JP2001307285A - タクシー予約システム、適切交通手段教示システム、タクシー予約方法、適切交通手段教示方法および記録媒体 - Google Patents

タクシー予約システム、適切交通手段教示システム、タクシー予約方法、適切交通手段教示方法および記録媒体

Info

Publication number
JP2001307285A
JP2001307285A JP2000126716A JP2000126716A JP2001307285A JP 2001307285 A JP2001307285 A JP 2001307285A JP 2000126716 A JP2000126716 A JP 2000126716A JP 2000126716 A JP2000126716 A JP 2000126716A JP 2001307285 A JP2001307285 A JP 2001307285A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
destination
taxi
reservation
data
transportation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000126716A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Shiraki
義章 白木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hankyu Corp
Original Assignee
Hankyu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hankyu Corp filed Critical Hankyu Corp
Priority to JP2000126716A priority Critical patent/JP2001307285A/ja
Publication of JP2001307285A publication Critical patent/JP2001307285A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 現金自動取引装置の諸機能を利用して、自分
が乗るべき交通機関を選択したり、目的地におけるタク
シーを手配することができる技術を提供する。 【構成】 住所データを入力する顧客カードリーダー
(ATM)および目的地においてタクシーを予約するか
否かというタクシー予約データを利用者が入力するため
のタクシー予約入力手段と、 予約する旨のタクシー予
約データが入力された場合に、目的地近辺でのタクシー
提供者へ、利用者者の氏名データとともに送信する送信
手段とを備えたタクシー予約システムとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】現金自動取引装置(ATM)
などを利用して、自分が乗るべき交通機関、例えば電車
を選択したり、目的地におけるタクシーを手配すること
ができる技術に関する。
【0002】
【先行技術】現金自動取引装置(ATM)については、
さまざまな多機能化が検討されている。例えば、現金自
動入出金装置における処理待ち時間に、アニメーション
を表示したり、メロディーを流したり、あるいは特開平
6−60102号公報に記載されているように、所要時
間を表示しこれをカウントダウンするようにした技術
は、装置処理に伴う利用者の待ち時間を短く感じさせる
ものであったり、待つことからの不安やいらいらを解消
するという効果をもたらす。
【0003】ところで、鉄道などの主要駅には、現金自
動取引装置が設置されるに至っている。また、乗客に対
する情報提供サービスなどについても、きめ細かいサー
ビスが要求されるようになっている。一方で、そういっ
たきめ細かいサービスについてすべてを駅員など、従業
員に頼ることは、人的コストの視点からは不可能であ
り、自動化すべきところはやらなければならない。その
ため、行き先案内を分かりやすくするための電子掲示板
などが設置されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現金自動取引装置は、
タッチパネルなどの情報提供機能やホストコンピュータ
との通信機能を備えている。しかし、それらの機能を応
用して、自分が乗るべき電車を選択したり、目的地にお
けるタクシーを手配することができる技術は、従来は提
供されていなかった。本発明が解決しようとする課題
