JP2005250899A - プリペイド決済装置、プリペイド決済システム、プリペイド決済方法、及びプログラム - Google Patents

プリペイド決済装置、プリペイド決済システム、プリペイド決済方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】売買取引の購買者である利用者のプリペイド残高が自動的に補充されるようにする。また、決済に係る資金移動のコストを低減する。
【解決手段】各利用者について、プリペイド残高が所定の基準金額以下であるかどうかを判断し、プリペイド残高が基準金額以下である場合には、所定の金額を該当する利用者の口座からプリペイド口座に移動するように指示する資金移動要求を金融機関のコンピュータに送信する。上記の所定の金額は、利用者のプリペイド残高に加算される。
また、所定の期間毎に、売買取引の各販売者について、支払残高をプリペイド口座から該当する販売者の口座に移動するように指示する資金移動要求を金融機関のコンピュータに送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワーク上での売買取引に係るプリペイド決済を行うプリペイド決済装置、システム、及び方法に関する。また、本発明は、そのような方法をコンピュータに実行させるためのプログラムにも関する。
売買取引に係る決済を行う方法として、購買者が予め支払う資金を用いるプリペイド決済が知られている。従来のプリペイド決済では、プリペイドカードに予め支払われた資金の残高を記録し、決済時にプリペイドカードに記録されている残高を減額する。近年では、プリペイドカードを用いないプリペイド決済も行われるようになっている。例えば、特許文献1には、予め支払われた資金の残高をネットワーク上のセンタで管理し、プリペイドカードを用いずにプリペイド決済を可能とするシステムが開示されている。
特開2001−357329号公報
しかしながら、上記の特許文献1に開示されるシステムでは、利用者はプリペイド残高が足りなくなると新たな支払を行って残高の補充する必要がある。このように残高を意識して取引を行うことは利用者にとっての利便性を阻害することになる。
また、上記のシステムでは、決済際にプリペイドされている資金を販売者に支払を行うが、文書や楽曲のダウンロード販売のような小口の決済(小額決済)では、資金移動にかかる金融機関の手数料などのコストが、商品の販売価格に見合わないという問題もある。
本発明は、このような背景を鑑みてなされたものであり、プリペイド残高を自動補充できるとともに決済手数料を低減することが可能な、プリペイド決済装置、プリペイド決済システム、プリペイド決済方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、ネットワーク上で行われる売買取引の決済を、購買者である利用者によって予め支払われた資金によって行うプリペイド決済装置であって、前記資金が入金されるプリペイド口座を有する金融機関のコンピュータと、前記売買取引に係る販売に関する処理を行う販売サーバ装置との夫々と通信可能に接続し、前記資金の残高であるプリペイド残高を利用者毎に記憶するプリペイド残高記憶部と、前記売買取引の販売者に支払われるべき金額の残高である支払残高を販売者毎に記憶する支払残高記憶部と、前記販売サーバ装置から送信される、前記利用者を特定する情報、前記販売者を特定する情報、及び前記決済に係る決済金額が設定された決済要求を受信する決済要求受信部と、前記決済要求に設定されている前記決済金額に応じた金額を、該当する利用者の前記プリペイド残高から減算し、前記決済金額を該当する販売者の前記支払残高に加算する決済処理部と、各利用者について、前記プリペイド残高が所定の基準金額以下であるかどうかを判断し、前記プリペイド残高が前記基準金額以下である場合に、送金元である該当する利用者の口座を特定する情報、送金先である前記プリペイド口座を特定する情報、及び資金移動額を含む第1の資金移動要求を前記金融機関のコンピュータに送信し、前記第1の資金移動要求に含まれる前記資金移動額に応じた金額を前記プリペイド残高に加算する補充処理部と、所定の期間毎に、各販売者について、送金元である前記プリペイド口座を特定する情報、送金先である該当する販売者の口座を特定する情報、及び前記支払残高に応じた資金移動額を含む第2の資金移動要求を前記金融機関のコンピュータに送信する支払処理部と、を備えることを特徴とする。
本発明のプリペイド決済装置によれば、利用者のプリペイド残高が自動的に補充されるため、利用者は残高を意識せずに購買取引を行うことができる。従って、利用者にとって決済の利便性が高まる。また、プリペイド決済に係る売買取引の販売者に対する支払は、所定の期間毎にまとめて行われる。従って、支払の資金移動にかかる手数料を低減することができる。
また、前記第1の資金移動要求に含まれる前記資金移動額は、予め設定された設定金額と前記プリペイド残高との差額としてもよい。これにより、プリペイド残高が補充されると、プリペイド残高は常に設定金額に復元される。
また、前記第1の資金移動要求に含まれる前記資金移動額は、予め設定された固定金額としてもよい。この場合、所定の固定金額が補充されるため、処理の負荷が軽減され、より迅速な処理を行うことができる。
また、本発明のプリペイド決済装置は、利用者が使用する利用者端末と通信可能に接続し、前記決済要求受信部は前記決済要求を前記利用者端末から受信するようにしてもよい。この場合、決済処理に係る販売サーバ装置の処理負荷を軽減することができる。
また、本発明のプリペイド決済装置は、利用者が使用する利用者端末と通信可能に接続し、前記決済要求受信部が受信した前記決済要求に設定されている前記決済金額に応じた金額が、該当する利用者の前記プリペイド残高以下であるかどうかを判断する決済可否判断部と、前記決済金額に応じた金額が前記プリペイド残高よりも大きい場合には、前記決済ができない旨のメッセージを前記利用者端末に送信し、前記決済金額に応じた金額が前記プリペイド残高以下である場合には、前記決済ができる旨のメッセージを前記利用者端末及び前記販売サーバ装置に送信する決済可否送信部と、を備えるようにしてもよい。
この場合、決済が可能であるかどうかが販売サーバ装置に通知されるので、販売サーバ装置は、決済の完了前に予め決済が成功するかどうかを判断することができる。従って、販売サーバ装置は、例えば、決済が成功する場合に予め提供する商品の準備を行うことができる。これにより、販売サーバ装置は迅速なレスポンスを返すようにすることができる。
また、本発明のプリペイド決済装置は、利用者が使用する利用者端末と通信可能に接続し、前記利用者から入力された前記利用者を特定する情報、前記基準金額、及び前記設定金額を含む設定情報を、前記利用者が使用する利用者端末から受信する設定情報受信部と、前記設定情報を記憶する設定情報記憶部と、を備え、前記所定の基準金額は、前記設定情報記憶部が記憶している前記設定情報に含まれる前記基準金額としてもよい。
この場合、利用者が基準金額や設定金額を設定することができるので、利用者は、売買取引に係る予算をより詳細にたてることができる。
また、本発明のプリペイド決済装置は、前記利用者が使用する利用者端末と通信可能に接続し、前記利用者を特定する情報である利用者IDと、前記利用者のパスワードとが設定された利用者情報を記憶する利用者情報記憶部と、前記利用者端末から送信される、前記利用者ID及び前記パスワードが設定された認証情報を受信する認証情報受信部と、前記利用者端末から送信される前記認証情報と、前記利用者情報記憶部が記憶している前記利用者情報とを照合して前記利用者の認証を行う認証処理部と、を備え、前記決済処理部は、前記認証処理部による前記認証が成功した場合に、前記減算及び前記加算を行うようにしてもよい。この場合、決済に先だって利用者を認証することができるので、より安全な売買取引を実現することができる。なお、前記利用者IDは、メモリカード、ICカード、又は磁気カードに付与されているシリアル番号とすることができる。
また、本発明のプリペイド決済装置は、前記利用者を特定する情報と、前記利用者のパスワードとを管理し、前記利用者を特定する情報である利用者ID及び前記パスワードが設定される認証要求を受信して、前記利用者の認証を行い、前記認証の結果を応答する認証サーバ装置と、前記利用者が使用する利用者端末との夫々と通信可能に接続し、前記利用者端末から送信される、前記利用者ID及び前記パスワードが設定された認証情報を受信する認証情報受信部と、受信した前記認証情報に設定されている前記利用者ID及び前記パスワードを設定した前記認証要求を前記認証サーバ装置に送信する認証要求送信部と、前記認証サーバ装置から送信される前記認証の結果を受信する認証結果受信部と、を備え、前記決済処理部は、前記認証結果受信部が受信した前記認証の結果が成功したことを示すものであった場合に、前記減算及び前記加算を行うようにしてもよい。
この場合、認証に係る処理は認証サーバ装置で行うことができるので、例えば、認証に関する個人情報の管理と、決済に関するプリペイド残高の管理とを分離することができる。
また、本発明のプリペイド決済装置の前記補充処理部は、所定の頻度で、各利用者について前記プリペイド残高が前記基準金額以下であるかどうかを判断するようにしてもよい。この場合、プリペイド決済装置は、決済の都度ではなく所定の期間毎に資金の補充の必要性を判断する。これにより、利用者が一度に大量の購買をしてしまうようなリスクを軽減することができる。また、楽曲や画像などのコンテンツのダウンロードのように、小額で大量の回数の販売が行われるような商品などについて、取引の都度にプリペイド残高の補充の必要性を判断することによる処理負荷の増大を防ぐことができる。
