JPH08315188A - 携帯記憶装置を用いた施設の管理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】アトラクション利用時の待ち時間を大幅に削減
し、アミューズメント施設全体を効率化、活性化させ、
より多くの客により多くのアトラクション、施設を利用
させる。また、経営者に対しては、アトラクション待ち
客の誘導、整理等の人を削減させ、利用率、客の流れを
リアルタイムに把握できるようにする。 【構成】入場カードを購入させた後、アミューズメント
施設内に設置された予約機に読み込ませ、利用を希望す
るアトラクションおよびショー、パレード、レストラ
ン、土産物屋等の施設を予約機の指示に従って入力さ
せ、集中管理装置がいくつかの適切なスケジュール・パ
ターンを算出して、客が選択した予約データを予約券に
印字して発行する。客は、予約券のスケジュールに従っ
てアトラクションやその他の施設を利用する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、アミューズメント等の
施設の集中管理により、最適な予約システムによる待ち
時間の短縮と、施設の有効な活用を図ることができる携
帯記憶装置を用いた施設の管理方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、遊園地、テーマパーク、博覧会等
のアミューズメント施設においては、顧客はアトラクシ
ョンを利用するために、そのアドラクションの前に列に
作り、自分の順番を待ってからアトラクションを利用し
ていた。そして、次に希望するアトラクションに移動
し、また同じことを繰り返している。その結果、顧客
は、その期間中、並んでいるだけで他に何もすることが
できず、束縛されている。特に、人気アトラクションを
利用する場合には、数時間以上も並ばなければならない
こともあり、子供連れの家族や身障者の利用は困難であ
った。また、アミューズメント経営者は、各アトラクシ
ョンの利用状況、人の流れ等がリアルタイムに把握でき
ないため、アトラクションの利用の変更、増便をタイム
リーに実施することができず、施設を有効に活用するこ
とができなかった。そこで、従来、経営者側の対策とし
ては、顧客に待ち時間の長さを感じさせないようにする
ため、各アトラクションの雰囲気を出した場所に顧客を
並ばせたり、並んでいる列の先頭が見えないように工夫
をしていた。また、顧客側では、ショー、パレード等に
ついては、予めスケジュールを把握し、時間になるとそ
の場所に行くか、あるいはアトラクションから次のアト
ラクションの移動時等、気付いた時刻に移動し、利用し
ていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】このように、従来のア
ミューズメント施設では、顧客はアトラクションを利用
するため、そのアトラクションの前に列を作って自分の
順番を待たなければならず、その間並んでいるだけで、
他に何もできない状態であった。また、ショーやパレー
ド等のスケジュールを知っていても、広大なアミューズ
メント施設内でのアトラクションからの移動時間、また
はアトラクションの待ち時間、利用時間が正確な把握で
きないため、その時間に間に合わないことがあった。ま
た、アミューズメント施設経営者は、各アトラクション
の利用状況がリアルタイムに把握できないため、アトラ
クションの回転率等の変更、増便等をタイムリーに実施
することができず、施設の有効活用が行われていなかっ
た。本発明の目的は、このような従来の課題を解決し、
アトラクションの待ち時間、ショー、パレード等の時間
とアミューズメント内の移動時間を考慮した顧客のスケ
ジュールおよびアトラクション施設の有効活用を図るこ
とができる携帯記憶装置を用いた施設の管理方法を提供
することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による携帯記憶装置を用いた施設の管理方法
では、予めアミューズメント施設利用客に対し、利用希
望施設の予約時に使用する顧客ＩＤと入場許可情報が記
憶されたアミューズメント施設内への入場カード（携帯
記憶装置）を購入させ、アミューズメント内には集中管
理装置と接続されている予約機を設置しておく。顧客
は、アミューズメント施設内に設置されている予約機に
入場カードを読み込ませ、利用希望施設を予約機の表示
装置の指示に従って入力することにより、集中管理装置
はアトラクションの待ち時間とその他の施設のスケジュ
ールおよびアミューズメント施設内の客の移動時間を考
慮して、いくつかの適切なスケジュール・パターンを算
出する。そして、客がそのスケジュール・パターンの１
つを選択することにより、予約機はアトラクション入場
許可情報とその日時を入場カード（携帯記憶装置）に記
憶し、発券することによりアミューズメント施設内の客
のスケジュール設定、および予約を行う。また、予約機
からの情報、アミューズメント入り口の入場カード・リ
ーダライタとアトラクション入場時の予約券リーダから
の情報を集中管理装置に伝送することにより、各施設、
各アトラクションの待ち時間、キャンセル率（利用状
況）把握し、アトラクションの回転率等の変更、増便等
の管理をリアルタイムに行う。

