JP4103870B2 - 硬貨識別装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動販売機等に使用される硬貨識別装置に関するものである。
以下、従来の硬貨識別装置について説明する。従来の硬貨識別装置は、図8に示すような構成となっていた。図8において、1は、硬貨の投入口であり、2は投入口1に連結された通路である。3,4,5は通路2の壁面に設けられた識別センサであり、夫々硬貨の凹凸、材質、材厚を検出するものである。そして、これらの識別センサ3,4,5の出力は硬貨の識別部6に接続されており、この識別部6で投入された硬貨の正、偽および硬貨の種類を判定していた。
7は、通路2の終端に連結されたゲートであり、識別部6で「偽」と判定された硬貨を直接出口8に導くものである。また、識別部6で「正」と判定された硬貨は振り分け部9に導かれ、この振り分け部9で硬貨が種類別に振り分けられる。そして、夫々の種類ごとの収納筒10に導かれる。また、11は、収納筒10の底辺に設けられた払い出し部であり、釣銭払い出し等においては、必要な種類の硬貨を必要な枚数だけ払い出すものである。
図9は、識別センサ3,4,5の出力波形図である。図9において、12は凹凸センサ3の出力であり、13は材質センサ4の出力であり、14は材厚センサ5の出力である。ここで、横軸15は時間であり、縦軸16は識別センサ3,4,5から出力される出力レベルである。
このように、夫々の識別センサ3,4,5の出力は、硬貨の種類に応じて夫々特徴あるレベルや波形を有しており、この出力波形の全てを用いて、識別部6で硬貨の種類を識別していた。
そして、この出力波形を得るために、通路2と識別センサ3,4,5との関係は、図10に示すような関係になっていた。即ち、通路2の側壁にこの通路2の底面と平行に識別センサ3,4,5が設けられていた。そして、この通路2は、硬貨17の端が最初の識別センサ3に接する位置18aから、順次識別センサ3,4,5の中心点に対する通路2の位置18b,18c,18dを通って、最後の識別センサ5を抜ける位置18eまで安定して転動できるように設けられていた。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開平8−161574号公報
このように従来の硬貨識別装置では、識別センサ3,4,5からの全ての出力を用いて硬貨の識別を行うので、通路2は硬貨17の端が最初の識別センサ3に接する位置18aから硬貨17の端が最後の識別センサ5から抜ける位置18eまでの長さが少なくとも必要であった。
ここで、識別センサ3,4,5からの出力波形は、図9に示すように、1種類の硬貨17に限れば、そのどの部位をとっても中央部に対して略対称特性を示している。特に材質センサ4、材厚センサ5、及び詳細は省略するが材質センサ4と同様の構成で材質センサ4よりも通路2から高い位置に配置して用いられる外径センサにおいては、出力波形の対称性が非常に高くなる。従って、少なくとも最終センサ5の中央点まで硬貨17の中央部が転動してくれば、全ての情報は得ることができるものである。にも係わらず最後の識別センサ5から硬貨17の端が抜ける位置18eまで通路2を設けていたので、どうしても硬貨識別装置が大型化してしまうという問題があった。
本発明は、このような問題を解決したもので、小型化された硬貨識別装置を提供することを目的としたものである。
そしてこの目的を達成するために本発明の硬貨識別装置は、投入口から最も遠い位置に配設された最終センサの出力波形の前縁点の時点と、前記最終センサを除く他の識別センサの出力波形の前縁点及び後縁点の時点に基づいて、前記最終センサから識別部へ最終入力する時点を、投入硬貨が前記最終センサの略中央を通過する時点としたものである。これにより、所期の目的を達成することができる。
以上のように本発明は、投入口から最も遠い位置に配設された最終センサの出力波形の前縁点の時点と、前記最終センサを除く他の識別センサの出力波形の前縁点及び後縁点の時点に基づいて、前記最終センサから識別部へ最終入力する時点を、投入硬貨が前記最終センサの略中央を通過する時点としたものである。
