JP2000293712A - 指定席券の処理方法 - Google Patents

指定席券の処理方法

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JP2000293712A JP2000077764A JP2000077764A JP2000293712A JP 2000293712 A JP2000293712 A JP 2000293712A JP 2000077764 A JP2000077764 A JP 2000077764A JP 2000077764 A JP2000077764 A JP 2000077764A JP 2000293712 A JP2000293712 A JP 2000293712A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】指定席券を有効に販売することができる指定席
券の処理方法を提供することにある。 【解決手段】指定席券を購入した乗客が、所定の列車よ
り早い列車に乗車したことを検知した場合は、所定の座
席をキャンセルして、他の乗客に販売する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交通機関等の座席
予約を行う際に発行される指定席券の処理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】乗車する列車が予め定められてなく、乗
車区間、クラス(グリーン車または普通車)だけが定め
られた指定席回数券を用いた指定席券発券装置の例は、
特公平4−37469号公報で述べられている。
【0003】また、特許第2668462号公報には、
発行された切符の指定席変更やキャンセルを行う自動券
売機に関する技術が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、座席指定を受けた所定の列車よりも早い時刻の列車
に乗車した場合、車内検札等で、車掌はそれを検知する
ことはできるが、予約状況を管理するコンピュータはそ
の乗客が指定を受けた所定の列車の座席をキャンセルす
ることはできず、空席のまま発車していた。そのため、
その列車の座席指定を受けたくても満席のため、遅い列
車の指定席券を購入したり、自由席で立ったまま乗車せ
ざるをえない乗客がいた。また、鉄道会社も販売できる
はずの指定席券が販売できない、という機会損失があっ
た。
【0005】本発明の目的は、車内で乗客が所有する指
定席券を読み取り、所定の列車よりも早い時刻に乗車し
ていれば、所定の列車の座席をキャンセルし、他の乗客
からの座席指定を受け付け、指定席券を有効に販売する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、指定席券を読み取り、指定された所定の
列車に乗っているかを判断し、所定の列車よりも早い時
刻に乗車していれば、所定の列車の座席の予約をキャン
セルする。
【0007】回数券を用いた指定席券発券装置で、キャ
ンセルする場合、乗客はキャンセルという項目を、入力
手段から入力し、以前発券された指定席券を入力する。
該装置は、その指定席券の記憶部分を読み取り、現在時
刻より後に発車する列車であることを確認する。現在時
刻より後の列車であれば、キャンセルを認め、該装置が
接続されているコンピュータに報告し、座席を管理して
いるファイルにアクセスし、他の乗客からの予約を受け
付けられる状態にする。キャンセルが終了すれば、該装
置内部に蓄えた新規の回数券を乗客に発券する。
【0008】また、車内検札では、乗客の指定席券の記
憶部分を読み取り、所定の列車より、早い時刻の列車に
乗車している乗客を検知し、車内から座席予約を管理し
ているコンピュータへ、該乗客の所定の座席をキャンセ
ルするように報告する。該コンピュータは、車内からの
報告に基づいてキャンセルし、その座席を他の乗客から
の予約を受け付けられる状態にする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施例を説明す
る。図1に回数券を取り扱える装置を用いて、回数券に
よって発券された指定席券をキャンセルする方法の手順
を示す。以下、各ステップの説明を行う。
【0010】ステップ101:該装置は、操作者(切符
を売る人または乗客)が命令を入力するのを待つ。
【0011】ステップ102:入力された命令が、キャ
ンセルであるか否か、判断する。キャンセルであれば、
ステップ104へ、そうでなければステップ103へ進
む。この場合、キャンセルでなければ、発券することだ
けを考える。
【0012】ステップ103:通常の発券処理(指定席
券、乗車券等)を行う。
【0013】ステップ104:キャンセルしたい指定席
券を該装置に入力する。
【0014】ステップ105:該装置は、該指定席券の
磁気部を読み、乗車年月日、発車時刻を現在の日付、時
刻と比較する。現在の日付より後、または現在の日付で
も、発車時刻が現在時刻よりも遅い列車の指定席券なら
ば、キャンセル可能、と判断し、ステップ106へ進
