JP2003337890A - 現金管理システム - Google Patents

現金管理システム

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JP2003337890A
JP2003337890A JP2002144112A JP2002144112A JP2003337890A JP 2003337890 A JP2003337890 A JP 2003337890A JP 2002144112 A JP2002144112 A JP 2002144112A JP 2002144112 A JP2002144112 A JP 2002144112A JP 2003337890 A JP2003337890 A JP 2003337890A
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bank
customer
retail store
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JP2002144112A
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English (en)
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Makiko Saito
真希子 齋藤
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャッシュカードを利用するなどの従来の形
態より高い安全性を確保した上で、現金自動預け払い機
を設置するよりも低額の設備投資で現金を引き出すサー
ビスが実現できるようにする。 【解決手段】 顧客101が無線端末102の表示部に
表示させた振り込み番号と端末IDとををPOS端末1
04を操作する店員に提示すると、店員は、POS端末
104を操作し、小売店サーバ107より認証用データ
を受け取り、この認証用データをPOS端末104の表
示部に表示することで認証を行う。認証が成立すると、
店員は、POS端末104に保管されている現金より、
仮押さえ金額を顧客101に手渡す

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小売店の店舗など
において現金が引き出せる現金管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】顧客が現金を手にするには、銀行・郵便
局などで現金自動預け払い機や窓口から引き出す手法が
一般的である。近年では、コンビニエンスストアに現金
自動預け払い機が設置されていることもあり、急な都合
で現金が必要になった時に気軽にお金を引き出せる環境
となりつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、コンビニエン
スストアなどにおいて現金自動預け払い機を設置してい
る箇所は、未だ少ないのが現状である。現金自動預け払
い機を設置するためには高額の設備投資が必要であるこ
とが、普及を妨げる原因と考えられる。また、セキュリ
ティの面でキャッシュカードは、持ち主を特定しにく
く、また、他人に暗証番号が明らかになってしまうと、
口座が全く保護されない状態となる。
【0004】本発明は、以上のような問題点を解消する
ためになされたものであり、キャッシュカードを利用す
るなどの従来の形態より高い安全性を確保した上で、現
金自動預け払い機を設置するよりも低額の設備投資で現
金を引き出すサービスが実現できるようにすることを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る現金管理シ
ステムは、端末識別子が表示可能に備えられた無線端末
からの所定金額の現金引き出しの要求を受け付けて小売
店が開設している口座の口座番号を無線端末に通知する
小売店サーバと、小売店サーバに備えられ、端末識別子
に対応して無線端末を所有する顧客を識別するための情
報を含んだ認証用データが保管された認証用顧客データ
ベースと、小売店サーバと通信回線網を介して接続さ
れ、顧客の口座が開設されている第1銀行に備えられた
第1銀行サーバと、通信回線網に接続され、小売店の口
座が開設されている第2銀行に備えられた第2銀行サー
バと、小売店サーバに接続され、小売店サーバより送出
された認証用データを表示する表示部を備え、所定量の
現金が保管された例えばPOS端末などの店舗端末とを
有し、第1銀行サーバは、顧客からの口座番号の通知と
振り込みの依頼とにより、顧客の口座より小売店の口座
への所定金額の振り込み要求を第2銀行サーバに行い、
この振り込みを特定する振り込み番号を無線端末と第2
銀行サーバとに通知し、第2銀行サーバは、第1銀行か
らの振り込みの要求により顧客の口座からの小売店の口
座への所定金額の振り込みを行い、所定金額の小売店の
口座への振り込みが行われたこと振り込み番号とを小売
店サーバへ通知し、小売店サーバは、特定端末識別子と
振り込み番号とが店舗端末より通知されると、認証用顧
客データベースより特定端末識別子に対応する特定認証
用データを取り出し、この特定認証用データを店舗端末
に送出するようにしたものである。このシステムによれ
ば、無線端末より送出された要求の金額に対応する現金
が、店舗端末に保管されている現金より引き出され、顧
客に渡される。
【0006】また、本発明に係る他の形態の現金管理シ
ステムは、端末識別子が表示可能に備えられた無線端末
からの所定金額の現金引き出しの要求を受け付けて小売
店が開設している口座の口座番号を無線端末に通知する
例えばホットスポットサーバなどの店舗サーバと、店舗
サーバに接続され端末識別子に対応して無線端末を所有
する顧客を識別するための情報を含んだ認証用データが
保管された認証用顧客データベースを備えた小売店サー
バと、小売店サーバと通信回線網を介して接続され、顧
客の口座が開設されている第1銀行に備えられた第1銀
行サーバと、通信回線網に接続され、小売店の口座が開
設されている第2銀行に備えられた第2銀行サーバとを
有し、店舗サーバは、小売店サーバより送出される認証
用データを表示する表示部を備えかつ所定量の現金を保
管し、第1銀行サーバは、顧客からの口座番号の通知と
振り込みの依頼とにより、顧客の口座より小売店の口座
への所定金額の振り込み要求を第2銀行サーバに行い、
この振り込みを特定する振り込み番号を無線端末と第2
銀行サーバとに通知し、第2銀行サーバは、第1銀行か
らの振り込みの要求により顧客の口座からの小売店の口
座への所定金額の振り込みを行い、所定金額の小売店の
