JP2004326174A - 店舗側装置及び端末装置 - Google Patents

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順子 杉中
Kunihiko Negishi
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Abstract

【課題】使途及び月毎の利用金額を制限することで、現金収入の限られた年金生活者などに、食料費や医療費の支払い手段を長期に亘って提供する。
【解決手段】カード等発行機関2は、利用者との契約に基づいて月毎の利用限度額と使途を設定し、利用者にICカードやSIMカード等の端末装置3を発行する。利用者は、カード等発行機関の契約店舗で、使途に適合する商品やサービスを購入できる。店舗側装置10は、利用者識別情報(利用者ID)に基づいて利用者情報記憶部15を検索し、その利用者に設定されている月毎の利用限度額と使途を読み出す。決済制御部14は、利用者が購入を希望する商品(例えば米、肉,野菜)が使途(例えば食料品)に適合しており、今月の購入累計額が限度額以内であれば、決済を行う。決済制御部14は、取引内容(利用者識別情報、購入商品、購入金額、購入日時等)をカード等発行機関2へ通知する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、利用者が商品やサービスを購入する際に所定期間毎の利用金額及び使途を限定することができる店舗側装置及び利用者が所持する端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
クレジットカードの不正利用による被害を抑えるために、カード発行会社が利用期限、利用期間、利用金額、利用回数等が制限されたセイフティ・クレジットカードを発行し、カード利用店舗では提示されたセイフティ・クレジットカードの利用者資格及び利用制限について確認してから利用者の支払い代金をセイフティ・クレジットカードより精算することが提案されている(特許文献1)。
【0003】
住宅居住者がその住宅に居住したまま、その住宅や土地の価格を基準として、金融機関から融資を受けることができるシステムは知られている(特許文献2)。家屋や土地の時価、住宅居住者の平均余命、割引率、及び抵当とされ又は売却される家屋や土地の割合によって決定される総額を、一時金又は年金による分割払い又はその両者の組合せによって、その総額を金融機関が住宅居住者に支払うことによって、死亡又は早期に移転するまで、住宅居住者がその住宅に居住することができるシステムにおいて、金融機関には、総額(ローン又は支払うべき総額)を演算する第1の演算手段と、年金支払額を演算する第2の演算手段と、住居所有者が居住している間の資産のモニター及び管理を行う第3の演算手段と、金融機関に対する抵当の精算又は売却利益を演算する第4の演算手段とを備える。
【0004】
無資格者による不正購入を防ぐことが可能な自動販売機及び自動販売機システムは知られている(特許文献3)。自動販売機用ネットワーク・システムは、ネットワーク、通信網を含んで構成され、ネットワークにはサーバ・コンピュータ、有資格商品を販売する自動販売機が接続される。自動販売機には、カードリーダーが設けられている。有資格商品(例えば酒やタバコ)を購入する場合、ユーザは、本来の用途に使用される個人情報及び有資格商品に対する販売許可情報が記録されたクレジットカードをカードリーダーに挿入する。自動販売機は、カードリーダーにより販売許可情報を読み取り、有資格商品を販売可能か否かを判断し、有資格者であると判断した場合には、有資格商品の販売を許可し、無資格者であると判断した場合には、有資格商品の販売を禁止する。
【0005】
法人業務関連決済用の利用限定クレジットカードは知られている(特許文献4)。クレジットカード処理システムにおける法人用利用限定カードシステムであって、法人に発行される法人カードに対して関連付けられた法人利用限定カードを発行するカード発行手段と、法人カードに対する法人利用限定カードの関連付けを示す関連付け情報を格納する関連付け情報格納手段と、関連付け情報に基づいて法人利用限定カードの関連付けられた法人カードを識別し、法人利用限定カードについての売上情報を法人カードについての売上情報として処理すべく付け替える売上付替手段とを有する。
【0006】
