JP2004310153A - 店舗側装置及び顧客端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】店舗側装置と顧客が所持する携帯電話機との間で顧客が購入した各商品の購入データの送受を赤外線通信で行うことで、その後に特典発生条件を満足する購入データを所持している顧客に特典(クーポン)を与えることができる店舗側装置及び顧客端末装置を提供すること。また、特典発生条件及び特典内容を任意に設定できるようにする。
【解決手段】顧客が商品等を購入した際、店舗側装置10から顧客の顧客端末装置(携帯電話機)20へ購入データ(商品名,金額,購入日時等)を赤外線通信で送信する。顧客端末装置20は、受信した購入データを購入データ記憶部24に格納する。店舗側装置10は、顧客端末装置20から送信された購入データすなわち顧客所持データを受信し、その顧客が特典記憶部15に格納されている特典発生条件を満足する購入データを所持している場合には、特典記憶部15に格納されている特典内容の特典(例えば割引)を与える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、店舗側装置と顧客が所持する携帯電話機等の顧客端末装置との間で購入データ(利用実績データ等)の送受を行うことで、店舗側が設定した特典発生条件を満足する購入データを所持している顧客に特典を与えることができるようにした店舗側装置及び顧客端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
顧客にポイントカードを発行して利用金額等に応じた割引等を行ったり、クーポン券を発行して各種のサービスを行ったりすることは、広く行われている。ポイントカードやクーポン券の発行を不要にして店舗側の手間を軽減し、又、顧客がポイントカードやクーポン券を店舗の数だけ所持する煩わしさを解消するために、携帯電話機等を利用してポイントカードやクーポン券の電子化を図ることが下記のように種々提案されている。
【0003】
特開2002−41930号公報には、携帯電話その他の移動端末を所有した店舗利用者に対し、電子ポイントカードを利用できるようにした移動端末を用いたポイント情報管理方法、移動端末、及びポイント情報管理装置が記載されている。ポイント情報管理装置(サービスサーバ)は、利用者情報と種別毎のポイント情報(電子ポイントカード)を記憶する記憶手段と、ポイント情報を利用者の利用状況に応じて更新するとともに、ポイント情報が所定の引換条件を満たしているか否か判定する制御手段と、引換条件を満たしていた場合に利用者の携帯電話に種別毎のポイント情報及び引換対象を通知するとともに、携帯電話において引換対象が選択された場合に選択の結果を携帯電話から取得する通信手段とを備えている。
【0004】
特開2001−216451号公報には、携帯電話などの携帯通信端末に購買情報を授受できる機能を付加し、クーポン券の配布や利用、また、コンビニエンス等での代金振込・決済サービスにおける利用に応用できるようにした購買情報利用決済システム、情報配信装置、携帯端末及び販売装置が記載されている。
【0005】
特開2001−273563号公報には、クーポン券、スタンプ類、カード類を顧客に手渡すことなく、購入ポイント制度を実施して、商品又はサービスの販売促進を図るようにした携帯端末を用いた購入ポイント管理システムが記載されている。この購入ポイント管理システムは、顧客が商品又はサービスを購入した際に得た購入ポイントを、顧客の携帯端末、販売業者の端末、及びインターネットに接続されたサーバを用いて管理するようにしている。
【0006】
特開2002−342845号公報には、店舗側及び顧客側における商品売買データ(売上ポイント及び売上履歴)を管理できるようにした商品売買管理システムが記載されている。この商品売買管理システムは、店舗のPOSレジスタ内に当該店舗の各顧客に対する商品の売上データに関するアプリケーションプログラムを所有させる一方、顧客の携帯電話の記憶部に前記アプリケーションプログラムをダウンロードして顧客の商品買上データとしてメモリさせておき、商品の売買データに関するやり取り及び管理を店舗のPOSレジスタ及び顧客の携帯電話を介して行うようにしている。
【0007】
