタ7を通過した出力電圧が第1
弁別レベルV1以上で論理1の信号を出力し、
第1フイルタ7を通過した出力電圧が第1弁別
レベルV1未満で論理0の信号を出力する第1
の比較器9と、 (i) 前記第2フイルタ8を通過した出力電圧を前
記第2の弁別レベルV2に基づいてレベル弁別
し、第2フイルタ8を通過した出力電圧が第2
弁別レベル2以上で論理1の信号を出力し、第
2フイルタ8を通過した出力電圧が第1弁別レ
ベルV1未満で論理0の信号を出力する第2の
比較器10と、 (j) 金属片A,B,Cが差動トランス1を通過す
るとき2次コイル3a,3bから差動出力電圧
のピーク電圧が得られる金属片A,B,Cの予
め定める設定位置に設けられ、金属片A,B,
Cが設定位置にきたことを検出する位置検出手
段18とを含み、 (k) 第1周波数1を、2次コイル3a,3bか
らの差動出力電圧のピーク電圧は金属片の材料
が鉄A,銅BおよびアルミニウムCであるとき
の順序で小さくなる値となる範囲に選び、 (l) 第2周波数2を2次コイル3a,3bから
の差動出力電圧のピーク電圧は金属片の材料が
銅B、アルミニウムCおよび鉄Aの順序で小さ
くなる値となる範囲に選び、 (m) 第1弁別レベルV1は、第1周波数1での
2次コイル3a,3bからの銅Bとアルミニウ
ムCとにそれぞれ対応した差動出力電圧EB1,
EC1の中間の値に選ばれ、 (n) 第2弁別レベルV2は、第2周波数2での
2次コイル3a,3bからのアルミニウムCと
鉄Aとにそれぞれ対応した差動電圧EC2,EA
2の中間の値に選ばれ、 (o) 位置検出手段18によつて金属片A,B,C
が検出されたときにおける第1および第2比較
器9,10の出力を論理処理し、第1比較器9
の出力が論理1であつて第2比較器10の出力
が論理1であるとき金属片は鉄Aであり、第1
比較器9の出力が論理1であつて第2比較器1
0の出力が論理1であるとき金属片は銅Bであ
り、第1比較器9の出力が論理0であつて第2
比較器10の出力が論理1であるとき金属片は
アルミニウムCであるものと判断する処理回路
13とを含むことを特徴とする金属片の種類の
検出装置である。 作 用 本考案に従えば、単一の1次コイル2には、第
1および第2発振器5,6から第1および第2周
波数1,2の発振電圧が供給される。1次コ
イル2に磁気結合された一対の2次コイル3a,
3bは、相互に逆極性となるように直列に接続さ
れている。1次コイル2の磁界内に金属片A,
B,Cが存在しないとき、2つのコイル3a,3
bに発生する起電力は打消し合い、2次コイル3
a,3bからの出力電圧は零である。これらの1
次コイル2および2次コイル3a,3bは差動ト
ランス1を構成する。この差動トランス1に関連
して、予め定められた設定位置に金属片A,B,
Cが存在することを位置検出手段18が検出す
る。金属片A,B,Cは、その差動トランス1の
1次コイル2と一方の2次コイル3aとの磁気回
路の途中を通過し、これによつて一対の2次コイ
ル3a,3bに出力電圧が発生し、この出力は第
1および第2フイルタ7,8に介して第1および
第2比較器9,10にそれぞれ与えられ、第1お
よび第2弁別レベルV1,V2に基づいてそれぞ
れレベル弁別される。位置検出手段18は、一対
の2次コイル3a,3bからの差動出力電圧のピ
ーク電圧が得られる金属片A,B,Cの予め定め
る設定位置に設けられ、こうして位置検出手段1
8によつて、金属片A,B,Cが前記設定位置を
通過したとき処理回路13が論理処理を行い、第
1周波数1と第2周波数2とは、2次コイル
3a,3bからの差動出力電圧のピーク電圧が金
属片の材料である鉄A、銅Bおよびアルミニウム
Cに依存して異なる順序となるように設定されて
おり、第1および第2弁別レベルV1,V2はそ
のような金属片の材料の種類に対応して設定さ
れ、したがつて簡単な論理演算処理によつて、鉄
A、銅BおよびアルミニウムCの種類の検出を行
うことができる。 実施例 以下、図面によつて本考案の実施例を説明す
る。第1図は、本考案の基礎となる構成を示す回
路図である。検出部1は1次コイル2と、2次コ
イル3とで構成される。1次コイル2には、異な
つた周波数1,2の発振電圧が供給されてお
り、1次コイル2による磁界内に検出すべきねじ
などの金属片4が存在するときに、前記各周波数
1,2に応じて2次コイル3で得られる起電
力を検出することによつて金属片4を検出するこ
とができる。 1次コイル2には、トラツプT1および第1発
