JP6577842B2 - クレジットカード決済システム及びクレジットカード決済方法 - Google Patents

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Description

本発明は、クレジットカード会社と加盟店契約を締結していない店舗においてクレジットカードでの決済を行うためのクレジットカード決済システム及びクレジットカード決済方法に関する。
通常、商品の購入者が使用するクレジットカードを発行するクレジットカード会社と、その商品を販売する店舗との間で加盟店契約が締結されていなければ、当該購入者はクレジットカードでの決済をすることができない。そこで、クレジットカードの利便性を向上させるために、上記のような場合であっても、クレジットカードでの決済を可能にするためのシステムが従来提案されている。
例えば、特許文献1には、商品の購入者が使用するクレジットカードが、店舗との間で加盟店契約を結んでいないクレジットカード会社が発行するカードである場合であっても、そのクレジットカード会社が特定の提携クレジットカード会社と提携しており、且つその提携クレジットカード会社と当該店舗との間に加盟店契約が締結されているときには、クレジットカードでの決済を可能とするクレジットカード決済システムが開示されている。
また、特許文献2には、ショッピングサイト運営会社が店舗に代わってクレジットカード会社と加盟店契約を締結することによって、店舗がクレジットカード会社と加盟店契約を結んでいなくても、その店舗が取り扱う商品についてクレジットカードでの決済を可能とするオンラインショッピングシステムが開示されている。
特開2001−338240号公報 特開2003−123007号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているクレジットカード決済システムの場合、店舗は提携クレジットカード会社と加盟店契約を結んでいなければ、クレジットカードでの決済を行うことはできない。これに対し、特許文献2に開示されているオンラインショッピングシステムの場合では、店舗はいずれのクレジットカード会社とも加盟店契約を結ぶ必要はないものの、ショッピングサイト運営会社を介する必要があるため、商品の販売を単独で行うことができない。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、上記課題を解決することができるクレジットカード決済システム及びクレジットカード決済方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の一の態様のクレジットカード決済システムは、クレジットカードを発行するクレジットカード会社と加盟店契約を締結していない店舗にて当該クレジットカードを利用する場合に、当該店舗の金融機関口座、当該クレジットカードの識別情報、及び当該クレジットカードによる支払い代金の金額を含む取引情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された取引情報に含まれる金融機関口座に対して、当該取引情報に含まれる支払い代金の金額からクレジットカード手数料が差し引かれた金額が振り込まれることによって決済が行われることの承諾を要求するための承諾要求情報を、前記店舗側に設けられる店舗端末に対して送信する承諾要求情報送信手段と、前記決済が行われることの承諾を示す承諾情報を前記店舗端末から受信した場合に、前記取得された取引情報に含まれるクレジットカードの識別情報と前記支払い代金の金額とを対応付けた当該クレジットカードの売上情報を生成する生成手段と、前記決済が行われることの承諾を示す承諾情報を前記店舗端末から受信した場合に、前記取得された取引情報に含まれる金融機関口座に対して前記差し引かれた金額を振り込むための振込処理の指示を示す振込指示情報を、前記店舗の金融機関口座を管理する金融機関の金融機関システムに対して送信する振込指示情報送信手段を具備する前記クレジットカード会社のカードシステムとを備える。
前記態様において、前記取得された取引情報に含まれる金融機関口座が決済口座として利用可能であるか否かを判別する判別手段をさらに備え、前記生成手段が、前記決済が行われることの承諾を示す承諾情報を前記店舗端末から受信した場合であって、前記判別手段によって前記金融機関口座が決済口座として利用可能であると判別されたときに、前記売上情報を生成するように構成されていてもよい。
また、前記態様において、前記カードシステムが、前記金融機関システムによって前記振込処理が実行された場合に、振込が完了したことを示す振込完了情報を前記店舗端末に対して送信する振込完了情報送信手段をさらに具備するようにしてもよい。
また、前記態様において、前記生成手段が、前記金融機関システムによって前記振込処理が実行された場合に、振込済みであることを示す振込済み情報を含む前記売上情報を生成するように構成されていてもよい。
また、前記態様において、前記クレジットカード会社のカードシステムを備えており、前記カードシステムが、前記取得手段を具備し、当該取得手段が、前記クレジットカードの会員が携行する携帯端末から前記取引情報を取得するように構成されていてもよい。
