JP2012099029A - 電子商取引システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 商品を注文する場合に、商品の属性を誤って選択している状態で、注文を確定してしまうことを可及的に防止できる電子商取引システムを提供する。
【解決手段】 電子商取引管理サーバ10は、人間の年齢と身長サイズとの関係を示す成長情報テーブルTを記憶する成長情報記憶部21と、最新の注文情報Fに含まれる商品利用者と同一の商品利用者を含む過去の注文情報を、注文情報データベース17から抽出する注文情報抽出部22と、最新の注文情報Fの受付日時における商品利用者の身長サイズに対応する衣服サイズを推定するサイズ推定部23と、推定された衣服サイズと最新の注文情報Fに含まれる衣服サイズとを比較して、最新の注文情報Fに含まれる衣服サイズが適切であるか否かを判定するサイズ判定部24と、適切なサイズでないと判定された場合に、衣服サイズの確認を促すWebページを端末装置30に送信する確認情報送信部25とを含む。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電子商取引システムに関し、特に、サイズなど時間とともに属性が変化する商品を売買する電子商取引システムに関する。
近年、インターネットなどのコンピュータネットワーク上で商品を購入するオンラインショッピングの利用が拡大しており、たとえば子供を持つ親(保護者)が、オンラインショッピングを利用して、自分の子供のために子供服や育児用品などを購入するというケースが増加しつつある。
たとえば特許文献1には、子供を持つ親にとっての利便性を向上させるための育児支援システムが開示されている。この育児支援システムは、小児の保護者によって操作される端末装置と双方向の通信が可能に構成され、具体的には、小児の保護者が端末装置を利用して育児支援システムにアクセスすると、そのアクセス時点における小児の特徴(月齢・身長など)を基にして、インターネット上に流通する様々な育児関連情報から最適な育児関連情報を選別し、選別した育児関連情報をその小児の保護者に提供するように構成されている。
特開2003−30541号公報
ところで、最近、子供を持つ親(保護者)がオンラインショッピングを利用して、自分の子供のためにサイズを選択して子供服を注文する場合に、実際に購入すべきサイズとは異なったサイズ、すなわち誤ったサイズで、子供服を注文してしまうというケースが生じている。
しかしながら、特許文献1に記載のシステムや従前の電子商取引システムでは、前記のように、ユーザが誤ったサイズで商品を注文してしまった場合であっても、注文を受けたサーバ側では、選択されているサイズが正しいか否かを判断することができない。それ故、現状では、サーバ側が、ユーザに対して、サイズを誤って選択しているおそれがあることを指摘するという処理は行われていない。
このように、誤ったサイズで商品を注文してしまった場合には、サイズを交換してもらうことによって正しいサイズの商品を手に入れることは可能であるが、そのための手続きはユーザにとって面倒であり、また、正しいサイズの商品を手に入れるまでに余分に時間がかかってしまう。また、サイズの交換手続きを行う時点では、本来選択すべきであったサイズの商品が、すでに売切れてしまっている場合も考えられる。
本発明の目的は、オンラインショッピングにおいて、ユーザが、サイズなど時間とともに属性が変化する商品を注文する場合に、その属性を誤って選択している状態で、注文を確定してしまうことを可及的に防止することのできるユーザフレンドリーな電子商取引システムを提供することである。
本発明は、時間とともに変化する複数の属性を有する商品の売買取引サービスを管理する電子商取引管理サーバと、該電子商取引管理サーバと電気通信回線網を介して通信可能な端末装置とを備えてなる電子商取引システムであって、
前記電子商取引管理サーバは、
端末装置によって指定された商品の属性およびその商品の利用者と、商品の注文を受け付けた受付日時とを含む注文情報を生成する注文情報生成部と、
注文情報生成部によって生成された注文情報が格納される注文情報格納部と、
前記注文情報生成部によって最新の注文情報が生成されると、該最新の注文情報に含まれる商品の利用者と同一の利用者を含む過去の注文情報を、前記注文情報格納部から抽出する注文情報抽出部と、
前記注文情報抽出部によって抽出された過去の注文情報において前記利用者が指定されている商品の属性と、該過去の注文情報の受付日時と前記最新の注文情報の受付日時との間の経過期間とに基づいて、前記最新の注文情報の受付日時における前記利用者にとって適切な属性を推定する属性推定部と、
属性推定部によって推定された属性と、前記最新の注文情報に含まれる商品の属性とを比較して、前記最新の注文情報に含まれる商品の属性が適切な属性であるか否かを判定する属性判定部と、
属性判定部によって適切な属性でないと判定された場合に、商品の属性の確認を要求するための確認情報を端末装置に送信する確認情報送信部とを含むことを特徴とする電子商取引システムである。
また本発明は、複数のサイズを有する商品の売買取引サービスを管理する電子商取引管理サーバと、該電子商取引管理サーバと電気通信回線網を介して通信可能な端末装置とを備えてなる電子商取引システムであって、
前記電子商取引管理サーバは、
端末装置によって指定された商品のサイズおよびその商品の利用者と、商品の注文を受け付けた受付日時とを含む注文情報を生成する注文情報生成部と、
注文情報生成部によって生成された注文情報が格納される注文情報格納部と、
人間の年齢と身体サイズとの関係を示す成長情報を記憶する成長情報記憶部と、
前記注文情報生成部によって最新の注文情報が生成されると、該最新の注文情報に含まれる商品の利用者と同一の利用者を含む過去の注文情報を、前記注文情報格納部から抽出する注文情報抽出部と、
前記注文情報抽出部によって抽出された過去の注文情報において前記利用者が指定されている商品のサイズと、前記成長情報記憶部に記憶される成長情報と、該過去の注文情報の受付日時と前記最新の注文情報の受付日時との間の経過期間とに基づいて、前記最新の注文情報の受付日時における前記利用者の身体サイズを推定するサイズ推定部と、
サイズ推定部によって推定された身体サイズと、前記最新の注文情報に含まれる商品のサイズとを比較して、前記最新の注文情報に含まれる商品のサイズが適切なサイズであるか否かを判定するサイズ判定部と、
サイズ判定部によって適切なサイズでないと判定された場合に、商品のサイズの確認を要求するための確認情報を端末装置に送信する確認情報送信部とを含むことを特徴とする電子商取引システムである。
また本発明は、前記サイズ推定部は、前記過去の注文情報における商品のサイズと前記成長情報とに基づいて、過去の注文情報の受付日時における前記利用者の年齢を推定し、推定した年齢と前記経過期間とに基づいて、最新の注文情報の受付日時における前記利用者の年齢を算出し、算出した年齢と前記成長情報とに基づいて、最新の注文情報の受付日時における前記利用者の身体サイズを推定することを特徴とする。
また本発明は、前記電子商取引管理サーバは、
前記売買取引サービスを利用する各ユーザについてのユーザ情報が格納されるユーザ情報格納部をさらに含み、
前記ユーザ情報は、複数名分の情報を登録可能に構成されていることを特徴とする。
また本発明は、前記電子商取引管理サーバは、
ユーザが端末装置によって選択した商品について、そのユーザのユーザ情報に含まれる複数名分の情報に基づいて、その商品の利用者を指定させる情報紐付部をさらに含むことを特徴とする。
また本発明は、前記電子商取引管理サーバは、
端末装置に提供するための提供情報であって、特定の商品に関する提供情報を生成する提供情報生成部と、
前記特定の商品の特徴に一致または類似する商品を含む過去の注文情報を前記注文情報格納部から抽出し、抽出した注文情報におけるその商品の利用者と、その利用者を含むユーザ情報とに基づいて、前記提供情報生成部によって生成される提供情報の送信先を決定する送信先決定部と、
