JP2003132400A - プリペイドシステム - Google Patents

プリペイドシステム

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JP2003132400A
JP2003132400A JP2001327763A JP2001327763A JP2003132400A JP 2003132400 A JP2003132400 A JP 2003132400A JP 2001327763 A JP2001327763 A JP 2001327763A JP 2001327763 A JP2001327763 A JP 2001327763A JP 2003132400 A JP2003132400 A JP 2003132400A
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Japan
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prepaid
amount
information
money
medium
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Application number
JP2001327763A
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English (en)
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Kazuki Hidaka
一樹 日高
Hiroshi Sakuta
浩 佐久田
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DeNA Co Ltd
Original Assignee
DeNA Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリペイドカードに残存する金額を複数の利
用者が共有して使用できるようにすること。 【解決手段】 現金を受け付けて、該金額を特定可能な
プリペイド情報が読み出し可能に記録された複数のプリ
ペイド媒体を発行するとともに、受付け現金の金額情報
を決済コンピュータ2に送信するプリペイド媒体発行装
置1と、プリペイド媒体を受付け、プリペイド媒体のプ
リペイド情報を読み出すとともに、プリペイド情報から
特定される残金額からの決済金額を受付け、該決済金額
情報とプリペイド情報を決済コンピュータ2に送信する
プリペイド媒体使用装置3と、プリペイド媒体発行装置
1並びにプリペイド媒体使用装置3にデータ通信可能に
接続され、前記送信された受付け現金の金額情報とプリ
ペイド情報とを対応付けて登録するとともに、決済金額
情報とプリペイド情報とに基づき、決済金額を前記残金
額から減算する決済コンピュータ2と、を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、プリペイドカー
ド等のプリペイド媒体の記録情報により特定される金額
(残額)を複数の利用者が共有して使用することのでき
るプリペイドシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、現金を持ち歩く面倒等を解消する
とともに、売り上げと顧客増加を目的としてプリペイド
カード等のプリペイド媒体が多く使用されおり、特に、
遊園地やアミューズメントパークや大規模なチェーン店
等において、アトラクションの利用金額等の清算やサー
ビス或いは飲食等の清算に、これらプリペイドカード等
のプリペイド媒体が利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プリペイドカードを用いたプリペイドシステムにあって
は、プリペイドカードの購入において、該購入金額を使
用することのできるカードは発行されたプリペイドカー
ド1枚であり、該プリペイドカードを所持する1人のみ
が、該プリペイドカードの金額(残額)を使用できるよ
うになるため、家族等の複数の人間が前記プリペイドカ
ードを利用しようとすると、該カードを手渡す必要があ
り不便であるという問題があった。
【0004】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、プリペイドカードに残存する金額を
複数の利用者が共有して使用することで、利用者の利便
性を向上することのできるプリペイドシステムを提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記した問題を解決する
ために、本発明のプリペイドシステムは、現金を受け付
けて、少なくとも該受付け現金の金額を特定可能なプリ
ペイド情報が読み出し可能に記録された複数のプリペイ
ド媒体を発行するとともに、前記受付け現金の金額情報
を決済コンピュータに送信するプリペイド媒体発行装置
と、前記プリペイド媒体を受付け、少なくとも該受け付
けたプリペイド媒体のプリペイド情報を読み出すととも
に、前記プリペイド情報から特定される残金額からの決
済金額を受付け、該決済金額情報と前記プリペイド情報
を決済コンピュータに送信するプリペイド媒体使用装置
