JP5861014B1 - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記憶媒体 Download PDF

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Abstract

商品購入代金についての決済処理操作を実行可能な第一種ユーザと決済処理操作を制限されている第二種ユーザとが管理された電子商取引システムとして、第二種ユーザの商品購入動向が把握し易く、第一種ユーザが第二種ユーザに商品を過剰に買い与えてしまうことの防止を図った電子商取引システムの実現を図る。第二種ユーザが買い物カゴに投入した商品を購入希望商品として購入希望商品管理情報に登録する。また、購入希望商品について第二種ユーザが購入操作を行ったことに応じて、該購入希望商品の購入代金についての決済処理が第一種ユーザによる決済に関する入力情報に基づいて行われるようにする。さらに、第二種ユーザに紐付く第一種ユーザの操作に基づき、該第二種ユーザに紐付く複数の第一種ユーザのうち少なくとも一人の第一種ユーザについて、該第二種ユーザの購入希望商品に係る決済処理操作の制限が行われるようにする。

Description

本発明は、例えばネットショッピングなどの電子商取引に用いられる情報処理装置とその情報処理方法、情報処理装置を実現するプログラム、及びプログラムを記憶した記憶媒体に関するものであり、特には、商品購入代金についての決済処理操作を実行可能な1又は2以上の第一種ユーザと前記決済処理操作を制限されている1又は2以上の第二種ユーザとの間で、第一種ユーザが第二種ユーザの前記決済処理操作を実行するための技術に関する。
特開2011−8810号公報
電子商取引の一形態として、いわゆるネットショッピングのような、インターネット等の通信ネットワークを介した商品の購入が一般的に行われている。
ネットショッピングが可能なウェブサイトとしては、いわゆる仮想商店街として知られるような、複数の店舗が出店する形態のウェブサイトがある(以下「ショッピングサイト」と表記)。ショッピングサイトでは、ユーザに氏名、住所、クレジットカード番号等の情報を登録させ、登録を行ったユーザを会員として管理することが一般に行われている。
ショッピングサイトには、商品購入代金についての決済処理操作を実行可能な第一種ユーザと、決済処理操作を制限されている第二種ユーザとを紐付けて管理するものがある。
例えば、第二種ユーザとしては子(例えば未成年)が、第一種ユーザとしては子の親や祖父、祖母などが該当し、これらのユーザを家族会員などとして紐付けてグループ管理する。
ここで、第二種ユーザが購入操作を行った商品の購入代金についての決済は、該第二種ユーザに紐付く第一種ユーザのうち、これを承認した第一種ユーザの名義で行うことが考えられる。
この際、第一種ユーザの承認手続きとしては、例えば、第二種ユーザの購入手続き画面上で、第一種ユーザが自身のユーザIDやパスワードを入力するといった手続きとすることが考えられる。但し、このような承認手続きとした場合には、第一種ユーザは第二種ユーザの購入手続きにいちいち立ち会う必要あり、手間である。
このような承認手続きの手間が生じることを回避するため、第二種ユーザが購入操作を行った商品は第一種ユーザによる購入商品としてみなし、該第二種ユーザに紐付く第一種ユーザの名義で自動的に決済が行われるようにすることも考えられる。
しかしながら、このように第一種ユーザによる購入商品とみなす手法を採ってしまうと、第二種ユーザの購入商品であるにも関わらず、第一種ユーザの購入商品とみなされてしまう可能性があり、第二種ユーザとしての例えば子世代の商品購入動向の把握が困難となる虞がある。
また、承認を行った第一種ユーザの名義で第二種ユーザの購入商品についての代金決済を行う場合において、同一の第二種ユーザに紐付く第一種ユーザが複数存在する場合には、少なくともうち一人の第一種ユーザが該第二種ユーザに対して過剰な買い与えをしてしまうケースも考えられる。例えば、上記で例示した第一種ユーザ=親、祖父、祖母、第二種ユーザ=子である場合において、祖父や祖母が子の購入商品について頻繁に決済の承認を行って、子に商品を過剰に買い与えてしまうケースが考えられる。これは、親としての第一種ユーザにとっては子の教育上避けたい事態である。
本発明は上記の事情に鑑み為されたものであり、商品購入代金についての決済処理操作を実行可能な第一種ユーザと決済処理操作を制限されている第二種ユーザとが管理された電子商取引システムとして、第二種ユーザの商品購入動向が把握し易く、第一種ユーザが第二種ユーザに商品を過剰に買い与えてしまうことの防止を図った電子商取引システムの実現を図ることを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、商品購入代金についての決済処理操作を実行可能な1又は2以上の第一種ユーザと前記決済処理操作を制限されている1又は2以上の第二種ユーザとの間で、第一種ユーザが第二種ユーザの前記決済処理操作を実行するための電子商取引システムにおける情報処理装置であって、第一種ユーザと第二種ユーザとの紐付け関係を表す紐付け関係情報を記憶する紐付け関係情報記憶部と、それぞれのユーザが買い物カゴへの商品投入操作を行ったことに応じ、該投入操作された商品を購入希望商品として購入希望商品管理情報に登録する商品登録部と、前記商品投入操作を行ったユーザが第二種ユーザである場合、前記紐付け関係情報を参照し、該第二種ユーザに紐づく第一種ユーザに該第二種ユーザの購入希望商品を紐付ける商品/ユーザ紐付け部と、第二種ユーザの購入希望商品の購入代金についての第一種ユーザによる決済に関する入力情報を受け付ける入力情報受付部と、前記入力情報を受け付けた第二種ユーザの購入希望商品について第二種ユーザが購入操作を行ったことに応じて、該第二種ユーザの購入希望商品の購入代金についての決済処理が第一種ユーザによる決済に関する入力情報に基づいて行われるように制御を行う決済制御部と、第二種ユーザに紐付く第一種ユーザの操作に基づき、該第二種ユーザに紐付く複数の第一種ユーザのうち少なくとも一人の第一種ユーザについて、該第二種ユーザの購入希望商品に係る前記決済処理操作の制限情報を設定する制限設定部と、前記制限情報に基づいて、第一種ユーザによる第二種ユーザの購入希望商品に係る前記決済処理操作が制限されるように制御を行う制限制御部と、を備えるものである。
上記構成によれば、第二種ユーザの購入希望商品管理情報により、第二種ユーザとしての特定のユーザ層の商品購入動向の把握が可能となる。
また、制限制御部により、第一種ユーザ(例えば祖父等)が隠れて第二種ユーザ(例えば子)に過剰な買い与えをすることの防止が図られる。
上記した本発明に係る情報処理装置においては、第二種ユーザが買い物カゴへの商品投入操作を行ったことに応じて、該第二種ユーザに紐付く第一種ユーザに対する通知が行われるように制御を行う通知制御部を備えることが望ましい。
これにより、第二種ユーザによる商品投入操作があったことを第一種ユーザに迅速に通知することが可能とされる。
上記した本発明に係る情報処理装置においては、前記通知制御部は、前記通知として、前記第二種ユーザの購入希望商品の購入代金についての決済を促す通知が行われるように制御を行うことが望ましい。
これにより、第一種ユーザに対する通知の内容の明確化が図られる。また、第二種ユーザに対し複数の第一種ユーザが紐付いているときは、逆オークション的な挙動になる。
上記した本発明に係る情報処理装置においては、それぞれのユーザが買い物カゴへの商品投入操作を行った購入希望商品を該ユーザに提示する商品提示部を備え、第一種ユーザに対する前記商品提示部は、該第一種ユーザに対して第二種ユーザの購入希望商品が紐付けられている場合には、該第一種ユーザの購入希望商品と該第二種ユーザの購入希望商品とを提示することが望ましい。
これにより、第一種ユーザは自身の買い物カゴにおいて第二種ユーザの購入希望商品を確認することが可能とされる。
上記した本発明に係る情報処理装置においては、第一種ユーザに紐付けられた第二種ユーザの購入希望商品のうち第一種ユーザによる前記決済に関する入力情報が受け付けられた購入希望商品について、前記決済に関する入力情報が受け付けられた旨、及び前記決済に関する入力情報が受け付けられた第一種ユーザを通知する情報を、該購入希望商品の商品投入操作を行った第二種ユーザに紐付く第一種ユーザに提示する通知情報提示部を備えることが望ましい。
これにより、決済に関する入力情報が受け付けられた第一種ユーザ本人にとっては、自身の決済に関する入力情報が受け入れられたか否かを確認することが可能となる。
また、第二種ユーザに複数の第一種ユーザが紐付いている場合には、決済に関する入力情報が受け付けられた以外の第一種ユーザに対して、他の第一種ユーザによる決済に関する入力情報が受け付けられた旨、及び決済に関する入力情報が受け付けられた第一種ユーザを通知する情報が提示される。
上記した本発明に係る情報処理装置においては、第二種ユーザの購入希望商品についての第一種ユーザによる決済の承認が不要な商品を条件付けるための承認不要商品条件情報を、該第二種ユーザと紐付く第一種ユーザの操作に基づき設定する条件情報設定部を備え、前記決済制御部は、前記承認不要商品条件情報に基づき前記承認が不要な商品に該当すると判定した第二種ユーザの購入希望商品については、前記承認の有無に関わらず、該第二種ユーザに紐付く第一種ユーザの名義で前記決済処理が行われるように制御を行うことが望ましい。
これにより、第一種ユーザが承認不要と考える商品について第一種ユーザがいちいち承認を行う必要がなくなる。
また、本発明に係る情報処理方法は、商品購入代金についての決済処理操作を実行可能な1又は2以上の第一種ユーザと前記決済処理操作を制限されている1又は2以上の第二種ユーザとの間で、第一種ユーザが第二種ユーザの前記決済処理操作を実行するための電子商取引システムにおける情報処理装置が実行する情報処理方法であって、それぞれのユーザが買い物カゴへの商品投入操作を行ったことに応じ、該投入操作された商品を購入希望商品として購入希望商品管理情報に登録する商品登録ステップと、前記商品投入操作を行ったユーザが第二種ユーザである場合、第一種ユーザと第二種ユーザとの紐付け関係を表す紐付け関係情報を参照し、該第二種ユーザに紐づく第一種ユーザに該第二種ユーザの購入希望商品を紐付ける商品/ユーザ紐付けステップと、第二種ユーザの購入希望商品の購入代金についての第一種ユーザによる決済に関する入力情報を受け付ける入力情報受付ステップと、前記入力情報を受け付けた第二種ユーザの購入希望商品について第二種ユーザが購入操作を行ったことに応じて、該第二種ユーザの購入希望商品の購入代金についての決済処理が第一種ユーザによる決済に関する入力情報に基づいて行われるように制御を行う決済制御ステップと、第二種ユーザに紐付く第一種ユーザの操作に基づき、該第二種ユーザに紐付く複数の第一種ユーザのうち少なくとも一人の第一種ユーザについて、該第二種ユーザの購入希望商品に係る前記決済処理操作の制限情報を設定する制限設定ステップと、前記制限情報に基づいて、第一種ユーザによる第二種ユーザの購入希望商品に係る前記決済処理操作が制限されるように制御を行う制限制御ステップと、を実行する情報処理方法である。
このような情報処理方法によっても、上記した本発明に係る情報処理装置と同様の作用が得られる。
さらに、本発明に係るプログラムは、上記情報処理方法として実行する処理を情報処理装置に実行させるプログラムである。
さらにまた、本発明に係る記憶媒体は、上記プログラムを記憶したプログラムである。これらのプログラムや記憶媒体により上記の情報処理装置を実現する。
本発明によれば、商品購入代金についての決済処理操作を実行可能な第一種ユーザと決済処理操作を制限されている第二種ユーザとが管理された電子商取引システムとして、第二種ユーザの商品購入動向が把握し易く、第一種ユーザが第二種ユーザに商品を過剰に買い与えてしまうことの防止を図った電子商取引システムの実現を図ることができる。
第1の実施の形態のネットワークシステムの例を示した図である。 第一種ユーザDB(データベース)の格納情報を例示した図である。 第二種ユーザDBの格納情報を例示した図である。 実施の形態のネットワークシステムを構成するコンピュータ装置のハードウェア構成を示したブロック図である。 第1の実施の形態の情報処理装置が有する第二種ユーザ購入希望商品の購入代金決済に係る機能をブロック化して示した機能ブロック図である。 第一種ユーザカゴページの例を示した図である。 第二種ユーザカゴページの例を示した図である。 紐付け情報DBに格納される商品/ユーザ紐付け情報の例を示した図である。 第二種ユーザ購入希望商品が提示された第一種ユーザカゴページの例を示した図である。 購入ボタンがアクティブ化された第二種ユーザカゴページの例を示した図である。 承認確認情報が提示された第一種ユーザカゴページの例を示した図である。 制限情報設定ページの例を示した図である。 制限情報DBに格納される制限管理情報の例を示した図である。 制限情報の設定に係る処理を示したフローチャートである。 第二種ユーザによる買い物カゴへの商品投入に対応した処理を示したフローチャートである。 第一種ユーザカゴページの提示に係る処理を示したフローチャートである。 承認ボタンの操作に対応した処理を示したフローチャートである。 第二種ユーザによる購入操作に対応した処理を示したフローチャートである。 第2の実施の形態のネットワークシステムの例を示した図である。 第2の実施の形態の情報処理装置が有する第二種ユーザ購入希望商品の購入代金決済に係る機能をブロック化して示した機能ブロック図である。 承認不要商品情報DBに格納される承認不要商品管理情報の例を示した図である。 第2の実施の形態における第二種ユーザによる購入操作に対応した処理を示したフローチャートである。 第2の実施の形態における第二種ユーザによる購入操作に対応した処理を示したフローチャートである。
以下、実施の形態を次の順序で説明する。
<1.第1の実施の形態>
[1-1.ネットワークシステムの概要]
[1-2.コンピュータ装置のハードウェア構成]
[1-3.第二種ユーザ購入希望商品の購入代金決済に係る機能の概要]
[1-4.処理手順]
[1-5.第1の実施の形態のまとめ]
<2.第2の実施の形態>
[2-1.ネットワークシステムの概要]
[2-2.第2の実施の形態としての機能の概要]
[2-3.処理手順]
[2-4.第2の実施の形態のまとめ]
<3.プログラム及び記憶媒体>
<4.変形例>
<1.第1の実施の形態>
[1-1.ネットワークシステムの概要]

