JP2002170019A - 座席予約システム - Google Patents

座席予約システム

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JP2002170019A
JP2002170019A JP2000367980A JP2000367980A JP2002170019A JP 2002170019 A JP2002170019 A JP 2002170019A JP 2000367980 A JP2000367980 A JP 2000367980A JP 2000367980 A JP2000367980 A JP 2000367980A JP 2002170019 A JP2002170019 A JP 2002170019A
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Tetsuya Ichioka
徹也 市岡
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 列車に運休等の不具合が生じた場合、その列
車を予約しているユーザに対して、不具合情報を適切に
報知可能な座席予約システムを得る。 【解決手段】 予約管理ホスト9は、端末機器11から
の列車予約要求と不具合情報の重要度レベルごとの報知
方法(連絡先端末情報)を付加した乗客情報とを通信ホ
スト13を介して入力し、座席管理装置8を検索して予
約を行うとともに、確定した列車予約情報と乗客情報と
を乗客予約情報データベース12に格納する。また、列
車運行管理システム10からの不具合情報に重要度レベ
ルを設定し、その列車を予約しているユーザ毎の上記連
絡先端末情報に従って報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、列車の指定席等
の座席予約システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図18は、特開平11−232495号
公報に記載されているものと同様の、従来の座席予約シ
ステムの構成図である。図において、ユーザが各種情報
機器1から入力した列車の座席予約要求及びユーザの連
絡先等のユーザ情報を通信ホスト2が一元的に入力して
予約管理ホスト3に送信する。予約管理ホスト3では、
座席管理装置4を検索して予約を行い、当該ユーザに対
して予約番号とパスワードを発行するとともに、該ユー
ザ情報に確定した座席予約情報を付加して、乗客予約情
報データベース5に格納する。一方、列車運行管理シス
テム6から列車の遅れ等の不具合情報を入力した場合に
は、乗客予約情報データベース5からその列車を予約し
ているユーザを抽出して、その連絡先に当該列車の不具
合情報を報知する。ユーザは報知された不具合情報をも
とに予約変更を行い、最終的に取得した予約番号とパス
ワードを発券端末7に入力して座席券を取得する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の座
席予約システムでは、列車運行管理システムから入力し
た不具合情報が、乗客に影響を及ぼさない程度の遅れの
場合であっても、運休のように緊急を要する事態であっ
ても一律にユーザに報知するため、ユーザ側では、不要
な報知に時間をとられてしまうことがあった。また、運
休時には、復旧予定や目的地まで到達可能な代替の列車
が他に存在するか否かの情報をユーザがその場で知るこ
とができず、問い合わせが殺到したり、わざわざ駅まで
出向く必要があった。さらに、運休等で料金の払い戻し
の必要が生じた場合には、座席券を購入したユーザが駅
の窓口に殺到するなどの大混乱を引き起こしていた。
【0004】この発明は、上述のような問題点を解決す
るためになされたもので、第1の目的は、ユーザが必要
とする列車の不具合情報を適切に報知できる座席予約シ
ステムを得るものである。また、第2の目的は、列車に
運休あるいは遅れが生じた場合に、復旧予定や目的地ま
で到達可能な代替列車等の付帯情報を提供可能な座席予
約システムを得るものである。また、第3の目的は、料
金の払い戻しの必要が生じた場合には、すでに座席券を
購入したユーザに対して、速やかにかつ確実に返金でき
る座席予約システムを得るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る座席予約
システムにおいては、列車運行管理システムから入力し