住宅等の不動産を所有しているが老後生活に対して経済的な不安を抱いている者と、希望する不動産を納得のいく条件で購入したいと考えている者それぞれの要求を同時に満足させることができる電子不動産取引方法及びシステムが提案されている(特許文献5)。
【特許文献1】
特開2001−216365号公報
【特許文献2】
登録実用新案第3048667号公報
【特許文献3】
特開2002−352310号公報
【特許文献4】
特開2002−352167号公報
【特許文献5】
特開2002−259746号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、ローンやクレジットは予め設定された金額枠の範囲内で利用者が自由に利用することができる。このため、不適当な用途に消費してしまうことも起きる。
【0008】
例えば、年金生活者や家族からの仕送りで生活している学生等の現金収入が限られている者に対して、食料費や医療費等(生活費用)の支払いを長期に亘って保証できるシステムがあれば、生活費の不安が解消され安定した生活を送ることができる。
【0009】
本発明はこのような課題を解決するためなされたもので、毎月の利用額を制限することができ、かつ、利用対象商品やサービスを限定することができる店舗側装置及び端末装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の店舗側装置は、利用者を特定する利用者識別情報を入力する利用者識別情報入力部と、利用者が購入する商品又はサービスを特定する商品識別情報を入力する商品識別情報入力部と、利用者識別情報とその利用者が所定期間毎に利用可能な上限金額に係る上限金額情報、前記所定期間における現在までの購入実績金額に係る購入実績金額情報及び使途に係る使途情報とを対応付けて記憶する利用者情報記憶部と、前記商品識別情報入力部によって入力された商品識別情報に係る商品又はサービスが前記使途を満足しているか否かを判定する使途判定部と、前記商品識別情報入力部によって入力された商品識別情報に係る商品又はサービスを購入することによって前記購入実績金額が前記上限金額を超えるか否かを判定する金額判定部とを備える。
【0011】
また、前記利用者情報記憶部は、前記所定期間の終期において前記上限金額と購入実績金額との差額をマイナスの購入実績金額として初期設定することで、上限金額を使い切れなかった分については次の所定期間に繰り越すことができる。
【0012】
また、本発明の店舗側装置は、端末装置から利用者を特定する利用者識別情報、その利用者が所定期間毎に利用可能な上限金額に係る上限金額情報、前記所定期間における現在までの購入実績金額に係る購入実績金額情報及び使途に係る使途情報を受信する利用者情報受信部と、利用者が購入する商品又はサービスを特定する商品識別情報を入力する商品識別情報入力部と、該商品識別情報入力部によって入力された商品識別情報に係る商品又はサービスが前記使途を満足しているか否かを判定する使途判定部と、前記商品識別情報入力部によって入力された商品識別情報に係る商品又はサービスを購入することによって前記購入実績金額が前記上限金額を超えるか否かを判定する金額判定部と、前記利用者情報受信部によって受信された購入実績金額情報に係る購入実績金額に利用者が購入した商品又はサービスの金額を加算して得た新たな購入実績金額に係る購入実績金額情報を前記端末装置へ送信する購入情報送信部とを備える。
【0013】
これにより、端末装置を所持する利用者は複数の店舗を利用することができる。
【0014】
また、本発明の端末装置は、利用者を特定する利用者識別情報、その利用者が所定期間毎に利用可能な上限金額に係る上限金額情報、前記所定期間における現在までの購入実績金額に係る購入実績金額情報及び使途に係る使途情報を記憶する利用者情報記憶部と、前記利用者識別情報、上限金額情報、購入実績金額情報及び使途情報を店舗側装置へ送信する利用者情報送信部と前記店舗側装置から新たな購入実績金額情報を受信する購入情報受信部とを備える。
【0015】
これにより、端末装置を所持する利用者は複数の店舗を利用することができる。
【0016】
また、前記利用者情報記憶部は、前記所定期間の終期において前記上限金額と購入実績金額との差額をマイナスの購入実績金額として初期設定することで、上限金額を使い切れなかった分については次の所定期間に繰り越すことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。
【0018】