特開2002−367035号公報には、電話番号を用いて顧客を識別して、携帯電話機の認証機能を用いることで、顧客に本人確認操作を求めることのないポイントシステムが記載されている。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−41930号公報
【特許文献2】
特開2001−216451号公報
【特許文献3】
特開2001−273563号公報
【特許文献4】
特開2002−342845号公報
【特許文献5】
特開2002−367035号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、ポイントカードサービスにおけるポイント発行率やポイント還元率は予め決められている。また、クーポン券は割引対象となる店舗や商品や期間が予め決められている。従来のポイントカードやクーポン券を単に電子化しただけでは、店舗等が特典の内容を頻繁に変更するのが困難である。また、従来のクーポン券によるサービスは、特典の内容やその有効期間等を予め設定しておく必要がある。
【0010】
例えば曜日や週毎に特典の内容を変更できれば、顧客の関心及び来店意欲を高めることができる。また、顧客が商品やサービスを購入した時点では、特典の有無や特典の内容が決まっていなくても、後日に特典が受けられることがあるとすれば、顧客に期待感を与えることができ、来店を促すことができる。
【0011】
本発明はこのような課題を解決するためなされたもので、顧客に与える特典の内容や条件を任意に設定することができ、かつ、設定した特典付与条件に該当する顧客に特典を与えることができる店舗側装置及び顧客端末装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本発明に係る店舗側装置は、顧客が購入した商品の商品識別記号データとその商品の購入時データとを含む購入データを顧客端末装置へ送信する購入データ送信部と、前記顧客端末装置から購入データを受信する顧客所持データ受信部と、商品識別記号データ及びその商品の購入期間データに基づく特典発生条件を記憶する特典記憶部と、前記顧客所持データ受信部によって受信した購入データと前記特典記憶部から読み出した特典発生条件とを照合して特典発生の有無を判定する特典判定部とを備える。
【0013】
また、本発明に係る店舗側装置は、顧客端末装置と近距離データ通信を行うデータ通信部と、顧客が購入した商品の商品識別記号データとその商品の購入時データとを含む購入データを前記データ通信部を介して前記顧客端末装置へ送信する購入データ送信部と、前記顧客端末装置から前記データ通信部を介して購入データを受信する顧客所持データ受信部と、商品識別記号データ及びその商品の購入期間データに基づく特典発生条件を記憶する特典記憶部と、前記顧客所持データ受信部によって受信した購入データと前記特典記憶部から読み出した特典発生条件とを照合して特典発生の有無を判定する特典判定部とを備える。
【0014】
これにより、実在の店舗に顧客が来ることを促すことができる。
【0015】
また、前記特典記憶部から読み出した特典発生条件を顧客端末装置へ送信する特典発生条件送信部を更に備えることで、顧客が所持する顧客端末装置から特典発生条件を満足する購入データだけを送信させることが可能となり、購入データの送信データ量を少なくでき、通信時間を短縮できる。
【0016】
また、本発明の顧客端末装置は、顧客が購入した商品の商品識別記号データとその商品の購入時データとを含む購入データを店舗側装置から受信する購入データ受信部と、該購入データ受信部で受信した購入データを記憶する購入データ記憶部と、該購入データ記憶部に記憶されている購入データの履歴を前記店舗側端末へ送信する顧客所持データ送信部とを備える。
【0017】
また、本発明の顧客端末装置は、店舗側装置と近距離データ通信を行うデータ通信部と、顧客が購入した商品の商品識別記号データとその商品の購入時データとを含む購入データを前記店舗側装置から前記データ通信部を介して受信する購入データ受信部と、該購入データ受信部によって受信した購入データを記憶する購入データ記憶部と、該購入データ記憶部に記憶されている購入データの履歴を前記データ通信部を介して前記店舗側端末へ送信する顧客所持データ送信部とを備える。
【0018】
これにより、実在の店舗に顧客が来ることを促すことができる。