た列車の不具合情報に、予め保持した基準情報に基づい
て複数段階の重要度レベルを判定する手段を備え、該判
定された重要度レベルに応じて上記列車の不具合情報を
ユーザの連絡先端末に送信するものである。
【0006】また、ユーザ情報を受信する際、端末機器
の種類や音声、表示などの違いによる複数種の連絡先端
末情報を受信し、入力した列車の不具合情報をユーザの
連絡先端末に送信する際、判定された重要度レベルに応
じて上記連絡先端末情報を選択して用いるものである。
【0007】また、ユーザ情報として複数種の連絡先端
末情報を受信する際に、該連絡先端末情報毎に列車の不
具合情報における重要度レベルとの対応付けを併せて受
信し、入力した列車の不具合情報を送信する際に、上記
対応付けに基づいて上記連絡先端末情報を選択するもの
である。
【0008】また、所定の重要度レベルを越える列車の
不具合情報は、強制的にユーザの連絡先端末に送信する
ものである。
【0009】また、列車の不具合情報を送信する際、復
旧予定、目的地まで到達可能な代替列車などの付帯情報
を提供可能とするものである。
【0010】また、ユーザの金融機関口座に関する情報
を予め保持し、予約された座席に対し発券されたか否か
を乗客予約情報データベース内のユーザ情報に付加して
格納し、列車の運休時等、料金払い戻しの必要が生じた
場合には、上記乗客予約情報データベースから該払い戻
しの必要なユーザを抽出して、ネットワークで接続され
た金融機関ホストに対して、該ユーザの金融機関口座へ
払い戻し金額を入金する決済手続きを行うものである。
【0011】また、ユーザ端末からユーザ情報を受信す
る際、ユーザの金融機関口座に関する情報を併せて受信
し、乗客予約情報データベースに格納して用いるもので
ある。
【0012】また、ユーザ端末、連絡先端末の一方、あ
るいは双方が携帯電話とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の一形態例である座席予約システムを示す構成図
である。図において、8は従来システムと同様、各路線
の座席予約状況を一括管理している座席管理装置、9は
座席管理装置8、列車運行管理システム10、及び端末
機器11とデータ送受信を行い、乗客情報管理・座席予
約・代替列車検索・列車の遅れや運休等の不具合情報を
含む運行情報発信を行う予約管理ホストである。端末機
器11は、ユーザが本システムを用いて列車の座席予約
要求を行うための表示機能を備えたユーザ端末、あるい
は連絡先端末としての端末機器であって、この例では、
WWW閲覧機能及びメール送受信機能を備えた携帯情報
端末あるいは携帯電話である。12はユーザが予約した
列車予約情報とユーザ情報とを格納する乗客予約情報デ
ータベースである。ユーザ情報には、ユーザ名、列車の
不具合情報の重要度レベルに応じた連絡先(連絡先端末
情報)等が含まれる。以下、ユーザ情報を乗客情報と記
す。13は端末機器11からの予約情報を入力して、予
約管理ホスト9にLANを介して送信し、予約管理ホス
ト9からの列車運行情報等を端末機器11に出力する通
信ホストである。14は、乗客が端末機器11を用いて
予約を行うことにより得た予約番号及びパスワードを入
力することにより、該当する列車の座席券を発行する発
券端末である。15は、列車が運休した場合にその目的
地に到達できる代替列車を登録する代替列車情報データ
ベースである。
【0014】図2は、予約管理ホスト9の機能構成を示
した図で、端末機器11からの座席予約要求を受け付け
る予約入力部9a、入力した座席予約要求を座席管理装
置8に照会して予約する予約検索部9b、実際に予約が
確定した場合に、その予約に予約番号とパスワードを発
行するとともに、その列車予約情報と乗客情報とを乗客
予約情報データベース12に登録する乗客情報管理部9
c、列車運行管理システム10から列車の遅れおよび運
休等の不具合情報を入力して、その不具合に対して多段
階の重要度レベルを判定する重要度レベル判定部9d、
重要度レベル判定済みの不具合情報を各乗客情報に含ま
れる連絡先端末情報と照合し、乗客毎の連絡先端末情報
に応じて当該不具合情報を端末機器11に送信する列車
運行情報管理部9e、列車が運休の場合に、目的地まで
到達可能な代替の列車を検索する代替列車検索部9f、
および発券端末14から予約番号及びパスワードを入力
して、それに対応する列車予約情報を出力するととも
に、予約された座席に対し発券されたか否かを管理する
