JP2002251530A - デジタルコンテンツ販売システムおよびデジタルコンテンツ販売方法 - Google Patents
デジタルコンテンツ販売システムおよびデジタルコンテンツ販売方法Info
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- G06F21/00—Security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
- G06F21/30—Authentication, i.e. establishing the identity or authorisation of security principals
- G06F21/31—User authentication
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M15/00—Arrangements for metering, time-control or time indication ; Metering, charging or billing arrangements for voice wireline or wireless communications, e.g. VoIP
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- H04M15/68—Payment of value-added services
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 利用者の識別情報の秘匿性を確保しつつデジ
タルコンテンツ購入時の電子決済を可能とすること。 【解決手段】 移動体通信端末装置１は、利用者の識別
情報とその購入希望のデジタルコンテンツの情報を認証
サーバ装置３へ送信する。認証サーバ装置３は、その識
別情報の利用者により指定されたデジタルコンテンツを
購入することを許可する場合には購入承認情報を移動体
通信端末装置１へ送信する。移動体通信端末装置１は、
その購入承認情報を決済サーバ装置５へ送信する。決済
サーバ装置５は、その購入承認情報が認証サーバ装置３
により正しいものであると判定された場合、代金決済を
行うとともに、そのデジタルコンテンツをその移動体通
信端末装置１へ送信する。
タルコンテンツ購入時の電子決済を可能とすること。 【解決手段】 移動体通信端末装置１は、利用者の識別
情報とその購入希望のデジタルコンテンツの情報を認証
サーバ装置３へ送信する。認証サーバ装置３は、その識
別情報の利用者により指定されたデジタルコンテンツを
購入することを許可する場合には購入承認情報を移動体
通信端末装置１へ送信する。移動体通信端末装置１は、
その購入承認情報を決済サーバ装置５へ送信する。決済
サーバ装置５は、その購入承認情報が認証サーバ装置３
により正しいものであると判定された場合、代金決済を
行うとともに、そのデジタルコンテンツをその移動体通
信端末装置１へ送信する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信端末装置の利
用者が購入したデジタルコンテンツの代金を電子決済す
ることができるデジタルコンテンツ販売システムおよび
デジタルコンテンツ販売方法に関するものである。
用者が購入したデジタルコンテンツの代金を電子決済す
ることができるデジタルコンテンツ販売システムおよび
デジタルコンテンツ販売方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】インターネットなどの情報通信網の普及
に伴い、携帯電話機、ＰＨＳ（Personal Handyphone Sy
stem）通話機、ＰＤＡ（Personal Digital Assistant）
などの移動体通信端末装置を利用して各種サービスを受
けることができる。
に伴い、携帯電話機、ＰＨＳ（Personal Handyphone Sy
stem）通話機、ＰＤＡ（Personal Digital Assistant）
などの移動体通信端末装置を利用して各種サービスを受
けることができる。
【０００３】そのようなサービスとしては有償の情報提
供サービス、有料商品の販売、各種商品のレンタルサー
ビスなどがあり、このような有償のサービスを享受する
際の情報通信網を介した利用者の特定および認証が、こ
れらのサービス業界では益々重要になると考えられる。
供サービス、有料商品の販売、各種商品のレンタルサー
ビスなどがあり、このような有償のサービスを享受する
際の情報通信網を介した利用者の特定および認証が、こ
れらのサービス業界では益々重要になると考えられる。
【０００４】そのようなサービスの１つとして、デジタ
ルコンテンツの配信サービスがある。デジタルコンテン
ツには、静止画や動画の画像データ、音楽データ、コン
ピュータプログラム、新聞や雑誌などをデジタル化した
テキストデータなどがある。例えば、携帯電話機向けの
待受画面のデータや着信メロディのデータ、ＪＡＶＡ
（商標）アプリケーションなどもデジタルコンテンツに
含まれる。
ルコンテンツの配信サービスがある。デジタルコンテン
ツには、静止画や動画の画像データ、音楽データ、コン
ピュータプログラム、新聞や雑誌などをデジタル化した
テキストデータなどがある。例えば、携帯電話機向けの
待受画面のデータや着信メロディのデータ、ＪＡＶＡ
（商標）アプリケーションなどもデジタルコンテンツに
含まれる。
【０００５】このようなデジタルコンテンツの配信サー
ビスにおける従来のデジタルコンテンツ販売方法には、
主に、次の３つの方法がある。
ビスにおける従来のデジタルコンテンツ販売方法には、
主に、次の３つの方法がある。
【０００６】（１）クレジットカード、デビットカード
などの識別番号や暗証番号を電気通信回線を介して相手
側に送信し、相手側でクレジット決済、デビット決済な
どをする方法。
などの識別番号や暗証番号を電気通信回線を介して相手
側に送信し、相手側でクレジット決済、デビット決済な
どをする方法。
【０００７】（２）携帯電話会社などに代金徴収を代行
してもらう方法。
してもらう方法。
【０００８】（３）商品などの提供者に電子マネーなど
の仮想通貨情報を送信して決済を行う方法。
の仮想通貨情報を送信して決済を行う方法。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
デジタルコンテンツ販売方法では、インターネットなど
の安全性の高くない電気通信回線を介して利用者や利用
者の通信端末装置の識別情報を商品などの提供者に送信
すると、送信時にその識別情報を盗聴されたり、相手側
にその識別情報を悪用される可能性があるなどの問題が
ある。相手側に識別番号を登録して相手側より発行され
た識別番号および暗証番号で利用者を認証する方法も従
来から存在するが、インターネットを介する場合には、
購買者が販売者の信用度を確認することが困難である。
デジタルコンテンツ販売方法では、インターネットなど
の安全性の高くない電気通信回線を介して利用者や利用
者の通信端末装置の識別情報を商品などの提供者に送信
すると、送信時にその識別情報を盗聴されたり、相手側
にその識別情報を悪用される可能性があるなどの問題が
ある。相手側に識別番号を登録して相手側より発行され
た識別番号および暗証番号で利用者を認証する方法も従
来から存在するが、インターネットを介する場合には、
購買者が販売者の信用度を確認することが困難である。
【００１０】また、携帯電話会社などに代金徴収を代行
してもらうとしても、販売者側が利用者を認証する必要
があるため、同様の問題が生じる。
してもらうとしても、販売者側が利用者を認証する必要
があるため、同様の問題が生じる。
【００１１】また、電子マネーなどの仮想通貨について
も、貨幣価値情報が複製される可能性があり、取引リス
クをなくすことが困難であり、高額な取引に使用しにく
いという問題がある。このような理由から、購買者自ら
が金融機関などに行って代金を振り込んだり、代金を授
受したりする方法が広く普及しており、電気通信回線を
介したクレジット決済や電子マネーなどの電子決済は広
くは普及していない。
も、貨幣価値情報が複製される可能性があり、取引リス
クをなくすことが困難であり、高額な取引に使用しにく
いという問題がある。このような理由から、購買者自ら
が金融機関などに行って代金を振り込んだり、代金を授
受したりする方法が広く普及しており、電気通信回線を
介したクレジット決済や電子マネーなどの電子決済は広
くは普及していない。
【００１２】本発明は、上記のような問題に鑑みてなさ
れたものであり、利用者の識別情報の秘匿性を確保しつ
つ、オンラインショップで購入したデジタルコンテンツ
の代金の電子決済を可能とするデジタルコンテンツ販売
システムおよびデジタルコンテンツ販売方法を得ること
を目的とする。
れたものであり、利用者の識別情報の秘匿性を確保しつ
つ、オンラインショップで購入したデジタルコンテンツ
の代金の電子決済を可能とするデジタルコンテンツ販売
システムおよびデジタルコンテンツ販売方法を得ること
を目的とする。
【００１３】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のデジタルコンテンツ販売システムは、通
信端末装置と、この通信端末装置の利用者を認証する認
証サーバ装置と、ネットワークを介して通信端末装置に
デジタルコンテンツの情報を提供するオンラインショッ
プサーバ装置と、利用者が購入したデジタルコンテンツ
を通信端末装置に送信するとともに、その購入代金を決
済する決済サーバ装置とを備える。そして、その通信端
末装置が、デジタルコンテンツの購入を許可する旨の購
入承認情報の要求を、利用者固有の識別情報とともに認
証サーバ装置へ加入者回線を介して送信し、認証サーバ
装置から購入承認情報を受信し、さらに、受信した購入
承認情報を決済サーバ装置へ送信し、決済サーバ装置か
らデジタルコンテンツを受信する。また、認証サーバ装
置が、その識別情報に基づいて、その利用者がデジタル
コンテンツを購入することの可否を決定する購入可否決
定手段と、通信端末装置から加入者回線を介して識別情