と、前記プリペイド媒体発行装置並びにプリペイド媒体
使用装置にデータ通信可能に接続され、前記プリペイド
媒体発行装置から送信された受付け現金の金額情報とプ
リペイド情報とを対応付けて登録するとともに、前記プ
リペイド媒体使用装置から送信されてきた決済金額情報
とプリペイド情報とに基づき、該決済金額情報により特
定される決済金額を前記プリペイド情報により特定され
る残金額から減算する決済コンピュータと、を具備する
ことを特徴としている。この特徴によれば、前記プリペ
イド媒体発行装置にて発行された複数のプリペイド媒体
を用いて、該プリペイド媒体の購入に供した金額が前記
決済コンピュータに登録され、該金額を前記発行された
各プリペイド媒体を前記プリペイド媒体使用装置が受け
付けることで複数の利用者が使用できるようになり、利
用者の利便性を向上することができる。
【0006】本発明のプリペイドシステムは、前記プリ
ペイド媒体を受付け、少なくとも該受け付けたプリペイ
ド媒体のプリペイド情報を読み出して該読み出したプリ
ペイド情報を前記決済コンピュータに送信し、該送信に
基づき決済コンピュータから返信されてくる前記プリペ
イド情報に対応して登録されている金額を確認可能に出
力する残額確認装置を備えることが好ましい。このよう
にすれば、各プリペイド媒体を所持する利用者は、自分
の所持しているプリペイド媒体を残額確認装置に投入す
ることで、共有しているプリペイド金額のその時点での
残額を随時確認することができる。
【0007】本発明のプリペイドシステムは、前記プリ
ペイド媒体および追加分現金を受け付けて、少なくとも
該受け付けたプリペイド媒体のプリペイド情報を読み出
して該読み出したプリペイド情報および前記受付追加分
現金の金額情報を前記決済コンピュータに送信する追加
分現金受け付け装置を備え、前記決済コンピュータは、
前記追加分現金受け付け装置から送信されてきた追加分
現金の金額情報とプリペイド情報とに基づき、該追加分
現金の金額情報により特定される追加分金額を前記プリ
ペイド情報により特定される残金額に加算することが好
ましい。このようにすれば、各プリペイド媒体を所持す
る利用者は、共有しているプリペイド金額の残金が無く
なったり少なくなった場合に金額を補充することがで
き、新たにプリペイド媒体を発行する必要がなくなる。
【0008】本発明のプリペイドシステムは、前記発行
されるプリペイド媒体には、個々のプリペイド媒体を特
定可能な識別情報が記録されているとともに、前記プリ
ペイド媒体発行装置は、発行するプリペイド媒体毎の使
用金額の上限金額を受付ける使用上限金額受付け手段を
具備し、該使用上限金額受付け手段にて受け付けた上限
金額と発行するプリペイド媒体の識別情報とを前記決済
コンピュータに送信し、前記決済コンピュータは、前記
プリペイド媒体発行装置から出力されてきた識別情報と
上限金額とを対応付けて登録するとともに、前記プリペ
イド媒体使用装置から送信されてくる識別情報と決済金
額とに基づき、該決済金額を該識別情報に対応して登録
されている使用金額に加算した新たな使用金額を算出
し、該加算後の新たな使用金額が前記送信されてきた識
別情報にて特定される上限金額を越える場合は、該決済
金額の決済を不可とするともに、前記加算後の新たな使
用金額が前記送信されてきた識別情報にて特定される上
限金額以下である場合には、該新たな使用金額を前記使
用金額として更新登録することが好ましい。このように
すれば、個々のプリペイド媒体毎に該プリペイド媒体の
使用の上限金額を設定することができる。
【0009】前記プリペイド媒体の識別情報に対応して
登録された使用金額が所定の期間内における使用金額で
あることが好ましい。このようにすれば、個々のプリペ
イド媒体毎に該プリペイド媒体の所定期間における使用
の上限金額を設定することができる。
【0010】本発明のプリペイドシステムは、前記残額
確認装置は、受け付けたプリペイド媒体に記録されてい
る前記識別情報を読み出して前記決済コンピュータに送
信し、該送信に基づき決済コンピュータは、該送信され
てきた識別情報に対応付けて登録されている上限金額と
使用金額とに基づき上限金額から使用金額を除した使用
可能金額を返信し、前記残額確認装置は、該返信された
使用可能金額を確認可能に出力することが好ましい。こ
のようにすれば、各プリペイド媒体を所持する利用者
は、自分の所持しているプリペイド媒体を残額確認装置
に投入することで、その時点での自分の使用可能金額を
随時確認することができる。
【0011】本発明のプリペイドシステムは、前記プリ
ペイド媒体発行装置は、発行するプリペイド媒体の枚数
を受け付ける発行枚数受付け手段を具備することが好ま
しい。このようにすれば、利用者は発行されるプリペイ
ド媒体の枚数を指定できるようになり、不必要に多くの
プリペイド媒体が発行されることを回避でき、プリペイ
ド媒体の発行コストを低減できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。尚、以下においては、本発明のプリ
ペイドシステムをテーマパークに適用した例を示すが、
本発明はこれい限定されるものではなく、これらテーマ
パーク以外の施設等にも適用可能であることは言うまで
もない。
【0013】(実施例)図1は、本実施例のプリペイド
