JP5740064B1 - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
Description
Vプリカは、プリペイド額(バリュー額)がクレジットカードの利用限度額に対して比較的少額とされているため、使いすぎの防止が図られる。また、Vプリカは、その購入時にクレジットカードの番号入力は必要とされるが、商品等の購入時にはVプリカのカード番号を入力しさえすればよく、ショッピングサイトにクレジットカードのカード番号を知られる心配も解消される。
Vプリカを他者にプレゼントする場合には、譲渡者がプレゼントしたVプリカの使用(利用)を管理したい場合がある。例えば、親が子へプレゼントした場合に、譲渡者(親)が譲受者(子)によるVプリカの使用状況を確認したい場合が想定される。また、Vプリカには例えば1年間等の有効期限があるが、Vプリカの残高が或る程度残ったまま有効期限を迎えてしまうことが予想される場合には、プレゼントしたVプリカを譲渡者自らが使用したいと考えることも想定される。
第3に、上記した本発明に係る情報処理装置においては、前記返却条件対応処理部は、前記返却条件が満たされていない場合であっても、前記返却処理を操作に応じて実行することが望ましい。
指定バリュー額に対しユーザが保有するバーチャルプリペイドカードの残高を加算したバリュー額によるバーチャルプリペイドカードが発行されるように制御を行うことが望ましい。
前記プレゼント処理ステップにより前記他のユーザにプレゼントされたバーチャルプリペイドカードの利用状況に関する情報が、前記特定のユーザのユーザIDでログインされていることを条件に提示されるように制御する提示制御処理ステップと、前記返却条件が満たされたか否かを判定すると共に、前記返却条件が満たされたことに応じて、前記プレゼントされたバーチャルプリペイドカードの前記特定のユーザに対する返却処理として、前記プレゼント処理ステップが行った前記特定のユーザと前記他のユーザとのユーザ間の紐付けが解除されるように制御する処理を実行する返却条件対応処理ステップとを情報処理装置が実行する情報処理方法である。
さらにまた、本発明に係る記憶媒体は、上記プログラムを記憶したプログラムである。
これらのプログラムや記憶媒体により上記の情報処理装置を実現する。
<1.ネットワークシステム>
<2.コンピュータ装置のハードウェア構成>
<3.受注からクレジットカード決済までの処理の流れ>
<4.実施の形態の情報処理装置が有する機能>
<5.処理手順>
<6.実施の形態の変形例>
<7.実施の形態のまとめ>
<8.プログラム及び記憶媒体>
<9.その他変形例>
図1に、本実施の形態で前提とするネットワークシステム1の例を示す。このネットワークシステム1はEC(EC:electronic commerce(電子商取引))システムとして機能する。
ネットワークシステム1は、例えばインターネットとしてのネットワーク2を介して、ショッピングサイト管理システム3、複数のユーザ端末4,4…、複数の店舗端末5,5…、複数の店舗端末6,6…、及びカード会社システム7が互いに通信可能に構成されている。
ユーザ端末4は、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)リクエストをショッピングサイト運営システム3におけるショッピングサーバ3aやカード会社システム7におけるガード会社サーバ7a等に送信することでウェブページや所定の処理を要求する。またユーザ端末4は、HTTPリクエストに応じて送られてきたウェブページを受信してウェブブラウザ上に表示する。これにより、ユーザは所望のウェブページを閲覧したり操作したりすることができる。
一方、店舗端末6は、カード会社システム7を運営しているカード会社が提携しているクレジットカードブランドの加盟店舗の端末である。
このような商品DB3bにより、例えば入力キーワード等に基づいた商品検索等を行うことが可能とされている。
図2は、ユーザDB3cの格納情報を例示した図である。
図示するようにユーザDB3cにおいては、ユーザIDごとに、パスワード、氏名、メールアドレス、住所の各情報、及びクレジットカード情報が紐付けられて(対応づけられて)記憶されている。クレジットカード情報としては、カード番号、名義人(カード名義人の氏名)、及び有効期限の各情報が記憶されている。
ユーザは、バーチャルプリペイドカードによる決済を希望する場合、商品購入ページにおいて、利用するバーチャルプリペイドカード(カード番号)を指定する共にセキュリティコードを入力する。商品購入(注文)が確定した場合、カード会社サーバ7aにより、指定したバーチャルプリペイドカードの残高から購入金額に応じた額が減じられる。このようにして、バーチャルプリペイドカードによる購入代金の決済が行われる。
本例におけるバーチャルプリペイドカードは、ショッピングサーバ3aが提供するECサイト(ショッピングサイト)のみではなく、該バーチャルプリペイドカードに付帯されたカードブランドの加盟店舗としての店舗(店舗端末6を管理する店舗)が出店するショッピングサイトにおいても利用可能とされている。
また、バーチャルプリペイドカードについては、カード発行、カード情報の管理(残高管理も含む)、及びカード番号を指定した与信照会や売上請求に対する処理を行う。
なお、「与信照会」や「売上請求」については後述する。
カード管理サイトScにおいて、ユーザは、ユーザIDとパスワードを入力してログインすることを条件として、少なくとも以下を行うことが可能とされている。
(1)自らが保有するクレジットカードのカード情報や利用履歴情報の参照。
(2)バーチャルプリペイドカードの購入(発行手続)。
(3)バーチャルプリペイドカードの他ユーザへのプレゼント
(4)自らが保有するバーチャルプリペイドカードのカード情報や利用履歴情報の参照。
(5)プレゼント後のバーチャルプリペイドカードのカード情報や利用履歴情報の参照。
図3は、クレカDB7bの格納情報の例を示している。
