JP2002197381A - カード管理システム及びサブカード - Google Patents

カード管理システム及びサブカード

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JP2002197381A
JP2002197381A JP2000393636A JP2000393636A JP2002197381A JP 2002197381 A JP2002197381 A JP 2002197381A JP 2000393636 A JP2000393636 A JP 2000393636A JP 2000393636 A JP2000393636 A JP 2000393636A JP 2002197381 A JP2002197381 A JP 2002197381A
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card
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sub
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usage limit
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JP2000393636A
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Akira Umegaki
陽 梅垣
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Namco Ltd
Original Assignee
Namco Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Credit Cards Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カードそのものの利便性が高く、しかもカー
ドの盗難や偽造というような被害にあっても、その被害
を最小限に止めることが可能な、安全性の高いカード管
理システムを提供すること。 【解決手段】 このカード管理システムの管理サーバ1
00は、メインカードと、前記メインカードに関連付け
て発行された少なくとも一つのサブカードのカード利用
が、各カードの利用限度額の範囲内で行われるように、
各カードの利用を管理する利用限度額管理手段112を
有する。そして、前記利用限度額管理手段112は、端
末300から入力されるメインカードオーナのリクエス
トに応じ、前記サブカードの利用限度額を所与の条件に
従い変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カードシステム及
びサブカード、特に、ユーザに付与されたカードの利用
限度額を管理するカード管理システム及び利用限度額の
設定されたサブカードに関する。
【0002】
【背景技術】今日、例えばクレジットカードや、キャッ
シュカード等は、その利便性が高いことから、日本国内
のみならず海外においても幅広く用いられている。
【0003】例えば、クレジットカードを例にとると、
ユーザがカードの申し込みをすると、カード会社は審査
を行い、ユーザの信用度に応じて一定の利用限度額を与
信枠として設定する。そして、ユーザはこのクレジット
カードを、この与信枠の範囲内で使用することができ
る。
【0004】また、キャッシュカードの場合、ユーザは
キャッシュディスペンサーにキャッシュカードをセット
し、所定の暗証番号を入力することにより、自分の預金
の範囲内で現金の払い戻しを受けることができる。
【0005】これらクレジットカードや、キャッシュカ
ードは、いずれもカードに組み込まれた磁気テープ内
に、暗証番号やその他の付随データが記憶されており、
カード使用時に、このデータを機械が読み込んで、ホス
トコンピュータとの間で信用照会等を行い、この照会結
果に基づいて、クレジットカードの使用やキャッシュカ
ードの使用が許可されるように、システム全体が構築さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、クレジットカ
ードに与えられている与信枠が大きい場合や、キャッシ
ュカードにより引き出すことができる金額が大きい場
合、カードの盗難や、悪用による被害も大きくなるとい
う問題がある。
【0007】例えば、クレジットカードの使用時に、こ
のクレジットカードの磁気テープに記憶されているデー
タが悪意の第三者によって読みとられると、偽造カード
を容易に作成することができ、ユーザの知らないうち
に、偽造カードが悪用され、大きな被害を被ってしまう
という事件が発生する。
【0008】また、キャッシュカードが第三者によって
盗まれた場合にも、暗唱番号等が解析されると、ユーザ
の知らないうちに多額の現金が引き出されてしまうとい
う問題もある。
【0009】このような問題を解決する1つの手段とし
て、例えばクレジットカード等を例にとると、1枚のマ
スターカードに対し複数枚のカードをファミリーカード
として付与し、各ファミリーカードの利用限度額を、申
し込み時に所定の金額に制限することも行われている。
【0010】しかし、このようなファミリーカードシス
テムでは、一旦各カードの利用限度額を設定すると、容
易にこれを変更することができないため、家族の1人に
付与したファミリーカードの利用限度額を、必要に応じ
て変更し、例えば海外旅行期間中だけ増やすという使い
方ができず、使い勝手が悪いという問題があった。
【0011】本発明は、このような課題に鑑みがなされ
たものであり、その目的は、カードそのものの利便性が
高く、しかもカードの盗難や偽造というような被害にあ
っても、その被害を最小限に止めることが可能な、安全
