JP7221268B2 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents
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Description
まず、図1を参照し、実施形態に係る情報処理装置が行う情報処理方法の概要について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理方法の概要を示す説明図である。なお、図1では、電子決済に使用できる残高として、用途限定の残高を管理する場合を例に挙げて説明する。
ここで、実施形態に係る情報処理に先立ち、端末装置10を用いた決済(電子決済)の一例について説明する。なお、以下の説明では、店舗に配置された2次元コード(QRコード(登録商標))であって、店舗を識別する店舗識別情報を示す2次元コードを用いて、利用者Uが端末装置10を用いた決済を行う例について説明するが、実施形態は、これに限定されるものではない。以下に説明する決済の一例は、任意の利用者が任意の端末装置10を用いて、任意の店舗にて決済を行う場合においても適用可能である。また、店舗識別情報は、QRコード(登録商標)のみならず、バーコードや所定のマーク、番号等であってもよい。
図1に示すように、決済サーバ100は、利用者Uの端末装置10を用いた決済(電子決済)を行うための決済アプリ内のプリペイドカード販売コーナーで、利用者Uが加盟店で利用可能なプリペイドカードを購入した際に、決済アプリ内で利用可能なプリペイドカードを発行する(ステップS1)。
以下、図2を用いて、プリペイドカードの残額の管理について説明する。図2は、実施形態に係るプリペイドカードの残額の管理の概要を示す説明図である。
以下、図3を用いて、決済サーバ100が実行するプリペイドカードの適用処理について説明する。図3は、実施形態に係るプリペイドカードの適用の概要を示す説明図である。但し、この概要は一例に過ぎない。
このとき、ステップS17及びS18において、決済サーバ100は、決済情報とともに加盟店情報を取得して、利用者Uが保有するプリペイドカードのうち当該加盟店での決済に利用可能なプリペイドカードを自動適用してもよい。すなわち、店舗別(加盟店ごと)に決済と連動してプリペイドカードが自動的に適用される。
また、ステップS17及びS18において、決済サーバ100は、加盟店のPOS(Point of sale system)と連携して商品データを活用し、商品データに対応するプリペイドカードを自動適用してもよい。この場合、ステップS17において、決済サーバ100は、利用者Uが入手済(購入済、又は他人から受領済)のプリペイドカードに対応するプリペイドカード情報と決済情報とを照合することにより、利用者Uが入手済のプリペイドカードのうち、決済情報が示す商品IDに紐付けられたプリペイドカードを特定する。実際には、決済情報が示す商品IDに対応する商品の製造元(提供元)である加盟店の店舗IDに紐付けられたプリペイドカードを特定してもよい。また、商品のメーカー等の企業ブランドに限らず、商品ブランドに紐付けられたプリペイドカードを特定してもよい。なお、利用者Uが複数の商品を購入した場合には、購入した複数の商品のうち少なくとも1つがプリペイドカードの対象となる商品であればよい。すなわち、商品別(商品ごと)に決済と連動してプリペイドカードが自動的に適用される。
あるいは、ステップS15において、利用者Uが端末装置10を用いて、プリペイドカードアプリに付随するスキャン機能により、通常の電子決済用の2次元コード(QRコード(登録商標))とは別に店舗内(レジ等)に設置されたプリペイドカード決済用の2次元コード(プリペイドカード専用コード)を読み取った場合に、プリペイドカードを使用するようにしてもよい。
また、ステップS15において、利用者Uが端末装置10にプリペイドカード決済用のバーコードや2次元コード等のプリペイドカード専用コードを表示して店舗の店員に提示し、店舗の店員が店舗端末で読み取った場合に、プリペイドカードを使用するようにしてもよい。
また、決済サーバ100は、利用者Uが購入した商品の決済処理を行う際に、利用者Uが保有するプリペイドカードの残高が不足している場合、当該プリペイドカードの再チャージを行うか否かを確認してもよい。例えば、決済サーバ100は、プリペイドカードの残高の不足分について、利用者Uに対して、プリペイドカードの再チャージを行うか、通常の電子決済で支払うかを問い合わせる。また、プリペイドカードの再チャージは、端末装置10を用いた決済(電子決済)により行われるようにしてもよい。また、決済サーバ100は、プリペイドカードの残高が不足しているときに再チャージが行われない場合には、通常の電子決済用の残高を用いてプリペイドカードの残高の不足分を支払うようにしてもよい。