図1に、第1の実施の形態のネットワークシステム1の例を示す。ネットワークシステム1は、EC(EC:electronic commerce(電子商取引))システムとして機能する。
ネットワークシステム1は、例えばインターネットとしてのネットワーク2を介して、ショッピングサイト運営システム3、複数のユーザ端末4,4…、複数の店舗端末5,5…、及びカード会社サーバ6が互いに通信可能に構成されている。
ユーザ端末4は、ウェブブラウザを備えたコンピュータ装置である。ユーザ端末4としては、例えば高機能携帯電話機(スマートフォン)や携帯電話機、携帯情報端末(PDA)、携帯型又は据置型のパーソナルコンピュータ(PC)などが挙げられるが、ユーザ端末4の種類はこれらに限定されない。
ユーザ端末4は、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)リクエストをショッピングサイト運営システム3におけるショッピングサーバ3aやカード会社サーバ6等に送信することでウェブページや所定の処理を要求する。またユーザ端末4は、HTTPリクエストに応じて送られてきたウェブページを受信してウェブブラウザ上に表示する。これにより、ユーザは所望のウェブページを閲覧したり操作したりすることができる。
ショッピングサイト運営システム3は、それぞれコンピュータ装置で構成されたショッピングサーバ3a、商品DB(データベース)3b、第一種ユーザDB3c、第二種ユーザDB3d、第一カゴ入れ商品DB3e、第二カゴ入れ商品DB3f、紐付け情報DB3g、及び制限情報DB3hを備えている。これらの各装置は、例えばLAN(Local Area Network)等のネットワークを介して互いに通信可能とされている。
ショッピングサーバ3aは、ユーザ端末4から送られてきたHTTPリクエストに基づいて様々な処理を行う。例えば、各種ウェブページ(例えば商品ウェブページ、買い物かごウェブページ、注文ウェブページなど)の生成及び送信や、ユーザによる購入操作(注文確定操作)に応じた購入処理等を実行する。
ネットワークシステム1では、ショッピングサーバ3aにより仮想商店街のウェブサイト(以下「ショッピングサイト」と表記)がユーザ(ユーザ端末4のユーザ)に提供される。ショッピングサイト内には複数の店舗(仮想商店街の加盟店)が存在する。各店舗のスタッフが自店舗の商品を店舗端末5としてのコンピュータ装置を介して登録することで、様々な店舗の様々な商品がショッピングサイト上にアップロードされる。ユーザはユーザ端末4によりショッピングサイトにアクセスして所望の商品を購入することができる。
なお、本発明における「商品」とは、有体物に限らず、例えば旅館やホテル等の宿泊施設が提供する宿泊サービス等のサービスや、電子書籍などの無体物を含むものである。
ショッピングサイト運営システム3において、商品DB3bには、店舗端末5を介して登録された商品に係る情報が記憶されている。具体的には、商品を識別するための識別子である商品IDに対応づけられて、商品名、商品のジャンル、商品の画像、スペック、商品紹介の要約文等の商品情報や、広告情報等が記憶されている。また、商品DB3bには、HTML(HyperText Markup Language)、XML(Extensible Markup Language)等のマークアップ言語等により記述された商品ウェブページのファイル(ウェブページデータ)等も記憶されている。
このような商品DB3bにより、例えば入力キーワード等に基づいた商品検索等を行うことが可能とされている。
ここで、ユーザは、ショッピングサイトを利用するにあたり、ショッピングサイト運営システム3に会員登録を行うことができる。会員登録の際にユーザは、少なくともユーザID(ユーザ識別情報)、パスワード、氏名、メールアドレス、商品の送付先情報(住所情報)等の必要情報を登録する。ユーザは、登録したユーザIDによりショッピングサイトにログインすることで、ショッピングサイトでの商品の購入の際に上記の必要情報のうち購入時に必要とされる情報(例えば氏名、住所、クレジットカード番号)についての再入力を行う手間が省かれる。
ここで、本実施の形態のショッピングサイトにおいては、会員としてのユーザを、商品購入代金についての決済処理操作を実行可能な第一種ユーザと該決済処理操作を制限されている第二種ユーザとに分けて管理することが可能とされている。なお、決済処理操作とは、決済処理を実行させるために必要とされる操作を指し、具体的には、例えば決済方法の指定操作や、自身を決済名義人とした購入の確定操作等を挙げることができる。
また、本実施の形態のショッピングサイトにおいては、所要の第一種ユーザと第二種ユーザとを紐付けてグループ管理することが可能とされている。
本例では、第二種ユーザは、会員登録済みである第一種ユーザが所定の登録画面(ウェブページ)を通じてショッピングサイトに対して登録する。ショッピングサイトでは、このような登録手続を行った第一種ユーザと、該登録手続により登録された第二種ユーザとが同一のグループに属するユーザとして紐付け管理される。
また、本例では、同一の第二種ユーザに対し複数の第一種ユーザを紐付けることが可能とされている。例えば、父親としての第一種ユーザが自身の子である第二種ユーザを上記の登録手続により登録した場合においては、該子に紐付くグループユーザ(第一種ユーザ)として、父親のみでなくさらに母親、祖父、祖母等を追加的に紐付けることが可能なものである。
なお、同一の第二種ユーザに紐付ける第一種ユーザの追加の申請は、該第二種ユーザの登録手続を行った第一種ユーザが行うか、或いは追加を希望する第一種ユーザが自身で申請するかの何れであっても良い。
第一種ユーザDB3cには、第一種ユーザに関する情報が記憶されている。
また、第二種ユーザDB3dには、第二種ユーザに関する情報が記憶されている。
図2は、第一種ユーザDB3cの格納情報を例示した図である。
図示するように第一種ユーザDB3cにおいては、第一種ユーザのユーザIDごとに、パスワード、氏名、住所、メールアドレスの各情報、及びクレジットカード情報が対応づけられて記憶されている。クレジットカード情報としては、カード番号、名義人(カード名義人の氏名)、及び有効期限の各情報が記憶されている。
図3は、第二種ユーザDB3dの格納情報を例示した図である。
第二種ユーザDB3dにおいては、第二種ユーザのユーザIDごとに、パスワード、氏名、住所、メールアドレスの各情報、及び紐付けユーザのユーザIDが対応づけられて記憶されている。紐付けユーザのユーザIDは、第二種ユーザに紐付けられた第一種ユーザのユーザIDを意味する。
なお、このように第二種ユーザのユーザIDごとに該第二種ユーザに紐付けられた第一種ユーザのユーザIDが対応づけられた第二種ユーザDB3dの格納情報は、第一種ユーザと第二種ユーザとの紐付け関係を表す「紐付け関係情報」として機能する。
図1において、ショッピングサイト運営システム3が備える第一カゴ入れ商品DB3eは、第一種ユーザが買い物カゴに投入した商品を管理するための情報(後述する第一種購入希望商品管理情報I1)が記憶されたDBであり、第二カゴ入れ商品DB3fは、第二種ユーザが買い物カゴに投入した商品を管理するための情報(後述する第二種購入希望商品管理情報I2)が記憶されたDBである。
ショッピングサイトにおいては、ユーザがログイン状態で商品ウェブページに設けられたカゴ投入ボタンを操作すると、該商品ウェブページの掲載商品が該ユーザの買い物カゴに投入される。ユーザが非ログイン状態で上記のカゴ投入ボタンを操作すると、ログインが求められ、ログインを行うと該商品ウェブページの掲載商品が該ユーザの買い物カゴに投入される。
後述するように、本例のショッピングサイトにおいては、商品の購入操作は、該商品を買い物カゴに投入した上で行うようにされている。ユーザにより買い物カゴに投入された商品についての購入操作が行われると、該商品の購入手続が完了する(該商品の注文が確定する)。
なお、第一カゴ入れ商品DB3e、第二カゴ入れ商品DB3fに格納される情報については後述する。
また、ショッピングサイト運営システム3には紐付け情報DB3g、制限情報DB3hが備えられているが、これらのDBに格納される情報についても後述する。
ショッピングサーバ3aは、ユーザにより商品の購入操作が行われると、該購入操作された商品(以下「購入対象商品」と表記)についての購入処理を実行する。
購入処理において、ショッピングサーバ3aは、購入対象商品の価格の情報に基づいて該購入対象商品の購入代金(決済金額)を計算すると共に、該購入代金による決済処理(本例ではカード決済)が行われるように制御を行う。具体的に、本例においては、計算した購入代金による注文情報(購入代金や決済者としてのユーザのクレジットカード番号などの情報を含む)を購入対象商品の販売元店舗の店舗端末5に対して送信する。
注文情報を受信した店舗端末5は、該注文情報をカード会社サーバ6に送信して決済処理を要求する。
カード会社サーバ6は、カード情報の管理、及びカード番号を指定した与信照会や売上請求等に対する処理を行う。
具体的に、カード会社サーバ6は、店舗端末5から上記した注文情報を受信すると、該注文情報に含まれるカード番号に基づき与信照会を行い、与信OKであれば、与信承認番号を含む与信承認通知を店舗端末5に送信すると共に、クレジットカードのカード番号に係る売り上げの速報情報(利用日、利用金額等)を決済者としてのユーザのメールアドレスに宛てて通知する。
店舗端末5は、所定の売り上げ請求タイミングで、カード会社サーバ6にクレジットカードのカード番号と与信承認番号に基づく売り上げ請求を送信する。
カード会社サーバ6は、当該売り上げ請求に基づき、該当するカード番号に対して該当する与信承認番号に紐付く決済金額を売り上げとして登録する。このような売り上げ登録が行われることで、その後の所定のタイミングで、当該カード番号に紐付く口座より決済金額の引き落とし処理が実行される。
なお、図1において、ネットワーク2の構成は多様な例が想定される。例えば、インターネットを始めとして、イントラネット、エキストラネット、LAN(Local Area Network)、CATV(Community Antenna TeleVision)通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が想定される。
またネットワーク2の全部又は一部を構成する伝送媒体についても多様な例が想定される。例えばIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394、USB(Universal Serial Bus)、電力線搬送、電話線等の有線でも、IrDA(Infrared Data Association)のような赤外線、ブルートゥース(登録商標)、802.11無線、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。
[1-2.コンピュータ装置のハードウェア構成]