本発明の一の態様のクレジットカード決済方法は、クレジットカードを発行するクレジットカード会社と加盟店契約を締結していない店舗にて当該クレジットカードを利用する場合に、当該店舗の金融機関口座、当該クレジットカードの識別情報、及び当該クレジットカードによる支払い代金の金額を含む取引情報を、コンピュータに取得させるステップと、前記コンピュータが、取得した取引情報に含まれる金融機関口座に対して、当該取引情報に含まれる支払い代金の金額からクレジットカード手数料が差し引かれた金額が振り込まれることによって決済が行われることの承諾を要求するための承諾要求情報を、前記店舗側に設けられる店舗端末に対して送信するステップと、前記コンピュータが、前記決済が行われることの承諾を示す承諾情報を前記店舗端末から受信した場合に、前記取得した取引情報に含まれるクレジットカードの識別情報と前記支払い代金の金額とを対応付けた当該クレジットカードの売上情報を生成するステップと、前記コンピュータが、前記決済が行われることの承諾を示す承諾情報を前記店舗端末から受信した場合に、前記取得された取引情報に含まれる金融機関口座に対して前記差し引かれた金額を振り込むための振込処理の指示を示す振込指示情報を、前記店舗の金融機関口座を管理する金融機関の金融機関システムに対して送信するステップとを有する。
本発明に係るクレジットカード決済システム及びクレジットカード決済方法によれば、店舗がいずれのクレジットカード会社とも加盟店契約を結んでいなくてもクレジットカードによる決済を利用することができる。
本発明の実施の形態1に係るクレジットカード決済システム及びその通信先の構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態1に係るカード会社サーバの構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態1に係るカード会社サーバに設けられている取引データベースのレイアウトの一例を示す図。 本発明の実施の形態1に係る銀行サーバの構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態1に係る銀行サーバに設けられている口座管理データベースのレイアウトの一例を示す図。 本発明の実施の形態1のクレジットカード決済システムが備えるカード会社サーバ及び銀行サーバと、利用者端末と、店舗端末とによって実行されるクレジットカード決済処理の手順を示すフローチャート(前半)。 本発明の実施の形態1のクレジットカード決済システムが備えるカード会社サーバ及び銀行サーバと、利用者端末と、店舗端末とによって実行されるクレジットカード決済処理の手順を示すフローチャート(後半)。 店舗情報の登録を行うために利用者端末の表示部上に表示される入力画面の一例を示す図。 購入情報の登録を行うために利用者端末の表示部上に表示される入力画面の一例を示す図。 店舗端末の表示部上に表示される振込承諾画面の一例を示す図。 店舗端末の表示部上に表示される振込完了画面の一例を示す図。 本発明の実施の形態2に係るクレジットカード決済システム及びその通信先の構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態2のクレジットカード決済システムが備えるカード会社サーバと、銀行サーバ、利用者端末、及び店舗端末とによって実行されるクレジットカード決済処理の手順を示すフローチャート(前半)。 本発明の実施の形態2のクレジットカード決済システムが備えるカード会社サーバと、銀行サーバ、利用者端末、及び店舗端末とによって実行されるクレジットカード決済処理の手順を示すフローチャート(後半)。 店舗情報の登録を行うために利用者端末の表示部上に表示される入力画面の一例を示す図。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に示す各実施の形態は、本発明の技術的思想を具体化するための方法及び装置を例示するものであって、本発明の技術的思想は下記のものに限定されるわけではない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において種々の変更を加えることができる。
(実施の形態1)
実施の形態1のクレジットカード決済システムは、クレジットカード会社にて運用されるコンピュータシステムであるカード会社サーバと、銀行にて運用されるコンピュータシステムである銀行サーバとを備えている。なお、ここでは金融機関として銀行を例示するが、当該システムが銀行以外の金融機関にて運用されるサーバを備えるようにしてもよい。また、本実施の形態では当該システムが一つの銀行にて運用される銀行サーバを備えているが、複数の銀行のそれぞれにて運用される複数の銀行サーバを備えるようにしてもよい。
[クレジットカード決済システムの構成]
図1は、本発明の実施の形態1に係るクレジットカード決済システム及びその通信先の構成を示すブロック図である。本実施の形態のクレジットカード決済システム1は、図1に示すとおり、カード会社サーバ11、及びそのカード会社サーバ11と専用線101を介して通信可能に接続された銀行サーバ12を備えている。これらのカード会社サーバ11及び銀行サーバ12は、インターネット102とも接続されており、インターネット102を介して外部の装置と通信を行うことができる。
利用者端末2,2,…は、クレジットカード会員である利用者によって携行される携帯端末であって、例えば携帯電話機及びタブレット端末等の通信機能を有する装置で構成される。各利用者端末2は、インターネット102を介して、カード会社サーバ11と通信を行う。また、各利用者端末2は、液晶ディスプレイ等で構成された表示部21を備えている。
店舗端末3,3,…は、各店舗側に設けられている情報処理端末であって、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話機及びタブレット端末等の通信機能を有する装置で構成される。各店舗端末3は、インターネット102を介して、銀行サーバ12と通信を行う。また、各店舗端末3は、液晶ディスプレイ等で構成された表示部31を備えている。