報を受信し、購入可否決定手段によりデジタルコンテン
ツの購入が許可された場合に購入承認情報を通信端末装
置へ送信する認証サーバ第１通信手段と、決済サーバ装
置からの購入承認情報が正しいものであるか否かを判定
する判定手段と、決済サーバ装置から購入承認情報を受
信し、判定手段により購入承認情報が正しいものである
と判定された場合にデジタルコンテンツの代金決済を許
可する旨の代金決済許可通知を決済サーバ装置に送信す
る認証サーバ第２通信手段とを有する。また、決済サー
バ装置は、通信端末装置から購入承認情報を受信する決
済サーバ第１通信手段と、その購入承認情報を認証サー
バ装置に送信し、認証サーバ装置から代金決済許可通知
を受信する決済サーバ第２通信手段と、代金決済許可通
知が受信された場合にデジタルコンテンツの購入代金を
決済する代金決済手段と、代金決済許可通知が受信され
た場合にデジタルコンテンツを通信端末装置へ送信する
決済サーバ第３通信手段とを有する。
めに、本発明のデジタルコンテンツ販売システムは、通
信端末装置と、この通信端末装置の利用者を認証する認
証サーバ装置と、ネットワークを介して通信端末装置に
デジタルコンテンツの情報を提供するオンラインショッ
プサーバ装置と、利用者が購入したデジタルコンテンツ
を通信端末装置に送信するとともに、その購入代金を決
済する決済サーバ装置とを備える。そして、その通信端
末装置が、デジタルコンテンツの購入を許可する旨の購
入承認情報の要求を、利用者固有の識別情報とともに認
証サーバ装置へ加入者回線を介して送信し、認証サーバ
装置から購入承認情報を受信し、さらに、受信した購入
承認情報を決済サーバ装置へ送信し、決済サーバ装置か
らデジタルコンテンツを受信する。また、認証サーバ装
置が、その識別情報に基づいて、その利用者がデジタル
コンテンツを購入することの可否を決定する購入可否決
定手段と、通信端末装置から加入者回線を介して識別情
報を受信し、購入可否決定手段によりデジタルコンテン
ツの購入が許可された場合に購入承認情報を通信端末装
置へ送信する認証サーバ第１通信手段と、決済サーバ装
置からの購入承認情報が正しいものであるか否かを判定
する判定手段と、決済サーバ装置から購入承認情報を受
信し、判定手段により購入承認情報が正しいものである
と判定された場合にデジタルコンテンツの代金決済を許
可する旨の代金決済許可通知を決済サーバ装置に送信す
る認証サーバ第２通信手段とを有する。また、決済サー
バ装置は、通信端末装置から購入承認情報を受信する決
済サーバ第１通信手段と、その購入承認情報を認証サー
バ装置に送信し、認証サーバ装置から代金決済許可通知
を受信する決済サーバ第２通信手段と、代金決済許可通
知が受信された場合にデジタルコンテンツの購入代金を
決済する代金決済手段と、代金決済許可通知が受信され
た場合にデジタルコンテンツを通信端末装置へ送信する
決済サーバ第３通信手段とを有する。
【００１４】このデジタルコンテンツ販売システムを利
用すると、利用者固有の識別情報を利用者の認証に使用
しても、そのような利用者固有の識別情報がインターネ
ットなどの安全性の高くない電気通信回線を介して送信
されず、また販売者側の決済サーバ装置に知られること
がなく、利用者固有の識別情報の秘匿性を確保してオン
ラインでのデジタルコンテンツ販売における購入代金の
電子決済を実現することができる。
用すると、利用者固有の識別情報を利用者の認証に使用
しても、そのような利用者固有の識別情報がインターネ
ットなどの安全性の高くない電気通信回線を介して送信
されず、また販売者側の決済サーバ装置に知られること
がなく、利用者固有の識別情報の秘匿性を確保してオン
ラインでのデジタルコンテンツ販売における購入代金の
電子決済を実現することができる。
【００１５】さらに、本発明のデジタルコンテンツ販売
システムは、上記発明のデジタルコンテンツ販売システ
ムに加え、通信端末装置が、利用者の操作に応じて選択
されたデジタルコンテンツを示す商品選択情報をオンラ
インショップサーバ装置に送信し、オンラインショップ
サーバ装置からその商品選択情報により示されるデジタ
ルコンテンツの種類または価格情報を少なくとも含む購
入情報を受信し、その購入情報に基づいて購入承認情報
の要求を生成し、その一方で、オンラインショップサー
バ装置が、その商品選択情報を受信すると、その商品選
択情報に対応する購入情報を生成し、通信端末装置に送
信する。
システムは、上記発明のデジタルコンテンツ販売システ
ムに加え、通信端末装置が、利用者の操作に応じて選択
されたデジタルコンテンツを示す商品選択情報をオンラ
インショップサーバ装置に送信し、オンラインショップ
サーバ装置からその商品選択情報により示されるデジタ
ルコンテンツの種類または価格情報を少なくとも含む購
入情報を受信し、その購入情報に基づいて購入承認情報
の要求を生成し、その一方で、オンラインショップサー
バ装置が、その商品選択情報を受信すると、その商品選
択情報に対応する購入情報を生成し、通信端末装置に送
信する。
【００１６】このデジタルコンテンツ販売システムを利
用すると、認証サーバ装置に購入承認情報を要求する際
に、利用者が購入商品の情報を入力する必要がなく簡単
にデジタルコンテンツを購入することができる。
用すると、認証サーバ装置に購入承認情報を要求する際
に、利用者が購入商品の情報を入力する必要がなく簡単
にデジタルコンテンツを購入することができる。
【００１７】さらに、本発明のデジタルコンテンツ販売
システムは、上記各発明のデジタルコンテンツ販売シス
テムに加え、認証サーバ装置が、デジタルコンテンツを
購入する利用者の金融サービスの利用状況を、所定の金
融機関照会サーバ装置にアクセスして照会し、利用者の
金融サービスの利用状況に基づいて、この利用者がその
デジタルコンテンツを購入することの可否を決定するよ
うにしたものである。
システムは、上記各発明のデジタルコンテンツ販売シス
テムに加え、認証サーバ装置が、デジタルコンテンツを
購入する利用者の金融サービスの利用状況を、所定の金
融機関照会サーバ装置にアクセスして照会し、利用者の
金融サービスの利用状況に基づいて、この利用者がその
デジタルコンテンツを購入することの可否を決定するよ
うにしたものである。
【００１８】このデジタルコンテンツ販売システムを利
用すると、支払能力のない利用者、支払状況が芳しくな
い利用者、不正利用者などの決済を拒否することがで
き、オンラインでのデジタルコンテンツ販売の安全性を
向上することができる。
用すると、支払能力のない利用者、支払状況が芳しくな
い利用者、不正利用者などの決済を拒否することがで
き、オンラインでのデジタルコンテンツ販売の安全性を
向上することができる。
【００１９】さらに、本発明のデジタルコンテンツ販売
システムは、上記各発明のデジタルコンテンツ販売シス
テムに加え、認証サーバ装置および／または決済サーバ
装置が代金決済に一度使用された購入承認情報を無効と
するようにしたものである。
システムは、上記各発明のデジタルコンテンツ販売シス
テムに加え、認証サーバ装置および／または決済サーバ
装置が代金決済に一度使用された購入承認情報を無効と
するようにしたものである。
【００２０】このデジタルコンテンツ販売システムを利
用すると、同一の購入承認情報を不正に複数回使用する
ことができなくなり、オンラインでのデジタルコンテン
ツ販売の安全性を向上することができる。
用すると、同一の購入承認情報を不正に複数回使用する
ことができなくなり、オンラインでのデジタルコンテン
ツ販売の安全性を向上することができる。
【００２１】さらに、本発明のデジタルコンテンツ販売
システムは、上記各発明のデジタルコンテンツ販売シス
テムに加え、認証サーバ装置が、利用者毎に、デジタル
コンテンツなどの購入代金を累積し、購入代金の累積金
額が所定の上限金額を超えている場合、デジタルコンテ
ンツの購入を許可しないようにしたものである。
システムは、上記各発明のデジタルコンテンツ販売シス
テムに加え、認証サーバ装置が、利用者毎に、デジタル
コンテンツなどの購入代金を累積し、購入代金の累積金
額が所定の上限金額を超えている場合、デジタルコンテ
ンツの購入を許可しないようにしたものである。
【００２２】このデジタルコンテンツ販売システムを利
用すると、万が一購入承認情報が不正に使用されても、
被害を一定量以下とすることができる。また、利用者の
支払能力に応じた上限金額を設定することで、認証サー
バ装置を運営するクレジット会社などへの不払いを抑制
することができる。さらに、予め入金された金額や、デ
ジタルコンテンツなどの商品の過去の購入で発生した累
積ポイントを上限金額とすることで、プリペイド方式の
入金方法やポイントサービスを利用者に提供することが
できる。
用すると、万が一購入承認情報が不正に使用されても、
被害を一定量以下とすることができる。また、利用者の
支払能力に応じた上限金額を設定することで、認証サー
バ装置を運営するクレジット会社などへの不払いを抑制
することができる。さらに、予め入金された金額や、デ
ジタルコンテンツなどの商品の過去の購入で発生した累
積ポイントを上限金額とすることで、プリペイド方式の
入金方法やポイントサービスを利用者に提供することが
できる。
【００２３】本発明のデジタルコンテンツ販売方法は、
通信端末装置でオンラインショップサーバ装置より提供
されるデジタルコンテンツの情報を閲覧するステップ
と、利用者による通信端末装置に対する操作に基づい
て、購入希望のデジタルコンテンツを選択するステップ
と、利用者を認証する認証サーバ装置へ加入者回線を介
して利用者の識別情報を送信するステップと、認証サー
バ装置で識別情報に基づいて、その利用者により選択さ
れたデジタルコンテンツを購入することの可否を決定す
るステップと、選択されたデジタルコンテンツの購入が
許可された場合に購入承認情報を通信端末装置へ送信す
るステップと、通信端末装置からデジタルコンテンツの
代金を決済する決済サーバ装置へその購入承認情報を送
信するステップと、決済サーバ装置から認証サーバ装置
へその購入承認情報を送信するステップと、認証サーバ
装置で決済サーバ装置からの購入承認情報が正しいもの
