JP2002073873A - 予約システム - Google Patents

予約システム

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JP2002073873A
JP2002073873A JP2000255019A JP2000255019A JP2002073873A JP 2002073873 A JP2002073873 A JP 2002073873A JP 2000255019 A JP2000255019 A JP 2000255019A JP 2000255019 A JP2000255019 A JP 2000255019A JP 2002073873 A JP2002073873 A JP 2002073873A
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JP2000255019A
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Kazuhiro Hirano
和弘 平野
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Tamura Electric Works Ltd
Original Assignee
Tamura Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊園地で人気が集中する乗り物を利用する場
合のように、利用者の利用の際に利用者の待ち行列が生
じるサービスを利用する場合に利用者の待ち行列を回避
する。 【解決手段】 乗り物1A〜1Nの予約を行う予約端末
3A〜3Nと、乗り物1A〜1Nの近傍に配置され利用
者の対応の乗り物の利用の可否を制御する入場ゲート端
末2A〜2Nと、センタ4とを備え、センタ4は予約端
末により予約された予約乗り物の管理を行うと共に、入
場ゲート端末を制御し予約端末により予約された予約乗
り物の利用を許容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者の利用の際
に利用者の待ち行列が生じるようなサービスの予約を行
う予約システムに関する。
【0002】
【従来の技術】遊園地などでジェットコースター等の乗
り物を利用する場合、従来は、遊園地の所定の場所で所
望の乗り物用のチケットを購入し、該当乗り物のゲート
付近でそのチケットを管理者に手渡した後、前記乗り物
を利用するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような遊園地では
特定の乗り物に利用者の人気が集中することがあり、こ
のような場合、利用者はその乗り物のゲート付近に並ん
で自身の順番が来るまで待機しなければならず、効率が
悪いという問題があった。したがって、本発明は、例え
ば遊園地で人気が集中する乗り物を利用する場合のよう
に、利用者の利用の際に利用者の待ち行列が生じるサー
ビスを利用する場合に利用者の待ち行列を防止すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、サービスの利用の予約を行う第1の
端末(予約端末)と、第1の端末により予約された予約
サービスの管理を行うセンタと、センタにおける予約サ
ービスの管理データに基づいて利用者によるサービスの
利用を許容する第2の端末(入場ゲート端末)とを設け
たものである。
【0005】また、固有の番号が記憶されるカードを備
え、第1の端末は、利用者によりカードが挿入されると
このカードの番号をセンタへ伝達するとともに、利用者
によりサービスの予約が選択されるとこの予約サービス
をセンタへ伝達する伝達手段と、センタから予約サービ
スの提供予定時間が通知されるとこの提供予定時間を利
用者へ報知する報知手段とを有し、センタは、サービス
を予約した利用者のカードの番号がサービス毎に登録さ
れたテーブルと、第1の端末から伝達されたカードの番
号及び予約サービスを受信すると、テーブルの登録情報
に基づいてこの予約サービスの提供予定時間を演算する
演算手段と、演算手段の演算結果を第1の端末へ通知す
るとともに、第1の端末からの予約サービスをテーブル
に登録する登録手段と、利用者により挿入されたカード
の番号が第2の端末から通知されると、テーブルの登録
情報に基づいて利用者の認証を行い認証結果を第2の端
末へ通知する通知手段とを有し、第2の端末は、利用者
によりカードが挿入されると、このカードの番号をセン
タへ通知するとともに、このカードの番号の通知に対し
てセンタから通知された認証結果に基づき予約サービス
の利用の可否を判断する判断手段を有するものである。
【0006】また、センタは、第1の端末からカードの
番号を受信すると、テーブルの登録情報に基づいてこの
カードによる予約済みのサービスの件数を判断し、サー
ビスが所定件数以上予約済みとなっている場合は予約を
拒否する予約拒否手段を有するものである。また、カー
ドは、さらに価値情報を蓄積し、第2の端末は、判断手
段が予約サービスの利用を可能と判断した場合はカード
の価値情報からこの予約サービスの利用額を差し引いた
残額をカードに記録する手段を有するものである。ま
た、センタの演算手段は、テーブルの予約サービスに対
応して記憶されている全ての予約利用者数と、この予約
サービスの1回当たりの利用者数と、この予約サービス
の提供時間間隔とに基づいて提供予定時間を演算するも