は、通信機能と表示機能とを備える端末装置、例えば現
金自動取引装置を利用して、自分が乗るべき交通機関を
選択したり、目的地におけるタクシーを手配することが
できる技術を提供することにある。
【0005】請求項1、請求項2および請求項9記載の
発明の目的は、通信機能と表示機能とを備える端末装置
を利用して、目的地におけるタクシーを手配することが
できるタクシー予約の技術を提供することにある。請求
項3から請求項8および請求項10記載の発明の目的
は、通信機能と表示機能とを備える端末装置を利用し
て、自分が乗るべき交通機関を選択できる技術を提供す
ることにある。請求項11記載の発明の目的は、通信機
能と表示機能とを備える端末装置を利用して、目的地に
おけるタクシーを手配することができるタクシー予約の
ためのコンピュータプログラムを提供することにある。
請求項12記載の発明の目的は、通信機能と表示機能と
を備える端末装置を利用して、自分が乗るべき交通機関
を選択できるコンピュータプログラムを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
予約者に係る顧客カードおよびその顧客カードに記録
された氏名データを読み取るカードリーダーを用いて目
的地を入力する目的地情報入力手段と、 前記目的地に
おいてタクシーを予約するか否かというタクシー予約デ
ータを入力するためのタクシー予約入力手段と、 予約
する旨のタクシー予約データが入力された場合に、目的
地近辺でのタクシー提供者へ、予約者の氏名データとと
もに送信する送信手段とを備えたタクシー予約システム
に係る。
【0007】(用語説明)「目的地」とは、利用者がこ
れから向かう住所、地域などである。例えば、自宅、職
場、通学地などである。「顧客カード」とは、当該顧客
の確認が可能なカードであって、現金自動取引装置(A
TM)に用いる磁気カード、買い物などに用いるクレジ
ットカードなどである。「カードリーダー」とは、前記
顧客カードに記録された情報を読み取ることができる装
置であり、例えば現金自動取引装置、レジスタ装置など
である。
【0008】(作用)予約者が所有する顧客カードか
ら、カードリーダーを用いて氏名データおよび目的地を
読み取る。そして、タクシー予約入力手段を用いて、前
記目的地においてタクシーを予約するか否かというタク
シー予約データを入力する。予約する旨のタクシー予約
データが入力された場合には、送信手段が目的地近辺で
のタクシー提供者へ、予約者の氏名データとともに送信
する。ここにおいて、予約者は顧客カードによって目的
地におけるタクシー予約を完了させることができる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載のタ
クシー予約システムを限定したものであり、送信手段が
送信する予約データには、利用者が目的地へ到達する予
定時刻データを含むこととしたタクシー予約システムに
係る。 (作用)予約データには利用者が目的地へ到達する予定
時刻データを含んでいるので、予約者にとっては目的地
において待ち時間を減らすことができ、タクシー提供者
においては効率的な配車に寄与する。
【0010】請求項3記載の発明は、 交通手段の利用
者が当該交通手段の拠点において、目的地を入力する目
的地情報入力手段と、 その入力された目的地への適切
交通手段データを演算する演算手段と、 その適切交通
手段データを出力する出力手段とを備え、 前記目的地
情報入力手段は、当該利用者に係る目的地認識カードに
記録された目的地関連情報を自動読みとり可能である適
切交通手段教示システムに係る。
【0011】(用語説明)ここにいう「交通手段」と
は、出発点から終点へ移動し、その途中での乗降が可能
な旅客鉄道、バスなどである。タクシーは含まない。
「交通手段の拠点」とは、交通手段が鉄道の場合には
駅、バスの場合にはバスターミナルである。「適切交通
手段データ」とは、目的地へ到着するための交通手段に
ついての発車時刻および行き先を含むデータである。目
的地に到着する予定時刻、乗り換え時刻などを含むこと
としてもよい。「出力手段」とは、例えば、CRTまた
は液晶ディスプレイといった情報表示装置、紙媒体へ印
刷するプリンタ、あるいはそれらの組み合わせである。
「目的地認識カード」とは、請求項2または請求項3で
特定するもののほか、目的地関連情報が入力されたカー
ド、チケットなどである。なお、運賃を目的地で精算す
る方式したストアードフェア方式のカードは含まれな
い。「目的地関連情報」とは、乗車点からの料金、住所
地などである。磁気テープなどに記録された情報の場合