であるか否かを判定するステップと、決済サーバ装置か
らの購入承認情報が正しいものであると判定した場合に
デジタルコンテンツの代金決済を許可する代金決済許可
通知を決済サーバ装置に送信するステップと、決済サー
バ装置で代金決済許可通知が受信されると、そのデジタ
ルコンテンツの代金を決済するステップと、決済サーバ
装置で代金決済許可通知が受信されると、その利用者の
通信端末装置へそのデジタルコンテンツを送信するステ
ップとを備える。
通信端末装置でオンラインショップサーバ装置より提供
されるデジタルコンテンツの情報を閲覧するステップ
と、利用者による通信端末装置に対する操作に基づい
て、購入希望のデジタルコンテンツを選択するステップ
と、利用者を認証する認証サーバ装置へ加入者回線を介
して利用者の識別情報を送信するステップと、認証サー
バ装置で識別情報に基づいて、その利用者により選択さ
れたデジタルコンテンツを購入することの可否を決定す
るステップと、選択されたデジタルコンテンツの購入が
許可された場合に購入承認情報を通信端末装置へ送信す
るステップと、通信端末装置からデジタルコンテンツの
代金を決済する決済サーバ装置へその購入承認情報を送
信するステップと、決済サーバ装置から認証サーバ装置
へその購入承認情報を送信するステップと、認証サーバ
装置で決済サーバ装置からの購入承認情報が正しいもの
であるか否かを判定するステップと、決済サーバ装置か
らの購入承認情報が正しいものであると判定した場合に
デジタルコンテンツの代金決済を許可する代金決済許可
通知を決済サーバ装置に送信するステップと、決済サー
バ装置で代金決済許可通知が受信されると、そのデジタ
ルコンテンツの代金を決済するステップと、決済サーバ
装置で代金決済許可通知が受信されると、その利用者の
通信端末装置へそのデジタルコンテンツを送信するステ
ップとを備える。
【００２４】このデジタルコンテンツ販売方法を利用す
ると、利用者の識別情報の秘匿性を確保しつつ、オンラ
インショップで購入したデジタルコンテンツの代金の電
子決済を行うことができる。
ると、利用者の識別情報の秘匿性を確保しつつ、オンラ
インショップで購入したデジタルコンテンツの代金の電
子決済を行うことができる。
【００２５】
【発明の実施の形態】以下、図に基づいて本発明の実施
の形態を説明する。
の形態を説明する。
【００２６】実施の形態１．図１は、本発明の実施の形
態１に係るデジタルコンテンツ販売システムの構成を示
すブロック図である。図１において、移動体通信端末装
置１は、オンラインショップにより提供されるデジタル
コンテンツ２３を購入する場合、利用者の一意な識別情
報を、加入者回線を介して認証サーバ装置３に提示し、
認証サーバ装置３から購入承認情報を受信すると、その
購入承認情報をそのオンラインショップに関連する決済
サーバ装置５に送信してそのデジタルコンテンツ２３の
購入代金を支払い、その決済サーバ装置５からそのデジ
タルコンテンツ２３を受信する機能を、従来の小型な携
帯電話機、ＰＨＳ通話機、ＰＤＡなどに追加したもので
ある。
態１に係るデジタルコンテンツ販売システムの構成を示
すブロック図である。図１において、移動体通信端末装
置１は、オンラインショップにより提供されるデジタル
コンテンツ２３を購入する場合、利用者の一意な識別情
報を、加入者回線を介して認証サーバ装置３に提示し、
認証サーバ装置３から購入承認情報を受信すると、その
購入承認情報をそのオンラインショップに関連する決済
サーバ装置５に送信してそのデジタルコンテンツ２３の
購入代金を支払い、その決済サーバ装置５からそのデジ
タルコンテンツ２３を受信する機能を、従来の小型な携
帯電話機、ＰＨＳ通話機、ＰＤＡなどに追加したもので
ある。
【００２７】なお、利用者の識別情報は、利用者が移動
体通信端末装置１を操作して入力してもよいし、移動体
通信端末装置１に予め記憶させておいてもよい。また、
移動体通信端末装置に読取装置を追加し、クレジットカ
ードなどの他の記録媒体から読み取るようにしてもよ
い。
体通信端末装置１を操作して入力してもよいし、移動体
通信端末装置１に予め記憶させておいてもよい。また、
移動体通信端末装置に読取装置を追加し、クレジットカ
ードなどの他の記録媒体から読み取るようにしてもよ
い。
【００２８】通信網２は、利用者すなわち移動体通信端
末装置１が加入している通信事業者が提供し、加入者回
線を確立可能な例えば携帯電話網といった通信網であ
る。
末装置１が加入している通信事業者が提供し、加入者回
線を確立可能な例えば携帯電話網といった通信網であ
る。
【００２９】認証サーバ装置３は、各利用者の契約情報
などの利用者情報を記憶し、移動体通信端末装置１から
の識別情報に基づいて利用者の認証を行うとともに、利
用者が購入を希望するオンラインショップのデジタルコ
ンテンツ２３の代金情報などに基づいてそのデジタルコ
ンテンツ２３の購入を許可するか否かを判断し、購入を
許可する場合には、例えばその旨、購入商品、購入代金
などの情報を有する購入承認情報をその移動体通信端末
装置１に送信するサーバである。
などの利用者情報を記憶し、移動体通信端末装置１から
の識別情報に基づいて利用者の認証を行うとともに、利
用者が購入を希望するオンラインショップのデジタルコ
ンテンツ２３の代金情報などに基づいてそのデジタルコ
ンテンツ２３の購入を許可するか否かを判断し、購入を
許可する場合には、例えばその旨、購入商品、購入代金
などの情報を有する購入承認情報をその移動体通信端末
装置１に送信するサーバである。
【００３０】また、認証サーバ装置３は、決済サーバ装
置５からその購入承認情報を受け取ると、その購入承認
情報が正規のものか否かを判定し、その購入承認情報が
正規のものである場合には、その決済サーバ装置５へ代
金決済許可通知を送信するサーバである。
置５からその購入承認情報を受け取ると、その購入承認
情報が正規のものか否かを判定し、その購入承認情報が
正規のものである場合には、その決済サーバ装置５へ代
金決済許可通知を送信するサーバである。
【００３１】図２は、図１に示すデジタルコンテンツ販
売システムの認証サーバ装置３の構成を示すブロック図
である。図２において、制御手段４１は、この認証サー
バ装置３の各部を制御するものである。認証手段４２
は、移動体通信端末装置１から送信されてきた加入者の
識別情報に基づいて、その加入者すなわち移動体通信端
末装置１を認証するか否かを判断するものである。
売システムの認証サーバ装置３の構成を示すブロック図
である。図２において、制御手段４１は、この認証サー
バ装置３の各部を制御するものである。認証手段４２
は、移動体通信端末装置１から送信されてきた加入者の
識別情報に基づいて、その加入者すなわち移動体通信端
末装置１を認証するか否かを判断するものである。
【００３２】購入承認情報発行手段４３は、認証手段４
２により認証された移動体通信端末装置１に対して、そ
の利用者が購入希望のデジタルコンテンツ２３を購入す
ることを許可するか否かを判断し、購入を許可する場合
のみ、購入承認情報を生成するものである。すなわち、
認証手段４２および購入承認情報発行手段４３は、利用
者の認証情報に基づいて、利用者によるデジタルコンテ
ンツ２３の購入の可否を決定する購入可否決定手段であ
る。
２により認証された移動体通信端末装置１に対して、そ
の利用者が購入希望のデジタルコンテンツ２３を購入す
ることを許可するか否かを判断し、購入を許可する場合
のみ、購入承認情報を生成するものである。すなわち、
認証手段４２および購入承認情報発行手段４３は、利用
者の認証情報に基づいて、利用者によるデジタルコンテ
ンツ２３の購入の可否を決定する購入可否決定手段であ
る。
【００３３】判定手段４４は、決済サーバ装置５から購
入承認情報を伴って代金決済許可の要求が送信されてき
た場合に、承認情報テーブル５２を参照して、その購入
承認情報が正規のものであるか否かを判定するものであ
る。
入承認情報を伴って代金決済許可の要求が送信されてき
た場合に、承認情報テーブル５２を参照して、その購入
承認情報が正規のものであるか否かを判定するものであ
る。
【００３４】利用情報管理手段４５は、移動体通信端末
装置１の回線使用料などを管理するとともに、決済サー
バ装置５へ代金決済許可を通知する際、あるいは、決済
サーバ装置５から代金決済通知を受け取った際に、その
代金の情報を、購入した利用者に関連付けて記録するも
のである。
装置１の回線使用料などを管理するとともに、決済サー
バ装置５へ代金決済許可を通知する際、あるいは、決済
サーバ装置５から代金決済通知を受け取った際に、その
代金の情報を、購入した利用者に関連付けて記録するも
のである。
【００３５】通信手段４６は、通信網２に接続され、移
動体通信端末装置１などとの間で通信をするものであ
る。
動体通信端末装置１などとの間で通信をするものであ
る。
【００３６】通信手段４７は、決済サーバ装置５との間
で専用線などを介して通信を実行するものである。な
お、この専用線として、従来のＣＡＴ（Credit Authori
zationTerminal）システムのものを利用してもよい。ま
た、専用線の代わりに、暗号技術などにより安全が確保
された一般回線を使用してもよい。
で専用線などを介して通信を実行するものである。な
お、この専用線として、従来のＣＡＴ（Credit Authori
zationTerminal）システムのものを利用してもよい。ま
た、専用線の代わりに、暗号技術などにより安全が確保
された一般回線を使用してもよい。
【００３７】記憶手段４８は、登録利用者の識別情報な
どの加入者登録情報５１の他、購入承認情報を利用者の
識別情報に関連付けて記録した承認情報テーブル５２、
および各利用者の購入代金などの加入者利用情報５３な
どを記憶するものである。この記憶手段４８としては、
メモリなどの高速な記憶素子、大容量のハードディスク
駆動装置などの各種記憶手段が必要に応じて使用され
る。なお、購入承認情報に使用期限などの条件が付加さ
れる場合には、そのような条件も承認情報テーブル５２
に記憶される。
どの加入者登録情報５１の他、購入承認情報を利用者の
識別情報に関連付けて記録した承認情報テーブル５２、
および各利用者の購入代金などの加入者利用情報５３な
