JP2000268104A - セキュリティチェック方法、カード顧客管理装置、無線発信機能付カード、および、移動体交換機 - Google Patents

セキュリティチェック方法、カード顧客管理装置、無線発信機能付カード、および、移動体交換機

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JP2000268104A
JP2000268104A JP7567999A JP7567999A JP2000268104A JP 2000268104 A JP2000268104 A JP 2000268104A JP 7567999 A JP7567999 A JP 7567999A JP 7567999 A JP7567999 A JP 7567999A JP 2000268104 A JP2000268104 A JP 2000268104A
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card
mobile
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mobile radio
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JP7567999A
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Kengo Ijima
謙吾 井島
Isao Hikuma
功 日隈
Kimifumi Kojima
公文 児島
Tomohiro Fujita
智浩 藤田
Takayuki Tojo
尊之 東條
Hiromichi Yokota
博道 横田
Fumihisa Yamaguchi
文久 山口
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Hitachi Ltd
NTT Docomo Inc
Hitachi Advanced Systems Corp
Original Assignee
Hitachi Ltd
NTT Docomo Inc
Hitachi Advanced Systems Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】商取引用カードの第三者による不正利用を未然
に防止するセキュリティチェック方法、カード顧客管理
装置、無線発信機能付カード及び移動交換機を提供す
る。 【解決手段】カード顧客管理装置131は、カードが利
用されようとした時点で、カードのカード契約者が所有
する移動体無線端末128の電話番号を検索し、検索し
た電話番号を用いて、移動体無線端末を収容する移動体
交換機120に対して発信し、移動体無線端末の呼び出
しを要求すると共に、カードが利用されようとしている
旨を移動体無線端末に通知するよう要求する。移動体交
換機120は、カード顧客管理装置131から着信があ
り、移動体無線端末128の呼び出しが要求されると共
に、カードが利用されようとしている旨を移動体無線端
末に通知するよう要求された場合に、移動体無線端末を
呼び出し、カードが利用されようとしている旨を示すメ
ッセージを送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クレジットカード
等の商取引決済用のカードが利用されようとした時点
で、該カードのカード契約者が所有する移動体無線端末
に対して、カードが利用されようとしている旨を通知す
ることを可能とする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、店舗とカード運用業者との間でカ
ードの利用状況に関する情報を交換するためのシステム
があり、このシステムにおいては、店舗に設置されたカ
ード読み取り装置によって、利用されようとしたカード
に記録されているカード情報を読み取り、読み取ったカ
ード情報と、利用場所(店舗の識別情報),利用金額等
の情報とを、カードの利用状況をカード運用業者が管理
するために設置された管理装置に対して通知するように
しているので、利用されようとしたカード自体が正当な
カードであるか否かの確認は、このシステムによって行
うことが可能であるが、カード利用者がカード契約者と
一致するか否かを確認することはできなかった。
【0003】カード利用者がカード契約者と一致するか
否かの確認は、カードが利用されようとした時点で、そ
の旨をカード契約者に通知するようなシステムの存在に
よって実現することができるが、このようなシステムは
現存していない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
は、カードが利用されようとしている旨をカード契約者
に通知するようなシステムが現存していないので、販売
者は、カード利用者がカード契約者と一致するか否かの
確認を、カード利用者のサインが、カードの裏面に書か
れているサインと同一人物によるものかという程度の目
視による照合によって行うか、または、カード運用業者
に電話をかけ、カード運用業者と直接会話することによ
って行うしかなかった。
【0005】そこで、カード契約者がカードを紛失した
ことに気付く前に、第三者が、カード契約者のサインを
まねて、該カードを利用しようとした場合に、カード自
体が正当であることから、販売者が、第三者による不正
利用であることに気付かない可能性が大きかった。
【0006】また、カード契約者は、紛失したカードが
第三者によって不正利用されたか否かの確認を、カード
運用業者から発行された利用明細を見ることによって行
うか、または、カード運用業者に電話をかけ、カード運
用業者と直接会話することによって行うしかなかった。
【0007】一方、従来は、カードの利用停止手続き
は、全て、カード運用業者のオペレータを通して行われ
るようになっており、カード契約者からのカード利用停
止要求に常に対処することを可能とするためには、カー
ド運用業者のオペレータが24時間常駐する必要があっ
た。
【0008】カードが利用されようとした時点、すなわ
ち、カードが実際に利用される前の時点で、カードが利
用されようとしている旨をカード契約者に通知するよう
なシステムを構築すれば、カード契約者が、第三者によ
る不正利用を検出することができるようになるので、こ
のシステムにおいて、さらに、カードの利用停止手続き
を行うことを可能とすることが好ましい。なお、カード
の利用後に、そのときの利用状況をカード契約者に通知
するようなシステムも考えられるが、最初の1回目の不
正利用を防止することはできず、セキュリティ性は低
い。
【0009】そこで、本発明の目的は、クレジットカー
ド等の商取引決済用のカードが利用されようとした時
点、すなわち、カードが実際に利用される前の時点で、
カード契約者が所有する移動体無線端末に対して、カー
ドが利用されようとしている旨を通知することで、第三
者による不正利用を未然に防止してカードの利用停止手
続き等の対処を行うことを可能とし、セキュリティ性を
向上させることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、商取引決済用のカードの利用状況を管理
するカード顧客管理装置と、移動体無線端末を収容する
移動体交換機とが、通信網を介して接続されてなるシス
テムにおいて、上記カード顧客管理装置が、商取引決済
用のカードが利用されようとした時点で、該カードのカ
ード契約者が所有する移動体無線端末の電話番号を検索
し、検索した電話番号を用いて、該移動体無線端末を収
容する移動体交換機に対して発信し、該移動体無線端末
の呼び出しを要求すると共に、商取引決済用のカードが
利用されようとしている旨を該移動体無線端末に通知す
るよう要求し、上記移動体交換機が、上記カード顧客管
理装置から着信があり、移動体無線端末の呼び出しが要
求されると共に、商取引決済用のカードが利用されよう
としている旨を該移動体無線端末に通知するよう要求さ
れた場合に、該移動体無線端末を呼び出し、商取引決済
用のカードが利用されようとしている旨を示すメッセー
ジを送信するようにすることで、商取引決済用のカード
が利用されようとした時点、すなわち、カードが実際に
利用される前の時点で、カードが利用されようとしてい
る旨を該カードのカード契約者に通知するようにしてい
る。
【0011】そして、上記移動体無線端末が、上記移動
体交換機から呼び出しがあり、商取引決済用のカードが
利用されようとしている旨を示すメッセージを受信した
場合に、該メッセージを表示し、商取引決済用のカード
を利用停止状態に変更する旨の指示を受け付けた場合
に、上記移動体交換機に対して発信し、該カードを利用
停止状態に変更する旨を要求し、上記移動体交換機が、
上記移動体無線端末から着信があり、商取引決済用の記
録媒体を利用停止状態に変更するよう要求された場合
に、上記カード顧客管理装置に対して発信し、該カード
を利用停止状態に変更するよう要求するようにすること
で、利用されようとしている旨が通知された商取引用の
カードの、第三者による不正利用を未然に防止すること
ができるようにしている。
【0012】なお、上記カード顧客管理装置は、具体的
には、商取引決済用のカードごとに、該カードのカード
契約者が所有する移動体無線端末の電話番号を対応付け
て記憶している記憶手段と、商取引決済用のカードが利
用されようとした時点で、該カードに対応付けて上記記