口座への振り込みが行われたこと振り込み番号とを小売
店サーバへ通知し、小売店サーバは、特定端末識別子と
振り込み番号とが店舗サーバより通知されると、認証用
顧客データベースより特定端末識別子に対応する特定認
証用データを取り出し、この特定認証用データを店舗サ
ーバに送出するようにしたものである。このシステムに
よれば、無線端末より送出された要求の金額に対応する
現金が、店舗サーバに保管されている現金より引き出さ
れ、顧客に渡される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を参照して説明する。 <実施の形態1>図1は、この実施の形態における現金
管理システムの構成例を示す構成図である。本システム
は、顧客101の所有する無線端末102、店舗105
内に設置されて店内一時保管データベース103を有す
るPOS端末(店舗端末)104、A銀行サーバ110
及びA銀行サーバ110が有する顧客データベース11
1、B銀行サーバ109及びB銀行サーバ109が有す
る小売店データベース108、各小売店の本店が管理す
る小売店サーバ107及び小売店サーバ107内の認証
用顧客データベース106、これらを相互に接続するイ
ンターネット等の通信回線網112から構成されてい
る。
【0008】顧客101の所有する無線端末102は、
例えば、ブラウザフォン等のインターネットなどの通信
回線網112に接続可能な携帯端末装置である。無線端
末102は、小売店サーバ107、A銀行サーバ11
0、B銀行サーバ109が通信回線網112上に提供し
ているサイトの情報にアクセスし、情報を表示する機能
を備えている。図2に示すように、無線端末102は、
例えば受信した情報を表示する表示部201を備える。
表示部201に表示される情報としては、現金引き出し
サービスが行われているかの有無、引き出し上限額、小
売店銀行口座番号などであり、小売店サーバ107から
通知されるものである。また、振り込みをした後の確認
に利用される振り込み番号なども、表示部201に表示
される。
【0009】また、無線端末102は、操作部202を
備え、無線端末102の利用者である顧客101による
指示操作や送信情報の入力などを受け付ける。例えば、
顧客101による、小売店サーバ107に対して送信す
る仮押さえ金額情報の通知や、A銀行サーバ110に対
して送信する振り込み金額の通知などを受け付ける。無
線端末102は、操作部202の操作により送信対象の
情報が入力されると、これら情報を各々のサーバに対し
て送信する。
【0010】また、無線端末102は、小売店サーバ1
07にアクセスする時に、小売店サーバ107に対して
各無線端末102に内蔵されている端末IDの通知を行
う。また、無線端末102は、以下の表1に示すよう
に、端末認証用の端末ID、振り込み金額と端末を特定
するための振り込み番号、小売店サーバ上に表示される
現金引き出し上限額、顧客101が仮押さえを行う際の
仮押さえ金額、顧客101の所有する銀行口座の番号な
どから構成されたテーブルを記憶している。
【0011】
【0012】各小売店の本社が管理する小売店サーバ1
07は、通信回線網112を介して接続可能なWebサ
イト(小売店サイト)を備えている。小売店サーバ10
7は、店舗105内に設置されているPOS(Point of
Sales)端末104において現金情報に変更がある度
に、POS端末104から現金情報変更の通知を受けて
いる。小売店サーバ107は、この現金情報から、顧客
101が無線端末102を小売店サーバ107にアクセ
スさせた際に引き出せる現金がある場合は、現金引き出
しの際の上限額を小売店サイト上に表示する。
【0013】認証用顧客データベース106は、本実施
の形態における現金管理システムによる現金引き出しサ
ービスに加入している顧客101が、無線端末102を
小売店サーバ107に接続する際の認証に用いられる個
人データを保管するデータベースである。データベース
には、顧客101の保有する無線端末102の端末I
D、顧客101の氏名、顧客101の顔画像が記録され
ている。例えば、無線端末102から小売店サーバ10
7に接続要求があった場合、小売店サーバ107は、無
線端末102から送出された端末IDを受け、認証用顧
客データベース106内に受け付けた端末IDの有無を
確認することで、接続要求をした無線端末102の認証
を行う。
【0014】また、小売店サーバ107は、顧客101
がお金の振り込みを完了した結果、B銀行サーバ109
から振り込み完了の通知(振り込み番号等)を受けると、
POS端末104から認証用として受けた振り込み番号
及び端末IDを、認証用顧客データベース106が記録
している個人情報と照合・認証し、認証結果をPOS端
末104に送信する。
【0015】認証用顧客データベース106は、以下の
表2に示すように、認証用データ(氏名、顔画像、端末
ID)のほかに、仮押さえ金額、振り込み番号、入金者
氏名、振り込み金額などのテーブルを持つ。
【0016】
【0017】なお、認証用データ(氏名),認証用デー
タ(顔画像),端末IDは、本システムによる現金引き
出しサービスに顧客101が加入する段階で、顧客10
1により登録されるものである。また、小売店サーバサ
ーバで保管すべきその他の情報として、各店舗105の
口座番号や各店舗105の引き出し上限額などがあり、
小売店サーバ107では、これらの情報を管理する必要
がある。
【0018】A銀行サーバ110は、顧客101が口座
を所有(開設)している銀行のWebサイト(銀行Aサ
イト)を備えてる。銀行Aサイト(A銀行サーバ11
0)は、通信回線網112上からアクセス可能であり、
モバイルバンキングに対応している。例えば、銀行Aサ
イトにより、振り込み処理を行うことができる。モバイ
ルバンキングとは、携帯電話のインターネット接続機能
を用い、銀行などの金融機関のサービスを利用すること
である。預金の残高照会、入出金照会、口座振り込み、
振り替えなどが利用できる。
【0019】例えば、顧客101は、無線端末102を
A銀行サーバ110に接続し、A銀行サイトの上でB銀
行の小売店口座へ所定金額の振り込みを行うことができ
る。この振り込みの際に、振り込み番号及び入金者氏名
も、小売店データベース108を備えるB銀行サーバ1
09へ通知する。A銀行サイト(A銀行サーバ110)
では、振り込みが完了すると、振り込み番号を無線端末
102に通知する。この結果、無線端末102の表示部
201に、振り込み番号が表示され、顧客101はこれ
を認知することが可能となる。
【0020】A銀行サーバ110が備える顧客データベ
ース111は、A銀行サーバ110における顧客管理用
のデータベースである。これは、以下の表3に示すよう
