JP2008046717A - 携帯端末を利用した決済システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 オンラインショッピングにおけるセキュリティが高く、商品選択と代金支払が別人であっても利用を可能とする携帯端末を利用した決済システムを提供する。
【解決手段】 店舗サーバとユーザ端末との間でユーザを特定し商品を選択し決済方法を選択する処理を行う。クレジット決済が選択されたときには、店舗サーバは決済サーバにユーザと商品とクレジット決済選択のデータとともに携帯端末への接続データを送信する。決済サーバは接続データに基づいて携帯端末の決済アプリケーションを起動する。そのアプリケーションは決済サーバから商品とクレジット決済選択のデータを取得するとともに携帯端末のICカードが記憶するクレジット番号を取得しそれらを携帯端末の表示部に表示する。その携帯端末において購入了承が入力されたときには、携帯端末はクレジット番号のデータを決済サーバに送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明はクレジットの決済を行う技術分野に属する。特に、パーソナルコンピュータ等のユーザ端末において商品を選択した後に、クレジットの決済を携帯端末が備えるICチップの記憶データを利用して行う決済システムに関する。
従来のオンラインショッピングにおいては、商品の代金をクレジットで支払うときには、使用するクレジットの種類を指定した後に、自分が所持するクレジットカードに記載されたクレジット番号を入力する必要性があった。この入力は選択した商品の購入手続きを進める処理において行われ、商品を選択するユーザ端末と同一のユーザ端末で行うことが普通である。このユーザ端末からクレジット番号を入力することは、セキュリティの面で懸念を抱く人がいる。ユーザ端末(利用者が利用する端末)が、ユーザ自身が直接管理している端末(パーソナルコンピュータ等)ではなく、他人が管理している端末であるときには尚更その懸念は大きいという問題がある。たとえば、キーボードの操作を隠しカメラで盗み見されている恐れがある。また、キーボードを含むパーソナルコンピュータの操作についてのデータを取得し、ログファイルとして記憶するソフトウェアがインストールされている恐れがある。
そこで、オンラインショッピングでクレジット番号等を知られないようにする発明があある(特許文献1)。この発明においては、店舗端末は取引情報を携帯端末に送信する手段を有する。また、携帯端末はUIMカードにクレジット決済サービスの登録番号を含む情報を予め登録し、店舗での取引時に店舗端末から受信した取引情報とUIMカード内の登録番号と電話番号とをサーバに送信し、キー入力した暗証番号をサーバに返信する手段を有する。また、サーバは登録番号毎に暗証番号と電話番号とクレジット番号とを含む情報をDBに予め登録し、取引情報と登録番号と電話番号とを携帯端末から受信すると登録番号および電話番号のチェックを行い、更に携帯端末からキー入力された暗証番号の認証を行い、取引情報を基にDBに登録のクレジット番号による取引の決済を行う手段を有している。
特開2004−199269
しかしながら、特許文献1を含む従来のオンラインショッピングにおいては、商品を選択する人と、商品の代金を支払う人とは同一人物であるか、または同一場所に居ることを前提としたものである。したがって、商品を選択する人と商品の代金を支払う人とが別人で別の場所に居るようなときにはオンラインショッピングを成立させることができない。たとえば、孫に自分の好きな商品を選択させ、遠隔地に住む祖父母がその商品を孫にプレゼントするというときには、商品を選択する孫と商品の代金を支払う祖父母とは別人で別の場所に居ることになる。このようなときに、従来のオンラインショッピングにおいては対応できないという問題がある。
本発明は上記の問題を解決するために成されたものである。その目的は、オンラインショッピングにおけるクレジット情報のセキュリティを高めるとともに、商品を選択する人と商品の代金を支払う人とが別人で別の場所に居るようなときにおいても利用を可能とする決済システムを提供することにある。
