JP2022060755A - プログラム、参拝支援システム、参拝支援方法及び情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】参拝者の減少抑制又は増加なプログラム、参拝支援システム、参拝支援方法及び情報処理装置を提供する。【解決手段】参拝支援システムは、参拝者と神社仏閣との間で行う行為にかかわる情報を処理する制御部を含む情報処理装置と、情報処理装置と電気通信可能に接続される複数の参拝者側情報通信端末装置と、情報処理装置と電気通信可能に接続される複数の「神社仏閣側情報通信端末装置と、を備える。情報処理装置は、参拝者側情報通信端末装置及び神社仏閣側情報通信端末装置との情報の通信を行う通信部と、参拝者側の各情報を取得する第1の情報取得部と、神社仏閣側の各情報を取得する第2の情報取得部と、取得した参拝者側及び神社仏閣側の各情報に基づいて、決済予定額を特定する決済予定額特定部と、決済予定額を決済するための決済処理部と、決済に係る行為を神社仏閣側が提供するための処理を行う行為提供部とを有する。【選択図】図2

Description

本開示は、プログラム、参拝支援システム、参拝支援方法及び情報処理装置に関する。
古来より日本には、神社仏閣等に参拝する習慣がある。近年、インターネット通信を利用して、神社仏閣等への参拝を提供する電子システムが提案されている。
特許文献1には、参拝者端末により実行される参拝支援方法が開示されている。この方法は、バーチャル賽銭の動画像を社殿の実画像に合成した寄付動画を参拝者端末に表示すること、寄付の電子決済用の処理を行うこと、寄付に対する返礼を示す返礼シンボルの動画像を社殿の実画像に合成した返礼動画を参拝者端末に表示することを含む。
特許文献2には、神社仏閣サービスシステムが開示されている。このシステムでは、複数の情報端末が神社仏閣のコンピュータシステムと公衆通信回線を介して接続され、この情報端末から神社仏閣にアクセスされる。そして、神社仏閣のコンピュータシステムは情報端末からの依頼事項を出力する手段を有し、この出力結果に基づき神社仏閣にて依頼事項に対応する宗教行為が実行される。
特許文献3には、会員の端末、社寺の端末、及びサーバ装置を備えた祈祷シーンデリバリーシステムが開示されている。このシステムは、会員の要求に応じた祈祷シーンを社寺の端末からサーバ装置に送信し、サーバ装置は祈祷シーンをアップロードし、会員の端末で祈祷シーンをデータストリーニング処理するデータストリーミング入力手段を備える。
特許第6704578号公報 特開2003-150728号公報 特開2005-301572号公報
本開示の目的は、参拝者が神社仏閣に直接参拝せずとも、参拝者の減少抑制又は増加が可能なプログラム、参拝支援システム、参拝支援方法及び情報処理装置を提供することである。
本開示に係るプログラムは、参拝者からの依頼に応じて神社仏閣が依頼行為を行うための処理を情報処理装置に実行させるプログラムであって、前記参拝者の参拝者基本情報と、前記参拝者が前記神社仏閣に依頼する依頼行為情報とを含む参拝者情報を取得する第1の情報取得ステップと、前記神社仏閣の神社仏閣基本情報と、前記神社仏閣が提供可能な行為及びその奉納料を示す提供行為情報とを含む神社仏閣情報を取得する第2の情報取得ステップと、前記取得した前記参拝者情報及び前記神社仏閣情報に基づいて、前記参拝者の前記依頼行為についての決済予定額を特定する決済予定額特定ステップと、前記特定した前記決済予定額を決済するための決済処理ステップと、前記決済に係る前記依頼行為を前記神社仏閣が提供するための処理を行う提供処理ステップと、を前記情報処理装置に実行させる。
好適には、前記取得した複数の前記神社仏閣情報のなかに、前記取得した参拝者情報に適合する複数の神社仏閣情報がある場合に、前記決済予定額特定ステップは、前記適合する複数の神社仏閣情報のそれぞれについて、前記参拝者の決済予定額を特定し、当該特定した決済予定額と前記適合する複数の神社仏閣情報とを基に、前記参拝者が前記依頼行為を依頼する前記神社仏閣を選択するための選択画面を前記参拝者に提供する選択画面提供ステップをさらに有し、前記決済処理ステップは、前記選択画面において前記参拝者が選択した神社仏閣についての前記情報の前記決済予定額に基づき前記決済を行う。
好適には、前記神社仏閣情報には、当該神社仏閣に行為を依頼した前記参拝者に授与可能な授与品を示す授与品情報が含まれ、前記参拝者は、前記依頼行為情報以外に、前記神社仏閣から授与を希望する授与品を示す希望授与品情報を指定し、前記選択画面提供ステップは、前記適合する複数の神社仏閣情報と、前記指定された希望授与品情報とを基に生成した前記選択画面を表示する。
好適には、前記神社仏閣情報には、当該神社仏閣に行為を依頼した前記参拝者に授与可能な授与品情報が含まれ、前記決済予定額特定ステップは、前記授与品情報を基に前記参拝者が授与を希望した授与品の奉納料を含めて前記決済予定額を特定する。
好適には、前記提供処理ステップは、前記参拝者の前記依頼行為に係る人物の画像、物の画像、又は物を前記神社仏閣に提供する処理と、前記人物の画像、物の画像、又は物に係る前記神社仏閣の前記依頼行為に関する画像を、前記参拝者に提供する処理とを前記情報処理装置に実行させる。
好適には、前記参拝者情報及び前記神社仏閣情報を基に、前記決済がなされた前記参拝者から前記神社仏閣への依頼行為について、前記参拝者、前記神社仏閣及び依頼行為の属性を参拝履歴情報として記憶する参拝履歴記憶ステップと、前記参拝履歴情報を基に、前記参拝者に対して、次に行為を依頼する神社仏閣の候補情報を提供する候補情報提供ステップと、をさらに前記情報処理装置に実行させる。
好適には、前記候補情報提供ステップは、複数の参拝者についての前記参拝者情報を基に、一致度が高い他の前記参拝者が前記依頼行為をした神社仏閣を特定し、当該特定した情報を基に、前記候補情報を生成する。
好適には、前記神社仏閣情報には、当該神社仏閣のイベントスケジュール情報が含まれ、前記提供処理ステップは、前記イベントスケジュール情報を基に、前記依頼行為が提供された後に、当該依頼行為を行った神社仏閣のイベントスケジュールの案内を、当該依頼行為に係る前記参拝者に通知する案内ステップを前記情報処理装置に実行させる。
好適には、前記提供処理ステップは、前記参拝者に通知したイベントに当該参拝者がオンラインで参加するための処理を行う。
好適には、前記参拝履歴情報を基に、前記参拝者による前記神社仏閣への行為依頼を分析し、当該分析の結果を前記神社仏閣に提供する分析ステップを前記情報処理装置に実行させる。
本開示に係る参拝支援方法は、参拝者からの依頼に応じて神社仏閣が依頼行為を行うための処理を情報処理装置が実行する参拝支援方法であって、前記参拝者の参拝者基本情報と、前記参拝者が前記神社仏閣に依頼する依頼行為情報とを含む参拝者情報を取得する第1の情報取得ステップと、前記神社仏閣の神社仏閣基本情報と、前記神社仏閣が提供可能な行為及びその奉納料を示す提供行為情報とを含む神社仏閣情報を取得する第2の情報取得ステップと、前記取得した前記参拝者情報及び前記神社仏閣情報に基づいて、前記参拝者の前記依頼行為についての決済予定額を特定する決済予定額特定ステップと、前記特定した前記決済予定額を決済するための決済処理ステップと、前記決済に係る前記依頼行為を前記神社仏閣が提供するための処理を行う提供処理ステップと、を前記情報処理装置が実行する。