[カード会社サーバの構成]
以下、上述したカード会社サーバ11の詳細な構成について説明する。
図2は、本発明の実施の形態に係るカード会社サーバ11の構成を示すブロック図である。図2に示すとおり、コンピュータ(カード会社サーバ)11は、CPU111、ROM112、RAM113、ハードディスク114、及び通信インタフェース(I/F)115を備えており、これらのCPU111、ROM112、RAM113、ハードディスク114、及び通信I/F115は、バス116によって接続されている。
CPU111は、RAM113にロードされた各種のコンピュータプログラムを実行する。これにより、コンピュータ11が本実施の形態のカード会社サーバ11として機能することになる。
ROM112は、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、又はEEPROM(Electrically Erasable PROM)等によって構成されており、CPU111にて実行されるコンピュータプログラム及びその実行の際に用いられるデータ等が記憶されている。
RAM113は、SRAM又はDRAMなどによって構成されている。このRAM113は、ハードディスク114に記憶されている各種のコンピュータプログラムの読み出し等に用いられる。また、CPU111が各種のコンピュータプログラムを実行するときに、CPU111の作業領域としても利用される。
ハードディスク114には、オペレーティングシステム及びアプリケーションプログラムなど、CPU111に実行させるための各種のコンピュータプログラム及び当該コンピュータプログラムの実行に用いられるデータ等が予めインストールされている。また、このハードディスク114には、商品等の購入取引に関する取引情報が格納される取引データベース(DB)114Aと、クレジットカードによる売上に関する売上情報が格納される売上(DB)114Bとが設けられている。これらの各データベースの詳細については後述する。
通信I/F115は、専用線101及びインターネット102等の各通信ネットワークを介してカード会社サーバ11が外部の装置と通信するためのインタフェース装置である。カード会社サーバ11は、この通信I/F115を介して、銀行サーバ12及び利用者端末2,2,…との間で各種のデータの送受信を行う。
以下、ハードディスク114に設けられている各データベースの詳細について説明する。
(A)取引DB114A
図3は、本発明の実施の形態に係るカード会社サーバ11に設けられている取引DB114Aのレイアウトの一例を示す図である。図3に示すように、取引DB114Aは、決済に用いられるクレジットカードのカード番号が格納されるカード番号フィールド1141、当該クレジットカードの暗証番号が格納される暗証番号フィールド1142、購入される商品の内容を示す情報が格納される商品フィールド1143、当該商品の購入代金、すなわちクレジットカードによる支払い代金の金額が格納される金額フィールド1144、当該商品を販売する店舗の名称が格納される店舗名フィールド1145、当該店舗が利用している決済口座の銀行名が格納される銀行名フィールド1146、当該決済口座の支店名が格納される支店名フィールド1147、及び当該決済口座の口座番号が格納される口座番号フィールド1148を少なくとも有している。この取引DB114Aに格納される各情報は、各利用者が、クレジットカード会社と加盟店契約を締結していない店舗にてクレジットカードを利用する場合に生成される。
(B)売上DB114B
売上DB114Bに格納される売上情報は、決済に使用されたクレジットカードの識別情報(本実施の形態の場合「カード番号」に相当)と売上金額とを少なくとも含んでいる。また、この売上情報は、後述するように店舗側に対して所定の金額の振込がなされた場合にそのことを示す振込済み情報を含んでいる。
[銀行サーバの構成]
次に、上述した銀行サーバ12の詳細な構成について説明する。
図4は、本発明の実施の形態に係る銀行サーバ12の構成を示すブロック図である。図4に示すとおり、コンピュータ(銀行サーバ)12は、CPU121、ROM122、RAM123、ハードディスク124、及び通信インタフェース(I/F)125を備えており、これらのCPU121、ROM122、RAM123、ハードディスク124、及び通信I/F125は、バス126によって接続されている。
ハードディスク124には、各銀行口座を管理するための口座管理情報が格納される口座管理データベース(DB)124Aが設けられている。図5は、その口座管理DB124Aのレイアウトの一例を示す図である。図5に示すように、口座管理DB124Aは、各銀行口座の支店名が格納される支店名フィールド1241、その銀行口座の口座番号が格納される口座番号フィールド1242、その銀行口座の名義人の名称が格納される名義フィールド1243、及びその名義人と連絡をとるための電子メールアドレスが格納される電子メールフィールド1244を少なくとも有している。この口座管理DB124Aに格納される各情報は、各名義人が銀行口座を開設する際に得られた情報等を用いて登録される。
通信I/F125は、専用線101及びインターネット102等の各通信ネットワークを介して銀行サーバ12が外部の装置と通信するためのインタフェース装置である。銀行サーバ12は、この通信I/F125を介して、カード会社サーバ11及び店舗端末3,3,…との間で各種のデータの送受信を行う。
なお、上記の口座管理DB124A及び通信I/F125以外の構成についてはカード会社サーバ11の場合と同様であるため、対応する符号を付して説明を省略する。