本発明の請求項1に係る携帯端末を利用した決済システムは、オンラインショッピングのサービスを提供する店舗サーバと、前記オンラインショッピングのサービスを受けるユーザ端末と、前記オンラインショッピングにおいてクレジット決済のサービスを提供する決済サーバと、前記決済サーバのサービスを受ける携帯端末とを備え、前記店舗サーバとユーザ端末とは第1通信手段によって接続され、その第1通信手段を介して前記店舗サーバとユーザ端末との間でユーザを特定し商品を選択するとともにその商品のクレジット決済を含む決済方法を選択する処理を行い、前記店舗サーバと前記決済サーバとは第2通信手段によって接続され、前記決済方法としてクレジット決済が選択されたときには、その第2通信手段を介して前記店舗サーバは前記決済サーバに前記ユーザと前記商品のデータとともに前記ユーザが指定する携帯端末へ接続するためのデータの送信を行い、前記携帯端末へ接続するためのデータに基づいて前記決済サーバは前記携帯端末と第3通信手段によって接続し、その第3通信手段を介して前記決済サーバは前記携帯端末が有する決済アプリケーションを起動し、その起動した決済アプリケーションは前記決済サーバから前記ユーザと前記商品のデータを取得するとともに前記携帯端末が内臓するICチップが記憶するクレジット番号を取得しそれらを前記携帯端末の表示部に所定の形式で表示し、前記携帯端末において前記選択された商品の購入了承が入力されたときには、前記携帯端末は前記クレジット番号のデータを決済サーバに送信し、前記携帯端末において前記選択された商品のキャンセルが入力されたときには、前記携帯端末はキャンセルのデータを決済サーバに転送する、ことにより前記ユーザ端末から選択した商品のクレジット決済に係わるデータ入力を前記携帯端末で行うようにしたものである。
また本発明の請求項2に係る携帯端末を利用した決済システムは、請求項1に係る携帯端末を利用した決済システムにおいて、前記決済サーバは前記第2通信手段を介して前記購入了承のデータまたは前記キャンセルのデータを前記店舗サーバに送信し、前記店舗サーバは前記購入了承のデータを入力したときには前記第1通信手段を介して前記商品の購入について確認を前記ユーザ端末との間で行い、前記ユーザ端末から確認のデータを受信した後に購入確定の処理を行い、また前記店舗サーバは前記キャンセルのデータを入力したときには前記第1通信手段を介して前記商品のキャンセルについて確認を前記ユーザ端末との間で行い、前記ユーザ端末から確認のデータを受信した後に購入キャンセルの処理を行うようにしたものである。
本発明の請求項1に係る携帯端末を利用した決済システムによれば、第1通信手段によって接続された店舗サーバとユーザ端末とはユーザを特定し商品を選択するとともにその商品のクレジット決済を含む決済方法を選択する処理を行い、決済方法としてクレジット決済が選択されたときには、店舗サーバは第2通信手段を介して決済サーバにユーザと商品のデータとともにユーザが指定する携帯端末へ接続するためのデータの送信を行い、決済サーバはその携帯端末へ接続するためのデータに基づいて携帯端末と第3通信手段によって接続し、決済サーバは携帯端末が有する決済アプリケーションを起動し、その起動した決済アプリケーションは決済サーバからユーザと商品のデータを取得するとともに携帯端末が内臓するICチップが記憶するクレジット番号を取得しそれらを携帯端末の表示部に所定の形式で表示し、その携帯端末において選択された商品の購入了承が入力されたときには、携帯端末はクレジット番号のデータを決済サーバに送信し、携帯端末において選択された商品のキャンセルが入力されたときには、携帯端末はキャンセルのデータを決済サーバに転送する。したがって、オンラインショッピングにおけるクレジット情報のセキュリティを高めるとともに、商品を選択する人と商品の代金を支払う人とが別人で別の場所に居るようなときにおいても利用を可能とする決済システムが提供される。
