JP5814489B1 - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記憶媒体 Download PDF

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Abstract

グループでのイベント等において、必要な物品の購入等を全体の状況に応じて効率よく実行できるようにしたうえで精算も容易にできるようにする。このため情報処理装置は、準備品情報を用いて準備品リスト画面を生成し、ユーザ端末における提示を実行させるとともに、準備品リスト画面に対するユーザ端末からの操作情報に基づいて準備品情報を更新する処理を行う。また準備品情報に含まれる物品について、購入候補商品をユーザ端末で提示させる処理を行うとともに、購入候補商品の購入実績に応じて、準備品情報における該当の物品の準備状況及び購入額の情報を更新する処理を行う。さらに人数と各物品の購入額の情報を用いて精算情報を算出し、精算情報をユーザ端末で提示させる処理を行う。

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記憶媒体に関し、特にグループの準備品のリストをユーザ端末で提示させる処理に関する。
特開2010−257132号公報
上記特許文献1には所望の商品が確実に購入できるように商品や購入担当者を設定した購入予定商品リストを提供することが開示されている。
例えばグループでのイベント、リクリエーション等においては、各参加者が持ち物を分担したり、必要な品物の購入担当を振り分けることなどが行われることがある。この場合に、各自の端末上で購入リスト等により支援が行われることで利便性が向上される。
ところでグループで使用する物品について、参加者が集まって購入品や店舗選択を検討することができれば望ましいが、各参加者が事前に集まることは難しいことが多い。またグループでのイベントの場合、精算作業も面倒である。
そこでグループの参加者が、それぞれ自身の端末を用いて、グループ内で検討しながら購入品の担当決めや商品選択をしたり、精算が容易にできるようなシステムが望まれる。本発明はこのようなグループ行動における購入品の選択や精算を支援するシステムを提供することを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、複数のユーザによるグループが準備する物品と少なくとも各物品についての準備状況及び購入額の情報が含まれる準備品情報を用いて、ユーザ端末で提示させる準備品リスト画面を生成するとともに、前記準備品リスト画面に対するユーザ端末からの操作情報に基づいて前記準備品情報を更新する処理を行う提示リスト処理部と、前記準備品情報に含まれる物品について、その物品に該当する商品の検索を電子商取引サーバに要求し、検索結果として得られた商品の全部又は一部を購入候補商品として当該物品に紐付け管理し、前記グループ内の各ユーザが使用するユーザ端末で提示させる処理を行うとともに、購入候補商品の購入実績情報の取得に応じて、前記準備品情報における該当の物品の準備状況及び購入額の情報を更新する処理を行う購入情報処理部と、少なくとも前記グループにおける人数と、前記準備品情報の各物品の購入額の情報を用いて精算情報を算出し、精算情報をユーザ端末で提示させる処理を行う精算処理部とを備え、前記提示リスト処理部は、前記準備品情報に含まれる物品について、前記グループ内の各ユーザがユーザ端末から送信したコメントを表示する処理を行い、前記購入情報処理部は、前記グループ内の各ユーザが使用するユーザ端末からの操作に応じて、前記紐付け管理されている購入候補商品を更新する処理を行うものである。
このような情報処理装置によれば、イベント等を行うグループのユーザ(参加者)は各自の端末でグループとして準備する物品のリストを閲覧し、また任意にリストを編集していくかたちで、全員で準備品の情報を共有できる。また各ユーザは、購入候補商品が提示されることにより購入商品を検討でき、さらに購入費用に関しては精算情報を閲覧することができる。
上記した情報処理装置においては、前記準備品情報には、各物品を購入したユーザの情報が含まれており、前記精算処理部は、前記精算情報として、グループ内の各ユーザの購入額の情報を用いてユーザ毎の精算金額を算出することが望ましい。
これによりグループ内の個々のユーザは自分の負担金額を確認できる。
上記した情報処理装置においては、前記精算処理部は、追加支出情報が入力されることに応じて、追加支出情報を反映した精算情報の算出を行うことが望ましい。
グループでのイベント等ではリストアップして準備した物品以外にも各種の費用が生ずることが多々あるため、そのような追加費用も反映した精算情報が得られるようにする。
上記した情報処理装置においては、前記準備品情報には、グループ全体で準備する物品の情報と、グループに属する個々のユーザが準備する物品の情報が含まれており、前記精算処理部は、前記精算情報の算出の際には、前記準備品情報におけるグループが準備する物品についての購入額の情報を用いることが望ましい。
グループ全体で準備する物品と個人毎に準備する物品が準備品情報で管理されることで、個々のユーザは全体で準備する物品だけでなく、個人で準備する物品もチェックできる。この場合に、精算に関しては、個人準備物品は除外することで適切な精算ができる。
上記した情報処理装置においては、前記提示リスト処理部は、イベント種別に応じて準備すべき物品が登録されたデフォルト準備品情報のうちで、ユーザ端末から指定されたイベント種別に応じて選択されたデフォルト準備品情報を用いて初期状態の準備品リスト画面を生成し、ユーザ端末での提示を実行させることが望ましい。
初期的なリストをデフォルト準備品情報に基づいてグループに提供することで、グループの準備物品のリスト作成を支援できる。
上記した情報処理装置においては、前記準備品情報に含まれる或る物品についての準備状況の情報が更新された場合に、当該準備品情報を用いるグループのユーザの全部又は一部に対して準備状況を通知する処理を行う通知処理部を、さらに備えたことが望ましい。
この通知処理部の通知により、各ユーザが準備状況を知ることができ、また重複購入などを防止できる。
上記した情報処理装置においては、前記購入情報処理部は、前記準備品情報において各物品に紐付け管理されている購入候補商品情報に基づいて、購入商品の候補をユーザ端末で提示させる処理を行うとともに、ユーザ端末からの操作に応じて、紐付け管理されている購入候補商品情報を更新する処理を行うことが望ましい。
これにより各ユーザが購入候補商品情報を編集しながら、グループ内で購入商品を検討する場を提供する。
本発明に係る情報処理方法は、複数のユーザによるグループが準備する物品と少なくとも各物品についての準備状況及び購入額の情報が含まれる準備品情報を管理するとともに、ユーザ端末と通信可能な情報処理装置の情報処理方法である。この情報処理方法は、前記準備品情報を用いて準備品リスト画面を生成し、ユーザ端末で提示させるステップと、前記準備品リスト画面に対するユーザ端末からの操作情報に基づいて前記準備品情報を更新するステップと、前記準備品情報に含まれる物品について、前記グループ内の各ユーザがユーザ端末から送信したコメントを表示させるステップと、前記準備品情報に含まれる物品について、その物品に該当する商品の検索を電子商取引サーバに要求し、検索結果として得られた商品の全部又は一部を購入候補商品として当該物品に紐付け管理し、前記グループ内の各ユーザが使用するユーザ端末で提示させるステップと、前記グループ内の各ユーザのユーザ端末からの操作に応じて、前記紐付け管理されている購入候補商品を更新するステップと、購入候補商品の購入実績情報の取得に応じて、前記準備品情報における該当の物品の準備状況及び購入額の情報を更新するステップと、少なくとも前記グループにおける人数と、前記準備品情報の各物品の購入額の情報を用いて精算情報を算出し、精算情報をユーザ端末で提示させるステップとを備える。
これによりグループでの準備する物品のリスト閲覧、編集、購入商品検討、精算情報閲覧を可能とする。
本発明に係るプログラムは、上記情報処理方法の各ステップとしての処理を情報処理装置に実行させるプログラムである。
本発明に係る記憶媒体は、上記プログラムを記憶した記憶媒体である。これらのプログラムや記憶媒体により上記の情報処理装置を実現する。
本発明によれば、グループの参加者たるユーザが全員で準備物品のリストを共有して管理でき、準備や商品購入の効率化ができる。さらに精算情報により各ユーザ間での精算の容易化が実現される。これらによりグループ行動を的確に支援できる。
本発明の実施の形態のシステム構成のブロック図である。 実施の形態で用いられるコンピュータ装置のブロック図である。 実施の形態の画面遷移の説明図である。 実施の形態の初期的なグループリスト画面の説明図である。 実施の形態のカスタマイズされたグループリスト画面の説明図である。 実施の形態の個人リスト画面の説明図である。 実施の形態の購入候補画面の説明図である。 実施の形態の精算画面の説明図である。 実施の形態のリストサーバの機能構成を示したブロック図である。 実施の形態の準備品情報の説明図である。 実施の形態の新規リスト作成時の処理のフローチャートである。 実施の形態のリスト閲覧・編集時の処理のフローチャートである。 実施の形態の操作・編集対応処理のフローチャートである。 実施の形態の個人リスト提示処理のフローチャートである。 実施の形態の購入候補提示処理のフローチャートである。 実施の形態の精算情報提示処理のフローチャートである。
以下、実施の形態を次の順序で説明する。
<1.全体構成>
<2.リスト提供サービスにおける画面遷移>
<3.リストサーバの機能構成と準備品情報>
<4.リスト作成・閲覧に関する処理>
<5.まとめ及び変形例>
<6.プログラム及び記憶媒体>
なお実施の形態では、本発明請求項にいう情報処理装置の例として、図1等に示すリストサーバ3を挙げる。リストサーバ3は1又は複数の情報処理装置によって実現されるものであり、従って本発明請求項にいう情報処理装置は、1つの情報処理装置或いは複数の情報処理装置が連携して実現される。
また実施の形態で用いる「グループ」とは、イベントその他の何らかの事情で任意に集まった複数の参加者によるグループを指す。例えばハイキングやバーベキュー等のリクリエーションを仲間同士で行う場合のグループ、何らかのイベントを開催する有志のグループなどが想定されるが、必ずしもこれに限らない。或る共同行動を予定する複数人としてのグループであればよい。グループを構成する参加者たるユーザ(ネットワークのユーザ)は、リストサーバ3による支援サービスを享受できる。
リストサーバ3による支援サービスを総称して「リスト提供サービス」と呼ぶこととする。
<1.全体構成>
図1に実施の形態のネットワークシステムの構成例を示す。この例では、当該ネットワークシステムは複数の店舗が出店する仮想的な商店街を実現するEC(electronic commerce:電子商取引)システムとして機能する。また、このネットワークシステムにより、一般ユーザは任意に登録したグループ単位で、イベントその他のグループ活動の準備や精算の支援を行うリスト提供サービスを享受できる。
図1に示すように、本実施の形態に係るネットワークシステムは、ECサーバ2、リストサーバ3、複数の店舗端末4、複数のユーザ端末5がネットワーク1により相互に通信可能に接続されている。またECサーバ2は電子商取引データベース6にアクセス可能とされ、リストサーバ3は準備品情報データベース7にアクセス可能とされている。
なお、以下では「データベース」を「DB」と表記する。
ネットワーク1の構成は多様な例が想定される。例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN(Local Area Network)、CATV(Community Antenna TeleVision)通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が想定される。
またネットワーク1の全部又は一部を構成する伝送媒体についても多様な例が想定される。例えばIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394、USB(Universal Serial Bus)、電力線搬送、電話線等の有線でも、IrDA(Infrared Data Association)のような赤外線、ブルートゥース(登録商標)、802.11無線、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。
ECサーバ2は、例えば仮想商店街のポータルとして機能する仮想商店街サーバである。ECサーバ2は、店舗端末4やユーザ端末5から受信した処理要求に基づく処理を実行する。例えばユーザへの商品やサービスの検索ページの提供、各店舗に対する店舗ページの提供、ユーザの検索に応じた商品やサービスの検索、検索結果一覧表示、各ページでの広告やユーザへのお勧め商品等の表示、商品購入に関する処理、店舗管理、ユーザ管理などを行う。
店舗端末4は、仮想商店街に出店する店舗側で使用される情報処理装置である。店舗端末4は仮想商店街で販売する商品の情報等を、ECサーバ2を介して電子商取引DB6に登録することなどに用いられる。例えば、ECサーバ2から提供される専用画面が店舗端末4の表示部に表示される。店舗の担当者はこの専用画面を介して商品の情報等を電子商取引DB6に登録する。