どを記憶するものである。この記憶手段４８としては、
メモリなどの高速な記憶素子、大容量のハードディスク
駆動装置などの各種記憶手段が必要に応じて使用され
る。なお、購入承認情報に使用期限などの条件が付加さ
れる場合には、そのような条件も承認情報テーブル５２
に記憶される。
【００３８】なお、制御手段４１、認証手段４２、購入
承認情報発行手段４３、判定手段４４および利用情報管
理手段４５は、例えば、マイクロプロセッサと、その動
作を記述したプログラムを記憶したメモリとで実現され
る。
承認情報発行手段４３、判定手段４４および利用情報管
理手段４５は、例えば、マイクロプロセッサと、その動
作を記述したプログラムを記憶したメモリとで実現され
る。
【００３９】図１に戻り、コンピュータネットワーク４
は、インターネットなどのコンピュータネットワークで
ある。
は、インターネットなどのコンピュータネットワークで
ある。
【００４０】また、決済サーバ装置５は、移動体通信端
末装置１から購入承認情報を受信すると、その購入承認
情報が正しいものであることを確認するために、認証サ
ーバ装置３にその購入承認情報を送信し、認証サーバ装
置３からその購入承認情報に対する代金決済許可通知を
受信すると、その購入承認情報に対応するデジタルコン
テンツ２３の購入代金を決済するサーバである。さら
に、決済サーバ装置５は、代金決済許可通知を受信する
と、購入されたデジタルコンテンツ２３をオンラインシ
ョップサーバ装置６から取得し、移動体通信端末装置１
へ送信するサーバである。
末装置１から購入承認情報を受信すると、その購入承認
情報が正しいものであることを確認するために、認証サ
ーバ装置３にその購入承認情報を送信し、認証サーバ装
置３からその購入承認情報に対する代金決済許可通知を
受信すると、その購入承認情報に対応するデジタルコン
テンツ２３の購入代金を決済するサーバである。さら
に、決済サーバ装置５は、代金決済許可通知を受信する
と、購入されたデジタルコンテンツ２３をオンラインシ
ョップサーバ装置６から取得し、移動体通信端末装置１
へ送信するサーバである。
【００４１】なお、移動体通信端末装置１の近隣に決済
サーバ装置５がある場合には、両者間の通信には、赤外
線通信や、ブルートゥースといった近距離向け無線通信
を利用して行うようにしてもよい。また、オンラインシ
ョップサーバ装置６からデジタルコンテンツ２３を取得
する代わりに、決済サーバ装置５にデジタルコンテンツ
２３を予め保存しておき、そのうちの購入されたデジタ
ルコンテンツ２３を移動体通信端末装置１へ送信するよ
うにしてもよい。
サーバ装置５がある場合には、両者間の通信には、赤外
線通信や、ブルートゥースといった近距離向け無線通信
を利用して行うようにしてもよい。また、オンラインシ
ョップサーバ装置６からデジタルコンテンツ２３を取得
する代わりに、決済サーバ装置５にデジタルコンテンツ
２３を予め保存しておき、そのうちの購入されたデジタ
ルコンテンツ２３を移動体通信端末装置１へ送信するよ
うにしてもよい。
【００４２】図３は、図１に示すデジタルコンテンツ販
売システムの決済サーバ装置５の構成を示すブロック図
である。図３において、制御手段６１は、この決済サー
バ装置５の各部を制御するものである。通信手段６２
は、移動体通信端末装置１やオンラインショップサーバ
装置６との間でデータの授受を行うものである。
売システムの決済サーバ装置５の構成を示すブロック図
である。図３において、制御手段６１は、この決済サー
バ装置５の各部を制御するものである。通信手段６２
は、移動体通信端末装置１やオンラインショップサーバ
装置６との間でデータの授受を行うものである。
【００４３】代金決済手段６３は、認証サーバ装置３か
らの代金決済許可通知が受信されると、利用者の購入希
望のデジタルコンテンツ２３の代金を決済するものであ
る。
らの代金決済許可通知が受信されると、利用者の購入希
望のデジタルコンテンツ２３の代金を決済するものであ
る。
【００４４】記憶手段６４は、デジタルコンテンツ２３
の販売の決済時の購入承認情報、決済した代金、購入日
時などの決済情報７１などを記憶するものである。この
記憶手段６４としては、メモリなどの高速な記憶素子、
大容量のハードディスク駆動装置などの各種記憶手段が
必要に応じて使用される。
の販売の決済時の購入承認情報、決済した代金、購入日
時などの決済情報７１などを記憶するものである。この
記憶手段６４としては、メモリなどの高速な記憶素子、
大容量のハードディスク駆動装置などの各種記憶手段が
必要に応じて使用される。
【００４５】通信手段６５は、認証サーバ装置３との間
で専用線などを介して通信を実行するものである。
で専用線などを介して通信を実行するものである。
【００４６】なお、図３における制御手段６１および代
金決済手段６３は、例えば、マイクロプロセッサと、そ
の動作を記述したプログラムを記憶したメモリとで実現
される。
金決済手段６３は、例えば、マイクロプロセッサと、そ
の動作を記述したプログラムを記憶したメモリとで実現
される。
【００４７】図１に戻り、オンラインショップサーバ装
置６は、オンラインショップを開設するサーバ装置であ
って、図示せぬサーバプログラムの他、移動体通信端末
装置１により実行されるウェブブラウザプログラムに応
答してウェブページを送信するためのウェブページデー
タ２１、そのウェブページ内でこのオンラインショップ
により提供するデジタルコンテンツ２３の説明、値段な
どの情報である商品／サービス情報２２、デジタルコン
テンツ２３などを記憶している。
置６は、オンラインショップを開設するサーバ装置であ
って、図示せぬサーバプログラムの他、移動体通信端末
装置１により実行されるウェブブラウザプログラムに応
答してウェブページを送信するためのウェブページデー
タ２１、そのウェブページ内でこのオンラインショップ
により提供するデジタルコンテンツ２３の説明、値段な
どの情報である商品／サービス情報２２、デジタルコン
テンツ２３などを記憶している。
【００４８】金融機関照会サーバ装置７は、ある利用者
についての、クレジット決済サービス、消費者金融サー
ビスなどの金融サービスの利用状況の照会を受けると、
その利用者のサービス利用状況を送信するサーバであ
る。
についての、クレジット決済サービス、消費者金融サー
ビスなどの金融サービスの利用状況の照会を受けると、
その利用者のサービス利用状況を送信するサーバであ
る。
【００４９】なお、認証サーバ装置３の通信手段４６
は、当該デジタルコンテンツ販売システムにおける認証
サーバ第１通信手段であり、認証サーバ装置３の通信手
段４７は、当該デジタルコンテンツ販売システムにおけ
る認証サーバ第２通信手段である。また、決済サーバ装
置５の通信手段６２は、当該デジタルコンテンツ販売シ
ステムにおける決済サーバ第１通信手段および決済サー
バ第３通信手段であり、決済サーバ装置５の通信手段６
５は、当該デジタルコンテンツ販売システムにおける決
済サーバ第２通信手段である。
は、当該デジタルコンテンツ販売システムにおける認証
サーバ第１通信手段であり、認証サーバ装置３の通信手
段４７は、当該デジタルコンテンツ販売システムにおけ
る認証サーバ第２通信手段である。また、決済サーバ装
置５の通信手段６２は、当該デジタルコンテンツ販売シ
ステムにおける決済サーバ第１通信手段および決済サー
バ第３通信手段であり、決済サーバ装置５の通信手段６
５は、当該デジタルコンテンツ販売システムにおける決
済サーバ第２通信手段である。
【００５０】次に、本実施の形態１のデジタルコンテン
ツ販売システムにおける各装置の動作、すなわち本発明
のデジタルコンテンツ販売方法の一実施の形態について
説明する。図４は、図１に示すデジタルコンテンツ販売
システムにおける各装置の動作について説明するシーケ
ンス図である。
ツ販売システムにおける各装置の動作、すなわち本発明
のデジタルコンテンツ販売方法の一実施の形態について
説明する。図４は、図１に示すデジタルコンテンツ販売
システムにおける各装置の動作について説明するシーケ
ンス図である。
【００５１】まず、移動体通信端末装置１は、利用者の
操作に応じて、オンラインショップサーバ装置６のウェ
ブページにアクセスし、そのウェブページを表示する。
このとき、移動体通信端末装置１がブラウザプログラム
などによりそのウェブページにアクセスすると、オンラ
インショップサーバ装置６は、商品／サービス情報２２
を含むウェブページデータ２１をその移動体通信端末装
置１に送信する。そして、移動体通信端末装置１は、そ
のウェブページデータ２１を受信し、図示せぬディスプ
レイにウェブページを表示する。このウェブページに
は、このオンラインショップが提供する１または複数の
デジタルコンテンツ２３の情報、例えば名称、画像、ジ
ャンル、代金情報などが表示される。
操作に応じて、オンラインショップサーバ装置６のウェ
ブページにアクセスし、そのウェブページを表示する。
このとき、移動体通信端末装置１がブラウザプログラム
などによりそのウェブページにアクセスすると、オンラ
インショップサーバ装置６は、商品／サービス情報２２
を含むウェブページデータ２１をその移動体通信端末装
置１に送信する。そして、移動体通信端末装置１は、そ
のウェブページデータ２１を受信し、図示せぬディスプ
レイにウェブページを表示する。このウェブページに
は、このオンラインショップが提供する１または複数の
デジタルコンテンツ２３の情報、例えば名称、画像、ジ
ャンル、代金情報などが表示される。
【００５２】この際、オンラインショップサーバ装置６
は、ＨＴＴＰ（Hypertext TransferProtocol）でＨＴＭ
Ｌ（Hypertext Markup Language）文書や画像データな
どをウェブページデータ２１として移動体通信端末装置
１へ送信して商品やサービスを利用者に提示する。
は、ＨＴＴＰ（Hypertext TransferProtocol）でＨＴＭ
Ｌ（Hypertext Markup Language）文書や画像データな
どをウェブページデータ２１として移動体通信端末装置
１へ送信して商品やサービスを利用者に提示する。
【００５３】そして、その表示されたデジタルコンテン