また本発明の請求項2に係る携帯端末を利用した決済システムによれば、決済サーバは第2通信手段を介して購入了承のデータまたはキャンセルのデータを店舗サーバに送信し、店舗サーバは購入了承のデータを入力したときには第1通信手段を介してその商品の購入について確認をユーザ端末との間で行い、ユーザ端末から確認のデータを受信した後に購入確定の処理を行い、また店舗サーバはキャンセルのデータを入力したときにはその商品のキャンセルについて確認をユーザ端末との間で行い、ユーザ端末から確認のデータを受信した後に購入キャンセルの処理を行うようにしたものである。したがって、ユーザはユーザ端末において、購入了承またはキャンセルを確定することができる。
次に、本発明の実施の形態について図を参照しながら説明する。本発明の携帯端末を利用した決済システムにおける構成の一例を図1、図2に示す。図1は説明図、図2はブロック図である。また、本発明の携帯端末を利用した決済システムにおけるデータ処理の過程をフロー図として図3に示す。図1、図2において、1は店舗サーバ、2はユーザ端末、3は決済サーバ、4は携帯端末、41はICカード、51はA社クレジットサーバ、52はB社クレジットサーバ、53はC社クレジットサーバである。
図1、図2に示すように、店舗サーバ1とユーザ端末2は第1通信手段によってデータ通信が可能となるように接続されている。第1通信手段は、特に限定はないが通常、LAN、電話回線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)、FTTH(Fiber To The Home)、インターネット、等が含まれている。店舗サーバ1はその第1通信手段を介してユーザ端末2にオンラインショッピングのサービスを提供する。店舗サーバ1はオンラインショッピングのサーバであるが、店舗サーバ1がポータルサイトが提供する1つの機能であってもよい。ポータルサイトは、インターネットの入り口となり、検索エンジンやリンク集を核とし、情報提供サービス、ウェブメールサービス、オンラインショッピング、等の機能(サービス)を無料で提供する。ポータルサイトはその利便性に基づいてユーザ数を増やし、広告、オンラインショッピング等の電子商取引、等で収入を得る巨大なウェブサイトである。ポータルサイトの1つの機能であっても、それとは独立したものであっても、基本的な差異はないから、以降は独立した店舗サーバ1として説明する。
店舗サーバ1はオンラインショッピングを行うユーザが会員登録されたユーザであれば、オンラインショッピングにおいてその登録情報を利用することができる。ユーザの会員登録は、店舗サーバ1(またはポータルサイトのサーバ)において行われ、会員登録したユーザに対して店舗サーバ1は特別なサービスを提供する。たとえば、ポイントサービス、メールにより最新情報を配信する、等であるが、中でも会員登録した情報に基づいて、オンラインショッピングの手続きを大幅に簡略化することができる。会員登録したユーザが、オンラインショッピングのホームページ(またはポータルサイト)においてログインすることによってユーザが特定される。したがって、ユーザが商品を発注するための記入欄へ住所、氏名、等の登録情報については入力しなくて済む。
会員登録における登録情報には、当然ながら商品を選択する人(会員)に関する情報が含まれる。商品を選択する人に関する情報としては、住所、氏名、年齢、性別、メールアドレス、業種、職種、等である。この商品を選択する人に関する情報とともに、本発明においては、商品の代金を支払う人に関する情報を登録情報に含める。商品の代金を支払う人は所定の決済アプリケーションが記憶されたICチップまたはそれが内蔵されたICカードを備えた携帯電話(後述する)を所有し、通常は会員であるが非会員であってもよい。商品の代金を支払う人に関する情報は、氏名、携帯電話番号、携帯電話メールアドレス、等である。すなわち、ユーザが指定する商品の代金を支払う人の携帯端末へ接続するためのデータが含まれている。この情報を含めることにより、商品を選択する人と代金を支払う人とが別人であるときのクレジットの決済を容易とすることができる。勿論、ユーザが商品を発注するための記入欄へ、その都度、住所、氏名、等の情報を入力してもよい。
