JP4217126B2 - ポイントカードシステム、ポイントカードプログラム供給システム、およびプログラム - Google Patents

ポイントカードシステム、ポイントカードプログラム供給システム、およびプログラム Download PDF

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本発明は、ネットワーク上または現実の店舗での商品またはサービスの購入や来店によって累積されるポイントが反映される仮想のポイントカードをコンピュータネットワークに接続した消費者の端末に提供するための、ポイントカードシステム、ポイントカードプログラム供給システム、およびプログラムに関する。
インターネット上の取引などに対して特典を還元するためのポイントを発生させ、ウェブサイトにアクセスすることによりそのようなポイントを数値として知ることができるシステムはあった。
しかし、そのようなポイントシステムにおける表示は単に数値が示されるのみで、消費者の購買意欲や来店意欲の刺激という意味ではインパクトに欠ける点があった。また、そのようなポイントシステムは各企業が個々に開発して運営することが一般的であり、魅力あるシステムとするためには少なからぬ投資が必要であった。
本発明は、上記のような点に鑑みてなされたものであって、その解決しようとする課題は、少なくとも下記のいずれかの作用効果を奏することができるコンピュータネットワーク上のポイントカードシステム、ポイントカードプログラム供給システム、およびプログラムを提供することにある。
1) 従来のネット上のポイントシステムに比べ消費者の購買意欲や来店意欲を増進できる。
2) 各企業にとって少ない投資でネット上のポイントシステムを実現することができる。
課題を解決するための手段および作用効果
(1) 本発明に係るポイントカードシステムは、コンピュータネットワークに接続され、ネットワーク上または現実の店舗での商品またはサービスの購入や来店によって累積されるポイントが反映される仮想のポイントカードを前記コンピュータネットワークに接続した消費者の端末に提供する、ポイントカードシステムであって、
当該ポイントカードシステムの参加企業に関する情報を記憶する参加企業情報記憶部と、
前記参加企業のポイントカードの設計情報を記憶する設計情報記憶部と、
前記参加企業のポイントカードを利用する消費者に関する情報およびその消費者のポイントデータを記憶する消費者情報記憶部と、
前記参加企業情報記憶部に記憶された情報、前記設計情報記憶部に記憶された情報、および前記消費者情報記憶部に記憶された情報の少なくともいずれかを用いて、前記消費者の獲得ポイント数に対応して実施されるゲームの画像を含むポイントカードの画像を生成して前記消費者の端末に表示可能とするポイントカード画像生成部と、
を有することを特徴としている。
本発明によれば、獲得ポイント数に対応して実施されるゲームの画像を含むポイントカードの画像情報をポイントカードシステムのポイントカード画像生成部が生成して消費者の端末に表示することが可能となる。このように、獲得ポイント数に対応して実施されるゲームがポイントカード上に表示されることによって、消費者はゲーム進行にも興味が惹かれてポイント獲得の楽しみが味わえるため、ポイント獲得につながる購買や来店の意欲を増進させることができる。
また、このポイントカードシステムの参加企業は、その参加企業に関する情報や、ポイントカードの設計情報などをポイントカードシステムに提供することによって、その参加企業のためのコンピュータネットワーク上におけるポイントカードを実現することが可能となる。したがって、このポイントカードシステムへの参加企業は、独自でポイントカードシステムを実現する場合に比べ、遥かに少ない投資でネット上のポイントカードシステムを実現することができる。
(2) 本発明に係るポイントカードシステムは、前記参加企業が新たに購入するポイントカードの枚数またはポイント総数を前記コンピュータネットワークを介して入力可能とするポイントカード購入処理部をさらに有し、
前記ポイントカード画像生成部は前記ポイントカード購入処理部に入力された枚数またはポイント総数までの前記参加企業のポイントカード画像を新たに生成可能とすることを特徴としている。
これによって、参加企業はポイントカード購入処理部に入力した必要枚数または希望するポイント総数だけ仮想のポイントカードを購入することができる。
(3) 本発明に係るポイントカードシステムは、前記消費者情報記憶部に記憶された情報を用いて、前記参加企業のポイントカードを利用する前記各消費者による購入状況や来店状況に関する情報を前記参加企業に提供可能とする利用情報提供部をさらに有することを特徴としている。
このような利用情報提供部が提供する情報によって、参加企業を訪れる消費者について例えば購入履歴、来店履歴、ポイント獲得履歴などの精度の高いデータ分析が可能となる。
(4) 本発明に係るポイントカードシステムは、前記参加企業の現実の店舗のPOS(point of sales)端末からの情報を前記コンピュータネットワークを介して受け取り処理するPOS情報処理部をさらに有することを特徴としている。
したがって、POS情報処理部がPOS端末から受け取る情報に、例えばポイントカードに参加している消費者の情報、購買情報、来店情報などを含めることによって、このポイントカードシステムに参加している消費者が後に各自の端末を介してそれらの情報を入力する必要がなくなる。その結果、現実の店舗に来店した消費者がこのポイントカードシステムを利用することが容易となる。なお、本出願の明細書、図面、および特許請求の範囲において、POS端末とは、電子式金銭登録機(レジスター)や、値札読み取り装置などをコンピュータに連動させて、商品データを管理するように構成されたシステムの店舗における端末を意味する。
(5) 本発明に係るポイントカードシステムは、前記参加企業の現実の店舗のPOS端末と消費者の端末との間で情報を無線でやり取りすることを可能とする無線処理プログラムを前記コンピュータネットワークを介して前記消費者の端末にダウンロードさせることを可能とする無線プログラム提供部をさらに有することを特徴としている。
無線プログラム提供部によって、赤外線通信などの無線機能を持つ消費者の端末に、参加企業の現実の店舗の赤外線通信などの無線機能を持つPOS端末との間で情報を無線でやり取りすることを可能とする無線処理プログラムがダウンロードされると、消費者の端末からポイントカードに参加している消費者の認識情報をPOS端末に送ったりすることなどにより、現実の店舗の利用においてもポイントシステムへのポイントの計上などをほぼ自動的に行うことが可能となる。
(6) 本発明に係るポイントカードシステムは、新たに獲得した前記ポイントの暗号化した情報を含む暗号化レシートを発行することが可能なプログラムが導入された、前記参加企業の現実の店舗のPOS端末が発行した暗号化レシートの情報を、前記消費者の端末から受け取って処理する暗号化ポイント処理部をさらに有することを特徴としている。
本発明によれば、本ポイントカードシステムに情報を送ることができないPOS端末の場合や、消費者が端末を携帯しなかった場合でも、POS端末に導入された暗号化プログラムを用いた暗号化レシートを消費者が受け取り、その暗号化された情報を消費者の端末を介して本ポイントカードシステムに反映させることによって、ポイントカードシステムへの参加が可能となる。
(7) 本発明に係るポイントカードシステムは、コンピュータネットワークに接続され、ネットワーク上または現実の店舗における商品またはサービスの購入や来店によって累積されるポイントが反映される仮想のポイントカードを前記コンピュータネットワークに接続した消費者の端末に提供する、ポイントカードシステムであって、
前記ポイントカードの設計情報を記憶する設計情報記憶部と、
前記ポイントカードを利用する消費者に関する情報およびその消費者のポイントデータを記憶する消費者情報記憶部と、
前記設計情報記憶部に記憶された情報および前記消費者情報記憶部に記憶された情報の少なくともいずれかを用いて、前記消費者の獲得ポイント数に対応して実施されるゲームが表示される画像を含むポイントカードの画像を生成するポイントカード画像生成部とを有することを特徴としている。
本発明によれば、獲得ポイント数に対応して実施されるゲームの画像を含むポイントカードの画像情報をポイントカードシステムが生成し、その画像を消費者の端末に表示することが可能となる。このように、獲得ポイント数に対応して実施されるゲームがポイントカード上に表示されることによって、消費者はゲーム進行にも興味が惹かれてポイント獲得の楽しみが味わえるため、ポイント獲得につながる購買や来店の意欲を増進させることができる。
(8) 本発明に係るポイントカードシステムは、前記ポイントカード画像生成部が、前記ポイントに対応したグラフ表示の画像をさらに含むポイントカードの画像を生成して前記消費者の端末に表示可能とすることを特徴としている。
本発明によれば、ポイントに対応したグラフ表示の画像を含むポイントカードの画像情報をポイントカードシステムが生成して消費者の端末に表示することが可能となる。このように、ポイントの状況がポイントカード上にグラフ表示されることによって、単に数字が表示される従来のネット上のポイントシステムに比べ、消費者はポイントの状況を視覚的に明確に把握でき、ポイント獲得の楽しみが味わえるため、ポイント獲得につながる購買や来店の意欲を増進させることができる。