【0019】
また、商品識別記号データ及びその商品の購入期間データに基づく特典発生条件を前記店舗側端末から受信する特典発生条件受信部と、該特典発生条件受信部によって受信した特典発生条件を満足する購入データを前記購入データ記憶部において検索する購入データ検索部とを更に備え、前記顧客所持データ送信部は、前記購入データ検索部によって検索された購入データを前記店舗側端末へ送信することで、顧客が所持する顧客端末装置から特典発生条件を満足する購入データだけを送信させることが可能となり、購入データの送信データ量を少なくでき、通信時間を短縮できる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。
【0021】
図1は、本発明の第1実施の形態に係る店舗側装置及び顧客端末装置のブロック構成図である。図2は、顧客データベース、特典記憶部及び購入データ記憶部に記憶されるデータの例を示す図である。店舗側装置10と顧客が所持する顧客端末装置(例えば携帯電話機)20とは赤外線通信によってデータ通信が可能である。
【0022】
店舗側装置10は、POSレジスタ部11と、データ通信部12と、店舗側制御部13と、顧客データベース14と、特典記憶部15と、特典入力部16とからなる。店舗側制御部13は、購入データ送信部131と、顧客所持データ受信部132と、特典判定部133とを備える。
【0023】
顧客端末装置20は、電話機部21と、データ通信部22と、顧客側制御部23と、購入データ記憶部24とからなる。顧客側制御部23は、購入データ受信部231と、顧客所持データ送信部232とを備える。
【0024】
顧客は代金等の支払いを行う際に、顧客が所持している顧客端末装置20の図示しない赤外線通信部(投光部及び受光部)を店舗側装置10の赤外線通信部(図示しない)に対向させる。これにより、各データ通信部12,22を介して店舗側制御部13と顧客側制御部23とがデータ通信可能な状態となる。
【0025】
店舗側制御部13は、顧客端末装置20とデータ通信が可能な状態になると、店舗名(又は店舗ID)を送信するとともに、顧客端末装置20の電話番号を要求する指令をデータ通信部12を介して送信する。顧客側制御部23はデータ通信部22を介して店舗名を受信すると、電話機部21の液晶表示部(図示しない)等に店舗名を表示させる。これにより、顧客は店舗側装置10との通信が正常になされていることを確認できる。顧客側制御部23は、電話番号を要求する指令を受信すると、顧客端末装置20の電話番号をデータ通信部12を介して送信する。
【0026】
店舗側制御部13は、データ通信部12を介して顧客端末装置20の電話番号を受信すると、顧客データベース14を検索して受信した電話番号が登録されているか否かを判定する。店舗側制御部13は、電話番号が未登録である場合には、新規の顧客として電話番号を登録する。店舗側制御部13は、新規の顧客に対しては携帯メールアドレスを要求する指令を送信する。
【0027】
顧客側制御部23は、携帯メールアドレスを要求する指令を受信すると、電話機部21の液晶表示部(図示しない)等に携帯メールアドレスの登録を許可するか否かを指定するメニュー画面を表示させる。顧客端末装置20の所持者が携帯メールアドレスの登録を許可する旨の操作を行うと、顧客側制御部23は携帯メールアドレスを送信する。顧客端末装置20の所持者が携帯メールアドレスの登録を許可しない旨の操作を行うと、顧客側制御部23は携帯メールアドレスを登録しない旨のデータを送信する。店舗側制御部13は、携帯メールアドレスを受信すると、受信した携帯メールアドレスを電話番号との対応を付けて顧客データベース14に登録する(図2(a)参照)。
【0028】
店舗側制御部13は、電話番号が登録済である場合には、顧客所持データを要求する指令を送信する。顧客側制御部23内の顧客所持データ送信部232は、先に受信した店舗名に基づいてその店舗の購入データの履歴(例えば過去1週間分の購入履歴データ)を購入データ記憶部24から読み出して、読み出した購入データの履歴を送信する。
【0029】
顧客端末装置20から送信された購入データの履歴は、店舗側制御部13内の顧客所持データ受信部132によって受信される。特典判定部133は、顧客所持データ受信部132によって受信した購入データの履歴すなわち顧客所持データの中に特典記憶部15に格納されている特典発生条件に該当する購入データがあるか否かを判定する。