発券管理部9gからなる。
【0015】このように構成された座席予約システムに
おいて、端末機器11をWWW閲覧機能及びメール送受
信機能を備えた携帯電話とし、ユーザが携帯電話を用い
て座席予約要求を行う場合の動作について、図3のフロ
ーチャートおよび図4〜図9を用いて説明する。まず、
ユーザの携帯電話から通信ホスト13を介して列車座席
予約の問い合わせがあると、予約管理ホスト9の予約入
力部9aは、その携帯電話に対して、図4に示すような
初期画面を出力して、ユーザに座席予約要求の入力を促
す(S1)。この画面は、列車予約に必要な日付、乗車
区間及び列車の種類を入力するためのフィールドが設け
られている。ユーザは携帯電話の文字入力機能などによ
り希望内容を入力し、最後に「検索」コマンドを選択す
ることにより、入力した予約条件が通信ホスト13経由
で予約管理ホスト9に送信される。予約管理ホスト9の
予約検索部9bは、入力した予約条件をもとに座席管理
装置8を検索し(S2)、その条件を満足する列車があ
れば(S3でYESのとき)、携帯電話に対して、図5
に示すような予約状況確認画面を出力する。画面には、
ユーザが入力した予約条件を満足する複数の列車の列車
番号、出発時刻と到着時刻、及び空き状況(満席/空
席)が表示され、ユーザはその中から1つを選択してそ
の列車番号を入力し、最後に「予約」コマンドを選択す
ることにより、列車予約情報が再び通信ホスト13経由
で予約管理ホスト9に送信される。
【0016】予約管理ホストの乗客情報管理部9cは、
上記列車予約情報を受け取ると、次に図6に示すような
乗客情報入力画面を携帯電話に出力し、連絡先の入力を
促す(S4)。ユーザは、名前及び電話番号、FAX番
号、ポケットベル(登録商標)番号、インターネットア
ドレスなどの連絡先を入力する。ただし、携帯電話の場
合、携帯電話契約時に登録した内容が初期情報として名
前及び電話番号1、インターネットアドレス1に自動的
に入力される。連絡先に携帯電話以外の電話及びインタ
ーネット端末を追加したい場合は、電話番号2及びイン
ターネットアドレス2にそれら電話番号及びインターネ
ットアドレスを入力する。入力終了後、「設定」コマン
ドを選択することにより、入力された乗客情報が予約管
理ホスト9に送信される。予約管理ホスト9の乗客情報
管理部9cは、上記乗客情報を受け取ると、次は図7に
示すような報知方法登録画面を携帯電話に出力し、予約
した列車が運休または遅れ等の不具合が生じた場合に、
その不具合情報をユーザに報知する際、「報知しな
い」、「メール」、「呼出」、「呼出(強制)」の4つ
のうちいずれの報知方法を希望するかを、ユーザに対し
て、不具合情報の重要度レベルに対応付けて入力するよ
うに促す(S5)。
【0017】不具合情報の重要度レベルは、予め保持し
た基準情報によって複数段階に設定しておく。図7の例
では、不具合情報を「1時間以内の遅れ」と「1時間以
上の遅れ」と「運休」との3段階のレベルに設定して、
ユーザからの入力を促すものである。ユーザは、3段階
の重要度レベルごとに希望する報知方法を選択し、選択
終了後、「設定」コマンドを選択することにより、選択
した内容が予約管理ホスト9に送信される。なお、図の
例では、「運休」の場合においても、「報知しない」、
「メール」、「呼出」、「呼出(強制)」の4つの報知
方法のいずれも選択可能となっているが、実際列車が運
休となるような事態が起こった場合には、早急に乗客に
対して連絡する必要がある。したがって、運休等、所定
のレベルを越えるような不具合情報については、「呼出
(強制)」以外は選択できないように設定しておくこと
により、緊急時の警報出力機能を備えることができる。
このようにして、乗客情報管理部9cでは、ユーザの携
帯電話から送信された不具合情報の重要度レベルごとの
報知方法と上記S4で入力した連絡先情報とから、不具
合情報の重要度レベルごとの連絡先情報(連絡先端末情
報)を認識する。例えば、図7では、重要度レベルが
「1時間以内の遅れ」の場合は「メール」が選択されて
いるので、「1時間以内の遅れ」の場合の連絡先は図6
で入力されたインターネットアドレスが連絡先端末情報
として認識される。
【0018】さらに予約管理ホスト9の乗客情報管理部
9cは、図8に示すような代替列車検索設定画面を携帯
電話に出力し、予約した列車が運休となった際に代替列
車の検索を希望するか否かの入力を促す。ユーザは、検