ユーザ端末5は、仮想商店街を利用して商品やサービスの購入を行うユーザによって操作される情報処理装置である。ユーザ端末5は例えばパーソナルコンピュータ、携帯電話機、又は携帯情報端末等の情報処理装置により実現される。
本実施の形態では、ユーザ端末5を用いるユーザ同士がグループを形成して、リストサーバ3によるリスト提供サービスを受けることとなる。
リストサーバ3は、ユーザ端末5を用いるユーザ同士が形成したグループに対して準備品リスト等を提示するリスト提供サービスを実行する。このためにリストサーバ3は、ユーザ端末5から受信した処理要求に基づき、グループの情報管理、準備品リストに関する情報の生成、管理、ユーザ端末へのリスト画面送信等の処理を実行する。
本実施形態の場合、例えば、ECサーバ2やリストサーバ3ではHTTP(Hypertext Transfer Protocol)デーモンが起動される。また店舗端末4又はユーザ端末5ではブラウザが起動され、店舗端末4又はユーザ端末5からは、ブラウザを介して処理要求(HTTPリクエスト)がECサーバ2やリストサーバ3に送信される。ECサーバ2やリストサーバ3からは、上記の処理要求に対応する処理結果(HTTPレスポンス)が店舗端末4又はユーザ端末5に送信される。例えば、ウェブページ記述言語で記述されたページデータが店舗端末4又はユーザ端末5に送信される。そして、このページデータに基づいて、処理結果に基づくウェブページ(画面)が店舗端末4又はユーザ端末5の表示部に表示される。
ECサーバ2やリストサーバ3はこのような動作によりユーザ端末5にウェブページを提供し、またユーザ端末5等からの要求に応じた処理を行う。
電子商取引DB6は、ECサーバ2が仮想商店街を提供するために必要な情報が格納されたDBを包括的に示している。例えば電子商取引DB6として、ユーザDB6a、店舗DB6b、商品DB6c、広告DB6dなどが形成されている。もちろんこれ以外にも仮想商店街のポータルとして機能するために必要なDBが各種存在する。
ユーザDB6aには、仮想商店街を利用するユーザに関するデータが登録される。例えば登録されたユーザ毎に、ユーザ識別情報であるユーザID(identification)、ログインのパスワード、住所、氏名、性別や年齢等の属性情報、決済情報、電子メールアドレスなどが登録される。また各ユーザの購入履歴として、仮想商店街で行われた取引の履歴に関するデータが登録される。例えばユーザID毎に、購入商品の商品ID及び商品に関する情報、購入店舗、購入日時、購入価格等が登録される。さらに各ユーザの閲覧履歴、お気に入り登録情報なども記憶される。
店舗DB6bには、仮想商店街に出店している店舗に関するデータが登録される。例えば各店舗について、店舗識別情報としての店舗ID、名称、住所、電話番号、及び店舗に関するウェブページ(店舗ページ)へのリンク情報(URL(Uniform Resource Locator))などが登録される。
商品DB6cには、仮想商店街で取り扱っている商品に関するデータが登録される。例えば商品DB6cには、各商品(サービスも含む)について、商品識別情報としての商品ID、当該商品を販売する店舗の店舗ID、商品のカテゴリー、名称、価格、在庫、商品に関するウェブページ(商品ページ)へのリンク情報(URL)などが登録される。
広告DB6dには、店舗によって登録された広告情報が登録されている。各広告情報としては、商品や店舗の写真やロゴなどの広告画像、広告文としてのテキスト情報、広告を選択するためのキーワード、URLリンク、実績情報、広告単価情報などが紐づけられている。実績情報とは、表示回数(インプレッション)、クリック回数、CTR(Click Through Rate)、アクセス数、コンバージョン数、CVR(Conversion Rate)、商品売上値などである。
ECサーバ2は、広告DB6dから選択した広告画像やテキストを各種ウェブページ上で表示させることができる。
リストサーバ3は、ECサーバ2にリクエストすることで、仮想商店街で取り扱っている商品情報を取得したり、またユーザ端末5からの購入情報をECサーバ2に受け渡したりすることで、リスト提供サービスと仮想商店街によるネットショッピングサービスを連携させることができる。
準備品情報DB7は、リストサーバ3が上述のリスト提供サービスを実行するために用いる情報を記憶したDBを包括的に示している。具体的には準備品情報DB7には、グループ毎に紐づけられた準備品リストの情報(グループリストデータLG)を記憶するグループリストDB7aが設けられる。グループリストデータLG1,LG2・・・は、それぞれ1つのグループの1つの企画に対応して生成され、登録される。
また準備品情報DB7には、各種のイベント等に応じて初期的な準備品等を記憶したリスト情報(デフォルトリストデータDF)を記憶するデフォルトリストDB7bが設けられる。デフォルトリストデータLDF1,LDF2・・・は、それぞれイベント等の種別に応じて予め用意された初期的な準備品のリスト情報である。例えばバーベキュー用のリスト、海水浴用のリスト、ハイキング用のリストなどとして、一般的な準備品を示した情報である。
リストサーバ3の機能構成やグループリストデータLGの具体的な情報内容については後述する。
なお電子商取引DB6は、ECサーバ2とは別のサーバコンピュータ内に構築されていてもよいし、ECサーバ2内に構築されていてもよい。
同様に準備品情報DB7は、リストサーバ3とは別のサーバコンピュータ内に構築されていてもよいし、リストサーバ3内に構築されていてもよい。
また図示及び説明の便宜上、電子商取引DB6、準備品情報DB7として示したが、ユーザDB6a、店舗DB6b、商品DB6c、広告DB6d、グループリストDB7a、デフォルトリストDB7bの各DBは、ECサーバ2やリストサーバ3がアクセス可能とされていればどのような形態で実現されていてもよい。例えばECサーバ2やリストサーバ3と同一システム内の記憶部に各DBのすべてが形成されていてもよいし、各DBの一部又は全部が別体、遠隔地等のコンピュータシステムに設けられていてもよい。もちろん各DBが一つの装置(例えば一つのHDD等)内に形成されている必要はない。また各DBのそれぞれが、それぞれ1つのDBとして構成される必要もない。例えばユーザDB6aとして記憶される情報が、複数のユーザDB(例えばログイン用のユーザDBと取引用のユーザDBなど)により記憶管理されてもよい。実施の形態で説明する上記各DBは、実施の形態の処理に関連する情報の記憶部を、それぞれ1つのDBの形態で例示したものに過ぎない。
続いて図1に示したECサーバ2、リストサーバ3、店舗端末4、ユーザ端末5を構成する情報処理装置のハードウエア構成を図2に示す。ECサーバ2、リストサーバ3、店舗端末4、ユーザ端末5として示した各装置は、情報処理および情報通信が可能な図2に示すようなコンピュータ装置として実現できる。
図2において、コンピュータ装置のCPU(Central Processing Unit)101は、ROM( Read Only Memory)102に記憶されているプログラム、または記憶部108からRAM( Random Access Memory )103にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM103にはまた、CPU101が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU101、ROM102、およびRAM103は、バス104を介して相互に接続されている。このバス104には、入出力インターフェース105も接続されている。
入出力インターフェース105には、キーボード、マウス、タッチパネルなどよりなる入力部106、LCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)、有機EL(Electroluminescence)パネルなどよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部107、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ装置などより構成される記憶部108、ネットワーク1を介しての通信処理や機器間通信を行う通信部109が接続されている。
入出力インターフェース105にはまた、必要に応じてメディアドライブ110が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア111が適宜装着され、リムーバブルメディア111に対する情報の書込や読出が行われる。
このようなコンピュータ装置では、通信部109による通信によりデータやプログラムのアップロード、ダウンロードが行われたり、リムーバブルメディア111を介してデータやプログラムを受け渡したりすることが可能である。
CPU101が各種のプログラムに基づいて処理動作を行うことで、ECサーバ2、リストサーバ3、店舗端末4、ユーザ端末5としての必要な情報処理や通信が実行される。
なお、ECサーバ2、リストサーバ3、店舗端末4、ユーザ端末5を構成する情報処理装置は、図2のようなコンピュータ装置が単一で構成されることに限らず、複数のコンピュータ装置がシステム化されて構成されてもよい。複数のコンピュータ装置は、LAN等によりシステム化されていてもよいし、インターネット等を利用したVPN等により遠隔地に配置されたものでもよい。
またECサーバ2とリストサーバ3が単一のコンピュータ装置内で実現されてもよい。
<2.リスト提供サービスにおける画面遷移>
図3から図8を用いてリスト提供サービスとしてユーザがユーザ端末5で閲覧することのできる画面例を説明する。
図3はリスト提供サービスでの画面(ページ)遷移の例を示している。
リストサーバ3が実行するリスト提供サービスでは、トップページとしてグループリスト画面30が表示される。そして、グループリスト画面30から、ユーザ操作に応じて、個人リスト画面31、購入候補画面32、精算画面34、基本データ編集画面36、項目編集画面37、物品追加画面38に遷移する。また、購入候補画面32と商品検索結果画面33は互いに遷移する。また精算画面34と追加支出編集画面35は互いに遷移する。また個人リスト画面31と個人物品追加画面39、個人項目編集画面40は互いに遷移する。さらに購入候補画面32からがECサーバ2が提供するショッピングページに遷移することもある。個人リスト画面31から購入候補画面32に遷移することもできる。
なお、各ページの遷移とは、別のページとして表示されても良いし、ウィンドウやモーダル画面といった形態でもよく、いずれにしても各画面が表示される状態であれば良い。またタブ形式で各画面を用意し、閲覧するページ(タブ)をユーザが任意に選択できるようにしてもよい。上述の各画面の遷移の関係は一例に過ぎない。
各画面の例を説明する。
図4、図5はグループリスト画面30の例を示している。図4は初期状態のグループリスト画面30、図5は編集を加えた後のグループリスト画面30の例である。
例えば4人のユーザA,B,C,Dが2014年9月21日に高尾山でバーベキューを行うことを計画したとする。ユーザの一人がリストサーバ3にアクセスし、所定の内容を入力してグループリスト生成を要求する。例えばグループ名、参加するユーザ、日にち、計画のタイトル(グループリスト名称)、計画種別などを入力する。参加ユーザの情報は、例えばユーザDB6aに登録されたユーザ情報やSNS(social networking service)等に登録されているユーザの画像などを参照できるような情報であることが望ましい。
このようなユーザ端末5からの要求・入力に応じてリストサーバ3は、デフォルトリストDB7bを検索し、適切なデフォルトリストデータLDFを抽出する。例えば「バーベキュー」という計画種別に応じて、バーベキュー用の準備品が初期登録されたデフォルトリストデータLDFを抽出する。
そしてリストサーバ3は、ユーザ端末5から入力された情報や抽出したデフォルトリストデータLDFを用いて、図4のような初期的なグループリスト画面30を生成し、ユーザ端末5に送信して表示させる。
このグループリスト画面30には、グループ名エリア70、参加者エリア71、タイトルエリア72、日付エリア73が設けられ、それぞれにグループ名、参加者、タイトル、日付けが表示される。例えばグループ名として「ABCD Group」、タイトル(グループリスト名称)として「高尾山バーベキュー」、参加者としてAさん、Bさん、Cさん、Dさん、日付けとして2014年9月21日などが表示される。
またグループリスト画面30にはリストエリア74が設けられる。リストエリア74には、グループ全体で準備すべき各種の物品について各種の項目の情報が示されたリストが表示される。
このリストエリア74には、準備品(持ち物)としての物品名が挙げられ、各物品について、数量、状況、商品候補、購入額、担当者、発注期限、コメントなどの項目の表示欄が設けられている。また削除用のチェックボックス82も用意されている
「数量」は準備すべき当該物品の数量が自動又は手動の入力に応じて表示される表示欄である。
