JP2017084325A - 電子チケット管理装置及び電子チケット管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】、電子チケットの利用促進に有用な電子チケット管理装置及び電子チケット管理方法を提供すること。
【解決手段】本開示に係る電子チケット管理装置2は、利用上限額、利用権者、及び決済者を含む電子チケット情報を蓄積する発行チケット管理テーブルTBL213と、決済者からの譲渡要求を取得し、発行チケット管理テーブルTBL213に蓄積された電子チケット情報の利用権者を、譲渡要求において指定された者に変更する譲渡管理部26と、利用権者が利用上限額内で電子チケットを利用する場合に限定して、当該電子チケットを利用した取引を許可する取引管理部27と、取引に利用される電子チケットの利用上限額と、当該取引における実際の利用金額との差額が当該電子チケットの決済者に還元されるように決済処理を行う決済処理部28と、を備える。
【選択図】図2
【解決手段】本開示に係る電子チケット管理装置2は、利用上限額、利用権者、及び決済者を含む電子チケット情報を蓄積する発行チケット管理テーブルTBL213と、決済者からの譲渡要求を取得し、発行チケット管理テーブルTBL213に蓄積された電子チケット情報の利用権者を、譲渡要求において指定された者に変更する譲渡管理部26と、利用権者が利用上限額内で電子チケットを利用する場合に限定して、当該電子チケットを利用した取引を許可する取引管理部27と、取引に利用される電子チケットの利用上限額と、当該取引における実際の利用金額との差額が当該電子チケットの決済者に還元されるように決済処理を行う決済処理部28と、を備える。
【選択図】図2
Description
本開示は、電子チケット管理装置及び電子チケット管理方法に関する。
近年、情報通信技術を活用した電子決済サービスの普及が進んでいる。例えば特許文献1に記載されたシステムでは、タクシーチケットを電子チケット化し、当該電子チケットにより決済を行っている。電子チケットを利用することにより、決済処理を簡易化することができる。
電子チケットを利用した決済処理には上述した利点があるものの、現状、電子チケットの利用が広く一般に浸透しているとは言い難い。
そこで、本開示は、電子チケットの利用促進に有用な電子チケット管理装置及び電子チケット管理方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、ユーザ間で円滑に電子チケットを譲渡したいという要望があることに着目し、一のユーザ(第1ユーザ)から他のユーザ(第2ユーザ)に対して好適に電子チケットを譲渡することができれば、電子チケットの利用促進が図られると考えた。そこで、本発明者らは、電子チケット管理装置として、第1ユーザからの要求に応じて、利用上限額が設定された電子チケットを第2ユーザに譲渡する装置に想到するに至った。当該電子チケット管理装置によれば、第1ユーザは、電子チケット管理装置を介して、利用上限額が設定された電子チケットを容易に第2ユーザに譲渡することができる。
ここで、電子チケットを譲渡する段階においては、第2ユーザによって実際に利用される金額を特定することが困難である場合が多い。そのため、第1ユーザは、余裕を持って利用上限額を高めに設定する必要がある。このことにより、決済者である第1ユーザが電子チケットを譲渡することを躊躇し、電子チケットの利用促進が十分に図られないおそれがある。
この点に関して、本発明者らは鋭意研究を行い、以下の構成を備えた電子チケット管理装置によって、上述した問題を解決することができるという事実を見い出すに至った。
すなわち、本開示の一態様に係る電子チケット管理装置は、電子チケットの、利用上限額、利用権者、及び決済者を含む電子チケット情報を蓄積する記憶部と、決済者からの譲渡要求を取得し、記憶部に蓄積された電子チケット情報の利用権者を、譲渡要求において指定された者に変更する譲渡管理部と、利用権者が利用上限額内で電子チケットを利用する場合に限定して、当該電子チケットを利用した取引を許可する取引管理部と、取引管理部が電子チケットを利用した取引を許可した場合に、当該取引に利用される電子チケットの利用上限額と、当該取引における実際の利用金額との差額が当該電子チケットの決済者に還元されるように決済処理を行う決済処理部と、を備える。
この電子チケット管理装置では、決済者からの譲渡要求に基づき利用権者が変更される。そして、当該利用権者が利用上限額内で電子チケットを利用すると、電子チケットの利用が許可され、利用上限額と利用金額との差額が決済者に還元される。このため、利用権者の利用金額が低く電子チケットの利用上限額が高いほど、より大きな額が決済者に還元されることとなる。よって、利用上限額の設定段階において利用上限額を高く設定した場合や、利用権者の購入金額が低い場合においても、電子チケットの決済者の不利益とならない。このことにより、電子チケットの譲渡を促進することができ、結果として、電子チケットの利用促進を図ることができる。
また、上記電子チケット管理装置において、電子チケット情報は、電子チケットの用途を特定する情報を更に含み、取引管理部は、利用権者が利用上限額内で電子チケットを利用する場合において、利用目的が用途の範囲内である場合に更に限定して、当該電子チケットを利用した取引を許可してもよい。これにより、電子チケットの利用用途が限定されることとなり、電子チケットの管理負担を軽減することができる。
また、決済者からの利用目的指定を取得し、記憶部に蓄積された電子チケット情報の用途を特定する情報を、利用目的指定において指定された内容に設定する用途管理部を更に備えてもよい。これにより、決済者が意図しない用途で電子チケットが利用されることを防止することができる。このことで、決済者にとっての利便性が向上し、より一層、電子チケットの利用促進を図ることができる。
また、上記電子チケット管理装置において、電子チケット情報は、電子チケットの有効期間を更に含み、取引管理部は、利用権者が利用上限額内で電子チケットを利用する場合において、利用日時が有効期間内である場合に更に限定して、当該電子チケットを利用した取引を許可してもよい。これにより、電子チケットの利用される期間が限定されることとなり、電子チケットの管理負担を軽減することができる。また、例えば有効期間を決済者により設定可能とした場合には、決済者が意図しない期間に電子チケットが利用されることを防止することができる。つまり、決済者が意図する期間に電子チケットが利用されることを促すことができる。このことで、決済者にとっての利便性が向上し、より一層、電子チケットの利用促進を図ることができる。
また、上記電子チケット管理装置において、決済処理部は、決済処理の前段階において、利用上限額分だけ事前決済を行い、決済処理において、実際の利用金額に応じて修正処理を行ってもよい。利用上限額分だけ事前決済を行うことにより、電子チケットの購買力と決済完了額とを連動させることができ、より実態に沿った決済を行うことができる。
また、上記電子チケット管理装置において、決済処理部は、決済処理において利用金額分だけ事後決済を行ってもよい。これにより、電子チケットの利用金額が確定した後に1度だけ決済を行えばよくなり、決済を簡易化することができる。