ユーザ端末2は第1通信手段を介して店舗サーバ1からオンラインショッピングのサービスを受ける端末である。ユーザ端末2は、通常は、パーソナルコンピュータ(PC)であるが専用の端末装置であってもよい。また、それが特定ユーザが独占使用するものであるか、不特定多数のユーザが共同で使用するものであるかは本発明においては無関係である。後者においては、本発明における高いセキュリティが効果的に働く。
ユーザ端末2において、会員登録を済ませているユーザは、ログインし店舗サーバ1から会員としてのサービスを受ける状態とすることができる(図3のステップS1「オンラインショップ・ログイン」)。またユーザ端末2において、ユーザは所望の商品を検索し、価格、その他の条件、等を考慮して特定の商品を選択することができる(ステップS2「商品選択」)。
ユーザがユーザ端末2から行う、検索、選択、等の指示入力に対して、ユーザ端末2と店舗サーバ1とが連携して行う処理については、オンラインショッピングにおける周知の技術を適用することができるから、説明の詳細を省略する。
ユーザは所望の商品を選択した後に、ユーザ端末2において、その商品の配送先、配送日、代金の支払い方法、等を指定する。このときその商品の代金の支払い方法、すなわち決済方法としては、振り込み、代金引換、クレジット、等が利用され、その商品の代金を支払う人は、従来は、ユーザ自身、すなわち本人だけである。本発明においては、その商品の代金を支払う人として、本人は勿論のこと、本人ではない別人を指定することができる。ユーザは、会員登録においてその別人が登録済みであれば、登録済みの中からその別人を指定することができる。登録済みでないときには、その別人に関する情報を入力して指定する(ステップS3「決済方法選択」)。
ユーザ端末2において、ユーザが商品を選択し、クレジットを選択し、別人をその商品の代金を支払う人として指定すると、店舗サーバ1はユーザが指定したその商品のデータとともにそのクレジット決済選択のデータとユーザのデータとユーザが指定した人(別人)の携帯端末4へ接続するためのデータを第2通信手段を介して決済サーバ3に送信する(ステップS4決済関連データ転送)。なお、クレジット決済選択のデータは、決済サーバ3がクレジット決済専用サーバであるときには送信する必要性はない。
第2通信手段としては、特に限定はないが、専用回線のように高いセキュリティが得られる回線が好適である。また、店舗サーバ1と決済サーバとを1つのコンピュータシステムに構成することができるから、その構成のときにはそのコンピュータシステムの内部の信号伝送ラインが第2通信手段に当る。
商品のデータとしては、従来は、その商品を販売する店舗と商品の代金に関するデータだけである。本発明においては、それらとともに、商品の名称、型番、仕様、標準価格、割引価格、写真、等が含まれている。この商品のデータによってその商品の代金を支払う人はその商品がどのようなものであるかを知ることができる。
また、クレジット決済選択のデータとしては、クレジットを選択したことを示すデータである。クレジットの名称、種類、等の利用するクレジットの詳細についてのデータはその商品の代金を支払う人が決定することが可能である。したがって、この時点においては必須のデータではない。勿論、ユーザ端末2において、ユーザが利用するクレジットの詳細指定してもよいが、すくなくともクレジット決済選択のデータにはクレジット番号は含まれていない。
ユーザが指定する人の携帯端末へ接続するためのデータは前述した氏名、携帯電話番号、携帯電話メールアドレス、等である。会員登録においてその人に関する情報が登録済みであればその登録済みのデータが使用され、登録済みでないときには、その別人に関する情報として入力され指定されたデータが使用される。
決済サーバ3は店舗サーバ1からユーザのデータと商品のデータとクレジット決済選択のデータと、ユーザが指定した人(別人)の携帯端末4へ接続するためのデータを第2通信手段を介して受信する。決済サーバ3はその携帯端末4へ接続するためのデータに基づいて、携帯端末4と第3の通信手段によって接続する(ステップS5「携帯端末通信接続」)。第3の通信手段としては、通信事業者の独自のネットワークであるキャリア網、等の通信網である。このキャリア網を使用することにより、インターネット網を介さない通信網とすることができる。したがって、高いセキュリティを得ることができる。そして、その第3の通信手段を介して決済サーバ3は携帯端末4が有する決済アプリケーションを起動する(ステップS6「決済アプリケーション起動」)。
