JP2008077556A - ポイント管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ローカル側においては係員による不正や改ざんが困難であり、かつポイント管理センター側における処理負担が少ないポイント管理システムを提供する。
【解決手段】本発明のポイント管理システムは、耐タンパー性を有するICカードリーダーライタと、当該ICカードリーダーライタと非接触で交信を行うICカードによって構成される。ICカードリーダーライタは各店舗に設置される決済用端末と通信可能に接続され(POn)、決済用端末で設定された決済代金をICカードから引き去り、決済代金に応じたポイントを発生させると共に、当決済代金に係るSFデータ、発生したポイントに係るポイントデータを管理センター等に設置された上位サーバ(50、51)に送信する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ICカードの利用に伴い発生するポイントの管理を行うポイント管理システムに関する。
特定の店舗での物品購入等の代金の何パーセントかをポイントとしてカードにチャージ・累積しておき、当該店舗において、ポイントを現金と同じように使うことを可能とするポイントサービスを導入する事例が近年増加している。このようなポイントサービスを可能とするためには、顧客に配布するポイントカードのポイント残高等の管理を行うポイント管理システムが必要となる。例えば、特許文献1(特開2003−67619号公報)には、このようなシステムとして、磁気型PETカードを利用したポイントサービス管理システムにおいて、複数の店舗のそれぞれに設置され,利用者の依頼により利用者カードを発行するとき磁気型PETカードを使用して利用者情報を記録し,前記利用者カードを使用するごとに利用者情報を更新し,前記利用者情報をセンタコンピュータに送信し,前記利用者情報が不明のとき前記センタコンピュータに照会する店舗コンピュータと、前記店舗コンピュータが送信する利用者情報を受信して蓄積し,店舗コンピュータからの照会に従って該当の利用者情報を取出して前記店舗コンピュータへ送信するセンタコンピュータと、前記店舗コンピュータおよび前記センタコンピュータを相互に接続する通信回線とを有することを特徴とするポイントサービス管理システムが開示されている。
一方、公共交通機関における自動改札機の入札、出札等に、近年、リサイクル使用できるICカードが利用され始めている。このようなICカードは、自動改札機等に内蔵されたカードリーダーライタとの間で、非接触式で無線通信を行うように設定されている非接触式ICカードであり、例えば、定期券としての価値情報や乗車券をプリペイドするための金額情報が書き込まれていて、『Suica(登録商標)』などと呼ばれ、定期券やストアードフェア型の乗車券として広く普及し始めている。
このようなICカードは公共交通機関の利用者の多くが所持するところまで普及し始めていることから、当該ICカードに貯えられたストアードフェア(電子マネー)により買い物・サービス等の決裁が行える機能をこのICカードに付与することで利用者のより一層の利便性を図ることが試みられている。ところで、店側において、ICカードによる電子マネーの決済機能を有する販売システムを構築するためには、ICカードリーダライタモジュールと、このICカードリーダライタモジュールで、ICカードから引き去る額を設定する機器の導入が必要となる。
このようなICカードによる決済機能を有する販売システムとしては、例えば、特許文献1(特開2005−165559号公報)に、顧客の操作により、商品に貼付されているバーコードから当該商品の販売情報を読み取るセルフ用バーコードリーダと、商品の名称をタッチボタンとして表示し、顧客が前記タッチボタンに触れることによって該当する商品の販売情報を読み取るセルフ用タッチパネルの少なくともいずれかを装備すると共に、POS機能を有し、前記セルフ用バーコードリーダから受信した販売情報と前記セルフ用タッチパネルから受信した販売情報とに基づいて売り上げた商品の販売情報を集計・管理するコントロールユニットを備えることを特徴とする商品販売管理システムが開示されている。
特開2003−67619号公報 特開2005−165559号公報
特許文献1に開示されているポイントサービス管理システムは、ポイント発生を行うのは各店舗側のコンピュータであり、利用者がカードを使用するごとに利用者情報を更新し、この利用者情報をセンタコンピュータに送信するものであるので、店舗の係員による不正や改ざんといったことが可能なシステムであるという点で問題があった。係員によるこのような不正や改ざんを防止するために、ポイント発生をセンターサーバなどにおいて一括して行うポイントサービス管理システムも存在するが、このようなシステムにおいては、処理がセンターサーバに集中してしまい、センターサーバの負担が大きい、という問題があった。