ツ２３の中から利用者が購入希望の商品などを選択する
ために移動体通信端末装置１を操作すると、移動体通信
端末装置１からその操作に基づいて、選択したデジタル
コンテンツ２３を示す商品選択情報がオンラインショッ
プサーバ装置６へ送信される。オンラインショップサー
バ装置６は、その商品選択情報を受信すると、その商品
選択情報に対応する購入情報を生成し、その移動体通信
端末装置１に送信する。この購入情報には、デジタルコ
ンテンツ２３の種類または代金情報が少なくとも含まれ
る。
ツ２３の中から利用者が購入希望の商品などを選択する
ために移動体通信端末装置１を操作すると、移動体通信
端末装置１からその操作に基づいて、選択したデジタル
コンテンツ２３を示す商品選択情報がオンラインショッ
プサーバ装置６へ送信される。オンラインショップサー
バ装置６は、その商品選択情報を受信すると、その商品
選択情報に対応する購入情報を生成し、その移動体通信
端末装置１に送信する。この購入情報には、デジタルコ
ンテンツ２３の種類または代金情報が少なくとも含まれ
る。
【００５４】なお、この購入情報は、オンラインショッ
プサーバ装置６が作成する代わりに、移動体通信端末装
置１が生成するようにしてもよい。また、各デジタルコ
ンテンツ２３についての購入情報をウェブページデータ
２１に予め含めておき、移動体通信端末装置１が、選択
されたデジタルコンテンツ２３についての購入情報をウ
ェブページデータ２１から抽出して適宜使用するように
してもよい。
プサーバ装置６が作成する代わりに、移動体通信端末装
置１が生成するようにしてもよい。また、各デジタルコ
ンテンツ２３についての購入情報をウェブページデータ
２１に予め含めておき、移動体通信端末装置１が、選択
されたデジタルコンテンツ２３についての購入情報をウ
ェブページデータ２１から抽出して適宜使用するように
してもよい。
【００５５】そして、利用者が、購入するデジタルコン
テンツ２３の種類や金額を確認した後、移動体通信端末
装置１に対して所定の操作をすると、それに応じて、図
４に示すように、移動体通信端末装置１は、利用者の識
別情報と、そのデジタルコンテンツ２３についての購入
情報を、購入承認情報要求とともに加入者回線を介して
認証サーバ装置３に送信する。この際、盗聴防止のため
に暗号通信を利用するようにしてもよい。なお、利用者
の識別情報としては、例えば利用者の名称や識別番号の
他、クレジット決済契約の際に利用者が決定した暗証番
号などが使用される。
テンツ２３の種類や金額を確認した後、移動体通信端末
装置１に対して所定の操作をすると、それに応じて、図
４に示すように、移動体通信端末装置１は、利用者の識
別情報と、そのデジタルコンテンツ２３についての購入
情報を、購入承認情報要求とともに加入者回線を介して
認証サーバ装置３に送信する。この際、盗聴防止のため
に暗号通信を利用するようにしてもよい。なお、利用者
の識別情報としては、例えば利用者の名称や識別番号の
他、クレジット決済契約の際に利用者が決定した暗証番
号などが使用される。
【００５６】なお、これらの情報を一括して認証サーバ
装置３に送信するのではなく、まず利用者の名称や識別
番号だけを送信して、認証サーバ装置３が暗証番号を尋
ねてきたときに、その暗証番号を利用者に入力させ、認
証サーバ装置３に送信するようにしてもよい。また、購
入情報については、オンラインショップサーバ装置６か
ら認証サーバ装置３へ直接送信するようにしてもよい。
装置３に送信するのではなく、まず利用者の名称や識別
番号だけを送信して、認証サーバ装置３が暗証番号を尋
ねてきたときに、その暗証番号を利用者に入力させ、認
証サーバ装置３に送信するようにしてもよい。また、購
入情報については、オンラインショップサーバ装置６か
ら認証サーバ装置３へ直接送信するようにしてもよい。
【００５７】また、この際、移動体通信端末装置１は、
オンラインショップサーバ装置６への接続を一旦切断
し、認証サーバ装置３へ接続するようにしてもよいし、
オンラインショップサーバ装置６への接続を維持しつつ
認証サーバ装置３や決済サーバ装置５へ接続するように
してもよい。例えば、次世代の通信規格であるＩＭＴ−
２０００（International Mobile Telecommunication-2
000）には、１つの回線で複数の通信を確立可能な、所
謂マルチコール機能が実現されることが予想されるの
で、この技術を利用すれば、オンラインショップサーバ
装置６への接続と認証サーバ装置３への接続とを並行し
て行うことが可能である。
オンラインショップサーバ装置６への接続を一旦切断
し、認証サーバ装置３へ接続するようにしてもよいし、
オンラインショップサーバ装置６への接続を維持しつつ
認証サーバ装置３や決済サーバ装置５へ接続するように
してもよい。例えば、次世代の通信規格であるＩＭＴ−
２０００（International Mobile Telecommunication-2
000）には、１つの回線で複数の通信を確立可能な、所
謂マルチコール機能が実現されることが予想されるの
で、この技術を利用すれば、オンラインショップサーバ
装置６への接続と認証サーバ装置３への接続とを並行し
て行うことが可能である。
【００５８】なお、ここでは、加入者回線をそのまま通
信路として使用しているが、暗号通信などを利用して安
全性を高めれば、インターネットなどの安全性の元来比
較的高くない通信路を使用してもよい。
信路として使用しているが、暗号通信などを利用して安
全性を高めれば、インターネットなどの安全性の元来比
較的高くない通信路を使用してもよい。
【００５９】そして、認証サーバ装置３の通信手段４６
は、移動体通信端末装置１からの購入承認情報要求、識
別情報および購入情報を受信すると、制御手段４１に供
給する。
は、移動体通信端末装置１からの購入承認情報要求、識
別情報および購入情報を受信すると、制御手段４１に供
給する。
【００６０】制御手段４１は、購入承認情報要求を受け
取ると、まず、ともに受信した識別情報を認証手段４２
に供給し、ともに受信した購入情報を購入承認情報発行
手段４３に供給する。
取ると、まず、ともに受信した識別情報を認証手段４２
に供給し、ともに受信した購入情報を購入承認情報発行
手段４３に供給する。
【００６１】そして制御手段４１は、その識別情報を有
する利用者を認証するか否かを認証手段４２に判断させ
る。認証手段４２は、加入者登録情報５１を検索し、そ
の識別情報の利用者が登録されている場合には、その利
用者を認証し、そうでない場合には、認証しない。その
利用者が認証されなかった場合には、処理を終了する。
そして、認証手段４２は、この認証結果を、制御手段４
１および購入承認情報発行手段４３に供給する。
する利用者を認証するか否かを認証手段４２に判断させ
る。認証手段４２は、加入者登録情報５１を検索し、そ
の識別情報の利用者が登録されている場合には、その利
用者を認証し、そうでない場合には、認証しない。その
利用者が認証されなかった場合には、処理を終了する。
そして、認証手段４２は、この認証結果を、制御手段４
１および購入承認情報発行手段４３に供給する。
【００６２】その利用者が認証された場合には、購入承
認情報発行手段４３は、ともに受信した購入情報に基づ
く代金のデジタルコンテンツ２３をその加入者が購入し
てもよいか否かを判断する。
認情報発行手段４３は、ともに受信した購入情報に基づ
く代金のデジタルコンテンツ２３をその加入者が購入し
てもよいか否かを判断する。
【００６３】このとき、購入承認情報発行手段４３は、
加入者利用情報５３を参照したり、制御手段４１に通信
手段４６，４７を制御させて金融機関照会サーバ装置７
に接続させ、この利用者の金融サービスの利用状況を取
得したりして、この利用者の支払能力や支払状況などを
調べ、その結果に基づいて商品および／またはサービス
の購入の可否を決定し、購入を許可する場合には、その
利用者および購入商品などに対する購入承認情報を生成
し、その識別情報に関連付けて承認情報テーブル５２に
登録するとともに、制御手段４１に供給する。
加入者利用情報５３を参照したり、制御手段４１に通信
手段４６，４７を制御させて金融機関照会サーバ装置７
に接続させ、この利用者の金融サービスの利用状況を取
得したりして、この利用者の支払能力や支払状況などを
調べ、その結果に基づいて商品および／またはサービス
の購入の可否を決定し、購入を許可する場合には、その
利用者および購入商品などに対する購入承認情報を生成
し、その識別情報に関連付けて承認情報テーブル５２に
登録するとともに、制御手段４１に供給する。
【００６４】制御手段４１は、その購入承認情報を受け
取ると、通信手段４６を制御して、購入承認情報要求の
送信元の移動体通信端末装置１にその購入承認情報を加
入者回線を介して送信する。なお、このとき、加入者回
線とは別の通信路を介して購入承認情報を送信するよう
にしてもよい。
取ると、通信手段４６を制御して、購入承認情報要求の
送信元の移動体通信端末装置１にその購入承認情報を加
入者回線を介して送信する。なお、このとき、加入者回
線とは別の通信路を介して購入承認情報を送信するよう
にしてもよい。
【００６５】移動体通信端末装置１は、その購入承認情
報を受信すると、決済サーバ装置５へ送信する。なお、
移動体通信端末装置１は、その購入承認情報の受信後、
利用者による所定の操作があった際に、その購入承認情
報を決済サーバ装置５へ送信するようにしてもよい。
報を受信すると、決済サーバ装置５へ送信する。なお、
移動体通信端末装置１は、その購入承認情報の受信後、
利用者による所定の操作があった際に、その購入承認情
報を決済サーバ装置５へ送信するようにしてもよい。
【００６６】決済サーバ装置５の通信手段６２は、その
購入承認情報を受信すると、制御手段６１に供給する。
制御手段６１は、その購入承認情報を受け取ると、その
購入承認情報が正規なものであることを確認するため
に、通信手段６５を制御して、その購入承認情報を認証
サーバ装置３へ送信する。
購入承認情報を受信すると、制御手段６１に供給する。
制御手段６１は、その購入承認情報を受け取ると、その
購入承認情報が正規なものであることを確認するため
