JP4464379B2 - プレミアムキャンペーンのためのキャンペーン情報処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、プレミアムキャンペーンの応募資格を発生させるデータ処理をコンピュータ上で行うキャンペーン情報処理システムに関し、特に、顧客にとっての利便性を向上でき、さらには、キャンペーン効果を増大できる情報処理システムに関する。
従来より、商品の販売促進のためにプレミアムキャンペーンが盛んに実施されている。プレミアムキャンペーンは、商品の認知や売上の増大を目的とした販売促進の手法であり、プレミアム(特典)の提供によって販売を促進する。プレミアムキャンペーンは、商品の購入を条件としないオープンタイプと、商品の購入を条件とするクローズドタイプに分けられる。本発明は主としてクローズドタイプのプレミアムキャンペーンに関する。
従来の一般的なプレミアムキャンペーンでは、商品に応募シールが貼られており、この応募シールがハガキに貼られ、ハガキが投函される。これにより、商品を購入した顧客がキャンペーンに応募することができる。
上記のプレミアムキャンペーンでは、ハガキを用意して投函するのに手間がかかる。そこで、より簡単にプレミアムキャンペーンに応募できるようにするために、インターネットを利用したキャンペーン情報処理システムが実用化されている。この種の情報処理システムでは、商品に添付された応募コードナンバーが、携帯電話等に入力されて、インターネット経由で送信されて、これにより、商品を購入した顧客がキャンペーンに応募できる。この種のシステムは例えば特許文献1に開示されている。
また、特許文献2は、小売店のポイントカードとPOS(Point Of Sales)システムを利用して、メーカ別のキャンペーンを実現するシステムを提案している。このシステムでは、ポイントカードとPOSデータから、購入者と購入商品が特定されて、キャンペーン対象商品の購入者にプレミアムが与えられる。
特許第3356422号明細書(第3−6ページ、全図) 特開2002−63460号公報(第3−4ページ、図1)
しかしながら、従来のキャンペーン用の情報処理システムは、購入者が自分で商品購入のたびにいちいち応募コードナンバーを入力してインターネット経由で送信しなくてはならないので、購入者にとって応募作業が面倒であった。また、ポイントカードを利用するシステムは、応募作業の手間を省くことはできるものの、キャンペーンを応募する前提として小売店のポイントカードを作成しなくてはならず、やはり面倒であった。また、ポイントカードの作成に抵抗のある顧客は簡単にキャンペーンに参加できなかった。
また、本発明者が従来のキャンペーン用の情報処理システムを検討したところ、従来システムでは対象商品の購入が単純に応募資格の発生条件になっており、その他の条件は基本的には応募資格に影響しなかった。これに対して、本発明者は、購入がどのような種類の人間により行われたといった購入主体条件や、購入がどのような時間や場所で行われたかといった購入環境条件に応じて応募資格の発生の条件を変えることができれば、戦略的ターゲット顧客への販売を促進したり、戦略的に特定の環境での販売を促進して、キャンペーン効果を高められると考えた。しかし、このような購入条件を加味したキャンペーンは、はがき形式のキャンペーンはもちろんのこと、従来のキャンペーン用の情報処理システムでも実現できていない。
本発明は、上記背景の下でなされたもので、その目的は、キャンペーンの応募作業の手間を削減でき、顧客にとって便利なキャンペーン用の情報処理システムを提供することにある。
本発明の目的は、購入主体や購入環境等の購入条件によって応募資格の発生の条件が変わり、キャンペーン効果を増大できる情報処理システムを提供することにある。
本発明のキャンペーン情報処理システムは、プレミアムキャンペーンの応募資格を発生させるデータ処理をコンピュータ上で行うシステムである。このシステムは、電子決済媒体を使用した商品購入の履歴のデータとして、各電子決済媒体に固有の電子決済IDデータ及び購入商品の商品コードである購入商品コードを含む購入履歴データを記憶する購入履歴データ記憶部と、対象キャンペーンのキャンペーン対象商品の商品コードであるキャンペーン対象商品コードを記憶するキャンペーン対象商品コード記憶部と、前記対象キャンペーンのキャンペーン対象者のデータとして、少なくとも各キャンペーン対象者の通信連絡用の連絡先データと各キャンペーン対象者が保有する前記電子決済媒体の前記電子決済IDデータを記憶する対象者データ記憶部と、前記購入履歴データ記憶部の前記購入履歴データに含まれる前記購入商品コードと前記キャンペーン対象商品コード記憶部の前記キャンペーン対象商品コードとを比較して、前記キャンペーン対象商品コードと一致する前記購入商品コードを含む購入履歴データに含まれる前記電子決済IDデータに対応するキャンペーン応募資格を発生し、前記キャンペーン応募資格データを前記電子決済IDデータと関連付けて前記対象者データ記憶部に登録するキャンペーン応募資格発生登録部と、を備え、前記対象者データ記憶部を参照して、前記キャンペーン応募資格が関連づけて登録されている前記電子決済IDデータを特定し、乱数を用いた抽選を行って、前記キャンペーン応募資格が関連づけられた前記電子決済IDデータから所定の当選者数の前記電子決済IDデータを特定する抽選部と、前記対象者データ記憶部に抽選結果として、各々の前記電子決済IDデータと関連づけて当選または抽選を記録する抽選結果登録部と、電子決済IDデータ受付部、当選認証部およびプレミアム付与許可部で構成され、前記抽選部による抽選の当選者に対して、プレミアムを電子的に付与する処理を行うプレミアム付与処理部とを備え、前記電子決済IDデータ受付部は、入場管理コンピュータで前記電子決済媒体から読み取られた前記電子決済IDデータを通信で該入場管理コンピュータから受信して受け付け、前記当選認証部は、前記電子決済IDデータ受付部が前記電子決済IDデータを受け付けると、前記対象者データ記憶部を参照して認証処理を行う構成であり、受け付けられた前記電子決済IDデータの当選が前記対象者データ記憶部に記録されているか否かを確認し、該当する前記電子決済IDデータが前記対象者データ記憶部に記録されており、かつ、当選が記録されていれば、認証が成功し、前記プレミアム付与許可部は、前記当選認証部による認証が成功すると、プレミアム付与の許可を前記入場管理コンピュータに送信する。
本発明によれば、購入履歴データ記憶部に、顧客が電子決済媒体を使って商品を購入した購入履歴データが記憶される。購入履歴データは電子決済IDデータと購入商品コードを含む。電子決済媒体は典型的には電子マネー媒体(電子マネーカード、電子マネー機能を持った携帯電話等)である。購入履歴データ記憶部の購入履歴データに含まれる購入商品コードとキャンペーン対象商品コード記憶部のキャンペーン対象商品コードとが比較され、キャンペーン対象商品コードと一致する購入商品コードを含む購入履歴データに含まれる電子決済IDデータに対してキャンペーン応募資格データが発生する。そして、キャンペーン応募資格データが電子決済IDデータと関連付けて登録される。このようにして、本発明によれば、顧客は、電子決済媒体を使ってキャンペーン対象商品を購入することによって応募資格を得ることができ、キャンペーンコードの入力等の顧客の手間を削減することができ、キャンペーンに容易に応募できる。
また、本発明のキャンペーン情報処理システムは、前記キャンペーン応募資格発生を通知する応募資格通知メッセージを記憶する応募資格通知メッセージ記憶部と、前記対象者データ記憶部の前記電子決済IDデータおよび前記連絡先データに基づき、キャンペーン応募資格発生登録部で前記キャンペーン応募資格データが発生した前記電子決済IDデータに対応する前記連絡先データを用いて、前記応募資格通知メッセージを前記キャンペーン対象者に送信する応募資格通知部と、を備えてよい。
本発明によれば、キャンペーン対象者の連絡先データと電子決済IDデータが対象者データ記憶部に記憶される。そして、応募資格が発生すると、対象者データ記憶部を利用して、応募資格が発生したキャンペーン対象者の連絡先が特定され、連絡先へ応募資格通知メッセージが送信される。したがって、応募資格が発生したときに、応募資格通知メッセージを自動的にキャンペーン対象者に送信して、迅速に応募資格発生を通知できる。連絡先データは典型的には電子メールアドレスであり、応募資格通知メッセージが記載された電子メールが送信される。
また、本発明のキャンペーン情報処理システムにおいて、前記キャンペーン応募資格発生登録部は、前記キャンペーン対象商品の購入に応じて付与されるべきキャンペーンポイントを規定したポイント規則を記憶するポイント規則記憶部と、前記ポイント規則記憶部の前記ポイント規則に従って、前記キャンペーン対象商品コードに一致する前記購入商品コードを含む購入履歴データに含まれる前記電子決済IDデータに対して付与するキャンペーンポイントを決定するポイント決定部と、前記ポイント決定部により決定されたキャンペーンポイントを前記電子決済IDデータと関連づけて前記対象者データ記憶部に登録するポイント登録部と、前記対象者データ記憶部に記憶されたキャンペーンポイントが所定の応募資格発生ポイントに達したときにキャンペーン応募資格が発生したと判定する資格発生判定部と、前記資格発生判定部の判定結果に応じて、前記キャンペーン応募資格が発生した前記電子決済IDデータと関連づけて前記キャンペーン応募資格データを前記対象者データ記憶部に登録する資格登録部と、を備えてよい。