と、文字や数字を印刷されたイメージ情報の場合とがあ
る。
【0012】(作用)まず、交通手段の利用者が目的地
情報入力手段を用いて、自分の目的地を入力する。この
とき、利用者は、目的地認識カードを目的地情報入力手
段に対して示すことによって、目的地関連情報が自動読
みとりされる。次に、その入力された目的地への適切交
通手段データを、演算手段が演算し、出力手段が演算さ
れた適切交通手段データを出力する。利用者は、目的地
認識カードを用いて自分の目的地を入力すれば、適切交
通手段データを得ることができる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項3記載の適
切交通手段教示システムを限定したものであり、目的地
情報入力手段に用いる目的地認識カードは、住所データ
を記憶した顧客カードとし、 演算手段は、顧客カード
の住所データから最寄りの交通拠点を演算することとし
た適切交通手段教示システムに係る。
【0014】(用語説明)「住所データ」とは、戸籍や
登記上の完全な住所である必要はなく、例えば郵便番号
や電話番号など、住所が想定できるデータであればよ
い。「顧客カード」とは、当該顧客の確認が可能なカー
ドであって、現金自動取引装置に用いる磁気カード、買
い物などに用いるクレジットカードなどである。目的地
情報入力手段が予め対応できるように設定してある顧客
カードに限られる。 (作用)交通手段の利用者は、自分が所有する顧客カー
ドを用いて自分の目的地を入力すれば、適切交通手段デ
ータを得ることができる。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項3記載の適
切交通手段教示システムを限定したものであり、目的地
情報入力手段に用いる目的地認識カードは、交通手段の
乗車券とし、目的地入力手段は、前記乗車券に記録され
た料金情報から目的地を算出する目的地算出手段と、そ
の算出された目的地を表示して目的地を利用者に選択し
てもらう選択入力手段とを備えた適切交通手段教示シス
テムに係る。
【0016】(用語説明)「乗車券」とは、回数券、定
期券をも含むが、運賃を目的地で精算する方式したスト
アードフェア方式のカードは含まれない。「選択入力手
段」とは、例えば、CRTまたは液晶ディスプレイなど
に設定されるタッチパネル、テンキーなどの入力装置、
利用者の音声を捉える入力装置などである。 (作用)交通手段の利用者は、自分が購入した乗車券を
用いて自分の目的地を入力すれば、適切交通手段データ
を得ることができる。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項3から請求
項5のいずれかに記載の適切交通手段教示システムを限
定したものであり、適切交通手段に関する特徴データを
蓄積する特徴データベースを備え、 出力手段は、演算
手段が演算した適切交通手段データが複数である場合
に、それぞれの交通手段による特徴データを特徴データ
ベースから読み出して出力することとした適切交通手段
教示システムに係る。
【0018】「特徴データ」とは、過去のデータから算
出された平均乗車率、現在の指定席の空席データなどで
ある。「演算手段が演算した適切交通手段データが複数
である場合」とは、例えば、急行列車と各駅停車のいず
れをも利用することができる場合、特急券の有無がわか
らない場合などである。 (作用)特徴データベースには、適切交通手段に関する
過去の実績から作成された特徴データが蓄積されてい
る。演算手段が演算した適切交通手段データが複数であ
る場合に、それぞれの交通手段による特徴データを特徴
データベースから読み出し、出力手段が出力する。する
と、利用者はその特徴データを検証し、自分にあった交
通手段を選択する際に役立てることができる。
【0019】請求項7記載の発明は、請求項3から請求
項6のいずれかに記載の適切交通手段教示システムを限
定したものであり、目的地においてタクシーを予約する
か否かというタクシー予約データを利用者が入力するた
めのタクシー予約入力手段と、 予約する旨のタクシー
予約データが入力された場合に、目的地近辺でのタクシ
ー提供者へ、利用者者の氏名データとともに送信する送
信手段とを備えた適切交通手段教示システムに係る。 (作用)利用者には、タクシー予約入力手段が提供され
る。利用者は、そのタクシー予約入力手段を用いて、目
的地においてタクシーを予約することができる。予約す
る旨のタクシー予約データが入力された場合には、送信
手段が目的地近辺でのタクシー提供者へ、利用者者の氏
名データとともに送信する。