「状況」は当該物品の準備状況の表示欄である。例えば「まだ」「持ってる!」「買ったよ!」など、グループ内で各ユーザが準備状況を把握できる情報が自動又は手動の入力に応じて表示される。
「購入額」は、当該物品を購入した場合の購入額が自動又は手動の入力に応じて表示される表示欄である。
「担当者」は、当該物品の購入をする人、購入をした人、あるいは所有していて提供する人としてのユーザ名が自動又は手動の入力に応じて表示される表示欄である。
「発注期限」は、当該物品をネットショッピングで購入する場合の購入処理の期限を表示する表示欄である。これはユーザが手動入力しても良いが、例えば日付エリア73の日付の情報や、ECサーバ2が管理している各商品の注文から配送までの期間の情報を用いて自動入力されるようにすることもできる。
「コメント」は、グループ内の各ユーザが任意にコメントを書き込むことのできる欄であり、グループ内のコミュニケーションに使用できる。
この図4の初期状態のリストにおいて挙げられている物品名や数量は、デフォルトリストデータLDFに基づく。この図4の例の場合、バーベキュー用のデフォルトリストデータLDFに基づき、「バーベキューコンロ」「炭」「トング」・・・「シート」等の物品が初期的に持ち物(準備品)として掲載され、またそれぞれについて標準的な数量が表示された状態となっている。また「状況」は全て「まだ」である。また「発注期限」が自動設定されている状態を示している。
またグループリスト画面30には各種の操作ボタンが表示される。例えば基本データ修正ボタン75、物品追加ボタン76、個人リストボタン77、精算ボタン78、項目編集ボタン80、商品候補ボタン81、削除ボタン83などである。
ユーザはユーザ端末5上でのこれらのボタンの操作、例えばクリックやタッチなどにより、各種の操作を行うことができる。
ユーザがグループリスト画面30の基本データ修正ボタン75を操作することで、基本データ編集画面36(図3参照)が表示される。基本データ編集画面36には、例えばグループ名、参加者、タイトル、日付けを変更するためにユーザが入力する入力ボックスや確定ボタン等が用意されている。ユーザは基本データ編集画面36上での操作を行うことでグループ名を変更したり参加者を追加・削除したり、日付けを変更したりすることができる。
ユーザがグループリスト画面30の物品追加ボタン76を操作すると、物品追加画面38(図3参照)が表示される。物品追加画面38には、例えばリストに追加掲載する物品を入力する入力ボックスや確定ボタン等が用意されている。ユーザは物品追加画面38上での操作を行うことでリストエリア74に掲載される物品を追加していくことができる。
例えば図5は、初期状態から各種編集がされた後の状態のグループリスト画面30であるが、ここには初期状態では表示されていない「牛肉」「たれ」「たまねぎ」などがリストエリア74に掲載された状態になっている。ユーザは物品追加ボタン76から導かれる物品追加画面38上で各種物品を入力していくことで、そのグループの計画に応じた準備品をリストに追加していくことができる。
項目編集ボタン80は、リストエリア74にリストアップされた各物品に対して設けられており、各物品の各項目の情報の編集に用いられる。
ユーザがグループリスト画面30の項目編集ボタン80を操作すると、項目編集画面37(図3参照)が表示される。項目編集画面37には、物品についての「数量」「状況」「購入額」「担当者」「発注期限」「コメント」を新規入力又は変更するための入力ボックスや確定ボタン等が用意されている。ユーザは項目を修正したい物品の項目編集ボタン80を選択して操作し、その物品についての項目編集画面37上での入力操作を行うことで、当該物品の各項目の内容を更新できる。例えば数量を変更したりコメントを書き込むことなどができる。また例えば「状況」や「担当者」等は、選択肢が用意されて、ユーザが選択できるようにすればよい。例えば「状況」については「まだ」「買ったよ!」「持ってる!」「調べ中」などを選択肢とする。「担当者」は、各参加者が選択肢となる。
図5の状態は、各ユーザが項目を編集した後の状態であるが、この図に見られるように各種の内容を任意に更新することができる。
なお、項目内容の変更は、この用に手動で行うほか、自動的に更新される場合もある。例えば商品購入の情報に基づいてリストサーバ3側で「状況」を「買ったよ!」に更新したり、「担当者」をその購入処理を実行した人に変更するなどである。
削除ボタン83は、リストエリア74に挙げられている物品を削除するために用いられる。例えばユーザは、不要な物品についてチェックボックス82をチェックした上で、削除ボタン83を操作することで、当該チェックした物品をリストから削除できる。例えばユーザは、図4の初期的なリストで挙げられているが、不要と考える物品は、削除すればよい。
ここまでの説明のように、ユーザがリストサーバ3に最初にグループリスト生成を要求した時点では、図4のように初期的なグループリスト画面30が表示されるが、グループ内の各ユーザは任意にこのグループリスト画面30にアクセスし、準備品を追加又は削除したり、各項目の内容を変更できる。これによって図5のようにグループの計画に応じた必要な準備物品がリストアップされる状態となり、また、その数量や担当者などもグループの事情に応じて決めていくことができる。
グループリスト画面30においてユーザが個人リストボタン77を操作すると、個人リスト画面31が表示される。個人リスト画面31の例を図6に示す。
例えば当該リスト提供サービスにログインしたユーザ、即ちグループに属するとしてグループリスト画面30の参加者エリア71に表示されているユーザが、ユーザ端末5において個人リストボタン77を操作すると、そのユーザ自身の準備品を提示する個人リスト画面31が表示される。図6は、グループの一人であるAさんが閲覧する個人リスト画面31の例である。
個人リスト画面31には、ユーザ表示エリア84が設けられ、例えば図6の例の場合、当該画面がAさんのリストを提示する画面であることが示される。
また個人リスト画面31には、共同準備品リストエリア85、個人準備品リストエリア86、戻りボタン87、個人準備品追加ボタン88が用意されている。
また個人リスト画面31には共同準備品リストエリア85に対して編集ボタン80、商品候補ボタン81が設けられ、個人準備品リストエリア86に対して編集ボタン80P、商品候補ボタン81、チェックボックス82P、削除ボタン83Pが設けられる。
共同準備品リストエリア85には、グループリスト画面30でリストアップされた物品のうちで、当該ユーザ(Aさん)が担当者とされた物品がリスト表示される。例えば図5のように「バーベキューコンロ」「炭」「トング」等がAさんの担当とされていることに応じて、図6のAさんの個人リスト画面31では、これらの物品が共同準備品リストエリア85で提示される。各物品について編集ボタン80が用意されていることで、Aさんは、共同での準備品のうち自分が担当する物品について、項目内容の編集を行うことができる。
なお「購入額」の項目に関しては、下段に現時点での負担額の合計が示されるようにすることで、グループで準備する物品について現時点で自分が負担している金額がわかるようにしている。
個人準備品リストエリア86には、ユーザが個人的に用意するものがリスト表示される。例えばAさんが個人的に忘れないようにしたい物品を登録することで、その登録した物品が提示される。
個人準備品追加ボタン88を操作することで、個人物品追加画面39(図3参照)が表示される。個人物品追加画面39には、個人準備品リストエリア86に追加掲載する物品を入力する入力ボックスや確定ボタン等が用意されている。ユーザ(Aさん)は個人物品追加画面39上での操作を行うことで個人準備品リストエリア86に掲載される物品を追加していくことができる。
このような操作で個人リスト画面31の個人準備品リストエリア86に掲載された物品については項目編集ボタン80Pが用意されていることで、Aさんは、自分が個人的に準備する物品について、項目内容の編集を行うことができる。即ち或る物品について項目編集ボタン80Pを操作することで個人項目編集画面40(図3参照)が表示される。個人項目編集画面40には、物品についての「数量」「状況」「購入額」を新規入力又は変更するための入力ボックスや確定ボタン等が用意されている。ユーザは項目を修正したい物品の項目編集ボタン80Pを選択して操作し、その物品の個人項目編集画面40上での入力操作を行うことで、当該物品の情報を更新できる。例えば数量を変更したり、状況を変更することなどができる。
また各物品にチェックボックス82Pが設けられ、チェックボックス82Pをチェックして削除ボタン83Pを操作することで、Aさんは、一旦登録してしまったが不要と考えた物品をリストから削除することもできる。
なお「購入額」の項目に関しては、下段に現時点での支出額の合計が示されるようにすることで、個人的な支出金額がわかるようにしている。
以上のような個人リスト画面31の閲覧や編集はグループ内の各ユーザが、それぞれ自分の個人リスト画面31を対象として実行することができる。
ユーザは戻りボタン87を操作することで、閲覧画面を図5のグループリスト画面30に戻すことができる。
図4,図5のグループリスト画面30において商品候補ボタン81は、リストエリア74にリストアップされた各物品に対して設けられている。
また図6の個人リスト画面31においても、共同準備品リストエリア85や個人準備品リストエリア86の各物品に対しても、商品候補ボタン81が設けられている。
ユーザは、グループリスト画面30や個人リスト画面31において、或る物品についての商品候補ボタン81を操作することで、購入候補画面32が表示され、その物品を購入する際の商品の候補を閲覧することができる。購入候補画面32の例を図7に示す。
図7の購入候補画面32には、商品名エリア90に商品名、つまり商品候補ボタン81が操作されたリスト上の物品名が表示される。例えば図5のリストエリア74に挙げられた「バーベキューコンロ」についての商品候補ボタン81が操作された場合、図7のように商品名エリア90に「バーベキューコンロ」と表示される。そして「バーベキューコンロ」としての商品の候補が商品候補エリア91にリストアップされる。
商品候補エリア91には、例えば最初は、商品名をキーワードとしてECサーバ2が検索した商品が表示される。そして各商品について、商品画像、店舗情報、価格、サービス情報等が表示される。
各商品については購入ボタン93が用意されている。
またリストを前後にページ送りする送りボタン98も用意されており、多数の商品候補が検索された場合、ユーザは送りボタン98でページ送りして、リストアップされた各商品を確認することができる。
そしてリストアップされた商品のうちで或る商品を購入する場合、ユーザは購入ボタン93を操作することで、当該ショップの当該商品のページ、即ちECサーバ2が提供するショッピングページ41に遷移することができる。ユーザは、そのショッピングページ41で購入手続を行うことができる。
但し、最終的に購入に至る前に、グループの各ユーザは、商品候補エリア91に挙げられる商品を編集していくことができる。
このため各商品についてチェックボックス94が用意されているとともに、削除ボタン95が用意される。グループの各ユーザは、買わないと決めた商品については、チェックボックス82にチェックして削除ボタン95を操作する。これに応じて当該商品はリストから外される。
また購入候補画面32には、追加検索ボタン96と検索条件入力部97が用意されている。ユーザは検索条件入力部97に価格やキーワードなどの絞り込み条件を入力して追加検索ボタン96を操作することで、再検索が行われ、その結果が商品検索結果画面33(図3参照)として提示される。ユーザは、商品検索結果画面33から商品を選択して、商品候補エリア91に追加していく操作を行うことができる。
なお、この再検索の結果は、別の画面である商品検索結果画面33で検索結果リストとして表示されるようにはせず、検索結果の各商品がダイレクトに商品候補エリア91に追加されていくようにしてもよい。或いは、商品候補エリア91の商品の全てが再検索の結果に置き換えられるようにしてもよい。
このような商品の削除や、追加検索などにより、ユーザは商品候補エリア91に挙げられる商品や掲載商品数を任意に編集できる。
例えば図4,図5のグループリスト画面30から最初に商品候補ボタン81が操作されたときに検索されて図8の商品候補エリア91に挙げられた各商品の情報(例えば商品ID)は、その際にグループリストデータLGに登録される。その後逐次追加検索や削除が行われることに応じて、グループリストデータLGの商品IDの情報は更新される。これにより、グループリストデータLGには、最新の状態でリストアップされた商品の商品IDが保存されている。2回目以降に商品候補ボタン81が操作された場合は、グループリストデータLGに登録された商品が商品候補エリア91に表示される。従って、グループ内の各ユーザは、みんなで取捨選択した最新の候補商品を見ることができる。
換言すれば、各ユーザは、今回の用途に適していないとか、高額すぎるというような商品を削除したり、再検索でお勧めの商品をリストに加えたりということができ、グループ内で購入する商品の候補を絞っていくようなことが可能となる。
なお商品候補ボタン81は図6の個人リスト画面31にも設けられるため、各ユーザは個人リスト画面31からも購入候補画面32に進むことができ、個人的に用意する物品の商品候補を閲覧/編集したり、購入手続に進むこともできる。