本発明によれば、キャンペーン対象者がキャンペーン対象商品を購入すると、キャンペーンポイントが本発明のシステム側で蓄積される。そして、システム側で、蓄積したキャンペーンポイントが応募資格発生プレミアムポイントに到達したことが判定されて、応募資格がコンピュータ処理で付与される。このようにして、ポイント蓄積型のキャンペーンのデータ処理を好適に実現でき、顧客は電子決済媒体を使ってキャンペーン対象商品を購入することによって容易にポイントを貯めて応募資格を獲得できる。
また、本発明のキャンペーン情報処理システムは、前記対象キャンペーンへの参加申込者が保持する前記電子決済IDデータの入力を受け付けて、前記参加申込者を前記キャンペーン対象者として前記電子決済IDデータを前記対象者データ記憶部に登録するキャンペーン申込登録処理部と、を含んでよい。この構成により、申込処理によってキャンペーン対象者を登録できる。申込登録では、空メールや申込用WEBサイトが好適に利用できる。
また、前記ポイント規則記憶部は、前記ポイント規則として、キャンペーン対象商品と前記キャンペーン対象商品の購入によって付与されるキャンペーンポイントの値を記憶してよい。キャンペーン対象商品のデータは、対象メーカを特定するデータでもよく、この場合、対象メーカの商品がキャンペーン対象商品になる。また、前記ポイント規則は、前記キャンペーン対象商品の購入数量または購入金額に応じて付与されるキャンペーンポイントの値を規定してよい。
また、前記対象者データ記憶部が、前記電子決済IDデータと関連づけて、前記キャンペーン対象者の属性データを記憶しており、前記ポイント規則記憶部のポイント規則は、前記キャンペーン対象者の属性に応じてキャンペーンポイントの値が異なって設定されており、前記ポイント決定部は、前記対象者データ記憶部の前記属性データを読み出して、前記属性データに基づいて前記ポイント規則に従って前記キャンペーンポイントを決定してよい。
この構成により、どのような属性のキャンペーン対象者がキャンペーン対象商品を購入したかといった購入主体条件によって、付与するキャンペーンポイントの値を変えることができる。したがって、購入主体条件によって応募資格の発生の条件を変えられる。例えば、キャンペーン対象商品の戦略的ターゲットの属性を持つキャンペーン対象者がキャンペーン対象商品を購入したときに付与するキャンペーンポイントを大きくすることができる。これにより、ターゲットの顧客の購買意欲を増大し、キャンペーン効果を増大できる。
属性の例は性別である。この場合、前記対象者データ記憶部が、前記属性データとして性別データを記憶してよく、前記ポイント規則は、前記キャンペーン対象者の性別に応じてキャンペーンポイントの値が異なって設定されてよい。
また、属性の別の例は年齢である。この場合、前記対象者データ記憶部が、前記属性データとして年齢データを記憶してよく、前記ポイント規則は、前記キャンペーン対象者の年齢に応じてキャンペーンポイントの値が異なって設定されてよい。
また、前記ポイント規則記憶部は、前記ポイント規則として、複数の所定のキャンペーン対象商品の組み合わせに対応する組合せキャンペーンポイントを記憶しており、前記ポイント決定部は、前記ポイント規則に規定される前記複数の所定のキャンペーン対象商品が組み合わせて購入されたときに前記ポイント規則に従って前記組合せキャンペーンポイントの値を求めてよい。
この構成により、どのようなキャンペーン対象商品を組み合わせて購入したかといった購入条件によって、付与するキャンペーンポイントの値を変えることができる。したがって、購入条件によって応募資格の発生の条件を変えられる。商品の組み合わせによってキャンペーンポイントを変えることで、クロスセルを行うことができ、クロスセル効果によってキャンペーン効果を増大できる。
また、前記購入履歴データ記憶部は、前記購入履歴データとしてさらに購入日時データを記憶しており、前記ポイント規則記憶部のポイント規則は、前記キャンペーン対象商品の購入日時に応じてキャンペーンポイントの値が異なって設定されており、前記ポイント決定部は、前記購入履歴データ記憶部の前記購入履歴データの前記購入日時データを読み出して、前記購入日時データに基づいて前記ポイント規則に従って前記キャンペーンポイントを求めてよい。
この構成により、購入日時を購入環境条件として扱い、購入日時に応じて、付与するキャンペーンポイントの値を変えることができる。したがって、購入環境条件によって応募資格の発生の条件を変えられる。戦略的に特定の曜日や時間帯の購入を促進することによってキャンペーン効果を増大できる。
また、前記購入履歴データ記憶部は、前記購入履歴データとしてさらに購入場所データを記憶しており、前記ポイント規則記憶部のポイント規則は、前記キャンペーン対象商品の購入場所に応じてキャンペーンポイントの値が異なって設定されており、前記ポイント決定部は、前記購入履歴データ記憶部の前記購入履歴データの前記購入場所データを読み出して、前記購入場所データに基づいて前記ポイント規則に従って前記キャンペーンポイントを求めてよい。
この構成により、購入場所を購入環境条件として扱い、購入場所に応じて、付与するキャンペーンポイントの値を変えることができる。したがって、購入環境条件によって応募資格の発生の条件を変えられる。戦略的に特定の場所の購入を促進することによってキャンペーン効果を増大できる。
本発明は、上述のキャンペーン情報処理システム以外の態様で表現されてよい。例えば、本発明の別の態様は、プレミアムキャンペーンの応募資格を発生させるデータ処理をコンピュータ上で行うキャンペーン情報処理方法である。この方法では、電子決済媒体を使用した商品購入の履歴のデータとして、各電子決済媒体に固有の電子決済IDデータ及び購入商品の商品コードである購入商品コードを含む購入履歴データを、前記コンピュータの記憶手段で構成される購入履歴データ記憶部が記憶し、対象キャンペーンのキャンペーン対象商品の商品コードであるキャンペーン対象商品コードを、前記コンピュータの記憶手段で構成されるキャンペーン対象商品コード記憶部が記憶し、前記対象キャンペーンのキャンペーン対象者のデータとして、少なくとも各キャンペーン対象者の通信連絡用の連絡先データと各キャンペーン対象者が保有する前記電子決済媒体の前記電子決済IDデータを対象者データ記憶部が記憶し、前記購入履歴データ記憶部の前記購入履歴データに含まれる前記購入商品コードと前記キャンペーン対象商品コード記憶部の前記キャンペーン対象商品コードとを比較して、前記キャンペーン対象商品コードと一致する前記購入商品コードを含む購入履歴データに含まれる前記電子決済IDデータに対応するキャンペーン応募資格を発生し、前記キャンペーン応募資格データを前記電子決済IDデータと関連付けて前記対象者データ記憶部に登録し、前記対象者データ記憶部を参照して、前記キャンペーン応募資格が関連づけて登録されている前記電子決済IDデータを特定し、乱数を用いた抽選を行って、前記キャンペーン応募資格が関連づけられた前記電子決済IDデータから所定の当選者数の前記電子決済IDデータを特定し、前記対象者データ記憶部に抽選結果として、各々の前記電子決済IDデータと関連づけて当選または抽選を記録し、電子決済IDデータ受付部、当選認証部およびプレミアム付与許可部で構成されるプレミアム付与処理部が、前記抽選の当選者に対して、プレミアムを電子的に付与する処理を行い、前記電子決済IDデータ受付部は、入場管理コンピュータで前記電子決済媒体から読み取られた前記電子決済IDデータを通信で該入場管理コンピュータから受信して受け付け、前記当選認証部は、前記電子決済IDデータ受付部が前記電子決済IDデータを受け付けると、前記対象者データ記憶部を参照して認証処理を行う構成であり、受け付けられた前記電子決済IDデータの当選が前記対象者データ記憶部に記録されているか否かを確認し、該当する前記電子決済IDデータが前記対象者データ記憶部に記録されており、かつ、当選が記録されていれば、認証が成功し、前記プレミアム付与許可部は、前記当選認証部による認証が成功すると、プレミアム付与の許可を前記入場管理コンピュータに送信する。この態様によっても本発明の利点が得られる。この態様でも、上述のキャンペーン情報処理装置に関して説明した各種の構成を採用可能であり、各種構成の利点が得られる。
また、本発明の別の態様は、プレミアムキャンペーンの応募資格を発生させるデータ処理をコンピュータに実行させるキャンペーン情報処理プログラムである。このプログラムは、電子決済媒体を使用した商品購入の履歴のデータとして、各電子決済媒体に固有の電子決済IDデータ及び購入商品の商品コードである購入商品コードを含む購入履歴データを、前記コンピュータの記憶手段で構成される購入履歴データ記憶部に記憶させ、対象キャンペーンのキャンペーン対象商品の商品コードであるキャンペーン対象商品コードを、前記コンピュータの記憶手段で構成されるキャンペーン対象商品コード記憶部に記憶させ、前記対象キャンペーンのキャンペーン対象者のデータとして、少なくとも各キャンペーン対象者の通信連絡用の連絡先データと各キャンペーン対象者が保有する前記電子決済媒体の前記電子決済IDデータを対象者データ記憶部が記憶させ、前記購入履歴データ記憶部の前記購入履歴データに含まれる前記購入商品コードと前記キャンペーン対象商品コード記憶部の前記キャンペーン対象商品コードとを比較して、前記キャンペーン対象商品コードと一致する前記購入商品コードを含む購入履歴データに含まれる前記電子決済IDデータに対応するキャンペーン応募資格を発生し、前記キャンペーン応募資格データを前記電子決済IDデータと関連付けて前記対象者データ記憶部に登録し、前記対象者データ記憶部を参照して、前記キャンペーン応募資格が関連づけて登録されている前記電子決済IDデータを特定し、乱数を用いた抽選を行って、前記キャンペーン応募資格が関連づけられた前記電子決済IDデータから所定の当選者数の前記電子決済IDデータを特定し、前記対象者データ記憶部に抽選結果として、各々の前記電子決済IDデータと関連づけて当選または抽選を記録し、電子決済IDデータ受付部、当選認証部およびプレミアム付与許可部で構成されるプレミアム付与処理部が、前記抽選の当選者に対して、プレミアムを電子的に付与する処理を行い、前記電子決済IDデータ受付部は、入場管理コンピュータで前記電子決済媒体から読み取られた前記電子決済IDデータを通信で該入場管理コンピュータから受信して受け付け、前記当選認証部は、前記電子決済IDデータ受付部が前記電子決済IDデータを受け付けると、前記対象者データ記憶部を参照して認証処理を行う構成であり、受け付けられた前記電子決済IDデータの当選が前記対象者データ記憶部に記録されているか否かを確認し、該当する前記電子決済IDデータが前記対象者データ記憶部に記録されており、かつ、当選が記録されていれば、認証が成功し、前記プレミアム付与許可部は、前記当選認証部による認証が成功すると、プレミアム付与の許可を前記入場管理コンピュータに送信する処理を前記コンピュータに実行させる。この態様によっても本発明の利点が得られる。この態様でも、上述のキャンペーン情報処理装置に関して説明した各種の構成を採用可能であり、各種構成の利点が得られる。