【0020】請求項8記載の発明は、請求項7記載の適
切交通手段教示システムを限定したものであり、送信手
段が送信する予約データには、利用者が目的地へ到達す
る予定時刻データを含むこととした適切交通手段教示シ
ステムに係る。 (作用)予約データには利用者が目的地へ到達する予定
時刻データを含んでいるので、予約者にとっては目的地
において待ち時間を減らすことができ、タクシー提供者
においては効率的な配車に寄与する。
【0021】請求項9記載の発明は、 予約者に係る顧
客カードおよびその顧客カードに記録された氏名データ
を読み取るカードリーダーを用いて目的地を入力する目
的地情報入力手順と、 前記目的地においてタクシーを
予約するか否かというタクシー予約データを入力するた
めのタクシー予約入力手順と、 予約する旨のタクシー
予約データが入力された場合に、目的地近辺でのタクシ
ー提供者へ、予約者の氏名データとともに送信する送信
手順とを備えたタクシー予約方法に係る。
【0022】請求項10記載の発明は、交通手段の利用
者が、当該交通手段の拠点において、当該利用者に係る
目的地認識カードに記録された目的地関連情報を入力す
る目的地情報入力手順と、 その入力された目的地への
適切交通手段データを演算する演算手順と、 その適切
交通手段データを出力する出力手順と、 目的地におい
てタクシーを予約するか否かというタクシー予約データ
を利用者が入力するためのタクシー予約入力手順と、
予約する旨のタクシー予約データが入力された場合に、
目的地近辺でのタクシー提供者へ、利用者者の氏名デー
タとともに送信する送信手順とを備えた適切交通手段教
示方法に係る。
【0023】請求項11記載の発明は、コンピュータプ
ログラムを記録し、コンピュータ読みとり可能な記録媒
体であって、そのプログラムは、予約者に係る顧客カー
ドおよびその顧客カードに記録された氏名データを読み
取るカードリーダーを用いて目的地を入力する目的地情
報入力手順と、 前記目的地においてタクシーを予約す
るか否かというタクシー予約データを入力するためのタ
クシー予約入力手順と、 予約する旨のタクシー予約デ
ータが入力された場合に、目的地近辺でのタクシー提供
者へ、予約者の氏名データとともに送信する送信手順と
を備えたプログラムとしたものである。ここで、「記録
媒体」とは、それ自身では空間を占有し得ないプログラ
ムを担持することができる媒体であり、例えば、フロッ
ピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、CD−R
OM、MO(光磁気ディスク)、DVD−ROM、PD
などである。
【0024】請求項12記載の発明は、コンピュータプ
ログラムを記録し、コンピュータ読みとり可能な記録媒
体であって、そのプログラムは、 コンピュータに対
し、適切な交通手段を教示させる方法を実現させるため
のプログラムを記録した記録媒体であって、 そのプロ
グラムは、交通手段の利用者が、当該交通手段の拠点に
おいて、当該利用者に係る目的地認識カードに記録され
た目的地関連情報を入力する目的地情報入力手順と、
その入力された目的地への適切交通手段データを演算す
る演算手順と、 その適切交通手段データを出力する出
力手順と、 目的地においてタクシーを予約するか否か
というタクシー予約データを利用者が入力するためのタ
クシー予約入力手順と、 予約する旨のタクシー予約デ
ータが入力された場合に、目的地近辺でのタクシー提供
者へ、利用者者の氏名データとともに送信する送信手順
とを備えたプログラムとしたものである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態および図
面に基づいて更に詳しく説明する。ここで用いる図面は
図1から図4である。図1は、本発明の第一の実施形態
を示す概念図である。図2は、本発明の第二の実施形態
を示す概念図である。図3は、本発明の第三の実施形態
を示す概念図である。図4は、本発明の第四の実施形態
を示す概念図である。
【0026】(第一の実施形態)第一の実施形態は、あ
る電車のターミナル駅(T駅)に設置されている現金自
動取引装置(ATM)に対し、その現金自動取引装置に
用いる顧客識別カード(キャッシュカード)を用いて、
タクシーの予約をする様子を示している。K氏のもので
ある顧客カードには、氏名データおよび自宅電話番号デ
ータが記録されているので、それらデータを、顧客特定
情報入力手段(カードリーダー)を用いて読み取る。そ
して、読み取った電話番号から最寄り駅(S駅)を算出
する。更に、電車の運行時刻表データへアクセスし、乗