図1は、本発明の第1実施の形態に係る店舗側装置のブロック構成図である。第1実施の形態に係る店舗側装置10は、例えばインターネット等の通信網1を介してカード等発行機関(信用供与機関)2とデータ通信を行うための通信インタフェース部11と、利用者(顧客)が所持する端末装置(例えばICカード等)3から利用者識別情報(顧客ID)を読み取るための利用者識別情報入力部12と、POSレジスタ部13と、決済制御部14と、利用者情報記憶部15とからなる。決済制御部14は、購入履歴管理部14Aと、使途判定部14Bと、金額判定部14Cとを備える。利用者情報記憶部15は、利用者識別情報15Aと、上限金額情報15Bと、購入実績金額情報15Cと、使途情報15Dとを記憶する。
【0019】
カード等発行機関2が利用者に磁気カードを発行する場合であれば、利用者識別情報入力部12はこの磁気カードを読み取る磁気カード読取装置を用いて構成する。この場合、磁気カードに記録されている利用者識別情報を磁気カード読取装置を介して読み取る。
【0020】
カード等発行機関2が利用者に接触型のICカードを発行する場合、利用者識別情報入力部12は接触型のICカード読取装置を用いて構成する。この場合、ICカードに記録されている利用者識別情報を接触型のICカード読取装置を介して読み取る。
【0021】
カード等発行機関2が利用者に非接触型のICカードを発行する場合、利用者識別情報入力部12は非接触型のICカード読取装置を用いて構成する。この場合、ICカードに記録されている利用者識別情報を非接触型のICカード読取装置を介して読み取る。
【0022】
利用者識別情報入力部12を介して読み取られた利用者識別情報は決済制御部14へ供給される。決済制御部14は、利用者識別情報入力部12から供給された利用者識別情報が利用者情報記憶部15に格納されているか否かをチェックする。
【0023】
決済制御部14は、利用者情報記憶部15に該当する利用者識別情報が格納されていない場合は、新規の顧客であると判断し、通信インタフェース部11及び通信網1を介してカード等発行機関2にアクセスする。そして、決済制御部14は、利用者識別情報をカード等発行機関2へ供給するとともに、その利用者の利用者情報を要求する。ここで、利用者情報には、利用者が所定期間毎(例えば月毎)に利用可能な上限金額(月毎の利用限度額)及び使途(利用者が購入可能な商品やサービスを特定する情報)が含まれている。
【0024】
決済制御部14は、新規の利用者に対してその利用者の利用者情報(その内の上限金額情報及び使途情報)をカード等発行機関2から入手すると、入手した利用者情報(その内の上限金額情報15B及び使途情報15D)を利用者識別情報15Aとの対応を付けて利用者情報記憶部15に格納する。
【0025】
決済制御部14は、利用者情報記憶部15に該当する利用者識別情報15Aが格納されている場合、すなわち既登録の利用者である場合、利用者情報記憶部15からその利用者の上限金額情報15B、購入実績金額情報15C及び使途情報15Dを読み出して、利用者識別情報15Aを購入履歴管理部14Aへ、使途情報15Dを使途判定部14Bへ、上限金額情報15B及び購入実績金額情報15Cを金額判定部14Cへそれぞれ供給する。
【0026】
POSレジスタ部13は、商品等に付与されているバーコードやタグ等を読み取るバーコード等読取装置を備えている。利用者が購入しようとしている商品の情報(品名及び価格)は、POSレジスタ部13から決済制御部14へ供給される。
【0027】
使途判定部14Bは、利用者が購入しようとしている商品が使途情報15Dとして登録されている使途に適合しているか否かを判定する。使途判定部14Bは、使途が適合していない場合には、使途不適合であることをPOSレジスタ部13へ通知する。POSレジスタ部13は、図示しない表示装置等にその商品はカード利用では購入できない旨を表示させる。使途判定部14Bは、使途が適合している場合には、使途が適合していることを購入履歴管理部14Aへ通知する。
【0028】
金額判定部14Cは、購入実績金額情報15Cとして記憶されている所定期間(例えば今月)における購入実績金額に今回購入しようとしている金額を加算した金額が上限金額情報15Bとして記憶されている所定期間毎(例えば月毎)の上限金額を超えるか否かをチェックする。金額判定部14Cは、上限金額を超える場合にはその旨をPOSレジスタ部13へ通知する。POSレジスタ部13は、図示しない表示装置等に利用限度を超えるために購入できない旨を表示させる。金額判定部14Cは、上限を超えない場合にはその旨を購入履歴管理部14Aへ通知する。
【0029】