また、本発明のプリペイド決済装置は、前記利用者端末から前記頻度を表す情報を受信し、受信した前記頻度を表す情報を記憶する補充頻度記憶部を備え、前記補充処理部は、前記補充頻度記憶部が記憶している前記頻度を表す情報に応じた頻度で、各利用者について前記プリペイド残高が前記基準金額以下になったかどうかを判断するようにしてもよい。これにより、利用者は上記判断の頻度を変更することができる。
また、本発明のプリペイド決済装置は、前記販売サーバ装置は、複数の前記販売者による売買取引に関する処理を行い、前記支払残高記憶部は、前記販売サーバ装置を運用する運用者を特定する情報と、前記販売者を特定する情報と、前記支払残高とを対応付けて記憶し、前記支払処理部が前記第2の資金移動要求に含まれる送金先となる前記販売者の口座は、前記運用者の口座であり、前記支払処理部が前記第2の資金移動要求に含まれる前記資金移動額は、前記運用者に対応する前記販売者の前記支払残高の合計であるものとしてもよい。
この場合、複数の販売者への支払を、ショッピングサイトやISP等の運用者毎にまとめて送金するため、金融機関の振込に係るコストを低減することができる。
また、本発明のプリペイド決済装置の前記第1の資金移動要求は、前記利用者と前記金融機関との契約に基づく自動払い込みを実行するためのデータとしてもよい。この場合、既存の金融機関によるサービスを利用することができる。
また、本発明は、ネットワーク上で行われる売買取引の決済を、購買者である利用者によって予め支払われた資金によって行うプリペイド決済システムであって、前記売買取引に係る販売に関する処理を行う販売サーバ装置と、前記決済を行うプリペイド決済装置と、前記資金が入金されるプリペイド口座を管理する金融機関のコンピュータと、を含み、前記プリペイド決済装置は、前記販売サーバ装置、前記金融機関のコンピュータ、及び前記利用者端末の夫々と通信可能に接続し、前記資金の残高であるプリペイド残高を利用者毎に記憶するプリペイド残高記憶部と、前記売買取引の販売者に支払われる金額の残高である支払残高を販売者毎に記憶する支払残高記憶部と、を備え、前記販売サーバ装置は、前記利用者を特定する情報と、前記販売者を特定する情報と、前記決済に係る決済金額とを設定した決済要求を前記プリペイド決済装置に送信する決済要求送信部を備え、前記プリペイド決済装置は、前記販売サーバ装置から送信される前記決済要求を受信する決済要求受信部と、前記決済要求に設定されている前記決済金額に応じた金額を、該当する利用者の前記プリペイド残高から減算し、前記決済金額を該当する販売者の前記支払残高に加算する決済処理部と、各利用者について、前記減算した前記プリペイド残高が所定の基準金額以下であるかどうかを判断し、前記プリペイド残高が前記基準金額以下である場合に、送金元である該当する利用者の口座を特定する情報、送金先である前記プリペイド口座を特定する情報、及び資金移動額を含む第1の資金移動要求を前記金融機関のコンピュータに送信し、前記第1の資金移動要求に含まれる前記資金移動額に応じた金額を前記プリペイド残高に加算する補充処理部と、所定の期間毎に、送金元である前記プリペイド口座を特定する情報、送金先である該当する販売者の口座を特定する情報、及び前記支払残高に応じた資金移動額を含む第2の資金移動要求を前記金融機関のコンピュータに送信する支払処理部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明のプリペイド決済システムは、前記利用者の認証を行う認証サーバ装置と、前記利用者が使用する利用者端末との夫々と通信可能に接続し、前記利用者端末は、前記利用者を特定する情報である利用者IDと、前記利用者のパスワードと、を設定した認証情報を前記プリペイド決済装置に送信する認証情報送信部を備え、前記プリペイド決済装置は、前記利用者端末から送信される前記認証情報を受信する認証情報受信部と、受信した前記認証情報に設定されている前記利用者ID及び前記パスワードを設定した認証要求を前記認証サーバに送信する認証要求送信部と、を備え、前記認証サーバ装置は、前記利用者ID及び前記パスワードが設定された認証情報を記憶する利用者認証情報記憶部と、前記プリペイド決済装置から送信される前記認証要求を受信する認証要求受信部と、受信した前記認証要求と、前記利用者認証情報記憶部に記憶されている前記認証情報とを照合して前記利用者の認証を行う認証処理部と、前記認証の結果を前記プリペイド決済装置に送信する認証結果送信部と、を備え、前記プリペイド決済装置は、前記認証の結果を受信する認証結果受信部を備え、前記プリペイド決済装置の前記決済処理部は、前記認証結果受信部が受信した前記認証の結果が成功したことを示すものであった場合に、前記減算及び前記加算を行うようにしてもよい。
この場合、決済に先だって利用者を認証することができるので、より安全な売買取引を実現することができる。また、認証に係る処理は認証サーバ装置で行うため、例えば、認証に関する個人情報の管理と、決済に関するプリペイド残高の管理とを分離することができる。
また、本発明のプリペイド決済システムは、前記利用者端末は、メモリカード、ICカード、又は磁気カードから、これらのカードに付与されているシリアル番号を読み取る読取装置と接続し、前記読取装置から前記シリアル番号を取得するカード情報取得部を備え、前記認証情報送信部は、取得した前記シリアル番号と、前記利用者から入力されたパスワードとを設定した前記認証情報を前記プリペイド決済装置に送信するようにしてもよい。これにより、利用者がメモリカードや、ICカード、磁気カードといったカードを読取装置に挿入することで、利用者端末は利用者IDを取得することができる。従って、利用者は利用者IDを記憶しておくことなくプリペイド決済を行うことができる。また、利用者が利用者IDの入力を間違えることを抑制することができる。よって、利用者にとっての利便性が高まる。
また、本発明は、ネットワーク上で行われる売買取引の決済を、購買者である利用者によって予め支払われた資金によって行うプリペイド決済方法であって、CPUとメモリとを備えるコンピュータが、前記資金が入金されるプリペイド口座を有する金融機関のコンピュータと、前記売買取引に係る販売に関する処理を行う販売サーバ装置との夫々と通信可能に接続し、前記資金の残高であるプリペイド残高を前記利用者毎に前記メモリに記憶し、前記売買取引の販売者に支払われる金額の残高である支払残高を販売者毎に前記メモリに記憶し、前記販売サーバ装置から送信される、前記利用者を特定する情報、前記販売者を特定する情報、及び前記決済に係る決済金額が設定された決済要求を受信し、前記決済要求に設定されている前記決済金額に応じた金額を、前記メモリに記憶している該当する利用者の前記プリペイド残高から減算し、前記決済金額を前記メモリに記憶している該当する販売者の前記支払残高に加算し、各利用者について、前記メモリに記憶している前記プリペイド残高が所定の基準金額以下であるかどうかを判断し、前記プリペイド残高が前記基準金額以下である場合に、送金元である該当する利用者の口座を特定する情報、送金先である前記プリペイド口座を特定する情報、及び資金移動額を含む第1の資金移動要求を前記金融機関のコンピュータに送信し、前記第1の資金移動要求に含まれる前記資金移動額に応じた金額を前記プリペイド残高に加算し、所定の期間毎に、各販売者について、送金元である前記プリペイド口座を特定する情報、送金先である該当する販売者の口座を特定する情報、及び前記支払残高に応じた資金移動額を含む第2の資金移動要求を前記金融機関のコンピュータに送信すること、を特徴とする。
本発明によれば、プリペイド残高を自動補充できるとともに決済手数料を低減することが可能な、プリペイド決済装置、プリペイド決済システム、プリペイド決済方法、及びプログラムを提供することができる。
===システム構成===
図1は、本発明の一実施形態であるプリペイド決済システム1の全体構成を示す図である。本実施形態のプリペイド決済システム1は、売買取引の一形態であるインターネット上のショッピングサイトでダウンロード販売される商品の代金決済を、商品の購買者である利用者から予め支払われた資金によって行うためのシステムである。販売対象となる商品は、例えば、小説や楽曲、ビデオといったコンテンツやコンピュータのソフトウェアである。
図1に示すように、本実施形態のプリペイド決済システム1は、利用者が使用する利用者端末10、ショッピングサイトの販売サーバ装置20、商品の代金決済を行うプリペイド決済装置30、利用者の認証を行う認証サーバ装置40、利用者によって予め支払われる資金の入金先となる口座(以下、プリペイド口座という)を管理している金融機関のコンピュータ70によって構成されている。利用者端末10、販売サーバ装置20、プリペイド決済装置30、及び認証サーバ装置40は、インターネット50を介して夫々通信可能に接続している。また、プリペイド決済装置30は、専用線60を介して金融機関コンピュータ70に接続している。
利用者端末10は、例えば、デスクトップ型のパーソナルコンピュータやゲーム機等の据え置き型のコンピュータ、あるいは、ノート型パソコンや携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)等の携帯機器である。利用者端末10は、メモリカード11に対するデータの読み書きを行うリーダライタ12を備えている。利用者端末10は、リーダライタ12を用いてメモリカード11に設定されているシリアル番号を読み出すことができる。本実施形態では、メモリカード11のシリアル番号を、利用者を特定する利用者IDとして用いる。メモリカード11は、例えば、SD(Secure Digital)メモリカードや、CF(Compact Flash)、メモリースティック(登録商標)等の記憶媒体である。
利用者端末10は、インターネット50に接続しており、利用者端末10は、HTTP(HyperText Transfer Protocol)のプロトコルに従ってショッピングサイトにアクセスする。利用者端末10は、ショッピングサイトで提供される商品の画像や説明、価格といった商品情報を表示する。利用者端末10は利用者からの入力に応じて、商品の購入申込を販売サーバ装置20に送信する。
