JP2019046115A - 商品の情報を提供する方法、および、プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】購入者の購入意欲を高めるように個人由来の商品の情報を提供すること。【解決手段】個人由来の商品の情報を提供するための販売システムは、ユーザAによって選択された組合せ(情報10)を、ユーザXに情報20として提示する。ユーザXは、情報20として示された組合せの商品を購入することができる。ユーザXは、情報20に含まれる商品の一部を変更することにより新たな組合せを生成し(情報30)、当該組合せで商品を購入できる。その後、販売システムは、ユーザXによって生成された新たな組合せ(情報40)を、情報10と同様に、他のユーザに提示することができる。【選択図】図1
Description
本開示は、商品の情報を提供する技術に関し、より特定的には、ユーザによって選択された情報を他のユーザに提供する技術に関する。
オンラインで商品を購入する技術が普及している。購入の対象となる商品は、書籍や衣料品などの有体物に止まらず、交通手段や宿泊などの無体物にも及んでいる。
このような技術として、たとえば、特開2017−102722号公報(特許文献1)は、サービス提供者のペアを形成することを可能にするサーバ装置を開示する。当該サーバ装置は、サービス被提供者によって使用されるユーザ装置から、当該サービス被提供者によって選択された第1のサービス提供者を示す情報を受信し、当該第1のサービス提供者によって使用されるユーザ装置から、当該第1のサービス提供者によって決定された第2のサービス提供者を示す情報を受信し、当該第1および第2のサービス提供者をサービス提供者のペアとして定義する(特許文献1の請求項1参照)。
従来の商品の販売は、販売者が提案した商品を購入者が選択して購入するという形式で実現されている。販売者による商品の提案は、販売者の視点に従ったものであるため、定型化する傾向がある。商品購入の提案が定型化すれば、購入者の購入意欲を高めることができない。
本開示は、係る実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、購入者の購入意欲を高めるように商品の情報を提供することである。
本開示のある局面に従うと、コンピュータで実行される、商品の情報を提供する方法が提供される。この方法は、ユーザによって選択された商品の組合せの情報をデータベースに登録するステップと、コンピュータと通信可能な端末のアクセスを受けるステップと、データベースから読み出された商品の組合せの情報を、端末に表示するステップとを含む。
本開示の他の局面に従うと、上記方法をコンピュータに実行させるプログラムが提供される。
本開示の別の局面に従うと、表示装置を有するコンピュータによって実行されるプログラムが提供される。プログラムは、コンピュータに、表示装置に、ユーザに対応する画像を含む表示インターフェースを表示するステップと、画像に対する操作に応じて、当該操作を特定する情報をサーバに送信するステップと、操作を特定する情報に応答した指示に従って、ユーザが過去に選択した商品の組合せの情報を表示するステップとを実行させる。
本開示のある局面によれば、コンピュータは、過去にユーザによって選択された商品の組合せの情報を、端末に表示する。これにより、当該端末を使用している者は、自己または他のユーザによって過去に選択された商品の組合せを提供される。これにより、当該端末を使用している者は、販売者によって提供される定型化した商品の組合せではなく、個人由来の商品の組合せを提供される。したがって、端末を使用している者における商品の購入意欲を向上できる。
本開示の別の局面によれば、コンピュータは、ユーザに対応する画像を含む表示インターフェースを表示し、当該画像に対する操作に応答して、当該ユーザが過去に選択した商品の組合せの情報を表示するための画面を表示する。これにより、コンピュータは、ユーザに対応する画像に対して操作がなされると、当該ユーザが過去に選択した商品の組合せの情報、すなわち、個人由来の商品の組合せを提供できる。したがって、コンピュータの表示を見た者における商品の購入意欲を向上できる。
以下に、図面を参照しつつ、本開示に係る販売システムの実施の形態について説明する。販売システムは、商品に関する情報を管理する。本開示では、商品の一例として旅行に関連するサービス(交通手段、宿泊、アクティビティ、等)が示されるが、商品は、各地の名産品、書籍や衣料品等の有体物であってもよい。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。
[1.情報の提供態様の概要]
図1は、本開示に従った商品の情報の提供態様の一例を説明するための図である。図1は、4組の情報10〜40を表わす。
図1は、本開示に従った商品の情報の提供態様の一例を説明するための図である。図1は、4組の情報10〜40を表わす。
図1の左下に位置する情報10は、ユーザAによって選択された商品の組合せをパッケージとして表わす。情報10は、画像11〜14を含む。ユーザAは、過去に画像11〜14のそれぞれによって表される商品の組合せを選択している。画像11は、テーマ「移動」の商品(クラス「Simple」による飛行機での移動)を表わす。画像12は、テーマ「ステイ」の商品(たとえば、宿泊施設)を表わす。画像13は、テーマ「アクティビティ」の商品(たとえば、イベントの体験)を表わす。画像14は、テーマ「スポット」の商品(たとえば、レジャー施設)を表わす。情報10は、さらにユーザAの属性を表わす2つのアイコン15,16を含む。アイコン15は属性「detox」を表わし、アイコン16は属性「travel」を表わす。販売システムは、情報10として示されたような、各ユーザが過去に選択した商品の組合せを、データベース(パッケージテーブル273(図5))に格納する。本実施の形態において、テーマとは、商品の種別の一例を意味する。
図1の左上に位置する情報20は、商品の購入を予定しているユーザXに提供される情報を表わす。販売システムは、ユーザXの属性と他のユーザの属性とを用いてユーザXにマッチするユーザを検索し、検索結果として得られたユーザによって選択された商品の組合せをデータベースから読み出し、読み出された商品の組合せをユーザXに提案する。図1の例では、ユーザAがユーザXにマッチングされたため、ユーザXに提供される情報20は情報10と同じ商品の組合せを表わす。すなわち、情報20内の画像21〜24のそれぞれは、画像11〜14のそれぞれと同じ商品を表わす。情報20内のアイコン25,26は、情報20内の組合せを過去に選択した者(ユーザA)の属性を表わす。アイコン25,26のそれぞれは、アイコン15,16のそれぞれと同じ属性を表わす。
ユーザXは、情報20に含まれるすべての商品を購入してもよい。ユーザXは、情報20を構成する商品の一部を変更または削除することによって新たな商品の組合せを生成し、生成された組合せで商品を購入することもできる。
情報30は、ユーザXによって生成された新たな商品の組合せ(パッケージ)を表わす。情報30は、ユーザXの属性を表わす2つのアイコン35,36とともに、画像31〜34を含む。ユーザXは、情報20に含まれる商品の組合せに対して、テーマ「移動」および「アクティビティ」のそれぞれの商品を変更し、テーマ「ステイ」および「スポット」の商品を維持した。これにより、画像32,34のそれぞれは画像22,24のそれぞれと同じ商品を表わすが、画像31,33のそれぞれは画像21,23のそれぞれとは異なる商品を表わす。画像31は、テーマ「移動」の商品であって、画像21が表わすものとは異なる商品(クラス「Value」による飛行機での移動)を表わす。画像33は、テーマ「アクティビティ」の商品であって、画像23が表わすものとは異なる商品(異なる種類のイベントの体験)を表わす。
販売システムは、ユーザXによって生成された新たな組合せをデータベースに登録する。これにより、販売システムは、ユーザAによって選択された組合せだけでなく、ユーザXによって選択された組合せをも、商品の購入を予定しているユーザに提供できるようになる。情報40は、登録される新たな組合せを表わす。情報40のアイコン45,46および画像41〜44のそれぞれは、情報30のアイコン35,36および画像31〜34のそれぞれが表わすのと同じ属性または商品を表わす。
上記のように、販売システムは、ユーザに当該ユーザまたは他のユーザが過去に選択した商品の組合せを提案する。ユーザが新たな組合せを選択すると、販売システムは、当該新たな組合せを提案に用いる組合せの候補としてデータベースに追加する。これにより、販売システムは、時代のニーズに応じた組合せを随時追加されるデータベースを利用して商品の情報を提供できる。また、販売システムは、個人の好みやライフスタイルに基づく「個人由来」の商品の組合せをユーザに提供できるため、個人の嗜好や価値観にあった商品が提供され易くなる。
[2.システムの構成]
図2は、販売システムの構成を示す図である。
図2は、販売システムの構成を示す図である。
図2に示されるように、販売システム1は、商品情報提供サーバ200と、決済サーバ500と、ソーシャルメディアサーバ700とを含む。図2には、3人のユーザX,A,Bと、ユーザX,A,Bのそれぞれによって利用される端末300X,300A,300Bが示されている。端末300X,300A,300Bのそれぞれは、スマートフォン等のポータブルな通信端末であってもよいし、デスクトップコンピュータ等の端末であってもよい。商品情報提供サーバ200は、端末300X,300A,300Bのそれぞれからのアクセスを受け付ける。
決済サーバ500は、たとえばクレジットカード会社によって所有され、商品の購入に伴う決済処理を行なうサーバコンピュータである。決済サーバ40は、商品情報提供サーバ200からのネットワークを経由した決済要求に応じて、決済処理を実施する。
ソーシャルメディアサーバ700は、ソーシャルメディア上のユーザの投稿を管理する。ソーシャルメディアとは、たとえば、ブログ、BBS(Bulletin Board System:電子掲示板)、Facebook(登録商標)やInstagram(登録商用)やTwitter(登録商標)などのSNS(Social Networking Service)、画像共有サイト、動画共有サイト、または、ショッピングサイトのカスタマーレビューである。
図2では、装置間の情報のやりとりに「(1A)」等の数字が割り振られている。以下、このような数字を参照しながら、ユーザXが商品の閲覧のために商品情報提供サーバ200にアクセスしたときの情報の流れを説明する。
(1A)ユーザ情報登録
ユーザX,A,Bのそれぞれが、商品情報提供サーバ200にユーザ情報(属性等)を登録する。より具体的には、商品情報提供サーバ200は、データベースに、各ユーザの端末から送信されたユーザ情報を登録する。
ユーザX,A,Bのそれぞれが、商品情報提供サーバ200にユーザ情報(属性等)を登録する。より具体的には、商品情報提供サーバ200は、データベースに、各ユーザの端末から送信されたユーザ情報を登録する。
(1B)組合せを登録
ユーザA,Bが、商品情報提供サーバ200のデータベースに、各ユーザが選択した商品の組合せをパッケージとして(同じパッケージID(後述)に関連付けて)登録する。登録される組合せは、各ユーザが過去に購入した組合せであってもよいし、各ユーザが登録用に選択した組合せであってもよい。
ユーザA,Bが、商品情報提供サーバ200のデータベースに、各ユーザが選択した商品の組合せをパッケージとして(同じパッケージID(後述)に関連付けて)登録する。登録される組合せは、各ユーザが過去に購入した組合せであってもよいし、各ユーザが登録用に選択した組合せであってもよい。
(1C)組合せを生成・登録
商品情報提供サーバ200は、ソーシャルメディアサーバ700におけるユーザの投稿から、当該ユーザが選択した商品の組合せの情報を生成し、当該情報をパッケージとしてデータベースに登録する。