次に、図4を用いて、実施形態に係る決済サーバ100が含まれる情報処理システム1の構成について説明する。図4は、実施形態に係る情報処理システム1の構成例を示す図である。図4に示すように、実施形態に係る情報処理システム1は、端末装置10と決済サーバ100とを含む。これらの各種装置は、ネットワークNを介して、有線又は無線により通信可能に接続される。ネットワークNは、例えば、LAN(Local Area Network)や、インターネット等のWAN(Wide Area Network)である。
次に、図5を用いて、端末装置10の構成について説明する。図5は、端末装置10の構成例を示す図である。図5に示すように、端末装置10は、通信部11と、表示部12と、入力部13と、測位部14と、センサ部20と、制御部30(コントローラ)と、記憶部40とを備える。
通信部11は、ネットワークN(図4参照)と有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、決済サーバ100との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部11は、NIC(Network Interface Card)やアンテナ等によって実現される。
表示部12は、位置情報等の各種情報を表示する表示デバイスである。例えば、表示部12は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイ(Organic Electro-Luminescent Display)である。また、表示部12は、タッチパネル式のディスプレイであるが、これに限定されるものではない。
入力部13は、利用者Uから各種操作を受け付ける入力デバイスである。また、入力部13は、例えば、文字や数字等を入力するためのボタン等を有する。また、表示部12がタッチパネル式のディスプレイである場合、表示部12の一部が入力部13として機能する。なお、入力部13は、利用者Uから音声入力を受け付けるマイク等であってもよい。マイクはワイヤレスであってもよい。
測位部14は、GPS(Global Positioning System)の衛星から送出される信号(電波)を受信し、受信した信号に基づいて、自装置である端末装置10の現在位置を示す位置情報(例えば、緯度及び経度)を取得する。すなわち、測位部14は、端末装置10の位置を測位する。なお、GPSは、GNSS(Global Navigation Satellite System)の一例に過ぎない。
例えば、測位部14は、端末装置10のWi-Fi(登録商標)通信機能や、各通信会社が備える通信網を利用して、端末装置10の位置を測位する。具体的には、測位部14は、Wi-Fi通信等を行い、付近の基地局やアクセスポイントとの距離を測位することにより、端末装置10の位置を測位する。
また、測位部14は、端末装置10のBluetooth(登録商標)機能を利用して位置を測位してもよい。例えば、測位部14は、Bluetooth(登録商標)機能によって接続されるビーコン(beacon)発信機と接続することにより、端末装置10の位置を測位する。
また、測位部14は、予め測定された構造物の地磁気のパターンと、端末装置10が備える地磁気センサとに基づいて、端末装置10の位置を測位する。
また、例えば、端末装置10が駅改札や店舗等で使用される非接触型ICカードと同等のRFID(Radio Frequency Identification)タグの機能を備えている場合、もしくはRFIDタグを読み取る機能を備えている場合、端末装置10によって決済等が行われた情報とともに、使用された位置が記録される。測位部14は、かかる情報を取得することで、端末装置10の位置を測位してもよい。また、位置は、端末装置10が備える光学式センサや、赤外線センサ等によって測位されてもよい。
センサ部20は、端末装置10に搭載又は接続される各種のセンサを含む。なお、接続は、有線接続、無線接続を問わない。例えば、センサ類は、ウェアラブルデバイスやワイヤレスデバイス等、端末装置10以外の検知装置であってもよい。図5に示す例では、センサ部20は、加速度センサ21と、ジャイロセンサ22と、気圧センサ23と、気温センサ24と、音センサ25と、光センサ26と、磁気センサ27と、画像センサ(カメラ)28とを備える。
制御部30は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM、入出力ポート等を有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。また、制御部30は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路等のハードウェアで構成されてもよい。制御部30は、送信部31と、受信部32と、処理部33とを備える。