従って、最終センサを硬貨が完全に通過をする以前に識別部への入力を終了することができるので、通路の長さを短くすることができ、結果として硬貨識別装置の小型化を図ることができる。
また、最終センサを硬貨の通過が完全に終了する以前までの入力で識別を行うので、識別の高速化を図ることができる。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における硬貨識別装置の正面図である。図1において、21は、硬貨の投入口であり、22は投入口21に連結されるとともに、筐体23の一方の縦側面23aに向かって伸びたガイドである。そしてこのガイド22の延長上にどの硬貨よりも堅い材質で形成されたスナバー24が設けられている。25は、このスナバー24に連結されるとともに筐体23の他方の側面23bに向かって設けられた通路である。従って、投入された硬貨はこのスナバー24で略90度進行方向を変えることになる。
この通路25は、図2に示すように、水平面に対して角度26が10度から12度下流方向に向かって傾いており、この通路25上を硬貨が自然転動する。
27,28,29は通路25の壁面に設けられた識別センサであり、投入口21側からこの順に配置されている。また、最初のセンサ27はガイド22の真下より他方の側面23b側にあり、投入口21から強制的な力を硬貨に加えたとしても、硬貨はこのセンサ27とは重なり合うことなくスナバー24或いは通路25に到達すると共に、このセンサ27の位置では略一定の速度で転動する。従って、正確な認識ができる。
なお、識別センサ27,28,29は、フェライトコアと、フェライトコアに巻回されたコイルと、このコイルに接続されたコンデンサ及び正帰還回路で成る発振回路と、この発振回路の発振波形を正弦波から発振レベルを示す信号に変換する整流回路とから構成されている。従って、識別センサ27,28,29からの出力は、直流信号が出力される。
また、硬貨の凹凸を検出する凹凸センサ27と、硬貨の材質を検知する材質センサ28と、硬貨の厚みを検知する材厚センサ29がこの順に並んでいる。これらの識別センサ27,28,29の中心は通路25から一定の距離(13.25mm)30に設けられている。
凹凸センサ27の直径は8.3mmであり、材質センサ28と材厚センサ29の直径は共に12.5mmである。また、凹凸センサ27と材質センサ28との中心間の距離31は11.5mmであり、材質センサ28と材厚センサ29との中心間の距離32は13.5mmである。そして、凹凸センサ27と材厚センサ29の中心間の距離33は25mmにしている。このように識別センサ27,28,29を配置することにより、投入された硬貨は必ず複数の識別センサにより同時に検出されるタイミングを有することになる。
また、凹凸センサ27と材厚センサ29とは、図3に示すように2つのコイル34と35を通路25に対向して配置し、これらのコイル34,35を相互インダクタンスが負になるように直列逆相接続している。従って、通路25を転動する硬貨36の凹凸や厚みを通路25の両側から検知できるので、硬貨36が通路25の側壁あるいは通路25の中央部分を通過するといった硬貨36の通過する位置に関係なく高い検知精度が得られる。即ち、各コイル34,35の出力は硬貨36の通過位置の影響を受けて夫々の出力では検知精度の低下要因になるが、両側から検知した場合にはこの影響が相殺されるから高い検知精度が得られるものである。
また、材質センサ28は、コイル34,35を巻いたセンサ28を通路25に対向して配置し、これらのコイル34,35を相互インダクタンスが正になるように直列同相接続している。従って、硬貨36の材質を通路25の両側から検知できるので、硬貨36が通路25の側壁あるいは通路25の中央部分を通過するといった硬貨36の通過位置に関係なく高い検知精度が得られる。即ち、各コイル34,35の出力は硬貨36の通過位置の影響を受けて夫々単独では検知精度の低下要因になるが、両側から検知した場合にはこの影響が相殺されるから高い検知精度が得られるものである。