商品情報提供サーバ200は、ソーシャルメディアサーバ700におけるユーザの投稿から、当該ユーザが選択した商品の組合せの情報を生成し、当該情報をパッケージとしてデータベースに登録する。
(2)ユーザマッチング
商品情報提供サーバ200は、各ユーザの属性を用いて、ユーザXと他のユーザとをマッチングする。
商品情報提供サーバ200は、各ユーザの属性を用いて、ユーザXと他のユーザとをマッチングする。
(3)組合せを表示
商品情報提供サーバ200は、ユーザXの端末300Xに、ユーザXとマッチングしたユーザによって選択された組合せを表示させる。たとえば、ユーザA,BがユーザXとマッチングした場合、商品情報提供サーバ200は、ユーザAによって登録されたパッケージと、ユーザBによって登録されたパッケージとを、端末300Xに表示させる。なお、商品情報提供サーバ200は、端末300Xに、当該ユーザXが過去に選択した組合せを表示させてもよい。
商品情報提供サーバ200は、ユーザXの端末300Xに、ユーザXとマッチングしたユーザによって選択された組合せを表示させる。たとえば、ユーザA,BがユーザXとマッチングした場合、商品情報提供サーバ200は、ユーザAによって登録されたパッケージと、ユーザBによって登録されたパッケージとを、端末300Xに表示させる。なお、商品情報提供サーバ200は、端末300Xに、当該ユーザXが過去に選択した組合せを表示させてもよい。
(4)購入要求
ユーザXは、端末300Xを通じて、商品情報提供サーバ200に、商品の購入の要求を送信する。このとき、ユーザXは、さらに、商品情報提供サーバ200に代金支払用情報を送信する。代金支払用情報は、商品の購入代金の支払に要する情報であって、たとえば、クレジットカード番号とセキュリティコードとを含む。
ユーザXは、端末300Xを通じて、商品情報提供サーバ200に、商品の購入の要求を送信する。このとき、ユーザXは、さらに、商品情報提供サーバ200に代金支払用情報を送信する。代金支払用情報は、商品の購入代金の支払に要する情報であって、たとえば、クレジットカード番号とセキュリティコードとを含む。
(5A)購入処理
ユーザXから購入の要求を受信すると、商品情報提供サーバ200は、要求された商品の購入処理を実行する。購入処理において、商品情報提供サーバ200は、決済サーバ500に対して購入代金の決済処理を要求する。決済処理の要求に関連して、商品情報提供サーバ200は、ユーザXから送信された代金支払用情報を送信してもよい。
ユーザXから購入の要求を受信すると、商品情報提供サーバ200は、要求された商品の購入処理を実行する。購入処理において、商品情報提供サーバ200は、決済サーバ500に対して購入代金の決済処理を要求する。決済処理の要求に関連して、商品情報提供サーバ200は、ユーザXから送信された代金支払用情報を送信してもよい。
(5B)決済処理
商品情報提供サーバ200からの要求に応じて、決済サーバ500は決済処理を実行する。決済サーバ500は、決済処理が完了すると、当該決済処理の完了を商品情報提供サーバ200へ通知する。
商品情報提供サーバ200からの要求に応じて、決済サーバ500は決済処理を実行する。決済サーバ500は、決済処理が完了すると、当該決済処理の完了を商品情報提供サーバ200へ通知する。
商品情報提供サーバ200は、決済サーバ500からの通知に応じて、購入処理を完了させる。
(6)報酬
商品情報提供サーバ200は、ユーザXが商品の組合せを購入したことの対価として、当該組合せを登録したユーザに報酬を支払う。たとえば、ユーザXがユーザAによって登録された組合せで商品を購入した場合、商品情報提供サーバ200は、ユーザAに報酬を支払う。報酬は、金銭であってもよいし、販売システム1内で有効なポイントであってもよい。
商品情報提供サーバ200は、ユーザXが商品の組合せを購入したことの対価として、当該組合せを登録したユーザに報酬を支払う。たとえば、ユーザXがユーザAによって登録された組合せで商品を購入した場合、商品情報提供サーバ200は、ユーザAに報酬を支払う。報酬は、金銭であってもよいし、販売システム1内で有効なポイントであってもよい。
(7)レビュー投稿用情報
商品情報提供サーバ200は、ユーザXによって操作される端末300Xにレビュー投稿用情報を送信する。レビュー投稿用情報は、購入された組合せを識別する。
商品情報提供サーバ200は、ユーザXによって操作される端末300Xにレビュー投稿用情報を送信する。レビュー投稿用情報は、購入された組合せを識別する。
(8)レビュー投稿
ユーザXは、端末300Xを通じて、商品情報提供サーバ200に、当該ユーザXが購入した商品の組合せのレビューを送信する。当該レビューは、上記のレビュー投稿用情報を伴う。
ユーザXは、端末300Xを通じて、商品情報提供サーバ200に、当該ユーザXが購入した商品の組合せのレビューを送信する。当該レビューは、上記のレビュー投稿用情報を伴う。
(9)レビュー登録
ユーザXからレビューを受信すると、商品情報提供サーバ200は、当該レビューをデータベース(後述する図7のレビューテーブル275)に登録する。商品情報提供サーバ200は、当該レビューがレビュー投稿用情報を伴うことを条件として、当該レビューを登録するように構成されていてもよい。レビューは、レビュー登録用情報が対応する組合せに関連付けられて、データベースに登録される。
ユーザXからレビューを受信すると、商品情報提供サーバ200は、当該レビューをデータベース(後述する図7のレビューテーブル275)に登録する。商品情報提供サーバ200は、当該レビューがレビュー投稿用情報を伴うことを条件として、当該レビューを登録するように構成されていてもよい。レビューは、レビュー登録用情報が対応する組合せに関連付けられて、データベースに登録される。
[3.商品情報提供サーバのハードウェア構成]
図3は、商品情報提供サーバ200のハードウェア構成を示す図である。
図3は、商品情報提供サーバ200のハードウェア構成を示す図である。
図3に示されるように、商品情報提供サーバ200は、プロセッサ201と、通信インターフェース203と、記憶装置205とを含む。プロセッサ201は、通信インターフェース203を用いて、ネットワーク上の他の装置との間で情報を送受信する。プロセッサ201は、たとえば、少なくとも1つのCPU(Central Processing Unit)によって実現される。
記憶装置205は、たとえば、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等によって実現されるが、これに限定されない。記憶装置205は、プログラム格納領域260とデータベース270とを含む。プログラム格納領域260は、プロセッサ201によって実行されるプログラムを非一時的に格納する。プロセッサ201によって実行されるプログラムは、商品情報提供サーバ200に対して着脱可能な記録媒体に格納されていてもよいし、商品情報提供サーバ200の本体から離間した記憶装置に格納されていてもよい。記憶装置205は、プロセッサ201のプログラムの実行における作業領域として機能する、RAM(Random Access Memory)を含む。
データベース270は、図22等を参照して後述する付加情報を格納するための付加情報テーブル271を含む。
データベース270は、さらに、ユーザ情報テーブル272、パッケージテーブル273、商品情報テーブル274、および、レビューテーブル275を含む。以下、各データベースのデータ構造の一例を説明する。
・ユーザ情報テーブル272
図4は、ユーザ情報テーブル272のデータ構造の一例を示す図である。図4に示されるように、ユーザ情報テーブル272は、ユーザIDと、紹介情報と、プロフィールと、ポイント情報と、アカウント名と、許可情報とを含む。ユーザIDは、各ユーザを識別する。
図4は、ユーザ情報テーブル272のデータ構造の一例を示す図である。図4に示されるように、ユーザ情報テーブル272は、ユーザIDと、紹介情報と、プロフィールと、ポイント情報と、アカウント名と、許可情報とを含む。ユーザIDは、各ユーザを識別する。
紹介情報は、各ユーザを紹介するための情報であり、たとえば、テキストと画像によって構成される。図4では、各ユーザの紹介情報が、「紹介情報(1)」等のように簡略化されて示されている。プロフィールは、図1に示されたように、各ユーザの属性を表わすキーワードである。図4では、ユーザID「0001」のプロフィールとして、7個のキーワード(cute、detox、travel、resort、sports、gourmet、shopping)が登録されている。紹介情報およびプロフィールは、たとえば、各ユーザによって登録される(図2の「(1A)ユーザ情報登録」)。
ポイント情報は、各ユーザに付与されたポイントの値を表わす。当該ポイントは、たとえば報酬としてユーザに付与される(図2の「(12)報酬」)。ユーザは、当該ポイントを、たとえば販売システム1における商品の購入の代金として利用され得る。
アカウント名は、各ユーザのソーシャルメディアにおけるアカウントの名称である。許可情報は、販売システム1がソーシャルメディア上の各ユーザの投稿から当該ユーザが選択した商品の組合せの情報を生成することを許可するか否かを表わす。許可情報は、「許可」または「不可」の値を有する。各ユーザは、当該ユーザの許可情報を設定し得る。
図4の例では、ユーザID「0001」のアカウント名は「peace」であり、ユーザID「0001」の許可情報の値は「許可」である。これにより、販売システム1は、ソーシャルメディアサーバ700にアクセスし、アカウント名「peace」の投稿から、ユーザID「0001」のユーザによって選択された商品の組合せの情報を生成し、当該組合せをデータベースに登録することができる(図2の「(1C)組合せの生成・登録」)。
・パッケージテーブル273
図5は、パッケージテーブル273のデータ構成の一例を示す図である。パッケージテーブル273は、各ユーザによって選択された商品の組合せの情報を各ユーザに関連付けて記憶する。図5に示されるように、パッケージテーブル273は、ユーザIDと、パッケージIDと、出発地/目的地と、4つのテーマ(移動、ステイ、アクティビティ、スポット)と、「いいね」カウントとを含む。
図5は、パッケージテーブル273のデータ構成の一例を示す図である。パッケージテーブル273は、各ユーザによって選択された商品の組合せの情報を各ユーザに関連付けて記憶する。図5に示されるように、パッケージテーブル273は、ユーザIDと、パッケージIDと、出発地/目的地と、4つのテーマ(移動、ステイ、アクティビティ、スポット)と、「いいね」カウントとを含む。
ユーザIDは、各ユーザを識別する。パッケージIDは、商品の各組合せを識別する。図5の例では、ユーザID「0001」のユーザによって選択された商品の組合せに対して、パッケージID「1001」が割り当てられている。
出発地/目的地は、各組合せによって特定される商品の組合せ(パッケージ)が対応する出発地と目的地とを含む。たとえば、パッケージID「1001」のパッケージに対して、出発地として「東京」が設定され、目的地として「大阪」が設定されている。
4つのテーマ(移動、ステイ、アクティビティ、スポット)は、組合せを構成する商品のそれぞれのテーマを表わす。パッケージテーブル273には、各テーマの商品の情報(たとえば、商品の名称)が登録される。たとえば、パッケージID「1001」として特定される組合せは、テーマ「移動」の商品として、名称「エア(Value)」を有する商品(クラス「Value」による飛行機での移動)を含む。エアとは、交通手段としての飛行機を意味する。
なお、すべての組合せがすべてのテーマの商品を含まなくてもよい。図5の例において、パッケージID「1001」の組合せは、4つのテーマのすべての商品を含むが、パッケージID「1003」の組合せは、テーマ「移動」の商品を含まない。
「いいね」カウントは、各組合せに対してポジティブな評価を付与したユーザの数を表わす。
・商品情報テーブル274
