JPH11184999A - アミューズメント施設等の運営システムとそれに使用する携帯可能な電子媒体 - Google Patents

アミューズメント施設等の運営システムとそれに使用する携帯可能な電子媒体

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JPH11184999A
JPH11184999A JP36537397A JP36537397A JPH11184999A JP H11184999 A JPH11184999 A JP H11184999A JP 36537397 A JP36537397 A JP 36537397A JP 36537397 A JP36537397 A JP 36537397A JP H11184999 A JPH11184999 A JP H11184999A
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attraction
portable electronic
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Takehiro Kudo
雄大 工藤
Keiko Oyu
慶子 大湯
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非接触でデータ交信可能な携帯可能な電子媒
体を利用したアミューズメント施設等の運営システムと
それに使用する携帯可能な電子媒体を提供する。 【解決手段】 本発明のアミューズメント施設等の運営
システムは、非接触でデータ交信可能な携帯可能な電子
媒体を原則として施設利用者の全員に携帯させて、当該
電子媒体に固有の識別コードを付すこととプリペイド料
金の支払いを条件として、当該識別コードを基準とし
て、利用者の入退場時間、アトラクションの利用予約、
レストランでの飲食、売店での買い物等のデータを認
識、把握することにより入退場やアトラクション利用の
際に並んで待つことなどのないように、楽しく施設を利
用できるようにするものである。さらに、本システムに
よれば、施設内の料金の支払いがキャッシュレスで行え
るので、現金扱いによる煩雑さやトラブルを解消するこ
とができる。また、本発明の携帯可能な電子媒体は、非
接触でデータ交信可能であるとともに、液晶表示装置、
時計機能、アラーム機能等を備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アミューズメント施設
(遊園地・テーマパーク等)の運営システムであって、
非接触で交信可能な携帯可能電子媒体を利用した総合的
な運営システムに関する。例えば非接触で交信可能な電
子媒体を表示装置付きリストバンド型電子媒体とするこ
とにより、利用者の入退場管理、アトラクションの予約
や利用時刻の表示、アラーム機能での予約時刻のお知ら
せ、プリペイド機能によるアミューズメント施設内のア
トラクション利用料金や、施設内での飲食、物品の購入
等の精算等を行うことを可能とするものである。なお、
アトラクションの利用とはアトラクション設備に乗った
り観覧したりすることであるが、本出願では「利用」と
する。
【0002】
【従来の技術】従来、遊園地・テーマパーク等のアミュ
ーズメント施設において、例えば、入退場管理は、チケ
ットのチエックを人手または機械で行っている。しか
し、人手または機械による管理では、入退場口に利用者
または退場者が殺到して一時的停止してしまうため混雑
しやすい。また、アトラクションについては特に予約を
していないか、整理券等の配付を行っているが、予約を
しない場合は行列ができてしまいその間、利用者は何も
することができないことになる。また、整理券等の配付
の場合は人手を要するという問題がある。また、アトラ
クションの利用や飲食、物品の販売を利用券や現金で行
っているが、利用券や現金の取扱いは人手を要するとと
もに煩雑である。
【0003】また、利用料金の所謂キャッシュレス化と
して、既知の磁気カードあるいは穿孔カードを用いるも
のもあるが、紛失や水濡れ、変形、破損等の恐れがあ
り、トラブルの原因を抱えている。また、最近、前記の
ような有料施設における利用者識別手段として、利用者
の腕に巻付ける所謂リストバンド型電子媒体が用いられ
るもの(特開平7−134784号公報)も知られてい
るが、バーコードを使用するため、バーコードの入力に
人手を要し煩雑であるという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のアミューズメン
ト施設等では多くの課題を有する。まず第1に、入退場
時に長蛇の列を作って待たされることで、これを無くす
ことである。第2は、アトラクションの利用に長時間待
たされ、何時になったらアトラクション設備に乗車した
り観覧したりすることができるか分からない状況であ
る。この間、利用者はただ並んでいるだけで何もするこ
とができない。そのため、施設内に並ぶためのスペース
を確保することが必要にもなる。本発明は、これを、予
め利用者に予定時刻を知らせることができるようにし、
並ぶことなく楽しく利用できるようにすることにある。
第3に、施設内での飲食や物品の購入に人手を要した