に、通信手段６５を制御して、その購入承認情報を認証
サーバ装置３へ送信する。
【００６７】認証サーバ装置３の通信手段４７は、決済
サーバ装置５からの購入承認情報を受信すると、制御手
段４１に供給する。制御手段４１は、判定手段４４にそ
の購入承認情報を供給して、その購入承認情報が正規な
ものであるか否かを判定させる。
サーバ装置５からの購入承認情報を受信すると、制御手
段４１に供給する。制御手段４１は、判定手段４４にそ
の購入承認情報を供給して、その購入承認情報が正規な
ものであるか否かを判定させる。
【００６８】このとき、判定手段４４は、承認情報テー
ブル５２を参照してその購入承認情報が記録されている
か、既に使用されていないか、発行先の利用者、使用期
限、その他の条件などを調べ、その購入承認情報が正規
に発行され、有効なものであるか否かを判定し、その判
定結果を制御手段４１に供給する。
ブル５２を参照してその購入承認情報が記録されている
か、既に使用されていないか、発行先の利用者、使用期
限、その他の条件などを調べ、その購入承認情報が正規
に発行され、有効なものであるか否かを判定し、その判
定結果を制御手段４１に供給する。
【００６９】制御手段４１は、その購入承認情報が正規
に発行され、有効なものである場合には、その購入承認
情報に対する代金決済許可通知を、その購入承認情報の
送信元である決済サーバ装置５へ通信手段４７を制御し
て専用線などを介して送信する。
に発行され、有効なものである場合には、その購入承認
情報に対する代金決済許可通知を、その購入承認情報の
送信元である決済サーバ装置５へ通信手段４７を制御し
て専用線などを介して送信する。
【００７０】決済サーバ装置５の通信手段６５は、認証
サーバ装置３から代金決済許可通知を受信すると、制御
手段６１に供給する。制御手段６１は、代金決済許可通
知を受け取ると、その代金決済許可通知に対応する購入
承認情報を代金決済手段６３に供給するとともに、購入
されたデジタルコンテンツ２３をオンラインショップサ
ーバ装置６から取得し、通信手段６２を制御して、購入
した利用者の移動体通信端末装置１へ送信させる。な
お、購入されたデジタルコンテンツ２３を決済サーバ装
置５が取得して移動体通信端末装置１へ送信する代わり
に、オンラインショップサーバ装置６が、移動体通信端
末装置１へ直接送信するようにしてもよい。
サーバ装置３から代金決済許可通知を受信すると、制御
手段６１に供給する。制御手段６１は、代金決済許可通
知を受け取ると、その代金決済許可通知に対応する購入
承認情報を代金決済手段６３に供給するとともに、購入
されたデジタルコンテンツ２３をオンラインショップサ
ーバ装置６から取得し、通信手段６２を制御して、購入
した利用者の移動体通信端末装置１へ送信させる。な
お、購入されたデジタルコンテンツ２３を決済サーバ装
置５が取得して移動体通信端末装置１へ送信する代わり
に、オンラインショップサーバ装置６が、移動体通信端
末装置１へ直接送信するようにしてもよい。
【００７１】一方、決済サーバ装置５の制御手段６１
は、所定の時間待機しても代金決済許可通知が受信され
ない場合には、代金の決済を拒否し、その旨を移動体通
信端末装置１に通知する。また、認証サーバ装置３が、
代金決済を許可しない場合には、その旨の通知を送信す
るようにし、決済サーバ装置５は、その通知を受け取っ
た場合には代金の決済を拒否するようにしてもよい。
は、所定の時間待機しても代金決済許可通知が受信され
ない場合には、代金の決済を拒否し、その旨を移動体通
信端末装置１に通知する。また、認証サーバ装置３が、
代金決済を許可しない場合には、その旨の通知を送信す
るようにし、決済サーバ装置５は、その通知を受け取っ
た場合には代金の決済を拒否するようにしてもよい。
【００７２】代金決済許可通知が受信された後、決済サ
ーバ装置５の代金決済手段６３は、購入承認情報を供給
されると、その情報に基づいて、利用者により選択され
たデジタルコンテンツ２３の購入代金を決済し、その購
入承認情報、決済した代金、購入したデジタルコンテン
ツ２３の名称、数量などを決済情報７１として記憶手段
６４に記録する。そして決済が完了すると、代金決済手
段６３は、その旨を制御手段６１に通知する。制御手段
６１は、その旨の通知を受けると、その旨、デジタルコ
ンテンツ２３についての代金などの情報を有する代金決
済通知を移動体通信端末装置１および認証サーバ装置３
へ送信する。
ーバ装置５の代金決済手段６３は、購入承認情報を供給
されると、その情報に基づいて、利用者により選択され
たデジタルコンテンツ２３の購入代金を決済し、その購
入承認情報、決済した代金、購入したデジタルコンテン
ツ２３の名称、数量などを決済情報７１として記憶手段
６４に記録する。そして決済が完了すると、代金決済手
段６３は、その旨を制御手段６１に通知する。制御手段
６１は、その旨の通知を受けると、その旨、デジタルコ
ンテンツ２３についての代金などの情報を有する代金決
済通知を移動体通信端末装置１および認証サーバ装置３
へ送信する。
【００７３】認証サーバ装置３の通信手段４６は、その
代金決済通知を受信すると、制御手段４１に供給する。
制御手段４１は、その代金決済通知に基づいて、決済さ
れたデジタルコンテンツ２３の代金を、購入した利用者
に課金し、その情報を加入者利用情報５３として記憶手
段４８に記録する。
代金決済通知を受信すると、制御手段４１に供給する。
制御手段４１は、その代金決済通知に基づいて、決済さ
れたデジタルコンテンツ２３の代金を、購入した利用者
に課金し、その情報を加入者利用情報５３として記憶手
段４８に記録する。
【００７４】以上のように、上記実施の形態１によれ
ば、利用者による操作に応じて移動体通信端末装置１で
デジタルコンテンツ２３の情報が閲覧され、利用者によ
る移動体通信端末装置１に対する操作に基づいて、購入
希望のデジタルコンテンツ２３が選択される。そして、
認証サーバ装置３へ加入者回線を介して利用者の識別情
報が送信され、認証サーバ装置３により、その識別情報
に基づいて、その利用者により選択されたデジタルコン
テンツ２３を購入することの可否が決定される。そのデ
ジタルコンテンツ２３の購入が許可された場合には購入
承認情報が移動体通信端末装置１へ送信される。移動体
通信端末装置１は、その購入承認情報を受信すると、決
済サーバ装置５へその購入承認情報を送信する。その購
入承認情報は、決済サーバ装置５から認証サーバ装置３
へ送信され、認証サーバ装置３により正しいものである
か否かが判定される。その購入承認情報が正しいもので
あると判定された場合、デジタルコンテンツ２３の代金
決済を許可する代金決済許可通知が認証サーバ装置３か
ら決済サーバ装置５に送信され、決済サーバ装置５によ
り、そのデジタルコンテンツ２３の代金が決済されると
ともに、決済サーバ装置５からその利用者の移動体通信
端末装置１へそのデジタルコンテンツ２３が送信され
る。このようにすることで、利用者の識別情報の秘匿性
を確保しつつ、オンラインショップで購入したデジタル
コンテンツ２３の代金の電子決済を行うことができる。
ば、利用者による操作に応じて移動体通信端末装置１で
デジタルコンテンツ２３の情報が閲覧され、利用者によ
る移動体通信端末装置１に対する操作に基づいて、購入
希望のデジタルコンテンツ２３が選択される。そして、
認証サーバ装置３へ加入者回線を介して利用者の識別情
報が送信され、認証サーバ装置３により、その識別情報
に基づいて、その利用者により選択されたデジタルコン
テンツ２３を購入することの可否が決定される。そのデ
ジタルコンテンツ２３の購入が許可された場合には購入
承認情報が移動体通信端末装置１へ送信される。移動体
通信端末装置１は、その購入承認情報を受信すると、決
済サーバ装置５へその購入承認情報を送信する。その購
入承認情報は、決済サーバ装置５から認証サーバ装置３
へ送信され、認証サーバ装置３により正しいものである
か否かが判定される。その購入承認情報が正しいもので
あると判定された場合、デジタルコンテンツ２３の代金
決済を許可する代金決済許可通知が認証サーバ装置３か
ら決済サーバ装置５に送信され、決済サーバ装置５によ
り、そのデジタルコンテンツ２３の代金が決済されると
ともに、決済サーバ装置５からその利用者の移動体通信
端末装置１へそのデジタルコンテンツ２３が送信され
る。このようにすることで、利用者の識別情報の秘匿性
を確保しつつ、オンラインショップで購入したデジタル
コンテンツ２３の代金の電子決済を行うことができる。
【００７５】また、上記実施の形態１によれば、移動体
通信端末装置１が、利用者の操作に応じて選択されたデ
ジタルコンテンツ２３を示す商品選択情報をオンライン
ショップサーバ装置６に送信し、オンラインショップサ
ーバ装置６からその商品選択情報により示されるデジタ
ルコンテンツ２３の種類または価格情報を少なくとも含
む購入情報を受信し、その購入情報に基づいて購入承認
情報の要求を生成し、その一方で、オンラインショップ
サーバ装置６が、その商品選択情報を受信すると、その
商品選択情報に対応する購入情報を生成し、移動体通信
端末装置１に送信する。これにより、認証サーバ装置３
に購入承認情報を要求する際に、利用者が購入商品の情
報を入力する必要がなく簡単にオンラインでデジタルコ
ンテンツ２３を購入することができる。
通信端末装置１が、利用者の操作に応じて選択されたデ
ジタルコンテンツ２３を示す商品選択情報をオンライン
ショップサーバ装置６に送信し、オンラインショップサ
ーバ装置６からその商品選択情報により示されるデジタ
ルコンテンツ２３の種類または価格情報を少なくとも含
む購入情報を受信し、その購入情報に基づいて購入承認
情報の要求を生成し、その一方で、オンラインショップ
サーバ装置６が、その商品選択情報を受信すると、その
商品選択情報に対応する購入情報を生成し、移動体通信
端末装置１に送信する。これにより、認証サーバ装置３
に購入承認情報を要求する際に、利用者が購入商品の情
報を入力する必要がなく簡単にオンラインでデジタルコ
ンテンツ２３を購入することができる。
【００７６】さらに、上記実施の形態１によれば、認証
サーバ装置３が、デジタルコンテンツ２３を購入する利
用者の金融サービスの利用状況を、金融機関照会サーバ