図6は、商品情報テーブル274のデータ構造の一例を示す図である。商品情報テーブル274は、パッケージテーブル273内の各商品を管理する情報を、各商品の商品名に関連付けて格納する。管理される情報の一例は、商品の価格である。他の例は、商品の紹介文である。管理される情報は、当該商品の情報を提供するホームページのリンクを含んでいてもよい。当該商品の購入処理が商品情報提供サーバ200外の商品サーバによって実行される場合、管理される情報は、当該商品サーバの購入ページへのリンク(たとえば、航空会社の航空券購入用のホームページへのリンク)を含んでいてもよい。
図6は、商品情報テーブル274のデータ構造の一例を示す図である。商品情報テーブル274は、パッケージテーブル273内の各商品を管理する情報を、各商品の商品名に関連付けて格納する。管理される情報の一例は、商品の価格である。他の例は、商品の紹介文である。管理される情報は、当該商品の情報を提供するホームページのリンクを含んでいてもよい。当該商品の購入処理が商品情報提供サーバ200外の商品サーバによって実行される場合、管理される情報は、当該商品サーバの購入ページへのリンク(たとえば、航空会社の航空券購入用のホームページへのリンク)を含んでいてもよい。
・レビューテーブル275
図7は、レビューテーブル275のデータ構造の一例を示す図である。レビューテーブル275は、パッケージテーブル273に格納された各組合せに対して投稿されたレビューを格納する。より具体的には、レビューテーブル275は、図7に示されるように、パッケージIDごとに、レビュー本文と当該レビュー本文を投稿したユーザのID(ユーザID)とを格納する。レビューテーブル275は、1件のパッケージIDに対してレビュー本文とユーザIDの複数の組合せを格納することができる。
図7は、レビューテーブル275のデータ構造の一例を示す図である。レビューテーブル275は、パッケージテーブル273に格納された各組合せに対して投稿されたレビューを格納する。より具体的には、レビューテーブル275は、図7に示されるように、パッケージIDごとに、レビュー本文と当該レビュー本文を投稿したユーザのID(ユーザID)とを格納する。レビューテーブル275は、1件のパッケージIDに対してレビュー本文とユーザIDの複数の組合せを格納することができる。
[4.端末のハードウェア]
図8は、端末300A,300B,300Xのハードウェア構成の一例を示す図である。なお、以下の説明では、端末300A,300B,300Xを総称する時は、「端末300」という。
図8は、端末300A,300B,300Xのハードウェア構成の一例を示す図である。なお、以下の説明では、端末300A,300B,300Xを総称する時は、「端末300」という。
図8に示されるように、端末300は、プロセッサ301と、RAM(Random Access Memory)302と、記憶装置303と、マイクロフォン(マイク)304と、スピーカ305と、ディスプレイ306と、入力装置307と、通信インターフェース308と、GPS(Global Positioning System)受信機309とを備えている。端末300内の各要素は、互いに内部バスで接続されている。プロセッサ301は、少なくとも1つのCPU、少なくとも1つのASIC、少なくとも1つのFPGA、またはそれらの組み合わせなどによって構成される。
RAM302は、プロセッサ301における処理実行時のワークエリアとして機能する。記憶装置303は、プロセッサ301が実行するプログラムおよび当該プログラムの実行に利用されるデータを非一時的に格納する。
マイク304は、入力された音声を、プロセッサ301へ出力する。スピーカ305は、プロセッサ301からの指示に従って、音声を出力する。ディスプレイ306は、プロセッサ301によって実行されるプログラムの処理結果を示す画像を表示する。入力装置307は、入力操作を受け付ける。入力装置307は、たとえば、ハードウェアボタン、および/または、ディスプレイ306上に配置されたタッチセンサである。
通信インターフェース308は、たとえば、ネットワークカードによって実現される。プロセッサ301は、通信インターフェース308を介して他の装置とデータを送受信する。GPS受信機309は、GPS衛星から受信した電波を用いて端末300の位置を計算し、当該計算の結果をプロセッサ301に出力する。
[5.基本画面]
図9は、端末300が表示する基本画面の一例である。図9の画面900は、端末300からアクセスを受けたときに商品情報提供サーバ200が当該端末300に表示させる基本画面の一例であって、ユーザ情報テーブル272にユーザIDを登録されたユーザに対して表示される画面である。
図9は、端末300が表示する基本画面の一例である。図9の画面900は、端末300からアクセスを受けたときに商品情報提供サーバ200が当該端末300に表示させる基本画面の一例であって、ユーザ情報テーブル272にユーザIDを登録されたユーザに対して表示される画面である。
画面900は、ボタン911,921〜923,931〜933を含む。ボタン911は、ユーザ情報を登録するために操作される。ボタン921は、商品の組合せ(パッケージ)を登録するために操作される。ボタン922は、商品の組合せ(パッケージ)を購入するために操作される。ボタン923は、レビューを登録するために操作される。ボタン931,932のそれぞれは、キャンペーン情報を閲覧するために操作される。
[6.システムにおける処理の流れ]
以下、図9および図10〜図24を参照して、画面900内のボタンに対する操作とともに、図2の各処理の具体的な流れを説明する。
以下、図9および図10〜図24を参照して、画面900内のボタンに対する操作とともに、図2の各処理の具体的な流れを説明する。
<(1A)ユーザ情報登録>
ボタン911(図9)が操作されると、端末300は、ユーザによるユーザ情報(紹介情報、プロフィール、アカウント名、および/または、許可情報(図4))の入力を受け付ける。その後、端末300は、商品情報提供サーバ200へ、入力されたユーザ情報と端末300のユーザのユーザID(以下、単に「端末300のユーザID」と称する)を、ユーザ情報の登録要求とともに送信する。
ボタン911(図9)が操作されると、端末300は、ユーザによるユーザ情報(紹介情報、プロフィール、アカウント名、および/または、許可情報(図4))の入力を受け付ける。その後、端末300は、商品情報提供サーバ200へ、入力されたユーザ情報と端末300のユーザのユーザID(以下、単に「端末300のユーザID」と称する)を、ユーザ情報の登録要求とともに送信する。
図10は、商品情報提供サーバ200がユーザ情報の登録要求を処理するための手順のフローチャートである。図10の手順は、たとえば、商品情報提供サーバ200のプロセッサ201が所与のプログラムを実行することによって実現される。
図10を参照して、ステップS1002にて、プロセッサ201は、端末300から受信した情報からユーザIDを抽出する。
ステップS1004にて、プロセッサ201は、ユーザ情報テーブル272に、端末300から受信したユーザ情報(紹介情報、プロフィール、アカウント名、および/または、許可情報(図4))を、ステップS1002にて抽出されたユーザIDに関連付けて登録する。その後、図10の手順は終了する。
<(1B)組合せを登録>
ボタン921(図9)が操作されると、端末300は、ユーザから、パッケージに含まれる出発地および目的地の選択とともに、パッケージを構成する商品の組合せの選択を受け付け、選択された情報を商品情報提供サーバ200へ送信する。商品情報提供サーバ200は、端末300から送信された商品の組合せの情報をパッケージテーブル273に登録する。以下、図11〜図13を参照して、端末300における商品の組合せの選択を説明し、図14を参照して、商品情報提供サーバ200における商品の組合せの情報の登録を説明する。
ボタン921(図9)が操作されると、端末300は、ユーザから、パッケージに含まれる出発地および目的地の選択とともに、パッケージを構成する商品の組合せの選択を受け付け、選択された情報を商品情報提供サーバ200へ送信する。商品情報提供サーバ200は、端末300から送信された商品の組合せの情報をパッケージテーブル273に登録する。以下、図11〜図13を参照して、端末300における商品の組合せの選択を説明し、図14を参照して、商品情報提供サーバ200における商品の組合せの情報の登録を説明する。
・端末300における商品の組合せの選択
図11は、出発地および目的地の選択のための、端末300の表示画面の一例を示す図である。図12は、各テーマの商品の選択のために端末300に表示される画面の一例を示す図である。なお、図12の例における商品のテーマの数が「4」であるが、当該数は単なる一例である。商品のテーマの数は、これに限定されない。
図11は、出発地および目的地の選択のための、端末300の表示画面の一例を示す図である。図12は、各テーマの商品の選択のために端末300に表示される画面の一例を示す図である。なお、図12の例における商品のテーマの数が「4」であるが、当該数は単なる一例である。商品のテーマの数は、これに限定されない。
図11に示されるように、画面1100は、出発地を選択するための欄1110と、目的地を選択するための欄1120と、選択された出発地および目的地を登録するために操作されるボタン1130とを含む。欄1110および欄1120のそれぞれは、場所を選択するための複数のボタンを含む。端末300のユーザは、複数のボタンから出発地と目的地のそれぞれに対応するボタンを選択して操作することにより、出発地および目的地を選択する。その後、ユーザがボタン1130を操作することにより、選択が確定される。
図12に示されるように、画面1200は、テーマ「移動」の商品を選択するための欄1210と、テーマ「ステイ」の商品を選択するための欄1220と、テーマ「アクティビティ」の商品を選択するための欄1230と、テーマ「スポット」の商品を選択するための欄1240とを含む。なお、商品情報提供サーバ200は、ユーザが選択した商品の組合せの情報を記憶装置205に保存していてもよい。画面1200は、ユーザが前回選択した商品の組合せの情報を表示してもよい。画面1200は、端末300のユーザがパッケージテーブル273に登録しているパッケージを構成する商品の組合せを表示してもよい。
欄1210内のボタン1211が操作されると、端末300のプロセッサ301は、図11の画面1100において選択された出発地から目的地までの移動手段を検索する。プロセッサ301は、当該検索を商品情報提供サーバ200のプロセッサ201に要求し、プロセッサ201は、プロセッサ301からの要求に応じて検索を実行して当該検索の結果をプロセッサ301に応答してもよい。プロセッサ301は、検索の結果として、1つ以上の交通手段の選択肢を欄1210に表示する。選択肢は、画面1200とは別の画面に表示されてもよい。端末300のユーザは、選択肢に対して操作することにより交通手段を選択する情報を入力する。プロセッサ301は、選択された交通手段を欄1210に表示する。
欄1220内のボタン1221が操作されると、端末300のプロセッサ301は、図11の画面1100において選択された目的地周辺の宿泊施設を検索する。プロセッサ301は、当該検索を商品情報提供サーバ200のプロセッサ201に要求し、プロセッサ201は、プロセッサ301からの要求に応じて検索を実行して当該検索の結果をプロセッサ301に応答してもよい。プロセッサ301は、検索の結果として、1つ以上の宿泊施設の選択肢を欄1220に表示する。選択肢は、画面1200とは別の画面に表示されてもよい。端末300のユーザは、選択肢に対して操作することにより宿泊施設を選択する情報を入力する。プロセッサ301は、選択された宿泊施設を欄1220に表示する。
欄1230内のボタン1231が操作されると、端末300のプロセッサ301は、図11の画面1100において選択された目的地周辺において開催されるイベントを検索する。プロセッサ301は、当該検索を商品情報提供サーバ200のプロセッサ201に要求し、プロセッサ201は、プロセッサ301からの要求に応じて検索を実行し、当該検索の結果をプロセッサ301に通知してもよい。プロセッサ301は、検索の結果として1つ以上のイベントの選択肢を欄1230に表示する。選択肢は、画面1200とは別の画面に表示されてもよい。端末300のユーザは、選択肢に対して操作することによりアクティビティを選択する情報を入力する。プロセッサ301は、選択されたアクティビティを欄1230に表示する。
