JP2003337916A - 承認サービス装置、サービス承認装置、与信装置および承認サービス方法、サービス承認方法、与信方法ならびに承認サービスプログラム、サービス承認プログラム、与信プログラム - Google Patents

承認サービス装置、サービス承認装置、与信装置および承認サービス方法、サービス承認方法、与信方法ならびに承認サービスプログラム、サービス承認プログラム、与信プログラム

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JP2003337916A
JP2003337916A JP2002143757A JP2002143757A JP2003337916A JP 2003337916 A JP2003337916 A JP 2003337916A JP 2002143757 A JP2002143757 A JP 2002143757A JP 2002143757 A JP2002143757 A JP 2002143757A JP 2003337916 A JP2003337916 A JP 2003337916A
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JP2002143757A
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English (en)
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Akio Shibata
明男 柴田
Haruyuki Takano
晴之 高野
Yukihide Inagaki
幸秀 稲垣
Yuko Okayama
祐孝 岡山
Akiyoshi Sawada
明美 佐和田
Akira Ikuta
昭 生田
Eiji Katagiri
英治 片桐
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サービス利用者にとって不適当なサービスの
利用を防止することができるとともにサービス利用者が
決済手段を有しない場合でもサービスを利用することが
できる承認サービス装置等を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 サービス提供者AAが提供するサービス
をサービス利用者Uが利用する際に承認者(決済責任
者)Rの承認が必要な場合、その承認を得るための承認
サービスを提供する承認サービス装置であって、サービ
ス利用者U側からのサービスの利用要求を受け付ける要
求受付手段と、ネットワークを介して承認者R側に利用
要求に対する承認依頼を送信するとともにその承認結果
を承認者R側から受信し、承認結果において承認者Rが
利用要求を承認した場合にのみサービス利用者Uにサー
ビスの利用を許可する承認手段とを備えることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サービス利用者が
サービスを利用する際に承認者の承認が必要なモデルに
おける承認サービス装置、サービス承認装置、与信装置
および承認サービス方法、サービス承認方法、与信方法
ならびに承認サービスプログラム、サービス承認プログ
ラム、与信プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータネットワーク上で電子的に
決済情報を送受信して商取引を行う電子商取引(以下、
EC[Electronic Commerce]と記載する)は、インター
ネットが普及する前から企業間では行われていた。近
年、インターネットの普及に伴って、一般消費者を対象
にしてECによる様々なサービスが提供されている。一
般消費者向けのサービスは、インターネットショッピン
グによる物販を始めとして、アクセスネットワークのブ
ロードバンド化に伴って、コンテンツ配信、プログラム
配信、オンラインゲーム等のビジネス分野にも拡大し、
その商取引量も急増している。
【0003】ECは、サービス利用者とサービス提供者
とが金銭等の遣り取りを直接行わないので、サービス利
用者が正当な顧客であるか否かを確認する個人認証手段
およびクレジットカードやプリペイドカード等の決済手
段が必要となる。個人認証としては、一般に、サービス
を利用する際やサービス利用料を支払う際に、ユーザI
Dとパスワードによって本人であることを確認する方式
が利用されている。その他に、ユーザIDと指紋、アイ
リス(眼球の虹彩)、声紋、手書きサイン等によって本
人であることを確認する方式も実用化されつつあり、個
人認証の精度向上に寄与している。また、クレジットカ
ードによる決済としては、一般に、サービス利用者がサ
ービスの利用内容とクレジットカード番号をサービス提
供者に通知し、その通知を受けたサービス提供者がクレ
ジットカード会社に与信処理を行うとともに課金処理を
行い、そして、サービス提供者にクレジットカード会社
からサービス利用料が入金される方式である。一方、プ
リペイドカードによる決済の一例としては、事前にサー
ビス利用者がサービス提供者指定の銀行口座等に一定の
料金を振り込むと、サービス提供者がサービス利用の資
格であるユーザIDとパスワードおよびサービス利用料
を示すポイントの情報を格納したプリペイドカードをサ
ービス利用者に提供し、サービス利用者がサービスを利
用する際にプリペイドカードを提示してサービス利用分
のポイントが減算される方式がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記したいずれの決済
方式でも、有料のサービスを利用する本人がサービス利
用料を支払うための決済手段(クレジットカード等)を
持っていなければならない。すなわち、有用のサービス
を利用する際には、決済手段を持つ本人しかサービスを
受けることができない。そのため、クレジットカード等
の決済手段を所有しない子供等は、インターネットショ
ッピングによって商品を購入したり、コンテンツ提供者
からコンテンツの配信を受けたりすることができない。
しかし、ECの場合、サービス利用者とサービス提供者
とが遣り取りを直接行わないので、例えば、クレジット
カードを所有しない子供が親のクレジットカードの番号
とパスワードを勝手に利用して、商品の購入等を行うこ
とも可能である。
【0005】そこで、本発明の課題は、サービス利用者
にとって不適当なサービスの利用を防止することができ
るとともにサービス利用者が決済手段を有しない場合で
もサービスを利用することができる承認サービス装置、
サービス承認装置、与信装置および承認サービス方法、
サービス承認方法、与信方法ならびに承認サービスプロ
グラム、サービス承認プログラム、与信プログラムを提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決した本発
明は、サービス提供者が提供するサービスをサービス利
用者が利用する際に承認者の承認が必要な場合、サービ
ス利用者側からのサービスの利用要求に対する承認依頼
をネットワークを介して承認者側に送信するとともにそ
の承認結果を承認者側から受信し、その承認結果におい
て承認者が利用要求を承認した場合にのみサービス利用
者にサービスの利用を許可することを特徴とする。この
発明によれば、サービス利用者がサービスを受けてよい
か否かを承認者に問い合わせるので、承認者の承認が得
られない場合にはサービス利用者が勝手にサービスを受
けることができない。特に、サービス利用料の支払いの
代行要求について承認者の承認が得られた場合には、決
済手段を有してないサービス利用者でも、サービス利用
料を承認者が代わって支払うので、サービスを受けるこ
とができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係る実施形態の承認サービス装置、サービス承認装置、
与信装置および承認サービス方法、サービス承認方法、
与信方法ならびに承認サービスプログラム、サービス承
認プログラム、与信プログラムの実施の形態について説
明する。
【0008】本発明に係る実施形態の承認サービス装置
は、サービス提供者が提供するサービスをサービス利用
者が利用する際に承認者の承認が必要な場合、その承認
を得るための承認サービスを提供する承認サービス装置
であって、サービス利用者側からのサービスの利用要求
を受け付ける要求受付手段と、ネットワークを介して承
認者側に利用要求に対する承認依頼を送信するとともに
その承認結果を承認者側から受信し、承認結果において
承認者が利用要求を承認した場合にサービス利用者にサ
ービスの利用を許可し、承認結果において承認者が利用
要求の承認を棄却した場合にサービス利用者にサービス
の利用を許可しない承認手段と、を備えることを特徴と
する。この承認サービス装置によれば、サービス利用者
がサービスを利用するためには承認者の承認を得る必要
があるので、承認者がサービス利用者のサービスの利用
について管理することができる。
【0009】特に、承認サービス装置は、前記承認サー
ビス装置において、サービスは有料のサービスであり、
利用要求には承認者が該サービスのサービス利用料の支
払いを代行する支払い代行要求を含むことを特徴とす
る。この承認サービス装置によれば、サービス利用者が
決済手段を有しない場合でも、承認者がそのサービス利
用料の支払いの代行を承認すれば、サービスを利用する
ことができる。さらに、承認サービス装置は、前記承認
サービス装置において、承認者が支払い代行要求を承認
した場合、ネットワークを介して承認者が指定する決済
機関側に対して承認者の支払い能力の確認依頼を送信す
るとともにその確認結果を決済機関側から受信し、確認
結果において支払い能力がない場合にサービス利用者に
サービスの利用を不許可とする支払い能力確認手段を備
えることを特徴とする。この承認サービス装置によれ
ば、支払い能力を有する承認者による承認に対してのみ
サービスの利用を許可するので、サービス提供者は決済
手段を有しないサービス利用者にサービスを提供しても
承認者からサービス利用料を確実に受け取ることができ
る。
【0010】さらに、承認サービス装置は、前記承認サ
ービス装置において、承認者が支払い代行要求を承認
し、サービス利用者にサービスが提供される場合、サー
ビス利用料を課金する課金手段を備えることを特徴とす
る。この承認サービス装置によれば、承認者にサービス
利用者が利用するサービスに対するサービス利用料を確
実に課すことができる。特に、承認サービス装置は、前
記承認サービス装置において、課金手段では、サービス
利用者に対して予め設定された上限額の範囲内で課金を
行い、サービス利用者がサービスを利用すると上限額を
超える場合にサービスの利用を不許可とすることを特徴
とする。この承認サービス装置によれば、上限額により
サービス利用者が利用できるサービス量等のサービス内
容、例えば映画(3000円)、アニメ(1000
円)、アダルト(0円)、とした場合、アダルトは承認
以前に見られない、というようなサービス内容の制限も
可能になる。
【0011】また、承認サービス装置は、前記承認サー
ビス装置において、要求受付手段ではサービスの利用要
求の正当性を判定すること、および/または、承認手段
では承認結果の正当性を判定することを特徴とする。こ
の承認サービス装置によれば、サービス利用者本人によ
る正当な利用要求および/または承認者本人による正当
な承認結果のみ受け付けることにより、改竄された情報
あるいは偽りのサービス利用者や承認者による情報を排
除し、不正なサービスの利用を未然に防止することがで
きる。
【0012】さらに、承認サービス装置は、前記承認サ
ービス装置において、サービス利用者側が予め承認者を
指定またはサービスを利用する毎に承認者を指定するこ
とを特徴とする。この承認サービス装置によれば、サー
ビス利用者が利用するサービスの種類やサービス利用料
等に応じて承認者を指定することができる。また、承認
サービス装置は、前記承認サービス装置において、サー
ビス利用者に対して複数の承認者が設定され、および/
または、承認者に対して複数のサービス利用者が設定さ
れることを特徴とする。この承認サービス装置によれ
ば、必ずしもサービス利用者と承認者とが1対1の関係
でなくてもよいので、承認者の1つの決済手段により複