む。そうでなければ、キャンセルができないことを該装
置の表示部に表示し、入力された指定席券を返却し、ス
テップ101へ進む。
【0015】ステップ106:キャンセルがあったこと
をホストコンピュータに報告し、座席の予約を管理して
いるホストコンピュータのファイルを更新し、その座席
を他の乗客が予約できるようにする。
【0016】ステップ107:キャンセルをした乗客
が、再び予約できるように、該装置は回数券を発券す
る。必要なら、手数料を請求しても良い。
【0017】ステップ108:まだ、他の処理を受け付
けるのであれば、ステップ101へ進む。処理を終了
し、該装置が、もう入力を受け付けないのであれば、こ
の処理フローを終了する。
【0018】ここで、回数券を取り扱える装置とは、駅
員や旅行センタの係員が操作する装置や特公平4−37
469で述べられている乗客が操作する装置に、キャン
セル機能を設けた装置のことである。また、ステップ1
07で発券する回数券は、新たな回数券でも良いし、該
装置に入力された指定席券を再び予約できる状態にし
て、返却しても良い。
【0019】第1の実施例は、回数券によって購入され
た指定席券をキャンセルする方法を述べた。第2の実施
例では、回数券、現金、各種クレジットカードによって
購入された指定席券をキャンセルする方法について述べ
る。図2にその処理フローを示し、以下に各ステップ
(ステップ201以降)の説明を行う。図中ステップ1
01からステップ105は図1のそれと等しい。
【0020】ステップ201:入力された指定席券が回
数券によって購入された切符かどうか判断する。回数券
によって購入された切符であれば、図1のステップ10
5へ、そうでなければ、ステップ202へ進む。
【0021】ステップ202:指定列車または座席の変
更(これを乗車変更と言う)であるかどうか、判断す
る。乗車変更であれば、図1の103へ進み、予約、発
券の処理を行う。乗車変更でなければ、ステップ203
へ進み、キャンセルの処理を行う。
【0022】ステップ203:入力された切符が、現金
によって購入された切符か、クレジットカードによって
購入された切符であるかを判断する。現金によって購入
された切符であれば、ステップ204へ進み、クレジッ
トカードによって購入された切符であれば、ステップ2
05へ進む。
【0023】ステップ204:所定の手数料を引いて、
返金する。
【0024】ステップ205:クレジットカードによる
購入であるので、現金での返金は行わず、手数料を引い
て返金分をホストコンピュータに報告し、後日、乗客の
口座に振り込む。
【0025】ステップ206:まだ、他の処理を受け付
けるのであれば、図1のステップ101へ進む。処理を
終了し、該装置が、もう入力を受け付けないのであれ
ば、この処理フローを終了する。
【0026】以上をまとめると、回数券によって購入さ
れた指定席券をキャンセルする時は、新たな回数券(ま
たは再び指定席券を購入できる機能を持った同等のも
の)を発券し、現金によって購入したものであれば、手
数料を引いて、現金で返金し、クレジットカードで購入
したものであれば、手数料を引いて、返金分は後日乗客
の口座に振り込むようにする。
【0027】本実施例は指定席券のキャンセルを例に述
べたが、自由席券や航空券その他交通機関の切符や、定
員が限られている入場券にも活用できることは言うまで
もない。自由席券の場合で定員を無視して良い場合は、
図1ステップ106のキャンセル処理が省略できる。
【0028】本実施例によれば、キャンセルの処理も、
すべて自動化できるので、窓口の係員の負荷が軽減す
る。また、乗客が操作する顧客操作型の端末でこれを実
現すれば、キャンセル・乗車変更する乗客は有人の窓口
へ並ぶ必要が無く、窓口が閉まっていても、キャンセル
・乗車変更ができるし、窓口へ並ぶ人数が減るので、キ
ャンセル・乗車変更以外の乗客の待ち時間が減少する、
という効果がある。
【0029】図3に指定席券を購入、キャンセルするこ
とができる装置の機能ブロック図を示す。表示部319
には、指定席券を購入するのか、キャンセルするのか等
の命令が表示され、この装置の操作者(駅員、旅行会社
の係員、乗客等)は、タッチパネル320を用いて、選
択する。どの命令が選択されたのかをCPU300は解
析する。
【0030】購入の場合、表示部319には、クレジッ
トカード(以下カード)、回数券、現金のどれで購入す
るか?というガイダンスを表示し、操作者はタッチパネ
ル320から購入方法を入力する。カードで購入する場
合、カード入力部302からカードを入力し、カード読
み取り部303はカードのID番号を読み取る。カード
の所有者(多くの場合は乗客)はタッチパネル320か
ら暗証番号を入力し、通信制御部301は、ホストコン
ピュータに問い合わせ、本人確認を行う。本人確認が終
わった後、または切符を発券した後に、カード出力部3
04からカードを返却する。この装置の操作者が、乗客
でなければ、暗証番号を入力する代わりに、伝票にサイ
ンをしてもらってもよい。回数券で購入する場合、回数
券入力部307から回数券を入力し、種別・真偽判別部
306が回数券の磁気から、乗車区間、設備(普通、グ