本発明は、キャンペーンの応募作業のための顧客の手間を削減でき、顧客にとって便利なキャンペーン情報処理システムを提供できる。
本発明は、購入主体や購入環境等の購入条件によって応募資格の発生の条件を変えてキャンペーン効果を増大できるキャンペーン情報処理システムを提供できる。
以下、本発明の実施の形態のキャンペーン情報処理システムについて、図面を用いて説明する。
図1は、本実施の形態に係るキャンペーン情報処理システムを関連構成と共に示している。キャンペーン情報処理システム1は、1または複数のコンピュータで構成されるコンピュータシステムである。
キャンペーン情報処理システム1は、通信機能を有し、POS(Point Of Sales)センタ装置3と接続されており、さらに、POSセンタ装置3は小売店のPOS端末装置5と接続されている。図には1つのPOS端末装置5が示されているが、実際には複数のPOS端末装置5がPOSセンタ装置3と通信可能に接続されている。
また、キャンペーン情報処理システム1は、WEBサーバおよびメールサーバの機能を有しており、インターネット7を経由して、顧客の携帯電話9と接続される。携帯電話7は、顧客Cが使用する顧客端末装置の一形態である。顧客端末装置は、携帯電話9に限定されず、例えば、携帯端末またはパーソナルコンピュータでもよい。
顧客Cは、携帯電話9と共に、電子マネーカード11を所持している。顧客は、小売店に行き、電子マネーカード11を利用して商品を購入する。POS端末装置5は、小売店のレジ装置に備えられており、電子マネー対応機能を有し、電子マネーカード11にデータの読み書きを行う。
電子マネーカード11は、本発明の電子決済媒体の一形態である。電子マネーカード11は、携帯電話7と一体化されてもよい。電子マネー機能を有する携帯電話が、図1の携帯電話7と電子マネーカード11の両方の機能を果たしてよい。また、本発明の範囲内で、電子決済媒体は、電子マネーカードに限定されない。電子決済媒体は、クレジット決済用の媒体でもよい。また、電子決済媒体は、交通機関の乗車に使われるカードでもよい。
図2は、POSセンタ装置3の構成を示している。POSセンタ装置3は、POS端末装置5およびキャンペーン情報処理システム1との通信機能を有している。POSセンタ装置3は、POSデータ取得部21、購入履歴データ記憶部23および購入履歴データ提供部25で構成されている。
POSデータ取得部21は通信機能を利用してPOS端末装置5からPOSデータを取得する。POS端末装置5は、電子マネーカード11を用いて商品が購入されたとき、電子マネーカード11から電子マネー番号を読み取る。電子マネー番号は、各々の電子マネーカード11に付けられた固有の番号であり、本発明の電子決済IDデータの一形態である。POS端末装置5は、さらに、レジ装置の機能により、購入商品の商品コードを読み取り、そして、電子マネー番号、商品コード、購入日時、購入数、購入金額および購入店舗のデータを含むPOSデータを記録し、さらに、POSデータをPOSセンタ装置3に送信する。POS端末装置5では、POSデータ取得部21がPOSデータを取得し、取得したPOSデータを購入履歴データとして購入履歴データ記憶部23に格納する。
購入履歴データ提供部25は、サーバ機能を有している。購入履歴データ提供部25は、キャンペーン情報処理システム1との通信機能を利用して、キャンペーン情報処理システム1から購入履歴データの送信要求を受け取る。そして、キャンペーン情報処理システム1からの送信要求に応えて、購入履歴データ提供部25は、購入履歴データ記憶部23から購入履歴データを読み出して、キャンペーン情報処理システム1に送信する。なお、購入履歴データ提供部25は、キャンペーン情報処理システム1からの送信要求が無くても購入履歴データをキャンペーン情報処理システム1に送信するように構成されてもよい。
本実施の形態では、上述のように、POSセンタ装置3が設けられ、POS端末装置5からPOSセンタ装置3を介してキャンペーン情報処理システム1に購入履歴データが提供される。変形例としては、キャンペーン情報処理システム1とPOS端末装置5が直接接続されてよく、POS端末装置5からキャンペーン情報処理システム1に直接に、POSデータが購入履歴データとして送信されてよい。
図3は、キャンペーン情報処理システム1の構成を示している。図3の各々の構成要素および機能は、キャンペーン情報処理システム1のコンピュータがプログラムを実行することにより、コンピュータの記憶手段や処理実行手段および入出力手段により実現される。キャンペーン情報処理システム1の機能はASPによって実現されてよい。
図示のように、キャンペーン情報処理システム1は、POSセンタ装置3から通信で購入履歴データを取得する購入履歴データ取得部31と、購入履歴データを記憶する購入履歴データ記憶部33と、対象キャンペーンのキャンペーン対象商品コードを記憶するキャンペーン対象商品コード記憶部35と、キャンペーン対象者のデータを記憶する対象者データ記憶部37と、対象キャンペーンへの参加申込を受け付けて対象者データ記憶部37へキャンペーン対象者を登録するキャンペーン申込登録処理部39と、購入履歴データ等に基づいてキャンペーン応募資格を発生し登録する機能を有するキャンペーン応募資格発生登録部41と、応募資格発生を通知する応募資格通知部43とを備えている。応募資格通知部43は、応募資格通知メッセージ記憶部45に記憶された応募資格通知メッセージを送信する。また、応募資格発生だけでなく、ゲーム参加通知などが送信されてもよい。
キャンペーン情報処理システム1は、さらに、応募資格が発生したキャンペーン対象者のために抽選を行う抽選部51と、抽選結果を登録する抽選結果登録部53と、抽選結果を通知する抽選結果通知部55とを備える。抽選結果通知部55は、抽選結果メッセージ記憶部57に記憶された抽選結果メッセージを送信する。さらに、キャンペーン情報処理システム1は、当選者に対してプレミアムを付与する処理を行うプレミアム付与処理部61を備えている。
以下、キャンペーン情報処理システム1の各部構成について説明する。
購入履歴データ取得部31は、POSセンタ装置3の購入履歴データ提供部25に対して購入履歴データの送信要求を送り、購入履歴データ提供部25から購入履歴データを受信して、受信した購入履歴データを購入履歴データ記憶部33に格納する。
図4は、購入履歴データ記憶部33に記憶される購入履歴データを示している。図示のように、購入履歴データは、購入日時、電子マネー番号、購入商品コード、購入数量、購入金額、購入店舗を含んでいる。購入商品コードは、購入商品の商品コードである。商品コードは、各商品に付けられた固有のコードである。商品コードは、いわゆるJANコードでもよい。また、商品コードは、JANコード以外の適当なコードでもよい。購入店舗は、本発明の購入場所データの一形態である。店舗データは、各店舗に固有な店舗コードである。また、購入履歴データは、上記の各種データに加えて、さらに他のデータを含んでよく、そのようなデータはマーケティングなどに活用されてもよい。
キャンペーン対象商品コード記憶部35は、対象キャンペーンのキャンペーン対象商品コードを記憶している。キャンペーン対象商品コードは、キャンペーン対象商品の商品コードである。
図5は、キャンペーン対象商品コード記憶部35の例である。図5の例では、複数の商品がキャンペーン対象商品に指定されており、複数のキャンペーン対象商品コードが記憶されている。しかし、本発明の範囲内で、キャンペーン対象商品は一種類でもよく、この場合には、一つのキャンペーン商品コードが記憶されてよい。
図6は、対象者データ記憶部37の例を示している。対象者データ記憶部37は、キャンペーン対象者のデータとして、電子マネーカード番号、電子メールアドレス、性別、年代、居住地域のデータを記憶している。電子メールアドレスはキャンペーン対象者の連絡先データの一形態であり、年代は、キャンペーン対象者の年齢データの一形態である。これらのデータは、キャンペーン申込登録処理部39により受け付けられて、対象者データ記憶部37に登録される。キャンペーン申込登録処理部39は、上記の電子マネー番号等を、対象キャンペーンへの参加申込者である顧客の携帯電話9から受け付ける。