数のサービス利用者の決済が可能となったり、あるい
は、ある承認者によって支払い代行の承認を得られない
場合でも他の承認者からの承認を得ることもできる。つ
まり、全員の承認を得なければ行えないサービスでもよ
く、また、一部の者の承認を得れば行えるサービスでも
よい。
【0013】本発明に係る実施形態のサービス承認装置
は、サービス提供者が提供するサービスをサービス利用
者が利用する際に承認者の承認が必要な場合、その承認
を承認者が行うためのサービス承認装置であって、前記
承認サービス装置からの利用要求に対する承認依頼をネ
ットワークを介して受信し、承認依頼に対して承認する
か否かを示す承認結果を前記承認サービス装置にネット
ワークを介して送信することを特徴とする。このサービ
ス承認装置によれば、承認者がサービス利用者からのサ
ービスの利用要求について承認するか否かの承認依頼に
対して迅速に対応できる。さらに、サービス承認装置
は、前記サービス承認装置において、承認依頼の正当性
を判定することを特徴とする。このサービス承認装置に
よれば、承認サービス装置からの正当な承認依頼のみ受
け付けることにより、改竄された情報あるいは偽りの承
認サービス装置からの情報を排除し、不正なサービスの
利用を未然に防止することができる。
【0014】本発明に係る実施形態の与信装置は、サー
ビス提供者が提供する有料のサービスをサービス利用者
が利用する際に承認者がそのサービス利用料の支払いを
代行することを承認した場合、承認者が指定する決済機
関における与信を行う与信装置であって、前記承認サー
ビス装置からの支払い能力の確認依頼をネットワークを
介して受信し、確認依頼に対して支払い能力があるか否
かを示す確認結果を前記承認サービス装置にネットワー
クを介して送信することを特徴とする。この与信装置に
よれば、決済機関において承認者の支払い能力があるか
否かの確認依頼に対して迅速に対応できる。さらに、与
信装置は、前記与信装置において、確認依頼の正当性を
判定することを特徴とする。この与信装置によれば、承
認サービス装置からの正当な確認依頼のみ受け付けるこ
とにより、改竄された情報あるいは偽りの承認サービス
装置からの情報を排除し、不正なサービスの利用を未然
に防止することができる。
【0015】本発明に係る実施形態の承認サービス方法
は、サービス提供者が提供するサービスをサービス利用
者が利用する際に承認者の承認が必要な場合、その承認
を得るための承認サービスを提供する承認サービス方法
であって、サービス利用者側からのサービスの利用要求
を受け付ける要求受付ステップと、ネットワークを介し
て承認者側に利用要求に対する承認依頼を送信する承認
依頼送信ステップと、ネットワークを介して承認者側か
らの承認依頼に対する承認結果を受信する承認結果受信
ステップと、承認結果において承認者が利用要求を承認
した場合にサービス利用者にサービスの利用を許可し、
承認結果において承認者が利用要求の承認を棄却した場
合にサービス利用者にサービスの利用を許可しない承認
ステップと、を含むことを特徴する。この承認サービス
方法によれば、サービス利用者がサービスを利用するた
めには承認者の承認を得る必要があるので、承認者がサ
ービス利用者のサービスの利用について管理することが
できる。
【0016】特に、承認サービス方法は、前記承認サー
ビス方法において、サービスは有料のサービスであり、
利用要求には承認者がサービスのサービス利用料の支払
いを代行する支払い代行要求を含むことを特徴とする。
この承認サービス方法によれば、サービス利用者が決済
手段を有しない場合でも、承認者がそのサービス利用料
の支払いの代行を承認すれば、サービスを利用すること
ができる。さらに、承認サービス方法は、前記承認サー
ビス方法において、承認者が支払い代行要求を承認した
場合、ネットワークを介して承認者が指定する決済機関
側に対して承認者の支払い能力の確認依頼を送信する確
認依頼送信ステップと、ネットワークを介して決済機関
側からの確認依頼に対する確認結果を受信する確認結果
受信ステップと、確認結果において支払い能力がない場
合にサービス利用者にサービスの利用を不許可とする支
払い能力確認ステップと、を含むことを特徴とする。こ
の承認サービス方法によれば、支払い能力を有する承認
者による承認に対してのみサービスの利用を許可するの
で、サービス提供者は決済手段を有しないサービス利用
者にサービスを提供しても承認者からサービス利用料を
確実に受け取ることができる。
【0017】さらに、承認サービス方法は、前記承認サ
ービス方法において、承認者が支払い代行要求を承認
し、サービス利用者にサービスが提供される場合、サー
ビス利用料を課金する課金ステップを含むことを特徴と
する。この承認サービス方法によれば、承認者にサービ
ス利用者が利用するサービスに対するサービス利用料を
確実に課すことができる。
【0018】また、承認サービス方法は、前記承認サー
ビス方法において、要求受付ステップで受け付けたサー
ビスの利用要求の正当性を判定する利用要求判定ステッ
プを含むこと、または/および、承認結果受信ステップ
で受信した承認結果の正当性を判定する承認結果判定ス
テップを含むことを特徴とする。この承認サービス方法
によれば、サービス利用者本人による正当な利用要求お
よび/または承認者本人による正当な承認結果のみ受け
付けることにより、改竄された情報あるいは偽りのサー
ビス利用者や承認者による情報を排除し、不正なサービ
スの利用を未然に防止することができる。
【0019】本発明に係る実施形態のサービス承認方法
は、サービス提供者が提供するサービスをサービス利用
者が利用する際に承認者の承認が必要な場合、その承認
を承認者が行うときのサービス承認方法であって、前記
承認サービス方法によって送信された利用要求に対する
承認依頼をネットワークを介して受信する承認依頼受信
ステップと、承認依頼に対して承認するか否かを示す承
認結果をネットワークを介して送信する承認結果送信ス
テップと、を含むことを特徴とする。このサービス承認
方法によれば、承認者がサービス利用者のサービスの利
用について承認するか否かの承認依頼に対して迅速に対
応できる。さらに、サービス承認方法は、前記サービス
承認方法において、承認依頼受信ステップで受信した承
認依頼の正当性を判定する承認依頼判定ステップを含む
ことを特徴とする。このサービス承認方法によれば、正
当な承認依頼のみ受け付けることにより、改竄された情
報等を排除し、不正なサービスの利用を未然に防止する
ことができる。
【0020】本発明に係る実施形態の与信方法は、サー
ビス提供者が提供する有料のサービスをサービス利用者
が利用する際に承認者がそのサービス利用料の支払いを
代行することを承認した場合、承認者が指定する決済機
関における与信を行う与信方法であって、前記承認サー
ビス方法によって送信された支払い能力の確認依頼をネ
ットワークを介して受信する確認依頼受信ステップと、
確認依頼に対して支払い能力があるか否かを示す確認結
果をネットワークを介して送信する確認結果送信ステッ
プと、を含むことを特徴とする。この与信方法によれ
ば、決済機関において承認者の支払い能力があるか否か
の確認依頼に対して迅速に対応できる。さらに、与信方
法は、前記与信方法において、確認依頼受信ステップで
受信した確認依頼の正当性を判定する確認依頼判定ステ
ップを含むことを特徴とする。この与信方法によれば、
正当な確認依頼のみ受け付けることにより、改竄された
情報等を排除し、不正なサービスの利用を未然に防止す
ることができる。
【0021】本発明に係る実施形態の承認サービスプロ
グラムは、サービス提供者が提供するサービスをサービ
ス利用者が利用する際に承認者の承認が必要な場合、そ
の承認を得るための承認サービスを提供するための承認
サービスプログラムであって、コンピュータに、前記承
認サービス方法を実現させることを特徴とする。この承
認サービスプログラムによれば、この承認サービスプロ
グラムをコンピュータ内にロードあるいはインストール
し、この承認サービスプログラムを実行することによっ
て、前記した承認サービス方法を実現させることができ
る。
【0022】本発明に係る実施形態のサービス承認プロ
グラムは、サービス提供者が提供するサービスをサービ
ス利用者が利用する際に承認者の承認が必要な場合、そ
の承認を承認者が行うためのサービス承認プログラムで
あって、コンピュータに、前記サービス承認方法を実現
させることを特徴とする。このサービス承認プログラム
によれば、このサービス承認プログラムをコンピュータ
内にロードあるいはインストールし、このサービス承認
プログラムを実行することによって、前記したサービス
承認方法を実現させることができる。
【0023】本発明に係る実施形態の与信プログラム
は、サービス提供者が提供する有料のサービスをサービ
ス利用者が利用する際に承認者がそのサービス利用料の
支払いを代行することを承認した場合、承認者が指定す
る決済機関における与信を行うための与信プログラムで
あって、コンピュータに、前記与信方法を実現させるこ
とを特徴とする。この与信プログラムによれば、この与
信プログラムをコンピュータ内にロードあるいはインス
トールし、この与信プログラムを実行することによっ
て、前記した与信方法を実現させることができる。
【0024】なお、サービス提供者、サービス利用者お
よび承認者は、個人法人を問わない。サービス利用者側
は、サービス利用者のみならず、サービス利用者が承認
サービス装置と情報を遣り取りするときに利用する装置
等も含む概念である。承認者側は、承認者のみならず、
承認者が承認サービス装置と情報を遣り取りするときに
利用する装置(例えば、サービス承認装置)等も含む概
念である。決済機関側は、決済機関のみならず、決済機
関が承認サービス装置と情報を遣り取りするときに利用
する装置(例えば、与信装置)等も含む概念である。サ
ービスは、有料無料を問わず、物販も含む様々なサービ
スが対象であり、提供形態もECに限らず店頭等での提
供も含む。承認サービスは、サービス利用者がサービス
を利用する際に承認者の承認を必要とする場合に、サー
ビス利用者がサービスを利用するために必要なサービス
利用者、承認者、決済機関、サービス提供者との情報の
遣り取り等を行うサービスである。承認者による承認に
は、サービス利用料の支払いの代行の承認のみならず、
サービス内容、サービス時間、サービス利用料等を考慮
してサービス利用者がサービスを利用してよいか否かの
承認も含む。例えば、低年齢のサービス利用者に対して
成人向けのサービス、深夜のサービス、高額なサービス
等を利用することを承認しない場合、低所得のサービス
利用者に対して高額なサービス等を利用することを承認
しない場合がある。なお、本願明細書で言う不適当なサ
ービスの利用としては低年齢者利用に限らず悪用も含
み、すなわち本発明は悪用防止対応も含む。
【0025】本実施の形態では、本発明をインターネッ
トを利用したECによる決済モデルに適用する。本実施
の形態に係る決済モデルでは、サービス利用者がインタ
ーネットを介してサービス提供者からサービスを受ける
際に決済責任者にサービス利用料の支払いの代行の承認
を依頼し、その承認が得られた場合には決済責任者が指
定した決済機関によってそのサービスに対する決済を行
う。本実施の形態には、決済サービス(承認サービス)
を提供する者の違いにより2つの実施の形態があり、第
1の実施の形態ではサービス提供者自身が行う場合であ
り、第2の実施の形態ではサービス提供者とは独立した
決済サービス提供者が行う場合である。
【0026】図1を参照して、第1の実施の形態に係る
決済モデルMAの全体構成を説明する。図1は、第1の
実施の形態に係る決済モデルの全体構成図である。な
お、図1には、サービス提供者AA、サービス利用者
U、決済責任者Rおよび決済機関Sは、その数を省略し
て描いているが、実際には、サービス提供者、サービス
利用者、決済責任者および決済機関は多数存在する。
【0027】決済モデルMAでは、サービス提供者AA
がインターネットIを利用してECによる事業を行って
おり、様々なサービスを提供している。そして、決済モ
デルMAでは、サービス利用者Uがサービス提供者AA
が提供するサービスを利用するうちの一人であり、イン
