JP7044857B1 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】配送物の配送通知時に追加注文を受け付け、配送予定日に配送物とともに追加商品を届ける。【解決手段】情報処理装置は、利用者に対して配送物の配送通知を行う通知部と、当該配送通知の際に当該利用者から追加商品の注文を受け付ける受付部と、配送予定日に当該配送物とともに当該追加商品を当該利用者に届けるように手配する配送処理部と、を備える。当該通知部は、当該配送通知の際に当該利用者に対して追加商品に関する情報を通知する。当該受付部は、当該追加商品に関する情報の通知に応じた当該利用者からの当該追加商品の指定を受け付ける。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
従来、日常生活用品を自宅で即時に購入できる技術が開示されている。
特開2002-24708号公報
しかしながら、上記の従来技術は、利用者が日常生活用品を注文すると、常時担当ブロック内を走行している配送車により即時に自宅へ届けられ、品物を購入できるというものに過ぎない。当該従来技術も有用ではあるが、利用者の利便性をさらに向上させる余地がある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、配送物の配送通知時に追加注文を受け付け、配送予定日に配送物とともに追加商品を届けることを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、利用者の端末装置に対して配送物の配送通知を行う通知部と、前記利用者の端末装置への配送通知の際に前記利用者の端末装置から追加商品の注文を受け付ける受付部と、配送予定日に前記配送物とともに前記追加商品を前記利用者に届けるように手配する配送処理部と、を備え、前記配送処理部は、前記配送物を配送する配送車両の配送業者の端末装置の測位に基づく位置情報を、該端末装置からの送信を受けて配送車両の位置を把握することで、前記配送物とともに前記追加商品の一式を積載した配送車両の位置を追跡し、前記配送車両が配送ルートの沿線上の各利用者の自宅に接近したとき、該各利用者の端末装置に対して、前記配送車両の接近を通知するとともに前記追加商品の購入を提案し、提案を受けた利用者の端末装置から前記追加商品の購入希望の通知を受けた場合、前記配送車両の配送業者に対して、前記追加商品を該利用者に届けるように手配することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、配送物の配送通知時に追加注文を受け付け、配送予定日に配送物とともに追加商品を届けることができる。
図1は、実施形態に係る情報処理方法の概要を示す説明図である。 図2は、配送通知時から追加商品の配送までの流れの概要を示す図である。 図3は、端末装置を用いた決済の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 図5は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図6は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。 図7は、利用者情報データベースの一例を示す図である。 図8は、履歴情報データベースの一例を示す図である。 図9は、配送情報データベースの一例を示す図である。 図10は、追加注文情報データベースの一例を示す図である。 図11は、実施形態に係る処理手順を示すフローチャートである。 図12は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.情報処理方法の概要〕
まず、図1を参照し、実施形態に係る情報処理装置が行う情報処理方法の概要について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理方法の概要を示す説明図である。なお、図1では、配送物の配送通知時に追加注文を受け付け、配送予定日(到着予定日)に配送物とともに(一緒に)追加商品を届ける場合を例に挙げて説明する。
図1に示すように、情報処理システム1は、端末装置10と情報提供装置100とを含む。端末装置10と情報提供装置100とは、それぞれネットワークN(図4参照)を介して有線又は無線で互いに通信可能に接続される。
端末装置10は、利用者Uや配送業者D等により使用されるスマートフォンやタブレット等のスマートデバイスであり、4G(Generation)やLTE(Long Term Evolution)等の無線通信網を介して任意のサーバ装置と通信を行うことができる携帯端末装置である。また、端末装置10は、液晶ディスプレイ等の画面であって、タッチパネルの機能を有する画面を有し、利用者から指やスタイラス等によりタップ操作、スライド操作、スクロール操作等、コンテンツ等の表示データに対する各種の操作を受付ける。なお、画面のうち、コンテンツが表示されている領域上で行われた操作を、コンテンツに対する操作としてもよい。また、端末装置10は、スマートデバイスのみならず、デスクトップPC(Personal Computer)やノートPC等の情報処理装置であってもよい。
情報提供装置100は、配送物Gの配送通知時に追加注文を受け付け、配送予定日(到着予定日)に配送物Gとともに(一緒に)追加商品Aを届けるように手配する情報処理装置であり、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。本実施形態では、情報提供装置100は、利用者U宛の配送物Gの配送通知時(すなわち発送完了後)に、利用者Uからの要求に応じて、利用者Uに対して追加商品Aに関する情報を提示し、利用者Uから追加商品Aの指定(追加注文)を受け付けて、利用者Uにより指定された追加商品Aを配送業者Dに通知する。例えば、利用者U宛の配送物Gは、利用者U自身又は他人が電子商取引(EC:Electronic Commerce)又は実店舗にて購入して利用者Uの自宅宛に配送を依頼した購入済み商品等である。なお、実際には、利用者U宛の配送物Gは、商取引における商品に限らず、配送業者Dにより利用者Uの自宅宛に届けられる何らかの物品であってもよい。また、実際には、利用者U宛の配送物Gが届けられる場所は、利用者Uの自宅に限らず、利用者Uが配送業者Dから配送物Gを直接受け取り可能な別の場所であってもよい。
このとき、情報提供装置100は、利用者U宛の配送物Gの配送通知時に、利用者Uに対して追加商品Aの購入を打診し、利用者Uが追加商品Aの購入に興味を示した場合に、利用者Uに対して追加商品Aをリスト形式(一覧)で提示してもよい。例えば、情報提供装置100は、利用者Uに対して追加商品Aの購入を提案し、応答により利用者Uが追加商品Aに関する情報を求めた場合に、利用者Uに対して追加商品Aが掲載された追加商品リストを提示する。この場合、情報提供装置100は、利用者Uが追加商品Aを選択可能な表示態様で、利用者Uの端末装置10に追加商品Aが掲載された追加商品リストを表示する。あるいは、情報提供装置100は、日時・曜日、ユーザ属性、購入製品(配送物)、履歴等に応じて、利用者Uが買いそうな追加商品Aを優先的に表示する。
追加商品Aは、日用品(洗剤/ティッシュ・トイレットペーパー/ハンドソープ/歯ブラシ等)や雑貨(電池/テープ・接着剤/封筒/筆記用具等)、調味料(醤油/ソース/ケチャップ/マヨネーズ等)、菓子(スナック菓子/チョコレート/ガム/キャンディ/ビスケット等)、飲料(水/茶/コーヒー/清涼飲料水/牛乳・乳飲料等)、インスタント食品(カップ麺/袋麺/スープ等)・レトルト食品、パン・ドーナツ等、少なくとも配送業者Dが配送物Gとともに運搬可能な物品である。なお、追加商品Aは、販売可能であれば、冷蔵食品・冷凍食品、モバイルバッテリー、アルコール飲料(ビール/チューハイ(酎ハイ)/酒類等)、たばこ、医薬品(頭痛薬/胃腸薬/風邪薬等)・医薬部外品等であってもよい。また、追加商品Aは、配送業者Dが配送物Gとともに持ち運び可能な物品であって、配送物Gと関連する物品(関連商品)や、配送物Gに起因して欲しくなる物品(ゲーム+菓子・飲料、電池式電化製品+電池等)等であってもよい。すなわち、追加商品Aは、「ついで買い」や「欠品の補充」の対象となる物品等であると好ましい。また、追加商品Aは、配送物の到着を待っている間(受け取りのために自宅待機している間)に外出できない利用者Uが自分の代わりに買ってきてほしいものであってもよい。また、追加商品Aは、試供品・無料サンプルでもよい。例えば、情報提供装置100は、試供品・無料サンプル提供者(メーカー、販売店等)が登録した試供品・無料サンプルを、対象となる利用者Uに提示される追加商品リストに追加商品Aとして掲載し、利用者Uに提示する。
なお、追加商品Aは、事前に用意されていてもよい。例えば、追加商品Aの一式は、利用者Uに対して実際に商品の配送を行う最終的な物流拠点B(いわゆるラストワンマイルの物流拠点B)に予め配置されていてもよいし、配送業者Dの配送車両C(貨物自動車)等に常備されていてもよい。また、追加商品Aは、置き菓子のように商品ボックスX(又は商品トレー)に詰め込まれていてもよい。この商品ボックスXは、物流拠点Bに設置されていてもよいし、配送業者Dの配送車両Cに常備されていてもよい。配送業者Dは、配送物Gを利用者Uに届ける際、商品ボックスXの中から利用者Uが指定した追加商品Aを取って、配送物Gとともに当該追加商品Aを利用者Uに届ける。あるいは、商品ボックスXごと利用者Uに届けてもよい。
また、事前に用意される追加商品Aは、利用者Uの需要が高い商品であると好ましい。例えば、情報提供装置100は、利用者Uの購買履歴やアンケート結果等を分析して、需要予測等により事前に用意される追加商品Aの候補を決定してもよい。利用者Uの需要は、利用者Uの年齢、性別、居住地域、職業、ライフステージ(就学/就職/結婚/出産/子育て/リタイア)等の属性によっても異なると予想される。