本発明の一態様に係る電子チケット管理方法は、電子チケット管理装置が行う電子チケット管理方法であって、電子チケットの、利用上限額、利用権者、及び決済者を含む電子チケット情報を蓄積することと、決済者からの譲渡要求を取得し、電子チケット情報の利用権者を、譲渡要求において指定された者に変更することと、利用権者が利用上限額内で電子チケットを利用する場合に限定して、当該電子チケットを利用した取引を許可することと、許可するステップにおいて電子チケットを利用した取引が許可された場合に、当該取引に利用される電子チケットの利用上限額と、当該取引における実際の利用金額との差額が当該電子チケットの決済者に還元されるように決済処理を行うことと、を含む。
本開示によれば、電子チケットの利用促進に有用な電子チケット管理装置及び電子チケット管理方法を提供することができる。
以下、実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
[電子チケット管理システム]
図1に示されるように、電子チケット管理システム1は、電子チケット管理装置2と、通信ネットワーク3と、携帯端末4,5と、カード会社端末6と、利用会社端末7と、を備えている。通信ネットワーク3は、例えばインターネットであり、電子チケット管理装置2、携帯端末4,5、カード会社端末6及び利用会社端末7はそれぞれ通信ネットワーク3に接続されている。
図1に示されるように、電子チケット管理システム1は、電子チケット管理装置2と、通信ネットワーク3と、携帯端末4,5と、カード会社端末6と、利用会社端末7と、を備えている。通信ネットワーク3は、例えばインターネットであり、電子チケット管理装置2、携帯端末4,5、カード会社端末6及び利用会社端末7はそれぞれ通信ネットワーク3に接続されている。
携帯端末4,5は、例えばスマートフォン又はフィーチャーフォン等の携帯電話や、タブレット型端末等の通信端末である。携帯端末4,5には、電子チケットを利用するためのソフトウェア(アプリ)がダウンロードされている。当該アプリが実行されることにより、携帯端末4,5と電子チケット管理装置2との間で通信が行われ、携帯端末4,5のユーザの電子チケット利用が可能となる。なお当該電子チケット利用は、必ずしも上述したアプリにより実現されるものでなくてもよいが、以下では、上述したアプリを用いて電子チケットが利用されるとして説明する。
携帯端末4,5は、アプリを実行することにより、電子チケットの発行要求、発行した電子チケットの閲覧、電子チケットの用途等変更、電子チケットの譲渡・譲受、及び電子チケットを利用した取引(商品又はサービスの購入)等を行う。本実施形態において、携帯端末4は、電子チケットを購入し他者に譲渡する第1ユーザ(決済者であり譲渡者)が利用する端末である。また、携帯端末5は、第1ユーザから電子チケットを譲り受け該電子チケットを利用する第2ユーザ(譲受者)が利用する端末である。当該第1ユーザ及び第2ユーザは、いずれも電子チケットを利用して商品等を購入し得る者であるので、併せて「消費者」と記載する場合がある。
なお、便宜上、携帯端末4,5について互いに異なる符号を付して説明しているが、携帯端末4,5における電子チケット利用のための機能に差異はない。また、図1において、携帯端末4,5はいずれも一つずつ図示されているが、携帯端末4,5はいずれも複数であってもよく、その数に制限はない。
カード会社端末6は、クレジットカードを発行し該クレジットカードによる取引を管理するクレジットカード会社の端末である。カード会社端末6は、電子チケット管理装置2と通信を行うことにより、商品又はサービスを購入するための電子チケットの購入に関するカード決済を行う。利用会社端末7は、電子チケットを利用した取引において代金を受け取る取引先(利用会社)の端末である。当該取引先は、商品等を販売する者であるので、「販売者」と記載する場合がある。例えばタクシーに乗車するユーザが電子チケットを利用する場合には、利用会社端末7はタクシー会社の端末である。利用会社端末7は、電子チケット管理装置2と通信を行うことにより、電子チケットを利用した取引における精算処理を行う。カード会社端末6及び利用会社端末7は、それぞれ会社毎に設けられており、各会社に一つ設けられていてもよいし複数設けられていてもよい。
[電子チケット管理装置]
電子チケット管理装置2は、電子チケットを発行するとともに電子チケットを利用した取引を管理するサーバである。電子チケット管理装置2は、プロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、ネットワークアダプタ204と、これらを接続するバス205とを有する。プロセッサ201は、メモリ202及びストレージ203の少なくとも一方と協働してプログラムを実行することで、ネットワークアダプタ204を介したデータの入出力を行う。これにより、電子チケット管理装置2の様々な機能が実現される。なお、ここに示した電子チケット管理装置2の構成は一例である。電子チケット管理装置2は、以下に説明する機能を実現可能であれば、ハードウェア上どのように構成されていてもよい。
電子チケット管理装置2は、電子チケットを発行するとともに電子チケットを利用した取引を管理するサーバである。電子チケット管理装置2は、プロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、ネットワークアダプタ204と、これらを接続するバス205とを有する。プロセッサ201は、メモリ202及びストレージ203の少なくとも一方と協働してプログラムを実行することで、ネットワークアダプタ204を介したデータの入出力を行う。これにより、電子チケット管理装置2の様々な機能が実現される。なお、ここに示した電子チケット管理装置2の構成は一例である。電子チケット管理装置2は、以下に説明する機能を実現可能であれば、ハードウェア上どのように構成されていてもよい。
図2は、電子チケット管理装置2の各機能を仮想的な構成要素(以下、「機能ブロック」という)として示した図である。これらの機能ブロックは、電子チケット管理装置2の機能を便宜上複数のブロックに区切ったものに過ぎず、ハードウェアがこのようなブロックに分かれていることを意味するものではない。
図2に示されるように、電子チケット管理装置2は、機能ブロックとして、通信部21と、顧客情報更新部22と、発行部23と、用途管理部24と、チケット情報出力部25と、譲渡管理部26と、取引管理部27と、決済処理部28と、顧客管理テーブルTBL211と、電子チケット管理テーブルTBL212と、発行チケット管理テーブルTBL213(記憶部)と、購買管理テーブルTBL214と、確定決済テーブルTBL215とを備えている。
通信部21は、携帯端末4,5、カード会社端末6、及び利用会社端末7(以下、携帯端末4,5、カード会社端末6、及び利用会社端末7を「携帯端末4,5等」と記載する場合がある)との間で通信を行い情報の送受信を行う。すなわち、通信部21は、上記携帯端末4,5等から所定の要求等を受信し、該要求等を電子チケット管理装置2内の他の機能ブロックに出力する。また、通信部21は、電子チケット管理装置2内の他の機能ブロックから所定の要求等の入力を受け、該要求等を上記携帯端末4,5等に送信する。