欄1240内のボタン1241が操作されると、端末300のプロセッサ301は、図11の画面1100において選択された目的地周辺の観光スポットを検索する。プロセッサ301は、当該検索を商品情報提供サーバ200のプロセッサ201に要求し、プロセッサ201は、プロセッサ301からの要求に応じて検索を実行して当該検索の結果をプロセッサ301に通知してもよい。プロセッサ301は、検索の結果として1つ以上の観光スポットの選択肢を欄1240に表示する。選択肢は、画面1200とは別の画面に表示されてもよい。端末300のユーザは、選択肢に対して操作することにより観光スポットを選択する情報を入力する。プロセッサ301は、選択された観光スポットを欄1240に表示する。
図13は、図12の画面1200に対する商品の組合せの選択の結果の一例を示す図である。図13の画面1300は、テーマ「移動」の商品としてのクラス「Simple」(クラス「Simple」による飛行機での移動)と、テーマ「ステイ」の商品としての「ホテルA」と、テーマ「アクティビティ」の商品としての「ご当地料理体験クラス」とを含む。テーマ「スポット」については商品を含まない。端末300のユーザは、4つのテーマのすべてについて商品を選択することもできるし、図13に示されるように、一部のテーマの商品の選択を控えることもできる。
端末300は、図11〜図13を参照して説明されたユーザの入力に従って商品の組合せの情報を生成すると、商品情報提供サーバ200へ、上記組合せの情報と端末300のユーザIDを、組合せの情報の登録の要求とともに送信する。
・商品情報提供サーバ200における商品の組合せの情報の登録
図14は、端末300からの商品の組合せの情報の登録の要求を処理する手順のフローチャートである。図14の手順は、たとえば、商品情報提供サーバ200のプロセッサ201が所与のプログラムを実行することによって実現される。
図14は、端末300からの商品の組合せの情報の登録の要求を処理する手順のフローチャートである。図14の手順は、たとえば、商品情報提供サーバ200のプロセッサ201が所与のプログラムを実行することによって実現される。
図14を参照して、ステップS1402にて、プロセッサ201は、パッケージテーブル273において、新しいパッケージIDを生成し、当該パッケージIDに端末300のユーザIDと関連付ける。
ステップS1404にて、プロセッサ201は、端末300から送信された出発地および目的地の情報を当該パッケージIDに関連付けて、パッケージテーブル273に登録する。
ステップS1406にて、プロセッサ201は、端末300から送信された各テーマの商品の情報を当該パッケージIDに関連付けて、パッケージテーブル273に登録し、図14の手順を終了する。
以上、図14を参照して説明された処理によれば、パッケージテーブル273において、新規のパッケージIDが追加され、当該パッケージIDに対応する情報のうち、「いいね」カウント以外の情報が設定される。
<(1C)組合せを生成・登録>
図15は、商品情報提供サーバ200がソーシャルメディア上のユーザの投稿から商品の組合せの情報を生成し、パッケージテーブル273に登録するための手順のフローチャートである。図15の手順は、たとえば、商品情報提供サーバ200のプロセッサ201が所与のプログラムを実行することによって実現される。ある実施の形態において、プロセッサ201は、ユーザ情報テーブル272において、許可情報の値が「許可」を持つユーザIDを選択し、選択されたユーザIDのそれぞれについて図15の手順を実行する。
図15は、商品情報提供サーバ200がソーシャルメディア上のユーザの投稿から商品の組合せの情報を生成し、パッケージテーブル273に登録するための手順のフローチャートである。図15の手順は、たとえば、商品情報提供サーバ200のプロセッサ201が所与のプログラムを実行することによって実現される。ある実施の形態において、プロセッサ201は、ユーザ情報テーブル272において、許可情報の値が「許可」を持つユーザIDを選択し、選択されたユーザIDのそれぞれについて図15の手順を実行する。
図15を参照して、ステップS1500にて、プロセッサ201は、ソーシャルメディアサーバ700内の投稿から、上記のように選択されたユーザIDに対応するアカウント名の投稿であって、商品の組合せの生成に利用可能な投稿を選択する。当該選択は、たとえば投稿内のタグに基づいて実現される。
図16の画面1600は、アカウント名1610と、2件の投稿1620,1630とを表示する。図16の例では、アカウント名は「peace」である。図16は、ソーシャルメディアの投稿の表示画面の一例を示す図である。図16を参照して、ステップS1500における投稿の選択について説明する。
投稿1620,1630は、文字「♯」を有するタグを1つ以上含む。タグは、たとえば、投稿をする者によって付される。投稿者は、各投稿に、次の(t1)〜(t4)で表される4種類のタグを含めることができる。
(t1)組合せの生成に利用できることを示すタグ(例:「♯旅コーディネート」)
(t2)出発地と目的地とを表わすタグ(例:「from東京to大阪」)
(t3)テーマを表わすタグ(例:「♯アクティビティ」)
(t4)商品名を表わすタグ(例:「#@街中ガイドツアーG」)
プロセッサ201は、ステップS1500にて、たとえば、上記(t1)のタグを有する投稿を選択することにより、商品の組合せの生成に利用可能な投稿を選択する。
(t2)出発地と目的地とを表わすタグ(例:「from東京to大阪」)
(t3)テーマを表わすタグ(例:「♯アクティビティ」)
(t4)商品名を表わすタグ(例:「#@街中ガイドツアーG」)
プロセッサ201は、ステップS1500にて、たとえば、上記(t1)のタグを有する投稿を選択することにより、商品の組合せの生成に利用可能な投稿を選択する。
図15に戻って、ステップS1502にて、プロセッサ201は、同じ出発地および目的地を表わすタグごとに投稿を分類する。ある実施の形態において、タグ内の単語「from」は出発地を意味し、単語「to」は目的地を意味する。プロセッサ201は、アカウント名「peace」の投稿のうち、タグ「♯旅コーディネート」を有し、かつ、タグ「from東京to大阪」を有する投稿を1つのグループにまとめるように構成されていてもよい。
ステップS1504にて、プロセッサ201は、パッケージテーブル273に、新規のパッケージIDを登録する。プロセッサ201は、さらに、上記のように選択されたユーザID(許可情報の値が「許可」を持つユーザID)と、各グループに対応する出発地および目的地とを、新規のパッケージIDに関連付けて登録する。
ステップS1506にて、プロセッサ201は、ステップS1502の分類によって生成された各グループの投稿のうちテーマ「移動」を表わすタグ(たとえば、「♯移動」)を有する投稿を抽出する。
ステップS1508にて、プロセッサ201は、ステップS1506にて抽出された投稿から商品名を表わすタグを選択し、当該タグから商品名を抽出し、抽出された商品名をテーマ「移動」の商品の情報としてパッケージテーブル273に登録する。ある実施の形態のタグにおいて、商品名は、文字「@」の後に記載され、タグ「♯@simple」は、クラス「Simple」による飛行機での移動を表わす。プロセッサ201は、商品名をパッケージテーブル273に登録するときに、当該商品名の商品を購入するためのページを検索し、当該ページのリンクを当該商品名とともに商品情報テーブル274に登録してもよい。
ステップS1510にて、プロセッサ201は、ステップS1502の分類によって生成された各グループの投稿のうちテーマ「ステイ」を表わすタグ(たとえば、「♯ステイ」)を有する投稿を抽出する。
ステップS1512にて、プロセッサ201は、ステップS1510にて抽出された投稿から商品名を表わすタグを選択し、当該タグから商品名を抽出し、抽出された商品名をテーマ「ステイ」の商品の情報としてパッケージテーブル273に登録する。ある実施の形態のタグにおいて、商品名は、文字「@」の後に記載され、タグ「♯@ホテルA」は、「ホテルA」というホテルの宿泊を表わす。プロセッサ201は、商品名をパッケージテーブル273に登録するときに、当該商品名の商品を購入するためのページを検索し、当該ページのリンクを当該商品名とともに商品情報テーブル274に登録してもよい。
ステップS1514にて、プロセッサ201は、ステップS1502の分類によって生成された各グループの投稿のうちテーマ「アクティビティ」を表わすタグ(たとえば、「♯アクティビティ」)を有する投稿を抽出する。
ステップS1516にて、プロセッサ201は、ステップS1514にて抽出された投稿から商品名を表わすタグを選択し、当該タグから商品名を抽出し、抽出された商品名をテーマ「アクティビティ」の商品の情報としてパッケージテーブル273に登録する。ある実施の形態のタグにおいて、商品名は、文字「@」の後に記載され、タグ「♯@街中ガイドツアーG」は、「街中ガイドツアーG」というイベントへの参加を表わす。プロセッサ201は、商品名をパッケージテーブル273に登録するときに、当該商品名の商品を購入するためのページを検索し、当該ページのリンクを当該商品名とともに商品情報テーブル274に登録してもよい。
ステップS1518にて、プロセッサ201は、ステップS1502の分類によって生成された各グループの投稿のうちテーマ「スポット」を表わすタグ(たとえば、「♯スポット」)を有する投稿を抽出する。
ステップS1520にて、プロセッサ201は、ステップS1518にて抽出された投稿から商品名を表わすタグを選択し、当該タグから商品名を抽出し、抽出された商品名をテーマ「スポット」の商品の情報としてパッケージテーブル273に登録する。ある実施の形態のタグにおいて、商品名は、文字「@」の後に記載され、タグ「♯@Mパーク」は、「Mパーク」という観光スポットへの入場を表わす。プロセッサ201は、商品名をパッケージテーブル273に登録するときに、当該商品名の商品を購入するためのページを検索し、当該ページのリンクを当該商品名とともに商品情報テーブル274に登録してもよい。
以上、図15を参照して説明された処理によれば、パッケージテーブル273において、新規のパッケージIDが追加され、当該パッケージIDに対応する情報のうち、「いいね」カウント以外の情報が設定される。
<(2)ユーザマッチング>
ボタン922(図9)が操作されると、端末300は、商品情報提供サーバ200に、商品の情報の表示を要求するためにアクセスする。当該アクセスに応じて、商品情報提供サーバ200のプロセッサ201は、端末300に商品購入用の画面の生成のためにユーザマッチングを実行する。当該ユーザマッチングにおいて、プロセッサ201は、商品情報提供サーバ200にアクセスした端末300(ボタン922を操作された端末300)のユーザIDを特定し、パッケージテーブル273において当該ユーザIDに関連付けられたプロフィール(の組合せ)と同じプロフィール(の組合せ)を有するユーザIDを選択することにより、商品情報提供サーバ200にアクセスしたユーザと他のユーザとをマッチングさせる。
ボタン922(図9)が操作されると、端末300は、商品情報提供サーバ200に、商品の情報の表示を要求するためにアクセスする。当該アクセスに応じて、商品情報提供サーバ200のプロセッサ201は、端末300に商品購入用の画面の生成のためにユーザマッチングを実行する。当該ユーザマッチングにおいて、プロセッサ201は、商品情報提供サーバ200にアクセスした端末300(ボタン922を操作された端末300)のユーザIDを特定し、パッケージテーブル273において当該ユーザIDに関連付けられたプロフィール(の組合せ)と同じプロフィール(の組合せ)を有するユーザIDを選択することにより、商品情報提供サーバ200にアクセスしたユーザと他のユーザとをマッチングさせる。
