JP4431732B2 - コインセレクタ - Google Patents
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Description
さらには、コインセレクタによって真正コインとして判別されたコインを検知するコイン検知装置に関する。
さらに詳細には、前記コイン検知装置を不正に誤作動させることを防止できるコインセレクタのコイン検知装置に関する。
なお、本コインセレクタは、パチスロの他、コイン式ゲーム機や自動販売機等に使用可能である。
本明細書において、コインとは、メダルおよびトークン等の総称である。
第1の従来技術として、真正コインの受け入れを検知するため、転動通路に複数の光電式のコイン検知装置が配置されている(例えば、特許文献1参照。)。
第2の従来技術として、前記光電式コイン検知装置に代えて転動通路を囲んだ金属センサを配置することが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
第2の従来技術は、前記のように赤外線による不正は行われないが、通路を囲んだセンサが必要であるため、センサが特殊になり、高価であり、さらに、既存のコインセレクタに適用できず、俄に採用できない。
本発明の第2の目的は、コイン検知装置を安価に提供することである。
本発明の第3の目的は、不正を防止できるコイン検知装置を既存のコインセレクタにも適用可能にすることである。
コインの転動通路に沿って形成した直径選別部の下流に配置した複数のセンサからの信号に基づいて前記コインの通過を検知するコインセレクタにおいて、前記センサの少なくとも一つをコインの一部に相対する光電センサとし、他の少なくとも一つをコインの一部に相対する金属センサとし、前記光電センサ及び前記金属センサは前記転動通路を挟んで対面する保持部とそれらを結合する横梁部とによりコ字型に一体化され、かつ前記転動通路を転動するコインの上下方向の端部に相対して対向配置され、前記光電センサは前記金属センサに対して前記転動通路の上流側に配置され、前記光電センサ及び前記金属センサの出力順及び時間幅を基準値と比較して真正コインを判別する判別回路を有することを特徴とするコインセレクタである。
光電センサは、コインによって光軸を遮られた場合、コインの検知信号を出力する。
金属センサは、コインが金属であるため、コインの接近によりその出力が変化し、この変化量が所定値以上の場合、検知信号を出力する。
これらセンサからの検知信号が所定の順番で、所定の時間、出力された場合、真正コインとして判別される。
赤外線が投光された場合、光電センサは検知信号を出力することがあるが、金属センサは何ら反応せず、検知信号を出力しない。
換言すれば、コインを不正に入手できない利点がある。
また、光電センサは、コインの一部に相対する光電センサであり、金属センサは、コインの一部に相対する金属センサであるので、既存のセンサを使用することができる。
したがって、センサがそれぞれ特殊形状でないため、安価に作ることができる。
さらに、各センサは、それぞれぞコインの一部に相対するので、コイン検知装置を小型化できる利点がある。
図2は、図1におけるA―A線断面図である。
図3は、実施例のコイン検知装置の金属センサの概要斜視図である。
図4は、実施例のコイン検知装置の金属センサの検知回路図である。
図5は、実施例のコイン検知装置の作用説明図である。
本体102は、図2において時計方向に約10度傾斜した状態で取り付けられている。
図2に示すように、ガイドレール104は、コインCの厚みとほぼ同一の幅を有している。
本体102、ガイドレール104及びガイド板によってコインの転動通路110が形成されている。
図1に示すように、転動通路110は、投入口112から垂直に下降する垂直部114、弧状部116、及び、右下がりに傾斜する傾斜部118を含んでいる。
したがって、投入口112に投入されたコインCは、垂直部114を落下した後、弧状部116により図1において右方へ方向転換され、傾斜部118において、その下周面がガイドレール104に支えられ、かつ、下面が本体102に支えられつつ転動する。
コインCの直径が所定値よりも小さい場合、直径選別部106においてガイドレール104から落下し、選別される。
コインCが所定値よりも大きい場合、投入口112においてストップされることにより選別される。
コイン検知装置108は、光電センサ120及び金属センサ122を含んでいる。
本実施例において、光電センサ及び金属センサは各一個であるが、一方を複数に、又は両方を複数にすることができる。
しかし、光電センサ及び金属センサがそれぞれ複数の場合、設置スペースが大きくなるため、少なくとも各一個あれば十分である。
センサ本体120は、角柱状であってほぼ水平に配置した横梁部130、横梁部130から下方に向かって所定の間隔で平行に突出する柱状の投光部保持部132及び受光部保持部134を含んでいる。
投光部保持部134内には、投光素子126が配置され、受光部保持部134には受光素子128が配置されている。
また、投光部保持部132は、外部から投光される赤外線等の光線を遮蔽するため、光線遮蔽材料にて形成されている。