販売サーバ装置20は、ショッピングサイトで商品を販売する販売企業(販売者)が運用するコンピュータである。販売サーバ装置20は、HTML(HyperText Markup Language)ファイルなどの商品情報を表示するためのコンテンツを利用者端末10に送信し、利用者端末10から商品の購入申込を受け付ける。販売サーバ装置20は、プリペイド決済装置30による決済が成功すると、利用者端末10が商品をダウンロードできるようにする。販売サーバ装置20はまた、例えば、売上の計上等の、商品の販売に関する処理を行う。
プリペイド決済装置30は、決済機関によって運用されるコンピュータである。プリペイド決済装置30は、利用者から予めプリペイド口座に支払われている資金の残高(以下、プリペイド残高という)の管理を行い、プリペイド残高の範囲において、ショッピングサイトで販売される商品の代金決済を行う。
認証サーバ装置40は、認証機関によって運用されるコンピュータである。認証サーバ装置40は、上記決済の際に利用者の認証を行う。認証サーバ装置40は、利用者IDと利用者のパスワードとを管理しており、利用者IDとパスワードとを用いた認証を行う。
本実施形態のプリペイド決済装置30は、決済に応じて、商品を購入した利用者のプリペイド残高から決済金額を減額し、そのプリペイド残高が所定の基準額以下になると、自動的にプリペイド残高に資金を補充する。プリペイド残高の資金の補充は、利用者の口座からプリペイド口座に対する自動払込によって行われる。また、プリペイド口座から販売企業の口座に決済金額を振り込むことによって、決済された金額が販売企業に支払われる。
金融機関コンピュータ70は、金融機関によって運用されるコンピュータである。金融機関コンピュータ70は、上記のようなプリペイド口座に対する入金やプリペイド口座からの出金に関する処理を行う。
===利用者端末10及び販売サーバ装置20===
図2は、利用者端末10及び販売サーバ装置20の機能ブロック図である。図2に示すように、利用者端末10は、プログラム記憶部101、利用者情報生成部111、利用者情報送信部112、閲覧要求送信部113、商品情報受信部114、商品購入要求送信部115、認証情報入力要求受信部116、カード情報取得部117、認証情報送信部118、設定情報送信部119を備えている。これらの機能部のうち、プログラム記憶部101は、利用者端末10が備えるメモリやハードディスク等の記憶装置に設けられる。その他の機能部は、利用者端末10が備える中央処理装置(CPU)が、プログラム記憶部101に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。
利用者情報生成部111は、利用者の名前や口座を特定する情報が設定される後述の利用者情報を生成する。利用者情報生成部111は、例えば、プリペイド決済装置30に対して利用者の登録が行われるときに利用者から入力される情報から利用者情報を生成する。利用者情報送信部112は、利用者情報生成部111が生成した利用者情報をプリペイド決済装置30に送信する。
閲覧要求送信部113は、HTTPプロトコルに従って商品情報の閲覧要求を販売サーバ装置20に送信する。商品情報受信部114は、閲覧要求送信部113が送信した閲覧要求に対する応答として販売サーバ装置20から送信される、HTMLファイルなどのコンテンツを販売サーバ装置20から受信し、ディスプレイなどの出力装置に出力する。
商品購入要求送信部115は、利用者からの入力に従って、商品の購買を行うように指示する商品購入要求を販売サーバ装置20に送信する。
認証情報入力要求受信部116は、プリペイド決済装置30から送信される、利用者ID及びパスワードを入力するように指示する認証情報入力要求を受信する。認証情報入力要求受信部116は、認証情報入力要求を受信すると、パスワードを入力するためのユーザインタフェースを利用者端末10が備えるディスプレイなどに表示する。カード情報取得部117は、リーダライタ12との間で通信を行うことにより、利用者によってリーダライタ12に挿入されたメモリカード11のシリアル番号(利用者ID)等のデータを取得する。認証情報送信部118は、取得した利用者IDと、利用者から上記のユーザインタフェースに入力されたパスワードとを設定した認証情報をプリペイド決済装置30に送信する。設定情報送信部119は、プリペイド決済装置30によって自動的に補充される金額や、補充の頻度等が設定される後述の設定情報をプリペイド決済装置30に送信する。
一方、販売サーバ装置20は、プログラム記憶部201、閲覧要求受信部211、商品情報送信部212、商品販売処理部213、決済要求送信部214を備えている。プログラム記憶部201は、販売サーバ装置20が備えるメモリやハードディスクなどの記憶装置に設けられる。閲覧要求受信部211及び商品情報送信部212は、販売サーバ装置20のCPUがプログラム記憶部201に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。
閲覧要求受信部211は、利用者端末10から送信される商品情報の閲覧要求を受信する。商品情報送信部212は、閲覧要求受信部211が受信した閲覧要求に応じて、商品情報を表示するためのHTMLファイルなどのコンテンツを利用者端末10に送信する。
商品販売処理部213は、利用者端末10から送信される商品の購入要求を受信し、商品の販売に関する処理を行う。決済要求送信部214は、商品の代金決済を行うように指示する決済要求をプリペイド決済装置30に送信する。決済要求には、商品を提供する販売企業に割り当てられる企業IDと、商品を購入する利用者の利用者IDと、当該商品販売に係る決済金額とが設定される。商品販売処理部213は、プリペイド決済装置30から決済要求の応答を受信し、決済が成功した場合には商品を利用者端末10に提供する。
===プリペイド決済装置30===
図3は、プリペイド決済装置30の機能ブロック図である。図3に示すように、プリペイド決済装置30は、プログラム記憶部301、利用者情報記憶部302、販売企業情報記憶部303、プリペイド残高記憶部304、支払残高記憶部305、利用者情報受信部311、決済要求受信部312、認証情報入力要求送信部313、認証情報受信部314、認証処理部315、認証要求送信部316、決済可否判断部317、決済可否送信部318、決済処理部319、補充処理部320、自払要求送信部321、支払処理部322、振込要求送信部323、設定情報更新部324を備えている。これらの機能部のうち、プログラム記憶部301、利用者情報記憶部(設定情報記憶部)302、販売企業情報記憶部303、プリペイド残高記憶部304、及び支払残高記憶部305は、プリペイド決済装置30が備えるメモリやハードディスクドライブなどの記憶装置に設けられる。その他の機能部は、プリペイド決済装置30のCPUがプログラム記憶部301に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。
利用者情報記憶部302には、利用者IDや利用者の口座を特定する情報等が設定される後述の利用者情報が記憶される。販売企業情報記憶部303には、販売企業の企業IDや販売企業の口座を特定する情報等が設定される後述の販売企業情報が記憶される。プリペイド残高記憶部304には、利用者IDと対応付けて、利用者のプリペイド残高が記憶される。支払残高記憶部305には、販売企業の企業IDと対応付けて、販売企業に対して支払われるべき代金の残高(以下、支払残高という)が記憶される。
利用者情報受信部311は、利用者端末10から送信される利用者情報を受信し、受信した利用者情報を利用者情報記憶部302に登録する。
決済要求受信部312は、販売サーバ装置20から送信される決済要求を受信する。認証情報入力要求送信部313は、利用者ID及びパスワードの入力を要求する認証情報入力要求を利用者端末10に送信する。認証情報受信部314は、利用者端末10から認証情報入力要求に応じて送信される認証情報を受信する。認証処理部315は、認証情報受信部314が受信した認証情報に設定されている利用者IDとパスワードとを設定した認証要求を生成する。認証要求送信部316は、認証処理部315が生成した認証要求を認証サーバ装置40に送信する。認証処理部315は、認証サーバ装置40から認証要求に対する応答を受信し、利用者の認証が成功したかどうかの判断を行う。
決済可否判断部317は、決済要求受信部312が受信した決済要求に設定されている決済金額が、利用者のプリペイド残高以下であるかどうかによって、プリペイド決済を行うことができるかどうかを判断する。決済可否送信部318は、決済可否判断部317が判断した結果を利用者端末10や販売サーバ装置20に送信する。決済処理部319は、決済要求受信部312が受信した決済要求に設定されている決済金額に応じて、プリペイド残高記憶部304に記憶されている利用者のプリペイド残高を減額し、支払残高記憶部305に記憶されている販売企業の支払残高を増額する。
補充処理部320は、所定の頻度で、プリペイド残高記憶部304が記憶している利用者毎のプリペイド残高が所定の基準額以下であるかどうかを判断し、基準額以下である場合には、該当する利用者の口座からプリペイド口座へ自動払込を行うことにより利用者のプリペイド残高に資金を補充する処理(以下、補充処理という)を行う。補充処理の詳細については後述する。自払要求送信部321は、利用者の口座からプリペイド口座に自動払込を行うように指定する自払要求(本発明における「第1の資金移動要求」に対応)を金融機関コンピュータ70に送信する。