図4に、図1で示したショッピングサーバ3aをはじめとした各装置(商品DB3b、第一種ユーザDB3c、第二種ユーザDB3d、第一カゴ入れ商品DB3e、第二カゴ入れ商品DB3f、紐付け情報DB3g、制限情報DB3h、ユーザ端末4、店舗端末5、カード会社サーバ6)を構成するコンピュータ装置のハードウェア構成を示す。
図4において、コンピュータ装置のCPU(Central Processing Unit)101は、ROM( Read Only Memory)102に記憶されているプログラム、または記憶部108からRAM( Random Access Memory )103にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM103にはまた、CPU101が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU101、ROM102、及びRAM103は、バス104を介して相互に接続されている。このバス104には、入出力インターフェース105も接続されている。
入出力インターフェース105には、キーボード、マウス、タッチパネルなどよりなる入力装置106、LCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)、有機EL(Electroluminescence)パネルなどよりなるディスプレイ(表示装置)、並びにスピーカなどよりなる出力装置107、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ装置などより構成される記憶部108、外部装置との間で相互通信を行うための通信部109が接続されている。
入出力インターフェース105にはまた、必要に応じてメディアドライブ110が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア111が適宜装着され、リムーバブルメディア111に対する情報の書込や読出が行われる。
このようなコンピュータ装置では、通信部109による通信によりデータやプログラムのアップロード、ダウンロードが行われたり、リムーバブルメディア111を介したデータやプログラムの受け渡しが可能である。
CPU101が各種のプログラムに基づいて処理動作を行うことで、特にショッピングサーバ3aとしてのコンピュータ装置においては以降で説明する情報処理や通信が実行される。
[1-3.第二種ユーザ購入希望商品の購入代金決済に係る機能の概要]