ターネットIを介してサービスを利用する。サービス利
用者Uは、提供されるサービスに対するサービス利用料
を支払う能力を有していないので、決済責任者Rがその
サービス利用料を代わって支払う。そのために、決済モ
デルMAでは、サービス提供者AAがサービス利用料を
代行して支払いを行うために必要な決済サービスも提供
しており、サービス提供者AAはサービス利用者U、決
済責任者Rおよび決済責任者Rが指定する決済機関Sと
インターネットIを介して様々な情報を遣り取りする。
なお、本実施の形態では、インターネットIが特許請求
の範囲に記載するネットワークに相当し、決済責任者R
が特許請求の範囲に記載する承認者に相当し、決済サー
ビスが特許請求の範囲に記載する承認サービスに相当す
る。
【0028】サービス提供者AAは、ECによるサービ
スの提供および決済サービスの提供を行うためにインタ
ーネットIに接続しているサービス提供者サーバ1Aを
備えている。そして、サービス提供者AAは、ECによ
るサービスのサービス利用料の他に決済サービスの決済
手数料により事業を運営している。ECによるサービス
には、映画、音楽等のコンテンツ配信、プログラム配
信、インターネットショッピングによる物販等がある。
決済サービスには、サービス利用者Uからの要求受付、
決済責任者Rへの支払い代行の承認の問い合わせ、決済
機関Sへの与信および課金等がある。なお、第1の実施
の形態では、サービス提供者サーバ1Aが特許請求の範
囲に記載する承認サービス装置に相当する。
【0029】サービス提供者AAでは、決済サービスを
受けたいサービス利用者Uと決済サービス契約を結んで
おり、契約を結んでいるサービス利用者Uを認証するた
めにICカードXおよび秘密鍵Xと公開鍵Xを発行する
とともに(図9参照)、サービス利用者Uの個人情報を
サービス提供者サーバ1Aに登録している。ちなみに、
秘密鍵Xと公開鍵Xは、ICカードXに格納されて発行
される。また、サービス提供者AAでは、決済サービス
を受けたい決済責任者Rと決済サービス契約を結んでお
り、契約を結んでいる決済責任者Rを認証するためにI
CカードYおよび秘密鍵Yと公開鍵Yを発行するととも
に(図9参照)、決済責任者Rの個人情報をサービス提
供者サーバ1Aに登録している。ちなみに、秘密鍵Yと
公開鍵Yは、ICカードYに格納されて発行される。決
済サービス契約には、決済手数料(月単位や決済サービ
ス1件単位等)、決済サービスの内容等を設定してい
る。なお、サービス利用者Uが決済サービス契約を結ん
だときにそのサービス利用者Uが指定した決済責任者R
と必然的に決済サービス契約を結ぶ場合、あるいは、決
済責任者Rが決済サービス契約を結んだときにその決済
責任者Rが指定したサービス利用者Uと必然的に決済サ
ービス契約を結ぶ場合もある。
【0030】サービス利用者Uは、個人であり、例え
ば、決済責任者Rの子供である。サービス利用者Uは、
サービス提供者AAが提供するサービスを利用するため
および決済サービスを受けるために、インターネットI
に接続可能なサービス利用者端末2を所有している。サ
ービス利用者Uは、前記したようにサービス提供者AA
と決済サービス契約を結んでおり、サービス提供者AA
が提供するサービスを利用するが、そのサービス利用料
の支払いについては決済責任者Rに代行してもらう。ち
なみに、図1では、サービス利用者Uと決済責任者Rと
を1対1で示しているが、1人のサービス利用者Uに対
して複数の決済責任者R,・・・が設定されている場合
がある。例えば、1人の子供(サービス利用者)に対し
て父親と母親が決済責任者になる場合等がある。
【0031】決済責任者Rは、個人であり、例えば、サ
ービス利用者Uの親である。決済責任者Rは、サービス
提供者AAが提供する決済サービスを受けるために、イ
ンターネットIに接続可能な決済責任者端末3あるいは
携帯電話4を所有している。決済責任者Rは、前記した
ようにサービス提供者AAと決済サービス契約を結んで
おり、サービス利用者Uがサービス提供者AAから受け
たサービスのサービス利用料の支払いを代行する。ま
た、決済責任者Rは、決済機関Sと決済契約を結んでお
り、サービス提供者AAには決済機関Sからサービス利
用料(決済手数料含む)を支払う。ちなみに、図1で
は、サービス利用者Uと決済責任者Rとを1対1で示し
ているが、1人の決済責任者Rに対して複数のサービス
利用者U,・・・が設定されている場合がある。例え
ば、1人の親(決済責任者)に対して3人の子供がサー
ビス利用者になる場合等がある。なお、本実施の形態で
は、決済責任者端末3あるいは携帯電話4が特許請求の
範囲に記載するサービス承認装置に相当する。ここで、
携帯電話4は決済責任者端末3の一つの例でもあるが、
この決済責任者端末3は固定式のPCでも、あるいはP
DAでもよい。
【0032】決済機関Sは、決済責任者Rが指定した決
済機関であり、例えば、クレジットカード会社や銀行等
である。決済機関Sには、サービス提供者サーバ1Aか
らの与信依頼に応答するために、インターネットIに接
続している決済機関サーバ5を備えている。決済機関S
では、前記したように決済責任者Rと決済契約を結んで
おり、決済責任者Rが代行したサービス利用料(決済手
数料含む)をサービス提供者AAに支払うとともに決済
責任者Rの銀行口座等からそのサービス利用料(決済手
数料含む)を引き落とす。なお、本実施の形態では、決
済機関サーバ5が特許請求の範囲に記載する与信装置で
ある。
【0033】図1および図2を参照して、サービス提供
者サーバ1Aの構成について説明する。図2は、図1に
示すサービス提供者サーバの構成図である。
【0034】サービス提供者サーバ1Aは、主制御装置
10、記憶装置11、入出力装置12、通信制御装置1
3等を備えており、これらの装置をバス14で接続して
いる。
【0035】主制御装置10について説明する。主制御
装置10は、MPU[Micro Processing Unit]およびR
AM[Random Access Memory]等から構成され、サービス
提供者サーバ1Aを統括制御する。
【0036】また、主制御装置10は、インターネット
Iと接続するために、WWW[WorldWide Web]サーバプ
ログラムを備えている。WWWサーバプログラムは、H
TTP[Hyper Text Transfer Protocol]で通信するため
の通信基盤プログラムである。主制御装置10では、サ
ービス提供者サーバ1AがインターネットIに接続され
ると、WWWサーバプログラムをRAM上にロードして
MPUで実行する。
【0037】また、主制御装置10は、ECによるサー
ビスを提供するために、サービス提供プログラムを備え
ている。サービス提供者サーバ1Aではインターネット
I上にサービス提供ホームページを開設しており、主制
御装置10では、サービス利用者Uのサービス利用者端
末2からサービス提供ホームページにアクセスされる
と、RAM上にロードしているサービス提供プログラム
を実行する。そして、主制御装置10では、サービス利
用者Uからの入力に応じて各種サービスを提供するため
の情報をサービス利用者端末2との間で送受信する。
【0038】また、主制御装置10は、決済サービスを
提供するために、決済サービスプログラムを備えてい
る。サービス提供者サーバ1Aでは決済サービス契約を
結んでいるサービス利用者Uがサービスを利用する際に
決済サービスを提供するために、主制御装置10では、
サービス利用者端末2からサービス提供ホームページに
アクセスしてサービスを利用するための情報が送信され
ると、決済サービスプログラムをRAM上にロードして
MPUで実行する。そして、主制御装置10では、サー
ビス要求受付手段10a、決済承認手段10b、与信手
段10c、課金手段10dを展開する。なお、サービス
要求受付手段10a、決済承認手段10b、与信手段1
0c、課金手段10dについては、後で詳細に説明す
る。なお、本実施の形態では、決済サービスプログラム
が特許請求の範囲に記載する承認サービスプログラムに
相当し、サービス要求受付手段10aが特許請求の範囲
に記載する要求受付手段に相当し、決済承認手段10b
が特許請求の範囲に記載する承認手段に相当し、与信手
段10cが特許請求の範囲に記載する支払い能力確認手
段に相当する。
【0039】記憶装置11について説明する。記憶装置
11は、ハードディスク装置や光磁気ディスク装置等か
ら構成される。記憶装置11は、サービス提供者サーバ
1Aの各種プログラムを格納するとともに、サービス利
用者情報データベース11a、決済責任者情報データベ
ース11b、課金情報データベース11c、サービス内
容データベース11d等を格納している。
【0040】図3も参照して、サービス利用者情報デー
タベース11aについて説明する。図3は、図2に示す
サービス利用者情報データベースの構成図である。サー
ビス利用者情報データベース11aは、決済サービス契
約を結んでいるサービス利用者Uの情報を格納するデー
タベースである。サービス利用者情報データベース11
aには、サービス利用者ID、サービス利用者名、サー
ビス利用者Uの住所、サービス利用者Uの連絡先の固定
電話の電話番号、サービス利用者Uが携帯電話を所有し
ている場合にはその電話番号、電子メールアドレス、決
済責任者IDの項目を有し、サービス利用者Uと決済サ
ービス契約を結ぶ毎に情報が格納される。サービス利用
者IDは、サービス利用者U毎に付与されるユニークな
IDである。決済責任者IDは、サービス利用者Uが設
定した決済責任者Rに付与されている決済責任者IDで
あり、サービス利用者Uが複数の決済責任者Rを設定す
る場合には複数個格納される。図3に示す例では、サー
ビス利用者IDが[A0000001]のサービス利用
者Uは、決済責任者IDが[B0000001]と[B
0000002]の2人の決済責任者Rを設定してい
る。
【0041】図4も参照して、決済責任者情報データベ
ース11bについて説明する。図4は、図2に示す決済
責任者情報データベースの構成図である。決済責任者情
報データベース11bは、決済サービス契約を結んでい
る決済責任者Rの情報を格納するデータベースである。
決済責任者情報データベース11bには、決済責任者I
D、決済責任者名、決済責任者Rの住所、決済責任者R
の連絡先の固定電話の電話番号、決済責任者Rが携帯電
話を所有している場合にはその電話番号、電子メールア
ドレス、サービス利用者IDの項目を有し、決済責任者
Rと決済サービス契約を結ぶ毎に情報が格納される。決
済責任者IDは、決済責任者R毎に付与されるユニーク
なIDである。サービス利用者IDは、決済責任者Rが
設定したサービス利用者Uに付与されているサービス利
用者IDであり、決済責任者Rが複数のサービス利用者
Uを設定する場合には複数個格納される。図4に示す例
では、決済責任者IDが[B0000001]の決済責
任者Rは、サービス利用者IDが[A000000
1]、[A0000002]と[A0000003]の
3人のサービス利用者Uを設定している。
【0042】図5も参照して、課金情報データベース1
1cについて説明する。図5は、図2に示す課金情報デ
ータベースの構成図である。課金情報データベース11
cは、決済サービス契約を結んでいるサービス利用者U
のサービス利用料の課金情報を格納するデータベースで
ある。課金情報データベース11cには、サービス利用
者ID、1ヶ月間のサービス利用の限度額、1ヶ月間に
利用したサービスのサービス利用日、サービスID、サ
ービス利用料、このサービス利用料を代行して支払う決
済責任者Rの決済責任者IDおよびその決済責任者Rが
指定したクレジットカード番号または銀行口座番号、1
ヶ月間に利用したサービス利用料の合計の項目を有し、
サービス利用者IDおよび利用限度額はサービス利用者
Uと決済サービス契約を結ぶ毎に情報が格納され、サー
ビス利用日、サービスID、サービス利用料、決済責任
者ID、クレジットカード番号または銀行口座番号およ
び合計利用料はサービス利用者Uがサービスを利用する
毎に情報が格納されるとともに月末の決済日毎にリセッ
トされる。利用限度額は、サービス利用者Uが1ヶ月間
に利用できるサービス利用料の限度額であり、サービス
利用者Uに代わってサービス利用料を支払う決済責任者
Rによって設定される。図5に示す例では、サービス利