送信部31は、例えば入力部13を用いて利用者Uにより入力された各種情報や、端末装置10に搭載又は接続された各センサ21~28によって検知された各種情報、測位部14によって測位された端末装置10の位置情報等を、通信部11を介して決済サーバ100へ送信することができる。
受信部32は、通信部11を介して、決済サーバ100から提供される各種情報や、決済サーバ100からの各種情報の要求を受信することができる。
処理部33は、表示部12等を含め、端末装置10全体を制御する。例えば、処理部33は、送信部31によって送信される各種情報や、受信部32によって受信された決済サーバ100からの各種情報を表示部12へ出力して表示させることができる。
記憶部40は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、光ディスク等の記憶装置によって実現される。かかる記憶部40には、各種プログラムや各種データ等が記憶される。
次に、図6を用いて、実施形態に係る決済サーバ100の構成について説明する。図6は、実施形態に係る決済サーバ100の構成例を示す図である。図6に示すように、決済サーバ100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。また、通信部110は、ネットワークN(図4参照)と有線又は無線で接続される。
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図6に示すように、記憶部120は、利用者情報データベース121と、履歴情報データベース122と、カード情報データベース123と、決済情報データベース124とを有する。
利用者情報データベース121は、利用者Uに関する各種情報を記憶する。例えば、利用者情報データベース121は、利用者Uの属性等の種々の情報を記憶する。図7は、利用者情報データベース121の一例を示す図である。図7に示した例では、利用者情報データベース121は、「利用者ID(Identifier)」、「年齢」、「性別」、「自宅」、「勤務地」、「興味」といった項目を有する。
履歴情報データベース122は、利用者Uの行動を示す履歴情報(ログデータ)に関する各種情報を記憶する。図8は、履歴情報データベース122の一例を示す図である。図8に示した例では、履歴情報データベース122は、「利用者ID」、「位置履歴」、「検索履歴」、「閲覧履歴」、「購買履歴」、「投稿履歴」といった項目を有する。
カード情報データベース123は、プリペイドカードに関する各種情報を記憶する。図9は、カード情報データベース123の一例を示す図である。図9に示した例では、カード情報データベース123は、「利用者ID」、「加盟店ID」、「カードID」、「口座ID」、「残高」、「上限額」、「有効期限」といった項目を有する。
決済情報データベース124は、端末装置10を用いた決済(電子決済)に関する各種情報を記憶する。図10は、決済情報データベース124の一例を示す図である。図10に示した例では、決済情報データベース124は、「利用者ID」、「店舗ID」、「取引対象ID」、「単価」、「数量」、「カードID」、「使用金額」、「決済金額」といった項目を有する。
図6に戻り、説明を続ける。制御部130は、コントローラ(Controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等によって、決済サーバ100の内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例に相当)がRAM等の記憶領域を作業領域として実行されることにより実現される。図6に示す例では、制御部130は、取得部131と、発行部132と、設定部133と、管理部134と、決済処理部135と、推定部136と、提供部137とを有する。
取得部131は、通信部110を介して、利用者Uに関する各種情報を取得する。例えば、取得部131は、決済アプリを利用する利用者Uを示す情報(利用者ID等)に基づいて、利用者Uの位置情報や、利用者Uの属性情報等を取得する。そして、取得部131は、記憶部120の利用者情報データベース121に登録する。
発行部132は、利用者Uからのプリペイドカードの購入要求(発行要求)に応じて、プリペイドカードを発行する。例えば、発行部132は、決済アプリ内のプリペイドカード販売コーナーで、利用者Uに対してプリペイドカードを発行する。このとき、発行部132は、端末装置10を用いた決済(電子決済)と連動するプリペイドカードを発行する。別の観点では、発行部132は、端末装置10を用いた決済(電子決済)において利用可能なプリペイドカードを発行する。また、発行部132は、加盟店ごとにプリペイドカードを発行する。例えば、発行部132は、企業ブランドごとにプリペイドカードを発行する。また、発行部132は、商品ブランドごとにプリペイドカードを発行してもよい。