(9) 本発明に係るポイントカードシステムは、前記消費者情報記憶部におけるポイントデータの更新に基づいて、ポイントカードが更新されたことを伝える電子メールを対応する前記消費者の端末に送信するメールサーバをさらに有することを特徴としている。
この電子メールによって消費者はポイントが更新されたことを知ることができるため、ポイントカードの状態を確認するきっかけとなり、消費者のポイント獲得意欲を刺激することができる。
(10) 本発明に係るポイントカードシステムは、コンピュータネットワークに接続され、ネットワーク上または現実の店舗における商品またはサービスの購入や来店によって累積されるポイントが反映される仮想のポイントカードを前記コンピュータネットワークに接続した消費者の端末に提供する、ポイントカードシステムであって、
当該ポイントカードシステムの参加企業に関する情報を記憶する参加企業情報記憶部と、
前記参加企業のポイントカードの設計情報を記憶する設計情報記憶部と、
前記参加企業のポイントカードを利用する消費者に関する情報およびその消費者のポイントカード更新時におけるポイントデータを記憶する消費者情報記憶部と、
前記参加企業情報記憶部に記憶された情報、前記設計情報記憶部に記憶された情報、および前記消費者情報記憶部に記憶された情報の少なくともいずれかを用いた、前記消費者の獲得ポイント数に対応して実施されるゲームの画像を含むポイントカードの前記更新時における画像を生成するためのデータを含み、前記更新時およびその後のポイント獲得に対応した前記消費者のポイントカードの画像情報を前記消費者の端末で表示可能とする端末用プログラムを、前記コンピュータネットワークを介して前記消費者の端末にダウンロードさせ実行させることを可能とする端末用プログラム提供部と、
を有することを特徴としている。
本発明によれば、消費者の端末例えば携帯電話に端末用プログラムをダウンロードすることによって、ポイントカードシステムにアクセスしてポイントカードを更新した後、次回の更新を行うまでは、消費者の端末がポイントカードシステムにアクセスすることなくポイントを蓄積しそれに対応するポイントカードを表示することができる。したがって、ポイントカードを表示するために都度ごとに消費者の端末をポイントカードシステムにアクセスさせる場合に比べ、消費者は簡便にポイントカードを利用することができる。
(11) 前記端末用プログラムは、前記ポイントカードが所定の条件に達し消費者が更新を選択したときにポイントカードの更新要求を前記ポイントカードシステムに対して行い、その時点におけるポイントデータを前記消費者情報記憶部に伝達するように構成されていてもよい。
これによって、ポイントカードシステムとその端末用プログラムとは、ポイントカードの更新ごとにデータの同期を取ることができる。
(12) 前記端末用プログラム提供部は、前記参加企業情報記憶部に記憶された情報、前記設計情報記憶部に記憶された情報、および前記消費者情報記憶部に記憶された情報の少なくともいずれかを用いた、前記消費者の獲得ポイント数に対応したグラフ表示の画像と、前記消費者の獲得ポイント数に対応して実施されるゲームの画像とを含むポイントカードの前記更新時における画像を生成するためのデータを含み、前記更新時およびその後のポイント獲得に対応した前記消費者のポイントカードの画像情報を前記消費者の端末で表示可能とする端末用プログラムを、前記コンピュータネットワークを介して前記消費者の端末にダウンロードさせ実行させることを可能とするように構成されていてもよい。
(13) 本発明に係るポイントカードプログラム供給システムは、コンピュータネットワークに接続され、ネットワーク上または現実の店舗における商品またはサービスの購入や来店によって累積されるポイントが反映される仮想のポイントカードをコンピュータネットワークに接続した消費者の端末に提供するポイントカードプログラムをコンピュータシステムに供給する、ポイントカードプログラム供給システムであって、
当該ポイントカードプログラムの参加企業に関する情報を記憶する参加企業情報記憶部と、
前記参加企業が新たに購入するポイントカードの枚数またはポイント総数を前記コンピュータネットワークを介して入力可能とするポイントカード購入処理部と、
前記参加企業のポイントカードの設計情報を記憶する設計情報記憶部と、
ポイントカードシステムを前記参加企業のコンピュータシステムにおいて実現可能とするプログラムをコンピュータネットワークを介して前記参加企業のコンピュータシステムにダウンロードさせ実行させることを可能とするプログラム提供部と、を有し、
前記プログラムは、
前記参加企業のポイントカードを利用する消費者に関する情報およびその消費者のポイントデータを記憶する消費者情報記憶部と、
前記参加企業情報記憶部に記憶された情報および前記設計情報記憶部に記憶された情報の少なくともいずれかを用いて、獲得ポイント数に対応して実施されるゲームの画像を含むポイントカードの画像情報を前記ポイントカード購入処理部に入力された枚数またはポイント総数まで生成可能とするポイントカード画像生成部と、
を備えるポイントカードシステムを前記参加企業のコンピュータシステムにおいて実現可能とすることを特徴としている。
本発明によれば、コンピュータネットワークを介して参加企業のコンピュータシステムにプログラムをダウンロードさせることによって、ポイントカードの画像情報をポイントカード購入処理部に入力された枚数またはポイント総数まで生成可能としたポイントカードシステムを参加企業のコンピュータシステムにおいて実現させることが可能となる。
また、本発明のポイントカードプログラム供給システムが提供するプログラムは、参加企業のコンピュータシステムにおいて獲得ポイント数に対応して実施されるゲームの画像を含むポイントカードの画像を生成し、その画像を消費者の端末に表示することを可能とする。このように、獲得ポイント数に対応して実施されるゲームがポイントカード上に表示されることによって、消費者はゲーム進行にも興味が惹かれてポイント獲得の楽しみが味わえるため、ポイント獲得につながる購買や来店の意欲を増進させることができる。
(14) 前記プログラムが前記参加企業のコンピュータシステムにおいて実現可能とする前記ポイントカードシステムの前記ポイントカード画像生成部は、前記参加企業情報記憶部に記憶された情報および前記設計情報記憶部に記憶された情報の少なくともいずれかを用いて、前記消費者の獲得ポイント数に対応したグラフ表示の画像と、前記消費者の獲得ポイント数に対応して実施されるゲームの画像とを含むポイントカードの画像情報を前記ポイントカード購入処理部に入力された枚数またはポイント総数まで生成可能とするように構成されていてもよい。
(15) 本発明に係るプログラムは、前記いずれかに記載のポイントカードシステムをコンピュータシステムによって実現させることを特徴としている。
このプログラムによってコンピュータシステムを動作させることによって、前述したような作用効果を奏するポイントカードシステムを実現することが可能である。
(16) 本発明に係るプログラムは、前記いずれかに記載のポイントカードプログラム供給システムをコンピュータシステムによって実現させることを特徴としている。
このプログラムによってコンピュータシステムを動作させることによって、前述したような作用効果を奏するポイントカードプログラム供給システムを実現することが可能である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しながら、さらに具体的に説明する。
1. <第1実施形態>
1.1 全体構成
図1は、第1実施形態の全体構成を示す模式図である。この図に示すように、本実施形態の全体構成には、ポイントカードシステム10、参加企業のサーバ60、および消費者端末70が含まれている。そして、ポイントカードシステム10、参加企業のサーバ60、および消費者の端末70は、それぞれコンピュータネットワーク例えばインターネットに接続されている。なお、コンピュータネットワークとしては、通常のインターネットに限らず、WAN(wide area network)、LAN(local area network)、VPN(virtual private network)などであってもよい。あるいは、ポイントカードシステムと参加企業のサーバとが、WAN、LAN、VPN、または専用線で結ばれていてもよい。
このような構成において、ポイントカードシステム10は、ネットワーク上または現実の店舗での商品またはサービスの購入や来店によって累積されるポイントが反映される仮想のポイントカードを、参加企業のインターネットサイトにリンクさせたりしてインターネットに接続した消費者の端末に提供する。
図2は、第1実施形態にかかるポイントカードシステム10の機能的構成を示すブロック図である。ポイントカードシステム10は、記憶装置、演算装置、入出力装置などを含むコンピュータシステムをプログラムによって動作させることによって実現され、機能的には図2に示すように記憶部20と処理部30とを含んで構成される。そして、記憶装置を用いて構成される記憶部20は、プログラム記憶部21、参加企業情報記憶部22、設計情報記憶部24、および消費者情報記憶部26を含んで構成される。また、処理部30は、ポイントカード画像生成部31、ポイントカード購入処理部32、利用情報提供部33、POS情報処理部34、無線プログラム提供部35、ウェブサーバ36、メールサーバ37、ファックスサーバ41、参加企業登録部38、消費者登録部40、および暗号化ポイント処理部42を含んで構成される。
