JP7407245B1 - チャージ管理システム、チャージ管理方法及びチャージ管理プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
以下、図1~図7に従って、チャージ管理システム、チャージ管理方法及びチャージ管理プログラムを具体化した第1実施形態を説明する。本実施形態では、第1決済手段(チャージ元)の残高を用いて、第2決済手段(チャージ先)の残高へのチャージを行なう場合を想定する。本実施形態の決済手段は、それぞれ、例えば、2次元コードによるキャッシュレス決済に用いられる決済手段である。
図1に示すように、本実施形態では、ネットワークを介して接続されたユーザ端末10、第1決済サーバ20、加盟店GW30、第2決済サーバ40等を用いる。
図2を用いて、ユーザ端末10、第1決済サーバ20、加盟店GW30、第2決済サーバ40を構成する情報処理装置H10のハードウェア構成を説明する。情報処理装置H10は、通信装置H11、入力装置H12、表示装置H13、記憶部H14、プロセッサH15を備える。なお、このハードウェア構成は一例であり、他のハードウェアにより実現することも可能である。
(2)各種処理のうち少なくとも一部の処理を実行する1つ以上の専用のハードウェア回路、或いは
(3)それらの組み合わせ、を含む回路(circuitry)
プロセッサは、CPU並びに、RAM及びROM等のメモリを含み、メモリは、処理をCPUに実行させるように構成されたプログラムコード又は指令を格納している。メモリすなわちコンピュータ可読媒体は、汎用又は専用のコンピュータでアクセスできるあらゆる利用可能な媒体を含む。
次に、図1を用いて、ユーザ端末10、第1決済サーバ20、加盟店GW30、第2決済サーバ40の機能を説明する。
第2決済アプリ112は、第2決済手段のアカウントを管理するアプリケーションプログラムである。本実施形態では、第2決済手段は、第1決済手段によるチャージ先として用いられる。
第1決済サーバ20は、第1決済手段による第1決済サービスを提供する第1サービスプロバイダのコンピュータシステムである。この第1決済サーバ20は、第1決済アプリ111のユーザが保有するアカウントの残高を管理する。このユーザの中には、第1決済サービスを用いた決済により、商品やサービスを提供する加盟店も含まれる。この第1決済サーバ20は、制御部21、ユーザ情報記憶部22、一時保管情報記憶部23を備える。
ユーザ管理部211は、ユーザのアカウントを管理する処理を実行する。
取引管理部212は、ユーザのアカウントを用いた決済を管理する処理を実行する。
更に、ユーザ情報記憶部22には、ユーザ管理レコード220に関連付けて、取引履歴レコード221、他決済手段管理レコード222が記録されている。
取引日時データ領域には、取引が行なわれた年月日及び時刻に関するデータが記録される。
金額データ領域には、取引が行なわれた金額に関するデータが記録される。
第2アカウントIDデータ領域には、他の決済手段(第2決済手段)において、このユーザのアカウントを特定するための識別子に関するデータが記録される。
ディレード処理IDデータ領域には、この一時保管依頼についてのディレード処理を特定するための識別子に関するデータが記録される。
取引IDデータ領域には、この一時保管の取引を特定するための識別子に関するデータが記録される。
一時保管IDデータ領域には、一時保管依頼に基づいて行なわれた預り金を特定するための識別子に関するデータが記録される。
ステータスデータ領域には、一時保管の状態を特定するための識別子に関するデータが記録される。
連絡先データ領域には、この加盟店の連絡先に関するデータが記録される。連絡先としては、例えば、加盟店サーバのアドレスを用いることができる。
精算金額データ領域には、この加盟店で行なわれた決済について、所定期間の総額に関するデータが記録される。
取引日時データ領域には、この取引を受け付けた年月日及び時刻に関するデータが記録される。
送金先IDデータ領域には、送金先のユーザを特定するための識別子に関するデータが記録される。
決済額データ領域には、取引において、送金元から送金先に支払う金額に関するデータが記録される。
また、ユーザ情報記憶部42には、ユーザ情報記憶部22と同様に、ユーザ管理レコード、取引履歴レコード等が記録される。
次に、図4~図7を用いて、チャージ管理方法を説明する。ここでは、第1チャージ処理、第2チャージ処理について説明する。第1チャージ処理は、第1、第2決済手段の連携が行なわれた場合(例えば、初めてチャージを行なう場合)に実行される。第2チャージ処理は、第1チャージ処理において第1、第2決済手段の連携が行なわれた後でチャージを行なう場合に実行される。なお、第1、第2決済手段の連携が行なわれていない場合には、2回目以降のチャージにおいても第1チャージ処理が実行される。