のである。また、第2の端末の判断手段は、予約サービ
スの利用を可能と判断した場合は利用開始情報をセンタ
へ送信し、センタは、第2の端末から利用開始情報を受
信すると、テーブルの対応する予約サービスの予約済み
件数を1つ減算するものである。
【0007】また、第1の端末は、カードに対して価値
情報の蓄積が可能な蓄積手段を有するものである。ま
た、第1の端末は、センタから予約サービスの提供予定
時間が通知されると、この予約サービス及び提供予定時
間をカードに記録する手段と、所定の操作に基づきカー
ドから予約サービス及び提供予定時間を読み出して表示
する手段とを有するものである。また、第1の端末は、
センタに対してカードの番号とともに予約サービスのキ
ャンセル要求を送信する手段を有し、センタは、第1の
端末からカードの番号と予約サービスのキャンセル要求
を受信すると、テーブルの対応する予約サービスの予約
済み件数を1つ減算するものである。また、第1の端末
は、所定の操作に基づきカードの価値情報に相当する金
額の返金を行うとともに、カードの価値情報を消去する
手段を有するものである。また、カードをICカードに
より構成し、第1の端末及び第2の端末は、ICカード
の番号及び価値情報の読み取りを行うとともに価値情報
の書き込みを行うカードリーダライタを有するものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図1は、本発明に係る予約システムの構
成を示すブロック図である。この予約システムは例えば
遊園地などの乗り物の予約を行うシステムであって、図
1に示すように、各乗り物1A〜1Nの入場ゲート近傍
に配置された入場ゲート端末2A〜2Nと、前記遊園地
に配置され利用者が各乗り物1A〜1Nの利用を予約す
るための予約端末3A〜3Nと、各入場ゲート端末2A
〜2N及び予約端末3A〜3NとLAN接続され各入場
ゲート端末2A〜2N及び予約端末3A〜3Nを制御す
るセンタ4とからなる。
【0009】このような予約システムでは、利用者は自
身がその遊園地で購入した金額がチャージされているI
Cカード5を予約端末3に挿入して所望の乗り物の予約
を行う。こうした利用者の乗り物の予約状況は、センタ
4においてそのICカード固有の番号(カードID)に
基づいて管理され、この場合、センタ4から利用者へそ
の予約乗り物の乗車予定時刻が報知される。そして、乗
車予定時刻に近づき利用者が自身の予約した乗り物に乗
るためにその予約乗り物の近傍の入場ゲート端末2に自
身のICカード5を挿入すると、入場ゲート端末2では
挿入したICカード5の番号をセンタ4へ送信する。セ
ンタ4では予め予約端末3から受信し管理しているその
ICカードの番号と照合して利用者本人の認証を行い、
認証結果を含む予約情報を入場ゲート端末2へ返送す
る。入場ゲート端末2ではセンタ4からの予約情報を受
信した場合、その情報に含まれる認証結果がOKの場合
は、利用者の該当乗り物の利用を許容する。これによ
り、利用者の該当乗り物の利用が可能になる。
【0010】図2(a)は予約端末3,センタ4及び入
場ゲート端末2の詳細な構成を示すブロック図である。
予約端末3は、図2(a)に示すように、予約端末3全
体を制御するCPU31と、ICカード5のデータの読
み出し及び再生を行うカードリーダライタ32と、投入
された硬貨や紙幣などの処理を行う貨幣処理部33と、
情報を記憶するRAM34と、操作部35と、表示部3
6と、センタ4と情報のやりとりを行うLANコントロ
ーラ等の通信I/F37とからなる。
【0011】また、センタ4は、図2(a)に示すよう
に、センタ4全体制御するCPU41と、情報を記憶す
るRAM42と、各予約端末3A〜3Nと情報のやりと
りを行うLANコントローラ等の通信I/F43と、各
入場ゲート端末2A〜2Nと情報のやりとりを行うLA
Nコントローラ等の通信I/F44と、表示器やプリン
タなどからなる外部出力装置45と、時計部46とから
なる。ここで、RAM42には各利用者の乗り物1の予
約状況を示すテーブル42Aが設けられ、テーブル42
Aは図2(b)に示すように、各乗り物1A〜1Nに対
応してその乗り物を予約した各利用者のICカード5の
カード番号が記憶され、さらにカード番号毎に予約件
数,乗車予定時刻が記憶されている。
【0012】さらに、入場ゲート端末2は、図2(a)
に示すように、入場ゲート端末2全体を制御するCPU
21と、ICカード5のデータの読み出し及び書き込み
を行うカードリーダライタ22と、情報を記憶するRA
M23と、操作部24と、表示部25と、センタ4と情
報のやりとりを行うLANコントローラ等の通信I/F
26とからなる。
【0013】さて、このように構成された予約システム
の動作を、図3〜図7に示す各フローチャートに基づい
て説明する。まず図3の予約端末3の動作から説明す
る。予約端末3の表示部36には初期画面表示として
「予約」、「予約の確認」、「料金のチャージ」、「残
金の返却」、「予約のキャンセル」等の各表示が行われ
ている。利用者が遊園地の乗り物に乗る場合は、利用者
は予約端末3の表示部36の各表示のうち、「予約」表
示を選択し予約モードに設定してから(ステップS
1)、自身が購入したICカード5を予約端末3に挿入
する(ステップS2)。このICカード5には乗り物の
チケット種別が記憶されている。予約端末3のCPU3
1は、挿入ICカード5からカードリーダライタ32が