車すべき最も合理的な電車を、モニタ画面へ出力する。
ここでは、「16:20発R行き」という電車を紹介す
る。
【0027】現金自動取引装置は、更にS駅への到着時
刻が「16:50」であると出力し、S駅でのタクシー
を予約するか否かという質問を、モニタ画面上で行う。
タッチパネルとなっているモニタ画面において、K氏が
予約する旨のタクシー予約データが入力したとする。す
ると、S駅近辺でのタクシー提供者へ、予約者の氏名デ
ータ=K様、到着予定時刻=16:50という予約デー
タを、S駅タクシー手配システムへ送信する。T駅発R
行きの電車へ16:20に乗ったK氏は、S駅へ16:
50に到着したとすると、駅のタクシー乗り場では、K
氏をタクシーが待っている。
【0028】なお、前述した実施形態では、K氏の目的
地が「自宅」であることを前提にしていたが、目的地の
確認をし、目的地が自宅ではない場合には別の目的地に
対する適切交通手段の紹介出力や、タクシー予約につい
てデータ入力を要求したり、その入力に応じた出力を行
えることとしても良い。
【0029】(第二の実施形態)第二の実施形態は、あ
る百貨店に設置されているレジスタ装置に対し、そのレ
ジスタ装置に用いる顧客識別カード(クレジットカー
ド)を用いて、タクシーの予約をする様子を示してい
る。買い物をした際に、お客様(K氏)がクレジットカ
ードを用いる。その際、レジに付属したカードリーダー
によって氏名および電話番号を読み取る。
【0030】購入した買い物を持ち帰る旨をレジ係に告
げたとすると、その旨を入力する。すると、出力画面
に、自宅最寄り駅たる「S駅でタクシーを手配しますか
?」という質問が出力される。レジ係は、これを口頭で
お客様へお聞きする。お客様がタクシーを予約する意思
表示をした場合には、レジ係が「はい」のボタンをタッ
チする。すると、レジスタ装置は、K氏の買い物につい
て「配送不要」の連絡を百貨店配送システムへ送信する
とともに、S駅タクシー手配システムへ「K様がタクシ
ーを予約」という情報を送信する。また、S駅への到着
時刻が予定されている場合には、その時刻データも送信
するとよい。また、レジ係は、タクシーの割引チケット
をK氏へ手渡すこととしてもよい。
【0031】このレジスタ装置が第一の実施形態にて説
明したATMのように、電車の運行時刻表データへアク
セス可能な端末装置であれば、お客様に対して帰りの電
車を紹介することもできる。なお、クレジットカードを
使用せずに現金払いしても良いし、購入した品物を持ち
帰るか否かについて、限定すべきことではない。買い物
をし、タクシーを予約したい旨を氏名や最寄り駅名とと
もにレジ係に告げれば、この予約システムを使用するこ
とができる。
【0032】(第三の実施形態)第三の実施形態は、あ
るターミナル駅(T駅)に設置されている乗車案内装置
に対し、その駅を拠点とする交通機関の切符を用いて、
乗車案内を出力させる様子を示している。この乗車案内
装置は、ATMを兼ねているものとする。
【0033】T駅から240円というチケットを購入し
たK氏は、乗車案内装置(ATM)のチケットリーダー
へチケットを読み込ませる。するとチケットリーダーは
「T駅から240円」という情報を読み取り、T駅から
240円の区間の駅名をモニタ画面へ出力する。そし
て、「お客様は次のどちらへお出かけですか?」と問い
かけ、240円区間の複数の駅名から選んでもらう。こ
こでは、「V駅」が選択されたとする。すると、運行時
刻表データへアクセスしてV駅への乗車経路と乗車すべ
き電車を演算する。その演算結果を乗車案内プリントと
して出力する。
【0034】V駅は、U駅での乗り換えが必要であるた
め、乗客にとってはわかりにくい場合があるが、このよ
うに購入したチケットと乗車案内装置とによって乗り替
え案内が出力されるので、駅員を使うことなくサービス
の向上を図れる。なお、第一の実施形態で示したよう
に、タクシー予約が行えるシステムとの組合せは、当然
可能である。
【0035】(第四の実施形態)第四の実施形態もま
た、あるターミナル駅(T駅)に設置されている乗車案
内装置に対し、その駅を拠点とする交通機関の切符を用
いて、乗車案内を出力させる様子を示している。この乗
車案内装置もまた、ATMを兼ねたものである。
【0036】第三の実施形態との相違点は、乗車券が
「T駅からS駅」というように、行き先が明示されてい
るものとする。乗車案内装置(ATM)のチケットリー
ダーはそのチケットの「T駅からS駅」という情報を読
み取り、運行時刻表データへアクセスしてS駅への乗車
経路と乗車すべき電車を演算する。更に、指定券の販売