用者IDが[A0000001]のサービス利用者Uは
合計利用料が[2,500円]と利用限度額[10,0
00円]を下回っているので[7,500円]分のサー
ビスを利用でき、サービス利用者IDが[A00000
02]のサービス利用者Uは合計利用料が[1,000
円]と利用限度額[5,000円]を下回っているので
[4,000円]分のサービスを利用できるが、サービ
ス利用者IDが[A0000003]のサービス利用者
Uは合計利用料が[3,000円]と利用限度額[3,
000円]になっているのでサービスをこれ以上利用で
きない。
【0043】図6も参照して、サービス内容データベー
ス11dについて説明する。図6は、図2に示すサービ
ス内容データベースの構成図である。サービス内容デー
タベース11dは、サービス提供者AAがサービス提供
ホームページによって提供する全てのサービスの内容を
格納するデータベースである。サービス内容データベー
ス11dには、サービスID、サービス種別、サービス
の内容、サービス利用料の項目を有し、新規のサービス
が追加される毎に情報が格納される。サービスIDは、
サービス提供者AAが提供するサービス毎に付与される
ユニークなIDである。サービス種別は、サービス提供
者AAが提供するサービスの種別であり、例えば、映画
配信、音楽配信、ゲーム配信、プログラム配信、インタ
ーネットショッピング等がある。サービス内容は、サー
ビス提供者AAが提供するサービスの内容であり、例え
ば、映画配信の場合には映画のタイトル、概要、キャス
ト、上映時間等であり、音楽配信の場合には音楽のタイ
トル、アーチスト名、演奏時間等である。
【0044】入出力装置12について説明する。入出力
装置12は、キーボード、マウス、表示装置等から構成
され、I/O装置を介して接続される。
【0045】通信制御装置13について説明する。通信
制御装置13は、モデム等から構成され、インターネッ
トIによる情報の送受信を実現する。
【0046】それでは、主制御装置10に展開されるサ
ービス要求受付手段10a、決済承認手段10b、与信
手段10cおよび課金手段10dについて詳細に説明す
る。
【0047】図7も参照して、サービス要求受付手段1
0aについて説明する。図7は、図1に示すサービス利
用者端末において表示される画面の一例であり、(a)
はサービス利用料の支払い選択画面であり、(b)はサ
ービス利用者本人がサービス利用料を支払う場合の支払
い方法指定画面であり、(c)はサービス利用料の代行
決済を依頼する場合の決済責任者指定画面である。
【0048】サービス利用者端末2からサービスを利用
するための情報が送信されると、サービス要求受付手段
10aでは、そのサービス利用者Uがサービス利用者情
報データベース11aに登録されているか否かを判定す
る。登録されていない場合、サービス要求受付手段10
aでは、決済サービスの処理を終了する。一方、登録さ
れている場合、サービス要求受付手段10aでは、サー
ビス利用者端末2に支払い選択画面20を表示させる
(図7(a)参照)。支払い選択画面20には、そのサ
ービス利用者Uが利用しようとしているサービスの概要
およびサービス利用料を表示するとともに、このサービ
ス利用料の支払いを行う者を選択するためにサービス利
用者U本人が支払う選択ボタン20aおよび決済責任者
Rに支払いを依頼する選択ボタン20bを表示する。
【0049】サービス利用者端末2から選択ボタン20
aが押された情報が送信されると、サービス要求受付手
段10aでは、サービス利用者端末2にサービス利用者
U本人がサービス利用料を支払う場合の支払い方法指定
画面21を表示させる(図7(b)参照)。支払い方法
指定画面21には、支払い方法(決済手段)を指定する
ためにクレジットカードのラジオボタン21aおよび銀
行引き落としのラジオボタン21bを表示するととも
に、クレジットカードまたは銀行口座の名義人を書き込
むテキストボックス21cおよびクレジットカード番号
または銀行口座番号を書き込むためのテキストボックス
21dを表示するとともに、送信ボタン21eを表示す
る。
【0050】一方、サービス利用者端末2から選択ボタ
ン20bが押された情報が送信されると、サービス要求
受付手段10aでは、サービス利用者端末2にサービス
利用料の支払いの代行を依頼する場合の決済責任者指定
画面22を表示させる((図7(c)参照)。決済責任
者指定画面22には、決済責任者Rを指定するためにサ
ービス利用者Uに対して設定されている決済責任者Rの
氏名およびその氏名毎に決済責任者Rを選択するための
ラジオボタン22a,22bを表示するとともに、選択
した決済責任者Rのメールアドレスを書き込むためのテ
キストボックス22cを表示するとともに、送信ボタン
22dを表示する。なお、決済責任者指定画面22に表
示される決済責任者Rはサービス利用者情報データベー
ス11aに設定されている決済責任者IDに基づいて決
まり、サービス利用者Uによってその人数は異なる。し
たがって、決済責任者指定画面22に表示される決済責
任者Rを氏名およびラジオボタンの数は、サービス利用
者Uによって変る。
【0051】サービス利用者端末2から支払い選択画面
20と支払い方法指定画面21または決済責任者指定画
面22で設定した内容が暗号化された決済サービス要求
(電子署名X)およびサービス利用者Uに発行されてい
る公開鍵Xが送信されると(図9参照)、サービス要求
受付手段10aでは、その公開鍵Xにより決済サービス
要求(電子署名X)を復号化し、この決済サービス要求
の正当性を確認する(図9参照)。送信された公開鍵X
で正常に復号化できた場合、サービス要求受付手段10
aでは、正当な決済サービス要求と判定するとともに、
サービス利用者Uを決済サービス契約を結んでいる本人
であると認証する。そして、サービス要求受付手段10
aでは、決済サービス要求に基づいてサービス利用料を
支払う者を判定し、サービス利用料をサービス利用者U
本人が支払う場合にはその本人の決済手段により決済を
行う。サービス利用料を指定した決済責任者Rに支払っ
てもらう場合には決済サービスを継続する。一方、送信
された公開鍵Xで正常に復号化できない場合、サービス
要求受付手段10aでは、不当な決済サービス要求と判
定するとともにサービス利用者Uを本人でないと判定
し、サービス利用者端末2にサービス不許可通知を送信
して決済サービスを終了する。ちなみに、電子署名とし
ては、RSA[Rivest Shamir Adleman]による署名法
(公開鍵(非対称鍵)を利用)、対称暗号による署名法
(認証機関が必要)等がある。
【0052】図8も参照して、決済承認手段10bにつ
いて説明する。図8は、図1に示す決済責任者端末にお
いて表示される画面の一例であり、(a)はサービス利
用料の支払い代行依頼画面であり、(b)は支払い代行
を承認した場合の支払い方法指定画面である。
【0053】サービス要求受付手段10aで決済サービ
ス要求を正当なものとして受け付けると、決済承認手段
10bでは、決済責任者端末3または携帯電話4に支払
い依頼通知としてサービス利用料の支払い代行依頼画面
30を表示させる(図8(a)参照)。支払い代行依頼
画面30には、サービス利用者Uの氏名ならびにサービ
ス利用者Uが利用しようとしているサービスの概要およ
びサービス利用料を表示するとともに、このサービス利
用料の支払いの代行に同意する選択ボタン30aおよび
支払いの代行に同意しない選択ボタン30bを表示す
る。この際、決済承認手段10bでは、サービス利用者
Uからの正当な依頼であることを示すために、決済責任
者端末3または携帯電話4に決済サービス要求(電子署
名X)と公開鍵Xも送信する。
【0054】決済責任者Rによって選択ボタン30bが
押された場合、決済承認手段10bでは、さらに、決済
責任者端末3または携帯電話4に支払い代行を承認した
場合の支払い方法指定画面31を表示させる(図8
(b)参照)。支払い方法指定画面31には、支払い方
法(決済手段)を指定するためにクレジットカードのラ
ジオボタン31aおよび銀行引き落としのラジオボタン
31bを表示するとともに、クレジットカードまたは銀
行口座の名義人を書き込むテキストボックス31cおよ
びクレジットカード番号または銀行口座番号を書き込む
ためのテキストボックス31dを表示するとともに、送
信ボタン31eを表示する。
【0055】そして、決済責任者端末3または携帯電話
4から支払い代行依頼画面30と支払い方法指定画面3
1で設定された内容が暗号化された支払い承認判断結果
(電子署名Y)および決済責任者Rに発行されている公
開鍵Yが送信されると(図9参照)、決済承認手段10
bでは、その公開鍵Yにより支払い承認判断結果(電子
署名Y)を復号化し、この支払い承認判断結果の正当性
を確認する(図9参照)。送信された公開鍵Yで正常に
復号化できた場合、決済承認手段10bでは、正当な支
払い承認判断結果と判定するとともに、決済責任者Rを
決済サービス契約を結んでいる本人であると認証する。
一方、送信された公開鍵Yで正常に復号化できない場
合、決済承認手段10bでは、不当な支払い承認判断結
果と判定するとともに決済責任者Rを本人でないと判定
し、サービス利用者端末2にサービス不許可通知を送信
して決済サービスの処理を終了する。
【0056】一方、決済責任者Rによって選択ボタン3
0aが押された場合、決済承認手段10bでは、サービ
ス利用者端末2にサービス不許可通知を送信し、決済サ
ービスの処理を終了する。
【0057】与信手段10cについて説明する。
【0058】決済承認手段10bで決済責任者Rからの
サービス利用料の支払いの代行の承認が取れると、与信
手段10cでは、決済責任者Rにサービス利用料の支払
い能力があるか否かを問い合わせる与信依頼を生成し、
その与信依頼を秘密鍵Zによって暗号化して電子署名Z
を作成する(図9参照)。そして、与信手段10cで
は、その暗号化した与信依頼(電子署名Z)および公開
鍵Zを、決済責任者Rが指定した決済機関Sの決済機関
サーバ5に送信する(図9参照)。
【0059】決済機関サーバ5から与信依頼に対する与
信結果を受信すると、与信手段10cでは、与信結果に
基づいて決済責任者Rの支払い能力を確認する。与信結
果において支払い能力がない場合、与信手段10cで
は、サービス利用者端末2にサービス不許可通知を送信
し、決済サービスの処理を終了する。
【0060】課金手段10dについて説明する。
【0061】与信手段10cで決済機関Sからの決済責
任者Rの支払い能力の確認が取れると、課金手段10d
では、課金情報データベース11cからサービス利用者
Uの合計利用料を抽出し、その合計利用料にサービス利
用者Uが今回利用するサービスのサービス利用料を加算
して新たな合計利用料を算出する(図5参照)。そし
て、課金手段10dでは、課金情報データベース11c
からサービス利用者Uの利用限度額を抽出し、新たな合
計利用料が利用限度額内か否かを判定する。新たな合計
利用料が利用限度額を超える場合、課金手段10dで
は、サービス利用者端末2にサービス不許可通知を送信
し、決済サービスの処理を終了する。一方、新たな合計
利用料が利用限度額内の場合、課金手段10dでは、サ
ービス利用者Uに対してサービスを利用することを許可
する。すると、主制御装置10では、サービス利用者U
に対して、サービスを実際に提供する処理に移る。
【0062】サービスを利用することを許可すると、課
金手段10dでは、課金情報データベース11cにサー
ビス利用者Uが今回利用するサービスのサービス利用
日、サービスID、サービス利用料およびそのサービス
利用料の支払いを代行する決済責任者Rの決済責任者I
D、決済責任者Rが指定したクレジットカード番号また
は銀行口座番号ならびに算出した新たな合計利用料を格
納する。
【0063】また、決済日(月末)になると、課金手段
10dでは、課金情報データベース11cに基づいて決
済責任者R毎に各決済機関Sへの1ヶ月間のサービス利
用料(決済手数料を含む)を算出してその請求書を作成
し、作成した請求書を各決済機関サーバ5に送信する。
そして、決済機関Sからサービス利用料が払い込まれる
と、課金手段10dでは、課金情報データベース11c
からその該当する情報を消去する。
【0064】図1および図7を参照して、サービス利用
者端末2の構成について説明する。