[クレジットカード決済システムの動作]
次に、上述したように構成された本実施の形態のクレジットカード決済システムの動作について、フローチャート等を参照しながら説明する。
クレジットカード会員である利用者は、利用者端末2を携行した上で所望の店舗に入店し、当該店舗にて商品の購入を行う。利用者はクレジットカードでの決済を希望するが、当該店舗はそのクレジットカードを発行するクレジットカード会社と加盟店契約を結んでいない。この場合、以下のクレジットカード決済処理によってクレジットカードでの決済が行われる。
図6A及び図6Bは、本実施の形態のクレジットカード決済システムが備えるカード会社サーバ11及び銀行サーバ12と、利用者端末2と、店舗端末3とによって実行されるクレジットカード決済処理の手順を示すフローチャートである。利用者は、利用者端末2に予めインストールされているクレジットカード決済用のプログラムを利用者端末2に実行させる。その結果、利用者端末2は、店舗情報及び購入情報を含む取引情報の登録を行うための入力画面を表示部21に表示する(S101)。
図7は、店舗情報の登録を行うために利用者端末2の表示部21上に表示される入力画面の一例を示す図である。図7に示すように、入力画面1001には、店舗情報を入力するための入力欄と、購入情報の登録を行うための入力画面に移行するための次頁ボタン1002とが設けられている。ここで、店舗情報は、利用者が入店している店舗の店舗名、その店舗が利用している銀行口座の銀行名及び支店名、並びにその銀行口座の口座番号で構成されている。利用者は、店舗側から各情報を取得した上で入力欄に対して入力を行い、その後、次頁ボタン1002をクリックする。なお、利用者が以前同一の店舗を利用したことがある等の理由によって既に当該店舗の店舗情報の登録が行われているときは、その店舗情報が利用者端末2のメモリから読み出されて各入力欄に自動的に入力されるようにしてもよい。また、各情報が店舗端末3から送信され、これを受信した利用者端末2が当該各情報を各入力欄に自動的に入力するようにしてもよい。
上記の次頁ボタン1002がクリックされた場合、表示部21には、購入情報の登録を行うための入力画面が表示される。図8は、その入力画面の一例を示す図である。図8に示すように、入力画面2001には、購入情報を入力するための入力欄と、これまでに入力された店舗情報及び購入情報をカード会社サーバ11に対して送信するための送信ボタン2002とが設けられている。ここで、購入情報は、利用者が使用するクレジットカードのカード番号及び暗証番号、商品の内容を示す情報、並びに当該商品の購入代金の金額で構成されている。利用者は、入力欄に対して各情報の入力を行い、その後、送信ボタン2002をクリックする。これにより、店舗情報及び購入情報の登録が完了する。なお、商品の内容を示す情報及び商品の金額については、店舗端末3から利用者端末2に対して送信されたものを当該利用者端末2が各入力欄に自動的に入力するようにしてもよい。
上述したようにして行われた店舗情報及び購入情報の入力を受け付けた場合(S102)、利用者端末2は、これらの店舗情報及び購入情報を含む取引情報をカード会社サーバ11に対して送信する(S103)。
カード会社サーバ11は、利用者端末2から送信された取引情報を受信した場合(S201)、その取引情報を取引DB114Aに登録し(S202)、さらに、当該取引情報に含まれる店舗の銀行口座が決済口座として利用可能であるか否かを確認するための口座確認要求を銀行サーバ12に対して送信する(S203)。なお、この口座確認要求には、当該銀行口座の支店名及び口座番号が含まれている。
銀行サーバ12は、カード会社サーバ11から送信された口座確認要求を受信した場合(S301)、その口座確認要求に含まれている銀行口座の支店名及び口座番号を用いて口座管理DB124Aを検索することによって、当該銀行口座が決済口座として利用可能であるか否かを判別する(S302)。ここでは、口座確認要求に含まれている銀行口座の支店名及び口座番号を含む口座管理情報が口座管理DB124Aに格納されている場合に、当該銀行口座が決済口座として利用可能であると判別するものとする。
ステップS302において、当該銀行口座が決済口座として利用可能ではないと判別された場合(S302でNO)、銀行サーバ12は、そのことを示す口座利用不可情報をカード会社サーバ11に対して送信する(S303)。カード会社サーバ11は、この口座利用不可情報を受信すると(S204)、今回クレジットカード決済による取引ができないことを示す取引不可情報を利用者端末2に対して送信する(S205)。利用者端末2は、この取引不可情報を受信した場合(S104)、銀行口座の確認ができないために取引ができない旨のメッセージを含む取引不可画面を表示部21に表示する(S105)。この場合、利用者は、店舗に対して店舗情報に誤りがないか否か等を確認した上で、必要に応じて店舗情報の登録を再度行ったり、現金等のクレジットカード以外の決済手段を用いて購入商品の代金の支払いを行ったり等の対応をとることになる。
他方、ステップS302において、店舗の銀行口座が決済口座として利用可能であると判別された場合(S302でYES)、銀行サーバ12は、そのことを示す口座利用可情報をカード会社サーバ11に対して送信する(S304)。カード会社サーバ11は、この口座利用可情報を受信した場合(S206)、取引情報に含まれる商品の購入代金(クレジットカードによる支払い代金)の金額から所定のクレジットカード手数料が差し引かれた金額(以下、「カード手数料差引金額」という)を店舗の銀行口座に振り込む振込処理の準備を指示するための振込準備情報を銀行サーバ12に対して送信する(S207)。なお、クレジットカードの手数料率は、一定の値でもよく、また、店舗の属性(業種・規模等)・本システムの利用履歴等によって異なる値に設定されてもよい。この店舗の属性については、利用者端末2によって取得され、カード会社サーバ11に通知される。