システムの構成を示すシステム図であり、図2は、本実
施例のプリペイドシステムに用いたプリペイド媒体発行
装置、残額確認装置並びに追加分現金受付装置としての
発行装置を示す外観斜視図であり、図3は、本実施例に
用いた前記発行装置の構成を示すブロック図であり、図
4は、本実施例のプリペイドシステムを構成する管理セ
ンターに設置された管理サーバの構成を示すブロック図
であり、図5は、本実施例における前記管理サーバに記
憶されているカードデータベースの構成を示す図であ
る。
【0014】まず、本実施例のプリペイドシステムの主
な構成を図1に基づいて説明すると、本実施例のプリペ
イドシステムは、図1に示すように、テーマパーク内の
所定位置に設置されている複数の発行装置1と、これら
各発行装置1にデータ通信可能に接続され、発行された
プリペイドカードの残額並びに使用可能金額を管理する
とともに、使用金額の清算を実施する決済コンピュータ
としての管理サーバ2と、該管理サーバ2に接続された
プリペイド媒体使用装置としてのPOS端末3や自動販
売機4並びにアトラクションの自動改札機5等が接続さ
れた構成とされており、前記発行装置1にて購入された
プリペイドカードの金額に基づいて、該プリペイドカー
ドを使用してPOS端末3や自動販売機4並びにアトラ
クションの自動改札機5にて、商品の購入金額やアトラ
クションの搭乗料金の清算ができるようになっている。
【0015】まず、本実施例において用いた前記発行装
置1について説明すると、その外観は図2に示すよう
に、銀行の現金自動支払機(ATM)に類似したものと
なっており、略縦長状とされた筐体の前面上部に、装置
の稼働/非稼働を報知する稼働表示部11と、現金であ
る紙幣を投入するための紙幣投入口12と、発行された
プリペイドカード或いは発行済みのプリペイドカードが
挿入されるプリペイドカード発行口13と、が設けられ
ている。
【0016】また、前記筐体の前面中央部には上方を向
く平坦部が形成されており、該平坦部には、メインメニ
ュー等の操作案内や残金等の各種情報等の表示がなされ
る液晶表示パネル25に、該表示された選択メニューの
表示位置を利用者が押圧操作することでメニュー選択や
入力を行うことのできる透明タッチパネル24が一体化
された使用上限金額受付け手段並びに発行枚数受付け手
段としての表示ユニット14と、が設けられており、該
表示ユニット14より発行される各プリペイドカードの
発行枚数や使用上限金額が入力される。
【0017】また、この発行装置1内部には、図3に示
すように、該発行装置1の動作を制御する制御マイコン
(MPU)30に加えて、該制御マイコン(MPU)3
0が実施する処理に使用されるメモリ27や、前記稼働
表示部11を形成する稼働表示器21や、前記表示ユニ
ット14並びに該表示ユニット14を構成する前記液晶
表示パネル25の表示制御や前記透明タッチパネル24
の位置検出制御を行う表示ユニットドライバ26や、前
記管理サーバ2とのデータ通信を行う通信部28や、前
記紙幣挿入口12に連設されて、挿入された紙幣の真贋
や金種の識別を実施する紙幣識別ユニット22や、前記
プリペイドカード発行口13に連設されて発行するプリ
ペイドカードに予め記録されているカードIDを読み出
すとともに、前記管理サーバ2から返信されてきたプリ
ペイド情報としての発行IDを新たに発行するプリペイ
ドカードに記録して発行する磁気カードリーダライタ2
3と、前記プリペイドカード発行口13の上部位置に配
置され、プリペイドカードの発行に伴って点滅点灯され
ることでプリペイドカードの発行を報知する発行インジ
ケータ15と、が内在され、これらが前記制御マイコン
30に図3に示すように接続されて各部が制御マイコン
30にて制御可能とされているとともに、前記管理サー
バ2とのデータ通信が可能とされている。
【0018】次いで、本実施例に用いた管理サーバ2の
構成を図4に基づき説明すると、該管理サーバ2は、内
部にてデ−タの送受を行うデ−タバス57に、各動作制
御や前記発行装置1のプリペイドカードの管理処理等を
所定の処理プログラムに基づき実施する中央演算処理装
置(CPU)51や、RAM54や、キーボード等の入
力装置52や、モニタ等の表示装置58や、現在の時刻
情報や年月日の曜日等のカレンダ−情報を出力可能なリ
アルタイムクロック(RTC)56や、前記発行装置1
とのデータ送受を行う通信装置50に接続された通信イ
ンターフェイス53や、磁気ディスクや光磁気ディスク
から成り、前記管理処理を行うためのプリペイドカード
管理プログラムや、前記発行装置1よりの発行処理に関
して管理サーバ2が行う処理内容が記述された発行処理
プログラムや、前記POS端末3や自動販売機並びにア
トラクションの自動改札機から送信されてくる発行ID
やカードIDに基づく清算処理に関して管理サーバ2が
行う処理内容が記述された清算処理プログラムや、図5
に示すように、各プリペイドカードの残額や上限金額が
発行ID並びに発行される各プリペイドカードのプリペ
イドIDに対応付けて登録されているカードデータベー
ス(DB)とが記憶された記憶装置55が接続され、比
較的処理能力に優れた通常のサーバ用コンピュ−タとさ
れている。
【0019】この記憶装置55に記憶されているカード