状況を把握している乗客数データベースへもアクセスす
る。そして、運行時刻表データおよび乗客数データベー
スへアクセスした結果を、モニタ画面へ出力する。この
例では、急いでいる人のために指定席は売り切れている
もののS駅へ早く到着できる特急列車を、指定席を希望
する方のために、指定席がまだ残っている急行列車を紹
介している。
【0037】なお、当日の列車の編成数や、各停車駅の
施設などについてのデータを蓄積した特徴データベース
を用意しておき、乗換駅について、冷暖房付きの待合室
があるか否か、売店があるか否か、トイレがあるか否か
などを案内することができるようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】請求項1、請求項2および請求項9記載
の発明によれば、通信機能と表示機能とを備える端末装
置を利用して、目的地におけるタクシーを手配すること
ができるタクシー予約の技術を提供することができた。
請求項3から請求項8および請求項10記載の発明によ
れば、通信機能と表示機能とを備える端末装置を利用し
て、自分が乗るべき交通機関を選択できる適切交通手段
を教示できる技術を提供することができた。
【0039】請求項11記載の発明によれば、通信機能
と表示機能とを備える端末装置を利用して、目的地にお
けるタクシーを手配することができるタクシー予約のた
めのコンピュータプログラムを提供することができた。
請求項12記載の発明によれば、通信機能と表示機能と
を備える端末装置を利用して、自分が乗るべき交通機関
を選択できるコンピュータプログラムを提供することが
できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態を示す概念図である。
【図2】本発明の第二の実施形態を示す概念図である。
【図3】本発明の第三の実施形態を示す概念図である。
【図4】本発明の第四の実施形態を示す概念図である。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予約者に係る顧客カードおよびその顧客カ
    ードに記録された氏名データを読み取るカードリーダー
    を用いて目的地を入力する目的地情報入力手段と、 前記目的地においてタクシーを予約するか否かというタ
    クシー予約データを入力するためのタクシー予約入力手
    段と、 予約する旨のタクシー予約データが入力された場合に、
    目的地近辺でのタクシー提供者へ、予約者の氏名データ
    とともに送信する送信手段とを備えたタクシー予約シス
    テム。
  2. 【請求項2】送信手段が送信する予約データには、予約
    者が目的地へ到達する予定時刻データを含むこととした
    請求項1記載のタクシー予約システム。
  3. 【請求項3】交通手段の利用者が当該交通手段の拠点に
    おいて、目的地を入力する目的地情報入力手段と、 その入力された目的地への適切交通手段データを演算す
    る演算手段と、 その適切交通手段データを出力する出力手段とを備え、 前記目的地情報入力手段は、当該利用者に係る目的地認
    識カードに記録された目的地関連情報を自動読みとり可
    能である適切交通手段教示システム。
  4. 【請求項4】目的地情報入力手段に用いる目的地認識カ
    ードは、住所データを記憶した顧客カードとし、演算手
    段は、顧客カードの住所データから最寄りの交通拠点を
    演算することとした請求項3記載の適切交通手段教示シ
    ステム。
  5. 【請求項5】目的地情報入力手段に用いる目的地認識カ
    ードは、交通手段の乗車券とし、 目的地入力手段は、前記乗車券に記録された料金情報か
    ら目的地を算出する目的地算出手段と、 その算出された目的地を表示して目的地を利用者に選択
    してもらう選択入力手段とを備えた請求項3記載の適切
    交通手段教示システム。
  6. 【請求項6】適切交通手段に関しての特徴データを蓄積
    する特徴データベースを備え、 出力手段は、演算手段が演算した適切交通手段データが
    複数である場合に、 それぞれの交通手段による特徴データを特徴データベー
    スから読み出して出力することとした請求項3から請求
    項5のいずれかに記載の適切交通手段教示システム。
  7. 【請求項7】目的地においてタクシーを予約するか否か
    というタクシー予約データを利用者が入力するためのタ
    クシー予約入力手段と、 予約する旨のタクシー予約データが入力された場合に、
    目的地近辺でのタクシー提供者へ、利用者者の氏名デー