図5は、ショッピングサーバ3aが実現する機能のうち、第二種ユーザ購入希望商品の購入代金決済に係る機能をブロック化して示した機能ブロック図である。
図5に示すように、ショッピングサーバ3aには、機能ブロックとして、商品登録処理部F1、商品/ユーザ紐付け処理部F2、第二種ユーザ商品提示処理部F3、入力情報受付処理部F4、決済制御処理部F5、制限設定処理部F6、及び制限制御処理部F7が備えられている。
商品登録処理部F1は、ユーザが該ユーザの買い物カゴへの商品投入操作を行ったことに応じ、該投入操作された商品を該ユーザの購入希望商品として購入希望商品管理情報に登録する。
具体的に、商品登録処理部F1は、第一種ユーザが該第一種ユーザの買い物カゴへの商品投入操作を行った場合には、これに応じ、該投入操作された商品を該第一種ユーザの購入希望商品として第一種購入希望商品管理情報I1に登録する。
図示は省略するが、第一種購入希望商品管理情報I1は、第一種ユーザのユーザIDごとに、該ユーザIDで特定される第一種ユーザが買い物カゴに投入した商品(但し、後述する購入操作が未だ行われていない商品に限る)の商品IDを対応づけた情報とされている。商品登録処理部F1は、第一種ユーザが該第一種ユーザの買い物カゴへの商品投入操作を行ったことに応じ、該投入操作された商品の商品IDを、第一種購入希望商品管理情報I1における該投入操作を行った第一種ユーザのユーザIDに対応づけて登録する。
図1に示した第一カゴ入れ商品DB3eは、このような第一種購入希望商品管理情報I1が格納されたDBである。
図6は、第一種ユーザの買い物カゴへの投入商品を掲載するウェブページ(以下「第一種ユーザカゴページpb1」と表記)の例を示している。
図示するように第一種ユーザカゴページpb1には、第一種ユーザが投入した商品の情報が掲載されると共に、商品ごとに購入ボタンb1が提示される。第一種ユーザは、購入の手続に移行したい商品がある場合には、該商品の購入ボタンb1を操作する(例えばクリック操作やタップ操作等の所定操作)。
ここで、ショッピングサーバ3aは、購入ボタンb1が操作されると、該操作を行った第一種ユーザに購入手続画面を提示する。該購入手続画面では、商品購入のための必要情報(前述した氏名、住所、クレジットカード番号情報等)の入力が求められる。なお、前述のように、この際の必要情報の入力は、第一種ユーザがログイン状態であれば省略可能とされる。購入手続画面には、購入を確定するための確定ボタンが設けられ、第一種ユーザは該確定ボタンを操作することで、ショッピングサーバ3aに前述した購入処理の実行を要求できる。
なお、本例では、上記確定ボタンの操作が「購入操作」に該当する。
本明細書における「購入操作」とは、このように購入を確定する操作を意味する。
本例において、ショッピングサーバ3aは、第一種ユーザが買い物カゴへの新たな商品投入を行うごとに第一種ユーザカゴページpb1を該第一種ユーザに提示する。また、ショッピングサーバ3aは、ショッピングサイトにおける例えばトップページ等の所定のウェブページ上に設けられた「買い物カゴ」ボタンが操作された際にも、該操作を行った第一種ユーザに第一種ユーザカゴページpb1を提示する。
第一種ユーザが買い物カゴに投入した商品は、該第一種ユーザが購入を希望する商品とみなすことができるため、該商品については以下「第一種ユーザ購入希望商品」とも表記する。
また、第一種ユーザカゴページpb1に提示される情報は、第一種ユーザ購入希望商品のリスト情報であると言うことができ、以下では「第一種ユーザ購入希望商品リスト」とも表記する。
また、商品登録処理部F1は、第二種ユーザが該第二種ユーザの買い物カゴへの商品投入操作を行った場合には、これに応じ、該投入操作された商品を該第二種ユーザの購入希望商品として第二種購入希望商品管理情報I2に登録する。
第二種購入希望商品管理情報I2は、第二種ユーザのユーザIDごとに、該ユーザIDで特定される第二種ユーザが買い物カゴに投入した商品(この場合も購入操作が未だ行われていない商品に限る)の商品IDを対応づけた情報とされている。商品登録処理部F1は、第二種ユーザが該第二種ユーザの買い物カゴへの商品投入操作を行ったことに応じ、該投入操作された商品の商品IDを、第二種購入希望商品管理情報I2における該投入操作を行った第二種ユーザのユーザIDに対応づけて登録する。
図1に示した第二カゴ入れ商品DB3fは、このような第二種購入希望商品管理情報I2が格納されたDBである。
なお、以下、第二種ユーザが買い物カゴに投入した商品は、「第二種ユーザ購入希望商品」とも表記する。
図7は、第二種ユーザの買い物カゴへの投入商品を掲載するウェブページ(以下「第二種ユーザカゴページpb2」と表記)の例を示している。
第二種ユーザカゴページpb2には、第二種ユーザが投入した商品の情報が掲載されると共に、商品ごとに購入ボタンb1が提示される。
ここで、本実施の形態では、第二種ユーザは決済処理操作を制限されたユーザであることから、第二種ユーザが買い物カゴに投入した商品については、該第二種ユーザに紐付く第一種ユーザが、該商品の購入代金について決済に関する入力を行った場合にのみ、第二種ユーザによる購入操作を可能とする。具体的に、本例では、該商品の購入代金について決済の承認を行った場合にのみ第二種ユーザによる購入操作を可能とする。
このため、ショッピングサーバ3aは、第二種ユーザカゴページpb2に掲載された商品のうち上記の承認が得られていない商品については、図のように購入ボタンb1として非アクティブ状態(操作不能な状態:購入手続画面への遷移が不能な状態)の購入ボタンb1を提示する。
なお、第二種ユーザカゴページpb2についても、第二種ユーザが買い物カゴへの新たな商品投入操作を行うごとに該第二種ユーザに対して提示されると共に、上記「買い物カゴ」ボタンが操作された場合にも該操作を行った第二種ユーザに対して提示される。
ここで、本例のショッピングサイトにおいては、第一種ユーザ、第二種ユーザのアカウントはそれぞれ独立のアカウントとされている。このため、第一種ユーザは、商品の投入操作としては自身の買い物カゴへの投入操作のみが可能であり、また購入操作についても自身の買い物カゴへの投入商品についてのみ可能とされ、自身に紐付く第二種ユーザの買い物カゴに投入された商品についての購入操作は行うことができない。
同様に、第二種ユーザは、商品の投入操作としては自身の買い物カゴへの投入操作のみが可能であり、また購入操作についても自身の買い物カゴに投入された商品についてのみ可能とされている。
説明を図5に戻す。
商品/ユーザ紐付け処理部F2は、第一種ユーザと第二種ユーザとの紐付け関係を表す紐付け関係情報に基づき、第二種ユーザ購入希望商品を、該第二種ユーザ購入希望商品の投入操作を行った第二種ユーザに紐付く第一種ユーザに紐付ける。
具体的に、商品/ユーザ紐付け処理部F2は、第二種ユーザが新たな商品について買い物カゴへの投入操作を行うと、該投入操作された商品の商品IDを取得すると共に、該投入操作を行った第二種ユーザに紐付く第一種ユーザのユーザIDを第二種ユーザDBの格納情報(紐付け関係情報:図3参照)に基づき取得する。そして、このように取得した商品IDと第一種ユーザのユーザIDとを対応づけて図1に示した紐付け情報DB3gに格納する。
図8は、上記のような商品/ユーザ紐付け処理部F2としての機能により紐付け情報DB3gに構築される商品/ユーザ紐付け情報I3の例を示している。
図示するように商品/ユーザ紐付け情報I3においては、第二種ユーザが買い物カゴに投入した商品の商品IDごとに、該第二種ユーザに紐付く第一種ユーザのユーザIDが対応づけられている。
本例の商品/ユーザ紐付け情報I3には、商品IDごとに承認者ユーザID、情報消去予定日の情報を対応づけることが可能とされているが、これら承認者ユーザID、情報消去予定日については後述する。
ここで、本例におけるショッピングサーバ3aは、第二種ユーザが新たな商品について買い物カゴへの投入操作を行ったことに応じて、該第二種ユーザに紐付く第一種ユーザに対する通知が行われるように制御を行う。該通知としては、第一種ユーザに対し、少なくとも該第一種ユーザに紐付く第二種ユーザが新たに商品投入操作を行った旨を表す通知とされればよい。
本例では、該通知として、第二種ユーザが新たに投入操作を行った商品(第二種ユーザ購入希望商品)の購入代金についての決済を促す通知が行われるようにする。具体的には、例えば「○○さん(第二種ユーザ)が商品××について決済を求めています。」など、第一種ユーザに決済を促すための文字情報を含んだ通知が行われるようにする。
これにより、第一種ユーザに対する通知の内容の明確化が図られる。また、第二種ユーザに対し複数の第一種ユーザが紐付いているときは、逆オークション的な挙動になり、娯楽性を提供できる。
なお、本例の場合、上記の通知は、第一種ユーザDB3cに格納されたメールアドレスの情報に基づき該当する第一種ユーザに電子メールを送信することで実現する。
図5において、第二種ユーザ商品提示処理部F3は、第一種ユーザカゴページpb1(第一種ユーザ購入希望商品リスト)において、商品/ユーザ紐付け処理部F2が第一種ユーザ(第一種ユーザカゴページpb1を開いた第一種ユーザ)に紐付けた第二種ユーザ購入希望商品を提示する。
つまり、本実施の形態では、第二種ユーザが買い物カゴに商品投入を行うと、該商品が、該第二種ユーザに紐付く第一種ユーザの第一種ユーザカゴページpb1において提示されるものである。
図9は、第二種ユーザ購入希望商品が提示された第一種ユーザカゴページpb1の例を示している。
第二種ユーザ商品提示処理部F3は、第一種ユーザによる第一種ユーザカゴページpb1の提示要求があったとき、該第一種ユーザに紐付く第二種ユーザが存在する場合には、紐付け情報DB3gに格納された商品/ユーザ紐付け情報I3(図8)に基づき、該第一種ユーザに紐付く第二種ユーザ購入希望商品の有無を判定し、該第二種ユーザ購入希望商品がある場合には該第二種ユーザ購入希望商品を掲載した第一種ユーザカゴページpb1を提示する。
図9では、第一種ユーザカゴページpb1の提示を要求した第一種ユーザが、買い物カゴへの商品投入状態が先の図6の状態であった第一種ユーザとされ、且つ該第一種ユーザに紐付く第二種ユーザが先の図7に示したように買い物カゴへの商品投入を行った場合において提示される第一種ユーザカゴページpb1の例を示している。
この場合の第一種ユーザカゴページpb1においては、図6に示した商品の情報及び購入ボタンb1に加えて、図7に示した商品の情報、すなわち第二種ユーザが買い物カゴに投入した商品の情報が提示される。さらに、これら第二種ユーザが買い物カゴに投入した商品(第二種ユーザ購入希望商品)の情報に対しては、承認ボタンb2が提示される。
第一種ユーザは、承認ボタンb2を操作することで、該承認ボタンb2が提示された第二種ユーザ購入希望商品の購入代金についての決済を承認する旨の入力をショッピングサーバ3aに対して行うことができる。
入力情報受付処理部F4は、第二種ユーザ購入希望商品の購入代金についての第一種ユーザによる決済に関する入力情報を受け付ける。つまり、本例では、第二種ユーザ購入希望商品が提示された第一種ユーザカゴページpb1(第一種ユーザ購入希望商品リスト)において、該提示された第二種ユーザ購入希望商品の購入代金についての決済を承認するか否かに係る入力情報を受け付けるものであり、具体的には、第一種ユーザカゴページpb1に提示された承認ボタンb2の操作入力情報を受け付ける。
本例のショッピングサーバ3aは、第一種ユーザにより承認ボタンb2が操作された場合(すなわち、第二種ユーザ購入希望商品の購入代金についての決済に関する入力情報が受け付けられた場合)は、第二種ユーザに対する通知が行われるように制御を行う。具体的には、承認ボタンb2が操作された商品を買い物カゴに投入した第二種ユーザに対し、該商品の購入代金についての決済が承認された旨、及び該承認を行った第一種ユーザを表す情報についての通知が行われるようにする。
これにより第二種ユーザは、自身が買い物カゴに投入した商品について第一種ユーザによる承認が得られた旨、及び承認を行った第一種ユーザを知ることができる。
なお、本例の場合、上記の通知は、第二種ユーザDB3dに格納されたメールアドレスの情報に基づき該当する第二種ユーザに電子メールを送信することで実現する。
また、本例のショッピングサーバ3aは、第一種ユーザにより承認ボタンb2が操作された場合には、第二種ユーザカゴページpb2における承認が行われた商品についての購入ボタンb1をアクティブ化させる。
図10では、先の図7に示した双方の商品について第一種ユーザによる承認が得られた以降に提示された第二種ユーザカゴページpb2の例を示している。図のようにこの場合の第二種ユーザカゴページpb2においては、それぞれの購入ボタンb1がアクティブ状態で提示され、第二種ユーザはそれぞれの商品について購入操作を行うことが可能とされる。
さらに、本例のショッピングサーバ3aは、第一種ユーザによる決済に関する入力情報が受け付けられた第二種ユーザ購入希望商品について、決済に関する入力情報が受け付けられた旨、及び決済に関する入力情報が受け付けられた第一種ユーザを通知する情報を、該第二種ユーザ購入希望商品の商品投入操作を行った第二種ユーザに紐付く第一種ユーザに提示する。具体的には、第一種ユーザカゴページpb1に提示された第二種ユーザ購入希望商品のうち承認が行われた商品について、承認が行われた旨、及び承認を行った第一種ユーザを表す情報を、該商品の投入操作を行った第二種ユーザに紐付く第一種ユーザの第一種ユーザカゴページpb1に提示する。
図11は、これら承認が行われた旨及び承認を行った第一種ユーザを表す情報(以下「承認確認情報Is」と表記)が提示された第一種ユーザカゴページpb1の例を示している。図示するように承認確認情報Isとしては、例えば、「○×さんが決済承認しました」等の文字情報を含んだ情報を提示する。本例では、承認がされた商品については、このような承認確認情報Isを提示し、承認ボタンb2の提示は行わない。
なお、図11では、先の図9に示した第一種ユーザカゴページpb1上の承認ボタンb2を操作した第一種ユーザ本人に対して提示される第一種ユーザカゴページpb1の例を示している。この場合、承認確認情報Isは、図9に示す状態で承認ボタンb2が操作されたことに応じて、例えば該承認ボタンb2と入れ替わるようにして提示される。
上記のように承認が行われた商品についての承認確認情報Isを第一種ユーザカゴページpb1に提示することで、承認を行った第一種ユーザ本人にとっては、自身が行った承認が受け入れられたか否かを確認することが可能となる。
また、第二種ユーザに複数の第一種ユーザが紐付いている場合には、承認を行った以外の第一種ユーザに対して、他の第一種ユーザにより承認が行われた旨、及び承認を行った第一種ユーザを表す情報が自身の第一種ユーザカゴページpb1に提示され、第一種ユーザカゴページpb1を通じて、互いの承認状況を把握することが可能となる。
ここで、承認確認情報Isの提示は、該承認確認情報Isが第一種ユーザにより一度閲覧された以降は再提示を行わない等、第一種ユーザによる閲覧回数に応じて提示を終了することができる。或いは、承認確認情報Isの提示は、承認が行われてからの経過時間に応じて提示を終了することもできる。
本例では、承認確認情報Isの提示を終了させる手法として、後者の手法を採用しており、具体的には、承認が行われた日から所定日数が経過したことに応じて承認確認情報Isの提示を終了させる。
上記の手法を採る場合には、承認が行われた後も所定日数の間は承認確認情報Isを提示可能としておくことが求められるため、本例では、先の図8に示した商品/ユーザ紐付け情報I3に対して、承認が行われた商品に対する承認者ユーザIDの登録、情報消去予定日の登録を可能としている。情報消去予定日は、承認が行われた商品についての該商品/ユーザ紐付け情報I3における登録情報の消去予定日を表すものである。
ショッピングサーバ3aは、第一種ユーザによる第二種ユーザ購入希望商品についての承認が行われたことに応じ、承認された商品の商品IDを取得すると共に、承認を行った第一種ユーザのユーザIDを承認者ユーザIDとして取得し、取得した承認者ユーザIDを、商品/ユーザ紐付け情報I3における上記取得した商品IDに対応づけて記憶させる。さらに、情報消去予定日として、現在の日付に上記の所定日数を加算した日付を計算し、該計算した日付を商品/ユーザ紐付け情報I3における上記取得した商品IDに対応づけて記憶させる。
ショッピングサーバ3aは、商品/ユーザ紐付け情報I3における承認者ユーザIDの対応づけの有無に基づき、対象とする第二種ユーザ購入希望商品が承認済みであるか否かを判定できる。また、承認者ユーザIDが対応づけられた第二種ユーザ購入希望商品については、該承認者ユーザIDに基づき承認確認情報Isを提示することができる。
さらに、商品/ユーザ紐付け情報I3における登録情報のうち、情報消去予定日が対応づけられた登録情報は、該情報消去予定日が表す日付に消去される。このため、情報消去予定日が対応づけられた第二種ユーザ購入希望商品(承認済み商品)についての承認確認情報Isの提示は、承認が行われた日付から上記の所定日数を経過した後は行われない。
説明を図5に戻す。
決済制御処理部F5は、決済に関する入力情報を受け付けた第二種ユーザ購入希望商品について第二種ユーザが購入操作を行ったことに応じて、該第二種ユーザ購入希望商品の購入代金についての決済処理が、第一種ユーザによる決済に関する入力情報に基づいて行われるように制御を行う。具体的に、本例においては、承認ボタンb2が操作されて第二種ユーザカゴページpb2において購入ボタンb1がアクティブ状態とされた第二種ユーザ購入希望商品について、第二種ユーザが該購入ボタンb1を操作して商品の購入操作を行ったことに応じ、該商品の購入代金についての決済処理が、該商品について承認を行った第一種ユーザの名義で行われるように制御を行う。
前述のように本例のショッピングサーバ3aは、購入操作が行われた商品(購入対象商品)についての購入処理として、商品の購入代金や決済者としてのユーザのクレジットカード番号などの情報を含む注文情報を購入対象商品の販売元店舗の店舗端末5に対して送信する処理を行う。これに応じ、本例の決済制御処理部F5は、上記の注文情報として、決済者のクレジットカード番号を購入対象商品についての承認を行った第一種ユーザのクレジットカード番号とした注文情報を生成し、該注文情報を該当する店舗端末5に送信する処理を行う。
前述のように注文情報を受信した店舗端末5は、該注文情報をカード会社サーバ6に送信して決済を要求を行い、これに応じてカード会社サーバ6では、その後の所定のタイミングで、該注文情報に含まれるクレジットカード番号に紐付く口座より決済金額の引き落とし処理が実行される。
制限設定処理部F6は、第二種ユーザに紐付く第一種ユーザの操作に基づき、該第二種ユーザに紐付く複数の第一種ユーザのうち少なくとも一人の第一種ユーザについて、第二種ユーザ購入希望商品に係る決済処理操作の制限情報を設定する。
図12は、制限情報を設定するために第一種ユーザに提示されるウェブページ(以下「制限情報設定ページpr」と表記)の例を示している。
本例のショッピングサイトにおいて、制限情報設定ページprは、同一の第二種ユーザに複数の第一種ユーザが紐付いている場合に、それら複数の第一種ユーザ(つまり同一のグループに属する第一種ユーザ)の個々が提示要求可能なウェブページとされ、他の第一種ユーザは提示要求不能とされている。図12では、同一の第二種ユーザに紐付く3人の第一種ユーザのうちの一人からの提示要求に応じて提示された制限情報設定ページprの例を示している。
図示するように制限情報設定ページprには、該制限情報設定ページprの提示要求を行った第一種ユーザと同一のグループに属する第一種ユーザの一覧が提示されると共に、それら第一種ユーザごとに、制限タイプの別を表す情報、具体的にはタイプA、タイプBを表すそれぞれの文字情報と、タイプAの文字情報に対して配置されたチェックボックスcba及び入力ボックスbiaと、タイプBの文字情報に対して配置されたチェックボックスcbb及び入力ボックスbibと、設定指示を行うための設定ボタンb3とが提示される。
本例の場合、制限のタイプAは、同一の第二種ユーザに対する月あたりの承認可能回数(決済可能回数)の制限とされ、制限のタイプBは、同一の第二種ユーザに対する月あたりの承認可能金額(承認可能な購入代金の額:決済可能額)の制限とされている。
第一種ユーザは、制限情報設定ページprに提示された第一種ユーザ(本例では制限設定を行う本人も含む)のうち所望の第一種ユーザについて、チェックボックスcba又はcbbの何れかにチェックを入れることでタイプA、タイプBの何れかを選択し、入力ボックスbia又はbibのうち選択したタイプ側の入力ボックスbiに対して情報入力を行った上で、設定ボタンb3を操作する。これにより、上記所望の第一種ユーザについて、第二種ユーザ購入希望商品に係る決済権の制限情報の設定をショッピングサーバ3aに指示することができる。
このような制限情報の設定指示が行われたことに応じ、制限設定処理部F6は、制限情報設定ページprへの入力情報に応じた制限情報の設定処理を行う。具体的に、制限設定処理部F6は、制限情報設定ページprへの入力情報に基づき、制限情報の設定対象とされた第一種ユーザのユーザID、及び設定すべき制限タイプ、及び制限基準情報を取得する。なお、制限基準情報とは、入力ボックスbia又はbibに入力された情報であり、本例では回数を表す数値情報、又は金額を表す数値情報の何れかである。
そして、制限設定処理部F6は、取得した第一種ユーザのユーザIDに対し、取得した制限タイプ及び制限基準情報を対応づけて図1に示した制限情報DB3hに記憶させる。
図13は、上記のような制限設定処理部F6としての機能により制限情報DB3hに構築される制限管理情報I4の例を示している。
図示するように制限管理情報I4においては、制限情報の設定対象とされた第一種ユーザのユーザIDごとに、制限タイプの情報及び制限基準情報が対応づけられている。
ここで、本例の制限管理情報I4には、これらユーザID、制限タイプの情報、及び制限基準情報のセットに対して、さらに経過情報が対応づけられている。経過情報は、該経過情報が対応づけられた第一種ユーザによる月あたりの承認回数、又は承認金額についての現状値を表す情報である。後述するように、制限情報の設定対象とされた第一種ユーザが制限基準を逸脱しているか否かは、該第一種ユーザに対応づけられた経過情報と制限基準情報とに基づいて判定される。
なお、経過情報としての数値の初期値は「0」である。また、経過情報としての数値は月ごとにリセットされる。
図5に戻り、制限制御処理部F7は、制限設定処理部F6が設定した制限情報に基づいて、第一種ユーザによる第二種ユーザ購入希望商品に係る決済処理操作が制限されるように制御を行う。
具体的に、制限制御処理部F7は、第一種ユーザにより第二種ユーザ購入希望商品についての承認操作が行われた場合に、該第一種ユーザが制限情報の設定対象とされた第一種ユーザであるか否かを判定する。すなわち、該第一種ユーザのユーザIDが制限管理情報I4に存在するか否かを判定する。そして、制限情報の設定対象とされた第一種ユーザであった場合、制限制御処理部F7は、制限管理情報I4における該第一種ユーザに対応づけられた経過情報と制限基準情報とに基づき、該第一種ユーザが、制限基準情報が表す制限基準を逸脱しているか否かを判定する。具体的に、制限タイプがタイプAである場合には、該第一種ユーザに対応づけられた経過情報が表す現状における月あたりの承認回数(今回の承認操作の分は含まない回数)が、制限基準情報が表す月あたりの承認可能回数以上か否かを判定する。また、制限タイプがタイプBである場合には、該第一種ユーザに対応づけられた経過情報が表す現状における月あたりの承認金額に、今回承認操作された第二種ユーザ購入希望商品の購入代金を加算した金額が、制限基準情報が表す月あたりの承認可能金額よりも多いか否かを判定する。
制限基準情報が表す制限基準を逸脱していると判定した場合、制限制御処理部F7は、承認操作を受け入れず、承認をNGとする。具体的に、本例では、承認操作された第二種ユーザ購入希望商品の購入ボタンb1をアクティブ化せず、該第二種ユーザ購入希望商品についての第二種ユーザによる購入操作が不能な状態を維持する。
これにより、制限設定処理部F6が設定した制限情報に基づいて、第一種ユーザによる第二種ユーザ購入希望商品に係る決済処理操作が制限される。
[1-4.処理手順]