図7の購入候補画面32を閲覧しているユーザは、戻りボタン92を操作することで、閲覧画面を図5のグループリスト画面30に戻すことができる。
グループリスト画面30においてユーザが精算ボタン78を操作すると、精算画面34が表示される。精算画面34の例を図8に示す。
精算画面34には、共同購入品支出エリア52、追加支出エリア53、支出合計エリア54、個人精算エリア55が設けられる。
共同購入品支出エリア52には、グループリスト画面30のリストエリア74に挙げられた物品について、ユーザ毎の購入にかかる支出金額が表示される。即ちユーザ個人毎の負担額が自動計算されて表示される。
追加支出エリア53は、リストエリア74には掲載されていない共同費用の負担金額及び負担者が表示される。例えばグループでの活動には、グループリスト画面30に掲載した物品の購入以外にも、共同費用が生ずることが多い。例えば当日追加的に購入した物品であったり、交通費、施設利用費用などがある。このような支出も精算に反映させるため、追加支出エリア53が設けられ、追加的な費用を登録可能としている。
追加支出エリア53には編集ボタン56が設けられ、ユーザは編集ボタン56を操作することで、追加支出編集画面35(図3参照)に進むことができる。追加支出編集画面35では、例えば支出担当者、支出名称、支出額を入力することができる入力ボックスや確定ボタン等が用意されている。ユーザがこれらの項目を入力し確定操作を行うことで、図8のように追加支出エリア53に追加費用の内容が表示される。また、一旦登録した追加支出の内容を削除することも例えば追加支出編集画面35において可能とされる。
支出合計エリア54には、グループでの支出合計と一人あたりの負担額が自動計算されて表示される。支出合計は、グループリスト画面30に挙げられた物品のうちで購入した物品の購入額と、追加支出の合計額となる。一人あたりの負担額は、例えば支出合計をグループ内の人数で割った金額とする。
個人精算エリア55には、どのような精算を行えば良いかが表示される。
この例では、Aさん,Bさん,Cさん,Dさんの各ユーザが、いくら受け取れば良いか、又はいくら支払えば良いかが、自動計算されて表示される。
さらに詳しく、各ユーザが、誰にいくら支払えば良いか、或いは誰からいくら受け取れば良いか、などの形式で表示してもよい。
このような精算画面34の内容は、例えばグループリスト画面30から精算ボタン78が操作された際のグループリストデータLGの内容から、各金額が算出されて表示される。従って各ユーザは任意の時点で、その時点での精算状況を確認できる。
精算画面34を閲覧しているユーザは、戻りボタン51を操作することで、閲覧画面を図5のグループリスト画面30に戻すことができる。
<3.リストサーバの機能構成と準備品情報>
以上のような各種画面を提示するリスト提供サービスを実現するためのリストサーバ3について説明する。
図9に1又は複数の情報処理装置で構成されるリストサーバ3としての機能構成を示す。
リストサーバ3としての各機能は、図2の情報処理装置においてCPU101でプログラムに応じて実行される処理により実現される機能である。但し以下説明する全部又は一部の各構成の処理をハードウエアにより実現してもよい。
また各機能をソフトウエアで実現する場合に、各機能がそれぞれ独立したプログラムで実現される必要はない。1つのプログラムにより複数の機能の処理が実行されてもよいし、1つの機能が複数のプログラムモジュールの連携で実現されてもよい。
リストサーバ3は、DBアクセス部3a、提示リスト処理部3b、購入情報処理部3c、精算処理部3d、通知処理部3e、ログイン管理部3f、通信制御部3gを有する。
通信制御部3gは、ネットワーク1を介してのユーザ端末5や店舗端末4、或いは他の情報処理装置との各種通信を行う。例えばユーザ端末5や店舗端末4においてブラウザ上で提示されるウェブページを構成するHTMLデータの送信や、ユーザ端末5や店舗端末4において行われたウェブ画面上での入力情報の受信等を行う。
DBアクセス部3aは、準備品情報DB7に対するアクセスを行って、複数のユーザによるグループが準備する物品と、その各物品についての準備状況、購入額の情報等が含まれる準備品情報の書込、読出、更新を行う。
準備品情報DB7には、グループリストDB7aにおいて、グループリストデータLG(LG1、LG2・・・)が登録されている。グループリストデータLG(LG1、LG2・・・)のそれぞれはグループ毎に設定されて登録された準備品情報である。
グループリストデータLGは、上述のグループリスト画面30等の各画面を提示するための情報であり、例えば1つのグループリストデータLG(x)は、図10のようなデータ構造を備える。
リストIDは、グループリストデータLGの識別情報である。
グループリスト名称は、或るグループがグループリスト生成要求を行ったときに入力した名称の情報であり、例えば上記の図4〜図8の例でいえばタイトルエリア72に表示される「高尾山バーベキュー」といった名称である。
参加ユーザ情報は、グループリスト生成要求の際に入力されたグループ名、各参加者の名前、画像、ユーザID、電子メールアドレス等の情報である。ユーザIDを管理することで、参加者を、例えば電子商取引DB6におけるユーザDB6aの情報と紐づけることも可能となる。
日時情報は、グループリスト生成要求の際に入力された、イベント等の実行日を示す日時情報である。
これらの基本データに加え、グループリストデータLGには、グループリスト画面30のリストエリア74に掲載される各物品の情報(#1〜#n)が含まれる。
各物品については、リストエリア74に表示される各項目の情報が対応づけられている。即ち物品の名称とともに、数量、状況、候補商品ID、購入額、担当者、発注期限、コメント等である。候補商品IDとは、その物品について、図7の購入候補画面32に表示される1又は複数の商品の商品IDである。商品IDを管理することで、電子商取引DB6における商品DB6cの情報と紐づけることができ、購入候補画面32に提示する商品の情報をECサーバ2から取得できる。
なお、図5等で説明した編集ボタン80を操作して各物品についての編集が行われた場合には、グループリストデータLGにおいて当該物品の項目の情報が更新されることになる。また物品追加ボタン76を操作して物品の追加が行われる場合、その物品についての情報がグループリストデータLGに追加される。チェックボックス82、削除ボタン83を用いて削除が行われた場合、該当の物品の情報は、グループリストデータLGから削除される。
またグループリストデータLGには、個人リスト画面31の個人準備品リストエリア86に掲載される各物品の情報(#A1,#A2・・・#D5)が含まれる。
例えば情報#A1,#A2・・・がAさんの物品の情報、情報#D5はDさんの物品の情報などとして登録されている。
各物品については、各ユーザ毎に、個人準備品リストエリア86に表示される各項目の情報が対応づけられている。即ち物品の名称とともに、数量、状況、候補商品ID、購入額、ユーザ情報等である。ユーザ情報は、その物品を個人リスト画面31に登録したユーザの識別情報である。
またグループリストデータLGには、図8の精算画面34に表示される追加支出情報adt(adt1、adt2・・・)が含まれる。即ち追加支出としての支出名称、担当者、金額の情報が対応づけられて登録されている。
図9のDBアクセス部3aは、グループリストDB7aにおける以上のようなグループリストデータLGの登録、更新、読出のためのアクセスを行うことになる。
またDBアクセス部3aは、デフォルトリストDB7bの検索、読出、更新等も行う。デフォルトリストDB7bに記憶されているデフォルトリストデータLDF(LDF1,LDF2・・・)は、それぞれグループ行動の内容に応じて予め用意された初期的な準備品のリスト情報である。具体的にはバーベキュー用のデフォルトリストLDFには、図4で例示したように、一般的にバーベキューの際に用意する物品や数量等が登録されている。
提示リスト処理部3bは、準備品情報を用いてユーザ端末5で提示させる準備品リスト画面の生成や提供を行う。具体的には提示リスト処理部3bは、リスト提供サービスのポータル画面や、グループリスト画面30、個人リスト画面31としてのページデータ(HTMLデータ生成)の生成を行う。このために提示リスト処理部3bはDBアクセス部3aが準備品情報DB7から読み出したグループリストデータLGやデフォルトリストデータLDFを用いる。
また提示リスト処理部3bは、基本データ編集画面36、項目編集画面37、物品追加画面38、個人物品追加画面39等の各種ページデータを管理し、ユーザ端末5への送信を管理する。
提示リスト処理部3bが生成又は提供するページデータは通信制御部3gを介してユーザ端末5に送信され、ユーザ端末5のブラウザ上で表示される。
また提示リスト処理部3bは、上記のような各種の画面に対するユーザ端末5からの操作情報に基づいて準備品情報(例えばグループリストデータLG)を更新する処理を行う。即ち提示リスト処理部3bは、ユーザ端末5からの更新情報を受け付けた際には、グループリストデータLGの更新やそれに伴う画面更新を行う。グループリストデータLGを更新する場合、提示リスト処理部3bは、更新内容をDBアクセス部3aに受け渡し、準備品情報DB7におけるデータ更新を実行させる。
購入情報処理部3cは、例えばグループリストデータLGに掲載されている物品について購入候補商品をユーザ端末5で提示させる処理を行う。例えば物品名に基づいてECサーバ2に商品検索を求め、その検索結果として購入候補商品の情報を取得し、購入候補画面32や商品検索結果画面33としてのページデータの生成を行う。
購入情報処理部3cが生成したページデータは通信制御部3gを介してユーザ端末5に送信され、ユーザ端末5のブラウザ上で表示される。
また購入情報処理部3cは、候補商品の追加や削除等のユーザによる編集操作に応じた画面更新処理や、グループリストデータLGにおける候補商品IDの更新処理を行う。
また購入情報処理部3cは、購入候補商品の購入実績情報の取得に応じた更新処理も行う。例えば購入情報処理部3cは、いずれかの候補商品についての購入実績の情報を例えばECサーバ2から受信した際には、それに応じてグループリストデータLGにおける購入額の更新を行う。
グループリストデータLGを更新する場合、購入情報処理部3cは、更新内容をDBアクセス部3aに受け渡し、準備品情報DB7におけるデータ更新を実行させる。
なお購入情報処理部3cは、グループリストデータLGにおいて少なくとも準備状況が準備未完(例えば未購入)を意味する情報とされている物品について、購入候補画面32により購入候補商品をユーザ端末5で提示させる処理を行うようにしてもよい。つまりグループリスト画面30や個人リスト画面31において既に準備が整ったとされている物品については、購入候補画面32を表示しないようにしてもよい。
また、各物品について購入候補として候補商品IDを登録した商品については、ECサーバ2を介して店舗情報等を得ることで、各商品の在庫状況、注文から配送に要する日数などを知ることもできる。そこで購入情報処理部3cは、このような情報を反映した発注期限の情報を生成し、グループリストデータLGに登録するといったグループリストデータLGの更新を行うようにしてもよい。
精算処理部3dは、少なくともグループにおける人数と、グループリストデータLGにおける各物品の購入額から求められる費用を用いて精算情報を算出し、精算情報をユーザ端末5で提示させる処理を行う。即ち精算画面34や追加支出編集画面35としてのページデータの生成を行う。
図10の例のようにグループリストデータLGに各物品について購入したユーザの情報(担当者)が含まれている場合、精算処理部3dは、精算情報として、グループ内の各ユーザの支出費用を用いてユーザ毎の精算金額を算出する処理を行うことができる。
また、グループリストデータLGに追加支出情報adtが登録されていれば、その追加支出情報adtも用いて精算金額を算出する。
精算処理部3dが生成したページデータは通信制御部3gを介してユーザ端末5に送信され、ユーザ端末5のブラウザ上で表示される。
また精算処理部3dは、追加支出編集画面35に対するユーザ操作に応じて追加支出項目を追加する場合、グループリストデータLGにおける追加支出情報adtの追加や削除を行う。グループリストデータLGを更新する場合、精算処理部3dは、更新内容をDBアクセス部3aに受け渡し、準備品情報DB7におけるデータ更新を実行させる
通知処理部3eは、グループリストデータLGに含まれる或る物品についての準備状況が、準備の進行を意味する情報、例えば購入済等に更新された場合に、当該グループリストデータLGを用いるグループのユーザの全部又は一部に対して準備状況を通知する処理を行う。例えば通知処理部3eは、通知を電子メールにより行う電子メールサーバとして構成してもよい。
ログイン管理部3fは、リストサーバ3にアクセスしてきたユーザのログイン処理を行う。リストサーバ3は、例えばグループの一人がログインして或るイベント等についてのリスト提供サービス開始を要求することに応じて、そのイベント等についてのグループリストデータLGの生成やグループリスト画面30の提供等を行う。当該グループリスト画面30は、その登録したグループのユーザのみが閲覧できるようにする。そのため例えばリストサーバ3は、アクセスしてきたユーザに対してユーザIDやパスワードの照合を行い、そのユーザが所属しているグループについてのリスト閲覧を許可することになる。