性の高いカード管理システム及びサブカードを提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】(1)前記目的を達成す
るため、本発明のカード管理システムは、カードの利用
限度額の範囲内でカードの利用が行われるように各カー
ドの利用を管理するとともに、前記カードの利用限度額
を、カードオーナのリクエストに応じ変更する利用限度
額管理手段を有することを特徴とする。
【0013】また、本発明のカード管理システムは、カ
ードの利用限度額の範囲内でカードの利用が行われるよ
うに各カードの利用を管理するとともに、前記カードの
利用限度額を、カードオーナのリクエストに応じ前記カ
ードオーナに与信された利用限度額の範囲内で変更する
利用限度額管理手段を有することを特徴とする。
【0014】本発明によれば、カード利用の限度額を、
カードのリクエストに応じてカードユーザの生活に合わ
せて適宜変更できるため、極めて利便性の高いカードを
カードユーザに提供することができ、しかも、常に限度
額が高額な値に設定されるカードを持ち歩く場合に比
べ、安全性の高いカード利用が可能なカード管理システ
ムを実現することができる。
【0015】(2)また、本発明のカード管理システム
は、メインカードと、前記メインカードに関連付けて発
行された少なくとも一つのサブカードのカード利用が、
各カードの利用限度額の範囲内で行われるように、各カ
ードの利用を管理する利用限度額管理手段を有し、前記
利用限度額管理手段は、メインカードオーナのリクエス
トに応じ、前記サブカードの利用限度額を所与の条件に
従い変更することを特徴とする。
【0016】本発明によれば、メインカードに関連付け
てサブカードか発行されている場合に、サブカードの利
用限度額を、メインカードオーナのリクエストに応じて
適宜変更することができる。従って、このサブカードを
使用することにより、利用限度額が高額に設定されがち
なメインカードを持ち歩いて使用する場合に比べ、カー
ドユーザにとって利便性が高く、しかも偽造、盗難等に
伴うカード被害を最小限とすることができる、安全性の
高いカード利用が可能なカード管理システムを実現する
ことができる。
【0017】特に、本発明によれば、メインカードのオ
ーナのみが、サブカードの利用限度額を変更できるた
め、例えばサブカードが複数枚発行されている場合で
も、メインカードオーナは、各サブカードの管理を安全
かつ確実に行うことができる。
【0018】(3)また、本発明において、前記カード
の利用限度額は、前記カードの利用項目別に変更するこ
とが好ましい。
【0019】クレジットカードを例にとると、カードの
利用項目としては、例えば支払い用の使用項目や、キャ
ッシング用の使用項目等がある。
【0020】(4)また、本発明のカード管理システム
において、前記メインカードの与信枠又は利用限度額は
利用項目別に設定され、前記前記サブカードの利用限度
額は、利用項目別に設定され、かつ項目別の利用限度額
はメインカードの対応する利用項目の利用限度額又は与
信枠の範囲内で変更されることが好ましい。
【0021】本発明によれば、サブカードの各利用項目
別の利用額が、メインカードの対応する利用項目の利用
限度額または与信枠を越えることがない。このため、メ
インカードが発行された場合には、このメインカードに
関連付けてサブカードの発行をスムースに行え、しか
も、そのカードの利用限度額の管理を行うことができる
カード管理システムを実現できる。
【0022】特に、本発明によれば、サブカードの各利
用項目別の利用限度額を、カードユーザの生活に合わせ
た額に適宜変更できるため、カードの利便性が高く、し
かも、安全性の高いカード利用が可能なカード管理シス
テムを実現できる。
【0023】(5)また、本発明のカード管理システム
において、前記メインカードに関連付けて複数のサブカ
ードが発行されている場合、前記利用限度額管理手段
は、メインカードオーナのリクエストに応じ、前記各サ
ブカードの利用限度額を、その合計額が前記メインカー
ドの利用限度額又は与信枠の範囲内で変更することが好
ましい。
【0024】本発明によれば、メインカードに関連付け
て複数のサブカードが発行される場合でも、各サブカー
ドの利用限度額の合計値が、メインカードの与信枠また
は利用限度額の範囲内となるという条件を満足すれば、
各サブカードの利用限度額を任意に変更できる。このた
め、カードユーザの利便性が高く、しかもカード利用の
安全性を高めることができる。特に、各サブカードを、
複数のカードユーザが使用する場合でも、各カードユー
ザのニーズや条件に合わせて、その利用限度額を設定で
きるため、例えばファミリーカードとしても、または法
人カードとしても、利便性及び安全性が高いカード管理
システムを実現できる。
【0025】(6)また、本発明のカード管理システム
は、カード利用端末から回線を介してカード利用情報を
取得し、カード利用端末にカード利用の許可を与えるこ
とを特徴とする。
【0026】(7)また、本発明のカード管理システム
において、前記利用限度額管理手段は、メインカードオ
ーナがアクセスした端末からのリクエストに応じ、前記
サブカードの利用限度額を変更することを特徴とする。
【0027】このように、本発明によれば、メインカー
ドオーナが端末からアクセスし、各サブカードの利用限
度額をほぼリアルタイムで変更することができるため、
より利便性の高いカード管理システムを実現できる。
【0028】特に、本発明によれば、メインカードのオ
ーナのみが、サブカードの利用限度額を変更できるた
め、例えばサブカードが複数枚発行されている場合で
も、メインカードオーナは、各サブカードの管理を安全
かつ確実に行うことができる。
【0029】(8)また、本発明のカード管理システム
は、所与のルールに従いカード利用情報をカードの利用
時点から所定の短期間でメインカードオーナ及びサブカ
ードユーザの少なくとも一方に通知する通知手段を含む