り、現金の扱いを無くしてトラブルや煩雑さを解消する
ことである。そこで、本発明では、これらの課題を解消
すべく研究し、以下の解決手段を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の、本発明の運営システムの要旨は、アミューズメント
施設等の利用者に、識別コードを有し非接触でデータ交
信可能な携帯可能な電子媒体を携帯させて、利用者の入
退場管理、施設内のアトラクション予約や、アトラクシ
ョン利用、飲食や物品の購入料金の精算等を行って総合
的に管理するシステムであって、利用者各人が携帯
し、非接触でデータの送受信を行い必要なデータ表示が
できる携帯可能な電子媒体と、施設の入退場ゲート、
各アトラクション入口および出口、施設内各所、飲食ま
たは物品の販売場所等に設置され、中央管理装置に対し
て、入退場時刻または料金のデータを逐次送信すること
と、前記携帯可能な電子媒体に対して中央管理装置を介
して非接触でデータを送受信することとを行なう端末装
置と、携帯可能な電子媒体の識別コード毎に、入退場
時刻、利用アトラクションの種類、施設内の各アトラク
ション利用料金、飲食および物品の購入料金とその累積
金額またはプリペイド金額から差し引いた残額を演算し
て記録する中央管理装置と、施設内の退場ゲート近く
に設置された料金精算装置と、を有することを特徴とす
るアミューズメント施設等の運営システム、にある。か
かる運営システムであるため施設利用者の待ち時間が減
少し楽しく利用できるようになる。また、施設内での現
金取扱いを無くし料金の精算が容易になる。
【0006】上記課題を解決するための、本発明の運営
システムは好ましくは、前記携帯可能な電子媒体がアミ
ューズメント施設等の入場時に利用者に貸与し、利用者
固有の識別コードとプリペイド金額に関するデータを保
持することが好ましい。当該識別コードを基準に各種デ
ータの管理ができるからである。さらに、前記携帯可能
な電子媒体が、非接触でデータの送受信を行うリストバ
ンド型電子媒体であって、太陽電池及び/または薄型電
池及び/または電波を電源として動作するものであるこ
とが好ましい。接触型のデータ交信では時間がかかり混
雑の原因となるからであり、太陽電池等の電池を内蔵す
ることにより電源消耗の場合のトラブルを解消できるか
らである。さらに、前記携帯可能な電子媒体が、太陽電
池及び/または薄型電池及び/または電波を電源として
駆動する液晶表示装置を有することが好ましい。液晶表
示により電力消費が少なく精度の高い表示ができるから
である。さらに、前記携帯可能な電子媒体の液晶表示装
置が、利用者のアトラクション利用予約時刻と施設内の
アトラクション利用料金、飲食、物品の購入料金等の積
算額またはプリペイド金額に対する残額、その他必要な
事項の表示を行うことが好ましい。これらのデータは、
アミューズメント施設等において利用者が常に気がかり
にする内容だからである。またさらに、前記携帯可能な
電子媒体が、アトラクション利用予約時刻が接近した際
に、お知らせを行うアラーム機能を有することが好まし
い。アトラクションを見逃すのは利用者の時間のロスと
なるからである。
【0007】上記課題を解決するための、本発明の運営
システムは好ましくは、前記アミューズメント施設入場
ゲートの端末装置が、利用者の識別コードを当該利用者
がゲート通過の際非接触で認識し、アミューズメント施
設ゲート通過時刻に関するデータを中央管理装置に送信
するが好ましい。諸種のデータ管理は中央管理装置で一
元化するためである。
【0008】上記課題を解決するための、本発明の運営
システムは好ましくは、前記アトラクション入口の端末
装置が、利用者の利用希望の入力操作により、当該利用
者の識別コードを非接触で認識するとともに、入場希望
者の累積人数よりアトラクション利用可能予約時刻を演
算し、予約人数を中央管理装置に送信し、中央管理装置
の演算処理と書き込み指令を介して当該利用者の携帯可
能な電子媒体に当該予約時刻の表示を行うことが好まし
い。予約時刻の表示により利用者は行列に並ぶ必要がな
く他の行動をすることができるからである。さらに、ア
トラクション入口の端末装置が、利用者の利用希望の入
力操作により、当該利用者の識別コードを非接触で認識
するとともに、利用料金を中央管理装置に送信し、中央
管理装置の演算処理と書き込み指令を介して利用者の携
帯可能な電子媒体に当該利用料金及び利用料金を減額し
たプリペイド金額の残額表示を行うことが好ましい。利
用者が予定金額を超えて出費するのを防止するためであ
る。また、中央管理装置を介するのはデータの出所を一
元化するためである。
【0009】上記課題を解決するための、本発明の運営
システムは好ましくは、前記飲食または物品の販売場所
のレジスターが、利用者の飲食または物品の購入の際の
係員の操作により、当該利用者の識別コードを非接触で
または手入力により認識するとともに、飲食または物品
の販売料金を中央管理装置に送信し、中央管理装置の演
算処理と書き込み指令を介して利用者の携帯可能な電子
媒体に当該飲食または物品の販売料金を減額したプリペ
イド金額の残額表示を行うことが好ましい。利用者が予
定金額を超えて出費するのを防止するためである。ま