リーン)、回数券の有効期限等を読み取る。有効な回数
券であれば、タッチパネル320を用いて乗車日、列車
名等を入力して、通信制御部301を介してホストコン
ピュータにアクセスし、座席指定を受ける。座席が確定
すれば、指定席券スタッカ314に蓄積された指定席券
に、印字部313で印字をして切符出力部310から出
力する。一方、投入された回数券は、回数券回収部30
9に回収する。この方法以外には、投入された回数券に
直接印字して、出力する、という方法でも良い。現金で
購入する場合、カードを入力する代わりに、切符の発券
の前に、入金部315から現金を投入してもらい、金種
・真偽判別部316で金種と本物であるかを判別し、お
つりがある場合は、出金部318から返金する。現金管
理部317は売上げ金の合計、最初におつりのために準
備した現金の額、入力された金額、出金した金額を管理
する。切符の磁気部には、乗車日、乗車区間、列車番
号、座席番号等の他、発券日、発券端末ID、何(カー
ド、回数券、現金)によって購入されたかを記憶させて
おく。
【0031】キャンセルの場合、切符を切符入力部30
5から入力し、種別・真偽判別部306で、切符の磁気
部を読み、キャンセルできる切符であるかどうかCPU
300は判断する。これは、ステップ105で述べた。
キャンセル可能な切符であれば、ステップ104以下の
処理を実行する。キャンセルの処理が終われば、入力さ
れた切符は、切符回収部308に回収する。回数券で購
入した切符の場合は、回収した回数券の代りに、回数券
スタッカ312に蓄積されている新しい回数券を回数券
出力部311から切符出力部310に発券する。メモリ
321は、ホストコンピュータと通信する時に、予約す
るための情報(乗車日、列車名、枚数等)を記憶するた
めに用いる。
【0032】指定席回数券を使って座席指定を受ける場
合、「繁忙期には回数券が使えない」という制限があっ
ても、従来の装置では、乗客の希望する乗車日(以下乗
車日)が、回数券の使用可能な時期であるか否かを判断
することができなかった。第3の実施例では、指定席券
を発券する場合、発券する装置が上記判断をする実現方
法を述べる。表1に回数券使用不可能期間テーブルを示
す。
【0033】
【表1】
【0034】この例では、4月28日から5月6日、7
月21日から8月20日、12月28日から1月6日の
3期間は回数券が使用できないことを示している。プロ
グラム作成の都合上、年末年始を分割して、記憶してい
る。指定席券を発券する装置にこのテーブルを記憶さ
せ、乗車日がこの期間に入っていれば、回数券使用不可
能、この期間に入っていなければ使用可能、と判断す
る。また、表2のように1年間の日付と、その日が回数
券使用可能か不可能かを示すフラグを設けても良い。
【0035】
【表2】
【0036】この例では、フラグ0は使用可能、フラグ
1は使用不可能を示している。指定席券を発券する装置
は、このテーブルを参照し、乗車日のフラグを見てその
日が、回数券使用可能か不可能を判断する。
【0037】本実施例に近い公知例として、定期券の自
動改札機がある。定期券に記憶させた使用開始日、使用
終了日を自動改札機で現在の日と比較している。本公知
例は、1期間だけの比較であり、「現在の日が使用開始
日より後(開始日を含む)」、「現在の日が使用終了日
より前(終了日を含む)」の2つだけを比較すればよ
く、単純な方法で実現できる。
【0038】これに対して、本発明は、回数券の有効期
限と現在の日を比較するところは、公知例と同じである
が、回数券の使用不可能期間は1年間に複数期間存在
し、乗車日がすべての期間内に入っているか否かを調査
しなければならず、図4に示したように複雑な処理が必
要になる。また、定期券の自動改札機の場合は、定期券
発行時に設定した使用開始日、使用終了日は変更される
ことはないが、本発明では回数券の使用不可能期間を変
更可能とする。さらに、自動改札機は、定期券その物の
有効・無効を判断することを目的としているが、本発明
の本実施例では、回数券その物の有効・無効を判断する
ことが目的ではなく、従来駅員が判断していた「乗車日
によって回数券が利用可能であるか否か」を装置に判断
させることを目的としている。
【0039】図4に表1を用いて、回数券使用可能か不
可能かを判断する方法を述べる。以下、各ステップの説
明を行う。なお、乗車日をfm月fd日とする。
【0040】ステップ401:制御変数iを初期化す
る。
【0041】ステップ402:制御変数iをインクリメ
ントする。
【0042】ステップ403:使用不可能期間は4期間
なので、すべてチェックしたかどうか確かめる。i=4
以下ならステップ404へ、i=5になれば乗車日はす
べての回数券使用不可能期間に入らなかったので、使用
可能である、と判断する。
【0043】ステップ404:fm月がsm(i)より
も小さいか否か比較する。小さければこの期間(制御変
数=iの時)には入らないので、次の期間の調査をする
ためステップ402へ進み、fm≧sm(i)ならばス
テップ405へ進み、この期間内に入っているかどうか
調べる。
【0044】ステップ405:fm=sm(i)なら