憶手段が記憶している電話番号を用いて、該電話番号を
有する移動体無線端末を収容する移動体交換機に対して
発信し、該移動体無線端末の呼び出しを要求すると共
に、商取引決済用のカードが利用されようとしている旨
を該移動体無線端末に通知するよう要求する利用通知要
求手段とを備えるようにすることができる。
【0013】さて、本発明は、具体的には、第1の態様
として、移動体無線端末を収容する移動体交換機であっ
て、商取引決済用のカードの利用状況を管理するカード
顧客管理装置から着信があり、移動体無線端末の呼び出
しが要求されると共に、商取引決済用のカードが利用さ
れようとしている旨を該移動体無線端末に通知するよう
要求された場合に、該移動体無線端末を呼び出し、商取
引決済用のカードが利用されようとしている旨を示すメ
ッセージを送信する利用通知メッセージ送信手段を備え
たことを特徴とした移動体交換機を提供している。
【0014】上記のようなカード顧客管理装置と、第1
の態様の移動体交換機とを通信網を介して接続すれば、
商取引決済用のカードが利用されようとしている旨をカ
ード契約者に通知するようなシステムを構築することが
可能である。
【0015】また、本発明は、第2の態様として、移動
体無線端末を収容する移動体交換機であって、移動体無
線端末から着信があり、商取引決済用のカードを利用停
止状態/利用開始状態に変更するよう要求された場合
に、該カードの利用状況を管理するカード顧客管理装置
に対して発信し、該カードを利用停止状態/利用開始状
態に変更するよう要求する変更要求手段を備えたことを
特徴とした移動体交換機を提供している。
【0016】第2の態様の移動体交換機を、第1の態様
の移動体交換機と組み合わせることで、第三者による不
正利用を検出したカード契約者が、自身が所有する移動
体無線端末を操作して、商取引決済用のカードの利用停
止手続きを行うことが可能となる。
【0017】なお、第2の態様において、移動体無線端
末ごとに、予め定めた複数種類の項目の各々について該
移動体無線端末を所有するカード契約者が予め登録した
項目内容を記憶している記憶手段を備え、上記変更要求
手段は、商取引決済用のカードを利用停止状態/利用開
始状態に変更するよう要求した移動体無線端末に対し
て、上記複数種類の項目に対応する項目内容を要求し、
該移動体無線端末から返答された項目内容と、該移動体
無線端末に対応付けて上記記憶手段が記憶している項目
内容とが、全ての項目について一致した場合に、該移動
体無線端末からの変更要求を受け付けるようにすること
ができる。
【0018】このようにすれば、正当なカード契約者の
みが、商取引決済用のカードの利用停止手続き/利用開
始手続きを行うようにすることが可能となる。
【0019】また、第2の態様において、上記変更要求
手段は、商取引決済用のカードを利用停止状態/利用開
始状態に変更するよう要求した移動体無線端末に対し
て、上記複数種類の項目に対応する項目内容を要求し、
該移動体無線端末から返答された項目内容を、発信先の
カード顧客管理装置に対して通知するようにすることが
できる。
【0020】ただし、このようにする場合は、発信先の
カード顧客管理装置が、商取引決済用のカードごとに、
予め定めた複数種類の項目の各々について該カードのカ
ード契約者が予め登録した項目内容を記憶している記憶
手段と、移動体無線端末を収容する移動体交換機から着
信があり、商取引決済用のカードを利用停止状態/利用
開始状態に変更するよう要求されると共に、上記複数種
類の項目に対応する項目内容が通知された場合に、通知
された項目内容と、該カードに対応付けて上記記憶手段
が記憶している項目内容とが、全ての項目について一致
したならば、該移動体交換機からの変更要求を受け付け
る変更要求受付手段とを備えるようにしたカード顧客管
理装置であるようにする必要がある。
【0021】このようにすれば、正当なカード契約者の
みが、商取引決済用のカードの利用停止手続き/利用開
始手続きを行うようにすることが可能となる。
【0022】さらに、本発明は、第3の態様として、商
取引決済用のカードの利用状況を管理するカード顧客管
理装置であって、商取引決済用のカードごとに、該カー
ドのカード契約者が所有する移動体無線端末の電話番号
を対応付けて記憶している記憶手段と、商取引決済用の
カードが利用停止状態/利用開始状態に変更された時点
で、該カードに対応付けて上記記憶手段が記憶している
電話番号を用いて、該電話番号を有する移動体無線端末
を収容する移動体交換機に対して発信し、該移動体無線
端末の呼び出しを要求すると共に、商取引決済用のカー
ドが利用停止状態/利用開始状態に変更された旨を該移
動体無線端末に通知するよう要求する変更通知要求手段
を備えたことを特徴としたカード顧客管理装置を提供し
ている。
【0023】また、本発明は、第4の態様として、移動
体無線端末を収容する移動体交換機であって、商取引決
済用のカードの利用状況を管理するカード顧客管理装置
から着信があり、移動体無線端末の呼び出しが要求され
ると共に、商取引決済用のカードが利用停止状態/利用
開始状態に変更された旨を該移動体無線端末に通知する
よう要求された場合に、該移動体無線端末を呼び出し、
商取引決済用のカードが利用停止状態/利用開始状態に
変更された旨を示すメッセージを送信する変更通知メッ
セージ送信手段を備えたことを特徴とした移動体交換機
を提供している。
【0024】第3の態様のカード顧客管理装置と、第4
の態様の移動体交換機とを通信網を介して接続すれば、
商取引決済用のカードが利用停止状態/利用開始状態に
変更された旨をカード契約者に通知するようなシステム
を構築することが可能である。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0026】図1に、本発明の実施形態に係るセキュリ
ティチェックシステムのシステム構成を示す。
【0027】図1に示すように、本実施形態に係るセキ
ュリティチェックシステムは、固定端末111を収容す
る公衆網110と、移動体無線端末128を収容する移
動体交換機120と、カード顧客管理システム130
と、カード読み取り装置140とから構成されている。
【0028】移動体交換機120は、通話路装置121
と、中央制御装置122と、各種データやプログラムを
格納するメモリ装置123とを備えており、移動体交換
機120には、無線ゾーン126を形成する無線基地局
125が、無線回線制御局124を介して接続されてい
る。また、移動体交換機120には、音声ガイダンス装
置127が接続されている。
【0029】移動体交換機120において、メモリ装置
123には、移動体無線端末128の加入者データおよ
び位置情報と共に、本実施形態に係る動作を実現するた
めに必要なデータが、図3に示す移動体無線端末加入者
データ300として格納されている。なお、移動体無線
端末加入者データ300については後述するが、その内
容は、中央制御装置122が、データリンク網を介して
接続された装置(図示せず。)からの操作に従って書き
替えることが可能である。
【0030】カード顧客管理システム130は、カード
顧客管理装置131と、操作端末132と、データベー
ス133とを備えて構成されている。
【0031】カード顧客管理システム130において、
データベース133には、クレジットカード等の商取引
決済用のカード10の利用状況に関する情報が格納され
ている。
【0032】また、カード顧客管理システム130にお
いて、カード顧客データ管理装置131は、処理装置1
34と、各種データやプログラムを格納するメモリ装置
135とを備えており、このメモリ装置135には、本
実施形態に係る動作を実現するためのプログラムと共
に、本実施形態に係る動作を実現するために必要なデー
タが、図4に示すセキュリティチェック用カード契約者
データ400として格納されている。なお、セキュリテ
ィチェック用カード契約者データ400については後述
するが、その内容は、処理装置134が、操作端末13
2からの操作に従って書き替えることが可能である。
【0033】カード読み取り装置140は、カード10
に記録されている、カード番号を含むカード情報を読み
取り、読み取ったカード情報を、予め定めた通知先であ
るカード顧客管理装置131に通知するためのものであ
り、カード運用業者と提携した店舗に設定されているの
が普通である。
【0034】次に、移動体無線端末加入者データ300
およびセキュリティチェック用カード契約者データ40
0について、図3および図4を用いて説明する。
【0035】図3に、移動体無線端末加入者データ30
0の構成を示す。
【0036】図3に示すように、移動体無線端末加入者
データ300は、移動体交換機120が収容する移動体
無線端末128ごとに設けられたデータであり、受信機
種別301と、サービス契約302と、カード番号30
3と、キーワード項目内容304とを備えている。な
お、移動体無線端末加入者データ300は、実際には、
加入者データの一部として実現することができる。
【0037】ここで、受信機種別301は、対応する移
動体無線端末128が、携帯電話であるか、ポケベルで
あるか、PHSであるかといった種別を示す情報であ
り、これは、移動体無線端末128の種別によって、移
動体無線端末128と無線基地局125との間の無線プ
ロトコルが異なることから必要な情報であり、従来の加
入者データ中にも存在する情報である。
【0038】また、サービス契約302は、対応する移
動体無線端末128を所有する加入者(カード契約者)