振器5から成る直列回路、ならびにトラツプT2
および第2発振器6から成る直列回路が並列に接
続される。第1発振器5の発振周波数は1であ
り、第2発振器6発振周波数は2である。トラ
ツプT1は第2発振器6の発振電圧が第1発振器
5に印加されることを阻止し、トラツプT2は第
1発振器5の発振電圧が第2発振器6に印加され
ることを阻止する。なおトラツT1,T2は、コ
イルおよびコンデンサで構成される共振回路であ
つてもよい。 2次コイル3には、第1バンドパスフイルタ7お
よび第2バンドパスフイルタ8が並列に接続され
る。第1バンドパスフイルタ7は周波数1の通
過のみを許容し、第2バンドパスフイルタ8は周
波数2の通過のみを許容する。第1バンドパス
フイルタ7および第2バンドパスフイルタ8をそ
れぞれ通過した信号電圧は、第1比較器9および
第2比較器10の各一方の入力端に与えられる。
第1および第2比較器9,10の各他方の入力端
には、第1および第2基準電圧11,12から基
準電圧V1,V2がそれぞれ与えられている。 第1比較器9は、第1バンドパスフイルタ7を
通過して来た信号電圧が基準電圧V1以上である
ときに論理1の信号を出力し、基準電圧V1未満
であるときに論理0の信号を出力する。第2比較
器10は、第2バンドパスフイルタ8を通過して
来た信号電圧が基準電圧V2以上であるときに論
理1の信号を出力し、基準電圧V2未満であると
きに論理0の信号を出力する。これらの第1およ
び第2比較器9,10の出力は処理回路13にそ
れぞれ与えられる。 処理回路13においては、第1および第2比較
器9,10からの2値化信号の組合わせによつて
金属片4の種類を識別し、複数の出力端子14,
15,16,17から検出信号を出力する。 ここで、1次コイル2に与える発振電圧の周波
数が定まつており、かつ検出部1のコイル定数が
定まつている場合に1次コイル2による磁界内に
金属片4が存在すると、金属片4の透磁率や誘電
率などの金属個有の特性、ならびに塊状、積層状
および粉状等の形状によつて定まる出力を2次コ
イル3で第2図で示すように得ることができる。 第2図において、参照符A,B,Cは異なる種
類の金属片をそれぞれ示し、たとえば参照符Aは
鉄片であり、参照符Bは銅片であり、参照符Cは
アルミニウム片である。1次コイル2に周波数
1の発振電圧を与えたとき、2次コイル3で得ら
れる起電力を、各金属片A,B,Cに対応して
EA1,EB1,EC1とする。また1次コイル2
に周波数f2の発振電圧を与えたときに得られる
起電力EA2,EB2,EC2とする。 第2図において明らかなように、周波数1に
おいて金属片A,Bによる各起電力EA1,EB1
は極く接近しており、また周波数2において金
属片B,Cによる各起電力EB2,EC2は極く接
近している。したがつて従来技術のように、1次
コイル2に単一の周波数1あるいは2の発振
電圧を与えるようにしていては、金属片A,Bあ
るいはB,Cを明確に判別することが困難であ
る。そこで本考案では、第1比較器9における基
準電圧を、起電圧EB1,EC1の中間の値V1に
選び、また第2比較器10における基準電圧を起
電圧EA2,EC2の中間の値V2に選ぶ。すなわ
ちこれらの弁別レベルである基準電圧V1,V2
は、検出すべき少なくとも3種類の金属片A,
B,Cに対応した各周波数1,2毎の出力レ
ベルEA1,EB1,EC1,EA2,EB2,EC2
のうち、近似した2つの値EA1,EB1,EB2,
EC2と、それらの値EA1,EB1,EB2,EC
2から離れたもう1つの値EC1,EA2との間に
それぞれ定める。このようにすると、周波数1
において各起電力EA1,EB1,EC1を明確に
レベル弁別することができ、また周波数2にお
いて各起電力EA2,EB2,EC2を明確にレベ
ル弁別することができる。 上述のように基準電圧V1,V2を選定するこ
とによつて、第1および第2比較器9,10から
は、各金属片A,B,Cに対応して第1表で示す
論理値の信号が処理回路13に与えられる。
【表】 処理回路13においては、第1表に示した論理
値の組合わせによつて、金属片4の種類を検出す
ることができる。 なお、金属片4の検出にあたつては1次コイル
2による磁界中を金属片4が通過するようにして
もよい。通過する金属片4を検出する場合には、
金属片4の通過位置によつて2次コイル3で得ら
れる起電力が異なるので、ピーク電圧によつて判