なお、ユーザマッチングの方法は上記のものに限定されない。プロセッサ201は、ユーザマッチングに、いかなるマッチングルールをも利用することができる。
<(3)組合せを表示>
商品情報提供サーバ200のプロセッサ201は、パッケージテーブル273において、上記のマッチングにおいて選択されたユーザIDに関連付けられたパッケージIDを選択する。商品情報提供サーバ200は、端末300から出発地と目的地の指定を受付け、選択されたユーザIDのうち指定された出発地および目的地の組と同じ組の出発地および目的地に関連付けられているユーザIDのパッケージIDを選択してもよい。そして、プロセッサ201は、選択されたパッケージIDによって規定される商品の組合せを、商品情報提供サーバ200にアクセスした端末300に表示させる。
商品情報提供サーバ200のプロセッサ201は、パッケージテーブル273において、上記のマッチングにおいて選択されたユーザIDに関連付けられたパッケージIDを選択する。商品情報提供サーバ200は、端末300から出発地と目的地の指定を受付け、選択されたユーザIDのうち指定された出発地および目的地の組と同じ組の出発地および目的地に関連付けられているユーザIDのパッケージIDを選択してもよい。そして、プロセッサ201は、選択されたパッケージIDによって規定される商品の組合せを、商品情報提供サーバ200にアクセスした端末300に表示させる。
図17および図18は、パッケージの表示のために端末300に表示される画面の一例を示す図である。図17の画面1700は、上記のマッチングにおいて選択された20のユーザIDのそれぞれの画像1701〜1720を表示する。画面1700にて、画像1701〜1720は、5×4のマトリクス状に配置されている。なお、画面1700に表示される画像の数は、20に限定されない。
端末300では、画像1701〜1720のそれぞれをクリックされるたびに、クリックされた画像1701〜1720のそれぞれに対応するパッケージの表示のON/OFFが切り替えられる。パッケージの表示のONとは、図18にパッケージ101等として示されるように、画像1701を当該画像1701が対応するユーザIDのパッケージの商品とともに表示することである。パッケージの表示のOFFとは、図17の画像1701等のように、パッケージの商品は伴わず、ユーザを表わす画像のみを表示することである。図18は、図17の画面1700において画像1701〜1705のそれぞれがクリックされることによって、画像1701〜1705のそれぞれに対応するパッケージの表示がONされた状態を表わす。なお、パッケージの表示がONされる画像の数は、5に限定されない。ただし、画面のサイズ等に従って、同時に表示をONされ得るパッケージの数の上限が設定されていてもよい。本明細書では、図18に示された画面を特に「パッケージ画面」ともいう。
図18の画面1700は、5つのパッケージ101〜105を含む。パッケージ101〜105のそれぞれは、画像1701〜1705のそれぞれに対応するパッケージIDを構成する商品の組合せを表示する。
パッケージ105は、パッケージIDに関連付けられた紹介情報に含まれる画像1705を含む。パッケージ101,102,103,104のそれぞれは、画像1705の対応物である画像1701,1702,1703,1704を含む。
パッケージ105は、さらに、ユーザID151と、ユーザID151に関連付けられた紹介情報に含まれるテキスト152とを含む。パッケージ101〜104のそれぞれは、パッケージ105のユーザID151とテキスト152のそれぞれの対応物とを含む。
パッケージ105は、さらに、テーマ「移動」の商品を表わす画像153Aと、テーマ「移動」の商品の詳細な情報を取得するためのボタン153Bとを含む。パッケージ105は、さらに、テーマ「ステイ」の商品を表わす画像154Aと、テーマ「ステイ」の商品の詳細な情報を取得するためのボタン154Bとを含む。パッケージ105は、さらに、テーマ「アクティビティ」の商品を表わす画像155Aと、テーマ「アクティビティ」の商品の詳細な情報を取得するためのボタン155Bとを含む。パッケージ105は、さらに、テーマ「スポット」の商品を表わす画像156Aと、テーマ「スポット」の商品の詳細な情報を取得するためのボタン156Bとを含む。
パッケージ105は、さらに、パッケージ105に含まれる商品を購入するために操作されるボタン157と、パッケージ105のレビューを閲覧するためのボタン158と、パッケージ105にポジティブな評価(たとえば、「いいね」)を付与するためのボタン159とを含む。ボタン159上には、パッケージ105にポジティブな評価を付与したユーザの数を表わす数値(図5の「いいね」カウントの値。図18の例では「18」。)が示されている。
パッケージ101〜104のそれぞれは、パッケージ105の画像153A,154A,155A,156Aおよびボタン153B,154B,155B,156B,157〜159のそれぞれの対応物を含む。
<(4)購入要求,(5A)購入処理,(5B)決済処理,(6)報酬,(7)レビュー投稿用情報>
商品情報提供サーバ200は、端末300に図18の画面1700を表示させた後、端末300から送信される商品の購入の要求と代金支払用情報とを処理する。図19および図20は、端末300から送信される商品の購入の要求を処理するために、商品情報提供サーバ200において実行される手順のフローチャートである。当該手順は、たとえば商品情報提供サーバ200のプロセッサ201が所与のプログラムを実行することによって実現される。
商品情報提供サーバ200は、端末300に図18の画面1700を表示させた後、端末300から送信される商品の購入の要求と代金支払用情報とを処理する。図19および図20は、端末300から送信される商品の購入の要求を処理するために、商品情報提供サーバ200において実行される手順のフローチャートである。当該手順は、たとえば商品情報提供サーバ200のプロセッサ201が所与のプログラムを実行することによって実現される。
図19を参照して、ステップS1800にて、プロセッサ201は、端末300から商品の情報の表示を要求するためのアクセスを受け付ける。当該アクセスの一例は、ボタン922(図9)が操作されたことに応じた、端末300のプロセッサ301から商品情報提供サーバ200へのアクセスである。次に、ステップS1801にて、プロセッサ201は、当該アクセスに応じて、図18に示されたようなパッケージ画面を生成し、生成されたパッケージ画面の情報を読み出す。次に、ステップS1802にて、当該画面の表示を端末300に指示する。これに応じて、端末300は、パッケージ画面を表示する。表示される画面は、上記の<(2)ユーザマッチング>および<(3)組合せを表示>において説明されたような、商品の組合せの情報を表示するための画面である。
ステップS1803にて、プロセッサ201は、端末300からの入力に基づいて、画面1700において「いいね」のボタン(ボタン157またはその対応物)が操作されたか否かを判断する。プロセッサ201は、「いいね」のボタンが操作されたと判断すると(ステップS1803にてYES)、ステップS1804に制御を進め、そうでなければ(ステップS1803にてNO)、プロセッサ201は、ステップS1806へ制御を進める。
ステップS1804にて、プロセッサ201は、パッケージテーブル273において、操作されたボタンに対応するパッケージIDに関連付けられた「いいね」カウントの値を1インクリメントする。その後、制御はステップS1806へ進む。
なお、図19の手順では、ステップS1804を含むステップS1803〜S1822の制御は、複数回実行され得る。プロセッサ201は、ステップS1804における、各ユーザによる同じパッケージIDの「いいね」カウントの値のインクリメントを、一回のみ実行するように構成されていてよい。すなわち、同一のユーザが同一のパッケージIDの「いいね」のボタンを複数回操作しても、プロセッサ201は、当該パッケージIDの「いいね」カウントの値を一回しかインクリメントしないように構成されていてもよい。
ステップS1806にて、プロセッサ201は、端末300からの入力に基づいて、画面1700においてレビューボタン(ボタン158またはその対応物)が操作されたか否かを判断する。プロセッサ201は、レビューボタンが操作されたと判断すると(ステップS1806にてYES)、ステップS1808へ制御を進め、そうでなければ(ステップS1806にてNO)、ステップS1810へ制御を進める。
ステップS1808にて、プロセッサ201は、レビューテーブル275から、操作されたボタンに対応するパッケージIDに関連付けられたレビューを抽出し、抽出されたレビューを端末300に表示させる。
図21は、レビュー表示のために端末300において表示される画面の一例を示す図である。図21の画面2000は、3件のレビュー2010,2020,2030を表わす。レビュー2010,2020,2030のそれぞれは、吹き出しの中に表示されたレビュー本文と、レビューを投稿したユーザの情報とを含む。たとえば、レビュー2020は、レビュー本文「Aホテルのエステ、評判通りに最高!」とユーザの情報(ユーザID:0531、および、ユーザのプロフィール「detox」「travel」)とを含む。
ステップS1810にて、プロセッサ201は、テーマの詳細表示を要求されたか否かを判断する。プロセッサ201は、たとえば、図18のボタン153B,154B,155B,156Bおよびこれらの対応物の中のいずれかが操作された場合に、テーマの詳細表示を要求されたと判断する。プロセッサ201は、テーマの詳細表示を要求されたと判断すると(ステップS1810にてYES)、ステップS1812へ制御を進め、そうでなければ(ステップS1810にてNO)、プロセッサ201は、ステップS1814へ制御を進める。
ステップS1812にて、プロセッサ201は、端末300に、操作されたボタンに対応するパッケージIDおよびテーマの詳細な情報を表示させる。たとえば、画面1700において、パッケージ101のテーマ「ステイ」の詳細な情報を取得するためのボタンが操作されると、プロセッサ201は、端末300に、パッケージ101において選択されているテーマ「ステイ」の商品に関する情報を表示させる。より具体的には、プロセッサ201は、端末300に、当該商品のリンクを送信する。端末300のユーザが、そのリンクをクリックすると、端末300は、その詳細な情報を表示する。
図22は、パッケージ101のテーマ「ステイ」の詳細な情報を表示するための画面の一例を示す図である。図22の画面2100は、パッケージ101のテーマ「ステイ」の商品の紹介情報を表示するためのフィールド2110と、フィールド2110に表示された商品を選択するためのボタン2120と、パッケージ101からテーマ「ステイ」の商品を取り除くためのボタン2130とを含む。
ボタン2120が操作されると、プロセッサ201は、パッケージテーブル273においてパッケージ101の情報を変更することなく、端末300における表示画面を図18の画面1700に戻す。ボタン2130が操作されると、プロセッサ201は、パッケージテーブル273においてパッケージ101の情報からテーマ「ステイ」の商品の情報を削除する。
図23は、パッケージ101の情報からテーマ「ステイ」の商品の情報が削除された後に端末300に表示される画面の一例を示す図である。図23の画面2200は、図18の画面1700と比較して、パッケージ101のステイに対応する画像およびボタンを含まない。
図22に戻って、画面2100において、端末300のユーザは、ボタン2111を操作することにより、日付を指定することができる。端末300において日付が指定されると、プロセッサ201は、商品情報提供サーバ200内の商品管理情報において当該日付の予約を確認し、当該確認の結果を表示するように端末300の画面を更新してもよい。プロセッサ201は、商品管理用の外部サーバに対して、当該日付の予約の可否を問合せ、当該問い合わせの結果を表示するように端末300の画面を更新してもよい。さらに、日付が指定された後にボタン2120が操作されると、プロセッサ201は、指定された日付を、パッケージ101のテーマ「ステイ」の付加情報として付加情報テーブル271に格納する。