が、本実施形態に係る動作を行う対象となる移動体無線
端末128となる旨のサービス契約を行っているか否か
を示す情報であり、サービス契約302がサービス契約
を行っている旨を示す移動体無線端末128に対しての
み、カード番号303およびキーワード項目内容304
に情報が設定される。
【0039】図4に、セキュリティチェック用カード契
約者データ400の構成を示す。
【0040】図4に示すように、セキュリティチェック
用カード契約者データ400は、カード10ごとに設け
られたデータであり、カード番号401と、加入者番号
402と、キーワード項目内容403と、サービス利用
開始日404と、サービス利用期限日405と、サービ
ス利用ON/OFF406とを備えている。
【0041】ここで、加入者番号402は、対応するカ
ード10のカード契約者が所有する移動体無線端末12
8の電話番号を示す情報であり、サービス利用ON/O
FF406は、対応するカード10が利用状態となって
いるか、利用停止状態となっているかといった利用状態
を示す情報である。
【0042】なお、移動体無線端末加入者データ300
中のキーワード項目内容304、および、セキュリティ
チェック用カード契約者データ400中のキーワード項
目内容403は、カード利用停止手続きが行われた場合
の動作で用いられる情報であり、その詳細は後述する。
【0043】以下、本実施形態に係るセキュリティチェ
ックシステムの動作について、図2のシーケンス図を用
いて説明する。
【0044】例えば、ある店舗でカード10が利用され
ようとした場合に、カード読み取り装置140は、カー
ド10に記録されているカード情報を読み取る。そし
て、カード読み取り装置140は、内部に記憶している
カード顧客管理装置131の電話番号を用いて、カード
顧客管理装置131に対して発信し、読み取ったカード
情報を、公衆網110を介して、カード顧客管理装置1
31に送信することで、図2のS201に示すように、
カード10が利用されようとしている旨を通知する。
【0045】また、カード読み取り装置140は、カー
ド情報と共に、利用場所(店舗の識別情報),利用金額
等の、カード顧客管理装置131がカード10の利用状
況を管理するために必要とする情報(以下、「利用情
報」と称す。)も送信する。
【0046】なお、この時点で、カード読み取り装置1
40とカード顧客管理装置131との間の通話路は切断
される。また、カード読み取り装置140とカード顧客
管理装置131との間の通信は、専用線を介した通信で
あってもよい。
【0047】カード顧客管理装置131は、カード読み
取り装置140から着信があり、カード10が利用され
ようとしている旨が通知された場合は、カード読み取り
装置140から受信したカード情報中のカード番号をキ
ーとして、メモリ装置135に格納されているセキュリ
ティチェック用カード契約者データ400を検索するこ
とで、カード契約者が所有する移動体無線端末128の
電話番号(加入者番号402)を取得する。
【0048】また、カード顧客管理装置131は、カー
ド読み取り装置140からのカード利用通知に対する応
答を後に送信するので、このカード利用通知を管理する
ための管理番号を生成し、生成した管理番号と、カード
読み取り装置140から受信したカード情報中のカード
番号と、カード読み取り装置140から受信した利用情
報中の店舗識別情報とを対応付けて記憶しておく。
【0049】そして、カード顧客管理装置131は、カ
ード読み取り装置140から受信した利用情報中の店舗
識別情報に基づいて、カード10が利用されようとして
いる店舗名を求め、求めた店舗名,受信した利用情報中
の利用金額,カード利用通知を受け取った日時,生成し
た管理番号を用いて、カード10が利用されようとして
いる旨を示す利用通知メッセージを編集する。なお、メ
モリ装置135には、カード運用業者と提携した店舗ご
とに、店舗識別情報と、店舗名と、店舗に設置されてい
るカード読み取り装置140の電話番号とを対応付けた
店舗テーブルが格納されており、カード顧客管理装置1
31は、この店舗テーブルを参照することで、店舗名を
求めることができる。
【0050】続いて、カード顧客管理装置131は、取
得した移動体無線端末128の電話番号を用いて、図2
のS202に示すように、公衆網110を介して、カー
ド契約者が所有する移動体無縁端末128を収容する移
動体交換機120に対して発信し、移動体無線端末12
8の呼び出しを要求すると共に、編集した利用通知メッ
セージおよび生成した管理番号を移動体交換機120に
送信することで、カード10が利用されようとしている
旨を移動体無線端末128に通知するよう要求する。
【0051】以降は、後述するように、移動体交換機1
20が、移動体無線端末128を呼び出し、カード顧客
管理装置131から受信した利用通知メッセージを移動
体無線端末128に送信することとなるので、この時点
で、カード顧客管理装置131と移動体交換機120と
の間の通話路は切断される。
【0052】さて、移動体交換機120は、カード顧客
管理装置131から着信があり、移動体無線端末128
の呼び出しが要求されると共に、カード10が利用され
ようとしている旨を移動体無線端末128に通知するよ
う要求された場合は、呼び出し対象の移動体無線端末1
28の電話番号をキーとして、メモリ装置123に格納
されている位置情報を検索することで、移動体無線端末
128が位置している無線ゾーン126を求める。そし
て、移動体交換機120は、図2のS203に示すよう
に、求めた無線ゾーン126を形成する無線基地局12
5を介して、移動体無線端末128を呼び出す。
【0053】なお、移動体交換機120は、この際に、
カード顧客管理装置131から受信した利用通知メッセ
ージを、呼び出し対象の移動体無線端末128の受信機
種別401に応じた無線プロトコルに従ってプロトコル
変換してから、移動体無線端末128に送信する。ま
た、この時点で、移動体交換機120と移動体無線端末
128との間の通話路は切断される。
【0054】また、移動体交換機120は、カード顧客
管理装置131から受信した管理番号と、呼び出した移
動体無線端末128の電話番号とを対応付けて記憶して
おく。
【0055】これにより、移動体交換機120から呼び
出された移動体無線端末128においては、移動体交換
機120から受信した利用通知メッセージが、例えば、
図5に示すように、ディスプレイに表示されることとな
る。
【0056】上述した動作によって、カード10が利用
されようとした時点、すなわち、カード10が実際に利
用される前の時点で、カード契約者は、自身が所有する
移動体無線端末128のディスプレイに表示されたメッ
セージを見て、カード10が利用されようとしている旨
を認識することができるようになる。
【0057】そこで、カード契約者は、自身が了承して
いる利用ではなく、第三者による不正利用であると判断
した場合は、カード10を利用停止状態に変更するため
に、カード利用停止手続きを行うようにすることができ
る。
【0058】本実施形態に係る動作においては、利用通
知メッセージの送信後に、移動体交換機120と移動体
無線端末128との間の通話路が切断されるようにして
いるので、カード契約者が、カード利用停止手続きを開
始する際に、自身が所有する移動体無線端末128で、
カード利用停止手続きを行うための特別の電話番号(以
下、「特番」と称す。)を入力し、移動体無線端末12
8が、図2のS204に示すように、入力された特番を
用いて、移動体交換機120に対して発信することで、
カード10を利用停止状態に変更するよう要求するよう
にしている。
【0059】さて、移動体交換機120は、移動体無線
端末128から特番を用いた着信があり、カード10を
利用停止状態に変更するよう要求された場合は、図2の
S205に示すように、音声ガイダンス装置127を利
用して、カード利用停止手続きを行うための操作手順を
ガイダンスする。これにより、カード契約者は、ガイダ
ンスに従ってキー操作を行い、移動体交換機120は、
カード契約者の操作内容を、PB信号として受信する。
【0060】なお、本実施形態に係る動作においては、
カード利用停止手続き時に、利用通知メッセージ中の管
理番号をカード契約者に入力させるようにしている。た
だし、移動体交換機120は、管理番号が正しく入力さ
れたか否かをチェックする必要があり、カード顧客管理
装置131から受信した管理番号と、呼び出した移動体
無線端末128の電話番号とを対応付けて記憶しておく
ようにしたのは、このチェックを行うためである。
【0061】詳しくは、移動体交換機120が、移動体
無線端末128から通知された管理番号が、該移動体無
線端末128の電話番号と対応付けて記憶している管理
番号であるならば、管理番号が正しく入力されたものと
みなし、対応付けて記憶しておいた管理番号および移動
体無線端末128の電話番号を削除するようにする。
【0062】また、本実施形態に係る動作においては、
カード契約者のみがカード利用停止手続きを行うべきで
あることに着目し、予め定めた複数種類のキーワード項
目についての項目内容をカード契約者に入力させ、カー
ド利用停止手続きを行っているカード契約者が正当であ
るか否かを判定することで、第三者が故意にカード利用
停止手続き行うことを防止するようにしている。
【0063】詳しくは、移動体交換機120が、予め定
めた複数種類のキーワード項目について、カード契約者