プログラム記憶部21は、本コンピュータシステムに前述した処理部30の各部の動作を行わせるプログラムを格納している。
参加企業情報記憶部22は、ポイントカードシステム10の参加企業に関する情報を各参加企業に関連付けたデータベースとして記憶する。参加企業情報記憶部に記憶される情報としては、例えば、参加企業の企業名、代表者名、住所、業種、担当者、担当者の部署、担当者の電子メールアドレス、その企業のホームページのURL、電話番号、ファックス番号、ポイントカードシステムの参加企業であることを証明する認証キーおよびパスワード、取引契約条件、ポイント付与累計数、参加企業の店舗情報、リンクされた商品のコードなどの情報、POSレジスターの情報などが含まれる。
設計情報記憶部24は、各参加企業のポイントカードの設計情報を各参加企業に関連付けたデータベースとして記憶する。設計情報記憶部24に記憶される情報としては、例えば、ポイントカードの種別、ポイントの保存先、ポイント付与方法、ポイントのグラフ表示方法(スタンプ記号種別)、ポイントカードに含まれるゲームの種別、ポイントの満点数、ポイント端数処理方法、ゲームの実施タイミング、ゲーム勝敗(当選)確率、満点時獲得賞金、ゲーム獲得賞金、賞金支払方法、有効期限、特典ポイント付与条件、カードの意匠、運営開始日、申込完了日、受注カード枚数またはポイント総数などの情報が含まれる。
消費者情報記憶部26は、参加企業のポイントカードを利用する消費者に関する情報およびその消費者のポイントデータを、各参加企業および各消費者に関連付けられたデータベースとして記憶する。消費者情報記憶部26に記憶される情報としては、例えば、ポイントカードシステムを利用する消費者であることを証明する認証キーおよびパスワード、消費者の氏名、住所、電子メールアドレス、発行されたポイントカードの番号、ポイント利用商品の明細、利用商品のポイント数、累計ポイント数、購入金額、累計購入金額、来店日、累計来店回数、来店した店舗の店舗コード、POSレジスターの番号、担当コード、ポイントカードの発行日、ポイントカードの有効期限、発行したカードの枚数またはポイント総数、満点賞金獲得履歴、ゲーム当選獲得履歴、ゲーム状態などの情報が含まれる。
次に処理部30の各部について説明する。
ポイントカード画像生成部31は、参加企業情報記憶部22に記憶された情報、設計情報記憶部24に記憶された情報、および消費者情報記憶部26に記憶された情報を用いて、その消費者が獲得しているポイントに対応したグラフ表示の画像と、獲得ポイント数に対応して実施されるゲームの画像とを含むポイントカードの画像を生成する。ポイントカードの画像は、該当する参加企業のサイトにリンクされて消費者の端末に表示可能とされる。
図3は、ポイントカード画像生成部31が生成したポイントカード50の画像の一例を示す図である。この図に示したように、ポイントカード50の画像は、ポイントに対応したグラフ51の画像と、獲得ポイント数に対応して実施されるゲーム54の画像とを含んでいる。この例におけるグラフ51は、獲得したポイントに対応してハート型のスタンプマークが増えていくようになっている。また、この例におけるゲーム54は、ビンゴゲームとなっており、所定のポイント獲得ごとに、自動的にマークが選ばれて升目のいずれかに現れるようになっている。このように、ポイントカードシステム10が生成し消費者の端末70に表示することを可能するポイントカード50は、ポイントに対応したグラフの画像例えば獲得したポイントに対応してハート型のスタンプマークが増えていく画像を含む。したがって、単に数字が表示される従来のネット上のポイントシステムに比べ、消費者はポイントの状況を視覚的に明確に把握でき、ポイント獲得の楽しみが味わえるため、ポイント獲得につながる購買や来店の意欲を増進させることができる。
ポイントカード購入処理部32は、ポイントカードシステム10の参加企業が新たに購入するポイントカードの設計情報と枚数またはポイント総数をコンピュータネットワークを介して入力可能とする。さらに具体的には、ポイントカード購入処理部32は、コンピュータネットワークを介して入力されたポイントカードの設計情報と枚数またはポイント総数と、前述した設計情報記憶部24に記憶された設計情報とにしたがったポイントカードの発行をポイントカード画像生成部31に指示する。ポイントカード画像生成部31は、ポイントカード購入処理部32によって指示された枚数またはポイント総数まで、この参加企業のポイントカード10の画像を新たに生成可能とする。その結果、参加企業はポイントカード購入処理部32に入力した必要な枚数またはポイント総数だけ仮想のポイントカードを購入することができることになる。
利用情報提供部33は、参加企業の要求に応じ、消費者情報記憶部26に記憶された情報を用いて、その参加企業を利用する各消費者による購入状況や来店状況に関する情報を参加企業に提供可能とする。利用情報提供部33は、例えば、ある消費者の購入履歴、来店履歴、ポイント獲得履歴などを提供したり、消費者全体の状況を統計処理した情報を提供したりすることができる。利用情報提供部33が提供するこのような情報によって、参加企業を訪れる消費者について例えば購入履歴、来店履歴、ポイント獲得履歴などの精度の高いデータ分析が可能となる。
POS情報処理部34は、参加企業の現実の店舗のPOS端末からの情報をインターネットなどのコンピュータネットワークを介して受け取り処理する。POS情報処理部34は、例えば、来店したポイントカードシステムに参加している消費者の認証キー、売上の詳細などを、コンピュータネットワークを介してPOS端末から受け取ることができる。例えば、POS情報処理部34がPOS端末61から受け取る情報に、ポイントカードシステム10に参加している消費者の情報、購買情報、来店情報などを含めることによって、このポイントカードシステム10に参加している消費者が各自の端末70を介してそれらの情報を入力する必要がなくなる。その結果、現実の店舗に来店した消費者がこのポイントカードシステム10を利用することが容易となる。
無線プログラム提供部35は、インターネットを介して無線処理プログラムを消費者の端末にダウンロードさせることができる。この無線処理プログラムは、例えば赤外線通信機能を持つ消費者の携帯可能な端末70が、参加企業の現実の店舗の赤外線通信機能を持つPOS端末61との間で情報を無線でやり取りすることを可能とするものである。なお、消費者の端末70およびPOS端末61の無線通信機能は赤外線通信機能に限らず、通常の無線波によるものなどであってもよい。このプログラムが無線通信機能を持つ消費者の端末70にダウンロードされると、消費者の端末70からポイントカードに参加している消費者の認識情報をPOS端末61に送ったりすることなどにより、POS端末61が参加企業のサーバ60を介してポイントカードシステム10に接続されていれば、現実の店舗の利用においてもポイントカードシステム10へのポイントの計上などをほぼ自動的に行うことが可能となる。
ウェブサーバ36は、ポイントカードシステム10に参加している消費者が、仮想のポイントカード50をインターネットのWWW(World Wide Web)上で参照することを可能とする。ポイントカードシステム10が提供する仮想のポイントカードは参加企業のホームページなどにリンクされている。
メールサーバ37は、新たなポイントが獲得されて消費者情報記憶部におけるポイントデータが更新された際に、ポイントカード50が更新されたことを伝える電子メールを該当する消費者の端末70に送信する。これによって消費者は電子メールによってポイントが更新されたことを知ることができるため、ポイントカードシステム10にアクセスしてポイントカード50の状態を確認するきっかけとなり、消費者のポイント獲得意欲を刺激することができる。
参加企業登録部38は、連携するサイトから入力されたデータを受け取り、参加企業情報記憶部22に参加企業に関連付けられたデータベースとして記憶させる。また、参加企業登録部38が参加企業の登録に十分な情報を受け取り、参加企業としての登録が完了すると、参加企業登録部38は、ポイントカードシステム10に参加する企業であることを証明する認証キーおよびパスワードなどの情報を、その企業に通知する。この通知は、参加企業登録部38に連携するサイト、メールサーバ37を介した電子メール、またはファックスサーバ41を介して行われる。
消費者登録部40は、連携するサイトから入力された情報を受け取り、消費者情報記憶部26に記憶させる。また、消費者登録部40が消費者登録に十分な情報を受け取り、消費者登録が完了すると、消費者登録部40は、ポイントカードシステムを利用する消費者であることを証明する認証キーおよびパスワード、発行されたポイントカードの番号などの情報を、消費者に通知する。この通知は、消費者登録部40に連携するサイト、メールサーバ37を介した電子メール、またはファックスサーバ41を介して行われる。
暗号化ポイント処理部42は、参加企業の現実の店舗のPOS端末に新たに獲得したポイントの暗号化した情報を含む暗号化レシートを発行することが可能なプログラムを予め導入しておいた場合に、そのPOS端末が発行した暗号化レシートの情報を消費者の端末から受け取って、その消費者のポイント獲得となるように処理する。したがって、ポイントカードシステム10に情報を送ることができないPOS端末の場合や、消費者が端末を携帯しなかった場合でも、POS端末に導入された暗号化プログラムを用いた暗号化レシートを消費者が受け取り、その暗号化された情報を消費者の端末70を介してポイントカードシステム10に反映させることによって、ポイントカードシステム10への参加が可能となる。