データベース(DB)は、図5に示すような構成とされ
ており、前記発行装置1における入金(紙幣投入)に基
づき、管理サーバ2が発行する発行IDに対応付けて、
該入金(紙幣投入)において発行されたカード(本実施
例では1枚でも可能)の各カードIDが登録されるよう
になっているとともに、前記入金(紙幣投入)が購入金
額として登録される。尚、カード発行後において前記発
行装置1により受け付けられた追加分現金の金額は、該
購入金額に加算されて更新登録される。
【0020】また、該登録されている各カードIDに
は、後述する発行処理において前記発行装置1の表示ユ
ニット14から入力された上限金額が登録されていると
ともに、各カードID毎の使用金額が加算更新登録され
るようになっていて、これら上限金額から使用金額を差
し引いた額が使用可能金額として算出されるようになっ
ている。尚、該使用金額はカード発行後の累積使用金額
と月毎の使用金額(すなわち当月の使用総額)との2種
が登録されており、本実施例においては前記使用可能金
額の算出は月毎の使用金額を用いるように設定されてい
るが、累積使用金額を用いるように設定することも可能
である。
【0021】また、該カードデータベース(DB)に
は、前記各カードID毎の累積使用金額の合計が算出さ
れて登録される発行ID毎の総使用金額が加算更新登録
されるようになっており、前記購入金額から総使用金額
を差し引いた額が発行IDに対応する残金額として算出
されるようになっているが、総使用金額を用いず前記購
入金額から随時使用金額を差し引いて該購入金額を更新
登録し残金額としてもよい。
【0022】以下、本実施例のプリペイドシステムの動
作について説明する。
【0023】まず、第1に、前記発行装置1によるプリ
ペイドカードの発行について説明すると、まず、プリペ
イドカードの発行を受けようとする利用者は、図6に示
すように、発行装置1の前記表示ユニット14に表示さ
れるメインメニューから、新規発行を選択する。
【0024】該選択に基づき、表示ユニット14には図
7に示すように、発行手順が表示され、まず、発行金額
(紙幣)投入の項目において紙幣を前記紙幣投入口12
に投入するように促す表示が表示される。
【0025】利用者は、該表示にもとづいて、家族等の
グループ全体で使用したい金額、例えば1万5千円を前
記紙幣投入口12に投入する。
【0026】該投入に基づき、前記紙幣識別ユニット2
2は、投入された紙幣の種別と真贋とを識別し、識別結
果を前記制御マイコン(MPU)30に出力すること
で、該制御マイコン(MPU)30は、投入された金額
を加算して投入金額として前記表示ユニット14に表示
する制御を行うとともに、該投入金額表示画面に金額確
認ボタンを表示する。
【0027】利用者は、例えば1万円紙幣と5千円紙幣
とを投入し、前記投入金額表示画面に表示されている投
入金額が1万5千円であることを確認した後、該投入金
額表示画面に表示されている前記金額確認ボタンを押圧
操作する。
【0028】該操作に基づき発行装置1は、図16に示
すように、投入された金額を投入金額情報として管理サ
ーバ2へ送信する。
【0029】この投入金額情報の送信を受けた管理サー
バ2は、新たな発行IDを生成するとともに、該新たな
発行IDと前記受信した投入金額情報により特定される
投入金額を、購入金額として前記カードデータベース
(DB)に対応付けて仮登録し、前記生成した新たな発
行IDを前記発行装置1へ返信する。
【0030】該新たな発行IDの返信に基づいて発行装
置1は、該受信した発行IDを前記メモリ27に一時記
憶するとともに、図8に示すように発行枚数の入力手順
に進み、図9に示す発行枚数入力画面を前記表示ユニッ
ト14に表示して発行するプリペイドカードの枚数の受
付けを行う。
【0031】利用者は、該図9に示す発行枚数入力画面
の表示に基づき、該発行枚数入力画面から所望する発行
枚数、例えば家族が4人である場合には4枚を選択して
「OK」を押圧入力する。
【0032】発行装置1は、該発行枚数を受け付けた
後、図10に示すように、使用上限金額設定に移行し、
前記表示ユニット14に図11に示す上限金額(月毎)
設定画面を表示して、発行する各プリペイドカードの月
毎の使用上限金額の受付けを行う。
【0033】利用者は、該図11に示す上限金額(月
毎)設定画面の表示に基づき、該上限金額(月毎)設定
画面にて発行される各プリペイドカードの月毎の上限金
額を入力、例えば発行するプリペイドカードの1番目の
カードが父親用として上限金額を6000円、に設定し
たい場合には、No.1カードの上限金額に「600
0」を入力し、順次各プリペイドカードの上限金額を入
力した後、「OK」を押圧入力する。尚、この上限金額
(月毎)設定画面にて発行するプリペイドカードの上限
金額の入力がなされない場合には、これら上限金額には
前記購入金額が自動的に設定されるようになっており、
これら上限金額(月毎)設定画面にて入力された上限金
額は、前記メモリ27に一時登録される。
【0034】尚、本実施例では使用上限金額設定が、月
毎の使用上限金額としているが、本発明ではカード発行
後の累積使用の上限金額も設定でき、その設定過程は前
記の月毎の使用上限金額の場合と同様である。
【0035】次いで発行装置1は、これら上限金額の設