前記提供情報を、前記送信先決定部によって決定された送信先に送信する提供情報送信部とをさらに含むことを特徴とする。
また本発明は、前記属性推定部は、前記送信先決定部によって抽出された過去の注文情報において前記利用者が指定されている商品の属性と、該過去の注文情報の受付日時と現時点との間の経過期間とに基づいて、現時点における前記利用者にとって適切な属性を推定し、
前記提供情報送信部は、前記特定の商品について、前記属性推定部によって推定された属性の在庫がある場合のみ、提供情報を送信することを特徴とする。
また本発明は、前記確認情報送信部は、前記特定の商品について、前記属性推定部によって推定された商品の属性の在庫がある場合に、前記確認情報とともに、前記提供情報を端末装置に送信することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの選択した商品の属性が誤っているおそれがある場合に、電子商取引管理サーバは、商品の属性を確認させるための確認情報を、ユーザに送信することができる。これにより、ユーザに商品の属性の誤選択を気付かせることができる。したがって、ユーザが、商品の属性を誤った状態のまま、注文を確定してしまうことを可及的に防止することができる。
本発明の第1の実施形態に係る電子商取引システム1の構成を概略的に示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る電子商取引管理サーバ10の機能構成の一例を示すブロック図である。 ユーザ情報データベース11に格納される会員ごとのユーザ情報Dに含まれる主要な項目を示す図である。 注文情報生成部14によって生成された注文情報Fの一例を示す図である。 成長情報記憶部21に記憶される成長情報テーブルTの一例を示す図である。 図4に示す注文情報Fに基づいて抽出された過去の注文情報fの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る電子商取引管理サーバ10によって実行される注文確認処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る電子商取引管理サーバ10Aの機能構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る電子商取引管理サーバ10Aによって実行される第1の提供情報送信処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る電子商取引管理サーバ10Aによって実行される第2の提供情報送信処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る電子商取引管理サーバ10Aによって実行される注文確認処理の流れを示すフローチャートである。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電子商取引システム1の構成を概略的に示すブロック図である。電子商取引システム1は、商品の売買取引サービスを管理する電子商取引管理サーバ10と、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)およびインターネットなどの電気通信回線網50を介して、電子商取引管理サーバ10に対して通信可能なパーソナルコンピュータ30aおよび携帯電話30bなどの端末装置30とによって構成される。
電子商取引管理サーバ10は、電気通信回線網50を通じた商品の売買取引サービスを、端末装置30の利用者、すなわちユーザに提供するように構成されている。以下、電気通信回線網50を通じた商品の売買取引サービスを、オンラインストアサービスと称し、電気通信回線網50上における仮想の店舗を、オンラインストアと称することがある。
電子商取引管理サーバ10は、時間とともに属性が変化するような商品を取引対象にしているものとする。ここで、時間とともに変化する属性とは、たとえば、衣服の場合であればそのサイズに相当し、玩具、絵本および化粧品などの場合であればその対象年齢に相当し、学習参考書の場合であればその対象学年に相当する。時間とともに属性が変化する商品としては、前記の衣服、玩具、絵本、化粧品および学習参考書のほか、年をとると必要になってくる老眼鏡、サプリメント、健康機器なども含まれる。
本実施形態では、電子商取引管理サーバ10は、複数のサイズを有する商品を取引対象とし、詳細には、サイズが人間の身長の大きさごとに分類されているような幼児用・子供用の衣服(以下、「子供服」と称する)を含む衣服を、取引対象の商品としているオンラインストアサービスを提供するものである。
ここで、人間の身長の大きさごとに分類される衣服のサイズとは、特定の身長付近の子供を着用対象として製造された衣服について、その特定の身長の大きさを表す数字によって表記される衣服サイズのことである。たとえば、衣服サイズが110という数字で表記されている場合、その衣服は、110cm辺りの身長の子供を着用対象として製造されたものである。このようなサイズ表記は、特に、子供服の衣服サイズを示す場合に用いられているものである。
本実施形態の電子商取引管理サーバ10は、インターネットへの接続機能、および現在時刻を計時する計時手段(図示せず)による計時機能を有するコンピュータと、このコンピュータのCPU(Central Processing Unit)によって読み取られるコンピュータプログラムとによって実現される。
このコンピュータプログラムは、コンピュータが搭載するOS(Operating System)との協働によって、Webサーバの機能、および後述する機能を形成するためのプログラムである。コンピュータには、CPUがアクセス可能なハードディスクおよび不揮発性メモリなどの情報記録装置が設けられており、上記のコンピュータプログラムは、可搬性の記録媒体あるいはコンピュータに接続されたネットワークを通じて、前記の情報記録装置にインストールされるものである。
Webサーバの機能を有する電子商取引管理サーバ10は、Webブラウザの機能を有する端末装置30によってURL(Uniform Resource Locator)が指定されると、そのURLに対応するWebページを、情報記録装置に記憶されている各種の情報に基づいて生成し、端末装置30に送信することができる。
一方、Webブラウザの機能を有する端末装置30は、液晶ディスプレイなどによって構成される表示部31を備え、電子商取引管理サーバ10から送信されたWebページを画面に表示させることができる。
また、端末装置30は、キーボード、ポインディングデバイスおよびタッチパネルなどによって実現される入力部32を備えており、ユーザは、入力部32を操作することによって、必要な情報の入力を行うとともに、入力した情報・要求などを電気通信回線網50を介して電子商取引管理サーバ10に送信することができる。
さらに、端末装置30は、メーラの機能を有しており、電子商取引管理サーバ10から送信される電子メールを受信し、受信した電子メールを表示部31に表示させることができる。ユーザは、表示部31に表示された電子メールを閲覧することにより、電子商取引管理サーバ10から送信される情報を確認することができる。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る電子商取引管理サーバ10の機能構成の一例を示すブロック図である。本実施形態の電子商取引管理サーバ10が提供するオンラインストアサービスを利用するユーザは、そのオンラインストアで商品を購入するために、予めそのオンラインストアへの会員登録を行い、会員ごとに一意のユーザIDとパスワードとを取得しておく必要があるものとする。