な情報が備えられた一般的な顧客管理データベースであ
り、口座所有者氏名、口座番号、預金額等から生成され
ており、振り込み処理が行われた場合は、振り込み金
額、振り込み番号の新たな項目が追加される。
【0021】
【0022】B銀行サーバ109は、小売店が口座を所
有している銀行のサーバであり、通信回線網112上か
らアクセス可能であり、モバイルバンキングに対応して
いる。B銀行サーバ109が備えるWebサイトにアク
セスし、このWebサイトを利用することで振り込み処
理を行うことができる。顧客101が無線端末102を
A銀行サーバ110に接続し、このWebサイトを利用
して振り込んだ金額が、B銀行に振り込まれると、B銀
行サーバ109は、振り込み番号,振り込み者の氏名,
振り込み金額を小売店サーバ107に通知する。
【0023】B銀行サーバ109が備える小売店データ
ベース108は、B銀行における顧客管理データベース
であり、本実施の形態において、B銀行の顧客は、小売
店となる。小売店データベース108は、以下の表4に
示すように、B銀行に口座を開設している小売店の名
称,口座番号,預金額などから構成されている。振り込
み処理が行われた場合は、振り込み金額振り込み番号の
新たな項目が追加される。なお、小売店データベース1
08には、各店舗105の口座番号なども記録されてい
る。
【0024】
【0025】POS端末104は、店舗105内に置か
れている現金管理を行う装置である。POS端末104
は、自身が管理している現金情報に変更があった場合、
随時、小売店サーバ107に変更通知を行う。前述した
ように、顧客101が、無線端末102をA銀行サーバ
110に接続し、このWebサイトを利用してB銀行の
小売店の口座に対する所定の金額の振り込みが完了する
と、顧客101は、POS端末104により現金を入手
できる。
【0026】この現金引き出しは、まず、顧客101よ
り端末ID及び振り込み番号を提示されると、POS端
末104がこれらの情報を小売店サーバ107に対して
問い合わせを行う。小売店サーバ107では、認証用顧
客データベース106を用い、問い合わせされた情報の
認証を行う。
【0027】小売店サーバ107により送られた情報が
認証されると、認証済みのデータがPOS端末104に
送信され、認証の結果がPOS端末104の図示してい
ない表示部に表示される。この表示部に表示された認証
結果を店員が確認し、顧客101が正しい振り込み者と
判別された場合、引き出し金額に相当する現金が顧客1
01に対して渡される。POS端末104は、例えばキ
ャッシュレジスタ部を備え、キャッシュレジスタ部に保
管されている引き出し金額に相当する現金が、店員によ
り顧客101に対して手渡されることで、顧客101は
現金を入手することができる。
【0028】店内一時保管データベース103は、PO
S端末104に接続された店舗105内にあるデータベ
ースであり、各小売店の顧客101に対しての振り込み
処理などの一時的なデータを保管するデータベースであ
る。店内一時保管データベース103は、以下の表5に
示すように、現金の引き出しを行う際に必要なデータと
して、端末ID,振り込み番号,振り込み金額,認証用
データ(氏名、顔画像)などから構成されたテーブルが保
持されている。なお、店内一時保管データベース103
は、引き出し上限額の情報も備えている。
【0029】
【0030】つぎに、上述した本実施の形態の現金管理
システムの動作例について図3のフローチャートを用い
て説明する。なお、以下の説明では、顧客101が、本
システムによる現金引き出しサービスに加入し、予め認
証用顧客データベース106に認証に利用される顧客デ
ータが記録されていることを前提とする。顧客データ
は、例えば、認証用の氏名,顔画像データ、また現金の
引き出し時に利用する端末のID(識別子)等である。
【0031】まず、前述したように、小売店の店舗10
5内のPOS端末104は、現金が増減する度に、小売
店サーバ107に現在の引き出し上限額を通知している
(ステップ301)。POS端末104の例えばキャッシ
ュレジスタ部には、売上金などが保管されているが、本
サービスの利用者が多数の場合、POS端末104内の
現金が不足することが考えられる。従って、POS端末
104内の現金が一定額以下とならないようにするため
に、例えば、POS端末104が保管する現金が店舗1
05の売り上げの20%以内であることが保てるよう
に、上記上限額を設定する。
【0032】一方、銀行Aの自身の口座より預金を引き
出そうとしている顧客101の操作により、無線端末1
02が通信回線網112を経由して小売店サーバ107
にアクセスし、無線端末102の端末IDを通知する
(ステップ302)。なお、このアクセルのためには、
顧客101が小売店サーバ107のURL(Uniform Re
source Locators)を認知している必要があるが、例え
ば、このURLを店舗105内に表示するなどにより顧
客101に提示してもよく、また、顧客101が通信回
線網112に接続した無線端末102のブラウザなどを
利用し、通信回線網112上で小売店サーバ107を検
索するようにしてもよい。
【0033】無線端末102より送出された端末IDを
受け付けた小売店サーバ107は、認証用顧客データベ
ース106に記録されている顧客データを参照すること
などにより、受け付けた端末IDが、サービスに加入済
みの顧客101の情報であることを確認することで認証
を行い、認証が成立した後、小売店サーバ107が備え
ているサイト上の現金引き出しサービスのためのホーム
ページを無線端末102に送出する(ステップ303)。
このことにより、無線端末102の表示部201には、
上記ホームページが表示される。
【0034】無線端末102の表示部に表示されたホー
ムページを閲覧した顧客101の、このホームページに
示された指示に従った操作部202の操作により、無線
端末102は、現金引き出しの上限額に関する情報の要
求を、小売店サーバ107に対して送出する(ステップ
304)。この情報要求を受け付けた小売店サーバ10
7は、引き出し可能な現金がある場合、現金引き出しの
上限額に関する情報を無線端末102に送出する(ステ
ップ305)。この結果、無線端末102の表示部20
1には、現金引き出しの上限額が表示される。
【0035】この現金引き出しの上限額を確認した顧客
101による操作部202の操作により、無線端末10
2は、仮押さえ金額を小売店サーバ107に通知する
(ステップ306)。なお、顧客101は、上記仮押さえ
金額が、現金引き出しの上限額の範囲内となるように、
操作部202を操作する必要がある。この仮押さえ金額