銀行サーバ12は、カード会社サーバ11から送信された振込準備情報を受信した場合(S305)、カード手数料差引金額が振り込まれることの承諾を要求するための振込承諾要求を店舗端末3に対して送信する(S306)。この振込承諾要求の送信は、口座管理DB124Aに格納されている口座管理情報に格納されている当該店舗の電子メールアドレス宛に、カード手数料差引金額が振り込まれることを承諾するか否かの回答を依頼するメッセージと、その回答を行うためのウェブページのURLとを示す電子メールを送信することによって行われる。
店舗端末3は、電子メールを介して、銀行サーバ12から送信された振込承諾要求を受信した場合(S401)、その電子メールに示されているURLにアクセスすることによって振込承諾可否を回答するための振込承諾画面を取得し、これを表示部31に表示する(S402)。図9は、その振込承諾画面の一例を示す図である。図9に示すように、振込承諾画面3001には、カード手数料差引金額の値、並びに、そのカード手数料差引金額がクレジットカード会社から店舗の銀行口座に振り込まれる予定であることを示すメッセージ、及びその振込を承諾するか否かの回答を促すメッセージ等が示されている。また、この振込承諾画面3001には、当該振込を承諾することを示すOKボタン3002と、当該振込の承諾を拒否することを示すNGボタン3003とが設けられている。店舗側の担当者は、商品の購入代金の金額ではなく、カード手数料差引金額での取引を希望するか否かを判断し、希望する場合はOKボタン3002を、希望しない場合はNGボタン3003をクリックする。これにより、振込の承諾の結果を示す承諾情報の入力が完了する。
上述したようにして行われた承諾情報の入力を受け付けた場合(S403)、店舗端末3は、その承諾情報を銀行サーバ12に対して送信する(S404)。この承諾情報の送信は、上述したURLに係るウェブページを介して行われる。
なお、上記のOKボタン3002及びNGボタン3003以外に、振込承諾画面3001にクレジットカードの手数料率の軽減を店舗側が要求するためのボタンが設けられていてもよい。店舗の担当者によってこのボタンがクリックされた場合、手数料率が軽減された後のカード手数料差引金額の値が振込承諾画面3001に表示され、そのカード手数料差引金額での取引の可否がOKボタン3002又はNGボタン3003によって指示される。この手数料率の軽減は、当該店舗の属性・本システムの利用履歴等によって自動的に一定の範囲まで認められてもよく、認められるか否かをその都度カード会社サーバ11が判定するようにしてもよい。このようにして手数料率の軽減が認められた場合、カード会社サーバ11は、その後の当該店舗との取引についてはその軽減後の手数料率を適用してカード手数料差引金額を算出するようにする。
銀行サーバ12は、店舗端末3から送信された承諾情報を受信した場合(S307)、その承諾情報によって示される承諾の結果に基づいて、店舗側が振込の承諾をしたか否かを判別する(S308)。ここで、振込の承諾がされなかったと判別された場合(S308でNO)、銀行サーバ12は、そのことを示す振込承諾拒否情報をカード会社サーバ11に対して送信する(S309)。カード会社サーバ11は、この振込承諾拒否情報を受信すると(S208)、振込ができないことを示す振込不可情報を利用者端末2に対して送信する(S209)。利用者端末2は、この振込不可情報を受信した場合(S106)、店舗側が振込の承諾を拒否したためにクレジットカードによる決済ができない旨のメッセージを含む振込不可画面を表示部21に表示する(S107)。この場合、利用者は、現金等のクレジットカード以外の決済手段を用いて購入商品の代金の支払いを行ったり、商品の購入を取りやめたり等の対応をとることになる。
他方、ステップS308において、振込の承諾がなされたと判別された場合(S308でYES)、銀行サーバ12は、店舗の銀行口座に対してカード手数料差引金額を振り込むための所定の振込処理を実行する(S310)。その後、銀行サーバ12は、振込処理が完了したことを示す振込完了情報をカード会社サーバ11に対して送信し(S311)、さらに同様の振込完了情報を店舗端末3に対して送信する(S312)。なお、店舗端末3に対する振込承諾要求の送信は、口座管理DB124Aに格納されている口座管理情報に格納されている当該店舗の電子メールアドレス宛に、所定のウェブページのURLを示す電子メールを送信することによって行われる。
カード会社サーバ11は、銀行サーバ12から送信された振込完了情報を受信した場合(S210)、今回のクレジットカード利用による売上情報を生成し(S211)、その生成した売上情報を売上DB114Bに登録する(S212)。なお、カード手数料差引金額の振込処理が既に実行されているため、この売上情報には振込済み情報が含まれている。このように、売上情報にはカード手数料差引金額が振込済みであることが反映されているため、店舗側に対して後に二重に振込が行われるような事態を回避することができる。