つまり、ユーザは、会員登録によって取得したユーザIDおよびパスワードを入力して電子商取引管理サーバ10に送信することにより、電子商取引管理サーバ10によって認証を受けなければ、すなわちオンラインストアへログインしなければ、商品の購入手続を進めることができないものとする。
電子商取引管理サーバ10は、ユーザ情報データベース11と、ユーザ情報管理部12と、商品情報データベース13と、注文情報生成部14と、情報紐付部15と、注文情報管理部16と、注文情報データベース17と、成長情報記憶部21と、注文情報抽出部22と、サイズ推定部23と、サイズ判定部24と、確認情報送信部25とを含み、ユーザによって選択された商品(衣服)の衣服サイズが誤っているおそれがあるか否かを判定し、ユーザが注文を確定させる前に、ユーザが操作する端末装置30に対し、衣服サイズの確認を促すための確認情報を送信するように構成されている。
以下、電子商取引管理サーバ10の各部11〜17,21〜25について詳細に説明する。
ユーザ情報格納部であるユーザ情報データベース11は、オンラインストアの会員ごとに生成されたユーザ情報が格納されるデータベースである。ユーザ情報データベース11は、たとえば電子商取引管理サーバ10に備えられる前述の情報記録装置に構築される。
ユーザ情報管理部12は、端末装置30から送信されたユーザ情報の新規登録要求に応じて、新規登録要求とともに端末装置30から送信されたユーザ情報を、ユーザ情報データベース11に新規登録する。ユーザは、端末装置30を用いて、電子商取引管理サーバ10から送信されるユーザ情報入力用のWebページ上に、必要な情報を入力し、作成したユーザ情報を電子商取引管理サーバ10へ送信することにより、会員登録を行うことができる。
また、ユーザ情報管理部12は、端末装置30から送信されたユーザ情報の更新登録要求に応じて、更新登録要求とともに端末装置30から送信された更新用のユーザ情報によって、既にユーザ情報データベース11に登録されているユーザ情報を更新登録する。
図3は、ユーザ情報データベース11に格納される会員ごとのユーザ情報Dに含まれる主要な項目を示す図である。ユーザ情報Dには、オンラインストアの会員として登録される主登録者に関する主登録者情報d0が含まれる。主登録者情報d0には、図3に示すように、「ユーザID」、「パスワード」、「氏名」、「年齢(生年月日)」、「メールアドレス」および「クレジットカード情報」の各項目に関する情報が含まれる。
主登録者情報d0において、「ユーザID」には、オンラインストアの会員ごとに一意となる識別情報が格納される。「パスワード」には、ユーザIDを保持する会員であることを認証するために用いられるパスワード情報が格納される。「氏名」には、オンラインストアの会員として登録される主登録者の氏名情報が格納される。「年齢(生年月日)」には、その主登録者のユーザ情報登録時における年齢情報、または、その主登録者の生年月日情報が格納される。
「住所」には、その主登録者の住居がある地の住所情報が格納される。「メールアドレス」には、その主登録者が保有している電子メールアドレス情報が格納される。「クレジットカード情報」には、その主登録者が保有しているクレジットカードに関する情報、具体的には、クレジットカード会社名、カード番号、カード名義およびカード有効期限などを含む情報が格納される。
また、本実施形態では、1つのユーザ情報Dに、上記の主登録者に関する主登録者情報d0だけでなく、主登録者以外の者の情報を付加的に登録しておくことができるように構成されている。
以下、ユーザ情報Dに登録される主登録者以外の者を、「付加登録者」と称し、ユーザ情報Dにおける付加登録者の情報を、「付加登録者情報」と称する。つまり、ユーザは、ユーザ情報新規登録またはユーザ情報更新登録の際に、必要に応じて、1または複数名分の付加登録者情報を、ユーザ情報Dに登録しておくことができる。なお、図3では、2名分の付加登録者情報d1,d2が登録されているユーザ情報Dの例を示している。
付加登録者情報d1,d2において、「氏名」には、その主登録者によって付加的に登録された付加登録者の氏名情報が格納される。「年齢(生年月日)」には、その付加登録者のユーザ情報登録時における年齢情報、または、その付加登録者の生年月日情報が格納される。「住所」には、その付加登録者の住居がある地の住所である。「メールアドレス」には、その付加登録者が保有している電子メールアドレス情報が格納される。「クレジットカード情報」には、その付加登録者が保有しているクレジットカードに関する情報が格納される。
なお、ユーザは、必要に応じて、主登録者情報d0および付加登録者情報d1,d2における「メールアドレス」および「クレジットカード情報」の各項目に対し、複数の情報を登録しておくこともできるし、また、情報を登録しないことを選択することもできる。
上記のように、本実施形態では、ユーザ情報Dにおいて、オンラインストアの会員として登録される主登録者一人分の情報だけでなく、主登録者以外の者の情報を付加的に登録しておくことができる。すなわち、ユーザ情報Dには、複数名分の情報を登録しておくことができる。
したがって、ユーザが幼児・子供をもつ保護者である場合、ユーザ情報Dに、自ら(保護者)の情報だけでなく、オンラインストアで販売される子供服を実際に着用する幼児・子供の情報を、付加登録者情報として登録しておくことができる。
商品情報データベース13は、オンラインストアにおける取引対象の商品の情報(以下、「商品情報」と称する)が格納されるデータベースである。商品情報データベース13は、たとえば電子商取引管理サーバ10に備えられる前述の情報記録装置に構築される。
本実施形態では、商品情報データベース13には、複数種類の取引対象の衣服に関する商品情報が記憶され、1種類の衣服に関する商品情報には、「商品コード」、「商品名」、「単価」、「サイズコード」および「カラーコード」の各項目に関する情報が少なくとも含まれている。
商品情報において、「商品コード」には、取引対象の商品ごとに一意となる識別情報が格納される。「商品名」には、その商品の名称情報が格納される。「単価」には、その商品に設定されている単位数量当たりの価格情報が格納される。「カラーコード」には、その商品について販売用に取り揃えられている複数の色を示すカラー情報が格納される。なお、ある色について商品の在庫がなくなった場合には、その色の在庫がなくなった旨を示す情報も併せて格納される。
「サイズコード」には、その商品について販売用に取り揃えられている複数の衣服サイズを示すサイズ情報が格納される。たとえば、その商品が子供服である場合には、前記のように人間の身長の大きさごとに分類される衣服のサイズを示すサイズ情報が格納される。また、その商品が大人用の衣服である場合には、たとえばS・M・Lなどの表記による商品サイズのサイズ情報が格納される。
たとえば、ある子供服について、人間の身長の大きさごとに分類される衣服のサイズが90,100,110,120の商品が取り揃えられている場合、「サイズコード」には、これらの各数字を示すサイズ情報が格納される。なお、前記と同様に、ある衣服サイズについて商品の在庫がなくなった場合には、その衣服サイズの在庫がなくなった旨を示す情報も併せて格納される。
商品情報データベース13には、これらの各項目に関する情報のほか、その商品を撮像した画像の画像情報およびその商品の特徴を示す特徴情報なども格納される。電子商取引管理サーバ10は、これらの各情報に基づいて、商品選択用のWebページ(以下、「商品選択ページ」と称する)を生成するように構成される。電子商取引管理サーバ10は、端末装置30からの送信要求を受信すると、指定されたURLに対応する商品選択ページを、その端末装置30に送信する。
商品を購入しようとするユーザは、商品選択ページにおいて、衣服サイズ、色および数量などを指定して商品を選択し、商品選択ページに設けられている、選択した商品に関する情報(以下、「選択商品情報」と称する)を電子商取引管理サーバ10へ送信させるための「送信」ボタンを押下するなどして、選択商品情報を電子商取引管理サーバ10へ送信する。