ば、その期間内の可能性があるのでステップ407以降
で詳細に調べる。fm>sm(i)ならばem(i)と
の大小関係を調べるため、ステップ406へ進む。
【0045】ステップ406:fm≦em(i)なら
ば、ステップ408以降でさらに調べる。fm>em
(i)ならば、この期間より後なので、ステップ402
へ進む。
【0046】ステップ407:fd<sd(i)なら
ば、この期間より前なので、ステップ402へ進む。f
d≧sd(i)ならば、この期間に入っている可能性が
有るので、ステップ409へ進む。
【0047】ステップ408:fm<em(i)なら
ば、この期間に入っているので、使用不可と判断する。
fm≧em(i)ならばステップ410で、日付けを調
べる。
【0048】ステップ409:fm>em(i)なら
ば、この期間より後なので、ステップ402へ進む。f
m≦em(i)ならば、ステップ411でさらに詳細に
調べる。
【0049】ステップ410:fd≦ed(i)なら
ば、この期間に入っているので、使用不可と判断する。
fd>ed(i)ならば、この期間より後なので、ステ
ップ402へ進む。
【0050】ステップ411:fm<em(i)なら
ば、この期間内に入っているので、使用不可と判断す
る。fm=em(i)ならば、ステップ412へ進み、
日付けを調べる。
【0051】ステップ412:fd≦ed(i)なら
ば、この期間内に入っているので、使用不可と判断す
る。そうでなければ、この期間より後なので、ステップ
402へ進む。
【0052】表1、表2のテーブルは該装置でなく、該
装置が接続されているホストコンピュータに記憶させて
も良い。
【0053】回数券の使用不可能期間は、その年のカレ
ンダーによって変更することもできる。例えば、表1で
は、「1月1日から1月6日」と記したが、1月7日が
日曜日の場合には、その期間を「1月1日から1月7
日」と変更できるようにする。その実現方式は、表1、
表2のテーブルに変更があった場合は、該装置に該テー
ブルを記憶している場合は、ホストコンピュータで新し
いテーブルを作成し、装置からのダウンロード要求を契
機にしてダウンロードしたり、装置に電源が入れられた
ら、ホストコンピュータから強制的に該テーブルをダウ
ンロードすればよい。該テーブルがホストコンピュータ
に存在する場合は、該装置からアクセスを禁止した時間
に、該テーブルをアップデートすれば良い。
【0054】自動改札機を用いて、定期券の有効期限を
読み取る公知例では、1度発行した定期券の有効期限を
変更できないので、有効期限を変更するためには、また
別の定期券を発行しなければならない。これに対して本
発明の本実施例では、自由に使用不可能期間を変更でき
る、という公知例にはない効果がある。
【0055】第4の実施例では、座席予約をキャンセル
した後、他の乗客が予約をできるようにする方法を述べ
る。
【0056】図5に列車ファイル、図6(a)、(b)
に座席管理ファイルの一例を示す。図5はある列車の1
6号車の例である。座席番号1Aから20Eまでの各座
席の予約状況を、それぞれpxxというポインタで図6
(a)、(b)の座席管理ファイルとリンクさせる。図
6(a)、(b)は、ある座席の管理ファイルの一例で
ある。博多から東京までどの区間が空席かを示してい
る。図中、aからjまでは、駅である。図中○の区間は
空席、×の区間は予約済み、であることを示している。
−は始発駅(博多)を示す。この例では、キャンセル前
は、新大阪から名古屋までが予約されていた。この乗客
がキャンセルすると、図3で述べた指定席券を発券する
装置は、切符を読み列車番号、座席番号を知り、図5の
列車ファイルにアクセスする。そこでポインタから図6
(a)、(b)の座席管理ファイルにアクセスし、乗車
区間(新大阪−名古屋)を×から〇に変更する。これ
で、この座席は博多から東京まで、予約を受け付けるこ
とが可能となる。
【0057】第5の実施例では、指定席券を2度販売す
る方法を述べる。指定席券を持っている乗客が、予定よ
り早い列車に乗車した場合、それを検知して、該指定席
券を他の乗客に販売する。図7にそれを実現するための
ハードウェア構成図を示す。ホストコンピュータ70と
車両700内に設置した車上コンピュータ72が通信で
きるように接続する。その手段は、架線や架線に平行し
て張った専用回線701で駅サーバー71と車上コンピ
ュータ72を接続し、ホストコンピュータ70と駅サー
バー71は従来の通り接続する。車上コンピュータ72
の中には通信制御部73、CPU74、主メモリ75か
ら構成する。車上コンピュータ72に接続する機器は、
キーボード76、切符リーダ77、ディスプレイ78が
ある。これらは、すべて乗務員室に設置しても良いし、
キーボード76、切符リーダ77、ディスプレイ78は
一体化して、通信部(図示せず)を設けて、車掌用の端
末として車内で持ち運び可能で且つ車上コンピュータ7
2に接続できるものとしても良い。切符リーダ77で乗
車券や指定席券を読み取り、切符の正当性を自動的に検
証する。また、財団法人鉄道総合技術研究所の報告など
によると、車内の座席で切符を読み取り検札を省略でき
