JP2013210821A - 情報提供装置、情報提供方法、情報提供プログラム、及びそのプログラムを記憶するコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】受取人が気に入るギフトをより確実に贈答者に選択させることを目的とする。
【解決手段】一実施形態に係る情報提供装置は、評価要求部、評価登録部、推定部、及び提示部を備えている。評価要求部は、受取人に贈られた贈答済ギフトを該受取人に評価してもらうための評価インタフェースを受取人端末に送信する。評価登録部は、入力された評価を評価情報として評価記憶部に格納する。推定部は、次の贈答者が贈答者端末を介して受取人への次のギフトの贈答を行う場合に、受取人に対応する評価情報で示される評価に基づいて、少なくとも贈答済ギフトの中から該次のギフトの候補商品を推定する。提示部は、推定された候補商品を示す候補情報を贈答者端末に送信することで次の贈答者に該候補商品を提示する。
【選択図】図8

Description

本発明の一形態は、他人にギフトを贈ろうとしているユーザ(贈答者)に、ギフトに関する参考情報を提示するための装置、方法、プログラム、及び記録媒体に関する。
従来から、オンライン・システムを介して他人にギフトを贈る仕組みが知られている。例えば下記特許文献1には、登録された被贈答者の個人属性情報(氏名や住所、趣味、家族構成など)を基にしてギフト商品を選択し贈答することができるオンラインギフト方法が記載されている。
特開2002−7752号公報
しかし、従来の仕組みでは、受取人がギフトを気に入ったかどうかを知ることができない。上記特許文献1に記載の方法では被贈答者の氏名や住所、趣味、家族構成などを参考にギフト品を選ぶことができるが、氏名や住所、趣味、家族構成が同じ人なら必ず同じギフトを気に入るとは限らない。そこで、受取人が気に入るギフトをより確実に贈答者に選択させる仕組みが要請されている。
本発明の一形態に係る情報提供装置は、受取人に贈られた贈答済ギフトを該受取人に評価してもらうための評価インタフェースを受取人端末に送信する評価要求部と、評価インタフェースを介して入力された評価を評価情報として評価記憶部に格納する評価登録部であって、該評価情報が受取人、贈答済ギフト、及び該贈答済ギフトの評価が互いに関連付けられた情報である、該評価登録部と、次の贈答者が贈答者端末を介して受取人への次のギフトの贈答を行う場合に、受取人に対応する評価情報で示される評価に基づいて、少なくとも贈答済ギフトの中から該次のギフトの候補商品を推定する推定部と、推定部により推定された候補商品を示す候補情報を贈答者端末に送信することで次の贈答者に該候補商品を提示する提示部とを備える。
本発明の一形態に係る情報提供方法は、情報提供装置により実行される情報提供方法であって、受取人に贈られた贈答済ギフトを該受取人に評価してもらうための評価インタフェースを受取人端末に送信する評価要求ステップと、評価インタフェースを介して入力された評価を評価情報として評価記憶部に格納する評価登録ステップであって、該評価情報が受取人、贈答済ギフト、及び該贈答済ギフトの評価が互いに関連付けられた情報である、該評価登録ステップと、次の贈答者が贈答者端末を介して受取人への次のギフトの贈答を行う場合に、受取人に対応する評価情報で示される評価に基づいて、少なくとも贈答済ギフトの中から該次のギフトの候補商品を推定する推定ステップと、推定ステップにおいて推定された候補商品を示す候補情報を贈答者端末に送信することで次の贈答者に該候補商品を提示する提示ステップとを含む。
本発明の一形態に係る情報提供プログラムは、受取人に贈られた贈答済ギフトを該受取人に評価してもらうための評価インタフェースを受取人端末に送信する評価要求部と、評価インタフェースを介して入力された評価を評価情報として評価記憶部に格納する評価登録部であって、該評価情報が受取人、贈答済ギフト、及び該贈答済ギフトの評価が互いに関連付けられた情報である、該評価登録部と、次の贈答者が贈答者端末を介して受取人への次のギフトの贈答を行う場合に、受取人に対応する評価情報で示される評価に基づいて、少なくとも贈答済ギフトの中から該次のギフトの候補商品を推定する推定部と、推定部により推定された候補商品を示す候補情報を贈答者端末に送信することで次の贈答者に該候補商品を提示する提示部とをコンピュータに実行させる。
本発明の一形態に係るコンピュータ読取可能な記録媒体は、受取人に贈られた贈答済ギフトを該受取人に評価してもらうための評価インタフェースを受取人端末に送信する評価要求部と、評価インタフェースを介して入力された評価を評価情報として評価記憶部に格納する評価登録部であって、該評価情報が受取人、贈答済ギフト、及び該贈答済ギフトの評価が互いに関連付けられた情報である、該評価登録部と、次の贈答者が贈答者端末を介して受取人への次のギフトの贈答を行う場合に、受取人に対応する評価情報で示される評価に基づいて、少なくとも贈答済ギフトの中から該次のギフトの候補商品を推定する推定部と、推定部により推定された候補商品を示す候補情報を贈答者端末に送信することで次の贈答者に該候補商品を提示する提示部とをコンピュータに実行させる情報提供プログラムを記憶する。