このような課題を解決するために、請求項1に係る発明は、耐タンパー性を有するICカードリーダーライタと、当該ICカードリーダーライタと非接触で交信を行うICカードによって構成されるポイント管理システムにおいて、当該ICカードリーダーライタは各店舗に設置される決済用端末と通信可能に接続され、当該決済用端末で設定された決済代金をICカードから引き去り、当該決済代金に応じたポイントを発生させると共に、当該決済代金に係るSFデータ、発生したポイントに係るポイントデータを管理センター等に設置された上位サーバに送信することを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、耐タンパー性を有するICカードリーダーライタと、当該ICカードリーダーライタと非接触で交信を行うICカードによって構成されるポイント管理システムにおいて、当該ICカードリーダーライタは各店舗に設置される決済用端末と通信可能に接続され、当該決済用端末で設定された決済代金は現金にて決裁し、当該決済代金に応じたポイントをICカード発生させると共に、発生したポイントに係るポイントデータを管理センター等に設置された上位サーバに送信することを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、耐タンパー性を有するICカードリーダーライタと、当該ICカードリーダーライタと非接触で交信を行うICカードによって構成されるポイント管理システムにおいて、当該ICカードリーダーライタは各店舗に設置されるクレジット端末と通信可能に接続され、当該クレジット端末で設定された決済代金をクレジットカードにて決済し、当該決済代金に応じたポイントをICカードに発生させると共に、発生したポイントに係るポイントデータを管理センター等に設置された上位サーバに送信することを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のポイント管理システムにおいて、当該ICカードには、当該ICカードがポイント対象カードであるかないかに係るデータが記憶されることを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のポイント管理システムにおいて、前記上位サーバは、前記SFデータをカードID毎に管理するSFデータサーバと、前記ポイントデータをカードID毎に管理するポイントデータサーバとであることを特徴とする。
また、請求項6に係る発明は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のポイント管理システムにおいて、当該ICカードには、前記ポイントデータを記憶するメモリを有しないことを特徴とする。
また、請求項7に係る発明は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のポイント管理システムにおいて、当該ICカードの前記ポイントデータの累積は前記ポイントデータサーバで管理することを特徴とする。
本発明のポイント管理システムによれば、耐タンパー性を有するICカードリーダーライタによってポイントを発生させて、ポイント自体はICカードに累積させるのでなく、センターのサーバ側で管理するので、係員による不正や改ざんが困難である。また、ポイントの発生は、センター側ではなくローカル側であるICカードリーダーライタや、自動券売機、自動改札機にて行い、センター側ではポイントの累積等の管理を行うだけであるので、センター側の負荷が少ない。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るポイント管理システムに用いるICカードのシステム構成を示す図である。図1において、1はICカード、2はカードIDデータ記憶部、3はポイント対象カードデータ記憶部、4はSFデータ記憶部、11はアンテナ部、12は電力生成部、13は通信制御部、14はI/Oユニット、15はCPU、16はメモリをそれぞれ示している。
ICカード1は、無線通信機能を有してなり、他の情報機器との間で情報の送受を行うことができる非接触型ICカードである。すなわち、このICカード1には、アンテナ部11と、例えば自動改札機などのICカードリーダーライタ内蔵機器と通信(交信)するための通信制御部13と、その通信制御部13とI/Oユニット14を介して接続されているCPU15と、システムプログラムデータの他に所定のカードデータの記憶されているメモリ16と、自動改札機などのICカードリーダーライタ内蔵機器からの電力波をアンテナ部11を介して受信し、ICカード1の駆動電力を生成する電力生成部12とを有している。