【０００５】

【作用】本発明においては、客のスケジュールが集中管
理装置と客の携帯記憶装置上に記憶されることにより、
客のアトラクション利用時の待ち時間が削減され、アト
ラクションの施設管理をタイムリーに実施できる。その
結果、アトラクション待ち客の誘導、整理作業が軽減さ
れるのみならず、リアルタイムに客の流れを把握し、ア
トラクションの回転率の変更、増便等を行うことによ
り、アミューズメント施設全体が効率化されるので、よ
り多くの客により多くのアトラクションを楽しませるこ
とができる。また、予め携帯記憶装置に客層別のＩＤを
記憶させることにより、客のタイプ別の利用アトラクシ
ョン、その他の利用施設、利用時間、キャンセル率等を
マーケティング・データとして収集可能となるため、将
来のアミューズメント経営戦略は勿論、他の分野にビジ
ネス展開する場合にも、その情報を応用することができ
る。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図１は、本発明の一実施例を示す施設の管理
システムのブロック図である。図１において、１３０は
予約機であって、アミューズメント内に複数台設置され
ており、それらの予約機の全てが集中管理装置１７０と
接続されている。各予約機１３０には、顧客が入場時に
購入した入場カード１６０を読み書きする入場カード・
リーダライタ１３５、集中管理装置１７０からの最適ス
ケジュールの算出結果や予約機１３０の状態を表示し、
かつ入力装置（タッチパネル）の役割も行う表示装置１
４０、集中管理装置１７０から予約機１３０に伝送され
た複数の最適スケジュール・パターン情報より、顧客が
選択したスケジュールに従って、そのスケジュール・デ
ータ（予約日時とアトラクション名、予約日時とその他
の利用施設名）を予約券に入力する予約入力装置１４
５、その予約券に予約入力装置１４５が入力したデータ
を印字し、可視化して発券する予約券出力装置１５０、
およびそれらを制御する制御装置１５５が設備されてい
る。

【０００７】一方、集中管理装置１７０は、アミューズ
メント内入場者変更データベース１７５、移動時間デー
タ・データベース１８０、施設スケジュールデータ・デ
ータベース１８５、およびアトラクション待ち時間変更
データベース１９０が装備され、さらにそれらのデータ
ベースを制御するＣＰＵ１９５、および施設の効率化、
つまりアトラクションの有効活用を促すための指示を表
示する表示装置１９７から構成されている。集中管理装
置１７０には、常時、管理者が待機しており、表示装置
１９７に表示された内容を監視することにより、連絡便
の増減や、アトラクション開催時間の変更等の実施をリ
アルタイムに行う。アミューズメント入り口の入場ゲー
ト１０５には、顧客が購入した入場カード１６０を読み
取り、集中管理装置１７０のアミューズメント内入場者
変更データベース１７５にデータ伝送する入場カードリ
ーダ１１０が装備されている。また、アミューズメント
内の各アトラクション入り口のアトラクション・ゲート
１２０には、予約機１３０の予約券出力装置１５０によ
り出力された予約券１６５を読み込み、集中管理装置１
７０のアトラクション待ち時間変更データベース１９０
にデータ伝送する予約券リーダ１２５が装備されてい
る。

【０００８】図２は、本発明が適用されるアミューズメ
ント内のイメージ図である。図２において、２１０はア
ミューズメント施設であり、外には顧客が入場カードを
購入する入場カード販売所２２０が設置されている。ア
ミューズメント施設に顧客が出入りする入口２３０に
は、入場カードリーダ１１０が設置されている。また、
各アトラクションには予約券リーダ２５０が設けられ、
それらは集中管理装置１７０に接続されている。さらに
集中管理装置１７０には、予約券を購入する予約機１３
０が接続されている。各顧客は、入場時、アミューズメ
ント施設の外に設置された入場カード販売所２２０にお
いて、アミューズメント施設への入場と、アミューズメ
ント内のアトラクションおよびその他の施設利用の予約
ができる携帯記憶装置（入場カード）を購入する。その
入場カードには、予め顧客ＩＤと入場許可情報が入力さ
れている。アミューズメント内では、顧客は予約機１３
０に入場カードを挿入することにより、予約機１３０の
表示装置に従って利用を希望するアトラクション（待ち
時間を要するもの）、およびショー、パレード、レスト
ラン、土産物屋等の施設（待ち時間を要さないもの）を
予約機１３０に入力する。