ことを特徴とする。
【0030】本発明によれば、カード利用、例えばサブ
カードのいずれかが利用された場合には、その利用時点
から所定の短時間でメインカードオーナ及びサブカード
ユーザの少なくとも一方にその旨が通知される。従っ
て、不正にカードが使用された場合に、メインカードオ
ーナまたはカードユーザはこれにいち早く気づくことが
でき、カードの不正使用による被害の拡大を防止するこ
とができる。
【0031】ここにおいて、通知するカード利用情報と
しては、実際にカード利用がなされた場合のみならず、
カード利用が何らかの理由で拒絶された場合にも、これ
をカード利用情報として通知するように構成すること
が、安全管理上好ましい。
【0032】また、通知手段としては、電子メール、そ
の他各種の手段を採用することができる。
【0033】(9)また、本発明のカード管理システム
において、前記利用限度額管理手段は、有効期間を指定
し、その有効期間内における前記サブカードの累積利用
限度額として、前記利用限度額を変更することを特徴と
する。
【0034】本発明によれば、所定の有効期間内におけ
る、サブカードの累積利用限度額を適宜設定することが
できるため、例えば大きな買い物をする場合や、海外旅
行に行く場合等、その必要性に合わせて、有効期間を設
定し、かつ、累積利用限度額を高額に設定することがで
きる。これにより、カードの利便性を極めて高いものと
することができるとともに、その有効期間経過後は、高
額に設定された累積利用限度額ではなくなるため、サブ
カードの盗難、偽造等に伴うカード被害を、未然に、ま
たは最小限にすることができるカード管理システムを実
現できる。
【0035】(10)なお、前記各発明において、限度
額管理手段が変更管理することができる利用限度額とし
ては、前述した一定期間内のカードの累積利用に伴う累
積利用限度額のみならず、1回毎の個別利用限度額も、
適宜変更設定できるようにシステムを構築することが好
ましい。
【0036】(11)また、本発明のカード管理システ
ムにおいて、前記利用限度額管理手段は、カードオーナ
のリクエストに応じ利用限度額の変更を行った場合、当
該カードオーナからの利用開始申し込み受け付けを条件
として、当該カードの利用を許可することを特徴とす
る。
【0037】また、本発明のカード管理システムにおい
て、前記利用限度額管理手段は、カードオーナのリクエ
ストに応じ利用限度額の変更を行った場合、当該カード
オーナからの利用開始申し込み受け付けを条件としてそ
の時点から所定時間経過後に、当該カードの利用を許可
することを特徴とする。
【0038】本発明によれば、カードオーナからの利用
開始申し込みの受け付けを条件として、カード利用を許
可するため、より安全性の高いカード利用が可能なカー
ド管理システムを提供できる。
【0039】ここにおいて、カードオーナからの利用申
し込みの受け付けは、ネットワーク等を介してコンピュ
ータや、通信携帯端末から受け付けてもよく、また電話
により、管理システム側のオペレータが受け付け、その
受け付けデータを、利用限度額管理手段として機能する
コンピュータに入力するように構成してもよい。
【0040】(12)また、本発明のカード管理システ
ムにおいて、前記カードは、クレジットカード及びキャ
ッシュカードの少なくとも一方の機能を備えたカードで
あることを特徴とする。
【0041】(13)また、本発明は、メインカードに
関連付けて発行された少なくとも一つのICカード型の
サブカードであって、サブカードの利用がその利用限度
額の範囲内で行われるようにカード利用を管理する利用
限度額管理手段を有し、前記利用限度額管理手段の管理
する利用限度額は、メインカードオーナのリクエストに
応じ、メインカードの利用限度額又は与信枠の範囲内で
変更されることを特徴とする。
【0042】また、本発明のサブカードにおいて、前記
利用限度額は、利用項目別に設定され、かつ項目別の利
用限度額はメインカードの対応する利用項目の利用限度
額又は与信枠の範囲内で変更されることを特徴とする。
【0043】また、本発明のサブカードにおいて、前記
メインカードに関連付けて複数のサブカードが発行され
ている場合、前記利用限度額管理手段の管理する利用限
度額は、メインカードオーナのリクエストに応じ、前記
各サブカードの利用限度額の合計額が前記メインカード
の利用限度額又は与信枠の範囲内で変更されることを特
徴とする。
【0044】さらに、本発明のサブカードにおいて、前
記利用限度額管理手段の管理する利用限度額は、有効期
間を指定し、その有効期間内における前記サブカードの
累積利用限度額として変更されることを特徴とする。
【0045】また、本発明のサブカードにおいて、クレ
ジットカード及びキャッシュカードの少なくとも一方の
機能を備えたことを特徴とする。
【0046】本発明によれば、メインカードに関連付け
てICカード型のサブカードが発行されている場合で
も、カード利用に際しての利便性が高く、しかも安全性
の高いカードの利用管理を行うことができるサブカード
を実現することができる。
【0047】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るカード管理シ
ステムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0048】図1は、本実施の形態のカード管理システ
ムが管理するカードの概略説明図である。
【0049】本実施の形態では、カードの申し込みがあ
ると、カード会社は申込者の審査を行い、当該申込者に
対しその信用度に応じた所定の与信枠の金額を設定し、
支払いのためのクレジット支払い機能(以下支払い機能
という)及び現金引き出しのためのキャッシング機能を
有するメインカード10を付与する。
【0050】また、本実施の形態では、メインカード1
0に関連付けて、複数のサブカード20−1、20−2