本開示に係る参拝支援システムは、参拝者と神社仏閣との間で行う行為にかかわる情報を処理する参拝支援システムであって、前記参拝支援システムは、前記情報を処理する制御部を含む情報処理装置と、前記情報処理装置と電気通信可能に接続される参拝者側情報通信端末装置と、前記情報処理装置と電気通信可能に接続される神社仏閣側情報通信端末装置と、備え、記情報処理装置は、前記参拝者側情報通信端末装置及び前記神社仏閣側情報通信端末装置との情報の通信を行う通信部と、前記参拝者の参拝者基本情報と、前記参拝者が前記神社仏閣に依頼する依頼行為情報とを含む参拝者情報を取得する第1の情報取得部と、前記神社仏閣の神社仏閣基本情報と、前記神社仏閣が提供可能な行為及びその奉納料を示す提供行為情報とを含む神社仏閣情報を取得する第2の情報取得部と、前記取得した前記参拝者情報及び前記神社仏閣情報に基づいて、前記参拝者の前記依頼行為についての決済予定額を特定する決済予定額特定部と、前記特定した前記決済予定額を決済するための決済処理部と、前記決済に係る前記依頼行為を前記神社仏閣が提供するための処理を行う提供処理部と、を有する。
本開示に係る情報処理装置は、参拝者と神社仏閣との間で行う行為にかかわる情報を処理する情報処理装置であって、前記情報処理装置は、前記参拝者側情報通信端末装置及び前記神社仏閣側情報通信端末装置との情報の通信を行う通信部と、前記参拝者の参拝者基本情報と、前記参拝者が前記神社仏閣に依頼する依頼行為情報とを含む参拝者情報を取得する第1の情報取得部と、前記神社仏閣の神社仏閣基本情報と、前記神社仏閣が提供可能な行為及びその奉納料を示す提供行為情報とを含む神社仏閣情報を取得する第2の情報取得部と、前記取得した前記参拝者情報及び前記神社仏閣情報に基づいて、前記参拝者の前記依頼行為についての決済予定額を特定する決済予定額特定部と、前記特定した前記決済予定額を決済するための決済処理部と、前記決済に係る前記依頼行為を前記神社仏閣が提供するための処理を行う提供処理部と、を有する。
本開示によれば、参拝者が神社仏閣に直接参拝せずとも、参拝者の減少抑制又は増加が可能なプログラム、参拝支援システム、参拝支援方法及び情報処理装置が提供される。
本開示の実施形態に係る参拝支援システムの構成の一例を示す概略図である。 本開示の実施形態に係る情報処理装置の一例を示す概略図である。 本開示の実施形態に係る情報処理装置に格納される参拝者情報及び神社仏閣情報構成の一例を示す図である。 本開示の実施形態に係る情報処理における参拝が行われるまでの流れの一例を示すフローチャートである。 本開示の実施形態に係るプログラムが実行されるハードウェア構成の一例を示す概略図である。 本開示の実施形態に係るプログラムが実行されるハードウェア構成の他の一例を示す概略図である。
日本では、神社仏閣へ参詣し、例えば、初詣、お宮参りなど、節目ごとに参拝する習慣がある。参拝者は、昇殿又は拝殿の前で参拝し、厄除、商売繁盛、病気平癒、交通安全、良縁成就、学業成就等を祈願する。例えば、初詣において、参拝者は有名な神社仏閣を参詣する場合があり、これら有名な神社仏閣は、大勢の参拝者で賑わっている。
一方、多忙な者、遠方の者など、神社仏閣への参拝が困難な場合がある。これらの人々に対し、神社仏閣に参詣しなくても、インターネット通信を利用して、神社仏閣への参拝を提供するシステムが提案されている。
例えば、特許文献1に開示される参拝支援方法は、寄付の電子決済による利便性と、寄付の実感が両立されることを目的としている。しかしながら、この方法では、賽銭をするのみで、お祓い、祈祷を受けるものではない。また、バーチャル賽銭でお参りするため、参拝した実感に乏しいものであり、参拝者の増加に繋げる効果は低いものである。
特許文献2に開示されるシステムは、自宅に居ながら参拝できるとともに、神社仏閣の各種サービスを享受することを目的としている。しかしながら、この方法では、神社仏閣が、独自に、サーバ、制御装置等を備えたコンピュータ―システムを導入する必要があり、神社仏閣に負担が大きいものであり、比較的小さな神社仏閣ではこのシステムの導入は困難である。また、神社仏閣が独自に参拝者の増加を促す努力を要するものである。
特許文献3に開示されるシステムは、祈祷に参加したという現実体験感が得られることを目的としている。しかしながら、このシステムでは、システム会員登録する必要があり、会員登録した者のみが利用できるシステムである。このため、参拝を希望するすべての人が利用できるものではなく、参拝者の増加には限界がある。
最近では、新型コロナウイルス(SARS-Cov-2)の感染防止対策が求められている。この対策のため、密閉空間、密閉場所、密接場面のいずれかの状況を避けることが注意喚起されている。このため、大勢の人が集まる場所に出向くことが自粛される場合があり、初詣などにより大勢の参拝者が集まる神社では、例年よりも、参拝者数が減少することが予想される。さらには、このまま参拝者の減少が進めば、人々が神社仏閣と触れ合う機会が減少してしまい、ひいては、信仰、文化継続が阻害されることにより、日本の文化が衰退してしまうことが懸念される。
特許文献1~3に開示されたシステムを利用すれば、人々は、神社仏閣に出向くことなく、一応参拝したことにはなると考えられる。しかしながら、従来のシステムでは、参拝した実感が少ない、システム導入費用が高価であり神社仏閣の努力が必要、会員登録した者が参拝可能であり参拝者が限られる、といった実情がある。このため、外出が自粛される状況下においては、従来のシステムを利用したとしても、神社仏閣側は自らが参拝者を増加させることは難しく、参拝者側は敷居が高いと感じられるため、参拝者数の減少抑制効果が得られにくい。
これに対し、本開示は、参拝者による神社仏閣への行為依頼を支援するためのプログラム、参拝支援システム、参拝支援方法及び情報処理装置に関するものである。本開示の参拝支援システムによれば、参拝者が参拝の実感を持つことができ、いわゆる遥拝に似た参拝ともいえる。また、神社仏閣側がシステム投資に多大な費用をかけることが無く、神社仏閣の活動支援を実現させるものであり、参拝者が会員に限定されることもない。このため、神社仏閣が参拝者に働きかける努力をさほどしなくても、参拝者の減少抑制又は増加が可能となる。また、本開示の参拝支援システムによれば、参拝者が神社仏閣に直接出向いて参拝することがなくても神社仏閣を身近に感じることができるため、神社仏閣の崇敬会に加入する者が増加することも期待される。さらに、これにより、神社仏閣の継続補助、信仰心および文化習慣の維持、参拝者の心の平穏などが実現可能になる。
なお、初詣など、大勢の参拝者で賑わっている神社仏閣において、正月三が日の参拝者数が発表されることがある。しかし、この参拝者数は実数を計測したものではなく、曖昧な数字であった。本開示のシステムによれば、参拝者数が計測されるので、従来発表されている参拝者数に比べ、ある程度の正確性がもたらされると考えられる。
以下、図面を参照して、本開示に係る参拝支援システムの好ましい実施形態の一例について説明する。また、本開示に係る情報処理装置の好ましい実施形態の一例、本開示に係る処理方法の好ましい実施形態の一例、本開示に係るプログラムの好ましい実施形態の一例について説明する。