図19に戻って、ステップS1814にて、プロセッサ201は、端末300における操作に応じた信号に基づいて、パッケージを構成する商品が変更されたか否かを判断する。パッケージを構成する商品の変更の一例は、図22および図23を参照して説明されたような、パッケージを構成する商品の組合せから一部の商品を削除することである。他の例は、パッケージを構成する商品を他の商品と入替えることである。商品の入替えについて、再度図22を参照して説明する。
図22の画面2100は、テーマ「ステイ」の代替的な3つの商品のそれぞれを表わすフィールド2140,2150,2160を含む。端末300のユーザは、フィールド2140,2150,2160のいずれかを操作することによって、パッケージ101において、テーマ「ステイ」の商品を他の商品と入替えることができる。フィールド2140,2150,2160のいずれかが操作されると、プロセッサ201は、フィールド2110に表示する情報を、操作されたフィールドに表示されていた情報に入れ替える。
図19に戻って、ステップS1814にて、プロセッサ201は、パッケージを構成する商品が変更されたと判断すると(ステップS1814にてYES)、ステップS1816へ制御を進め、そうでなければ(ステップS1814にてNO)、ステップS1818(図20)へ制御を進める。
ステップS1816にて、プロセッサ201は、ステップS1814にて検出された変更に従って、端末300におけるパッケージの表示を更新するとともに、新たに生成されたパッケージ(商品の組合せ)を記憶装置205内のRAMに格納する。新たに生成されたパッケージは、元のパッケージのパッケージIDとともに格納される。たとえば、ステップS1814にて、パッケージID「1101」を構成する商品の変更が検出された場合、プロセッサ201は、RAMに、パッケージID「1101」とともに、変更によって新たに生成された商品の組合せを格納する。なお、ステップS1814にて検出される変更は、パッケージ内の商品の入れ替えであってもよいし、パッケージ内の一部の商品の削除であってもよい。
図20を参照して、ステップS1818にて、プロセッサ201は、端末300からの入力に基づいて、端末300においてパッケージの内容の確認のための操作がなされたか否かを判断する。当該操作の一例は、画面1700におけるボタン157またはその対応物に対する操作である。プロセッサ201は、上記確認のための操作がなされたと判断すると(ステップS1818にてYES)、ステップS1820へ制御を進め、そうでなければ(ステップS1818にてNO)、プロセッサ201は、ステップS1803(図19)へ制御を戻す。
ステップS1820にて、プロセッサ201は、端末300に、操作されたボタンに対応するパッケージの確認画面を表示させる。たとえば、パッケージ105の確認用のボタン(ボタン157)が操作されると、パッケージ105の確認画面が表示される。パッケージ101の確認用のボタン(ボタン157の対応物)が操作されると、パッケージ101の確認画面が表示される。
図24は、パッケージ101の確認画面の一例を示す図である。図24の画面2300は、パッケージ101の4つのテーマのそれぞれの商品を表示する4つのフィールド2310,2320,2330,2340を含む。プロセッサ201は、4つのテーマの商品のそれぞれについて、商品情報提供サーバ200内の商品管理情報を確認し、当該確認の結果をフィールド2310,2320,2330,2340に表示してもよい。商品の予約情報が商品情報提供サーバ200の外部のサーバで管理される場合、プロセッサ201は、当該外部のサーバに付加情報テーブル271に格納された日付での予約の可否を問合せ、当該問合せの結果をフィールド2310,2320,2330,2340に表示してもよい。付加情報テーブル271に付加情報が格納されていない場合、プロセッサ201は、画面2300において日付の指定を要求してもよい。
商品が一日の中の複数の設定時間から時間の指定を必要とする場合、プロセッサ201は、さらに時刻(時間帯)の指定を要求し、指定された時間(時間帯)での予約の可否を、商品情報提供サーバ200内の商品管理情報において確認し、当該確認の結果をフィールド2310,2320,2330,2340に表示してもよい。プロセッサ201は、予約の可否を外部のサーバに問合せ、当該問合せの結果をフィールド2310,2320,2330,2340に表示してもよい。これにより、商品が飛行機による移動である場合、指定された日付の中の、指定された時間帯に対応する便の予約の可否が、対応するフィールドに表示される。商品が一日に複数回開催されるイベントである場合、指定された日付の中の、指定された時間帯に開催されるイベントへの参加予約の可否が、対応するフィールドに表示される。
画面2300は、さらに、戻るボタン2350と確定ボタン2360とを含む。確定ボタン2360が操作されると、プロセッサ201は、画面2300に表示された商品の組合せの購入を確定する。戻るボタン2350が操作されると、プロセッサ201は、画面2300に表示された商品の組合せの購入を確定することなく、端末300における表示を画面1700に戻す。
図20に戻って、ステップS1822にて、プロセッサ201は、ステップS1820において表示された確認画面の内容が確定されたか否かを判断する。プロセッサ201は、たとえば、図24の確定ボタン2360が操作されると確認画面の内容が確定されたと判断し(ステップS1822にてYES)、ステップS1824へ制御を進める。プロセッサ201は、たとえば、戻るボタン2350が操作されると確認画面の内容は確定されていないと判断し(ステップS1822にてNO)、端末300における表示を画面1700に戻した後、ステップS1803(図19)へ制御を戻す。
ステップS1824にて、プロセッサ201は、端末300から商品の代金支払用情報を受信する。
ステップS1826にて、プロセッサ201は、確定された確認画面に表示された商品の組合せの購入処理を実行し、また、当該購入処理における商品購入代金の決済処理を決済サーバ500に要求する。
一例では、購入対象の商品は無体物であり、購入処理は、航空券および/またはホテルの電子取引による購入に関する公知の技術を用いて実現される。他の例では、購入対象の商品は有体物であり、購入処理は、書籍、日用品、および/または衣服等についての、インターネットショッピングによる購入に関する公知の技術を用いて実現される。
販売システム1において、商品情報提供サーバ200によって販売される商品の情報は、当該商品情報提供サーバ200内で管理されていてもよいし、外部の商品販売用サーバにおいて管理されていてもよい。後者の場合、商品情報提供サーバ200は、購入処理において、上記商品販売用サーバに、ユーザから購入を要求された商品の購入を要求する。
商品情報提供サーバ200は、上記購入処理において、たとえば商品の組合せの購入代金を決済サーバ500に要求し、決済サーバ500から決済処理の完了の通知を受けたことに応じて、購入処理を終了させる。
ステップS1827にて、プロセッサ201は、RAMにパッケージが格納されているか否かを判断する。上記のように、ステップS1816において、既存のパッケージに対する変更によって生成された新たなパッケージがRAMに格納される。プロセッサ201は、そのような新たなパッケージがRAMに格納されていると判断すると(ステップS1827にてYES)、ステップS1828へ制御を進める。そうでなければ(ステップS1827にてNO)、プロセッサ201は、ステップS1829へ制御を進める。
ステップS1828にて、プロセッサ201は、RAMに格納されている新たなパッケージをパッケージテーブル273に登録する。より具体的には、プロセッサ201は、パッケージテーブル273に新しいパッケージIDを設定し、当該パッケージIDに対して上記新たなパッケージを構成する商品等の情報を登録する。登録される商品の組合せは、商品を変更されたパッケージの中の、変更されたテーマ以外のテーマの商品と、変更後の商品(変更前の商品と入替えられた商品)とを含む。当該新たなパッケージIDに関連付けられるユーザIDは、たとえば、端末300のユーザIDである。当該新たなパッケージIDに関連付けられる出発地/目的地は、たとえば、図18のパッケージ画面が表示される際に端末300のユーザによって選択された出発地および目的地である。
新たに登録されたパッケージの情報は、ユーザIDに関連付けられる(図5)。当該ユーザIDは、許可情報に関連付けられる(図4)。新たに登録されたパッケージは、当該パッケージの情報に関連付けられるユーザが当該ユーザの許可情報を「許可」に設定することに応じて、図18等の画面において、他のユーザに対して表示される。許可情報が「許可」に設定されない限り、パッケージの情報は他のユーザに対して表示されない。
ステップS1829にて、プロセッサ201は、購入された商品の組合せ(パッケージID)に関連付けられているユーザに、報酬を付与する。元のパッケージの中の商品が変更されることによってステップS1816にて新しいパッケージが生成された場合、プロセッサ201は、元のパッケージのパッケージIDに関連付けられているユーザに報酬を付与するように構成されていてもよい。
ステップS1830にて、プロセッサ201は、端末300に、レビュー投稿用情報を送信する。レビュー投稿用情報は、購入された商品の組合せ(パッケージID)を識別する情報を含む。元のパッケージの中の商品が変更されることによってステップS1816にて新しいパッケージが生成された場合、レビュー投稿用情報は、元のパッケージのパッケージIDを識別するように構成されてもよいし、新しいパッケージのパッケージIDを識別するように構成されていてもよいし、これらの双方のパッケージのパッケージIDを識別するように構成されていてもよい。
<(8)レビュー投稿,(9)レビュー登録>
図25は、商品情報提供サーバ200において、端末300から投稿されたレビューを登録するための手順のフローチャートである。ある実施の形態において、図25の手順は、端末300において、ボタン923(図9)が操作され、レビューが入力され、送信用の操作がなされたことに応じて実行される。図25の手順は、たとえば、商品情報提供サーバ200のプロセッサ201が所与のプログラムを実行することによって実現される。
図25は、商品情報提供サーバ200において、端末300から投稿されたレビューを登録するための手順のフローチャートである。ある実施の形態において、図25の手順は、端末300において、ボタン923(図9)が操作され、レビューが入力され、送信用の操作がなされたことに応じて実行される。図25の手順は、たとえば、商品情報提供サーバ200のプロセッサ201が所与のプログラムを実行することによって実現される。
図25を参照して、ステップS2402にて、プロセッサ201は、端末300からレビューの投稿を受信すると、当該投稿がレビュー投稿用情報を含むか否かを判断する。プロセッサ201は、当該投稿がレビュー投稿用情報を含むと判断すると(ステップS2402にてYES)、ステップS2404へ制御を進め、そうでなければ(ステップS2402にてNO)、ステップS2406へ制御を進める。
ステップS2404にて、プロセッサ201は、受信したレビューを、レビューテーブル275に、レビュー投稿用情報によって識別されるパッケージIDに関連付けて登録した後、図25の手順を終了させる。
ステップS2406にて、プロセッサ201は、レビューの投稿がエラーであることを端末300に返信した後、図25の手順を終了させる。
[7.端末の初期画面中の画像の選択に従ったパッケージ画面の表示]