【0065】サービス利用者端末2は、インターネット
Iに接続可能な端末であり、サービス利用者Uが所有す
る。サービス利用者端末2は、図示しない、主制御装
置、記憶装置、入出力装置、通信制御装置等を備えると
ともにICカードリーダを備え、これらの装置がバスに
よって接続される。
【0066】主制御装置は、MPUおよびRAM等から
構成され、サービス利用者端末2を統括制御する。ま
た、主制御装置は、インターネットIと接続するため
に、WWWブラウザを備えている。WWWブラウザによ
って、インターネットI上に存在する種々のサーバ(W
WWサーバ等)が保持している閲覧可能な各種情報を閲
覧することができる。また、WWWブラウザを利用し
て、インターネットI上に存在する種々のサーバに各種
情報を送信することができる。
【0067】また、主制御装置は、決済サービスを受け
るために、決済サービス要求プログラムを備えている。
サービス利用者端末2において、サービス提供者サーバ
1Aからの支払い選択画面20と支払い方法指定画面2
1または決済責任者指定画面22が表示され、サービス
利用者Uが支払い選択画面20と支払い方法指定画面2
1または決済責任者指定画面22の各項目を設定し、送
信ボタン21eまたは送信ボタン22dを押す(図7参
照)。すると、主制御装置では、決済サービス要求プロ
グラムをRAM上にロードしてMPUで実行する。そし
て、主制御装置では、支払い選択画面20と支払い方法
指定画面21または決済責任者指定画面22で設定した
情報からなる決済サービス要求を生成し、その決済サー
ビス要求をサービス利用者Uに発行されている秘密鍵X
によって暗号化して電子署名Xを作成する(図9参
照)。続いて、主制御装置では、暗号化した決済サービ
ス要求(電子署名X)をサービス利用者Uに発行されて
いる公開鍵Xとともにサービス提供者サーバ1Aに送信
する(図9参照)。ちなみに、秘密鍵Xと公開鍵Xは、
サービス利用者Uに発行されているICカードXに格納
されており、ICカードリーダで読み取ったものであ
る。
【0068】図1および図8を参照して、決済責任者端
末3の構成について説明する。
【0069】決済責任者端末3は、インターネットIに
接続可能な端末であり、決済責任者Rが所有する。決済
責任者端末3は、図示しない、主制御装置、記憶装置、
入出力装置、通信制御装置等を備えるとともにICカー
ドリーダを備え、これらの装置がバスによって接続され
る。
【0070】主制御装置は、MPUおよびRAM等から
構成され、決済責任者端末3を統括制御する。また、主
制御装置は、インターネットIと接続するために、WW
Wブラウザを備えている。
【0071】また、主制御装置は、決済サービスを受け
るために、サービス決済承認プログラムを備えている。
決済責任者端末3においてサービス提供者サーバ1Aか
らのサービス利用料の支払い代行依頼画面30が表示さ
れるとともに公開鍵Xおよび決済サービス要求(電子署
名X)が送信されると(図9参照)、主制御装置では、
サービス決済承認プログラムをRAM上にロードしてM
PUで実行する。そして、主制御装置では、公開鍵Xに
より決済サービス要求(電子署名X)を復号化し、サー
ビス利用者Uからの正当な依頼であるかを確認する。ま
た、決済責任者Rが支払い代行依頼画面30の選択ボタ
ン30bまたは支払い方法指定画面31の送信ボタン3
1eを押すと(図8参照)、主制御装置では、支払い代
行依頼画面30と支払い方法指定画面31で設定した情
報からなる支払い承認判断結果を生成し、その支払い承
認判断結果を決済責任者Rに発行されている秘密鍵Yに
よって暗号化して電子署名Yを作成する(図9参照)。
続いて、主制御装置では、暗号化した支払い承認判断結
果(電子署名Y)を決済責任者Rに発行されている公開
鍵Yとともにサービス提供者サーバ1Aに送信する(図
9参照)。ちなみに、秘密鍵Yと公開鍵Yは、決済責任
者Rに発行されているICカードYに格納されており、
ICカードリーダで読み取ったものである。なお、本実
施の形態ではサービス決済承認プログラムが特許請求の
範囲に記載するサービス承認プログラムに相当する。
【0072】図1を参照して、携帯電話4の構成につい
て説明する。
【0073】携帯電話4は、インターネットIへの接続
機能を有する携帯電話であり、決済責任者Rが所有す
る。携帯電話4は、通常の携帯電話が有する機能以外
に、前記した決済責任者端末3が有する決済サービスを
受けるための機能を有する。なお、携帯電話4にICカ
ードリーダを接続できない場合には、決済責任者Rが携
帯電話4に直接入力する等の別の方法によって、携帯電
話4に秘密鍵Yおよび公開鍵Yが入力される。
【0074】図1を参照して、決済機関サーバ5の構成
について説明する。
【0075】決済機関サーバ5は、インターネットIに
接続可能なサーバであり、決済機関Sに設けられてい
る。決済機関サーバ5は、図示しない、主制御装置、記
憶装置、入出力装置、通信制御装置等を備え、これらの
装置がバスによって接続される。
【0076】主制御装置は、MPUおよびRAM等から
構成され、決済機関サーバ5を統括制御する。また、主
制御装置は、インターネットIと接続するために、WW
Wサーバプログラムを備えている。主制御装置では、決
済機関サーバ5がインターネットIに接続されると、W
WWサーバプログラムをRAM上にロードしてMPUで
実行する。
【0077】また、主制御装置では、決済サービスにお
ける与信処理に対応するために、与信プログラムを備え
ている。サービス提供者サーバ1Aから暗号化された与
信依頼(電子署名Z)および公開鍵Zが送信されてくる
と、主制御装置では、その公開鍵Zにより与信依頼(電
子署名Z)を復号化し、この与信依頼の正当性を確認す
る(図9参照)。送信された公開鍵Zで正常に復号化で
きた場合、主制御装置では、正当な与信依頼と判定し、
与信依頼に示される決済責任者Rの支払い能力を調べ
る。そして、主制御装置では、その支払い能力を示した
与信結果を生成し、サービス提供者サーバ1Aに送信す
る。この際、与信結果を秘密鍵によって暗号化し、その
暗号化した情報を公開鍵とともにサービス提供者サーバ
1Aに送信するようにしてもよい。一方、送信された公
開鍵Zで正常に復号化できない場合、主制御装置では、
不当な与信依頼と判定し、与信依頼には応じられないこ
とを示した与信結果をサービス提供者サーバ1Aに送信
する。
【0078】図1乃至図8を参照して、決済モデルMA
における情報や金銭等の遣り取りを図9のフローに沿っ
て説明する。図9は、図1に示す決済モデルにおけるサ
ービス利用者、決済責任者、サービス提供者、決済機関
間の情報や金銭の遣り取りを示すフロー図である。
【0079】まず、決済サービスを受けたいサービス利
用者Uが、サービス提供者AAとの間で決済サービス契
約を結ぶ。この際、サービス利用者Uは、サービス利用
者情報データベース11aに登録する個人情報をサービ
ス提供者AAに開示するとともに、サービス利用料の支
払いを代行してもらう決済責任者Rを設定する。ちなみ
に、設定された決済責任者Rも、必然的に、サービス提
供者AAとの間で決済サービス契約を結ぶ。この一方、
サービス提供者AAは、公開鍵Xおよび秘密鍵Xを格納
したICカードXをサービス利用者Uに発行する(S
1)。
【0080】また、決済サービスを受けたい決済責任者
Rが、サービス提供者AAとの間で決済サービス契約を
結ぶ。この際、決済責任者Rは、決済責任者情報データ
ベース11bに登録する個人情報をサービス提供者AA
に開示するとともに、サービス利用料を代行して支払っ
てあげるサービス利用者Uおよびそのサービス利用者U
の1ヶ月間の利用限度額を設定する。ちなみに、設定さ
れたサービス利用者Uも、必然的に、サービス提供者A
Aとの間で決済サービス契約を結ぶ。一方、サービス提
供者AAは、公開鍵Yおよび秘密鍵Yを格納したICカ
ードYを決済責任者Rに発行する(S2)。
【0081】サービス利用者Uは、サービス提供者AA
が提供するサービスを利用したい場合、サービス利用者
端末2によってサービス提供者サーバ1Aが開設してい
るサービス提供ホームページにアクセスする。そして、
サービス利用者Uは、サービス利用者端末2から利用し
たいサービスの情報をサービス提供者サーバ1Aに送信
する。この際、サービス提供者サーバ1Aでは、情報を
送信したサービス利用者Uが決済サービス契約を結んで
いると判定し、サービス利用者端末2に支払い選択画面
20を送信する(図7(a)参照)。支払い選択画面2
0が送信されると、サービス利用者Uは、サービス利用
料を支払う者を誰にするかを判断し、支払い選択画面2
0の選択ボタン20aまたは選択ボタン20bを押す。
【0082】選択ボタン20aが押されると、サービス
提供者サーバ1Aでは、サービス利用者端末2に支払い
方法指定画面21に送信する(図7(b)参照)。支払
い方法指定画面21を送信されると、サービス利用者U
は、支払い方法指定画面21に対してクレジットカード
か銀行引き落としかを指定するとともにクレジットカー
ド番号または銀行口座番号等を入力する。
【0083】一方、選択ボタン20bが押されると、サ
ービス提供者サーバ1Aでは、サービス利用者端末2に
決済責任者指定画面22を送信する(図7(c)参
照)。決済責任者指定画面22を送信されると、サービ
ス利用者Uは、決済責任者指定画面22に対して決済責
任者Rを指定するとともに指定した決済責任者Rのメー
ルアドレスを入力する。
【0084】そして、サービス利用者Uが支払い方法指
定画面21の送信ボタン21eまたは決済責任者指定画
面22の送信ボタン22dを押すと、サービス利用者端
末2では、支払い選択画面20と支払い方法指定画面2
1または決済責任者指定画面22で設定した情報からな
る決済サービス要求を生成し、その決済サービス要求を
秘密鍵Xによって暗号化して電子署名Xを作成する(S
3)。そして、サービス利用者端末2では、暗号化した
決済サービス要求(電子署名X)を公開鍵Xとともにサ
ービス提供者サーバ1Aに送信する(S3)。
【0085】決済サービス要求(電子署名X)と公開鍵
Xが送信されると、サービス提供者サーバ1Aでは、そ
の公開鍵Xにより決済サービス要求(電子署名X)を復
号化し、この決済サービス要求の正当性を確認する(S
4)。送信された公開鍵Xで正常に復号化できた場合、
サービス提供者サーバ1Aでは、サービス利用者Uを決
済サービス契約を結んでいる本人であると認証する(S
5)。一方、送信された公開鍵Xで正常に復号化できな
い場合、サービス提供者サーバ1Aでは、サービス利用
者Uを決済サービス契約を結んでいる本人でないと判定
してサービス利用者端末2にサービス不許可通知を送信
し、決済サービスを終了する(S6)。この際、サービ
ス提供者AAでは、サービス利用者Uにサービスを提供
しない。
【0086】また、サービス提供者サーバ1Aでは、決
済サービス要求に基づいてサービス利用料をサービス利
用者U本人が支払うかあるいは決済責任者Rが代行して
支払うかを判定する(S7)。サービス利用料をサービ
ス利用者U本人が支払う場合、サービス提供者サーバ1
Aでは、サービスの利用を許可し、決済サービスを終了
する(S8)。この際、サービス提供者AAは、サービ
ス利用者Uに対してサービスを提供し、サービス利用者
Uが指定するクレジットカードあるいは銀行引き落とし
によってサービス利用料を受け取る。なお、S8で終了
とするのではなく、サービス利用者U本人の決済手段
(自分のクレジットカード等)により決済を行うように
してもよい。
【0087】サービス利用料を指定した決済責任者Rに
支払ってもらう場合、サービス提供者サーバ1Aでは、
その指定された決済責任者Rの決済責任者端末3または
携帯電話4に、支払い依頼通知として支払い代行依頼画
面30を送信するとともに、決済サービス要求(電子署
名X)と公開鍵Xも送信する(S9)。
【0088】支払い代行依頼画面30および決済サービ
ス要求(電子署名X)と公開鍵Xが送信されると、決済
責任者端末3または携帯電話4では、その公開鍵Xによ
り決済サービス要求(電子署名X)を復号化し、サービ
ス利用者Uからの正当な依頼であるかを確認する。この
確認結果に基づいて、決済責任者Rは、サービス利用料
の支払いを代行するか否か判断し、支払い代行依頼画面