1.2 動作
次に本実施形態のポイントカードシステム10を用いる場合の一般的な流れについて説明する。
まず、ポイントカードシステム10を利用しようとする企業は、インターネットを介してポイントカードシステム10の参加企業登録部38に連携するサイトにアクセスし、例えば図4に示すようなデータを入力する。入力データとしては、例えば、企業名、住所、業種、担当者、電子メールアドレス、その企業のホームページのURL、電話番号、ファックス番号、その企業の店舗情報、リンクされた商品についての情報などである。このデータは、前述した参加企業情報記憶部22に、その参加企業に関連付けられたデータベースとして記憶される。この登録が完了すると、その企業には、ポイントカードシステム10への参加企業としてのアクセスを可能とする、認証キーおよびパスワードが参加企業登録部38によって付与され、当該登録サイト、メールサーバ37、またはファックスサーバ41などを介して当該参加企業に通知される。
次に、登録を済ました参加企業は、認証キーおよびパスワードなどの入力を行って、ポイントカードシステム10に連携するサイトに参加企業としてアクセスし、その企業のポイントカード50を構築するために、例えば図5に示すようなデータを入力する。入力データとしては、例えば、ポイントカードの種別、ポイント付与方法、ポイントのグラフ表示方法(スタンプ記号種別)、ポイントカードに含まれるゲームの種別、ポイントの満点数、ポイント端数処理方法、ゲームの実施タイミング、ゲーム勝敗(当選)確率、満点時獲得賞金、ゲーム獲得賞金、賞金支払方法、有効期限、特典ポイント付与条件、カードの意匠、運営開始日などの情報が含まれる。これらのデータは、設計情報記憶部に記憶される。そして、これらのデータに基づいて、ポイントカード画像生成部31によるポイントカード50のサンプル画像の生成が可能となると、ポイントカードシステム10は、メールサーバ37から、ポイントカード50の構築が完了したことを通知する電子メールをポイントカード50のサンプルとともに送信する。
次いで、ポイントカードの構築を済ました参加企業が、ポイントカード50を発注する場合は、ポイントカードシステム10のポイントカード購入処理部32に連携するサイトにアクセスし、新たに購入するポイントカード50の枚数またはポイント総数をポイントカード購入処理部32に入力する。すると、ポイントカード画像生成部31はポイントカード購入処理部32に入力された枚数またはポイント総数までの、その参加企業のポイントカード画像を新たに生成することを可能とする。このようにして、参加企業はポイントカード購入処理部32に入力した必要枚数またはポイント総数だけ仮想のポイントカード50を購入することができる。
そして、前述のように参加企業がポイントカード50の構築を行い、希望する枚数またはポイント総数だけ仮想のポイントカード50の購入を行うと、その参加企業を利用する消費者は、その参加企業のポイントカードに参加することが可能となる。すなわち、その参加企業のポイントカード50を利用することを希望する消費者は、ポイントカードシステム10の消費者登録部40に連携するサイトにアクセスし、所定事項を入力することによってポイントカードシステム10への登録を行う。なお、ポイントカードシステム10はその登録企業のホームページにリンクしており、消費者登録部40に連携するサイトも登録企業のホームページを介してアクセスすることができる。消費者登録部40に入力される情報としては、例えば、消費者の氏名、住所、電子メールアドレスなどが含まれる。このようにしてポイントカードへの消費者の登録が完了すると、その消費者には、ポイントカードシステム10への消費者としてのアクセスを可能とする、認証キーおよびパスワードが消費者登録部40によって付与され仮想のポイントカードのURLなどとともに、当該登録サイト、メールサーバ37、またはファックスサーバ41を介して当該消費者に通知される。
このようにして、消費者の登録が完了すると、その消費者は、たとえばインターネット上の店舗または現実の店舗における商品購入や来店などによってポイント獲得が可能となる。インターネット上の商品購入などにおいては、例えば、商品購入の際のインターネットサイトで、その参加企業におけるポイントカードシステム10の消費者としての認証キーを入力する。これによって、商品購入や来店などによるポイントがポイントカードシステム10の消費者情報記憶部26に記憶される。
現実の店舗における商品購入や来店においては、例えば、ポイントカードシステム10に接続されている参加企業のPOS端末61において、その消費者の認証キーを入力することによって、POS情報処理部34が認証キーや商品購入などの情報を受け取り、その商品購入や来店によるポイントがポイントカードシステム10の消費者情報記憶部26に記憶される。
なお、現実の店舗における商品購入や来店によるポイント付与は、その消費者が無線通信機能例えば赤外線通信機能を持つ携帯電話やPDAなどの携帯可能な端末70を持ち、POS端末が赤外線通信機能を持つ場合は、赤外線通信などの無線通信機能によってその消費者の認証キーをPOS端末61に受け渡すことによってさらに容易に行うことができる。また、消費者の端末70およびPOS端末61の無線通信機能は赤外線通信機能に限らず、通常の電波によるものなどであってもよい。一方、消費者の端末70への無線処理プログラムのダウンロードは、前述したように、ポイントカードシステム10の無線プログラム提供部35からインターネットを介して行うことができる。これによって、例えば赤外線通信機能を持つ消費者の端末70が、参加企業の現実の店舗の赤外線通信機能を持つPOS端末61との間で情報を無線でやり取りすることが可能となる。
ポイントカードシステム10に接続されていないPOS端末を持つ参加企業の店舗においては、次のようにして消費者が獲得したポイントをポイントカードシステム10に反映させるようにすることもできる。すなわち、予め、そのようなPOS端末に、新たに獲得したポイントを暗号化した情報として含む暗号化レシートを発行することを可能とするプログラムを導入しておく。そして、そのPOS端末61は消費者が商品購入などでポイントを獲得すると、新たに獲得したポイントを暗号化した情報を含む暗号化レシートを発行する。その暗号化レシートを受け取った消費者は、消費者の端末70からその暗号化された情報(例えば文字や数字からなる)をポイントカードシステム10に連携するサイトで入力することによって、ポイントカードシステム10の暗号化ポイント処理部42がその暗号を処理し、その消費者のポイントとして消費者情報記憶部26に記憶させる。
なお、この暗号化情報は必ずしも文字や数字からなるものでなくともよい。例えば、暗号化情報をバーコードや特殊な模様などとしてレシートに印刷し、消費者の端末70例えば携帯電話に付属するカメラなどによって取り込んで、ポイントカードシステム10に送り、暗号化ポイント処理部がその暗号を処理し、その消費者のポイントとして消費者情報記憶部26に記憶させるようにしてもよい。
消費者の商品購入や来店によって、その消費者のポイントカード50のポイントデータが消費者情報記憶部26において更新されると、ポイントカード50が更新されたことを伝える電子メールが、その消費者の端末にメールサーバを介して送信される。その際、その消費者のポイントカード50にアクセスするためのURLをその電子メールの一部として送信するようにしてもよい。
消費者がポイントカード50の様子を確認するためには、ポイントデータが更新された電子メールによってまたは消費者登録の際に消費者登録部40から通知されているポイントカード50のURLにアクセスし、その消費者の認証キーおよびパスワードを入力する。これによって、その消費者の仮想のポイントカード50をポイントカード画像生成部31が生成し、その消費者の端末に表示可能とする。図3を示して前述したように、ポイントカード50の画像には、ポイントに対応したグラフ51の画像と、獲得ポイント数に対応して実施されるゲーム54の画像とを含んでいる。
図6(A),(B),および(C)は、ポイント獲得などにより変化していくポイントカードを示す図である。すなわち、この例においては、獲得したポイントに対応するグラフとしてハート型のスタンプマークが増えていき、スタンプマークが10個貯まるごとにビンゴゲームのマークの種類が自動的に選ばれて升目のいずれかに追加されていくようになっている。図6(B)では、ハート型のスタンプが表示される領域が一杯になるまで貯まり、ビンゴゲームで"7"のマークが斜めに揃った状態となったことを示している。これによって、このポイントカードの例では、ハート型のスタンプが一杯になったことによる500円の利用権と、ビンゴゲームで"7"のマークが揃ったことによる1万円の利用権の合計10,500円の利用権がこの消費者に与えられたことを残金額の欄に示している。与えられた利用権は、プリペイドカードのように消費者が使用することができ、図6(C)は、消費者はこの利用権を順次使用していき、残金額が0になっており、利用権を使い切ったことを示している。