別するようにする。そのために、ピーク電圧が得
られる位置を予め設定しておき、第1図で示した
位置検出手段18を設けて金属片4が設定位置に
来たことを検出する。この検出手段18による検
出信号は処理回路13に与えられており、したが
つて処理回路13は、金属片4が設定位置にある
ときに第1および第2比較器9,10でピーク電
圧をレベル弁別した結果に基づいて第1表のよう
に金属片4の種類を判定する。すなわち処理回路
13は、第1比較器9の出力が論理1であつて第
2比較器10の出力が論理0であるとき金属片は
鉄Aであり、また第1比較器9の出力が論理1で
あつて第2比較器10の出力が論理1であるとき
金属片は銅Bであり、第1比較器9の出力が論理
0であつて第2比較器10の出力が論理1である
とく金属片はアルミニウムCであるものと判断す
る。 本考案の一実施例では、第3図に示すように検
出部1は、単一の1次コイル2に磁気結合した一
対の2次コイルの部分3a,3bから成る2次コ
イル3を有する差動トランスとする。各2次コイ
ルの部分3a,3bは、相互に逆極性となるよう
に直列に接続されている。このように検出部1は
差動トランスとし、1次コイル2およびコイル部
分3aとの磁気回路の途中を金属片4が通過する
ようにする。そのため金属片4が前記磁気回路の
途中にないときには、2次コイル3の出力が零と
なるので、判別に好都合である。 考案の効果 以上のように本考案によれば、単一の1次コイ
ル2に2つの周波数1,2の発振電圧を供給
し、2つの2次コイル3a,3bで得られる2つ
の出力電圧をレベル弁別して2値化し、その2値
化された信号の組合わせによつて少なくとも3種
類の金属片A,B,Cを検出するようにしたの
で、異なる種類の金属片A,B,Cを確実に判別
することができる。 特に本考案では、差動トランス1を用い、また
金属片の材料の種類である鉄、銅およびアルミニ
ウムの3者を確実に識別するために、第1周波数
1,第2周波数2を適切に選び、さらに第1
および第2弁別レベルV1,V2を適切に選ぶこ
とによつて、誤検出することなく、しかも簡単な
構成で金属片の材料の種類を検出することができ
るようになる。 さらに本考案では、位置検出手段18は、差動
トランス1の一対の2次コイル3a,3bからの
差動出力電圧のピーク電圧が得られる位置に金属
片がきたときに処理回路13を動作させて演算処
理を行うようにしたので、このことによつてもま
た検出を確実に行うことができるという優れた効
果が達成できるとともに、感度の向上を図ること
ができ、さらにまたピーク検出回路などのような
複雑な構成を有する電気回路が不要となり、構成
の簡略化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の基礎となる構成を示す回路
図、第2図は周波数に対応した2次コイル3の起
電力を示すグラフ、第3図は本考案の一実施例の
検出部1を示す回路図である。 1……検出部、2……1次コイル、3,3a,
3b……2次コイル、4,A,B,C……金属
片、5……第1発振器、6……第2発振器、7…
…第1バンドパスフイルタ、8……第2バンドパ
スフイルタ、9……第1比較器、10……第2比
較器、11……第1基準電源、12……第2基準
電源、13……処理回路、18……検出手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (a) 単一の1次コイル2およびその1次コイル2
    に磁気結合した一対の2次コイル3a,3bを
    有する差動トランス1であつて、前記一対の2
    次コイル3a,3bはこれら2つのコイル3
    a,3bが相互に逆極性となるように直列に接
    続されており、前記1次コイル2および前記2
    次コイル3a,3bは、鉄心を含まずに、前記
    1次コイル2の磁界内に金属片A,B,Cが存
    在しないとき前記一対の2次コイル3a,3b
    からの差動出力電圧が零となるように磁気結合
    しており、1次コイル2と一方の2次コイル3
    aとの磁気回路の途中を金属片A,B,Cが通
    過するように構成される、そのような、金属片
    A,B,Cを検出するための差動トランス1
    と、 (b) 前記1次コイル2に第1周波数1の発振電
    圧を供給する第1の発振器5と、 (c) 前記1次コイル2に前記第1周波数1とは
    異なる第2周波数2の発振電圧を供給する第