索を希望する場合は「する」を選択、検索を希望しない
場合は「しない」を選択する。選択終了後、「設定」コ
マンドを選択することにより、選択した代替列車検索設
定情報が予約管理ホスト9に送信される。最後に「予
約」コマンドを選択することにより、ユーザを登録する
ことを予約管理ホスト9に通知する。ただし、ここまで
の入力情報が欠けている場合は、エラーとなって再度入
力を要求する。予約管理ホスト9の乗客情報管理部9c
は、座席管理装置8に対してその予約を実際に行うとと
もに、その予約に対して一意の予約番号及びパスワード
を発行し、これらを含めた上記S1で入力した列車予約
情報と、上記S4〜S5の処理で入力した連絡先端末情
報及び代替列車検索設定情報を含む乗客情報とを乗客予
約情報データベース12に登録する(S6)。そして、
これら確定した情報を携帯電話に送信し、図9に示すよ
うな画面を出力する(S7)。ユーザはこの画面を見
て、予約内容を確認するとともに、予約番号とパスワー
ドとを取得する。この予約番号とパスワードは、後述の
座席券を発行する際に必要となる。
【0019】次に、列車運行管理システム10から列車
の不具合情報を入力した際の動作について、図10のフ
ローチャートおよび図11〜図12を用いて説明する。
予約管理ホスト9は列車運行管理システム10と接続さ
れて常時データ通信を行っており、悪天候や事故のため
に運休となったりある程度以上の遅れが生じた列車があ
れば、その列車の不具合情報が列車運行管理システム1
0から送信される。予約管理ホスト9の重要度レベル判
定部9dは不具合情報を入力すると、図3のS5の処理
で設定した重要度レベルの何れに該当するかを判定し
て、当該不具合情報に重要度レベルを設定する(T
1)。予約管理ホスト9の列車運行管理情報部9eは、
重要度レベルを付加した不具合情報を入力すると、列車
番号をもとに乗客予約情報データベース12を検索し、
その列車番号が存在すれば(T2でYESのとき)、そ
の列車を予約しているユーザを抽出し、該ユーザの乗客
情報に格納されている連絡先端末情報と重要度レベル毎
に設定された報知方法とを取得する(T3)。
【0020】次に、該ユーザの乗客情報から取得された
複数種の連絡先端末情報から、判定された重要度レベル
に応じて所望のものを選択し、不具合情報を通信ホスト
13経由でユーザに送信する。 上記S1で判定された
重要度レベルが最重要度レベルの「運休」の場合は、報
知方法が呼出(強制)モードであるため、ユーザを強制
的に呼び出し可能な連絡先端末情報、例えば携帯電話の
電話番号を選択し、不具合情報を通信ホスト13を介し
てユーザに送信する(T4)。また、予約管理ホスト9
の代替列車検索部9fは、該ユーザの乗客情報に格納さ
れている代替列車検索設定情報が「検索する」であれ
ば、出発駅及び到着駅をもとに代替列車情報データベー
スを検索して予め登録されている代替列車の中から、運
転変更情報の列車と同じ目的地に到着可能な列車がある
か検索して、その結果をユーザに送信する(T5)。一
方、入力した不具合情報が「運休」ではなく「遅れ」で
あった場合には、該上記T1で判定された重要度レベル
に対して設定された報知方法を取得し(T6)、該報知
方法に対応した連絡先端末情報を選択して、不具合情報
を通信ホスト13を介してユーザに送信する。このと
き、遅れの原因や復旧予定、他の交通機関の情報等、ユ
ーザに提供できる付帯情報があれば、該付帯情報も送信
する(T7)。
【0021】なお不具合情報および付帯情報をユーザに
送信する際、報知方法が「メール」であればインターネ
ットアドレスやFAX番号を選択して、メールやFAX
により報知する。また「呼出」であれば電話番号を選択
する、あるいは携帯電話のアドレスにメールを送信する
と同時に携帯電話の呼出ベルを鳴らして自動音声のメッ
セージによりユーザに報知する。また報知方法が「呼出
(強制)」であれば上記「呼出」の場合と同様にして報
知するが、その際携帯電話側で呼出ベルを鳴らさない設
定(いわゆるマナーモード)にしていても、それを解除
して、呼出ベルを鳴らす様にしても良い。図11は、乗
客の携帯電話に電子メールで送られた不具合情報を画面
に表示した例である。また図12は、乗客の携帯電話に
電子メールで送られた代替列車情報を画面に表示した例
である。ユーザが、最終的に、予約した列車の座席券を
取得するためには、駅またはその他のターミナルに設置
された発券端末14に、予約時に得た予約番号とパスワ
