JP2009245240A - 簡易型カード決済方法及びシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】店舗側で煩雑な確認処理を行うことなく簡単にカード決済処理を行うこと。
【解決手段】本発明は、特定のグループのメンバーに対してグループ識別情報及び利用可能金額が記録されたカードを発行する簡易型カード決済方法であって、契約店舗に当該契約店舗で使用可能なカードのグループ識別情報を保存し、購入者のかざしたカードからグループ識別情報を読取り、当該グループ識別情報と前記契約店舗に保存されたグループ識別情報とが一致することを条件に、購入金額に基づいて前記カード内の利用可能金額を書き換えると共に、当該カードから読み取ったグループ識別情報と購入金額情報とを紐づけた決済情報を個別に又は他の決済と共に決済機構へ送信する。
【選択図】図8

Description

本発明は、決済方法及びこれを用いたシステムに関し、例えば、旅行会社が主催するツアーに適用可能な簡易型カード決済方法及びシステムに関する。
現在、旅行会社が主催するツアーの中には、旅行行程の中で休憩又は買い物を目的にツアー客を案内する店舗が予め決められている場合が多い。予め、旅行会社と店舗との間で契約を交わして、店舗に案内したツアー客の数及び購買額に応じて、店舗側から旅行会社へ協力金が支払われるケースも存在する。
また、店舗側に備えられたPCに抜き差し可能な買い物カードを用いて、来店時及び精算時に店舗で商品情報の収集及び提供を行うものがある(特許文献1)。
特開2005−038310号公報
しかしながら、上記ビジネスモデルでは、ツアー客が当該店舗と契約した旅行会社の特定ツアーに参加するツアー客か否かを判別する必要があるため、店舗の店員が、対象ツアー客であることを示す印(シール、カード等)を目視して確認する必要が生じて、店舗側に確認作業を伴う煩雑な決済処理を負担させていた。仮に、特許文献1記載の技術を上記ツアーに適用した場合でも、ツアー客の決済は簡単になるものの、店舗側の負担は解消されることなく残ってしまう。
また、実際にお土産を購入するツアー客数の計算も手間が掛かるので、ツアー客による売り上げを容易に把握することが困難である。店舗が旅行会社に支払う協力金は、ツアー客数による実売上に基づくことになることが多く、店舗が複数の旅行会社と契約している場合には、各旅行会社のツアーを特定すると共にツアー毎にツアー客の利用金額を計算する必要が生じて、店舗側の負担はより大きくなってしまう。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、店舗側において煩雑な確認処理を行うことなく簡単にカード決済処理を行うことができる簡易型カード決済方法及びシステムを提供することを目的とする。
本発明の簡易型カード決済方法は、特定のグループのメンバーに対してグループ識別情報及び利用可能金額が記録されたカードを発行する簡易型カード決済方法であって、契約店舗に当該契約店舗で使用可能なカードのグループ識別情報を保存し、購入者のかざしたカードからグループ識別情報を読取り、当該グループ識別情報と前記契約店舗に保存されたグループ識別情報とが一致することを条件に、購入金額に基づいて前記カード内の利用可能金額を書き換えると共に、当該カードから読み取ったグループ識別情報と購入金額情報とを紐づけた決済情報を個別に又は他の決済と共に決済機構へ送信することを特徴とする。
本発明の簡易型カード決済方法は、特定のグループのメンバーに対してカードを用いて購入代金を支払うことを予め契約で認めている契約店舗に関する情報と、カードの利用可能金額に関する情報と、カードの配布されたグループを識別するためのグループ識別情報とが記録されたカードをグループ単位で発行し、各契約店舗の端末装置に、当該契約店舗で使用可能なカードのグループ識別情報を保存し、購入者のかざしたカードからグループ識別情報を読取り、当該グループ識別情報と前記契約店舗に保存されたグループ識別情報とが一致するか否か判断し、双方のグループ識別情報が一致することを条件として、当該端末装置が購入金額に基づいて前記カード内の利用可能金額を書き換えると共に、前記カードから読み取ったグループ識別情報と購入金額情報とを紐づけた決済情報を個別に又は他の決済と共に決済機構へ送信することを特徴とする。