一方、ポイントカードシステム10の参加企業は、ポイントカードシステム10にアクセスし、その参加企業を利用する各消費者による購入状況や来店状況に関する情報を得ることが可能である。さらに具体的には、参加企業がポイントカードシステム10に連携するサイトを介して消費者情報を要求すると、利用情報提供部33は、それに応じて、消費者情報記憶部26に記憶された情報を用い、その参加企業を利用する各消費者による購入状況や来店状況に関する情報を参加企業に提供可能とする。例えば、利用情報提供部33は、ある消費者の購入履歴、来店履歴、ポイント獲得履歴などを提供したり、消費者全体の状況を統計処理した情報を提供したりすることができる。
1.3 プログラム
また、前述した各機能ブロックからなるポイントカードシステム10は、適切なハードウエアを備えたコンピュータシステムを、各機能ブロックとして機能させるプログラムによって動作させることによって実現できる。このようなプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体としての例えばハードディスクに記録され、コンピュータシステムによって読み出されて実行される。
さらに、これらのプログラムは、コンピュータ読み取り可能な他の記録媒体、例えばCD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、光磁気ディスク、磁気ディスク、フラッシュメモリ、磁気テープなどに記録して保存したり流通させたりし、必要なときに読み出して、適切なハードウエアを備えたコンピュータシステム上で動作させて利用することもできる。
1.4 第1実施形態の作用効果
本実施形態によれば、獲得ポイント数に対応して実施されるゲームの画像を含むポイントカード50の画像情報をポイントカードシステム10のポイントカード画像生成部31が生成して消費者の端末70に表示することが可能となる。このように、獲得ポイント数に対応して実施されるゲームがポイントカード50上に表示されることによって、消費者はゲーム進行にも興味が惹かれてポイント獲得の楽しみが味わえる。その結果、ポイント獲得につながる購買や来店の意欲を増進させることができる。
また、このポイントカードシステム10の参加企業は、その参加企業に関する情報や、ポイントカード50の設計情報などをポイントカードシステム10に提供することによって、その参加企業のためのコンピュータネットワーク上におけるポイントカード50を実現することが可能となる。したがって、このポイントカードシステム10への参加企業は、独自で行う場合に比べ、遥かに少ない投資でネット上のポイントカードシステムを実現することができる。
2. <第2実施形態>
第2実施形態は以下に述べる点が第1実施形態とは異なる。それ以外の点は第1実施形態と同様である。
図7は、第2実施形態の全体構成を示す模式図である。また、図8は、本実施形態にかかるポイントカードシステム11の機能的構成を示すブロック図である。本実施形態のポイントカードシステム11においては、消費者情報記憶部27が第1実施形態のものと幾分異なる記憶部20Aとなっており、さらに処理部30Aには端末用プログラム提供部45が付加されている。
消費者情報記憶部27は、参加企業のポイントカード50を利用する消費者に関する情報と、その消費者のポイントカード50の更新時におけるポイントデータとを、各参加企業および各消費者に関連付けられたデータベースとして記憶する。
端末用プログラム提供部45は、処理部30Aの一部として設けられ、ポイントカード50の更新時およびその後のポイント獲得に対応したポイントカードの画像情報を消費者の端末70で表示可能とする端末用プログラムを、コンピュータネットワークを介して消費者の端末70にダウンロードさせ実行させることを可能とする。この端末用プログラムには、参加企業情報記憶部22に記憶された情報、設計情報記憶部24に記憶された情報、および消費者情報記憶部27に記憶された情報を用いて得られた、消費者の獲得ポイント数に対応したグラフの画像と、消費者の獲得ポイント数に対応して実施されるゲームの画像とを含むポイントカード50の更新時における画像を生成するためのデータも含まれている。
また、この端末用プログラムは、ポイントカード50が所定の条件に達し消費者が更新を選択したときにポイントカード50の更新要求をポイントカードシステム11に対して行い、その時点におけるポイントデータを消費者情報記憶部27に伝達する。ポイントカード10が所定の条件に達するとは、例えば図6(B)に示した例のように、ポイントスタンプが一杯になった場合などである。このようにして、ポイントカードシステム11とその端末用プログラムとは、ポイントカード50の更新ごとにデータの同期を取ることができる。
本実施形態のポイントカードシステム11では、消費者の端末70に端末用プログラムをダウンロードすることによって、ポイントカードシステム11にアクセスしてポイントカード50を更新した後、次回の更新を行うまでは、消費者の端末70がインターネットにアクセスすることなくポイントを蓄積しそれに対応するポイントカード50を表示することができる。したがって、ポイントカード50を表示するために都度ごとに消費者の端末70をインターネットにアクセスさせる場合に比べ、消費者は簡便にポイントカード50を利用することができる。
3. <第3実施形態>
3.1 全体構成
図9は、第3実施形態の全体構成を示す模式図である。この図に示すように、本実施形態の全体構成には、ポイントカードプログラム供給システム80、ポイントカードシステムとして動作する参加企業のサーバ60、および消費者端末70が含まれている。そして、ポイントカードプログラム供給システム80、参加企業のサーバ60、および消費者の端末70は、それぞれコンピュータネットワーク例えばインターネットに接続されている。なお、コンピュータネットワークとしては、通常のインターネットに限らず、WAN、LAN、VPNなどであってもよい。
あるいは、ポイントカードシステムとして動作する参加企業のサーバ60がインターネットに接続されてさえいればポイントカードプログラム供給システムは必ずしもインターネットに接続されてなくともよく、その場合、ポイントカードプログラム供給システム80と参加企業のサーバ60とはWAN、LAN、VPN、または専用線で結ばれていればよい。
このような構成において、ポイントカードプログラム供給システム80は、ポイントカードプログラムを参加企業のコンピュータシステム例えばサーバ60に供給する。その結果、ポイントカードシステムとして動作する参加企業のサーバ60は、インターネット上または現実の店舗での商品またはサービスの購入や来店によって累積されるポイントが反映される仮想のポイントカードを、インターネットに接続した消費者の端末61に提供する。
図10は、ポイントカードプログラム供給システム80の機能的構成を示すブロック図である。ポイントカードプログラム供給システム80は、記憶装置、演算装置、入出力装置などを含むコンピュータシステムをプログラムによって動作させることによって実現され、機能的には図10に示すように記憶部20Bと処理部30Bとを含んで構成される。そして、記憶装置を用いて構成される記憶部20Bは、プログラム記憶部21B、参加企業情報記憶部22B、および設計情報記憶部24Bを含んで構成される。また、処理部30Bは、ポイントカード購入処理部32B、ウェブサーバ36B、メールサーバ37B、参加企業登録部38B、ファックスサーバ41B、およびプログラム提供部82を含んで構成される。
プログラム記憶部21Bは、本コンピュータシステムに前述した処理部30Bの各部の動作を行わせるプログラムを格納している。
参加企業情報記憶部22Bは、ポイントカードプログラム供給システム80の参加企業に関する情報を各参加企業に関連付けたデータベースとして記憶する。参加企業情報記憶部22Bに記憶される情報としては、例えば、参加企業の企業名、代表者名、住所、業種、担当者、担当者の部署、担当者の電子メールアドレス、その企業のホームページのURL、電話番号、ファックス番号、ポイントカードプログラム供給システムの参加企業であることを証明する認証キーおよびパスワード、取引契約条件などの情報が含まれる。
設計情報記憶部24Bは、各参加企業のポイントカードの設計情報を各参加企業に関連付けたデータベースとして記憶する。設計情報記憶部24に記憶される情報としては、例えば、ポイントカードの種別、ポイントの保存先、ポイント付与方法、ポイントのグラフ表示方法(スタンプ記号種別)、ポイントカードに含まれるゲームの種別、ポイントの満点数、ポイント端数処理方法、ゲームの実施タイミング、ゲーム勝敗(当選)確率、満点時獲得賞金、ゲーム獲得賞金、賞金支払方法、有効期限、特典ポイント付与条件、カードの意匠、運営開始日、申込完了日、受注カード枚数またはポイント総数などの情報が含まれる。
次に、ポイントカードプログラム供給システム80の処理部30Bの各部について説明する。
ポイントカード購入処理部32Bは、ポイントカードプログラム供給システム80の参加企業が新たに購入するポイントカードプログラムにおけるポイントカードの設計情報と発行可能な枚数またはポイント総数をコンピュータネットワークを介して入力可能とする。
参加企業登録部38Bは、ポイントカードプログラム供給システム80の参加企業登録部38Bに連携するサイトから入力されたデータを受け取り、参加企業情報記憶部22Bに参加企業に関連付けられたデータベースとして記憶させる。また、参加企業登録部38Bが参加企業の登録に十分な情報を受け取り、参加企業としての登録が完了すると、参加企業登録部38Bは、ポイントカードシステムに参加する企業であることを証明する認証キーおよびパスワードなどの情報を、その企業に通知する。この通知は、参加企業登録部38Bに連携するサイト、メールサーバ37Bを介した電子メール、またはファックスサーバ41Bを介して行われる。