読み取ったチケット種別を判定する(ステップS3)。
【0014】ここで、チケット種別としては、一日フリ
ーパスポート券や、回数券などのようなノーマル券があ
り、一日フリーパスポート券の場合は全ての乗り物につ
ての利用が可能で、かつその利用料金は既に支払い済み
であることから乗り物の予約が可能であるとしてICカ
ード5のカード番号,カード種別及び予約要求情報をを
センタ4へ送信する(ステップS4)。また、ノーマル
券の場合はICカード5の残高確認を行って(ステップ
S5)残高が十分にある場合は、同様に予約可能と判断
してICカード5の番号,カード種別及び予約要求情報
をセンタ4へ送信する(ステップS4)。なお、チケッ
ト種別がノーマル券の場合でICカード5に残高が無い
場合は予約端末3のCPU31は予約不可能と判断し表
示部36の表示を「TOP画面」、即ち初期画面表示に
戻して処理を終了する。
【0015】ステップS4でカード番号及び予約要求情
報をセンタ4へ送信すると、センタ4では特定の人気乗
り物への殺到を排除するために、このカード番号の利用
者のその乗り物の残存予約件数を確認し、既に3件予約
している場合は予約不可を通知する。これにより、ステ
ップS6の「残件確認?」がNGとなり、予約端末3の
CPU31は表示部36の表示を前述の「TOP画面」
に戻して処理を終了する。また、予約件数が3件に満た
ない場合は予約可を通知し、これによりステップS6の
「残件確認?」がOKとなり、利用者の乗り物の予約が
可能になる。
【0016】ここで、利用者が利用したい乗り物(アト
ラクション)を操作部35を操作して選択すると(ステ
ップS7)、予約端末3のCPU31はその予約選択情
報をセンタ4へ通知する(ステップS8)。センタ4は
予約端末3からの選択された乗り物についての乗車予定
時刻を通知する(ステップS9)。予約端末3のCPU
31は、その待ち時間を受信すると表示部36にその乗
車予定時刻を表示する(ステップS10)。
【0017】利用者は予約端末3の表示部36に表示さ
れた乗車予定時刻を認識して、その乗り物について利用
するか否かの確認を行う。ここで、利用者がその乗り物
を利用するために操作部35を用いた利用操作を行うと
(ステップS11で「Y」)、予約端末3のCPU31
はその乗り物の予約確定情報をセンタ4へ送信し(ステ
ップS12)、かつカードリーダライタを制御しICカ
ード5にその予約乗り物と乗車予定時刻を記憶しかつ予
約件数も記憶(ステップS13)して予約処理を終了す
る。一方、利用者がその乗り物を利用しない場合は操作
部35の不利用操作が行われる(ステップS11で
「N」)。この場合、予約端末3のCPU31は表示部
36の表示を前述の「TOP画面」に戻して処理を終了
する。
【0018】次に、予約端末3のCPU31における乗
り物の予約状況の確認動作を図4(a)のフローチャー
トに基づいて説明する。利用者は、自身が予約した乗り
物の予約状況を確認する場合は、まず予約端末3の表示
部36の前記初期画面表示のうち、「予約の確認」表示
を選択し予約確認モードを設定してから(ステップS2
0)、ICカード5を予約端末3に挿入する(ステップ
S21)。すると、予約端末3のCPU31は、ICカ
ードリーダを制御してICカード5に記憶されている予
約乗り物及び乗車予定時刻を表示部36に表示する(ス
テップS23)。これにより、利用者は自身が予約した
乗り物の予約状況がどのような状況になっているかを一
目瞭然に識別できる。
【0019】次に、予約端末3のCPU31のICカー
ド5に対する料金のチャージ動作を図4(b)のフロー
チャートに基づいて説明する。ICカード5を一日フリ
ーパスポート券ではなく、回数券のようなノーマル券と
して購入した場合、利用者が乗り物を利用する毎にIC
カード5から利用料金が減算されICカード5には残高
が少なくなってくる。このような場合、利用者はまず予
約端末3の表示部36の前記初期画面表示のうち、「料
金のチャージ」表示を選択し料金チャージモードを設定
してから(ステップS30)、ICカード5を予約端末
3に挿入し、かつ所定額の貨幣を予約端末3に投入する
(ステップS31,32)。
【0020】すると、予約端末3のCPU31は、貨幣
処理部33により処理された投入貨幣の金額を入力して
表示部36に表示する。利用者は表示部36の投入金額
表示を認識して、ICカード5にいくらチャージすべき
か否かを決定し、操作部35を操作してチャージ金額を
選択する(ステップS33)。ここで、操作部35によ
り第1選択操作が行われた場合は予約端末3のCPU3
1はICカード5のメモリに1000円分をチャージす
る(ステップS34)。また、操作部35により第2選
択操作が行われた場合は予約端末3のCPU31はIC
カード5の図示しないメモリに2000円分をチャージ
する(ステップS35)。さらに、操作部35により第
3選択操作が行われた場合は予約端末3のCPU31は
ICカード5のメモリに3000円分をチャージする
(ステップS36))。なお、予約端末3のCPU31
はICカード5に料金のチャージを行った後、投入金額
に残額があれば貨幣処理部33を制御して残額を返却さ
せる。また、投入金額以上のチャージ金額が選択された
場合は、当然のことながらICカード5への料金チャー
ジは行わない。
【0021】次に、遊園地での乗り物の利用終了時の予
約端末3のCPU31の残高支払い動作を図5(a)の
フローチャートに基づいて説明する。利用者は遊園地で