顧客情報更新部22は、通信部21を介して携帯端末4,5又は利用会社端末7から顧客情報更新要求を受け、顧客管理テーブルTBL211を更新する。図3(a)は顧客管理テーブルTBL211を示す表である。図3(a)に示されるように、顧客管理テーブルTBL211は、各顧客の、ユーザID、名称、ユーザ種別、通知先、及びカード番号を関連付けた顧客情報を記憶している。
顧客とは、電子チケット管理装置2と通信を行うことにより電子チケットを利用した取引を行う者である。すなわち、顧客とは、電子チケットを利用して商品又はサービスを購入する消費者(すなわち、携帯端末4,5を利用するユーザ)、及び、電子チケットにより商品又はサービスの代金を受け取る販売者(すなわち、利用会社端末7を利用する利用会社)である。ユーザIDは、ユーザを一意に特定する識別子である。名称は、当該ユーザの名称である。ユーザ種別は、当該ユーザの種別であり、例えば「1」又は「2」のいずれかとされる。ユーザ種別が「1」とは当該ユーザが販売者であることを示しており、「2」とは当該ユーザが消費者であることを示している。通知先は、当該ユーザの連絡先であり、電子チケット管理装置との間で通信を行う際に利用される連絡先である。通知先としては、例えばメールアドレスや電話番号が登録されている。カード番号は、当該ユーザのクレジットカード番号である。当該カード番号は、決済処理において利用される。なお、顧客管理テーブルTBL211においては、名称及びカード番号は必ずしも設定されていなくてもよい。
顧客情報更新部22は、顧客管理テーブルTBL211の更新処理として、顧客情報の追加、削除、及び編集を行う。すなわち、顧客情報更新部22は、顧客情報が記憶されていない携帯端末4,5等から顧客情報更新要求を受けると、当該端末に係る顧客情報を顧客管理テーブルTBL211に追加する。この場合、顧客情報更新要求には、名称、ユーザ種別、通知先、カード番号を示す情報が含まれている。顧客情報更新部22は、当該顧客情報更新要求に含まれた各情報と、任意に決定したユーザIDとを関連付けることにより顧客情報を作成し、該顧客情報を顧客管理テーブルTBL211に追加する。
また、顧客情報更新部22は、携帯端末4,5等から、顧客情報の削除依頼を含んだ顧客情報更新要求を受けると、当該携帯端末4,5等に係る顧客情報を削除する。また、顧客情報更新部22は、携帯端末4,5等から、顧客情報の編集依頼を含んだ顧客情報更新要求を受けると、当該携帯端末4,5等に係る顧客情報を編集する。顧客情報の編集とは、例えば名称、通知先、カード番号等を変更することをいう。顧客情報更新部22は、更新処理が完了すると、完了通知を通信部21を介して携帯端末4,5等に送信してもよい。
発行部23は、通信部21を介して携帯端末4から電子チケット発行要求を受け、電子チケットを発行する。より詳細には、発行部23は、電子チケット発行要求を受け、更に、決済処理部28から事前決済処理の完了報告(詳細は後述)を受けると、電子チケットを発行する。電子チケット発行要求には、発行を希望する電子チケットを特定する情報(チケットID)、電子チケットの利用上限額、電子チケットの有効期間、及びユーザIDが含まれている。発行部23は、電子チケット管理テーブルTBL212を参照し、電子チケット発行要求に含まれている情報に基づいて電子チケットを発行する。具体的には、発行部23は、所定の情報を対応付けた電子チケットを、発行チケット管理テーブルTBL213に格納(追加)する。
図3(b)は電子チケット管理テーブルTBL212を示す表である。図3(b)に示されるように、電子チケット管理テーブルTBL212は、全ての電子チケットの、チケットID、使途、利用会社ID、及び設定可能額を関連付けて記憶している。チケットIDは、電子チケットの種別を一意に特定する識別子である。なお、所定のチケットID(例えば「99999」)は、使途、利用会社ID、及び設定可能額等が「フリー」とされた電子チケットの識別子であってもよい。使途等が「フリー」であるとは、使途等をユーザが自由に指定できることを意味している(詳細は後述)。使途は、当該電子チケットの使い道である。利用会社IDは、当該電子チケットの利用先となり得る利用会社(販売者)を一意に特定する識別子である。利用会社IDには複数のIDが設定されていてもよい。設定可能額は、当該電子チケットの利用上限額として設定可能な額の範囲である。なお、電子チケット管理テーブルTBL212においては、設定可能額は必ずしも設定されていなくてもよい。
図4(a)は発行チケット管理テーブルTBL213を示す表である。図4(a)に示されるように、発行チケット管理テーブルTBL213は、発行部23によって発行された電子チケットの、発行チケットID、チケットID、利用上限額、有効期間、決済者ID、利用権者ID、及び利用済フラグを関連付けた電子チケット情報を記憶(蓄積)している。
発行チケットIDは、発行された電子チケットを一意に特定する識別子である。チケットIDは、当該電子チケットの種別を一意に特定する識別子である。利用上限額は、当該電子チケットに設定された利用上限額である。有効期間は、当該電子チケットの有効期間(当該電子チケットを利用することができる期間)である。なお、図4(a)においては、有効期間は日にちまでの設定とされているが、時刻まで設定されていてもよい。決済者IDは、当該電子チケットの購入に係る決済を行う者を一意に特定する識別子である。利用権者IDは、当該電子チケットを利用して商品等を購入することができる者を一意に特定する識別子である。利用済フラグは、当該電子チケットが利用済みであるか否かを示すフラグであり、利用済みである場合には「1」が設定され、利用済みでない場合には「0」が設定される。
なお、図3(b)に示された電子チケット管理テーブルTBL212から明らかなように、チケットIDには使途及び利用会社ID(以下、使途及び利用会社IDを併せて「用途」と記載する場合がある)が対応付けられている。すなわち、発行チケット管理テーブルTBL213の電子チケット情報は、電子チケットの用途を特定する情報であるチケットIDを含んでいる。
発行部23は、電子チケット管理テーブルTBL212の情報と、電子チケット発行要求に含まれている情報とに基づいて、発行する電子チケットのチケットID、利用上限額、有効期間、決済者ID、及び利用権者IDを特定する。すなわち、発行部23は、電子チケット発行要求に含まれたチケットIDが、電子チケット管理テーブルTBL212に存在する場合に、該チケットIDを、発行する電子チケットのチケットIDとして特定する。また、発行部23は、電子チケット発行要求に含まれた利用上限額が、電子チケット管理テーブルTBL212における設定可能額範囲内である場合に、該利用上限額を、発行する電子チケットの利用上限額として特定する。
また、発行部23は、電子チケット発行要求に含まれた有効期間を、発行する電子チケットの有効期間として特定する。更に、発行部23は、電子チケット発行要求に含まれたユーザIDを、発行する電子チケットの決済者ID及び利用権者IDとして特定する。電子チケット発行時においては、発行部23は、発行する電子チケットの利用済フラグが「0」であると特定する。そして、発行部23は、任意に設定した発行チケットIDと、特定した上記の情報とを対応付けた電子チケットを、発行チケット管理テーブルTBL213に格納(追加)する。発行部23は、発行処理が完了すると、完了通知を通信部21を介して携帯端末4に送信してもよい。