<参拝支援システム200の構成>
本開示の一態様である参拝支援システム200と情報処理装置100について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る参拝支援システム200の全体構成の一例を示す概略図である。
図1に示す参拝支援システムシステム200は、参拝者と通信可能な情報処理装置100を備えている。参拝支援システム200は、参拝者が使用する参拝者側の情報通信端末装置102(以下、「参拝者側情報通信端末装置102」と称する場合がある)と、神社仏閣が使用する神社仏閣側の情報通信端末装置106(以下、「神社仏閣側情報通信端末装置106」と称する場合がある)をさらに備えている。
参拝者側情報通信端末装置102と情報処理装置100と、神社仏閣側情報通信端末装置106と情報処理装置100とがネットワーク104を介して、参拝者の依頼事項等に関する情報を、互いに通信可能に接続されている。また、図示しないが、情報処理装置100は、各種金融機関、保守管理業者、配送業者に係る情報処理装置等がネットワーク104を介して接続されていてもよい。さらに、図示しないが、情報処理装置100は、入力部、出力部等を備えていてもよい。ネットワーク104は、ブロックチェーンネットワークであってもよい。
参拝者側情報通信端末装置102は、情報処理装置100と通信するための端末装置であり、後述する参拝者からの情報を情報処理装置100に送信したり、後述する情報処理装置100からの情報などを受信する。情報通信端末装置102は、参拝者の情報が通信可能な端末装置であれば、参拝者が所有していても所有していなくてもよい。単独又は2以上の参拝者側情報通信端末装置102、及び単独又は2以上の神社仏閣側通信端末装置106が、情報処理装置100と電気的に接続され、通信可能にされている。各情報通信端末装置(102、106)と情報処理装置100は、インターネットを介して各種のサーバ装置との間で通信可能にされていてもよい。各情報通信端末装置(102、106)は、デスクトップ型、ラップトップ型、タブレット型等のパーソナルコンピュータ、スマートフォンなどが例示される。
図2は、図1に示す情報処理装置100の一例を示す概略図である。
情報処理装置100は、参拝者の神社仏閣に対する依頼事項に係る処理を行うため装置である。情報処理装置100は、例えば、サーバ装置、クラウドシステム等によって構成される。
図2に示すように、情報処理装置100は、通信部10と、制御部30と、格納部50とを備えている。
通信部10は、例えば、通信インタフェース(ネットワークインタフェース等) などによって構成される。通信部10は、ネットワーク104と有線又は無線で接続されている。通信部10では、情報処理装置100と情報通信端末装置(102、106)との間の情報の送信又は受信を行い、情報が通信される。
制御部30は、第1の情報取得部302と、第2の情報取得部304と、決済予定額特定部306と、神社仏閣選択部308と、決済処理部310と、行為提供部312とを有している。
制御部30は、集積回路により実現される。制御部30は、例えば、コントローラである。制御部30は、CPU(中央演算処理装置:Central Processing Unit)、MPU(マイクロプロセッサ:Micro-Processing Unit)等によって構成される。制御部30による制御は、情報処理装置100に備えられた格納部50に記憶されている各種プログラムがRAM(ランダムアクセスメモリ:Random Access Memory)を作業領域として実行されることにより実現される。
第1の情報取得部302は、参拝者側情報通信端末装置102から送信された参拝者の参拝者情報502として含まれる参拝者基本情報521及び依頼行為情報522を取得する。また、第2の情報取得部304は、神社仏閣の神社仏閣情報504として含まれる神社仏閣基本情報525、提供行為情報526を取得する。
第1の情報取得部302は、取得した参拝者基本情報521に、参拝者を識別するための識別子である参拝者IDを含めて、依頼行為情報522とともに、参拝者情報502として、格納部50に格納する。参拝者基本情報521は、例えば、参拝者の個人情報(氏名、生年月日、住所、電話番号、及び参拝者側情報通信端末装置102のメールアドレス(通信先情報)など)を含む。依頼行為情報522は、参拝者が神社仏閣側に依頼する行為(依頼行為)の情報であり、例えば、奉納、祈祷、祈願、お祓い、及び授与品が含まれる。これらの他、依頼行為には、賽銭を投じて参拝するのみの場合も含まれる。また、依頼行為情報522は、例えば、依頼する行為の提供を希望する日時を含んでいてもよい。なお、参拝者基本情報521及び依頼行為情報522は一例であり、必ずしも上述の情報に限定されない。
第2の情報取得部304は、取得した神社仏閣基本情報525に、神社仏閣を識別するための識別子である神社仏閣IDを含めて、提供行為情報526とともに、神社仏閣情報504として、格納部50に格納する。神社仏閣基本情報525は、例えば、神社仏閣の由緒、神社仏閣の系譜、ご祭神、ご利益、摂社、末社の有無、及び所在地等を含む。提供行為情報526は、神社仏閣が参拝者側に提供可能な行為の情報であり、例えば、奉納、祈祷、祈願、お祓い、及び授与品が含まれ、さらに、これら行為に対応する奉納料が含まれる。これらの他、提供行為には、賽銭を投じた参拝者に対し、例えば、祈祷した参拝証明書を送付する行為を含んでいてもよい。また、提供行為情報526は、提供行為を参拝者に提供することが可能な日時を含んでいてもよい。なお、神社仏閣基本情報525及び提供行為情報526は一例であり、必ずしも上述の情報に限定されない。また、本開示において、「奉納料」は、賽銭、玉串料、初穂料、奉賛金などを区別せず、神社仏閣側に納める金額を総称したものである。
決済予定額特定部306は、参拝者の依頼行為と、神社仏閣の提供行為及び提供行為に適合する奉納料に基づいて決済予定額を特定する。参拝者の依頼行為情報522と、神社仏閣の提供行為情報526とが対応して、これらが互いに一致したとき、奉納料を基に決済予定額が特定される。
決済予定額特定部306は、取得した複数の前記神社仏閣情報のなかに、取得した参拝者情報502に適合する複数の神社仏閣情報がある場合に、適合する複数の神社仏閣情報のそれぞれについて、当該参拝者の決済予定額を特定する。
神社仏閣選択部308は、決済予定額特定部306が取得した参拝者情報502に適合する複数の神社仏閣情報504がある場合に、参拝者が依頼行為を依頼する神社仏閣を選択するための選択画面を参拝者側情報通信端末装置102に提供する。当該選択画面には、上記適合する複数の神社仏閣の神社仏閣情報504と、それに対応して特定された決済予定額とが表示される。参拝者は、当該選択画面を用いて、自らの依頼行為を依頼する神社仏閣を選択する。
決済処理部310は、神社仏閣選択部308で選択された神社仏閣について、決済予定額特定部306で特定された決済予定額の決済処理を実行する。決済処理部310は、参拝者の決済要求にしたがって決済予定額が決済処理される。例えば、決済処理部310は、奉納料として決済した金額を金融機関のサーバ等に要求する構成であってもよい。決済手段は、口座振替による決済の他、クレジット決済、電子マネー決済のいずれであってもよい。決済処理部310は、決済済みの決済情報を参拝履歴情報523として、参拝者基本情報521の参拝者IDに対応付けて、格納部50に格納するとともに、神社仏閣基本情報525の神社仏閣IDに対応付けて、参拝確定情報(参拝履歴情報)527として格納部50に格納する。