この過程における具体的な方法として、周知の電子メールの方法を適用することができる。決済サーバ3は携帯端末4(たとえば携帯電話)に電子メールを送信する。携帯端末4のユーザ、すなわちその商品の代金を支払う人がその送信された電子メールを開くと、その電子メールにはユーザ端末2のユーザである商品を選択した人が、その商品の代金を支払うための決済を依頼している旨が記載されている。さらにその詳細について取得するときには「OK」ボタンを選択するように求めている。その商品の代金を支払う人が「OK」ボタンを選択することにより、携帯端末4が有する決済アプリケーションが起動する。携帯端末4に決済アプリケーションがインストールされていないときには、決済サーバ3から決済アプリケーションをダウンロードした上でそれを起動する。そして、決済アプリケーションは、その電子メールに対応する詳細データ、すなわち、ユーザ端末2のユーザに関するデータ、その商品のデータ、クレジット決済選択のデータを決済サーバ3から取得し(ステップS7「商品情報等の取得」)、携帯端末4のディスプレイに表示する(ステップS8「携帯端末表示」)。この表示からその商品の代金を支払う人は、自分に依頼してる人(ユーザ端末2のユーザ)が誰であるか、欲しい商品は何か、その代金は、といった内容を確認することができる(ステップS9「決済内容確認」)。さらに決済アプリケーションは、このクレジット決済に応じるときには「OK」ボタンを選択するように求めている。その商品の代金を支払う人が「OK」ボタンを選択することにより、決済アプリケーションは具体的な決済処理に進む(ステップS10「購入承認」)。
決済アプリケーションは複数の例示されたクレジットの中から使用するクレジットを選択する画面を携帯端末4のディスプレイに表示する。その商品の代金を支払う人が特定のクレジットを選択する入力を携帯端末4において行うと、決済アプリケーションは、ユーザ認証の設定がなされているときにはユーザIDとパスワードの入力を要求する。その商品の代金を支払う人がユーザIDとパスワードの入力を携帯端末4において行うと、決済アプリケーションは、正規のユーザーであるか否かを判定するユーザ認証処理を行う。このユーザ認証処理の方法には限定はないが、ICカード41に記憶された照合データとの照合を行うようにすると簡易にセキュリティが向上し好適である。このユーザ認証処理により正規ユーザであると認証されたときには、決済アプリケーションは、ICカード41に記憶されたクレジット番号、有効期限、等を取得するとともに、クレジット番号を携帯端末4のディスプレイに表示する。さらに、そのクレジットによる決済を行うことの確認を示す「OK」ボタンを選択するように求めている。その商品の代金を支払う人が「OK」ボタンを選択することにより、決済アプリケーションは、すくなくともそのクレジット番号を携帯端末4から決済サーバ3に第3の通信手段を介して送信する(ステップS11「クレジット番号転送」)。
この「OK」ボタンを選択することは、その商品の購入了承の入力であるが、その商品の購入拒否をするときには「OK」ボタンと並列表示された「キャンセル」ボタンを選択する。その商品の代金を支払う人が「キャンセル」ボタンを選択することにより、決済アプリケーションは、その購入拒否のデータを携帯端末4から決済サーバ3に第3の通信手段を介して送信する。
ここで携帯端末4とICカード41について説明しておく。携帯端末4はモバイル(mobile)と呼ばれるように、携帯可能な情報・通信機器や移動体通信システムであるが、典型的な例として携帯電話を挙げることができる。またICカード41は記憶機能や演算機能を有するICチップを内蔵し、携帯端末4に取付け取外しを可能としたカードである。取付け取外しを全くしないときにはICカードとせずICチップそのものであってもよい。ICカード41は典型的な例としてその携帯電話で使用されるSIMカードを挙げることができる。SIMカードと同様の目的でセキュリティを強化したUSIM(universal subscriber identity module)カードやその他の規格カードも知られているが、ここではSIMカードを代表例として説明する。勿論、同様の機能を有するのであれば携帯電話やSIMカードでなくてもよい。たとえば、手のひらに収まるくらいの大きさの電子機器で、パソコンのもつ機能の中のいくつかを実装した個人用の携帯情報端末のPDA(Personal Digital Assistants)、等であってもよい。