の乗り物の利用を終了すると、まず予約端末3の表示部
36の前記初期画面表示のうち、「残金の返却」表示を
選択し、残金返却モードに設定してから(ステップS4
0)、自身のICカード5を予約端末5に挿入する(ス
テップS41)。すると、予約端末3のCPU31は、
そのICカード5がこの遊園地で利用されたICカード
か否かの認証を行い(ステップS42)、このカードが
この遊園地で利用されたカードでなければ、表示部36
の表示を「TOP画面」に戻して処理を終了する。
【0022】一方、利用者のICカード5の認証がOK
となる場合は、予約端末3のCPU31は、カードリー
ダライタ32によりICカード5の残高を読み取って表
示部36に表示する残高照会を行う(ステップS4
3)。利用者は表示部36に表示されたICカード5の
残高を認識して、残高があれば操作部35の返金操作を
行う。すると、ステップS44の判定が「Y」となり、
この場合、予約端末3のCPU31は、貨幣処理部33
を制御してICカード5の残額分を返却し、かつカード
リーダライタ32を制御してICカード5の残額を
「0」にする(ステップS45)。
【0023】次に、利用者により乗り物の予約がキャン
セルされる場合の予約端末3のCPU31の動作を図5
(b)のフローチャートに基づいて説明する。利用者は
乗り物の予約をキャンセルする場合は、まず予約端末3
の表示部36の前記初期画面表示のうち、「予約キャン
セル」表示を選択し、予約キャンセルモードを設定して
から(ステップS50)、自身のICカード5を予約端
末5に挿入する(ステップS51)。すると、予約端末
3のCPU31はそのカードの番号とキャンセル要求情
報をセンタ4へ送信する(ステップS52)。この場
合、センタ4ではそのカード番号のICカードよって乗
り物の予約が行われたか否かの認証を行い、乗り物の予
約が行われたICカードの場合は予約端末3へ認証OK
信号を返送する(ステップS53で「Y」のとき)。ま
た、予約端末3から通知されたカード番号のICカード
によって乗り物の予約が行われていないと判断した場合
は予約端末3へ認証NG信号を返送する(ステップS5
3で「N」のとき)。この場合、予約端末3のCPU3
1では表示部36の表示を「TOP画面」に戻して処理
を終了する。
【0024】ICカード5の認証OK信号が通知される
と、予約端末3のCPU31は、この認証OK信号の通
知に伴ってセンタ4から通知された予約済みの各乗り物
(アトラクション)の情報を受信して表示部36にその
予約乗り物の一覧を表示する(ステップS54)。利用
者は表示部36に表示された乗り物の予約状況を認識し
て、予約をキャンセルする場合はその乗り物を選択して
キャンセル操作を行う(ステップS55で「Y」)。す
ると、予約端末3のCPU31はキャンセルされた予約
乗り物の情報をセンタ4へ送信し(ステップS56)、
かつ、カードリーダライタを制御してICカード5に記
憶されている該当乗り物及びその乗車予定時刻を消去す
るとともに、ICカード5に記憶されている予約件数を
1つ減算する。これによりセンタ4において該当乗り物
の予約のキャンセルが行われる。こうして予約乗り物の
キャンセルが行われた後、利用者は新たな乗り物を予約
することができる。
【0025】図6は、入場ゲート端末2のCPU21の
動作を示すフローチャートである。利用者がICカード
5を用いて乗り物の予約を行うと、センタ4から前述し
たように利用者へ乗車予定時刻が通知される。利用者は
その乗車予定時刻より前(例えば5分前)に、予約した
乗り物に乗るために予約乗り物の近傍の入場ゲート端末
2に自身のICカード5を挿入すると、ステップS61
の「ICカード挿入?」が「Y」となる。この場合入場
ゲート端末2のCPU21はそのICカード5のカード
番号を読み取ってセンタ4へ送信する(ステップS6
2)。この場合、センタ4では、前述したように予め予
約端末3から受信し管理しているそのICカードの番号
と照合して利用者本人の認証を行い、認証結果を含む予
約情報を入場ゲート端末2へ返送する。入場ゲート端末
2のCPU21ではセンタ4からの予約情報を受信し
(ステップS63)、受信した予約情報に含まれる認証
結果がOKの場合(ステップS64で「Y」の場合)
は、予め自身のRAM23に記憶されている対応の乗り
物の運転ダイヤ情報を入力して例えば5分以内にその乗
り物の運転が開始(アトラクションの開始)されるか否
かを判断する(ステップS65)。
【0026】ここで、5分以内に予約乗り物の運転が開
始される場合は、利用者の乗り物への乗車が可能という
ことで、ICカード5に記憶されている該当乗り物及び
その乗車予定時刻を消去するとともに、ICカード5の
予約件数を1つ減算する(ステップS66)。そして、
利用者のICカード5が前記のようなノーマル券か否か
を判断し(ステップS67)、ノーマル券ではない場合
(即ち、前述の一日フリーパスポート券の場合)は、該
当乗り物の利用開始をセンタ4へ通知し(ステップS7
0)、処理を終了する。一方、ノーマル券の場合は、I
Cカード5のメモリの残額から該当乗り物の利用代金を
差し引き(ステップS68)、かつ該当乗り物の利用開
始をセンタ4へ通知し(ステップS69)、処理を終了
する。
【0027】なお、入場ゲート端末2では、該当乗り物
が故障し運転不能になる場合は、運転管理者により故障
入力が行われる。この場合、ステップS71の「故障入