30の選択ボタン30aまたは選択ボタン30bを押す
(S10)。選択ボタン30aが押された場合、サービ
ス提供者サーバ1Aでは、決済責任者端末3または携帯
電話4に支払い方法指定画面31を送信する。そして、
決済責任者Rは、支払い方法指定画面31に対してクレ
ジットカードか銀行引き落としかを指定するとともにク
レジットカード番号または銀行口座番号等を入力する。
【0089】そして、決済責任者Rが支払い代行依頼画
面30の選択ボタン30bまたは支払い方法指定画面3
1の送信ボタン31eを押すと、決済責任者端末3また
は携帯電話4では、支払い代行依頼画面30と支払い方
法指定画面31で設定した情報からなる支払い承認判断
結果を生成し、その支払い承認判断結果を秘密鍵Yによ
って暗号化して電子署名Yを作成する(S11)。そし
て、決済責任者端末3または携帯電話4では、暗号化し
た支払い承認判断結果(電子署名Y)を公開鍵Yととも
サービス提供者サーバ1Aに送信する(S11)。
【0090】支払い承認判断結果(電子署名Y)と公開
鍵Yが送信されると、サービス提供者サーバ1Aでは、
その公開鍵Yにより支払い承認判断結果(電子署名Y)
を復号化し、この支払い承認判断結果の正当性を確認す
る(S12)。送信された公開鍵Yで正常に復号化でき
た場合、サービス提供者サーバ1Aでは、決済責任者R
を決済サービス契約を結んでいる本人であると認証する
(S13)。一方、送信された公開鍵Yで正常に復号化
できない場合、サービス提供者サーバ1Aでは、決済責
任者Rを決済サービス契約を結んでいる本人でないと判
定してサービス利用者端末2にサービス不許可通知を送
信し、決済サービスを終了する(S14)。この際、サ
ービス提供者AAでは、サービス利用者Uにサービスを
提供しない。
【0091】決済責任者Rを本人と認証した場合、サー
ビス提供者サーバ1Aでは、支払い承認判断結果に基づ
いて、決済責任者Rがサービス利用料の支払いの代行を
承認したか否かを判定する(S15)。決済責任者Rが
承認を棄却した場合、サービス提供者サーバ1Aでは、
サービス利用者端末2にサービス不許可通知を送信し、
決済サービスを終了する(S16)。この際、サービス
提供者AAでは、サービス利用者Uにサービスを提供し
ない。
【0092】決済責任者Rが承認した場合、サービス提
供者サーバ1Aでは、決済責任者Rにサービス利用料の
支払い能力があるか否かを問い合わせる与信依頼を生成
し、その与信依頼を秘密鍵Zによって暗号化して電子署
名Zを作成する(S17)。そして、サービス提供者サ
ーバ1Aでは、その暗号化した与信依頼(電子署名Z)
と公開鍵Zを、決済責任者Rが指定した決済機関Sの決
済機関サーバ5に送信する(S17)。
【0093】与信依頼(電子署名Z)と公開鍵Zが送信
されると、決済機関サーバ5では、その公開鍵Zにより
与信依頼(電子署名Z)を復号化し、この与信依頼の正
当性を確認する(S18)。送信された公開鍵Zで正常
に復号化できた場合、決済機関サーバ5では、正当な与
信依頼と判定し、与信依頼に示される決済責任者Rの支
払い能力を調べ、その支払い能力を示した与信結果を生
成する。一方、送信された公開鍵Zで正常に復号化でき
ない場合、決済機関サーバ5では、不当な与信依頼と判
定し、与信依頼には応じられないことを示した与信結果
を生成する。そして、決済機関サーバ5では、その与信
結果をサービス提供者サーバ1Aに送信する(S1
9)。
【0094】決済機関サーバ5から与信結果を受信する
と、サービス提供者サーバ1Aでは、与信結果に基づい
て決済責任者Rの支払い能力を確認する(S20)。与
信結果において支払い能力がない場合、サービス提供者
サーバ1Aでは、サービス利用者端末2にサービス不許
可通知を送信し、決済サービスの処理を終了する(S2
1)。この際、サービス提供者AAでは、サービス利用
者Uにサービスを提供しない。
【0095】決済責任者Rに支払い能力があることを確
認すると、サービス提供者サーバ1Aでは、今回のサー
ビス利用料を加算して今月の合計利用料を算出し、その
合計利用料がサービス利用者Uに設定されている利用限
度額内か否かを判定する(S22)。合計利用料が利用
限度額を超える場合、サービス提供者サーバ1Aでは、
サービス利用者端末2にサービス不許可通知を送信し、
決済サービスの処理を終了する(S23)。この際、サ
ービス提供者AAでは、サービス利用者Uにサービスを
提供しない。
【0096】合計利用料が利用限度額内の場合、サービ
ス提供者サーバ1Aでは、課金情報データベース11c
にサービス利用者Uが今回利用するサービスのサービス
利用日、サービスID、サービス利用料およびそのサー
ビス利用料の支払いを代行する決済責任者Rの決済責任
者ID、決済責任者Rが指定したクレジットカード番号
または銀行口座番号ならびに算出した新たな合計利用料
を格納し、決済責任者Rに対して課金処理する(S2
4)。さらに、サービス提供者サーバ1Aでは、サービ
ス利用者端末2にサービス許可通知を送信する(S2
5)。そして、サービス提供者AAでは、サービス利用
者Uにサービスを提供する(S26 )。
【0097】また、決済日(月末)になると、サービス
提供者サーバ1Aでは、課金情報データベース11cに
基づいて、決済責任者R毎に各決済機関Sへの1ヶ月間
のサービス利用料の請求書を作成し、作成した請求書を
各決済機関サーバ5に送信する。すると、決済機関Sで
は、決済責任者Rの指定口座から1ヶ月間のサービス利
用料を引き落とす(S27)。そして、決済機関Sで
は、1ヶ月間のサービス利用料をサービス提供者AAに
払い込む(S28)。ちなみに、この1ヶ月間のサービ
ス利用料には、決済サービスに対する決済手数料も含ま
れている。
【0098】この決済モデルMAによれば、サービス利
用者Uが決済手段を有していなくても、サービス提供者
AAが提供する決済サービスを利用するとともに決済責
任者Rの承認が得られれば、サービス提供者AAからの
サービスを受けることができる。さらに、この決済モデ
ルMAでは、決済サービスに関する情報をインターネッ
トIを介して遣り取りするので、サービス利用者Uがサ
ービスを受けることができるか否かを迅速に決定でき
る。
【0099】また、この決済モデルMAによれば、サー
ビス利用者Uと決済責任者Rとの関係は必ずしも1対1
ではなく、サービス利用者Uは複数の決済責任者Rから
支払い代行をしてもらうことができ、決済責任者Rは複
数のサービス利用者Uのサービスの利用を管理すること
ができる。
【0100】また、この決済モデルMAによれば、公衆
回線を利用するインターネットI上で情報を遣り取りす
るが、電子署名によって情報の正当性の確認および本人
認証を行っているので、情報の改竄や第3者による成り
済まし等を防止することができる。
【0101】また、この決済モデルMAによれば、決済
責任者Rが承認した場合でも、利用限度額を超える場合
にはサービス利用者Uはサービスを受けることができな
いので、サービス利用者Uが利用できるサービス量を制
限できる。なお、S22及びS23処理をS9の直前に
置き、S7で支払い代行を判断し、「代行」ならば、利
用限度額確認を行うようにしてもよい。利用限度額の確
認をはじめに行っておく方がサービス利用者Uにとって
都合がよいことも考えられるからである。
【0102】次に、図10を参照して、第2の実施の形
態に係る決済モデルMBの全体構成を説明する。図10
は、第2の実施の形態に係る決済モデルの全体構成図で
ある。なお、図10には、サービス提供者AB、サービ
ス利用者U、決済責任者Rおよび決済機関Sは、その数
を省略して描いているが、実際には、サービス提供者、
サービス利用者、決済責任者および決済機関は多数存在
する。また、第2の実施の形態では、第1の実施の形態
に係る決済モデルMAと同様の構成については同一に符
号を付し、その説明を省略する。
【0103】決済モデルMBでは、サービス提供者AB
がインターネットIを利用してECによる事業を行って
おり、様々なサービスを提供している。そして、決済モ
デルMBでは、サービス利用者Uがサービス提供者AB
が提供するサービスを利用するうちの一人であり、イン
ターネットIを介してサービスを利用する。サービス利
用者Uは、提供されるサービスに対するサービス利用料
を支払う能力を有していないので、決済責任者Rがその
サービス利用料を代わって支払う。そのために、決済モ
デルMBでは、決済サービス提供者Oがサービス利用料
を代行して支払いを行うために必要な決済サービスを提
供しており、決済サービス提供者Oはサービス提供者A
B、サービス利用者U、決済責任者Rおよび決済責任者
Rが指定する決済機関SとインターネットIを介して様
々な情報を遣り取りする。
【0104】サービス提供者ABは、ECによるサービ
スの提供を行うためにインターネットIに接続している
サービス提供者サーバ1Bを備えている。そして、サー
ビス提供者ABは、ECによるサービスのサービス利用
料により事業を運営している。ちなみに、サービス提供
者ABは第1の実施の形態に係るサービス提供者AAの
ECによるサービスの提供のみ行っており、サービス提
供者サーバ1Bは第1の実施の形態に係るサービス提供
者サーバ1AのECによるサービスの提供の処理のみ行
っている。
【0105】決済サービス提供者Oは、決済サービスの
提供を行うためにインターネットIに接続している決済
サービス提供者サーバ6を備えている。そして、決済サ
ービス提供者Oは、決済サービスの決済手数料により事
業を運営している。ちなみに、決済サービス提供者Oは
第1の実施の形態に係るサービス提供者AAの決済サー
ビスのみ行っており、決済サービス提供者サーバ6は第
1の実施の形態に係るサービス提供者サーバ1Aの決済
サービスの処理のみ行っている。なお、第2の実施の形
態では、決済サービス提供者サーバ6が特許請求の範囲
に記載する承認サービス装置に相当する。
【0106】決済サービス提供者Oでは、決済サービス
を受けたいサービス利用者Uと決済サービス契約を結ん
でおり、契約を結んでいるサービス利用者Uを認証する
ためにICカードXおよび秘密鍵Xと公開鍵Xを発行す
るとともに(図11参照)、サービス利用者Uの個人情
報を決済サービス提供者サーバ6に登録している。ちな
みに、秘密鍵Xと公開鍵Xは、ICカードXに格納され
て発行される。また、決済サービス提供者Oでは、決済
サービスを受けたい決済責任者Rと決済サービス契約を
結んでおり、契約を結んでいる決済責任者Rを認証する
ためにICカードYおよび秘密鍵Yと公開鍵Yを発行す
るとともに(図11参照)、決済責任者Rの個人情報を
決済サービス提供者サーバ6に登録している。ちなみ
に、秘密鍵Yと公開鍵Yは、ICカードYに格納されて
発行される。
【0107】サービス利用者Uは、サービス提供者AB
が提供するサービスを利用するためおよび決済サービス
提供者Oが提供する決済サービスを受けるために、イン
ターネットIに接続可能なサービス利用者端末2を所有
している。サービス利用者Uは、前記したように決済サ
ービス提供者Oと決済サービス契約を結んでおり、サー
ビス提供者ABからのサービスの提供を受けるが、その
サービス利用料の支払いについては決済責任者Rに代行
してもらう。
【0108】決済責任者Rは、決済サービス提供者Oが
提供する決済サービスを受けるために、インターネット
Iに接続可能な決済責任者端末3あるいは携帯電話4を
所有している。決済責任者Rは、前記したように決済サ
ービス提供者Oと決済サービス契約を結んでおり、サー
ビス利用者Uがサービス提供者ABから受けたサービス
のサービス利用料の支払いを代行する。また、決済責任
者Rは、決済機関Sと決済契約を結んでおり、サービス
提供者ABには決済機関Sからサービス利用料を支払う
とともに決済サービス提供者Oには決済機関Sから決済
手数料を支払う。
【0109】決済機関Sには、決済サービス提供者Oか
らの与信依頼に応答するために、インターネットIに接
続している決済機関サーバ5を備えている。決済機関S
では、前記したように決済責任者Rと決済契約を結んで
おり、決済責任者Rが代行したサービス利用料をサービ
ス提供者ABおよび決済手数料を決済サービス提供Oに
支払うとともに決済責任者Rの銀行口座等から(サービ
ス利用料+決済手数料)を引き落とす。
【0110】図10を参照して、サービス提供者サーバ