対象者データ記憶部37は、さらに、キャンペーンの進行に伴って記録されるデータとして、キャンペーンポイント、応募資格および抽選結果のデータを記憶している。キャンペーンポイントは、キャンペーン対象商品が購入されると記録される。応募資格データは、キャンペーン対象商品の購入により応募資格が発生したときに記録される。さらに、抽選結果データは、応募資格が発生してから行われた抽選の結果のデータである。
キャンペーン応募資格発生登録部41は、概略としては、購入履歴データ記憶部33の購入履歴データに含まれる購入商品コードとキャンペーン対象商品コード記憶部35のキャンペーン対象商品コードとを比較して、キャンペーン対象商品コードと一致する購入商品コードを含む購入履歴データに含まれる電子マネー番号に対してキャンペーン応募資格を発生する。より詳細には、キャンペーン応募資格発生登録部41は、キャンペーン対象商品コードと一致する購入商品コードを検出すると該当する電子マネー番号のためにキャンペーンポイントを蓄積し、キャンペーンポイントが貯まると該当する電子マネー番号のために応募資格を発生させる。そして、キャンペーン応募資格発生登録部41は、キャンペーン応募資格データを該当する電子マネー番号と関連付けて登録する。キャンペーン応募資格の登録は対象者データ記憶部37に対して行われる。
図7は、キャンペーン応募資格発生登録部41の構成を示している。キャンペーン応募資格発生登録部41は、ポイント規則記憶部71、ポイント決定部73、ポイント登録部75、資格発生判定部77および資格登録部79で構成されている。
ポイント規則記憶部71は、キャンペーン対象商品の購入に応じて付与されるキャンペーンポイントを規定したポイント規則を記憶している。図8は、ポイント規則の例を示している。図8の例では、ポイント規則は、各キャンペーン対象商品の購入により付与されるキャンペーンポイントの値であり、ポイント規則記憶部71は、キャンペーン対象商品の商品コードと関連づけてキャンペーンポイントを記憶している。図8では、どのキャンペーン対象商品のキャンペーンポイントも同じであるが、キャンペーンポイントは商品によって異なってよい。また、ポイント規則記憶部71は、キャンペーン対象商品コード記憶部35と一体化されてもよい。
ポイント決定部73は、ポイント規則記憶部71のポイント規則に従って、キャンペーン対象商品コードに一致する購入商品コードを含む購入履歴データに含まれる電子マネー番号に対して付与するキャンペーンポイントを決定する。
より詳細には、ポイント決定部73は、対象者データ記憶部37と購買履歴データ記憶部33を参照し、購買履歴データ記憶部33から、対象者データ記憶部37に登録された電子マネー番号を含む購入履歴を特定する。さらに、ポイント決定部73は、購入履歴データ記憶部33とキャンペーン対象商品コード記憶部35を参照し、キャンペーン対象商品コードと一致する購入商品コードを含む購入履歴を特定する。そして、ポイント決定部73は、購入履歴から、ポイント規則に従ってキャンペーンポイントを決定する。例えば、購入数量がn個であれば、ポイント規則に設定されたキャンペーンポイントがn倍される。このキャンペーンポイントの付与先は、購入履歴に含まれた電子マネー番号によって特定される。
ポイント登録部75は、ポイント決定部73により決定されたキャンペーンポイントをキャンペーン申込登録処理部39に登録する。キャンペーンポイントは、該当する電子マネー番号と関連づけてキャンペーン申込登録処理部39に登録される。この登録処理では、新しく決定されたキャンペーンポイントが、既に蓄積されたキャンペーンポイントに加算される。
資格発生判定部77は、対象者データ記憶部37に記憶されたキャンペーンポイントが所定の応募資格発生ポイントに達したときに、キャンペーン応募資格が発生したと判定する。応募資格発生ポイントは予め設定されてキャンペーン情報処理システム1に記憶されている。資格発生判定部77は、対象者データ記憶部37にキャンペーンポイントが記録されると、蓄積されたキャンペーンポイントを対象者データ記憶部37から読み出し、キャンペーンポイントが応募資格発生ポイントに達したか否かを判定する。また、資格発生判定部77は、定期的に上記の判定処理を行ってもよい。
資格登録部79は、資格発生判定部77の判定結果に応じて、キャンペーン応募資格データを対象者データ記憶部37に登録する。キャンペーン応募資格データは、キャンペーン応募資格が発生した電子マネー番号と関連づけて登録される。キャンペーンポイントが蓄積すると、応募資格が複数回発生することになる。この場合には、図6に示されるように、応募資格の数(発生回数、口数)が記録されてよい。
図3に戻り、応募資格通知部43は、キャンペーン応募資格の発生をキャンペーン対象者に通知する機能を持つ。応募資格通知部43は、キャンペーン情報処理システム1のメールサーバ機能を利用して通知機能を実現する。
応募資格通知部43は、対象者データ記憶部37のデータを参照して、キャンペーン応募資格が発生した電子マネー番号に対応する電子メールアドレスを読み出す。また、応募資格通知部43は、応募資格通知メッセージ記憶部45から、キャンペーン応募資格発生を通知する応募資格通知メッセージを読み出す。そして、応募資格通知部43は、応募資格通知メッセージを記載した電子メールを生成し、対象者データ記憶部37から読み出した電子メールアドレスに送信する。電子メールアドレスは本発明の連絡先データの一例であり、本発明の範囲内で連絡先データは電子メールアドレスに限定されない。連絡先データは、メッセージを電子的に送ることができれば、電子メールアドレス以外のデータでもよい。
好ましくは、応募資格通知部43は、応募資格の発生をキャンペーン応募資格発生登録部41から伝えられる。このとき、応募資格が発生した電子マネー番号が伝えられてよい。そして、応募資格通知部43は、電子マネー番号の通知を受け付けると、上記のようにして、通知された電子マネー番号に対応する電子メールアドレスへ電子メールを送信する。これにより、応募資格が発生と同時に直ちに通知される。
また、上記の応募資格の通知処理は、適当な間隔をおいて定期的に行われてもよい。この場合も、通知処理の間隔を短く設定することが好ましく、これにより資格発生が迅速に通知される。
抽選部51は、応募資格が発生したキャンペーン対象者のために抽選を行う。例えば、抽選部51は、下記のようにして定期的に抽選を行う。抽選部51は、抽選タイミングが到来すると、対象者データ記憶部37を参照して、応募資格が発生している電子マネー番号を特定する。抽選部51は、乱数を用いた抽選を行って、応募資格を持つ電子マネー番号から、所定の当選者数の電子マネー番号を特定する。
抽選結果登録部53は、対象者データ記憶部37に抽選結果を登録する。各々の電子マネー番号と関連づけて、当選または落選が記録される。
抽選結果通知部55は、抽選結果メッセージを送信する。抽選結果メッセージは、抽選結果メッセージ記憶部57に記憶されている。抽選結果メッセージ記憶部57は、当選者への抽選結果メッセージと落選者への抽選結果メッセージを記憶している。
抽選結果通知部55は、当選が登録された電子マネー番号に対応する電子メールアドレスを対象者データ記憶部37から読み出し、当選者への抽選結果メッセージを記載した電子メールを生成および送信する。同様に、抽選結果通知部55は、落選が登録された電子マネー番号に対応する電子メールアドレスを対象者データ記憶部37から読み出し、落選者への抽選結果メッセージを記載した電子メールを生成および送信する。
プレミアム付与処理部61は、抽選部51による抽選の当選者に対してプレミアムを付与する処理を行う。
図9は、プレミアム付与処理部61の構成例を示している。図9の例では、プレミアムが電子的に付与される。ここでは、例として、プレミアムが映画のチケットであるとする。
プレミアム付与処理部61は、電子マネー番号受付部81、当選認証部83およびプレミアム付与許可部85で構成されている。電子マネー番号受付部81は、映画館の入場管理コンピュータ87から通信で電子マネー番号を受信して受け付ける。
入場管理コンピュータ87は、映画館に設置されており、顧客の電子マネーカード11から電子マネー番号を読み取って、キャンペーン情報処理システム1に送信する。電子マネー番号受付部81が電子マネー番号を受け付けると、当選認証部83は、対象者データ記憶部37を参照して認証処理を行う。当選認証部83は、受け付けられた電子マネー番号の当選が対象者データ記憶部37に記録されているか否かを確認する。落選が記録されていれば、認証が失敗に終わる。また、受け付けられた電子マネー番号が対象者データ記憶部37に登録されていない場合も、認証が失敗に終わる。該当する電子マネー番号が対象者データ記憶部37に記録されており、かつ、当選が記録されていれば、認証が成功する。認証が成功すると、プレミアム付与許可部85が、プレミアム付与の許可を入場管理コンピュータ87に送信する。これにより、映画館では、顧客の映画館への入場が許可される。
ここで、従来一般には、電子チケットを提供するシステムでは、電子チケットデータが媒体に書き込まれる。これに対して、上記の例では、電子マネー番号を使った認証により、プレミアムが付与されている。当選通知の際に携帯電話9との通信により電子チケットデータを携帯電話9内に記録するといった処理が不要である。したがって、プレミアムを容易に提供できる。
図9では、電子マネー番号が入場管理コンピュータ87からキャンペーン情報処理システム1に送信された。別の例では、当選者の電子マネー番号が、入場管理コンピュータ87に送られ、入場管理コンピュータ87で認証処理が行われてもよい。入場管理コンピュータ87は、受信した電子マネー番号を記憶し、電子マネーカード11から電子マネー番号を読み取って、記憶された電子マネー番号と照合する。この構成では、入場管理コンピュータ87がキャンペーン付与処理部として機能し、キャンペーン情報処理システム1の一部を構成している。