が予め登録してある項目内容と、カード利用停止手続き
時に移動体無線端末128から通知された項目内容と
が、全て一致したか否かを照合し、照合結果がOKであ
るならば、カード10を利用停止状態に変更する旨の要
求を受け付け、照合結果がNGであるならば、カード1
0を利用停止状態に変更する旨の要求を拒否するように
する。
【0064】例えば、キーワード項目として、「誕生
日」,「身分証明書番号」,「暗証番号」を用いる場合
を考えると、移動体交換機120は、音声ガイダンス装
置127を利用して、「貴方の誕生日を入力してくださ
い。」,「貴方の身分証明書の番号を入力してくださ
い。」,「貴方の暗証番号を入力してください。」とい
うようにガイダンスを行う。
【0065】なお、この照合に用いられるキーワード項
目の項目内容は、図3に示す移動体無線端末加入者デー
タ300中のキーワード項目内容304であり、図4に
示すセキュリティチェック用加入者データ400中のキ
ーワード項目内容403に後述するようにして登録され
た情報と同じ情報が、カード顧客管理装置131から移
動体交換機120に転送されて、移動体無線端末加入者
データ300中のキーワード項目内容304に格納され
る。
【0066】移動体交換機120は、キーワード項目の
項目内容を照合すると、図2のS206に示すように、
照合結果に応じて、カード10を利用停止状態に変更す
る旨の要求を受け付けた旨を示す応答、または、カード
10を利用停止状態に変更する旨の要求を拒否する旨を
示す応答を、移動体無線端末128に送信する。なお、
この時点で、移動体交換機120と移動体無線端末12
8との間の通話路は切断される。
【0067】続いて、移動体交換機120は、カード1
0を利用停止状態に変更する旨の要求を受け付けた場合
は、図2のS207に示すように、カード利用停止手続
き対象のカード10の利用状況を管理するカード顧客管
理装置131の電話番号を用いて、カード顧客管理装置
131に対して発信し、カード10を利用停止状態に変
更するよう要求する。
【0068】なお、移動体交換機120は、この際に、
カード10を利用停止状態に変更する旨の要求を受け付
けた移動体無線端末128の電話番号をキーとして、図
3に示す移動体無線端末加入者データ300を検索する
ことで、利用停止状態への変更対象のカード10のカー
ド番号(カード番号303)を取得し、取得したカード
番号、および、移動体無線端末128から通知された管
理番号を、カード顧客管理装置131に送信する。ま
た、この時点で、カード顧客管理装置131と移動交換
機120との間の通話路は切断される。
【0069】さて、カード顧客管理装置131は、移動
体交換機120から着信があり、カード10を利用停止
状態に変更するよう要求された場合は、移動体交換機1
20から受信したカード番号のカード10について、図
4に示すセキュリティチェック用カード契約者データ4
00中のサービス利用ON/OFF406を、利用停止
状態を示す旨に変更すると共に、店舗でのカード10の
利用を拒否するための処理を行う。
【0070】店舗でのカード10の利用を拒否するため
の処理においては、カード顧客管理装置131は、ま
ず、移動体交換機120から受信した管理番号に対応付
けて記憶しておいた店舗識別情報を取得し、取得した店
舗識別情報をキーとして、上述した店舗テーブルを検索
することで、カード10の利用を拒否すべきカード読み
取り装置140の電話番号を取得する。そして、カード
顧客管理装置131は、図2のS208に示すように、
取得したカード読み取り装置140の電話番号を用い
て、カード読み取り装置140に対して発信し、移動体
交換機120から受信したカード番号を送信すること
で、カード10の利用拒否を指示する。なお、この時点
で、カード顧客管理装置131とカード読み取り装置1
40との間の通話路は切断される。
【0071】続いて、カード顧客管理装置131は、カ
ード利用停止処理を終えると、利用停止状態に変更した
カード10のカード番号をキーとして、メモリ装置13
5に格納されているセキュリティチェック用カード契約
者データ400を検索することで、カード契約者が所有
する移動体無線端末128の電話番号(加入者番号40
2)を取得する。また、カード顧客管理装置131は、
カード10を利用停止状態に変更した旨を示す利用停止
通知メッセージを編集する。
【0072】そして、カード顧客管理装置131は、取
得した移動体無線端末128の電話番号を用いて、図2
のS209に示すように、公衆網110を介して、カー
ド契約者が所有する移動体無縁端末128を収容する移
動体交換機120に対して発信し、移動体無線端末12
8の呼び出しを要求すると共に、編集した利用停止通知
メッセージを移動体交換機120に送信することで、カ
ード10を利用停止状態に変更した旨を移動体無線端末
128に通知するよう要求する。
【0073】以降は、後述するように、移動体交換機1
20が、移動体無線端末128を呼び出し、カード顧客
管理装置131から受信した利用停止通知メッセージを
移動体無線端末128に送信することとなるので、この
時点で、カード顧客管理装置131と移動体交換機12
0との間の通話路は切断される。
【0074】さて、移動体交換機120は、カード顧客
管理装置131から着信があり、移動体無線端末128
の呼び出しが要求されると共に、カード10を利用停止
状態に変更した旨を移動体無線端末128に通知するよ
う要求された場合は、呼び出し対象の移動体無線端末1
28の電話番号をキーとして、メモリ装置123に格納
されている位置情報を検索することで、移動体無線端末
128が位置している無線ゾーン126を求める。そし
て、移動体交換機120は、図2のS210に示すよう
に、求めた無線ゾーン126を形成する無線基地局12
5を介して、移動体無線端末128を呼び出す。
【0075】なお、移動体交換機120は、この際に、
カード顧客管理装置131から受信した利用停止通知メ
ッセージを、呼び出し対象の移動体無線端末128の受
信機種別401に応じた無線プロトコルに従ってプロト
コル変換してから、移動体無線端末128に送信する。
また、この時点で、移動体交換機120と移動体無線端
末128との間の通話路は切断される。
【0076】これにより、移動体交換機120から呼び
出された移動体無線端末128においては、移動体交換
機120から受信した利用停止通知メッセージが、例え
ば、図6に示すように、ディスプレイに表示されること
となる。
【0077】上述した動作によって、第三者による不正
利用を検出してカード利用停止手続きを行ったカード契
約者は、自身が所有する移動体無線端末128のディス
プレイに表示されたメッセージを見て、カード10が利
用停止状態に変更された旨を認識することができるよう
になる。
【0078】なお、図2では、カード利用停止手続きを
行うための操作手順を、音声によってガイダンスするよ
うにした例を示しているが、移動体交換機120から移
動体無線端末128に対して、カード利用停止手続きを
行うための操作手順を示すメッセージを送信し、このメ
ッセージを移動体無線端末128のディスプレイに表示
するようにしてもよい。
【0079】また、図2では、カード契約者が予め登録
してあるキーワード項目についての項目内容を、図3に
示す移動体無線端末加入者データ300中のキーワード
項目内容304に格納し、移動体交換機120が、この
キーワード項目内容304を用いて照合を行うようにし
ているが、図4に示すセキュリティチェック用カード契
約者データ400中のキーワード項目内容403にのみ
格納するようにしてもよい。このようにする場合は、移
動体交換機120が、カード顧客管理装置131との間
で通信を行いながら、照合を行うようにしたり、移動体
交換機120からカード顧客管理装置131に対して、
移動体交換機120が移動体無線端末128から受信し
た項目内容を送信し、カード顧客管理装置131が照合
を行うようにしてもよい。
【0080】ところで、図2では、第三者による不正利
用を検出したカード契約者がカード利用停止手続きを行
った場合の動作を示しているが、カード契約者がカード
10の利用を了承するときには、カード利用停止手続き
が行われないこととなる。
【0081】そこで、本実施形態に係る動作において
は、カード顧客管理装置131は、管理番号および店舗
識別情報と対応付けて記憶しておいたカード番号のカー
ド10について、予め定めた時間内に、該カード10を
利用停止状態に変更するよう移動体交換機120から要
求されない場合には、該カード10の利用をカード契約
者が了承したものとみなすようにする。このために、実
際には、カード顧客管理装置131は、管理番号,店舗
識別情報,カード番号を対応付けて記憶しておく際に、
その時点の時刻も記憶しておくようにするか、その時点
の時刻を特定できるような管理番号を生成するようにす
る必要がある。
【0082】そして、カード顧客管理装置131は、そ
のようなカード10のカード番号に対応付けて記憶して
おいた店舗識別情報を取得し、取得した店舗識別情報を
キーとして、上述した店舗テーブルを検索することで、
カード10の利用を拒否すべきカード読み取り装置14
0の電話番号を取得する。続いて、カード顧客管理装置
131は、取得したカード読み取り装置140の電話番
号を用いて、カード読み取り装置140に対して発信
し、該カード10のカード番号を送信することで、カー
ド10の利用許可を指示する。なお、この時点で、カー
ド顧客管理装置131とカード読み取り装置140との