力操作」が「Y」となり、入場ゲート端末2のCPU2
1はセンタ4へ該当乗り物の故障情報を送信する(ステ
ップS72)。これにより、利用者の該当乗り物の予約
はできなくなる。また、該当乗り物の故障が復旧し運転
管理者により故障復旧入力が行われると、ステップS7
3の「故障復旧入力操作」が「Y」となり、入場ゲート
端末2のCPU21はセンタ4へ該当乗り物の故障情報
を送信する(ステップS74)。これにより、利用者の
該当乗り物の予約が再開される。
【0028】図7は、このような入場ゲート端末2及び
予約端末3の動作に応動するセンタ4のCPU41の動
作を示すフローチャートである。センタ4のCPU41
は、予約端末3からの情報の受信判断(ステップS8
1)及び入場ゲート端末2からの情報の受信判断(ステ
ップS100)を行っており、予約端末3からの情報を
受信した場合は、その受信した情報について、ステップ
S82で判断する。
【0029】ここで、予約端末3から予約要求情報を受
信しステップS82の判定が「Y」となると、センタ4
のCPU41は、RAM42内に各乗り物の予約状況が
カード番号と予約件数毎に記憶されているテーブル42
Aを参照して、その予約端末3を利用して乗り物の予約
要求を行った利用者の乗り物の予約済み件数が3件以上
か否かを判断し(ステップS83)、3件以上の場合は
該当予約端末3へ予約不可能を示す予約NGを通知する
(ステップS84)。また、予約済み件数が3件に満た
ない場合でも該当乗り物が故障の場合(ステップS85
で「N」の場合)は予約NGを通知する。
【0030】上記の何れでもない場合は、センタ4のC
PU41は予約端末3へ予約可能を示す予約OKを通知
するとともに、予約可能な乗り物一覧を送信して表示さ
せる(ステップS86)。このような予約可能な乗り物
の表示に対し利用者が何れかの乗り物の予約選択を行う
ことにより、予約端末3からの予約選択情報を受信する
と(ステップS87で「Y」)、センタ4のCPU41
は、RAM42内のテーブル42Aからその選択情報で
示される乗り物を選択してその選択した乗り物につい
て、テーブル42Aに対応して記憶されている予約件数
に基づき乗車予定時刻を演算し、その演算結果を予約端
末3へ返送し表示させる(ステップS88)。この乗車
予定時刻の演算は例えば次のようにして演算する。即
ち、00分、10分、20分、・・・と、10分間隔で
運転される乗り物の予約が行われたとき既にその乗り物
の予約(即ち、カードの予約件数の和)がその乗り物の
定員の1〜2倍であれば待ち時間を例えば10分と演算
し、その乗り物の予約が定員の2〜3倍であれば待ち時
間を例えば20分と演算する。そして、演算した待ち時
間と、現在の時計部46の時刻とから乗車予定時刻を求
め、予約端末3へ送信して表示部36に表示させととも
にICカード5に記憶させる。
【0031】この待ち時間の表示を認識して利用者が予
約端末3の確認操作を行うと、予約端末3から予約確定
情報が到来する。センタ4のCPU41はこの予約確定
情報を受信すると(ステップS89で「Y」)、予約処
理を行って(ステップS90)処理を終了する。この予
約処理では、テーブル42Aの該当予約乗り物に対応し
て、予約端末3からのその乗り物を予約した利用者のI
Cカード5のカード番号を記憶し、さらにカード番号に
対応して予約件数を記憶する(ステップS90)。
【0032】こうして乗り物の予約を行った利用者がが
自身が予約した乗り物の予約キャンセル要求を行うこと
により、予約端末3からキャンセル要求情報が到来した
場合は、ステップS82の「予約要求情報の受信」の判
断が「N」となる。この場合、センタ4のCPU41は
ステップS91で予約済み情報を予約端末3へ返送す
る。即ち、そのキャンセル要求情報とともに予約端末3
から送られてきたカード番号に応じた予約済み乗り物
を、テーブル42A内から取り出して予約端末3へ返送
し表示させる。
【0033】そして、この予約済み乗り物に対して利用
者が予約キャンセル操作を行うと、予約端末3から予約
キャンセル情報が到来する。センタ4でその予約キャン
セル情報を受信しステップS92の判定が「Y」となる
と、その予約乗り物のキャンセル処理を行う(ステップ
S93)。即ち、センタ4のCPU41はテーブル42
Aの該当予約乗り物に対応したカード番号の予約件数を
1つ減算するとともにその減算結果が「0」になると、
テーブル42A内の該当予約乗り物の欄からそのカード
番号、予約件数を消去する。また、予約件数の減算結果
が「0」にはならない場合は、その利用者は未だ他に乗
り物の予約を行っているということで、その予約乗り物
が今回キャンセルした乗り物と同一の場合はカード番
号、予約件数を消去しない。一方、今回キャンセルした
乗り物以外の乗り物を予約している場合には、テーブル
42A内の該当予約乗り物の欄からそのカード番号、予
約件数を消去する。
【0034】以上は、予約端末3からの情報を受信した
場合の動作であるが、入場ゲート端末2から情報を受信
した場合は、ステップS100の判定が「Y」となる。
そして、利用者が予約乗り物に乗るためにICカード5
を入場ゲート端末2に挿入すると、ゲート端末2からそ
のカード5のカード番号が到来する。センタ4がそのカ
ード番号を受信し、ステップS101の判定が「Y」と
なると、センタ4のCPU41はテーブル42Aを参照
して、その入場ゲート端末2に対応する乗り物に対応し
て記憶されているカード番号が、入場ゲート端末2から