一方、電子商取引管理サーバ10では、端末装置30から送信された選択商品情報を受信すると、その選択商品情報を蓄積する。そして、端末装置30から送信される注文手続実行要求を受信した場合に、蓄積している選択商品情報に基づいて、注文確認処理を実行する。
注文情報生成部14は、端末装置30から注文手続実行要求を受信すると、電子商取引管理サーバ10に備えられる計時手段から注文手続実行要求を受信した日時を取得し、蓄積している選択商品情報と、取得した注文受付日時情報とに基づいて、図4に示すような注文情報を生成する。
図4は、注文情報生成部14によって生成された注文情報Fの一例を示す図である。図4に示す注文情報Fは、主登録者として「山田太郎」が登録され、かつ付加登録者として「山田愛子」と「山田大作」とが登録されているユーザ情報DにおけるユーザIDとパスワードとによってログインしたユーザが、所望の商品を選択した後、注文手続実行要求を送信することによって作成された注文情報であるものとする。なお、付加登録者である「山田愛子」と「山田大作」とは、主登録者である「山田太郎」の子供であるものとする。
図4に示すように、注文情報生成部14によって生成された注文情報Fには、ユーザによって選択された3種類の商品についての情報が含まれており、各種類の商品の情報には、「注文受付日時」p1、「主登録者」p2、「商品利用者」p3、「商品コード」p4、「サイズコード」p5、「カラーコード」p6および「数量」p7の各項目に関する情報が含まれる。
注文情報Fにおいて、「注文受付日時」p1には、注文手続実行要求の受信に応答して注文情報生成部14が取得した注文受付日時情報が格納される。「主登録者」p2には、ログイン時に入力されたユーザIDに基づいてユーザ情報データベース11から抽出されたユーザ情報Dにおける主登録者の氏名情報が格納される。
「商品コード」p4には、ユーザによって選択された商品の商品コード情報が格納される。「サイズコード」p5には、その商品について取り揃えられている複数の衣服サイズのうち、商品選択ページにおいて、たとえばセレクトボタンまたはラジオボタンなどによって選択されたサイズ情報が格納される。
同様に、「カラーコード」p6には、その商品について取り揃えられている複数の色のうち、商品選択ページにおいて、たとえばセレクトボタンまたはラジオボタンなどによって選択されたカラー情報が格納される。「数量」p7には、商品選択ページにおいて、ユーザが選択または入力した数量情報が格納される。
「商品利用者」p4には、ログイン時に入力されたユーザIDに基づいてユーザ情報データベース11から抽出されたユーザ情報Dにおける主登録者および付加登録者のうち、その商品を利用する者(商品利用者)、本実施形態の場合、その衣服を着用する者として、ユーザが選択した者の氏名情報が格納される。
この商品利用者情報を取得する処理は、情報紐付部15によって行われる。情報紐付部15は、ユーザが商品選択ページにおいて所望の商品を選択し端末装置30からその商品の選択商品情報を受信したときに、その商品の利用者をユーザに指定させるための専用のWebページ(以下、「商品利用者指定ページ」と称する)を生成し、生成した商品利用者指定ページを、その端末装置30に対して送信する。
情報紐付部15は、この商品利用者指定ページを生成する際に、ログイン時にユーザが入力したユーザIDを参照して、ユーザ情報データベース11からそのユーザIDに一致するユーザ情報Dを抽出する。そして、情報紐付部15は、端末装置30から選択商品情報を受信したときに、抽出したユーザ情報Dから主登録者および付加登録者の氏名情報を取得し、取得した主登録者および付加登録者の氏名情報のうちから、たとえばセレクトボタンまたはラジオボタンなどによって、その衣服を着用する者(商品利用者)をユーザに指定させるようなWebページを生成する。
また、情報紐付部15は、ユーザが商品利用者指定ページ上で商品利用者を指定することにより端末装置30から送信された商品利用者の氏名情報を受信すると、その氏名情報を商品利用者情報として、選択商品情報に付加して蓄積させる。このような処理により、選択商品情報と、ユーザ情報Dに登録されている1名とを紐付けすることができる。
図4の注文情報Fを例に挙げて説明すると、ユーザが商品選択ページにおいて商品コード「Def」の商品を選択し、その商品の選択商品情報を電子商取引管理サーバ10が受信したときに、情報紐付部15は、そのユーザのユーザ情報Dから主登録者の氏名情報「山田太郎」と付加登録者の氏名情報「山田愛子」,「山田大作」とを取得し、これらの氏名情報のうち、誰が商品利用者であるのかを指定させるための商品利用者指定ページを、端末装置30に対して送信する。
そして、情報紐付部15は、ユーザがこの商品利用者指定ページ上でたとえば「山田愛子」を指定することにより端末装置30からその氏名情報を受信すると、受信した氏名情報を、商品利用者情報として商品コード「Def」の選択商品情報に付加し、その選択商品情報を蓄積させる。
このように、本実施形態では、ユーザは、オンラインストアで商品を選択した場合に、そのユーザのユーザ情報に登録されている主登録者および付加登録者のうちから、その商品を利用する商品利用者を指定しなければならないように構成されている。
ここで、図4に示される注文情報Fについて説明しておくと、注文情報Fには3種類の商品についての情報が含まれ、そのうちの1つである商品コード「Abc」の商品については、商品利用者として「山田太郎」が指定され、衣服サイズとして「L」が指定され、商品の色として黒(カラーコードでは、「BL」)が指定され、購入数量として「1個」が指定されている。
また、商品コード「Def」の商品については、商品利用者として「山田愛子」が指定され、衣服サイズとして「130」が指定され、商品の色としてピンク(カラーコードでは、「PK」)が指定され、購入数量として「1個」が指定されている。
また、商品コード「Ghi」の商品については、商品利用者として「山田大作」が指定され、衣服サイズとして「120」が指定され、商品の色として緑(カラーコードでは、「GR」)が指定され、購入数量として「1個」が指定されている。
なお、商品コード「Abc」の商品は、大人用の衣服であるものとし、また、商品コード「Def」および「Ghi」の商品は、いずれも子供服であるものとする。さらに、「130」および「120」という数字で表記される衣服サイズは、前記のように、人間の身長の大きさごとに分類される衣服サイズであるものとする。
注文情報管理部16は、注文情報生成部14によって図4に示されるような注文情報Fが生成されると、生成された注文情報Fを、注文情報データベース17に登録する。前記のように、注文情報データベース17に登録される注文情報Fは、注文情報Fに含まれる各商品に対して、ユーザ情報データベース11に格納されるユーザ情報Dにおける1名とが紐付けされた情報になっている。
注文情報格納部である注文情報データベース17は、注文情報管理部16によって登録された注文情報Fが格納されるデータベースである。注文情報データベース17は、たとえば電子商取引管理サーバ10に備えられる前述の情報記録装置に構築される。
成長情報記憶部21には、人間の身体の成長に関する情報である成長情報を示すテーブルまたはグラフが予め作成されて記憶される。ここで、成長情報とは、人間の年齢(月齢)と、その年齢(月齢)における身体サイズ、詳細には身長サイズの標準的な範囲との関係を示す情報である。
図5は、成長情報記憶部21に記憶される成長情報テーブルTの一例を示す図である。このような成長情報テーブルTは、幼児・小児を対象にして調査された年齢(月齢)ごとの身長サイズの分布結果に基づいて作成することができ、たとえば厚生労働省や民間の機関によって行われた調査の結果、または、独自に行われた調査の結果に基づいて作成してもよい。