定の後、発行するプリペイドカードを前記磁気カードリ
ーダライタ23にセットし、該プリペイドカードに予め
記録されているカードIDを読み出すとともに、該読み
出したカードIDと該カードに対応する上限金額と発行
枚数の情報とを前記管理サーバ2に送信した後、前記メ
モリ27に一時記憶されている発行IDを磁気カードリ
ーダライタ23を用いて発行するプリペイドカードに記
録して前記カード発行口13より排出、発行するととも
に、前記発行インジケータ15を点滅点灯してプリペイ
ドカードの発行を報知する。
【0036】利用者が該発行されたプリペイドカードを
カード発行口13より抜き取ると、次のプリペイドカー
ドであるNo.2カードの発行処理が前記No.1カード
と同様に実施され、順次No.3、No.4のプリペイド
カードが発行されていく。
【0037】これらプリペイドカードの発行に際して、
発行されるプリペイドカードより読み出されたカードI
Dと上限金額は、前記管理サーバ2へ送信されて、前記
発行IDと購入金額が仮登録されたカードDBに、これ
ら仮登録データに対応付けて前記図5に示すように登録
されていき、全てのプリペイドカードの発行が終了して
前記発行装置1から全カード発行完了の通知を受信した
際に、管理サーバ2は、前記仮登録を本登録に変更する
ことで、該登録された残金額を使用できるようになって
いる。
【0038】これら発行されたプリペイドカードを使用
することのできる前記プリペイド媒体使用装置としての
POS端末3や自動販売機並びにアトラクションの自動
改札機等は、前記プリペイドカードである磁気カードを
受付け、該磁気カードの記録情報を少なくとも読み出し
可能な磁気カードリーダと、前記管理サーバ2との通信
手段並びに該管理サーバ2との清算処理に関するデータ
の送受を可能とする処理プログラムを搭載したものであ
れば公知のPOS端末や自動販売機並びに自動改札機を
使用することができる。
【0039】これらPOS端末3や自動販売機並びに自
動改札機におけるプリペイドカードの使用状況につい
て、商品の購入にてPOS端末3を利用する場合を例に
説明する。
【0040】利用者が商品の購入代金をプリペイドカー
ドで清算したい場合には、レジに商品を持参しプリペイ
ドカードとともに定員に手渡す。
【0041】定員は、渡されたプリペイドカードをPO
S端末3に接続されているカードリーダ(図示略)に挿
入するとともに、商品に着いているバーコードをバーコ
ードリーダにて読み取り、POS端末3に商品価格を入
力する。
【0042】これらPOS端末3に入力された商品価格
と、前記カードリーダにてプリペイドカードから読み出
された発行ID並びにカードIDが、図15に示すよう
に前記管理サーバ2へ送信される。
【0043】該送信に基づいて管理サーバ2は、送信さ
れてきた発行ID並びにカードIDとから、カードDB
に登録されている残金額並びに使用可能金額を特定し、
前記商品価格と比較する。
【0044】該比較において、商品価格が残金額或いは
使用可能金額のいずれかを越える場合には、前記POS
端末3に対して清算不可が返信され、該清算不可の返信
に基づきPOS端末3においては、清算が不可である旨
が表示されるとともに、前記カードリーダに挿入されて
いるプリペイドカードが強制的に排出される。
【0045】また、前記比較において、商品価格が残金
額或いは使用可能金額のいずれも越えない場合において
管理サーバ2は、前記POS端末3に対して清算可能を
送信するとともに、前記商品価格(清算金額)を前記カ
ードIDに対応する使用金額と総使用金額に加算、更新
するとともに、新たな残金額と使用可能金額とをPOS
端末3に返信する。
【0046】これら返信に基づき、POS端末3には、
清算可能の表示とともに、新たな残金額と使用可能金額
とが表示され、利用者は、これら新たな残金額と使用可
能金額とを確認できるようになっている。
【0047】次いで、本実施例のプリペイドシステムで
は、複数のプリペイドカード所持者が、前記の購入金額
を共有して使用できることから、他の所持者の使用によ
り、各自の所持者が使用時に把握した残金額と実際の残
金額とが異なる場合が生じることから、現時点の残金額
を事前に確認できるようにするために、前記発行装置1
にその時点の残忍額を確認できる機能を付与しており、
該発行装置が残額確認装置を兼ねるようになっている。
【0048】これら残額確認の処理状況について説明す
ると、利用者は図12に示すメインメニューにおいて、
「残高確認」を選択入力する。
【0049】該入力に基づき、前記表示ユニット14に
は、図13に示すように、「カードを挿入して下さ
い。」のカード挿入を促すメッセージが表示されるとと
もに、前記発行インジケータ15が点滅点灯される。
【0050】これに基づき、利用者は、前記メッセージ
に従って前記カード発行口13に自分が所持するプリペ
イドカードを挿入する。
【0051】該挿入に基づき発行装置1は、前記磁気カ
ードリーダライタ23により挿入されたプリペイドカー
ドに記録されている発行IDとカードIDを読み出し、
該読み出した発行IDとカードIDとを図17に示すよ
うに、残額出力要求とともに管理サーバ2へ送信する。
【0052】該発行IDとカードIDと残額出力要求を
受信した管理サーバ2は、受信した発行IDとカードI