図11は、ポイントカードプログラム供給システム80からのポイントカードプログラムが導入され、ポイントカードシステムとして動作する参加企業のサーバ60の機能的構成を示すブロック図である。このポイントカードシステムは図11に示すように記憶部20Cと処理部30Cとを含んで構成される。そして、記憶装置を用いて構成される記憶部20Cは、プログラム記憶部21Cおよび消費者情報記憶部26Cを含んで構成される。また、処理部30Cは、ポイントカード画像生成部31C、利用情報提供部33C、POS情報処理部34C、無線プログラム提供部35C、ウェブサーバ36C、メールサーバ37C、ファックスサーバ41C、消費者登録部40C、および暗号化ポイント処理部42Cを含んで構成される。
プログラム記憶部21Cは、参加企業のサーバ60である本コンピュータシステムに前述した処理部30Cの各部の動作を行わせるプログラムを格納している。
消費者情報記憶部26Cは、参加企業のポイントカードを利用する消費者に関する情報およびその消費者のポイントデータを、各消費者に関連付けられたデータベースとして記憶する。消費者情報記憶部26に記憶される情報は、第1実施形態における消費者情報記憶部26の場合と同様である。
次にポイントカードシステムとして動作する参加企業のサーバ60における処理部30Cの各部について説明する。
ポイントカード画像生成部31Cは、ポイントカードプログラム供給システム80において、参加企業情報記憶部22Bに記憶された情報、設計情報記憶部24Bに記憶された情報、および本ポイントカードシステムの消費者情報記憶部26Cの少なくともいずれかに記憶された情報を用いて、その消費者が獲得しているポイントに対応したグラフ表示の画像と、獲得ポイント数に対応して実施されるゲームの画像とを含むポイントカードの画像を生成する。これにより、例えば第1実施形態において図3などに示したものと同様なポイントカードの画像を生成することができる。
利用情報提供部33Cは、消費者情報記憶部Cに記憶された情報を用いて、その参加企業を利用する各消費者による購入状況や来店状況に関する情報を第1実施形態の場合と同様に参加企業に提供可能とする。
POS情報処理部34Cは、参加企業の現実の店舗のPOS端末61からの情報を受け取り処理する。POS情報処理部34Cは、例えば、来店したポイントカードシステムに参加している消費者の認証キー、売上の詳細などを、POS端末61から受け取ることができる。例えば、POS情報処理部34CがPOS端末61から受け取る情報に、ポイントカードシステムに参加している消費者の情報、購買情報、来店情報などを含めることによって、このポイントカードシステムに参加している消費者が各自の端末70を介してそれらの情報を入力する必要がなくなる。
無線プログラム提供部35Cは、第1実施形態の場合と同様にインターネットを介して無線処理プログラムを消費者の端末にダウンロードさせることができる。この無線処理プログラムは、無線線通信機能を持つ消費者の端末と、参加企業の現実の店舗の無線通信機能を持つPOS端末とを、第1実施形態の場合と同様に動作させることができる。
ウェブサーバ36Cは、本ポイントカードシステムに参加している消費者が、仮想のポイントカードをインターネットのWWW上で参照することを可能とする。
メールサーバ37Cは、新たなポイントが獲得されて消費者情報記憶部におけるポイントデータが更新された際に、ポイントカードが更新されたことを伝える電子メールを該当する消費者の端末に送信する。これによって消費者は電子メールによってポイントが更新されたことを知ることができるため、本ポイントカードシステムにアクセスしてポイントカードの状態を確認するきっかけとなり、消費者のポイント獲得意欲を刺激することができる。
消費者登録部40Cは、本ポイントカードシステムの消費者登録部40Cに連携するサイトから入力された情報を受け取り、消費者情報記憶部26Cに記憶させる。また、消費者登録部40Cが消費者登録に十分な情報を受け取り、消費者登録が完了すると、消費者登録部40Cは、ポイントカードシステムを利用する消費者であることを証明する認証キーおよびパスワード、発行されたポイントカードの番号などの情報を、消費者に通知する。この通知は、消費者登録部40Cに連携するサイト、メールサーバ37Cを介した電子メール、またはファックスサーバ41Cを介して行われる。
暗号化ポイント処理部42Cは、参加企業の現実の店舗のPOS端末に新たに獲得したポイントの暗号化した情報を含む暗号化レシートを発行することが可能なプログラムを予め導入しておいた場合に、そのPOS端末が発行した暗号化レシートの情報を消費者の端末から受け取って、その消費者のポイント獲得となるように処理する。したがって、本ポイントカードシステムに情報を送ることができないPOS端末の場合でも、POS端末に導入された暗号化プログラムを用いた暗号化レシートを消費者が受け取り、その暗号化された情報を消費者の端末70を介してポイントカードシステム10に反映させることによって、ポイントカードシステム10への参加が可能となる。
3.2 動作
次に第3実施形態のポイントカードシステムを用いる場合の一般的な流れについて説明する。
まず、ポイントカードプログラム供給システム80を利用しようとする企業は、インターネットを介してポイントカードプログラム供給システム80の参加企業登録部38Bに連携するサイトにアクセスして必要なデータを入力する。入力データとしては、例えば、企業名、住所、業種、担当者、電子メールアドレス、その企業のホームページのURL、電話番号、ファックス番号、その企業の店舗情報、リンクされた商品についての情報などがある。このデータは、前述した参加企業情報記憶部22Bに、その参加企業に関連付けられたデータベースとして記憶される。この登録が完了すると、その企業には、ポイントカードプログラム供給システム80への参加企業としてのアクセスを可能とする、認証キーおよびパスワードが参加企業登録部38Bによって付与され、当該登録サイト、メールサーバ37B、またはファックスサーバ41Bなどを介して当該参加企業に通知される。
次に、登録を済ました参加企業は、認証キーおよびパスワードなどの入力を行って、ポイントカードプログラム供給システム80に連携するサイトに参加企業としてアクセスし、その企業のポイントカードを構築するために、必要なデータを入力する。入力データは、第1実施形態においてあげた例と同様である。入力されたデータは、設計情報記憶部24Bに記憶される。そして、これらのデータに基づいて、ポイントカードのサンプル画像の生成が可能となると、ポイントカードプログラム供給システム80は、メールサーバ37Bから、ポイントカードの構築が完了したことを通知する電子メールをポイントカードのサンプルとともに送信する。
次いで、ポイントカードの構築を済ました参加企業が、ポイントカードを発注する場合は、ポイントカードプログラム供給システム80のポイントカード購入処理部32Bに連携するサイトにアクセスし、新たに購入するポイントカードの枚数またはポイント総数をそのサイトを介してポイントカード購入処理部32Bに入力する。
すると、プログラム提供部82は、ポイントカードシステムを参加企業のサーバ60において実現可能とするプログラムをコンピュータネットワークを介して参加企業のコンピュータシステムにダウンロードさせ実行可能とする。
そのプログラムが実行されると、ポイントカード画像生成部31Cは、ポイントカード購入処理部32Bに入力された枚数またはポイント総数までの、その参加企業のポイントカード画像を新たに生成することが可能となる。このようにして、参加企業はポイントカード購入処理部32Bに入力した必要枚数またはポイント総数だけ仮想のポイントカードを発行可能なプログラムを購入することができる。
そして、前述のように参加企業がポイントカードの構築を行い、希望する枚数またはポイント総数だけ仮想のポイントカードを発行可能なプログラムの購入を行いそのプログラムを実行すると、その参加企業を利用する消費者は、その参加企業のポイントカードに参加することが可能となる。すなわち、その参加企業のポイントカードを利用することを希望する消費者は、ポイントカードシステムとして動作する参加企業のコンピュータシステム60の消費者登録部40Cに連携するサイトにアクセスし、所定事項を入力することによってポイントカードシステムへの登録を行う。なお、ポイントカードシステムはその登録企業のホームページにリンクしており、消費者登録部40Cに連携するサイトも登録企業のホームページを介してアクセスすることができる。消費者登録部40に入力される情報としては、例えば、消費者の氏名、住所、電子メールアドレスなどが含まれる。このようにしてポイントカードへの消費者の登録が完了すると、その消費者には、ポイントカードシステム10への消費者としてのアクセスを可能とする、認証キーおよびパスワードが消費者登録部40Cによって付与され仮想のポイントカードのURLなどとともに、当該登録サイト、メールサーバ37C、またはファックスサーバ41Cを介して当該消費者に通知される。