    2発振器6と、 (d) 前記一対の2次コイル3a,3bの出力電圧
    のうち、前記第1周波数f1のみの出力電圧の
    通過を許容する第1フイルタ7と、 (e) 前記一対の2次コイル3a,3bの出力電圧
    のうち、前記第2周波数f2のみの出力電圧の
    通過を許容する第2フイルタ8と、 (f) 第1の弁別レベルV1を発生する第1の基準
    電源11と、 (g) 第2の弁別レベルV2を発生する第2の基準
    電源12と、 (h) 前記第1フイルタ7を通過した出力電圧を前
    記第1の弁別レベルV1に基づいてレベル弁別
    し、第1フイルタ7を通過した出力電圧が第1
    弁別レベルV1以上で論理1の信号を出力し、
    第1フイルタ7を通過した出力電圧が第1弁別
    レベルV1未満で論理0の信号を出力する第1
    の比較器9と、 (i) 前記第2フイルタ8を通過した出力電圧を前
    記第2の弁別レベルV2に基づいてレベル弁別
    し、第2フイルタ8を通過した出力電圧が第2
    弁別レベル2以上で論理1の信号を出力し、第
    2フイルタ8を通過した出力電圧が第1弁別レ
    ベルV1未満で論理0の信号を出力する第2の
    比較器10と、 (j) 金属片A,B,Cが差動トランス1を通過す
    るとき2次コイル3a,3bから差動出力電圧
    のピーク電圧が得られる金属片A,B,Cの予
    め定める設定位置に設けられ、金属片A,B,
    Cが設定位置にきたことを検出する位置検出手
    段18とを含み、 (k) 第1周波数1を、2次コイル3a,3bか
    らの差動出力電圧のピーク電圧は金属片の材料
    が鉄A、銅BおよびアルミニウムCであるとき
    の順序で小さくなる値となる範囲に選び、 (l) 第2周波数2を2次コイル3a,3bから
    の差動出力電圧のピーク電圧は金属片の材料が
    銅B、アルミニウムCおよび鉄Aの順序で小さ
    くなる値となる範囲に選び、 (m) 第1弁別レベルV1は、第1周波数1での
    2次コイル3a,3bからの銅Bとアルミニウ
    ムCとにそれぞれ対応した差動出力電圧EB1,
    EC1の中間の値に選ばれ、 (n) 第2弁別レベルV2は、第2周波数2での
    2次コイル3a,3bからのアルミニウムCと
    鉄Aとにそれぞれ対応した差動電圧EC2,EA
    2の中間の値に選ばれ、 (o) 位置検出手段18によつて金属片A,B,C
    が検出されたときにおける第1および第2比較
    器9,10の出力を論理処理し、第1比較器9
    の出力が論理1であつて第2比較器10の出力
    が論理0であるとき金属片は鉄Aであり、第1
    比較器9の出力が論理1であつて第2比較器1
    0の出力が論理1であるとき金属片は銅Bであ
    り、第1比較器9の出力が論理0であつて第2
    比較器10の出力が論理1であるとき金属片は
    アルミニウムCであるものと判断する処理回路
    13とを含むことを特徴とする金属片の種類の
    検出装置。
JP1990049693U 1990-05-10 1990-05-10 Expired JPH0428059Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990049693U JPH0428059Y2 (ja) 1990-05-10 1990-05-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990049693U JPH0428059Y2 (ja) 1990-05-10 1990-05-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02144765U JPH02144765U (ja) 1990-12-07
JPH0428059Y2 true JPH0428059Y2 (ja) 1992-07-07

Family

ID=31567607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990049693U Expired JPH0428059Y2 (ja) 1990-05-10 1990-05-10