パッケージ画面が表示するパッケージは、端末300において選択された画像に対応するユーザのパッケージであってもよい。図26は、端末300が表示する初期画面の一例を示す図である。初期画面は、パッケージ画面が表示するパッケージを選択するために選択される画像を表示する画面の一例である。図27は、図26の初期画面に対する操作に従って、パッケージ画面が表示するパッケージを選択するための手順を示す図である。図28は、図27の手順によって選択されたパッケージを表示するパッケージ画面の一例を示す図である。図29は、初期画面およびパッケージ画面を表示するために端末300において実行される手順の一例を示す図である。以下、図26〜図29を参照して、端末300における、初期画面の表示および初期画面中の画像の選択に従ったパッケージ画面の表示について説明する。
パッケージ画面が表示するパッケージは、端末300において選択された画像に対応するユーザのパッケージであってもよい。図26は、端末300が表示する初期画面の一例を示す図である。初期画面は、パッケージ画面が表示するパッケージを選択するために選択される画像を表示する画面の一例である。図27は、図26の初期画面に対する操作に従って、パッケージ画面が表示するパッケージを選択するための手順を示す図である。図28は、図27の手順によって選択されたパッケージを表示するパッケージ画面の一例を示す図である。図29は、初期画面およびパッケージ画面を表示するために端末300において実行される手順の一例を示す図である。以下、図26〜図29を参照して、端末300における、初期画面の表示および初期画面中の画像の選択に従ったパッケージ画面の表示について説明する。
図26の画面2500について説明する。端末300のプロセッサ301(図8)は、商品情報提供サーバ200から所定の画面情報を取得することによって、または、端末300内の所定のアプリケーションの動作として、画面2500をディスプレイ306に表示する。
画面2500は、5個の画像2501〜2505を含む。一例では、画像2501〜2505は、ユーザ情報テーブル272(図4)において紹介情報として含まれる各ユーザの画像である。商品情報提供サーバ200のプロセッサ201は、「いいね」カウンタ(図5)のカウント値の上位5件のパッケージID、または、レビューテーブル275(図7)において登録されているレビュー件数が多い上位5件のパッケージIDを選択する。そして、プロセッサ301は、選択されたパッケージIDに関連付けられた紹介情報に含まれる画像を画像2501〜2505として表示することを、端末300に指示してもよい。他の例では、画像2501〜2505のそれぞれは、特定のユーザに対応せず、1つ以上のプロフィールにのみ関連付けられた画像であってもよい。図26の例では、画面2500は5個の画像2501〜2505を含むが、画面2500が含む画像の数は「5」に限定されない。
プロセッサ301は、画像2501〜2505に対する操作を受け付けると、どの画像が操作されたかを表わす情報を商品情報提供サーバ200に送信する。
ある実施の形態では、商品情報提供サーバ200のプロセッサ201は、端末300から、画像2501〜2505の中の少なくとも1つが操作されたことを表わす情報を受け付けると、図27の手順を開始する。この場合、端末300のユーザは、販売システム1にログインしている必要はない。以下に、図27の手順について説明する。なお、図27の手順は、たとえばプロセッサ201が所与のプログラムを実行することによって実現される。
図27を参照して、ステップS2602にて、プロセッサ201は、画像2501〜2505の中の操作された画像に対応するユーザIDを特定する。ステップS2604にて、プロセッサ201は、ユーザ情報テーブル272を参照することにより、ステップS2602にて特定されたユーザIDと同じプロフィールを有するユーザIDを選択する。ステップS2606にて、プロセッサ201は、ステップS2602にて特定されたユーザIDとステップS2604にて選択されたユーザIDに対応するパッケージIDを選択して、図27の手順を終了する。
図27の手順によれば、商品情報提供サーバ200のプロセッサ201は、図2の「2.ユーザマッチング」のような端末300のユーザと他のユーザとのマッチングの代わりに、初期画面(図26)において選択されたユーザと他のユーザとのマッチングを実行できる。図27の手順を図19の手順に関連付けると、図27の手順の開始のトリガーとなる端末300からの情報の受信が、図19のステップS1800の制御に相当する。図27の手順によるパッケージIDの選択は、ステップS1801の制御の一部を構成する。すなわち、図19のパッケージ画面の生成において、図27の手順によって選択されたパッケージIDが利用される。
次に、図28を参照して、図27の手順に従って選択されたパッケージIDを用いて生成される画面(パッケージ画面)の一例を説明する。図28の画面2700は、3つのパッケージ2701,2702,2703を表示する。たとえば、パッケージ2701は、初期画面において選択されたユーザのパッケージIDに対応し、パッケージ2702,2703は、当該選択されたユーザと同じプロフィール(cute, detox, travel, resort, sports, gourmet, shopping)を有するユーザのパッケージIDに対応する。
図28のパッケージ2701,2702,2703のそれぞれは、図18のパッケージ101〜105のそれぞれと同じ構成を有していてもよい。すなわち、パッケージ2703は、画像2730と、ユーザID2731と、テキスト2732と、画像2733A,2734A,2735A,2736Aと、ボタン2733B,2734B,2735B,2736B,2717〜2719とを含み、また、パッケージ2701,2702はこれらの対応物を含む。
なお、画面2700において、画像2713Aによって表されるテーマ「移動」を表わす画像は、各パッケージIDに含まれる「出発地/目的地」を表わす文字列を含んでいてもよい。たとえば、画像2713Aは、文字列「東京/札幌」を含む。
次に、図29を参照して、端末300における初期画面およびパッケージ画面の表示のために手順を説明する。なお、図29の手順は、たとえば、端末300にインストールされたアプリケーションの一部として、プロセッサ301が当該アプリケーションプログラムを実行することによって実現される。
図29を参照して、ステップS2802にて、プロセッサ301は、ディスプレイ306に、初期画面(図26の画面2500)を表示する。ステップS2802は、たとえば商品情報提供サーバ200からの指示(図19のステップS1802)に応じて実行される。
ステップS2804にて、プロセッサ301は、画面2500内の画像2501〜2505のいずれかが操作されると、操作された画像を表わす情報を商品情報提供サーバ200へ送信する。たとえば、画像2501が操作されると、プロセッサ301は、商品情報提供サーバ200に、画面2500内の画像が操作されたことを表わす情報と、操作された画像を表わす情報として画像2501を特定する情報とを送信する。これに応じて、商品情報提供サーバ200のプロセッサ201は、パッケージ画面を生成し(ステップS1801)、当該パッケージ画面の表示を端末300に指示する(ステップS1802)。
ステップS2806にて、プロセッサ301は、商品情報提供サーバ200からのパッケージ画面の表示の指示を受信する。そして、ステップS2808にて、プロセッサ301は、ディスプレイ306に、パッケージ画面を表示して、図29の手順を終了する。これにより、ディスプレイ306にパッケージ画面(図28の画像2700等)が表示される。
以上、図26〜図29を参照した説明に従えば、端末300のユーザが、初期画面(図26)に表示された画像から気に入った画像を選択すると、端末300は、商品情報提供サーバ200から受信した情報に基づいて、パッケージ画面(図28の画面2700)を表示する。画面2700は、選択された画像に関連付けられたユーザおよび当該ユーザと同じプロフィールを有するユーザのそれぞれが過去に選択したパッケージを表示する。端末300のユーザは、初期画面に表示される画像2501〜2505から気に入った画像を選択すれば、行き先などの条件を選択することなく、旅行に関する商品のパッケージの候補を取得することができる。これにより、販売システム1は、端末300のユーザの直観的な操作に基づいて、当該ユーザに、商品のパッケージという具体的な情報を提供できる。
なお、プロセッサ201は、パッケージ画面として、初期画面において選択されたユーザのみについて、当該ユーザが過去に選択したパッケージを表示させてもよい。すなわち、図28の画面2700において、初期画面において選択されたユーザと同じプロフィールを有するユーザが過去に選択したパッケージの表示は省略されてもよい。
[8.ユーザXに関連付けられたウェブサイトにおけるユーザXのパッケージの表示]
プロセッサ201は、パッケージテーブルに登録されたパッケージの1つ以上を、ユーザのブログ等の他のサイトに、ウィジェットとして埋め込むことができる。ブログ上のウィジェットは、商品の組合せを表示するためにウェブページにおいて表示されるパーツの一例である。パーツとは、ウェブページの画面を構成する要素の一例である。ユーザのブログは、当該ユーザに関連付けられたウェブページの一例である。図30は、ユーザによって登録されたパッケージをウィジェットとして含む画面の一例を示す図である。
プロセッサ201は、パッケージテーブルに登録されたパッケージの1つ以上を、ユーザのブログ等の他のサイトに、ウィジェットとして埋め込むことができる。ブログ上のウィジェットは、商品の組合せを表示するためにウェブページにおいて表示されるパーツの一例である。パーツとは、ウェブページの画面を構成する要素の一例である。ユーザのブログは、当該ユーザに関連付けられたウェブページの一例である。図30は、ユーザによって登録されたパッケージをウィジェットとして含む画面の一例を示す図である。
図30の画面2900は、端末300のユーザによって作成されたブログの画面の一例である。画面2900は、ブログのタイトル2901と、ブログの著者のプロフィール2902と、記事2911,2912と、ウィジェット2920とを含む。ウィジェット2920の一例は、端末300のユーザによって生成および登録されたパッケージを購入するための画面を表示するためのアプリケーションである。ウィジェット2920内の購入ボタンが操作されることにより、ウィジェット2920を表示する端末では、ウィジェット2920のアプリケーションを実行することによって、商品情報提供サーバ200に、表示された購入を要求する。この要求は、図2の「(4)購入要求」と同様である。ウィジェット2920として、図28に示されたような、複数のパッケージを表わす画面が表示されてもよい。
ウィジェット2920を含む画面2900を表示するために、端末300のユーザは、予め、ブログサーバ(たとえば、図1のソーシャルメディアサーバ700)に対して、ウィジェットとしてパッケージを表示するためのアプリケーションを登録するための操作を実行する。ブログサーバは、ウィジェットとしてパッケージを表示するためのアプリケーションを登録する。登録される情報は、さらに、商品情報提供サーバ200を特定する情報と、当該ユーザのために商品情報提供サーバ200において登録されているユーザIDとを含んでいてもよい。以下、端末300のユーザ(ブログの著者)をユーザXと称する。
図31は、ユーザXのブログが表示されるときの、ブログサーバおよび商品情報提供サーバ200において実行される手順の一例を表わすフローチャートである。
図31を参照して、ブログサーバのプロセッサは、ユーザXまたは他のユーザによって操作される端末からユーザXのブログを表示する要求を受けると、ステップS300にて、商品情報提供サーバ200を特定する情報と、商品情報提供サーバ200におけるユーザXのID(ユーザID)とを読み出す。
ステップS302にて、ブログサーバのプロセッサは、商品情報提供サーバ200に対して、ユーザXのパッケージ画面用の情報を要求する。当該要求は、ユーザXの商品情報提供サーバ200におけるユーザIDを伴ってもよい。