このような形態によれば、ギフトの贈答が行われると受取人がそのギフト(贈答済ギフト)を評価し、その評価が評価情報として記録される。その後、次の贈答者が同じ受取人に新たなギフト(次のギフト)を贈ろうとする際に、その評価に基づいて、過去に贈られたギフトの中から新たなギフトの候補商品が推定され、その商品が次の贈答者に提示される。このように、ギフトに対する受取人の評価に基づいてギフトの候補を推定することで、受取人が気に入るギフトを次の贈答者が選ぶ蓋然性が高まる。また、評価情報は実際に贈られたギフトに対応しているので、受取人の個人情報に依存することなく且つ確実な情報に基づいてギフトの候補が推定される。したがって、受取人が気に入るギフトをより確実に贈答者に選択させることができ、受取人の満足度を高めることが期待できる。
別の形態に係る情報提供装置では、推定部が、評価から得られる評価値に少なくとも基づいて、1以上の贈答済ギフトを高優先商品と低優先商品とに分類し、高優先商品に分類された贈答済ギフトが、評価値が所定の閾値以上であるという条件を満たし、低優先商品に分類された贈答済ギフトには、評価値が閾値未満であるギフトが含まれ、高優先商品の方が低優先商品よりも優先して次の贈答者に提示されてもよい。このように、過去に贈られたギフトを、一定の水準以上の評価を得ている商品の群(高優先商品)と、当該水準を満たしていない商品を含む群(低優先商品)とに分けることで、ギフトの候補を評価の度合いに基づいて提示することが可能になる。
さらに別の形態に係る情報提供装置では、評価情報では贈答済ギフトの贈答者が更に関連付けられており、推定部が、評価情報で示される贈答済ギフトの贈答者が次の贈答者と異なる場合には、該評価情報で示される贈答済ギフトの評価にかかわらず該贈答済ギフトを低優先商品に分類してもよい。このように、他のユーザから既に贈られた商品について提示の優先度を下げることで、受取人が未だもらっていない商品を次の贈答者が選ぶ蓋然性が高まる。
さらに別の形態に係る情報提供装置では、評価情報では贈答済ギフトの贈答者が更に関連付けられており、推定部が、評価値が閾値以上であり且つ評価情報で示される贈答者が次の贈答者と異なる贈答済ギフトを高優先商品に分類し、他の贈答済ギフトを低優先商品に分類してもよい。このように、他のユーザから既に贈られた商品の評価が高い場合にその商品を次の贈答者に優先して提示することで、受取人が気に入っている商品を次の贈答者が選ぶ蓋然性が高まる。
さらに別の形態に係る情報提供装置では、推定部が、一の贈答済ギフトに対応する個々の評価値がすべて閾値以上である場合には、該贈答済ギフトを高優先商品に分類してもよい。このように、毎回の評価が高い商品を次の贈答者に優先して提示することで、受取人が何度もらっても嬉しいと感じるような商品を次の贈答者が選ぶ蓋然性が高まる。
さらに別の形態に係る情報提供装置では、提示部が、低優先商品の候補情報を送信することなく、高優先商品の候補情報を贈答者端末に送信してもよい。これにより、一定の水準を満たす商品のみをギフトの候補として次の贈答者に提示することができる。
さらに別の形態に係る情報提供装置では、提示部が、高優先商品よりも低優先商品の方の検索スコアを低くした上で、該高優先商品および該低優先商品の双方の候補情報を贈答者端末に送信してもよい。このように、一定の水準を満たさない商品も次の贈答者に提示することで、そのユーザはその商品の情報も参考にしてギフトを選ぶことができる。
さらに別の形態に係る情報提供装置では、評価情報が贈答済ギフトの贈答数を含んでおり、推定部が、高優先商品のそれぞれについて、贈答数よりも大きい購入数を設定し、提示部が、推定部により設定された購入数を含む候補情報を贈答者端末に送信してもよい。これにより、受取人が気に入っている商品について他のユーザよりも多くの個数を贈るように次の贈答者に促すことができる。
さらに別の形態に係る情報提供装置では、評価インタフェースが、贈答済ギフトと、該贈答済ギフトとは異なる他の商品との双方を受取人に評価してもらうためのインタフェースであり、評価情報が他の商品の評価を更に含み、推定部が、更に、評価情報で示される他の商品の評価に基づいて、他の商品の中から、次のギフトの候補商品を推定してもよい。このように、ギフト以外の商品の評価も受取人から得て、その評価に基づいてギフト以外の商品からもギフト候補を推定することで、受取人が欲しいと思っている商品を次の贈答者が選ぶ蓋然性が高まる。
さらに別の形態に係る情報提供装置では、他の商品が、贈答済ギフトと商品カテゴリが同じ商品であってもよい。この場合には、受取人が気に入っている商品とカテゴリが同じ別の商品を次の贈答者が選ぶ蓋然性が高まる。
さらに別の形態に係る情報提供装置では、他の商品が、贈答済ギフトと商品カテゴリが異なる商品であってもよい。この場合には、ギフトとは異なる商品カテゴリであって受取人が気に入っている別カテゴリの商品を次の贈答者が選ぶ蓋然性が高まる。