の通知を受け付けた小売店サーバ107は、通知もとの
無先端末102を所有する顧客101の氏名と,通知さ
れた仮押さえ金額とを認証用顧客データベース106に
保存する。この後、小売店サーバ107は、小売店の銀
行口座番号を顧客無線端末102に通知する(ステップ
307)。通知された小売店の銀行口座番号は、無線端
末102の表示部201に表示され、顧客101の認知
するところとなる。
【0036】次いで、小売店サーバ107より通知され
た小売店の銀行口座番号を認知した顧客101は、無線
端末102を通信回線網112を経由してA銀行サーバ
に接続し(ステップ308)、モバイルバンキングを利
用して上述した仮押さえ金額を、A銀行に開設している
自身の口座より、B銀行に開設されている小売店の口座
に振り込む(ステップ309)。例えば、A銀行サーバ
110上のモバイルバンキングのホームページから振り
込み処理メニューを選択し、振り込み先に取得済みの小
売店の銀行口座番号を入力し、仮押さえ金額を入力する
ことで、上記振り込みを行う。
【0037】モバイルバンキングのホームページに所定
の情報を入力することで、A銀行サーバ110よりB銀
行サーバ109に対し、B銀行に開設されている小売店
の口座に対しての上記仮押さえ金額の振り込みが通知さ
れる。この際、振り込み番号、入金者氏名も振り込み金
額にあわせてB銀行サーバ109に通知される。A銀行
サーバ110からB銀行サーバ109に対する振り込み
通知が終了した後、A銀行サーバ110は、上記振り込
み番号を無線端末102に通知する(ステップ310)。
【0038】また、A銀行サーバ110より上記振り込
みの通知を受け付けたB銀行サーバ109は、A銀行に
よる顧客101からの小売店の口座への振り込みが完了
した後、入金者(顧客101)氏名,振り込み番号,振
り込み金額を小売店サーバ107に通知する(ステップ
311)。自身の無線端末102が、A銀行サーバ11
0からの振り込み番号の通知を受け付けてこれを確認し
た顧客101は、無線端末102を操作し、通知された
振り込み番号と無線端末102の端末IDとを表示部2
01に表示させ、この表示をPOS端末104を操作す
る店員に提示する(ステップ312)。
【0039】無線端末102の表示部201に表示され
た振り込み番号を端末IDとの提示を確認した上記店員
は、POS端末104を操作し、提示された振り込み番
号を端末IDとを小売店サーバ107に問い合わせる
(ステップ313)。POS端末104からの上記問い
合わせを受けた小売店サーバ107は、認証用顧客デー
タベース106より、受け付けた振り込み番号及び端末
IDから認証用データ(氏名、顔画像)を取り出してPO
S端末104へ送信する(ステップ314)。
【0040】小売店サーバ107より認証用データを受
け付けたPOS端末104では、受け付けた認証用デー
タをPOS端末104の図示しない表示部に表示する。
この表示部には、端末IDとこの端末IDに対応する顧
客の顔画像が表示される。POS端末104を操作する
店員は、表示された端末IDと無線端末102の表示部
に表示された端末IDを照合し、また、表示された顔画
像と無線端末102を所持している顧客101の顔とを
照合し、認証を行う。
【0041】以上の店員による認証が成立すると、店員
は、POS端末104に保管されている現金の中より、
B銀行の小売店の口座に振り込まれた金額(仮押さえ金
額)を無線端末102を所持している顧客101に手渡
す(ステップ315)。以上に説明したように、本実施
の形態によれば、現金自動預け払い機と言った大掛かり
な設備を必要とせず、例えば現状広く普及しているPO
Sシステム(販売時点除法管理システム)を利用し、こ
れらを公共の通信回線網に接続することで、現金払いを
可能とする現金管理システムを構築できる。また、銀行
のカードを必要とせずに現金の引き出しが可能となる。
加えて、POS端末104を備えた店舗105が、終日
営業を行っている小売店による経営であれば、上機嫌筋
引き出しが終日可能となる。
【0042】<実施の形態2>つぎに、本発明の第2の
実施の形態について説明する。図4は、本実施の形態に
おける現金管理システムの構成例を示す構成図である。
本システムは、顧客401の所有する無線端末402、
ホットスポット405内に設置されて店内一時保管デー
タベース403を有するPOS端末機能を含んだホット
スポットサーバ(HSS)404、A銀行サーバ410
及びA銀行サーバ410が有する顧客データベース41
1、B銀行サーバ409及びB銀行サーバ409が有す
る小売店データベース408、各小売店の本店が管理す
る小売店サーバ407及び小売店サーバ407内の認証
用顧客データベース406、これらを相互に接続するイ
ンターネット等の通信回線網412から構成されてい
る。
【0043】顧客401の所有する無線端末402は、
例えば、ブラウザフォン等のインターネットなどの通信
回線網412に接続可能な携帯端末装置である。無線端
末402は、小売店サーバ407、A銀行サーバ41
0、B銀行サーバ409が通信回線網412上に提供し
ているサイトの情報にアクセスし、情報を表示する機能
を備えている。また、無線端末402は、例えば受信し
た情報を表示する表示部(不図示)を備える。表示部に
表示される情報としては、現金引き出しサービスが行わ
れているかの有無、引き出し上限額、小売店銀行口座番
号などであり、小売店サーバ407から通知されるもの
である。また、振り込み後の確認に利用される振り込み
番号なども、表示部に表示される。
【0044】また、無線端末402は、図示しない操作
部を備え、無線端末402の利用者である顧客401に
よる指示操作や送信情報の入力などを受け付ける。例え
ば、顧客401による、小売店サーバ407に対して送
信する仮押さえ金額情報の入力や、A銀行サーバ410
に対して送信する振り込み金額の入力などを受け付け
る。無線端末402は、操作部の操作により送信対象の
情報が入力されると、これら情報を各々のサーバに対し
て送信する。
【0045】また、無線端末402は、小売店サーバ4
07にアクセスする時に、小売店サーバ407に対して
各無線端末402に内蔵されている端末IDの通知を行
う。また、無線端末402は、以下の表5に示すよう
に、端末認証用の端末ID、振り込み金額と端末を特定
するための振り込み番号、小売店サーバ上に表示される
現金引き出し上限額、顧客401が仮押さえを行う際の
仮押さえ金額、顧客401の所有する銀行口座の番号な
どから構成されたテーブルを記憶している。
【0046】
【0047】加えて、無線端末402は、2つ以上の通
信方式に対応したデュアル端末であり、2つの通信方式