た、中央管理装置を介するのはデータの出所を一元化す
るためである。
【0010】上記課題を解決するための、本発明の運営
システムは好ましくは、前記アトラクション退場ゲート
の端末が、退場者の識別コードを当該退場者がゲート通
過の際非接触で認識し、アトラクション及びゲート通過
時刻に関するデータを中央管理装置に送信することが好
ましい。利用者の行動を確実に中央管理装置が把握する
ためである。さらに、前記アミューズメント施設退場ゲ
ートの端末が、退場者の識別コードを当該退場者がゲー
ト通過の際非接触で認識し、アミューズメント施設退場
ゲート通過時刻に関するデータを中央管理装置に送信す
ることが好ましい。利用者の退場を確実に中央管理装置
が把握して顧客へのサービスを徹底するためである。さ
らにまた、前記アミューズメント施設等の利用料金を当
該有料施設の退場時に精算するための料金精算装置にお
いて、予め支払われたプリペイド金額に対する残額を精
算するとともに、支払いに対する領収書を発行すること
が好ましい。利用者の出費の内容を明確にするためであ
る。
【0011】上記課題を解決するための、本発明の携帯
可能な電子媒体の要旨は、上記運営システムに使用する
携帯可能な電子媒体であって、非接触でデータの送受信
を行い必要なデータ等を表示する機能が太陽電池及び/
または薄型電池及び/または電波を電源として機能する
ものであり、制御部と記憶メモリ、液晶表示装置、液晶
ドライバ、時計機能、アラーム機能、発振器とから構成
されていることを特徴とする。かかる電子媒体であるた
め、施設利用者が手軽に携帯できて種々の情報を得るこ
とができる。また、施設内での現金取扱いを無くし料金
の精算が容易になる。
【0012】上記課題を解決するための、本発明の携帯
可能な電子媒体は、リストバンド型タグに構成されてい
ることが好ましい。これにより容易に携帯することがで
きる。また、本発明の携帯可能な電子媒体は、液晶表示
装置が表示切り換え操作により表示内容が変わることが
好ましい。これにより小さい液晶表示画面で各種の情報
を知ることができるからである。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のアミューズメン
ト施設等の運営システムを示す全体構成図である。図1
のように、本発明の運営システムは、利用者が携帯する
非接触でデータ交信できる携帯可能な電子媒体10、受
付端末20、入場ゲート30、各アトラクション40、
飲食等のレストラン、売店等の物品の販売場所50、プ
リペイド料金支払い機60、精算および退場ゲート80
等に設置された端末装置、中央管理装置100、電子的
掲示板、各種表示装置、音声または掲示案内装置70
と、各端末装置、案内装置等と中央管理装置100を接
続するデータ回線90等から構成されている。図中、電
子媒体10は施設利用者に携帯されて、各端末装置と非
接触で交信している状態を示している。
【0014】各入退場ゲート、各アトラクション窓口、
飲食等のレストラン、物品の販売場所等のレジスターに
設置された端末装置20〜80からの入力データの全て
は、中央管理装置100に有線または無線により送信さ
れてデータベース102にデータとして蓄積される。ま
た、中央管理装置100からは、各端末装置が必要とす
る利用者に通知すべきデータを算出して各端末装置20
〜80を介して応答する機能を果たす。アトラクション
予約時刻とか個人的データ以外の特定データや情報は、
中央管理装置から直接、音声または掲示案内装置70に
データ送信することができる。
【0015】中央管理装置100は、ホストコンピュー
タ101、データベース102、中継装置103、送受
信器104等から構成される。データベースには入退場
ゲート、アトラクション予約等の各端末装置20〜80
から送信された各種データが蓄積され、中継装置103
は当該データの無線による受発信、送受信器104は有
線による受発信を行う。各端末装置20〜60、料金精
算および退場ゲート80、各種表示装置70にもそれぞ
れ無線および有線の受発信機能を備えている。無線は主
として利用者の携帯可能な電子媒体10との交信または
非常の用途に使用し、中央管理装置との交信は主として
有線により行うものとする。
【0016】図2は、利用者に貸与される非接触で交信
可能な携帯可能な電子媒体を示す図である。図2(A)
はその電子媒体10の外観構成、図2(B)は図2
(A)のA−A線における拡大した断面を示している。
携帯可能な電子媒体10は、図2のように、一般的に
は、リストバンド型形状をしており腕時計と同様に装着
して使用することができることが好ましい。携帯可能な
電子媒体10は、その機能として非接触で各種端末装置
20〜80とデータ交信が可能であること、利用者の識
別コード、プリペイド金額等を記憶すること、時刻およ
びアトラクション入場予定時刻等の表示を行うこと、予
定時刻が接近した場合に警告を行うアラーム機能を有す
ること等が必要である。そのため、当該電子媒体10が
備える外観構成要素としては、太陽電池11および反射
型液晶表示装置12を備え、表示切り換えのためのスイ
ッチ13、それらを囲む枠体1F、バンド部分1B等が
ある。
【0017】さらに、図2(B)のように、携帯可能な