【０００９】集中管理装置１７０は、上記アトラクショ
ンの待ち時間とその他の施設のスケジュール、およびア
ミューズメント施設内の移動時間を考慮して、いくつか
の適切な組み合せスケジュールを算出し、予約機１３０
の表示装置にそれらを表示して、客がそのスケジュール
・パターンの中から１つ選択することにより、予約機１
３０は携帯記憶装置に利用アトラクション名、施設名、
その日時を入場許可情報として記憶して、そのスケジュ
ール情報を印字した後、予約券として客に発行する。ア
ミューズメント施設利用客がその予約券を使用して、ア
トラクションとその他の施設を利用することにより、集
中管理装置１７０内のアトラクション待ち時間変更デー
タベースが更新され、アミューズメント施設管理者は、
アミューズメント内の各施設、各アトラクションの待ち
時間、キャンセル率（利用状況）をリアルタイムに把握
して、アトラクションの回転率の変更、増便等の管理を
行う。

【００１０】図３は、本発明における入場時の処理フロ
ーチャートであり、図７は、入場カード上のデータの一
例を示す図である。顧客が入場カード販売所２２０で図
７に示すような入場カード１６０を購入すると、この入
場カード１６０を入場カード・リーダ１１０に挿入した
時点で、この動作フローが作動する。顧客は、アミュー
ズメント外に設置された入場カード販売所２２０におい
て、顧客ＩＤ７１０と販売日時７３０が入力された入場
カード１６０を購入する（ステップ３０５）。次に、ア
ミューズメント入口２３０に設置されている入場ゲート
１０５の入場カードリーダ１１０に購入した入場カード
１６０を挿入する（ステップ３１０）。集中管理装置１
７０に対して、顧客ＩＤ、入場許可情報（日時）を伝送
する（ステップ３１５）。集中管理装置１７０は、入場
カード１６０の販売日時７３０が正しいか否かを判断し
（ステップ３２０）、正しければ、顧客ＩＤ７１０をア
ミューズメント内入場者変更データベース１７５に登録
する（ステップ３３０）。これにより、集中管理装置１
７０から入場カードリーダ１１０にデータ伝送し（ステ
ップ３３５）、入場ゲート１０５をオープンし（ステッ
プ３４０）、顧客に入場カード１６０を返却して（ステ
ップ３４５）、終了する。

【００１１】図４は、本発明における予約機の処理フロ
ーチャートであり、図５は予約機での最適スケジュール
・パターン例の作成処理の流れ図であり、図８は予約券
上のデータと印字データを示す図である。顧客が入場カ
ード１６０を予約機１３０の入場カード・リーダライタ
１３５に挿入した時点で、この処理フローが作動する。
顧客は、アミューズメント２１０内に入場した後、予約
機１３０の入場カード・リーダライタ１３５に入場カー
ド１６０を挿入する（ステップ４０５）。制御装置１５
５は、表示装置１４０に利用希望アトラクションとその
他の利用希望施設の入力を促すメッセージを表示する
（ステップ４１０）。顧客は、予約機１３０の表示装置
１４０の指示に従って、利用希望アトラクションとその
他の利用希望施設を表示装置１４０の画面を押すことに
より入力する（ステップ４２５）。予約機１３０の制御
装置１５５は、その情報を集中管理装置１７０のＣＰＵ
１９５に伝送すると（ステップ４３０）、図５に示すよ
うに、ＣＰＵ１９５はアミューズメント内入場者変更デ
ータベース１７５、移動時間データ・データベース１８
０、施設スケジュールデータ・データベース１８５、ア
トラクション待ち時間変更データベース１９０からの情
報をマージして（ステップ５１０）、最適ないくつかの
スケジュール・パターン例の作成処理を行う（ステップ
４３５）。そして、その算出結果を予約機１３０の制御
装置１５５に伝送する（ステップ４４０）。制御装置１
５５は、表示装置１４０に算出されたいくつかのスケジ
ュール・パターン例を表示し（ステップ４４５）、その
スケジュール・パターン例から顧客に１つを選択させる
ためのガイドメッセージを表示する（ステップ４４
７）。