…がメインカードオーナやメインカードオーナの管理下
にあるユーザに付与される。ここでは、A、B…Eの5
枚のサブカード20−1、20−2…20−5が付与さ
れているものとする。
【0051】そして、各カード10、20のメモリ、例
えば磁気テープには、固有のカード番号、暗証番号、カ
ードユーザの名前、生年月日及びその他必要なデータ
が、カード利用端末から読みとり可能な形式で記憶され
ている。
【0052】図2は、前記メインカード10及びサブカ
ード20の一例を示す。
【0053】図2(A)に示すように、本実施の形態の
メインカード10には、支払い用利用限度額とキャッシ
ング用の利用限度額という利用項目別に、利用限度額が
個別に設定されている。ここでは、それぞれ100万円
が設定されている。
【0054】また、図2(B)に示すように、サブカー
ド20には、支払い用の利用限度額と、キャッシング用
の利用限度額という利用項目別に、利用限度額が個別に
設定されている。
【0055】本実施の形態において、前記サブカード2
0の各利用項目別の利用限度額は、2つのタイプに分け
られて設定される。
【0056】その1つは、1回のカード利用の限度額を
制限する個別利用限度額である。ここでは、個別利用限
度額として、その支払い用限度額は5万円、キャッシン
グ用限度額は1万円に設定されている。
【0057】他の1つは、所定期間内におけるカードの
累積利用の限度額(期間累積利用限度額)である。ここ
では、期間累積利用限度額として、支払い用利用限度額
は10万円、キャッシング用利用限度額は5万円に設定
されている。
【0058】なお、個別利用限度額の支払い用限度額
は、期間累積利用限度額の支払い用限度額を上回ること
がない額に設定し、さらに個別利用限度額のキャッシン
グ用利用限度額は、期間累積利用限度額のキャッシング
用利用限度額を上回らない値に設定されることになる。
【0059】また、サブカード20には、設定された利
用限度額の有効期間が設定される。設定された各利用限
度額が有効となる開始日及び終了日が設定される。
【0060】本実施の形態において、前記各サブカード
20−1、20−2…20−5の利用限度額は、メイン
カード10のカードオーナのリクエストに応じて、所定
の条件に基づき任意に変更可能に、カード管理システム
が構築されている。
【0061】サブカード20の利用限度額は、カードユ
ーザの生活に合わせた支払い用利用限度額や、キャッシ
ング用利用限度額に設定できるため、通常の生活におい
ては、メインカード10を家に保管しておき、サブカー
ド20を携帯し、使用することで、カードの盗難、偽造
による被害を最小限に止めることができる。
【0062】本実施の形態では、5枚のサブカード20
−1、20−2…20−5は、それぞれ別のカードユー
ザが使用することとなるため、各カードユーザの生活に
合わせた個別の利用限度額がそれぞれ設定される。
【0063】このとき、各サブカード20−2、20−
2…20−5のクレジットカード利用限度額は、各サブ
カード20の支払い用利用限度額の合計値がメインカー
ド10の支払い用利用限度額である100万円を越えな
い範囲で、メインカードオーナが任意に設定可能に形成
されている。
【0064】同様に、各サブカード20−1、20−2
…20−5のキャッシング用利用限度額も、その合計額
が、メインカード10のキャッシング用利用限度額であ
る100万円を越えない範囲で、メインカードオーナに
よって任意の額に設定可能に形成されている。
【0065】従って、5枚のサブカード20−1、20
−2…20−5を、5人家族の各人が所有する場合を想
定すると、各サブカードユーザの生活に合わせた利用限
度額及び有効期間の設定を行うことができる。例えば、
サブカード20−1を父親が所有し、サブカード20−
2を母親が所有し、サブカード20−3〜20−5を、
3人の子供が使用する場合を想定すると、父親、母親の
サブカード20−1、20−2の各利用項目別の利用限
度額を高く設定し、3人の子供がそれぞれ利用するサブ
カード20−3、20−4、20−5の利用限度額は、
子供の年齢等に合わせた少額に個別設定することができ
る。
【0066】さらに、本実施の形態によれば、各サブカ
ード20の利用限度額は、その有効期間を指定できるこ
とは前述した。
【0067】従って、海外旅行などに行くサブカードユ
ーザに対しては、その旅行期間内を有効期間として指定
し、この期間内においてのみ通常より高い利用限度額を
設定することができる。
【0068】また、本実施の形態では、子供への小遣い
や仕送りを、サブカード20を介して行うことができ
る。例えば、子供に付与したサブカード20−3〜20
−5の有効期間を1ヶ月毎に更新(自動更新するように
システムを構築してもよい)し、かつ、その有効期間内
における各利用項目別の利用限度額を、その都度設定す
ればよい。このようにすることにより、実際の現金の授
受を行うことなく、子供に小遣いを支給し、また親元か
ら離れて学校に通う子供に対する仕送りをすることがで
きる。
【0069】しかも、本実施の形態のシステムでは、後
述するように、各サブカード20の利用状況がカードオ
ーナに、カード利用があった時点から所定の短時間内で
通知される。従って、仮にサブカード20が盗まれた
り、偽造されたりして、悪用されることがあった場合で
も、カードオーナは直ちにこのような事態に気が付き、
被害を最小限に止めることができる。
【0070】また、カード利用の通知が、カードオーナ
になされるため、サブカード20を子供に付与した場合
でも、子供のカード利用の状況を、両親が適宜正確に把
握することができる。
【0071】図3には、本実施の形態のシステムの機能
ブロック図が示されている。
【0072】本実施の形態のカード管理システムは、管
理サーバ100として構成され、通信回線を介してカー
ド利用端末であるクレジットカード加盟店の利用端末2
00や、キャッシュディスペンサーとしての利用端末2