図示するようにクレカDB7bには、ユーザIDごとに、クレジットカードのカード番号、名義人、セキュリティコード、与信枠、利用可能額、有効期限の各情報が紐付けられて記憶されている。なお、与信枠は、例えば1ヶ月など所定期間ごとのカード利用限度額を定めたものであり、利用可能額は、該利用限度額から上記所定期間におけるカード利用総額を減じた額である。上記所定期間内に与信枠分のカード利用を行うと利用可能額は0円となり、該所定期間においてはそれ以上のカード利用が不能となる。
クレカ利用履歴DB7cには、或るクレジットカードが利用されるごとに、該クレジットカードのカード番号に対し利用金額、利用日、利用店舗等の情報がカード会社サーバ7aによって新たに紐付けられて記憶される。
なお、カード会社サーバ7aが上記の「バーチャルプリペイドカードの購入」に対応して実行する処理についても後に改めて説明する。
なお、このようなバーチャルプリペイドカードのプレゼント機能を実現するための処理についても後に改めて説明する。
VプリカDB7dには、バーチャルプリペイドカードのカード番号ごとに、該バーチャルプリペイドカードを購入したユーザのユーザID、名義人、バリュー額、残高等の情報が紐付けられて記憶されているが、詳細は後述する。
また、Vプリカ利用履歴DB7eには、図示は省略するが、バーチャルプリペイドカードのカード番号ごとに利用金額、利用日、利用店舗等の利用履歴情報が紐付けられて記憶されている。Vプリカ利用履歴DB7eには、或るバーチャルプリペイドカードが利用されるごとに、該バーチャルプリペイドカードのカード番号に対し利用金額、利用日、利用店舗等の情報がカード会社サーバ7aによって新たに紐付けられて記憶される。
またネットワーク2の全部又は一部を構成する伝送媒体についても多様な例が想定される。例えばIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394、USB(Universal Serial Bus)、電力線搬送、電話線等の有線でも、IrDA(Infrared Data Association)のような赤外線、ブルートゥース(登録商標)、802.11無線、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。
図4に、図1で示したカード会社サーバ7aをはじめとした各装置(ショッピングサーバ3a、商品DB3b、ユーザDB3c、ユーザ端末4、店舗端末5、店舗端末6、クレカDB7b、クレカ利用履歴DB7c、VプリカDB7d、Vプリカ利用履歴DB7e、返却条件DB7f)を構成するコンピュータ装置のハードウェア構成を示す。
図4において、コンピュータ装置のCPU(Central Processing Unit)101は、ROM( Read Only Memory)102に記憶されているプログラム、または記憶部108からRAM( Random Access Memory )103にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM103にはまた、CPU101が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU101、ROM102、及びRAM103は、バス104を介して相互に接続されている。このバス104には、入出力インターフェース105も接続されている。
入出力インターフェース105には、キーボード、マウス、タッチパネルなどよりなる入力装置106、LCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)、有機EL(Electroluminescence)パネルなどよりなるディスプレイ(表示装置)、並びにスピーカなどよりなる出力装置107、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ装置などより構成される記憶部108、外部装置との間で相互通信を行うための通信部109が接続されている。
入出力インターフェース105にはまた、必要に応じてメディアドライブ110が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア111が適宜装着され、リムーバブルメディア111に対する情報の書込や読出が行われる。
CPU101が各種のプログラムに基づいて処理動作を行うことで、特にカード会社サーバ7aとしてのコンピュータ装置においては以降で説明する情報処理や通信が実行される。
図5のフローチャートを参照して、ショッピングサーバ3aがユーザ端末4から受け付けた注文情報の処理、及び注文情報に係るクレジットカード決済処理について説明する。
なお、図5において、「店舗端末」は、ショッピングサーバ3aにより提供されるECサイトに出店している店舗の端末(店舗端末5)である。また図5において、各装置の処理の実行主体は、各装置におけるCPU101である。
次いで、ショッピングサーバ3aは、店舗端末5とユーザ端末4に注文確認通知(注文確認メール)を送信する(S103)。
なお、図示による説明は省略するが、決済金額が利用可能額を上回る場合(与信照会NGの場合)には、カード会社サーバ7aは与信承認は行わず、利用可能額を超えているため決済処理を行えない旨を店舗端末5(及びユーザ端末4)に例えばメール等により通知する処理を行う。
なお、図示は省略したが、カード会社サーバ7aは、店舗端末5からの売り上げ請求に応じた売り上げ登録を行った場合には、上記のようなクレカ利用履歴DB7cの更新処理と共に、クレカDB7bにおける利用可能額の更新処理も行う。すなわち、クレカDB7bにおいて売り上げ請求があったカード番号に紐付けられている利用可能額の値を、今回の売り上げ額に基づいて更新する処理(利用可能額から売り上げ額を減じる処理)である。
ユーザがこのような加盟店舗が出店しているショッピングサイトにおいて決済方法としてクレジットカード決済を指定した商品注文(購入)を行う場合の受注からクレジットカード決済までの処理の流れは、図5に「ショッピングサーバ」として示した処理の実行主体がショッピングサーバ3aではなく上記ショッピングサイトを提供するサーバ装置となり、「店舗端末」として示した処理の実行主体が店舗端末5ではなく店舗端末6となる以外は、上記により説明した処理の流れと同様となる。従って、重複説明は避ける。