【0030】
特典判定部133は、顧客所持データの中に特典発生条件に該当する購入データがある場合には、顧客データベース14を検索して該当する購入データが顧客データベース14に登録されていることを確認した後に、特典記憶部15に格納されている特典付与条件をPOSレジスタ部11へ供給する。なお、顧客データベース14に登録されていることを確認しないで、顧客所持データのみに基づいて特典を与えるようにしても良い。
【0031】
POSレジスタ部11は、顧客が購入した商品やサービスの代金を算出するとともに、特典付与条件に基づいて値引きを行った代金を算出し、POSレジスタ部11の表示部に表示させる。POSレジスタ部11は、顧客が購入した商品やサービスを特定する「商品データ(例えば商品ID)」と「金額」と「購入日時」とからなる「購入データ(販売実績データ)」を店舗側制御部13へ供給する。店舗側制御部13は、「商品データ」と「金額」と「購入日時」とからなる「購入データ」を「顧客(例えば電話番号)」との対応を付けて顧客データベース14に格納する。なお、店舗がポイントサービスを実施している場合、店舗側制御部13は、顧客の購入金額に応じてポイントを算出して、算出した「ポイント」も顧客との対応を付けて顧客データベース14に格納する。
【0032】
店舗側制御部13内の購入データ送信部131は、商品データと金額と購入日時とからなる購入データを送信する。このため、顧客所持データ受信部132が顧客端末装置20から購入データの履歴として一般には複数の購入データを受信するのに対して、購入データ送信部131は購入の度に各購入データを1件ずつ送信することになる。なお、ポイントデータがある場合はポイントデータも送信する。顧客側制御部23内の購入データ受信部231は購入データを受信すると、受信した購入データを店舗との対応を付けて購入データ記憶部24に登録する(図2(c)参照)。ポイントデータを受信した場合は、ポイントデータも購入データ記憶部24に登録する。
【0033】
なお、顧客側制御部23は、購入データ記憶部24に登録した購入データの履歴(ポイントデータも含む)を読み出して送信する。店舗側制御部13は、顧客側制御部23から送信された購入データの履歴を受信すると、受信した購入データの履歴と顧客データベース14に登録されている購入データの履歴とを比較照合する。これにより、顧客端末装置20側の購入データ記憶部24に購入データの履歴が正常に記憶されたことを確認できる。
【0034】
次に、店舗が飲食店であるものとして特典の発生及び特典の付与について具体的に説明する。先ず、特典入力部16によって特典記憶部15に格納された特典発生条件及び特典内容は次のとおりとする(図2(b)参照)。特典発生条件は、3月30日0時〜4月6日0時の間に(これを特典記憶部15には「03300000−04060000」と記憶している)商品HI12を購入した顧客であり、特典の内容はすべての商品の内いずれか1品を1割引とする。
【0035】
登録済の顧客が所持する顧客端末装置20内の購入データ記憶部24には、その顧客の購入データの履歴が格納されているので、その購入データの履歴を赤外線通信によって店舗側装置10へ送信する。店舗側装置10内の特典判定部133は、受信した顧客の購入データの履歴の中に3月30日0時〜4月6日0時の間に商品HI12を購入したデータがあれば、その顧客の代金を1品に限り1割引にすることをPOSレジスタ部11に通知する。これにより、顧客が指定する商品の代金が1割引される。
【0036】
なお、特典内容としてポイント還元率を通常の2倍とすることが設定されていた場合、特典発生条件を満足した場合には、店舗側制御部13によって発生ポイントを通常の2倍にすることがなされる。
【0037】
特典発生条件や特典内容に顧客が今回購入した商品やサービスが含まれる場合、例えば、3月23日12時〜3月30日12時の間に商品JK56を購入した顧客に対して商品NR90の本日の料金を2割引にするような場合には、店舗側制御部13はPOSレジスタ部11から商品NR90の購入データが供給されたときにだけ顧客所持データを要求する指令を送信するようにしても良い。
【0038】