のどちらも利用できるものである。例えば、IEEE8
02.41もしくは「Bluetooth」などの無線
LANによる通信方式と、RCR STD−27の規格
によるPDC(Personal Digital Cellular)などによ
る通信方式(携帯電話方式)との両方の機能を備えたも
のである。従って、無線端末402は、無線LANによ
りHSS404と接続し、また、前述したように、PD
Cにより公衆の通信回線網412に接続することが可能
である。
【0048】通信回線網412に接続している無線端末
402が、HSS404によるホットスポット405の
圏内に移動した場合、無線端末402の接続先が、自動
的にHSS404に切り替わる。ホットスポット405
の圏内においては、無線端末402は、HSS404及
び通信回線網412を介し、A銀行サーバ410に接続
する。
【0049】各小売店の本社が管理する小売店サーバ4
07は、通信回線網412を介して接続可能なWebサ
イト(小売店サイト)を備えている。小売店サーバ40
7は、HSS404において現金情報に変更がある度
に、HSS404から現金情報変更の通知を受けてい
る。小売店サーバ407は、この現金情報から、顧客4
01が小売店サーバ407にアクセスした際に引き出せ
る現金がある場合は、現金引き出しの際の上限額を小売
店サイト上に表示する。
【0050】認証用顧客データベース406は、本実施
の形態における現金管理システムによる現金引き出しサ
ービスに加入している顧客401が、小売店サーバ40
7に接続する際の認証に用いられる個人データを保管す
るデータベースである。データベースには、顧客401
の保有する無線端末402の端末ID、顧客401の氏
名、顧客401の顔画像が記録されている。例えば、無
線端末402から小売店サーバ407に接続要求があっ
た場合、小売店サーバ407は、無線端末402から送
出された端末IDを受け、認証用顧客データベース40
6内に受け付けた端末IDの有無を確認することで、接
続要求をした無線端末402の認証を行う。
【0051】また、小売店サーバ407は、顧客401
がお金の振り込みを完了した結果、B銀行サーバ409
から振り込み完了の通知(振り込み番号等)を受けると、
HSS404から認証用として受けた振り込み番号及び
端末IDを、認証用顧客データベース406が記録して
いる個人情報と照合・認証し、認証結果をHSS404
に送信する。
【0052】認証用顧客データベース406は、以下の
表6に示すように、認証用データ(氏名、顔画像、端末
ID)のほかに、仮押さえ金額、振り込み番号、入金者
氏名、振り込み金額などのテーブルを持つ。
【0053】
【0054】なお、認証用データ(氏名),認証用デー
タ(顔画像),端末IDは、本システムによる現金引き
出しサービスに顧客401が加入する段階で、顧客40
1により登録されるものである。また、小売店サーバサ
ーバで保管すべきその他の情報として、小売店の口座番
号や各ホットスポット405の引き出し上限額などがあ
り、小売店サーバ407では、これらの情報を管理する
必要がある。
【0055】A銀行サーバ410は、顧客401が口座
を所有(開設)している銀行のWebサイト(銀行Aサ
イト)を備えてる。銀行Aサイト(A銀行サーバ41
0)は、通信回線網412上からアクセス可能であり、
モバイルバンキングに対応している。例えば、銀行Aサ
イトにより、振り込み処理を行うことができる。モバイ
ルバンキングとは、携帯電話のインターネット接続機能
を用い、銀行などの金融機関のサービスを利用すること
である。預金の残高照会、入出金照会、口座振り込み、
振り替えなどが利用できる。
【0056】例えば、顧客401は、無線端末402を
A銀行サーバ410に接続し、A銀行サイトの上でB銀
行の小売店口座へ所定金額の振り込みを行うことができ
る。この振り込みの際に、振り込み番号及び入金者氏名
も、小売店データベース408を備えるB銀行サーバ4
09へ通知する。A銀行サイト(A銀行サーバ410)
では、振り込みが完了すると、振り込み番号を無線端末
402に通知する。この結果、無線端末402の表示部
に、振り込み番号が表示され、顧客401はこれを認知
することが可能となる。
【0057】A銀行サーバ410が備える顧客データベ
ース411は、A銀行サーバ410における顧客管理用
のデータベースである。これは、以下の表7に示すよう
な情報が備えられた一般的な顧客管理データベースであ
り、口座所有者氏名、口座番号、預金額等から生成され
ており、振り込み処理が行われた場合は、振り込み金
額、振り込み番号の新たな項目が追加される。
【0058】
【0059】B銀行サーバ409は、小売店が口座を所
有している銀行のサーバであり、通信回線網412上か
らアクセス可能であり、モバイルバンキングに対応して
いる。B銀行サーバ409が備えるWebサイトにアク
セスし、このWebサイトを利用することで振り込み処
理を行うことができる。顧客401が無線端末402を
A銀行サーバ410に接続し、このWebサイトを利用
して振り込んだ金額が、B銀行に振り込まれると、B銀
行サーバ409は、振り込み番号,振り込み者の氏名,
振り込み金額を小売店サーバ407に通知する。
【0060】B銀行サーバ409が備える小売店データ
ベース408は、B銀行における顧客管理データベース
であり、本実施の形態において、B銀行の顧客は、小売
店となる。小売店データベース408は、以下の表8に
示すように、B銀行に口座を開設している小売店の名
称,口座番号,預金額などから構成されている。振り込
み処理が行われた場合は、振り込み金額振り込み番号の
新たな項目が追加される。なお、小売店データベース4
08には、小売店の口座番号なども記録されている。
【0061】
【0062】HSS404は、ホットスポット405に
設置されている現金管理を行う装置である。HSS40
4は、自身が管理している現金情報に変更があった場
合、随時、小売店サーバ407に変更通知を行う。前述
したように、顧客401が、無線端末402をA銀行サ
ーバ410に接続し、このWebサイトを利用してB銀
行の小売店の口座に対する所定の金額の振り込みが完了
すると、顧客401は、HSS404より現金を入手で
きる。
【0063】この現金引き出しは、まず、顧客401よ
り端末ID及び振り込み番号を提示されると、HSS4
04がこれらの情報を小売店サーバ407に対して問い
合わせを行う。小売店サーバ407では、認証用顧客デ
ータベース406を用い、問い合わせされた情報の認証
を行う。
【0064】小売店サーバ407により送られた情報が
認証されると、認証済みのデータがHSS404に送信
され、認証の結果がHSS404の図示していない表示