本発明の簡易型カード決済システムは、特定のグループのメンバーに対してカードを用いて購入代金を支払うことを予め契約で認めている契約店舗に関する情報と、カードの利用可能金額に関する情報と、カードの配布されたグループを識別するためのグループ識別情報とが記録されたカードをグループ単位で発行するカード発行装置と、各契約店舗に当該契約店舗で使用可能なカードのグループ識別情報を保存し、購入者のかざしたカードからグループ識別情報を読取り、当該グループ識別情報と前記契約店舗に保存されたグループ識別情報とが一致すれば、購入金額に基づいて前記カード内の利用可能金額を書き換えると共に、当該カードから読み取ったグループ識別情報と購入金額情報とを紐づけた決済情報を個別に又は他の決済と共に決済機構へ送信する店舗装置と、を具備したことを特徴とする。
これらの構成によれば、契約店舗の端末装置は、当該端末装置にかざされたカードのグループ識別情報と前記契約店舗の端末装置に保存されたグループ識別情報とが一致することを条件に、購入金額に基づいてカード内の利用可能金額を書き換えるので、契約店舗では、従来のように、対象グループを識別するために煩雑な確認処理を行うことなく、簡単にカード決済処理を行うことができる。また、契約店舗では、カードから読み取ったグループ識別情報と購入金額情報とを紐付けた決済情報を個別に又は他の決済と共に決済機構に送るので、契約店舗が複数の旅行会社と契約している場合であっても、簡単にグループ毎の利用金額又は売上等の計算及び管理を行うことができる。
本発明は、上記簡易型カード決済方法において、前記グループは、旅行会社が主催するツアーを単位とするものであり、前記契約店舗は、前記旅行会社とツアー単位で契約した契約店舗で構成することが考えられる。
本発明は、上記簡易型カード決済方法において、前記カードは、ツアー期間に対応する有効期間が設定されていることが好ましい。この場合、ツアー期間に対応する有効期間内のみカード利用(決済)が可能となり、有効期間外の不正なカード利用を防止することができる。
本発明は、上記簡易型カード決済システムにおいて、前記カード発行装置は、与えられている与信枠内でカードの利用可能金額を設定することが考えられる。この場合、カードの利用者(個人)毎に与えられた与信枠内で利用可能金額を設定する場合と比べて、簡単に利用可能金額の設定処理を行うことが可能である。
本発明によれば、契約店舗では、対象グループを識別するための煩雑な確認処理を行うことなく、簡単に決済処理を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
本実施の形態は、例えば、ツアーで立ち寄る契約店舗において使用可能な買い物カードを旅行会社が発行してツアー客に配布し、ツアー客は買い物カードに設定されている金額の限度枠内で各契約店舗で買い物できるようにしたビジネスモデルに適用可能である。ツアー客に配布される買い物カードに設定される限度枠(金額)は、ツアー商品購入時に旅行会社に支払うツアー代金に含めておくことにより、ツアー客は新たに出費することなく契約店舗において買い物カードで買い物を楽しむことができる。なお、本実施の形態では、旅行会社と契約店舗との間では、買い物カードを用いた買い物総額の数パーセントを協力金として契約店舗から旅行会社へ支払う契約を結ぶものとする。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る簡易型カード決済システムを説明するための概略構成図である。図1に示す決済システムは、各ツアーを特定するツアー情報(詳細は後述する)が書き込まれた非接触式ICカード(以下、単に「カード」と言う)Cを発行するカード発行装置1と、当該カードCと非接触通信機能を備えた複数の端末装置2(2A〜2C)と、これらカード発行装置1及び複数の端末装置2A〜2Cと決済処理を行う決済機構3と、を備えている。カード発行装置1及び複数の端末装置2A〜2Cは、インターネット等のネットワーク(図示省略)を介して決済機構3と接続している。なお、本実施の形態では、説明を簡単にするために単一のカード発行装置1及び3台の端末装置2A〜2Cを示したが、これに限定されるものではなく、その数は任意である。本実施の形態では、旅行会社施設内にカード発行装置1を備え、当該旅行会社と契約したお土産店等の契約店舗に店舗装置となる端末装置2を備える場合を例に説明する。