電子媒体10は、その装置構成として、制御部15、R
OM等の記憶メモリ16、時計装置19、ブザー装置1
4、スイッチ13に接続する表示切り換え端子1Sを備
えている。反射型液晶表示装置12は液晶駆動ドライバ
ー1Dを介して時計装置19および制御部15により動
作制御される。外部との非接触による交信は電子媒体の
外装表面に設けたデータ送受信部17を介して制御部1
5により制御されてなされる。図2(B)ではデータ送
受信部17は捲線の断面が見えるだけであるが、電子媒
体10の表示面周囲の枠体1F内にコイル状に巻かれて
いるものである。薄型電池18は太陽電池11により充
電されるものであっても良いし、ボタン型電池を使用し
ても良い。制御部15とメモリ16は、ワンチップ化し
て一体に構成してもよい。
【0018】図3は、電子媒体10の回路構成を示す図
である。外部からのデータはデータ送受信部17を介し
て制御部15に伝達され、メモリ16に蓄積される。電
子媒体10の携帯者の識別番号(D01)もデータ送受
信部17を介して発信される。反射型液晶表示装置12
は、通常は時計装置19の表示データを表示するが、切
り換えスイッチ13の操作による端子1Sの信号により
メモリ内の異なる内容を逐次表示する。図3の場合、太
陽電池11を電源としているが、薄型電池18を交換し
て使用してもよい。さらに電源は、アンテナコイルから
なるデータ送受信部17を介して外部の各端末装置から
供給されるものであってもよい。
【0019】図4は、電子媒体の液晶表示装置に表示さ
れる表示内容を示す例である。図4(A)は、入場時の
時刻表示で、日付、入場時刻が表示されている。図4
(B)は、アトラクション等を利用した時の表示で利用
金額の料金合計とプリペイド金額に対する残額が表示さ
れている。図4(C)は、アトラクションの入場予定時
刻を表示した状態で、これにより各アトラクションの混
雑の度合いを知ることができる。図4(D)は、予約し
たアトラクションが利用できる時間を表示している状態
である。図4(E)は、アトラクション利用時間になっ
た場合にアラームしている状態を示している。これらの
表示状態の切り換えは、電子媒体が端末装置40等の信
号を受けて自動的に切り換えることになるが、スイッチ
13の操作により切り換えを行うこともできる。
【0020】受付端末20は、携帯可能な電子媒体10
を貸与する装置であり、電子媒体10に対する保証金、
入場料の支払い、施設内で使用する料金の事前入金(プ
リペイド金額支払い)の後、入場料の支払い人数に応じ
て端末から事前に機能がチェックされた電子媒体が包装
された状態等により提供される。電子媒体10は、携帯
する利用者の種別(大人、子供等)により区別された色
彩や形態とするのが利用者のデータ把握のためには好ま
しい。また、電子媒体10には予め、固有の識別コード
(D01)が記録されているものとする。受付端末20
は、貸与した携帯可能な電子媒体の識別コード(D0
1)、利用日(D02)に関するデータ、保証金額(D
11)、入場料(D12)、プリペイド金額(D13)
に関するデータを送受信器23を介して即時的に中央管
理装置100に送信する。識別コード(D01)は、入
場ゲートで直ちに使用されるからである。
【0021】アミューズメント施設入場ゲート30は、
利用者のゲート通過にともなって電子媒体10が発信す
る識別コードに関する信号を受信するものである。電子
媒体の出力にもよるが、この種の電子媒体の交信距離
は、最大で数十cmの範囲に設定されるから、利用者は
この受信機から当該距離内を通過するようにゲートを設
計する必要がある。入場ゲートが認識した識別コード
は、認識した入場時刻(D03)に関するデータととも
に送受信器33を介して中央管理装置に送信される。そ
の他、入場ゲートには、電子媒体非携帯者の通過を阻止
するゲートの開閉装置や利用者に対する案内のための表
示装置や音声の連絡装置等の設備が必要になる。
【0022】アミューズメント施設入場ゲート30の機
能は、アトラクションの入場ゲート、退場ゲート40、
アミューズメント施設退場ゲートにおいても同様であ
る。ただし、アトラクションの入場ゲートの場合、アト
ラクション利用の予約端末としての機能を果たす必要が
あるため、電子媒体10の識別コードを認識するととも
に、アトラクション利用予約の種類(D15)、アトラ
クション利用予約人数(D17)を認識する機能が必要
になる。アトラクション利用予約は必ずしも識別コード
毎(すなわち電子媒体携帯者単位毎)になされるとは限
らず、一人の電子媒体携帯者が数人分の利用予約をする
場合もあるので、利用予約に対するチケット券の出力機
能を有していても良い。利用予約とともに、当該電子媒
体10のプリペイド金額(D13)の減額が中央管理装
置の演算と指示を介してなされるので、利用予約はした
が、実際にアトラクションを利用することができなかっ
た場合等の金額の訂正等に当該チケットは有用な役割を
果たすことになる。アトラクションの入退場ゲートが認
識した識別コード、アトラクション利用予約の種類(D
15)、当該アトラクションの利用料金(D16)、利
用予約人数(D17)、アトラクション入場時刻(D0
5)、アトラクション退場時刻(D06)等のデータ