〔1-1.基本動作〕
例えば、図1に示すように、利用者Uは、自身の端末装置10を操作して、情報提供装置100に対して、利用者U宛の配送物Gを、利用者Uの指定した場所(自宅等)に配送するように依頼する(ステップS1)。利用者Uの指定した場所は、利用者Uが配送業者Dから配送物Gを直接受け取り可能な場所であればよい。例えば、利用者Uは、自身の端末装置10を操作して、オンラインマーケットプレイスを提供する情報提供装置100に対して、利用者Uが電子商取引にて購入した商品(購入済み商品)を、利用者Uの指定した場所に配送するように依頼する。なお、オンラインマーケットプレイスは、例えばECサイト(Electronic Commerce site)やオンラインモール(電子商店街)、フリマアプリ(flea market application)・フリマサイト、オークションアプリ・オークションサイト、その他のオンライン上での商品売買が可能なサイトやアプリケーション(アプリ)等であってもよい。実際には、利用者Uが商品を購入した実店舗の店員が、店舗の端末装置10を操作して、情報提供装置100に対して、利用者U宛の配送物Gを、利用者Uの指定した場所に配送するように依頼してもよい。
情報提供装置100は、利用者U(又は店員)からの配送依頼に応じて、配送業者Dに利用者U宛の配送物Gの配送を指示した後、利用者Uに対して、配送通知を行うとともに、追加商品Aに関する情報を提示して追加注文の要否を確認する(ステップS2)。このとき、情報提供装置100は、配送業者Dに対して、利用者Uの購入済み商品を利用者Uの指定した場所に配送する依頼があった旨を通知する。また、情報提供装置100は、利用者Uに対して、発送手配が完了した旨及び配送予定日(到着予定日)を通知するとともに、追加商品Aの購入を提案する。そして、情報提供装置100は、追加商品Aの購入の提案に応じた利用者Uに対して、追加商品Aが掲載された追加商品リストを提示する。
利用者Uは、配送通知時に、自身の端末装置10を操作して、提示された追加商品Aに関する情報の中から、任意の追加商品Aを指定する(ステップS3)。例えば、利用者Uは、配送通知時に、自身の端末装置10を操作して、追加商品Aが掲載された追加商品リストの中から、自身が所望する追加商品Aとその数量(購入数)を指定する。なお、利用者Uは、追加商品Aを一点につき複数購入してもよいし、追加商品Aを何点購入してもよい。このとき、利用者Uは、自身の端末装置10を操作して、オンライン決済により追加商品Aの代金を支払ってもよい。
情報提供装置100は、利用者Uから追加商品Aの指定(購入指示)を受け付けて、指定された追加商品Aとその数量を配送業者Dに通知する(ステップS4)。ここで、追加商品Aは、配送業者Dの物流拠点B又は配送車両Cに予め配置されているものとする。配送業者D(配送車両Cのドライバー等)は、利用者Uの指定した場所に、情報提供装置100からの通知に応じて、配送物Gとともに、指定された追加商品Aを届ける。このとき、配送業者Dは、配送予定日に配送物Gとともに追加商品Aを届ける。
ここで、図2を参照して、配送通知時から追加商品の配送までの流れの概要について説明する。図2は、配送通知時から追加商品の配送までの流れの概要を示す図である。本実施形態では、図2に示すように、情報提供装置100は、利用者Uの端末装置10に対して、通知画面P1を表示して配送通知を行った際、追加商品画面P2を表示して、利用者Uに追加商品Aの購入(指定)を促す。そして、情報提供装置100は、利用者Uから追加商品Aの指定を受け付けた場合、配送業者Dの端末装置10に対して、利用者Uから指定された追加商品Aに関する情報を通知する。配送業者Dは、利用者Uから指定された追加商品Aに関する情報に基づき、配送車両Cに積載された追加商品Aの一群の中から、利用者Uから指定された追加商品Aを取得する。そして、配送業者D(配送車両Cのドライバー等)は、利用者U宛の配送物Gとともに、利用者Uから指定された追加商品Aを利用者Uに届ける。
利用者Uは、配送業者Dから配送物G及び追加商品Aを受け取るとともに、追加商品Aの代金について端末装置10を用いた決済を行う(ステップS5)。なお、利用者Uは、上記のステップS3において、追加商品Aを指定した際にオンライン決済により既に追加商品Aの代金の支払いを済ませている場合には、当該決済処理は不要である。また、配送物Gが着払いの場合には、着払いの代金とともに追加商品Aの代金の決済を行ってもよい。端末装置10を用いた決済の詳細については後述する。
情報提供装置100は、追加商品Aの代金の決済に関する情報を取得し、配送業者Dに対して、追加商品Aの減少分を補充するように手配する(ステップS6)。例えば、配送処理部133は、減少した追加商品Aの製造元/販売元/在庫がある近隣の物流拠点Bから、追加商品Aが減少した配送業者Dの物流拠点B又は配送車両Cに対して、減少分に相当する当該商品を配送するように発注又は手配する。
情報提供装置100は、追加商品Aに付与される追加商品スコアを算出し、算出された追加商品スコアに応じた追加商品リストを生成する(ステップS7)。追加商品スコアは、利用者Uに対して追加商品Aを提供する優先度を示す。すなわち、追加商品Aは、追加商品スコアが高いほど、追加商品リストの上位に掲載される。なお、追加商品リストの生成は、追加商品リストの新規作成であってもよいし、既存の追加商品リストの更新であってもよい。また、情報提供装置100は、上記のステップS2の時点で、追加商品Aに付与される追加商品スコアを算出し、算出された追加商品スコアに応じた追加商品リストを生成してもよい。追加商品スコアの算出及び追加商品リストの生成の詳細については後述する。
〔1-2.端末装置10を用いた決済について〕
ここで、図3を参照して、情報提供装置100が実行する認証処理により決済用のアプリケーション(以下、単に「決済アプリ」と記載する場合がある)が利用可能となった端末装置10を用いた決済(電子決済)の一例について説明する。図3は、端末装置10を用いた決済の一例を示す図である。なお、以下の説明では、追加商品Aを収容した商品ボックスXに配置された2次元コードR(QRコード(登録商標))であって、商品ボックスXを識別する箱識別情報(又は配送業者Dを識別する配送業者識別情報)を示す2次元コードRを用いて、利用者Uが端末装置10を用いた決済を行う例について説明するが、実施形態は、これに限定されるものではない。以下に説明する決済の一例は、任意の利用者が任意の端末装置10を用いて、任意の商品ボックスXについて決済を行う場合においても適用可能である。また、箱識別情報は、QRコード(登録商標)のみならず、バーコードや所定のマーク、番号等であってもよい。
例えば、図3に示すように、利用者Uが商品ボックスXに収容された追加商品Aの購入に伴う決済を行う場合、利用者Uは、端末装置10にインストールされた決済用のアプリケーション(決済アプリ)を起動する。そして、利用者Uは、決済アプリを介して、商品ボックスXに配置された箱識別情報を示す2次元コードRを撮影する。このような場合、端末装置10は、決済対象の価格を入力するための画面を表示し、利用者U或いは配送業者Dから決済金額の入力を受け付ける。そして、端末装置10は、利用者Uを識別する利用者識別情報と、箱識別情報(若しくは、箱識別情報が示す情報、すなわち、商品ボックスXを示す情報(例えば、箱ID))と、決済金額とを示す決済情報を情報提供装置100へと送信する。
このような場合、情報提供装置100は、利用者識別情報が示す利用者Uの口座から、箱識別情報が示す商品ボックスXに紐づけられた口座へと、決済金額が示す額の電子マネーを移行させる。そして、情報提供装置100は、決済が完了した旨の通知を端末装置10へと送信する。このような場合、端末装置10は、決済が完了した旨の画面や所定の音声を出力することで、電子マネーによる決済が行われた旨を通知する。
なお、端末装置10を用いた決済は、上述した処理に限定されるものではない。例えば、端末装置10を用いた決済は、配送業者Dが携帯する配送端末(配送業者Dの端末装置10)を用いたものであってもよい。例えば、利用者Uの端末装置10は、利用者Uを識別するための利用者識別情報を画面上に表示させる。このような場合、配送業者Dが携帯する配送端末は、利用者Uの端末装置10に表示された利用者識別情報を読み取り、利用者識別情報(若しくは、利用者識別情報が示す情報、すなわち、利用者Uを示す情報(例えば、ユーザID))と、決済金額と、商品ボックスXを識別する情報とを示す決済情報を情報提供装置100へと送信する。このような場合、情報提供装置100は、利用者識別情報が示す利用者Uの口座から、商品ボックスXに紐づけられた口座へと、決済金額が示す額の電子マネーを移行させ、配送業者Dが携帯する配送端末或いは利用者Uの端末装置10に対し、決済が完了した旨の画面や所定の音声を出力させることで、決済が行われた旨を通知してもよい。
また、端末装置10を用いた決済は、利用者Uが予め電子マネーをチャージした口座から商品ボックスXに紐づけられた口座へと電子マネーを移行させる処理のみならず、例えば、利用者Uが予め登録したクレジットカードを用いた決済であってもよい。このような場合、例えば、端末装置10は、商品ボックスXに紐づけられた口座に対して決済金額の電子マネーを移行させるとともに、利用者Uのクレジットカードの運用会社に対し、決済金額を請求してもよい。
〔1-3.追加商品Aの候補の選出〕
本実施形態では、情報提供装置100は、追加商品Aに付与される追加商品スコアを算出し、算出された追加商品スコアに応じた追加商品リストを生成する。例えば、情報提供装置100は、算出された追加商品スコアの大小の順(昇順/降順)に追加商品Aを並べ替えた追加商品リストを生成する。そして、情報提供装置100は、生成された追加商品リストを利用者Uに提供し、利用者Uから追加商品Aの指定を受け付ける。あるいは、情報提供装置100は、当該リストの上位(例えば上位10位以内)に掲載されている商品を、追加商品Aの候補として、配送業者Dの物流拠点B宛に配送するように手配してもよいし、商品ボックスX(又は商品トレー)内に配置するように指示してもよい。