図6の機能ブロック図を参照して、実施の形態のカード会社サーバ7aが有する機能について説明する。
図6において、カード会社サーバ7aは、クレカ利用請求対応処理部10、Vプリカ購入対応処理部11、Vプリカ利用請求対応処理部12、Vプリカプレゼント処理部13、返却条件設定処理部14、Vプリカ情報提示制御処理部15、及び返却条件対応処理部16としての機能を有している。
バーチャルプリペイドカードの購入は、カード会社サーバ7aにより提供されるカード管理サイトScにて行うことが可能とされている。
カード管理サイトScに訪れたユーザは、例えばカード管理サイトScのトップページに存在する購入ページP1へのリンクをクリックすることで、当該購入ページP1を提示させることができる。この際、購入ページP1の提示には、ユーザIDとパスワードの入力によりカード管理サイトScにログインしていることが要求される。
カード名称入力ボックスb1には、任意の文字を入力可能とされ、ユーザは新規に購入するバーチャルプリペイドカードについて任意のカード名称を付すことが可能とされている。バリュー額入力ボックスb2は、本例の場合、プルダウン方式により予め用意された複数のバリュー額の中から任意のバリュー額を選択可能な入力ボックスとされている。選択可能なバリュー額は、例えば500円、1,000円、以降20,000円まで1,000円刻みなどとされている。
図示するようにVプリカDB7dには、バーチャルプリペイドカードのカード番号ごとに、名義人(バーチャルプリペイドカードの名義人情報)、セキュリティコード、バリュー額、有効期限、残高、購入者ユーザID、譲受者ユーザIDの各情報が紐付けられて記憶されている。
この際、カード名称及びバリュー額の情報については購入ページP1で入力された情報を記憶させる。残高には、バリュー額と同額の金額情報を記憶させる。また、購入者ユーザIDの情報については、当該バーチャルプリペイドカードの購入者のユーザIDを記憶させ、名義人の情報については、該購入者ユーザIDを元にユーザDB3cから取得した氏名の情報を記憶させるか、或いは当該バーチャルプリペイドカードの購入に用いられたクレジットカードの名義人の情報をクレカDB7bから取得して記憶させる。さらに、購入日については現在の年月日を記憶させ、有効期限の情報については、現在の年月に予め定められた月数を加算した年月の情報を記憶させる。本例の場合、バーチャルプリペイドカードの有効期限は1年間であり、上記月数としては12月と定められている。
Vプリカ利用請求対応処理部12は、ショッピングサーバ3aにより提供されるECサイトに出店している店舗端末5、又は他のショッピングサイトに出店している店舗端末6が行うバーチャルプリペイドカード利用に係る与信照会要求や売上請求に対する処理を行う。具体的には、バーチャルプリペイドカードの利用に関して、先のステップS107、S108、S111、S113、S114、S115の処理に対応した処理を行う。
この際、ステップS107の与信承認及びステップS108の承認番号通知の処理としては、店舗端末5又は店舗端末6からの要求(S106)に応じた与信照会として、バーチャルプリペイドカードの利用金額がVプリカDB7dに格納された残高の額以下であるとの条件を充足するか否かを判別し、該条件が充足される場合に行う。
また、店舗端末5又は店舗端末6からの売上請求(S112)に応じて行われるステップS113の売上登録処理としては、請求された売り上げ額に基づき、VプリカDB7dに格納された残高の額を更新する処理を行う。すなわち、VプリカDB7dにおいて売上請求のあったカード番号に紐付いている残高の値を、請求された売り上げ額に基づいて更新する処理(残高の値から売り上げ額の値を減じる処理)である。
またこの場合、ステップS114の利用履歴更新処理は、Vプリカ利用履歴DB7eの格納情報を更新対象として行われる。すなわち、店舗端末5又は店舗端末6からの売り上げ請求があったカード番号について、今回の売り上げに係る利用履歴情報(利用金額、利用日、利用店舗等)が追加されるようにVプリカ利用履歴DB7eの格納情報の更新処理を行う。
なおこの場合、ステップS111及びS115の売上情報の通知処理としては、クレジットカードに特有の請求予定月、支払方法の情報については送信しない。
本例の場合、プレゼント対象のバーチャルプリペイドカードの選択は、カード管理サイトSc内に用意された購入カード一覧ページP2から行うことができる。購入カード一覧ページP2は、ログイン中のユーザが購入したバーチャルプリペイドカードの一覧を提示するページである。
購入カード一覧ページP2においては、ログイン中のユーザが購入した有効期限内のバーチャルプリペイドカードについて、それぞれカード名称、有効期限、購入日、バリュー額の各情報と、詳細ボタンb5、及び「プレゼントする」ボタンb6が提示される。
詳細ボタンb5は、バーチャルプリペイドカードの残高情報や利用履歴情報等を提示するカード詳細情報ページへの遷移を指示するためのボタンとされる。
ユーザは、購入カード一覧ページP2に提示されたバーチャルプリペイドカードのうちからプレゼント対象とするバーチャルプリペイドカードを選択する場合には、該バーチャルプリペイドカードに対応する「プレゼントする」ボタンb6をクリックする。
譲受者ID入力ボックスb7には、譲受者ユーザIDとして、カード一覧ページP2にて選択されたバーチャルプリペイドカードのプレゼント先ユーザ(つまり該プリペイドカードの譲受者となるべきユーザ)のユーザIDを入力すべきとされている。また、名義人入力ボックスb8には、該譲受者の氏名の情報を入力すべきとされている。
この際、返却条件チェックボックスb9にチェックが入れられたか否かにより、「次へ」ボタンb10のクリックに応じて提示されるページが異なる。返却条件チェックボックスb9にチェックが入れられずに「次へ」ボタンb10がクリックされた場合には、プレゼント関連情報設定ページP3への入力情報の確認ページとして、譲受者ID入力ボックスb7、名義人入力ボックスb8への入力情報や返却条件を設定しない旨の情報と共にプレゼント関連情報設定ページP3に戻るための「戻る」ボタン、プレゼントの実行を指示するための「実行」ボタンを含んだページが提示される(以下「確認ページP13」と表記)。