ードとを入力する。入力された予約番号とパスワードと
は、通信管理ホスト9の発券管理部9gに送信され、発
券管理部9gは乗客予約情報データベース12から該当
する列車予約情報を抽出して発券端末14に送信する。
発券端末14は受信した列車予約情報に対応した座席券
を発行するとともに、発券されたことを乗客情報内に記
憶する。
【0022】以上のように、座席を予約したユーザは、
携帯電話によって運転変更情報の内容を知らせてもらう
ことで、予約の変更または取り消しを簡単かつ迅速に行
ったり、駅に向かう時間を遅らせたりすることができ
る。また、報知の必要な遅れレベルをユーザから指定し
ているので、指定されていないレベルの不具合情報が報
知されることはなく、不要な報知に邪魔されることがな
い。また、特に報知方法を「呼出(強制)」と設定して
いた場合、携帯電話で呼出ベルを鳴らさない設定(いわ
ゆるマナーモード)を設定していてもそれを解除してベ
ルを鳴らすので、乗客は確実に不具合情報を得ることが
できる。予約の変更は、先に述べた図8の画面におい
て、一旦「キャンセル」コマンドにより予約を取り消し
た後、再度予約希望条件を入力することにより可能であ
る。
【0023】実施の形態2.なお、列車が運休となった
場合や所定時間以上遅れた場合には、各鉄道会社内の規
定に従って、当該列車の座席券をすでに購入したユーザ
に対して座席料金払い戻しの必要が生じる。本実施の形
態2においては、座席料金払い戻し手続きを自動的に行
える座席予約システムについて述べる。本実施の形態2
の構成としては、図13および図14に示すように、上
記実施形態1で述べた図1の構成における通信ホスト1
3に金融機関ホスト16を接続し、図2に示した予約管
理ホスト9の機能構成に振込手続部9hを設けることに
より、予約管理ホスト9が各金融機関口座へ払い戻し金
額を入金する決済手続きを行えるようにする。
【0024】このように構成された座席予約システムに
おいて座席予約を行う動作は、上記実施の形態1による
ものとほぼ同様であるが、まずユーザが座席予約要求を
行う際に、図15に示すような画面を表示することによ
り、乗客情報として、電話番号やインターネットアドレ
スとともに該ユーザが所有する金融機関口座番号も入力
する。そして、要求された列車の予約が確定した場合に
は、図16に示すように、確定した列車予約情報、報知
方法、および連絡先情報とともに金融機関口座番号を表
示する。予約管理ホスト9の振込手続部9hは、列車運
行管理システム10から座席料金払い戻しが必要となる
所定の重要度レベル以上の不具合情報を入力すると、そ
の列車の座席を予約し、かつその座席券をすでに購入し
たユーザを乗客予約情報データベース内の乗客情報から
抽出し、該乗客情報内に格納されているユーザの金融機
関情報を通信ホスト13に送信する。座席券が既に購入
されたか否かは、発券端末14が座席券を発行したこと
を乗客情報内に記憶していることから判断できる。
【0025】通信ホスト13は、送信されたユーザの金
融機関情報をもとに、該当する金融機関ホスト16に対
して払い戻し金の振込手続きを行うとともに、顧客の携
帯電話に振込み先と振込み金額とを電子メールにより報
知する。図17は、乗客の携帯電話に電子メールで送ら
れた、払い戻し金の振込み内容を画面に表示した例であ
る。なお上記説明では、金融機関情報はユーザが携帯電
話から指定した口座であり、発券端末14において現金
で購入したユーザに対して、当該口座に払い戻し手続き
を行うものであるが、支払い方法をクレジットカードに
よる引き落としとすることも可能であり、その場合は、
金融機関情報としてユーザの所有するクレジット口座を
記憶しておき、座席料金払い戻し手続きはクレジット会
社を介して行えばよい。以上のように、座席料金払い戻
しの必要が生じた場合には、ユーザの所有する金融機関
口座に払い戻し金額を入金する決済手続きを自動的に行
うので、払い戻しを要求するユーザが駅の窓口に殺到し
て混乱するのを未然に防ぐことができる。また、実際に
座席券を購入した乗客だけに確実に払い戻しが行われ、
実際には予約していない者が不当に払い戻し金を得よう
とするのを防止するような効果も望める。
【0026】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0027】列車運行管理システムから入力した列車の
運休及び遅れの不具合情報に、予め保持した基準情報に
基づいて複数段階の重要度レベルを判定し、該判定され