このようにして、消費者の登録が完了すると、その消費者は、たとえばインターネット上の店舗または現実の店舗における商品購入や来店などによってポイント獲得が可能となる。インターネット上の商品購入などにおいては、例えば、商品購入の際のインターネットサイトで、その参加企業におけるポイントカードシステムの消費者としての認証キーを入力する。これによって、商品購入や来店などによるポイントがポイントカードシステムの消費者情報記憶部26Cに記憶される。
現実の店舗における商品購入や来店においては、例えば、ポイントカードシステムに接続されている参加企業のPOS端末61において、その消費者の認証キーを入力することによって、POS情報処理部34Cが認証キーや商品購入などの情報を受け取り、その商品購入や来店によるポイントがポイントカードシステムの消費者情報記憶部26Cに記憶される。
なお、現実の店舗における商品購入や来店によるポイント付与は、その消費者が無線通信機能例えば赤外線通信機能を持つ携帯電話やPDAなどの携帯の端末70を持ち、POS端末61が赤外線通信機能を持つ場合は、第1実施形態の場合と同様に、赤外線通信などの無線通信機能によってその消費者の認証キーをPOS端末61に受け渡すことによってさらに容易に行うことができる。
ポイントカードシステムに接続されていないPOS端末を持つ参加企業の店舗においては、次のようにして消費者が獲得したポイントをポイントカードシステムに反映させるようにすることもできる。すなわち、予め、そのようなPOS端末に、新たに獲得したポイントを暗号化した情報として含む暗号化レシートを発行することを可能とするプログラムを導入しておく。そして、そのPOSは消費者が商品購入などでポイントを獲得すると、新たに獲得したポイントを暗号化した情報を含む暗号化レシートを発行する。その暗号化レシートを受け取った消費者は、消費者の端末からその暗号化された情報(例えば文字や数字からなる)をポイントカードシステムに連携するサイトで入力することによって、ポイントカードシステムの暗号化ポイント処理部42Cがその暗号を処理し、その消費者のポイントとして消費者情報記憶部26Cに記憶させる。なお、この暗号化情報は必ずしも文字や数字からなるものでなくともよいことは第1実施形態の場合と同様である。
消費者の商品購入や来店によって、その消費者のポイントカードのポイントデータが消費者情報記憶部26Cにおいて更新されると、ポイントカードが更新されたことを伝える電子メールが、その消費者の端末にメールサーバを介して送信される。その際、その消費者のポイントカードのURLをその電子メールの一部として送信するようにしてもよい。
消費者がポイントカードを確認するためには、ポイントデータが更新された電子メールによってまたは消費者登録の際に消費者登録部40Cから通知されているポイントカードのURLにアクセスし、その消費者の認証キーおよびパスワードを入力する。これによって、その消費者の仮想のポイントカードをポイントカード画像生成部31Cが生成し、その消費者の端末に表示可能とする。第1実施形態の場合と同様にポイントカードの画像には、ポイントに対応したグラフの画像と、獲得ポイント数に対応して実施されるゲームの画像とを含んでいる。
一方、ポイントカードシステムへの参加企業は、ポイントカードシステムにアクセスし、第1実施形態の場合と同様に利用情報提供部33Cによって提供されるその参加企業を利用する各消費者による購入状況や来店状況に関する情報を得ることが可能である。
3.3 プログラム
また、前述した各機能ブロックからなるポイントカードプログラム供給システム80は、適切なハードウエアを備えたコンピュータシステムを、各機能ブロックとして機能させるプログラムによって動作させることによって実現できる。このようなプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体としての例えばハードディスクに記録され、コンピュータシステムによって読み出されて実行される。
さらに、これらのプログラムは、コンピュータ読み取り可能な他の記録媒体、例えばCD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、光磁気ディスク、磁気ディスク、フラッシュメモリ、磁気テープなどに記録して保存したり流通させたりし、必要なときに読み出して、適切なハードウエアを備えたコンピュータシステム上で動作させて利用することもできる。
3.4 第3実施形態の作用効果
第3実施形態のポイントカードプログラム供給システム80では、コンピュータネットワークを介して参加企業のサーバ60にプログラムをダウンロードさせることによって、ポイントカードの画像情報をポイントカード購入処理部32Bに入力された枚数またはポイント総数まで生成可能としたポイントカードシステムを参加企業のサーバ60において実現させることが可能となる。
また、本実施形態のポイントカードプログラム供給システム80が提供するプログラムは、参加企業のサーバ60において獲得ポイント数に対応して実施されるゲームの画像を含むポイントカードの画像を生成し、その画像を消費者の端末70に表示することを可能とする。このように、獲得ポイント数に対応して実施されるゲームがポイントカード上に表示されることによって、消費者はゲーム進行にも興味が惹かれてポイント獲得の楽しみが味わえるため、ポイント獲得につながる購買や来店の意欲を増進させることができる。
4. <変形例>
4.1 前述した各実施形態では、商品購入や来店などによってポイントが蓄積されるまでそのポイントが利用できないポイントカードの例を示した。しかしながら、ポイントカードとしては、消費者が予めポイントを購入するプリペイド式のポイントカードであって、商品購入や来店などによって特典が得られるタイプのポイントカードであってもよい。
図12(A),(B),および(C)はそのようなプリペイド式のポイントカードの例を示す図である。すなわち、この例においては、消費者は、まず、5500円の買物ができる権利を含むこのカードを購入し、所定金額の使用ごとにビンゴゲームのマークの種類が自動的に選ばれて升目のいずれかに追加されていくようになっている。図12(B)では、ビンゴゲームが完了し、"7"のマークが斜めに揃った状態となったことを示している。これによって、このポイントカードの例では、ビンゴゲームで"7"のマークが揃ったことによる2千円の利用権がこの消費者に与えられたことを残金額の欄の数字で示している。与えられた利用権は、プリペイドカードのように消費者が使用することができ、図12(C)は、消費者はこの利用権を順次使用していき、残金額が0になっており、利用権を使い切ったことを示している。
4.2 前述した各実施形態では、参加企業のサーバが、ポイントカードシステムのコンピュータシステムまたはポイントカードプログラム供給システムのコンピュータシステムと連携することによって、インターネット上のポイントカードが実現される例を示した。しかしながら、図13および図14に示すように一つの企業または企業グループが単独のポイントカードシステムを運営する場合のようにポイントカードシステム14を一つのコンピュータシステムで実現することもできる。この場合におけるポイントカードシステム14は、第1実施形態のポイントカードシステム10とほぼ同様な構成により実現できるが、図14に示したように、第1実施携帯における参加企業情報記憶部22および参加企業登録部38は不要となる。
4.3 前述した各実施形態では、ポイントカード画像生成部が生成するポイントカードの画像には、獲得ポイント数に対応して実施されるゲームとして、ビンゴゲームの例を示した。しかしながら、ポイントカード画像生成部が生成するポイントカードの画像に含まれ獲得ポイント数に対応して実施されるゲームはビンゴゲームに限らず、ポイントカードシステムと消費者とによるじゃんけんゲーム、スロットマシンを模したゲーム、ダーツを模したゲーム、ルーレットを模したゲーム、スクラッチを模したゲームなど、画像として表現可能ないかなるゲームであってもよい。
4.4 前述した各実施形態において、コンピュータシステムおよびサーバはサービスする機能単位であり、一つのコンピュータを含むハードウエアが複数のコンピュータシステムまたはサーバを備えるように構成されていてもよいし、各コンピュータシステムまたは各サーバが一つまたは複数のコンピュータを含むハードウエアで構成されていてもよい。
4.5 本発明は前述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内、または、特許請求の範囲の均等範囲内で、各種の変形実施が可能である。
第1実施形態の全体構成を示す模式図である。 第1実施形態にかかるポイントカードシステムの機能的構成を示すブロック図である。 ポイントカード画像生成部が生成したポイントカードの画像の一例を示す図である。 参加企業登録部に連携するサイトから入力するデータの例を示す図である。 参加企業がポイントカードを構築するために入力するデータの例を示す図である。 (A),(B),および(C)は、ポイント獲得などにより変化していくポイントカードを示す図である。 第2実施形態の全体構成を示す模式図である。 第2実施形態にかかるポイントカードシステムの機能的構成を示すブロック図である。 第3実施形態の全体構成を示す模式図である。 ポイントカードプログラム供給システムの機能的構成を示すブロック図である。 ポイントカードシステムとして動作する参加企業のサーバの機能的構成を示すブロック図である。 (A),(B),および(C)はプリペイド式のポイントカードの例を示す図である。 ポイントカードシステムを一つのコンピュータシステムで実現した変形例の全体構成を示す模式図である。 変形例のポイントカードシステムの機能的構成を示すブロック図である。