図5に示す成長情報テーブルTによれば、たとえば月齢が6ヶ月の幼児の場合、調査結果における最小の身長サイズが63cmであり、最大の身長サイズが73cmであることを示している。また、調査結果における身長サイズの平均値(μ)は67.8cmであり、標準偏差(σ)は2.4cmであることを示している。
また、データの分布が正規分布であるならば全データの95.45%が含まれるとされる範囲の下端を示す値μ−2σは63.1cmであり、同範囲の上端を示す値μ+2σは72.6cmであることを示している。
すなわち、図5に示す成長情報テーブルTによれば、月齢が6ヶ月の幼児の身長サイズS(cm)は、少なくとも63≦S≦73の範囲内にあり、標準的には63.1≦S≦72.6の範囲内にあることを示している。
なお、図5では、1歳と2歳との間、2歳と3歳との間などを省略して記載しているが、これらの間にも、たとえば1ヶ月ごと、または3ヶ月ごとのデータが記載されているものとする。
注文情報抽出部22は、注文情報生成部14によって最新の注文情報Fが生成されると、その最新の注文情報Fから商品利用者情報を取得する。このとき、注文情報Fに複数の商品が含まれている場合には、人間の身長の大きさごとに分類される衣服のサイズがサイズコードに格納されている商品についてのみ、商品利用者情報を取得するようにしてもよい。
たとえば、図4に示す注文情報Fの場合、3種類の商品のうち、人間の身長の大きさごとに分類される衣服サイズがサイズコードに格納されている商品は、商品コード「Def」および「Ghi」の2種類の商品である。したがって、注文情報抽出部22は、図4の注文情報Fが生成されると、その2種類の商品についての商品利用者情報、すなわち「山田愛子」および「山田大作」という氏名情報だけを取得する。
注文情報抽出部22は、このようにして注文情報Fから商品利用者情報を取得すると、注文情報データベース17に格納されている過去の注文情報の中から、取得した商品利用者情報に一致する氏名が商品利用者情報に格納されている注文情報を検索し、発見された場合には、その過去の注文情報を抽出する。
図6は、図4に示す注文情報Fに基づいて抽出された過去の注文情報fの一例を示す図である。図6に示す過去の注文情報fによれば、図4に示す注文情報Fの注文受付日時の1年ほど前に、商品コード「Lmn」の商品が、商品利用者として「山田大作」を指定し、衣服サイズとして「90」を指定し、商品の色として黒を指定し、購入数量として「1個」を指定することによって注文されている。なお、商品コード「Lmn」の商品は子供服であるものとし、前記と同様に、「90」という数字で表記される商品サイズは、人間の身長の大きさごとに分類される衣服サイズであるものとする。
サイズ推定部23は、注文情報抽出部22によって抽出された過去の注文情報fと、成長情報記憶部21に記憶される成長情報テーブルTと、注文情報生成部14によって生成された最新の注文情報Fとに基づいて、最新の注文情報Fに含まれる子供服についての商品利用者の、その注文受付日時における身長サイズを推定する。
以下、図4に示す注文情報Fが生成された場合を例に挙げて、最新の注文情報Fの注文受付日時における身長サイズを推定する方法について説明する。
サイズ推定部23は、注文情報抽出部22によって図6に示す過去の注文情報fが抽出されると、その過去の注文情報fから、衣服サイズと注文受付日時とを取得する。つまり、図6に示す過去の注文情報fの場合、衣服サイズとして「90」が取得され、注文受付日時として「2009/08/23/06:55」が取得される。
次に、サイズ推定部23は、成長情報記憶部21に記憶される成長情報テーブルTを参照して、過去の注文情報fから取得した衣服サイズに対応する身長サイズによって、年齢(月齢)を取得する。これにより、取得した年齢(月齢)を、過去の注文情報fの注文受付日時における、その商品利用者の年齢(月齢)として推定する。つまり、前記のように衣服サイズとして「90」が取得されている場合、図5に示される成長情報テーブルTを参照すると、過去の注文情報fの注文受付日時における商品利用者「山田大作」の年齢(月齢)は、2歳または3歳であったと推定することができる。
また、サイズ推定部23は、過去の注文情報fから取得した注文受付日時と、注文情報生成部14によって取得された最新の注文情報Fの注文受付日時との差分を計算することにより、最新の注文情報Fと過去の注文情報fとの間の経過期間を算出する。つまり、過去の注文情報fの注文受付日時が「2009/08/23/06:55」であり、最新の注文情報Fの注文受付日時が「2010/08/26/20:18」である場合、経過期間は1年であると算出される。
そして、サイズ推定部23は、過去の注文情報fの注文受付日時における商品利用者の推定年齢(月齢)に、算出した経過期間を加算することにより、最新の注文情報Fの注文受付日時における、その商品利用者の推定年齢(月齢)を算出する。そして、成長情報記憶部21に記憶される成長情報テーブルTを参照して、算出した推定年齢(月齢)に対応する身長サイズの範囲を抽出する。
つまり、前記のように過去の注文情報fと最新の注文情報Fとの間の経過期間が1年であると算出された場合、過去の注文情報fの注文受付日時における「山田大作」の年齢(月齢)が2歳または3歳と推定されているので、最新の注文情報Fの注文受付日時における「山田大作」の推定年齢(月齢)は、3歳または4歳であると算出することができる。そして、このように推定年齢(月齢)が3歳または4歳であると算出されると、図5に示される成長情報テーブルTを参照することにより、最新の注文情報Fの注文受付日時における「山田大作」の身長サイズS’(cm)は、85≦S’≦110(最大値と最小値とにより推定される範囲)の範囲内、または、86.4≦S’≦108(平均値と標準偏差とに基づいて定められる標準的な範囲)の範囲内にあると推定することができる。
サイズ判定部24は、最新の注文情報Fに含まれる子供服について指定されている衣服サイズと、サイズ推定部23によって推定された、その子供服の商品利用者の最新の注文情報Fの注文受付日時における身長サイズの範囲とに基づいて、最新の注文情報Fにおいて指定された前記衣服サイズが適切なサイズであるか否かを判定する。
たとえば、図4の注文情報Fの場合、商品利用者として「山田大作」が選択されている商品では、衣服サイズが「120」と指定されている。これに対し、サイズ推定部23によって推定された、最新の注文情報Fの注文受付日時における「山田大作」の身長サイズS’(cm)は、85≦S’≦110または86.4≦S’≦108である。この場合、サイズ判定部24は、ユーザによって指定された衣服サイズ「120」が、推定された身長サイズの範囲内に含まれていないので、指定された衣服サイズ「120」が適切なサイズでないと判定する。
確認情報送信部25は、サイズ判定部24によってユーザが指定した衣服サイズが適切なサイズでないと判定された場合に、衣服サイズの確認をユーザに要求するためのWebページ(以下、「サイズ確認用ページ」と称する)を生成し、そのユーザの操作する端末装置30に対して送信する。
図7は、本発明の第1の実施形態に係る電子商取引管理サーバ10によって実行される注文確認処理の流れを示すフローチャートである。注文確認処理の開始に当たり、電子商取引管理サーバ10には、商品利用者情報が付加された複数の選択商品情報が、すでに蓄積されているものとする。
注文確認処理が開始されると、ステップs1で、注文情報生成部14は、端末装置30から注文手続実行要求を受信する。注文手続実行要求の受信によって、電子商取引管理サーバ10では、蓄積している選択商品情報による注文が受け付けられる。注文手続実行要求を受信すると、ステップs2に進む。
ステップs2で、注文情報生成部14は、計時手段から注文手続実行要求を受信した日時を取得する。注文受付日時情報を取得すると、ステップs3に進む。
ステップs3で、注文情報生成部14は、蓄積している選択商品情報と、ステップs2で取得した注文受付日時情報とに基づいて、最新の注文情報Fを生成する。最新の注文情報Fを生成すると、ステップs4に進む。