なお、利用者の属性によって、追加商品Aとして求める商品の需要や好みが分かれていると予想される。そのため、情報提供装置100は、利用者Uの属性ごとに、商品に付与される追加商品スコアを算出してもよい。例えば、情報提供装置100は、ある商品が利用者U本人や、利用者Uと同じ属性を持つ他の利用者により指定された回数やその割合に応じて、当該商品の追加商品スコアを算出してもよい。この場合、商品が指定された回数やその割合が高くなるほど、当該商品の追加商品スコアも高くなる。
また、情報提供装置100は、ネットワークN(図4参照)を介して、利用者Uの端末装置10から、あるいは利用者ID等に基づいて各種サーバ等から、利用者Uの行動を示す各種の履歴情報(ログデータ)を取得し、取得された履歴情報(ログデータ)に基づいて、追加商品Aに付与される追加商品スコアを算出してもよい。情報提供装置100は、利用者Uの位置履歴(行動履歴)に基づいて、追加商品Aに付与される追加商品スコアを算出してもよい。例えば、情報提供装置100は、利用者Uが自宅にいるか職場にいるかに基づいて、追加商品Aに付与される追加商品スコアを算出してもよい。また、情報提供装置100は、利用者Uの購買履歴に基づいて、追加商品Aに付与される追加商品スコアを算出してもよい。例えば、情報提供装置100は、利用者Uが過去に購入した追加商品Aに基づいて、追加商品Aに付与される追加商品スコアを算出してもよい。すなわち、過去に購入した追加商品Aとどの程度類似又は関連するかに基づいて、追加商品Aに付与される追加商品スコアを算出してもよい。あるいは、過去に同じ追加商品Aを購入したことがあるかに基づいて、追加商品Aに付与される追加商品スコアを算出してもよい。また、情報提供装置100は、履歴情報に商品が登場する回数/頻度/確率等に応じて、当該商品に付与される追加商品スコアを算出してもよい。この場合、履歴情報に商品が登場する回数/頻度/確率等が高くなるほど、当該商品の追加商品スコアも高くなる。
このとき、情報提供装置100は、利用者Uの位置や日時の履歴である位置履歴を端末装置10から取得する。また、情報提供装置100は、利用者Uが入力した検索クエリの履歴である検索履歴を検索サーバ(検索エンジン)から取得する。また、情報提供装置100は、利用者Uが閲覧したコンテンツの履歴である閲覧履歴をコンテンツサーバから取得する。また、情報提供装置100は、利用者Uの購買の履歴である購買履歴を電子商取引サーバや決済サーバから取得する。また、情報提供装置100は、利用者Uの投稿の履歴である投稿履歴を口コミの投稿サービスを提供する投稿サーバやSNS(Social Networking Service)サーバから取得する。利用者Uの投稿には、利用者Uの所有物に関する質問を含めてもよい。なお、情報提供装置100は、上述した情報の他にも各種の情報を取得可能である。例えば、情報提供装置100は、利用者Uの年齢、性別、家族構成、経済状況といった利用者Uの属性に関する情報を取得する。そして、情報提供装置100は、上記の各種情報を、利用者Uのコンテキスト(context)として使用してもよい。
また、情報提供装置100は、配送物Gと追加商品Aとの関係に基づいて、追加商品Aに付与される追加商品スコアを算出してもよい。例えば、情報提供装置100は、ある配送物Gが配送される際に特定の商品が追加購入される回数/頻度/確率に応じて、当該商品に付与される追加商品スコアを算出してもよい。この場合、ある配送物Gが配送される際に特定の商品が追加購入される回数/頻度/確率が高くなるほど、当該商品の追加商品スコアも高くなる。また、利用者U宛に配送される配送物Gに応じて、個々の追加商品Aの追加商品スコアが変化する(異なる)。
また、情報提供装置100は、追加商品リスト等における追加商品AのCTR(Click Through Rate:クリック率)又はCVR(Conversion Rate:コンバージョン率)に基づいて、追加商品Aに付与される追加商品スコアを算出してもよい。
また、情報提供装置100は、利用者Uに購入された追加商品Aの数量の統計値(平均値、最大値、最小値)に基づいて、追加商品Aに付与される追加商品スコアを算出してもよい。また、情報提供装置100は、利用者Uと同じ属性を持つ利用者群に購入された追加商品Aの数量の統計値に基づいて、追加商品Aに付与される追加商品スコアを算出してもよい。さらに、情報提供装置100は、1回あたりの配送で購入された追加商品Aの数量の統計値に基づいて、追加商品Aに付与される追加商品スコアを算出してもよい。
〔2.情報処理システムの構成例〕
次に、図4を用いて、実施形態に係る情報提供装置100が含まれる情報処理システム1の構成について説明する。図4は、実施形態に係る情報処理システム1の構成例を示す図である。図4に示すように、実施形態に係る情報処理システム1は、端末装置10と情報提供装置100とを含む。これらの各種装置は、ネットワークNを介して、有線又は無線により通信可能に接続される。ネットワークNは、例えば、LAN(Local Area Network)や、インターネット等のWAN(Wide Area Network)である。
また、図4に示す情報処理システム1に含まれる各装置の数は図示したものに限られない。例えば、図4では、図示の簡略化のため、端末装置10を1台のみ示したが、これはあくまでも例示であって限定されるものではなく、2台以上であってもよい。
端末装置10は、利用者Uや配送業者D等によって使用される情報処理装置である。例えば、端末装置10は、スマートフォンやタブレット端末等のスマートデバイス、フィーチャーフォン、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistant)、通信機能を備えたゲーム機、ハンディターミナル、カーナビゲーションシステム、スマートウォッチやヘッドマウントディスプレイ等のウェアラブルデバイス(Wearable Device)、スマートグラス等である。
また、かかる端末装置10は、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th Generation)、5G(5th Generation:第5世代移動通信システム)等の無線通信網や、Bluetooth(登録商標)、無線LAN(Local Area Network)等の近距離無線通信を介してネットワークNに接続し、情報提供装置100と通信することができる。
情報提供装置100は、例えばPCやサーバ装置、あるいはメインフレーム又はワークステーション等である。なお、情報提供装置100は、クラウドコンピューティングにより実現されてもよい。
〔3.端末装置の構成例〕
次に、図5を用いて、端末装置10の構成について説明する。図5は、端末装置10の構成例を示す図である。図5に示すように、端末装置10は、通信部11と、表示部12と、入力部13と、測位部14と、センサ部20と、制御部30(コントローラ)と、記憶部40とを備える。
(通信部11)
通信部11は、ネットワークN(図4参照)と有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、情報提供装置100との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部11は、NIC(Network Interface Card)やアンテナ等によって実現される。
(表示部12)
表示部12は、位置情報等の各種情報を表示する表示デバイスである。例えば、表示部12は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイ(Organic Electro-Luminescent Display)である。また、表示部12は、タッチパネル式のディスプレイであるが、これに限定されるものではない。
(入力部13)
入力部13は、利用者Uから各種操作を受け付ける入力デバイスである。また、入力部13は、例えば、文字や数字等を入力するためのボタン等を有する。また、表示部12がタッチパネル式のディスプレイである場合、表示部12の一部が入力部13として機能する。なお、入力部13は、利用者Uから音声入力を受け付けるマイク等であってもよい。マイクはワイヤレスであってもよい。
(測位部14)
測位部14は、GPS(Global Positioning System)の衛星から送出される信号(電波)を受信し、受信した信号に基づいて、自装置である端末装置10の現在位置を示す位置情報(例えば、緯度及び経度)を取得する。すなわち、測位部14は、端末装置10の位置を測位する。なお、GPSは、GNSS(Global Navigation Satellite System)の一例に過ぎない。
また、測位部14は、GPS以外にも、種々の手法により位置を測位することができる。例えば、測位部14は、位置補正等のための補助的な測位手段として、下記のように、端末装置10の様々な通信機能を利用して位置を測位してもよい。
(Wi-Fi測位)
例えば、測位部14は、端末装置10のWi-Fi(登録商標)通信機能や、各通信会社が備える通信網を利用して、端末装置10の位置を測位する。具体的には、測位部14は、Wi-Fi通信等を行い、付近の基地局やアクセスポイントとの距離を測位することにより、端末装置10の位置を測位する。
(ビーコン測位)
また、測位部14は、端末装置10のBluetooth(登録商標)機能を利用して位置を測位してもよい。例えば、測位部14は、Bluetooth(登録商標)機能によって接続されるビーコン(beacon)発信機と接続することにより、端末装置10の位置を測位する。
(地磁気測位)
また、測位部14は、予め測定された構造物の地磁気のパターンと、端末装置10が備える地磁気センサとに基づいて、端末装置10の位置を測位する。
(RFID測位)