上記のメモリ16は、ICカード1自体の識別情報を記憶保持するカードIDデータ記憶部2や、乗車運賃、物販、サービスの決裁に利用する金額データ(SFデータ)を記憶保持するSFデータ記憶部4と共に、ポイント対象カードデータ記憶部3を有している。なお、SFとはストーアドファアのことであり、このSFを用いて、交通機関の利用料金支払い以外にも、物品購入代金等の決済も行い得るものである。すなわち、ICカード1は自動改札機内蔵のICカードリーダーライタ内蔵機器との交信以外にも、後述するように店舗等のレジスタとして用いられる決済用端末と接続されたICカードリーダーライタとも交信を行い、SFデータ記憶部4から所定の金額データ(SFデータ)を引き去ることが可能に構成される。なお、ここで、決済用端末として、POS端末を例に挙げながら説明するが、本明細書においては、「決済用端末」とはPOS端末、CAT端末、CCT端末、自動販売機などの決裁端末も含むものと定義する。
ポイント対象カードデータ記憶部3は、ICカード1が、ポイントを貯めることが可能なカードであるか、そうでないかを記憶しておく。ポイント対象カードデータ記憶部3は、不図示の所定のICカードリーダーライタによって、書き換え可能に構成されている。顧客の要望に応じて顧客のICカード1のポイント対象カードデータ記憶部3を書き換えることによって、ICカード1をポイント累積可能なものか、そうでないものとするかを適宜変更する。
ICカード1を決済用端末等に接続されたICカードリーダーライタと交信させる際に、当該ICカードリーダーライタは、このポイント対象カードデータ記憶部3の情報を読み取り、それに応じて、ポイントを発生させるかを決定する。ICカード1のポイント対象カードデータ記憶部3に当該ICカード1がポイント累積可能カードであることが記憶されていると、当該ICカードリーダーライタは、ポイントを発生さて、これを上位のポイント管理センター等に設置されているサーバーに送信する。
なお、メモリ16には、ここで示した各記憶部の他に、乗車区間や有効期間等の所定の定期券データを記憶する記憶部等の種々の記憶部を設ける得るものであるが、本発明には直接的に関係ないのでここでは割愛する。また、ICカード1は、自動改札機以外にも、クレジット端末と接続されたカードリーダーライタ、自動券売機などといった機器によっても、SFデータの引き去り等が可能に構成されるものである。
図2は、本発明の実施の形態に係るポイント管理システムの店舗側構成を示す図であり、図3は、本発明の実施の形態に係るポイント管理システムに用いるICカードリーダーライタのシステム構成を示す図である。
以下、決済用端末としては、POS端末を具体例に挙げながら説明するが、本明細書においては、「決済用端末」とはPOS端末、CAT端末、CCT端末、自動販売機などのも含むものである。
図2及び図3において、20はICカードリーダーライタ、21はCPU、22はRAM、23はROM、24は表示制御部、25は表示パネル、26は音声出力制御部、27はスピーカ、28は決済用端末通信制御部、29は通信制御部、30はリーダーライタ制御部、31はリーダーライタ部、40は決済用端末をそれぞれ示している。図2ではICカードリーダーライタ20の接続先として決済用端末を示しているが、ICカードリーダーライタ20はその他の売り上げ計上機器端末であるクレジット端末との接続も可能な汎用性のあるものである。ただ、この場合、決済用端末通信制御部28は、クレジット端末通信制御部へと変更される。また、本発明の動作は、CPU21が、ROM23に記憶されたシステムプログラムに基づいて、CPU21が、各制御部と協働することによって動作するものである。
図2において、ICカードリーダーライタ20と決済用端末40のペアであるPOnは店舗のレジスタとして用いられるひとつの決済用端末単位を示しており、この決済用端末単位POnはひとつの店舗に複数導入されたり、場所の異なった店舗に複数導入されたりすることが想定される。
ICカードリーダーライタ20は、解析機器によるICカードリーダーライタ20内の解析や不正な分解に対する耐タンパー性を有している。また、ICカードリーダーライタ20は、ICカード1から、SFデータ(金額データ)を引き去るものであるが、引き去る金額の設定は決済用端末40によってなされる。
図3において、ICカードリーダーライタ20の主制御は、ROM23に格納されているシステムプログラム及びRAM22に格納されているワーキングデータを用いてCPU(中央処理部)12が行う。CPU(中央処理部)は、CPU21に接続される各構成の制御の他に、ポイント発生等の演算処理なども行う。
CPU21には、表示パネル25を駆動する表示制御部24、スピーカ27を駆動する音声制御部26が接続されている。表示パネル25には、決済用端末40で設定された金額が表示されICカード1からの引き去り額として表示される。また、スピーカ27は、ICカード1がリーダーライタ部31にかざされて、ICカード1との無線通信が成功したときに「ピピッ」などの電子音を発生するように構成されている。