Dとに基づき、前記カードDBの登録データから残金額
並びに使用可能金額を特定し、該特定した残金額と使用
可能金額を前記発行装置1に返信する。
【0053】この残金額と使用可能金額の返信を受けた
発行装置1は、受信した残金額と使用可能金額を図13
に示すように前記表示ユニット14に表示することで、
利用者は、その時点での残金額と自己が利用可能な使用
可能金額とを確認できるようになっており、これら表示
の後に発行装置1は、前記にて受け付けたプリペイドカ
ードをカード発行口13より返却し、発行インジケータ
15を点滅点灯させる。
【0054】以上、本実施例のようにすれば、複数の利
用者が、残金額を共有して使用できるようになり、プリ
ペイドカードを利用したい人に、プリペイドカードを逐
次手渡す必要もなく、利用者の利便性を向上できるよう
になる。
【0055】次いで、本実施例のプリペイドシステムで
は、前記残金確認において、該残金が無くなったか少額
だった場合に、追加購入(追加分現金受付)することが
できる機能を付与しており、該発行装置が追加分現金受
付装置を兼ねるようになっている。
【0056】これら追加購入の処理状況について説明す
ると、利用者は図14に示すメインメニューにおいて、
「追加購入」を選択入力する。
【0057】該入力に基づき、前記表示ユニット14に
は、カード挿入を促すメッセージが表示されるととも
に、前記発行インジケータ15が点滅点灯される。
【0058】これに基づき、利用者は、前記メッセージ
に従って前記カード発行口13に自分が所持するプリペ
イドカードを挿入する。
【0059】次いで前記表示ユニット14には、現金投
入を促すメッセージが表示される
【0060】これに基づき、利用者は、前記メッセージ
に従って追加したい金額例えば2万円を前記紙幣投入口
12に投入する。
【0061】該プリペイドカード挿入および紙幣投入に
基づき発行装置1は、前記磁気カードリーダライタ23
により挿入されたプリペイドカードに記録されている発
行IDとカードIDを読み出すとともに、該紙幣投入に
基づき、カード発行時と同様の金額確認手順を経て該金
額を確定して、該読み出した発行IDおよびカードID
並びに該金額情報とを、図18に示すように、購入金額
更新要求とともに管理サーバ2へ送信する。
【0062】該読み出した発行IDおよびカードID並
びに該金額情報と購入金額額更新要求を受信した管理サ
ーバ2は、受信した発行IDとカードIDとに基づき、
前記カードDBの登録データにおける購入金額を特定
し、該特定した購入金額に受信した金額2万円を加算し
更新登録するとともに、該購入金額更新登録により算出
され更新登録された残金額を前記発行装置1に返信す
る。
【0063】この更新登録された残金額の返信を受けた
発行装置1は、図15に示すように受信した残金額を前
記追加購入金額と供に前記表示ユニット14に表示し、
利用者は、その時点での残金額を確認できるようになっ
ており、その後発行装置1は、前記にて受け付けたプリ
ペイドカードをカード発行口13より返却し、発行イン
ジケータ15を点滅点灯させる。
【0064】以上、本実施例のようにすれば、複数の利
用者が、残金額を共有して使用できるようになり、プリ
ペイドカードを利用したい人に、プリペイドカードを逐
次手渡す必要もなく、利用者の利便性を向上できるよう
になる。
【0065】以上、本発明を図面により説明してきた
が、本発明はこれら実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっ
ても本発明に含まれることは言うまでもない。
【0066】例えば、前記実施例では、受付け現金の金
額を特定可能なプリペイド情報として管理サーバ2が発
行する発行IDを用いているが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、これら受付け現金の金額や残額の情
報を直接プリペイドカードに記録するようにしたり、前
記発行IDに代えて、プリペイドカードに予め記録され
ているカードIDを用いて受付け現金の金額や残額の情
報を特定できるようにしても良く、これらプリペイド情
報の形態は適宜に選択すれば良い。
【0067】また、前記実施例では、発行装置1が残額
確認装置および追加分現金受付装置を兼ねるようにして
いるが、本発明はこれに限定されるものではなく、これ
ら残額確認装置や追加分現金受付装置を個別に設けるよ
うにしても良い。また、更に、これら残額確認装置や追
加分現金受付装置を適宜に省いたシステムといても良
い。
【0068】また、前記においては、発行される各プリ
ペイドカード毎に使用上限金額を設定できるようにして
いるが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0069】また、前記発行装置1では、発行するプリ
ペイドカードの枚数を受け付けるようにしているが、本
発明はこれに限定されるものではなく、これら発行枚数
を一律として発行するようにしても良い。
【0070】また、前記実施例では、プリペイド媒体と
して磁気カードを用いた例を示しているが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、前記プリペイド情報であ