装置７にアクセスして照会し、利用者の金融サービスの
利用状況に基づいて、この利用者がそのデジタルコンテ
ンツ２３を購入することの可否を決定する。
サーバ装置３が、デジタルコンテンツ２３を購入する利
用者の金融サービスの利用状況を、金融機関照会サーバ
装置７にアクセスして照会し、利用者の金融サービスの
利用状況に基づいて、この利用者がそのデジタルコンテ
ンツ２３を購入することの可否を決定する。
【００７７】これにより、支払能力のない利用者、支払
状況が芳しくない利用者、不正利用者などの決済を拒否
することができ、オンラインでのデジタルコンテンツ販
売の安全性を向上することができる。
状況が芳しくない利用者、不正利用者などの決済を拒否
することができ、オンラインでのデジタルコンテンツ販
売の安全性を向上することができる。
【００７８】さらに、上記実施の形態１によれば、認証
サーバ装置３および／または決済サーバ装置５が代金決
済に一度使用された購入承認情報を無効とするので、同
一の購入承認情報を不正に複数回使用することができな
くなり、オンラインでのデジタルコンテンツ販売の安全
性を向上することができる。
サーバ装置３および／または決済サーバ装置５が代金決
済に一度使用された購入承認情報を無効とするので、同
一の購入承認情報を不正に複数回使用することができな
くなり、オンラインでのデジタルコンテンツ販売の安全
性を向上することができる。
【００７９】実施の形態２．本発明の実施の形態２に係
るデジタルコンテンツ販売システムは、実施の形態１に
おける決済サーバ装置５とオンラインショップサーバ装
置６を、その両者を兼ねるサーバ装置５Ａに変更したも
のである。図５は、本発明の実施の形態２に係るデジタ
ルコンテンツ販売システムの構成を示すブロック図であ
る。図５において、サーバ装置５Ａは、図１における決
済サーバ装置５に、オンラインショップサーバ装置６の
機能を追加したものである。
るデジタルコンテンツ販売システムは、実施の形態１に
おける決済サーバ装置５とオンラインショップサーバ装
置６を、その両者を兼ねるサーバ装置５Ａに変更したも
のである。図５は、本発明の実施の形態２に係るデジタ
ルコンテンツ販売システムの構成を示すブロック図であ
る。図５において、サーバ装置５Ａは、図１における決
済サーバ装置５に、オンラインショップサーバ装置６の
機能を追加したものである。
【００８０】図６は、本実施の形態２に係るデジタルコ
ンテンツ販売システムにおけるサーバ装置５Ａの構成を
示すブロック図である。図６において、制御手段６１Ａ
は、図３の制御手段６１の機能に加え、コンピュータネ
ットワーク４を介してアクセスしてきた移動体通信端末
装置１へウェブページデータ２１などを送信するウェブ
サーバとしての機能を有する。また、記憶手段６４に
は、決済情報７１の他に、ウェブページデータ２１、商
品／サービス情報２２およびデジタルコンテンツ２３が
記憶される。
ンテンツ販売システムにおけるサーバ装置５Ａの構成を
示すブロック図である。図６において、制御手段６１Ａ
は、図３の制御手段６１の機能に加え、コンピュータネ
ットワーク４を介してアクセスしてきた移動体通信端末
装置１へウェブページデータ２１などを送信するウェブ
サーバとしての機能を有する。また、記憶手段６４に
は、決済情報７１の他に、ウェブページデータ２１、商
品／サービス情報２２およびデジタルコンテンツ２３が
記憶される。
【００８１】なお、図５および図６におけるその他の構
成要素については、実施の形態１（図１，図３）のもの
と同様であるので、その説明を省略する。
成要素については、実施の形態１（図１，図３）のもの
と同様であるので、その説明を省略する。
【００８２】次に、本実施の形態２のデジタルコンテン
ツ販売システムにおける各装置の動作、すなわち本発明
のデジタルコンテンツ販売方法の他の一実施の形態につ
いて説明する。図７は、図５に示すデジタルコンテンツ
販売システムにおける各装置の動作について説明するシ
ーケンス図である。
ツ販売システムにおける各装置の動作、すなわち本発明
のデジタルコンテンツ販売方法の他の一実施の形態につ
いて説明する。図７は、図５に示すデジタルコンテンツ
販売システムにおける各装置の動作について説明するシ
ーケンス図である。
【００８３】なお、本実施の形態２のデジタルコンテン
ツ販売システムでは、サーバ装置５Ａが決済サーバ装置
５およびオンラインショップサーバ装置６と同様に動作
する。その他の装置の動作については実施の形態１と同
様であるので、その説明を省略する。
ツ販売システムでは、サーバ装置５Ａが決済サーバ装置
５およびオンラインショップサーバ装置６と同様に動作
する。その他の装置の動作については実施の形態１と同
様であるので、その説明を省略する。
【００８４】移動体通信端末装置１がコンピュータネッ
トワーク４を介してオンラインショップのウェブページ
にアクセスしてくると、サーバ装置５Ａの通信手段６２
は、その要求を受信し、制御手段６１Ａに供給する。制
御手段６１Ａは、その要求に応じてウェブページデータ
２１を記憶手段６４から読み出し、通信手段６２に、そ
のウェブページデータ２１を送信させる。
トワーク４を介してオンラインショップのウェブページ
にアクセスしてくると、サーバ装置５Ａの通信手段６２
は、その要求を受信し、制御手段６１Ａに供給する。制
御手段６１Ａは、その要求に応じてウェブページデータ
２１を記憶手段６４から読み出し、通信手段６２に、そ
のウェブページデータ２１を送信させる。
【００８５】また、サーバ装置５Ａの通信手段６２は、
移動体通信端末装置１から商品選択情報を受信すると、
制御手段６１Ａに供給する。制御手段６１Ａは、その商
品選択情報により指定されるデジタルコンテンツ２３に
対する購入情報を商品／サービス情報２２から生成し、
通信手段６２を制御して、その購入情報をその移動体通
信端末装置１へ送信させる。
移動体通信端末装置１から商品選択情報を受信すると、
制御手段６１Ａに供給する。制御手段６１Ａは、その商
品選択情報により指定されるデジタルコンテンツ２３に
対する購入情報を商品／サービス情報２２から生成し、
通信手段６２を制御して、その購入情報をその移動体通
信端末装置１へ送信させる。
【００８６】さらに、サーバ装置５Ａは、認証サーバ装
置３から代金決済許可通知を受信すると、選択されたデ
ジタルコンテンツ２３を記憶手段６４から読み出し、そ
のデジタルコンテンツ２３の購入者の移動体通信端末装
置１へ送信する。
置３から代金決済許可通知を受信すると、選択されたデ
ジタルコンテンツ２３を記憶手段６４から読み出し、そ
のデジタルコンテンツ２３の購入者の移動体通信端末装
置１へ送信する。
【００８７】このようにして、サーバ装置５Ａは、オン
ラインショップサーバ装置６として機能するとともに、
決済サーバ装置５と同様の処理も行う。なお、実施の形
態１と同様に、購入情報は、サーバ装置５Ａが生成する
代わりに、移動体通信端末装置１が生成するようにして
もよい。また、ウェブページデータ２１に予め各デジタ
ルコンテンツ２３についての購入情報を含めておき、移
動体通信端末装置１が、選択されたデジタルコンテンツ
２３についての購入情報をウェブページデータ２１から
抽出して適宜使用するようにしてもよい。
ラインショップサーバ装置６として機能するとともに、
決済サーバ装置５と同様の処理も行う。なお、実施の形
態１と同様に、購入情報は、サーバ装置５Ａが生成する
代わりに、移動体通信端末装置１が生成するようにして
もよい。また、ウェブページデータ２１に予め各デジタ
ルコンテンツ２３についての購入情報を含めておき、移
動体通信端末装置１が、選択されたデジタルコンテンツ
２３についての購入情報をウェブページデータ２１から
抽出して適宜使用するようにしてもよい。
【００８８】以上のように、上記実施の形態２によれ
ば、決済サーバ装置５とオンラインショップサーバ装置
６を１台のサーバ装置５Ａにすることができ、デジタル
コンテンツ販売システムのコストを低くすることができ
る。
ば、決済サーバ装置５とオンラインショップサーバ装置
６を１台のサーバ装置５Ａにすることができ、デジタル
コンテンツ販売システムのコストを低くすることができ
る。
【００８９】なお、上記実施の形態１，２において、認
証サーバ装置３、決済サーバ装置５、サーバ装置５Ａな
どが、代金決済に一度使用された購入承認情報を無効と
することで、同一の購入承認情報を不正に複数回使用す
ることができなくなり、オンラインショッピングでの電
子商取引の安全性を向上することができる。
証サーバ装置３、決済サーバ装置５、サーバ装置５Ａな
どが、代金決済に一度使用された購入承認情報を無効と
することで、同一の購入承認情報を不正に複数回使用す
ることができなくなり、オンラインショッピングでの電
子商取引の安全性を向上することができる。
【００９０】また、上記実施の形態１，２において、認
証サーバ装置３が、利用者毎に、デジタルコンテンツ２
３などの商品および／またはサービスの購入代金を累積
し、購入代金の累積金額が所定の上限金額を超えている
場合、デジタルコンテンツ２３の購入を許可しないよう
にしてもよい。これにより、万が一購入承認情報が不正
に使用されても、被害を一定量以下とすることができ
る。また、利用者の支払能力に応じた上限金額を設定す
ることで、認証サーバ装置３を運営するクレジット会社
などへの不払いを抑制することができる。さらに、予め
入金された金額や過去の商品購入などで発生した累積ポ
イントを上限金額とすることで、プリペイド方式の入金
方法やポイントサービスを利用者に提供することができ
る。
証サーバ装置３が、利用者毎に、デジタルコンテンツ２
３などの商品および／またはサービスの購入代金を累積
し、購入代金の累積金額が所定の上限金額を超えている
場合、デジタルコンテンツ２３の購入を許可しないよう
にしてもよい。これにより、万が一購入承認情報が不正
に使用されても、被害を一定量以下とすることができ
る。また、利用者の支払能力に応じた上限金額を設定す
ることで、認証サーバ装置３を運営するクレジット会社
などへの不払いを抑制することができる。さらに、予め
入金された金額や過去の商品購入などで発生した累積ポ
イントを上限金額とすることで、プリペイド方式の入金