購入履歴管理部14Aは、利用者が購入しようとしている商品が使途及び上限金額の条件を共に満足している場合には、その旨を決済制御部14に通知してカードによる取引(決済)を行わせるとともに、購入実績金額情報15Cとして記憶されている購入実績金額に利用者が購入した商品の金額を加算して得た新たな購入実績金額を購入実績金額情報15Cとして記憶する。
【0030】
決済制御部14は、カードによる取引(決済)がなされる度に、その取引内容(利用者識別情報、購入商品名、購入金額、購入日時)をカード等発行機関2へ通知する。なお、決済制御部14は、取引(決済)がなされる度に取引内容をカード等発行機関2へ通知するのではなく、バッチ処理で例えば1日分の取引内容を一括してカード等発行機関2へ通知するようにしても良い。
【0031】
このように、第1実施の形態に係る店舗側装置10は、利用者毎に設定されている使途及び上限金額の条件を満足する場合にのみ、利用者が所持するカードによる決済を行う。したがって、利用者の使いすぎを防止できる。また、使途を食料品や医療費等に限定しておくことで、現金収入が限られている年金生活者等に食料品や医療費等の支払い手段を確保させることができる。
【0032】
なお、上限金額は商品毎に設定するようにしても良い。また、使途は、特定の商品(例えばアルコール飲料)を除外できるようにしても良い。
【0033】
なお、利用者が所持する端末装置(カード等)は、利用者とカード等発行機関2との契約に基づいてカード等発行機関2によって発行されるものとする。例えば年金生活者などは、自己が所有する不動産を担保にしたり、将来の売却を予約契約したりすることで、金利をゼロ又は極めて低利率で現金を用いない決済を長期に亘って利用することができる。なお、カード等発行機関2は、購入履歴を利用者本人だけでなく保証人にも電子メール等で通知するようにしても良い。
【0034】
第1実施の形態では、店舗側装置10内に利用者情報記憶部15を備え、利用者情報を店舗側で記憶しておく構成を示したが、店舗側装置10内に利用者情報記憶部15を設けずに、カード等発行機関2や専用サーバー(図示しない)内に利用者情報記憶部を設けて利用者情報を格納するようにしても良い。このような構成をとることで、利用者は複数の店舗を利用できる。
【0035】
図2は、本発明の第2実施の形態に係る店舗側装置及び端末装置(携帯電話機)のブロック構成図である。店舗側装置20と顧客が所持する端末装置(携帯電話機)30とは赤外線通信によってデータ通信が可能である。
【0036】
店舗側装置20は、例えばインターネット等の通信網1を介してカード等発行機関2とデータ通信を行うための通信インタフェース部21と、利用者情報入力及び購入情報出力のためのデータ通信部22と、POSレジスタ部23と、決済制御部24とからなる。
【0037】
決済制御部24は、新たな購入実績金額情報等からなる購入情報をデータ通信部22を介して端末装置(携帯電話機)30へ供給する購入情報送信部24Aと、利用者が所持する端末装置(携帯電話機)30からデータ通信部22を介して供給される利用者識別情報と上限金額情報と使途情報と購入実績金額情報とを受信する利用者情報受信部24Bと、使途判定部24Cと、金額判定部24Dとを備える。
【0038】
端末装置(携帯電話機)30は、電話機部31と、データ通信部32と、顧客側制御部33と、利用者情報記憶部34とからなる。顧客側制御部33は、新たな購入実績金額情報等からなる購入情報を受信する購入情報受信部33Aと、利用者識別情報と上限金額情報と使途情報と購入実績金額情報等とからなる利用者情報を送信する利用者情報送信部33Bとを備える。
【0039】
利用者は商品等を購入する際に(代金等の支払いを行う際に)、顧客が所持している端末装置(携帯電話機)30の図示しない赤外線通信部(投光部および受光部)を店舗側装置20の赤外線通信部(図示しない)に対向させる。これにより、各データ通信部22,32を介して決済制御部24と顧客側制御部33とがデータ通信可能な状態となる。
【0040】
決済制御部24は、端末装置(携帯電話機)30とデータ通信が可能な状態になると、データ通信部22を介して店舗名(又は店舗ID)を送信するとともに、利用者情報を要求する指令を送信する。顧客側制御部33はデータ通信部32を介して店舗名(又は店舗ID)を受信すると、電話機部31の液晶表示部(図示しない)等に店舗名を表示させる。これにより、顧客は店舗側装置20との通信が正常になされていることを確認できる。顧客側制御部33内の利用者情報送信部33Bは、利用者情報を要求する指令を受信すると、利用者情報記憶部34に記憶されている利用者識別情報と所定期間毎(例えば月毎)に利用可能な上限金額に関する情報である上限金額情報と購入可能な商品又はサービスを特定する情報である使途情報と前記所定期間における現在までの購入実績金額に関する情報である購入実績金額情報等とからなる利用者情報をデータ通信部32を介して店舗側装置20へ送信する。