支払処理部322は、所定の期間(本実施形態では1ヶ月)毎に、各販売企業について、支払残高記憶部305に記憶されている支払残高を該当する販売企業の口座に振り込む支払処理を行う。振込要求送信部323は、支払処理において、プリペイド口座から販売企業の口座に振込を行なうように指示する振込要求(本発明における「第2の資金移動要求」に対応)を金融機関コンピュータ70に送信する。
設定情報更新部324は、補充処理によって復元される利用者のプリペイド額や、補充処理を行う頻度、補充を行うべきかどうかの判断の基準となる補充基準額等が設定される設定情報を利用者端末10から受信する。設定情報更新部324は、受信した設定情報に基づいて利用者情報記憶部302に記憶されている利用者情報を更新する。
===認証サーバ装置40===
図4は、認証サーバ装置40の機能ブロック図である。図4に示すように、認証サーバ装置40は、プログラム記憶部401、利用者認証情報記憶部402、利用者認証情報受信部411、認証要求受信部412、認証処理部413、認証結果送信部414を備えている。これらの機能部のうち、プログラム記憶部401及び利用者認証情報記憶部402は、認証サーバ装置40が備えるメモリやハードディスクなどの記憶装置41に設けられる。利用者認証情報受信部411、認証要求受信部412、認証処理部413、及び認証結果送信部414は、認証サーバ装置40のCPUがプログラム記憶部401に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。
利用者認証情報記憶部402には、利用者IDと利用者のパスワードが設定される認証情報が記憶される。利用者認証情報受信部411は、プリペイド決済装置30から送信される認証情報を受信して、利用者認証情報記憶部402に登録する。
認証要求受信部412は、利用者IDとパスワードが設定された認証要求をプリペイド決済装置30から受信する。認証処理部413は、認証要求受信部412が受信した認証要求に設定されている利用者IDをキーとして、利用者認証情報記憶部402から該当する利用者のパスワードを取得する。認証処理部413は、取得したパスワードと認証要求に設定されているパスワードとを照合して利用者の認証を行う。認証結果送信部414は、認証処理部413による認証が成功したかどうかを示す情報をプリペイド決済装置30に送信する。
===利用者情報===
図5に、利用者情報記憶部302に記憶される利用者情報500の一例を示す。図5に示すように、利用者情報500は、利用者ID欄501、パスワード欄502、名前欄503、メールアドレス欄504、郵便番号欄505、住所欄506、電話番号欄507、金融機関コード欄508、支店コード欄509、科目コード欄510、口座番号欄511、プリペイド設定金額欄512、補充基準額欄513、補充確認頻度欄514を備えている。
利用者ID欄501には、各利用者を特定する情報である利用者IDが設定される。上述したように、本実施形態では、利用者IDには、メモリカード11に付与されているシリアル番号を用いる。パスワード欄502には利用者のパスワードが設定される。名前欄503には利用者の氏名が設定される。メールアドレス欄504には利用者のメールアドレスが設定される。郵便番号欄505、住所欄506、及び電話番号欄507には、利用者の連絡先となる情報が設定される。金融機関コード欄508、支店コード欄509、科目コード欄510、及び口座番号欄511には、利用者の口座を特定するための情報が設定される。
プリペイド設定金額欄512には、利用者が予め支払う資金の額(以下、プリペイド額という)が設定される。プリペイド決済装置30の補充処理において、プリペイド設定金額欄512に設定されているプリペイド額と利用者のプリペイド残高との差額が、利用者の口座からプリペイド口座に払い込まれる。
補充基準額欄513には、利用者のプリペイド残高に資金を補充すべきかどうかを判断するための補充基準額が設定される。
補充頻度欄514には、プリペイド決済装置30において補充処理が行われる頻度が設定される。補充頻度欄514には、例えば、「毎回」や「週1回」といった頻度を示す情報が設定される。例えば、補充頻度欄514に「毎回」が設定されている場合、プリペイド決済装置30による決済が行われる都度に補充処理が行われる。また、例えば、補充頻度欄514に「週1回」が設定されている場合は、プリペイド決済装置30による決済処理とは独立して、所定の曜日の所定の時間に補充処理が行われる。
なお、上記利用者情報500の各欄のうち、プリペイド設定金額欄512、補充基準金額欄513及び補充頻度欄514は、後述するように利用者から設定することが可能な情報(設定情報)である。
===販売企業情報===
図6に、販売企業情報記憶部303に記憶される販売企業情報の一例を示す。図6に示すように、販売企業情報600は、企業ID欄601、企業名欄602、メールアドレス欄603、金融機関コード欄604、支店コード欄605、科目コード欄606、口座番号欄607を備えている。
企業ID欄601には、各販売企業に割り当てられる識別情報である企業IDが設定される。企業名欄602には、販売企業の名称が設定される。なお、企業IDとして販売企業の名称を用いるようにしてもよい。メールアドレス欄603には、販売企業のメールアドレスが設定される。金融機関コード欄604、支店コード欄605、科目コード欄606、及び口座番号欄607には、販売企業の口座を特定するための情報が設定される。
===登録処理===
以下、上記プリペイド決済システム1における決済処理と補充処理についてより詳細に説明する。
まず利用者は、利用者に関する情報の登録を行う。図7には、利用者の情報をプリペイド決済装置30に登録する登録処理に用いられるユーザインタフェースの一例である申込情報入力画面700を示している。図7に示すように、利用者情報の申込情報入力画面700は、申込金額欄701、利用者ID欄702、住所欄703、E−Mail欄704、電話番号欄706、郵便番号欄707、氏名欄708、パスワード欄709、払込方法選択欄709を備えている。
申込金額欄701には、プリペイド額が入力される。
利用者ID欄702には、利用者IDが入力される。本実施形態では、利用者がメモリカード11をリーダライタ12に挿入すると、利用者端末10のカード情報取得部117が、メモリカード11のシリアル番号を取得し、取得したシリアル番号を利用者ID欄702に設定する。なお、利用者が、例えばメモリカード11の外面に印刷されているシリアル番号を入力するようにしてもよい。
住所欄703、E−Mail欄704、電話欄705、郵便番号欄706、氏名欄707には、利用者の個人情報である住所、電子メールアドレス、電話番号、郵便番号、利用者の氏名が夫々入力される。
パスワード欄708には、利用者が任意に設定するパスワードが入力される。なお、パスワードは、利用者端末10が、例えば乱数などによって生成するようにしてもよい。
払込方法選択欄709には、利用者が最初のプリペイド額分の資金をどのようにしてプリペイド口座に支払うかを示す選択肢が表示されている。利用者は、払込方法選択欄709で選択した何れかの払込方法によって、プリペイド額分の資金をプリペイド口座に払い込む。図7には、払込方法の例として、「1.インターネット振込」、「2.コンビニ払い」、及び「3.ポイント交換」が表示されている。
利用者は、例えば、「1.インターネット振込」の選択肢を選択する場合、インターネット50上でのオンラインバンキングなどによってプリペイド口座に振込を行う。利用者は、例えば、「2.コンビニ払い」の選択肢を選択する場合、コンビニエンスストアで現金を支払う。この場合、コンビニエンスストアからプリペイド口座にプリペイド額の資金が支払われる。また、利用者は、例えば、「3.ポイント交換」の選択肢を選択した場合、利用者が利用しているプロバイダなどで提供されているポイントサービスのポイントを使用する。この場合、プロバイダがプリペイド額の資金をプリペイド口座に支払う。
図8は、登録処理の流れを示すフロー図である。
利用者端末10は、上記の申込情報入力画面700をディスプレイなどの出力装置に表示する(S801)。利用者は、申込情報入力画面700の各欄に入力する(S802)。利用者によってボタン710が押されると、利用者情報生成部111は、利用者情報500を生成する。利用者情報生成部111は、申込情報入力画面700から入力された各欄の情報を利用者情報500の各欄に設定する。なお、申込情報入力画面700の申込金額欄701に入力されたプリペイド額は利用者情報500のプリペイド設定金額513に設定される。利用者情報生成部111は、利用者情報500の金融機関コード欄509、支店コード欄510、科目コード欄511、口座番号欄512、及び補充基準額欄513には値を設定しない。利用者情報送信部112は、利用者情報生成部111が生成した利用者情報500を、プリペイド決済装置30に送信する(S803)。
次に、利用者は、申込情報入力画面700の払込方法選択欄709で選択した方法で、申込金額欄701に設定した申込金額をプリペイド口座に払い込む(S804)。例えば、利用者端末10は、銀行等の金融機関が提供しているオンラインバンキングサービスにアクセスして、申込金額欄701に設定されたプリペイド額を口座に振り込むように指示する。そして利用者は、後述するように、プリペイド残高が所定額以下になったときにプリペイド決済装置30が利用者の口座からプリペイド口座へ資金の移動を行うことができるように、金融機関との間で自動払込の契約を行う(S805)。
一方、金融機関コンピュータ70は、プリペイド口座への払込がなされると、プリペイド口座への払込を確認した旨のメッセージ(以下、払込確認情報という)をプリペイド決済装置30に送信する(S806)。