    タとともに送信する送信手段とを備えた請求項3から請
    求項6のいずれかに記載の適切交通手段教示システム。
  8. 【請求項8】送信手段が送信する予約データには、利用
    者が目的地へ到達する予定時刻データを含むこととした
    請求項7記載の適切交通手段教示システム。
  9. 【請求項9】予約者に係る顧客カードおよびその顧客カ
    ードに記録された氏名データを読み取るカードリーダー
    を用いて目的地を入力する目的地情報入力手順と、 前記目的地においてタクシーを予約するか否かというタ
    クシー予約データを入力するためのタクシー予約入力手
    順と、 予約する旨のタクシー予約データが入力された場合に、
    目的地近辺でのタクシー提供者へ、予約者の氏名データ
    とともに送信する送信手順とを備えたタクシー予約方
    法。
  10. 【請求項10】交通手段の利用者が、当該交通手段の拠
    点において、当該利用者に係る目的地認識カードに記録
    された目的地関連情報を入力する目的地情報入力手順
    と、 その入力された目的地への適切交通手段データを演算す
    る演算手順と、 その適切交通手段データを出力する出力手順と、 目的地においてタクシーを予約するか否かというタクシ
    ー予約データを利用者が入力するためのタクシー予約入
    力手順と、 予約する旨のタクシー予約データが入力された場合に、
    目的地近辺でのタクシー提供者へ、利用者者の氏名デー
    タとともに送信する送信手順とを備えた適切交通手段教
    示方法。
  11. 【請求項11】コンピュータに対し、タクシーを予約す
    る方法を実現させるためのプログラムを記録した記録媒
    体であって、 そのプログラムは、予約者に係る顧客カードおよびその
    顧客カードに記録された氏名データを読み取るカードリ
    ーダーを用いて目的地を入力する目的地情報入力手順
    と、 前記目的地においてタクシーを予約するか否かというタ
    クシー予約データを入力するためのタクシー予約入力手
    順と、 予約する旨のタクシー予約データが入力された場合に、
    目的地近辺でのタクシー提供者へ、予約者の氏名データ
    とともに送信する送信手順とを備えたプログラムとした
    コンピュータ読みとり可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】コンピュータに対し、適切な交通手段を
    教示させる方法を実現させるためのプログラムを記録し
    た記録媒体であって、 そのプログラムは、交通手段の利用者が、当該交通手段
    の拠点において、当該利用者に係る目的地認識カードに
    記録された目的地関連情報を入力する目的地情報入力手
    順と、 その入力された目的地への適切交通手段データを演算す
    る演算手順と、 その適切交通手段データを出力する出力手順と、 目的地においてタクシーを予約するか否かというタクシ
    ー予約データを利用者が入力するためのタクシー予約入
    力手順と、 予約する旨のタクシー予約データが入力された場合に、
    目的地近辺でのタクシー提供者へ、利用者者の氏名デー
    タとともに送信する送信手順とを備えたプログラムとし
    たコンピュータ読みとり可能な記録媒体。
JP2000126716A 2000-04-26 2000-04-26 タクシー予約システム、適切交通手段教示システム、タクシー予約方法、適切交通手段教示方法および記録媒体 Pending JP2001307285A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000126716A JP2001307285A (ja) 2000-04-26 2000-04-26 タクシー予約システム、適切交通手段教示システム、タクシー予約方法、適切交通手段教示方法および記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000126716A JP2001307285A (ja) 2000-04-26 2000-04-26 タクシー予約システム、適切交通手段教示システム、タクシー予約方法、適切交通手段教示方法および記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001307285A true JP2001307285A (ja) 2001-11-02

Family