ログイン管理部3fは、このためにユーザ端末5からのアクセスに対して、ユーザIDやパスワードの照合を含むログイン処理を行う。
<4.リスト作成・閲覧に関する処理>
以下、リストサーバ3によるリスト提供サービスに関する処理例を説明する。なお、以下の説明におけるリストサーバ3の処理は、図9に示したDBアクセス部3a、提示リスト処理部3b、購入情報処理部3c、精算処理部3d、通知処理部3e、ログイン管理部3f、通信制御部3gとしての各機能が連携して実行されるものである。
図11は、或るユーザが新規リスト作成を求めた場合のユーザ端末5とリストサーバ3の処理を示している。
リスト提供サービスによるサービスを求めるユーザは、ユーザ端末5からリストサーバ3が提供するウェブページにアクセスし、ログイン処理を行う。ユーザ端末5はステップS10でログイン要求情報をリストサーバ3に送信し、リストサーバ3側ではステップS101でログイン処理を行う。例えば新規ユーザ登録や、既に登録されているユーザの認証処理などが行われる。
ログイン処理を適正に完了したら、ユーザ端末5はユーザ操作に基づいてステップS11でリスト作成要求を行う。
例えばログイン完了に応じてリストサーバ3はユーザ端末5にリスト提供サービスのポータル画面を表示させ、ユーザは、ポータル画面から新規登録を要求できる。新規登録の場合、ユーザ端末5には、所定の入力画面が提示され、例えばユーザがグループ名、参加ユーザ、日にち、計画のタイトル、計画種別などを画面上で入力することに応じて、ユーザ端末5はこれらの基本情報を含むリスト作成要求情報IF1をリストサーバ3に送信する。
リストサーバ3は、リスト作成要求情報IF1を受け付けた場合、ステップS102でデフォルトリストデータLDFの抽出を行う。例えばリスト作成要求情報IF1に含まれる計画種別に該当するデフォルトリストデータLDFが、デフォルトリストDB7bに存在するか否かを確認し、存在した場合、該当するデフォルトリストデータLDFを読み出す。そしてリストサーバ3はステップS103でリスト作成処理を行う。具体的には、読み出したデフォルトリストデータLDFに挙げられている物品の情報と、グループ名等の基本情報を組み合わせて、1つのグループリストデータLGを生成する。そしてリストサーバ3はステップS104で、当該グループリストデータLGに基づいてグループリスト画面30としてのページデータを生成し、ユーザ端末5に送信する。ユーザ端末5は、ページデータ受信に応じてステップS12でリスト表示を行う。例えばユーザ端末5では図4のような初期的なグループリスト画面30が表示される。
またリストサーバ3はステップS105で、新規に生成したグループリストデータLGをグループリストDB7aに登録する。
なお、ユーザのグループによるイベント等の種別は多様であり、計画種別に対応したデフォルトリストデータLDFが存在しない場合もあり得る。そのような場合、初期的なグループリストデータLGとしては。準備品としての物品の情報は存在せず、グループリスト画面30では、例えばリストエリア74に物品が登録されていない空欄の状態となる。
ここまでの処理で、或るユーザの要求に応じて新規にグループリストデータLGが生成され、ユーザ端末5にグループリスト画面30が表示される状態となる。
このユーザが、この時点で終了操作を行えば、ユーザ端末5ではステップS13からS16に進み終了処理を行う。例えばログアウト要求をリストサーバ3への送信や、リスト提供サービス画面を閉じる等の処理を行う。またリストサーバ3側は、ログアウト要求に応じてステップS106からS108に進み、終了処理として、ログアウト処理や、所定の情報更新や閲覧履歴保存などの必要な処理を行う。
またグループリストの新規作成要求を行ったユーザは、ステップS12で表示されたグループリスト画面30に対して、各種の操作を行うことができる。例えば基本データ修正、リストエリア74への物品の追加、物品の項目の編集、物品の削除、図3に示した各画面の閲覧などの操作を行うことができる。ユーザがこれらの操作を行った場合、ユーザ端末5はステップS14からS15に進み、操作情報をリストサーバ3に送信する。リストサーバ3は操作情報に応じてステップS107で操作対応処理を行う。例えばグループリストデータLGの更新やそれに応じた画面の更新を行い、更新したページデータを送信する。ユーザ端末5ではステップS12で更新された画面が表示される。
ユーザの操作に応じたリストサーバ3側の操作対応処理については後述する。
この図11のような新規リスト作成時の処理でグループリストデータLGが新規登録された後は、当該グループの各ユーザは、任意にリストの閲覧や編集を行うことができる。
図12に、グループに所属する各ユーザがリスト閲覧等を行う場合の処理を示している。なお、図11と同一の処理については同一のステップ番号を付し、詳細な説明を省略する。
リスト提供サービスによるリスト画面の閲覧や編集を行おうとするユーザは、ユーザ端末5からリストサーバ3が提供するウェブページにアクセスし、ログイン処理を行う。ユーザ端末5はステップS20でログイン要求情報をリストサーバ3に送信し、リストサーバ3側ではステップS101でログイン処理を行う。
ログイン処理を適正に完了し、リストサーバ3側でユーザを特定できたら、リストサーバ3はステップS110で、当該ユーザが閲覧可能なグループリストデータLGをグループリストDB7aから検索する。即ち、当該ユーザのユーザIDが登録されているグループリストデータLGを検索する。そして、1又は複数のグループリストデータLGが該当した場合、そのグループリストデータLGの一覧、例えばグループリスト名称の一覧のデータを生成し、ユーザ端末5に送信する。
ユーザ端末5では当該情報を受信することに応じてグループリスト名称の一覧画像を表示させる。ユーザは、自分が閲覧できるグループリストの一覧をみて、これから閲覧しようとするグループリストを選択する操作を行う。このようなユーザ操作に基づいてユーザ端末5はステップS22でリスト閲覧要求を行う。即ちユーザ端末5はユーザが選択したグループリストの情報を含むリスト閲覧要求情報IF2をリストサーバ3に送信する。
リストサーバ3は、リスト閲覧要求情報IF2を受け付けた場合、ステップS111で選択されたグループリストに係るグループリストデータLGをグループリストDB7aから読み出す。そしてリストサーバ3はステップS112で、読み出したグループリストデータLGに基づいてグループリスト画面30としてのページデータを生成し、ユーザ端末5に送信する。ユーザ端末5は、ページデータ受信に応じてステップS12でリスト表示を行う。例えばユーザ端末5では図5のような、その時点のグループリストデータLGに基づくグループリスト画面30が表示される。
以降のユーザ端末5のステップS12〜S16、リストサーバ3のステップS106〜S107は図11と同様である。従ってユーザ端末5でグループリスト画面30を閲覧しているユーザは、任意に図3の各画面を閲覧したり、内容の編集を行うことができる。
図11,図12においてステップS107として示したリストサーバ3の操作対応処理について図13、図14、図15、図16で説明する。
図13はステップS107の操作対応処理を詳細に示したものである。
操作対応処理としてリストサーバ3は、ステップS201〜S208で、ユーザ端末5から送信されるユーザの操作情報を監視している。
ステップS201でリストサーバ3は、グループリスト画面30において基本データ修正ボタン75が操作されたか否かを監視する。
ステップS202でリストサーバ3は、グループリスト画面30において物品追加ボタン76が操作されたか否かを監視する。
ステップS203でリストサーバ3は、グループリスト画面30において削除ボタン83が操作されたか否かを監視する。
ステップS204でリストサーバ3は、グループリスト画面30において項目編集ボタン80が操作されたか否かを監視する。
ステップS205でリストサーバ3は、グループリスト画面30において個人リストボタン77が操作されたか否かを監視する。
ステップS206でリストサーバ3は、グループリスト画面30において商品候補ボタン81が操作されたか否かを監視する。
ステップS207でリストサーバ3は、グループリスト画面30において精算ボタン78が操作されたか否かを監視する。
リストサーバ3は、特にこれらの操作を検知しない場合はステップS107を終え、図11,図12のステップS106に戻り、終了でなければ、ステップS107に戻って図13の処理を繰り返す。
リストサーバ3は、グループリスト画面30において基本データ修正ボタン75が操作されたことを検知した場合、ステップS201からS210に処理を進め、基本データ編集画面36をユーザ端末5に送信して表示させる。ユーザ端末5を使用するユーザは基本データ編集画面36によりグループ名、参加ユーザ、日にち、グループリスト名称などの修正や追加の編集操作を行うことができる。
そしてリストサーバ3はステップS211で、基本データ編集画面36を介して入力された編集情報を取得し、ステップS212で入力情報に応じた処理を行う。具体的には、現在処理中のグループリストデータLGにおいて、入力情報に応じて基本データを更新する。例えばユーザが参加ユーザの追加やグループリスト名称の変更などの編集操作を行った場合、そのグループリストデータLGにおいて参加ユーザ情報やグループリスト名称の情報を更新する。そして更新したグループリストデータLGに基づくグループリスト画面30のページデータをユーザ端末5に送信してユーザ端末5に編集後の状態を表示させる。さらにグループリストDB7a上でも当該編集内容を反映させるため、更新されたグループリストデータLGの書き込み(グループリストデータLGのDB上での更新)を行う。
例えばユーザが参加ユーザの追加やグループリスト名称の変更などの編集操作を行った場合、以上の処理で、その編集操作内容が閲覧中の画面とグループリストデータLGの両方に反映される。
続いてステップS213でリストサーバ3は、今回の基本データの変更を他のユーザに通知する処理を行う。即ち現在ログイン中のユーザ以外であって、参加者として登録されているユーザに電子メールその他の手法で、変更内容を通知する。
なおステップS213の通知処理では、リストサーバ3は、他のユーザだけでなく、現在ログイン中のユーザ(つまり変更の操作を行っているユーザ)に対しても、確認のための通知をおこなうようにしてもよい。システムが操作を受け付けたことを知らせる意味や、他人が不正にログインして操作を行った場合に本人が認識できるようにする意味がある。後述するステップS326,S334の通知処理の場合も同様である。
リストサーバ3は、グループリスト画面30において物品追加ボタン76が操作されたことを検知した場合、ステップS202からS214に処理を進め、物品追加画面38をユーザ端末5に送信して表示させる。ユーザ端末5を使用するユーザは物品追加画面38によりリストエリア74に掲載する物品を追加する編集操作を行うことができる。
リストサーバ3はステップS211で、物品追加画面38を介して入力された編集情報、即ち新規の物品の名称、数量、担当者等の情報を取得し、ステップS212で入力情報に応じた処理を行う。即ち追加された物品を加えるようにグループリストデータLGを更新し、更新したグループリストデータLGに基づくグループリスト画面30のページデータをユーザ端末5に送信して表示させる。さらにグループリストDB7aに更新したグループリストデータLGを書き込む。
そしてステップS213でリストサーバ3は、グループリスト画面30のリストエリア74に物品が追加されたことを各ユーザに通知する処理を行う。
リストサーバ3は、グループリスト画面30において削除ボタン83が操作されたことを検知した場合、ステップS203からS211に処理を進め、入力された情報を取得する。即ちチェックボックス82でチェックされた物品の情報を取得する。
リストサーバ3はステップS212で入力情報に応じた処理を行う。即ち指定された物品が削除されるようにグループリストデータLGを更新し、更新したグループリストデータLGに基づくグループリスト画面30のページデータをユーザ端末5に送信して表示させる。さらにグループリストDB7aに更新したグループリストデータLGを書き込む。
ステップS213でリストサーバ3は、グループリスト画面30のリストエリア74において物品が削除されたことを各ユーザに通知する処理を行う。
リストサーバ3は、グループリスト画面30において項目編集ボタン80が操作されたことを検知した場合、ステップS204からS215に処理を進め、項目編集画面37をユーザ端末5に送信して表示させる。ユーザ端末5を使用するユーザは項目編集画面37により、対象とする物品の項目内容を修正する編集操作を行うことができる。即ち「物品名」「数量」「状況」「購入額」「担当者」「発注期限」「コメント」のいずれかを入力したり修正することができる。
リストサーバ3はステップS211で、項目編集画面37を介して入力された上記の項目についての編集情報を取得し、ステップS212で入力情報に応じた処理を行う。即ち変更や新規入力された内容が反映されるようにグループリストデータLGを更新し、更新したグループリストデータLGに基づくグループリスト画面30のページデータをユーザ端末5に送信して表示させる。さらにグループリストDB7aに更新したグループリストデータLGを書き込む。