図1に戻って、これらの識別センサ27,28,29の出力は硬貨の識別部37に接続されており、この識別部37で投入された硬貨36の正、偽および硬貨36の種類(10円、50円、100円、500円)を判定している。
38は、通路25の終端に設けられたゲートであり、このゲート38の設けられている位置で、通路25は垂直下方向の通路25aへと略90度方向を転換する。従って、通路25を転動してきた硬貨36は材厚センサ29を通過した後、その方向を90度変更してゲート38に導かれる。このゲート38では、識別部37で「偽」と判定された硬貨36は奥の通路39を通って出口40に導かれる。
また、識別部37で「正」と判定された硬貨36は振り分け部41で種類別に振り分けられ、夫々の種類ごとの収納筒42aから42dに夫々10円、50円、100円、500円が収納される。また、43は収納筒42の底辺に設けられた払い出し部であり、釣銭等の払い出しにおいては、必要な種類の硬貨36を必要な枚数だけ払い出すものである。
図4は、識別センサ27,28,29と、通路25と、硬貨36との関係を示した断面図である。図4において、46aは硬貨36の端が凹凸センサ27(投入口21に一番近いセンサ)に接する位置であり、ここから、凹凸センサ27が硬貨36を検知してその情報を識別部37に向かって出力する。
そして、硬貨36が通路25を転動して、位置46bで硬貨36の中央部が凹凸センサ27の中央点に来る。以後同様に位置46cで硬貨36の中央部が材質センサ28の中央点となり、位置46dで硬貨36の中央部が材厚センサ29の中央点となる。また、46eの位置で硬貨36の端が材質センサ28から完全に離れることになる。
硬貨36の対称性を考慮すると、通路25の長さは46eの位置までで、略完全に硬貨36の特徴を抽出することができることになる。即ち、従来のように、硬貨36が材厚センサ29(最終センサ)を完全に抜けるまで通路25は必要ないことになる(図10における位置18eまで)。従って、本実施の形態では、通路25の長さを硬貨36の中央部が材厚センサ29の中央点となるまでの位置46dか、或いは硬貨36の端が材質センサ28を抜ける位置46eの何れか遅い方までとしている。そして、この位置46eの後、直ぐに通路25は略直角に曲がって通路25aに連結している。従って、従来の通路2に比べて、硬貨36の略半分の寸法だけ通路25の長さを短くすることができる。
このように通路25を従来に比べて短くしても、硬貨36の対称性から硬貨36の中央部が材厚センサ29(最終センサ)の中央点を過ぎれば全ての情報を識別37は得ることができる。従って、通路25を短縮化することができ、その結果、硬貨識別装置の小型化を実現することができる。また、材厚センサ29を硬貨36が抜ける前に全ての入力を識別部37が得ることができるので、処理の高速化を実現することができる。
本実施の形態においては、材厚センサ29の硬貨36の中央点を硬貨36の中央部が通過する時期に材厚センサ29の識別部37への入力を終了する時期としている。しかし、硬貨36の対称性から材厚センサ29で硬貨36の外周部及び中央部の特性を検知することができる。従って、識別性能に影響を与えることなく、識別の高速化と小型化が可能である。
更に、最終センサである材厚センサ29には、時間に対して略対称な波形を出力する識別センサを用いているので、識別性能に与える影響を抑えながら、識別の高速化と小型化が可能である。
次に、図5を用いて、識別部37について説明する。図5において、27,28,29は夫々投入された硬貨の凹凸、材質、材厚を識別する識別センサである。そして、この識別センサ27,28,29の出力は識別部37内に設けられるとともに硬貨の特徴を検出してその特徴を表す特徴量に変換する検知手段45,46,47に接続されている。これらの検知手段45,46,47の出力は夫々比較手段48,49,50の一方の入力に接続されるとともに他方の入力にはメモリ51の出力が夫々接続されている。そして、この比較手段48,49,50の出力は判定手段52に接続されており、この判定手段52の出力は出力端子53に接続されている。