本決済システムでは、決済機構は、ツアー客個人ではなく、ツアー又は旅行会社に対して与信の上限となる与信枠(上限金額)を設定し、旅行会社は、主催するツアー(特定のグループ)に参加するツアー客(メンバー)に対し、当該ツアーを特定するツアー情報が書き込まれた買い物カードとなるカードCを配布する。本例では、カードCに対してツアー客個人の認証情報等は記録しないが、ツアー客個人を特定する情報を書き込んでも良い。ツアー客がお土産店での買い物等にカードCを利用すると、お土産店は、当該カードに書き込まれたツアー情報を読み込んで照合し、照合結果に基づいて決済処理を行う。
図2は、カード発行装置1の概略構成を示す機能ブロック図である。図3は、決済機構3の概略構成を示す機能ブロック図である。図4は、端末装置2(2A〜2C)の概略構成を示す機能ブロック図である。先ず、カード発行装置1の構成について説明する。
図2に示すように、カード発行装置1は、装置全体を制御する制御部11と、装置を操作すると共にカードCに種々のデータや各種情報(ツアー情報)を入力する操作部12と、種々のデータやツアー情報等の各種情報を表示する表示部13と、ツアー客及び決済機構3と決済処理を行う決済部14と、を備えている。さらに、カード発行装置1は、カードCにツアー情報を書込むツアー情報書込部15と、不図示のネットワークを介して決済機構3と通信を行う通信部16と、決済機構3から付与される与信枠情報及びカードCに書き込まれたツアー情報を記憶する記憶部17と、ツアー情報が書き込まれたカードCをツアー単位で発行するカード発行部18と、与信枠の残り(残額)を判断する与信枠判断部19と、を備えている。
通信部16は、ツアー開始前又はツアー終了後に決済機構3から与信枠を示す与信枠情報を受信すると共に、カード発行部18がツアー単位で発行したカード発行情報(後述する)を決済機構3に送信する。与信枠判断部19は、決済機構3から付与される与信枠を管理し、例えば、新たなツアーに係るカードCを発行する際に、与信枠の上限(額)を超えていないか否かを判断する。
ツアー情報書込部15は、各ツアーを特定するツアー情報をカードCに書込むと共に、ツアー終了後(後述するカードCの有効期間後)に回収されたカードC内のツアー情報を消去する。新たなツアーを主催する場合、ツアー情報が消去された上記カードに、新たなツアー情報を書き込んで再利用することが可能である。記憶部17は、RAM(Random Access Memory)で構成されており、ツアー情報書込部15が書込んだツアー情報を格納すると共に、通信部16が受信した与信枠情報を格納する。
図5は、記憶部17に格納されるツアー情報の一例を示す図である。同図に示すように、ツアー情報は、ツアー毎に割り当てられたツアー識別子51と、ツアー期間に対応する当該カードCの利用可能期限を示す有効期限52と、有効期限の消去日(マンスリクリア日)53と、当該カードに入金された利用可能金額54と、当該ツアー単位で使用可能となる契約店舗55と、を含んでいる。図5に示すツアー情報には、2つの異なるツアーT1、T2のツアー情報が示されており、ツアー単位で異なるツアー識別子「0000」、「1111」が付与されている。このツアー情報は、各ツアー(グループ)を識別するためのグループ識別情報として機能し、カードCの発行後にカード発行情報として決済機構3に送信されると共に、後述する端末装置2の決済処理の際に、照合情報として用いられる。