周知のように、SIM(Subscribre Identity Module:加入者照合装置)は携帯電話(移動無線電話装置)内に取り付けたカード記録再生装置と、加入者が携帯し、電話装置の使用時にカード記録再生装置内に差し込んで使うSIMカードによって構成される。SIMカードは携帯電話サービス事業者が発行して携帯電話のユーザに提供するものである。ユーザはそのSIMカードを携帯電話に装着することによりその携帯電話を使用することが可能となる。言い換えると、SIMカードを使用する携帯電話を購入したときには必ずSIMカードが発行される。SIMカードには、無線回路網に正しくつながる為の情報、使用者の識別番号、課金データ、当が記録されている。
本発明においては、それらの情報とともに、クレジット番号、有効期限、照合データ、等がSIMカードに記録されている。SIMカードにクレジット番号等を記録することは、携帯電話サービス事業者が携帯電話のユーザの了解を得て、記録するクレジット番号等を聞き出すことによって可能となる。また、携帯電話サービス事業者がクレジット会社と協定を結び、携帯電話を購入するときに同時にクレジットカードの発行も行うようにし、そのときSIMカードにクレジット番号等を記録することも可能である。
前述の説明に戻って、購入了承のときには、携帯端末4から第3の通信手段を介して送信されたクレジット番号は決済サーバ3によって受信される(ステップS11「クレジット番号転送」)。決済サーバ3はそのクレジット番号に基づいて決済処理を行う。たとえば、決済サーバ3はクレジット番号についてクレジット会社のクレジットサーバに与信請求と売上請求情報を送信する。それを受信したクレジット会社のクレジットサーバは、そのクレジット番号のクレジットカードの有効性の確認や与信残高を調べて与信結果を決済サーバ3に送信する(ステップS12「与信処理」)。有効性と与信残高に問題がないという与信結果を得たときには、決済サーバ3は決済処理を確定させることができる。
また、ただちに決済処理を確定させるのではなく、その商品を選択した人に、再度、商品購入の確認を行うことができる(ステップS13「購入確認」)。決済サーバ3は第2通信手段を介してそのクレジット番号またはそれに代えて購入了承のデータを店舗サーバ1に送信する。店舗サーバ1は購入了承のデータを入力したときには第1通信手段を介してその商品の購入について確認をユーザ端末2との間で行い、ユーザ端末2から確認のデータを受信した後に店舗サーバ1における購入確定の処理を行う。そのとき、店舗サーバ1はは第2通信手段を介して決済サーバ3に購入確定のデータを送信する。その購入確定のデータを受信した決済サーバ3は決済サーバ3における決済処理を確定させる(ステップS14「決済確定」)。
一方、購入拒否のときには、携帯端末4から第3の通信手段を介して送信された購入拒否のデータは決済サーバ3によって受信される。決済サーバ3はその購入拒否のデータに基づいて決済を中止する処理を行う。たとえば、その商品を選択した人に、その商品の代金を支払う人から購入拒否の意思表示があったことを通知するための処理を行う。すなわち、決済サーバ3は第2通信手段を介してその購入拒否のデータを店舗サーバ1に送信する。店舗サーバ1は購入拒否のデータを入力したときには第1通信手段を介してその商品の購入拒否について確認をユーザ端末2との間で行い、ユーザ端末2から確認のデータを受信した後に店舗サーバ1における購入中止の処理を行う。そのとき、店舗サーバ1は第2通信手段を介して決済サーバ3に購入中止のデータを送信する。その購入確定のデータを受信した決済サーバ3は決済処理を中止させる。