以上に、本実施の形態の各部構成を説明した。次に、本実施の形態のキャンペーン情報処理システム1の動作を説明する。ここでは、顧客Cがキャンペーンに参加する場合を例として取り上げる。
顧客Cは、キャンペーンに参加するときは、キャンペーン情報処理システム1に対して参加申込の登録を行う。この参加申込は、下記のように、キャンペーン情報処理システム1のWEBサーバ機能を利用して、キャンペーン申込登録処理部39により受け付けられ、対象者データ記憶部37に登録される。
図10は、キャンペーン申込登録処理部39の処理を示している。図10は、顧客Cの携帯電話9の画面の図である。顧客Cは、携帯電話9を使って、キャンペーン申込用のメールアドレスへ空メールを送信する。空メールは、タイトルおよび本文が記載されていないメールである。キャンペーン申込登録処理部39は、メールサーバ機能を利用して、参加申込者である顧客Cの携帯電話9から空メールを受信する(S1)。
キャンペーン申込登録処理部39は、空メールを受信すると、キャンペーン登録URLを記載したキャンペーン登録メールを携帯電話9に返信する(S3)。キャンペーン登録URLは、受信されたメールアドレス毎に異なって設定される。携帯電話9がキャンペーン登録メールのキャンペーン登録URLにアクセスすると、キャンペーン申込登録処理部39はWEBサーバ機能を利用して、電子マネー番号の入力を受け付け(S5)、さらに、性別、年代および居住地域の入力を受け付ける(S7)。そして、キャンペーン申込登録処理部39は、電子マネーカード番号、電子メールアドレス、性別、年代、居住地域を対象者データ記憶部37に登録する。登録処理が完了すると、キャンペーン申込登録処理部39は、登録完了のメッセージを携帯電話9に送信する(S9)。
顧客Cが、電子マネーカード11を使って店舗で商品を購入すると、POS端末装置5が電子マネーカード11から電子マネー番号を読み取り、POSデータをPOSセンタ装置3へ送信する。POSデータは、電子マネー番号、商品コード、購入日時、購入数、購入金額および購入店舗のデータを含む。POSデータは、POS端末装置5にてPOSデータ取得部21により購入履歴データ記憶部23に購入履歴データとして格納される。
キャンペーン情報処理システム1では、購入履歴データ取得部31がPOSセンタ装置3から購入履歴データを取得する。購入履歴データ取得部31は、POSセンタ装置3の購入履歴データ提供部25に購入履歴の送信を要求する。購入履歴データ提供部25は、送信要求に応答して、購入履歴データ記憶部23から購入履歴データを読み出してキャンペーン情報処理システム1に送信する。そして、購入履歴データは、購入履歴データ取得部31に取得されて、購入履歴データ記憶部33に格納される。
顧客Cがキャンペーン対象商品を購入した場合、キャンペーン対象商品の購入履歴が取得されて購入履歴データ記憶部33に格納される。この場合、下記のようにして、キャンペーン応募資格発生登録部41が、キャンペーンポイントを対象者データ記憶部37に記録する。
キャンペーン応募資格発生登録部41は、購入履歴データ記憶部33の購入履歴データの電子マネー番号と、対象者データ記憶部37のキャンペーン対象者の電子マネー番号とから、キャンペーン対象者の電子マネー番号を含んだ購入履歴を特定する。そして、ポイント決定部73が、対象者データ記憶部37に登録された電子マネー番号を含む購入履歴から、上記の如くキャンペーンポイントを決定する。ポイント決定部73は、購入履歴データ記憶部33の購入商品コードとキャンペーン対象商品コード記憶部35のキャンペーン対象商品コードとを比較し、キャンペーン対象商品コードと一致する購入商品コードを含む購入履歴を特定する。そして、ポイント決定部73は、購入履歴から、ポイント規則に従ってキャンペーンポイントを決定する。
ポイント登録部75は、キャンペーンポイントをキャンペーン申込登録処理部39に登録する。キャンペーンポイントは、該当する電子マネー番号のキャンペーンポイントに加算される。
顧客Cが、キャンペーン対象商品を購入するたびに、対象者データ記憶部37では、顧客Cが保有する電子マネーカードの電子マネー番号のキャンペーンポイントが増えていく。キャンペーンポイントが蓄積された結果、キャンペーンポイントが応募資格発生ポイントに達したとする。
キャンペーン応募資格発生登録部41の資格発生判定部77は、キャンペーンポイントが応募資格発生ポイントに達すると、応募資格が発生したと判定する。応募資格が発生すると、資格登録部79が、キャンペーン応募資格データを対象者データ記憶部37に登録する。さらに、応募資格通知部43は、キャンペーン応募資格の発生をキャンペーン対象者に通知する。応募資格通知部43は、応募資格通知メッセージ記憶部45から応募資格通知メッセージを読み出して、該当電子マネー番号と関連付けて対象者データ記憶部37に記憶された電子メールアドレスへ応募資格通知メッセージを送信する。
このようにして、顧客Cは、キャンペーン参加申込の後に、キャンペーン対象商品を購入するだけで、商品購入時に特に応募作業を行わなくても、自動的にキャンペーン応募手続を行うことができ、応募資格が発生するとそのメッセージを受けられる。したがって、キャンペーンの応募作業の手間を削減でき、顧客の利便性を向上できる。
しかも、本実施の形態では、上記の過程で氏名、住所等の登録が不要であり、個人情報の流通を極力抑えられている。ただし、本発明の範囲内で、マーケッティング等の目的のため、セキュリティを確保した上で、顧客の更なる情報が入手されてもよい。
また、本実施の形態によれば、メーカ側も、電子マネーカードのような電子決済媒体の使用と連動して、自分のメーカの商品のキャンペーンを実施することができる。したがって、メーカにとっても有利なシステムを提供できる。
次に、応募資格が発生した後の抽選処理について説明する。抽選処理は抽選部51により行われる。抽選部51は、応募資格データが登録された電子マネー番号を特定し、特定した電子マネー番号を対象として抽選を行う。そして、抽選結果登録部53により抽選結果が対象者データ記憶部37に登録されて、抽選結果が抽選結果通知部55により通知される。
抽選結果通知部55は、当選者および落選者に、対象者データ記憶部37の電子メールアドレスを利用して、抽選結果メッセージ記憶部57に記憶された抽選結果メッセージを送信する。本実施の形態の例では、当選者には、映画のチケットがプレミアムとして提供される。当選者のメッセージは、映画のタイトルと映画館とチケット利用法を含む。本実施の形態では、チケット利用法としては、映画館での電子マネーカード11の提示が求められる。
顧客Cが抽選に当選したとする。顧客Cは、メッセージに従って映画館に行き、入場管理コンピュータ87に電子マネー番号11の電子マネー番号を読み取らせる。電子マネー番号がキャンペーン情報処理システム1に送信されて、プレミアム付与処理部61の電子マネー番号受付部81に受け付けられる。当選認証部83が、受け付けられた電子マネー番号の認証を行う。ここでは、該当する電子マネー番号の当選の有無が、対象者データ記憶部37を参照して確認される。該当する電子マネー番号が当選していると、許可通知がプレミアム付与許可部85から入場管理コンピュータ87に送信される。これにより、顧客Cの入場が許可される。
このようにして、本実施の形態では、プレミアムの付与も、電子マネーカード11を利用して簡単に受けることができ、便利である。
この過程でも、氏名、住所等の登録が不要であり、個人情報の流通が極力抑えられている。ただし、本発明の範囲内で、マーケッティング等の目的のため、セキュリティを確保した上で、顧客の情報が入手されてよい。
以上に、本実施の形態に係るキャンペーン情報処理システム1の動作を説明した。次に、本実施の形態の変形例および応用例を説明する。
「プレミアム付与」
上述の実施の形態では、プレミアムが電子的に顧客Cに提供された。これに対して、プレミアムは、物品であってよく、顧客に郵便等で送られてもよい。例えば、当選者にメッセージが送信されるとき、当選者用URLがメッセージに含められる。当選者用URLに顧客Cの携帯電話9がアクセスすると、WEBページ上で住所、氏名、電話番号の入力が要求される。これら情報がキャンペーン情報処理システム1に受け付けられて、キャンペーン情報処理システム1は、顧客Cへプレミアム商品を発送するための処理を行う。
また別の例では、当選のメッセージと共に、商品の受渡場所や時間等の受渡方法のメッセージが提供されてもよい。このメッセージも、当選者用URLのWEBページ上で表示されてよい。受渡場所では、上述のチケットと同様に、電子マネー番号を使って当選者が認証されてよい。
「購入履歴データ取得」
本実施の形態では、購入履歴データが、図1のPOSセンタ装置3からキャンペーン情報処理システム1に送信された。しかし、購入履歴データは、POSセンタ装置3からキャンペーン情報処理システム1に送信されなくてもよい。この場合、POSセンタ装置3の購入履歴データが、上述の内部の購入履歴データ記憶部33の購入履歴データと同様に利用されて、キャンペーン購入商品の購入が判定される。この例では、POSセンタ装置3がキャンペーン情報処理システム1の一部として機能する。この例に見られるように、キャンペーン情報処理システム1の構成は複数箇所に分散していてもよい。
また、購入履歴データ取得部31が、対象者データ記憶部37に記憶されたキャンペーン対象者の電子マネー番号の購入履歴データのみをPOSセンタ装置3から取得して購入履歴データ記憶部33に格納するように構成されてもよい。
「ポイント規則」