ステップs4で、注文情報管理部16は、ステップs4で生成された最新の注文情報Fを、注文情報データベース17に登録する。最新の注文情報Fが登録されると、ステップs5に進む。
ステップs5で、注文情報抽出部22は、ステップs4で生成された最新の注文情報Fから、子供服の利用者としてユーザによって指定されている商品利用者情報を取得し、注文情報データベース17に格納されている過去の注文情報の中から、取得した商品利用者情報に一致する氏名が商品利用者情報に格納されている注文情報fを抽出する。過去の注文情報fが抽出されると、ステップs6に進む。
ステップs6で、サイズ推定部23は、ステップs5で抽出された過去の注文情報fと、成長情報記憶部21に記憶される成長情報テーブルTと、ステップs4で生成された最新の注文情報Fとに基づいて、その最新の注文情報Fにおける子供服の商品利用者の、注文情報Fの注文受付日時における身長サイズの範囲を推定する。身長サイズの範囲が推定されると、ステップs7に進む。
ステップs7で、サイズ判定部24は、最新の注文情報Fにおいてユーザによって指定されている衣服サイズと、ステップs6で推定された身長サイズの範囲とを比較することにより、衣服サイズが身長サイズの範囲外であると判定された場合には、ステップs8に進む。また、衣服サイズが身長サイズの範囲内であると判定された場合には、注文確認処理を終了する。
ステップs8で、確認情報送信部25は、サイズ確認用ページを生成し、端末装置30に対して送信する。サイズ確認用ページが送信されると、注文確認処理を終了する。
電子商取引管理サーバ10は、このような注文確認処理を実行した後、端末装置30から送信される注文情報確定要求に応じて、注文情報Fを確定させる。また、ユーザは、電子商取引管理サーバ10からサイズ確認用ページが送信された場合には、注文情報確定要求を送信する前に、指定した衣服サイズを確認し、誤っている場合には、正しい衣服サイズを再度指定することにより、注文情報Fを更新することができる。
以上のように、本実施形態によれば、ユーザの指定した衣服サイズが誤っているおそれがある場合に、電子商取引管理サーバ10は、衣服サイズを確認させるためのサイズ確認用ページを、ユーザに視認させることができる。これにより、ユーザに衣服サイズの誤選択を気付かせることができる。したがって、ユーザが、衣服サイズを誤った状態のまま、注文を確定してしまうことを可及的に防止することができる。
また本実施形態によれば、ユーザ情報Dに複数名分の情報を登録しておくことができるので、これを利用して、商品を注文する際に、その商品の利用者を指定することができる。したがって、電子商取引管理サーバ10は、前記のような注文確認処理を容易に実行することができる。
上記の実施形態では、複数のサイズを有する衣服を取引対象の商品としている場合について説明したが、前述するように、衣服に限らず、対象年齢や対象学年などの属性が予め設定されている玩具、絵本、学習参考書および化粧品などを、取引対象の商品とすることもできる。
前記のように、衣服を取引対象の商品とする場合であれば、人間の年齢と身体サイズとの関係を示す成長情報を考慮して、最新の注文情報における商品のサイズが適切であるか否かを判定していたが、玩具、絵本、学習参考書および化粧品などを取引対象の商品とする場合であれば、過去の注文情報における属性、すなわち対象年齢や対象学年と、過去の注文情報の受付日時と前記最新の注文情報の受付日時との間の経過期間とに基づいて、最新の注文情報の受付日時における、利用者の年齢や学年を推定することができる。すなわち、玩具、絵本、学習参考書および化粧品などを取引対象の商品とする場合であれば、成長情報記憶部21は不要となる。
図8は、本発明の第2の実施形態に係る電子商取引管理サーバ10Aの機能構成の一例を示すブロック図である。本実施形態に係る電子商取引管理サーバ10Aは、前述の第1の実施形態に係る電子商取引管理サーバ10と重複する構成を有するので、同一の構成については、同一の参照符を付して説明を省略する。
本実施形態に係る電子商取引管理サーバ10Aは、前述の第1の実施形態に係る電子商取引管理サーバ10の各部11〜17,21〜25に加えて、さらに、提供用商品情報記憶部26と、送信先抽出部27と、提供情報生成部28と、提供情報送信部29とを含み、お勧めまたはお買い得の商品に関する商品情報をオンラインストアの会員に対して送信する場合に、提供すべき情報の送信先を適切に選択して送信するように構成される。
提供用商品情報記憶部26には、商品情報データベース13からオンラインストアの管理者によって選択された、お勧めまたはお買い得の商品についての商品情報(以下、「提供用商品情報」と称する)が格納される。
送信先決定部27は、提供用商品情報記憶部26に提供用商品情報が格納されると、その提供用商品情報から、その商品についての特徴情報を取得する。特徴情報としては、たとえば、ズボン・スカート・Tシャツ・トレーナーなどのような区分による分類、カジュアル・フォーマルなどのような区分による分類、花柄・無地・ストライプ・水玉などのような区分による分類、子供服・紳士服・婦人服などのような区分による分類、プリントされたキャラクターの種類による分類、および、ブランド名による分類などによって付与される情報である。このような特徴情報は、各商品の商品情報に予め付与されている。
送信先決定部27は、提供用商品情報から上記のような特徴情報を抽出すると、商品情報データベース13に格納されている商品情報を検索して、抽出した特徴情報に一致または類似する特徴情報を有する商品情報を抽出する。ここで、類似する特徴情報を有する商品情報とは、提供用商品情報から抽出された複数の特徴情報のうちの一部の特徴情報だけが一致している商品情報のことである。
そして、送信先決定部27は、注文情報データベース17に格納されている過去の注文情報を検索して、抽出した商品情報の商品を含む過去の注文情報を抽出する。さらに、送信先決定部27は、抽出した過去の注文情報において、抽出した商品情報の商品についての商品利用者を抽出する。
さらに、送信先決定部27は、抽出した過去の注文情報に紐付けられているユーザ情報から、抽出した商品利用者が保有している電子メールアドレスを抽出する。これにより、送信先決定部27は、抽出した電子メールアドレスを、提供すべき情報の送信先として決定する。
提供情報生成部28は、提供用商品情報記憶部26に格納されている提供用商品情報に基づいて、送信先に提供する提供情報を生成する。提供情報送信部29は、提供情報生成部28によって提供情報が生成されると、送信先決定部27によって決定された送信先の電子メールアドレスに対して、その提供情報を送信する。
図9は、本発明の第2の実施形態に係る電子商取引管理サーバ10Aによって実行される第1の提供情報送信処理の流れを示すフローチャートである。提供情報送信処理が開始されると、ステップa1で、送信先決定部27は、提供用商品情報記憶部26に提供用商品情報が格納されているか否かを判定する。提供用商品情報が格納されていると判定された場合に、ステップa2に進む。
ステップa2で、送信先決定部27は、提供用商品情報記憶部26に格納されている提供用商品情報から、前記のような特徴情報を抽出する。特徴情報が抽出されると、ステップa3に進む。
ステップa3で、送信先決定部27は、商品情報データベース13に格納されている商品情報を検索して、ステップa2で抽出した特徴情報に一致または類似する特徴情報を有する商品情報を抽出する。商品情報が抽出されると、ステップa4に進む。
ステップa4で、送信先決定部27は、注文情報データベース17に格納されている過去の注文情報fを検索して、ステップa3で抽出した商品情報の商品と同一または類似の商品を含む過去の注文情報fを抽出する。過去の注文情報fが抽出されると、ステップa5に進む。