用途管理部24は、発行された電子チケットの決済者である第1ユーザからの利用目的指定に応じて、発行チケット管理テーブルTBL213に記憶されている電子チケットの用途を特定する情報、すなわちチケットIDを設定(変更)する。具体的には、用途管理部24は、通信部21を介して、決済者である第1ユーザの携帯端末4から利用目的指定を受ける。当該利用目的指定には、チケットIDを変更する電子チケットを特定する発行チケットIDと、変更後のチケットIDとが含まれている。なお、利用目的指定には、チケットID変更後の利用上限額及び/又は有効期間が含まれていてもよい。そして、用途管理部24は、発行チケット管理テーブルTBL213を参照し、利用目的指定に含まれた発行チケットIDによって特定される電子チケットのチケットIDを、利用目的指定に含まれたチケットIDに変更する。また、利用目的指定に利用上限額等が含まれている場合には、チケットIDと共に利用上限額等が変更されてもよい。
用途管理部24は、このようなチケットIDの変更を、対象の電子チケットのチケットIDが所定のIDである場合にのみ行ってもよい。具体的には、用途管理部24は、用途が「フリー」とされたチケットID「99999」の電子チケットのみ、上述したチケットIDの変更を行ってもよい。用途管理部24は、チケットIDの変更が完了すると、完了通知を通信部21を介して携帯端末4に送信してもよい。
チケット情報出力部25は、ユーザからの閲覧要求に応じて、該ユーザが決済者及び利用権者の少なくともいずれか一方になっている電子チケットに係る情報を出力する。具体的には、チケット情報出力部25は、通信部21を介して、携帯端末4又は携帯端末5から閲覧要求を受ける。当該閲覧要求には、閲覧を希望する電子チケットを特定する発行チケットIDが含まれている。チケット情報出力部25は、発行チケット管理テーブルTBL213を参照し、閲覧要求に含まれた発行チケットIDに係る電子チケット情報を特定する。更に、チケット情報出力部25は、電子チケット管理テーブルTBL212を参照し、特定した電子チケット情報のチケットIDに対応付いた使途及び利用会社IDを特定する。そして、チケット情報出力部25は、特定した電子チケットに係る情報を、通信部21を介して、閲覧要求の送信元である携帯端末4又は携帯端末5に送信する。
譲渡管理部26は、発行された電子チケットの決済者である第1ユーザから譲渡要求を取得し、該譲渡要求において指定された者に、電子チケットの利用権者を変更する。具体的には、譲渡管理部26は、通信部21を介して、決済者である第1ユーザの携帯端末4から譲渡要求を受ける。当該譲渡要求には、利用権者を変更する電子チケットを特定する発行チケットIDと、変更後の利用権者(すなわち譲受者)である第2ユーザを特定するユーザIDとが含まれている。そして、譲渡管理部26は、発行チケット管理テーブルTBL213を参照し、譲渡要求に含まれた発行チケットIDによって特定される電子チケットの利用権者IDを、譲渡要求に含まれた第2ユーザのユーザIDに変更する。譲渡管理部26は、利用権者の変更(書き換え)が完了した旨の通知を、通信部21を介して、第1ユーザの携帯端末4及び第2ユーザの携帯端末5に送信してもよい。
取引管理部27は、ユーザによる電子チケットを利用した取引を管理する。取引管理部27は、利用権者が利用上限額内で電子チケットを利用する場合に限定して、当該電子チケットを利用した取引を許可する。取引管理部27は、利用権者が利用上限額内で電子チケットを利用する場合において、利用目的が電子チケットの用途(すなわち、使途及び利用会社ID)の範囲内であって、且つ、利用日時が電子チケットの有効期間内である場合に更に限定して、電子チケットを利用した取引を許可する。
具体的には、取引管理部27は、通信部21を介して、利用会社端末7から精算要求を受ける。当該精算要求は、利用会社端末7に係る販売者を取引先として電子チケットを利用した取引を行う第2ユーザからの精算依頼に応じて、利用会社端末7が出力するものである。上記精算依頼には、電子チケットの利用金額と、取引される商品・サービス名とが含まれている。上記精算要求には、利用会社端末7に係る販売者を特定するユーザIDと、精算依頼に含まれていた利用金額及び商品・サービス名と、電子チケットを利用した取引が行われた利用日時とが含まれている。なお、取引が行われた利用日時とは、例えば第2ユーザからの精算依頼を利用会社端末7が受信した日時とされる。
精算要求を受けた取引管理部27は、精算要求を送信した利用会社端末7の認証を行う。具体的には、取引管理部27は、顧客管理テーブルTBL211を参照し、精算要求に含まれたユーザIDが顧客管理テーブルTBL211に存在し、且つ、顧客管理テーブルTBL211のユーザIDに対応付いたユーザ種別が「1」である(当該ユーザが販売者である)ことを確認する。当該認証が完了すると、取引管理部27は、精算要求に含まれている情報を対応付けて、購買管理テーブルTBL214に格納する。
図4(b)は購買管理テーブルTBL214を示す表である。図4(b)に示されるように、購買管理テーブルTBL214は、電子チケットを利用した取引毎に、利用会社ID、利用金額、商品・サービス名、利用日時、及びペイメントコードを関連付けた購買情報を記憶している。利用会社IDは、電子チケットを利用した取引における利用会社(販売者)を一意に特定する識別子である。利用金額は、当該取引において電子チケットにより支払われる金額である。商品・サービス名は、当該取引に係る商品又はサービス名である。利用日時は、当該取引が行われた日時である。ペイメントコードは、当該取引を一意に特定する識別子である。
取引管理部27は、精算要求に含まれているユーザID、利用金額、商品・サービス名、及び利用日時を特定するとともに、当該特定した情報と、任意に設定したペイメントコードとを対応付けた購買情報(ペイメントコードが発行された購買情報)を、購買管理テーブルTBL214に格納する。格納後、取引管理部27は、ペイメントコードが発行されたことを示すコード発行通知を、通信部21を介して利用会社端末7に送信する。当該コード発行通知には、発行したペイメントコードが含まれている。
当該コード発行通知を受信した利用会社端末7は、第2ユーザの携帯端末5に対して該コード発行通知を転送する。なお、利用会社端末7による携帯端末5へのコード発行通知の転送とは、ペイメントコードをアプリ上に表示して第2ユーザに提示することにより実現されてもよいし、QRコード、バーコード、及びカラーコード等、図形として表示して第2ユーザに提示することにより実現されてもよいし、近距離通信を利用して実現されてもよい。或いは、コード発行通知の転送は、利用会社端末7のユーザから第2ユーザに対して口頭でペイメントコードが伝達されることにより行われてもよい。そして、ペイメントコードを確認した第2ユーザにより、携帯端末5からペイメントコードが入力される。第2ユーザによるペイメントコードの入力は、アプリのコード入力欄への手入力により実現されてもよいし、携帯端末5が備えるカメラ機能によってQRコード等の図形が読み込まれることにより実現されてもよい。取引管理部27は、通信部21を介して、携帯端末5において入力されたペイメントコード、及びペイメントコードを入力した第2ユーザを特定するユーザIDを取得する。