また、例えば、端末装置10が駅改札や店舗等で使用される非接触型ICカードと同等のRFID(Radio Frequency Identification)タグの機能を備えている場合、もしくはRFIDタグを読み取る機能を備えている場合、端末装置10によって決済等が行われた情報とともに、使用された位置が記録される。測位部14は、かかる情報を取得することで、端末装置10の位置を測位してもよい。また、位置は、端末装置10が備える光学式センサや、赤外線センサ等によって測位されてもよい。
測位部14は、必要に応じて、上述した測位手段の一つ又は組合せを用いて、端末装置10の位置を測位してもよい。
(センサ部20)
センサ部20は、端末装置10に搭載又は接続される各種のセンサを含む。なお、接続は、有線接続、無線接続を問わない。例えば、センサ類は、ウェアラブルデバイスやワイヤレスデバイス等、端末装置10以外の検知装置であってもよい。図5に示す例では、センサ部20は、加速度センサ21と、ジャイロセンサ22と、気圧センサ23と、気温センサ24と、音センサ25と、光センサ26と、磁気センサ27と、画像センサ(カメラ)28とを備える。
なお、上記した各センサ21~28は、あくまでも例示であって限定されるものではない。すなわち、センサ部20は、各センサ21~28のうちの一部を備える構成であってもよいし、各センサ21~28に加えてあるいは代えて、湿度センサ等その他のセンサを備えてもよい。
加速度センサ21は、例えば、3軸加速度センサであり、端末装置10の移動方向、速度、及び、加速度等の端末装置10の物理的な動きを検知する。ジャイロセンサ22は、端末装置10の角速度等に基づいて3軸方向の傾き等の端末装置10の物理的な動きを検知する。気圧センサ23は、例えば端末装置10の周囲の気圧を検知する。
端末装置10は、上記した加速度センサ21やジャイロセンサ22、気圧センサ23等を備えることから、これらの各センサ21~23等を利用した歩行者自律航法(PDR:Pedestrian Dead-Reckoning)等の技術を用いて端末装置10の位置を測位することが可能になる。これにより、GPS等の測位システムでは取得することが困難な屋内での位置情報を取得することが可能になる。
例えば、加速度センサ21を利用した歩数計により、歩数や歩くスピード、歩いた距離を算出することができる。また、ジャイロセンサ22を利用して、利用者Uの進行方向や視線の方向、体の傾きを知ることができる。また、気圧センサ23で検知した気圧から、利用者Uの端末装置10が存在する高度やフロアの階数を知ることもできる。
気温センサ24は、例えば端末装置10の周囲の気温を検知する。音センサ25は、例えば端末装置10の周囲の音を検知する。光センサ26は、端末装置10の周囲の照度を検知する。磁気センサ27は、例えば端末装置10の周囲の地磁気を検知する。画像センサ28は、端末装置10の周囲の画像を撮像する。
上記した気圧センサ23、気温センサ24、音センサ25、光センサ26及び画像センサ28は、それぞれ気圧、気温、音、照度を検知したり、周囲の画像を撮像したりすることで、端末装置10の周囲の環境や状況等を検知することができる。また、端末装置10の周囲の環境や状況等から、端末装置10の位置情報の精度を向上させることが可能になる。
(制御部30)
制御部30は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM、入出力ポート等を有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。また、制御部30は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路等のハードウェアで構成されてもよい。制御部30は、送信部31と、受信部32と、処理部33とを備える。
(送信部31)
送信部31は、例えば入力部13を用いて利用者Uにより入力された各種情報や、端末装置10に搭載又は接続された各センサ21~28によって検知された各種情報、測位部14によって測位された端末装置10の位置情報等を、通信部11を介して情報提供装置100へ送信することができる。
(受信部32)
受信部32は、通信部11を介して、情報提供装置100から提供される各種情報や、情報提供装置100からの各種情報の要求を受信することができる。
(処理部33)
処理部33は、表示部12等を含め、端末装置10全体を制御する。例えば、処理部33は、送信部31によって送信される各種情報や、受信部32によって受信された情報提供装置100からの各種情報を表示部12へ出力して表示させることができる。
(記憶部40)
記憶部40は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、光ディスク等の記憶装置によって実現される。かかる記憶部40には、各種プログラムや各種データ等が記憶される。
〔4.情報処理装置の構成例〕
次に、図6を用いて、実施形態に係る情報提供装置100の構成について説明する。図6は、実施形態に係る情報提供装置100の構成例を示す図である。図6に示すように、情報提供装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。また、通信部110は、ネットワークN(図4参照)と有線又は無線で接続される。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図6に示すように、記憶部120は、利用者情報データベース121と、履歴情報データベース122と、配送情報データベース123と、追加注文情報データベース124とを有する。
(利用者情報データベース121)
利用者情報データベース121は、利用者Uに関する各種情報を記憶する。例えば、利用者情報データベース121は、利用者Uの属性等の種々の情報を記憶する。図7は、利用者情報データベース121の一例を示す図である。図7に示した例では、利用者情報データベース121は、「利用者ID(Identifier)」、「年齢」、「性別」、「自宅」、「勤務地」、「配送ID」といった項目を有する。
「利用者ID」は、利用者Uを識別するための識別情報を示す。また、「年齢」は、利用者IDにより識別される利用者Uの年齢を示す。なお、「年齢」は、例えば35歳など、利用者IDにより識別される利用者Uの具体的な年齢であってもよい。また、「性別」は、利用者IDにより識別される利用者Uの性別を示す。
また、「自宅」は、利用者IDにより識別される利用者Uの自宅の位置情報を示す。なお、図7に示す例では、「自宅」は、「LC11」といった抽象的な符号を図示するが、緯度経度情報等であってもよい。また、例えば、「自宅」は、地域名や住所であってもよい。
また、「勤務地」は、利用者IDにより識別される利用者Uの勤務地(学生の場合は学校)の位置情報を示す。なお、図7に示す例では、「勤務地」は、「LC12」といった抽象的な符号を図示するが、緯度経度情報等であってもよい。また、例えば、「勤務地」は、地域名や住所であってもよい。
また、「配送ID」は、利用者IDにより識別される利用者Uが行った商品や荷物等の配送依頼を識別するための識別情報を示す。例えば、「配送ID」は、商品等の配送業者Dや配送状況等を調べるために用いられる。なお、図7に示す例では、「配送ID」は、各利用者Uに1つずつ図示するが、複数であってもよい。すなわち、1人の利用者Uが複数の配送依頼を行っていてもよい。また、利用者Uが行った配送依頼に限らず、他人が行った利用者U宛の商品等の配送依頼であってもよい。
例えば、図7に示す例において、利用者ID「U1」により識別される利用者Uの年齢は、「20代」であり、性別は、「男性」であることを示す。また、例えば、利用者ID「U1」により識別される利用者Uは、自宅が「LC11」であることを示す。また、例えば、利用者ID「U1」により識別される利用者Uは、勤務地が「LC12」であることを示す。また、例えば、利用者ID「U1」により識別される利用者Uは、配送ID「配送#1」により識別される配送依頼をしていることを示す。
ここで、図7に示す例では、「U1」、「LC11」、「LC12」及び「配送#1」といった抽象的な値を用いて図示するが、「U1」、「LC11」、「LC12」及び「配送#1」には、具体的な文字列や数値等の情報が記憶されるものとする。以下、他の情報に関する図においても、抽象的な値を図示する場合がある。
なお、利用者情報データベース121は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、利用者情報データベース121は、利用者Uの端末装置10に関する各種情報を記憶してもよい。また、利用者情報データベース121は、利用者Uのデモグラフィック(人口統計学的属性)、サイコグラフィック(心理学的属性)、ジオグラフィック(地理学的属性)、ベヘイビオラル(行動学的属性)等の属性に関する情報を記憶してもよい。例えば、利用者情報データベース121は、氏名、家族構成、出身地(地元)、職業、職位、収入、資格、居住形態(戸建、マンション等)、車の有無、通学・通勤時間、通学・通勤経路、定期券区間(駅、路線等)、利用頻度の高い駅(自宅・勤務地の最寄駅以外)、習い事(場所、時間帯等)、趣味、興味、ライフスタイル等の情報を記憶してもよい。
(履歴情報データベース122)
履歴情報データベース122は、利用者Uの行動を示すログデータに関する各種情報を記憶する。図8は、履歴情報データベース122の一例を示す図である。図8に示した例では、履歴情報データベース122は、「利用者ID」、「位置履歴」、「検索履歴」、「閲覧履歴」、「購買履歴」、「投稿履歴」といった項目を有する。
「利用者ID」は、利用者Uを識別するための識別情報を示す。また、「位置履歴」は、利用者Uの位置の履歴である位置履歴を示す。また、「検索履歴」は、利用者Uが入力した検索クエリの履歴である検索履歴を示す。また、「閲覧履歴」は、利用者Uが閲覧したコンテンツの履歴である閲覧履歴を示す。また、「購買履歴」は、利用者Uによる購買の履歴である購買履歴を示す。また、「投稿履歴」は、利用者Uによる投稿の履歴である投稿履歴を示す。