一方、返却条件チェックボックスb9にチェックが入れられずに「次へ」ボタンb10がクリックされた場合には、後に図11で説明する返却条件設定ページP4の提示を経て、入力情報の確認ページ(後述するようにこの場合の確認ページにはプレゼント関連情報設定ページP3への入力情報と共に返却条件設定ページP4への入力情報も提示される)が提示される(「確認ページP14」と表記する)。
これにより、プレゼントされたバーチャルプリペイドカードについては、購入者としてのユーザによる引き続きの利用を不可とし、譲受者としてのユーザのみが利用可能な状態となるように図ることができる。
返却実行残高を設定する場合、ユーザは残高設定チェックボックスb11にチェックを入れると共に残高入力ボックスb13に希望する残高の額を入力する。また、利用期限を設定する場合、ユーザは期限設定チェックボックスb12にチェックを入れると共に期限入力ボックスb14に希望の期限を入力する(本例では月数単位)。本例では、返却実行残高と利用期限の双方を設定可能とされている。この場合には、返却実行残高による返却条件、又は利用期限による返却条件の何れかが充足された場合にプレゼントされたバーチャルプリペイドカードの返却が実行される。
返却条件DB7fには、バーチャルプリペイドカードのカード番号ごとに、返却実行残高及び/又は利用期限の情報が紐付けられて記憶されている。
本例において、購入者としてのユーザは、プレゼントしたバーチャルプリペイドカードの利用状況に関する情報を参照する場合には、購入カードの一覧ページにアクセスする。購入カードの一覧ページにアクセスするためには、ユーザは自らのユーザIDでログインすることが要求される。
購入カード一覧ページP2’には、ログイン中のユーザが購入した有効期限内のバーチャルプリペイドカードのうち、他ユーザにプレゼントされていないバーチャルプリペイドカードとプレゼントされたバーチャルプリペイドカードの双方が提示される。
プレゼントされていないバーチャルプリペイドカードについては、先の購入カード一覧ページP2(図9)の場合と同様にカード名称、有効期限、購入日、バリュー額の各情報及び詳細ボタンb5、「プレゼントする」ボタンb6が提示される。
詳細ボタンb17は、プレゼントされたバーチャルプリペイドカードについての残高情報や利用履歴情報等を提示するカード詳細情報ページP5への遷移を指示するためのボタンとされる。
なお、「返却する」ボタンb18については後述する。
カード詳細情報ページP5においては、詳細ボタンb17がクリックされたバーチャルプリペイドカードについて、譲受者名、カード名称、有効期限、バリュー額、残高、返却実行残高及び/又は利用期限の情報が提示されると共に、該カード番号に紐付く利用履歴情報が提示される。本例において、利用履歴情報としては、利用店舗、利用日、利用金額の情報がカード利用ごとに提示される。
なお、返却実行残高、利用期限の各情報については、それぞれ設定が為されていない場合には空欄となる。
この際、Vプリカ情報提示制御処理部15は、カード詳細情報ページP5上で提示されるべき譲受者名、カード名称、有効期限、バリュー額、残高、返却実行残高、利用期限の各情報については、詳細ボタンb17がクリックされたバーチャルプリペイドカードのカード番号を元に、VプリカDB7dから取得する。なお、譲受者名については、VプリカDB7dにおける名義人の情報を取得する。
また、カード詳細情報ページP5上で提示されるべき利用履歴情報(カード利用ごとの利用店舗、利用日、利用金額の情報)については、詳細ボタンb17がクリックされたバーチャルプリペイドカードのカード番号を元にVプリカ利用履歴DB7eから取得する。
返却処理としては、返却条件が満たされたバーチャルプリペイドカードについて、VプリカDB7dにおける譲受者ユーザIDの紐付けが解除されるように制御する処理を実行する。具体的には、該譲受者ユーザIDの情報を削除させる。このようにVプリカDB7dにおける譲受者ユーザIDの紐付けを解除させることで、当該バーチャルプリペイドカードが他ユーザにプレゼントされていた状態が解除される。従って、以降、当該バーチャルプリペイドカードについては、VプリカDB7dにおいてカード番号に紐付けられている購入者ユーザIDによって保有者が特定されることとなり、その結果、プレゼントされたバーチャルプリペイドカードが購入者としてのユーザに返却されたものとして管理されるようにできる。
この際、返却条件対応処理部16は、新たに生成したセキュリティコードの情報を、返却先ユーザ(つまり該バーチャルプリペイドカードの購入者としてのユーザ)のユーザ端末4にメール通知する。これにより、返却されたバーチャルプリペイドカードについては、返却元ユーザ(プレゼント先ユーザ)による引き続きの利用を不可とし、返却先ユーザのみが利用可能な状態となるように図ることができる。
Vプリカ購入対応処理部11は、バーチャルプリペイドカードを保有しているユーザが新たなバーチャルプリペイドカードを購入する場合に対応して、保有中のバーチャルプリペイドカードの残高を新規購入のバーチャルプリペイドカードのバリュー額に合算するための処理を実行する。例えば、新規購入しようとするバーチャルプリペイドカードのバリュー額が10,000円、保有中のバーチャルプリペイドカードの残高が500円である場合には、新規購入のバーチャルプリペイドカードとしてバリュー額が10,500円のカードを発行するものである。
購入ページP1’には、図7に示した購入ページP1の提示情報に加えて、合算購入を行うか否かを選択するための購入選択チェックボックスb19と、ユーザが現在保有している(つまり有効期限を渡過していない)バーチャルプリペイドカードの一覧が提示される保有カード一覧領域A1と、保有カード一覧領域A1に提示されたバーチャルプリペイドカードごとにそのカードを合算購入に用いるか否かを選択するためのカード選択チェックボックスb20が提示される。