プリペイド決済装置30が金融機関コンピュータ70から払込確認情報を受信すると(S807)、利用者情報受信部311は、受信した利用者情報を利用者情報記憶部302に登録する(S808)。このとき利用者情報受信部311は、利用者情報500の補充基準額欄513には、例えば、プリペイド設定金額の3分の1を設定する。また、利用者情報受信部311は、補充頻度欄514に設定する頻度を、例えば、「週1回」をデフォルト値として設定する。利用者情報受信部311は、利用者情報500に設定されている利用者IDとパスワードとを設定した認証情報を認証サーバ装置40に送信する(S809)。
認証サーバ装置40では、利用者認証情報受信部411がプリペイド決済装置30から認証情報を受信し、受信した認証情報を利用者認証情報記憶部402に登録する(S810)。
プリペイド決済装置30では、利用者情報受信部311がプリペイド口座に払い込まれた金額を、利用者IDに対応するプリペイド残高としてプリペイド残高記憶部304に登録する(S811)。プリペイド決済装置30は、金融機関コンピュータ70から自払契約完了通知を受信するまでの間待機する(S812)。
金融機関コンピュータ70は、金融機関と利用者との間で自払契約が結ばれると、自払契約が完了した旨を示すメッセージ(以下、自払契約完了通知という)をプリペイド決済装置30送信する(S812)。自払契約完了通知には、自払契約が行われた利用者の口座について、金融機関コードや支店コード、科目コード、口座番号等の情報が設定される。
プリペイド決済装置30は、自払契約完了通知を受信すると(S813:YES)、受信した自払契約完了通知に設定されている利用者の口座の情報に基づいて、利用者情報記憶部302に記憶されている利用者情報500を更新する(S814)。
なお、認証サーバ装置40への認証情報の送信は利用者端末10から行われるようにしてもよい。
また、プリペイド決済装置30は、自払契約完了通知を受信するまで待機しないようにしてもよい。この場合、プリペイド決済装置30は、金融機関コンピュータ70から自払契約完了通知を受信するまでの間、自動的にプリペイド残高を補充する処理は行わずに、プリペイド口座に払い込まれたプリペイド額の範囲で、後述の決済処理を行うことができる。この場合、プリペイド決済装置30は迅速なレスポンスを利用者端末10に返すことができる。
登録処理が完了すると、プリペイド決済装置30は、登録した利用者がショッピングサイトにおいて購入する商品の決済を行うことができるようになる。利用者がショッピングサイトにおいて商品を購入するときには、例えば、以下のような処理が行われる。
利用者端末10の閲覧要求送信部113がHTTPプロトコルに従って商品情報の閲覧要求を販売サーバ装置20に送信する。販売サーバ装置20では、閲覧要求受信部211が受信した閲覧要求に応じて、商品情報送信部が商品情報であるHTMLファイル等のコンテンツを利用者端末10に送信する。利用者端末10では、商品情報受信部114が受信したコンテンツがディスプレイなどの出力装置に出力される。利用者端末10の決済要求送信部115は、利用者からの入力に応じて、商品購入要求を販売サーバ装置20に送信する。販売サーバ装置20では、商品販売処理部213が利用者端末10から商品購入要求を受信する。商品販売処理部213は、購入の対象となる商品について決済要求をプリペイド決済装置30に送信し、プリペイド決済装置30による決済が成功すると、商品をダウンロードできるようにしたり、売上を計上したりする等、商品販売に関する処理を行う。
===決済処理===
次に、上記のようにして利用者が購入する商品の決済処理について説明する。図9は、決済処理の流れを示すフロー図である。
プリペイド決済装置30では、決済要求受信部312が販売サーバ装置20から決済要求を受信すると、認証情報入力要求送信部313が認証情報入力要求を利用者端末10に送信する(S901)。
利用者端末10では、認証情報入力要求受信部116がプリペイド決済装置30から認証情報入力要求を受信し、利用者にパスワードを入力させるためのユーザインタフェースを表示する(S902)。カード情報取得部117は、リーダライタ12に挿入されたメモリカード11のシリアル番号として取得する。認証情報送信部118は、利用者IDであるカード情報取得部117が取得したシリアル番号と、利用者からユーザインタフェースに入力されたパスワードとを設定した認証情報をプリペイド決済装置30に送信する(S903)。
プリペイド決済装置30では、認証情報受信部314が利用者端末10から認証情報を受信すると、認証処理部315は受信した認証情報に設定されている利用者ID及びパスワードを設定した認証要求を生成する。認証要求送信部316は、認証処理部315が生成した認証要求を認証サーバ装置40に送信する(S904)。
認証サーバ装置40では、認証要求受信部412がプリペイド決済装置30から送信された認証要求を受信する。認証処理部413は、認証要求受信部412が受信した認証要求と、利用者認証情報記憶部402に記憶されている認証情報とを照合して利用者の認証を行う(S905)。認証結果送信部414は、上記の認証の結果をプリペイド決済装置30に送信する(S906)。
プリペイド決済装置30では、認証処理部315が、認証の結果を受信し、利用者の認証が成功したかどうかを判断する(S907)。利用者の認証が失敗していた場合(S907:NO)、決済可否送信部318は、決済ができない旨のメッセージ(以下、決済不能通知という)を利用者端末10及び販売サーバ装置20に送信する(S908)。利用者端末10は決済不能通知受信すると、例えば、受信した決済不能通知に応じたメッセージをディスプレイに表示する。販売サーバ装置20は決済不能通知受信すると、例えば、利用者への商品の販売を中止する処理などを行う。
一方、利用者の認証が成功していた場合(S907:YES)、決済可否判断部317は、プリペイド残高記憶部304が記憶している、決済要求に設定されている利用者IDに対応するプリペイド残高と、決済要求に設定されている決済金額とを比較し、プリペイド残高が決済金額以上であるかどうかを判断する(S909)。プリペイド残高が決済金額未満である場合(S909:NO)には、上記の認証が失敗した場合と同様に、決済可否送信部318が決済不能通知を利用者端末10及び販売サーバ装置20に送信する(S908)。
プリペイド残高が決済金額以上である場合(S909:YES)には、決済可否送信部318は、決済が可能である旨のメッセージ(以下、決済可能通知という)を販売サーバ装置20に送信する(S910)。販売サーバ装置20は、決済可能通知を受信すると、例えば、文書や楽曲などのコンテンツを利用者端末10からダウンロードできるようにするなどの、商品の販売に関する処理を行う。
プリペイド決済装置30では、決済処理部319が、プリペイド残高記憶部304に記憶されている、決済要求に設定されている利用者IDに対応するプリペイド残高から決済金額を減算し、支払残高記憶部305に記憶されている、決済要求に設定されている販売企業IDに対応する支払残高に決済金額を加算する(S911)。
このようにして、プリペイド決済装置30は、利用者のプリペイド残高の範囲において、利用者によって予め支払われた資金を用いたプリペイド決済を行う。本プリペイド決済装置30は、決済の際に、利用者のプリペイド残高と販売企業の支払残高とに加算減算処理を行うが、販売企業の口座に対する実際の資金の支払処理は行わず、後述するように、所定の期間毎にまとめて支払処理を行う。
===補充処理===
本実施形態では、上述したように、プリペイド決済装置30の決済処理によって減額された利用者のプリペイド残高が補充基準額以下になると、プリペイド残高に資金を補充する補充処理が行われる。補充処理おいて利用者の口座からプリペイド口座への資金の移動は、金融機関による自動払込によって行われる。金融機関による自動払込は、金融機関コンピュータ70に自動払い込みを行うように指示する自払要求(資金移動要求)を送信することにより行われる。
図10は自払要求800の一例を示す図である。図10に示すように、自払要求800は、年月日欄801、金融機関コード欄802、支店コード欄803、科目コード欄804、口座番号欄805、利用者名欄806、払込金額欄807を備えている。
年月日欄801には、補充処理を行っている日付が設定される。金融機関コード欄802、支店コード欄803、科目コード欄804、及び口座番号欄805には、利用者の口座を特定する情報が設定される。利用者名欄806には、利用者の名前が設定される。利用者名欄806には、利用者情報500の名前欄503の値が設定される。払込金額欄807には、自動払込によって移動される資金の額(払込金額、又は資金移動額)が設定される。
図11は、補充処理の流れを示すフロー図である。
プリペイド決済装置30では、補充処理部320がプリペイド残高記憶部304から、該当する利用者のプリペイド残高を読み出す。また、補充処理部320は、利用者情報記憶部302から、該当する利用者の利用者情報500を読み出す。補充処理部320は、読み出したプリペイド残高が、読み出した利用者情報500に設定されている補充基準額以下になっていないかどうかを判断する(S1101)。プリペイド残高が補充基準額よりも多い場合(S1101:NO)には、補充処理は終了する。
一方、プリペイド残高が補充基準額以下であった場合(S1101:YES)、補充処理部320は、上記利用者情報500のプリペイド設定金額欄512に設定されているプリペイド額から上記プリペイド残高を引いて、プリペイド残高に加算する補充金額を算出する(S1102)。補充処理部320は、自払要求800を作成し、算出した補充金額を払込金額として設定する。また、補充処理部320は、利用者の口座を特定する情報を自払要求800に設定する。補充処理部320は、自払要求800を金融機関コンピュータ70に送信する(S1103)。