【0041】
決済制御部24内の利用者情報受信部24Bは、データ通信部22を介して端末装置(携帯電話機)30側から供給される利用者情報(利用者識別情報と上限金額情報と使途情報と購入実績金額情報等とからなる)を受信し、上限金額情報及び購入実績金額情報を金額判定部24Dに供給し、使途情報を使途判定部24Cへ供給する。
【0042】
POSレジスタ部23は、商品等に付与されているバーコードやタグ等を読み取るバーコード等読取装置を備えている。利用者が購入しようとしている商品の情報(品名及び価格)は、POSレジスタ部23から決済制御部24へ供給される。
【0043】
使途判定部24Cは、利用者が購入しようとしている商品が使途情報に係る使途に適合しているか否かを判定する。使途判定部24Cは、使途が適合していない場合には、使途不適合であることをPOSレジスタ部23へ通知する。POSレジスタ部23は、図示しない表示装置等にその商品は端末装置(携帯電話機)利用では購入できない旨を表示させる。使途判定部14Bは、使途が適合している場合には、使途が適合していることを決済制御部24へ通知する。
【0044】
金額判定部24Dは、受信したその利用者の購入実績金額に今回購入しようとしている金額を加算した金額が所定期間毎(例えば月毎)の上限金額を超えるか否かをチェックする。金額判定部24Dは、上限金額を超える場合にはその旨をPOSレジスタ部23へ通知する。POSレジスタ部23は、図示しない表示装置等に利用限度を超えるために購入できない旨を表示させる。金額判定部24Dは、上限を超えない場合にはその旨を決済制御部24へ通知する。
【0045】
決済制御部24は、利用者が購入しようとしている商品が使途及び上限金額の条件を共に満足している場合には決済を行う。決済がなされると、購入情報送信部24Aは、利用者情報受信部24Bによって受信された購入実績金額情報に係る購入実績金額に利用者が購入した商品又はサービスの金額を加算して得た新たな購入実績金額に係る購入実績金額情報等からなる購入情報をデータ通信部22を介して端末装置(携帯電話機)30へ送信する。
【0046】
顧客側制御部33内の購入情報受信部33Aは、データ通信部32を介して供給される購入情報(新たな購入実績金額情報等)を受信し、受信した購入情報により利用者情報記憶部34を更新する。
【0047】
決済制御部24は、取引(決済)がなされる度に、その取引内容(利用者識別情報、購入商品、購入金額、購入日時等)をカード等発行機関2へ通知する。なお、決済制御部24は、取引(決済)がなされる度に取引内容をカード等発行機関2へ通知するのではなく、バッチ処理で例えば1日分の取引内容を一括してカード等発行機関2へ通知するようにしても良い。
【0048】
端末装置(携帯電話機)30内の利用者情報記憶部34は、SIM(Subscriber Identity Module)やUIM(User Identity Module)を用いて構成しても良い。この場合、SIMやUIM内に、利用者情報(利用者識別情報、上限金額情報、使途情報及び購入実績金額情報)を格納する。また、SIMやUIMは、CPU(Central Processing Unit),ROM(Read Only Memory),RAM(Random Access Memory)を内蔵したIC(Integrated Circuit)カードであるので、SIMやUIM内に顧客側制御部33を構成しても良い。このような構成をとることで、顧客が携帯電話機を変更しても、新たな携帯電話機にSIM又はUIMを差し替えることで、利用者情報(利用者識別情報、上限金額情報、使途情報及び購入実績金額情報)をそのまま利用できる。
【0049】
本実施の形態では、データ通信部22,32の具体例として赤外線通信(例えばIrDA:Infrared Data Association:赤外線通信規格)を示したが、微弱電波を用いる構成(例えばBluetooth(登録商標)等を用いる構成)としても良い。
【0050】