特典発生条件及び特典内容は店舗に掲示しても良い。なお、店舗がインターネット上にウェブサイトを開設し、そのウェブサイトでも特典発生条件及び特典内容を知らせるようにしても良い。さらに、店舗側装置10又はウェブサイト等にメール送信部を設けて、顧客の携帯メールアドレス宛てに特典発生条件及び特典内容を知らせる電子メールを送信するようにしても良い。
【0039】
顧客端末装置20内の購入データ記憶部24は、SIM(Subscriber Identity Module)やUIM(User Identity Module)を用いて構成しても良い。また、SIMやUIMは、CPU(Central Processing Unit),ROM(Read Only Memory),RAM(Random Access Memory)を内蔵したIC(Integrated Circuit)カードであるので、SIMやUIM内に顧客側制御部23を構成しても良い。このような構成をとることで、顧客が携帯電話機を変更しても、新たな携帯電話機にSIM又はUIMを差し替えることで、購入データの履歴(利用履歴データ)がそのまま利用でき、ポイントサービスや特典(クーポン)サービスを継続して利用できる。なお、SIMやUIMを用いる場合には、電話番号ではなくSIM又はUIMの識別番号を店舗側装置に登録し、SIM又はUIMの識別番号に基づいて顧客の特定を行うようにしても良い。
【0040】
本実施の形態では、データ通信部12,22の具体例として赤外線通信(例えばIrDA:Infrared Data Association:赤外線通信規格))を示したが、微弱電波を用いる構成(例えばBluetooth(登録商標)等を用いる構成)としても良い。
【0041】
また、本実施の形態では、店舗側装置10内に顧客データベース14を備える構成を示したが、顧客データベース14は設けなくても良い。
【0042】
図3は、本発明の第2実施の形態に係る店舗側装置及び顧客端末装置のブロック構成図である。以下、図1の構成との相違点について説明する。図3に示す店舗側装置10Aは、店舗側制御部13A内に特典発生条件送信部134を備える。この特典発生条件送信部134は、特典記憶部15に格納されている特典発生条件(例えば、先週に商品Aを購入)を読み出して、読み出した特典発生条件をデータ通信部12を介して送信する。
【0043】
図3に示す顧客端末装置20Aは、顧客側制御部23A内に特典発生条件受信部233と購入データ検索部234とを備える。特典発生条件受信部233は、店舗側装置10Aから送信された特典発生条件(例えば先週に商品Aを購入)を受信し、受信した特典発生条件を購入データ検索部234へ供給する。購入データ検索部234は、特典発生条件(例えば先週に商品Aを購入)に基づいて購入データ記憶部24を検索し、特典発生条件を満足する購入データがある場合には、その購入データを顧客所持データ送信部232へ供給して、その購入データを送信させる。購入データ検索部234は、特典発生条件を満足する購入データがない場合には、その旨をデータ通信部22を介して店舗側装置10A送信する。
【0044】
このように、顧客端末装置20A側で特典発生条件を満足しているか否かを判定して、特典発生条件に該当する購入データ(顧客所持データ)のみを送信する構成をとることで、購入データ(顧客所持データ)の送信データ量を低減することができる。
【0045】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
【0046】
店舗側装置と顧客端末装置との間のデータ通信は、赤外線又は微弱電波を利用する構成とすることができる。携帯電話機等に搭載されている赤外線通信機能やBluetooth等の近距離通信機能を利用できる。また、インターネットを利用する構成とすることもできる。
【0047】
購入時データは、購入日、購入週又は購入月などだけであっても良い。この場合、特典発生条件もそれぞれに対応させたデータであることが望ましい。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、顧客が商品を購入したその場では特典発生条件及び特典内容を決定又は顧客に知らせないで、顧客に特典を与えることができる。特典発生条件及び特典内容は、経済状況、流行又は歳時などに応じて時々刻々と変わる店舗側の営業方針等に沿って臨機応変にかつ商品単位できめ細かく適宜設定及び変更することができる。また、顧客は商品を購入したその場では特典を知ることができず、その後に特典が発表されることになるので、顧客にとって発表される特典が気になり再び来店する又はホームページへアクセスする可能性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係る店舗側装置及び顧客端末装置のブロック構成図である。