携帯端末5からペイメントコード等を取得した取引管理部27は、取引の有効性判定処理を行う。有効性判定処理では、取引管理部27は、コード確認、利用権者確認、及び金額等確認の各処理を行う。取引管理部27は、上記各処理の全てにおいて所定の条件を満たした場合に、電子チケットを利用した当該取引が有効であると判定する。
コード確認処理では、取引管理部27は、携帯端末5から取得したペイメントコードが、決済依頼が起きている正しいペイメントコードであるか否かを判定する。具体的には、取引管理部27は、取得したペイメントコードが、購買管理テーブルTBL214において記憶されているペイメントコードであるか否かを判定する。取引管理部27は、決済依頼が起きている正しいペイメントコードであると判定した場合に限り、コード確認処理における所定の条件が満たされているとみなす。
利用権者確認処理では、取引管理部27は、第2ユーザが利用権者となり得るか否かを判定する。具体的には、取引管理部27は、取得した第2ユーザのユーザIDが利用権者IDとされた電子チケットが発行チケット管理テーブルTBL213に記憶されているか否かを判定する。取引管理部27は、第2ユーザが利用権者となり得ると判定した場合に限り、利用権者確認処理における所定の条件が満たされているとみなす。この場合、取引管理部27は、第2ユーザのユーザIDが利用権者IDとされた電子チケットを特定する。
金額等確認処理では、取引管理部27は、当該取引における利用金額が電子チケットの利用上限額内であるか、当該取引の利用目的が電子チケットの用途の範囲内であるか、及び、当該取引の利用日時が電子チケットの有効期間内であるか、をそれぞれ判定する。具体的には、取引管理部27は、購買管理テーブルTBL214を参照し、携帯端末5から取得したペイメントコードに対応する利用会社ID、利用金額、商品・サービス名、及び利用日時を特定する。当該利用会社ID及び商品・サービス名により利用目的が特定される。
そして、取引管理部27は、発行チケット管理テーブルTBL213を参照し、利用権者確認処理において特定した電子チケットの中に、利用上限額が上記利用金額より大きく、用途が利用目的に合致しており、有効期間が利用日時を含んでいる電子チケットがあるか否かを判定する。ここで、上述したとおり、発行チケット管理テーブルTBL213においては電子チケットの用途を特定する情報としてチケットIDが記憶されており、電子チケット管理テーブルTBL212においてはチケットIDに対応付いて、電子チケットの用途である使途及び利用会社IDが記憶されている。よって、取引管理部27は、利用権者確認処理において特定した電子チケットの用途である使途及び利用会社IDと、ペイメントコードに対応する利用目的である商品・サービス名及び利用会社IDとをそれぞれ対比することにより、用途が利用目的に合致する電子チケットがあるか否かを判定する。
取引管理部27は、上記電子チケットがあると判定した場合に限り、金額等確認処理における所定の条件が満たされているとみなす。この場合、取引管理部27は、金額等確認処理の条件を満たした電子チケットを1つ特定する。なお、条件を満たす電子チケットが複数存在する場合には、取引管理部27は、例えば、利用上限額が小さい電子チケットを優先的に特定してもよい。また、利用する電子チケットを指定する情報の入力を第2ユーザから受け、該入力に応じて、電子チケットを1つ特定してもよい。
取引管理部27は、コード確認処理、利用権者確認処理、金額等確認処理理の全てにおいて、所定の条件が満たされているとみなすと、金額等確認処理において特定した電子チケットの利用によって当該取引が有効であると判定し、取引を許可する。この場合、取引管理部27は、発行チケット管理テーブルTBL213を参照し、金額等確認処理において特定した電子チケットの利用済フラグを「1」に変更する。利用済フラグの変更後、取引管理部27は、決済処理部28に修正決済依頼を出力する。当該修正決済依頼には、利用済フラグを変更した電子チケットを特定する発行チケットID、及び、取引に係るペイメントコードが含まれている。
決済処理部28は、取引管理部27が電子チケットを利用した取引を許可した場合に、当該取引に利用される電子チケットの利用上限額と、当該取引における実際の利用金額との差額が当該電子チケットの決済者に還元されるように決済処理を行う。具体的には、決済処理部28は、上記決済処理の前段階(より詳細には、電子チケットが発行される前段階)において、利用上限額分だけ事前決済を行うとともに、上記決済処理において、取引の利用金額に応じた修正処理を行う。
事前決済処理においては、決済処理部28は、まず、通信部21を介して携帯端末4から電子チケット発行要求を受ける。当該電子チケット発行要求には、発行予定の電子チケットの利用上限額を示す情報及び第1ユーザのユーザIDが含まれている。決済処理部28は、顧客管理テーブルTBL211を参照して第1ユーザのカード番号を特定した後、通信部21を介してカード会社端末6と通信を行い、該ユーザのクレジットカードを用いて、発行予定の電子チケットの利用上限額分だけ決済(事前決済)を行う。決済処理部28は、事前決済処理が完了すると、事前決済処理の完了報告を発行部23に出力する。
修正処理(決済処理)においては、決済処理部28は、まず、取引管理部27から修正決済依頼を受け、該修正決済依頼に含まれている発行チケットID及びペイメントコードを取得する。決済処理部28は、発行チケット管理テーブルTBL213を参照して、取得した発行チケットIDで示される電子チケットの利用上限額を特定するとともに、購買管理テーブルTBL214を参照して、取得したペイメントコードで示される取引における利用金額を特定する。そして、決済処理部28は、特定した利用上限額から利用金額を差し引いた額を、決済者である第1ユーザへの返還額として特定する。決済処理部28は、顧客管理テーブルTBL211を参照して第1ユーザのカード番号を特定した後、通信部21を介してカード会社端末6と通信を行い、該ユーザのクレジットカードを用いて、上記返還額分だけ返金決済を行う。或いは、決済処理部28は、事前決済の金額を上記利用金額に訂正する処理を行ってもよい。このような修正処理により、最終的に、当該取引に係る決済額は、取引における利用金額と等しくなる。
決済処理部28は、修正処理(決済処理)が完了すると、修正決済依頼に含まれている発行チケットIDで示される電子チケットの利用権者(第2ユーザ)及び決済者(第1ユーザ)に精算完了通知を送信するとともに、ペイメントコードで示される取引の利用会社(販売者)に精算完了通知を送信する。最後に決済処理部28は、確定決済テーブルTBL215を更新する。
図4(c)は確定決済テーブルTBL215を示す表である。図4(c)に示されるように、確定決済テーブルTBL15は、決済処理部28によって行われた決済処理に係る決済者ID、ペイメントコード、及び決済額を関連付けた確定決済情報を記憶している。決済者IDは、決済に係る電子チケットの決済者を一意に特定する識別子である。ペイメントコードは、取引を一意に特定する識別子である。決済額は、取引における最終的な決済額である。決済処理部28は、決済者ID、ペイメントコード、及び決済額(すなわち、取引における利用金額)を関連付けて、確定決済情報として確定決済テーブルTBL215に格納する。