例えば、図8に示す例において、利用者ID「U1」により識別される利用者Uは、「位置履歴#1」の通りに移動し、「検索履歴#1」の通りに検索し、「閲覧履歴#1」の通りにコンテンツを閲覧し、「購買履歴#1」の通りに所定の店舗等で所定の商品等を購入し、「投稿履歴」の通りに投稿したことを示す。
ここで、図8に示す例では、「U1」、「位置履歴#1」、「検索履歴#1」、「閲覧履歴#1」、「購買履歴#1」及び「投稿履歴#1」といった抽象的な値を用いて図示するが、「U1」、「位置履歴#1」、「検索履歴#1」、「閲覧履歴#1」、「購買履歴#1」及び「投稿履歴#1」には、具体的な文字列や数値等の情報が記憶されるものとする。
なお、履歴情報データベース122は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、履歴情報データベース122は、利用者Uが追加商品Aを購入した履歴である追加注文履歴を示す情報を記憶してもよい。なお、追加注文履歴には、追加商品Aの名称、カテゴリ、購入数量、購入回数に関する情報が含まれていてもよい。
(配送情報データベース123)
配送情報データベース123は、利用者Uの配送依頼に関する各種情報を記憶する。図9は、配送情報データベース123の一例を示す図である。図9に示した例では、配送情報データベース123は、「配送ID」、「配送業者」、「配送日時」、「配送先」、「配送物」、「追加注文要否」、「追加商品」、「数量」といった項目を有する。
「配送ID」は、利用者U宛の商品や荷物等の配送依頼を識別するための識別情報を示す。また、「配送業者」は、利用者U宛の商品や荷物等を配送する事業者を示す。また、「配送日時」は、利用者U宛の商品や荷物等の配送予定日(到着予定日)を示す。また、「配送先」は、配送先として利用者Uの指定した場所(自宅等)を示す。また、「配送物」は、利用者U宛に配送される商品や荷物等を示す。なお、「配送物」は、配送物Gを識別するための識別情報であってもよい。また、「追加注文要否」は、利用者Uが追加注文を要求しているか否かを示す。また、「追加商品」は、追加商品A(又はその追加商品リスト)の中から利用者Uが指定した追加商品Aを示す。なお、「追加商品」は、追加商品Aを識別するための識別情報であってもよい。また、「数量」は、利用者Uが指定した追加商品Aの数量(購入数量)を示す。
例えば、図9に示す例において、配送ID「配送#1」により識別される配送依頼では、「配送業者#1」により「配送日時#1」に「配送先#1」宛に「配送物#1」とともに「追加商品#1」が「数量#1」だけ届けられることを示す。
ここで、図9に示す例では、「配送#1」、「配送日時#1」、「配送業者#1」、「配送先#1」、「配送物#1」、「追加商品#1」及び「数量#1」といった抽象的な値を用いて図示するが、「配送#1」、「配送日時#1」、「配送業者#1」、「配送先#1」、「配送物#1」、「追加商品#1」及び「数量#1」には、具体的な文字列や数値等の情報が記憶されるものとする。
なお、配送情報データベース123は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、配送情報データベース123は、配送物Gや追加商品Aのカテゴリや特性に関する情報を記憶してもよい。また、配送情報データベース123は、配送の良否に対する利用者U(受取人)の評価やアンケート結果に関する情報を記憶してもよい。
(追加注文情報データベース124)
追加注文情報データベース124は、利用者Uの追加注文に関する各種情報を記憶する。図10は、追加注文情報データベース124の一例を示す図である。図10に示した例では、追加注文情報データベース124は、「セグメント」、「配送物」、「追加商品」、「追加購入頻度」、「履歴登場頻度」、「スコア」といった項目を有する。
「セグメント」は、利用者Uの属性等に基づいて分類したセグメント(区分)を示す。例えば、「セグメント」は、年齢、性別、居住地域、職業、ライフステージ等の属性に基づいてグループ分けされた利用者Uの集団を示す。なお、セグメントではなく個々の利用者Uごとに追加商品Aのスコアを求める場合には、「セグメント」は「利用者ID」であってもよい。また、追加商品Aのスコアを求める際に利用者Uの属性やセグメント等を考慮しない場合には、「セグメント」は無くてもよい。
また、「配送物」は、利用者U等に配送された商品や荷物等を示す。なお、「配送物」は、配送物Gを識別するための識別情報であってもよい。また、「追加商品」は、利用者Uが指定した追加商品Aを示す。なお、「追加商品」は、追加商品Aを識別するための識別情報であってもよい。
また、「追加購入頻度」は、追加商品Aが購入される回数/頻度/確率や追加商品AのCTR又はCVR等を示す。また、「履歴登場頻度」は、追加商品Aが履歴情報等に登場する回数/頻度/確率等を示す。また、「スコア」は、追加商品Aに付与される追加商品スコアを示す。追加商品スコアは、追加購入頻度や履歴登場頻度等に基づいて算出される。
例えば、図10に示す例において、「セグメント#1」に属する利用者Uに対して「配送物#1」とともに届けられる「追加商品#1」は、「追加購入頻度#1」の頻度で購入され、「履歴登場頻度#1」の頻度で履歴情報に登場し、「スコア#1」が付与されていることを示す。
ここで、図10に示す例では、「セグメント#1」、「配送物#1」、「追加商品#1」、「追加購入頻度#1」、「履歴登場頻度#1」及び「スコア#1」といった抽象的な値を用いて図示するが、「セグメント#1」、「配送物#1」、「追加商品#1」、「追加購入頻度#1」、「履歴登場頻度#1」及び「スコア#1」には、具体的な文字列や数値等の情報が記憶されるものとする。
なお、追加注文情報データベース124は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、追加注文情報データベース124は、利用者Uに対して提示される追加商品Aが掲載された追加商品リストを記憶してもよい。また、追加注文情報データベース124は、配送物Gや追加商品Aに関する利用者Uの評価やアンケート結果に関する情報を記憶してもよい。
(制御部130)
図6に戻り、説明を続ける。制御部130は、コントローラ(Controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等によって、情報提供装置100の内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例に相当)がRAM等の記憶領域を作業領域として実行されることにより実現される。図6に示す例では、制御部130は、通知部131と、受付部132と、配送処理部133と、決済処理部134と、算出部135と、生成部136と、学習部137とを有する。
(通知部131)
通知部131は、通信部110を介して、利用者Uに対して配送物Gの配送通知を行う。また、通知部131は、配送通知の際に利用者Uに対して追加商品Aに関する情報を通知する。すなわち、通知部131は、利用者Uに対して追加商品Aに関する情報を提供する提供部でもある。例えば、通知部131は、利用者Uに対して、追加商品Aに関する情報として、追加商品Aが掲載された追加商品リストを通知する。また、追加商品Aは、日用品、雑貨、菓子、飲料、食品、調味料のいずれかを含む。また、追加商品Aは、配送物Gに関連する物品であってもよいし、配送物Gに起因して欲しくなる物品であってもよい。
本実施形態では、通知部131は、通信部110を介して、配送業者Dに対して、利用者Uの購入済み商品を利用者Uの指定した場所に配送する依頼があった旨を通知する。また、通知部131は、通信部110を介して、利用者Uに対して、発送手配が完了した旨及び配送予定日(到着予定日)を通知するとともに、追加商品Aが掲載された追加商品リストを提示する。
(受付部132)
受付部132は、通信部110を介して、配送通知の際に利用者Uから追加商品Aの注文を受け付ける。このとき、受付部132は、配送物Gの配送通知時から配送物Gの到着までの間に、利用者Uから追加商品Aの指定を受け付けるようにしてもよい。例えば、受付部132は、追加商品Aに関する情報の通知に応じた利用者Uからの追加商品Aの指定を受け付ける。また、受付部132は、利用者Uから追加購入を希望する旨を受け付ける。さらに、受付部132は、利用者Uが追加商品Aを受け取った際に利用者Uによる端末装置を用いた決済に関する情報を受け付ける。あるいは、受付部132は、利用者Uから追加商品Aの注文を受け付けた際に利用者によるオンライン決済に関する情報を受け付ける。
(配送処理部133)
配送処理部133は、通信部110を介して、配送業者Dに対して、配送予定日に配送物Gとともに追加商品Aを利用者Uに届けるように手配する。ここでは、配送処理部133は、配送業者Dに対して、配送予定日に配送物Gとともに、利用者Uから指定された追加商品Aを利用者Uに届けるように手配する。なお、配送処理部133は、配送予定日に配送物Gとともに利用者Uが購入可能な追加商品Aの一式(追加商品Aの候補)を利用者Uに届けるように手配してもよい。追加商品Aは、置き菓子のように商品ボックスX(又は商品トレー)に収容されていてもよい。この商品ボックスXは、物流拠点Bに設置されていてもよいし、配送業者Dの配送車両Cに常備されていてもよい。
また、配送処理部133は、通信部110を介して、配送業者Dに対して、追加商品Aの減少分を補充するように手配する。例えば、配送処理部133は、減少した追加商品Aの製造元/販売元/在庫がある近隣の物流拠点Bから、追加商品Aが減少した配送業者Dの物流拠点B又は配送車両Cに対して、減少分に相当する当該商品を配送するように発注又は手配する。
また、配送処理部133は、通信部110を介して、配送業者Dに対して、追加商品リストの上位(例えば上位10位以内)に掲載されている商品を、購入可能な追加商品Aの一式(追加商品Aの候補)として、配送業者Dの物流拠点B宛に配送するように手配してもよいし、商品ボックスX(又は商品トレー)内に配置するように指示してもよい。