間の通話路は切断される。
【0083】さらに、図2では、第三者による不正利用
を検出したカード契約者がカード利用停止手続きを行っ
た場合の動作を示しているが、カード利用停止手続きの
開始時に、移動体無線端末128から移動体交換機12
0に対して発信するようにしているので、第三者による
不正利用の検出によるカード契約者のカード利用停止手
続きと、第三者による不正利用の検出によらないカード
契約者のカード利用停止手続きとを共通化することがで
きる。すなわち、カード契約者は、第三者による不正利
用を検出した時点ではない任意の時点でも、特番をダイ
ヤルすることで、カード利用停止手続きを行うことがで
きる。
【0084】以下、任意の時点でカード利用停止手続き
が行われた場合の動作について、上述した動作と異なる
点を中心に説明する。
【0085】例えば、カード契約者が、自身が所有する
カード10を利用停止状態に変更した場合に、自身が所
有する移動体無線端末128で、特番を入力すると、移
動体無線端末128は、図2のS204と同様に、入力
された特番を用いて、移動体交換機120に対して発信
することで、カード10を利用停止状態に変更するよう
要求する。
【0086】移動体交換機120は、移動体無線端末1
28から特番を用いた着信があり、カード10を利用停
止状態に変更するよう要求された場合は、図2のS20
5と同様に、音声ガイダンス装置127を利用して、カ
ード利用停止手続きを行うための操作手順をガイダンス
する。これにより、カード契約者は、ガイダンスに従っ
てキー操作を行い、移動体交換機120は、カード契約
者の操作内容を、PB信号として受信する。この際に、
移動体交換機120は、上述したように、キーワード項
目の項目内容を照合し、図2のS206と同様に、照合
結果に応じて、カード10を利用停止状態に変更する旨
の要求を受け付けた旨を示す応答、または、カード10
を利用停止状態に変更する旨の要求を拒否する旨を示す
応答を、移動体無線端末128に送信する。
【0087】ただし、任意の時点でカード利用停止手続
きが行われた場合には、上述した管理番号が存在しない
ので、移動体交換機120は、カード利用停止手続き時
に、移動体無線端末128の電話番号を管理番号に対応
付けて記憶していない場合には、管理番号の入力をカー
ド契約者に要求しない。すなわち、移動体交換機120
は、移動体無線端末128の電話番号を管理番号に対応
付けて記憶してあるか否かを調べることによって、任意
の時点でカード利用停止手続きが行われたか、または、
利用通知メッセージによって不正利用を検出した時点で
カード利用停止手続きが行われたかを判断することがで
きる。
【0088】続いて、移動体交換機120は、カード1
0を利用停止状態に変更する旨の要求を受け付けた場合
は、図2のS207と同様に、カード利用停止手続き対
象のカード10の利用状況を管理するカード顧客管理装
置131の電話番号を用いて、カード顧客管理装置13
1に対して発信し、カード10を利用停止状態に変更す
るよう要求する。
【0089】なお、移動体交換機120は、この際に、
上述したように、カード10を利用停止状態に変更する
旨の要求を受け付けた移動体無線端末128の電話番号
をキーとして、図3に示す移動体無線端末加入者データ
300を検索することで、利用停止状態への変更対象の
カード10のカード番号(カード番号303)を取得
し、取得したカード番号をカード顧客管理装置131に
送信する。
【0090】カード顧客管理装置131は、移動体交換
機120から着信があり、カード10を利用停止状態に
変更するよう要求された場合は、上述したように、移動
体交換機120から受信したカード番号のカード10に
ついて、図4に示すセキュリティチェック用カード契約
者データ400中のサービス利用ON/OFF406
を、利用停止状態を示す旨に変更する。
【0091】ただし、任意の時点でカード利用停止手続
きが行われた場合には、上述した管理番号が存在しない
ので、カード顧客管理装置131は、移動体交換機12
0から管理番号を受信しなかった場合には、カード読み
取り装置140からカード利用通知が行われていないこ
とから、店舗でのカード10の利用を拒否するための処
理は行わない。すなわち、カード顧客管理装置131
は、移動体交換機120からカード番号を受信したか否
かにことによって、任意の時点でカード利用停止手続き
が行われたか、または、利用通知メッセージによって不
正利用を検出した時点でカード利用停止手続きが行われ
たかを判断することができる。
【0092】続いて、カード顧客管理装置131は、上
述したように、利用停止状態に変更したカード10のカ
ード番号をキーとして、メモリ装置135に格納されて
いるセキュリティチェック用カード契約者データ400
を検索することで、カード契約者が所有する移動体無線
端末128の電話番号(加入者番号402)を取得す
る。また、カード顧客管理装置131は、上述したよう
に、カード10を利用停止状態に変更した旨を示す利用
停止通知メッセージを編集する。
【0093】そして、カード顧客管理装置131は、取
得した移動体無線端末128の電話番号を用いて、図2
のS209と同様に、公衆網110を介して、カード契
約者が所有する移動体無縁端末128を収容する移動体
交換機120に対して発信し、移動体無線端末128の
呼び出しを要求すると共に、編集した利用停止通知メッ
セージを移動体交換機120に送信することで、カード
10を利用停止状態に変更した旨を移動体無線端末12
8に通知するよう要求する。
【0094】移動体交換機120は、カード顧客管理装
置131から着信があり、移動体無線端末128の呼び
出しが要求されると共に、カード10を利用停止状態に
変更した旨を移動体無線端末128に通知するよう要求
された場合は、上述したように、呼び出し対象の移動体
無線端末128の電話番号をキーとして、メモリ装置1
23に格納されている位置情報を検索することで、移動
体無線端末128が位置している無線ゾーン126を求
める。そして、移動体交換機120は、図2のS210
と同様に、求めた無線ゾーン126を形成する無線基地
局125を介して、移動体無線端末128を呼び出す。
【0095】なお、移動体交換機120は、この際に、
上述したように、カード顧客管理装置131から受信し
た利用停止通知メッセージを、呼び出し対象の移動体無
線端末128の受信機種別401に応じた無線プロトコ
ルに従ってプロトコル変換してから、移動体無線端末1
28に送信する。
【0096】これにより、任意の時点でカード利用停止
手続きが行われた場合でも、利用通知メッセージによっ
て不正利用を検出した時点でカード利用停止手続きが行
われた場合と同様に、移動体交換機120から呼び出さ
れた移動体無線端末128においては、移動体交換機1
20から受信した利用停止通知メッセージが、例えば、
図6に示すように、ディスプレイに表示されることとな
る。
【0097】なお、カード利用停止手続きを行う端末
は、移動体無線端末128のみではなく、固定端末11
1であるようにすることもできる。このようにするため
には、公衆網110において、上述した特番を用いた呼
を、移動体交換機120にルーティングするようにする
と共に、図3に示した移動体無線端末加入者データ30
0中に、移動体無線端末128を所有するカード契約者
の固定端末111の電話番号も格納するようにすればよ
い。
【0098】以下、図4に示すセキュリティチェック用
カード契約者データ400を登録する際の、カード顧客
管理システム130の動作について、図7のフローチャ
ートを用いて説明する。
【0099】カード顧客管理システム130において
は、カード運用業者が、カード契約者から申請された内
容に従って、操作端末132から、セキュリティチェッ
ク用カード契約者データ400に登録すべき情報を入力
し、カード顧客管理装置131の処理装置134が、入
力された情報を基に、該カード契約者に与えたカード1
0についてのセキュリティチェック用カード契約者デー
タ400を新規登録する。
【0100】すなわち、図7に示すように、カード顧客
管理システム130においては、まず、操作端末132
は、セキュリティチェック用カード契約者データ400
を新規登録する旨の指示が入力されると(ステップ70
1)、続いて、カード番号の入力を受け付ける(ステッ
プ702)。そして、操作端末132は、ステップ70
2で受け付けたカード番号が、既に利用されているカー
ド10のカード番号と重複しているか否か、及び正常性
をチェックする(ステップ703)。
【0101】ステップ703では、詳しくは、操作端末
132が、ステップ702で受け付けたカード番号を顧
客データ管理装置131に転送することで、カード番号
についてのチェックを依頼し、顧客データ管理装置13
1の処理装置134が、操作端末132から転送された
カード番号と、現在登録されているセキュリティチェッ
ク用カード契約者データ400中のカード番号401と
を比較することで、重複があるか否かを調べ、調べた結
果を操作端末132に返送するようにする。
【0102】ステップ703によるチェックの結果、重
複が存在した場合は、ステップ702に戻る。
【0103】また、ステップ703によるチェックの結
果、重複が存在しない場合は、操作端末132は、続い
て、カード契約者が所有する移動体無線端末128の電
話番号(加入者番号)の入力を受け付ける(ステップ7
04)。このとき、操作端末132は、ステップ704