ICカードリーダーライタ20と決済用端末40とは、図示するように通信ラインで接続されており、決済用端末通信制御部28がICカードリーダーライタ20と決済用端末40間の通信制御を司る。
通信制御部29は、通信回線を介して、全てのICカードリーダーライタや全ての自動改札機、自動券売機等の駅務機器を管理するセンターに設けられるSFデータサーバ50に接続される。この通信制御部29は、CPU21の制御に基づいて、当該SFデータサーバ50等に対して所定の信号を出力するとともに、ネガチェックなどのSFデータサーバ50からの所定の信号の入力を受け付ける。
ICカード1との通信手段として機能するリーダーライタ部31は、ICカード1との間で無線通信を行う不図示のアンテナを備えている。このリーダーライタ部31は、CPU21による制御に基づいて、アンテナの交信エリア内にかざされたICカード1と交信し、ICカード1のカードIDデータ記憶部2やSFデータ記憶部4に記憶されている情報を読み取るとともに、ICカード1に対して、精算処理後の残額に対応した金額情報(SFデータ)などのデータの書き込みを行う。
次に、以上のように構成されたICカードリーダーライタ20と決済用端末40のペアにおける決裁処理、ポイント発生処理の動作について説明する。顧客による商品購入の代金の計算は、決済用端末40側にて行われ、顧客がICカード1による清算を希望した場合には、決済用端末40からICカードリーダーライタ20へと、ICカード1から引き落とすべき金額データを送信する。これを受信したICカードリーダーライタ20は、金額を表示パネル25に表示する。そして、顧客のICカード1がリーダーライタ部31にかざされると、ICカード1と無線通信を行い、当該ICカード1に係る情報、すなわち、ICカード1のカードIDデータ記憶部2、ポイント対象カードデータ記憶部3、SFデータ記憶部4からの情報を読み出す。
ICカードリーダーライタ20は、読み出されたデータのうちカードIDデータ記憶部2からの情報を参照して、当該ICカード1が不正利用されたものではないか等をチェックする。ポイント対象カードデータ記憶部3からのデータは、当該ICカード1がポイント対象カードであるかどうかの判断に利用される。
SFデータ記憶部4から読み出されたデータは、当該ICカード1にチャージされているSFデータ(金額データ)の残高情報として利用される。SFデータ記憶部4において、残高情報が顧客の利用代金に満たない場合には、ICカード1による決裁が不可能であることのワーニング表示などを行う。残高情報が顧客の利用代金以上ある場合には、ICカードリーダーライタ20は、残高情報から利用代金を引き去り、清算後の残高の情報につきSFデータ記憶部4に記録すると共に、当該ICカード1によるSFデータ使用に係る情報をSFデータサーバ50に、通信制御部29を介して送信する。
決裁を行ったICカード1がポイント対象カードでない場合には、ここで決裁の全てが完了する。ICカード1がポイント対象カードであった場合には、CPU21は利用料金に応じた発生ポイントを計算して、通信制御部50を介して、当該ICカード1による発生ポイント情報をポイントデータサーバ51に向けて送信する。
なお、顧客が利用代金の現金による決済を望み、かつICカード1のポイント累積を希望したような場合には、決済用端末40からICカードリーダーライタ20に送信された代金データに応じたICカードリーダーライタ20側でポイントを発生させる。ICカードリーダーライタ20は、かざされたICカード1のカードIDデータ記憶部2、ポイント対象カードデータ記憶部3の情報を読み出して、当該ICカード1がポイント対象カードである場合には、発生ポイントに係る情報を、当該ICカード1のIDデータとともにポイントデータサーバ51に向けて送信する。
次に、以上のように構成されたICカードリーダーライタ20と決済用端末40のペアがどのように中央の管理センターと接続されているかについて説明する。図4は、本発明の実施の形態に係るポイント管理システムの全体構成の概略を示す図である。図4において、50はSFデータサーバ、51はポイントデータサーバ、PO1乃至POnは決済用端末群、CD1乃至CDnはクレジット端末群、TV1乃至TVnは自動券売機群、TW1乃至TWnは自動改札機群、PE1乃至PEnはポイント交換機群をそれぞれ示している。
決済用端末単位はひとつの店舗に複数導入されたり、場所の異なった店舗に複数導入されたりすることが想定されており、このような複数の決済用端末単位の集合を、図4ではPO1乃至POnからなる決済用端末群として示している。決済用端末単位等が各店舗(ローカル側)に分散的に設置されるのとは異なり、SFデータサーバ50及びポイントデータサーバ51は、中央の管理センター等に設置されるものである。