まず、図4、図5を用いて、第1チャージ処理を説明する。
ここでは、図4に示すように、ユーザがユーザ端末10を利用し、第1決済手段のアカウントの残高を用いて、第2決済手段のアカウントの残高へのチャージを行なう場合を想定する。
この場合、図5に示すように、ユーザ端末10のアプリ実行部11は、第2決済アプリへのリンク処理を実行する(ステップS201)。具体的には、ユーザ端末10の第1決済アプリ111は、deeplink機能により、第2決済アプリ112を起動する。この場合、第1決済アプリ111は、第2決済アプリ112に一時保管IDを引き継ぐ。
次に、図6、図7を用いて、第2チャージ処理を説明する。
図6に示すように、ユーザ端末10のアプリ実行部11は、ステップS101と同様に、第1決済アプリの起動処理を実行する(ステップS301)。
次に、加盟店GW30は、ステップS103と同様に、取引ID発行処理を実行する(ステップS303)。
次に、第1決済サーバ20の制御部21は、アクセス処理を実行する(ステップS307)。具体的には、制御部21の取引管理部212は、第2決済サーバ40に対して、アクセス要求を送信する。このアクセス要求には、第2アカウントに関するデータを含める。
次に、第1決済サーバ20の制御部21は、ステップS109と同様に、残高更新処理を実行する(ステップS311)。
次に、図7に示すように、第1決済サーバ20の制御部21は、受取要求処理を実行する(ステップS401)。具体的には、制御部21の取引管理部212は、受取要求を第2決済サーバ40に送信する。この受取要求には、アクセストークン、一時保管依頼IDに関するデータを含める。
次に、第1決済サーバ20の制御部21は、ステータス更新処理を実行する(ステップS404)。具体的には、制御部21の取引管理部212は、一時保管情報記憶部23のステータスを更新する。
(1-1)第1実施形態では、第1決済サーバ20の制御部21は、取引予約処理を実行する(ステップS102,S302)。そして、加盟店GW30は、取引ID発行処理を実行する(ステップS103,S303)。これにより、加盟店側に第1アカウントIDを提供することなく、取引(決済)を行なうことができる。
次に、図8、図9に従って、チャージ管理システム、チャージ管理方法及びチャージ管理プログラムを具体化した第2実施形態を説明する。第1実施形態では、ユーザ端末10のアプリ実行部11は、連携選択処理(ステップS206)に応じて、第1決済アプリへのリンク処理(ステップS208)を実行する。そして、第1決済サーバ20の制御部21は、第2アカウントID保存処理を実行する(ステップS209)。第2実施形態は、第1決済サーバ20と第2決済サーバ40との連携方法を変更した構成であり、上記第1実施形態と同様の部分については、同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。第2実施形態では、第1決済アプリ111に、第2決済アプリ112との連携を示す情報(第2アカウントID)を保持させる。このため、第1決済サーバ20のユーザ情報記憶部22において、第2アカウントIDを保持させなくてもよい。
次に、加盟店GW30は、ステップS103と同様に、取引ID発行処理を実行する(ステップS510)。
次に、第1決済サーバ20の制御部21は、ステップS105と同様に、ディレード通知処理を実行する(ステップS512)。
次に、第1決済サーバ20の制御部21は、ステップS108と同様に、一時保管依頼処理を実行する(ステップS514)。
次に、図9に示すように、第1決済サーバ20の制御部21は、ステップS509と同様に、残高更新処理を実行する(ステップS601)。
次に、ユーザ端末10のアプリ実行部11は、第1決済アプリにおいて、ステップS111と同様に、一時保管照会処理を実行する(ステップS603)。
次に、ユーザ端末10のアプリ実行部11は、第1決済アプリにおいて、ステップS113と同様に、一時保管状態表示処理を実行する(ステップS605)。
次に、ユーザ端末10のアプリ実行部11は、ステップS202と同様に、第1決済アプリにおいて、受取依頼処理を実行する(ステップS607)。
次に、第2決済サーバ40は、ステップS204と同様に、受取完了通知処理を実行する(ステップS609)。
(2-1)第2実施形態では、第1決済サーバ20の制御部21は、第2決済アプリ起動情報の送信処理を実行する(ステップS502)。これにより、第1決済アプリ111と第2決済アプリ112とを連携させることができる。そして、第1アカウントを用いて第2アカウントへのチャージを繰り返す場合に、アカウント間の連携を図ることができる。この連携により、効率的にチャージを行うことができる。
・上記第1、第2実施形態では、第1決済手段、第2決済手段を用いる場合を想定したが、決済手段は複数種類あればよく、2種類に限定されるものではない。