は、送受信器43を介して中央管理装置100に送信さ
れ、前記のように電子媒体10のプリペイド金額の減額
等の処置がなされる。このようなアトラクション予約
は、当該アトラクション入場ゲートに限らず、施設内の
各所に設置した端末装置により、いずれのアトラクショ
ンの予約もできるようにするのが好ましい。
【0023】レストランや物品の販売場所のレジスター
に備えられる端末装置50は、電子媒体10の携帯者が
当該レストラン飲食したメニューの種類(D18)とメ
ニューの料金(D19)または販売場所で購入した物品
の種類(D20)と料金(D21)が係員により入力さ
れる。電子媒体の識別コード(D01)は自動入力され
ても良いし、手入力であっても良い。当該端末装置50
は、それらのデータを送受信器53を介して中央管理装
置100に送信して、中央管理装置の演算と指示を介し
て、当該電子媒体10のプリペイド金額の減額がなされ
る。
【0024】プリペイド料金支払い機60は、最初のプ
リペイド料金を遣い尽くしてしまった利用者、あるいは
予め、プリペイド料金の支払いをしなかった利用者(幼
児等)に改めてプリペイド料金の支払いをし、携帯可能
な電子媒体10に料金設定するための装置である。この
装置の機能は受付端末20と同様のものとなる。プリペ
イド料金支払い機60は、プリペイド金額(D13)に
関するデータを送受信器63を介して即時的に中央管理
装置100に送信する。
【0025】音声または掲示の各種案内装置70は、中
央管理装置で算出された、アトラクションの予約状況や
待ち時間等のデータを表示または音声で通知するもの
で、CRTやプラズマディスプレイ、電光掲示板、液晶
等の表示装置、音声による案内等が使用される。これら
の表示には、各端末からのデータに基づく以外の情報、
例えば、お知らせや緊急時の避難等に利用することもで
きる。各種案内装置70は、利用者からの個別の問い合
わせに対しても、無線による送信器72により予約時刻
等を当該電子媒体10に通知することができるようにす
るのが好ましい。
【0026】精算および退場ゲート80は、退場ゲート
と精算装置とからなり、料金の精算と利用者の退場時刻
(D04)の認識を行う装置である。料金の精算と同時
に保証金額(D11)の返還があれば電子媒体10は回
収され、利用者が保証金額(D11)の返還を請求しな
いで電子媒体の持ち帰りを希望する場合には、施設利用
者に買い上げられることになる。精算処理時以降は電子
媒体10は、持ちかえり者だけが保持し使用できなくな
るので、退場時刻(D04)の認識は、利用者が精算装
置を通過する前に行われる必要がある。料金の精算は、
携帯者の識別コード(D01)単位で集計して利用料金
の演算を行い、その結果を利用者データとして格納す
る。プリペイド金額に対する残額がある場合は、現金ま
たはクレジットカード等により残金の返還がなされる。
この際、施設内で使用した料金の全ての明細が領収書と
して出力されることが好ましい。
【0027】プリペイド料金に対する精算は具体的には
以下のようになされる。まず、利用者が精算装置入口に
電子媒体10を投入すると、電子媒体取込み機構が電子
媒体10を内部に取り込む。取り込まれた電子媒体10
の識別コードが認識され、中央管理装置に送信される。
中央管理装置には、当該識別コードに対する残額が演算
されていて、中央管理装置の指示により残額が払戻口か
ら払い戻される。これらの現金の支払い機構の詳細は、
一般に使用されている自動販売機等の機構と同様である
ので省略する。精算処理がされていない電子媒体10の
携帯者であっても、料金の前払い支払いが原則であるか
らゲートを閉鎖する必要はないが、精算が未処理である
ことの通知はサービスとして必要と考えられる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例につき、図1〜図4を
参照して説明する。まず、利用者は施設入口の受付また
は受付用端末で携帯可能な電子媒体10の貸与を受け
る。ここでは、電子媒体10の保証金、入場料の支払
い、施設内で使用する料金の事前入金(プリペイド金額
支払い)がされ、電子媒体10には、プリペイド金額
(D13)、利用者の種別(D14)、利用日(D0
2)等のエンコードがされる。また、電子媒体10には
予め、固有の識別コード(D01)が記録されているも
のとする。利用者の種別とは大人の料金の支払い、子供
料金の支払い等の区別をするためのものである。保証金
の支払いは、家族で施設を利用する場合等には、いずれ
かの者により一括してされる場合もあるので、利用者の
種別とその人数に応じた電子媒体10が端末から必要数
貸与されることになる。ただし、電子媒体10に対する
保証金額は電子媒体毎に記録されることとし、電子媒体
を任意に持ち帰りできるようにする。
【0029】携帯可能な電子媒体10は、基本的には、
料金支払い対象となる全員が携帯することになる。実際
には幼児とかで取扱いが困難な場合も想定されるが、同
伴者が取扱いを代行するか、同伴者の電子媒体による利
用予約により障害となることはない。施設利用後は電子
媒体10は、持ち帰り希望者には保証金の不返還を条件
に持ち帰りを認める。持ち帰り後は、アラーム機能付き
時計として利用することができ、所定期間内(例えば6