ステップa5で、送信先決定部27は、ステップa4で抽出された過去の注文情報fにおいて、ステップa3で抽出した商品情報の商品の商品利用者を抽出する。商品利用者が抽出されると、ステップa6に進む。
ステップa6で、送信先決定部27は、ステップa5で注文情報から抽出した商品利用者が保有している電子メールアドレスを、その注文情報に紐付けられているユーザ情報Dから抽出する。電子メールアドレスが抽出されると、ステップa7に進む。
ステップa7で、提供情報生成部28は、提供用商品情報記憶部26に格納されている提供用商品情報に基づいて、送信先に提供する提供情報を生成する。このとき、送信先が主登録者である場合には、主登録者向けの提供情報を生成し、送信先が付加登録者である場合には、付加登録者向けの提供情報を生成するようにしてもよい。提供情報が生成されると、ステップa8に進む。
ステップa8で、提供情報送信部29は、ステップa7で生成された提供情報を、ステップa6で抽出された電子メールアドレス宛に送信する。提供情報が送信されると、提供情報送信処理を終了する。
なお、ステップa6において、商品利用者が電子メールアドレスを保有していない場合には、たとえば、そのユーザ情報Dにおける他の登録者が保有している電子メールアドレスを抽出するようにしてもよい。
以上のように、本実施形態の電子商取引管理サーバ10Aによる第1の提供情報送信処理によれば、お勧めまたはお買い得の商品に関する商品情報をオンラインストアの会員に対して送信する場合に、その商品の特徴と同一または類似の特徴を有する商品を注文している過去の注文情報fから、その商品の商品利用者を抽出し、その商品利用者の電子メールアドレス宛に、提供情報が送信される。したがって、適切な送信先に対して、提供情報を送信することができる。
すなわち、ユーザにお勧めの商品情報を送る場合に、注文情報データベース17に格納されている過去の注文情報fの中から主登録者と付加登録者とを区別して、お勧めの商品情報を作成、送信するように構成されているので、主登録者に対して、主登録者自身が利用することのない商品、たとえば子供向けの商品などのお勧め情報が送信されることを防止することができる。
図10は、本発明の第2の実施形態に係る電子商取引管理サーバ10Aによって実行される第2の提供情報送信処理の流れを示すフローチャートである。提供情報送信処理が開始されると、ステップb1で、送信先決定部27は、提供用商品情報記憶部26に提供用商品情報が格納されているか否かを判定する。提供用商品情報が格納されていると判定された場合に、ステップb2に進む。
ステップb2で、送信先決定部27は、提供用商品情報記憶部26に格納されている提供用商品情報から、前記のような特徴情報を抽出する。特徴情報が抽出されると、ステップb3に進む。
ステップb3で、送信先決定部27は、商品情報データベース13に格納されている商品情報を検索して、ステップb2で抽出した特徴情報に一致または類似する特徴情報を有する商品情報を抽出する。商品情報が抽出されると、ステップb4に進む。
ステップb4で、送信先決定部27は、注文情報データベース17に格納されている過去の注文情報fを検索して、ステップb3で取得した商品情報の商品と同一または類似の商品を含む過去の注文情報fを抽出する。過去の注文情報fが抽出されると、ステップb5に進む。
ステップb5で、送信先決定部27は、ステップb4で抽出された過去の注文情報fにおいて、ステップb3で抽出した商品情報の商品の商品利用者を抽出する。商品利用者が抽出されると、ステップb6に進む。
ステップb6で、送信先決定部27は、ステップb5で注文情報から抽出した商品利用者が保有している電子メールアドレスを、その注文情報に紐付けられているユーザ情報Dから抽出する。電子メールアドレスが抽出されると、ステップb7に進む。
ステップb7で、サイズ推定部23は、ステップb4で抽出された過去の注文情報fと、成長情報記憶部21に記憶される成長情報テーブルTと、計時手段から取得した現時点の日時とに基づいて、前述する推定方法により、ステップb5で抽出された商品利用者の現時点における身長サイズの範囲を推定する。身長サイズの範囲が推定されると、ステップb8に進む。
ステップb8で、提供情報生成部28は、提供用商品情報記憶部26に格納されている提供用商品情報の商品について、ステップb7で推定された身長サイズの範囲内に含まれる衣服サイズの在庫が存在しているか否かを、商品情報に基づいて判定する。在庫が存在している場合には、ステップb9に進み、在庫がなくなっている場合には、提供情報送信処理を終了する。
ステップb9で、提供情報生成部28は、提供用商品情報記憶部26に格納されている提供用商品情報に基づいて、送信先に提供する提供情報を生成する。このとき、送信先が主登録者である場合には、主登録者向けの提供情報を生成し、送信先が付加登録者である場合には、付加登録者向けの提供情報を生成するようにしてもよい。提供情報が生成されると、ステップb10に進む。
ステップb10で、提供情報送信部29は、ステップb9で生成された提供情報を、ステップb6で抽出された電子メールアドレス宛に送信する。提供情報が送信されると、提供情報送信処理を終了する。
以上のように、本実施形態の電子商取引管理サーバ10Aによる第2の提供情報送信処理によれば、前述する第1の提供情報送信処理において、さらに、提供情報を生成する前に、その送信先の商品利用者の現在の身長サイズの範囲を推定し、情報を提供しようとしている商品(衣服)について、その身長サイズの範囲内に含まれる衣服サイズの在庫があるか否かを判定し、在庫がある場合にのみ提供情報が送信される。したがって、適切な送信先に対して、サイズの在庫を考慮した提供情報を送信することができる。
図11は、本発明の第2の実施形態に係る電子商取引管理サーバ10Aによって実行される注文確認処理の流れを示すフローチャートである。注文確認処理の開始に当たり、電子商取引管理サーバ10には、商品利用者情報が付加された複数の選択商品情報が、すでに蓄積されているものとする。
注文確認処理が開始されると、ステップc1で、注文情報生成部14は、端末装置30から注文手続実行要求を受信する。注文手続実行要求の受信によって、電子商取引管理サーバ10では、蓄積している選択商品情報による注文が受け付けられる。注文手続実行要求を受信すると、ステップc2に進む。
ステップc2で、注文情報生成部14は、計時手段から注文手続実行要求を受信した日時を取得する。注文受付日時情報を取得すると、ステップc3に進む。
ステップc3で、注文情報生成部14は、蓄積している選択商品情報と、ステップc2で取得した注文受付日時情報とに基づいて、最新の注文情報Fを生成する。最新の注文情報Fを生成すると、ステップc4に進む。
ステップc4で、注文情報管理部16は、ステップc4で生成された最新の注文情報Fを、注文情報データベース17に登録する。最新の注文情報Fが登録されると、ステップc5に進む。
ステップc5で、注文情報抽出部22は、ステップc4で生成された最新の注文情報Fから、子供服の利用者としてユーザによって指定されている商品利用者情報を取得し、注文情報データベース17に格納されている過去の注文情報の中から、取得した商品利用者情報に一致する氏名が商品利用者情報に格納されている注文情報fを抽出する。過去の注文情報fが抽出されると、ステップc6に進む。
ステップc6で、サイズ推定部23は、ステップc5で抽出された過去の注文情報fと、成長情報記憶部21に記憶される成長情報テーブルTと、ステップc4で生成された最新の注文情報Fとに基づいて、その最新の注文情報Fにおける子供服の商品利用者の、注文情報Fの注文受付日時における身長サイズの範囲を推定する。身長サイズの範囲が推定されると、ステップc7に進む。
ステップc7で、サイズ判定部24は、最新の注文情報Fにおいてユーザによって指定されている衣服サイズと、ステップc6で推定された身長サイズの範囲とを比較することにより、衣服サイズが身長サイズの範囲外であると判定された場合には、ステップc8に進む。また、衣服サイズが身長サイズの範囲内であると判定された場合には、注文確認処理を終了する。