Claims (5)
- ユーザが利用する第1決済手段に関する情報を登録するユーザ情報記憶部と、
前記第1決済手段による決済が可能な加盟店での決済を管理する加盟店ゲートウェイサーバ、ユーザ端末、及び第2決済手段を管理する加盟店の第2決済サーバに接続される制御部と、を備えたチャージ管理システムであって、
前記制御部が、
前記ユーザ端末から、前記ユーザの前記第1決済手段の第1アカウントID、取引先の加盟店ID、決済金額に関するデータを含む取引予約を取得し、
前記加盟店ゲートウェイサーバから、前記取引予約に応じた取引IDを取得し、
前記取引先の加盟店IDの加盟店の第2決済サーバに対して、前記取引ID、前記決済金額についての一時保管依頼を送信して、前記第2決済サーバから一時保管IDを取得し、
前記取引IDについて、前記ユーザ情報記憶部における前記第1アカウントIDの残高から前記決済金額を差し引き、前記加盟店のアカウントの残高に加算し、
前記ユーザ端末から、前記決済の結果に基づいて、前記第2決済サーバに前記一時保管IDを引き継ぐことにより、前記ユーザ端末で用いられる前記第2決済手段の第2アカウントIDに対して、前記決済金額をチャージ金額としてチャージさせ、前記第2決済サーバから前記一時保管IDについてのチャージの完了通知を受信して、前記第1決済手段から前記第2決済手段へのチャージを完了することを特徴とするチャージ管理システム。 - 前記制御部が、前記第2アカウントIDを前記第1アカウントIDに関連付けて前記ユーザ情報記憶部に記録することを特徴とする請求項1に記載のチャージ管理システム。
- 前記制御部が、前記第2アカウントIDを前記第1アカウントIDに関連付けて前記ユーザ端末に保持させることを特徴とする請求項1に記載のチャージ管理システム。
- ユーザが利用する第1決済手段に関する情報を登録するユーザ情報記憶部と、
前記第1決済手段による決済が可能な加盟店での決済を管理する加盟店ゲートウェイサーバ、ユーザ端末、及び第2決済手段を管理する加盟店の第2決済サーバに接続される制御部と、を備えたチャージ管理システムを用いて、チャージ管理を行なうための方法であって、
前記制御部が、
前記ユーザ端末から、前記ユーザの前記第1決済手段の第1アカウントID、取引先の加盟店ID、決済金額に関するデータを含む取引予約を取得し、
前記加盟店ゲートウェイサーバから、前記取引予約に応じた取引IDを取得し、
前記取引先の加盟店IDの加盟店の第2決済サーバに対して、前記取引ID、前記決済金額についての一時保管依頼を送信して、前記第2決済サーバから一時保管IDを取得し、
前記取引IDについて、前記ユーザ情報記憶部における前記第1アカウントIDの残高から前記決済金額を差し引き、前記加盟店のアカウントの残高に加算し、
前記ユーザ端末から、前記決済の結果に基づいて、前記第2決済サーバに前記一時保管IDを引き継ぐことにより、前記ユーザ端末で用いられる前記第2決済手段の第2アカウントIDに対して、前記決済金額をチャージ金額としてチャージさせ、前記第2決済サーバから前記一時保管IDについてのチャージの完了通知を受信して、前記第1決済手段から前記第2決済手段へのチャージを完了することを特徴とするチャージ管理方法。 - ユーザが利用する第1決済手段に関する情報を登録するユーザ情報記憶部と、
前記第1決済手段による決済が可能な加盟店での決済を管理する加盟店ゲートウェイサーバ、ユーザ端末、及び第2決済手段を管理する加盟店の第2決済サーバに接続される制御部と、を備えたチャージ管理システムを用いて、チャージ管理を行なうためのプログラムであって、
前記制御部を、
前記ユーザ端末から、前記ユーザの前記第1決済手段の第1アカウントID、取引先の加盟店ID、決済金額に関するデータを含む取引予約を取得し、
前記加盟店ゲートウェイサーバから、前記取引予約に応じた取引IDを取得し、
前記取引先の加盟店IDの加盟店の第2決済サーバに対して、前記取引ID、前記決済金額についての一時保管依頼を送信して、前記第2決済サーバから一時保管IDを取得し、
前記取引IDについて、前記ユーザ情報記憶部における前記第1アカウントIDの残高から前記決済金額を差し引き、前記加盟店のアカウントの残高に加算し、
前記ユーザ端末から、前記決済の結果に基づいて、前記第2決済サーバに前記一時保管IDを引き継ぐことにより、前記ユーザ端末で用いられる前記第2決済手段の第2アカウントIDに対して、前記決済金額をチャージ金額としてチャージさせ、前記第2決済サーバから前記一時保管IDについてのチャージの完了通知を受信して、前記第1決済手段から前記第2決済手段へのチャージを完了する手段として機能させることを特徴とするチャージ管理プログラム。
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