受信したカード番号と一致するか否かを判断し、一致す
る場合は確かにその利用者が予約したものとして判断し
て認証OK信号を含む予約情報を入場ゲート端末2へ送
信する一方、双方が一致しない場合は認証NG信号を含
む予約情報を入場ゲート端末2へ送信する(ステップS
102)。
【0035】そして、この認証OK信号が入場ゲート端
末2へ送信されることにより、入場ゲート端末2から前
述したような該当乗り物の利用開始情報が通知されステ
ップS103の判定が「Y」となると、センタ4のCP
U41は、テーブル42A内の該当乗り物に対応して記
憶されている該当カード番号の予約済み件数(予約件
数)を1つ減算する(ステップS104)。この場合
も、前述の予約キャンセル時の動作と同様に、予約済み
件数の減算結果が「0」になると、テーブル42A内の
該当予約乗り物の欄からそのカード番号、予約件数をテ
ーブル42Aから消去する。また、予約件数の減算結果
が「0」にはならない場合は、その利用者は未だ他に乗
り物の予約を行っているということで、その予約乗り物
が今回その利用者が乗車する乗り物と同一の場合は、そ
のカード番号、予約件数は消去しない。一方、今回乗車
する乗り物以外の乗り物を予約している場合には、テー
ブル42A内の該当予約乗り物の欄からそのカード番
号、予約件数を消去する。
【0036】また、入場ゲート端末2から該当乗り物の
故障情報が通知され、この故障情報を受信してステップ
S106の判定が「Y」となる場合は、センタ4のCP
U41はテーブル42Bのその乗り物に対応して故障フ
ラグをセットする(ステップS107)。この場合、こ
の乗り物に対しては前述したように利用者による予約は
不可となる。また、既に予約を行っている利用者に対し
ては、その利用者が例えば自身の予約状況の確認のため
にICカードを予約端末3に挿入すれば、そのICカー
ドのカード番号がセンタ4へ送られ、センタ4はその挿
入ICカードのカード番号に一致するテーブル42Aの
カード番号をもとに予約端末3へ予約乗り物の故障の旨
を通知することにより、利用者に予約乗り物の故障の旨
を報知できる。これにより、利用者の該当乗り物の予約
キャンセルが行われる。また、仮に乗り物故障時に該当
入場ゲート端末2に予約者がICカードを挿入したとし
ても、入場ゲート端末2は何ら処理せずそのICカード
を返却する。また、入場ゲート端末2から該当乗り物の
故障復旧情報が通知された場合は、センタ4のCPU4
1はテーブル42Bのその乗り物に対応してセットされ
ている故障フラグをリセットする(ステップS10
8)。これにより、その乗り物に対して利用者による予
約の受付が開始される。
【0037】なお、本実施の形態では、同一利用者が利
用可能な乗り物の予約数は3つとしたが、この予約数に
限定されない。また、本実施の形態では、予約端末3に
おいてICカード5内の残高の照会や残金の返却を行っ
ているが、このような残高照会及び残金返却を、センタ
4を介在させて行うようにしても良い。即ち、予約端末
3は乗り物の予約時にICカード5の価値情報を読み取
ってセンタ4へ送信し、センタ4ではテーブル42Aに
前記カード番号及び予約件数とともに、そのカード番号
に対応してICカード5の価値情報を記憶するように構
成して、乗り物の乗車時に入場ゲート端末2から乗り物
利用額がICカード5のカード番号とともに送信される
と、センタ4はそのカード番号に対応する価値情報から
その利用額を減算する一方、予約端末3から残高照会要
求または残金返却要求がICカード5のカード番号とと
もに送られてくると、テーブル42Aのそのカード番号
に応じた価値情報を取りだして予約端末3へ返送するこ
とにより、予約端末3側でICカード5の残高の照会や
残金の返却を行うことができる。
【0038】また、本実施の形態では、テーブル42A
に、各乗り物1A〜1N毎に、予約カード番号と予約件
数を登録しているが、カード番号毎に予約乗り物とその
乗り物の乗車予定時刻及び予約件数を登録するように構
成すれば、例えば利用者の予約済み件数チェック等の際
にはテーブル42Aの検索が容易になり、スピーディに
検索できる。また、本実施の形態では、センタ4は乗り
物の予約時に乗り物の乗車予定時刻を予約端末3へ送信
しているが、この場合、センタ4は、乗り物の定員及び
その発車間隔と、テーブル42Aの予約件数に基づいて
該当乗り物の待ち時間を演算し、その演算結果である待
ち時間を予約端末3側へ送信するようにしても良い。ま
た、本実施の形態では、利用者個人が乗り物を予約する
例について説明したが、家族などのグループで予約する
こともできる。この場合、所持するICカードを順次予
約端末3に挿入して予約する。
【0039】また、本実施の形態では、乗り物の予約を
行う場合及び予約した乗り物を利用する場合に、ICカ
ード5を利用しているが磁気カードなど他のカードを利
用するようにしても良い。また、本実施の形態では、遊
園地の乗り物の予約を行う場合の例を説明したが、サー
ビスを受ける場合に行列が発生するようなサービスであ
ればどのようなサービスに適用しても同等の効果を奏す
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、サ
ービスの利用を予約する予約端末と、利用者のサービス
の利用の可否を判断する入場ゲート端末と、センタとを
備え、センタは予約端末により予約された予約サービス
の管理を行うと共に、この管理データに基づき入場ゲー