(決済処理部134)
決済処理部134は、利用者Uの端末装置10からの追加商品Aの代金の決済に関する情報に基づいて、追加商品Aの代金の決済処理を行う。このとき、利用者Uは、配送業者Dから配送物G及び追加商品Aを受け取るとともに、追加商品Aの代金について端末装置10を用いた決済を行う。なお、利用者Uは、追加商品Aの注文の際に、追加商品Aの代金について端末装置10を用いたオンライン決済を行ってもよい。
(算出部135)
算出部135は、追加商品Aに付与される追加商品スコアを算出する。例えば、算出部135は、配送物Gと追加商品Aとの関係に基づいて、追加商品Aに付与される追加商品スコアを算出する。
なお、算出部135は、利用者Uの属性に基づいて、追加商品スコアを算出してもよい。また、利用者Uの履歴情報に基づいて、追加商品スコアを算出してもよい。このとき、算出部135は、利用者Uの位置履歴に基づいて、追加商品スコアを算出してもよい。また、算出部135は、利用者Uの購買履歴に基づいて、追加商品スコアを算出してもよい。例えば、算出部135は、利用者Uが過去に購入した追加商品Aに基づいて、追加商品スコアを算出してもよい。また、算出部135は、配送物Gと追加商品Aとの関係に基づいて、追加商品スコアを算出してもよい。また、算出部135は、追加商品AのCTR(クリック率)又はCVR(コンバージョン率)に基づいて、追加商品スコアを算出してもよい。
また、算出部135は、利用者Uに購入された追加商品Aの数量の統計値(平均値、最大値、最小値)に基づいて、追加商品Aに付与される追加商品スコアを算出してもよい。また、算出部135は、利用者Uと同じ属性を持つ利用者群に購入された追加商品Aの数量の統計値に基づいて、追加商品Aに付与される追加商品スコアを算出してもよい。さらに、算出部135は、1回あたりの配送で購入された追加商品Aの数量の統計値に基づいて、追加商品Aに付与される追加商品スコアを算出してもよい。
(生成部136)
生成部136は、算出された追加商品スコアに応じた追加商品リストを生成する。例えば、生成部136は、算出された追加商品スコアの大小の順(昇順/降順)に追加商品Aを並べ替えた追加商品リストを生成する。なお、追加商品リストの生成は、追加商品リストの新規作成であってもよいし、既存の追加商品リストの更新であってもよい。すなわち、生成部136は、既存の追加商品リストを更新する更新部であってもよい。
(学習部137)
学習部137は、配送物Gを入力データとし、追加商品Aを正解データとして学習し、モデルを構築する。そして、学習部137は、配送物Gをモデルに入力した際に追加商品Aを出力する。例えば、学習部137は、配送物Gをモデルに入力した際に追加商品Aを出力するように学習する。このとき、学習部137は、利用者ごと又はそのセグメントごとにモデルを生成する。配送物Gと追加商品Aとの関係は、利用者ごと又はそのセグメントごとに異なると予想される。そこで、利用者又はそのセグメントと配送物Gと追加商品Aとの関係を実績ベースで予測するモデルを生成する。すなわち、学習部137は、利用者又はそのセグメントと配送物Gとを入力データとし、追加商品Aを正解データとして学習し、モデルを構築する。そして、学習部137は、利用者又はそのセグメントと配送物Gとをモデルに入力した際に追加商品Aを出力する。なお、学習部137は、生成部136であってもよい。すなわち、学習部137は、生成部136と一体化していてもよい。
また、学習部137は、追加商品Aを入力データとし、追加商品スコアを正解データとして学習し、モデルを構築する。そして、学習部137は、追加商品Aをモデルに入力した際に追加商品スコアを出力する。これにより、学習部137は、追加商品Aから追加商品スコアを推定する。なお、学習部137は、算出部135であってもよい。すなわち、学習部137は、算出部135と一体化していてもよい。
なお、モデルは、任意の種別のモデルが採用可能である。例えば、学習部137は、SVM(Support Vector Machine)やDNN(Deep Neural Network)をモデルとして採用してもよい。ここで、DNNは、CNN(Convolutional Neural Network)やRNN(Recurrent Neural Network)であってもよい。また、RNNは、LSTM(Long short-term memory)等であってもよい。すなわち、モデルは、任意の形式のモデルが採用可能である。また、モデルは、例えば、CNNとRNNとを組み合わせたモデル等、複数のモデルを組み合わせることで実現されるモデルであってもよい。また、データマイニングやその他の機械学習アルゴリズムを利用してもよい。学習部137は、上述した各種の学習手法により、モデルの学習を行う。
〔5.処理手順〕
次に、図11を用いて実施形態に係る情報提供装置100による処理手順について説明する。図11は、実施形態に係る処理手順を示すフローチャートである。なお、以下に示す処理手順は、情報提供装置100の制御部130によって繰り返し実行される。
情報提供装置100の通知部131は、通信部110を介して、利用者Uに対して配送物Gの配送通知を行うとともに、追加注文の要否を確認する(ステップS101)。このとき、通知部131は、利用者Uに対して、配送通知の際に追加商品Aの購入を提案する。そして、通知部131は、追加商品Aの購入の提案に応じた利用者Uに対して、追加商品Aが掲載された追加商品リストを提示する。
続いて、情報提供装置100の受付部132は、通信部110を介して、利用者Uから追加商品Aの指定を受け付ける(ステップS102)。このとき、受付部132は、提示された商品リストを参照した利用者Uから追加商品Aとその数量(購入数)の指定を受け付ける。
続いて、情報提供装置100の配送処理部133は、通信部110を介して、利用者Uから追加商品Aの指定(購入指示)を受け付けて、配送業者Dに対して、配送物とともに、指定された追加商品Aを利用者Uの指定した場所に届けるように手配する(ステップS103)。このとき、配送業者Dは、通知を受けて、利用者Uの指定した場所に、配送物Gとともに、指定された追加商品Aを届ける。すなわち、配送業者Dは、利用者Uの指定した場所に、配送予定日に配送物Gとともに追加商品Aを届ける。
続いて、情報提供装置100の決済処理部134は、利用者Uの端末装置10からの追加商品Aの代金の決済に関する情報に基づいて、追加商品Aの代金の決済処理を行う(ステップS104)。このとき、利用者Uは、配送業者Dから配送物G及び追加商品Aを受け取るとともに、追加商品Aの代金について端末装置10を用いた決済を行う。なお、利用者Uは、追加商品Aの注文の際に、追加商品Aの代金について端末装置10を用いたオンライン決済を行ってもよい。
続いて、情報提供装置100の決済処理部134は、通信部110を介して、配送業者Dに対して、追加商品Aの減少分を補充するように手配する(ステップS105)。例えば、配送処理部133は、減少した追加商品Aの製造元/販売元/在庫がある近隣の物流拠点Bから、追加商品Aが減少した配送業者Dの物流拠点B又は配送車両Cに対して、減少分に相当する当該商品を配送するように発注又は手配する。
続いて、情報提供装置100の算出部135は、追加商品Aに付与される追加商品スコアを算出する(ステップS106)。例えば、算出部135は、利用者Uの属性に基づいて、追加商品スコアを算出してもよい。また、利用者Uの履歴情報に基づいて、追加商品スコアを算出してもよい。このとき、算出部135は、利用者Uの位置履歴に基づいて、追加商品スコアを算出してもよい。また、算出部135は、利用者Uの購買履歴に基づいて、追加商品スコアを算出してもよい。例えば、算出部135は、利用者Uが過去に購入した追加商品Aに基づいて、追加商品スコアを算出してもよい。また、算出部135は、配送物Gと追加商品Aとの関係に基づいて、追加商品スコアを算出してもよい。また、算出部135は、追加商品Aのクリック率又はコンバージョン率に基づいて、追加商品スコアを算出してもよい。また、算出部135は、利用者Uにより購入された追加商品Aの数量の統計値に基づいて、追加商品Aに付与される追加商品スコアを算出してもよい。なお、実際には、算出部135は、上記のステップS101の時点で、追加商品Aに付与される追加商品スコアを算出してもよい。
続いて、情報提供装置100の生成部136は、算出された追加商品スコアに応じた追加商品リストを生成する(ステップS107)。例えば、生成部136は、算出された追加商品スコアの大小の順(昇順/降順)に追加商品Aを並べ替えた追加商品リストを生成する。なお、追加商品リストの生成は、追加商品リストの新規作成であってもよいし、既存の追加商品リストの更新であってもよい。生成部136は、通知部131に当該追加商品リストを提供する。そして、通知部131は、次回以降、利用者Uに対して、当該追加商品リストを提示する。なお、実際には、生成部136は、上記のステップS101の時点で、算出された追加商品スコアに応じた追加商品リストを生成してもよい。
続いて、情報提供装置100の学習部137は、配送物Gを入力データとし、追加商品Aを正解データとして学習し、モデルを構築する(ステップS108)。そして、学習部137は、配送物Gをモデルに入力した際に追加商品Aを出力する。学習部137は、出力された追加商品Aを通知部131又は生成部136に通知する。なお、実際には、学習部137は通知部131又は生成部136にこのモデルを提供し、通知部131又は生成部136が配送物Gをモデルに入力した際に追加商品Aを出力するようにしてもよい。
続いて、情報提供装置100の学習部137は、追加商品Aを入力データとし、追加商品スコアを正解データとして学習し、モデルを構築する(ステップS109)。そして、学習部137は、追加商品Aをモデルに入力した際に追加商品スコアを出力する。学習部137は、出力された追加商品スコアを生成部136に通知する。なお、実際には、学習部137は生成部136にこのモデルを提供し、生成部136が追加商品Aをモデルに入力した際に追加商品スコアを出力するようにしてもよい。