る公知例があるので、上記で述べた車掌用端末の代わり
に、これを用いても良い。
【0058】図8に、指定された列車よりも早い時刻の
列車に乗った乗客を検知し、その乗客が指定を受けてい
た座席を他の乗客に販売する処理方法を示す。ここでの
指定席券に関する規則は下記のようであると仮定する。
【0059】(1)指定された日の指定された列車の指
定された座席に座れる。
【0060】(2)指定された日なら、指定を受けてい
ない列車に乗れるが、自由席にしか乗車できない(全席
指定席の列車なら座れない)。
【0061】(3)指定された日以外は、乗車できな
い。
【0062】以下、各ステップの説明を行う。
【0063】ステップ801:車掌用端末または座席備
付けの切符リーダによって指定席券を読み、日付が本日
の日付と一致しているかを調べる。一致していれば、ス
テップ803へ、一致していなければステップ802へ
進む。
【0064】ステップ802:「この切符では乗車でき
ません」というメッセージ1を座席のディスプレイに示
して乗客に知らせたり、車掌室のディスプレイ78に表
示して、車掌に、違法乗車を教える。
【0065】ステップ803:指定された列車名種別、
列車番号(列車名+番号、ひかり100号など)とその
列車の列車名種別、列車番号が一致しているかどうか調
べる。一致していればステップ804へ、一致していな
ければステップ806へ進む。
【0066】ステップ804:切符に記憶してある座席
番号(車両番号も含む)と、その乗客が着席している座
席番号が一致しているかどうか調べる。一致していれ
ば、正常な乗車とみなし、処理は終了する。一致してい
なければ、ステップ805へ進む。
【0067】ステップ805:「座席が違います」とい
うメッセージ2を乗客や車掌室のディスプレイ78表示
して、処理は終了する。
【0068】ステップ806:指定された列車の乗車駅
の発車時刻より、現在乗車している列車の該乗車駅の発
車時刻が早い(以下、前乗りという)かどうか調べる。
前乗りならば、ステップ807へ進み、そうでなければ
ステップ808へ進む。
【0069】ステップ807:乗客が指定を受けていた
座席をキャンセルする。詳細は図5、図6を用いて、説
明をしたので、ここでは省略する。
【0070】ステップ808:乗り遅れた乗客であるの
で、その座席が指定席であれば、「指定席には座れませ
ん。自由席に移って下さい」や「所定の座席指定料金が
必要です」というメッセージ3を座席や車掌室のディス
プレイに表示する。
【0071】座席毎に上記のチェックを行うので、車掌
室では、車両毎全座席を1画面に表示し、正常な乗車、
上記メッセージ1、2、3をそれぞれに対応した色で表
示し、一目で違法な乗車を検知することが可能となる。
車掌の人員が少ない時は、緊急を要する違法乗車(例え
ばメッセージ1や自由席切符で指定席に着席している乗
客)から対応し、その座席へ行って追加料金を徴収す
る、等の効率的な運営が可能となる。
【0072】また、自動販売機や顧客操作型の端末で用
いられている接近センサを座席に設置すると、車掌室で
は、乗客が座っているのに切符がリーダに挿入されてい
ない、という状況を知ることができる。従って、切符を
持たずに乗車している乗客を、効率よく検知することが
可能となる。
【0073】切符リーダに挿入された指定席券は、一度
読み取れば、乗客がポケット等にしまっても、その指定
区間の間は記憶しておく。例えば、「東京から名古屋ま
で」の指定席券を切符リーダに一旦挿入すると、その座
席に座っている乗客は、名古屋までの指定席券を有して
いることを車上コンピュータ72に記憶させておく。名
古屋に到着すると、該情報をリセットし、新たな乗客の
切符の挿入を待つ。名古屋以西までの切符を有している
乗客の座席に対しては、名古屋ではリセットしない。列
車が発車すれば、全座席、または名古屋で乗車した可能
性のある座席に対して、図8の処理を行う。
【0074】図9に指定席券のフォーマットを示す。列
車名種別と列車番号を合わせて、列車番号として管理し
ても良い。また、ここでは、座席番号の中に、車両番号
と座席番号の両方を含んで記憶させる事にする。
【0075】前乗りかどうかを判断する方法を述べる。
表3に時刻表データベースを示す。
【0076】
【表3】
【0077】指定された列車の乗車駅の発車時刻より、
現在乗車している列車の該乗車駅の発車時刻が早けれ
ば、前乗りである。例えば、ひかり10号の博多から新
大阪までの座席指定を受けた乗客が、ひかり01号に乗
車した場合、(乗車日は指定日通り)ひかり10号の博
多発車時刻6時20分より、ひかり01号の博多発車時
刻(6時00分)は早いので、前乗りと判断する。比較
する両者の時刻は、その列車の始発駅の発車時刻ではな
い。例えば、こだま01号の岡山から新大阪までの座席
指定を受けた乗客が、岡山からひかり01号に乗車した
場合、こだま01号の始発駅広島の発車時刻はひかり0
1号よりこだま01号の方が早いが、岡山駅の発車時刻
は、ひかり01号の方が早い。この場合、乗車駅(岡
山)の発車時刻を比較して、前乗りと判断する。
【0078】この実施例では、鉄道会社は同一の座席か