保有カード一覧領域A1においては、バーチャルプリペイドカードごとにカード名称、購入日、残高の各情報が提示される。
また、確認ページP11’には、購入ページP1’に戻るための「戻る」ボタンと、購入を確定するための「購入」ボタンが提示されており、ユーザは、入力情報に不備等があった場合には上記「戻る」ボタンをクリックして入力情報を修正することが可能とされると共に、上記「購入」ボタンをクリックすることで、カード会社サーバ7a(Vプリカ購入対応処理部11)に購入ページP1’への入力情報に従ったバーチャルプリペイドカードの合算購入を指示することができる。換言すれば、バリュー額入力ボックスb2に入力したバリュー額に対し、カード選択チェックボックスb20にチェックを入れたバーチャルプリペイドカードの残高を合算した額によるバリュー額を有するバーチャルプリペイドカードの発行を指示できる。
与信照会がOKであれば、購入ページP1’への入力情報に応じたバーチャルプリペイドカードの発行が行われるように制御を行う。具体的には、新たなバーチャルプリペイドカードのカード番号、及びセキュリティコードを生成した上で、これらカード番号、セキュリティコードの情報と共に、名義人、カード名称、バリュー額、購入日、有効期限、残高、購入者ユーザIDの各情報をVプリカDB7dに記憶させる。
この際、バリュー額及び残高の情報としては、バリュー額入力ボックスb20に入力されたバリュー額に対し、カード選択チェックボックスb20にチェックを入れられたバーチャルプリペイドカードの残高を合算した額を記憶させる。カード選択チェックボックスb20にチェックを入れられたバーチャルプリペイドカードの残高は、該バーチャルプリペイドカードを保有するユーザのユーザIDを元にVプリカDB7dから取得する。
上記により説明した実施の形態としてのカード会社サーバ7aの機能を実現するにあたって実行される具体的な処理の手順を図16〜図22のフローチャートを参照して説明する。
なお、これら図16〜図22に示す処理は、カード会社サーバ7aのCPU101が例えばROM102等の所要の記憶部に記憶されたプログラムに従って実行するものである。
図16において、CPU101は、ステップS201でユーザ端末4からのVプリカ購入ページのリクエストを待機しており、Vプリカ購入ページのリクエストがあった場合は、ステップS202で保有バーチャルプリペイドカードの有無を判別する。すなわち、上記のリクエストを行ったユーザ端末4のユーザがバーチャルプリペイドカードを保有しているか否かを判別するものであり、具体的には、VプリカDB7dにおいて該ユーザのユーザIDが購入者ユーザIDとして記憶され、且つ名義人の情報が購入者ユーザIDの氏名情報と一致しているバーチャルプリペイドカードが存在するか否かを判別する。
図示は省略したが、CPU101は、購入ページP1の提示制御を行った後は、該購入ページP1の「次へ」ボタンb4がクリックされたことに応じてユーザ端末4が行うリクエストに応じて、購入ページP1への入力情報を確認するための前述した確認ページP11の提示制御を行う。ステップS204の処理は、確認ページP11に提示された「購入」ボタンがクリックされたことに応じてユーザ端末4が行うリクエストを待機する処理である。
これにより、入力されたバリュー額によるバーチャルプリペイドカードが新たに購入者としてのユーザが保有するカードとして発行されたものと管理することができる。
図示は省略したが、CPU101は、購入ページP1’の提示制御を行った後は、該購入ページP1’の「次へ」ボタンb4がクリックされたことに応じてユーザ端末4が行うリクエストに応じて、購入選択チェックボックスb19及びカード選択チェックボックスb20へのチェックの有無に基づき前述した確認ページP11と確認ページP11’の出し分けを行う。ステップS206の処理は、これら確認ページP11又はP11’に提示された「購入」ボタンのうち何れかがクリックされたことに応じてユーザ端末4が行うリクエストを待機する処理である。
この場合も本人確認又は与信照会の何れかがNGであれば、本人確認及び与信照会がOKではないとして、CPU101は先のステップS212のNG処理を実行しこの図に示す処理を終える。
図17において、CPU101は、先ずステップS301でプレゼントページのリクエストを待機する。具体的には、図9に示した購入カード一覧ページP2(又は図13に示した購入カード一覧ページP2’:以下同様)における「プレゼントする」ボタンb6がクリックされたことに応じてユーザ端末4が行うプレゼント関連情報設定ページP3(図10)のリクエストを待機する。
そして、該リクエストがあった場合、CPU101はステップS304で返却条件設定指示があった否かを判別する。すなわち、該リクエストが、ステップS302で提示されたプレゼント関連情報設定ページP3において返却条件チェックボックスb9にチェックが入れられて「次へ」ボタンb10がクリックされたことに応じて行われたリクエストか否かを判別する。
図17に示した処理によれば、そのようなケースでは、返却条件DB7fに記憶させる情報がないため、返却条件に基づく返却処理は実行されない。但し、ユーザの操作ミス等により返却条件の入力が為されなかった虞もあることから、確認のため、当該ケースにおいては、ユーザに返却条件が入力されていない旨を通知するページが提示されるようにして返却条件の設定操作のやり直しを促すようにしてもよい。
図18において、CPU101は、ステップS401でVプリカ詳細情報リクエストを待機する。すなわち、購入カード一覧ページP2’における詳細ボタンb17がクリックされたことによりユーザ端末4が行うページリクエストを待機する。
また、カード詳細情報ページP5上で提示されるべき利用履歴情報(カード利用ごとの利用店舗、利用日、利用金額の情報)については、詳細ボタンb17がクリックされたバーチャルプリペイドカードのカード番号を元にVプリカ利用履歴DB7eから取得する。
先ず、図19により、返却実行残高に係る処理について説明する。
なお、Vプリカ返却処理の具体的な処理内容については後述する。