なお、識別センサ27,28,29の出力に夫々検知手段45,46,47と比較手段48,49,50を夫々1個ずつ合計3個設けているが、これは、識別センサ27,28,29の出力に電子的な切り替えスイッチを設けて、この切り替えスイッチにより、時分割で順次検知手段とこれに直列接続された比較手段に供給すれば、検知手段と比較手段は1つで良い。
以上のように構成された硬貨識別装置について、以下にその動作を説明する。硬貨の投入口21から投入された硬貨36は、投入口21に連結して設けられた通路25を転動する途中において、この通路25の側面に設けられた識別センサ27,28,29を通過する。
これらの識別センサ27,28,29から出力される各センサ中の発振回路の発振レベルを示す信号は、検知手段45,46,47に夫々入力される。これらの検知手段45,46,47では、入力された発振レベル信号から最大変化量等を検知して前記硬貨の特徴を表す特徴量として出力される。そして、この特徴量は、メモリ51内に格納されている基準データの夫々と比較手段48,49,50で比較される。そしてこの比較結果に基づいて判定手段52で投入された硬貨36の正偽及び種類を判定している。そして、この判定結果は出力端子53から出力される。
以下、硬貨の判定について述べる。図6において、61は凹凸センサ27から出力される波形であり、62は材質センサ28から出力される波形であり、63は材厚センサ29から出力される波形である。ここで、横軸64は時間であり、縦軸65は識別センサ27,28,29の出力レベルである。61aは波形61の前縁点であり、61bは後縁点である。これらは夫々波形61の最大値61cの値の34%になる点にしている。この値は最大値の略3分の1にしておくことが望ましい。これは、電圧変動等で硬貨36の最大値がばらついても、前縁点61aと後縁点61bを相対的に安定させるためである。
以下、材質センサ28の波形62も同様に前縁点62a、後縁点62bおよび最大値62cを定めている。また材厚センサ29の波形63も同様に前縁点63a、最大値63cを定めている。
66は、凹凸センサ27の前縁点61aから後縁点61bまでの時間であり凹凸センサ出力持続時間とする。同様に67は、材質センサ28の前縁点62aから後縁点62bまでの時間であり材質センサ出力持続時間とする。この材質センサ出力持続時間67は、硬貨36の材質によって異なる値を示すセンサであり、硬貨36の汚れや凹凸による影響を受け難い。従って、硬貨36の外径を検知するのに適している。
また、68は凹凸センサ27の前縁点61aと材厚センサ29の前縁点63a間の時間を計測した第1の時間であり、69は、凹凸センサ27の後縁点61bと材質センサ28の後縁点62b間を計測した第2の時間である。以上のような計測点から硬貨36の外径は、第1の時間68と第2の時間69の和で、材質センサ出力持続時間67を除して求めている。このことにより、材質センサ28の材質センサ出力持続時間67を夫々のセンサの前縁点、後縁点を用いた第1の時間68、第2の時間69で正規化しているので、たとえ、通路の汚れや、硬貨の汚れによる各センサの出力レベルのばらつきや、電源電圧の変動による各センサのばらつきがあったとしても正確な外径を検知することができる。また、第1の時間68及び第2の時間69を用いているので、最初の凹凸センサ27から最後の材厚センサ29までの長い時間で補正しているので、通路の極端な通過時間の相違も検出することができる。
なお、本実施の形態においては、以下のような特徴も有している。即ち、材厚センサ29(最終センサ)の前縁点63aと、この材厚センサ29を除く他の識別センサ27,28の前縁点61a,62a及び後縁点61b,62bとに基づいて、材厚センサ29の識別部37への入力を決定しているので、材厚センサ29からの入力を終了する時期の決定を簡素化することができる。
具体的には、凹凸センサ出力持続時間66の中心点を求めて凹凸センサ27の波形66の中央点61dとし、同様に材質センサ出力持続時間67の中心点を求めて材質センサ28の波形67の中央点62dとする。そして、凹凸センサ27の中央点61dと材質センサ28の中央点62dとの間隔70を一定倍した時間71が、材質センサ28の中央点62dから経過した時点を、材厚センサ29の入力を終了する時期63dとしている。時間71と間隔70との比率は、材厚センサ29の入力を終了する時期63dが、材厚センサ29の波形63の略中央となるように予め定めている。