ら2回指定席料を徴収できる。また、座席指定を受けた
い、という乗客の要望が実現する可能性が、今よりも高
くなる。
【0079】第6の実施例では、座席の空席情報を知る
方法を述べる。図10にディスプレイの表示例を示す。
キーボード等の入力手段から乗車年月日、列車名種別、
列車番号、乗車区間、号車番号を入力すると、各座席の
情報を表示する。図中、〇は空席、×は空席でない、を
意味する。これを実現する端末を駅構内や旅行会社に設
置する場合は、予約を管理するホストコンピュータ70
と直接接続したり、駅サーバー71と接続すれば良い。
また、この端末を車中に設置することもできる。図7の
説明で述べたように、車上コンピュータ72の通信制御
部73から専用回線701、駅サーバー71を介して、
ホストコンピュータ70にアクセスする。ホストコンピ
ュータ70は、図5の列車ファイルから、各座席の座席
管理ファイルへのポインタを知り、図6の座席管理ファ
イルで、該当区間がすべて〇なら空席、1つでも×なら
空席でない、と判断する。該当列車の特定された号車の
すべての座席を調べたらその結果を、図10のように表
示する。この実施例では、乗客が好きな座席を選ぶこと
が出来るので、サービス向上になる。また、車内で最新
の予約状況を知ることができるので、車内で指定席券を
購入することが可能となる。その時は、ホストコンピュ
ータ70に報告するので、他の乗客にその座席を販売す
ることがない。本実施例は鉄道だけでなく、飛行機の座
席指定にも可能である。
【0080】なお、本発明は種々の形で実施できるが、
以下その例を示す。
【0081】(1)鉄道、飛行機等の交通機関の切符を
キャンセルする場合、発券済みの切符を読み取り、キャ
ンセル可能な切符であるか否かを判断し、キャンセル可
能な切符であれば、キャンセルをして、別の切符または
回数券を発行する予約またはキャンセル方法。
【0082】(2)鉄道、飛行機等の交通機関の切符を
キャンセルする場合、発券済みの切符を読み取り、キャ
ンセル可能な切符であるか否かを判断し、キャンセル可
能な切符であれば、キャンセルをして、手数料を引い
て、返金する予約またはキャンセル方法。
【0083】(3)鉄道、飛行機等の交通機関の回数券
を用いて発券した切符をキャンセルする場合、発券済み
の切符を読み取り、キャンセル可能な切符であるか否か
を判断し、キャンセル可能な切符であれば、キャンセル
をして、再び予約可能な回数券を発券する予約またはキ
ャンセル方法。
【0084】(4)鉄道、飛行機等の交通機関の切符を
キャンセルする場合、発券済みの切符を読み取り、キャ
ンセル可能な切符であるか否かを判断し、キャンセル可
能な切符であれば、キャンセルをして、該切符が回数券
によって発券した指定席券か、現金によって購入した指
定席券であるかを判別し、前者の場合は指定席券を購入
することができる回数券を発券し、後者の場合は返金か
別の予約をするかが選択可能である予約またはキャンセ
ル方法。
【0085】(5)鉄道、飛行機等の交通機関の切符を
キャンセルする場合、発券済みの切符を読み取り、キャ
ンセル可能な切符であるか否かを判断し、キャンセル可
能な切符であれば、キャンセルをして、該切符が回数券
によって発券した指定席券か、現金またはクレジットカ
ードによって購入した指定席券であるかを判別し、前者
の場合は指定席券を購入することができる回数券を発券
し、後者の内、現金で購入の場合は、返金か別の予約を
するかを選択でき、クレジットカードで購入の場合は、
後日カード保有者の口座へ返金するか別の予約をするか
が選択可能である予約またはキャンセル方法。
【0086】(6)鉄道、飛行機等の交通機関の切符を
回数券を入力して発券する時、乗客が希望する乗車日が
回数券の使用可能期間であるか否かを判別し、使用可能
であれば予約を試み、使用不可能であれば、該乗車日に
は回数券が使えないことを表示手段に示す予約またはキ
ャンセル方法。
【0087】(7)前記(6)において、使用可能期間
であるか否かを判別する方法は、発券装置に使用可能期
間または使用不可能期間を示すデータを記憶させ、乗車
日がこの期間の中に含まれるか否かを該装置内で判断す
る予約またはキャンセル方法。
【0088】(8)前記(6)において、使用可能期間
であるか否かを判別する方法は、発券装置と接続したコ
ンピュータに使用可能期間または使用不可能期間を示す
データを記憶させ、乗車日がこの期間の中に含まれるか
否かを該コンピュータ内で判断する予約またはキャンセ
ル方法。
【0089】(9)前記(7)において、該装置に記憶
させた使用可能期間または使用不可能期間を示すデータ
に変更があった場合、該装置と接続したコンピュータか
ら書き替える予約またはキャンセル方法。
【0090】(10)前記(6)において、使用可能期
間であるか否かを判別する方法は、該装置に1年間の日
付とその日が使用可能であるか否かを示すデータを記憶
させ、乗客が希望する乗車日が、使用可能であるか否か
を該装置内で判断する予約またはキャンセル方法。
【0091】(11)前記(6)において、使用可能期
間であるか否かを判別する方法は、該装置と接続したコ