ケ月以内)のアミューズメント施設再利用の場合は再度
使用することができるものとしてもよい。持ち帰りを希
望しない利用者に対しては、保証金の返還とともに電子
媒体10を回収する。
【0030】電子媒体10の貸与を受けた利用者は、次
に施設の入場ゲート30を通過する。入場ゲートには、
電子媒体10と非接触で交信可能な端末装置が交信距離
内に設置されていて、電子媒体が発信する識別コード
(D01)に関するデータを記録し、中央管理装置10
0に、入場時刻(D03)のデータとともに送受信器3
2を介して送信して中央管理装置100のデータベース
102に当該データを蓄積する。入場ゲートでは、従来
のように人手による入場券の受取や確認の手間がないの
で、利用者が並ぶ必要もなく円滑な入場が可能となる。
【0031】利用者がアトラクションの利用を希望する
場合には、利用者が当該アトラクションの窓口または付
近に設置した端末装置40から利用アトラクションの種
類(D15)と利用予約人数(D17)、利用料金(D
16)を入力する。基本的には電子媒体10携帯者の各
人がそれぞれ入力するのが原則であるが、前記のように
取扱い困難な幼児等の利用予約を合わせて同伴者がする
場合のためである。利用希望が入力された場合は、利用
料金の総額が中央管理装置100により演算されて、当
該金額が中央管理装置を介して、電子媒体のプリペイド
金額から利用料金の減額がされて、液晶表示装置の残額
が修正される。
【0032】また、携帯者の識別コード(D01)番号
と利用料金(D16)は、端末装置40が差し出された
電子媒体10と非接触で交信して認識する。識別コード
(D01)番号と利用料金(D16)は、端末装置から
中央管理装置に送信される。中央管理装置30は、当日
の当該アトラクション利用希望者の積算人数に加算し、
累積利用希望者数(ΣD17Y)を算出する。当該累積
利用希望者数より既に当該アトラクションを利用した人
数(ΣD17E)を減算してアトラクション利用希望滞
留者数(ΣD17Y−ΣD17E)を算出する。アトラ
クションを利用する平均時間が、X分Y秒/人であると
すると当該利用希望者が実際にアトラクションを利用す
るまでの待ち時間は、(ΣD17Y−ΣD17E)/X
分Y秒で算出されることになる。中央管理装置100は
かかる演算をした後、当該待ち時間を、入力時の時刻に
加算して利用予定時刻を算出し、端末装置40,70等
を介して当該利用予定時刻を携帯可能な電子媒体10に
表示する。
【0033】利用者がアトラクションのレストランの利
用または物品を購入する場合には、電子媒体10の携帯
者が当該レストランまたは物品の販売場所のレジスター
付近に設置した端末装置50から飲食したメニューの種
類(D18)と料金(D19)、購入した物品の種類
(D20)と料金(D21)が入力される。これらは電
子媒体10携帯者の各人が入力するよりは、レストラン
または物品の販売場所の係員がレジスターの操作と同時
に入力するようにするのが好ましい。もっとも、自動販
売機の場合は電子媒体10の保持者の操作に連動して入
力されるようにしてもよい。レジスター操作とともに、
識別コードと使用料金の額等が送受信器52を介して中
央管理装置100に送信されて、プリペイド金額から減
額すべき総額が演算される。当該金額は送信器52を介
して電子媒体10のプリペイド金額から支払い料金の減
額がされて、液晶表示装置の残額が修正される。
【0034】プリペイド料金が不足となる場合や予めプ
リペイド料金の支払いがなかった電子媒体に対しては、
前記のように施設内での支払うことができるように施設
内にプリペイド料金支払機60が設置されていて料金の
支払いが可能となる。これは受付用端末20と同様な役
割を果たすことになる。施設にロッカーや貴重品ボック
スが有る場合は、前記の電子媒体10の識別コードを認
識する機能を、ロッカーや貴重品ボックスに備えること
で施錠開閉用キーとすることができ、キーの紛失防止機
能を持たせることができる。
【0035】料金の精算は、携帯者の識別コード(D0
1)単位で集計して利用料金の演算を中央管理装置10
0が行い、その結果を利用者データとして常時データベ
ース102に格納する。施設の利用を終了した利用者
は、退場口近傍に設置された精算および退場ゲート80
に自身の携帯可能な電子媒体10を投入し、各人が利用
料金の精算を行う。
【0036】以上に詳記した本発明の運営システムで
は、入場の際、入場カードの記入を省略しているが、受
付の際、以下のように入場カードの記入をすることにし
てもよい。入場時、利用者は受付でまず、個人データを
OCR等によるマークシートに記入する。マークシート
は電子媒体10の貸与を希望する者が筆頭記入者として
その全員が記入する。電子媒体の貸与が必要でない者
は、随伴人員として、同一のマークシート内に一括して
下記項目中の必要項目のみを記入する。記入項目は、氏
名、郵便番号、住所、年齢、性別、職業、電話番号、プ
リペイド金額、料金についての特別扱い、駐車場ナンバ
ー等である。
【0037】このようにして記入したデータのすべての
内容を読み取り、データを中央管理装置に蓄積すること
により、アミューズメント施設利用者の階層分析等のさ
らに詳細な営業データを得ることができる。なお、本発