決済機構3は、旅行会社に対する与信枠付与権限(与信管理)機能、当該旅行会社及び店舗との決済処理機能、並びに上記ツアー情報に係る契約店舗情報を含んだツアー関連情報(後述する)を当該契約店舗の端末装置2に提供する提供サーバ機能を備えており、そのための構成として図3に示す構成要素を備えている。図3に示すように、決済機構3は、装置全体を制御する制御部31と、カード発行装置1及び端末装置2と通信を行う通信部32と、カード発行装置1及び端末装置2と決済処理を行う決済部33と、カード発行装置1に与信枠を与えると共に当該与信枠情報を管理する与信枠管理部34と、カード発行情報を記憶するカード発行情報記憶部35と、カード発行情報の一部からツアー関連情報を生成するツアー関連情報生成部36と、から主に構成されている。なお、本実施の形態では、決済機構3が提供サーバ機能を担っているが、決済機構3の外部(例えば、カード発行装置1等)に当該機能を有する提供サーバを設けてもよい。
与信枠管理部34は、旅行会社に対する与信枠の付与及び与信枠の変更等の与信管理を行う。通信部32は、カード発行装置1からツアー情報を含むカード発行情報を受信すると共に、カード発行がなされたツアー毎にツアー関連情報を当該ツアーの契約店舗の店舗装置となる端末装置2に送信する。カード発行情報記憶部35は、RAM(Random Access Memory)で構成されており、カード発行装置1から受信したカード発行情報を格納する。ツアー関連情報生成部36は、カード発行情報の一部を構成する構成要素を含むツアー関連情報を生成する。本実施の形態では、カード発行情報のうちツアー識別子及び旅行会社によりツアー関連情報を構成している。図6は、カード発行情報の一例を示す図である。同図に示すように、カード発行情報は、カード発行装置1が書込んだツアー情報に、当該ツアー情報の送信元(ツアーの主催元)である旅行会社が対応付けされている。具体的には、ツアー関連情報は、対象ツアー識別子61と、有効期限62と、旅行会社63と、ツアー毎の利用可能金額の合計を示す合計金額64と、契約店舗65と、を含んで構成される。
図4に示すように、端末装置2は、装置全体を制御する制御部21と、カードCと非接触(近距離)通信を行うリーダライタ(R/W)22と、決済機構3と通信を行う通信部23と、通信部23が取得したツアー関連情報を記憶する記憶部24と、カードC及び決済機構3等に対して決済処理を行う決済部25と、から主に構成されている。なお、端末装置2は、カードCによる決済処理に加え、カードCとは異なる非接触式ICカードであって、入金(チャージ)することより繰り返し使用可能な機能や商品代金の支払いに利用可能な電子マネー機能等を備えたカードによる決済処理機能を備えることもできる。
リーダライタ22は、購入者のかざしたカードCに書き込まれたツアー情報を非接触で読み取ると共に、当該カードCの利用の際にツアー情報に含まれる利用可能金額情報を更新する。記憶部24は、RAM(Random Access Memory)で構成されており、決済機構3から取得したツアー関連情報を保存すると共に、制御部21による決済処理の際に、ツアー識別子の照合及び判断を行うための作業領域となる。図7は、記憶部24に格納されるツアー関連情報の一例を示す図である。同図に示すように、ツアー関連情報は、ツアー識別子71と、当該ツアー識別子71の付与元である旅行会社72と、を含んで構成される。
制御部21は、カードCによる決済処理時に、リーダライタ22が読み取ったツアー関連情報内のツアー識別子と、記憶部24内のツアー識別子とを照合し、照合結果により2つの識別子が一致した場合のみ、カードCを用いた決済処理を行うよう制御する。具体的には、制御部21は、照合結果が一致した場合、カードCに書き込まれた利用可能金額からツアー客の購入金額を差し引いて、当該カードC内の利用可能金額を書き換える。決済部25は、ツアー識別子と購入金額の紐づけを行い、カードCを用いた支払いが行われる毎(1件毎)に、又は当該支払いを複数件まとめて、当該カードCによる決済処理を示す決済情報(ツアー識別子と購入金額と紐づけた情報を含む)を決済機構3に送信する。特に、契約店舗が複数の旅行会社と契約し協力金を支払う場合には、対象ツアーの識別に加え、対象ツアーによる売上の別管理が不要になる点で、決済情報を1件毎に送信することが好ましい。