る発行ID等の記録情報を読み取り可能に記録できるも
のであれば、任意の記録媒体、例えばICカード等を使
用しても良い。
【0071】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。 (a)請求項1の発明によれば、前記プリペイド媒体発
行装置にて発行された複数のプリペイド媒体を用いて、
該プリペイド媒体の購入に供した金額が前記決済コンピ
ュータに登録され、該金額を前記発行された各プリペイ
ド媒体を前記プリペイド媒体使用装置が受け付けること
で複数の利用者が使用できるようになり、利用者の利便
性を向上することができる。
【0072】(b)請求項2の発明によれば、各プリペ
イド媒体を所持する利用者は、自分の所持しているプリ
ペイド媒体を残額確認装置に投入することで、共有して
いる金額のその時点での残額を随時確認することができ
る。
【0073】(c)請求項3の発明によれば、各プリペ
イド媒体を所持する利用者は、共有しているプリペイド
金額の残金が無くなったり少なくなった場合に金額を補
充することができ、新たにプリペイド媒体を発行する必
要がなくなる。
【0074】(d)請求項4の発明によれば、個々のプ
リペイド媒体毎に該プリペイド媒体の使用の上限金額を
設定することができる。
【0075】(e)請求項5の発明によれば、個々のプ
リペイド媒体毎に該プリペイド媒体の所定期間における
使用の上限金額を設定することができる。
【0076】(f)請求項6の発明によれば、各プリペ
イド媒体を所持する利用者は、自分の所持しているプリ
ペイド媒体を残額確認装置に投入することで、その時点
での自分の使用可能金額を随時確認することができる。
【0077】(g)請求項7の発明によれば、利用者は
発行されるプリペイド媒体の枚数を指定できるようにな
り、不必要に多くのプリペイド媒体が発行されることを
回避でき、プリペイド媒体の発行コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるプリペイドシステムの
構成を示すシステム図である。
【図2】本発明の実施例のプリペイドシステムに用いた
発行装置を示す外観斜視図である。
【図3】本発明の実施例用いた発行装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】本発明の実施例のプリペイドシステムを構成す
る管理サーバの構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施例における管理サーバに記憶され
ているカードデータベースの構成を示す図である。
【図6】本発明の実施例に用いた発行装置における表示
ユニットの表示画面を示す図である。
【図7】本発明の実施例に用いた発行装置における表示
ユニットの表示画面を示す図である。
【図8】本発明の実施例に用いた発行装置における表示
ユニットの表示画面を示す図である。
【図9】本発明の実施例に用いた発行装置における表示
ユニットの表示画面を示す図である。
【図10】本発明の実施例に用いた発行装置における表
示ユニットの表示画面を示す図である。
【図11】本発明の実施例に用いた発行装置における表
示ユニットの表示画面を示す図である。
【図12】本発明の実施例に用いた発行装置における表
示ユニットの表示画面を示す図である。
【図13】本発明の実施例に用いた発行装置における表
示ユニットの表示画面を示す図である。
【図14】本発明の実施例に用いた発行装置における表
示ユニットの表示画面を示す図である。
【図15】本発明の実施例に用いた発行装置における表
示ユニットの表示画面を示す図である。
【図16】本発明の実施例のプリペイドシステムを構成
する前記管理サーバと発行装置との発行処理におけるや
りとりを示す説明図である。
【図17】本発明の実施例のプリペイドシステムを構成
する前記管理サーバと使用装置であるPOS端末との使
用処理におけるやりとりを示す説明図である。
【図18】本発明の実施例のプリペイドシステムを構成
する前記管理サーバと発行装置との残高確認処理におけ
るやりとりを示す説明図である。
【図19】本発明の実施例のプリペイドシステムを構成
する前記管理サーバと発行装置との追加購入による購入
金額更新処理におけるやりとりを示す説明図である。
【符号の説明】
1 発行装置(発行装置) 2 管理サーバ(決済コンピュータ) 3 POS端末(使用装置) 4 自動販売機(使用装置) 5 自動改札機(使用装置) 11 稼働表示部 12 紙幣投入口 13 カード発行口 14 表示ユニット 21 稼働表示器 22 紙幣識別ユニット 23 磁気カードリーダライタ 24 透明タッチパネル 25 液晶表示パネル 26 表示ユニットドライバ 27 メモリ 28 通信部 30 制御マイコン(MPU) 50 通信装置 51 中央演算処理装置(CPU) 52 入力装置 53 通信インターフェイス 54 RAM 55 記憶装置 56 リアルタイムクロック(RTC) 57 データバス 58 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/00 G06K 19/00 Q Fターム(参考) 3E044 AA01 BA02 BA06 DC05 DE01 DE07 5B035 BB09 BC02 5B058 CA01 YA06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現金を受け付けて、少なくとも該受付け