方法やポイントサービスを利用者に提供することができ
る。
【００９１】さらに、上記実施の形態１，２では、金融
機関照会サーバ装置７からの照会結果に基づいて購入の
承認の可否を決定しているが、認証サーバ装置３が有す
る情報のみで購入の承認の可否を決定するようにしても
勿論よい。
機関照会サーバ装置７からの照会結果に基づいて購入の
承認の可否を決定しているが、認証サーバ装置３が有す
る情報のみで購入の承認の可否を決定するようにしても
勿論よい。
【００９２】なお、上記実施の形態１，２においては、
決済処理の前に決済サーバ装置５またはサーバ装置５Ａ
がデジタルコンテンツ２３を送信するようにしている
が、決済処理の後に送信するようにしてもよい。
決済処理の前に決済サーバ装置５またはサーバ装置５Ａ
がデジタルコンテンツ２３を送信するようにしている
が、決済処理の後に送信するようにしてもよい。
【００９３】
【発明の効果】本発明では、利用者の識別情報の秘匿性
を確保しつつ、オンラインショップで購入したデジタル
コンテンツの代金の電子決済を可能とする。
を確保しつつ、オンラインショップで購入したデジタル
コンテンツの代金の電子決済を可能とする。
【図１】 本発明の実施の形態１に係るデジタルコンテ
ンツ販売システムの構成を示すブロック図である。
ンツ販売システムの構成を示すブロック図である。
【図２】 図１に示すデジタルコンテンツ販売システム
の認証サーバ装置の構成を示すブロック図である。
の認証サーバ装置の構成を示すブロック図である。
【図３】 図１に示すデジタルコンテンツ販売システム
の決済サーバ装置の構成を示すブロック図である。
の決済サーバ装置の構成を示すブロック図である。
【図４】 図１に示すデジタルコンテンツ販売システム
における各装置の動作について説明するシーケンス図で
ある。
における各装置の動作について説明するシーケンス図で
ある。
【図５】 本発明の実施の形態２に係るデジタルコンテ
ンツ販売システムの構成を示すブロック図である。
ンツ販売システムの構成を示すブロック図である。
【図６】 図５に示す実施の形態２に係るデジタルコン
テンツ販売システムにおけるサーバ装置の構成を示すブ
ロック図である。
テンツ販売システムにおけるサーバ装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図７】 図５に示すデジタルコンテンツ販売システム
における各装置の動作について説明するシーケンス図で
ある。
における各装置の動作について説明するシーケンス図で
ある。
１ 移動体通信端末装置（通信端末装置） ３ 認証サーバ装置 ５ 決済サーバ装置 ５Ａ サーバ装置（決済サーバ装置、オンラインショッ
プサーバ装置） ６ オンラインショップサーバ装置 ７ 金融機関照会サーバ装置 ２３ デジタルコンテンツ ４２ 認証手段（購入可否決定手段） ４３ 購入承認情報発行手段（購入可否決定手段） ４４ 判定手段 ４６ 通信手段（認証サーバ第１通信手段） ４７ 通信手段（認証サーバ第２通信手段） ６２ 通信手段（決済サーバ第１通信手段、決済サーバ
第３通信手段） ６３ 代金決済手段 ６５ 通信手段（決済サーバ第２通信手段）
プサーバ装置） ６ オンラインショップサーバ装置 ７ 金融機関照会サーバ装置 ２３ デジタルコンテンツ ４２ 認証手段（購入可否決定手段） ４３ 購入承認情報発行手段（購入可否決定手段） ４４ 判定手段 ４６ 通信手段（認証サーバ第１通信手段） ４７ 通信手段（認証サーバ第２通信手段） ６２ 通信手段（決済サーバ第１通信手段、決済サーバ
第３通信手段） ６３ 代金決済手段 ６５ 通信手段（決済サーバ第２通信手段）
Claims (6)
- 【請求項１】 通信端末装置と、この通信端末装置の利
用者を認証する認証サーバ装置と、ネットワークを介し
て上記通信端末装置にデジタルコンテンツの情報を提供
するオンラインショップサーバ装置と、上記利用者が購
入した上記デジタルコンテンツを上記通信端末装置に送
信するとともに、その購入代金を決済する決済サーバ装
置とを備え、 上記通信端末装置は、上記デジタルコンテンツの購入を
許可する旨の購入承認情報の要求を、上記利用者固有の
識別情報とともに上記認証サーバ装置へ加入者回線を介
して送信し、上記認証サーバ装置から上記購入承認情報
を受信し、受信した上記購入承認情報を上記決済サーバ
装置へ送信し、上記決済サーバ装置からデジタルコンテ
ンツを受信し、 上記認証サーバ装置は、上記識別情報に基づいて、その
利用者が上記デジタルコンテンツを購入することの可否
を決定する購入可否決定手段と、上記通信端末装置から
上記加入者回線を介して上記識別情報を受信し、上記購
入可否決定手段により上記デジタルコンテンツの購入が
許可された場合に上記購入承認情報を上記通信端末装置
へ送信する認証サーバ第１通信手段と、上記決済サーバ
装置からの上記購入承認情報が正しいものであるか否か
を判定する判定手段と、上記決済サーバ装置から上記購
入承認情報を受信し、上記判定手段により上記購入承認
情報が正しいものであると判定された場合に上記デジタ
ルコンテンツの代金決済を許可する旨の代金決済許可通
知を上記決済サーバ装置に送信する認証サーバ第２通信
手段とを有し、 上記決済サーバ装置は、上記通信端末装置から上記購入
承認情報を受信する決済サーバ第１通信手段と、その購
入承認情報を上記認証サーバ装置に送信し、上記認証サ
ーバ装置から上記代金決済許可通知を受信する決済サー
バ第２通信手段と、上記代金決済許可通知が受信された
場合に上記デジタルコンテンツの購入代金を決済する代
金決済手段と、上記代金決済許可通知が受信された場合
に上記デジタルコンテンツを上記通信端末装置へ送信す
る決済サーバ第３通信手段とを有すること、 を特徴とするデジタルコンテンツ販売システム。 - 【請求項２】 前記通信端末装置は、利用者の操作に応
じて選択された前記デジタルコンテンツを示す商品選択
情報を前記オンラインショップサーバ装置に送信し、前
記オンラインショップサーバ装置からその商品選択情報
により示されるデジタルコンテンツの種類または価格情
報を少なくとも含む購入情報を受信し、その購入情報に
基づいて前記購入承認情報の要求を生成し、 前記オンラインショップサーバ装置は、上記商品選択情
報を受信すると、その商品選択情報に対応する上記購入
情報を生成し、前記通信端末装置に送信すること、 を特徴とする請求項１記載のデジタルコンテンツ販売シ
ステム。 - 【請求項３】 前記認証サーバ装置は、前記デジタルコ
ンテンツを購入する前記利用者の金融サービスの利用状
況を、所定の金融機関照会サーバ装置にアクセスして照
会し、前記利用者の金融サービスの利用状況に基づい
て、この利用者がそのデジタルコンテンツを購入するこ
との可否を決定することを特徴とする請求項１記載のデ
ジタルコンテンツ販売システム。 - 【請求項４】 前記認証サーバ装置および／または前記
決済サーバ装置は、代金決済に一度使用された前記購入
承認情報を無効とすることを特徴とする請求項１記載の
デジタルコンテンツ販売システム。 - 【請求項５】 前記認証サーバ装置は、前記利用者毎に
購入代金を累積し、上記購入代金の累積金額が所定の上
限金額を超えている場合、前記デジタルコンテンツの購
入を許可しないことを特徴とする請求項１から請求項４
のうちのいずれか１項記載のデジタルコンテンツ販売シ
ステム。 - 【請求項６】 通信端末装置の利用者が電気通信回線を
介して購入したデジタルコンテンツの代金を決済するデ
ジタルコンテンツ販売方法において、 上記通信端末装置でオンラインショップサーバ装置より
提供されるデジタルコンテンツの情報を閲覧するステッ
プと、 利用者による上記通信端末装置に対する操作に基づい
て、購入希望の上記デジタルコンテンツを選択するステ
ップと、 上記利用者を認証する認証サーバ装置へ加入者回線を介
して上記利用者の識別情報を送信するステップと、 上記認証サーバ装置で上記識別情報に基づいて、その利
用者により選択された上記デジタルコンテンツを購入す
ることの可否を決定するステップと、 選択された上記デジタルコンテンツの購入が許可された
場合に購入承認情報を上記通信端末装置へ送信するステ
ップと、 上記通信端末装置から上記デジタルコンテンツの代金を
決済する決済サーバ装置へその購入承認情報を送信する
ステップと、 上記決済サーバ装置から上記認証サーバ装置へその購入
承認情報を送信するステップと、 上記認証サーバ装置で、上記決済サーバ装置からの上記
購入承認情報が正しいものであるか否かを判定するステ
ップと、 上記決済サーバ装置からの上記購入承認情報が正しいも
のであると判定した場合に上記デジタルコンテンツの代
金決済を許可する代金決済許可通知を上記決済サーバ装
置に送信するステップと、 上記決済サーバ装置で上記代金決済許可通知が受信され
ると、そのデジタルコンテンツの代金を決済するステッ
プと、 上記決済サーバ装置で上記代金決済許可通知が受信され
ると、その利用者の上記通信端末装置へそのデジタルコ
ンテンツを送信するステップと、 を備えることを特徴とするデジタルコンテンツ販売方
法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| EP01/01232 | 2001-02-21 | ||
| PCT/JP2001/001232 WO2002067160A1 (fr) | 2001-02-21 | 2001-02-21 | Systeme de transfert de commande |
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| Publication Number | Publication Date |
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| JP2001314340A Pending JP2002251588A (ja) | 2001-02-21 | 2001-10-11 | 電子決済システム、電子決済方法、認証サーバ装置および決済サーバ装置 |
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