次に、図8を用いて、決済システムの動作について説明する。図8は、決済処理システムの決済処理を説明するためのシーケンス図である。本例では、2つの端末装置2A、2Bのうち、端末装置2Aがツアー情報に含まれる契約店舗の端末装置である場合を例に説明する。
先ず、決済機構3は、カード発行装置1に与える与信枠を設定し(ステップST81)、与信枠情報を送信する(ステップST82)。カード発行装置1は、取得した与信枠情報を記憶する(ステップST83)。
ツアーを主催する場合、旅行会社ではカード発行装置1で、カードCに当該ツアーのツアー情報を書き込み(ステップST84)、当該ツアー情報が書き込まれたカードCを発行する(ステップST85)。発行したカードCを当該ツアーに参加するツアー客に配布する。このとき、旅行会社ではカード発行装置1で、カードCのカード発行情報を決済機構3に送信する(ステップST86)。決済機構3は、受信したカード発行情報を記憶し(ステップST87)、当該カード発行情報内のツアー識別子及び契約店舗情報からなるツアー関連情報を生成し、当該ツアーの契約店舗に設置した端末装置に送信する(ステップST88)。本例では、ツアーの契約店舗に設置した端末装置2Aにのみツアー関連情報が送信され、当該ツアーと契約関係にない端末装置2Bにはツアー関連情報は送信されない。そして、契約店舗に設置した端末装置2Aは、受信したツアー関連情報を記憶する(ステップST89)。
店舗においてカードCが利用されると、店舗に設置された端末装置2Aは、カードCに書き込まれたツアー識別子を読み取り(ステップST90)、読み取ったツアー識別子89と、決済機構3から取得したツアー関連情報内のツアー識別子とを照合し(ステップST91)、照合結果に基づいて決済処理を行う(ステップST92)。本例では、端末装置2Aはツアーの契約店舗に設置された端末装置であるので、2つのツアー識別子の照合結果は一致するので、カードCを利用して決済処理を行う。なお、端末装置におけるツアー識別子の照合処理及び決済処理については、後述する。そして、端末装置2Aは、当該カードCの利用に係る決済情報を個別又は他の決済と併せて決済機構3に送信する(ステップST93)。
一方、ツアーの契約店舗でない店舗でカードCが利用された場合、端末装置2Aと同様に、端末装置2BはカードCのツアー識別子を読み取り(ステップST94)、読み取ったツアー識別子と記憶部に格納されたツアー関連情報内のツアー識別子とを照合する(ステップST95)。この場合、当該ツアーに係るカード発行情報内の契約店舗情報に、端末装置2Bを備えた店舗は含まれていないため、端末装置2Bには当該ツアーに係るツアー識別子は配信されないので、端末装置2Bによるツアー識別子の照合は不一致となり、カードCを利用した決済処理は行われない。
次に、図9を用いて、決済処理の際における端末装置の照合及び決済処理動作を具体的に説明する。図9は、決済処理の際における端末装置の制御動作を説明するためのフロー図である。
端末装置2Aのリーダライタ22は、カードCに書き込まれたツアー情報の中からツアー識別子を非接触で読み取り(ステップS101)、読み取ったツアー識別子と記憶部24に格納されたツアー関連情報内のツアー識別子とを照合する(ステップST102)。2つのツアー識別子が一致した場合(ステップST103:Yes)、カードC内の有効期間を判別する(ステップST104)。カードCの有効期間内の場合(ステップST105:Yes)、利用金額がカードCに記録された利用可能金額の限度枠内か否かを判別する(ステップST106)。利用金額が利用可能金額の限度枠内である場合(ステップS107:Yes)、当該利用可能金額から今回の利用金額を差し引いて、カードC内の利用可能金額を書き換える(ステップST108)。そして、端末装置2Aは、カードCの利用に係る決済情報を決済機構3に送信する(ステップST109)。
一方、2つのツアー識別子が一致しない場合(ステップST103:No)、有効期間を経過している場合(ステップST105:No)又は今回の利用金額が限度枠を超えている場合(ステップST107:No)、カードCによる決済処理を終了する。そして、端末装置2Aの照合及び決済処理動作を終了する。