前述の図8の例では、ポイント規則は、キャンペーン対象商品の購入数量に応じて付与されるキャンペーンポイントの値であった。より具体的には、ポイント規則は、キャンペーン対象商品を1つ購入すると付与されるキャンペーンポイントであった。ポイント規則としては、さらに、下記の例示するような各種の規則を適用可能である。
(1)図11は、ポイント規則の別の例を示している。図11では、ポイント規則が、購入金額とキャンペーンポイントのテーブルである。このように、ポイント規則が、キャンペーン対象商品の購入金額に応じて付与されるキャンペーンポイントの値でもよい。
(2)図12は、ポイント規則の別の例を示している。図12は、図8と同様に、キャンペーン対象商品を1つ購入したときのキャンペーンポイントのテーブルである。ただし、図12では、キャンペーンポイントの値が、キャンペーン対象者の属性によって異なっている。具体的には、女性20代のポイントが、その他の属性の2倍に設定されている。
図12のポイント規則を適用する場合、ポイント決定部73は、該当電子マネー番号のキャンペーンポイントを決定するときに対象者データ記憶部37の性別データと年代データを参照し、性別と年代に応じてキャンペーンポイントを決定する。
より詳細には、キャンペーン対象商品コード記憶部35と購入履歴データ記憶部33を比較して、キャンペーン対象商品コードと一致する購入商品コードを含む購入履歴が特定される。そして、特定された購入履歴の電子マネー番号が対象者データ記憶部37から検索され、該当電子マネー番号に対応する性別データと年代データが参照される。そして、性別と年代に応じたキャンペーンポイントが、図12のポイント規則から求められる。性別が女性で年代が20代であれば、他の属性の2倍のキャンペーンポイントが対象者データ記憶部37に記録される。
このようにして、本実施の形態では、ポイント規則が、キャンペーン対象者の属性に応じてキャンペーンポイントの値が異なるように設定される。ポイント規則は、マーケッティング上の戦略ターゲットの属性のキャンペーンポイントが他の属性のキャンペーンポイントより大きくなるように設定されてよい。これにより、戦略ターゲットに与えるキャンペーンポイントを大きくできる。そして、戦略ターゲットを意図的に活性化するキャンペーンが可能になり、キャンペーン効果を増大できる。
上記の性別および年齢は属性の例である。属性は、上記に限定されない。また、性別および年齢の両方が使われなくてもよい。すなわち、性別および年齢の一方に応じてキャンペーンポイントが異なっていてもよい。
(3)図13は、ポイント規則の別の例を示している。図13では、ポイント規則として、複数の所定のキャンペーン対象商品の組み合わせに対応する組合せキャンペーンポイントが設定されている。
具体的には、商品A単独のキャンペーンポイントは1ポイントである。また、商品B単独のキャンペーンポイントも1ポイントである。これに対して、商品A、Bの組合せのキャンペーンポイントは4ポイント(2倍)である。図示されないが、同じ商品A、Aの組み合わせも設定可能である。例えば、商品Aを2つに対して3ポイントが設定される。
また、商品C単独のキャンペーンポイントは1ポイントである。図示されないが、商品D単独のキャンペーンポイントは0ポイントである。これに対して、商品C、Dの組合せのキャンペーンポイントは2ポイント(2倍)である。
図13のポイント規則を適用する場合、ポイント決定部73は、該当電子マネー番号のキャンペーンポイントを決定するときに、購入履歴の購入商品コードを参照し、上記の複数商品が組み合わせて購入されたときは、ポイント規則に従って組合せキャンペーンポイントを付与する。
例えば、顧客が商品A、Bを購入したとする。この商品A、Bの購入履歴が同時に購入履歴データ記憶部33に記録される。ポイント決定部73は、購入履歴データから、商品A、Bが組み合せて購入されたことを検出する。そして、ポイント決定部73は、図13のポイント規則を参照し、商品A、Bの組合せキャンペーンポイントである4ポイントを求める。この4ポイントが、該当電子マネー番号の蓄積ポイントに加算される。
このようにして、本実施の形態では、ポイント規則が、商品の組合せに応じてキャンペーンポイントの値が異なるように設定される。マーケッティング上の戦術であるクロスセルを意図的に活性化するキャンペーンが可能になり、キャンペーン効果を増大できる。
マーケッティングでは、クロスセルと共にアップセルも戦術として有効である。クロスセルが、複数種類の商品を組合せての購入を促進するのに対して、アップセルは、よりグレードの高い商品の購入を促進する。アップセルも本実施の形態のポイント規則の設定によって実現できる。例えば、商品のグレードが高くなる程大きなキャンペーンポイントが設定される。グレードアップによる価格の増大幅よりもキャンペーンポイントの増大幅が大きく設定されてよい。これにより、アップセルを推進して、キャンペーン効果を増大できる。
(4)図14は、図12のポイント規則の応用例である。図14では、商品とキャンペーン対象者の属性との組み合わせによって、キャンペーンポイントが異なって設定されている。
図14では、キャンペーン対象商品として、飲料Aと飲料Bが設定されている。飲料Aについては、属性が女性、20代の場合に、2ポイントが与えられる。他の属性の場合には1ポイントが与えられる。
また、飲料Bについては、属性が女性、30代の場合に、2ポイントが与えられる。他の属性の場合には1ポイントが与えられる。
図14のポイント規則を適用する場合、ポイント決定部73は、該当電子マネー番号のキャンペーンポイントを決定するときに、購入履歴の購入商品コードを参照し、対象者データ記憶部37の性別データと年代データを参照する。そして、ポイント決定部73は、購入商品と性別および年代の組み合わせに応じて、ポイント規則に従ってキャンペーンポイントを決定する。
このようにして、本実施の形態では、ポイント規則が、商品の種類とキャンペーン対象者の属性に応じてキャンペーンポイントの値が異なるように設定される。これにより、ターゲットに合わせたマルチブランド展開を活性化できる。上記の例において、飲料A、Bの両方が一つのメーカXにより提供されるとする。この場合に、メーカXは、女性20代向け飲料Aと女性30代向け飲料Bの両方の販売を促進して、メーカXのマルチブランド展開を促進して、より大きなキャンペーン効果が得られる。
(5)図15は、ポイント規則の別の例を示している。図15では、購入日時に応じてキャンペーンポイントの値が異なって設定されている。
より詳細には、図15では、属性と購入日に応じてキャンペーンポイントが異なっている。属性が、女性20代であり、購入日が水曜日のときに、キャンペーンポイントが2ポイント(2倍)である(なお、曜日は、日付けと一対一で対応するので、本明細書では日時の一種である)。属性または購入日が異なる場合、キャンペーンポイントは1ポイントである。
図15のポイント規則が適用される場合、ポイント決定部73は、キャンペーンポイントを決定するときに、購入履歴データ記憶部33の購入履歴の購入日時データを参照し、さらに、対象者データ記憶部37の性別データおよび年代データを参照し、購入日時データと性別データと年代データに基づいてポイント規則に従ってキャンペーンポイントを決定する。購入日時と性別と年代に対応するキャンペーンポイントが図15のテーブルから求められる。
このようにして、本実施の形態によれば、購入日時によってキャンペーンポイントを変えられる。戦略的に販売を促進したい日時のキャンペーンポイントが、他の日時のキャンペーンポイントより大きく設定されてよい。これによりキャンペーン効果を増大できる。
また、本実施の形態では、購入日時に加えて属性に応じてキャンペーンポイントが異なっている。これにより、ある属性(例えば女性20代)の人がある日時(例えば水曜日)にキャンペーン対象商品を購入した場合にポイントが多く貯まる。例えば「レディースデイ」といったように、これまでのプレミアムキャンペーンには見られないキャンペーン展開も可能になる。
なお、上記の例では、具体的には、購入日によってキャンペーンポイントが異なっていた。キャンペーンポイントは、購入時間帯によって異なってもよい。また、キャンペーンポイントは、購入日と購入時間の両方によって異なってもよい。これらは、すべて、本発明における購入日時に応じて異なったキャンペーンポイントの設定に含まれる。
(6)図16は、ポイント規則の別の例を示している。図16のポイント規則では、購入場所に応じてキャンペーンポイントの値が異なって設定されている。より詳細には、図16では、属性と購入場所に応じてキャンペーンポイントが異なっている。購入場所は、購入店舗で特定されている。購入店舗データは購入店舗のコードであり、購入履歴データにも含まれている。
図16のポイント規則が適用される場合、ポイント決定部73は、キャンペーンポイントを決定するときに、対象者データ記憶部37の性別データおよび年代データを参照し、また、購入履歴データ記憶部33の購入履歴の購入店舗データを参照し、購入場所と属性(性別、年齢)に基づいてポイント規則に従ってキャンペーンポイントを決定する。
このようにして、本実施の形態によれば、購入場所によってキャンペーンポイントを変えられる。戦略的にキャンペーンポイントを異ならせて、キャンペーン効果の増大を図れる。
本実施の形態では、さらに、購入場所に加えて属性に応じてキャンペーンポイントが異なっている。これにより、ある属性の人がある場所でキャンペーン対象商品を購入した場合にポイントが多く貯まることになり、ここでも、これまでのプレミアムキャンペーンには見られないキャンペーン展開が可能になる。