行為提供部312は、決済処理部310で決済した決済情報に基づいて、参拝者が依頼した行為に対応する神社仏閣が提供する行為の処理を実行する。行為提供部312は、依頼行為が終了した依頼行為終了情報を参拝履歴情報として、参拝者基本情報521の参拝者IDに対応付けて、格納部50に格納する。また、行為提供部312は、決済情報を神社仏閣側情報処理端末装置106に送信するとともに、神社仏閣から提供行為が終了したことを表す提供行為終了情報を取得する。行為提供部312は、取得した提供行為終了情報を参拝確定情報として、神社仏閣基本情報521の神社仏閣IDに対応付けて、格納部50に格納する。なお、本開示では、決済処理が実行され、神社仏閣から提供行為が終了したときに神社仏閣に参拝したこととする。
格納部50は、参拝者情報502と、神社仏閣情報504とが記憶されて格納されている。格納部50は、例えば、RAM(ランダムアクセスメモリ)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子によって構成される。格納部50は、ハードディスク、光ディスク等の可搬式の記憶装置によって構成されてもよい。
なお、本開示においては、参拝者に関する各情報を参拝者基本情報521に対応付ける識別子及び神社仏閣基本情報525に対応付ける識別子を、参拝者基本情報521の参拝者ID及び神社仏閣基本情報525の神社仏閣IDとしたが、参拝者及び神社仏閣に関する各情報を対応付けることができれば、これに限らない。
なお、参拝支援システムシステム200では、参拝者は、参拝者が依頼行為を依頼する神社仏閣における依頼行為の提供を希望する日時により予約要求し、予約参拝を行うことも可能である。神社仏閣選択部308は、図示しない予約処理部を含んでいてもよい。予約処理部は、参拝者からの予約要求依頼に基づいて、参拝者が依頼行為を依頼する神社仏閣の行為提供を予約する処理を行う。参拝者が依頼行為を依頼する神社仏閣における依頼行為の提供を希望する日時(予約要求)と、神社仏閣の提供行為を参拝者に提供することが可能な日時とが適合する神社仏閣情報504がある場合、神社仏閣を選択するための選択画面に表示する。適合する神社仏閣が複数ある場合も同様である。参拝者は、当該選択画面を用いて、自らの依頼行為を依頼する神社仏閣を選択して予約する。一つの神社仏閣の予約が確定すると、予約処理が終了する。
図3は、本開示の実施形態に係る情報処理装置に格納される参拝者情報502及び神社仏閣情報504の構成の一例を示す図である。参拝者情報502及び神社仏閣情報504は、図3に示す情報に限定されるものではなく、図3に示す情報以外にも、参拝者及び神社仏閣に関する情報であれば任意の情報が登録されていてもよい。
図3に示した例では、参拝者情報502は、参拝者基本情報521として取得した参拝者の氏名、生年月日、年齢、通信先情報(メールアドレスなど)、住所、電話番号、SNSアカウント、及び参拝者IDなどの個人情報、神社仏閣への希望依頼行為の他に、例えば、参拝のときに参拝履歴として取得する参拝日、参拝神社仏閣、依頼済み行為、及び奉納料決済額などを含む。また、神社仏閣情報504は、神社仏閣基本情報523として取得した神社仏閣名称、神社仏閣ID、所在地、由緒、神社仏閣系譜、ご祭神、ご利益、摂社、末社、及び提供可能行為情報の他に、例えば、参拝のとき(神社仏閣の提供行為が終了したとき)に取得する提供行為日、提供済み行為、及び奉納料決済額などを含む。奉納者情報502及び神社仏閣情報504は格納部50に格納され、適宜必要な情報が抽出され、様々な処理が行われる。なお、上述した参拝者情報502及び神社仏閣情報504は一例であり、参拝に必要な情報を含んで入ればよい。
<参拝者の依頼行為と神社仏閣側の提供行為に係る情報処理方法>
次に、本開示の態様である情報処理方法の好ましい一例について説明する。図4は、本開示の実施形態に係る情報処理における参拝が行われるまでの流れの一例を示すフローチャートである。
図4を参照して、参拝が終了するまでの流れの各ステップを説明する。
ステップST1:
情報処理装置100は、参拝者側情報通信端末装置102から入力された参拝者基本情報521及び依頼行為情報522を含む参拝者情報502を通信部10で受信する。受信したこれら情報(521、522)は情報取得部302で取得する。取得したこれら情報(521、522)は格納部50に格納する。
情報処理装置100は、神社仏閣側情報通信端末装置106から入力された神社仏閣の神社仏閣基本情報525及び提供行為情報526を含む神社仏閣情報504を通信部10で受信し、これら情報(525、526)を、第2の情報取得部304で取得する。取得したこれら情報(525、526)は格納部50に格納する。なお、神社仏閣基本情報525及び提供行為情報526は、参拝者情報502の取得以前に予め取得されているものである。
ステップST2:
情報処理装置100は、ステップST1で取得した参拝者の依頼行為情報522に対応する神社仏閣の提供行為情報526を格納部50から読み出し、希望依頼行為情報522に適合する提供行為情報526に基づいて決済予定額を特定する。参拝者の依頼行為情報522と、神社仏閣の提供行為情報526とが対応して、これらが互いに一致したとき、奉納料を基に決済予定額が特定される。なお、当該決済予定額特定ステップでは、参拝者情報502と神社仏閣情報504に基づいて適合度(一致度)を算出するステップを有していてもよい。
決済予定額特定部306は、取得した複数の前記神社仏閣情報504のなかに、取得した参拝者情報502に適合する複数の神社仏閣情報504がある場合に、適合する複数の神社仏閣情報504のそれぞれについて、当該参拝者の決済予定額を特定する。
ステップST3:
神社仏閣選択部308は、決済予定額特定部306が取得した参拝者情報502に適合する複数の神社仏閣情報504がある場合に、参拝者が依頼行為を依頼する神社仏閣を選択するための選択画面を参拝者側情報通信端末装置102に提供する。当該選択画面には、上記適合する複数の神社仏閣の神社仏閣情報504と、それに対応して特定された決済予定額とが表示される。参拝者は、当該選択画面を用いて、自らの依頼行為を依頼する神社仏閣を選択する。なお、当該選択画面提供ステップでは、適合する複数の神社仏閣情報504毎に、参拝者情報502(参拝者基本情報521、又は参拝者基本情報521及び参拝履歴情報523)を基に、より適合する(一致度が高い)神社仏閣情報504の適合結果の順序を表示するステップを有していてもよい。例えば、適合する神社仏閣情報504が複数ある場合に、参拝者の住所から神社仏閣の所在地までの距離が近い順、参拝者の住所、年齢から割り出した吉方位に位置する順、参拝日が近い順、参拝回数の多い順などが挙げられる。また、適合する神社仏閣情報504を複合的に表示して、色分けして表示するなど、表示を変えて選択画面に表示してもよい。
ステップST4:
決済処理部310は、神社仏閣選択部308で選択された神社仏閣について、決済予定額特定部306で特定された決済予定額の決済処理を実行する。決済処理部310は、参拝者の決済要求にしたがって決済予定額が決済処理される。例えば、決済処理部310は、奉納料として決済した金額を金融機関のサーバ等に要求する構成であってもよい。決済手段は特に限定されず、口座振替による決済の他、クレジット決済、電子マネー決済のいずれであってもよい。決済処理部310は、決済済みの決済情報を参拝履歴情報523として、参拝者基本情報521の参拝者IDに対応付けて、格納部50に格納するとともに、当該決済情報を神社仏閣基本情報525の神社仏閣IDに対応付けて、参拝確定情報527として格納部50に格納する。
ステップST5:
行為提供部312は、決済処理部310で決済した決済情報に基づいて、参拝者が依頼した行為に対応する神社仏閣が提供する行為の処理を実行する。参拝者行為提供部312は、依頼行為が終了した依頼行為終了情報を参拝履歴情報として、基本情報521の参拝者IDに対応付けて、格納部50に格納する。また、行為提供部312は、決済情報を神社仏閣側情報処理端末装置106に送信するとともに、神社仏閣から提供行為が終了したことを表す提供行為終了情報を取得する。行為提供部312は、取得した提供行為終了情報を参拝確定情報として、神社仏閣基本情報525の神社仏閣IDに対応付けて、格納部50に格納する。
神社仏閣側情報通信端末装置106に送信された参拝確定情報527(神社仏閣側の参照履歴情報)を確認した神社仏閣は、参拝者が希望した依頼行為に基づく提供行為を実施する。神社仏閣の提供行為は、動画像により行われる。動画像による提供行為は、神社仏閣側情報通信端末装置106と通信部10との通信により、神社仏閣情報通信端末装置106から情報処理装置100に送信されるとともに、通信部10と参拝者情報通信端末装置102の通信により、情報処理装置100から参拝者情報通信端末装置102に送信されることにより実行される。参拝者は、参拝者情報通信端末装置102が受信した神社仏閣の動画像を視聴する。
ステップST6:
情報処理装置100は、神社仏閣の提供行為が終了すると、提供行為が終了したことを示す情報が参拝確定情報527として、格納部50に格納される。
なお、参拝確定情報527が格納されるため、本開示の参拝支援システム200により、本参拝支援システム200を通じて参拝した参拝者の実数が計測できるため、従来発表されてきた参拝者数に比較すると、正確性が増す。
ここで、神社仏閣が実施する行為提供部312による提供行為の提供方法について説明する。例えば、一例として、参拝者の希望依頼行為が交通安全祈願で、自家用車がお祓いの対象である場合について説明する。まず、参拝者は、参拝者側の情報通信端末装置102により、参拝者の希望依頼行為とともに、必要事項を入力する。参拝者は、希望する行為を依頼する神社仏閣を検索し、情報処理装置100に予め格納部50に格納されている神社仏閣情報504が呼び出される。
参拝者の希望依頼行為と神社仏閣の提供行為及び提供行為に対応する奉納料とが一致したとき、奉納料が決定され、参拝者の要求にしたがって、奉納料が決済される。決済処理ステップまで終了した後、参拝者は、参拝者側の情報通信端末装置102に備えられている参拝者側カメラを用いて、情報通信端末装置102から自家用車の動画像を入力し、自家用車の動画像を中継する。参拝者は、自家用車の動画像による中継を通じて、神社仏閣の神職からお祓いを受ける。なお、自家用車の動画像は、参拝者側の情報通信端末装置102に、参拝者側の情報通信端末装置102上で操作可能な参拝者側カメラを設け、この参拝者側カメラを活用して映し出してもよい。
一方、神社仏閣は、参拝者が中継する参拝者の自家用車の動画像を、神社仏閣側の情報通信端末装置106に出力するとともに、神社仏閣側の情報通信端末装置106に備えられている神社仏閣側カメラを用いて、神職のお祓いを行う動作を動画像として入力する。神職は、参拝者側の情報通信端末装置102から中継された参拝者の自家用車の動画像を視聴しながら、お祓いを行う。お祓いを行う際の祝詞は、神社仏閣側の情報通信端末装置106に備えられている神社仏閣側マイクロフォンにより音声が入力され、参拝者に情報通信端末装置102からお祓いの動画像とともに、音声が出力される。なお、お祓いの動画像は、神社仏閣側情報通信端末装置106上で操作可能な神社仏閣側カメラ及び神社仏閣側マイクロフォンを設け、この神社仏閣側カメラ及び神社仏閣側マイクロフォンを活用してもよい。お祓いが終了すると、後日、神社仏閣からの授与品が郵送又は宅配便により参拝者の指定する場所に配送される。なお、授与品の配送処理は、神社仏閣が行ってもよい。この場合、本開示の参拝支援システム200の情報処理装置100と電気的に接続された、図示しない配送業者側の情報通信端末に参拝確定情報527を通知し、通知を受けた配送業者は、参拝者の指定する場所に授与品を配送することも可能である。
また、他の例として、参拝者の希望依頼行為が合格祈願である場合について説明する。決済処理ステップまでは前述同様である。その後、参拝者は、参拝者側の情報通信端末装置102に備えられている参拝者側カメラを用いて、参拝者自らの動画像を中継して、神社仏閣の神職が祈祷を受ける。参拝者の動画像は、参拝者側の情報通信端末装置102に、参拝者側の情報通信端末装置102上で操作可能な参拝者側カメラを設け、この参拝者側カメラを活用して映し出してもよい。
一方、神社仏閣側は、神社仏閣側の情報通信端末装置106に備えられている神社仏閣側カメラ及び神社仏閣側マイクロフォンを用いて、拝殿内で、神職が神殿に向かって祝詞を奏上して祈祷する動画像を中継する。この動画像は、神社仏閣側情報通信端末装置106上で操作可能な神社仏閣側カメラを設け、この神社仏閣側カメラを活用して映し出してもよい。祈祷が終了すると、後日、神社仏閣からの授与品(お札など)が郵送又は宅配便により参拝者の指定する場所に配送される。上述のとおり、授与品は、配送業者により、参拝者の指定する場所に授与品を配送することも可能である。
神社仏閣が実施する行為提供部312による提供行為の提供方法は、上記した例に限らず、地鎮祭、竣工際、月次祭等も挙げられる。例えば、地鎮祭であれば、参拝者は建築予定地の土及び必要な供物等を神社仏閣に郵送または宅配便により配送し、上述の交通安全祈願及び合格祈願と同様のステップにより斎行することが可能である。本開示の参拝支援システムによれば、神職が現地に直接出向く従来の出張祭典によらず、システム上で斎行が可能な祭典を執り行える。ここで、参拝者がお祓いを希望する物品等を神社仏閣に配送し、その物品に対してお祓いを受ける場合、上述の交通安全祈願及び合格祈願と同様のステップでお祓いを受ける。ただし、この場合、神社仏閣側は、神社仏閣側の情報通信端末装置106に備えられている神社仏閣側カメラを用いて、お祓いを希望する対象物品を含む動画像を中継して、神社仏閣の神職が祈祷を行う点が異なる。
以上のように、本開示の参拝支援システム200では、提供処理ステップとして、参拝者の依頼行為に係る人物の画像、物の画像、又は物を神社仏閣に提供する処理と、人物の画像、物の画像、又は物に係る神社仏閣の前記依頼行為に関する画像を、参拝者に提供する処理とを情報処理装置に実行させる。