このように、本実施の形態では、契約店舗に設置された端末装置2は、提示されたカードCのツアー識別情報とサーバ装置3から配信されたツアー識別情報とが一致することを条件に、購入金額に基づいてカードC内の利用可能金額を書き換えるので、契約店舗では、従来のように対象グループを識別するために煩雑な確認処理(例えば、買い物カードの表記や対象ツアーを識別するためのシール等の確認)を行うことなく、簡単に決済処理を行うことができる。また、契約店舗では、カードから読み取ったグループ識別情報と購入金額情報とを紐付けた決済情報を個別に又は他の決済と共に決済機構に送るので、契約店舗が複数の旅行会社と契約している場合でも、簡単にグループ毎の利用金額又は売上等の計算及び管理を行うことができる。なお、上記実施の形態では、決済機構がツアー識別情報を契約店舗の端末装置に配信する構成を例に説明したが、この構成に限定されるものではなく、任意の方法(例えば、記録メディアに記録したツアー識別情報)により契約店舗の端末装置に登録又は設定してもよい。
また、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。例えば、本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて、処理部や処理手順については適宜変更して実施することが可能である。その他、本発明の範囲を逸脱しないで適宜変更して実施することが可能である。
上記実施の形態では、カード発行装置はカードCを利用した場合を例に説明したが、カードCに替えて、非接触式通信機能を備えた携帯電話等の携帯端末装置を利用してもよい。この場合、カード発行装置1のツアー情報書込部15は、非接触通信(リーダライタ)機能を備え、ツアー参加客の所有する携帯端末装置に対してツアー情報を非接触で書込む。これにより、ツアー客自身が所有する携帯端末装置を当該ツアーの契約店舗で利用することが可能になる。
また、上記実施の形態において、端末装置2におけるツアー識別子の照合結果が一致した場合には、端末装置2は、カードCの偽造等による不正使用を防止することを目的として、決済機構3に対して、カードCの有効性に係る認証要求を行うことが好ましい。
さらに、上記実施の形態では、旅行会社が主催するツアーに適用した場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、テーマパーク等の限定された環境に適用することも可能である。この場合、テーマパークの運営会社内にカード発行装置1を備え、当該テーマパーク内のレストラン等の店舗に端末装置2を備える。運営会社は、任意のグループ分けが可能であり、例えば、一日又は夕方以降等の時間帯や個人利用又は団体利用等の利用形態のチケット種別を用いてグループ分けを行い、特定されるグループ毎に当該グループ識別情報を書き込んだカードCを発行する。
本発明は、例えば、旅行会社が主催するツアー等に適用可能である。
本発明の実施の形態1に係る決済システムの概略構成を示す図である。 実施の形態1に係るカード発行装置の概略構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る決済機構の概略構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る端末装置の概略構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るツアー情報の一例を示す図ある。 実施の形態1に係るカード発行情報の一例を示す図である。 実施の形態1に係るツアー関連情報の一例を示す図である。 実施の形態1に係る決済処理システムの動作を説明するためのシーケンス図である。 実施の形態1に係る端末装置の制御動作を説明するためのフロー図である。
符号の説明
1 カード発行装置
2(2A〜2C) 端末装置
3 決済機構
11、21、31 制御部
12 操作部