10と接続され、これら利用端末200、210から回
線を介してカード利用情報を取得し、カードの利用が、
カードの利用限度額の範囲内で適切かつ真性に行われる
ように各カードの利用状況を管理し、各カード利用端末
200、210にカードの利用許可を与えるように構成
されている。
【0073】さらに、管理サーバ100は、インターネ
ット等のネットワークを介して家庭用のパーソナルコン
ピュータ300と接続可能に形成されるとともに、通信
回線を介して、画像表示機能を有する通信携帯端末31
0、例えば携帯電話等に接続可能に形成されている。
【0074】そして、管理サーバ100は、パーソナル
コンピュータ300や通信端末310から、メインカー
ド10のカードオーナが所定の暗証番号を入力してアク
セスし本人認証を行ったときに、前述したように、その
メインカード10に関連付けて発行された複数のサブカ
ード20の利用限度額及び有効期間を項目別に変更でき
るように構成されている。
【0075】さらに、この管理サーバ10は、カード利
用端末200、210において、メインカード10また
はサブカード20の利用がなされた場合、または利用に
関連する問い合わせがなされた場合に、その時点から所
定の短時間の間(例えばほぼリアルタイムでもよく、例
えば1時間後でもよい)に、このような利用情報または
その問い合わせ情報を所定の条件に基づき当該カードの
カードオーナが登録した連絡先に通信するように構成さ
れている。例えば、カードオーナや、カードユーザのメ
ールアドレスが登録されている場合には、このメールア
ドレスへカード利用状況をメールとして通知する。これ
により、家庭用のPC300で、この通知を受け取るこ
とができ、また携帯端末310でもこの通知を受け取る
ことができ、カードオーナや、カードユーザは、カード
の利用状況をさほどの時間遅れなく、把握することがで
きる。
【0076】このような処理を行うために、管理サーバ
100は、処理手段110と、メモリ140を含んで構
成される。
【0077】処理手段110は、各種の管理を行う管理
手段112と、各種の通知等を行う通知手段114とし
て機能するように構成されている。
【0078】さらに、メモリ140には、カードオーナ
のデータ150、メインカード10のデータ160、サ
ブカード20のデータ170及びその他のデータが記憶
されている。
【0079】カードオーナデータ150には、カードオ
ーナに対して、メインカード10の各利用項目別に設定
された与信枠のデータが含まれる。
【0080】メインカード10のデータ160には、メ
インカード10の番号、暗証番号、各利用項目別の利用
限度額160及びその他のデータが含まれる。
【0081】サブカード20のデータ170には、カー
ド番号、暗証番号や、各利用項目別の利用限度額のデー
タ172や、有効期間、その他のデータが含まれる。
【0082】図5には、本実施の形態の管理サーバ10
0が行う、各カードの利用限度額設定処理のフローチャ
ートが示されている。
【0083】例えば、図1に示すメインカード10のカ
ードオーナが、これに関連付けて発行された各サブカー
ド20の利用限度額を変更する場合を想定する。
【0084】メインカード10のオーナが、パーソナル
コンピュータ300または携帯端末310を用いて管理
サーバ100にアクセスすると(ステップS10)、管
理サーバ100は、アクセスした端末300または31
0に対し、本人確認用の入力用画面データを送信する。
【0085】これにより、アクセスした端末300また
は310の画面上には、図4(A)に示すような画面が
表示され、メインカードオーナは、このメニュー画面の
各項目にしたがってメインカード10のカード番号、暗
証番号、自分の名前、生年月日及びその他必用なデータ
を入力する(ステップS20)。
【0086】この入力データは、管理サーバ100の管
理手段112によって端末300または310から取得
され、メモリ140に記憶されたデータと照合され、本
人確認が行われる。
【0087】そして、管理サーバ100は、ステップS
30において、真正なメインカードオーナでないと判断
した場合(例えば暗唱番号入力ミスなどがあった場
合)、ステップS40で、端末300または310上に
エラーメッセージを表示させ、再度データ入力のやり直
しを行うか否かを問い合わせる。
【0088】データの再入力を行うとの回答がある場合
には、再度図4(A)に示す画面を端末300または3
10上に表示させ、前述したステップS20、S30の
処理を繰り返して行う。
【0089】再入力を行わない場合(ステップS5
0)、そのまま入力動作を終了する。
【0090】また、管理サーバ100は、前記ステップ
S30において、真正なメインカードオーナであると判
断した場合、次にステップS60において、メインカー
ド10に関連付けて付与された各サブカード20の設定
変更用の処理を行う。
【0091】このステップS60においては、該当する
端末300または310に、カードオーナに対して各項
目ごとに与えられた与信枠の額を表示させるとともに、
メインカード10の各利用項目別の利用限度額を表示さ
せる。
【0092】これに加えて、現在各サブカード20に設
定されている、各利用項目別の利用限度額及び有効期間
も表示させる。
【0093】さらに、管理サーバ100は、メインカー
ド10に関連して付与されている複数のサブカード20
の中から、どのカードの設定変更を行うか否かの問い合
わせ画面を端末300または310に表示させる。カー
ドオーナは、このようなデータを参照しながら、端末3
00または310を用いて設定変更を行うサブカード2
0を選択する。管理サーバ100はこの選択データを取
得し、次に端末300または310に、図4(B)に示
すサブカード20における限度額変更用のメニュー画面
を表示させる。
【0094】このメニュー画面では、該当するサブカー