当該要求に応じて、商品情報提供サーバ200のプロセッサ201は、ステップS310にて、パッケージテーブル273においてユーザXのユーザIDに関連付けられている情報を読み出す。ステップS312にて、プロセッサ201は、ブログサーバに、読み出した情報を送信する。
ステップS304にて、ブログサーバのプロセッサは、ユーザXのブログの表示を要求してきた端末に対して、ブログのウィジェットがユーザXのパッケージを表示するための情報を送信する。これにより、ユーザXのブログの表示を要求してきた端末は、図30の画面2900のような、ウィジェットを埋め込まれたブログを表示する。ユーザXは、当該ユーザXのブログに、当該ユーザXが商品情報提供サーバ200に登録したパッケージを購入するためのゲートウェイを配置することができる。ユーザXのパッケージが他のユーザによって購入されると、図2において「(6)報酬」として示されたように、ユーザXには報酬が支払われる。これにより、ユーザXは、ウィジェットをアフィリエイト(成功報酬型広告)として利用することができる。
ユーザXのパッケージをパーツとして表示するウェブサイトは、ユーザXのブログに限定されない。他の例は、ソーシャルネットワーク(Facebook, Instagram, 等)上のユーザXの個人ページである。
商品の組合せを表示するためにウェブページにおいて表示されるパーツは、ウィジェットに限定されない。他の例は、ブログ等のウェブページ上の広告である。この例では、ブログサーバのプロセッサは、端末からブログの表示要求を受けると、商品情報提供サーバ200に、ユーザXのユーザIDを送信する。
商品情報提供サーバ200のプロセッサ201は、パッケージテーブル273からユーザXのユーザIDに関連付けられたパッケージの情報を読み出し、当該パッケージを表示するための画像を生成する。生成される画像は、たとえば、図30においてウィジェット2920として示された画像である。商品情報提供サーバ200のプロセッサ201は、生成された画像をブログサーバに送信する。ブログサーバは、商品情報提供サーバ200から送信された画像を広告としてブログの画面に埋め込み、当該画面を端末に表示させる。これにより、ユーザXのブログを表示する端末では、ブログ内に、広告として、ユーザXのパッケージを表わす画像が表示される。
ブログを表示する端末は、広告部分がクリックされると、パッケージを購入するためのアプリケーションが起動する。当該アプリケーションにおいて、パッケージを購入する指示がなされると、端末は、図2において「(4)購入要求」として示されたように、商品情報提供サーバ200に対してパッケージの購入を要求する。この例において、ユーザXは、ブログ上の広告をアフィリエイトとして利用することができる。
[9.開示の要約]
本開示は、以下のように要約され得る。
本開示は、以下のように要約され得る。
<1> 本開示に係る商品の情報の提供方法は、コンピュータ(商品情報提供サーバ200)によって実行される。当該方法は、コンピュータと通信可能な端末のアクセスを受けるステップ(ステップS1800)と、ユーザによって選択された商品の組合せの情報をデータベースから読み出すステップ(ステップS1801)と、データベースから読み出された商品の組合せの情報を、端末に表示するステップ(ステップS1802)とを含む。
<2> 上記方法において、アクセスは、ユーザの指定(ステップS2804における、端末300から商品情報提供サーバ200への、操作された画像を特定する情報の送信)を含んでもよい。商品の組合せの情報(画面2700)を端末に表示するステップは、指定されたユーザによって選択された商品の組合せ(画面2500において選択された画像に対応するパッケージIDの商品の組合せ)の情報を表示するための画面を表示することを含んでもよい。
<3> 上記方法では、端末に表示された情報に対応する組合せの変更の要求を受けた場合に(S1814にてYES)、当該要求後の組合せの情報は、当該変更後の組合せの表示を承諾する入力(図4の「許可情報」を「許可」に設定)を条件として、端末に表示されてもよい。
<4> 上記変更後の組合せは、変更前の組合せを構成する商品の一部と新たな商品とによって、すなわち、変更前の商品の少なくとも一つが新たな商品に入れ替えられることによって、構成されてもよい。
<5> 端末に表示された情報に対応する組合せの購入の要求、または、当該組合せの中の一部の商品の購入の要求を受け付けるステップ(ステップS1822)をさらに含んでもよい。
<6>方法は、組合せの中の少なくとも一部の商品が購入された場合に、当該組合せを選択していたユーザに対する対価を付与するステップ(S1830)をさらに含んでもよい。
<7> ユーザによるソーシャルメディア上の投稿から取得した組合せの情報、または、ユーザから登録を要求された組合せの情報を、データベースに登録するステップ(S1506〜S1520)をさらに備えていてもよい。
<8> 組合せの情報を端末に表示するステップは、各ユーザに関連付けられている属性情報に基づいて端末のユーザ(図2のユーザX)にマッチングされたユーザ(ユーザA,B)によって選択された組合せの情報を端末に表示することを含んでいてもよい。
<9> 方法は、端末に表示された組合せに対するフィードバック(「いいね」、レビュー)を端末のユーザから受け付けて、データベースに登録するステップ(ステップS1804,S2404)をさらに含んでいてもよい。
<10> 方法において、データベースから読み出された商品の組合せの情報は、ユーザに関連付けられたウェブページにおいてパーツとして表示されてもよい。この意味において、商品情報提供サーバ200は、図30,図31を参照して説明されたように、ユーザXのブログ(ユーザXに関連付けられたウェブページの一例)を管理するブログサーバに、ユーザXに関連付けられたパッケージを表示するための情報を送信する。ブログサーバは、ユーザXのブログに、ユーザXに関連付けられたパッケージをウィジェットとして埋め込む。これにより、ユーザXのブログは、当該ブログを表示する端末において、ユーザXに関連付けられたパッケージを表示するウィジェットを埋め込まれた状態で表示される。
<11> 本開示のある局面に係るプログラムは、商品情報提供サーバ200のプロセッサ201によって実行され、上記した方法を実行させる。
<12> 本開示の他の局面に係るプログラムは、端末300のプロセッサ301に、表示装置(ディスプレイ306)に、ユーザに対応する画像(画像2501〜2505)を含む表示インターフェース(初期画面:画面2500)を表示するステップ(2802)と、画像に対する操作に応じて、当該操作を特定する情報をサーバに送信するステップ(S2804)と、操作を特定する情報に応答したサーバからの指示(商品情報提供サーバ200からのステップS1802)に従って、ユーザが過去に選択した商品の組合せの情報を表示するための画面を表示するステップ(ステップS2808)とを実行させる。
今回開示された各実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。また、実施の形態および各変形例において説明された発明は、可能な限り、単独でも、組合わせても、実施することが意図される。
1 販売システム、10,20,30,40 情報、200 商品情報提供サーバ、300,300A,300B,300X 端末、500 決済サーバ、700 ソーシャルメディアサーバ、900,1100,1200,1300,1600,1700,2000,2100,2200,2300,2500,2700 画面、1610 アカウント名、1620,1630 投稿、2010,2020,2030 レビュー。
Claims (12)
- 商品の情報を提供するためにコンピュータで実行される方法であって、
前記コンピュータと通信可能な端末のアクセスを受けるステップと、
ユーザによって選択された商品の組合せの情報を前記コンピュータのデータベースから読み出すステップと、
前記データベースから読み出された商品の組合せの情報を、前記端末に表示するステップとを含む、方法。 - 1組以上の前記組合せの情報のそれぞれを選択したユーザのそれぞれの情報を、前記端末に表示するステップをさらに含み、
前記アクセスを受けるステップは、前記ユーザを指定する情報を受信するステップを含み、
前記商品の組合せの情報を前記端末に表示するステップは、指定された前記ユーザによって選択された商品の組合せの情報を表示するための画面を表示することを含む、請求項1に記載の方法。 - 前記端末に表示された前記情報に対応する組合せの変更の要求を受けた場合に、当該要求後の組合せの情報は、当該変更後の組合せの表示を承諾する入力を条件として、前記端末に表示される、請求項1または請求項2に記載の方法。
- 変更後の前記組合せは、変更前の組合せを構成する商品の一部と新たな商品とによって構成される、請求項3に記載の方法。
- 前記端末に表示された前記情報に対応する組合せの購入の要求、または、当該組合せの中の一部の商品の購入の要求を受け付けるステップをさらに含む、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の方法。
- 前記組合せの中の少なくとも一部の商品が購入された場合に、当該組合せを選択していたユーザに対する対価を付与するステップをさらに含む、請求項5に記載の方法。
- ユーザによるソーシャルメディア上の投稿から取得した組合せの情報、または、ユーザから登録を要求された組合せの情報を、前記データベースに登録するステップをさらに備える、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の方法。
- 前記組合せの情報を前記端末に表示するステップは、各前記ユーザに関連付けられている属性情報に基づいて前記端末のユーザにマッチングされたユーザによって選択された組合せの前記情報を前記端末に表示することを含む、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の方法。
- 前記端末に表示された組合せに対するフィードバックを前記端末のユーザから受け付けて、前記データベースに登録するステップをさらに含む、請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の方法。
- 前記データベースから読み出された商品の組合せの情報は、前記ユーザに関連付けられたウェブページにおいてパーツとして表示される、請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の方法。
- 請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載の方法をコンピュータに実行させる、プログラム。
- 表示装置を有するコンピュータによって実行されるプログラムであって、
前記プログラムは、前記コンピュータに、
前記表示装置に、ユーザに対応する画像を含む表示インターフェースを表示するステップと、
前記画像に対する操作に応じて、当該操作を特定する情報をサーバに送信するステップと、
前記操作を特定する情報に応答した指示に従って、前記ユーザが過去に選択した商品の組合せの情報を表示するための画面を表示するステップとを実行させる、プログラム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2017167957A JP2019046115A (ja) | 2017-08-31 | 2017-08-31 | 商品の情報を提供する方法、および、プログラム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023093284A (ja) * | 2021-12-22 | 2023-07-04 | アウー インテリジェンス, インコーポレイテッド | 電子マーケティングシステムとその実施方法 |
-
2017
- 2017-08-31 JP JP2017167957A patent/JP2019046115A/ja active Pending
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