図16では、購入場所が、購入店舗を指定することによって特定された。指定される購入店舗は、地理的に特定の地区の店舗でもよい。また、購入店舗は、特定の流通機関(例えば店舗チェーン)の店舗でもよい。
購入場所のデータが、購入店舗以外のデータでもよい。購入場所が、直接、購入地区コードまたは流通機関コードによって表されてよい。この場合には、購入履歴データにも購入地区コードまたは流通機関コードを含むことが好適である。
以上にポイント規則の各種の例を説明した。さらに他のポイント規則も適用可能である。例えば、上述の複数のポイント規則が適当に複合されてよい。より詳細には、上述では、属性、商品又は商品組合せ、日時、場所といった複数種類の要素が提示された。これら要素が適当に複合されてよい。
反対に、上記の複合的なポイント規則の一部が採用されてもよい。例えば、図15のポイント規則から属性の要素が削除されて、購入日時によってキャンペーンポイントが決定されてよい。同様に、図16のポイント規則から属性の要素が削除されて、購入場所に対応するキャンペーンポイントが設定されてよい。
本実施の形態のさらなる変形例としては、キャンペーン情報処理システム1が商品情報データベースを備えてよい。商品情報データベースは、商品コードに加えて、各種の商品分類コードを含んでよい。商品情報データベースは、商品価格等の商品スペックを含んでよい。商品情報は、マーケッティング等の用途に利用されてよい。
また、上記の説明では、商品コードは、例えばJANコードであった。商品コードは、商品を特定できれば、その他のコードでもよい。例えば、メーカを特定するコードが、商品コードとして扱われてよい。この場合、キャンペーン対象商品コード記憶部は、キャンペーン対象商品コードとして、メーカを特定するコードを記憶する。そして、該当するメーカの商品が、キャンペーン対象商品になる。その他の構成でも、メーカのコードが商品を特定するコードとして扱われてよい。ポイント規則などでも、メーカのコードが、商品コードとして扱われてよい。
また、本実施の形態では、応募資格が発生した後に、抽選が行われた。しかし、抽選は行われなくてもよい。この場合、応募資格が発生した全員(全電子マネー番号)に対して、(漏れなく)プレミアムが付与される。
本実施の形態では、ポイントが蓄積されて、ポイントが所定値に達すると応募資格が発生した。しかし、本発明の範囲内には、ポイントを使わないシステムも含まれてよい。この場合、商品を買うたびに、1口の応募資格が発生してよい。
また、本実施の形態では、応募資格が発生したときに、応募資格通知部43により応募資格通知メッセージが送信され、その後、抽選が行われ、抽選結果通知部55により抽選結果メッセージが送信された。しかし、本発明はこれに限定されない。変形例としては、応募資格通知メッセージは送信されなくてもよい。図3において、応募資格通知部43および応募資格通知メッセージ記憶部45が削除されてもよい。応募資格通知メッセージを送ることなく、自動的に抽選が実施され、抽選結果通知メッセージが送信されてよい。抽選結果通知メッセージは当選者のみに送信されてよい。また、この場合に、応募資格の発生と同時に抽選が行われてよく、抽選結果が直ちに通知されてもよい。
その他にも、本発明は上述の実施の形態に限定されず、当業者が本発明の範囲内で上述の実施の形態を変形可能なことはもちろんである。
以上のように、本発明は、プレミアムキャンペーンの応募資格を発生させるデータ処理を行ってキャンペーン実施を支援する情報処理システムとして有用である。
本発明の実施の形態に係るキャンペーン情報処理システムを関連構成と共に示す図である。 POSセンタ装置の構成を示すブロック図である。 キャンペーン情報処理システムの構成を示すブロック図である。 購入履歴データ記憶部の購入履歴データを示す図である。 キャンペーン対象商品コード記憶部を示す図である。 対象者データ記憶部の対象者データを示す図である。 キャンペーン応募資格発生登録部の構成を示すブロック図である。 ポイント規則を示す図である。 プレミアム付与処理部の構成を示すブロック図である。 キャンペーンの申込登録処理を示す図である。 ポイント規則の別の例を示す図である。 ポイント規則の別の例を示す図である。 ポイント規則の別の例を示す図である。 ポイント規則の別の例を示す図である。 ポイント規則の別の例を示す図である。 ポイント規則の別の例を示す図である。
符号の説明
1 キャンペーン情報処理システム
3 POSセンタ装置
5 POS端末装置
7 インターネット
9 携帯電話
11 電子マネーカード
21 POSデータ取得部
23 購入履歴データ記憶部
25 購入履歴データ提供部
31 購入履歴データ取得部
33 購入履歴データ記憶部
35 キャンペーン対象商品コード記憶部
37 対象者データ記憶部
39 キャンペーン申込登録処理部
41 キャンペーン応募資格発生登録部
43 応募資格通知部
45 応募資格通知メッセージ記憶部
51 抽選部
53 抽選結果登録部
55 抽選結果通知部
57 抽選結果メッセージ記憶部
61 プレミアム付与処理部
71 ポイント規則記憶部
73 ポイント決定部
75 ポイント登録部
77 資格発生判定部
79 資格登録部
81 電子マネー番号受付部
83 当選認証部
85 プレミアム付与許可部

Claims (14)

  1. プレミアムキャンペーンの応募資格を発生させるデータ処理をコンピュータ上で行うキャンペーン情報処理システムであって、
    電子決済媒体を使用した商品購入の履歴のデータとして、各電子決済媒体に固有の電子決済IDデータ及び購入商品の商品コードである購入商品コードを含む購入履歴データを記憶する購入履歴データ記憶部と、
    対象キャンペーンのキャンペーン対象商品の商品コードであるキャンペーン対象商品コードを記憶するキャンペーン対象商品コード記憶部と、
    前記対象キャンペーンのキャンペーン対象者のデータとして、少なくとも各キャンペーン対象者の通信連絡用の連絡先データと各キャンペーン対象者が保有する前記電子決済媒体の前記電子決済IDデータを記憶する対象者データ記憶部と、
    前記購入履歴データ記憶部の前記購入履歴データに含まれる前記購入商品コードと前記キャンペーン対象商品コード記憶部の前記キャンペーン対象商品コードとを比較して、前記キャンペーン対象商品コードと一致する前記購入商品コードを含む購入履歴データに含まれる前記電子決済IDデータに対応するキャンペーン応募資格を発生し、前記キャンペーン応募資格データを前記電子決済IDデータと関連付けて前記対象者データ記憶部に登録するキャンペーン応募資格発生登録部と、
    前記対象者データ記憶部を参照して、前記キャンペーン応募資格が関連づけて登録されている前記電子決済IDデータを特定し、乱数を用いた抽選を行って、前記キャンペーン応募資格が関連づけられた前記電子決済IDデータから所定の当選者数の前記電子決済IDデータを特定する抽選部と、
    前記対象者データ記憶部に抽選結果として、各々の前記電子決済IDデータと関連づけて当選または抽選を記録する抽選結果登録部と、
    電子決済IDデータ受付部、当選認証部およびプレミアム付与許可部で構成され、前記抽選部による抽選の当選者に対してプレミアムを電子的に付与する処理を行うプレミアム付与処理部とを備え、
    前記電子決済IDデータ受付部は、入場管理コンピュータで前記電子決済媒体から読み取られた前記電子決済IDデータを通信で該入場管理コンピュータから受信して受け付け、
    前記当選認証部は、前記電子決済IDデータ受付部が前記電子決済IDデータを受け付けると、前記対象者データ記憶部を参照して認証処理を行う構成であり、受け付けられた前記電子決済IDデータの当選が前記対象者データ記憶部に記録されているか否かを確認し、該当する前記電子決済IDデータが前記対象者データ記憶部に記録されており、かつ、当選が記録されていれば、認証が成功し、
    前記プレミアム付与許可部は、前記当選認証部による認証が成功すると、プレミアム付与の許可を前記入場管理コンピュータに送信することを特徴とするキャンペーン情報処理システム。
  2. 記キャンペーン応募資格発生を通知する応募資格通知メッセージを記憶する応募資格通知メッセージ記憶部と、
    前記対象者データ記憶部の前記電子決済IDデータおよび前記連絡先データに基づき、キャンペーン応募資格発生登録部で前記キャンペーン応募資格データが発生した前記電子決済IDデータに対応する前記連絡先データを用いて、前記応募資格通知メッセージを前記キャンペーン対象者に送信する応募資格通知部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のキャンペーン情報処理システム。
  3. 記キャンペーン応募資格発生登録部は、
    前記キャンペーン対象商品の購入に応じて付与されるべきキャンペーンポイントを規定したポイント規則を記憶するポイント規則記憶部と、
    前記ポイント規則記憶部の前記ポイント規則に従って、前記キャンペーン対象商品コードに一致する前記購入商品コードを含む購入履歴データに含まれる前記電子決済IDデータに対して付与するキャンペーンポイントを決定するポイント決定部と、
    前記ポイント決定部により決定されたキャンペーンポイントを前記電子決済IDデータと関連づけて前記対象者データ記憶部に登録するポイント登録部と、
    前記対象者データ記憶部に記憶されたキャンペーンポイントが所定の応募資格発生ポイントに達したときにキャンペーン応募資格が発生したと判定する資格発生判定部と、
    前記資格発生判定部の判定結果に応じて、前記キャンペーン応募資格が発生した前記電子決済IDデータと関連づけて前記キャンペーン応募資格データを前記対象者データ記憶部に登録する資格登録部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のキャンペーン情報処理システム。