また、店舗端末3は、電子メールを介して、銀行サーバ12から送信された振込完了情報を受信した場合(S405)、その電子メールに示されているURLにアクセスすることによってカード手数料差引金額の振込処理が完了した旨のメッセージを含む振込完了画面を取得し、これを表示部31に表示する(S406)。図10は、その振込完了画面の一例を示す図である。図10に示すように、振込完了画面4001には、カード手数料差引金額の値、並びに、そのカード手数料差引金額がクレジットカード会社から店舗の銀行口座に振り込まれたことを示すメッセージ及び商品をクレジットカードの利用者に渡すことを促すメッセージ等が示されている。店舗は、取引の実績がある銀行の銀行サーバ12からこれらのメッセージを受け取っているため、安心して商品を利用者に渡すことができる。なお、本実施の形態では購入対象として有形の商品を例示しているが、サービスであっても構わない。振込完了画面4001に示されるメッセージは、購入対象によって適宜変更されることになる。
上述したように、本実施の形態の場合、店舗がクレジットカード会社と加盟店契約を結んでいなくても、カード手数料差引金額での取引を承諾することができれば、クレジットカードでの決済が可能になる。これにより、クレジットカードの利便性を高めることができる。
また、本実施の形態の場合、クレジットカードの利用者との取引時にカード手数料差引金額が店舗の銀行口座に振り込まれることになるため、店舗は安心して取引を行うことができる。
(実施の形態2)
上述した実施の形態1では、クレジットカード決済システムがカード会社サーバ及び銀行サーバを備えている。これに対し、実施の形態2では、銀行サーバがクレジットカード決済システムの構成要素から外れている。以下、実施の形態2のクレジットカード決済システムの構成及び動作について説明する。
[クレジットカード決済システムの構成]
図11は、本発明の実施の形態2に係るクレジットカード決済システム及びその通信先の構成を示すブロック図である。本実施の形態のクレジットカード決済システム4は、図11に示すとおり、カード会社サーバ41を備えている。このカード会社サーバ41は、専用線201を介して銀行サーバ5と通信可能に接続されている。また、カード会社サーバ41は、インターネット202を介して利用者端末6及び店舗端末7と通信可能に接続されている。さらに、カード会社サーバ41は、実施の形態1のカード会社サーバ11の場合と同様の取引情報DB及び売上情報DBを備えている。カード会社サーバ41のその他の構成については、実施の形態1のカード会社サーバ11の場合と同様であるため、説明を省略する。
銀行サーバ5は、実施の形態1の銀行サーバ12の場合と異なり、インターネット202とは接続されておらず、したがってインターネット202を介して利用者端末6又は店舗端末7と通信を行うことはない。なお、銀行サーバ5は、実施の形態1の銀行サーバ12の場合と同様の口座管理DBを備えている。銀行サーバ5のその他の構成については、実施の形態1の銀行サーバ12の場合と同様であるため、説明を省略する。また、利用者端末6及び店舗端末7の構成は、実施の形態1の利用者端末2及び店舗端末3の場合と同様であるため、対応する符号を付して説明を省略する。
[クレジットカード決済システムの動作]
次に、上述したように構成された本実施の形態のクレジットカード決済システムの動作について、フローチャート等を参照しながら説明する。
クレジットカード会員である利用者は、利用者端末6を携行した上で所望の店舗に入店し、当該店舗にて商品の購入を行う。利用者はクレジットカードでの決済を希望するが、当該店舗はそのクレジットカードを発行するクレジットカード会社と加盟店契約を結んでいない。この場合、以下のクレジットカード決済処理によってクレジットカードでの決済が行われる。
図12A及び図12Bは、本実施の形態のクレジットカード決済システムが備えるカード会社サーバ41と、銀行サーバ5、利用者端末6、及び店舗端末7とによって実行されるクレジットカード決済処理の手順を示すフローチャートである。利用者は、実施の形態1の場合と同様に、利用者端末6にクレジットカード決済用のプログラムを利用者端末6に実行させる。その結果、利用者端末6は、店舗情報及び購入情報を含む取引情報の登録を行うための入力画面を表示部61に表示する(S501)。
図13は、店舗情報の登録を行うために利用者端末6の表示部61上に表示される入力画面の一例を示す図である。図13に示すように、入力画面5001には、店舗情報を入力するための入力欄と、購入情報の登録を行うための入力画面に移行するための次頁ボタン5002とが設けられている。ここで、店舗情報は、店舗の店舗名、その店舗が利用している銀行口座の銀行名及び支店名、並びにその銀行口座の口座番号に加えて、その店舗の電子メールアドレスで構成されている。利用者は、店舗側から各情報を取得した上で入力欄に対して入力を行い、その後、次頁ボタン5002をクリックする。なお、上述したように、利用者端末6のメモリから店舗情報が読み出されて各入力欄に自動的に入力されるようにしてもよく、店舗端末7から受信した各情報を利用者端末6が各入力欄に自動的に入力するようにしてもよい。
上記の次頁ボタン5002がクリックされた場合、表示部61には、購入情報の登録を行うための入力画面が表示される。この入力画面については、実施の形態1の場合と同様であるため説明を省略する。
利用者端末6は、店舗情報及び購入情報の入力を受け付けると(S502)、これらの店舗情報及び購入情報を含む取引情報をカード会社サーバ41に対して送信する(S503)。カード会社サーバ41は、この取引情報を受信すると(S601)、取引DBに登録し(S602)、当該取引情報に含まれる店舗の銀行口座が決済口座として利用可能であるか否かを判別するために、実施の形態1の場合と同様に口座確認要求を銀行サーバ5に対して送信する(S603)。銀行サーバ5は、この口座確認要求を受信すると(S701)、実施の形態1の場合と同様にして当該銀行口座が決済口座として利用可能であるか否かを判別する(S702)。そして、当該銀行口座が決済口座として利用可能ではないと判別された場合(S702でNO)、銀行サーバ5は、実施の形態1の場合と同様に口座利用不可情報をカード会社サーバ41に対して送信し(S703)、カード会社サーバ41がこれを受信すると(S604)、当該銀行口座を決済口座として利用できないと判別し、取引不可情報を利用者端末6に対して送信する(S605)。利用者端末6は、この取引不可情報を受信した場合(S504)、取引不可画面を表示部61に表示する(S505)。