続いて、上記により説明した第二種ユーザ購入希望商品の購入代金決済に係る各機能を実現するために実行すべき具体的な処理の手順を図14〜図18のフローチャートを参照して説明する。なお、これらのフローチャートに示す処理は、ショッピングサーバ3aのCPU101が例えば記憶部108等の記憶装置に記憶されたプログラムに従って実行する。
図14は、制限情報の設定に係る処理を示している。この図に示す処理は、第一種ユーザにより制限情報設定ページprの提示要求が行われたことに応じて開始される。
図14において、ショッピングサーバ3a(CPU101)は、ステップS101の制限情報設定ページprの提示処理として、上記の提示要求を行った第一種ユーザのユーザ端末4に制限情報設定ページprを表示させるための処理を行う。具体的には、第二種ユーザDB3dの格納情報に基づき、上記の提示要求を行った第一種ユーザと同一グループに属する第一種ユーザを特定し、該特定した第一種ユーザの氏名情報を第一種ユーザDB3cより取得する。そして、取得した氏名情報と、該氏名情報ごとに提示すべき制限タイプの情報、チェックボックスcba、cbb、入力ボックスbia、bib、及び設定ボタンb3を先の図12で説明した態様により配置した制限情報設定ページprのウェブページデータを生成し、該ウェブページデータを上記のユーザ端末4に送信する。
続くステップS102でショッピングサーバ3aは、制限情報設定ページprに対する入力情報が上記ユーザ端末4より受信されるまで待機する。なお、制限情報設定ページprに対する入力情報は、設定ボタンb3の操作に応じてユーザ端末4から送信される。
制限情報設定ページprに対する入力情報が受信された場合、ショッピングサーバ3aはステップS103で、入力情報に基づき制限管理情報I4を更新する。すなわち、受信された入力情報に基づき、制限情報の設定対象とされた第一種ユーザのユーザID、及び設定すべき制限タイプ、及び制限基準情報を取得し、取得した第一種ユーザのユーザIDに対し、取得した制限タイプ及び制限基準情報を対応づけて制限情報DB3hに記憶させる。
ショッピングサーバ3aはステップS103の処理を実行したことに応じて図14に示す処理を終える。
図15は、第二種ユーザによる買い物カゴへの商品投入に対応した処理を示している。
図15において、ショッピングサーバ3aは、ステップS201で第二種ユーザによる買い物カゴへの商品投入操作が行われるまで待機し、該商品投入操作が行われた場合は、ステップS202で該第二種ユーザに紐付く第一種ユーザを第二種ユーザDB3dの格納情報に基づき特定する。すなわち、該第一種ユーザのユーザIDを取得する。
続くステップS203でショッピングサーバ3aは、特定した第一種ユーザにカゴ投入商品を紐付ける。すなわち、第二種ユーザが買い物カゴに投入した商品の商品IDを取得し、該商品IDと、ステップS202で特定した第一種ユーザのユーザIDとを対応づけて紐付け情報DB3gに記憶させる。
ステップS203の紐付け処理を行ったことに応じ、ショッピングサーバ3aはステップS204で、特定した第一種ユーザに決済承認要請メールを送信するための処理を行う。
すなわち、上記の投入操作が行われた商品の購入代金についての決済承認を促すための文字情報を含んだ電子メールを、該投入操作を行った第二種ユーザのメールアドレス宛に送信するための処理を行う。なお、ステップS204の処理は、実際に電子メールを送信する処理であってもよいし、電子メールを送信リストに追加するなど、電子メールの送信予約や送信指示を行う処理であってもよい。
ショッピングサーバ3aはステップS204の処理を実行したことに応じて図15に示す処理を終える。
図16は、第一種ユーザの買い物カゴページ(第一種ユーザカゴページpb1)の提示に係る処理である。
図16においてショッピングサーバ3aは、ステップS301で第一種ユーザの買い物カゴページ(第一種ユーザカゴページpb1)の提示要求が行われるまで待機し、該提示要求があった場合は、ステップS302で該第一種ユーザのカゴ投入中商品の情報を取得する。該第一種ユーザのカゴ投入中商品の情報は、第一カゴ入れ商品DB3eに格納された第一種購入希望商品管理情報I1に基づいて取得する。なお、該第一種ユーザのカゴ投入中商品が存在しない場合もあり、その場合は該当商品無しとの情報が取得される。
続くステップS303でショッピングサーバ3aは、該第一種ユーザに紐付く第二種ユーザが存在するか否かを第二種ユーザDB3dの格納情報に基づき判定する。
該第一種ユーザに紐付く第二種ユーザが存在しないと判定した場合、ショッピングサーバ3aはステップS305に進み、該第一種ユーザのカゴ投入中商品の情報に基づく第一種ユーザカゴページpb1の提示処理を行う。すなわち、掲載商品として該第一種ユーザのカゴ投入中商品のみを掲載し、該カゴ投入中商品に対して購入ボタンb1を配置した第一種ユーザカゴページpb1のウェブページデータを生成し、該ウェブページデータを該第一種ユーザのユーザ端末4に対して送信する。なお、上述した該当商品無しとの情報が取得された場合、カゴ投入中商品及び購入ボタンb1の掲載のない第一種ユーザカゴページpb1が提示されることは言うまでもない。
また、ステップS303において、該第一種ユーザに紐付く第二種ユーザが存在すると判定した場合、ショッピングサーバ3aはステップS304に進み、商品/ユーザ紐付け情報I3において該第一種ユーザのユーザIDが存在するか否かを判定する。
該第一種ユーザのユーザIDが存在しないと判定した場合、ショッピングサーバ3aは上記したステップS305の提示処理を実行する。
一方、該第一種ユーザのユーザIDが存在すると判定した場合、ショッピングサーバ3aはステップS306に進み、該第一種ユーザのカゴ投入中商品の情報、及び商品/ユーザ紐付け情報I3における該第一種ユーザに紐付く情報に基づく第一種ユーザカゴページpb1の提示処理を実行する。具体的には、先の図9のように該第一種ユーザのカゴ投入中商品及び購入ボタンb1と、商品/ユーザ紐付け情報I3における該第一種ユーザに紐付く商品及び承認ボタンb2とを所定に配置した第一種ユーザカゴページpb1のウェブページデータを生成し、該ウェブページデータを該第一種ユーザのユーザ端末4に対して送信する。
なお、この場合も、上述した該当商品無しとの情報が取得された場合には、該第一種ユーザのカゴ投入中商品及び購入ボタンb1の掲載のない第一種ユーザカゴページpb1が提示されることは言うまでもない。
また、ステップS306の提示処理では、商品/ユーザ紐付け情報I3において、該第一種ユーザに紐付く商品に対して承認者ユーザIDが対応づけられている場合には、承認ボタンb2に代えて前述した承認確認情報Isを配置した第一種ユーザカゴページpb1が提示されるようにする。
ショッピングサーバ3aは、ステップS306の提示処理、又は先のステップS305の提示処理を実行したことに応じ図16に示す処理を終える。
図17は、承認ボタンb2の操作に対応した処理である。
図17においてショッピングサーバ3aは、ステップS401で承認ボタンb2の操作を待機しており、承認ボタンb2が操作された場合はステップS402で、制限管理情報I4において該第一種ユーザ(承認ボタンb2の操作を行った第一種ユーザ)のユーザIDが存在するか否かを判定する。これは、該第一種ユーザが決済処理操作についての制限が設定されたユーザであるか否かを判定していることに相当する。
該第一種ユーザのユーザIDが存在すると判定した場合、ショッピングサーバ3aはステップS403に進み、制限についての解析処理を行う。具体的に、ステップS403の解析処理では、制限管理情報I4において該第一種ユーザのユーザIDに対応づけられている制御タイプ、制限基準情報、経過情報を取得する。また、ステップS403の解析処理では、制限タイプがタイプBである場合には、次のステップS404の判定処理で用いる情報として、経過情報が表す現状における月あたりの承認金額に、今回承認操作された第二種ユーザ購入希望商品の購入代金を加算した金額(判定用金額)を算出しておく。
続くステップS404でショッピングサーバ3aは、制限基準を逸脱するか否かを判定する。具体的に、該ステップS404の判定処理としては、ステップS403の解析処理で取得した制限タイプがタイプAである場合には、ステップS403で取得した経過情報が表す現状における月あたりの承認回数が、ステップS403で取得した制限基準情報が表す月あたりの承認可能回数以上か否かを判定する。また、ステップS403で取得した制限タイプがタイプBである場合には、ステップS403で算出した上記の判定用金額が、ステップS403で取得した制限基準情報が表す月あたりの承認可能金額よりも多いか否かを判定する。
なお、以下の説明から明らかとなるように、経過情報はステップS406で更新されるため、ステップS404で制限タイプがタイプAである場合に用いられる上記「経過情報が表す現状における月あたりの承認回数」は、今回の承認操作の分は含まない回数となる(つまり今回の承認操作が受け入れられると承認回数が「3」となる場合、上記「経過情報が表す現状における月あたりの承認回数」は「2」である)。
ステップS404において制限基準を逸脱すると判定した場合、ショッピングサーバ3aはステップS405に進み、承認NG処理を実行して図17に示す処理を終える。承認NG処理としては、承認操作を受け入れず、承認をNGとするための処理を行う。具体的には、例えば承認操作された第二種ユーザ購入希望商品の購入ボタンb1をアクティブ化せず、該第二種ユーザ購入希望商品についての第二種ユーザによる購入操作が不能な状態を維持させる。
また、ステップS404において制限基準を逸脱しないと判定した場合、ショッピングサーバ3aはステップS406に進み、経過情報更新処理を行う。すなわち、制限管理情報I4において該第一種ユーザのユーザIDに対応づけられている経過情報について、制限タイプがタイプAであった場合には、該経過情報としての数値をステップS403で取得した経過情報の数値に「1」を加算した値に更新し、制限タイプがタイプBであった場合には、該経過情報としての数値をステップS403で算出した上記の判定用金額の値に更新する。
ステップS406の更新処理を実行したことに応じ、ショッピングサーバ3aはステップS407で、商品/ユーザ紐付け情報I3に対する承認者ユーザID、及び情報消去予定日の登録を行う。すなわち、商品/ユーザ紐付け情報I3における商品IDのうち、ステップS401で承認操作が検出された商品の商品IDに対し、承認者ユーザIDとして承認操作を行った第一種ユーザのユーザIDを、また情報消去予定日として現在の日付に前述した所定日数を加算した日付をそれぞれ登録する。
続くステップS408でショッピングサーバ3aは、第二種ユーザに承認通知メールを送信するための処理を実行する。具体的には、ステップS401で承認操作が検出された商品を買い物カゴに投入した第二種ユーザに対し、該商品の購入代金についての決済が承認された旨、及び該承認を行った第一種ユーザを表す情報を含む電子メールを送信するための処理を行う。
なお、ステップS408の処理としても、実際に電子メールを送信する処理であってもよいし、電子メールを送信リストに追加するなど、電子メールの送信予約や送信指示を行う処理であってもよい。
ショッピングサーバ3aはステップS408の処理を実行したことに応じて図17に示す処理を終える。
また、先のステップS402で、制限管理情報I4において該第一種ユーザ(承認ボタンb2の操作を行った第一種ユーザ)のユーザIDが存在しないと判定した場合、ショッピングサーバ3aはステップS403〜S406をパスしてステップS407に処理を進める。すなわち、該第一種ユーザが決済処理操作についての制限が設定されていないユーザであった場合には、制限管理情報I4に基づく制限の解析処理や逸脱判定処理、及び制限管理情報I4における経過情報の更新処理がパスされ、商品/ユーザ紐付け情報I3に対する該第一種ユーザのユーザID(承認者ユーザID)の登録、及び情報消去予定日の登録(S407)と、第二種ユーザに承認通知メールを送信するための処理(S408)が実行される。
なお、上記では、承認通知が第二種ユーザに対してのみ行われる例を挙げたが、承認を行った第一種ユーザが属するグループに他の第一種ユーザが存在する場合には、それらの第一種ユーザに対して承認通知が行われるようにしてもよい。
図18は、第二種ユーザによる購入操作に対応した処理である。
図18において、ショッピングサーバ3aはステップS501で、第二種ユーザの購入操作を待機しており、該購入操作があった場合はステップS502に進み、購入操作された商品の決済承認を行った第一種ユーザを商品/ユーザ紐付け情報I4に基づき特定する。
続くステップS503でショッピングサーバ3aは、特定した第一種ユーザを決済者とした注文情報を送信するための処理を実行する。具体的には、決済者のクレジットカード番号を上記特定した第一種ユーザのクレジットカード番号とした注文情報を生成し、該注文情報を該当する店舗端末5(購入操作が行われた商品の販売元店舗の店舗端末5)に送信するための処理を行う。このステップS503の処理は、実際に注文情報を送信する処理であってもよいし、注文情報を送信リストに追加するなど、注文情報の送信予約や送信指示を行う処理であってもよい。
ショッピングサーバ3aは、ステップS503の処理を実行したことに応じて図18に示す処理を終える。
なお、上記では、第一種ユーザを決済名義人とした第二種ユーザ購入希望商品についての決済制御処理は、第一種ユーザによる承認ボタンb2の操作入力に基づき行われる例を挙げた。すなわち、第二種ユーザ購入希望商品についての決済制御処理が行われるために第一種ユーザに要請される「決済に関する入力情報」が、承認ボタンb2の操作入力情報とされる場合を例示した。
しかしながら、「決済に関する入力情報」は、承認ボタンb2の操作入力情報に限定されるものではない。例えば、承認ボタンb2でなく「決済する」ボタンを提示し、該「決済する」ボタンが第一種ユーザにより操作されると、第二種ユーザ購入希望商品についての決済手続ページに誘導し、該決済手続ページにて第一種ユーザにより決済手続きのための操作入力が行われたことに応じて、該第二種ユーザ購入希望商品についての購入ボタンb1をアクティブ化する(つまり購入操作を可能とする)という手法を採ることもできる。この場合、「決済に関する入力情報」は、上記の決済手続ページでの入力情報が該当する。
[1-5.第1の実施の形態のまとめ]