金融機関コンピュータ70は、プリペイド決済装置30から自払要求800を受信すると、利用者の口座からプリペイド口座に払込金額を入金するように自払処理を行う(S1104)。金融機関コンピュータ70は、自払処理の結果をプリペイド決済装置30に送信する(S1105)。
プリペイド決済装置30では、補充処理部320が金融機関コンピュータ70から自払処理の結果を受信し、自払処理が成功したかどうかを判断する(S1106)。補充処理部320は、自払処理が成功したと判断した場合(S1106:YES)、自払要求800に設定した払込金額を上記のプリペイド残高に加算する(S1107)。なお、補充処理部320は、例えば、払込金額から手数料分の金額を減じた額をプリペイド残高に加算するようにしてもよい。
一方、補充処理部320は、自払処理が成功しなかったと判断した場合(S1106:NO)、自払処理が失敗した旨のメッセージを利用者端末10に送信する(S1108)。利用者端末10がこのメッセージを受信すると、例えば、金融機関での自動払込が失敗した旨をディスプレイに表示する。
なお、本実施形態では差額を補充することとしたが、固定の金額を補充するようにしてもよい。例えば、利用者情報500のプリペイド設定金額欄512に設定されているプリペイド額を自払するようにしてもよい。この場合、差額の計算をしなくて済むため処理が高速になる。また、一定の金額が払込されるため、利用者は払い込まれた金額を把握しやすい。
以上のようにして、利用者のプリペイド残高が補充基準額以下になっている場合に差額を補充することができる。本プリペイド決済装置30によれば、利用者のプリペイド残高が自動的に補充されるため、利用者は残高を意識せずに購買取引を行うことができる。従って、利用者にとって決済の利便性が高まる。
===支払処理===
プリペイド決済装置30は、所定の期間毎に、各販売企業について支払残高記憶部305に記憶されている支払残高を、その販売企業の口座に振り込む支払処理を行う。プリペイド決済装置30は、例えば、毎月末に支払処理を行う。図12は、支払処理の流れを示すフロー図である。
プリペイド決済装置30では、支払処理部322が、所定の期間毎に、各販売企業について、支払残高記憶部305に記憶されている支払残高があるかどうかを確認する(S1201)。支払処理部322は、支払残高がある販売企業に対し(S1201)、各販売企業の口座への振込を行なうように指示する振込要求を作成する(S1202)。支払処理部322は、口座番号等のプリペイド口座を特定する情報を振込元(送金元)として振込要求に設定する(S1203)。支払処理部322は、販売企業の口座を特定する情報を販売企業情報600から取得する(S1204)。支払処理部322は、販売企業情報600に設定されている販売企業の名称や金融機関コードや支店コード、科目コード、口座番号といった、販売企業の口座を特定する情報を振込先(送金先)として振込要求に設定する(S1205)。支払処理部322は、支払残高を振込金額(資金移動額)として振込要求に設定する(S1206)。プリペイド決済装置30の振込要求送信部323は、上記の振込要求を金融機関コンピュータ70に送信する(S1207)。金融機関コンピュータ70では、受信した振込要求に応じて振込が行われる(S1208)。なお、振込要求に設定される振込金額は、例えば、該当する販売企業の支払残高から所定の手数料を減額したものとしてもよい。
このようにして支払処理を所定の期間毎に行うことにより、プリペイド口座から販売企業の口座への資金移動をまとめて行うことができる。これにより、プリペイド決済の都度資金を移動する場合に比べ、資金移動にかかる手数料を低減することができる。
上記のようにして行われた支払処理に関する情報は、プリペイド決済装置30の支払処理部322によって支払履歴記憶部306に登録される。図13に支払履歴記憶部306に記憶される支払履歴情報900の一例を示す。
支払履歴情報900は、企業ID欄901、支払No欄902、日時欄903、金融機関コード欄904、支店コード欄905、科目コード欄906、口座番号欄907、支払金額欄908を備えている。
企業ID欄901には、販売企業を特定する企業IDが設定される。支払No欄902には、上述の支払処理毎に割り当てられるシリアル番号等の支払番号が設定される。日時欄903には、支払処理が行われた日時が設定される。金融機関コード欄904、支店コード欄905、科目コード欄906、及び口座番号欄907には、該当する販売企業の口座を特定するための情報が設定される。支払金額欄908には、支払処理において振込要求に設定された振込金額が設定される。
支払履歴記憶部306に支払履歴情報900を記憶しておくことにより、プリペイド決済装置30は、各販売企業に対して行われた支払処理の結果を決済後に取り出すことができる。
===設定残高更新処理===
次に、利用者が、決済のために予め支払うプリペイド額や、自動的にプリペイド額の補充を行う頻度といった設定情報を更新する処理(以下、設定残高更新処理という)について説明する。
図14に、設定残高更新処理に用いられる利用者端末10のユーザインタフェースの一例である設定情報入力画面1000を示す。図14に示すように、設定情報入力画面1000は、プリペイド設定額欄1001、自動補充基準額欄1002、自払回数欄1003、払込方法選択欄1004を有している。
プリペイド設定額欄1001には、利用者のプリペイド額として自動的に復元される金額が設定される。自動補充基準額欄1002には、上述の補充処理においてプリペイド残高と比較する基準額となる補充基準額が設定される。自払回数欄1003には、補充処理を行う頻度が設定される。払込方法選択欄1004には、上述した登録処理における申込情報入力画面700の払い込み方法選択欄709と同様に、資金の支払方法が表示されている。プリペイド設定額欄1001に設定したプリペイド額が、プリペイド決済装置30のプリペイド残高記憶部304に記憶されているプリペイド残高よりも多い場合、利用者はその差額をどのようにして払い込むかを選択する。払込方法選択欄1004には、登録処理における申込情報入力画面700の払い込み方法選択欄709の選択肢に加えて、「4.自動払い込み」が表示されている。利用者が払込方法として「4.自動払い込み」を選択すると、プリペイド決済装置30では上述した自払処理が行われ、利用者の口座からプリペイド口座に資金が払い込まれる。
上記の設定情報入力画面500を用いた設定残高更新処理の流れを図15に示す。
利用者端末10は、上記の設定情報入力画面1000を表示して、利用者からの入力を受け付ける。利用者端末10の設定情報送信部119は、ボタン1005が押されると、設定情報入力画面1000の各欄に入力された設定情報をプリペイド決済装置30に送信する(S1501)。
プリペイド決済装置30では、設定情報更新部324が利用者端末10から設定情報を受信する。設定情報更新部324は、受信した設定情報を用いて利用者情報記憶部302に記憶されている、利用者の利用者情報500を更新する(S1502)。
設定情報更新部324は、利用者端末10から受信した設定情報に設定されている払込方法が「4.自動払い込み」(以下、「自払」という)であるかどうかを判断する(S1503)。払込方法が「自払」である場合には(S1503:YES)、設定情報更新部324は、自払要求800を作成する。自払要求800には、設定情報に設定されているプリペイド額と、プリペイド残高記憶部304の該当する利用者のプリペイド残高との差額が払込金額として設定される。自払要求送信部323は、この自払要求800を金融機関コンピュータ70に送信する(S1505)。設定情報更新部324は、自払要求800に対する金融機関コンピュータ70からの応答を受信し(S1506)、自払処理が成功したかどうかを判断する(S1507)。設定情報更新部324は、自払処理が成功した場合(S1507:YES)、プリペイド残高記憶部304の該当する利用者のプリペイド残高に、自払要求800に設定した払込金額を加算する(S1508)。
一方、設定情報に設定されている払込方法が「自払」以外であった場合(S1503:NO)、設定情報更新部324は、金融機関コンピュータ70から払込確認情報を受信したときに(S1509)、プリペイド残高に払い込まれた金額を加算する(S1508)。
このようにして、利用者は、自動的に補充されるプリペイド額や、補充処理において補充するかどうかを判断する基準となる補充金額、補充処理の頻度といった項目を設定することができる。従って、利用者は、例えば、商品の購入の予算などの詳細な計画を立てることが可能となる。
なお、本実施形態において、利用者IDはメモリカード11に付与されているシリアル番号としたが、これに限らず、例えば、利用者にユニークに割り当てた番号やユーザ名などを用いるようにしてもよい。この場合、利用者の認証の際には利用者が利用者IDとパスワードとを認証情報入力画面1000から入力するようにする。これにより、利用者端末10はリーダライタ12を備えないような構成とすることもできる。
また、利用者IDとして、メモリカード11のシリアル番号に認証キーを付帯させるようにしてもよい。この場合、プリペイド決済装置30は、上述した登録処理において、利用者情報500を登録する際に、例えば乱数などによって認証キーを生成し、利用者端末10や認証サーバ装置40に送信する。利用者端末10は、例えば、認証キーをメモリカード11に記憶させるようにし、カード情報取得部117は、メモリカード11のシリアル番号とともに、メモリカード11に記憶されている認証キーも取得するようにすることができる。利用者端末10は、カード情報取得部117がメモリカード11から認証キーを取得できるかどうかによって、利用者がプリペイド決済装置30に登録されているかどうかを判断することができるので、利用者の多重登録を防止することができる。また、利用者端末10が、認証キーをメモリやハードディスクドライブなどに記憶し、カード情報取得部117が取得したシリアル番号に記憶している認証キーを付帯させて利用者IDを生成するようにすることもできる。この場合は、メモリカード11が他の利用者端末10で不正に利用されることを防止することができる。