なお、社仏閣選択部308は、図示しない予約処理ステップを含んでいてもよい。予約処理ステップは、参拝者からの予約要求依頼に基づいて、参拝者が依頼行為を依頼する神社仏閣の行為提供を予約する処理を行う。参拝者が依頼行為を依頼する神社仏閣における依頼行為の提供を希望する日時(予約要求)と、神社仏閣の提供行為を参拝者に提供することが可能な日時とが適合する神社仏閣情報504がある場合、神社仏閣を選択するための選択画面に表示する。適合する神社仏閣が複数ある場合も同様である。参拝者は、当該選択画面を用いて、自らの依頼行為を依頼する神社仏閣を選択して予約する。一つの神社仏閣の予約が確定すると、予約処理が終了する。
本開示の参拝支援システム200は、お守り、お神札、木札、破魔矢、熊手、神棚、御朱印などの授与品の授与を受けることも可能である。授与品の奉納料は、上記の奉納料決済処理と同様の処理を行うように構成すればよい。また、神社仏閣側の負担を軽減する観点で、神社仏閣が参拝支援システム200に登録するときの費用負担を最大限低減し、奉納料の一部、又は奉納料に対して予め定められた手数料をシステム運用の協力費用に充てることが考えられる。
本開示の参拝支援システム200は、ブロックチェーンネットワークを備えていいてもよい。ブロックチェーンを用いることで、安全な参拝が可能になる。例えば、上述の参拝者の依頼行為と神社仏閣側の提供行為に係る情報処理において、決済処理が分散型台帳(ブロックチェーン)上でスマートコントラクトによって実行されていてもよい。本開示に係る参拝者の依頼行為と神社仏閣側の提供行為に係る情報処理では、例えば、参拝者、神社仏閣、各種金融機関、配送業者、保守管理業者等の神社仏閣の参拝に係る関係者において、それぞれの情報通信端末装置をブロックチェーンの参加者とすることができる。
そのため、ある関係者のコンピュータは、参拝者に係る情報(例えば、少なくとも一部の参拝者情報502)及び神社仏閣に係る情報(例えば、少なくとも一部の神社仏閣情報504)をすべての関係者の情報通信端末装置へブロードキャストすることができる。また、神社仏閣の参拝に係る関係者の情報通信端末装置は、参拝者の依頼行為と神社仏閣側の提供行為に関する各種情報をブロックチェーン上で共有することができる。さらに、ブロックチェーンの参加者ごとに、少なくとも一部の参拝者情報502について、閲覧権限を付与することもできる。
本開示に係る神社仏閣の参拝に係る情報処理では、ブロックチェーンに参加している情報処理端末装置は、情報の条件で定義された条件が満たされた場合に、実行処理で定義された処理を自動的に実行することができる。スマートコントラクトの技術を用いることによって、参拝者の依頼行為と神社仏閣側の提供行為の決済処理に係る情報処理が自動的に実行され得る。
例えば、神社仏閣側情報通信端末装置106は、神社仏閣の基本情報525と提供行為情報526を含む神社仏閣情報504を情報処理端末装置100に送信する。情報処理端末装置100では、格納部50に神社仏閣の神社仏閣情報504を格納する。情報処理端末装置100は、神社仏閣の基本情報525と提供行為情報526とを、少なくとも参拝者側情報通信端末装置102にブロードキャストして共有する。参拝者側情報通信端末装置102は、参拝者が希望する依頼行為情報522を情報処理端末装置100に送信する。情報処理端末装置100では、格納部50に参拝者の参拝者情報504を格納する。情報処理端末装置100は、参拝者の基本情報521と依頼行為情報522とを、少なくとも神社仏閣側情報通信端末装置106にブロードキャストして共有する。参拝者の依頼行為情報522と神社仏閣の基本情報525と提供行為情報526が一定の条件を満たすと決済処理に係る情報処理が自動的に実行され、参拝が実行される。また、この参拝の実行に応じて、神社仏閣の参拝確定情報527の少なくとも一部がブロックチェーンネットワークに共有されてもよい。
参拝者情報502の利用及び参拝確定情報527の利用に当たっては、例えば、情報処置装置100の秘密鍵を利用して電子署名を行うとともに、別途、この秘密鍵に対応する公開鍵を生成し、この秘密鍵と公開鍵との組み合わせを利用して閲覧制限を設けてもよい。
以上説明したように、参拝支援システム200によれば、神社仏閣が参拝者の依頼行為を実際に行い、そのことを参拝者が確認できるので、参拝者が参拝の実感を持つことができる。また、参拝支援システム200によれば、参拝者及び神社仏閣は、それぞれ参拝者側情報通信端末装置102及び神社仏閣側情報通信端末装置106から、情報処理装置100にアクセスすれば、上述したサービスを受けることができ、システムを独自開発する必要がなく、費用負担を軽減できる。また、参拝支援システム200によれば、参拝者が会員に限定されることもない。このため、神社仏閣が参拝者に働きかける努力をさほどしなくても、参拝者の減少抑制又は増加が可能となる。
また、本開示の参拝支援システム200によれば、参拝者が神社仏閣に直接出向いて参拝することなくても神社仏閣を身近に感じることができるため、神社仏閣の崇敬会に加入する者が増加することも期待される。
また、参拝支援システム200によれば、参拝者数を簡単且つ正確に把握できる。
<ハードウェア構成>
次に、本開示に係るプログラムを実行するハードウェアの好ましい一例について説明する。上述した実施形態に係る情報処理装置100は、例えば、図5に示す神社仏閣の参拝にかかわる情報処理装置のコンピュータ600に処理を実行させることによって実現される。図5は、本開示の実施形態に係るプログラムが実行されるハードウェア構成の一例を示す概略図である。
図5に示すコンピュータ600は、出力装置610、及び入力装置620と接続され、演算装置640、メモリ装置660、記憶装置680、出力インタフェース(出力I/F)612、入力インタフェース(入力I/F)614、及び通信インタフェース(通信I/F)618が、バス700により接続されている。
演算装置640は、記憶装置680に格納されたプログラム682、入力装置620から読み込まれたプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。メモリ装置660は、RAM等の不揮発性記憶素子で構成され、演算装置640が各種の演算に用いる情報を一次的に記憶する。また、記憶装置680は、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ等の不揮発性記憶素子で構成され、演算装置640が各種の演算に用いる情報(参拝者情報502、神社仏閣情報504等)が記憶される。
出力インタフェース612は、ディスプレイ等の画像表示装置、プリンタ等の画像形成装置、スピーカー等の音声出力装置など情報を出力する出力装置610に対し、出力対象となる情報を送信するためのインタフェースである。出力インタフェース612は、例えば、ユニバーサルシリアルバス(USB)、デジタルビジュアルインタフェース(DVI)等のコネクタによって構成される。入力インタフェース614は、マウス、キーボード、タッチパネル及びスキャナの他、カメラ、マイクロフォン等の入力装置620から情報を受信するためのインタフェースである。入力インタフェース614は、例えば、USB等によって構成される。