明は上記の実施例に限定されるものではなく、また、ア
トラクション施設の運営に限られるものではなく、同種
の施設に適用できることは当業者に自明である。
【0038】
【発明の効果】以上詳述のように、本発明の運営システ
ムによれば、利用者が施設内の各端末装置と非接触で交
信できるデータ表示可能な電子媒体を携帯しているの
で、各端末装置は当該電子媒体が保持する識別コードに
基づいて当該施設、アトラクションへの入退場を認識で
き、また、アトラクション予約を受け付けることができ
るので人為的な確認作業を必要としなくなる。従って、
入退場時に長蛇の列を作って待たされることがなく、ア
トラクションの利用の際も並んで長時間待たされること
がない。また、施設利用者は電子媒体の表示によりアト
ラクション予約時刻を確認することができ、その間施設
を楽しく利用することができる。また、施設内での飲食
や物品の購入に人手を要したり、現金の扱いを無くして
キャッシュレス化できるのでトラブルや煩雑さが解消さ
れる。さらに、本発明の携帯可能な電子媒体は、このよ
うなシステムでの利用に十分な機能を発揮することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアミューズメント施設等の運営システ
ムを示す全体構成図である。
【図2】利用者に提供される非接触で交信可能な携帯可
能な電子媒体を示す図である。
【図3】電子媒体10の回路構成を示す図である。
【図4】電子媒体の液晶表示装置に表示される表示内容
を示す例である。
【符号の説明】
10 携帯可能な電子媒体 60 プリ
ペイド料金支払機 11 太陽電池 70 各種
表示装置 12 反射型液晶表示装置 80 精算
および退場ゲート 13 スイッチ 90 デー
タ回線 14 ブザー装置 100 中央
管理装置 15 制御部 101 ホス
トコンピュータ 16 メモリ 102 デー
タベース 17 データ送受信部 103 中継
装置 18 薄型電池 104 送受
信器 19 時計装置 1B バンド部分 1D 液晶駆動ドライバー 1F 枠体 1S 表示切り換え端子 20 受付端末 22,32,42,52,62,72,82 無線に
よる送受信器 23,33,43,53,63,73,83 有線に
よる送受信器 30 入場ゲート 40 アトラクション 50 レストラン、物品の販売場所 D01 識別コード D02 利用日 D03 入場時刻 D04 退場時刻 D05 アトラクション入場時刻 D06 アトラクション退場時刻 D11 保証金額 D12 入場料 D13 プリペイド金額 D14 利用者の種別 D15 アトラクション予約の種類 D16 アトラクション利用料金 D17 アトラクション利用予約人数 D18 メニューの種類 D19 メニューの料金 D20 物品の種類 D21 物品の料金
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // A63G 31/00 H04L 11/00 320

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アミューズメント施設等の利用者に、識
    別コードを有し非接触でデータ交信可能な携帯可能な電
    子媒体を携帯させて、利用者の入退場管理、施設内のア
    トラクション予約や、アトラクション利用、飲食や物品
    の購入料金の精算等を行って総合的に管理するシステム
    であって、 利用者各人が携帯し、非接触でデータの送受信を行い
    必要なデータ表示ができる携帯可能な電子媒体と、 施設の入退場ゲート、各アトラクション入口および出
    口、施設内各所、飲食または物品の販売場所等に設置さ
    れ、中央管理装置に対して、入退場時刻または料金のデ
    ータを逐次送信することと、前記携帯可能な電子媒体に
    対して中央管理装置を介して非接触でデータを送受信す
    ることとを行なう端末装置と、 携帯可能な電子媒体の識別コード毎に、入退場時刻、
    利用アトラクションの種類、施設内の各アトラクション
    利用料金、飲食および物品の購入料金とその累積金額ま
    たはプリペイド金額から差し引いた残額を演算して記録
    保持する中央管理装置と、 施設内の退場ゲート近くに設置された料金精算装置
    と、を有することを特徴とするアミューズメント施設等
    の運営システム。
  2. 【請求項2】 前記携帯可能な電子媒体がアミューズメ
    ント施設等の入場時に利用者に貸与し、利用者固有の識
    別コードとプリペイド金額に関するデータを保持し、非
    接触でデータの送受信を行う電子媒体であることを特徴
    とする請求項1記載のアミューズメント施設等の運営シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記携帯可能な電子媒体が、非接触でデ
    ータの送受信を行うリストバンド型電子媒体であって、
    太陽電池及び/または薄型電池及び/または電波を電源
    として動作するものであることを特徴とする請求項1お