クレジット端末単位CDnは、顧客が利用代金のクレジットカードによる決済を希望し、なおかつICカード1へのポイント累積についても希望するような場合に利用されるものである。クレジット単位CDnにおけるクレジット端末とICカードリーダーライタとの接続関係は、決済用端末とICカードリーダーライタとの接続関係と同様である。クレジット端末の場合には、クレジット端末により設定された決済代金は、クレジットカードによって決裁されるが、クレジット端末で設定された利用代金に係る金額データがICカードリーダーライタに送信され、ICカードリーダーライタで当該金額データに応じてポイントを発生するものである。クレジット端末単位CDnにおけるICカードリーダーライタは、当該ICカード1による発生ポイント情報をポイントデータサーバ51に向けて送信する。
自動券売機群TV1乃至TVnは、各駅に設けられたICカード1が利用可能な自動販売機の集合を示したものである。これらの自動販売機TV1乃至TVnはICカード1にチャージされたSFデータによって切符を購入することができたり、或いは、ICカード1にSFデータをチャージすることができたりするものである。自動販売機での鉄道料金利用料金に伴ってポイントを発生させる場合には、ICカード1による発生ポイント情報をポイントデータサーバ51に向けて送信する。ポイント発生の有無にかかわらず、鉄道料金利用料金の清算後のSFデータは、SFデータサーバ50に送信される。また、ICカード1にチャージされたSFデータについても、SFデータサーバ50に送信される。
自動改札機群TW1乃至TWnは、各駅に設けられるICカード1に対応した自動改札機の集合を示したものであり、ICカード10との間で無線通信を行うリーダーライタ部を備え、このリーダーライタの交信エリア内にかざされたICカード1と交信し、ICカード1のカードIDデータ記憶部2やSFデータ記憶部4に記憶されている情報を読み取るとともに、ICカード1に対して所定の情報、例えば、入場記録情報や出場記録情報、精算処理後の残額に対応した金額情報などを記録する。自動改札機での鉄道料金利用料金に伴ってポイントを発生させる場合には、ICカード1による発生ポイント情報をポイントデータサーバ51に向けて送信する。ポイント発生の有無にかかわらず、鉄道料金利用料金の清算後のSFデータは、SFデータサーバ50に送信される。
SFデータサーバ50は、発行されている全てのICカード1のIDデータとSFデータ残高情報を管理するものであり、決済用端末群PO1乃至POn、クレジット端末群CD1乃至CDn、自動券売機群TV1乃至TVn、自動改札機群TW1乃至TWnからのデータを収集して・データ更新すると共に、不正使用の疑義があるICカード1のIDデータを管理しておき、そのようなカードの使用を不能とするように、末端の端末群・自動販売機群・自動改札機群に対してデータ配信を行う。
ポイントデータサーバ51は、発行されているICカード1のうちポイント対象カードのIDデータと累積ポイントデータを管理するものであり、決済用端末群PO1乃至POn、クレジット端末群CD1乃至CDn、自動券売機群TV1乃至TVn、自動改札機群TW1乃至TWnにて発生した対象カードICカード1に係るポイントデータを収集して、各カードのデータ毎にポイントを累積する。より具体的には、ポイントデータサーバ51は、ポイント対象カードであるICカード1それぞれのIDデータと累積ポイントを管理する。なお、ポイントデータは、SFデータサーバ50を経由してポイントデータサーバ51に送られる構成となっているが、必ずしもこのように構成する必要性はない。
ポイント交換機群PE1乃至PEnは、ポイント対象カードを所有する利用者にとって利便性がよい複数箇所に設置され、累積されたポイントをSFデータに交換したり、ICカードにポイントがどのくらい累積しているかを照会したりするサービスを行う機器の集合である。このようなポイント交換機の動作としては、まず、ICカード1のカードIDデータ記憶部2、ポイント対象カードデータ記憶部3、SFデータ記憶部4の各データを読み取り、そして、当該ICカード1がポイント対象カードであった場合には、カードIDによりポイントデータサーバ51対して、累積されたポイントを照会し、照会したポイントに応じて、ポイントデータをSFデータへと変換して、SFデータ記憶部4に変換されたSFデータを加算する。当該ICカード1のSFデータへと変換されたポイント分は、ポイントデータサーバ51から消去される。また、当該ICカード1について、ポイントデータがSFデータに変換された旨の情報は、ポイントデータサーバ51を経由してSFデータサーバ50にも送信され、SFデータサーバ50が所有する当該ICカード1のSFデータも更新される。