入力装置620は、例えば、光学記録媒体、光磁気記録媒体、磁気記録媒体、及び半導体記録媒体の少なくとも1種から構成されている情報を読み出す装置であってもよい。具体的には、これら記録媒体は、コンパクトディスク、ディジタルビデオディスク等が挙げられる。入力装置620は、これら記録媒体から情報を読み出す装置であってもよい。また、入力装置620は、USBメモリ等の外付け型の記憶媒体であってもよい。
通信インタフェース618は、ネットワーク104を介して通信する処理を担う。通信インタフェース618は、ネットワーク104に接続された他の装置から情報を受信する。受信した情報は演算装置640へ送られ、演算装置640が生成した情報をネットワーク104に接続された他の装置へ送信する。通信インタフェース618は、例えば、ハードウェア、ファームウェア、通信用ソフトウェア等によって構成される。
演算装置640は、出力インタフェース612、入力インタフェース614を介して、出力装置610、入力装置620等の制御を行う。例えば、演算装置640は、入力装置620及び記憶装置の少なくとも一方からプログラムをメモリ装置660に読み出し、読み出したプログラムを実行する。
例えば、コンピュータ600が情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ600の演算装置640は、メモリ装置660に読み出されたプログラムを実行する。これにより、制御部30の機能が実現される。
図6は、本開示の実施形態に係るプログラムが実行されるハードウェア構成の他の一例を示す概略図である。図6に示すコンピュータ800は、演算装置840、メモリ装置860、記憶装置880、及び通信インタフェース818が、バス900により接続されている。コンピュータ800は、図5に示すコンピュータ600のうち、出力インタフェース612、入力インタフェース614、出力装置610、入力装置620を備えていないこと以外は、動作を含めて同じである。
以上、本開示の実施形態の好ましい一例について説明したが、具体的な構成は、これらに限られず、本開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
神社仏閣情報504には、当該神社仏閣に行為を依頼した前記参拝者に提供可能な授与品(例えば、お守り、お札、御神籤等を含む)とその奉納料を示す授与品情報が含まれていてもよい。なお、本開示において、授与品とは、授与品、返礼品、記念品、縁起物、御朱印等を含み、神社仏閣への参拝に応じて授与される品を表す。
また、参拝者は、当該授与品情報を基に授与品の授与依頼もできる。情報処理装置100は、授与品情報を基に前記参拝者が授与を希望した授与品の奉納料を含めて決済予定額の特定、並びに決済処理を行う。
このとき、情報処理装置100には、参拝者からの依頼行為情報以外に、行為を依頼する神社仏閣から授与を希望する授与品を示す希望授与品情報が参拝者による参拝者側情報通信端末装置102の指定操作に応じて入力される。そして、情報処理装置100は、選択画面提供ステップにおいて適合する複数の神社仏閣情報と、参拝者から指定された希望授与品情報とを基に生成した選択画面を参拝者側情報通信端末装置102に表示するようにしてもよい。当該選択画面には、各授与品に対する奉納料を含めて決定予定額が計算及び表示される。
これにより、参拝者は、神社仏閣が提供する行為の他、当該神社仏閣が提供する授与品を考慮して神社仏閣を選択できる。
また、例えば、情報処理装置100は、格納部50から読み出した参拝履歴情報523を含む参拝者情報502と、神社仏閣情報504とを基に参拝者に対して、次に(将来に)行為を依頼する神社仏閣の候補情報を提供する候補情報提供ステップを実行してもよい。
すなわち、情報処理装置100は、参拝者情報502及び神社仏閣情報504を基に、過去に決済された参拝者から神社仏閣への依頼行為について、参拝者、神社仏閣及び依頼行為の属性を参拝履歴情報523として記憶する参拝履歴記憶ステップを実行する。
そして、情報処理装置100は、参拝履歴情報523を基に、参拝者に対して、次に行為を依頼する神社仏閣の候補情報を提供する候補情報提供ステップを実行する。
このとき、情報処理装置100は、候補情報提供ステップにおいて、複数の参拝者について取得した参拝者情報502を基に、一致度が高い他の参拝者が選択した神社仏閣を特定し、当該特定した情報を基に上記候補情報を生成する。例えば、年齢、依頼行為の一致度が高い他の参拝者の参拝履歴情報を優先的に用いて候補情報を生成してもよい。
また、情報処理装置100は、候補情報ステップにおいて、参拝者の生年月日及び参拝依頼日等を基に、参拝者の自宅から運勢の良い方位(吉方位)に位置する神社仏閣を優先的に表示するようにしてもよい。
また、その他の例として、神社仏閣情報504には、当該神社仏閣のイベントスケジュール情報(各種祭礼情報等)が含まれてもよい。ここで、本開示において、イベントとは、祭礼等の年中行事、及びその他の神社で開催される催しを含む。
情報処理装置100は、イベントスケジュール情報を基に、参拝者の依頼行為が神社仏閣によって提供された後に、当該依頼行為を行った神社仏閣のイベントスケジュールの案内を、当該参拝者に通知する案内ステップを実行してもよい。このとき、依頼行為日から予め定められた期間先に当該神社仏閣で開催されるイベントの案内を当該参拝者に通知する。イベント案内の通知を受けた参拝者は、本開示の参拝支援システムにより、神社側の情報通信端末106からの生中継により、当該イベントに参加することが可能である。
また、情報処理装置100には、参拝支援システム200のサービスを利用する参拝者から神社仏閣への参拝履歴情報523が蓄積されるため、多くの行為依頼を受ける神社仏閣の特性を分析できる。情報処理装置100は、このような分析を行い、その分析結果を神社仏閣に提供してもよい。これにより、神社仏閣はサービス(参拝者へ奉仕)向上を図るヒントを得ることができる。当該分析は、例えば、参拝者数、提供可能行為の内容、奉納料、ご利益、決済手段等の神社仏閣のうち、行為依頼数が多い属性を特定する等の分析である。
10…通信部、30…制御部、50…格納部、100…情報処置装置、102…情報通信端末装置(参拝者側)、104…ネットワーク、106…情報通信端末装置(神社仏閣側)、200…参拝支援システム、302…第1の情報取得部、304…第2の情報取得部、306…決済予定額特定部、310…決済処理部、312…行為提供部、502…参拝者情報、521…参拝者基本情報、522…依頼行為情報、523…参拝履歴情報、525…神社仏閣基本情報、526…提供行為情報、527…参拝確定情報、682,882…プログラム

Claims (13)

  1. 参拝者からの依頼に応じて神社仏閣が依頼行為を行うための処理を情報処理装置に実行させるプログラムであって、
    前記参拝者の参拝者基本情報と、前記参拝者が前記神社仏閣に依頼する依頼行為情報とを含む参拝者情報を取得する第1の情報取得ステップと、
    前記神社仏閣の神社仏閣基本情報と、前記神社仏閣が提供可能な行為及びその奉納料を示す提供行為情報とを含む神社仏閣情報を取得する第2の情報取得ステップと、
    前記取得した前記参拝者情報及び前記神社仏閣情報に基づいて、前記参拝者の前記依頼行為についての決済予定額を特定する決済予定額特定ステップと、