上記のように第1の実施の形態の情報処理装置(ショッピングサーバ3a)は、第一種ユーザと第二種ユーザとの紐付け関係を表す紐付け関係情報を記憶する紐付け関係情報記憶部(紐付け情報DB3g)と、それぞれのユーザが買い物カゴへの商品投入操作を行ったことに応じ、該投入操作された商品を購入希望商品として購入希望商品管理情報に登録する商品登録部(商品登録処理部F1)と、商品投入操作を行ったユーザが第二種ユーザである場合、紐付け関係情報を参照し、該第二種ユーザに紐づく第一種ユーザに該第二種ユーザの購入希望商品を紐付ける商品/ユーザ紐付け部(商品/ユーザ紐付け処理部F2)とを備える。
また、第二種ユーザの購入希望商品の購入代金についての第一種ユーザによる決済に関する入力情報を受け付ける入力情報受付部(入力情報受付処理部F4)と、入力情報を受け付けた第二種ユーザの購入希望商品について第二種ユーザが購入操作を行ったことに応じて、該第二種ユーザの購入希望商品の購入代金についての決済処理が第一種ユーザによる決済に関する入力情報に基づいて行われるように制御を行う決済制御部(決済制御処理部F5)とを備える。
さらに、第二種ユーザに紐付く第一種ユーザの操作に基づき、該第二種ユーザに紐付く複数の第一種ユーザのうち少なくとも一人の第一種ユーザについて、該第二種ユーザの購入希望商品に係る決済処理操作の制限情報を設定する制限設定部(制限設定処理部F6)と、制限情報に基づいて、第一種ユーザによる第二種ユーザの購入希望商品に係る決済処理操作が制限されるように制御を行う制限制御部(制限制御処理部F7)とを備えている。
上記構成によれば、第二種ユーザの購入希望商品管理情報により、第二種ユーザとしての特定のユーザ層の商品購入動向の把握が可能となる。
また、上記の制限制御部により、第一種ユーザ(例えば祖父等)が隠れて第二種ユーザ(例えば子)に過剰な買い与えをすることの防止が図られる。
従って、第1の実施の形態の情報処理装置によれば、商品購入代金についての決済処理操作を実行可能な第一種ユーザと決済処理操作を制限されている第二種ユーザとが管理された電子商取引システムとして、第二種ユーザの商品購入動向が把握し易く、第一種ユーザが第二種ユーザに商品を過剰に買い与えてしまうことの防止を図った電子商取引システムの実現を図ることができる。
また、第1の実施の形態の情報処理装置によれば、第一種ユーザは自身の購入希望商品リストにおいて第二種ユーザの購入希望商品を把握し承認を行うことができるため、承認のために第二種ユーザの購入希望商品リストにいちいちアクセスする必要がなく、この点でも購入代金決済に係る第一種ユーザの手間の軽減が図られる。
また、第1の実施の形態の情報処理装置は、第二種ユーザが買い物カゴへの商品投入操作を行ったことに応じて、該第二種ユーザに紐付く第一種ユーザに対する通知が行われるように制御を行う通知制御部を備えている。
これにより、第二種ユーザによる商品投入操作があったことを第一種ユーザに迅速に通知することが可能とされる。
従って、第一種ユーザによる決済承認等、決済に関する入力が行われるまでの第二種ユーザによる待ち時間の短縮化を図ることができる。
さらに、第1の実施の形態の情報処理装置においては、通知制御部は、通知として、第二種ユーザの購入希望商品の購入代金についての決済を促す通知が行われるように制御を行っている。
これにより、第一種ユーザに対する通知の内容の明確化が図られる。
また、第二種ユーザに対し複数の第一種ユーザが紐付いているときは、逆オークション的な挙動になり、第二種ユーザとこれに紐付く第一種ユーザとに買い物を通じた娯楽性を提供できる。
さらにまた、情報処理装置においては、それぞれのユーザが買い物カゴへの商品投入操作を行った購入希望商品を該ユーザに提示する商品提示部を備え、第一種ユーザに対する商品提示部は、該第一種ユーザに対して第二種ユーザの購入希望商品が紐付けられている場合には、該第一種ユーザの購入希望商品と該第二種ユーザの購入希望商品とを提示することが望ましい。
これにより、第一種ユーザは自身の買い物カゴにおいて第二種ユーザの購入希望商品を確認することができる。
また、第1の実施の形態の情報処理装置は、第一種ユーザに紐付けられた第二種ユーザの購入希望商品のうち第一種ユーザによる決済に関する入力情報が受け付けられた購入希望商品について、決済に関する入力情報が受け付けられた旨、及び決済に関する入力情報が受け付けられた第一種ユーザを通知する情報を、該購入希望商品の商品投入操作を行った第二種ユーザに紐付く第一種ユーザに提示する通知情報提示部を備えている。
これにより、決済に関する入力情報が受け付けられた第一種ユーザ本人にとっては、自身の決済に関する入力情報が受け入れられたか否かを確認することができる。
また、第二種ユーザに複数の第一種ユーザが紐付いている場合には、決済に関する入力情報が受け付けられた以外の第一種ユーザに対して、他の第一種ユーザによる決済に関する入力情報が受け付けられた旨、及び決済に関する入力情報が受け付けられた第一種ユーザを通知する情報が提示されるため、親や祖父・祖母は互いの買い与え状況(誰が何を買い与えたか)を容易に把握できる。本例の場合、各第一種ユーザは、自身の購入希望商品リストを通じて互いの状況を知ることができるため、該リストを、第二種ユーザの商品購入を通じた一種のコミュニケーションツールとして機能させることができる。
<2.第2の実施の形態>
[2-1.ネットワークシステムの概要]

図19は、第2の実施の形態のネットワークシステム1A(ECシステム)の例を示している。
なお、以下の説明において、既に説明済みとなった部分と同様となる部分については同一符号を付して説明を省略する。
図1に示したネットワークシステム1との差異は、ショッピングサイト運営システム3に代えてショッピングサイト運営システム3Aが設けられた点である。ショッピングサイト運営システム3Aは、ショッピングサーバ3aに代えてショッピングサーバ3aAが設けられ、承認不要商品情報DB3iが追加された点がショッピングサイト運営システム3と異なる。
なお、承認不要商品情報DB3iについては以下の説明で明らかにする。
また、ショッピングサーバ3aA、承認不要商品情報DB3iとしてのコンピュータ装置のハードウェア構成は先の図4に示したものと同様である。
[2-2.第2の実施の形態としての処理の概要]