他方、ステップS702において、店舗の銀行口座が決済口座として利用可能であると判別された場合(S702でYES)、銀行サーバ5は、そのことを示す口座利用可情報をカード会社サーバ41に対して送信する(S704)。カード会社サーバ41は、この口座利用可情報を受信した場合(S606)、当該銀行口座を決済口座として利用できると判別し、カード手数料差引金額が振り込まれることの承諾を要求するための振込承諾要求を店舗端末7に対して送信する(S607)。この振込承諾要求の送信は、取引情報DBに登録した取引情報に含まれている当該店舗の電子メールアドレス宛に、カード手数料差引金額が振り込まれることを承諾するか否かの回答を依頼するメッセージと、その回答を行うためのウェブページのURLとを示す電子メールを送信することによって行われる。
店舗端末7は、電子メールを介して、カード会社サーバ41から送信された振込承諾要求を受信した場合(S801)、電子メールに示されているURLにアクセスすることによって振込承諾可否を回答するための振込承諾画面を取得し、これを表示部71に表示する(S802)。この振込承諾画面は、図9に示す振込承諾画面3001と同様の画面である。当該振込承諾画面に対する承諾情報の入力を受け付けた場合(S803)、店舗端末7は、その承諾情報をカード会社サーバ41に対して送信する(S804)。この承諾情報の送信は、上述したURLに係るウェブページを介して行われる。
カード会社サーバ41は、店舗端末7から送信された承諾情報を受信した場合(S608)、その承諾情報によって示される承諾の結果に基づいて、店舗側が振込の承諾をしたか否かを判別する(S609)。ここで、振込の承諾がされなかったと判別された場合(609でNO)、カード会社サーバ41は、振込ができないことを示す振込不可情報を利用者端末6に対して送信する(S610)。利用者端末6は、この振込不可情報を受信した場合(S506)、実施の形態1の場合と同様に振込不可画面を表示部61に表示する(S507)。
他方、ステップS609において、振込の承諾がなされたと判別された場合(S609でYES)、カード会社サーバ41は、店舗の銀行口座に対して、カード手数料差引金額を振り込むことを指示するための振込指示情報を銀行サーバ5に対して送信する(S611)。銀行サーバ5は、この振込指示情報を受信すると(S705)、店舗の銀行口座に対してカード手数料差引金額を振り込むための所定の振込処理を実行する(S706)。その後、銀行サーバ5は、振込処理が完了したことを示す振込完了情報をカード会社サーバ41に対して送信する(S707)。
カード会社サーバ41は、銀行サーバ5から送信された振込完了情報を受信した場合(S612)、同様の内容の振込完了情報を店舗端末7に対して送信する(S613)。この振込完了情報の送信は、取引情報DBに登録した取引情報に含まれている当該店舗の電子メールアドレス宛に、所定のウェブページのURLを示す電子メールを送信することによって行われる。
店舗端末7は、電子メールを介して、カード会社サーバ41から送信された振込完了情報を受信した場合(S805)、電子メールに示されているURLにアクセスすることによってカード手数料差引金額の振込処理が完了した旨のメッセージを含む振込完了画面を取得し、これを表示部71に表示する(S806)。この振込完了画面は、図10に示す振込完了画面4001と同様の画面である。
また、カード会社サーバ41は、実施の形態1の場合と同様に、今回のクレジットカード利用による売上情報を生成し(S614)、その生成した売上情報を売上DBに登録する(S615)。実施の形態1の場合と同様、この売上情報には振込済み情報が含まれている。
上述したように、本実施の形態の場合、カード会社サーバ41が店舗端末7に対して振込承諾要求を送信することによって、銀行サーバ5を介することなく店舗側から振込の承諾を得ることができる。また、振込完了の通知についても、銀行サーバ5を介することなく、カード会社サーバ41が店舗端末7に対して行うことができる。
(その他の実施の形態)
上述した実施の形態では、カード手数料差引金額が振り込まれることの承諾を要求するための振込承諾要求が、銀行サーバ12又はカード会社サーバ11から店舗端末3に対して送信されているが、利用者端末2がこの振込承諾要求を店舗端末3に対して送信するようにしてもよい。この態様の場合、利用者端末2がクレジットカード決済システムの一つの構成要素となる。この態様では、利用者端末2が取引情報を取得した後、カード会社サーバ11に対する通信を行う前に、振込承諾要求を店舗端末3に送信する。ここで振込の承諾が店舗側から得られた場合、利用者端末2はその旨を取引情報と共にカード会社サーバ11に対して送信し、それ以降は上述した実施の形態と同様にカード会社サーバ11及び銀行サーバ12が連携することによって振込処理が実行される。他方、振込の承諾が店舗側から得られなかった場合、利用者端末2はカード会社サーバ11に対する通信を行うことなく処理を終了する。この場合、無駄な通信処理等の発生を回避することができる。