[電子チケット管理手順]
続いて、電子チケット管理方法の一例として、電子チケット管理装置2による電子チケットの管理手順を図5を用いて説明する。図5においては、第1ユーザの要求に応じて電子チケットを発行し(ステップS101〜107)、第1ユーザの要求に応じて該電子チケットの利用権者を第2ユーザに変更し(ステップS109〜115)、第2ユーザによる電子チケットの利用に応じて決済処理を行う(ステップS117〜139)例が示されている。なお、説明する各ステップのうち、ステップS117及びステップS125については、電子チケット管理装置2における処理ではないが、電子チケット管理を説明する上で必要な処理であるため、併せて説明する。
続いて、電子チケット管理方法の一例として、電子チケット管理装置2による電子チケットの管理手順を図5を用いて説明する。図5においては、第1ユーザの要求に応じて電子チケットを発行し(ステップS101〜107)、第1ユーザの要求に応じて該電子チケットの利用権者を第2ユーザに変更し(ステップS109〜115)、第2ユーザによる電子チケットの利用に応じて決済処理を行う(ステップS117〜139)例が示されている。なお、説明する各ステップのうち、ステップS117及びステップS125については、電子チケット管理装置2における処理ではないが、電子チケット管理を説明する上で必要な処理であるため、併せて説明する。
まず、第1ユーザの携帯端末4から送信された電子チケット発行要求が、通信部21を介して、発行部23及び決済処理部28において受信される(ステップS101)。該電子チケット発行要求には、発行を希望する電子チケットのチケットID、電子チケットの利用上限額、電子チケットの有効期間、及びユーザIDが含まれている。
つづいて、決済処理部28により事前決済処理が行われる(ステップS103)。すなわち、決済処理部28は、顧客管理テーブルTBL211を参照して第1ユーザのカード番号を特定した後、通信部21を介してカード会社端末6と通信を行い、該ユーザのクレジットカードを用いて、発行予定の電子チケットの利用上限額分だけ決済(事前決済)を行う。決済処理部28は、事前決済処理が完了すると、事前決済処理の完了報告を発行部23に出力する。
つづいて、携帯端末4からの電子チケット発行要求、及び、決済処理部28からの事前決済処理の完了報告を受けた発行部23により電子チケットが発行され、該電子チケットが発行チケット管理テーブルTBL213において記憶(蓄積)される(ステップS105:蓄積するステップ)。すなわち、発行部23は、電子チケット管理テーブルTBL212の情報と、電子チケット発行要求に含まれている情報とに基づいて、発行する電子チケットのチケットID、利用上限額、有効期間、決済者ID、及び利用権者IDを特定し、該特定した情報と任意に設定した発行チケットIDとを対応付けた電子チケットを、発行チケット管理テーブルTBL213に格納する。電子チケットの発行後、発行部23により、携帯端末4に対して発行完了通知が送信される(ステップS107)。
上述したステップS101〜107で示される電子チケットの発行処理における、アプリを利用した電子チケットの管理イメージを図6(a)に示す。図6(a)では、電子チケットを利用した取引における取引先(利用会社)がタクシー会社である例を示している(後述する図6(b)及び図6(c)も同様)。図6に示す例では、第1ユーザの携帯端末4、第2ユーザの携帯端末5、及びタクシー会社の利用会社端末7には、該タクシー会社を取引先とした電子チケット利用のための専用アプリがダウンロードされている。
図6(a)は、決済者である第1ユーザが電子チケットを購入する際の、アプリを利用した電子チケット管理イメージを示している。第1ユーザは、携帯端末4からタクシー会社の専用アプリを立ち上げ、購入する電子チケット及び利用上限額等を指定する情報を入力し、購入を指示する入力を行う(図6(a)の「購入前」のアプリ表示イメージ参照)。当該入力に基づき、上述した電子チケット発行要求が電子チケット管理装置2に送信される。そして、電子チケットの事前決済及び発行処理が完了すると、第1ユーザは、発行された電子チケットに関する情報を専用アプリにて確認することができる(図6(a)の「購入後」のアプリ表示イメージ参照)。
図5に戻り、利用権者の変更処理について説明する。電子チケットの発行後、上記事前決済を行った決済者である第1ユーザの携帯端末4から、電子チケットの譲渡要求が送信され、該譲渡要求が、通信部21を介して、譲渡管理部26において受信される(ステップS109)。該譲渡要求には、利用権者を変更する電子チケットを特定する発行チケットIDと、変更後の利用権者(すなわち譲受者)である第2ユーザを特定するユーザIDとが含まれている。
つづいて、譲渡管理部26により、譲渡要求に応じて電子チケットの利用権者が変更される(ステップS111、変更するステップ)。すなわち、譲渡管理部26は、発行チケット管理テーブルTBL213を参照し、譲渡要求に含まれた発行チケットIDによって特定される電子チケットの利用権者IDを、譲渡要求に含まれた第2ユーザのユーザIDに変更する。利用権者の変更後、譲渡管理部26により、利用権者の変更(書き換え)が完了した旨の通知が、第1ユーザの携帯端末4及び第2ユーザの携帯端末5に送信される(ステップS113,S115)。
上述したステップS113,S115で示される利用権者の変更が完了した旨の通知が行われた後(又は行われる際)に、第1ユーザと第2ユーザとの間で、アプリを利用して電子チケットの送受が行われてもよい。図6(b)は、第1ユーザの携帯端末4から第2ユーザの携帯端末5に対して電子チケットを譲渡する際の、アプリを利用した電子チケット管理イメージを示している。
第1ユーザと第2ユーザとが近接している場合には、譲渡した(利用権者を書き換えた)電子チケットを示す情報が、第1ユーザの携帯端末4から第2ユーザの携帯端末5に対して近距離通信により直接送信されてもよい(図6(b)の「第2ユーザが隣にいる場合」のアプリ表示イメージ参照)。この場合、近距離通信により送受を行った電子チケットを示す情報が、携帯端末4及び携帯端末5の双方から電子チケット管理装置2に送信される。
また、第1ユーザと第2ユーザとが遠くにいる場合には、譲渡した(利用権者を書き換えた)電子チケットを示す情報が、例えば通信ネットワーク3を介して、携帯端末4から電子チケット管理装置2に送信され、更に、当該情報が電子チケット管理装置2から携帯端末5に送信されてもよい(図6(b)の「第2ユーザが遠くにいる場合」のアプリ表示イメージ参照)。
図5に戻り、決済処理について説明する。電子チケットの譲渡後、譲受者である第2ユーザによって電子チケットを利用した取引が行われると、第2ユーザの携帯端末5から、取引先である利用会社端末7に対して精算依頼が送信される(ステップS117)。該精算依頼には、電子チケットの利用金額と、取引される商品・サービス名とが含まれている。なお、精算依頼の送信は、近距離通信により実現されてもよいし、QRコード・バーコード等の図形を利用会社端末7に読み込ませることにより実現されてもよい。或いは、精算依頼は、第2ユーザから利用会社端末7のユーザに対して口頭で行われてもよい。そして、精算依頼を受けた利用会社端末7から電子チケット管理装置2に対して精算要求が送信され、該精算要求が、通信部21を介して、取引管理部27において受信される(ステップS119)。該精算要求には、利用会社端末7に係る販売者を特定するユーザIDと、精算依頼に含まれていた利用金額及び商品・サービス名と、電子チケットを利用した取引が行われた利用日時とが含まれている。