続くステップS602でCPU101は、検索ヒットしたバーチャルプリペイドカードを当月返却予定Vプリカとして管理するための処理を行い、図20Aに示す処理を終了する。ステップS602の処理としては、検索ヒットしたバーチャルプリペイドカードのカード番号を当月返却予定Vプリカのカード番号としてリスト化して所定のメモリに保持させる処理を行う。
図20Bにおいて、CPU101はステップS701で、当月返却予定Vプリカの有無を上記のように所定のメモリに保持させたカード番号のリストを元に判別する。
当月返却予定Vプリカがなければ、CPU101は図20Bに示す処理を終える。一方、当月返却予定Vプリカがあれば、CPU101はステップS702のVプリカ返却処理(後述する)を実行して図20Bに示す処理を終える。
CPU101は、返却リクエストがなかった場合は図21に示す処理を終え、返却リクエストがあった場合はステップS802でVプリカ返却処理(後述する)を実行した上で、図21に示す処理を終える。
図22において、CPU101は、ステップS901で返却対象のバーチャルプリペイドカードについて譲受者ユーザIDの紐付けを解除する処理を行う。すなわち、VプリカDB7dにおける該当するバーチャルプリペイドカードのカード番号に紐付く譲受者ユーザIDの情報を削除させる処理を行う。
ここで、上記では、保有バーチャルプリペイドカードの残高を利用した新たなバーチャルプリペイドカードの購入手法として、合算購入の手法を例示したが、これに代えて、新たなバーチャルプリペイドカードの購入代金を、保有バーチャルプリペイドカードの残高で割り引いた額とする割引購入の手法を採ることもできる。具体的には、バリュー額=1万円のバーチャルプリペイドカードを新たに購入する際に、残高=300円の保有バーチャルプリペイドカードを指定した場合において、購入代金を割引して9,700円にするといったものである。
具体的に、CPU101は、上記の「購入」ボタンがクリックされたことに応じてユーザ端末4が行うリクエスト(購入実行リクエスト)に応じて、新たなバーチャルプリペイドカードの購入代金の請求について、購入ページP1’’で入力されたバリュー額に対応する請求代金からカード選択チェックボックスb20にチェックが入れられたバーチャルプリペイドカードの残高を割り引いた金額による代金が請求されるように制御を行う。
また、ステップS210では、割引額の計算処理として、購入ページP1’’におけるバリュー額入力ボックスb20に入力されたバリュー額からカード選択チェックボックスb20にチェックを入れられたバーチャルプリペイドカードの残高の額を減じた額を計算する処理を行う。さらに、ステップS211では、与信照会処理として、上記のように計算した割引額が利用可能額以下か否かを判別する。
また、ステップS213では、ステップS209と同様の処理を行う。これは、割引購入では、バーチャルプリペイドカードのバリュー額(及び残高)をバリュー額入力ボックスb20に入力されたバリュー額と同額とするためである。
上記では、購入者としてのユーザ(第一のユーザ)が第二のユーザにプレゼントしたバーチャルプリペイドカードについて設定可能な条件として、返却に係る条件のみを例示したが、特に第一のユーザが親、第二のユーザが子であるような場合等には、プレゼントしたバーチャルプリペイドカードについて利用店舗制限を課すなど、利用に係る条件(制限)を設定可能とすることもできる。
この場合のCPU101は、制限設定選択チェックボックスb21’にチェックが入れられて「次へ」ボタンb10がクリックされた場合に対応して、図25に示すような制限店舗設定ページP6がユーザ端末4に提示されるように制御を行う。図のように制限店舗設定ページP6では、ショッピングサーバ3aにより提供されるECサイト(ショッピングサイト)に登録された店舗の情報(少なくとも店舗名の情報)が提示され、それら店舗の情報ごとに利用不可店舗とするか否かを選択するための店舗選択チェックボックスb22が設けられている。なお、店舗の情報の提示は、一覧表示に限らず、ユーザが指定したキーワードやジャンルに該当する店舗の情報のみを選択的に提示できるようにしてもよい。
制限店舗設定ページP6には、利用不可店舗の設定を指示するための「設定」ボタンb23が設けられており、CPU101は、店舗選択チェックボックスb22により利用不可店舗が選択された状態で「設定」ボタンb23がクリックされた場合に、利用制限情報の設定処理を行う。
この場合の利用制限情報は、利用制限情報の設定対象とされたバーチャルプリペイドカードのカード番号ごとに、譲受者ユーザIDと利用制限店舗(本例では利用不可店舗)の情報(例えば店舗ID)が紐付けられた情報とされている。図示は省略したが、このような利用制限情報は例えばネットワーク2を介した通信が可能とされた利用制限情報DBに記憶されている。
上記のように本実施の形態の情報処理装置(カード会社サーバ7a)は、カード番号情報に対して少なくともユーザID、バリュー額、及び有効期限の情報が紐付けられたバーチャルプリペイドカードがそれぞれのユーザに対して発行されるように制御を行うカード発行制御処理部(Vプリカ購入対応処理部11)と、カード発行制御処理部により特定のユーザに対して発行されたバーチャルプリペイドカードから、特定のユーザの操作に応じてプレゼント対象として指定されたバーチャルプリペイドカードについて、カード番号情報に対して特定のユーザ以外の他のユーザを特定して、特定のユーザと他のユーザとのユーザ間の紐付けが行われるように制御を行うプレゼント処理部(Vプリカプレゼント処理部13)と、ユーザ間の紐付けが行われて他のユーザにプレゼントされたバーチャルプリペイドカードについて、特定のユーザの操作に応じて内容が決定される返却条件を設定する返却条件設定処理部(同14)とを備える。
また、プレゼント処理部により他のユーザにプレゼントされたバーチャルプリペイドカードの利用状況に関する情報が、特定のユーザのユーザIDでログインされていることを条件に提示されるように制御する提示制御処理部(Vプリカ情報提示制御処理部15)を備える。
さらに、返却条件が満たされたか否かを判定すると共に、返却条件が満たされたことに応じて、プレゼントされたバーチャルプリペイドカードの特定のユーザに対する返却処理として、プレゼント処理部が行った特定のユーザと他のユーザとのユーザ間の紐付けが解除されるように制御する処理を実行する返却条件対応処理部(同16)を備えている。