ド20に対し、1回のカード使用毎の個別利用限度額を
各利用項目別に設定でき、さらに所定の有効期間内にお
ける累積期間利用限度額を、各利用項目別に設定するこ
とができ、さらに有効期間の開始日及び終了日を入力す
るようになっている。
【0095】さらに、各利用項目別の利用限度額として
は、カードを用いた支払い用の利用限度額と、キャッシ
ング用の利用限度額がそれぞれ個別に設定可能になって
いる。
【0096】カードオーナは、このメニュー画面にした
がって、サブカード20の利用限度額を項目別に入力す
るとともに、有効期間を入力する。
【0097】ここで、注意しなければならないのは、サ
ブカード20の各利用項目別の利用限度額は、全サブカ
ードの項目別の利用限度額の合計が、メインカード10
の各利用項目別の利用限度額の範囲内となるようにその
入力を行うことである。
【0098】具体的には、各サブカード20の個別利用
限度額については、全サブカード20の項目別の利用限
度額の合計が、メインカード10の項目別の利用限度
額、すなわち支払い用利用限度額100万円と、キャッ
シング用利用限度額100万円を上回らない範囲内で設
定することが要求される。
【0099】同様に、各サブカード20の期間累積利用
限度額も、全サブカード20の項目別の利用限度額の合
計がメインカード10の各項目、すなわちクレジットカ
ードとしての利用限度額100万円と、キャッシングカ
ードとしての利用限度額100万円を上回らない範囲内
で設定することが要求される。
【0100】管理サーバ100は、これらの条件を満足
するか否かを判断する(ステップS70)。そして、満
足しない設定額が入力されたと判断した場合には、設定
変更の許可を与えず、ステップS90で端末300また
は310にエラーメッセージを表示させ、再入力を行う
か否かを問い合わせる。再入力を行う場合(ステップS
100)には、再度端末300または310上に図4
(B)に示す画面を表示させ、ステップS60、S70
の処理を繰り返し行う。再入力を行わない場合(ステッ
プS100)には、入力処理を終了する。
【0101】また、ステップS70で、設定入力が条件
を満足したと判断された場合には、次にステップS80
において、管理サーバ100は、該当するサブカード2
0の各利用限度額の設定変更処理や、有効期間の設定変
更処理を行う。
【0102】なお、ここでは、説明を容易にするため
に、1枚のサブカード20の設定変更を行う場合を例に
とり説明したが、本実施の形態のようにカードが複数枚
存在する場合には、ステップS60において、設定変更
を行うカードをあらかじめ複数枚選択しておき、各カー
ドについて図4(B)に示すメニュー画面にしたがって
設定変更入力を行うように構成すればよい。
【0103】このようにして、本実施の形態によれば、
メインカード10のカードオーナは、各サブカード20
の利用限度額を、例えば家庭用のパーソナルコンピュー
タ300や携帯端末310を用いて、随時変更すること
ができるため、各サブカード20の利用者の生活パター
ンにあったカードの利用限度額の設定を随時行うことが
でき、サブカード利用者の利便性を高めることができ
る。
【0104】特に、本実施の形態によれば、カード利用
者は、利用限度額が比較的高額に設定されるメインカー
ド10を携帯することなく、利用限度額が所定の範囲内
に制限されたサブカード20を携帯し、カード利用を行
うことができるため、カード利用に際しての安全性は極
めて高いものとなる。
【0105】なお、必要に応じて、各サブカード20の
利用限度額及び有効期間は、特別な変更入力がない場合
には、自動的に更新されるようにシステムを構築しても
よい。
【0106】また、本実施の形態の管理サーバ100
は、メインカード10や、サブカード20が利用端末2
00、210で使用された場合に、処理手段110がそ
の利用状況をリアルタイムで把握する。そして、これら
カードの利用が確認された場合や、カードの利用許可を
拒絶した場合には、これをカード利用情報として、通知
手段114があらかじめ登録してあるメインカードオー
ナのメールアドレスや、サブカードユーザのメールアド
レスにメール送信する。
【0107】図6には、このような通知メールの一例が
示されている。
【0108】これにより、カードオーナや、カードユー
ザが、不審なカード利用をほぼリアルタイムで把握する
ことができるため、カードの盗難、偽造による、カード
の悪用に起因する被害を最小限にとどめることができ
る。
【0109】なお、このようなカード利用情報の通知
は、所定のルールに基づき行うように構成してもよい。
例えば、少額のカード利用情報が、その都度通知される
煩雑さから解消されるために、ある一定金額以上のカー
ド利用があった場合に、これを前述したようにメインカ
ードオーナや、カードユーザに通知するようにしてもよ
い。
【0110】この場合、管理サーバ100は、前述した
カード利用限度額設定変更時に、通知を希望する最低取
引額をユーザが端末300または310を介して入力す
るように、これら各端末300または310に入力用メ
ニュー画面を表示させる。そして、サブカード20の各
利用項目別の個別利用額や、期間累積利用額の入力を受
け付け、その設定を行うように構成してもよい。例え
ば、1回当たりのカード利用額が1万円を越え、かつ、
所定期間内におけるカード累積利用額が3万円を越える
場合に、前記通知を行うというような通知条件の受け付
けを管理サーバ100が行い、この条件に合致したカー
ド利用があった場合に、管理サーバ100がその旨を該
当する端末300または310に通知するように構成す
る。
【0111】また、前記実施の形態においては、サブカ
ード20の有効期間が設定された場合には、有効期間の
開始日から、設定された条件でサブカード20のカード
利用が可能となる場合を例にとり説明したが、本発明は
これに限らず、このような条件を加えて、または前述し