ID=18636440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000126716A Pending JP2001307285A (ja) 2000-04-26 2000-04-26 タクシー予約システム、適切交通手段教示システム、タクシー予約方法、適切交通手段教示方法および記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001307285A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005018697A (ja) * 2003-06-30 2005-01-20 Nec Corp 相乗り予約管理のための方法およびそのシステム、並びにそのプログラム
JP2013206282A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Zenrin Co Ltd 乗換経路探索装置、乗換経路探索方法および携帯端末
JP5933076B1 (ja) * 2015-05-22 2016-06-08 株式会社Cygames 情報処理システム、サーバ及びプログラム、並びに端末及びプログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005018697A (ja) * 2003-06-30 2005-01-20 Nec Corp 相乗り予約管理のための方法およびそのシステム、並びにそのプログラム
JP2013206282A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Zenrin Co Ltd 乗換経路探索装置、乗換経路探索方法および携帯端末
JP5933076B1 (ja) * 2015-05-22 2016-06-08 株式会社Cygames 情報処理システム、サーバ及びプログラム、並びに端末及びプログラム
US10708186B2 (en) 2015-05-22 2020-07-07 Cygames, Inc. Information processing system, server, and program, and terminal and program

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20010016825A1 (en) Electronic ticketing and reservation system and method
JP5435890B2 (ja) 鉄道券売機の画面表示方法及び鉄道発券システム
JP3826956B2 (ja) 待ち時間管理システム
JP2007323217A (ja) 発券処理装置および発券処理方法
JP2002366672A (ja) ホテルオーダーシステム
JP2001307285A (ja) タクシー予約システム、適切交通手段教示システム、タクシー予約方法、適切交通手段教示方法および記録媒体
JP3682167B2 (ja) 券売情報提供システムおよび券売情報提供装置
JP4298370B2 (ja) 端末機器
JP2004206493A (ja) 割引セット商品斡旋システム
JP2002298164A (ja) 自動券売システム
JP2690166B2 (ja) 自動券売システム
JP4707852B2 (ja) 一括発券システム
JP7434630B1 (ja) 券売システム
JP4131223B2 (ja) 券売機、および券売システム
JP6682750B1 (ja) 業務支援システム、業務支援方法、及びコンピュータプログラム
JP4679946B2 (ja) 鉄道車両等の駅舎に配置される多機能自動券売機
JP3039946B2 (ja) 自動発券端末装置
JP3662867B2 (ja) 旅行プラン情報管理サーバ、旅行プラン情報システム、旅行プラン情報管理方法、およびそのプログラム
JP2002245194A (ja) インターネットによる予約システム
JP2000293712A (ja) 指定席券の処理方法
JP2001325628A (ja) 駐車場管理システム
JP2023069424A (ja) 情報処理システム、情報処理プログラムおよび情報処理方法
JPH04111087A (ja) 座席指定券発行システム
JPH0737122A (ja) 券売機
JPH07262420A (ja) 指定券発券装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20050426