【００１２】顧客は、予約機１３０の表示装置１４０の
指示に従って、表示されたいくつかのスケジュール・パ
ターンから１つを表示装置１４０の画面を押すことによ
り選択する（ステップ４５０）。制御装置１５５は、顧
客が選択したスケジュールの情報を集中管理装置１７０
内のＣＰＵ１９５に伝送する（ステップ４５５）。ＣＰ
Ｕ１９５は、アトラクション待ち時間変更データベース
１９０を更新し（ステップ４６０）、アトラクション待
ち時間変更データベース１９０の中のアトラクションの
うち、待ち時間が２時間以上になるものがあるか否かを
判断する（ステップ４６５）。待ち時間が２時間以上に
なるものがなければ、予約機１３０の予約券出力装置１
５０にデータ伝送し（ステップ４７５）、予約券出力装
置１５０は、図８に示すように、そのスケジュール・デ
ータに従って予約券１６５にデータを入力し（ステップ
４７７）、さらに印字を行った後（ステップ４７８）、
その予約券を発行する（ステップ４８０）。図８では、
午前中にアトラクションＡ，Ｂ，Ｃを見て、昼食はレス
トランに入り、午後はパレードと乗物Ａ，Ｂの後に、シ
ョウＡとアトラクションＤを見た後、土産物屋で土産を
買い、夜に花火を見るスケジュール・パターンである。
一方、待ち時間が２時間以上になるものがあれば、集中
管理装置１７０内の表示装置１９７に、待ち時間が２時
間以上になるアトラクションの回転率のアップを促すメ
ッセージを表示する（ステップ４７０）。アミューズメ
ント施設管理者は、表示装置１９７の指示に従って、ア
トラクションの増便、回転率のアップ等を行う。そし
て、ＣＰＵ１９５は、予約機１３０内の予約券入力装置
１４５にデータ伝送し（ステップ４７５）、予約券出力
装置１５０は、そのスケジュール・データに従って、予
約券１６５にデータを入力し（ステップ４７７）、さら
に印字を行った後（ステップ４７８）、予約券１６５を
出力する（ステップ４８０）。

【００１３】図６は、本発明におけるアトラクション・
ゲートでの処理の一例を示すフローチャートである。顧
客は、予約機１３０の予約券出力装置１６０から出力さ
れた予約券１６５を受け取り、そこに印字されたスケジ
ュールに従って、アミューズメント内のアトラクション
とその他の施設を利用する。アトラクション・ゲート１
２０では、顧客は予約機１３０の予約券出力装置１５０
から出力された予約券１６５を予約券リーダ１２５に挿
入する（ステップ６０５）。予約券リーダ１２５は、集
中管理装置１７０内のＣＰＵ１９５に顧客ＩＤ、入場許
可情報等をデータ伝送し（ステップ６１０）、ＣＰＩ１
９５は予約券１６５上の入場許可情報８２０とアトラク
ション待ち時間変更データベース１９０を照合して、正
しいか否かを判断する（ステップ６１５）。正しけれ
ば、アトラクション待ち時間変更データベース１９０を
更新し（ステップ６２５）、予約券リーダ１２５へデー
タ伝送して（ステップ６３０）、アトラクション・ゲー
ト１２０をオープンする（ステップ６３５）。そして、
予約券を顧客に返却して（ステップ６４０）、終了す
る。もし、予約券１６５の入場許可情報８２０が正しく
なければ、警報を鳴らして（ステップ６２０）、予約券
１６５を返却し（ステップ６４０）、終了する。

【００１４】なお、本実施例では、顧客は先ず携帯記憶
装置である入場カードを購入し、これを入場カード・リ
ーダに挿入してアミューズメント施設内に入場した後、
アミューズメント施設内に設置されている予約機に入場
カードを挿入することにより、利用アトラクション名等
を印字した予約券を発行するのであるが、通常は入場カ
ード（携帯記憶装置）に入場許可情報を記憶して、その
表面に印字することにより予約券とする。また、予約券
を発行する代りに、入力した入場カード自体にアトラク
ション入場許可情報とその日時を記憶して、そのまま返
却することにより予約券とすることも可能である。ま
た、客は入場券購入時に入場カードの代りに、アトラク
ション、ショー、パレード、レストラン、土産物屋等の
施設名が記載されているマークシートを受け取り、利用
を希望するものにマークを付け、そのマークシートを予
約機に入力することにより、予約機への入力の手間を削
減することも可能である。さらに、客は入場券を購入す
る前に、アトラクション、ショー、パレード、レストラ
ン、土産物屋等の施設名が記載されているマークシート
を受け取り、利用を希望するものにマークを付け、その
マークシートを入場カード購入時に、入場カード販売所
の店員に渡すと、店員は、顧客ＩＤ、入場許可情報以外
に、そのマークシートからの情報を予め入力した入場カ
ードを客に販売することにより、予約機への入力の手間
と時間の無駄を削減することができる。