ンピュータに、1年間の日付とその日が使用可能である
か否かを示すデータを記憶させ、乗客が希望する乗車日
が、使用可能であるか否かを該コンピュータ内で判断す
る予約またはキャンセル方法。
【0092】(12)前記(10)において、該装置に
記憶させた1年間の日付とその日が使用可能であるか否
かを示すデータに変更があった場合、該装置と接続した
コンピュータから書き替える予約またはキャンセル方
法。
【0093】(13)予約をキャンセルした後は、予約
を管理しているファイルにアクセスし、予約状況をキャ
ンセルして、他の乗客が予約できるようにする前記
(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)のい
ずれかにおける、予約またはキャンセル方法。
【0094】(14)列車の座席指定席券を有する乗客
に対して、乗客が所有する座席指定席券を車内検札また
は下車時に座席指定席券を読み取る手段で読み取り、所
定の列車よりも早い時刻の列車に乗車した場合それを検
知し、該乗客が予約していた列車の座席をキャンセル
し、他の乗客が予約できるようにする予約またはキャン
セル方法。
【0095】(15)列車の座席で、乗客の乗車券、指
定席券、左記機能を果たす媒体、の少なくとも1つを読
み取る方法において、座席にセンサを設けて乗客が着席
しているか否かを検知し、乗車券、指定席券の機能を果
たす媒体、の少なくとも1つを読み取っていないのに、
着席している乗客を見つける予約またはキャンセル方
法。
【0096】(16)列車の座席で、乗客の乗車券、指
定席券、左記機能を果たす媒体、の少なくとも1つを読
み取る方法において、座席にセンサを設けて乗客が着席
しているか否かを検知し、乗車券、指定席券の機能を果
たす媒体、の少なくとも1つを読み取っていないのに、
着席している乗客を検知し、乗車券、指定席券、左記機
能を果たす媒体、の少なくとも1つを読み取る手段に入
力を要請するメッセージを、座席に設置した表示装置に
表示する予約またはキャンセル方法。
【0097】(17)列車の座席で、乗客の乗車券、指
定席券、左記機能を果たす媒体、の少なくとも1つを読
み取る方法において、所定の列車に乗っているか、所定
の座席に着席しているかを調べ、所定の乗車と異なる乗
車をしている乗客を検知し、異なる乗車の種類(乗車日
が違う、列車が違う、座席が違う等)が分かるように、
座席で乗車券、指定席券、左記機能を果たす媒体、の少
なくとも1つを読み取る手段と接続した管理用端末の表
示装置に表示する予約またはキャンセル方法。
【0098】(18)列車の座席で、乗客の乗車券、指
定席券、左記機能を果たす媒体、の少なくとも1つを読
み取る方法において、読み取った情報は第1の停車駅に
到着するまで記憶しておき、第1の停車駅までで有効性
がなくなる乗車券、指定席券、左記機能を果たす媒体、
の少なくとも1つを読み取った座席に対しては、該情報
をリセットし、そうでない座席に対しては、記憶し続
け、第1の停車駅を出発後、その駅から乗車した可能性
がある座席、または全座席に対して、乗客の乗車券、指
定席券、左記機能を果たす媒体、の少なくとも1つを読
み取り、以下第2の停車駅から終着駅まで、前記処理を
繰り返す予約またはキャンセル方法。
【0099】(19)回数券、現金、カード(クレジッ
トカード、プリペイドカード等の各種カード)の中の少
なくとも2つ以上が使用可能で、指定席券を発券する予
約またはキャンセル装置。
【0100】(20)回数券、現金、カード(クレジッ
トカード、プリペイドカード等の各種カード)の中の少
なくとも2つ以上が使用可能で、指定席券を発券するこ
とができ、発券した切符に対しては、キャンセルするこ
ともできる予約またはキャンセル装置。
【0101】(21)鉄道、飛行機等の交通機関の切符
を発券する装置において、発券済みの切符を該装置に入
力してキャンセル可能な切符であるか否かを判断し、キ
ャンセル可能な切符であれば、別の切符または回数券を
発行する予約またはキャンセル装置。
【0102】(22)鉄道、飛行機等の交通機関の切符
を発券する装置において、発券済みの切符を該装置で読
み取り、キャンセル可能な切符であるか否かを判断し、
キャンセル可能な切符であれば、キャンセルをし、手数
料を引いて、返金する予約またはキャンセル装置。
【0103】(23)鉄道、飛行機等の交通機関の回数
券を入力して、予約を受付、発券する装置において、該
切符を入力してキャンセルをし、再び予約可能な回数券
を発券する予約またはキャンセル装置。
【0104】(24)鉄道、飛行機等の交通機関の切符
を発券する装置において、発券済みの切符を該装置に入
力してキャンセルする時に、該切符が回数券によって発
券した指定席券か、現金によって購入した指定席券であ
るかを判別し、前者の場合は指定席券を購入することが
できる回数券を発券し、後者の場合は返金か別の予約を
するかを装置の操作者に選択させる予約またはキャンセ
ル装置。
【0105】(25)鉄道、飛行機等の交通機関の切符
を発券する装置において、発券済みの切符を該装置に入
力してキャンセルする時に、該切符が回数券によって発
券した指定席券か、現金またはクレジットカードによっ