た有効期間という条件に変えて、次のようにカードの使
用開始時期を設定するようにしてもよい。
【0112】すなわち、カードオーナのリクエストに応
じて前述したカードの利用限度額の設定変更を行った場
合、当該カードオーナからの利用開始の申し込みを、前
記利用限度額の設定変更の受け付けと同時またはこれと
は別に、家庭用のパーソナルコンピュータ300または
携帯端末310から受け付けてもよい。そして、その受
け付け時点から所定時間経過後、例えば5時間経過後
に、カード利用可能となるように管理サーバ100の管
理手段112が、該当するカードの利用管理を行うよう
に構成してもよい。なお、前記端末300または310
からの電子的な入力受け付けに変え、例えば携帯電話か
らサーバ管理者側のオペレータが、カード利用の開始申
し込みを電話で口頭により受け付け、その受け付け情報
を管理サーバ100に入力するようにして、その入力受
け付け後所定期間、例えば5時間経過後にカード利用が
可能となるようにシステムを構築してもよい。
【0113】なお、本実施の形態では、前述した実施の
形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内
で、各種の変形実施が可能である。
【0114】例えば、メインカード及びこれに関連して
発行されるサブカードがICカードとして発行されてい
る場合には、これらICカード内に組み込まれている利
用限度監視手段としてのICチップに、前述した実施の
形態と同様な機能を持たせることも可能である。
【0115】例えば、図7に示すように、サブカードと
して発行されたICカード内に、サブカードの利用がそ
の利用限度額の範囲で行われるように、カード利用を管
理する利用限度額管理手段として機能するICチップを
組み込む。そして、このICチップ内において、当該サ
ブカードの利用限度額を記憶するメモリの内容を、前記
実施の形態と同様にメインカードオーナのリクエストに
応じて所与の条件のもとで変更できるように構成すれば
よい。
【0116】このとき、サブカードの利用限度額は前記
実施の形態と同様に、各利用項目別に設定することが好
ましい。さらに1枚のメインカードに関連付けて複数の
サブカードが発行されている場合には、前記実施の形態
と同様に、全サブカードの利用限度額の合計がメインカ
ードに設定された利用限度額の範囲内となるように、各
サブカードの利用限度額が変更されるように形成すれば
よい。
【0117】このとき、利用限度額の設定入力は、前記
実施の形態と同様に、図4(B)に示すメニュー画面に
したがって図示しないICカードデータ書換装置により
行うように構成すればよい。
【0118】また、前記各実施の形態では、サブカード
20の利用限度額を、メインカード10の各利用項目別
に設定された利用限度額の範囲内で行う場合も例に取り
説明したが、本発明はこれに限らず、メインカード10
のカードオーナに対し、各利用項目別に与信された金額
の範囲内で、サブカード20の利用限度額を設定するよ
うに構成してもよい。
【0119】この場合、メインカード10の利用限度額
を、メインカードオーナに対し、あらかじめ与信された
利用限度額の範囲内で、適宜変更するように形成しても
よい。変更の手法は前記実施の形態と同様の手法によっ
て行うことができる。
【0120】また、前記各実施の形態では、本発明をク
レジットカードの管理を行うシステムに適用する場合を
例にとり説明したが、本発明はこれに限らず、銀行預金
を引き出すためのキャッシングカードや、その他のカー
ドを管理するシステムに幅広く適用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】メインカードと、これに関連して発行される複
数のサブカードとの関係を示す概略説明図である。
【図2】同図(A)は、メインカードの概略説明図であ
り、同図(B)は、サブカードの概略説明図である。
【図3】本発明が適用されたカード管理システムの実施
の形態の機能ブロック図である。
【図4】同図(A)は、カードの利用限度額の書換のた
めに端末からサーバにアクセスした場合に表示されるカ
ードオーナ確認画面の説明図であり、同図(B)は、サ
ブカードの利用限度額を変更する際に、表示されるメニ
ュー画面の説明図である。
【図5】本実施の形態のカード管理システムの動作を示
すフローチャート図である。
【図6】カード利用があった場合に、カードオーナに通
知されるメールの一例を示す説明図である。
【図7】本発明が適用されたICカード型のサブカード
の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 メインカード 20 サブカード 100 管理サーバ 110 処理手段 112 管理手段 114 通知手段 140 メモリ 200、210 ユーザ端末 300 家庭用のパーソナルコンピュータ 310 通信型携帯端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07F 7/08 G07F 7/08 R

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードの利用限度額の範囲内でカードの
    利用が行われるように各カードの利用を管理するととも
    に、前記カードの利用限度額を、カードオーナのリクエ
    ストに応じ変更する利用限度額管理手段を有することを
    特徴とするカード管理システム。
  2. 【請求項2】 カードの利用限度額の範囲内でカードの
    利用が行われるように各カードの利用を管理するととも
    に、前記カードの利用限度額を、カードオーナのリクエ
    ストに応じ前記カードオーナに与信された利用限度額の
    範囲内で変更する利用限度額管理手段を有することを特
    徴とするカード管理システム。
  3. 【請求項3】 メインカードと、前記メインカードに関