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0428059Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011095255A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Korea Electric Power Corp 送電線の腐食検知器及び腐食検知方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5576226B2 (ja) * 2010-09-16 2014-08-20 ニッカ電測株式会社 金属検出機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52495A (en) * 1975-06-21 1977-01-05 Nippon Koinko Kk Electronic coin examining device

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5087097U (ja) * 1973-12-12 1975-07-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52495A (en) * 1975-06-21 1977-01-05 Nippon Koinko Kk Electronic coin examining device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011095255A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Korea Electric Power Corp 送電線の腐食検知器及び腐食検知方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02144765U (ja) 1990-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4971187A (en) Method and apparatus for sorting coins utilizing coin-derived signals containing different harmonic components
US4754862A (en) Metallic article discriminator
US4488116A (en) Inductive coin sensor for measuring more than one parameter of a moving coin
EP0202378B1 (en) Coin selection apparatus
US3986104A (en) Dual frequency metal detector system
KR920004083B1 (ko) 주화 식별장치
US4206775A (en) Coin sorting machine
JPH0428059Y2 (ja)
US4946019A (en) Coin discriminator with phase detection
JP2882856B2 (ja) 渦流探傷装置
George et al. A combined inductive-capacitive proximity sensor and its application to seat occupancy sensing
JPS5924282A (ja) 金属検出装置
JP5034573B2 (ja) 硬貨識別方法および識別装置
JPS58106453A (ja) 金属片の検出装置
KR940001954B1 (ko) 전자식 주화 선별 장치
JP2000187746A (ja) 硬貨選別装置
JPS59214702A (ja) 金属体のエツジ検出装置
JP3675780B2 (ja) 金属疲労・劣化識別装置
JP2653688B2 (ja) 寸法測定装置
JPH03279888A (ja) 金属検出機
KR930011725B1 (ko) 주화 선별장치
JP2001133209A (ja) 金属面識別センサ
JPH04183112A (ja) 非接触型近接スイッチ
JPH0426931Y2 (ja)
JPH06347561A (ja) 金属分類装置