つづいて、取引管理部27により、精算要求に応じて、利用会社端末7の認証が行われる(ステップS121)。すなわち、取引管理部27は、顧客管理テーブルTBL211を参照し、精算要求に含まれたユーザIDが顧客管理テーブルTBL211に存在し、且つ、顧客管理テーブルTBL211のユーザIDに対応付いたユーザ種別が「1」である(当該ユーザが販売者である)ことを確認する。当該認証が完了すると、取引管理部27は、精算要求に含まれている情報と、任意に設定したペイメントコードとを対応付けた購買情報を、購買管理テーブルTBL214に格納する。格納後、取引管理部27により、ペイメントコードが発行されたことを示すコード発行通知が利用会社端末7に送信され(ステップS123)、更に、該コード発行通知が利用会社端末7から携帯端末5に転送される(ステップS125)。利用会社端末7による携帯端末5へのコード発行通知の転送とは、ペイメントコードをアプリ上に表示して第2ユーザに提示することにより実現されてもよいし、QRコード、バーコード、及びカラーコード等、図形として表示して第2ユーザに提示することにより実現されてもよいし、近距離通信を利用して実現されてもよい。或いは、コード発行通知の転送は、利用会社端末7のユーザから第2ユーザに対して口頭でペイメントコードが伝達されることにより行われてもよい。
そして、ペイメントコードを確認した第2ユーザにより携帯端末5からペイメントコードが入力され、該ペイメントコード、及びペイメントコードを入力した第2ユーザを特定するユーザIDが、通信部21を介して取引管理部27において受信される(ステップS127)。
つづいて、携帯端末5からペイメントコード等を取得した取引管理部27により、取引の有効性判定が行われ、利用上限額等の条件を満たした場合に限定して、電子チケットを利用した取引が許可される(ステップS129、許可するステップ)。すなわち、取引管理部27は、コード確認、利用権者確認、及び金額等確認の各処理を行い、各処理の全てにおいて所定の条件を満たした場合に、電子チケットを利用した取引が有効であると判定し、電子チケットの取引を許可する。
電子チケットを利用した取引が許可されると、取引管理部27により、当該電子チケットが利用済みに更新される(ステップS131)。すなわち、取引管理部27は、発行チケット管理テーブルTBL213を参照し、取引に利用する電子チケットであると特定した電子チケットの利用済フラグを「1」に変更する。利用済フラグの変更後、取引管理部27は、決済処理部28に修正決済依頼を出力する。当該修正決済依頼には、利用済フラグを変更した電子チケットを特定する発行チケットID、及び、取引に係るペイメントコードが含まれている。
つづいて、決済処理部28により、取引に利用される電子チケットの利用上限額と、当該取引における実際の利用金額との差額が当該電子チケットの決済者に還元されるように修正決済処理が行われる(ステップS133、決済処理を行うステップ)。すなわち、決済処理部28は、発行チケット管理テーブルTBL213を参照して、取得した発行チケットIDで示される電子チケットの利用上限額を特定するとともに、購買管理テーブルTBL214を参照して、取得したペイメントコードで示される取引における利用金額を特定する。そして、決済処理部28は、特定した利用上限額から利用金額を差し引いた額を、決済者である第1ユーザへの返還額として特定する。決済処理部28は、顧客管理テーブルTBL211を参照して第1ユーザのカード番号を特定した後、通信部21を介してカード会社端末6と通信を行い、該ユーザのクレジットカードを用いて、上記返還額分だけ返金決済(或いは、事前決済の金額を利用金額に訂正する処理)を行う。
上記決済処理後、決済処理部28により、修正決済依頼に含まれている発行チケットIDで示される電子チケットの利用権者(第2ユーザ)の携帯端末5、及び決済者(第1ユーザ)の携帯端末4に精算完了通知が送信される(ステップS135,S136)。また、決済処理部28により、ペイメントコードで示される取引の販売者の利用会社端末7に精算完了通知が送信される(ステップS137)。最後に、決済処理部28により、確定決済テーブルTBL215が更新される(ステップS139)。すなわち、決済処理部28は、決済者ID、ペイメントコード、及び決済額(すなわち、取引における利用金額)を関連付けて、確定決済情報として確定決済テーブルTBL215に格納する。
なお、クレジットカード会社から利用会社への料金の支払い方法(支払いタイミング)については限定されない。例えば、事前決済時に事前決済額に応じた料金をクレジット会社から利用会社に支払うとともに、修正決済時にクレジット会社及び利用会社間で修正決済に応じた額の支払い(返金等)が行われてもよい。なお、「事前決済時」とは、事前決済が行われたタイミングであってもよいし、例えばユーザのクレジットカードの締日であってもよい。また、事前決済時にはクレジットカード会社から利用会社への支払いを行わず、修正決済時に決済額分だけクレジットカード会社から利用会社へ支払ってもよい。
図6(c)には、第2ユーザが譲渡された電子チケットを利用して取引を行う際の、アプリを利用した電子チケット管理イメージを示している。第2ユーザは、携帯端末5から、タクシーの乗車料金に相当する金額を入力して支払いを指示する入力を行う。当該入力に応じて、精算依頼がタクシー会社の利用会社端末7に送信され、利用会社端末7において精算を指示する入力が行われる。当該入力に応じて、精算要求が電子チケット管理装置2に送信される。なお、精算依頼は、第2ユーザから利用会社端末7のユーザに対して口頭で行われてもよい。電子チケット管理装置2において利用会社であるタクシー会社の認証が行われた後にペイメントコードが発行され、第2ユーザが当該ペイメントコードをアプリから入力すると、電子チケット管理装置2において決済処理が行われる。
[本実施形態の作用効果]
次に、上述した電子チケット管理装置2の作用効果について説明する。
次に、上述した電子チケット管理装置2の作用効果について説明する。
この電子チケット管理装置2では、決済者である第1ユーザからの譲渡要求に基づき、電子チケットの利用権者が変更される。そして、利用権者である第2ユーザが利用上限額内で電子チケットを利用すると、電子チケットの利用が許可され、利用上限額と利用金額との差額が第1ユーザに還元される。このため、第2ユーザの利用金額が低く電子チケットの利用上限額が高いほど、より大きな額が第1ユーザに還元されることとなる。よって、利用上限額の設定段階において第1ユーザが利用上限額を高く設定した場合や、第2ユーザの購入金額が低い場合においても、第1ユーザの不利益とならない。このことにより、電子チケットの譲渡を促進することができ、結果として、電子チケットの利用促進を図ることができる。