    連付けて発行された少なくとも一つのサブカードのカー
    ド利用が、各カードの利用限度額の範囲内で行われるよ
    うに、各カードの利用を管理する利用限度額管理手段を
    有し、 前記利用限度額管理手段は、 メインカードオーナのリクエストに応じ、前記サブカー
    ドの利用限度額を所与の条件に従い変更することを特徴
    とするカード管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記カードの利用限度額は、 前記カードの利用項目別に変更されることを特徴とする
    カード管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 前記メインカードの与信枠又は利用限度額は利用項目別
    に設定され、 前記前記サブカードの利用限度額は、利用項目別に設定
    され、かつ項目別の利用限度額はメインカードの対応す
    る利用項目の利用限度額又は与信枠の範囲内で変更され
    ることを特徴とするカード管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項3〜5のいずれかにおいて、 前記メインカードに関連付けて複数のサブカードが発行
    されている場合、 前記利用限度額管理手段は、 メインカードオーナのリクエストに応じ、前記各サブカ
    ードの利用限度額を、その合計額が前記メインカードの
    利用限度額又は与信枠の範囲内で変更することを特徴と
    するカード管理システム。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかにおいて、 カード利用端末から回線を介してカード利用情報を取得
    し、カード利用端末にカード利用の許可を与えることを
    特徴とするカード管理システム。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかにおいて、 前記利用限度額管理手段は、 メインカードオーナがアクセスした端末からのリクエス
    トに応じ、前記サブカードの利用限度額を変更すること
    を特徴とするカード管理システム。
  9. 【請求項9】 請求項3〜8のいずれかにおいて、 所与のルールに従いカード利用情報をカードの利用時点
    から所定の短期間でメインカードオーナ及びサブカード
    ユーザの少なくとも一方に通知する通知手段を含むこと
    を特徴とするカード管理システム。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかにおいて、 前記利用限度額管理手段は、 有効期間を指定し、その有効期間内における前記サブカ
    ードの累積利用限度額として、前記利用限度額を変更す
    ることを特徴とするカード管理システム。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかにおいて、 前記利用限度額管理手段は、 カードオーナのリクエストに応じ利用限度額の変更を行
    った場合、当該カードオーナからの利用開始申し込み受
    け付けを条件として、当該カードの利用を許可すること
    を特徴とするカード管理システム。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれかにおいて、 前記利用限度額管理手段は、 カードオーナのリクエストに応じ利用限度額の変更を行
    った場合、当該カードオーナからの利用開始申し込み受
    け付けを条件としてその時点から所定時間経過後に、当
    該カードの利用を許可することを特徴とするカード管理
    システム。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12のいずれかにおいて、 前記カードは、クレジットカード及びキャッシュカード
    の少なくとも一方の機能を備えたカードであることを特
    徴とするカード管理システム。
  14. 【請求項14】 メインカードに関連付けて発行された
    少なくとも一つのICカード型のサブカードであって、 サブカードの利用がその利用限度額の範囲内で行われる
    ようにカード利用を管理する利用限度額管理手段を有
    し、 前記利用限度額管理手段の管理する利用限度額は、 メインカードオーナのリクエストに応じ、メインカード
    の利用限度額又は与信枠の範囲内で変更されることを特
    徴とするサブカード。
  15. 【請求項15】 請求項14において、 前記利用限度額は、利用項目別に設定され、かつ項目別
    の利用限度額はメインカードの対応する利用項目の利用
    限度額又は与信枠の範囲内で変更されることを特徴とす
    るサブカード。
  16. 【請求項16】 請求項14,15のいずれかにおい
    て、 前記メインカードに関連付けて複数のサブカードが発行
    されている場合、 前記利用限度額管理手段の管理する利用限度額は、 メインカードオーナのリクエストに応じ、前記各サブカ
    ードの利用限度額の合計額が前記メインカードの利用限
    度額又は与信枠の範囲内で変更されることを特徴とする
    サブカード。
  17. 【請求項17】 請求項14〜16のいずれかにおい
    て、 前記利用限度額管理手段の管理する利用限度額は、 有効期間を指定し、その有効期間内における前記サブカ
    ードの累積利用限度額として変更されることを特徴とす
    るサブカード。
  18. 【請求項18】 請求項14〜17のいずれかにおい
    て、 クレジットカード及びキャッシュカードの少なくとも一
    方の機能を備えたことを特徴とするサブカード。
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