符号の説明
10,11,14 ポイントカードシステム
21,21B,21C,21E プログラム記憶部
22,22B 参加企業情報記憶部
24,24B,24E 設計情報記憶部
26,26C,26E,27 消費者情報記憶部
31,31C,31E ポイントカード画像生成部
32,32B,32E ポイントカード購入処理部
33,33C,33E 利用情報提供部
34,34C,34E POS情報処理部
35,35B,35C,35E 無線プログラム提供部
36,36C,36E ウェブサーバ
37,37B,37C,37E メールサーバ
38,38B 参加企業登録部
40,40C,40E 消費者登録部
41,41B,41C,41E ファックスサーバ
42,42C,42E 暗号化ポイント処理部
45 端末用プログラム提供部
50 ポイントカード
51 グラフ
54 ゲーム
60 参加企業のサーバ
61 POS端末
70 消費者の端末
80 ポイントカードプログラム供給システム
82 プログラム提供部

Claims (15)

  1. コンピュータネットワークに接続され、ネットワーク上または現実の店舗での商品またはサービスの購入や来店によって累積されるポイントが反映される仮想のポイントカードを前記コンピュータネットワークに接続した消費者の端末に提供する、ポイントカードシステムであって、
    当該ポイントカードシステムの参加企業に関する情報を記憶する参加企業情報記憶部と、
    参加企業のポイントカードのゲーム種別およびゲーム当選確率を含む設計情報を、各参加企業に関連付けて記憶する設計情報記憶部と、
    前記参加企業のポイントカードを利用する消費者に関する情報およびその消費者のポイントデータを、各参加企業に関連付けて記憶する消費者情報記憶部と、
    前記消費者情報において示される前記消費者の獲得ポイント数に対応して実施されるゲームの画像を含むポイントカードの画像を、前記消費者が利用するポイントカードの参加企業に関連付けられた設計情報が示す前記ゲーム種別およびゲーム当選確率に従って生成して前記消費者の端末に表示可能とするポイントカード画像生成部と、を有するポイントカードシステム。
  2. 記参加企業が新たに購入するポイントカードの枚数またはポイント総数を前記コンピュータネットワークを介して入力可能とするポイントカード購入処理部をさらに有し、
    前記ポイントカード画像生成部は前記ポイントカード購入処理部に入力された枚数またはポイント総数までの前記参加企業のポイントカード画像を新たに生成可能とする、請求項1に記載のポイントカードシステム。
  3. 記消費者情報記憶部に記憶された情報を用いて、前記参加企業のポイントカードを利用する前記各消費者による購入状況や来店状況に関する情報を前記参加企業に提供可能とする利用情報提供部をさらに有する、請求項1または2に記載のポイントカードシステム。
  4. 記参加企業の現実の店舗のPOS端末からの情報を前記コンピュータネットワークを介して受け取り処理するPOS情報処理部をさらに有する、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のポイントカードシステム。
  5. 記参加企業の現実の店舗のPOS端末と消費者の端末との間で情報を無線でやり取りすることを可能とする無線処理プログラムを前記コンピュータネットワークを介して前記消費者の端末にダウンロードさせることを可能とする無線プログラム提供部をさらに有する、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のポイントカードシステム。
  6. たに獲得した前記ポイントの暗号化した情報を含む暗号化レシートを発行することが可能なプログラムが導入された、前記参加企業の現実の店舗のPOS端末が発行した暗号化レシートの情報を、前記消費者の端末から受け取って処理する暗号化ポイント処理部をさらに有する、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のポイントカードシステム。
  7. 記ポイントカード画像生成部は、前記ポイントに対応したグラフ表示の画像をさらに含むポイントカードの画像を生成して前記消費者の端末に表示可能とする、請求項1ないし6のいずれか1項に記載のポイントカードシステム。
  8. 記消費者情報記憶部におけるポイントデータの更新に基づいて、ポイントカードが更新されたことを伝える電子メールを対応する前記消費者の端末に送信するメールサーバをさらに有する、請求項1ないし7のいずれか1項に記載のポイントカードシステム。
  9. コンピュータネットワークに接続され、ネットワーク上または現実の店舗における商品またはサービスの購入や来店によって累積されるポイントが反映される仮想のポイントカードを前記コンピュータネットワークに接続した消費者の端末に提供する、ポイントカードシステムであって、
    当該ポイントカードシステムの参加企業に関する情報を記憶する参加企業情報記憶部と、
    前記参加企業のポイントカードのゲーム種別およびゲーム当選確率を含む設計情報を、各参加企業に関連付けて記憶する設計情報記憶部と、
    前記参加企業のポイントカードを利用する消費者に関する情報およびその消費者のポイントカード更新時におけるポイントデータを、各参加企業に関連付けて記憶する消費者情報記憶部と、
    前記消費者情報において示される前記消費者の獲得ポイント数に対応して実施されるゲームの画像を含むポイントカードの前記更新時における画像を、前記消費者が利用するポイントカードの参加企業に関連付けられた設計情報が示す前記ゲーム種別およびゲーム当選確率に従って生成するためのデータを含み、前記更新時およびその後のポイント獲得に対応した前記消費者のポイントカードの画像情報を前記消費者の端末で表示可能とする端末用プログラムを、前記コンピュータネットワークを介して前記消費者の端末にダウンロードさせ実行させることを可能とする端末用プログラム提供部と、
    を有するポイントカードシステム。
  10. 記端末用プログラムは、前記ポイントカードが所定の条件に達し消費者が更新を選択したときにポイントカードの更新要求を前記ポイントカードシステムに対して行い、その時点におけるポイントデータを前記消費者情報記憶部に伝達するように構成されている、請求項9に記載のポイントカードシステム。
  11. 前記端末用プログラムは、前記ポイントに対応したグラフ表示の画像をさらに含む前記ポイントカードの画像情報を前記消費者の端末で表示可能とする端末用プログラムである、請求項9または10に記載のポイントカードシステム。
  12. コンピュータネットワークに接続され、ネットワーク上または現実の店舗における商品またはサービスの購入や来店によって累積されるポイントが反映される仮想のポイントカードをコンピュータネットワークに接続した消費者の端末に提供するポイントカードプログラムをコンピュータシステムに供給する、ポイントカードプログラム供給システムであって、
    当該ポイントカードプログラムの参加企業に関する情報を記憶する参加企業情報記憶部と、
    前記参加企業が新たに購入するポイントカードの枚数またはポイント総数を前記コンピュータネットワークを介して入力可能とするポイントカード購入処理部と、
    前記参加企業のポイントカードのゲーム種別およびゲーム当選確率を含む設計情報を各参加企業に関連付けて記憶する設計情報記憶部と、
    ポイントカードシステムを前記参加企業のコンピュータシステムにおいて実現可能とするプログラムをコンピュータネットワークを介して前記参加企業のコンピュータシステムにダウンロードさせ実行させることを可能とするプログラム提供部と、を有し、
    前記プログラムは、
    前記参加企業のポイントカードを利用する消費者に関する情報およびその消費者のポイントデータを、各参加企業に関連付けて記憶する消費者情報記憶部と、
    前記消費者情報において示される獲得ポイント数に対応して実施されるゲームの画像を含むポイントカードの画像情報を、前記消費者が利用するポイントカードの参加企業に関連付けられた設計情報が示す前記ゲーム種別およびゲーム当選確率に従って生成し、かつ、前記ポイントカード購入処理部に入力された枚数またはポイント総数まで生成可能とするポイントカード画像生成部と、
    を備えるポイントカードシステムを前記参加企業のコンピュータシステムにおいて実現可能とする、
    ポイントカードプログラム供給システム。
  13. 記プログラムが前記参加企業のコンピュータシステムにおいて実現可能とする前記ポイントカードシステムの前記ポイントカード画像生成部は、前記ポイントに対応したグラフ表示の画像をさらに含む前記ポイントカードの画像情報を生成して前記消費者の端末に表示可能とする、請求項12に記載の、ポイントカードプログラム供給システム。
  14. 請求項1ないし請求項11のいずれかに記載のポイントカードシステムをコンピュータシステムによって実現させるプログラム。
  15. 請求項12または13に記載のポイントカードプログラム供給システムをコンピュータシステムによって実現させるプログラム。
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