    前記特定した前記決済予定額を決済するための決済処理ステップと、
    前記決済に係る前記依頼行為を前記神社仏閣が提供するための処理を行う提供処理ステップと、
    を前記情報処理装置に実行させるプログラム。
  2. 前記取得した複数の前記神社仏閣情報のなかに、前記取得した参拝者情報に適合する複数の神社仏閣情報がある場合に、
    前記決済予定額特定ステップは、前記適合する複数の神社仏閣情報のそれぞれについて、前記参拝者の決済予定額を特定し、
    当該特定した決済予定額と前記適合する複数の神社仏閣情報とを基に、前記参拝者が前記依頼行為を依頼する前記神社仏閣を選択するための選択画面を前記参拝者に提供する選択画面提供ステップ
    をさらに有し、
    前記決済処理ステップは、前記選択画面において前記参拝者が選択した神社仏閣についての前記情報の前記決済予定額に基づき前記決済を行う
    請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記神社仏閣情報には、当該神社仏閣に行為を依頼した前記参拝者に授与可能な授与品を示す授与品情報が含まれ、
    前記参拝者は、前記依頼行為情報以外に、前記神社仏閣から授与を希望する授与品を示す希望授与品情報を指定し、
    前記選択画面提供ステップは、前記適合する複数の神社仏閣情報と、前記指定された希望授与品情報とを基に生成した前記選択画面を表示する
    請求項2に記載のプログラム。
  4. 前記神社仏閣情報には、当該神社仏閣に行為を依頼した前記参拝者に授与可能な授与品情報が含まれ、
    前記決済予定額特定ステップは、前記授与品情報を基に前記参拝者が授与を希望した授与品の奉納料を含めて前記決済予定額を特定する
    請求項1~3のいずれかに記載のプログラム。
  5. 前記提供処理ステップは、
    前記参拝者の前記依頼行為に係る人物の画像、物の画像、又は物を前記神社仏閣に提供する処理と、
    前記人物の画像、物の画像、又は物に係る前記神社仏閣の前記依頼行為に関する画像を、前記参拝者に提供する処理と
    を前記情報処理装置に実行させる
    請求項1~4のいずれかに記載のプログラム。
  6. 前記参拝者情報及び前記神社仏閣情報を基に、前記決済がなされた前記参拝者から前記神社仏閣への依頼行為について、前記参拝者、前記神社仏閣及び依頼行為の属性を参拝履歴情報として記憶する参拝履歴記憶ステップと、
    前記参拝履歴情報を基に、前記参拝者に対して、次に行為を依頼する神社仏閣の候補情報を提供する候補情報提供ステップと、
    をさらに前記情報処理装置に実行させる
    請求項1~5のいずれかに記載のプログラム。
  7. 前記候補情報提供ステップは、複数の参拝者についての前記参拝者情報を基に、一致度が高い他の前記参拝者が前記依頼行為をした神社仏閣を特定し、当該特定した情報を基に、前記候補情報を生成する
    請求項6に記載のプログラム。
  8. 前記神社仏閣情報には、当該神社仏閣のイベントスケジュール情報が含まれ、
    前記提供処理ステップは、前記イベントスケジュール情報を基に、前記依頼行為が提供された後に、当該依頼行為を行った神社仏閣のイベントスケジュールの案内を、当該依頼行為に係る前記参拝者に通知する案内ステップ
    を前記情報処理装置に実行させる
    請求項1~7のいずれかに記載のプログラム。
  9. 前記提供処理ステップは、前記参拝者に通知したイベントに当該参拝者がオンラインで参加するための処理を行う
    請求項8に記載のプログラム。
  10. 前記参拝履歴情報を基に、前記参拝者による前記神社仏閣への行為依頼を分析し、当該分析の結果を前記神社仏閣に提供する分析ステップ
    を前記情報処理装置に実行させる
    請求項6に記載のプログラム。
  11. 参拝者からの依頼に応じて神社仏閣が依頼行為を行うための処理を情報処理装置が実行する参拝支援方法であって、
    前記参拝者の参拝者基本情報と、前記参拝者が前記神社仏閣に依頼する依頼行為情報とを含む参拝者情報を取得する第1の情報取得ステップと、
    前記神社仏閣の神社仏閣基本情報と、前記神社仏閣が提供可能な行為及びその奉納料を示す提供行為情報とを含む神社仏閣情報を取得する第2の情報取得ステップと、
    前記取得した前記参拝者情報及び前記神社仏閣情報に基づいて、前記参拝者の前記依頼行為についての決済予定額を特定する決済予定額特定ステップと、
    前記特定した前記決済予定額を決済するための決済処理ステップと、
    前記決済に係る前記依頼行為を前記神社仏閣が提供するための処理を行う提供処理ステップと、
    を前記情報処理装置が実行する参拝支援方法。
  12. 参拝者と神社仏閣との間で行う行為にかかわる情報を処理する参拝支援システムであって、
    前記参拝支援システムは、前記情報を処理する制御部を含む情報処理装置と、
    前記情報処理装置と電気通信可能に接続される参拝者側情報通信端末装置と、
    前記情報処理装置と電気通信可能に接続される神社仏閣側情報通信端末装置と、
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記参拝者側情報通信端末装置及び前記神社仏閣側情報通信端末装置との情報の通信を行う通信部と、
    前記参拝者の参拝者基本情報と、前記参拝者が前記神社仏閣に依頼する依頼行為情報とを含む参拝者情報を取得する第1の情報取得部と、
    前記神社仏閣の神社仏閣基本情報と、前記神社仏閣が提供可能な行為及びその奉納料を示す提供行為情報とを含む神社仏閣情報を取得する第2の情報取得部と、
    前記取得した前記参拝者情報及び前記神社仏閣情報に基づいて、前記参拝者の前記依頼行為についての決済予定額を特定する決済予定額特定部と、
    前記特定した前記決済予定額を決済するための決済処理部と、
    前記決済に係る前記依頼行為を前記神社仏閣が提供するための処理を行う提供処理部と、 を有する、参拝支援システム。
  13. 参拝者と神社仏閣との間で行う行為にかかわる情報を処理する情報処理装置であって、
    前記情報処理装置は、
    前記参拝者側情報通信端末装置及び前記神社仏閣側情報通信端末装置との情報の通信を行う通信部と、
    前記参拝者の参拝者基本情報と、前記参拝者が前記神社仏閣に依頼する依頼行為情報とを含む参拝者情報を取得する第1の情報取得部と、
    前記神社仏閣の神社仏閣基本情報と、前記神社仏閣が提供可能な行為及びその奉納料を示す提供行為情報とを含む神社仏閣情報を取得する第2の情報取得部と、
    前記取得した前記参拝者情報及び前記神社仏閣情報に基づいて、前記参拝者の前記依頼行為についての決済予定額を特定する決済予定額特定部と、
    前記特定した前記決済予定額を決済するための決済処理部と、
    前記決済に係る前記依頼行為を前記神社仏閣が提供するための処理を行う提供処理部と、
    を有する、情報処理装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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