で受け付けた加入者番号が、正常であるか否か(例え
ば、正しい形式であるか否か)をチェックする(ステッ
プ705)。
【0104】ステップ705によるチェックの結果、正
常でない場合は、ステップ704に戻る。
【0105】また、ステップ705によるチェックの結
果、正常である場合は、操作端末132は、続いて、サ
ービス利用開始日の入力を受け付ける(ステップ70
6)。このとき、操作端末132は、ステップ706で
受け付けたサービス利用開始日が、正常であるか否か
(例えば、正しい形式であり、かつ、現在の日時以降の
日時であるか否か)をチェックする(ステップ70
7)。
【0106】ステップ707によるチェックの結果、正
常でない場合は、ステップ706に戻る。
【0107】また、ステップ707によるチェックの結
果、正常である場合は、操作端末132は、続いて、サ
ービス利用期限日の入力を受け付ける(ステップ70
8)。このとき、操作端末132は、ステップ708で
受け付けたサービス利用期限日が、正常であるか否か
(例えば、正しい形式であり、かつ、現在の日時以降の
日時であるか否か)をチェックする(ステップ70
9)。
【0108】ステップ709によるチェックの結果、正
常でない場合は、ステップ708に戻る。
【0109】また、ステップ709によるチェックの結
果、正常である場合は、操作端末132は、続いて、キ
ーワード項目の項目内容の入力を受け付ける(ステップ
710)。このとき、操作端末132は、ステップ71
0で受け付けた項目内容が、正常であるか否か(例え
ば、正しい形式であるか否か)をチェックする(ステッ
プ711)。
【0110】ステップ711によるチェックの結果、正
常でない場合は、ステップ710に戻る。
【0111】また、ステップ711によるチェックの結
果、正常である場合は、操作端末132は、今までに受
け付けた情報(カード番号,加入者番号,サービス利用
開始日,サービス利用期限日,キーワード項目の項目内
容)を基に、セキュリティチェック用カード契約者デー
タ400を新規登録する(ステップ712)。
【0112】ステップ712では、詳しくは、操作端末
132が、今までに受け付けた情報(カード番号,加入
者番号,サービス利用開始日,サービス利用期限日,キ
ーワード項目の項目内容)を顧客データ管理装置131
に転送することで、セキュリティチェック用カード契約
者データ400を新規登録を依頼し、顧客データ管理装
置131の処理装置134が、操作端末132から転送
された情報を、メモリ装置135上に新たに確保したセ
キュリティチェック用カード契約者データ400中に格
納することで、セキュリティチェック用カード契約者デ
ータ400を新規登録するようにする。
【0113】なお、カード運用業者は、操作端末132
から、セキュリティチェック用カード契約者データ40
0を変更する旨の指示や、セキュリティチェック用カー
ド契約者データ400を削除する旨の指示を入力するこ
とで、セキュリティチェック用カード契約者データ40
0を変更/削除することができる。
【0114】以下、カード利用停止手続きが行われた場
合の移動体交換機120およびカード顧客管理装置13
1の各動作について、図8および図9のフローチャート
を用いて説明する。
【0115】図8は、カード利用停止手続きが行われた
場合の移動体交換機120の動作を示すフローチャート
である。
【0116】図8に示すように、移動体交換機120
は、まず、移動体無線端末128から着信があり、カー
ド10を利用停止状態に変更するよう要求されると(ス
テップ801)、移動体無線端末128の電話番号に対
応付けて管理番号を記憶している場合には(ステップ8
02)、移動体無線端末128に対して、音声ガイダン
ス装置127を利用して、管理番号の入力を要求するガ
イダンスを送出する(ステップ803)。
【0117】続いて、移動体交換機120は、ガイダン
スに従って入力された管理番号を移動体無線端末128
から通知されると(ステップ804)、管理番号が正し
く入力されたか否かをチェックし、(ステップ80
5)、ステップ805によるチェックの結果、管理番号
が正しく入力されなかった場合には、ステップ803に
戻り、管理番号が正しく入力された場合には、ステップ
806に進む。なお、移動体交換機120は、管理番号
が正しく入力された場合には、対応付けて記憶しておい
た移動体無線端末128の電話番号および管理番号を削
除する。
【0118】また、移動体交換機120は、移動体無線
端末128の電話番号に対応付けて管理番号を記憶して
いない場合には(ステップ802)、ステップ806に
進む。
【0119】ステップ806では、移動体交換機120
は、移動体無線端末128に対して、音声ガイダンス装
置127を利用して、キーワード項目内容の入力を要求
するガイダンスを送出する。
【0120】続いて、移動体交換機120は、ガイダン
スに従って入力されたキーワード項目の項目内容を移動
体無線端末128から通知されると(ステップ80
7)、キーワード項目の項目内容をチェックする(ステ
ップ808)。
【0121】ステップ808によるチェックの結果、ス
テップ807で通知されたキーワード項目の項目内容
と、図3に示す移動体無線端末加入者データ300中の
キーワード項目内容304とが、全てのキーワード項目
について一致した場合には、移動体交換機120は、移
動体無線端末128に対して、カード10を利用停止状
態に変更する旨の要求を受け付けた旨を示す応答を送信
し(ステップ809)、利用停止状態への変更対象のカ
ード10の利用状況を管理するカード顧客管理装置13
1の電話番号を用いて、カード顧客管理装置131に対
して発信し、利用停止状態への変更対象のカード10の
カード番号を送信して、カード10を利用停止状態に変
更するよう要求する(ステップ810)。なお、ステッ
プ810では、移動体交換機120は、ステップ804
で管理番号が通知された場合には、この管理番号も送信
する。
【0122】また、ステップ808によるチェックの結
果、ステップ807で通知されたキーワード項目の項目
内容と、図3に示す移動体無線端末加入者データ300
中のキーワード項目内容304とが、いずれかのキーワ
ード項目について一致しなかった場合には、移動体交換
機120は、移動体無線端末128に対して、カード1
0を利用停止状態に変更する旨の要求を拒否する旨を示
す応答を送信する(ステップ811)。
【0123】カード顧客管理装置131に対して、カー
ド10を利用停止状態に変更するよう要求した後は、カ
ード顧客管理装置131から移動体無線端末128の電
話番号を用いた着信があり、移動体無線端末128の呼
び出しが要求されると共に、利用停止通知メッセージが
送信されて、カード10を利用停止状態に変更した旨を
移動体無線端末128に通知するよう要求されるので、
移動体交換機120は、これを受け付けると(ステップ
812)、移動体無線端末128を呼び出し、利用停止
通知メッセージを送信する(ステップ813)。
【0124】図9は、カード利用停止手続きが行われた
場合のカード顧客管理装置131の動作を示すフローチ
ャートである。
【0125】図9に示すように、カード顧客管理装置1
31は、まず、移動体交換機120から着信があり、利
用停止状態への変更対象のカード10のカード番号が送
信されて、カード10を利用停止状態に変更するよう要
求されると(ステップ901)、利用停止状態への変更
対象のカード10について、図4に示すセキュリティチ
ェック用カード契約者データ400中のサービス利用O
N/OFF406を、利用停止状態を示す旨に変更する
(ステップ902)。
【0126】続いて、カード顧客管理装置131は、移
動体交換機120から管理番号を受信した場合には(ス
テップ903)、第三者による不正利用を検出した時点
でカード利用停止手続きが行われたことを意味してお
り、カード読み取り装置140からカード10が利用さ
れようとしている旨が通知されていることを意味してい
るので、店舗でのカード10の利用を拒否するために、
受信した管理番号に対応付けて記憶している店舗識別情
報から取得したカード読み取り装置140の電話番号を
用いて、カード読み取り装置140に対して発信し、利
用停止状態への変更対象のカード10のカード番号を送
信することで、カード10の利用拒否を指示してから
(ステップ904)、ステップ905に進む。なお、カ
ード顧客管理装置131は、カード10の利用拒否を指
示した後は、対応付けて記憶しておいた管理番号,店舗
識別情報,カード番号を削除する。
【0127】また、カード顧客管理装置131は、移動
体交換機120から管理番号を受信しなかった場合には
(ステップ903)、任意の時点でカード利用停止手続
きが行われたことを意味しており、カード読み取り装置
140からカード10が利用されようとしている旨が通
知されていないことを意味しているので、そのまま、ス
テップ905に進む。
【0128】ステップ905では、カード顧客管理装置
131は、利用停止状態に変更したカード10のカード
契約者が所有する移動体無線端末128の電話番号を用
いて、移動体無縁端末128を収容する移動体交換機1
20に対して発信し、移動体無線端末128の呼び出し
を要求すると共に、利用停止通知メッセージを送信し
て、カード10を利用停止状態に変更した旨を移動体無
線端末128に通知するよう要求する。
【0129】以上説明したように、本実施形態に係るセ
キュリティチェックシステムによれば、カード10が利