そしてステップS213でリストサーバ3は、グループリスト画面30のリストエリア74における物品の項目内容が追加されたことを各ユーザに通知する処理を行う。例えばユーザの一人が、或る物品を購入したり、自分が所有しているなどして「状況」を準備の進行を示す内容、例えば「買ったよ!」「持ってる!」等に変更した場合、他のユーザが当該リスト提供サービスにログインして確認しなくても、準備の進行を電子メール等で知ることができる。
リストサーバ3は、グループリスト画面30において個人リストボタン77が操作されたことを検知した場合、ステップS205からS220に処理を進め、個人リスト提示処理を行う。
ステップS220の個人リスト提示処理の詳細を図14に示す。
リストサーバ3はステップS501で担当物品抽出を行う。即ち現在ログインしてユーザ端末5を操作しているユーザが、グループリスト画面30において「担当者」とされている物品を抽出する。
そしてステップS502でリストサーバ3は個人リスト画面31としてのページデータの生成を行う。図6で例示したように、個人リスト画面31には共同準備品リストエリア85と個人準備品リストエリア86が設けられる。このためリストサーバ3は、共同準備品リストエリア85には、ステップS501で抽出された物品の情報が掲載され、また個人準備品リストエリア86には、グループリストデータLGにおいて当該ユーザの準備品として登録されている物品が表示されるようにページデータを生成する。例えばログイン中のAさんの操作によって個人リスト画面31が要求された場合、リストサーバ3は図10のグループリストデータLGにおいてAさんの物品の情報#A1,#A2・・・に基づいて個人準備品リストエリア86の画像データを生成する。
そしてリストサーバ3は、例えば図6のようなページデータを生成したら、これをステップS503でユーザ端末5に送信し、表示させる。
個人リスト画面31の表示中は、リストサーバ3は、ステップS504,S505,S506,S507,S508,S509でユーザの個人リスト画面31上での操作を監視する。
リストサーバ3は、個人リスト画面31で個人準備品追加ボタン88が操作されたことを検知した場合、ステップS504からS511に進み、個人物品追加画面39をユーザ端末5に送信して表示させる。ユーザ端末5を使用するユーザは個人物品追加画面39により個人準備品リストエリア86に掲載する物品を追加する編集操作を行うことができる。
リストサーバ3はステップS512で、個人物品追加画面39を介して入力された編集情報、即ち新規の物品の名称、数量等の情報を取得し、ステップS513で入力情報に応じた処理を行う。即ち追加された物品を当該ユーザの物品の情報として加えるようにグループリストデータLGを更新し、またグループリストDB7aに更新したグループリストデータLGを書き込む。そしてリストサーバ3はステップS502に戻り、追加物品を個人準備品リストエリア86に加えた個人リスト画面31のページデータを生成し、ステップS503でユーザ端末5に送信して表示させる。
リストサーバ3は、個人リスト画面31で個人準備品リストエリア86における項目編集ボタン80Pが操作されたことを検知した場合、ステップS505からS514に進み、個人項目編集画面40をユーザ端末5に送信して表示させる。ユーザ端末5を使用するユーザは個人項目編集画面40により個人準備品リストエリア86に掲載している物品の項目内容の編集操作を行うことができる。
リストサーバ3はステップS512で、個人項目編集画面40を介して入力された編集情報を取得し、ステップS513で入力情報に応じた処理を行う。即ち項目の編集内容を反映させるようにグループリストデータLGを更新し、またグループリストDB7aに更新したグループリストデータLGを書き込む。そしてリストサーバ3はステップS502に戻り、項目編集後の状態の個人リスト画面31のページデータを生成し、ステップS503でユーザ端末5に送信して表示させる。
リストサーバ3は、個人リスト画面31で個人準備品リストエリア86の物品についての削除ボタン83Pが操作されたことを検知した場合、ステップS506からS512に進み、入力情報を取得する。即ちチェックボックス82Pで指定された物品の情報を取得する。そしてステップS513で、指定された物品の情報、例えばAさんの物品の情報#A1,#A2・・・のいずれかを削除するようにグループリストデータLGを更新し、またグループリストDB7aに更新したグループリストデータLGを書き込む。そしてリストサーバ3はステップS502に戻り、削除編集後の状態の個人リスト画面31のページデータを生成し、ステップS503でユーザ端末5に送信して表示させる。
リストサーバ3は、個人リスト画面31での共同準備品リストエリア85における物品についての編集ボタン80が操作されたことを検知した場合は、ステップS507から図13のステップS215に進み、項目編集画面37を表示させる。そしてステップS204での項目編集操作の検知の場合と同様の処理をステップS211,S212,S213で行う。
なお、この場合の項目編集に関する処理後は、編集を反映した状態でグループリスト画面30に移行するようにしてもよいし、削除を反映した状態で個人リスト画面31に戻るようにしても良い。
リストサーバ3は、個人リスト画面31での共同準備品リストエリア85又は個人準備品リストエリア86における或る物品について商品候補ボタン81が操作されたことを検知した場合は、図14のステップS508から図13のステップS230に進む。ステップS230の処理は後述する。
リストサーバ3は、個人リスト画面31で戻りボタン87が操作されたことを検知した場合は、図14のステップS509からS515に進み、その時点のグループリストデータLGに基づくグループリスト画面30をユーザ端末5に送信し、個人リスト提示処理(S220)を終了する。
リストサーバ3は、図13のステップS206で、グループリスト画面30において商品候補ボタン81が押されたことを検知した場合、或いは、図14のステップS508で個人リスト画面31において商品候補ボタン81が押されたことを検知した場合は、図13のステップS230で購入候補提示処理を行う。
ステップS230の購入候補提示処理の詳細を図15に示す。
商品候補ボタン81は或る物品について操作される。そこでまずリストサーバ3は図15のステップS301で、当該操作の対象となった物品について、グループリストデータLG上で候補商品登録があるか否かを確認する。即ち対象の物品について、図10で述べた「候補商品ID」が1つ以上登録されているか否かの確認である。
対象の物品について「候補商品ID」が登録されていない場合、リストサーバ3はステップS304で商品検索及びDB登録の処理を行う。例えばリストサーバ3は対象の物品の名称をキーワードとしてECサーバ2に検索を要求し、検索結果をECサーバ2から取得する。そして検索結果としての各商品の商品IDを、グループリストデータLGの当該対象の物品の候補商品IDとして追加するとともに、グループリストデータLGをグループリストDB7a上でも更新する。
なお、候補商品IDとしてグループリストデータLGに追加する商品IDは、検索結果として得られた商品の全てではなく、上限数をきめてもよい。その場合、人気商品を選択しても良いし、値段順などで選択しても良い。検索条件をユーザが指定できるようにして検索結果の商品の商品IDの全てをグループリストデータLGに追加しても良い。
そしてリストサーバ3はステップS305でグループリストデータLGに登録した候補商品IDに基づいて、購入候補画面32としてのページデータを生成し、ステップS306でユーザ端末5に送信して表示させる。これによりユーザは、ECシステムで購入できる候補商品を閲覧できる。
一方、対象の商品について過去に購入候補画面32がグループ内のいずれかのユーザにより閲覧されていた場合、対象の物品についてステップS304が過去に行われ、「候補商品ID」が登録されていることが想定される。
対象の物品について1つ以上の「候補商品ID」が登録されていた場合、リストサーバ3はステップS302で候補商品の最新情報の取得を行う。例えばリストサーバ3は候補商品IDとして登録された商品IDをECサーバ2に送信し、当該商品IDの最新の情報、例えば在庫数、販売終了、価格、購入に伴う現在のサービス情報などをECサーバ2から取得する。サービス情報とは、ECシステムで買い物した場合のポイント付与の情報、購入に使用できるクーポンの情報などである。
そしてリストサーバ3はステップS303でグループリストデータLGに登録されている候補商品IDと、候補商品の最新情報に基づいて、購入候補画面32としてのページデータを生成し、ステップS306でユーザ端末5に送信して表示させる。これによりユーザは、候補商品として登録中の商品を閲覧できるとともに、その最新情報を確認できる。
購入候補画面32の表示中は、リストサーバ3は、ステップS310,S311,S312,S313,S314で購入候補画面32上での操作を監視する。
リストサーバ3は、購入候補画面32で追加検索ボタン96が操作されたことを検知した場合、ステップS310からS320に進み、商品検索処理を行う。例えばリストサーバ3はECサーバ2に対して、物品の名称をキーワードとしてECサーバ2に検索を要求し、検索結果をECサーバ2から取得する。また追加検索ボタン96が操作された際に、検索条件入力部97に入力された検索条件の情報があれば、その検索条件もECサーバ2に提供して、当該条件による検索結果を受け取る。
そしてリストサーバ3は、ECサーバ2から取得した検索結果のうちで現在登録されている候補商品ID以外の商品IDの商品を抽出する。なお一旦登録されたが候補から削除された商品IDについては、後述のように削除済みであることが示される状態に管理されていれば、その商品も除外できる。
続いてリストサーバ3はステップS321で、商品検索結果画面33としてのページデータを生成し、ステップS322でユーザ端末5に送信して表示させる。これによりユーザは、追加検索した商品の一覧を閲覧でき、その中から、購入候補画面32に追加する商品を選択する操作を行うことができる。
ユーザが特に追加する商品を選択せずに商品検索結果画面33を終了させた場合、リストサーバ3はステップS324からS306に戻り、ユーザ端末5に購入候補画面32を提示させた状態とする。
ユーザが商品検索結果画面33上で1又は複数の商品を選択した場合、リストサーバ3はステップS323からS325に進み、グループリストデータLGの更新を行う。即ち追加した商品の商品IDを、対象の物品の候補商品IDに追加するようにグループリストデータLGを更新し、またグループリストDB7aに更新したグループリストデータLGを書き込む。
さらにリストサーバ3はステップS326で、今回対象としている物品について候補商品が追加されたことを各ユーザに通知する処理を行う。
そしてリストサーバ3はステップS303に戻り、更新したグループリストデータLGに基づいて商品候補エリア91に掲載する商品が追加された購入候補画面32のページデータを生成し、ステップS306でユーザ端末5に送信して表示させる。
リストサーバ3は、購入候補画面32で削除ボタン95が操作されたことを検知した場合、ステップS311からS327に進み、入力情報を取得する。即ちチェックボックス94で指定された商品の情報を取得する。そしてステップS325で、指定された商品を候補商品から外すようにグループリストデータLGを更新する。
具体的には、グループリストデータLGにおいて「候補商品ID」として登録されている商品IDのうちで、削除指定された商品の商品IDは、削除済みであることが示される状態で管理されるようにする。このようにすることで上述の追加検索の際に、一旦削除された商品が再提示されないようにすることができる。なお、削除指定された商品の商品IDを単に削除するのみとし、追加検索の際に条件があえば、再度提示されるようにしても良い。
またリストサーバ3は、このように更新したグループリストデータLGをグループリストDB7aに書き込む。
またリストサーバ3はステップS326で、今回対象としている物品について候補商品が削除されたことを各ユーザに通知する処理を行う。
そしてリストサーバ3はステップS502に戻り、削除編集後の状態の購入候補画面32のページデータを生成し、ステップS503でユーザ端末5に送信して表示させる。
リストサーバ3は、購入候補画面32で或る商品の購入ボタン93が操作されたことを検知した場合、ステップS312からS330に進み、ECサーバ2に対して当該商品の購入処理を要求する。
この場合、ECサーバ2が提供する電子商取引システム上の処理で、当該商品、又は当該商品を扱う店舗のウェブページがユーザ端末5で提示される。ユーザは、この商品又は店舗のページから商品購入手続を行うことができる。
リストサーバ3はステップS331,S332でECサーバ2からの通知を待つ。
ユーザが電子商取引システム上で商品購入を行った場合は、ECサーバ2はリストサーバ3に購入完了通知を送信する。この購入完了通知は、購入完了を示す通知であるとともに購入日時、購入価格等の購入実績情報を含む。