また、電子チケット管理装置2において、電子チケット情報は、電子チケットの用途を特定する情報を含み、取引管理部27は、利用権者である第2ユーザが利用上限額内で電子チケットを利用する場合において、利用目的が用途の範囲内である場合に更に限定して、当該電子チケットを利用した取引を許可する。これにより、電子チケットの利用用途が限定されることとなり、電子チケットの管理負担を軽減することができる。
また、発行された電子チケットの決済者である第1ユーザからの利用目的指定に応じて、発行チケット管理テーブルTBL213に記憶されている電子チケットの用途を特定する情報、すなわちチケットIDを設定(変更)する用途管理部を更に備えている。これにより、決済者である第1ユーザが意図しない用途で電子チケットが利用されることを防止することができる。このことで、決済者にとっての利便性が向上し、より一層、電子チケットの利用促進を図ることができる。
また、電子チケット管理装置2において、電子チケット情報は、電子チケットの有効期間を更に含み、取引管理部27は、利用権者である第2ユーザが利用上限額内で電子チケットを利用する場合において、利用日時が有効期間内である場合に更に限定して、当該電子チケットを利用した取引を許可する。これにより、電子チケットの利用される期間が限定されることとなり、電子チケットの管理負担を軽減することができる。また、有効期間が決済者により設定可能とされているので、決済者が意図する期間に電子チケットが利用されることを促すことができる。このことで、決済者にとっての利便性が向上し、より一層、電子チケットの利用促進を図ることができる。
また、上記電子チケット管理装置2において、決済処理部28は、決済処理の前段階において、利用上限額分だけ事前決済を行い、決済処理において、実際の利用金額に応じて修正処理を行ってもよい。利用上限額分だけ事前決済を行うことにより、電子チケットの購買力と決済完了額とを連動させることができ、より実態に沿った決済を行うことができる。すなわち、利用上限額が設定された電子チケットが発行された場合には、当該電子チケットの利用により、最大で利用上限額分だけ商品等の購入が可能となる。このため、利用上限額分の事前決済を行うことによって、電子チケットの購買力(最大購入額)と、決済が行われている額とを一致させることができる。
以上、実施形態について説明したが、本開示は上記実施形態に限定されない。例えば、決済処理部28は、決済処理の前段階において、利用上限額分だけ事前決済を行い、決済処理において、実際の利用金額に応じて修正処理を行うとして説明したがこれに限定されない。すなわち、決済処理部28は、上記事前決済を行わずに、決済処理において利用金額分だけ事後決済を行ってもよい。これにより、電子チケットの利用金額が確定した後に1度だけ決済を行えばよくなり、決済を簡易化することができる。なお、決済処理において1度だけ決済(事後決済)を行う場合においても、利用金額分だけ決済が行われることによって、実質的に、利用上限額と利用金額との差額に相当する権利が第1ユーザに残る(還元される)こととなる。すなわち、電子チケットを利用する権利のうち、利用上限額と利用金額との差額分が第1ユーザに還元される。
図7は、利用金額分だけ事後決済を行う、上記変形例に係る電子チケット管理方法の実行手順を示すシーケンス図である。図7に示す各処理は、基本的に図5に示した事前決済を行う場合の各処理と一致しており、図7のステップS101,S105〜S131,S135〜139は、図5のステップS201,S205〜S231,S235〜239にそれぞれ相当している。一方で、図5の処理では電子チケット発行要求に応じて事前決済処理(ステップS103)が行われていたのに対し、図7の処理では当該事前決済処理が行われない。また、図5において行われていた修正決済処理(ステップS133)に替えて、図7においては事後決済を行う決済処理(ステップS234)が行われる。このように、図7に示す変形例に係る処理では、決済処理において1度だけ決済(事後決済)が行われる。
2…電子チケット管理装置、23…発行部、24…用途管理部、26…譲渡管理部、27…取引管理部、28…決済処理部、TBL213…発行チケット管理テーブル。
Claims (9)
- 電子チケットの、用途、利用権者、及び決済者を含む電子チケット情報を蓄積する記憶部と、
前記決済者からの用途指定を取得し、前記記憶部に蓄積された前記電子チケット情報の前記用途を、前記用途指定において指定された内容に変更する用途管理部と、
前記決済者からの譲渡要求を取得し、前記記憶部に蓄積された前記電子チケット情報の前記利用権者を、前記譲渡要求において指定された者に変更する譲渡管理部と、
前記利用権者が前記用途の範囲内の利用目的で前記電子チケットを利用する場合に限定して、当該電子チケットを利用した取引を許可する取引管理部と、を備える電子チケット管理装置。 - 前記決済者によって用途を自由に指定可能な前記電子チケットであるフリーチケットを発行する発行部を更に備え、
前記用途管理部は、前記フリーチケットの前記電子チケット情報の前記用途を、前記用途指定において指定された内容に変更する、請求項1記載の電子チケット管理装置。 - 前記電子チケット情報は、前記電子チケットの利用上限額を更に含み、
前記取引管理部は、前記利用権者が前記利用上限額内で前記電子チケットを利用する場合に更に限定して、当該電子チケットを利用した取引を許可する、請求項2記載の電子チケット管理装置。 - 前記取引管理部が前記電子チケットを利用した取引を許可した場合に、当該取引に利用される前記電子チケットの利用上限額と、当該取引における実際の利用金額との差額が当該電子チケットの前記決済者に還元されるように決済処理を行う決済処理部を更に備える、請求項3記載の電子チケット管理装置。
- 前記決済処理部は、前記決済処理の前段階において、前記利用上限額分だけ事前決済を行い、前記決済処理において、実際の利用金額に応じて修正処理を行う、請求項4記載の電子チケット管理装置。
- 前記決済処理部は、前記決済処理において前記利用金額分だけ事後決済を行う、請求項4記載の電子チケット管理装置。
- 前記発行部は、前記フリーチケットとして、前記決済者によって前記利用上限額を更に指定可能な前記電子チケットを発行する、請求項3〜6のいずれか一項記載の電子チケット管理装置。
- 前記電子チケット情報は、前記電子チケットの有効期間を更に含み、
前記取引管理部は、利用日時が前記有効期間内である場合に更に限定して、当該電子チケットを利用した取引を許可する、請求項1〜7のいずれか一項記載の電子チケット管理装置。 - 電子チケット管理装置が行う電子チケット管理方法であって、
電子チケットの、用途、利用権者、及び決済者を含む電子チケット情報を蓄積することと、
前記決済者からの用途指定を取得し、蓄積された前記電子チケット情報の前記用途を、前記用途指定において指定された内容に変更することと、
前記決済者からの譲渡要求を取得し、蓄積された前記電子チケット情報の前記利用権者を、前記譲渡要求において指定された者に変更することと、
前記利用権者が前記用途の範囲内の利用目的で前記電子チケットを利用する場合に限定して、当該電子チケットを利用した取引を許可することと、
を含む電子チケット管理方法。
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