    よび請求項2記載のアミューズメント施設等の運営シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記携帯可能な電子媒体が、太陽電池及
    び/または薄型電池及び/または電波を電源として駆動
    する液晶表示装置を有することを特徴とする請求項1か
    ら請求項3記載のアミューズメント施設等の運営システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記携帯可能な電子媒体の液晶表示装置
    が、利用者のアトラクション利用予約時刻と施設内のア
    トラクション利用料金、飲食、物品の購入料金等の積算
    額またはプリペイド金額に対する残額、その他必要な事
    項の表示を行うことを特徴とする請求項1から請求項4
    記載のアミューズメント施設等の運営システム。
  6. 【請求項6】 前記携帯可能な電子媒体が、アトラクシ
    ョン利用予約時刻が接近した際に、お知らせを行うアラ
    ーム機能を有することを特徴とする請求項1から請求項
    3記載のアミューズメント施設等の運営システム。
  7. 【請求項7】 アミューズメント施設入場ゲートの端末
    装置が、利用者の識別コードを当該利用者がゲート通過
    の際非接触で認識し、アミューズメント施設ゲート通過
    時刻に関するデータを中央管理装置に送信することを特
    徴とする請求項1記載のアミューズメント施設等の運営
    システム。
  8. 【請求項8】 アトラクション入口の端末装置が、利用
    者の利用希望の入力操作により、当該利用者の識別コー
    ドを非接触で認識するとともに、入場希望者の累積人数
    よりアトラクション利用可能予約時刻を演算し、予約人
    数を中央管理装置に送信し、中央管理装置の演算処理と
    書き込み指令を介して当該利用者の携帯可能な電子媒体
    に当該予約時刻の表示を行うことを特徴とする請求項1
    から請求項6記載のアミューズント施設等の運営システ
    ム。
  9. 【請求項9】 アトラクション入口の端末装置が、利用
    者の利用希望の入力操作により、当該利用者の識別コー
    ドを非接触で認識するとともに、利用料金を中央管理装
    置に送信し、中央管理装置の演算処理と書き込み指令を
    介して利用者の携帯可能な電子媒体に当該利用料金及び
    利用料金を減額したプリペイド金額の残額表示を行うこ
    とを特徴とする請求項1から請求項6記載のアミューズ
    メント施設等の運営システム。
  10. 【請求項10】 飲食または物品の販売場所のレジスタ
    ーが、利用者の飲食または物品の購入の際の係員の操作
    により、当該利用者の識別コードを非接触でまたは手入
    力により認識するとともに、飲食または物品の販売料金
    を中央管理装置に送信し、中央管理装置の演算処理と書
    き込み指令を介して利用者の携帯可能な電子媒体に当該
    飲食または物品の販売料金を減額したプリペイド金額の
    残額表示を行うことを特徴とする請求項1から請求項6
    記載のアミューズメント施設等の運営システム。
  11. 【請求項11】 アトラクション退場ゲートの端末が、
    退場者の識別コードを当該退場者がゲート通過の際非接
    触で認識し、アトラクション及びゲート通過時刻に関す
    るデータを中央管理装置に送信することを特徴とする請
    求項1から請求項6記載のアミューズメント施設等の運
    営システム。
  12. 【請求項12】 アミューズメント施設退場ゲートの端
    末が、退場者の識別コードを当該退場者がゲート通過の
    際非接触で認識し、アミューズメント施設退場ゲート通
    過時刻に関するデータを中央管理装置に送信することを
    特徴とする請求項1から請求項6記載のアミューズメン
    ト施設等の運営システム。
  13. 【請求項13】 アミューズメント施設等の利用料金を
    当該有料施設の退場時に精算するための料金精算装置に
    おいて、予め支払われたプリペイド金額に対する残額を
    精算するとともに、支払いに対する領収書を発行するこ
    とを特徴とする請求項1から請求項6記載のアミューズ
    メント施設等の運営システム。
  14. 【請求項14】 請求項1記載の運営システムに使用す
    る携帯可能な電子媒体であって、非接触でデータの送受
    信を行い必要なデータ等を表示する機能が太陽電池及び
    /または薄型電池及び/または電波を電源として機能す
    るものであり、制御部と記憶メモリ、液晶表示装置、液
    晶ドライバ、時計機能、アラーム機能、発振器とから構
    成されていることを特徴とする携帯可能な電子媒体。
  15. 【請求項15】 リストバンド型タグに構成されている
    ことを特徴とする請求項14記載の携帯可能な電子媒
    体。
  16. 【請求項16】 液晶表示装置が表示切り換え操作によ
    り表示内容が変わることを特徴とする請求項14記載の
    携帯可能な電子媒体。
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