従って、第一のユーザが第二のユーザにプレゼントしたバーチャルプリペイドカードについての管理機能の拡充を図ることができる。
例えば、返却条件の設定機能及び返却条件に応じた自動返却機能によっては、プレゼント先で金額を残したままカードが失効してしまうことの回避を図ることができ、無駄防止を図ることができる。
また、第一のユーザによる利用状況の確認機能によっては、返却が必要な状況か否かを第一のユーザに判断させる機会を与えることができる。
従って、返却条件の充足を待たずしてプレゼント後のバーチャルプリペイドカードを強制的に返却可能な機能を望むユーザに対して訴求でき、プレゼント機能の利用拡大化を図ることができる。
従って、返却されたバーチャルプリペイドカードの残高の額よりも高額の商品等を購入することが可能となり、返却されたバーチャルプリペイドカードの残高額が利用困難な程度に少額であった場合に対応して、残高が無駄になることの防止をより確実に図ることができる。
従って、返却されたバーチャルプリペイドカードの残高の額よりも高額の商品等を購入することが可能となり、返却されたバーチャルプリペイドカードの残高額が利用困難な程度に少額であった場合に対応して、残高が無駄になることの防止をより確実に図ることができる。
さらに、割引購入によれば、返却されたバーチャルプリペイドカードの残高額に関わらず、定額のバリュー額によるバーチャルプリペイドカードを購入することができる。例えば、月々の小遣いのように、定期的に定額のバーチャルプリペイドカードをプレゼントするような場合を想定すると、バーチャルプリペイドカードとしてはバリュー額が定額であることが好ましく、その意味で割引購入は有効である。
従って、返却の実効性を高めることができる。
例えば、上述したようにバーチャルプリペイドカードの購入者が親、プレゼント譲受者が子であるような場合には、プレゼント後のバーチャルプリペイドカードを利用可能な店舗を制限したいと望むことが考えられる。上記構成によれば、このような利用可能店舗の制限等、操作に応じた利用制限情報を設定することができ、プレゼント後のバーチャルプリペイドカードの利用に一定の制限をかけることが可能とされる。
従って、プレゼント後のバーチャルプリペイドカードの利用に関して利用制限機能を望むユーザに訴求でき、プレゼント機能の利用拡大化を図ることができる。
以上、本発明に係る情報処理装置の実施の形態としてのガード会社サーバ7aを説明してきたが、本実施の形態のプログラムは、ガード会社サーバ7aの処理を情報処理装置(CPU等)に実行させるプログラムである。
すなわち、このプログラムは、情報処理装置に図16〜図22等で説明した処理を実行させるプログラムに相当する。
そして、このようなプログラムはコンピュータ装置等の機器に内蔵されている記憶媒体としてのHDDや、CPUを有するマイクロコンピュータ内のROM等に予め記憶しておくことができる。或いはまた、半導体メモリ、メモリカード、光ディスク、光磁気ディスク、磁気ディスクなどのリムーバブル記憶媒体に、一時的あるいは永続的に格納(記憶)しておくことができる。またこのようなリムーバブル記憶媒体は、いわゆるパッケージソフトウェアとして提供することができる。
また、このようなプログラムは、リムーバブル記憶媒体からパーソナルコンピュータ等にインストールする他、ダウンロードサイトから、LAN、インターネットなどのネットワークを介してダウンロードすることもできる。
本発明は上記により説明した具体例に限定されず、各種の変形例が考えられる。
例えば、設定した返却条件はクリアできるようにしてもよい。返却条件のクリアは、返却条件DB7fにおける該当するバーチャルプリペイドカードのカード番号、及び該カード番号に紐付く情報(返却実行残高及び/又は利用期限の情報)を削除させることで行う。
例えば、残高が所定額以下の状態が所定期間以上続いたら返却、プレゼント後の所定期間内に利用がなければ返却、購入を所定回数以上行ったら返却、などより細かな返却条件を設定可能としてもよい。
或いは、指定商品、又は指定ジャンルの商品を購入したら返却など、期限や残高以外の観点による返却条件の設定を可能としてもよい。
Claims (10)
- カード番号情報に対して少なくともユーザID、バリュー額、及び有効期限の情報が紐付けられたバーチャルプリペイドカードがそれぞれのユーザに対して発行されるように制御を行うカード発行制御処理部と、
前記カード発行制御処理部により特定のユーザに対して発行されたバーチャルプリペイドカードから、前記特定のユーザの操作に応じてプレゼント対象として指定されたバーチャルプリペイドカードについて、前記カード番号情報に対して前記特定のユーザ以外の他のユーザを特定して、前記特定のユーザと前記他のユーザとのユーザ間の紐付けが行われるように制御を行うプレゼント処理部と、
前記ユーザ間の紐付けが行われて前記他のユーザにプレゼントされたバーチャルプリペイドカードについて、前記特定のユーザの操作に応じて内容が決定される返却条件を設定する返却条件設定処理部と、
前記プレゼント処理部により前記他のユーザにプレゼントされたバーチャルプリペイドカードの利用状況に関する情報が、前記特定のユーザのユーザIDでログインされていることを条件に提示されるように制御する提示制御処理部と、
前記返却条件が満たされたか否かを判定すると共に、前記返却条件が満たされたことに応じて、前記プレゼントされたバーチャルプリペイドカードの前記特定のユーザに対する返却処理として、前記プレゼント処理部が行った前記特定のユーザと前記他のユーザとのユーザ間の紐付けが解除されるように制御する処理を実行する返却条件対応処理部と、を備える
情報処理装置。 - 前記返却条件設定処理部は、
前記返却条件として前記バーチャルプリペイドカードの残高に係る条件を設定する
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記返却条件対応処理部は、
前記返却条件が満たされていない場合であっても、前記返却処理を操作に応じて実行する