また、上述した実施の形態では、カード手数料差引金額の振込処理が即時に実行されているが、クレジットカードの利用者に商品が渡されてから所定期間経過後に当該振込処理が実行されるようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、カード会社サーバ11及び銀行サーバ12の機能がそれぞれ単一のコンピュータによって実現されているが、複数のコンピュータによる分散システムによってこれらの機能が実現されていてもよい。
本発明のクレジットカード決済システム及びクレジットカード決済方法は、比較的小規模な店舗等でクレジットカードによる決済を行うためのクレジットカード決済システム及びクレジットカード決済方法等として有用である。
1,4 クレジットカード決済システム
11,41 カード会社サーバ
111 CPU
112 ROM
113 RAM
114 ハードディスク
114A 取引データベース
114B 売上データベース
116 バス
12,5 銀行サーバ
121 CPU
122 ROM
123 RAM
124 ハードディスク
124A 口座管理データベース
126 バス
2,6 利用者端末
21,61 表示部
3,7 店舗端末
31,71 表示部
101,201 専用線
102,202 インターネット
1001,5001 店舗情報の入力画面
2001 購入情報の入力画面
3001 振込承諾画面
4001 振込完了画面

Claims (6)

  1. クレジットカードを発行するクレジットカード会社と加盟店契約を締結していない店舗にて当該クレジットカードを利用する場合に、当該店舗の金融機関口座、当該クレジットカードの識別情報、及び当該クレジットカードによる支払い代金の金額を含む取引情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された取引情報に含まれる金融機関口座に対して、当該取引情報に含まれる支払い代金の金額からクレジットカード手数料が差し引かれた金額が振り込まれることによって決済が行われることの承諾を要求するための承諾要求情報を、前記店舗側に設けられる店舗端末に対して送信する承諾要求情報送信手段と、
    前記決済が行われることの承諾を示す承諾情報を前記店舗端末から受信した場合に、前記取得された取引情報に含まれるクレジットカードの識別情報と前記支払い代金の金額とを対応付けた当該クレジットカードの売上情報を生成する生成手段と
    前記決済が行われることの承諾を示す承諾情報を前記店舗端末から受信した場合に、前記取得された取引情報に含まれる金融機関口座に対して前記差し引かれた金額を振り込むための振込処理の指示を示す振込指示情報を、前記店舗の金融機関口座を管理する金融機関の金融機関システムに対して送信する振込指示情報送信手段を具備する前記クレジットカード会社のカードシステムと
    を備える、クレジットカード決済システム。
  2. 前記取得された取引情報に含まれる金融機関口座が決済口座として利用可能であるか否かを判別する判別手段
    をさらに備え、
    前記生成手段が、前記決済が行われることの承諾を示す承諾情報を前記店舗端末から受信した場合であって、前記判別手段によって前記金融機関口座が決済口座として利用可能であると判別されたときに、前記売上情報を生成するように構成されている、
    請求項1に記載のクレジットカード決済システム。
  3. 前記カードシステムが、
    前記金融機関システムによって前記振込処理が実行された場合に、振込が完了したことを示す振込完了情報を前記店舗端末に対して送信する振込完了情報送信手段
    をさらに具備する、
    請求項1又は2に記載のクレジットカード決済システム。
  4. 前記生成手段が、前記金融機関システムによって前記振込処理が実行された場合に、振込済みであることを示す振込済み情報を含む前記売上情報を生成するように構成されている、
    請求項1乃至3の何れかに記載のクレジットカード決済システム。
  5. 前記カードシステムが、前記取得手段を具備し、当該取得手段が、前記クレジットカードの会員が携行する携帯端末から前記取引情報を取得するように構成されている、
    請求項1乃至4の何れかに記載のクレジットカード決済システム。
  6. クレジットカードを発行するクレジットカード会社と加盟店契約を締結していない店舗にて当該クレジットカードを利用する場合に、当該店舗の金融機関口座、当該クレジットカードの識別情報、及び当該クレジットカードによる支払い代金の金額を含む取引情報を、コンピュータに取得させるステップと、
    前記コンピュータが、取得した取引情報に含まれる金融機関口座に対して、当該取引情報に含まれる支払い代金の金額からクレジットカード手数料が差し引かれた金額が振り込まれることによって決済が行われることの承諾を要求するための承諾要求情報を、前記店舗側に設けられる店舗端末に対して送信するステップと、
    前記コンピュータが、前記決済が行われることの承諾を示す承諾情報を前記店舗端末から受信した場合に、前記取得した取引情報に含まれるクレジットカードの識別情報と前記支払い代金の金額とを対応付けた当該クレジットカードの売上情報を生成するステップと、
    前記コンピュータが、前記決済が行われることの承諾を示す承諾情報を前記店舗端末から受信した場合に、前記取得された取引情報に含まれる金融機関口座に対して前記差し引かれた金額を振り込むための振込処理の指示を示す振込指示情報を、前記店舗の金融機関口座を管理する金融機関の金融機関システムに対して送信するステップと
    を有する、クレジットカード決済方法。
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