図20は、ショッピングサーバ3aAが有する第二種ユーザ購入希望商品の購入代金決済に係る機能をブロック化して示した機能ブロック図である。
第1の実施の形態におけるショッピングサーバ3aとの差異は、承認不要商品設定処理部F8が追加された点である。
承認不要商品設定処理部F8は、第二種ユーザ購入希望商品についての決済の承認が不要である承認不要商品を条件付けるための承認不要商品条件情報Ifを、第二種ユーザと紐付く第一種ユーザの操作に基づき設定する。
具体的に、承認不要商品設定処理部F8は、第一種ユーザに承認不要商品条件情報Ifの設定を行うための承認不要商品条件設定ページを提示する。該承認不要商品条件設定ページは、第二種ユーザが紐付いている第一種ユーザが提示要求可能なウェブページとされ、他の第一種ユーザは提示要求不能とされている。
本例では、承認不要商品条件情報Ifとして、承認が不要な商品のジャンル情報を設定可能とされている。つまり、承認不要商品条件設定ページは、承認が不要な商品のジャンル情報についての第一種ユーザによる入力情報、及び設定指示を受け付けるページとされている。
また、本例の承認不要商品条件設定ページは、承認不要商品の購入代金についての決済を行う第一種ユーザの設定指示も受け付けるページとされている。例えば、承認不要商品条件設定ページの提示要求を行った第一種ユーザに、同一グループに属する他の第一種ユーザが存在する場合、該承認不要商品条件設定ページは、該グループに属する第一種ユーザのうちから承認不要商品の購入代金決済を行う第一種ユーザの指定及び設定指示を受け付け可能な態様で提示される。
承認不要商品設定処理部F8は、承認不要商品条件設定ページを介して第一種ユーザが承認不要商品条件情報Ifの設定指示を行うと、該指示された承認不要商品条件情報Ifを、承認不要商品条件設定ページの提示要求を行った第一種ユーザに紐付く第二種ユーザのユーザIDと対応づけて図19に示した承認不要商品情報DB3iに記憶させる。
図21は、上記した承認不要商品設定処理部F8の機能によって承認不要商品情報DB3iに構築される承認不要商品管理情報I5の例を示している。
図示するように承認不要商品管理情報I5は、第二種ユーザのユーザIDごとに、承認不要商品条件情報Ifとしての承認不要商品ジャンルの情報が対応づけられた情報とされる。
本例の場合、承認不要商品管理情報I5には、第二種ユーザのユーザIDと承認不要商品ジャンルの情報と共に、決済者ユーザIDが対応づけられている。決済者ユーザIDは、承認不要商品条件設定ページにおいて承認不要商品の購入代金についての決済を行う者として設定指示された第一種ユーザのユーザIDである。
つまり、承認不要商品設定処理部F8は、承認不要商品条件設定ページを介して承認不要商品ジャンルの情報、及び承認不要商品の購入代金決済を行う第一種ユーザの設定指示が行われたことに応じて、該指示された承認不要商品ジャンルの情報と、該指示された第一種ユーザのユーザID(決済者ユーザID)と、該承認不要商品条件設定ページの提示要求を行った第一種ユーザに紐付く第二種ユーザのユーザIDとを対応づけて承認不要商品情報DB3iに記憶させる。
第2の実施の形態では、第二種ユーザが承認不要商品を買い物カゴに投入した場合、該第二種ユーザの第二種ユーザカゴページpb2に提示される該承認不要商品についての購入ボタンb2としては、アクティブ状態の購入ボタンb2を提示する。これにより、第二種ユーザは該商品について第一種ユーザからの承認の有無に関わらず購入操作を行うことができる。
第2の実施の形態において、決済制御処理部F5は、第二種ユーザが承認不要商品についての購入操作を行った場合は、該商品についての決済処理が、該第二種ユーザに紐付く第一種ユーザの名義で行われるように制御を行う。
具体的に、本例における決済制御処理部F5は、承認不要商品の決済処理が、承認不要商品条件設定ページを介して第一種ユーザが設定指示を行った第一種ユーザの名義で行われるように制御を行う。
[2-3.処理手順]

図22及び図23のフローチャートを参照して、上記により説明した第2の実施の形態としての機能を実現するために実行すべき具体的な処理の手順を説明する。
なお、これら図22及び図23に示す処理は、ショッピングサーバ3aのCPU101が例えば記憶部108等の記憶装置に記憶されたプログラムに従って実行する。
図22は、第2の実施の形態における第二種ユーザカゴページpb2の提示に係る処理を示したフローチャートである。
図22において、ショッピングサーバ3aA(CPU101)はステップS601で、第二種ユーザによる買い物カゴへの商品投入操作が行われるまで待機し、該商品投入操作が行われた場合は、ステップS602で承認不要商品管理情報I5に該第二種ユーザのユーザIDが存在するか否かを判定する。これは、該第二種ユーザに対する承認不要商品の設定有無を判定していることに相当する。
ステップS602において、承認不要商品管理情報I5に該第二種ユーザのユーザIDが存在しないと判定した場合、ショッピングサーバ3aAはステップS605に進み、該商品(ステップS601で投入操作が検出された商品)についての購入ボタンb1を非アクティブ状態とした第二種ユーザカゴページpb2の提示処理を行う。
一方、ステップS602において、承認不要商品管理情報I5に該第二種ユーザのユーザIDが存在すると判定した場合、ショッピングサーバ3aAはステップS603に進み、商品ジャンルについての解析処理を行う。すなわち、ステップS601で投入操作が検出された商品のジャンルの情報を商品DB3bより取得し、また承認不要商品管理情報I5において該第二種ユーザのユーザIDに対応づけられている承認不要商品ジャンルの情報を取得する処理を行う。
続くステップS604でショッピングサーバ3aAは、該商品(ステップS601で投入操作が検出された商品)が承認不要商品であるか否かを判定する。
該商品が承認不要商品でないと判定した場合、ショッピングサーバ3aAは先のステップS605に進み購入ボタンb1を非アクティブ状態とした第二種ユーザカゴページpb2の提示処理を実行する。
一方、該商品が承認不要商品でないと判定した場合、ショッピングサーバ3aAはステップS606に進み、該商品についての購入ボタンb1をアクティブ状態とした第二種ユーザカゴページpb2の提示処理を実行する。
ショッピングサーバ3aAは、ステップS605の提示処理、又はステップS606の提示処理を実行したことに応じて図22に示す処理を終える。
図23は、第2の実施の形態における第二種ユーザによる購入操作に対応した処理を示したフローチャートである。
なお、図23において、図18に示した処理と同様の処理については同一ステップ番号を付して説明を省略する。
図23において、ショッピングサーバ3aAは、ステップS501で第二種ユーザによる購入操作があった場合には、ステップS701に進み、購入操作された商品は承認不要商品か否かを判定する。具体的には、承認不要商品管理情報I5において購入操作を行った第二種ユーザのユーザIDが存在するか否かを判定し、該ユーザIDが存在しない場合には承認不要商品でないとの判定結果を得る。また、該ユーザIDが存在すると判定された場合は、承認不要商品管理情報I5において該ユーザIDに対応づけられた承認不要商品ジャンルが、購入操作された商品のジャンルと一致するか否かを判定し、一致しない場合は承認不要商品でないとの判定結果を得、一致する場合は承認不要商品であるとの判定結果を得る。
ステップS701において承認不要商品であると判定した場合、ショッピングサーバ3aAはステップS702に進み、承認不要商品管理情報I5に基づき、購入操作された商品の決済者である第一種ユーザを特定する。すなわち、承認不要商品管理情報I5において、購入操作を行った第二種ユーザのユーザIDに対応づけられている決済者ユーザIDを取得する。このとき、図21に示すユーザID「u2020」についての登録情報のように同一の第二種ユーザに複数の承認不要商品ジャンルの情報が対応づけられている場合(つまり該同一の第二種ユーザに対して承認不要商品ジャンルの設定が複数回行われた場合)には、これら承認不要商品ジャンルの情報のうち、購入操作された商品のジャンルと一致すると判定された方の承認不要商品ジャンルの情報に対応づけられた承認者ユーザIDを取得する。これにより、同一の第二種ユーザに対して行われたそれぞれの承認不要商品ジャンルの設定時に、決済者としてそれぞれ別々の第一種ユーザが設定された場合に対応することができる。
ショッピングサーバ3aAは、ステップS702で決済者である第一種ユーザを特定すると、ステップS503に処理を進める。これにより、前述した承認不要商品条件設定ページで決済者として設定指示された第一種ユーザの名義で、承認不要商品についての決済が行われる。
また、ショッピングサーバ3aAは、先のステップS701で承認不要商品であると判定した場合にはステップS502に処理を進める。これにより、購入操作された商品が承認不要商品でなかった場合には、該商品の承認を行った第一種ユーザの名義で決済が行われる。
なお、上記では、承認不要商品条件情報Ifとして商品のジャンルの情報を設定する場合を例示したが、承認不要商品条件情報Ifとしては、例えばキーワードの情報(商品名等に該キーワードが含まれる商品を承認不要商品とする)、店舗の情報(該店舗の取り扱い商品を承認不要商品とする)などを設定してもよい。或いは、承認を不要としたい商品の商品IDを設定するなど、承認不要商品条件情報Ifとして設定する情報は多様に考えられる。
また、上記では、承認不要商品の決済者を、承認不要商品条件情報Ifの設定時に第一種ユーザが設定指示できるようにしたが、これは必須ではない。例えば、承認不要商品の決済者は、承認不要商品条件情報Ifの設定を行った第一種ユーザ、或いは同一グループ内の第一種ユーザのうち予め定められた第一種ユーザに設定するなど、多様な設定手法が考えられる。
[2-4.第2の実施の形態のまとめ]

上記のように第2の実施の形態の情報処理装置(ショッピングサーバ3aA)は、

第二種ユーザの購入希望商品についての第一種ユーザによる決済の承認が不要な商品を条件付けるための承認不要商品条件情報を、該第二種ユーザと紐付く第一種ユーザの操作に基づき設定する条件情報設定部(承認不要商品設定処理部F8)を備えている。
そして、決済制御部は、承認不要商品条件情報に基づき承認が不要な商品に該当すると判定した第二種ユーザの購入希望商品については、承認の有無に関わらず、該第二種ユーザに紐付く第一種ユーザの名義で決済処理が行われるように制御を行っている。
これにより、第一種ユーザが承認不要と考える商品について第一種ユーザがいちいち承認を行う必要がなくなる。
従って、承認に係る第一種ユーザの負担軽減を図ることができる。
なお、承認不要商品としては、例えば第二種ユーザが子である場合には、文具など学校生活において適宜の補充を要する商品を設定することが考えられる。
<3.プログラム及び記憶媒体>