設定部133は、端末装置を用いた決済に利用可能な残高として、用途を限定しない通常の残高とは別に、用途を限定した用途限定残高を設定する。このとき、設定部133は、用途別に用途限定残高を設定する。また、設定部133は、決済サービスの加盟店ごとに用途限定残高を設定する。また、設定部133は、利用者Uごとに用途限定残高を設定する。
管理部134は、端末装置を用いた決済に利用可能な残高として、用途を限定しない通常の残高と、用途限定残高とを個別に管理する。このとき、管理部134は、用途別に設定された用途限定残高を個別に管理する。また、管理部134は、加盟店ごとに設定された用途限定残高を個別に管理する。例えば、管理部134は、企業ブランドごとに設定された企業ブランド限定の残高を個別に管理する。また、管理部134は、商品ブランドごとに設定された商品ブランド限定の残高を個別に管理する。また、管理部134は、利用者Uごとに設定された用途限定残高を個別に管理する。
決済処理部135は、利用者Uが決済アプリにより端末装置10を用いた決済(電子決済)を行った場合、決済処理を行う。例えば、決済処理部135は、利用者Uからの決済要求に従って、利用者Uの口座から加盟店の口座に電子マネーの送金等を行うことで、決済処理を行う。
推定部136は、利用者Uの属性情報や各種の履歴情報に基づいて、利用者Uに適したプリペイドカードを推定する。例えば、推定部136は、利用者Uの属性情報や履歴情報を入力すると利用者Uに適したプリペイドカードを示す情報を出力するプリペイドカード推定モデル(学習済モデル)を作成する。そして、推定部136は、利用者Uの属性情報や各種の履歴情報をプリペイドカード推定モデルに入力し、出力された情報に基づいて、利用者Uに適したプリペイドカードを推定する。
提供部137は、通信部110を介して、利用者Uの端末装置10に対して、利用者Uに適したプリペイドカードに関する情報を提供する。例えば、推定部136により推定された利用者Uに適したプリペイドカードを、利用者Uの利用する決済アプリ内のプリペイドカード販売コーナーに優先的に掲載する。あるいは、提供部137は、推定部136により推定された利用者Uに適したプリペイドカードの購入画面へのリンク等を利用者Uの端末装置10にプッシュ通知により提供する。
次に、図11及び12を用いて実施形態に係る端末装置10及び決済サーバ100による処理手順について説明する。
〔5-1.プリペイドカード管理の処理手順〕
まず、図11を用いて、実施形態に係るプリペイドカード管理の処理手順について説明する。図11は、実施形態に係るプリペイドカード管理の処理手順を示すフローチャートである。なお、以下に示す処理手順は、端末装置10の制御部30及び決済サーバ100の制御部130によって繰り返し実行される。
次に、図12を用いて、実施形態に係るプリペイドカード利用の処理手順について説明する。図12は、実施形態に係るプリペイドカード利用の処理手順を示すフローチャートである。なお、以下に示す処理手順は、端末装置10の制御部30及び決済サーバ100の制御部130によって繰り返し実行される。
上述した端末装置10及び決済サーバ100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、実施形態の変形例について説明する。
上述してきたように、本願に係る情報処理装置(端末装置10又は決済サーバ100)は、端末装置10を用いた決済に利用可能な残高として、用途を限定しない通常の残高とは別に、用途を限定した用途限定残高を設定する設定部133と、通常の残高と、用途限定残高とを個別に管理する管理部134と、を備える。
また、上述した実施形態に係る端末装置10や決済サーバ100は、例えば図13に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、決済サーバ100を例に挙げて説明する。図13は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力I/F(Interface)1060、入力I/F1070、ネットワークI/F1080がバス1090により接続された形態を有する。
以上、本願の実施形態を説明したが、これら実施形態の内容により本発明が限定されるものではない。また、前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、前述した実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
10 端末装置
100 決済サーバ
110 通信部
120 記憶部
121 利用者情報データベース
122 履歴情報データベース
123 カード情報データベース
124 決済情報データベース
130 制御部
131 取得部