用されようとした時点、すなわち、カード10が実際に
利用される前の時点で、カード契約者が所有する移動体
無線端末128に対して、カード10が利用されようと
している旨を通知することができる。従って、第三者に
よる不正利用を未然に防止して利用停止等の対処を行う
ことが可能となり、セキュリティ性を向上させることが
できる。
【0130】なお、本実施形態に係るセキュリティチェ
ックシステムにおいては、通知先として、カード契約者
が所有する移動体無線端末128を利用するようにして
いるが、カード契約者が所有する固定端末111を通知
先とするようにしてもよい。特に、カード契約者が法人
等の団体である場合には、経理担当者等が使用する固定
端末111であるようにすることができる。
【0131】また、本実施形態に係るセキュリティチェ
ックシステムにおいては、同じ店舗に設置された複数の
カード読み取り装置140の各々で同じカード10が不
正利用されることを想定し、よりセキュリティ性を向上
させるために、管理番号を用いるようにしているが、特
に、管理番号を用いなくても、本発明の目的を達成する
ことができる。この場合、第三者による不正利用の検出
によるカード契約者のカード利用停止手続きが行われた
か、または、第三者による不正利用の検出によらないカ
ード契約者のカード利用停止手続きが行われたかの判断
は、カード顧客管理装置131のみが行うようにすれば
よく、そのために、カード顧客管理装置131が、カー
ド読み取り装置140からの利用通知時に、カード読み
取り装置140から受信したカード情報中のカード番号
と、カード読み取り装置140から受信した利用情報中
の店舗識別番号とを対応付けて記憶しておくようにすれ
ばよい。
【0132】また、本実施形態に係るセキュリティチェ
ックシステムにおいて、カード契約者は、利用停止状態
に変更したカード10について、カード利用開始手続き
を行うことで、再び利用状態に変更するようにすること
ができ、カード利用開始手続きが行われた場合の動作
は、上述したカード利用停止手続きが行われた場合の動
作から容易に推察可能であるので、説明を省略する。
【0133】また、本実施形態に係るセキュリティチェ
ックシステムにおいては、商取引決済用のカード10が
利用される場合を例にして説明しているが、カード状で
なく、カード情報に相当する情報を記録している商取引
決済用の記録媒体が利用される場合に適用できることは
言うまでもない。
【0134】また、本実施形態に係るセキュリティチェ
ックシステムにおいては、カード10のほかに、図1に
示した無線発信機能付カード20を設けるようにするこ
とができる。この無線発信機能付カード20は、カード
10と同様の機能に加えて、以下に説明する機能を有す
るようにしたカードである。すなわち、無線発信機能付
カード20は、自身が利用されようとした時点で、利用
停止通知メッセージを編集する機能と、内部に記憶して
いる移動体無縁端末128(自身のカード契約者が所有
する移動体無縁端末128)の電話番号を用いて、移動
体無縁端末128を収容する移動体交換機120に対し
て自動的に発信し、移動体無線端末128の呼び出しを
要求すると共に、編集した利用停止通知メッセージを移
動体交換機120に送信することで、カード10を利用
停止状態に変更した旨を移動体無線端末128に通知す
るよう要求する機能とを有している。
【0135】そこで、無線発信機能付カード20は、移
動体無線端末128と同様に、移動体交換機120に収
容されるようになっている。
【0136】なお、無線発信機能付カード20は、カー
ド読み取り装置140に通された時点で、自身が利用さ
れようとした時点であることを認識すると共に、カード
読み取り装置140から利用情報を受け取り、受け取っ
た利用情報を用いて利用通知メッセージを編集するよう
にする。また、無線発信機能付カード20は、現在の技
術によれば、ポケベル程度のサイズで実現可能である。
【0137】また、カード顧客管理装置131は、無線
発信機能付カード20であるか否かを示す情報を、図4
に示すセキュリティチェック用カード契約者データ40
0中に格納しておき、無線発信機能付カード20につい
ての利用通知をカード読み取り装置140から受け取っ
た場合には、本実施形態に係る動作を行わないようにす
る。
【0138】さらに、本実施形態に係るセキュリティチ
ェックシステムにおいては、カード10のほかに、無線
発着信機能付カード(図示せず。)を設けるようにする
ことができる。この無線発着信機能付カードは、無線発
信機能付カード20と同様の機能に加えて、カード利用
停止手続きが行われた場合の移動体無線端末128の動
作と同様の動作を行うための機能を有するようにしたカ
ードである。ただし、無線発着信機能付カードは、音声
の送受信に関する機能はなく、カード利用停止手続きを
行うための操作手順を示すメッセージを移動体交換機1
20から受信して表示するようにする。
【0139】そこで、無線発着信機能付カードは、キー
ワード項目の項目内容等を入力するためのキーパッド、
および、メッセージを表示するためのディスプレイを備
えるようにする。なお、無線発着信機能付カードも、無
線発信機能付カード20と同様に、現在の技術によれ
ば、ポケベル程度のサイズで実現可能である。
【0140】このような無線発着信機能付カードを設け
るようにした場合は、さらに、この無線発着信機能付カ
ードからカード顧客管理装置131に対して発信し、カ
ード情報および入力されたキーワード項目を送信するよ
うにすることで、カード顧客管理装置131が、無線発
着信機能付カードの正当性を判断するような運用形態を
実現することができる。
【0141】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
クレジットカード等の商取引決済用のカードが利用され
ようとした時点、すなわち、カードが実際に利用される
前の時点で、カード契約者が所有する移動体無線端末に
対して、カードが利用されようとしている旨を通知する
ことができる。従って、第三者による不正利用を未然に
防止して利用停止等の対処を行うことを可能とし、セキ
ュリティ性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るセキュリティチェック
システムのシステム構成を示す説明図。
【図2】本発明の実施形態に係るセキュリティチェック
システムの動作を示すシーケンス図。
【図3】本発明の実施形態における移動体無線端末加入
者データの構成を示す説明図。
【図4】本発明の実施形態におけるセキュリティチェッ
ク用カード契約者データの構成を示す説明図。
【図5】本発明の実施形態における移動体無線端末のデ
ィスプレイで表示される利用通知メッセージの例を示す
説明図。
【図6】本発明の実施形態における移動体無線端末のデ
ィスプレイで表示される利用停止通知メッセージの例を
示す説明図。
【図7】本発明の実施形態におけるセキュリティチェッ
ク用カード契約者データを登録する際のカード顧客管理
システムの動作を示すフローチャート。
【図8】本発明の実施形態におけるカード利用停止手続
きが行われた場合の移動体交換機の動作を示すフローチ
ャート。
【図9】本発明の実施形態におけるカード利用停止手続
きが行われた場合のカード顧客管理装置の動作を示すフ
ローチャート。
【符号の説明】
10…カード、20…無線発信機能付カード、100…
通信網、111…固定端末、120…移動体交換機、1
21…通話路装置、122…中央制御装置、123…メ
モリ装置、124…無線回線制御局、125…無線基地
局、126…無線ゾーン、127…音声ガイダンス装
置、128…移動体無線端末、130…カード顧客管理
システム、131…カード顧客管理装置、132…操作
端末、133…データベース、134…処理装置、13
5…メモリ装置、140…カード読み取り装置、300
…移動体無線端末加入者データ、301…受信機種別、
302…サービス契約、303…カード番号、304…
キーワード項目内容、400…セキュリティチェック用
カード契約者データ、401…カード番号、402…加
入者番号、403…キーワード項目内容、404…サー
ビス利用開始日、405…サービス利用期限日、406
…サービス利用ON/OFF。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 109R (72)発明者 井島 謙吾 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 日隈 功 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 児島 公文 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 藤田 智浩 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立アドバンストシステムズ内 (72)発明者 東條 尊之 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立アドバンストシステムズ内 (72)発明者 横田 博道 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内 (72)発明者 山口 文久 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内 Fターム(参考) 2C005 MA05 MB08 5B035 AA13 BB09 CA23 5B049 AA05 BB11 CC02 CC39 DD04 EE05 EE22 EE23 FF03 FF04 FF06 GG03 GG04 GG06 GG07 5B058 CA12 KA31 YA01 5K067 AA32 BB04 EE02 EE16