た重要度レベルに応じて当該不具合情報をユーザの連絡
先端末に送信するので、列車の運行状況に応じて適切な
情報をユーザに送信することができる。
【0028】また、ユーザ情報として複数種の連絡先端
末情報を受信し、列車の不具合情報をユーザの連絡先端
末に送信する際、当該不具合情報の重要度レベルに応じ
て上記連絡先端末情報から選択して用いるので、列車の
不具合情報をユーザの希望する方法で送信することがで
きる。
【0029】また、ユーザ情報として複数種の連絡先端
末情報を受信する際に、該連絡先端末情報毎に列車の不
具合情報における重要度レベルとの対応付けを併せて受
信し、列車の不具合情報をユーザの連絡先端末に送信す
る際、上記対応付けに基づいて上記連絡先端末情報を選
択するので、ユーザの希望する不具合情報だけをユーザ
の希望する方法で送信することができる。
【0030】また、所定の重要度レベルを越える列車の
不具合情報は、強制的にユーザの連絡先端末に送信する
ので、列車運休等、緊急事態が発生した場合には確実に
ユーザに送信することができる。
【0031】また、列車の不具合情報を送信する際、復
旧予定、目的地まで到達可能な代替列車などの付帯情報
を提供可能とするので、ユーザは予約のキャンセルや代
替列車への変更をスムーズに行うことができる。
【0032】また、ユーザの金融機関口座に関する情報
を予め保持し、列車の運休時等、料金払い戻しの必要が
生じた場合には、座席料金払い戻しの必要なユーザの金
融機関口座へ払い戻し金額を入金する決済手続きを行う
ようにしたので、払い戻しを要求するユーザが駅の窓口
に殺到して混乱するのを未然に防ぐことができるととも
に、実際に座席券を購入した乗客だけに確実に払い戻し
が行われるので、実際には予約していない者が不当に払
い戻し金を得ようとするのを防止することができる。
【0033】また、ユーザの金融機関口座をユーザ端末
からユーザ情報として受信するので、座席料金払い戻し
料金をユーザの指定する金融機関口座に入金することが
できる。
【0034】また、ユーザ端末、連絡先端末の一方、あ
るいは双方が携帯電話とすることにより、列車の予約ま
たは変更、列車の不具合情報の送信が、効率よく行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による座席予約システ
ムの構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態1における予約管理ホス
ト9の機能構成を示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態1における座席予約時の
処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】 本発明の実施の形態1における予約条件入力
のための表示画面を示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態1における列車の予約状
況確認のための表示画面を示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態1における乗客情報登録
のための表示画面を示す図である。
【図7】 本発明の実施の形態1における重要度レベル
毎の報知方法登録のための表示画面を示す図である。
【図8】 本発明の実施の形態1における代替列車の検
索の要不要の登録のための表示画面を示す図である。
【図9】 本発明の実施の形態1における予約完了時の
表示画面を示す図である。
【図10】 本発明の実施の形態1における不具合情報
入力時の処理の流れを示すフローチャートである。
【図11】 本発明の実施の形態1における列車の不具
合情報報知のための表示画面を示す図である。
【図12】 本発明の実施の形態1における代替列車の
検索結果報知のための表示画面を示す図である。
【図13】 本発明の実施の形態2による座席予約シス
テムの構成図である。
【図14】 本発明の実施の形態2における予約管理ホ
スト9の機能構成を示す図である。
【図15】 本発明の実施の形態2における乗客情報登
録のための表示画面を示す図である。
【図16】 本発明の実施の形態2における予約完了時
の表示画面を示す図である。
【図17】 本発明の実施の形態2における座席料金の
払い戻しを報知するための表示画面を示す図である。