このように、材厚センサ29以外の凹凸センサ27或いは材質センサ28の中央点に基づいて材厚センサ29の識別部37への入力を終了する時期を決定することができるので、材厚センサ29の入力を終了する時期を正確に決定することができる。また、凹凸センサ27と材質センサ28の中央点を、その識別センサ27,28の前縁点61a,62aと後縁点61b,62bとから求めることができるので、中央点を容易な方法で正確に求めることができる。
更に、3個の識別センサ27,28,29を設けており、材厚センサ29以外の2個の識別センサ27,28の中央点に基づいて材厚センサ29の識別部37への入力を終了する時期を決定することができるので、材厚センサ29の入力を終了する時期を正確に決定することができる。
本実施の形態では、凹凸センサ27と材質センサ28の両中央点61d,62dを利用する方法を用いているが、これに限らず各センサの前縁点と最終センサ以外のセンサの後縁点を用いれば、最終センサの入力を終了する時期を決定することができる。
(実施の形態2)
図7は、実施の形態2における識別センサの出力波形図である。実施の形態2においては、一つのセンサに2種類のコイルを巻いて形成したものである。すなわち、同一のコアに材質センサ81と凹凸センサ82のコイルを巻いたものである。
この場合も凹凸センサ82の前縁点82aと材質センサ81の前縁点81a間の第3の時間83と、材質センサ81の後縁点81bと凹凸センサ82の後縁点82b間の第4の時間84の和で、材質センサ出力持続時間85を除してもほぼ同様の効果が得られる。なお、図7において、横軸86は時間であり、縦軸87は、識別センサ81,82の出力レベルである。
この場合、一つのセンサに2種類のコイルを巻いて形成しているので、実施の形態1に比べて、通路25の更なる短縮化が実現でき、硬貨識別装置の小型化が実現できる。
本発明にかかる硬貨識別装置は、小型化を実現することができるので、自動販売機等に用いられる硬貨識別装置として有用である。
本発明の実施の形態1における硬貨識別装置の正面図 同、要部拡大図 同、通路を側面から見た断面図 同、通路を正面から見た断面図 同、硬貨識別装置のブロック図 同、識別センサの出力波形図 同、実施の形態2における識別センサの出力波形図 従来例の硬貨識別装置の正面図 同、識別センサの出力波形図 同、通路を正面から見た断面図
符号の説明
21 投入口
25 通路
27 凹凸センサ
28 材質センサ
29 材厚センサ(最終センサ)
37 識別部
63a 前縁点
63d 材厚センサ(最終センサ)の入力を終了する時期

Claims (6)

  1. 硬貨の投入口と、この投入口に連結された通路と、この通路に配置された少なくとも2個の識別センサと、これらの識別センサに接続された識別部とを備え、前記投入口から最も遠い識別センサ(以後、最終センサという)の出力波形の前縁点の時点と、前記最終センサを除く他の識別センサの出力波形の前縁点及び後縁点の時点に基づいて、前記最終センサから前記識別部へ最終入力する時点を、投入硬貨が前記最終センサの略中央を通過する時点とした硬貨識別装置。
  2. 最終センサからの出力波形は、時間に対して略対称な波形を出力する識別センサを用いた請求項1に記載の硬貨識別装置。
  3. 最終センサとして、材厚センサを用いた請求項2に記載の硬貨識別装置。
  4. 最終センサ以外の少なくとも1個の識別センサの出力波形の中央点の時点に基づいて、前記最終センサ出力から識別部への入力を終了する請求項1に記載の硬貨識別装置。
  5. 識別センサの出力波形の中央点の時点を、その識別センサの出力波形の前縁点の時点と後縁点の時点から求める請求項4に記載の硬貨識別装置。
  6. 3個の識別センサを備え、最終センサ以外の識別センサの出力波形の中央点の時点に基づいて、前記最終センサから識別部への入力を終了する請求項1に記載の硬貨識別装置。
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