ト端末を制御し利用者による予約サービスの利用を許容
するようにしたので、例えば遊園地で人気が集中する乗
り物を利用する場合などのように利用者の待ち行列が生
じるサービスを利用する場合はこのサービスの予約を行
うことができ、したがって利用者の待ち行列を回避する
ことができる。この結果、利用者は、この間遊園地内の
前記乗り物以外の売店やレストランなどの他の施設で時
間を費やすことができ、他の施設での売り上げが向上す
る。
【0041】また、固有の番号が記憶されたカードを備
え、かつ予約端末は、利用者によりカードが挿入される
とこのカードの番号をセンタへ伝達するとともに、利用
者によりサービスの予約が選択されるとこの予約サービ
スをセンタへ伝達し、センタから予約サービスの提供予
定時間が通知されるとこの提供予定時間を利用者へ報知
する一方、センタは、サービスを予約した利用者のカー
ドの番号が各サービス毎に登録されたテーブルを備え、
予約端末から伝達されたカードの番号及び予約サービス
を受信するとテーブルの登録情報に基づいてこの予約サ
ービスの提供予定時間を演算し予約端末へ通知するとと
もに予約端末からの予約サービスをテーブルに登録し、
かつ利用者により挿入されたカードの番号が入場ゲート
端末から通知されるとテーブルの登録情報に基づいて利
用者の認証を行い認証結果を入場ゲート端末へ通知して
予約サービスの利用の可否を判断させるようにしたの
で、サービスの的確な予約が行えるとともに、予約サー
ビスの利用の可否を的確に判断することができる。
【0042】また、センタは、予約端末からカードの番
号を受信するとテーブルの登録情報に基づいてこのカー
ドによる予約済みのサービスの件数を判断し、所定件数
以上予約済みとなっている場合は予約を拒否するように
したので、同一利用者による同一サービスの占有利用を
排除できる。また、カードは価値情報の記憶が可能であ
るとともに、入場ゲート端末は、予約サービスの利用が
可能な場合はカードの価値情報からこの予約サービスの
利用額を差し引いた残額をカードに記録するようにした
ので、予約サービスの利用料金を的確に精算できる。ま
た、センタは、テーブルの前記予約サービスに対応して
記憶されている全ての予約利用者数と、この予約サービ
スの1回当たりの利用者数と、この予約サービスの提供
時間間隔とに基づいて提供開始時刻を演算するようにし
たので、予約サービスの的確な開始時刻を算出できる。
【0043】また、入場ゲート端末は、予約サービスの
利用を可能と判断した場合は利用開始情報をセンタへ送
信し、センタは、テーブルの対応する予約サービスの予
約済み件数を減算するようにしたので、センタはサービ
スの予約件数を的確に管理できる。また、予約端末は、
カードに対して価値情報の蓄積を可能にしたので、例え
ば遊園地などで利用者は従来のように複数回チケットを
購入することがなく、またカードを複数の乗り物に共通
に利用できる。また、予約端末は、センタから予約サー
ビスの提供予定時間が通知されると、この予約サービス
及び提供予定時間をカードに記録するとともに、所定操
作に応じてカードから予約サービス及び提供予定時間を
読み出して表示するようにしたので、利用者は自身の予
約状況を容易に確認できる。
【0044】また、予約端末は、センタに対してカード
の番号とともに予約サービスのキャンセル要求を送信
し、センタは、予約端末からカードの番号と予約サービ
スのキャンセル要求を受信するとテーブルの対応する予
約サービスの予約済み件数を1つ減算するようにしたの
で、必要に応じて予約サービスをキャンセルできる。ま
た、第1の端末は、所定の操作に基づきカードの価値情
報に相当する金額の返金を行うとともに、カードの価値
情報を消去するようにしたので、利用者はサービスの利
用の終了時にカードに残額があれば現金に換えることが
できる。また、カードをICカードにより構成し、予約
端末及び入場ゲート端末にICカードの番号及び価値情
報の読み取りを行うとともに価値情報の書き込みを行う
カードリーダライタを備えるようにしたので、カードを
繰り返し使用することができ、したがってシステムのラ
ンニングコストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る予約システムのブロック図であ
る。
【図2】 予約システム内の各部の詳細な構成を示すブ
ロック図である。
【図3】 予約システム内の予約端末の予約動作を示す
フローチャートである。
【図4】 予約端末の予約確認動作(図4(a))及び
料金のチャージ動作(図4(b))を示すフローチャー
トである。
【図5】 予約端末の残金返却認動作(図5(a))及
び予約キャンセル動作(図5(b))を示すフローチャ
ートである。
【図6】 予約システム内の入場ゲート端末の動作を示
すフローチャートである。
【図7】 予約システム内のセンタの動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1A〜1N…乗り物、2A〜2N…入場ゲート端末、3
A〜3N…予約端末、4…センタ、5…ICカード、2
1,31,41…CPU、22,32…カードリーダラ
イタ、23,34,42…RAM、42A…テーブル
(予約テーブル)、24,35…操作部、25,36…
表示部、26,37,43,44…通信I/F。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 510 G06F 17/60 510 B42D 15/10 521 B42D 15/10 521 G07C 9/00 G07C 9/00 Z