なお、上記のステップS6「決済アプリケーション起動」において、携帯端末4に送信した電子メールを商品の代金を支払う人が、直ぐには開かないことも有り得る。そのときは、店舗サーバ1は次のステップに進む状態となって所定時間が経過した後に、第1の通信手段を介してユーザ端末2に、商品の代金を支払う人がから応答が得られないことを示すデータを表示する。そのユーザ端末2において、ユーザは、(1)さらに所定時間待機する状態を続ける、(2)商品の代金を支払う人が購入了承した時点で直ちに確認せずに購入確定することを指定し、オンラインショッピングのサイトからログオフする、(3)選択した商品について購入をキャンセルし、オンラインショッピングのサイトからログオフする、等の選択を行う。その選択のデータは、ユーザ端末2から第1の通信手段を介して店舗サーバ1に送信される。店舗サーバ1は、その選択のデータに適合する処理を行う。
本発明の携帯端末を利用した決済システムにおける構成の一例を示す説明図である。 本発明の携帯端末を利用した決済システムにおける構成の一例を示すブロック図である。 本発明の携帯端末を利用した決済システムにおけるデータ処理の過程を示すフロー図である。
符号の説明
1 店舗サーバ
2 ユーザ端末
3 決済サーバ
4 携帯端末
41 ICカード
51 A社クレジットサーバ
52 B社クレジットサーバ
53 C社クレジットサーバ







Claims (2)

  1. オンラインショッピングのサービスを提供する店舗サーバと、前記オンラインショッピングのサービスを受けるユーザ端末と、前記オンラインショッピングにおいてクレジット決済のサービスを提供する決済サーバと、前記決済サーバのサービスを受ける携帯端末とを備え、
    前記店舗サーバとユーザ端末とは第1通信手段によって接続され、その第1通信手段を介して前記店舗サーバとユーザ端末との間でユーザを特定し商品を選択するとともにその商品のクレジット決済を含む決済方法を選択する処理を行い、
    前記店舗サーバと前記決済サーバとは第2通信手段によって接続され、前記決済方法としてクレジット決済が選択されたときには、その第2通信手段を介して前記店舗サーバは前記決済サーバに前記ユーザと前記商品のデータとともに前記ユーザが指定する携帯端末へ接続するためのデータの送信を行い、
    前記携帯端末へ接続するためのデータに基づいて前記決済サーバは前記携帯端末と第3通信手段によって接続し、その第3通信手段を介して前記決済サーバは前記携帯端末が有する決済アプリケーションを起動し、その起動した決済アプリケーションは前記決済サーバから前記ユーザと前記商品のデータを取得するとともに前記携帯端末が内臓するICチップが記憶するクレジット番号を取得しそれらを前記携帯端末の表示部に所定の形式で表示し、
    前記携帯端末において前記選択された商品の購入了承が入力されたときには、前記携帯端末は前記クレジット番号のデータを決済サーバに送信し、前記携帯端末において前記選択された商品のキャンセルが入力されたときには、前記携帯端末はキャンセルのデータを決済サーバに転送する、
    ことにより前記ユーザ端末から選択した商品のクレジット決済に係わるデータ入力を前記携帯端末で行うことを特徴とする携帯端末を利用した決済システム。
  2. 請求項1記載の携帯端末を利用した決済システムにおいて、前記決済サーバは前記第2通信手段を介して前記購入了承のデータまたは前記キャンセルのデータを前記店舗サーバに送信し、
    前記店舗サーバは前記購入了承のデータを入力したときには前記第1通信手段を介して前記商品の購入について確認を前記ユーザ端末との間で行い、前記ユーザ端末から確認のデータを受信した後に購入確定の処理を行い、
    また前記店舗サーバは前記キャンセルのデータを入力したときには前記第1通信手段を介して前記商品のキャンセルについて前記ユーザ端末との間で行い、前記ユーザ端末から確認のデータを受信した後に購入キャンセルの処理を行う、
    ことを特徴とする携帯端末を利用した決済システム。

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