以上、本発明に係る情報処理装置の実施の形態としてのショッピングサーバ3a、3aAを説明してきたが、実施の形態のプログラムは、ショッピングサーバ3a、3aAの処理を情報処理装置(CPU等)に実行させるプログラムである。
実施の形態のプログラムは、それぞれのユーザが買い物カゴへの商品投入操作を行ったことに応じ、該投入操作された商品を購入希望商品として購入希望商品管理情報に登録する商品登録機能と、前記商品投入操作を行ったユーザが第二種ユーザである場合、第一種ユーザと第二種ユーザとの紐付け関係を表す紐付け関係情報を参照し、該第二種ユーザに紐づく第一種ユーザに該第二種ユーザの購入希望商品を紐付ける商品/ユーザ紐付け機能と、第二種ユーザの購入希望商品の購入代金についての第一種ユーザによる決済に関する入力情報を受け付ける入力情報受付機能と、前記入力情報を受け付けた第二種ユーザの購入希望商品について第二種ユーザが購入操作を行ったことに応じて、該第二種ユーザの購入希望商品の購入代金についての決済処理が第一種ユーザによる決済に関する入力情報に基づいて行われるように制御を行う決済制御機能と、第二種ユーザに紐付く第一種ユーザの操作に基づき、該第二種ユーザに紐付く複数の第一種ユーザのうち少なくとも一人の第一種ユーザについて、該第二種ユーザの購入希望商品に係る前記決済処理操作の制限情報を設定する制限設定機能と、前記制限情報に基づいて、第一種ユーザによる第二種ユーザの購入希望商品に係る前記決済処理操作が制限されるように制御を行う制限制御機能と、を情報処理装置に実現させる。
すなわち、このプログラムは、例えばショッピングサーバ3a、3aA等の情報処理装置に図14〜図19、図22、図23等により説明した処理を実行させるプログラムに相当する。
このようなプログラムにより、上述したショッピングサーバ3a、3aAとしての情報処理装置を実現できる。
そして、このようなプログラムはコンピュータ装置等の機器に内蔵されている記憶媒体としてのHDDや、CPUを有するマイクロコンピュータ内のROM等に予め記憶しておくことができる。或いはまた、半導体メモリ、メモリカード、光ディスク、光磁気ディスク、磁気ディスクなどのリムーバブル記憶媒体に、一時的あるいは永続的に格納(記憶)しておくことができる。またこのようなリムーバブル記憶媒体は、いわゆるパッケージソフトウェアとして提供することができる。
また、このようなプログラムは、リムーバブル記憶媒体からパーソナルコンピュータ等にインストールする他、ダウンロードサイトから、LAN、インターネットなどのネットワークを介してダウンロードすることもできる。
<4.変形例>

本発明は上記により説明した具体例に限定されず、各種の変形例が考えられる。
例えば、上記では、決済の手法としてクレジットカード決済が行われる場合を前提としたが、本発明は、決済手法として他の手法(例えば銀行振込、代引き、バーチャルプリペイドカード等)が採られる場合にも好適に適用できるものである。
また、上記では、第二種ユーザ購入希望商品に係る決済処理操作の制限情報を、同一の第二種ユーザに紐付く全ての第一種ユーザが設定指示可能とされる場合を例示したが、該制限情報は、同一の第二種ユーザに紐付く一部の第一種ユーザのみが可能となるようにしてもよい。例えば、同一の第二種ユーザに紐付く第一種ユーザの一部を上位ランクユーザ、他を下位ランクユーザとして設定し、上位ランクユーザのみが、下位ランクユーザに対する制限情報の設定指示を行えるようにしてもよい。
また、上記では、制限情報として月あたりの承認可能回数や承認可能金額を設定する場合を例示したが、例えば承認を禁止する設定など、他の制限情報を設定可能であることは言うまでもない。
1、1A ネットワークシステム、2 ネットワーク、3、3A ショッピングサイト運営システム、3a、3aA ショッピングサーバ、3c 第一種ユーザDB(データベース)、3d 第二種ユーザDB、3e 第一カゴ入れ商品DB、3f 第二カゴ入れ商品DB、3g 紐付け情報DB、3h 制限情報DB、3i 承認不要商品情報DB、4 ユーザ端末、5 店舗端末、6 カード会社サーバ、101 CPU、F1 商品登録処理部、F2 商品/ユーザ紐付け処理部、F3 第二種ユーザ商品提示処理部、F4 入力情報受付処理部、F5 決済制御処理部、F6 制限設定処理部、F7 制限制御処理部、F8 承認不要商品設定処理部

Claims (9)

  1. 商品購入代金についての決済処理操作を実行可能な1又は2以上の第一種ユーザと前記決済処理操作を制限されている1又は2以上の第二種ユーザとの間で、第一種ユーザが第二種ユーザの前記決済処理操作を実行するための電子商取引システムにおける情報処理装置であって、
    第一種ユーザと第二種ユーザとの紐付け関係を表す紐付け関係情報を記憶する紐付け関係情報記憶部と、
    それぞれのユーザが買い物カゴへの商品投入操作を行ったことに応じ、該投入操作された商品を購入希望商品として購入希望商品管理情報に登録する商品登録部と、
    前記商品投入操作を行ったユーザが第二種ユーザである場合、前記紐付け関係情報を参照し、該第二種ユーザに紐づく第一種ユーザに該第二種ユーザの購入希望商品を紐付ける商品/ユーザ紐付け部と、
    第二種ユーザの購入希望商品の購入代金についての第一種ユーザによる決済に関する入力情報を受け付ける入力情報受付部と、
    前記入力情報を受け付けた第二種ユーザの購入希望商品について第二種ユーザが購入操作を行ったことに応じて、該第二種ユーザの購入希望商品の購入代金についての決済処理が第一種ユーザによる決済に関する入力情報に基づいて行われるように制御を行う決済制御部と、
    第二種ユーザに紐付く第一種ユーザの操作に基づき、該第二種ユーザに紐付く複数の第一種ユーザのうち少なくとも一人の第一種ユーザについて、該第二種ユーザの購入希望商品に係る前記決済処理操作の制限情報を設定する制限設定部と、
    前記制限情報に基づいて、第一種ユーザによる第二種ユーザの購入希望商品に係る前記決済処理操作が制限されるように制御を行う制限制御部と、を備える
    情報処理装置。
  2. 第二種ユーザが買い物カゴへの商品投入操作を行ったことに応じて、該第二種ユーザに紐付く第一種ユーザに対する通知が行われるように制御を行う通知制御部を備える
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記通知制御部は、
    前記通知として、前記第二種ユーザの購入希望商品の購入代金についての決済を促す通知が行われるように制御を行う
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. それぞれのユーザが買い物カゴへの商品投入操作を行った購入希望商品を該ユーザに提示する商品提示部を備え、
    第一種ユーザに対する前記商品提示部は、該第一種ユーザに対して第二種ユーザの購入希望商品が紐付けられている場合には、該第一種ユーザの購入希望商品と該第二種ユーザの購入希望商品とを提示する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 第一種ユーザに紐付けられた第二種ユーザの購入希望商品のうち第一種ユーザによる前記決済に関する入力情報が受け付けられた購入希望商品について、前記決済に関する入力情報が受け付けられた旨、及び前記決済に関する入力情報が受け付けられた第一種ユーザを通知する情報を、該購入希望商品の商品投入操作を行った第二種ユーザに紐付く第一種ユーザに提示する通知情報提示部を備える
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 第二種ユーザの購入希望商品についての第一種ユーザによる決済の承認が不要な商品を条件付けるための承認不要商品条件情報を、該第二種ユーザと紐付く第一種ユーザの操作に基づき設定する条件情報設定部を備え、
    前記決済制御部は、
    前記承認不要商品条件情報に基づき前記承認が不要な商品に該当すると判定した第二種ユーザの購入希望商品については、前記承認の有無に関わらず、該第二種ユーザに紐付く第一種ユーザの名義で前記決済処理が行われるように制御を行う
    請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 商品購入代金についての決済処理操作を実行可能な1又は2以上の第一種ユーザと前記決済処理操作を制限されている1又は2以上の第二種ユーザとの間で、第一種ユーザが第二種ユーザの前記決済処理操作を実行するための電子商取引システムにおける情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    それぞれのユーザが買い物カゴへの商品投入操作を行ったことに応じ、該投入操作された商品を購入希望商品として購入希望商品管理情報に登録する商品登録ステップと、
    前記商品投入操作を行ったユーザが第二種ユーザである場合、第一種ユーザと第二種ユーザとの紐付け関係を表す紐付け関係情報を参照し、該第二種ユーザに紐づく第一種ユーザに該第二種ユーザの購入希望商品を紐付ける商品/ユーザ紐付けステップと、
    第二種ユーザの購入希望商品の購入代金についての第一種ユーザによる決済に関する入力情報を受け付ける入力情報受付ステップと、
    前記入力情報を受け付けた第二種ユーザの購入希望商品について第二種ユーザが購入操作を行ったことに応じて、該第二種ユーザの購入希望商品の購入代金についての決済処理が第一種ユーザによる決済に関する入力情報に基づいて行われるように制御を行う決済制御ステップと、
    第二種ユーザに紐付く第一種ユーザの操作に基づき、該第二種ユーザに紐付く複数の第一種ユーザのうち少なくとも一人の第一種ユーザについて、該第二種ユーザの購入希望商品に係る前記決済処理操作の制限情報を設定する制限設定ステップと、
    前記制限情報に基づいて、第一種ユーザによる第二種ユーザの購入希望商品に係る前記決済処理操作が制限されるように制御を行う制限制御ステップと、を実行する
    情報処理方法。
  8. 商品購入代金についての決済処理操作を実行可能な1又は2以上の第一種ユーザと前記決済処理操作を制限されている1又は2以上の第二種ユーザとの間で、第一種ユーザが第二種ユーザの前記決済処理操作を実行するための電子商取引システムにおける情報処理装置に処理を実行させるプログラムであって、
    それぞれのユーザが買い物カゴへの商品投入操作を行ったことに応じ、該投入操作された商品を購入希望商品として購入希望商品管理情報に登録する商品登録機能と、
    前記商品投入操作を行ったユーザが第二種ユーザである場合、第一種ユーザと第二種ユーザとの紐付け関係を表す紐付け関係情報を参照し、該第二種ユーザに紐づく第一種ユーザに該第二種ユーザの購入希望商品を紐付ける商品/ユーザ紐付け機能と、
    第二種ユーザの購入希望商品の購入代金についての第一種ユーザによる決済に関する入力情報を受け付ける入力情報受付機能と、
    前記入力情報を受け付けた第二種ユーザの購入希望商品について第二種ユーザが購入操作を行ったことに応じて、該第二種ユーザの購入希望商品の購入代金についての決済処理が第一種ユーザによる決済に関する入力情報に基づいて行われるように制御を行う決済制御機能と、
    第二種ユーザに紐付く第一種ユーザの操作に基づき、該第二種ユーザに紐付く複数の第一種ユーザのうち少なくとも一人の第一種ユーザについて、該第二種ユーザの購入希望商品に係る前記決済処理操作の制限情報を設定する制限設定機能と、
    前記制限情報に基づいて、第一種ユーザによる第二種ユーザの購入希望商品に係る前記決済処理操作が制限されるように制御を行う制限制御機能と、
    を前記情報処理装置に実現させる
    プログラム。
  9. 商品購入代金についての決済処理操作を実行可能な1又は2以上の第一種ユーザと前記決済処理操作を制限されている1又は2以上の第二種ユーザとの間で、第一種ユーザが第二種ユーザの前記決済処理操作を実行するための電子商取引システムにおける情報処理装置に処理を実行させるプログラムを記憶した記憶媒体であって、
    それぞれのユーザが買い物カゴへの商品投入操作を行ったことに応じ、該投入操作された商品を購入希望商品として購入希望商品管理情報に登録する商品登録機能と、
    前記商品投入操作を行ったユーザが第二種ユーザである場合、第一種ユーザと第二種ユーザとの紐付け関係を表す紐付け関係情報を参照し、該第二種ユーザに紐づく第一種ユーザに該第二種ユーザの購入希望商品を紐付ける商品/ユーザ紐付け機能と、
    第二種ユーザの購入希望商品の購入代金についての第一種ユーザによる決済に関する入力情報を受け付ける入力情報受付機能と、
    前記入力情報を受け付けた第二種ユーザの購入希望商品について第二種ユーザが購入操作を行ったことに応じて、該第二種ユーザの購入希望商品の購入代金についての決済処理が第一種ユーザによる決済に関する入力情報に基づいて行われるように制御を行う決済制御機能と、
    第二種ユーザに紐付く第一種ユーザの操作に基づき、該第二種ユーザに紐付く複数の第一種ユーザのうち少なくとも一人の第一種ユーザについて、該第二種ユーザの購入希望商品に係る前記決済処理操作の制限情報を設定する制限設定機能と、
    前記制限情報に基づいて、第一種ユーザによる第二種ユーザの購入希望商品に係る前記決済処理操作が制限されるように制御を行う制限制御機能と、
    を前記情報処理装置に実現させるプログラムを記憶した
    記憶媒体。
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