1Bの構成について説明する。サービス提供者サーバ1
Bは、図示しない、主制御装置、記憶装置、入出力装
置、通信制御装置等を備えており、これらの装置をバス
で接続している。主制御装置は、MPUおよびRAM等
から構成され、サービス提供者サーバ1Bを統括制御す
る。また、主制御装置は、インターネットIと接続する
ために、WWWサーバプログラムを備えている。さら
に、主制御装置は、ECによるサービスを提供するため
に第1の実施の形態に係るサービス提供者サーバ1Aと
同様のサービス提供プログラムを備えており、サービス
利用者Uのサービス利用者端末2からサービス提供ホー
ムページにアクセスされるとサービス提供プログラムを
実行する。そして、主制御装置では、サービス利用者U
からの入力に応じて各種サービスを提供するためのデー
タをサービス利用者端末2との間で送受信する。
【0111】図10を参照して、決済サービス提供者サ
ーバ6の構成について説明する。決済サービス提供者サ
ーバ6は、図示しない、主制御装置、記憶装置、入出力
装置、通信制御装置等を備えており、これらの装置をバ
スで接続している。主制御装置は、MPUおよびRAM
等から構成され、決済サービス提供者サーバ6を統括制
御する。また、主制御装置は、インターネットIと接続
するために、WWWサーバプログラムを備えている。さ
らに、主制御装置は、決済サービスを提供するために第
1の実施の形態に係るサービス提供者サーバ1Aと同様
の決済サービスプログラムを備えており、サービス利用
者端末2からサービス提供者ABからのサービスを利用
するための情報が送信されると決済サービスプログラム
を実行する。そして、主制御装置では、第1の実施の形
態と同様のサービス要求受付手段(図示せず)、決済承
認手段(図示せず)、与信手段(図示せず)、課金手段
(図示せず)を展開する。記憶装置は、ハードディスク
装置や光磁気ディスク装置等から構成され、決済サービ
ス提供者サーバ6の各種プログラムを格納するととも
に、第1の実施の形態と同様のサービス利用者情報デー
タベース(図示せず)、決済責任者情報データベース
(図示せず)、課金情報データベース(図示せず)、サ
ービス内容データベース(図示せず)等を格納してい
る。
【0112】図10を参照して、決済モデルMBにおけ
る情報や金銭等の遣り取りを図11のフローに沿って説
明する。図11は、図10に示す決済モデルにおけるサ
ービス利用者、決済責任者、決済サービス提供者、決済
機関、サービス提供者間の情報や金銭の遣り取りを示す
フロー図である。なお、図11に示すS1からS24の
処理は、第1の実施の形態の図9に示すS1からS24
と同様の処理であり、第1の実施の形態と異なる点とし
てはサービス提供者AA(サービス提供者サーバ1A)
で行っている処理を第2の実施の形態では決済サービス
提供者O(決済サービス提供者サーバ6)で行っている
点である。そこで、第2の実施の形態では、図11に示
すS1からS24の処理の説明を省略する。
【0113】ちなみに、サービス利用者Uは、サービス
提供者ABが提供するサービスを利用したい場合、サー
ビス利用者端末2によってサービス提供者サーバ1Bが
開設しているサービス提供ホームページにアクセスした
後、サービス利用者端末2から利用したいサービスの情
報をサービス提供者サーバ1Bおよび決済サービス提供
者サーバ6に送信する。この際、決済サービス提供者サ
ーバ6では、サービス利用者Uが決済サービス契約を結
んでいると判定した場合に決済サービスの提供を開始
し、サービス利用者端末2に支払い選択画面20を送信
する(図7(a)参照)。
【0114】課金処理(S24)が終了すると、決済サ
ービス提供者サーバ6では、サービス利用者端末2およ
びサービス提供者サーバ1Bにサービス許可通知を送信
する(S30)。
【0115】サービス許可通知を受信すると、サービス
提供者ABでは、サービス利用者Uにサービスを提供す
る(S31)。
【0116】また、決済日(月末)になると、決済サー
ビス提供者サーバ6では、第1の実施の形態と同様の課
金情報データベース(図示せず)に基づいて、決済責任
者R毎に各決済機関Sへの1ヶ月間のサービス利用料に
決済手数料を加算した請求書を作成し、作成した請求書
を各決済機関サーバ5に送信する。すると、決済機関S
では、決済責任者Rの指定口座から1ヶ月間の(サービ
ス利用料+決済手数料)を引き落とす(S32)。そし
て、決済機関Sでは、1ヶ月間の決済手数料を決済サー
ビス提供Oに払い込むとともに(S33)、1ヶ月間の
サービス利用料をサービス提供者ABに払い込む(S3
4)。
【0117】この決済モデルMBによれば、サービス利
用者Uは決済手段を有していなくても、決済サービス提
供者Oが提供する決済サービスを利用するとともに決済
責任者Rの承認が得られれば、サービス提供者ABから
のサービスを受けることができる。さらに、この決済モ
デルMBでは、第1の実施の形態に係る決済モデルMA
と同様の効果を有する。
【0118】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は、前記の実施の形態に限定されることな
く、様々な形態で実施される。例えば、本実施の形態で
はサービス提供者がネットワークを介してサービスを提
供する場合としたが、ネットワークを介さないで、店頭
等においてサービスを提供する場合でもよい。この場
合、サービス利用者は、ネットワークを介してサービス
の利用要求を送信しないで、口頭等でサービス提供者に
伝える場合もある。また、本実施の形態では送受信する
情報の正当性の評価および本人認証を行うために当事者
間で電子署名に用いる鍵の管理を行ったが、鍵の管理を
第三者の認証機関に委託し、認証機関が必要に応じて電
子署名を発行する等の他の方法により、送受信する情報
の正当性の評価および本人認証を行ってもよい。また、
本実施の形態では決済責任者(承認者)はサービス利用
者のサービスの利用に関してサービス利用料を支払うか
否かの承認を行ったが、そのサービスの内容、サービス
利用料あるいはサービスの利用時間等に基づいてサービ
ス利用者がそのサービスを利用してよいか否かの承認を
行うようにしてもよい。また、本実施の形態ではサービ
ス利用者や決済責任者が個人であるが、会社等の法人で
あってもよい。例えば、決済責任者が会社であり、サー
ビス利用者がその会社の社員の場合、決済責任者が親会
社であり、サービス利用者がその子会社の場合等があ
る。
【0119】
【発明の効果】本発明によれば、承認者による承認に基
づいてサービス利用者がサービスを利用できるので、サ
ービス利用者にとって不適当なサービスの利用を防止で
きる。また、本発明によれば、サービス利用者が決済手
段を有しない場合でも、承認者からサービス利用料の支
払いの代行の承認を得ることができれば、サービス利用
者はサービスを利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る決済モデルの全体構成
図である。
【図2】図1に示すサービス提供者サーバの構成図であ
る。
【図3】図2に示すサービス利用者情報データベースの
構成図である。
【図4】図2に示す決済責任者情報データベースの構成
図である。
【図5】図2に示す課金情報データベースの構成図であ
る。
【図6】図2に示すサービス内容データベースの構成図
である。
【図7】図1に示すサービス利用者端末において表示さ
れる画面の一例であり、(a)はサービス利用料の支払
い選択画面であり、(b)はサービス利用者本人がサー
ビス利用料を支払う場合の支払い方法指定画面であり、
(c)はサービス利用料の代行決済を依頼する場合の決
済責任者指定画面である。
【図8】図1に示す決済責任者端末において表示される
画面の一例であり、(a)はサービス利用料の支払い代
行依頼画面であり、(b)は支払い代行を承認した場合
の支払い方法指定画面である。
【図9】図1に示す決済モデルにおけるサービス利用
者、決済責任者、サービス提供者、決済機関間の情報や
金銭の遣り取りを示すフロー図である。
【図10】第2の実施の形態に係る決済モデルの全体構
成図である。
【図11】図10に示す決済モデルにおけるサービス利
用者、決済責任者、決済サービス提供者、決済機関、サ
ービス提供者間の情報や金銭の遣り取りを示すフロー図
である。
【符号の説明】
1A・・・サービス提供者サーバ(承認サービス装置) 1B・・・サービス提供者サーバ 2・・・サービス利用者端末 3・・・決済責任者端末(サービス承認装置) 4・・・携帯電話(サービス承認装置) 5・・・決済機関サーバ(与信装置) 6・・・決済サービス提供者サーバ(承認サービス装
置) 10・・・主制御装置 10a・・・サービス要求受付手段(要求受付手段) 10b・・・決済承認手段(承認手段) 10c・・・与信手段(支払い能力確認手段) 10d・・・課金手段 AA,AB・・・サービス提供者 I・・・インターネット(ネットワーク) MA,MB・・・決済モデル O・・・決済サービス提供者 R・・・決済責任者(承認者) S・・・決済機関 U・・・サービス利用者
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲垣 幸秀 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 岡山 祐孝 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 佐和田 明美 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 生田 昭 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所システム事業部内 (72)発明者 片桐 英治 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所システム事業部内

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サービス提供者が提供するサービスをサ
    ービス利用者が利用する際に承認者の承認が必要な場
    合、その承認を得るための承認サービスを提供する承認
    サービス装置であって、 前記サービス利用者側からのサービスの利用要求を受け
    付ける要求受付手段と、 ネットワークを介して前記承認者側に前記利用要求に対
    する承認依頼を送信するとともにその承認結果を承認者
    側から受信し、前記承認結果において前記承認者が前記
    利用要求を承認した場合に前記サービス利用者に前記サ
    ービスの利用を許可し、前記承認結果において前記承認
    者が前記利用要求の承認を棄却した場合に前記サービス
    利用者に前記サービスの利用を許可しない承認手段と、 を備えることを特徴とする承認サービス装置。
  2. 【請求項2】 前記サービスは、有料のサービスであ
    り、 前記利用要求には、前記承認者が前記サービスのサービ
    ス利用料の支払いを代行する支払い代行要求を含むこと
    を特徴とする請求項1に記載する承認サービス装置。
  3. 【請求項3】 前記承認者が前記支払い代行要求を承認
    した場合、ネットワークを介して前記承認者が指定する
    決済機関側に対して前記承認者の支払い能力の確認依頼
    を送信するとともにその確認結果を前記決済機関側から
    受信し、前記確認結果において支払い能力がない場合に
    前記サービス利用者に前記サービスの利用を不許可とす
    る支払い能力確認手段を備えることを特徴とする請求項
    2に記載する承認サービス装置。
  4. 【請求項4】 前記承認者が前記支払い代行要求を承認
    し、前記サービス利用者に前記サービスが提供される場
    合、前記サービス利用料を課金する課金手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項2または請求項3に記載する承認
    サービス装置。
  5. 【請求項5】 前記課金手段では、前記サービス利用者
    に対して予め設定された上限額の範囲内で課金を行い、
    前記サービス利用者が前記サービスを利用すると前記上