受光部保持部134には、前記投光素子126に相対して受光スリット136が形成されている。
受光素子128からの非受光信号に基づいてコインCの通過を検知する。
この受光部保持部134も、光線遮蔽材料にて形成されている。
金属センサ122は、金属が近接した場合、検知信号を出力する機能を有し、所謂近接センサである。
コア140Aは、フェライトなどの強磁性体により形成され、図3に示すように四角柱状をしている。
このコア140Aの端面142Aは、長方形をしており、その長軸144はコインCの進行方向Bに対しほぼ直交している。
矩形状に巻いたコイル146Aを、コア140Aに外装して接着剤でコア140Aに固定しても良い。
しかし、銅線を巻き付けてコア140Aに密着させた場合、磁束発生効率が高い。
この隔壁148Aは、底部150Aによってコア140Aと接続されている。
すなわち、コア140A、隔壁148A及び底部150Aは一体成形により作られている。
これらコア140A、隔壁148A、底部150A及びコイル146Aによってセンサ152Aを構成している。
しかし、隔壁148Aでコイル146Aの周囲を囲った場合、磁束はコア140Aに集束し、隔壁148Aを通ってループするため、隔壁148Aの周囲に金属が配置されていても検出精度が影響を受けないという利点がある。
さらに、コア140Aと隔壁148Aとを底部150Aにより接続することにより、コア140Aと隔壁148Aとをループする磁束が、底部150Aを通ってループするため、検出精度が更に影響されないという利点を有する。
センサ152Bの構成部品は、センサ152Aの参照記号のAをBに代えて付してある。
したがって、センサ152Aとセンサ152Bとは所定距離離れて相対配置され、センサユニット154を構成している。
この凹部158には、後述の検知回路160を実装した基板162が取り付けられ、蓋164により前記凹部158を覆うことにより、一体化してある。
基板162には、制御装置(図示せず)との通信のためのコネクタ166が固定されている。
換言すれば、第1コア保持部168と第2コア保持部170との間に所定幅のコイン通路172が形成されている。
センサ152Bが第1コア保持部168に配置され、センサ152Aが第2コア保持部170に配置されている。
コイン通路172は、転動通路110と重なりあい、ガイドレール104に案内されるコインCの上端部がセンサ150Aと150Bとの間を通過する。
センサ152Aのコイル146Aとセンサ152Bのコイル146Bは、和動接続されてコルピッツ型などの高周波発振回路178に接続されている。
発振回路178は、検波回路180を介してスイッチング回路としてのトランジスタ182に接続されている。
そのため、発振エネルギーが減衰されてコイル146A及び146Bの発振が停止する。
その停止により、トランジスタ182がオンになることを利用してコインCの存在を検知する。
まず、真正コインCが転動通路110を転動してきたケースを説明する。
コインCは、直径選別部106を通過した後、その上端部が、投光素子126からの投光を所定時間遮断するので、光電センサ120は投光が遮断されている間、検知信号Dを出力する(図5(a)参照)。
これにより、コインCがコア140Aと140Bに相対している間、検知信号Eを出力する(図5(b)参照)。
また、赤外線を投射した場合、金属センサ122は赤外線に反応して検知信号Eを出力しないから、コインCの通過信号を出力することがない。
さらに、金属センサ122は、光電センサ120と同様の形状であるから、既存のコインセレクタの光電センサに置き換えることができる。
本実施例のように、コインの進行に対し、光電センサを上流に、金属センサを下流に配置した場合、上流側の光電センサの出力を利用して新コインの受け入れを阻止するためのストッパを制御できるので、高速化に適している。
換言すれば、光電センサの出力は、反応の鈍い金属センサよりも早く出力されるので、連続投入されるコインのキャンセルを確実に行うことができる。
110 転動通路
106 直径選別部
120 光電センサ
122 金属センサ
Claims (1)
- コイン(C)の転動通路(110)に沿って形成した直径選別部(106)の下流に配置した複数のセンサからの信号に基づいて前記コインの通過を検知するコインセレクタにおいて、
前記センサの少なくとも一つをコインの一部に相対する光電センサ(120)とし、他の少なくとも一つをコインの一部に相対する金属センサ(122)とし、
前記光電センサ及び前記金属センサは前記転動通路を挟んで対面する保持部(132、134)とそれらを結合する横梁部(130)とによりコ字型に一体化され、かつ前記転動通路を転動するコインの上下方向の端部に相対して対向配置され、
前記光電センサは前記金属センサに対して前記転動通路の上流側に配置され、
前記光電センサ及び前記金属センサの出力順及び時間幅を基準値と比較して真正コインを判別する判別回路を有することを特徴とするコインセレクタ。
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