132 発行部
133 設定部
134 管理部
135 決済処理部
136 推定部
137 提供部
Claims (21)
- 端末装置を用いた電子マネーによる支払いのための決済用のアプリケーションを介した決済に利用可能な残高として、前記決済用のアプリケーション内に、用途を限定しない通常の残高とは別に、用途を限定した用途限定残高を設定する設定部と、
前記決済用のアプリケーション内で、前記通常の残高として用途を限定しない電子マネーと、前記用途限定残高として用途を限定した電子マネーとを個別に管理する管理部と、
前記端末装置を用いた電子マネーによる支払いの際、前記決済用のアプリケーションを介した決済時の決済情報に基づいて、前記決済情報が示す店舗又は商品に関するブランドに対応する前記用途限定残高を特定し、前記通常の残高の代わりに特定された前記用途限定残高を自動適用して決済処理を行う決済処理部と、
を備え、
前記決済処理部は、店舗に関するブランドに対応する前記用途限定残高が設定されている場合、前記ブランドの店舗で決済する時に、前記ブランドに対応する前記用途限定残高から優先的に決済処理を行う
ことを特徴とする情報処理装置。 - 端末装置を用いた電子マネーによる支払いのための決済用のアプリケーションを介した決済に利用可能な残高として、前記決済用のアプリケーション内に、用途を限定しない通常の残高とは別に、用途を限定した用途限定残高を設定する設定部と、
前記決済用のアプリケーション内で、前記通常の残高として用途を限定しない電子マネーと、前記用途限定残高として用途を限定した電子マネーとを個別に管理する管理部と、
前記端末装置を用いた電子マネーによる支払いの際、前記決済用のアプリケーションを介した決済時の決済情報に基づいて、前記決済情報が示す商品に関するブランドに対応する前記用途限定残高を特定し、前記通常の残高の代わりに特定された前記用途限定残高を自動適用して決済処理を行う決済処理部と、
を備え、
前記決済処理部は、商品に関するブランドに対応する前記用途限定残高が設定されている場合、任意の店舗で前記ブランドの商品と他の商品とが混在した状態で決済する時に、先に前記ブランドの商品について前記ブランドに対応する前記用途限定残高から決済処理を行い、次に残りの他の商品について前記通常の残高から決済処理を行う
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記設定部は、利用者ごとに前記用途限定残高を設定し、
前記管理部は、
利用者ごとに設定された前記用途限定残高を個別に管理し、利用者が個人間送金機能を利用して、前記利用者の前記用途限定残高から所定の金額を他の利用者に送金した場合、送金された金額を前記利用者の前記用途限定残高に対応する前記他の利用者の前記用途限定残高に移転するとともに、
前記用途限定残高とプリペイドカードとを紐付けて管理し、利用者がプリペイドカードを他の利用者に譲渡した場合、前記プリペイドカードに紐付けられた前記用途限定残高の全額を、前記利用者の前記用途限定残高に対応する前記他の利用者の前記用途限定残高に移転する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記決済処理部は、前記用途に対する決済時に、前記用途限定残高の残高が不足している場合、前記通常の残高から前記用途限定残高にチャージして決済処理を行う
ことを特徴とする請求項1~3のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。 - 前記決済処理部は、前記用途に対する決済時に、前記用途限定残高の残高が不足している場合、前記通常の残高を使用して決済処理を行う
ことを特徴とする請求項1~3のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。 - 端末装置を用いた電子マネーによる支払いのための決済用のアプリケーションを介した決済に利用可能な残高として、利用できる企業ブランドを限定しない通常の残高とは別に、利用できる企業ブランドを限定した企業ブランド限定残高を設定する設定部と、
前記通常の残高として用途を限定しない電子マネーと、前記企業ブランド限定残高として用途を限定した電子マネーとを個別に管理する管理部と、
前記端末装置を用いた電子マネーによる支払いの際、前記決済用のアプリケーションを介した決済時の決済情報に基づいて、前記決済情報が示す店舗又は商品に関するブランドに対応する前記企業ブランド限定残高を特定し、前記通常の残高の代わりに特定された前記企業ブランド限定残高を自動適用して決済処理を行う決済処理部と、
を備え、
前記決済処理部は、前記企業ブランド限定残高が設定されている場合、前記企業ブランドの店舗で決済する時に、前記企業ブランド限定残高から優先的に決済処理を行う