またユーザが電子商取引システム上で商品購入を行なうことなく、商品ページを閉じる操作等を行った場合、ECサーバ2はリストサーバ3に購入未完終了通知を送信する。
リストサーバ3は、購入完了通知を受信した場合、処理をステップS331からS333に進める。この場合リストサーバ3は、対象物品の購入に応じたグループリストデータLGの更新を行う。具体的には、グループリストデータLGにおいて候補商品を購入した物品についての「状況」を「買ったよ!」に変更し、「購入額」の項目に購入実績情報で示される購入価格を入力する。またその物品の「担当者」が空欄であれば、現在ログイン中で購入処理を行ったユーザを「担当者」の項目に記入する。また既に「担当者」とされていたユーザ以外のユーザがログインした状態で商品購入を行ったのであれば、「担当者」としてのユーザを変更する。
またリストサーバ3は、このように更新したグループリストデータLGをグループリストDB7aに書き込む。
そしてリストサーバ3は、更新したグループリストデータLGに基づいてグループリスト画面30としてのページデータをユーザ端末5に送信し、表示させる。例えばユーザが「炭」の購入を行った場合、図5のように「炭」の購入実績が反映された状態のグループリスト画面30が表示されることになる。
またリストサーバ3はステップS334で、今回対象としている物品について購入が行われ、準備状況が進行した旨を各ユーザに通知する処理を行う。
そしてこの場合、リストサーバ3は図15の処理、つまり図13のステップS230の購入候補提示処理を終えることになる。
一方リストサーバ3は、図15のステップS332でECサーバ2からの購入未完通知受信を検知した場合。ステップS306に進み、購入候補画面32の表示状態に戻す。
リストサーバ3は、購入候補画面32において送りボタン98が操作されたことを検知した場合は、ステップS314からS341に進み、商品候補エリア91に表示する候補商品のページ送りをした状態のページデータを送信し、ユーザ端末5において表示させる。
またリストサーバ3は、購入候補画面32で戻りボタン92が操作されたことを検知した場合は、ステップS313からS340に進み、その時点のグループリストデータLGに基づくグループリスト画面30をユーザ端末5に送信し、購入候補提示処理(S220)を終了する。
リストサーバ3は、図13のステップS207で、グループリスト画面30において精算ボタン78が押されたことを検知した場合は、ステップS240で精算情報提示処理を行う。
ステップS240の精算情報提示処理の詳細を図16に示す。
リストサーバ3はステップS401で、グループリスト画面30において購入済みとされている物品等の情報を抽出する。即ちグループリストデータLGに登録されている物品のうちで「状況」が「買ったよ!」とされて「購入額」が登録されている物品の情報を抽出する。但し、個人準備品として図10の例で情報#A1,#A2・・・#D5として登録されている物品は除外する。
なお、各物品についての「状況」「購入額」の項目は、上記図15のステップS333で自動的に更新される場合もあるし、図13のステップS212で項目編集操作に応じて更新される場合もある。例えばユーザが実店舗で物品を購入したような場合(「状況」「購入額」が自動更新されない場合)は、その物品について「状況」「購入額」を項目編集操作で更新するようにすれば、その出費も精算に反映される。
また、この時点で追加支出情報adtが登録されていれば、その追加支出情報adtも抽出する。
続いてリストサーバ3はステップS402で、担当者毎の支出を算出する。即ちステップS401で抽出した物品や追加支出情報adtを担当者毎に分けて、担当者毎の購入額の合計を算出する。
さらにリストサーバ3はステップS403で、担当者毎の購入額の情報から、精算情報を算出する。例えば全担当者の購入額合計の平均値と、各担当者の購入額の差額を、各担当者の精算金額とする。
そしてステップS404でリストサーバ3は、ステップS402,S403算出結果を用いて、図8で例示した精算画面34の共同購入品支出エリア52、追加支出エリア53、支出合計エリア54、個人精算エリア55の表示金額を確定して精算画面34としてのページデータを生成し、ステップS405でユーザ端末5に送信して表示させる。
これによりユーザは、各自の精算金額を知ることができる。
精算画面34の表示中には、ユーザがさらに追加支出を登録する場合がある。リストサーバ3は、精算画面34上で追加支出エリア53の編集ボタン56が操作されたことを検知したら、処理をステップS406からS408に進め、追加支出編集画面35をユーザ端末5に表示させる。ユーザは追加支出編集画面35によりグループリスト画面30に挙げられた物品以外の負担金額を登録できる。
ステップS409でリストサーバ3は、追加支出編集画面35に対してのユーザの入力情報を取得し、ステップS410で入力情報に応じた処理を行う。即ち新たな追加支出情報adtを加えるようにグループリストデータLGを更新し、またグループリストDB7aに更新したグループリストデータLGを書き込む。
そしてリストサーバ3はステップS402、S403、S404で、新たな追加支出情報adtを加えた上での精算金額算出を行い、ステップS404,S405で新たな精算画面34をユーザ端末5で提示させる。
またリストサーバ3は、精算画面34で戻りボタン51が操作されたことを検知した場合は、ステップS407からS411に進み、その時点のグループリストデータLGに基づくグループリスト画面30をユーザ端末5に送信し、精算情報提示処理(S240)を終了する。
リストサーバ3が、上述の図11又は図12のステップS107で、以上の図13,図14,図15,図16で示した処理を行うことで、図3〜図8で示した各種画像によるリスト提供サービスが実現される。
<5.まとめ及び変形例>
以上の実施の形態では、次のような効果が得られる。
実施の形態のリストサーバ3(情報処理装置)は、図9に示したような機能構成を採る。そして提示リスト処理部3bは、複数のユーザによるグループが準備する物品と少なくとも各物品についての準備状況及び購入額の情報が含まれるグループリストデータLG(準備品情報)を用いて、ユーザ端末5で提示させるグループリスト画面30(準備品リスト画面)を生成するとともに、グループリスト画面30に対するユーザ端末5からの操作情報に基づいてグループリストデータLGを更新する処理を行う。
購入情報処理部3cは、グループリストデータLGに含まれる物品について、購入候補商品を購入候補画面32によりユーザ端末5で提示させる処理を行うとともに、購入候補商品の購入実績情報の取得に応じて、グループリストデータLGにおける該当の物品の準備状況及び購入額の情報を更新する処理(S331→S333)を行う
精算処理部3dは、少なくともグループにおける人数と、グループリストデータLGの各物品の購入額の情報を用いて精算情報を算出し、精算情報を精算画面34としてユーザ端末5で提示させる処理(S401〜S405)を行う
このようなリストサーバ3によれば、イベント等を行うグループのユーザ(参加者)は各自の端末でグループとして準備する物品のリストを閲覧し、また任意にリストを編集していくかたちで全員で準備品の情報を共有できる。従って、各自が自分の準備すべき物品を確認したり、担当を振り分けたり、各自の所有物を有効に活用して購入の無駄を省いたりすることが容易となり、イベント等の計画段階での準備を的確に支援できる。
もちろん各参加者が自己のユーザ端末5で任意の時間にグループリスト画面30等にアクセスできるため、準備状況の確認も容易である。
また各ユーザは、購入候補画面32による購入候補商品の提示により購入商品を検討できる。また各物品についてコメント入力により、それぞれの考えを表明することもできる。例えば必要か不要かの検討などもネットワークを介して可能となる。
また購入候補商品の購入によってグループリストデータLGにおける該当の物品の準備状況及び購入額の情報が自動的に更新されるため、ユーザの手間を省き、使い勝手の良いリスト提供サービスを実現できる。
また、グループリストデータLGを活用することで、各参加者の購入費用の精算情報を閲覧することができ、これによって精算処理が正確かつ容易となる。
特に購入額の情報が自動入力され、またそれを反映して精算情報の提示が行われることで、各参加者は準備段階での費用負担をあまり意識せずに、イベント当日などの時点で容易かつ適切に精算ができるため、準備段階から精算段階までの各参加者の負担を著しく軽減できる。
またグループリストデータLG(準備品情報)には、各物品を購入したユーザの情報が含まれており、リストサーバ3(精算処理部3d)が精算情報として、グループ内の各ユーザの購入額の情報を用いてユーザ毎の精算金額を算出するようにしている(S402、S403)。
これによりグループ内の個々のユーザは自分の負担金額を確認でき、イベント会場等で面倒な計算は不要となり、極めて便利である。
またリストサーバ3(精算処理部3d)は、追加支出情報が入力されることに応じて、追加支出情報を反映した精算情報の算出を行うようにしている(S406〜S410、S402,S403)。
グループでのイベント等ではリストアップして準備した物品以外にも各種の費用が生ずることが多々あるため、そのような追加費用も反映した精算情報が得られるようにしている。これによりユーザは、より適切な精算情報を知ることができる。
またグループリストデータLGには、グループ全体で準備する物品の情報と、グループに属する個々のユーザが準備する物品の情報(図10の情報#A1,#A2・・・#D5)が含まれている。この場合にリストサーバ3(精算処理部3d)は、精算情報の算出の際には、グループで準備する物品についての購入額の情報を用いるようにしている(S401)。
グループ全体で準備する物品と個人毎に準備する物品が準備品情報で管理されることで、個々のユーザは全体で準備する物品だけでなく、個人で準備する物品もチェックできる。即ち個人リスト画面31により共同準備品のうちで自分の担当が見やすく提示されるとともに、個人的な持ち物も管理できる。
この場合に、精算処理に関しては個人準備物品は除外することで適切な精算ができる。
なお各参加者についての個人リスト画面31は、グループ内でも本人しか閲覧できないようにすることが望ましい。これにより個々の参加者の持ち物についてプライバシーの保護を担保したり、或いは他の参加者を驚かすためのサプライズ品のような物品の用意にも適している。もちろん或る参加者の個人リスト画面31を、グループ内の他の参加者が自由に閲覧できるようにしたり、或いは閲覧権限を持つ参加者が閲覧可能とする考え方もある。
またリストサーバ3(提示リスト処理部3b)は、イベント種別に応じて準備すべき物品が登録されたデフォルトリストデータLDF(デフォルト準備品情報)のうちで、ユーザ端末5から指定されたイベント種別に応じて選択されたデフォルトリストデータLDFを用いて初期状態のグループリスト画面30を生成し、ユーザ端末5での提示を実行させるようにしている(S102,S103,S104)。
初期的なグループリストデータLGをデフォルトリストデータLDFに基づいて生成し、グループリスト画面30を閲覧可能とすることで、グループの準備物品のリスト作成を支援できる。即ち通常登録されるであろう物品は、予め登録した状態でグループリスト画面30に提示されるため、ユーザによるリストへの物品の追加等の手間を少なくできる。
なお、デフォルトリストデータLDFを使用しない例も考えられる。その場合は、グループリスト画面30に掲載する物品は、全てユーザが追加していくことになる。
またリストサーバ3は通知処理部3eとしての機能により、グループリストデータLGに含まれる或る物品についての準備状況の情報(「状況」の項目)が更新された場合に、グループのユーザの全部又は一部に対して準備状況を通知する処理を行うようにしている(S213、S326、S334)。
この通知処理部の通知により、各ユーザはリスト提供サービスにログインしてグループリスト画面30等を閲覧しなくても、準備状況の進行を知ることができ、例えば重複購入などを防止できる。
なお、通知処理は、準備状況の情報の全ての更新について行うことはせずに、少なくとも「状況」の項目が準備の進行を意味する情報に更新された場合に行うようにしてもよい。
またリストサーバ3(購入情報処理部3c)は、グループリストデータLGにおいて各物品に紐付け管理されている候補商品ID(購入候補商品情報)に基づいて、購入商品の候補を購入候補画面32によりユーザ端末5で提示させる処理を行う(S302,S303,S304)とともに、ユーザ端末5からの操作に応じて、紐付け管理されている候補商品IDを更新する処理を行う(S325)。
これにより各ユーザが購入候補商品を編集しながら、グループ内で購入商品を検討する場を提供することができる。
各物品の購入候補一覧を参加者全員で共通に閲覧できることで、買い物の効率化や、参加者の一部が知っているいい店についての意見を反映させた良い買い物ができる。また同時購入できる店舗、お得な店舗などの気づきを皆で共有できる。例えば「これ、どの店で買う?」といった相談を、各参加者がユーザ端末5で閲覧する購入候補画面32を介して可能となる。
特に、購入候補としての商品を絞るための議論の場、例えばチャットやメッセージ機能、掲示板などを提供することも考えられる。これによりグループ内で容易に購入商品についてより充実した意見交換が可能となる。