13 表示部
14、25、33 決済部
15 ツアー情報書込部
16、23、32 通信部
17、24 記憶部
18 カード発行部
19 与信枠判断部
22 近距離通信部
34 与信枠管理部
35 カード発行情報記憶部
36 ツアー関連情報生成部
C カード

Claims (7)

  1. 特定のグループのメンバーに対してグループ識別情報及び利用可能金額が記録されたカードを発行する簡易型カード決済方法であって、
    契約店舗に当該契約店舗で使用可能なカードのグループ識別情報を保存し、購入者のかざしたカードからグループ識別情報を読取り、当該グループ識別情報と前記契約店舗に保存されたグループ識別情報とが一致することを条件に、購入金額に基づいて前記カード内の利用可能金額を書き換えると共に、当該カードから読み取ったグループ識別情報と購入金額情報とを紐づけた決済情報を個別に又は他の決済と共に決済機構へ送信することを特徴とする簡易型カード決済方法。
  2. 特定のグループのメンバーに対してカードを用いて購入代金を支払うことを予め契約で認めている契約店舗に関する情報と、カードの利用可能金額に関する情報と、カードの配布されたグループを識別するためのグループ識別情報とが記録されたカードをグループ単位で発行し、
    各契約店舗の端末装置に、当該契約店舗で使用可能なカードのグループ識別情報を保存し、購入者のかざしたカードからグループ識別情報を読取り、当該グループ識別情報と前記契約店舗に保存されたグループ識別情報とが一致するか否か判断し、双方のグループ識別情報が一致することを条件として、当該端末装置が購入金額に基づいて前記カード内の利用可能金額を書き換えると共に、前記カードから読み取ったグループ識別情報と購入金額情報とを紐づけた決済情報を個別に又は他の決済と共に決済機構へ送信することを特徴とする簡易型カード決済方法。
  3. 前記グループは、旅行会社が主催するツアーを単位とするものであり、前記契約店舗は、前記旅行会社とツアー単位で契約した契約店舗であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の簡易型カード決済方法。
  4. 前記カードは、ツアー期間に対応する有効期間が設定されていることを特徴とする請求項3記載の簡易型カード決済方法。
  5. 特定のグループのメンバーに対してカードを用いて購入代金を支払うことを予め契約で認めている契約店舗に関する情報と、カードの利用可能金額に関する情報と、カードの配布されたグループを識別するためのグループ識別情報とが記録されたカードをグループ単位で発行するカード発行装置と、
    各契約店舗に当該契約店舗で使用可能なカードのグループ識別情報を保存し、購入者のかざしたカードからグループ識別情報を読取り、当該グループ識別情報と前記契約店舗に保存されたグループ識別情報とが一致すれば、購入金額に基づいて前記カード内の利用可能金額を書き換えると共に、当該カードから読み取ったグループ識別情報と購入金額情報とを紐づけた決済情報を個別に又は他の決済と共に決済機構へ送信する店舗装置と、を具備したことを特徴とする簡易型カード決済システム。
  6. 前記カード発行装置は、与えられている与信枠内でカードの利用可能金額を設定することを特徴とする請求項5記載の簡易型カード決済システム。
  7. 特定のグループのメンバーに対してグループ識別情報及び利用可能金額が記録されたカードを発行する簡易型カード決済において用いられる店舗装置であって、
    契約店舗において当該契約店舗で使用可能なカードのグループ識別情報を保存し、購入者のかざしたカードからグループ識別情報を読取り、当該グループ識別情報と前記契約店舗に保存されたグループ識別情報とが一致することを条件に、購入金額に基づいて前記カード内の利用可能金額を書き換えると共に、当該カードから読み取ったグループ識別情報と購入金額情報とを紐づけた決済情報を個別に又は他の決済と共に決済機構へ送信することを特徴とする店舗装置。


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