ことを特徴とする情報処理装置。 - 端末装置を用いた電子マネーによる支払いのための決済用のアプリケーションを介した決済に利用可能な残高として、利用できる商品ブランドを限定しない通常の残高とは別に、利用できる商品ブランドを限定した商品ブランド限定残高を設定する設定部と、
前記通常の残高として用途を限定しない電子マネーと、前記商品ブランド限定残高として用途を限定した電子マネーとを個別に管理する管理部と、
前記端末装置を用いた電子マネーによる支払いの際、前記決済用のアプリケーションを介した決済時の決済情報に基づいて、前記決済情報が示す商品に関する商品ブランドに対応する前記商品ブランド限定残高を特定し、前記通常の残高の代わりに特定された前記商品ブランド限定残高を自動適用して決済処理を行う決済処理部と、
を備え、
前記決済処理部は、前記商品ブランド限定残高が設定されている場合、任意の店舗で前記商品ブランドの商品と他の商品とが混在した状態で決済する時に、先に前記商品ブランドの商品について前記商品ブランド限定残高から決済処理を行い、次に残りの他の商品について前記通常の残高から決済処理を行う
ことを特徴とする情報処理装置。 - 端末装置を用いた電子マネーによる支払いのための決済用のアプリケーションに対して、決済時に適用可能なプリペイドカードを発行する発行部と、
前記決済用のアプリケーション内で、前記端末装置を用いた通常の残高として用途を限定しない電子マネーと、前記プリペイドカードの残高として前記プリペイドカードに対応した決済に用途を限定した電子マネーとを個別に管理する管理部と、
前記端末装置を用いた電子マネーによる支払いの際、前記決済用のアプリケーションを介した決済時の決済情報に基づいて、前記決済情報が示す店舗又は商品に関するブランドに対応する前記プリペイドカードを特定し、前記通常の残高の代わりに特定された前記プリペイドカードの残高を自動適用して決済処理を行う決済処理部と、
を備え、
前記決済処理部は、前記端末装置が店舗に関するブランドに対応する前記プリペイドカードを保有している場合、前記ブランドの店舗で決済する時に、前記ブランドに対応する前記プリペイドカードの残高から優先的に決済処理を行う
ことを特徴とする情報処理装置。 - 端末装置を用いた電子マネーによる支払いのための決済用のアプリケーションに対して、決済時に適用可能なプリペイドカードを発行する発行部と、
前記決済用のアプリケーション内で、前記端末装置を用いた通常の残高として用途を限定しない電子マネーと、前記プリペイドカードの残高として前記プリペイドカードに対応した決済に用途を限定した電子マネーとを個別に管理する管理部と、
前記端末装置を用いた電子マネーによる支払いの際、前記決済用のアプリケーションを介した決済時の決済情報に基づいて、前記決済情報が示す商品に関するブランドに対応する前記プリペイドカードを特定し、前記通常の残高の代わりに特定された前記プリペイドカードの残高を自動適用して決済処理を行う決済処理部と、
を備え、
前記決済処理部は、前記端末装置が商品に関するブランドに対応する前記プリペイドカードを保有している場合、任意の店舗で前記ブランドの商品と他の商品とが混在した状態で決済する時に、先に前記ブランドの商品について前記ブランドに対応する前記プリペイドカードの残高から決済処理を行い、次に残りの他の商品について前記通常の残高から決済処理を行う
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記発行部は、加盟店ごとに前記プリペイドカードを発行し、
前記管理部は、加盟店ごとに前記プリペイドカードの残高を個別に管理し、
前記決済処理部は、加盟店の店舗又は商品に対する決済時に、前記加盟店に対応する前記プリペイドカードの残高を使用して決済処理を行う
ことを特徴とする請求項8又は9に記載の情報処理装置。 - 前記決済処理部は、前記加盟店の店舗又は商品に対する決済時に、前記加盟店に対応する前記プリペイドカードの残高が不足している場合、前記端末装置を用いた決済用の残高から前記プリペイドカードの残高にチャージして決済処理を行う
ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。 - 前記決済処理部は、前記加盟店の店舗又は商品に対する決済時に、前記加盟店に対応する前記プリペイドカードの残高が不足している場合、前記端末装置を用いた決済用の残高を使用して決済処理を行う
ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。 - 前記管理部は、前記端末装置の利用者が個人間送金機能を利用して、前記利用者の保有する前記プリペイドカードを他の利用者に譲渡した場合、前記プリペイドカードの所有者を前記利用者から前記他の利用者に変更し、前記プリペイドカードの残高を前記利用者から前記他の利用者に移転する