  4. 記対象キャンペーンへの参加申込者が保持する前記電子決済IDデータの入力を受け付けて、前記参加申込者を前記キャンペーン対象者として前記電子決済IDデータを前記対象者データ記憶部に登録するキャンペーン申込登録処理部と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のキャンペーン情報処理システム。
  5. 前記ポイント規則記憶部は、前記ポイント規則として、キャンペーン対象商品と前記キャンペーン対象商品の購入によって付与されるキャンペーンポイントの値を記憶していることを特徴とする請求項3に記載のキャンペーン情報処理システム。
  6. 前記ポイント規則は、前記キャンペーン対象商品の購入数量または購入金額に応じて付与されるキャンペーンポイントの値を規定することを特徴とする請求項5に記載のキャンペーン情報処理システム。
  7. 前記対象者データ記憶部が、前記電子決済IDデータと関連づけて、前記キャンペーン対象者の属性データを記憶しており、
    前記ポイント規則記憶部のポイント規則は、前記キャンペーン対象者の属性に応じてキャンペーンポイントの値が異なって設定されており、
    前記ポイント決定部は、前記対象者データ記憶部の前記属性データを読み出して、前記属性データに基づいて前記ポイント規則に従って前記キャンペーンポイントを決定することを特徴とする請求項5または6に記載のキャンペーン情報処理システム。
  8. 前記対象者データ記憶部が、前記属性データとして性別データを記憶しており、
    前記ポイント規則は、前記キャンペーン対象者の性別に応じてキャンペーンポイントの値が異なって設定されていることを特徴とする請求項7に記載のキャンペーン情報処理システム。
  9. 前記対象者データ記憶部が、前記属性データとして年齢データを記憶しており、
    前記ポイント規則は、前記キャンペーン対象者の年齢に応じてキャンペーンポイントの値が異なって設定されていることを特徴とする請求項7または8に記載のキャンペーン情報処理システム。
  10. 前記ポイント規則記憶部は、前記ポイント規則として、複数の所定のキャンペーン対象商品の組み合わせに対応する組合せキャンペーンポイントを記憶しており、
    前記ポイント決定部は、前記ポイント規則に規定される前記複数の所定のキャンペーン対象商品が組み合わせて購入されたときに前記ポイント規則に従って前記組合せキャンペーンポイントの値を求めることを特徴とする請求項5〜9のいずれかに記載のキャンペーン情報処理システム。
  11. 前記購入履歴データ記憶部は、前記購入履歴データとしてさらに購入日時データを記憶しており、
    前記ポイント規則記憶部のポイント規則は、前記キャンペーン対象商品の購入日時に応じてキャンペーンポイントの値が異なって設定されており、
    前記ポイント決定部は、前記購入履歴データ記憶部の前記購入履歴データの前記購入日時データを読み出して、前記購入日時データに基づいて前記ポイント規則に従って前記キャンペーンポイントを求めることを特徴とする請求項5〜10のいずれかに記載のキャンペーン情報処理システム。
  12. 前記購入履歴データ記憶部は、前記購入履歴データとしてさらに購入場所データを記憶しており、
    前記ポイント規則記憶部のポイント規則は、前記キャンペーン対象商品の購入場所に応じてキャンペーンポイントの値が異なって設定されており、
    前記ポイント決定部は、前記購入履歴データ記憶部の前記購入履歴データの前記購入場所データを読み出して、前記購入場所データに基づいて前記ポイント規則に従って前記キャンペーンポイントを求めることを特徴とする請求項5〜11のいずれかに記載のキャンペーン情報処理システム。
  13. プレミアムキャンペーンの応募資格を発生させるデータ処理をコンピュータ上で行うキャンペーン情報処理方法であって、
    電子決済媒体を使用した商品購入の履歴のデータとして、各電子決済媒体に固有の電子決済IDデータ及び購入商品の商品コードである購入商品コードを含む購入履歴データを、前記コンピュータの記憶手段で構成される購入履歴データ記憶部が記憶し、
    対象キャンペーンのキャンペーン対象商品の商品コードであるキャンペーン対象商品コードを、前記コンピュータの記憶手段で構成されるキャンペーン対象商品コード記憶部が記憶し、
    前記対象キャンペーンのキャンペーン対象者のデータとして、少なくとも各キャンペーン対象者の通信連絡用の連絡先データと各キャンペーン対象者が保有する前記電子決済媒体の前記電子決済IDデータを対象者データ記憶部が記憶し、
    前記購入履歴データ記憶部の前記購入履歴データに含まれる前記購入商品コードと前記キャンペーン対象商品コード記憶部の前記キャンペーン対象商品コードとを比較して、前記キャンペーン対象商品コードと一致する前記購入商品コードを含む購入履歴データに含まれる前記電子決済IDデータに対応するキャンペーン応募資格を発生し、前記キャンペーン応募資格データを前記電子決済IDデータと関連付けて前記対象者データ記憶部に登録し、
    前記対象者データ記憶部を参照して、前記キャンペーン応募資格が関連づけて登録されている前記電子決済IDデータを特定し、乱数を用いた抽選を行って、前記キャンペーン応募資格が関連づけられた前記電子決済IDデータから所定の当選者数の前記電子決済IDデータを特定し、
    前記対象者データ記憶部に抽選結果として、各々の前記電子決済IDデータと関連づけて当選または抽選を記録し、
    電子決済IDデータ受付部、当選認証部およびプレミアム付与許可部で構成されるプレミアム付与処理部が、前記抽選の当選者に対してプレミアムを電子的に付与する処理を行い、
    前記電子決済IDデータ受付部は、入場管理コンピュータで前記電子決済媒体から読み取られた前記電子決済IDデータを通信で該入場管理コンピュータから受信して受け付け、
    前記当選認証部は、前記電子決済IDデータ受付部が前記電子決済IDデータを受け付けると、前記対象者データ記憶部を参照して認証処理を行う構成であり、受け付けられた前記電子決済IDデータの当選が前記対象者データ記憶部に記録されているか否かを確認し、該当する前記電子決済IDデータが前記対象者データ記憶部に記録されており、かつ、当選が記録されていれば、認証が成功し、
    前記プレミアム付与許可部は、前記当選認証部による認証が成功すると、プレミアム付与の許可を前記入場管理コンピュータに送信することを特徴とするキャンペーン情報処理方法。
  14. プレミアムキャンペーンの応募資格を発生させるデータ処理をコンピュータに実行させるキャンペーン情報処理プログラムであって、
    電子決済媒体を使用した商品購入の履歴のデータとして、各電子決済媒体に固有の電子決済IDデータ及び購入商品の商品コードである購入商品コードを含む購入履歴データを、前記コンピュータの記憶手段で構成される購入履歴データ記憶部に記憶させ、
    対象キャンペーンのキャンペーン対象商品の商品コードであるキャンペーン対象商品コードを、前記コンピュータの記憶手段で構成されるキャンペーン対象商品コード記憶部に記憶させ、
    前記対象キャンペーンのキャンペーン対象者のデータとして、少なくとも各キャンペーン対象者の通信連絡用の連絡先データと各キャンペーン対象者が保有する前記電子決済媒体の前記電子決済IDデータを対象者データ記憶部が記憶させ、
    前記購入履歴データ記憶部の前記購入履歴データに含まれる前記購入商品コードと前記キャンペーン対象商品コード記憶部の前記キャンペーン対象商品コードとを比較して、前記キャンペーン対象商品コードと一致する前記購入商品コードを含む購入履歴データに含まれる前記電子決済IDデータに対応するキャンペーン応募資格を発生し、前記キャンペーン応募資格データを前記電子決済IDデータと関連付けて前記対象者データ記憶部に登録し、
    前記対象者データ記憶部を参照して、前記キャンペーン応募資格が関連づけて登録されている前記電子決済IDデータを特定し、乱数を用いた抽選を行って、前記キャンペーン応募資格が関連づけられた前記電子決済IDデータから所定の当選者数の前記電子決済IDデータを特定し、
    前記対象者データ記憶部に抽選結果として、各々の前記電子決済IDデータと関連づけて当選または抽選を記録し、
    電子決済IDデータ受付部、当選認証部およびプレミアム付与許可部で構成されるプレミアム付与処理部が、前記抽選の当選者に対してプレミアムを電子的に付与する処理を行い、
    前記電子決済IDデータ受付部は、入場管理コンピュータで前記電子決済媒体から読み取られた前記電子決済IDデータを通信で該入場管理コンピュータから受信して受け付け、
    前記当選認証部は、前記電子決済IDデータ受付部が前記電子決済IDデータを受け付けると、前記対象者データ記憶部を参照して認証処理を行う構成であり、受け付けられた前記電子決済IDデータの当選が前記対象者データ記憶部に記録されているか否かを確認し、該当する前記電子決済IDデータが前記対象者データ記憶部に記録されており、かつ、当選が記録されていれば、認証が成功し、
    前記プレミアム付与許可部は、前記当選認証部による認証が成功すると、プレミアム付与の許可を前記入場管理コンピュータに送信する処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とするキャンペーン情報処理プログラム。
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