ステップc8で、確認情報送信部25は、提供用商品情報記憶部26に提供用商品情報が格納されている場合に、その商品について、ステップc6で推定された身長サイズの範囲内に含まれる衣服サイズの在庫が存在しているか否かを、商品情報に基づいて判定する。在庫が存在している場合には、ステップc9に進み、在庫がなくなっている場合には、ステップc10に進む。
ステップc9で、提供情報生成部28は、提供用商品情報記憶部26に格納されている提供用商品情報に基づいて、提供情報を生成する。提供情報が生成されると、ステップc10に進む。
ステップc10で、確認情報送信部25は、サイズ確認用ページを生成し、端末装置30に対して送信する。このとき、ステップc8で、在庫が存在していると判定された場合には、ステップc9で生成された提供情報を、サイズ確認用ページとともに送信する。サイズ確認用ページが送信されると、注文確認処理を終了する。
以上のように、本実施形態の電子商取引管理サーバ10Aによる注文確認処理によれば、衣服サイズを誤って指定しているおそれのあるユーザに対して、サイズ確認用ページを送信する際に、お勧めまたはお買い得の商品に関する情報を併せて、サイズの在庫を考慮した上で送信される。したがって、ユーザがオンラインストアにログインしているタイミング、すなわち商品を購入しようとしているタイミングで、お勧めまたはお買い得の商品に関する情報を提供することができるので、そのお勧めまたはお買い得の商品について、効果的に販売促進することができる。
1 電子商取引システム
10 電子商取引管理サーバ
11 ユーザ情報データベース
12 ユーザ情報管理部
13 商品情報データベース
14 注文情報生成部
15 情報紐付部
16 注文情報管理部
17 注文情報データベース
21 成長情報記憶部
22 注文情報抽出部
23 サイズ推定部
24 サイズ判定部
25 確認情報送信部
30 端末装置
31 表示部
32 入力部
50 電気通信回線網

Claims (8)

  1. 時間とともに変化する複数の属性を有する商品の売買取引サービスを管理する電子商取引管理サーバと、該電子商取引管理サーバと電気通信回線網を介して通信可能な端末装置とを備えてなる電子商取引システムであって、
    前記電子商取引管理サーバは、
    端末装置によって指定された商品の属性およびその商品の利用者と、商品の注文を受け付けた受付日時とを含む注文情報を生成する注文情報生成部と、
    注文情報生成部によって生成された注文情報が格納される注文情報格納部と、
    前記注文情報生成部によって最新の注文情報が生成されると、該最新の注文情報に含まれる商品の利用者と同一の利用者を含む過去の注文情報を、前記注文情報格納部から抽出する注文情報抽出部と、
    前記注文情報抽出部によって抽出された過去の注文情報において前記利用者が指定されている商品の属性と、該過去の注文情報の受付日時と前記最新の注文情報の受付日時との間の経過期間とに基づいて、前記最新の注文情報の受付日時における前記利用者にとって適切な属性を推定する属性推定部と、
    属性推定部によって推定された属性と、前記最新の注文情報に含まれる商品の属性とを比較して、前記最新の注文情報に含まれる商品の属性が適切な属性であるか否かを判定する属性判定部と、
    属性判定部によって適切な属性でないと判定された場合に、商品の属性の確認を要求するための確認情報を端末装置に送信する確認情報送信部とを含むことを特徴とする電子商取引システム。
  2. 複数のサイズを有する商品の売買取引サービスを管理する電子商取引管理サーバと、該電子商取引管理サーバと電気通信回線網を介して通信可能な端末装置とを備えてなる電子商取引システムであって、
    前記電子商取引管理サーバは、
    端末装置によって指定された商品のサイズおよびその商品の利用者と、商品の注文を受け付けた受付日時とを含む注文情報を生成する注文情報生成部と、
    注文情報生成部によって生成された注文情報が格納される注文情報格納部と、
    人間の年齢と身体サイズとの関係を示す成長情報を記憶する成長情報記憶部と、
    前記注文情報生成部によって最新の注文情報が生成されると、該最新の注文情報に含まれる商品の利用者と同一の利用者を含む過去の注文情報を、前記注文情報格納部から抽出する注文情報抽出部と、
    前記注文情報抽出部によって抽出された過去の注文情報において前記利用者が指定されている商品のサイズと、前記成長情報記憶部に記憶される成長情報と、該過去の注文情報の受付日時と前記最新の注文情報の受付日時との間の経過期間とに基づいて、前記最新の注文情報の受付日時における前記利用者の身体サイズを推定するサイズ推定部と、
    サイズ推定部によって推定された身体サイズと、前記最新の注文情報に含まれる商品のサイズとを比較して、前記最新の注文情報に含まれる商品のサイズが適切なサイズであるか否かを判定するサイズ判定部と、
    サイズ判定部によって適切なサイズでないと判定された場合に、商品のサイズの確認を要求するための確認情報を端末装置に送信する確認情報送信部とを含むことを特徴とする電子商取引システム。
  3. 前記サイズ推定部は、前記過去の注文情報における商品のサイズと前記成長情報とに基づいて、過去の注文情報の受付日時における前記利用者の年齢を推定し、推定した年齢と前記経過期間とに基づいて、最新の注文情報の受付日時における前記利用者の年齢を算出し、算出した年齢と前記成長情報とに基づいて、最新の注文情報の受付日時における前記利用者の身体サイズを推定することを特徴とする請求項2に記載の電子商取引システム。
  4. 前記電子商取引管理サーバは、
    前記売買取引サービスを利用する各ユーザについてのユーザ情報が格納されるユーザ情報格納部をさらに含み、
    前記ユーザ情報は、複数名分の情報を登録可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子商取引システム。
  5. 前記電子商取引管理サーバは、
    ユーザが端末装置によって選択した商品について、そのユーザのユーザ情報に含まれる複数名分の情報に基づいて、その商品の利用者を指定させる情報紐付部をさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の電子商取引システム。
  6. 前記電子商取引管理サーバは、
    端末装置に提供するための提供情報であって、特定の商品に関する提供情報を生成する提供情報生成部と、
    前記特定の商品の特徴に一致または類似する商品を含む過去の注文情報を前記注文情報格納部から抽出し、抽出した注文情報におけるその商品の利用者と、その利用者を含むユーザ情報とに基づいて、前記提供情報生成部によって生成される提供情報の送信先を決定する送信先決定部と、
    前記提供情報を、前記送信先決定部によって決定された送信先に送信する提供情報送信部とをさらに含むことを特徴とする請求項4または5に記載の電子商取引システム。
  7. 前記属性推定部は、前記送信先決定部によって抽出された過去の注文情報において前記利用者が指定されている商品の属性と、該過去の注文情報の受付日時と現時点との間の経過期間とに基づいて、現時点における前記利用者にとって適切な属性を推定し、
    前記提供情報送信部は、前記特定の商品について、前記属性推定部によって推定された属性の在庫がある場合のみ、提供情報を送信することを特徴とする請求項6に記載の電子商取引システム。
  8. 前記確認情報送信部は、前記特定の商品について、前記属性推定部によって推定された商品の属性の在庫がある場合に、前記確認情報とともに、前記提供情報を端末装置に送信することを特徴とする請求項6に記載の電子商取引システム。
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