〔6.変形例〕
上述した端末装置10及び情報提供装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、実施形態の変形例について説明する。
上記の実施形態において、情報提供装置100は、利用者U宛の配送物Gに限らず、何らかの利用者U宛のお届け物の配送通知時に、利用者Uから追加商品Aの指定を受け付けてもよい。すなわち、情報提供装置100は、電子商取引における商品配送時のみならず、通常の宅配便における荷物配送時にも、利用者Uから追加商品Aの指定を受け付けるようにしてもよい。
また、上記の実施形態において、情報提供装置100は、利用者U宛の配送物Gの配送通知時に限らず、配送通知時(発送完了後)から配送物Gの到着(配送業者Dの到着)までの間に、利用者Uから追加商品Aの指定を受け付けるようにしてもよい。例えば、配送業者Dの配送車両Cに追加商品Aが常備されている場合、利用者Uからの追加商品Aの指示に対して配送業者Dが即時対応して配送物Gとともに追加商品Aを利用者Uに届けることができるため、情報提供装置100は、配送物Gの到着の直前(又は到着時)まで利用者Uから追加商品Aの指定を受け付けることが可能になる。なお、情報提供装置100は、利用者U宛の配送物Gの配送通知時に、利用者Uに対して、追加商品Aの指定の受け付け可能期間を提示してもよい。また、情報提供装置100は、配送物Gが既に利用者Uに到着済みで追加商品Aの指定を受け付けることができない場合には、指定の受け付け期限(締切)を過ぎている旨を通知してもよい。
また、上記の実施形態において、情報提供装置100が利用者Uから追加商品Aの指定を受け付ける場合に限らず、配送業者Dが追加商品Aの一式を利用者Uに直接提示し、利用者Uが所望の追加商品Aを取ってセルフ決済するようにしてもよい。例えば、情報提供装置100は、利用者U宛の配送物G(又は荷物)の配送通知時に、利用者Uが追加商品Aの購入希望の意思を示した場合、配送業者Dにその旨を通知する。その後、配送業者Dは、利用者U宛の配送物Gとともに、置き菓子のように追加商品Aが詰め込まれた商品ボックスXを利用者Uの自宅まで持参する。すなわち、例えば配送業者Dが配送物Gとともに置き菓子の箱をそのまま利用者Uの自宅まで届けて利用者Uに提示し、追加購入する商品を利用者Uに選ばせるイメージである。利用者Uは、商品ボックスXの中から所望の追加商品Aを取り、端末装置10を用いて商品ボックスXの表面等に掲載された2次元コードR(QRコード(登録商標))又は配送業者Dが所持する2次元コードRを読み取り、端末装置10を用いた決済を行う。これにより、利用者Uは、購入済み商品や荷物等の受け取りとともに、その場で日用品や雑貨、菓子、飲料等の買い物ができる。
また、上記の実施形態において、配送物Gの配送を行う配送業者Dに限らず、何らかのサービスを提供するために利用者Uの自宅(勤務地でも可)を訪問する事業者(来訪者)が、訪問の際に利用者Uに追加商品Aを届けるようにしてもよい。例えば、利用者Uは、端末装置10を用いて、情報提供装置100を介して事業者にサービスの利用を申し込む(サービスの提供を依頼する)。情報提供装置100は、利用者Uに対して、サービス提供の予定日時の通知を行うとともに、追加商品Aを提示する。利用者Uは、サービス提供の予定日時の通知時に、自身の端末装置10を操作して、提示された追加商品Aの中から、自身が所望する追加商品Aとその数量(購入数)を指定する。情報提供装置100は、利用者Uから指定された追加商品Aを事業者に通知する。実際に利用者Uの自宅を訪問する当該事業者の従業員等は、利用者Uの自宅訪問の際に利用者Uに追加商品Aを届ける。例えば、事業者は、出前・宅配・デリバリー・ケータリング等のサービスを提供する飲食事業者(飲食店)やネットスーパー等であってもよいし、配車サービス事業者や引越し業者、自宅派遣型サービス事業者(出張マッサージ/出張レッスン/出張パーソナルトレーニング等)等であってもよい。
また、上記の実施形態において、配送業者Dは、配送車両Cに、追加商品Aの一式を収容した商品ボックスXを積載した状態で、所定の巡回ルートに沿って配送車両Cを走行(移動)させてもよい。すなわち、配送業者Dの配送車両Cを、移動式スーパーのように使用してもよい。この場合、情報提供装置100は、配送車両Cの位置を追跡し、配送車両Cが上記巡回ルートの沿線上の利用者Uの自宅に接近したとき、利用者Uに対して、配送車両Cの接近を通知するとともに追加商品Aの購入を打診する。あるいは、配送車両Cが利用者Uの自宅に接近する予定時刻を通知するとともに追加商品Aの購入を打診する。情報提供装置100は、利用者Uが追加商品Aの購入に興味を示した場合に、利用者Uに対して追加商品Aが掲載された追加商品リストを提示する。そして、情報提供装置100は、利用者Uから任意の追加商品Aが指定された場合、配送業者Dに対して、利用者Uの指定した追加商品Aに関する情報を通知する。配送業者Dは、情報提供装置100から、利用者Uの指定した追加商品Aに関する情報の通知を受けた場合、利用者Uの自宅宛に、利用者Uの指定した追加商品Aを届ける。
〔7.効果〕
上述してきたように、本願に係る情報提供装置100は、利用者Uに対して配送物Gの配送通知を行う通知部131と、配送通知の際に利用者Uから追加商品Aの注文を受け付ける受付部132と、配送予定日に配送物Gとともに追加商品Aを利用者Uに届けるように手配する配送処理部133と、を備える。
また、通知部131は、配送通知の際に利用者Uに対して追加商品Aに関する情報を通知する。そして、受付部132は、追加商品Aに関する情報の通知に応じた利用者Uからの追加商品Aの指定を受け付ける。
また、追加商品Aに関する情報は、追加商品Aが掲載された追加商品リストである。
また、受付部132は、利用者Uから追加購入を希望する旨を受け付ける。そして、配送処理部133は、配送予定日に配送物Gを届けるとともに利用者Uが購入可能な追加商品Aの一式を利用者Uに提示するように手配する。
また、受付部132は、利用者Uが追加商品Aを受け取った際に利用者Uによる端末装置を用いた決済に関する情報を受け付ける。
また、受付部132は、利用者Uから追加商品Aの注文を受け付けた際に利用者Uによるオンライン決済に関する情報を受け付ける。
また、受付部132は、配送物Gの配送通知時から配送物Gの到着までの間に、利用者Uから追加商品Aの指定を受け付ける
追加商品Aは、配送物Gを配送する配送業者Dの物流拠点Bに配置されている。配送処理部は、配送業者Dに対して、配送予定日に配送物Gとともに追加商品Aを利用者に届けるように手配する。
追加商品Aは、配送物Gを配送する配送業者Dの配送車両Cに常備されている。配送処理部は、配送業者Dに対して、配送予定日に配送物Gとともに追加商品Aを利用者に届けるように手配する。
また、追加商品Aは、配送物Gに関連する物品又は配送物Gに起因して欲しくなる物品である。例えば、追加商品Aは、日用品、雑貨、菓子、飲料、食品、調味料、試供品のいずれかを含む。
さらに、他の観点では、本願に係る情報提供装置100は、利用者Uに対して来訪者の来訪予定日を通知する通知部131と、来訪予定日の通知の際に利用者Uから追加商品Aの注文を受け付ける受付部132と、来訪予定日に来訪者が追加商品Aを利用者Uに届けるように手配する配送処理部133と、を備える。
上述した各処理のいずれかもしくは組合せにより、本願に係る情報提供装置100は、配送物の配送通知時に追加注文を受け付け、配送予定日(到着予定日)に配送物とともに追加商品を届けることができる。また、追加商品は、利用者が配送物となる商品を購入したマーケットプレイス(又は実店舗)や配送業者等とは直接関係がないため、マーケットプレイスや配送業者等の競争に左右されない。その一方で、マーケットプレイスや配送業者等の商品配送の機会の増加に合わせて、追加商品のユーザ接触機会が増加する。すなわち、マーケットプレイスや配送業者等の成長に合わせて、追加注文のサービスや事業も成長する。また、オンライン/オフラインを問わずに対応することができる。
〔8.ハードウェア構成〕
また、上述した実施形態に係る端末装置10や情報提供装置100は、例えば図12に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、情報提供装置100を例に挙げて説明する。図12は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力I/F(Interface)1060、入力I/F1070、ネットワークI/F1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。演算装置1030は、例えばCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等により実現される。
一次記憶装置1040は、RAM(Random Access Memory)等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一次的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等により実現される。二次記憶装置1050は、内蔵ストレージであってもよいし、外付けストレージであってもよい。また、二次記憶装置1050は、USBメモリやSD(Secure Digital)メモリカード等の取り外し可能な記憶媒体であってもよい。また、二次記憶装置1050は、クラウドストレージ(オンラインストレージ)やNAS(Network Attached Storage)、ファイルサーバ等であってもよい。