以上、本発明のポイント管理システムによれば、耐タンパー性を有するICカードリーダーライタによってポイントを発生させて、ポイント自体はICカードに累積させるのでなく、センターのサーバ側で管理するので、係員による不正や改ざんが困難である。また、ポイントの発生は、センター側ではなくローカル側であるICカードリーダーライタや、自動券売機、自動改札機にて行い、センター側ではポイントの累積等の管理を行うだけであるので、センター側の負荷が少ない。
本発明の実施の形態に係るポイント管理システムに用いるICカードのシステム構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係るポイント管理システムの店舗側構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係るポイント管理システムに用いるICカードリーダーライタのシステム構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係るポイント管理システムの全体構成の概略を示す図である。
符号の説明
1・・・ICカード、2・・・カードIDデータ記憶部、3・・・ポイント対象カードデータ記憶部、4・・・SFデータ記憶部、11・・・アンテナ部、12・・・電力生成部、13・・・通信制御部、14・・・I/Oユニット、15・・・CPU、16・・・メモリ、20・・・ICカードリーダーライタ、21・・・CPU、22・・・RAM、23・・・ROM、24・・・表示制御部、25・・・表示パネル、26・・・音声出力制御部、27・・・スピーカ、28・・・決済用端末通信制御部、29・・・通信制御部、30・・・リーダーライタ制御部、31・・・リーダーライタ部、40・・・決済用端末、50・・・SFデータサーバ、51・・・ポイントデータサーバ

Claims (7)

  1. 耐タンパー性を有するICカードリーダーライタと、当該ICカードリーダーライタと非接触で交信を行うICカードによって構成されるポイント管理システムにおいて、
    当該ICカードリーダーライタは各店舗に設置される決済用端末と通信可能に接続され、当該決済用端末で設定された決済代金をICカードから引き去り、当該決済代金に応じたポイントを発生させると共に、当該決済代金に係るSFデータ、発生したポイントに係るポイントデータを管理センター等に設置された上位サーバに送信することを特徴とするポイント管理システム。
  2. 耐タンパー性を有するICカードリーダーライタと、当該ICカードリーダーライタと非接触で交信を行うICカードによって構成されるポイント管理システムにおいて、
    当該ICカードリーダーライタは各店舗に設置される決済用端末と通信可能に接続され、当該決済用端末で設定された決済代金は現金にて決裁し、当該決済代金に応じたポイントをICカード発生させると共に、発生したポイントに係るポイントデータを管理センター等に設置された上位サーバに送信することを特徴とするポイント管理システム。
  3. 耐タンパー性を有するICカードリーダーライタと、当該ICカードリーダーライタと非接触で交信を行うICカードによって構成されるポイント管理システムにおいて、
    当該ICカードリーダーライタは各店舗に設置されるクレジット端末と通信可能に接続され、当該クレジット端末で設定された決済代金をクレジットカードにて決済し、当該決済代金に応じたポイントをICカードに発生させると共に、発生したポイントに係るポイントデータを管理センター等に設置された上位サーバに送信することを特徴とするポイント管理システム。
  4. 当該ICカードには、当該ICカードがポイント対象カードであるかないかに係るデータが記憶されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のポイント管理システム。
  5. 前記上位サーバは、前記SFデータをカードID毎に管理するSFデータサーバと、前記ポイントデータをカードID毎に管理するポイントデータサーバとであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のポイント管理システム。
  6. 当該ICカードには、前記ポイントデータを記憶するメモリを有しないことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のポイント管理システム。
  7. 当該ICカードの前記ポイントデータの累積は前記ポイントデータサーバで管理することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のポイント管理システム。
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