本発明のリストサーバ3の構成や処理は実施の形態に限らず、多様な変形例が想定される。リスト提供サービスでユーザ端末5に表示させる各画面の種類や各画面の表示内容、各画面で可能な操作、画面遷移なども一例に過ぎない。
実施の形態では精算処理に関しては、ユーザ毎に精算金額が提示されるようにしたが、例えば購入額及び追加支出の総額を参加人数で割った金額を提示するのみの簡易な手法も考えられる。
また精算処理において各参加者の負担額が同額にならない場合、即ち費用総額が人数で割りきれない場合は、適宜端数を各参加者に振り分けてもよいし、割り切れない端数を負担する参加者をグループ側で予め決めておく(例えば代表者を設定しておく)ようにしてもよい。
また精算処理は、参加者に同額の負担となるようにするだけでなく、参加者毎に負担割合が設定できるようにしてもよい。例えばAさん、Bさん、Cさん、Dさんが、それぞれ60%、10%、10%、20%などとして設定できるようにする。その場合は、各参加者の精算金額は負担割合に応じて算出する。
さらに、大人/子供、性別などによって負担割合を変化させるようにしてもよい。
また例えば銀行のネットワーク取引システムと連携して、図8の精算画面から、自動振り込みサービスが行われるようにしてもよい。例えばグループの各参加者の銀行口座情報がユーザIDに紐づけられて登録されていることが必要であるが、予め或いは精算時に各ユーザが同意する手続を行うことに応じて、精算情報に基づく振り込み処理が実行されるようにする。これにより各参加者間での精算自体の手間もなくすことができる。
グループリスト画面30からの編集操作(グループリストデータLGの更新)は、例えばグループ内で権限が与えられたユーザのみが可能となるようにしてもよい。
また基本データ修正、物品追加、削除、項目編集などのうちの一部などについて、編集権限が必要とするような例も考えられる。
グループリスト画面30や個人リスト画面31から購入候補画面32に遷移できるのは、「状況」が購入済を示すものではない物品に限るようにしてもよい。
購入候補画面32では、各商品についての情報を表示するが、サービス情報としてセール情報やポイント○倍デー、いくら以上購入で○割引きなどの情報を提示するとユーザにとって有益である。
また店舗情報は購入先候補となっている店舗に関するもののみとし、無関係の店舗で行われているセールなどの情報は提供しないことも考えられる。
またサービス情報その他に基づいて、1つの店舗でまとめ買いした方がよいアイテムなどを提案するようにすると、ユーザにとって最適な購入先を決めるための一助となる。
また購入した商品については購入手続の際に、住所登録のある参加者のうちで配達先を選択できるようにすることも考えられる。
例えばイベントの会場に近い参加者の家へ配達したい場合などに有効である。
また、購入操作が行われても、即座に発注処理を行わず、グループ単位又はユーザ単位で購入が必要な全ての物品について購入商品が決定された段階で、各店舗に発注可能とするような処理を採用してもよい。
<6.プログラム及び記憶媒体>
以上、本発明の情報処理装置の実施の形態としてのリストサーバ3を説明してきたが、実施の形態のプログラムは、リストサーバ3の処理を情報処理装置(CPU等)に実行させるプログラムである。
このプログラムは、複数のユーザによるグループが準備する物品と少なくとも各物品についての準備状況及び購入額の情報が含まれる準備品情報(グループリストデータLG)を管理するとともに、ユーザ端末5と通信可能な情報処理装置(リストサーバ3)に処理を実行させるプログラムである。
このプログラムは、準備品情報を用いて準備品リスト画面(グループリスト画面30)を生成し、ユーザ端末5で提示させる機能と、準備品リスト画面に対するユーザ端末5からの操作情報に基づいて準備品情報を更新する機能と、準備品情報に含まれる物品について、購入候補商品をユーザ端末で提示させる機能と、購入候補商品の購入実績情報の取得に応じて、前記準備品情報における該当の物品の準備状況及び購入額の情報を更新する機能と、少なくともグループにおける人数と、準備品情報の各物品の購入額の情報を用いて精算情報を算出し、精算情報をユーザ端末で提示させる機能とを情報処理装置に実行させる。
即ちこのプログラムは、情報処理装置に対して図11〜図16で説明した処理を実行させるプログラムである。
このようなプログラムにより、上述したリストサーバ3としての情報処理装置を実現できる。
そしてこのようなプログラムはコンピュータ装置等の機器に内蔵されている記憶媒体としてのHDDや、CPUを有するマイクロコンピュータ内のROM等に予め記憶しておくことができる。あるいはまた、半導体メモリ、メモリカード、光ディスク、光磁気ディスク、磁気ディスクなどのリムーバブル記憶媒体に、一時的あるいは永続的に格納(記憶)しておくことができる。またこのようなリムーバブル記憶媒体は、いわゆるパッケージソフトウェアとして提供することができる。
また、このようなプログラムは、リムーバブル記憶媒体からパーソナルコンピュータ等にインストールする他、ダウンロードサイトから、LAN、インターネットなどのネットワークを介してダウンロードすることもできる。
1 ネットワーク、2 ECサーバ、3 リストサーバ、3a DBアクセス部、3b 提示リスト処理部、3c 購入情報処理部、3d 精算処理部、3e 通知処理部、3f ログイン管理部、3g 通信制御部、5 ユーザ端末、7 準備品情報DB、7a グループリストDB、7b デフォルトリストDB、30 グループリスト画面、31 個人リスト画面、32 購入候補画面、34 精算画面

Claims (10)

  1. 複数のユーザによるグループが準備する物品と少なくとも各物品についての準備状況及び購入額の情報が含まれる準備品情報を用いて、ユーザ端末で提示させる準備品リスト画面を生成するとともに、前記準備品リスト画面に対するユーザ端末からの操作情報に基づいて前記準備品情報を更新する処理を行う提示リスト処理部と、
    前記準備品情報に含まれる物品について、その物品に該当する商品の検索を電子商取引サーバに要求し、検索結果として得られた商品の全部又は一部を購入候補商品として当該物品に紐付け管理し、前記グループ内の各ユーザが使用するユーザ端末で提示させる処理を行うとともに、購入候補商品の購入実績情報の取得に応じて、前記準備品情報における該当の物品の準備状況及び購入額の情報を更新する処理を行う購入情報処理部と、
    少なくとも前記グループにおける人数と、前記準備品情報の各物品の購入額の情報を用いて精算情報を算出し、精算情報をユーザ端末で提示させる処理を行う精算処理部と、を備え
    前記提示リスト処理部は、前記準備品情報に含まれる物品について、前記グループ内の各ユーザがユーザ端末から送信したコメントを表示する処理を行い、
    前記購入情報処理部は、前記グループ内の各ユーザが使用するユーザ端末からの操作に応じて、前記紐付け管理されている購入候補商品を更新する処理を行う
    情報処理装置。
  2. 前記準備品情報には、各物品を購入したユーザの情報が含まれており、
    前記精算処理部は、前記精算情報として、グループ内の各ユーザの購入額の情報を用いてユーザ毎の精算金額を算出する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記精算処理部は、追加支出情報が入力されることに応じて、追加支出情報を反映した精算情報の算出を行う
    請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記準備品情報には、グループ全体で準備する物品の情報と、グループに属する個々のユーザが準備する物品の情報が含まれており、
    前期精算処理部は、前記精算情報の算出の際には、前記準備品情報におけるグループが準備する物品についての購入額の情報を用いる
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 前記提示リスト処理部は、前記準備品情報の前記グループに属する個々のユーザが準備する物品の情報を、該当するユーザ本人のみが閲覧できるように制御する
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記提示リスト処理部は、イベント種別に応じて準備すべき物品が登録されたデフォルト準備品情報のうちで、ユーザ端末から指定されたイベント種別に応じて選択されたデフォルト準備品情報を用いて初期状態の準備品リスト画面を生成し、ユーザ端末での提示を実行させる
    請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記準備品情報に含まれる或る物品についての準備状況の情報が更新された場合に、当該準備品情報を用いるグループのユーザの全部又は一部に対して準備状況を通知する処理を行う通知処理部を、さらに備えた
    請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 複数のユーザによるグループが準備する物品と少なくとも各物品についての準備状況及び購入額の情報が含まれる準備品情報を管理するとともに、ユーザ端末と通信可能な情報処理装置の情報処理方法として、
    前記準備品情報を用いて準備品リスト画面を生成し、ユーザ端末で提示させるステップと、
    前記準備品リスト画面に対するユーザ端末からの操作情報に基づいて前記準備品情報を更新するステップと、
    前記準備品情報に含まれる物品について、前記グループ内の各ユーザがユーザ端末から送信したコメントを表示させるステップと、
    前記準備品情報に含まれる物品について、その物品に該当する商品の検索を電子商取引サーバに要求し、検索結果として得られた商品の全部又は一部を購入候補商品として当該物品に紐付け管理し、前記グループ内の各ユーザが使用するユーザ端末で提示させるステップと、
    前記グループ内の各ユーザのユーザ端末からの操作に応じて、前記紐付け管理されている購入候補商品を更新するステップと、
    購入候補商品の購入実績情報の取得に応じて、前記準備品情報における該当の物品の準備状況及び購入額の情報を更新するステップと、
    少なくとも前記グループにおける人数と、前記準備品情報の各物品の購入額の情報を用いて精算情報を算出し、精算情報をユーザ端末で提示させるステップと、を備えた
    情報処理方法。
  9. 複数のユーザによるグループが準備する物品と少なくとも各物品についての準備状況及び購入額の情報が含まれる準備品情報を管理するとともに、ユーザ端末と通信可能な情報処理装置に処理を実行させるプログラムとして、
    前記準備品情報を用いて準備品リスト画面を生成し、ユーザ端末で提示させる機能と、
    前記準備品リスト画面に対するユーザ端末からの操作情報に基づいて前記準備品情報を更新する機能と、
    前記準備品情報に含まれる物品について、前記グループ内の各ユーザがユーザ端末から送信したコメントを表示させる機能と、
    前記準備品情報に含まれる物品について、その物品に該当する商品の検索を電子商取引サーバに要求し、検索結果として得られた商品の全部又は一部を購入候補商品として当該物品に紐付け管理し、前記グループ内の各ユーザが使用するユーザ端末で提示させる機能と、
    前記グループ内の各ユーザのユーザ端末からの操作に応じて、前記紐付け管理されている購入候補商品を更新する機能と、
    購入候補商品の購入実績情報の取得に応じて、前記準備品情報における該当の物品の準備状況及び購入額の情報を更新する機能と、
    少なくとも前記グループにおける人数と、前記準備品情報の各物品の購入額の情報を用いて精算情報を算出し、精算情報をユーザ端末で提示させる機能と、
    を情報処理装置に実行させるプログラム。
  10. 複数のユーザによるグループが準備する物品と少なくとも各物品についての準備状況及び購入額の情報が含まれる準備品情報を管理するとともに、ユーザ端末と通信可能な情報処理装置に処理を実行させるプログラムとして、
    前記準備品情報を用いて準備品リスト画面を生成し、ユーザ端末で提示させる機能と、
    前記準備品リスト画面に対するユーザ端末からの操作情報に基づいて前記準備品情報を更新する機能と、
    前記準備品情報に含まれる物品について、前記グループ内の各ユーザがユーザ端末から送信したコメントを表示させる機能と、
    前記準備品情報に含まれる物品について、その物品に該当する商品の検索を電子商取引サーバに要求し、検索結果として得られた商品の全部又は一部を購入候補商品として当該物品に紐付け管理し、前記グループ内の各ユーザが使用するユーザ端末で提示させる機能と、
    前記グループ内の各ユーザのユーザ端末からの操作に応じて、前記紐付け管理されている購入候補商品を更新する機能と、
    購入候補商品の購入実績情報の取得に応じて、前記準備品情報における該当の物品の準備状況及び購入額の情報を更新する機能と、
    少なくとも前記グループにおける人数と、前記準備品情報の各物品の購入額の情報を用いて精算情報を算出し、精算情報をユーザ端末で提示させる機能と、
    を情報処理装置に実行させるプログラムを記憶した記憶媒体。
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