【図18】 従来の座席予約システムの構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
8 座席管理装置、9 予約管理ホスト、9a 予約入
力部、9b 予約検索部、9c 乗客情報管理部、9d
重要度レベル判定部、9e 列車運行情報管理部、9
f 代替列車検索部、9g 発券管理部、9h 振込手
続部、10 列車運行管理システム、11 ユーザ端末
および連絡先端末としての端末機器、12 乗客予約情
報データベース、13 通信ホスト、14 発券端末、
15 代替列車情報データベース、16 金融機関ホス
ト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 418 G06F 17/60 418 G07B 1/00 G07B 1/00 C

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示機能を備えたユーザ端末から、ユー
    ザの連絡先端末情報を含むユーザ情報と座席予約要求と
    をネットワークを介して受信し、列車の座席予約状況を
    一括管理している座席管理装置に予約状況を照会して予
    約し、確定した座席予約情報を上記ユーザ情報に付加し
    て乗客予約情報データベースに格納すると共に、列車の
    運行状況を管理する列車運行管理システムから列車の運
    休及び遅れの不具合情報を入力して、当該列車の座席を
    予約しているユーザを上記乗客予約情報データベースよ
    り抽出し、該ユーザの連絡先端末に上記不具合情報を送
    信する座席予約システムにおいて、 上記入力した列車の不具合情報に、予め保持した基準情
    報に基づいて複数段階の重要度レベルを判定する手段を
    備え、該判定された重要度レベルに応じて上記列車の不
    具合情報を上記ユーザの連絡先端末に送信することを特
    徴とする座席予約システム。
  2. 【請求項2】 ユーザ情報を受信する際、端末機器の種
    類や音声、表示などの違いによる複数種の連絡先端末情
    報を受信し、入力した列車の不具合情報をユーザの連絡
    先端末に送信する際、判定された重要度レベルに応じて
    上記連絡先端末情報を選択して用いることを特徴とする
    請求項1記載の座席予約システム。
  3. 【請求項3】 ユーザ情報として複数種の連絡先端末情
    報を受信する際に、該連絡先端末情報毎に列車の不具合
    情報における重要度レベルとの対応付けを併せて受信
    し、入力した列車の不具合情報を送信する際に、上記対
    応付けに基づいて上記連絡先端末情報を選択することを
    特徴とする請求項2記載の座席予約システム。
  4. 【請求項4】 所定の重要度レベルを越える列車の不具
    合情報は、強制的にユーザの連絡先端末に送信すること
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の座席
    予約システム。
  5. 【請求項5】 列車の不具合情報を送信する際、復旧予
    定、目的地まで到達可能な代替列車などの付帯情報を提
    供可能とすることを特徴とする請求項1ないし4のいず
    れかに記載の座席予約システム。
  6. 【請求項6】 ユーザの金融機関口座に関する情報を予
    め保持し、予約された座席に対し発券されたか否かを乗
    客予約情報データベース内のユーザ情報に付加して格納
    し、列車の運休時等、料金払い戻しの必要が生じた場合
    には、上記乗客予約情報データベースから該払い戻しの
    必要なユーザを抽出して、ネットワークで接続された金
    融機関ホストに対して、該ユーザの金融機関口座へ払い
    戻し金額を入金する決済手続きを行うことを特徴とする
    請求項1ないし5のいずれかに記載の座席予約システ
    ム。
  7. 【請求項7】 ユーザ端末からユーザ情報を受信する
    際、ユーザの金融機関口座に関する情報を併せて受信
    し、乗客予約情報データベースに格納して用いることを
    特徴とする請求項6記載の座席予約システム。
  8. 【請求項8】 ユーザ端末、連絡先端末の一方、あるい
    は双方が携帯電話であることを特徴とする請求項1ない
    し7のいずれかに記載の座席予約システム。
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