また、本実施形態では、プリペイド決済装置30と金融機関コンピュータ70とは専用線60によって通信可能に接続する形態としたが、インターネット50を介して接続するようにしてもよい。
また、本実施形態において、決済要求は販売サーバ装置20が送信するものとしたが、利用者端末10から送信するようにしてもよい。
また、本実施形態では、支払処理は販売企業毎に行われるようにしたが、複数の販売企業が商品を提供するショッピングサイトやポータルサイトなどにおいてプリペイド決済を行う場合には、そのショッピングサイトやポータルサイトの運用者毎に支払処理を行うようにしてもよい。すなわち、支払残高記憶部305には、販売企業の企業IDと、運用者に割り当てられる運用者IDと、販売企業の支払残高とが対応付けて記憶され、支払処理部322は、運用者ID毎に支払残高を合計した金額を運用者の口座に振り込むようにする。これにより、複数の販売企業への支払を、運用者単位にまとめて送金することができる。従って、金融機関の振込に係るコストを低減することができる。
また、本実施形態では、決済機関と金融機関とが独立した機関としたが、決済機関と金融機関とが同一の組織であってもよい。その場合、プリペイド決済装置30と、金融機関コンピュータ70とを同一のコンピュータとすることができる。
以上、本実施の形態について説明したが、上記実施例は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
本発明の一実施の形態による、プリペイド決済システム1の全体構成を示す図である。 本発明の一実施の形態による、利用者端末10及び販売サーバ装置20の機能ブロック図である。 本発明の一実施の形態による、プリペイド決済装置30の機能ブロック図である。 本発明の一実施の形態による、認証サーバ装置40の機能ブロック図である。 本発明の一実施の形態による、利用者情報記憶部302に記憶される利用者情報500の一例を示す図である。 本発明の一実施の形態による、販売企業情報記憶部303に記憶される販売企業情報の一例を示す図である。 本発明の一実施の形態による、申込情報入力画面700を示す図である。 本発明の一実施の形態による、登録処理の流れを示すフロー図である。 本発明の一実施の形態による、決済処理の流れを示すフロー図である。 本発明の一実施の形態による、自払要求800の一例を示す図である。 本発明の一実施の形態による、補充処理の流れを示すフロー図である。 本発明の一実施の形態による、支払処理の流れを示すフロー図である。 本発明の一実施の形態による、支払履歴記憶部306に記憶される支払履歴情報900の一例を示す図である。 本発明の一実施の形態による、設定情報入力画面1000を示す図である。 本発明の一実施の形態による、設定残高更新処理の流れを示すフロー図である。
符号の説明
10 利用者端末
101 プログラム記憶部 111 利用者情報生成部
112 利用者情報送信部 113 閲覧要求送信部
114 商品情報受信部 115 商品購入要求送信部
116 認証情報入力要求受信部 117 カード情報取得部
118 認証情報送信部 119 設定情報送信部
11 メモリカード 12 リーダライタ
20 販売サーバ装置
201 プログラム記憶部 211 閲覧要求受信部
212 商品情報送信部 213 商品販売処理部
214 決済要求送信部
30 プリペイド決済装置
301 プログラム記憶部 302 利用者情報記憶部
303 販売企業情報記憶部 305 支払残高記憶部
306 支払履歴記憶部 311 利用者情報受信部
312 決済要求受信部 313 認証情報入力要求送信部
314 認証情報受信部 315 認証処理部
316 認証要求送信部 317 決済可否判断部
318 決済可否送信部 319 決済処理部
320 補充処理部 321 自払要求送信部
322 支払処理部 323 振込要求送信部
324 設定情報更新部
40 認証サーバ装置
401 プログラム記憶部 402 利用者認証情報記憶部
403 プリペイド残高記憶部 411 利用者認証情報受信部
412 認証要求受信部 413 認証処理部
414 認証結果送信部
50 インターネット
60 専用線
70 金融機関コンピュータ
500 利用者情報
600 販売企業情報
800 自払要求
900 支払履歴情報

Claims (18)

  1. ネットワーク上で行われる売買取引の決済を、購買者である利用者によって予め支払われた資金によって行うプリペイド決済装置であって、
    前記資金が入金されるプリペイド口座を有する金融機関のコンピュータと、前記売買取引に係る販売に関する処理を行う販売サーバ装置との夫々と通信可能に接続し、
    前記資金の残高であるプリペイド残高を利用者毎に記憶するプリペイド残高記憶部と、
    前記売買取引の販売者に支払われるべき金額の残高である支払残高を販売者毎に記憶する支払残高記憶部と、
    前記販売サーバ装置から送信される、前記利用者を特定する情報、前記販売者を特定する情報、及び前記決済に係る決済金額が設定された決済要求を受信する決済要求受信部と、
    前記決済要求に設定されている前記決済金額に応じた金額を、該当する利用者の前記プリペイド残高から減算し、前記決済金額を該当する販売者の前記支払残高に加算する決済処理部と、
    各利用者について、前記プリペイド残高が所定の基準金額以下であるかどうかを判断し、前記プリペイド残高が前記基準金額以下である場合に、送金元である該当する利用者の口座を特定する情報、送金先である前記プリペイド口座を特定する情報、及び資金移動額を含む第1の資金移動要求を前記金融機関のコンピュータに送信し、前記第1の資金移動要求に含まれる前記資金移動額に応じた金額を前記プリペイド残高に加算する補充処理部と、
    所定の期間毎に、各販売者について、送金元である前記プリペイド口座を特定する情報、送金先である該当する販売者の口座を特定する情報、及び前記支払残高に応じた資金移動額を含む第2の資金移動要求を前記金融機関のコンピュータに送信する支払処理部と、
    を備えることを特徴とするプリペイド決済装置。
  2. 請求項1に記載のプリペイド決済装置であって、
    前記第1の資金移動要求に含まれる前記資金移動額は、予め設定された設定金額と前記プリペイド残高との差額であること、
    を特徴とするプリペイド決済装置。
  3. 請求項1に記載のプリペイド決済装置であって、
    前記第1の資金移動要求に含まれる前記資金移動額は、予め設定された固定金額であること、
    を特徴とするプリペイド決済装置。
  4. 請求項1に記載のプリペイド決済装置であって、
    利用者が使用する利用者端末と通信可能に接続し、
    前記決済要求受信部は前記決済要求を前記利用者端末から受信すること、
    を特徴とするプリペイド決済装置。
  5. 請求項1に記載のプリペイド決済装置であって、
    利用者が使用する利用者端末と通信可能に接続し、
    前記決済要求受信部が受信した前記決済要求に設定されている前記決済金額に応じた金額が、該当する利用者の前記プリペイド残高以下であるかどうかを判断する決済可否判断部と、
    前記決済金額に応じた金額が前記プリペイド残高よりも大きい場合には、前記決済ができない旨のメッセージを前記利用者端末に送信し、前記決済金額に応じた金額が前記プリペイド残高以下である場合には、前記決済ができる旨のメッセージを前記利用者端末及び前記販売サーバ装置に送信する決済可否送信部と、
    を備えることを特徴とするプリペイド決済装置。
  6. 請求項1に記載のプリペイド決済装置であって、
    利用者が使用する利用者端末と通信可能に接続し、
    前記利用者から入力された前記利用者を特定する情報、前記基準金額、及び前記設定金額を含む設定情報を、前記利用者が使用する利用者端末から受信する設定情報受信部と、
    前記設定情報を記憶する設定情報記憶部と、
    を備え、
    前記所定の基準金額は、前記設定情報記憶部が記憶している前記設定情報に含まれる前記基準金額であること、
    を特徴とするプリペイド決済装置。
  7. 請求項1に記載のプリペイド決済装置であって、
    前記利用者が使用する利用者端末と通信可能に接続し、
    前記利用者を特定する情報である利用者IDと、前記利用者のパスワードとが設定された利用者情報を記憶する利用者情報記憶部と、
    前記利用者端末から送信される、前記利用者ID及び前記パスワードが設定された認証情報を受信する認証情報受信部と、
    前記利用者端末から送信される前記認証情報と、前記利用者情報記憶部が記憶している前記利用者情報とを照合して前記利用者の認証を行う認証処理部と、
    を備え、
    前記決済処理部は、前記認証処理部による前記認証が成功した場合に、前記減算及び前記加算を行うこと、
    を特徴とするプリペイド決済装置。
  8. 請求項7に記載のプリペイド決済装置であって、
    前記利用者IDは、メモリカード、ICカード、又は磁気カードに付与されているシリアル番号であること、
    を特徴とするプリペイド決済装置。
  9. 請求項1に記載のプリペイド決済装置であって、
    前記利用者を特定する情報と、前記利用者のパスワードとを管理し、前記利用者を特定する情報である利用者ID及び前記パスワードが設定される認証要求を受信して、前記利用者の認証を行い、前記認証の結果を応答する認証サーバ装置と、
    前記利用者が使用する利用者端末との夫々と通信可能に接続し、
    前記利用者端末から送信される、前記利用者ID及び前記パスワードが設定された認証情報を受信する認証情報受信部と、