所定期間の終期において購入実績金額をリセットする、すなわち、購入実績金額を0にすることになるが、それだと毎所定期間の上限金額を使い切れなかった分を利用しないままになってしまうので、上限金額と購入実績金額との差額をマイナスの購入実績金額として初期設定することで、上限金額を使い切れなかった分については次の所定期間に繰り越すことができる。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、現金収入の限られた年金生活者などに、食料費や医療費の支払い手段を長期に亘って確実に提供できる。毎月の利用額を制限し、利用対象商品・サービスを限定することで、乱用を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係る店舗側装置のブロック構成図である。
【図2】本発明の第2実施の形態に係る店舗側装置及び端末装置のブロック構成図である。
【符号の説明】
1 通信網
2 カード等発行機関
3 端末装置(ICカード等)
10,20 店舗側装置
11,21 通信インタフェース部
12 利用者識別情報入力部
13,23 POSレジスタ部
14,24 決済制御部
14A 購入履歴管理部
14B,24C 使途判定部
14C,24D 金額判定部
15 利用者情報記憶部
15A 利用者識別情報
15B 上限金額情報
15C 購入実績金額情報
15D 使途情報
22 データ通信部
24A 購入情報送信部
30 端末装置(携帯電話機)
31 電話機部
32 データ通信部
33 顧客側制御部
33A 購入情報受信部
33B 利用者情報送信部
34 利用者情報記憶部

Claims (5)

  1. 利用者を特定する利用者識別情報を入力する利用者識別情報入力部と、
    利用者が購入する商品又はサービスを特定する商品識別情報を入力する商品識別情報入力部と、
    利用者識別情報とその利用者が所定期間毎に利用可能な上限金額に係る上限金額情報、前記所定期間における現在までの購入実績金額に係る購入実績金額情報及び使途に係る使途情報とを対応付けて記憶する利用者情報記憶部と、
    前記商品識別情報入力部によって入力された商品識別情報に係る商品又はサービスが前記使途を満足しているか否かを判定する使途判定部と、
    前記商品識別情報入力部によって入力された商品識別情報に係る商品又はサービスを購入することによって前記購入実績金額が前記上限金額を超えるか否かを判定する金額判定部と
    を備えることを特徴とする店舗側装置。
  2. 前記利用者情報記憶部は、前記所定期間の終期において前記上限金額と購入実績金額との差額をマイナスの購入実績金額として初期設定することを特徴とする請求項1記載の店舗側装置。
  3. 端末装置から利用者を特定する利用者識別情報、その利用者が所定期間毎に利用可能な上限金額に係る上限金額情報、前記所定期間における現在までの購入実績金額に係る購入実績金額情報及び使途に係る使途情報を受信する利用者情報受信部と、
    利用者が購入する商品又はサービスを特定する商品識別情報を入力する商品識別情報入力部と、
    該商品識別情報入力部によって入力された商品識別情報に係る商品又はサービスが前記使途を満足しているか否かを判定する使途判定部と、
    前記商品識別情報入力部によって入力された商品識別情報に係る商品又はサービスを購入することによって前記購入実績金額が前記上限金額を超えるか否かを判定する金額判定部と、
    前記利用者情報受信部によって受信された購入実績金額情報に係る購入実績金額に利用者が購入した商品又はサービスの金額を加算して得た新たな購入実績金額に係る購入実績金額情報を前記端末装置へ送信する購入情報送信部と
    を備えることを特徴とする店舗側装置。
  4. 利用者を特定する利用者識別情報、その利用者が所定期間毎に利用可能な上限金額に係る上限金額情報、前記所定期間における現在までの購入実績金額に係る購入実績金額情報及び使途に係る使途情報を記憶する利用者情報記憶部と、
    前記利用者識別情報、上限金額情報、購入実績金額情報及び使途情報を店舗側装置へ送信する利用者情報送信部と
    前記店舗側装置から新たな購入実績金額情報を受信する購入情報受信部と
    を備えることを特徴とする端末装置。
  5. 前記利用者情報記憶部は、前記所定期間の終期において前記上限金額と購入実績金額との差額をマイナスの購入実績金額として初期設定することを特徴とする請求項4記載の端末装置。
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