【００１５】本発明においては、顧客はアトラクション
利用時の待ち時間が大幅に削減されるので、アミューズ
メント施設利用のための最適なスケジューリングが可能
となり、より多くのアトラクションとその他の施設を利
用できるようになる。また、アミューズメント経営者も
アトラクション待ち客の誘導、整理等を行う人を削減で
きるのみならず、アミューズメント施設入場客、アトラ
クションの利用率、客の流れをリアルタイムに把握する
ことにより、最適なアトラクションの回転率の変更、増
便を行うことができる。その結果、アミューズメント施
設全体が効率化、活性化され、より多くの客により多く
のアトラクション、施設を利用してもらえる。さらに、
客が入場カードとして購入する携帯記憶装置に予め客層
別のＩＤを記憶させることにより、客のタイプ別の利用
アトラクション、その他の利用施設、利用時間、キャン
セル率等をマーケティング・データとして収集すること
ができ、将来のアミューズメント経営戦略、その情報を
応用することにより、他分野への展開も可能となる。

【００１６】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
顧客のアトラクション利用時の待ち時間が削減されると
ともに、アトラクションの施設管理をタイムリーに実行
することができるので、アトラクション待ち客の誘導、
整理作業が軽減されるのみならず、アトラクションの回
転率の変更、増便等を行うことにより、アミューズメン
ト施設全体が効率化され、より多くの客により多くのア
トラクションを楽しんでもらうことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示す施設の管理システムの
ブロック図である。

【図２】本発明を適用したアミューズメント施設のイメ
ージ図である。

【図３】本発明における入場時の処理フローチャートで
ある。

【図４】本発明における予約機での処理フローチャート
である。

【図５】本発明における予約機での最適スケジュール・
パターン例の作成処理流れ図である。

【図６】本発明におけるアトラクション・ゲートでの処
理フローチャートである。

【図７】本発明における入場カード上のデータの一例を
示す図である。

【図８】本発明における予約券上のデータの一例を示す
図である。

【符号の説明】

１３０…予約機、１３５…入場カード・リーダライタ、
１４０…表示装置、１５０…予約券出力装置、１５５…
制御装置、１４５…予約入力装置、１０５…入場ゲー
ト、１１０…入場カードリーダ、１６０…入場カード、
１２０…アトラクション・ゲート、１２５…予約券リー
ダ、１６５…予約券、１７０…集中管理装置、１７５…
アミューズメント内入場者変更データベース、 １８０…移動時間データ・データベース、１９５…ＣＰ
Ｕ、１９７…表示装置、１８５…施設スケジュール・デ
ータベース、２１０…アミューズメント、１９０…アト
ラクション待ち時間変更データベース、２３０…入口、
２２０…入場カード販売所、７１０，８１０…顧客Ｉ
Ｄ、７２０，８２０…入場許可情報、７３０，８３０…
日時、８４０…利用予定施設。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】携帯記憶装置にＩＤ番号と入場許可情報が
   記憶された入場カードが、アミューズメント施設の入口
   に設置された入場カード・リーダに挿入されると、集中
   管理装置に上記情報が伝送されて、該集中管理装置のア
   ミューズメント内入場者変更データベースを更新し、 該入場カードがアミューズメント施設内に設置されてい
   る予約機に挿入されると、該集中管理装置に上記情報が
   伝送されて、該集中管理装置がアトラクションの待ち時
   間とその他の施設のスケジュールおよびアミューズメン
   ト施設内の移動時間を考慮して、いくつかの適切なスケ
   ジュール・パターンを算出し、該予約機に表示し、 該スケジュール・パターンのうちの１つが選択される
   と、携帯記憶装置に利用アトラクション名、施設名、利
   用日時を入場許可情報として記憶するとともに、上記情
   報を印字して予約券として発行し、 アトラクション入場時に予約券リーダに予約券が挿入さ
   れると、該集中管理装置に上記情報が伝送されて、該集
   中管理装置は各施設、各アトラクションの待ち時間、キ
   ャンセル率を把握して、アトラクション回転率の変更、
   増便の管理をリアルタイムに行うことを特徴とする携帯
   記憶装置を用いた施設の管理方法。