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サービスの利用の予約を行う第1の端末
    と、 第1の端末により予約された予約サービスの管理を行う
    センタと、 センタにおける予約サービスの管理データに基づいて利
    用者によるサービスの利用を許容する第2の端末とを有
    することを特徴とする予約システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 固有の番号が記憶されるカードを備え、 前記第1の端末は、 利用者によりカードが挿入されるとこのカードの番号を
    センタへ伝達するとともに、前記利用者によりサービス
    の予約が選択されるとこの予約サービスをセンタへ伝達
    する伝達手段と、 センタから前記予約サービスの提供予定時間が通知され
    るとこの提供予定時間を利用者へ報知する報知手段とを
    有し、 前記センタは、 サービスを予約した利用者のカードの番号がサービス毎
    に登録されたテーブルと、 第1の端末から伝達されたカードの番号及び予約サービ
    スを受信すると、前記テーブルの登録情報に基づいてこ
    の予約サービスの提供予定時間を演算する演算手段と、 演算手段の演算結果を第1の端末へ通知するとともに、
    第1の端末からの予約サービスをテーブルに登録する登
    録手段と、 利用者により挿入されたカードの番号が第2の端末から
    通知されると、前記テーブルの登録情報に基づいて利用
    者の認証を行い認証結果を第2の端末へ通知する通知手
    段とを有し、 前記第2の端末は、 利用者によりカードが挿入されると、このカードの番号
    をセンタへ通知するとともに、このカードの番号の通知
    に対してセンタから通知された認証結果に基づき前記予
    約サービスの利用の可否を判断する判断手段を有するこ
    とを特徴とする予約システム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記センタは、 第1の端末からカードの番号を受信すると、前記テーブ
    ルの登録情報に基づいてこのカードによる予約済みのサ
    ービスの件数を判断し、サービスが所定件数以上予約済
    みとなっている場合は予約を拒否する予約拒否手段を有
    することを特徴とする予約システム。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 前記カードは、さらに価値情報を蓄積し、 前記第2の端末は、 前記判断手段が予約サービスの利用を可能と判断した場
    合はカードの価値情報からこの予約サービスの利用額を
    差し引いた残額をカードに記録する手段を有することを
    特徴とする予約システム。
  5. 【請求項5】 請求項2において、 前記センタの演算手段は、前記テーブルの前記予約サー
    ビスに対応して記憶されている全ての予約利用者数と、
    この予約サービスの1回当たりの利用者数と、この予約
    サービスの提供時間間隔とに基づいて提供予定時間を演
    算することを特徴とする予約システム。
  6. 【請求項6】 請求項2において、 前記第2の端末の判断手段は、前記予約サービスの利用
    を可能と判断した場合は利用開始情報をセンタへ送信
    し、 前記センタは、第2の端末から利用開始情報を受信する
    と、前記テーブルの対応する予約サービスの予約済み件
    数を1つ減算することを特徴とする予約システム。
  7. 【請求項7】 請求項4において、 前記第1の端末は、 前記カードに対して価値情報の蓄積が可能な蓄積手段を
    有することを特徴とする予約システム。
  8. 【請求項8】 請求項2において、 前記第1の端末は、 前記センタから前記予約サービスの提供予定時間が通知
    されると、この予約サービス及び提供予定時間を前記カ
    ードに記録する手段と、 所定の操作に基づき前記カードから前記予約サービス及
    び提供予定時間を読み出して表示する手段とを有するこ
    とを特徴とする予約システム。
  9. 【請求項9】 請求項2において、 前記第1の端末は、 前記センタに対してカードの番号とともに予約サービス
    のキャンセル要求を送信する手段を有し、 前記センタは、 前記第1の端末からカードの番号と予約サービスのキャ
    ンセル要求を受信すると、前記テーブルの対応する予約
    サービスの予約済み件数を1つ減算することを特徴とす
    る予約システム。
  10. 【請求項10】 請求項4において、 前記第1の端末は、 前記所定の操作に基づき前記カードの価値情報に相当す
    る金額の返金を行うとともに、前記カードの価値情報を
    消去する手段を有することを特徴とする予約システム。
  11. 【請求項11】 請求項4において、 前記カードをICカードにより構成し、 前記第1の端末及び第2の端末は、 前記ICカードの番号及び価値情報の読み取りを行うと
    ともに価値情報の書き込みを行うカードリーダライタを
    備えたことを特徴とする予約システム。
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