部に表示される。この表示部に表示された認証結果を店
員が確認し、顧客401が正しい振り込み者と判別され
た場合、引き出し金額に相当する現金が顧客401に対
して渡される。HSS404は、例えばキャッシュレジ
スタ部を備え、キャッシュレジスタ部に保管されている
引き出し金額に相当する現金が、店員により顧客401
に対して手渡されることで、顧客401は現金を入手す
ることができる。
【0065】店内一時保管データベース403は、HS
S404に接続されたデータベースであり、各小売店の
顧客401に対しての振り込み処理などの一時的なデー
タを保管するデータベースである。店内一時保管データ
ベース403は、以下の表9に示すように、現金の引き
出しを行う際に必要なデータとして、端末ID,振り込
み番号,振り込み金額,認証用データ(氏名、顔画像)な
どから構成されたテーブルが保持されている。なお、店
内一時保管データベース403は、引き出し上限額の情
報も備えている。
【0066】
【0067】なお、POS端末機能を有するのHSS4
04は、図1に示した小売店サーバ107が行っていた
処理のほとんどを行うことができる。HSS404を利
用した場合、本社の小売店サーバ407での作業は、顧
客401が現金引き出しサービスに加入していることを
調べる認証作業だけですむ。
【0068】つぎに、上述した本実施の形態の現金管理
システムの動作例について図5のフローチャートを用い
て説明する。なお、以下の説明では、顧客401が、本
システムによる現金引き出しサービスに加入し、予め認
証用顧客データベース406に認証に利用される顧客デ
ータが記録されていることを前提とする。顧客データ
は、例えば、認証用の氏名,顔画像データ、また現金の
引き出し時に利用する端末のID(識別子)等である。
【0069】公衆無線・ホットスポットを利用できる無
線端末402を所持した顧客401がHSS404を備
えた店舗(ホットスポット405)に来店すると(ステ
ップ501)、HSS404は、無線端末402が店舗
に入店したことを検知し、店舗内の情報を無線端末40
2に通知する(ステップ502)。この店舗の情報には、
小売店における現金引き出しサービスがあることも含ま
れている。
【0070】次いで、顧客無線端末402は、HSS4
04に接続してHSS404に端末IDを通知する(ス
テップ503)。無線端末402から送出された端末I
Dを受け付けたHSS404では、受け付けた端末ID
を小売店サーバ407に送出する(ステップ504)。
HSS404から送出された端末IDを受け付けた小売
店サーバ407は、受け付けた端末IDが、認証用顧客
データベース406に登録されているものであるかどう
かの照合を行い、照合結果をHSS404に通知する
(ステップ505)。認証が成立すると、HSS404
は、現金引き出しのための情報を無線端末402に対し
て送出する(ステップ506)。
【0071】送出された情報を受信した無線端末402
は、受信した現金引き出しのための情報を表示部に表示
する。この表示を確認した顧客401は、無線端末40
2を操作することで、現金引き出しの上限額の確認要求
を、無線端末402よりHSS404に対して送出する
(ステップ507)。この確認要求を受け付けたHSS4
04は、引き出し可能な現金がある場合、現金引き出し
の上限額の情報を無線端末402に送出する(ステップ
508)。上限額の情報を受け付けた無線端末402で
は、表示部に上限の金額を表示する。
【0072】このことにより、顧客401は、上限金額
を認知する。上限金額を認知した顧客401は、無線端
末402を操作し、仮押さえ金額の情報をHSS404
に通知させる(ステップ509)。仮押さえ金額情報を
受け付けたHSS404は、店内一時保管データベース
403に、端末ID及び仮押さえ金額を登録する。次い
で、HSS404は、無線端末402に対して、小売店
がB銀行に開設している銀行口座番号を通知する(ステ
ップ510)。この通知により、無線端末402の表示
部には、B銀行における小売店の銀行口座番号が表示さ
れ、顧客401が認知できる状態となる。
【0073】次いで、小売店サーバ407より通知され
た小売店の銀行口座番号を認知した顧客401は、無線
端末402を通信回線網412を経由してA銀行サーバ
に接続し(ステップ511)、モバイルバンキングを利
用して上述した仮押さえ金額を、A銀行に開設している
自身の口座より、B銀行に開設されている小売店の口座
に振り込む(ステップ512)。例えば、A銀行サーバ
410上のモバイルバンキングのホームページから振り
込み処理メニューを選択し、振り込み先に取得済みの小
売店の銀行口座番号を入力し、仮押さえ金額を入力する
ことで、上記振り込みを行う。
【0074】モバイルバンキングのホームページに所定
の情報を入力することで、A銀行サーバ410よりB銀
行サーバ409に対し、B銀行に開設されている小売店
の口座に対しての上記仮押さえ金額の振り込みが通知さ
れる。この際、振り込み番号、入金者氏名も振り込み金
額にあわせてB銀行サーバ409に通知される。A銀行
サーバ410からB銀行サーバ409に対する振り込み
通知が終了した後、A銀行サーバ410は、上記振り込
み番号を無線端末402に通知する(ステップ513)。
【0075】また、A銀行サーバ410より上記振り込
みの通知を受け付けたB銀行サーバ409は、A銀行に
よる顧客401からの小売店の口座への振り込みが完了
した後、入金者(顧客401)氏名,振り込み番号,振
り込み金額をHSS404に通知する(ステップ51
4)。振り込み完了通知を受けたHSS404は、ホッ
トスポット405の領域に対象となる無線端末があるか
を検知し、振り込み完了の通知を無線端末402へ通知
する(ステップ515)。
【0076】自身の無線端末402が、A銀行サーバ4
10からの振り込み番号の通知を受け付けてこれを確認
した顧客401は、無線端末402を操作し、通知され
た振り込み番号と無線端末402の端末IDとを表示部
に表示させ、この表示をHSS404を操作する店員に
提示する(ステップ516)。無線端末402の表示部
に表示された振り込み番号を端末IDとの提示を確認し
た上記店員は、HSS404を操作し、提示された振り
込み番号を端末IDとを小売店サーバ407に問い合わ
せる(ステップ517)。HSS404からの上記問い
合わせを受けた小売店サーバ407は、認証用顧客デー
タベース406より、受け付けた振り込み番号及び端末
IDから認証用データ(氏名、顔画像)を取り出してHS
S404へ送信する(ステップ518)。
【0077】小売店サーバ407より認証用データを受
け付けたHSS404では、受け付けた認証用データを