    受信した前記認証情報に設定されている前記利用者ID及び前記パスワードを設定した前記認証要求を前記認証サーバ装置に送信する認証要求送信部と、
    前記認証サーバ装置から送信される前記認証の結果を受信する認証結果受信部と、を備え、
    前記決済処理部は、前記認証結果受信部が受信した前記認証の結果が成功したことを示すものであった場合に、前記減算及び前記加算を行うこと、
    を特徴とするプリペイド決済装置。
  10. 請求項1に記載のプリペイド決済装置であって、
    前記補充処理部は、所定の頻度で、各利用者について前記プリペイド残高が前記基準金額以下であるかどうかを判断すること、
    を特徴とするプリペイド決済装置。
  11. 請求項10に記載のプリペイド決済装置であって、
    前記利用者端末から前記頻度を表す情報を受信し、受信した前記頻度を表す情報を記憶する補充頻度記憶部を備え、
    前記補充処理部は、前記補充頻度記憶部が記憶している前記頻度を表す情報に応じた頻度で、各利用者について前記プリペイド残高が前記基準金額以下になったかどうかを判断すること、
    を特徴とするプリペイド決済装置。
  12. 請求項1に記載のプリペイド決済装置であって、
    前記販売サーバ装置は、複数の前記販売者による売買取引に関する処理を行い、
    前記支払残高記憶部は、前記販売サーバ装置を運用する運用者を特定する情報と、前記販売者を特定する情報と、前記支払残高とを対応付けて記憶し、
    前記支払処理部が前記第2の資金移動要求に含まれる送金先となる前記販売者の口座は、前記運用者の口座であり、
    前記支払処理部が前記第2の資金移動要求に含まれる前記資金移動額は、前記運用者に対応する前記販売者の前記支払残高の合計であること、
    を特徴とするプリペイド決済装置。
  13. 請求項1に記載のプリペイド決済装置であって、
    前記第1の資金移動要求は、前記利用者と前記金融機関との契約に基づく自動払い込みを実行するためのデータであること、
    を特徴とするプリペイド決済装置。
  14. ネットワーク上で行われる売買取引の決済を、購買者である利用者によって予め支払われた資金によって行うプリペイド決済システムであって、
    前記売買取引に係る販売に関する処理を行う販売サーバ装置と、前記決済を行うプリペイド決済装置と、前記資金が入金されるプリペイド口座を管理する金融機関のコンピュータと、を含み、
    前記プリペイド決済装置は、
    前記販売サーバ装置、前記金融機関のコンピュータ、及び前記利用者端末の夫々と通信可能に接続し、
    前記資金の残高であるプリペイド残高を利用者毎に記憶するプリペイド残高記憶部と、
    前記売買取引の販売者に支払われる金額の残高である支払残高を販売者毎に記憶する支払残高記憶部と、を備え、
    前記販売サーバ装置は、前記利用者を特定する情報と、前記販売者を特定する情報と、前記決済に係る決済金額とを設定した決済要求を前記プリペイド決済装置に送信する決済要求送信部を備え、
    前記プリペイド決済装置は、
    前記販売サーバ装置から送信される前記決済要求を受信する決済要求受信部と、
    前記決済要求に設定されている前記決済金額に応じた金額を、該当する利用者の前記プリペイド残高から減算し、前記決済金額を該当する販売者の前記支払残高に加算する決済処理部と、
    各利用者について、前記減算した前記プリペイド残高が所定の基準金額以下であるかどうかを判断し、前記プリペイド残高が前記基準金額以下である場合に、送金元である該当する利用者の口座を特定する情報、送金先である前記プリペイド口座を特定する情報、及び資金移動額を含む第1の資金移動要求を前記金融機関のコンピュータに送信し、前記第1の資金移動要求に含まれる前記資金移動額に応じた金額を前記プリペイド残高に加算する補充処理部と、
    所定の期間毎に、送金元である前記プリペイド口座を特定する情報、送金先である該当する販売者の口座を特定する情報、及び前記支払残高に応じた資金移動額を含む第2の資金移動要求を前記金融機関のコンピュータに送信する支払処理部と、
    を備えることを特徴とするプリペイド決済システム。
  15. 請求項14に記載のプリペイド決済システムであって、
    前記利用者の認証を行う認証サーバ装置と、前記利用者が使用する利用者端末との夫々と通信可能に接続し、
    前記利用者端末は、前記利用者を特定する情報である利用者IDと、前記利用者のパスワードと、を設定した認証情報を前記プリペイド決済装置に送信する認証情報送信部を備え、
    前記プリペイド決済装置は、
    前記利用者端末から送信される前記認証情報を受信する認証情報受信部と、
    受信した前記認証情報に設定されている前記利用者ID及び前記パスワードを設定した認証要求を前記認証サーバに送信する認証要求送信部と、を備え、
    前記認証サーバ装置は、
    前記利用者ID及び前記パスワードが設定された認証情報を記憶する利用者認証情報記憶部と、
    前記プリペイド決済装置から送信される前記認証要求を受信する認証要求受信部と、
    受信した前記認証要求と、前記利用者認証情報記憶部に記憶されている前記認証情報とを照合して前記利用者の認証を行う認証処理部と、
    前記認証の結果を前記プリペイド決済装置に送信する認証結果送信部と、を備え、
    前記プリペイド決済装置は、前記認証の結果を受信する認証結果受信部を備え、
    前記プリペイド決済装置の前記決済処理部は、前記認証結果受信部が受信した前記認証の結果が成功したことを示すものであった場合に、前記減算及び前記加算を行うこと、
    を特徴とするプリペイド決済システム。
  16. 請求項15に記載のプリペイド決済システムであって、
    前記利用者端末は、メモリカード、ICカード、又は磁気カードから、これらのカードに付与されているシリアル番号を読み取る読取装置と接続し、前記読取装置から前記シリアル番号を取得するカード情報取得部を備え、
    前記認証情報送信部は、取得した前記シリアル番号と、前記利用者から入力されたパスワードとを設定した前記認証情報を前記プリペイド決済装置に送信すること、
    を特徴とするプリペイド決済システム。
  17. ネットワーク上で行われる売買取引の決済を、購買者である利用者によって予め支払われた資金によって行うプリペイド決済方法であって、
    CPUとメモリとを備えるコンピュータが、
    前記資金が入金されるプリペイド口座を有する金融機関のコンピュータと、前記売買取引に係る販売に関する処理を行う販売サーバ装置との夫々と通信可能に接続し、
    前記資金の残高であるプリペイド残高を前記利用者毎に前記メモリに記憶し、
    前記売買取引の販売者に支払われる金額の残高である支払残高を販売者毎に前記メモリに記憶し、
    前記販売サーバ装置から送信される、前記利用者を特定する情報、前記販売者を特定する情報、及び前記決済に係る決済金額が設定された決済要求を受信し、
    前記決済要求に設定されている前記決済金額に応じた金額を、前記メモリに記憶している該当する利用者の前記プリペイド残高から減算し、前記決済金額を前記メモリに記憶している該当する販売者の前記支払残高に加算し、
    各利用者について、前記メモリに記憶している前記プリペイド残高が所定の基準金額以下であるかどうかを判断し、前記プリペイド残高が前記基準金額以下である場合に、送金元である該当する利用者の口座を特定する情報、送金先である前記プリペイド口座を特定する情報、及び資金移動額を含む第1の資金移動要求を前記金融機関のコンピュータに送信し、前記第1の資金移動要求に含まれる前記資金移動額に応じた金額を前記プリペイド残高に加算し、
    所定の期間毎に、各販売者について、送金元である前記プリペイド口座を特定する情報、送金先である該当する販売者の口座を特定する情報、及び前記支払残高に応じた資金移動額を含む第2の資金移動要求を前記金融機関のコンピュータに送信すること、
    を特徴とするプリペイド決済方法。
  18. ネットワーク上で行われる売買取引の販売に関する処理を行う販売サーバ装置と、購買者である利用者が予め支払う資金が入金されるプリペイド口座を有する金融機関のコンピュータとの夫々と通信可能に接続し、前記売買取引の決済を前記資金によって行うコンピュータに、
    前記資金の残高であるプリペイド残高を利用者毎に記憶するステップと、
    前記売買取引の販売者に支払われる金額の残高である支払残高を販売者毎に記憶するステップと、
    前記販売サーバ装置から送信される、前記利用者を特定する情報、前記販売者を特定する情報、及び前記決済に係る決済金額が設定された決済要求を受信するステップと、
    前記決済要求に設定されている前記決済金額に応じた金額を、該当する利用者の前記プリペイド残高から減算し、前記決済金額を該当する販売者の前記支払残高に加算するステップと、
    各利用者について、前記プリペイド残高が所定の基準金額以下であるかどうかを判断し、前記プリペイド残高が前記基準金額以下である場合に、送金元である該当する利用者の口座を特定する情報、送金先である前記プリペイド口座を特定する情報、及び資金移動額を含む第1の資金移動要求を前記金融機関のコンピュータに送信し、前記第1の資金移動要求に含まれる前記資金移動額に応じた金額を前記プリペイド残高に加算するステップと、
    所定の期間毎に、各販売者について、送金元である前記プリペイド口座を特定する情報、送金先である該当する販売者の口座を特定する情報、及び前記支払残高に応じた資金移動額を含む第2の資金移動要求を前記金融機関のコンピュータに送信するステップと、
    を実行させるプログラム。

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