て購入した指定席券であるかを判別し、前者の場合は指
定席券を購入することができる回数券を発券し、後者の
内、現金で購入の場合は、返金か別の予約をするかを装
置の操作者に選択させ、クレジットカードで購入の場合
は、後日カード保有者の口座へ返金するか別の予約をす
るかを装置の操作者に選択させる予約またはキャンセル
装置。
【0106】(26)所定の列車を特定する情報、乗車
駅、下車駅を入力すれば、1画面に複数座席を表示し、
該座席ごとに空席か否かを示す予約またはキャンセル装
置。
【0107】
【発明の効果】本発明によれば、乗客が所定の列車より
も早い時刻に乗車している場合は、所定の列車の座席を
キャンセルし、他の乗客からの座席指定を受け付け、指
定席券を有効に販売することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】指定席付回数券で座席指定を受けた切符をキャ
ンセルする時の処理フローの例。
【図2】指定席付回数券で座席指定を受けた切符と、現
金、クレジットカードで購入した切符を、キャンセルす
る時の処理フローの例。
【図3】指定席付回数券を用いて、座席を予約またはキ
ャンセルし、現金、クレジットカードを用いて、切符を
販売、キャンセルすることもできる装置の機能ブロック
図。
【図4】回数券使用可能、不可能を判定する処理フロー
の例。
【図5】各座席の座席管理ファイルへのポインタを表す
列車ファイルの例。
【図6】乗車区間ごとに座席が空席か否かを示す座席管
理ファイルの例で(a)はキャンセル前、(b)はキャ
ンセル後の状態の例。。
【図7】車上コンピュータとホストコンピュータのシス
テム構成の例。
【図8】前乗りか否かを示す処理フローの例。
【図9】指定席券の記憶フォーマットの例。
【図10】空席表示画面の例。
【符号の説明】
70・・・ホストコンピュータ、71・・・駅サーバ
ー、72・・・車上コンピュータ、73・・・通信制御
部、74・・・CPU、75・・・主メモリ、76・・
・キーボード、77・・・切符リーダ、78・・・ディ
スプレイ、700・・・車両、701・・・専用回線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 播本 寛 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 石橋 勝典 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 田代 勤 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】事前に予約された指定席券の処理方法であ
    って、 利用者が現在乗車している列車の運行日および停車駅に
    対応する発車情報を記憶し、 指定席券に記録された列車の運行日および乗車駅に対応
    する発車情報を読み取り、 利用者が現在乗車している列車の運行日と前記指定席券
    に記録された列車の運行日とが同じであるか否かを判断
    し、 前記指定席券によって指定された列車の乗車駅に対応す
    る発車時刻と、利用者が現在乗車している列車の停車駅
    であって、前記指定席券によって指定された列車の乗車
    駅に対応する停車駅の発車時刻とを比較することを特徴
    とする指定席券の処理方法。
  2. 【請求項2】前記比較の結果、前記指定席券によって指
    定された列車の乗車駅に対応する発車時刻が、前記指定
    席券によって指定された列車の乗車駅に対応する停車駅
    の発車時刻よりも早い場合は、前記指定席券によって指
    定された予約内容をキャンセルし、 該キャンセル情報を他装置に送信することを特徴とする
    請求項1記載の指定席券の処理方法。
  3. 【請求項3】前記比較の結果、前記指定席券によって指
    定された列車の乗車駅に対応する発車時刻が、前記指定
    席券によって指定された列車の乗車駅に対応する停車駅
    の発車時刻よりも遅い場合は、その旨を表示して利用者
    に知らせることを特徴とする請求項1または2記載の指
    定席券の処理方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002170019A (ja) * 2000-12-04 2002-06-14 Mitsubishi Electric Corp 座席予約システム
JP2005018369A (ja) * 2003-06-25 2005-01-20 Nec Corp 列車の座席予約システム、座席予約サーバ、プログラム、及び列車の座席予約方法
JP2008204473A (ja) * 2008-03-14 2008-09-04 Aioi Insurance Co Ltd カード精算システム
CN111539869A (zh) * 2019-12-04 2020-08-14 中国科学院信息工程研究所 一种车票请求方法和装置及计算机可读存储介质

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