出力I/F1060は、ディスプレイ、プロジェクタ、及びプリンタ等といった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインターフェイスであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力I/F1070は、マウス、キーボード、キーパッド、ボタン、及びスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインターフェイスであり、例えば、USB等により実現される。
また、出力I/F1060及び入力I/F1070はそれぞれ出力装置1010及び入力装置1020と無線で接続してもよい。すなわち、出力装置1010及び入力装置1020は、ワイヤレス機器であってもよい。
また、出力装置1010及び入力装置1020は、タッチパネルのように一体化していてもよい。この場合、出力I/F1060及び入力I/F1070も、入出力I/Fとして一体化していてもよい。
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、又は半導体メモリ等から情報を読み出す装置であってもよい。
ネットワークI/F1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力I/F1060や入力I/F1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
例えば、コンピュータ1000が情報提供装置100として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、コンピュータ1000の演算装置1030は、ネットワークI/F1080を介して他の機器から取得したプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行してもよい。また、コンピュータ1000の演算装置1030は、ネットワークI/F1080を介して他の機器と連携し、プログラムの機能やデータ等を他の機器の他のプログラムから呼び出して利用してもよい。
〔9.その他〕
以上、本願の実施形態を説明したが、これら実施形態の内容により本発明が限定されるものではない。また、前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、前述した実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、上述した情報提供装置100は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットホーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティング等で呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、通知部は、通知手段や通知回路に読み替えることができる。
1 情報処理システム
10 端末装置
100 情報提供装置
110 通信部
120 記憶部
121 利用者情報データベース
122 履歴情報データベース
123 配送情報データベース
124 追加注文情報データベース
130 制御部
131 通知部
132 受付部
133 配送処理部
134 決済処理部
135 算出部
136 生成部
137 学習部

Claims (13)

  1. 利用者の端末装置に対して配送物の配送通知を行う通知部と、
    前記利用者の端末装置への配送通知の際に前記利用者の端末装置から追加商品の注文を受け付ける受付部と、
    配送予定日に前記配送物とともに前記追加商品を前記利用者に届けるように手配する配送処理部と、
    を備え、
    前記配送処理部は、前記配送物を配送する配送車両の配送業者の端末装置の測位に基づく位置情報を、該端末装置からの送信を受けて配送車両の位置を把握することで、前記配送物とともに前記追加商品の一式を積載した配送車両の位置を追跡し、前記配送車両が配送ルートの沿線上の各利用者の自宅に接近したとき、該各利用者の端末装置に対して、前記配送車両の接近を通知するとともに前記追加商品の購入を提案し、提案を受けた利用者の端末装置から前記追加商品の購入希望の通知を受けた場合、前記配送車両の配送業者に対して、前記追加商品を該利用者に届けるように手配することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記通知部は、前記配送通知の際に前記利用者の端末装置に対して追加商品に関する情報を通知し、
    前記受付部は、前記追加商品に関する情報の通知に応じた前記利用者の端末装置からの前記追加商品の指定を受け付ける
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記追加商品に関する情報は、前記追加商品が掲載された追加商品リストである
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記受付部は、前記利用者の端末装置から追加購入を希望する旨を受け付け、
    前記配送処理部は、前記配送予定日に前記配送物を届けるとともに前記利用者が購入可能な前記追加商品の一式が収容された商品ボックスを前記利用者に直接提示して前記追加商品の購入を提案するように手配する
    ことを特徴とする請求項1~3のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  5. 前記受付部は、前記利用者が前記追加商品を受け取った際に前記利用者の端末装置を用いた決済に関する情報を受け付ける
    ことを特徴とする請求項1~4のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  6. 前記受付部は、前記利用者の端末装置から前記追加商品の注文を受け付けた際に前記利用者によるオンライン決済に関する情報を受け付ける
    ことを特徴とする請求項1~5のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  7. 前記受付部は、前記配送物の配送通知時から前記配送物の到着までの間に、前記利用者の端末装置から前記追加商品の指定を受け付ける
    ことを特徴とする請求項1~6のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  8. 前記追加商品は、前記配送物を配送する配送業者の物流拠点に配置されており、
    前記配送処理部は、前記配送業者に対して、前記配送予定日に前記配送物とともに前記追加商品を前記利用者に届けるように手配する
    ことを特徴とする請求項1~7のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  9. 前記追加商品は、前記配送物を配送する配送業者の配送車両に常備されており、
    前記配送処理部は、前記配送業者に対して、前記配送予定日に前記配送物とともに前記追加商品を前記利用者に届けるように手配する
    ことを特徴とする請求項1~8のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  10. 前記追加商品は、前記配送物を配送する配送業者が前記配送物とともに持ち運び可能な物品であって、前記配送物に関連する物品又は前記配送物に起因して欲しくなる物品である
    ことを特徴とする請求項1~9のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  11. 前記追加商品は、日用品、雑貨、菓子、飲料、食品、調味料、試供品のいずれかを含む
    ことを特徴とする請求項1~10のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  12. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    利用者の端末装置に対して配送物の配送通知を行う通知工程と、
    前記利用者の端末装置への配送通知の際に前記利用者の端末装置から追加商品の注文を受け付ける受付工程と、
    配送予定日に前記配送物とともに前記追加商品を前記利用者に届けるように手配する配送処理工程と、
    を含み、
    前記配送処理工程では、前記配送物を配送する配送車両の配送業者の端末装置の測位に基づく位置情報を、該端末装置からの送信を受けて配送車両の位置を把握することで、前記配送物とともに前記追加商品の一式を積載した配送車両の位置を追跡し、前記配送車両が配送ルートの沿線上の各利用者の自宅に接近したとき、該各利用者の端末装置に対して、前記配送車両の接近を通知するとともに前記追加商品の購入を提案し、提案を受けた利用者の端末装置から前記追加商品の購入希望の通知を受けた場合、前記配送車両の配送業者に対して、前記追加商品を該利用者に届けるように手配することを特徴とする情報処理方法。
  13. 利用者の端末装置に対して配送物の配送通知を行う通知手順と、
    前記利用者の端末装置への配送通知の際に前記利用者の端末装置から追加商品の注文を受け付ける受付手順と、
    配送予定日に前記配送物とともに前記追加商品を前記利用者に届けるように手配する配送処理手順と、
    をコンピュータに実行させ、
    前記配送処理手順では、前記配送物を配送する配送車両の配送業者の端末装置の測位に基づく位置情報を、該端末装置からの送信を受けて配送車両の位置を把握することで、前記配送物とともに前記追加商品の一式を積載した配送車両の位置を追跡し、前記配送車両が配送ルートの沿線上の各利用者の自宅に接近したとき、該各利用者の端末装置に対して、前記配送車両の接近を通知するとともに前記追加商品の購入を提案し、提案を受けた利用者の端末装置から前記追加商品の購入希望の通知を受けた場合、前記配送車両の配送業者に対して、前記追加商品を該利用者に届けるように手配することを特徴とする情報処理プログラム。
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