    限額を超える場合に前記サービスの利用を不許可とする
    ことを特徴とする請求項4に記載する承認サービス装
    置。
  6. 【請求項6】 前記要求受付手段では、前記サービスの
    利用要求の正当性を判定することを特徴とする請求項1
    乃至請求項5のいずれか1項に記載する承認サービス装
    置。
  7. 【請求項7】 前記承認手段では、前記承認結果の正当
    性を判定することを特徴とする請求項1乃至請求項6の
    いずれか1項に記載する承認サービス装置。
  8. 【請求項8】 前記サービス利用者側が予め前記承認者
    を指定またはサービスを利用する毎に前記承認者を指定
    することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか
    1項に記載する承認サービス装置。
  9. 【請求項9】 前記サービス利用者に対して複数の承認
    者が設定され、および/または、前記承認者に対して複
    数のサービス利用者が設定されることを特徴とする請求
    項1乃至請求項8のいずれか1項に記載する承認サービ
    ス装置。
  10. 【請求項10】 サービス提供者が提供するサービスを
    サービス利用者が利用する際に承認者の承認が必要な場
    合、その承認を承認者が行うためのサービス承認装置で
    あって、 請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載する承認サ
    ービス装置からの前記利用要求に対する承認依頼をネッ
    トワークを介して受信し、前記承認依頼に対して承認す
    るか否かを示す承認結果を前記承認サービス装置にネッ
    トワークを介して送信することを特徴とするサービス承
    認装置。
  11. 【請求項11】 前記承認依頼の正当性を判定すること
    を特徴とする請求項10に記載するサービス承認装置。
  12. 【請求項12】 サービス提供者が提供する有料のサー
    ビスをサービス利用者が利用する際に承認者がそのサー
    ビス利用料の支払いを代行することを承認した場合、承
    認者が指定する決済機関における与信を行う与信装置で
    あって、 請求項3乃至請求項9のいずれか1項に記載する承認サ
    ービス装置からの前記支払い能力の確認依頼をネットワ
    ークを介して受信し、前記確認依頼に対して支払い能力
    があるか否かを示す確認結果を前記承認サービス装置に
    ネットワークを介して送信することを特徴とする与信装
    置。
  13. 【請求項13】 前記確認依頼の正当性を判定すること
    を特徴とする請求項12に記載する与信装置。
  14. 【請求項14】 サービス提供者が提供するサービスを
    サービス利用者が利用する際に承認者の承認が必要な場
    合、その承認を得るための承認サービスを提供する承認
    サービス方法であって、 前記サービス利用者側からの前記サービスの利用要求を
    受け付ける要求受付ステップと、 ネットワークを介して前記承認者側に前記利用要求に対
    する承認依頼を送信する承認依頼送信ステップと、 ネットワークを介して前記承認者側からの前記承認依頼
    に対する承認結果を受信する承認結果受信ステップと、 前記承認結果において前記承認者が前記利用要求を承認
    した場合に前記サービス利用者に前記サービスの利用を
    許可し、前記承認結果において前記承認者が前記利用要
    求の承認を棄却した場合に前記サービス利用者に前記サ
    ービスの利用を許可しない承認ステップと、 を含むことを特徴する承認サービス方法。
  15. 【請求項15】 前記サービスは、有料のサービスであ
    り、 前記利用要求には、前記承認者が前記サービスのサービ
    ス利用料の支払いを代行する支払い代行要求を含むこと
    を特徴とする請求項14に記載する承認サービス方法。
  16. 【請求項16】 前記承認者が前記支払い代行要求を承
    認した場合、ネットワークを介して前記承認者が指定す
    る決済機関側に対して前記承認者の支払い能力の確認依
    頼を送信する確認依頼送信ステップと、 ネットワークを介して前記決済機関側からの前記確認依
    頼に対する確認結果を受信する確認結果受信ステップ
    と、 前記確認結果において支払い能力がない場合に前記サー
    ビス利用者に前記サービスの利用を不許可とする支払い
    能力確認ステップと、 を含むことを特徴とする請求項15に記載する承認サー
    ビス方法。
  17. 【請求項17】 前記承認者が前記支払い代行要求を承
    認し、前記サービス利用者に前記サービスが提供される
    場合、前記サービス利用料を課金する課金ステップを含
    むことを特徴とする請求項15または請求項16に記載
    する承認サービス方法。
  18. 【請求項18】 前記要求受付ステップで受け付けた前
    記サービスの利用要求の正当性を判定する利用要求判定
    ステップを含むことを特徴とする請求項14乃至請求項
    17のいずれか1項に記載する承認サービス方法。
  19. 【請求項19】 前記承認結果受信ステップで受信した
    前記承認結果の正当性を判定する承認結果判定ステップ
    を含むことを特徴とする請求項14乃至請求項18のい
    ずれか1項に記載する承認サービス方法。
  20. 【請求項20】 サービス提供者が提供するサービスを
    サービス利用者が利用する際に承認者の承認が必要な場
    合、その承認を承認者が行うときのサービス承認方法で
    あって、 請求項14乃至請求項19のいずれか1項に記載する承
    認サービス方法によって送信された前記利用要求に対す
    る承認依頼をネットワークを介して受信する承認依頼受
    信ステップと、 前記承認依頼に対して承認するか否かを示す承認結果を
    ネットワークを介して送信する承認結果送信ステップ
    と、 を含むことを特徴とするサービス承認方法。
  21. 【請求項21】 前記承認依頼受信ステップで受信した
    前記承認依頼の正当性を判定する承認依頼判定ステップ
    を含むことを特徴とする請求項20に記載するサービス
    承認方法。
  22. 【請求項22】 サービス提供者が提供する有料のサー
    ビスをサービス利用者が利用する際に承認者がそのサー
    ビス利用料の支払いを代行することを承認した場合、承
    認者が指定する決済機関における与信を行う与信方法で
    あって、 請求項16乃至請求項19のいずれか1項に記載する承
    認サービス方法によって送信された前記支払い能力の確
    認依頼をネットワークを介して受信する確認依頼受信ス
    テップと、 前記確認依頼に対して支払い能力があるか否かを示す確
    認結果をネットワークを介して送信する確認結果送信ス
    テップと、 を含むことを特徴とする与信方法。
  23. 【請求項23】 前記確認依頼受信ステップで受信した
    前記確認依頼の正当性を判定する確認依頼判定ステップ
    を含むことを特徴とする請求項22に記載する与信方
    法。
  24. 【請求項24】 サービス提供者が提供するサービスを
    サービス利用者が利用する際に承認者の承認が必要な場
    合、その承認を得るための承認サービスを提供するため
    の承認サービスプログラムであって、 コンピュータに、 前記サービス利用者側からの前記サービスの利用要求を
    受け付ける要求受付ステップと、 ネットワークを介して前記承認者側に前記利用要求に対
    する承認依頼を送信する承認依頼送信ステップと、 ネットワークを介して前記承認者側からの前記承認依頼
    に対する承認結果を受信する承認結果受信ステップと、 前記承認結果において前記承認者が前記利用要求を承認
    した場合に前記サービス利用者に前記サービスの利用を
    許可し、前記承認結果において前記承認者が前記利用要
    求の承認を棄却した場合に前記サービス利用者に前記サ
    ービスの利用を許可しない承認ステップと、 を実現させることを特徴とする承認サービスプログラ
    ム。
  25. 【請求項25】 前記サービスは、有料のサービスであ
    り、 前記利用要求には、前記承認者が前記サービスのサービ
    ス利用料の支払いを代行する支払い代行要求を含むこと
    を特徴とする請求項24に記載する承認サービスプログ
    ラム。
  26. 【請求項26】 コンピュータに、 前記承認者が前記支払い代行要求を承認した場合、ネッ
    トワークを介して前記承認者が指定する決済機関側に対
    して前記承認者の支払い能力の確認依頼を送信する確認
    依頼送信ステップと、 ネットワークを介して前記決済機関側からの前記確認依
    頼に対する確認結果を受信する確認結果受信ステップ
    と、 前記確認結果において支払い能力がない場合に前記サー
    ビス利用者に前記サービスの利用を不許可とする支払い
    能力確認ステップと、 を実現させることを特徴とする請求項25に記載する承
    認サービスプログラム。
  27. 【請求項27】 コンピュータに、 前記承認者が前記支払い代行要求を承認し、前記サービ
    ス利用者に前記サービスが提供される場合、前記サービ
    ス利用料を課金する課金ステップを実現させることを特
    徴とする請求項25または請求項26に記載する承認サ
    ービスプログラム。
  28. 【請求項28】 コンピュータに、 前記要求受付ステップで受け付けた前記サービスの利用
    要求の正当性を判定する利用要求判定ステップを実現さ
    せることを特徴とする請求項24乃至請求項27のいず
    れか1項に記載する承認サービスプログラム。
  29. 【請求項29】 コンピュータに、 前記承認結果受信ステップで受信した前記承認結果の正
    当性を判定する承認結果判定ステップを実現させること
    を特徴とする請求項24乃至請求項28のいずれか1項
    に記載する承認サービスプログラム。
  30. 【請求項30】 サービス提供者が提供するサービスを
    サービス利用者が利用する際に承認者の承認が必要な場
    合、その承認を承認者が行うためのサービス承認プログ
    ラムであって、 コンピュータに、 請求項14乃至請求項19のいずれか1項に記載する承
    認サービス方法によって送信された前記利用要求に対す
    る承認依頼をネットワークを介して受信する承認依頼受
    信ステップと、 前記承認依頼に対して承認するか否かを示す承認結果を
    ネットワークを介して送信する承認結果送信ステップ
    と、 を実現させることを特徴とするサービス承認プログラ
    ム。
  31. 【請求項31】 コンピュータに、 前記承認依頼受信ステップで受信した前記承認依頼の正
    当性を判定する承認依頼判定ステップを実現させること
    を特徴とする請求項30に記載するサービス承認プログ
    ラム。
  32. 【請求項32】 サービス提供者が提供する有料のサー
    ビスをサービス利用者が利用する際に承認者がそのサー
    ビス利用料の支払いを代行することを承認した場合、承
    認者が指定する決済機関における与信を行うための与信
    プログラムであって、 コンピュータに、 請求項16乃至請求項19のいずれか1項に記載する承
    認サービス方法によって送信された前記支払い能力の確
    認依頼をネットワークを介して受信する確認依頼受信ス
    テップと、 前記確認依頼に対して支払い能力があるか否かを示す確
    認結果をネットワークを介して送信する確認結果送信ス
    テップと、 を実現させることを特徴とする与信プログラム。
  33. 【請求項33】 コンピュータに、 前記確認依頼受信ステップで受信した前記確認依頼の正
    当性を判定する確認依頼判定ステップを実現させること
    を特徴とする請求項32に記載する与信プログラム。
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