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記カード発行制御処理部は、
指定バリュー額に対しユーザが保有するバーチャルプリペイドカードの残高を加算したバリュー額によるバーチャルプリペイドカードが発行されるように制御を行う
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記カード発行制御処理部の制御により発行された指定バリュー額によるバーチャルプリペイドカードの購入代金の請求について、前記指定バリュー額に対応する請求代金からユーザが保有するバーチャルプリペイドカードの残高を割り引いた金額による代金が前記ユーザに請求されるように制御を行う請求制御処理部を備える
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記返却条件対応処理部は、
前記返却処理として、前記紐付けの解除と共に、返却対象のバーチャルプリペイドカードのセキュリティコード又はカード番号の変更が行われるように制御する処理を実行する
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記プレゼント対象として指定されたバーチャルプリペイドカードについて、操作に応じて利用制限情報を設定する利用制限設定処理部を備える
請求項1に記載の情報処理装置。 - カード番号情報に対して少なくともユーザID、バリュー額、及び有効期限の情報が紐付けられたバーチャルプリペイドカードがそれぞれのユーザに対して発行されるように制御を行うカード発行制御処理ステップと、
前記カード発行制御処理ステップにより特定のユーザに対して発行されたバーチャルプリペイドカードから、前記特定のユーザの操作に応じてプレゼント対象として指定されたバーチャルプリペイドカードについて、前記カード番号情報に対して前記特定のユーザ以外の他のユーザを特定して、前記特定のユーザと前記他のユーザとのユーザ間の紐付けが行われるように制御を行うプレゼント処理ステップと、
前記ユーザ間の紐付けが行われて前記他のユーザにプレゼントされたバーチャルプリペイドカードについて、前記特定のユーザの操作に応じて内容が決定される返却条件を設定する返却条件設定処理ステップと、
前記プレゼント処理ステップにより前記他のユーザにプレゼントされたバーチャルプリペイドカードの利用状況に関する情報が、前記特定のユーザのユーザIDでログインされていることを条件に提示されるように制御する提示制御処理ステップと、
前記返却条件が満たされたか否かを判定すると共に、前記返却条件が満たされたことに応じて、前記プレゼントされたバーチャルプリペイドカードの前記特定のユーザに対する返却処理として、前記プレゼント処理ステップが行った前記特定のユーザと前記他のユーザとのユーザ間の紐付けが解除されるように制御する処理を実行する返却条件対応処理ステップと
を情報処理装置が実行する
情報処理方法。 - カード番号情報に対して少なくともユーザID、バリュー額、及び有効期限の情報が紐付けられたバーチャルプリペイドカードがそれぞれのユーザに対して発行されるように制御を行うカード発行制御処理機能と、
前記カード発行制御処理機能により特定のユーザに対して発行されたバーチャルプリペイドカードから、前記特定のユーザの操作に応じてプレゼント対象として指定されたバーチャルプリペイドカードについて、前記カード番号情報に対して前記特定のユーザ以外の他のユーザを特定して、前記特定のユーザと前記他のユーザとのユーザ間の紐付けが行われるように制御を行うプレゼント処理機能と、
前記ユーザ間の紐付けが行われて前記他のユーザにプレゼントされたバーチャルプリペイドカードについて、前記特定のユーザの操作に応じて内容が決定される返却条件を設定する返却条件設定処理機能と、
前記プレゼント処理機能により前記他のユーザにプレゼントされたバーチャルプリペイドカードの利用状況に関する情報が、前記特定のユーザのユーザIDでログインされていることを条件に提示されるように制御する提示制御処理機能と、
前記返却条件が満たされたか否かを判定すると共に、前記返却条件が満たされたことに応じて、前記プレゼントされたバーチャルプリペイドカードの前記特定のユーザに対する返却処理として、前記プレゼント処理機能が行った前記特定のユーザと前記他のユーザとのユーザ間の紐付けが解除されるように制御する処理を実行する返却条件対応処理機能と、を情報処理装置に実現させる
プログラム。 - カード番号情報に対して少なくともユーザID、バリュー額、及び有効期限の情報が紐付けられたバーチャルプリペイドカードがそれぞれのユーザに対して発行されるように制御を行うカード発行制御処理機能と、
前記カード発行制御処理機能により特定のユーザに対して発行されたバーチャルプリペイドカードから、前記特定のユーザの操作に応じてプレゼント対象として指定されたバーチャルプリペイドカードについて、前記カード番号情報に対して前記特定のユーザ以外の他のユーザを特定して、前記特定のユーザと前記他のユーザとのユーザ間の紐付けが行われるように制御を行うプレゼント処理機能と、
前記ユーザ間の紐付けが行われて前記他のユーザにプレゼントされたバーチャルプリペイドカードについて、前記特定のユーザの操作に応じて内容が決定される返却条件を設定する返却条件設定処理機能と、
前記プレゼント処理機能により前記他のユーザにプレゼントされたバーチャルプリペイドカードの利用状況に関する情報が、前記特定のユーザのユーザIDでログインされていることを条件に提示されるように制御する提示制御処理機能と、
前記返却条件が満たされたか否かを判定すると共に、前記返却条件が満たされたことに応じて、前記プレゼントされたバーチャルプリペイドカードの前記特定のユーザに対する返却処理として、前記プレゼント処理機能が行った前記特定のユーザと前記他のユーザとのユーザ間の紐付けが解除されるように制御する処理を実行する返却条件対応処理機能と、を情報処理装置に実現させるプログラムを記憶した
記憶媒体。
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