HSS404の図示しない表示部に表示する。この表示
部には、端末IDとこの端末IDに対応する顧客の顔画
像が表示される。HSS404を操作する店員は、表示
された端末IDと無線端末402の表示部に表示された
端末IDを照合し、また、表示された顔画像と無線端末
402を所持している顧客401の顔とを照合し、認証
を行う。以上の店員による認証が成立すると、店員は、
HSS404に保管されている現金の中より、B銀行の
小売店の口座に振り込まれた金額(仮押さえ金額)を無
線端末402を所持している顧客401に手渡す(ステ
ップ519)。
【0078】以上に説明したように、本実施の形態によ
れば、現金自動預け払い機と言った大掛かりな設備を必
要とせず、ホットスポットサーバのシステムとPOSシ
ステムを利用し、これらを公共の通信回線網に接続する
ことで、現金払いを可能とする現金管理システムを構築
できる。また、銀行のカードを必要とせずに現金の引き
出しが可能となる。
【0079】ところで、上述した実施の形態では、小売
店が備えた小売店サーバにおいて認証を行うようにした
が、これに限るものではない、A銀行サーバもしくはB
銀行サーバに認証用のデータベースを配置し、A銀行サ
ーバもしくはB銀行サーバにおいて認証を行うようにし
てもよい。例としてA銀行サーバに認証用の顧客データ
ベースを配置し、A銀行サーバにおいて認証を行う場合
について説明する。顧客は、小売店における現金引き出
しサービスに加入する際、A銀行にサービスの加入を申
しでる。A銀行サーバの顧客データベースに、認証のた
めに必要な認証用データ(氏名、顔画像)や端末IDなど
が登録される。
【0080】この後、接続された無線端末が、本システ
ムによるサービスに加入している顧客のものであるかの
確認を、A銀行サーバにおいて顧客データベースを用い
ることで行う。この後、顧客による振り込みが完了した
後、通知された端末ID及び振り込み番号により、認証
用データ(氏名・顔画像)と照合を行う場合も、A銀行サ
ーバにおいて行うようにしてもよい。
【0081】また、図3に示したステップ310や、図
5に示したステップ515の後、所定の時間が経過して
も図3に示したステップ313または図5に示した51
7の動作が行われない場合、小売店サーバよりPOS端
末やHSSに催促通知を行うようにしてもよい。
【0082】例えば、催促通知を受け付けたPOS端末
では、催促の旨を表示部に表示し、店員に対して催促が
発生したことを認知させる。このことにより、店員は、
店内に顧客の呼び出しを行う。また、例えば、催促通知
を受け付けたHSSは、無線端末の検知を行い、無線端
末がホットスポット内に存在する場合は、催促の旨を表
示部に表示し、店員に対して催促が発生したことを認知
させる。このことにより、店員は、ホットスポット内に
顧客の呼び出しを行うようにしてもよい。
【0083】また、顧客による振り込みが完了した後、
つぎに示すようにして受け付けた現金引き出しの依頼を
取り消すようにしてもよい。例えば、顧客が小売店の店
舗における現金の引き出しを自ら取り消す場合は、振り
込み完了時にA銀行サーバから振り込み番号とともに送
信されくる「振り込みキャンセルURL」にアクセス
し、振り込みのキャンセルを行うようにしてもよい。
【0084】また、顧客による振り込みが完了した後、
顧客がサービス登録時に予め設定した自動取り消し時間
が経過した後、取り消しを行うようにしてもよい。例え
ば、振り込み完了を無線端末に通知した後、顧客が設定
した自動キャンセル時間が経過しても、POS端末に顧
客からのアクセスが無かった場合、POS端末から小売
店サイトにキャンセル通知が行われ、小売店サイトから
A銀行サーバにキャンセル通知が行われるようにすれば
よい。
【0085】また、ホットスポットサーバを用いる場
合、振り込み完了を無線端末に通知した後、顧客が設定
した自動取り消し時間が経過しても、ホットスポットサ
ーバに無線端末や顧客からのアクセスが無かった場合、
ホットスポットサーバからA銀行サーバに取り消し通知
を行うようにすればよい。
【0086】ところで、顧客が、仮押さえ金額以上の金
額を小売店の銀行口座に振り込んだ場合について説明す
る。まず、第1に、仮押さえ金額以上の金額を振り込ん
だ場合、小売店にチャージする方法がある。POS端末
に対して行った仮押さえ金額以上の金額を、小売店の銀
行口座に振り込んだ場合、この銀行口座が開設されてい
るB銀行のB銀行サーバへの振り込み金額は、仮押さえ
金額+αの金額となる。この状態で、B銀行サーバよ
り、POS端末もしくは小売店サーバに対して振り込み
金額の通知を行う場合、仮押さえ金額及び、+α(残金)
の通知を行う。この後、前述した実施の形態では、無線
端末(顧客)がPOS端末に表示された情報よって認証
された後、仮押さえ金額のみの支払いとなるが、+α
(残金)の情報は、POS端末から小売店サーバに通知さ
れ、認証用顧客データベースに保管され、次回に顧客が
サービスを利用する際に利用することが可能である。
【0087】つぎに、第2として、仮押さえ金額以外の
金額が、小売店の銀行口座に振り込まれないシステムと
する方法がある。顧客が無線端末を利用し、A銀行サー
バに用意されているWebサイト上で、A銀行の顧客の
銀行口座からB銀行の小売店の銀行口座に振り込みを行
うとき、A銀行サーバに接続を行う前に、無線端末は、
仮押さえ金額の通知をPOS端末・小売店サーバに対し
て行っている。従って、ここで通知された仮押さえ金額
が、顧客によるA銀行サーバにおける振り込み操作にお
いて、自動的に振り込み金額とされることで、仮押さえ
金額以外の金額を小売店の銀行口座に振り込まれないよ
うにすることが可能となる。
【0088】なお、上述では、ブラウザフォンなどの携
帯電話を無線端末としたが、これにかびるものではな
い。例えば、PDA(Personal Data Assistance)や、
ノートパソコン(NotePC)などを無線端末として用いる
ようにしてもよい。また、現金の仮押さえを行う時に振
り込みを行う日の予約、すなわち現金を引き出す日を指
定するようにしてもよい。顧客の銀行口座に引き出すた
めのお金が無かった場合、現金が振り込まれる日時の予
約を行い、予約が行われた日時に、自動的に小売店の銀
行口座に仮押さえ金額の振り込みを行う。このようにす
ることで、仮押さえ金額の振り込みが終了した時に、顧
客は現金の引き出しを行うことができる。また、込みが
完了した後、小売店のPOS端末に現金を引き出す日時
を指定するようにしてもよい。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、無線
端末より送出された要求の金額に対応する現金が、顧客