【図2】顧客データベース、特典記憶部及び購入データ記憶部に記憶されるデータの例を示す図である
【図3】本発明の第2実施の形態に係る店舗側装置及び顧客端末装置のブロック構成図である。
【符号の説明】
10,10A 店舗側装置
11 POSレジスタ部
12 データ通信部
13,13A 店舗側制御部
131 購入データ送信部
132 顧客所持データ受信部
133 特典判定部
134 特典発生条件送信部
14 顧客データベース
15 特典記憶部
16 特典入力部
20,20A 顧客端末装置
21 電話機部
22 データ通信部
23,23A 顧客側制御部
231 購入データ受信部
232 顧客所持データ送信部
233 特典発生条件受信部
234 購入データ検索部
24 購入データ記憶部

Claims (6)

  1. 顧客が購入した商品の商品識別記号データとその商品の購入時データとを含む購入データを顧客端末装置へ送信する購入データ送信部と、
    前記顧客端末装置から購入データを受信する顧客所持データ受信部と、
    商品識別記号データ及びその商品の購入期間データに基づく特典発生条件を記憶する特典記憶部と、
    前記顧客所持データ受信部によって受信した購入データと前記特典記憶部から読み出した特典発生条件とを照合して特典発生の有無を判定する特典判定部と
    を備えることを特徴とする店舗側装置。
  2. 顧客端末装置と近距離データ通信を行うデータ通信部と、
    顧客が購入した商品の商品識別記号データとその商品の購入時データとを含む購入データを前記データ通信部を介して前記顧客端末装置へ送信する購入データ送信部と、
    前記顧客端末装置から前記データ通信部を介して購入データを受信する顧客所持データ受信部と、
    商品識別記号データ及びその商品の購入期間データに基づく特典発生条件を記憶する特典記憶部と、
    前記顧客所持データ受信部によって受信した購入データと前記特典記憶部から読み出した特典発生条件とを照合して特典発生の有無を判定する特典判定部と
    を備えることを特徴とする店舗側装置。
  3. 前記特典記憶部から読み出した特典発生条件を顧客端末装置へ送信する特典発生条件送信部を更に備えることを特徴とする請求項1又は2記載の店舗側装置。
  4. 顧客が購入した商品の商品識別記号データとその商品の購入時データとを含む購入データを店舗側装置から受信する購入データ受信部と、
    該購入データ受信部で受信した購入データを記憶する購入データ記憶部と、
    該購入データ記憶部に記憶されている購入データの履歴を前記店舗側端末へ送信する顧客所持データ送信部と
    を備えることを特徴とする顧客端末装置。
  5. 店舗側装置と近距離データ通信を行うデータ通信部と、
    顧客が購入した商品の商品識別記号データとその商品の購入時データとを含む購入データを前記店舗側装置から前記データ通信部を介して受信する購入データ受信部と、
    該購入データ受信部によって受信した購入データを記憶する購入データ記憶部と、
    該購入データ記憶部に記憶されている購入データの履歴を前記データ通信部を介して前記店舗側端末へ送信する顧客所持データ送信部と
    を備えることを特徴とする顧客端末装置。
  6. 商品識別記号データ及びその商品の購入期間データに基づく特典発生条件を前記店舗側端末から受信する特典発生条件受信部と、
    該特典発生条件受信部によって受信した特典発生条件を満足する購入データを前記購入データ記憶部において検索する購入データ検索部と
    を更に備え、
    前記顧客所持データ送信部は、前記購入データ検索部によって検索された購入データを前記店舗側端末へ送信することを特徴とする請求項4又は5記載の顧客端末装置。
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