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商取引決済用の記録媒体を管理する管理装
    置と、通信端末を収容する交換機とが、通信網を介して
    接続されてなるシステムにおいて、商取引決済用の記録
    媒体が利用されようとしている旨を該記録媒体の契約者
    に通知するセキュリティチェック方法であって、 上記管理装置が、 商取引決済用の記録媒体が利用されようとした時点で、
    該記録媒体の契約者が所有する通信端末の電話番号を検
    索し、検索した電話番号を用いて、該通信端末を収容す
    る交換機に対して発信し、該通信端末の呼び出しを要求
    すると共に、商取引決済用の記録媒体が利用されようと
    している旨を該通信端末に通知するよう要求し、 上記交換機が、 上記管理装置から着信があり、通信端末の呼び出しが要
    求されると共に、商取引決済用の記録媒体が利用されよ
    うとしている旨を該通信端末に通知するよう要求された
    場合に、該通信端末を呼び出し、商取引決済用の記録媒
    体が利用されようとしている旨を示すメッセージを送信
    することを特徴とするセキュリティチェック方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のセキュリティチェック方法
    であって、 上記通信端末が、 上記交換機から呼び出しがあり、商取引決済用の記録媒
    体が利用されようとしている旨を示すメッセージを受信
    した場合に、該メッセージを表示し、 商取引決済用の記録媒体を利用停止状態に変更する旨の
    指示を受け付けた場合に、上記交換機に対して発信し、
    該記録媒体を利用停止状態に変更する旨を要求し、 上記交換機が、 上記通信端末から着信があり、商取引決済用の記録媒体
    を利用停止状態に変更するよう要求された場合に、上記
    管理装置に対して発信し、該記録媒体を利用停止状態に
    変更するよう要求することを特徴とするセキュリティチ
    ェック方法。
  3. 【請求項3】商取引決済用のカードの利用状況を管理す
    るカード顧客管理装置であって、 商取引決済用のカードごとに、該カードのカード契約者
    が所有する移動体無線端末の電話番号を対応付けて記憶
    している記憶手段と、 商取引決済用のカードが利用停止状態/利用開始状態に
    変更された時点で、該カードに対応付けて上記記憶手段
    が記憶している電話番号を用いて、該電話番号を有する
    移動体無線端末を収容する移動体交換機に対して発信
    し、該移動体無線端末の呼び出しを要求すると共に、商
    取引決済用のカードが利用停止状態/利用開始状態に変
    更された旨を該移動体無線端末に通知するよう要求する
    変更通知要求手段を備えたことを特徴とするカード顧客
    管理装置。
  4. 【請求項4】商取引決済用のカードの利用状況を管理す
    るカード顧客管理装置であって、 商取引決済用のカードごとに、予め定めた複数種類の項
    目の各々について該カードのカード契約者が予め登録し
    た項目内容を記憶している記憶手段と、 移動体無線端末を収容する移動体交換機から着信があ
    り、商取引決済用のカードを利用停止状態/利用開始状
    態に変更するよう要求されると共に、上記複数種類の項
    目に対応する項目内容が通知された場合に、通知された
    項目内容と、該カードに対応付けて上記記憶手段が記憶
    している項目内容とが、全ての項目について一致したな
    らば、該移動体交換機からの変更要求を受け付ける変更
    要求受付手段とを備えたことを特徴とするカード顧客管
    理装置。
  5. 【請求項5】商取引決済用のカードであって、 移動体無線端末を収容する移動体交換機に収容され、 自身のカード契約者が所有する移動体無線端末の電話番
    号を記憶している記憶手段と、 自身が利用されようとした時点で、上記記憶手段が記憶
    している電話番号を用いて、該電話番号を有する移動体
    無線端末を収容する移動体交換機に対して発信し、該移
    動体無線端末の呼び出しを要求すると共に、商取引決済
    用のカードが利用されようとしている旨を該移動体無線
    端末に通知するよう要求する利用通知要求手段とを備え
    たことを特徴とする無線発信機能付カード。
  6. 【請求項6】請求項5記載の無線発信機能付カードを収
    容する移動体交換機であって、 上記無線発信機能付カードから着信があり、移動体無線
    端末の呼び出しが要求されると共に、商取引決済用のカ
    ードが利用されようとしている旨を該移動体無線端末に
    通知するよう要求された場合に、該移動体無線端末を呼
    び出し、商取引決済用のカードが利用されようとしてい
    る旨を示すメッセージを送信する利用通知メッセージ送
    信手段を備えたことを特徴とする移動体交換機。
  7. 【請求項7】移動体無線端末を収容する移動体交換機で
    あって、 商取引決済用のカードの利用状況を管理するカード顧客
    管理装置から着信があり、移動体無線端末の呼び出しが
    要求されると共に、商取引決済用のカードが利用されよ
    うとしている旨を該移動体無線端末に通知するよう要求
    された場合に、該移動体無線端末を呼び出し、商取引決
    済用のカードが利用されようとしている旨を示すメッセ
    ージを送信する利用通知メッセージ送信手段を備えたこ
    とを特徴とする移動体交換機。
  8. 【請求項8】移動体無線端末を収容する移動体交換機で
    あって、 商取引決済用のカードの利用状況を管理するカード顧客
    管理装置から着信があり、移動体無線端末の呼び出しが
    要求されると共に、商取引決済用のカードが利用停止状
    態/利用開始状態に変更された旨を該移動体無線端末に
    通知するよう要求された場合に、該移動体無線端末を呼
    び出し、商取引決済用のカードが利用停止状態/利用開
    始状態に変更された旨を示すメッセージを送信する変更
    通知メッセージ送信手段を備えたことを特徴とする移動
    体交換機。
  9. 【請求項9】移動体無線端末を収容する移動体交換機で
    あって、 移動体無線端末から着信があり、商取引決済用のカード
    を利用停止状態/利用開始状態に変更するよう要求され
    た場合に、該カードの利用状況を管理するカード顧客管
    理装置に対して発信し、該カードを利用停止状態/利用
    開始状態に変更するよう要求する変更要求手段を備えた
    ことを特徴とする移動体交換機。
  10. 【請求項10】請求項9記載の移動体交換機であって、 移動体無線端末ごとに、予め定めた複数種類の項目の各
    々について該移動体無線端末を所有するカード契約者が
    予め登録した項目内容を記憶している記憶手段を備え、 上記変更要求手段は、 商取引決済用のカードを利用停止状態/利用開始状態に
    変更するよう要求した移動体無線端末に対して、上記複
    数種類の項目に対応する項目内容を要求し、該移動体無
    線端末から返答された項目内容と、該移動体無線端末に
    対応付けて上記記憶手段が記憶している項目内容とが、
    全ての項目について一致した場合に、該移動体無線端末
    からの変更要求を受け付けることを特徴とする移動体交
    換機。
  11. 【請求項11】請求項9記載の移動体交換機であって、 上記変更要求手段は、 商取引決済用のカードを利用停止状態/利用開始状態に
    変更するよう要求した移動体無線端末に対して、上記複
    数種類の項目に対応する項目内容を要求し、該移動体無
    線端末から返答された項目内容を、発信先のカード顧客
    管理装置に対して通知することを特徴とする移動体交換
    機。
  12. 【請求項12】請求項9,10または11記載の移動体
    交換機であって、 上記変更要求手段は、 自身に設けられているガイダンス装置を利用して、商取
    引決済用のカードの利用停止手続き/利用開始手続きを
    行うための操作手順をガイダンスすることを特徴とする
    移動体交換機。
  13. 【請求項13】請求項9,10,11または12記載の
    移動体交換機であって、 商取引決済用のカードの利用状況を管理するカード顧客
    管理装置から着信があり、移動体無線端末の呼び出しが
    要求されると共に、商取引決済用のカードが利用停止状
    態/利用開始状態に変更された旨を該移動体無線端末に
    通知するよう要求された場合に、該移動体無線端末を呼
    び出し、商取引決済用のカードが利用停止状態/利用開
    始状態に変更された旨を示すメッセージを送信する変更
    通知メッセージ送信手段を備えたことを特徴とする移動
    体交換機。
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