ことを特徴とする請求項8~12のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。 - 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
端末装置を用いた電子マネーによる支払いのための決済用のアプリケーションを介した決済に利用可能な残高として、前記決済用のアプリケーション内に、用途を限定しない通常の残高とは別に、用途を限定した用途限定残高を設定する設定工程と、
前記決済用のアプリケーション内で、前記通常の残高として用途を限定しない電子マネーと、前記用途限定残高として用途を限定した電子マネーとを個別に管理する管理工程と、
前記端末装置を用いた電子マネーによる支払いの際、前記決済用のアプリケーションを介した決済時の決済情報に基づいて、前記決済情報が示す店舗又は商品に関するブランドに対応する前記用途限定残高を特定し、前記通常の残高の代わりに特定された前記用途限定残高を自動適用して決済処理を行う決済処理工程と、
を含み、
前記決済処理工程では、店舗に関するブランドに対応する前記用途限定残高が設定されている場合、前記ブランドの店舗で決済する時に、前記ブランドに対応する前記用途限定残高から優先的に決済処理を行う
ことを特徴とする情報処理方法。 - 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
端末装置を用いた電子マネーによる支払いのための決済用のアプリケーションを介した決済に利用可能な残高として、前記決済用のアプリケーション内に、用途を限定しない通常の残高とは別に、用途を限定した用途限定残高を設定する設定工程と、
前記決済用のアプリケーション内で、前記通常の残高として用途を限定しない電子マネーと、前記用途限定残高として用途を限定した電子マネーとを個別に管理する管理工程と、
前記端末装置を用いた電子マネーによる支払いの際、前記決済用のアプリケーションを介した決済時の決済情報に基づいて、前記決済情報が示す商品に関するブランドに対応する前記用途限定残高を特定し、前記通常の残高の代わりに特定された前記用途限定残高を自動適用して決済処理を行う決済処理工程と、
を含み、
前記決済処理工程では、商品に関するブランドに対応する前記用途限定残高が設定されている場合、任意の店舗で前記ブランドの商品と他の商品とが混在した状態で決済する時に、先に前記ブランドの商品について前記ブランドに対応する前記用途限定残高から決済処理を行い、次に残りの他の商品について前記通常の残高から決済処理を行う
ことを特徴とする情報処理方法。 - 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
端末装置を用いた電子マネーによる支払いのための決済用のアプリケーションに対して、決済時に適用可能なプリペイドカードを発行する発行工程と、
前記決済用のアプリケーション内で、前記端末装置を用いた通常の残高として用途を限定しない電子マネーと、前記プリペイドカードの残高として前記プリペイドカードに対応した決済に用途を限定した電子マネーとを個別に管理する管理工程と、
前記端末装置を用いた電子マネーによる支払いの際、前記決済用のアプリケーションを介した決済時の決済情報に基づいて、前記決済情報が示す店舗又は商品に関するブランドに対応する前記プリペイドカードを特定し、前記通常の残高の代わりに特定された前記プリペイドカードの残高を自動適用して決済処理を行う決済処理工程と、
を含み、
前記決済処理工程では、前記端末装置が店舗に関するブランドに対応する前記プリペイドカードを保有している場合、前記ブランドの店舗で決済する時に、前記ブランドに対応する前記プリペイドカードの残高から優先的に決済処理を行う
ことを特徴とする情報処理方法。 - 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
端末装置を用いた電子マネーによる支払いのための決済用のアプリケーションに対して、決済時に適用可能なプリペイドカードを発行する発行工程と、
前記決済用のアプリケーション内で、前記端末装置を用いた通常の残高として用途を限定しない電子マネーと、前記プリペイドカードの残高として前記プリペイドカードに対応した決済に用途を限定した電子マネーとを個別に管理する管理工程と、
前記端末装置を用いた電子マネーによる支払いの際、前記決済用のアプリケーションを介した決済時の決済情報に基づいて、前記決済情報が示す商品に関するブランドに対応する前記プリペイドカードを特定し、前記通常の残高の代わりに特定された前記プリペイドカードの残高を自動適用して決済処理を行う決済処理工程と、
を含み、
前記決済処理工程では、前記端末装置が商品に関するブランドに対応する前記プリペイドカードを保有している場合、任意の店舗で前記ブランドの商品と他の商品とが混在した状態で決済する時に、先に前記ブランドの商品について前記ブランドに対応する前記プリペイドカードの残高から決済処理を行い、次に残りの他の商品について前記通常の残高から決済処理を行う