    現金の金額を特定可能なプリペイド情報が読み出し可能
    に記録された複数のプリペイド媒体を発行するととも
    に、前記受付け現金の金額情報を決済コンピュータに送
    信するプリペイド媒体発行装置と、前記プリペイド媒体
    を受付け、少なくとも該受け付けたプリペイド媒体のプ
    リペイド情報を読み出すとともに、前記プリペイド情報
    から特定される残金額からの決済金額を受付け、該決済
    金額情報と前記プリペイド情報を決済コンピュータに送
    信するプリペイド媒体使用装置と、前記プリペイド媒体
    発行装置並びにプリペイド媒体使用装置にデータ通信可
    能に接続され、前記プリペイド媒体発行装置から送信さ
    れた受付け現金の金額情報とプリペイド情報とを対応付
    けて登録するとともに、前記プリペイド媒体使用装置か
    ら送信されてきた決済金額情報とプリペイド情報とに基
    づき、該決済金額情報により特定される決済金額を前記
    プリペイド情報により特定される残金額から減算する決
    済コンピュータと、を具備することを特徴とするプリペ
    イドシステム。
  2. 【請求項2】 前記プリペイド媒体を受付け、少なくと
    も該受け付けたプリペイド媒体のプリペイド情報を読み
    出して該読み出したプリペイド情報を前記決済コンピュ
    ータに送信し、該送信に基づき決済コンピュータから返
    信されてくる前記プリペイド情報に対応して登録されて
    いる金額を確認可能に出力する残額確認装置を備える請
    求項1に記載のプリペイドシステム。
  3. 【請求項3】 前記プリペイド媒体および追加分現金を
    受け付けて、少なくとも該受け付けたプリペイド媒体の
    プリペイド情報を読み出して該読み出したプリペイド情
    報および前記受付追加分現金の金額情報を前記決済コン
    ピュータに送信する追加分現金受け付け装置を備え、前
    記決済コンピュータは、前記追加分現金受け付け装置か
    ら送信されてきた追加分現金の金額情報とプリペイド情
    報とに基づき、該追加分現金の金額情報により特定され
    る追加分金額を前記プリペイド情報により特定される残
    金額に加算する請求項1または2に記載のプリペイドシ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記発行されるプリペイド媒体には、個
    々のプリペイド媒体を特定可能な識別情報が記録されて
    いるとともに、前記プリペイド媒体発行装置は、発行す
    るプリペイド媒体毎の使用金額の上限金額を受付ける使
    用上限金額受付け手段を具備し、該使用上限金額受付け
    手段にて受け付けた上限金額と発行するプリペイド媒体
    の識別情報とを前記決済コンピュータに送信し、前記決
    済コンピュータは、前記プリペイド媒体発行装置から出
    力されてきた識別情報と上限金額とを対応付けて登録す
    るとともに、前記プリペイド媒体使用装置から送信され
    てくる識別情報と決済金額とに基づき、該決済金額を該
    識別情報に対応して登録されている使用金額に加算した
    新たな使用金額を算出し、該加算後の新たな使用金額が
    前記送信されてきた識別情報にて特定される上限金額を
    越える場合は、該決済金額の決済を不可とするともに、
    前記加算後の新たな使用金額が前記送信されてきた識別
    情報にて特定される上限金額以下である場合には、該新
    たな使用金額を前記使用金額として更新登録する請求項
    1〜3に記載のプリペイドシステム。
  5. 【請求項5】 前記プリペイド媒体の識別情報に対応し
    て登録された使用金額が所定の期間内における使用金額
    である請求項4に記載のプリペイドシステム。
  6. 【請求項6】 前記残額確認装置は、受け付けたプリペ
    イド媒体に記録されている前記識別情報を読み出して前
    記決済コンピュータに送信し、該送信に基づき決済コン
    ピュータは、該送信されてきた識別情報に対応付けて登
    録されている上限金額と使用金額とに基づき上限金額か
    ら使用金額を差引いた使用可能金額を返信し、前記残額
    確認装置は、該返信された使用可能金額を確認可能に出
    力する請求項4または5に記載のプリペイドシステム。
  7. 【請求項7】 前記プリペイド媒体発行装置は、発行す
    るプリペイド媒体の枚数を受け付ける発行枚数受付け手
    段を具備する請求項1〜6のいずれかに記載のプリペイ
    ドシステム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7358324B2 (ja) 2019-11-12 2023-10-10 株式会社ペイルド 前払式決済サービスシステム、前払式決済処理方法、及びプログラム

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