を識別するための認証用データを小売店サーバより受け
付けた、例えばPOS端末などの店舗端末やホットスポ
ットサーバなどの店舗サーバに保管されている現金より
引き出され、顧客に渡されるようにした。このとき、例
えば、店舗端末や店舗サーバを操作する店員は、小売店
サーバより受け付けた認証用データを参照することで、
顧客を識別できるので、本発明によれば、キャッシュカ
ードを利用するなどの従来の形態より高い安全性を確保
した上で、現金自動預け払い機を設置するよりも低額の
設備投資で現金を引き出すサービスが実現できるという
優れた効果が得られる。
【0090】また、本発明によれば、例えば、銀行など
に設置されている現金自動預け払い機の代用として、P
OS端末を利用することが可能であり、小売店に設置さ
れている従来のシステムを流用することが可能であるの
で、現金自動預け払い機を設置するよりも低額の設備投
資で現金を引き出すサービスの実現が可能である。ま
た、セキュリティの面でキャッシュカードは、持ち主を
特定し難いなどの問題点があるが、現在一般に普及しか
つ販売されている、ブラウザフォンなどのインターネッ
トに接続可能でセキュリティ機能のついた携帯電話を用
いた現金の引き出しでは、認証方法として、顔画像、指
紋、メールアドレスの開示などを利用することが可能で
あり、セキュリティに関して向上が見込まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における現金管理システ
ムの構成例を示す構成図である。
【図2】 無線端末102の構成例を示す模式的な斜視
図である。
【図3】 図1に示した現金管理システムの動作例を示
すフローチャートである。
【図4】 本発明の他の形態における現金管理システム
の構成例を示す構成図である。
【図5】 図4に示した現金管理システムの動作例を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
101…顧客、102…無線端末、103…店内一時保
管データベース、104…POS端末(店舗端末)、1
05…店舗、106…認証用顧客データベース、107
…小売店サーバ、108…小売店データベース、109
…B銀行サーバ、110…A銀行サーバ、111…顧客
データベース、112…通信回線網。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07D 9/00 436 G07D 9/00 436B H04Q 7/38 H04B 7/26 109M

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末識別子が表示可能に備えられた無線
    端末からの所定金額の現金引き出しの要求を受け付けて
    小売店が開設している口座の口座番号を前記無線端末に
    通知する小売店サーバと、 前記小売店サーバに備えられ、前記端末識別子に対応し
    て前記無線端末を所有する顧客を識別するための情報を
    含んだ認証用データが保管された認証用顧客データベー
    スと、 前記小売店サーバと通信回線網を介して接続され、前記
    顧客の口座が開設されている第1銀行に備えられた第1
    銀行サーバと、 前記通信回線網に接続され、前記小売店の口座が開設さ
    れている第2銀行に備えられた第2銀行サーバと、 前記小売店サーバに接続され、前記小売店サーバより送
    出された認証用データを表示する表示部を備え、所定量
    の現金が保管された店舗端末とを有し、 前記第1銀行サーバは、前記顧客からの前記口座番号の
    通知と振り込みの依頼とにより、前記顧客の口座より前
    記小売店の口座への所定金額の振り込み要求を前記第2
    銀行サーバに行い、この振り込みを特定する振り込み番
    号を前記無線端末と前記第2銀行サーバとに通知し、 前記第2銀行サーバは、前記第1銀行からの振り込みの
    要求により前記顧客の口座からの前記小売店の口座への
    前記所定金額の振り込みを行い、前記所定金額の前記小
    売店の口座への振り込みが行われたこと前記振り込み番
    号とを前記小売店サーバへ通知し、 前記小売店サーバは、特定端末識別子と前記振り込み番
    号とが前記店舗端末より通知されると、前記認証用顧客
    データベースより前記特定端末識別子に対応する特定認
    証用データを取り出し、この特定認証用データを前記店
    舗端末に送出することを特徴とする現金管理システム。
  2. 【請求項2】 端末識別子が表示可能に備えられた無線
    端末からの所定金額の現金引き出しの要求を受け付けて
    小売店が開設している口座の口座番号を前記無線端末に
    通知する店舗サーバと、 前記店舗サーバに接続され前記端末識別子に対応して前
    記無線端末を所有する顧客を識別するための情報を含ん
    だ認証用データが保管された認証用顧客データベースを
    備えた小売店サーバと、 前記小売店サーバと通信回線網を介して接続され、前記
    顧客の口座が開設されている第1銀行に備えられた第1
    銀行サーバと、 前記通信回線網に接続され、前記小売店の口座が開設さ
    れている第2銀行に備えられた第2銀行サーバとを有
    し、 前記店舗サーバは、前記小売店サーバより送出される認
    証用データを表示する表示部を備え、かつ所定量の現金
    を保管し、 前記第1銀行サーバは、前記顧客からの前記口座番号の
    通知と振り込みの依頼とにより、前記顧客の口座より前
    記小売店の口座への所定金額の振り込み要求を前記第2
    銀行サーバに行い、この振り込みを特定する振り込み番
    号を前記無線端末と前記第2銀行サーバとに通知し、 前記第2銀行サーバは、前記第1銀行からの振り込みの
    要求により前記顧客の口座からの前記小売店の口座への
    前記所定金額の振り込みを行い、前記所定金額の前記小
    売店の口座への振り込みが行われたこと前記振り込み番
    号とを前記小売店サーバへ通知し、 前記小売店サーバは、特定端末識別子と前記振り込み番
    号とが前記店舗サーバより通知されると、前記認証用顧
    客データベースより前記特定端末識別子に対応する特定
    認証用データを取り出し、この特定認証用データを前記
    店舗サーバに送出することを特徴とする現金管理システ
    ム。
JP2002144112A 2002-05-20 2002-05-20 現金管理システム Pending JP2003337890A (ja)

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