ことを特徴とする情報処理方法。 - 端末装置を用いた電子マネーによる支払いのための決済用のアプリケーションを介した決済に利用可能な残高として、前記決済用のアプリケーション内に、用途を限定しない通常の残高とは別に、用途を限定した用途限定残高を設定する設定手順と、
前記決済用のアプリケーション内で、前記通常の残高として用途を限定しない電子マネーと、前記用途限定残高として用途を限定した電子マネーとを個別に管理する管理手順と、
前記端末装置を用いた電子マネーによる支払いの際、前記決済用のアプリケーションを介した決済時の決済情報に基づいて、前記決済情報が示す店舗又は商品に関するブランドに対応する前記用途限定残高を特定し、前記通常の残高の代わりに特定された前記用途限定残高を自動適用して決済処理を行う決済処理手順と、
をコンピュータに実行させ、
前記決済処理手順では、店舗に関するブランドに対応する前記用途限定残高が設定されている場合、前記ブランドの店舗で決済する時に、前記ブランドに対応する前記用途限定残高から優先的に決済処理を行う
ことを特徴とする情報処理プログラム。 - 端末装置を用いた電子マネーによる支払いのための決済用のアプリケーションを介した決済に利用可能な残高として、前記決済用のアプリケーション内に、用途を限定しない通常の残高とは別に、用途を限定した用途限定残高を設定する設定手順と、
前記決済用のアプリケーション内で、前記通常の残高として用途を限定しない電子マネーと、前記用途限定残高として用途を限定した電子マネーとを個別に管理する管理手順と、
前記端末装置を用いた電子マネーによる支払いの際、前記決済用のアプリケーションを介した決済時の決済情報に基づいて、前記決済情報が示す商品に関するブランドに対応する前記用途限定残高を特定し、前記通常の残高の代わりに特定された前記用途限定残高を自動適用して決済処理を行う決済処理手順と、
をコンピュータに実行させ、
前記決済処理手順では、商品に関するブランドに対応する前記用途限定残高が設定されている場合、任意の店舗で前記ブランドの商品と他の商品とが混在した状態で決済する時に、先に前記ブランドの商品について前記ブランドに対応する前記用途限定残高から決済処理を行い、次に残りの他の商品について前記通常の残高から決済処理を行う
ことを特徴とする情報処理プログラム。 - 端末装置を用いた電子マネーによる支払いのための決済用のアプリケーションに対して、決済時に適用可能なプリペイドカードを発行する発行手順と、
前記決済用のアプリケーション内で、前記端末装置を用いた通常の残高として用途を限定しない電子マネーと、前記プリペイドカードの残高として前記プリペイドカードに対応した決済に用途を限定した電子マネーとを個別に管理する管理手順と、
前記端末装置を用いた電子マネーによる支払いの際、前記決済用のアプリケーションを介した決済時の決済情報に基づいて、前記決済情報が示す店舗又は商品に関するブランドに対応する前記プリペイドカードを特定し、前記通常の残高の代わりに特定された前記プリペイドカードの残高を自動適用して決済処理を行う決済処理手順と、
をコンピュータに実行させ、
前記決済処理手順では、前記端末装置が店舗に関するブランドに対応する前記プリペイドカードを保有している場合、前記ブランドの店舗で決済する時に、前記ブランドに対応する前記プリペイドカードの残高から優先的に決済処理を行う
ことを特徴とする情報処理プログラム。 - 端末装置を用いた電子マネーによる支払いのための決済用のアプリケーションに対して、決済時に適用可能なプリペイドカードを発行する発行手順と、
前記決済用のアプリケーション内で、前記端末装置を用いた通常の残高として用途を限定しない電子マネーと、前記プリペイドカードの残高として前記プリペイドカードに対応した決済に用途を限定した電子マネーとを個別に管理する管理手順と、
前記端末装置を用いた電子マネーによる支払いの際、前記決済用のアプリケーションを介した決済時の決済情報に基づいて、前記決済情報が示す商品に関するブランドに対応する前記プリペイドカードを特定し、前記通常の残高の代わりに特定された前記プリペイドカードの残高を自動適用して決済処理を行う決済処理手順と、
をコンピュータに実行させ、
前記決済処理手順では、前記端末装置が商品に関するブランドに対応する前記プリペイドカードを保有している場合、任意の店舗で前記ブランドの商品と他の商品とが混在した状態で決済する時に、先に前記ブランドの商品について前記ブランドに対応する前記プリペイドカードの残高から決済処理を行い、次に残りの他の商品について前記通常の残高から決済処理を行う
ことを特徴とする情報処理プログラム。
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