さらに別の形態に係る情報提供装置では、評価インタフェースが、贈答済ギフトと、該贈答済ギフトの所定の関連商品との双方を受取人に評価してもらうためのインタフェースであり、評価登録部が、評価インタフェースを介して入力された評価に基づいて、贈答済ギフトと関連商品との組合せの評価値である関連度を求め、受取人と該関連度とが関連付けられた関連度情報を関連度記憶部に格納し、推定部が、更に、関連度情報で示される関連度に基づいて、関連商品の中から次のギフトの候補商品を推定してもよい。このように、過去に贈られたギフトに関連する商品の評価も受取人から得て、その評価に基づいて関連商品からもギフト候補を推定することで、受取人が欲しいと思っている商品を次の贈答者が選ぶ蓋然性が高まる。
さらに別の形態に係る情報提供装置では、評価要求部が、受取人に贈られた贈答済ギフトに関する伝票に記載されたURLを含むリクエスト信号を受取人端末から受信し、該リクエスト信号に応じて評価インタフェースを送信してもよい。このように、受取人に渡される伝票に評価用の評価インタフェースへのURLを記載することで、受取人がギフトを受け取った後にその評価を行うことを保証することができる。
本発明の一側面によれば、受取人が気に入るギフトをより確実に贈答者に選択させることができる。
実施形態に係るECシステムの全体構成を示す図である。 商品情報の例を示す図である。 ユーザ情報の例を示す図である。 ギフト情報の例を示す図である。 関連度情報の例を示す図である。 実施形態に係るECサーバのハードウェア構成を示す図である。 実施形態におけるギフト候補の提示の概念を示す図である。 実施形態に係るECサーバの機能構成を示すブロック図である。 (a)及び(b)は、評価ページの例を示す図である。 評価ページの例を示す図である。 評価ページの例を示す図である。 評価ページの例を示す図である。 評価ページの例を示す図である。 図1に示すECサーバによる評価登録処理を示すシーケンス図である。 図1に示すECサーバによるギフト候補の提示処理を示すシーケンス図である。 実施形態に係る情報提供プログラムの構成を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態では、本発明に係る情報提供装置を電子商取引サーバ(ECサーバ)に適用する。なお、図面の説明において同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
まず、図1〜13を用いて、実施形態に係るECサーバ10について説明する。ECサーバ10は、仮想商店街のウェブサイト(ECサイト)に関する各種処理を実行する電子商取引システム(ECシステム)1の一要素である。ECシステム1において、ユーザ(一般消費者)はECサイトを介して商品を検索し、さらに購入手続を行うことができる。店舗は販売する商品を仮想商店街に登録し、ユーザが購入した商品をそのユーザに配送する。なお、商品の種類は限定されず、任意の有体物でもよいし、サービスなどの無体物でもよい。ECシステム1は、商品検索機能を有するECサーバ10の他に、データベース群(記憶部)20、及びユーザ端末30を備えている。これらの装置は通信ネットワークNを介して互いに接続されている。
ユーザはユーザ端末30を操作してECサイトで商品検索を行うことで、所望の商品の情報を入手する。ユーザは、その商品情報を参照して商品を気に入れば、そのサイトで購入手続を行うことでその商品を入手することができる。ユーザは購入手続の際に商品の配送先を自分自身ではなく他人に設定することで、その商品を当該他人に贈ることができる。本明細書では、ECサイトでの購入手続により購入者以外の者に配送される商品をギフトともいう。
ECサーバ10は、ユーザ端末30からのリクエストに応じて、ECサイト内の各種ウェブページ(例えばメインページや商品ページ、店舗ページなど)の提供、商品検索、購入処理(在庫更新や決済、ユーザへのポイント付与などを含む)などを実行するコンピュータシステムである。
データベース群20は、ECシステム1で必要な各種データベースの集まりである。
ユーザ端末30は、ユーザ(一般消費者)が所有するコンピュータである。ユーザ端末30の種類は限定されず、例えば据置型又は携帯型のパーソナルコンピュータでもよいし、高機能携帯電話機(スマートフォン)や携帯電話機、携帯情報端末(PDA)などの携帯端末でもよい。ECシステム1内に存在するユーザ端末30の台数も限定されない。ユーザはギフトの贈答者にもなり得るし、その受取人にもなり得る。
以上を前提として、ECサーバ10の詳細を説明する。まず、このECサーバ10によりアクセスされる各種データベースについて詳しく説明する。
商品データベース21は、ECサイト内の各仮想店舗が販売する商品に関する商品情報を記憶する装置である。商品情報は、仮想店舗を一意に特定する店舗IDと、商品を一意に特定する商品IDと、商品の属性情報とを含んでいる。属性情報は商品の名称、価格、画像データ、在庫数、及びカテゴリと、商品ページのURLとを含んでいるが、属性情報の項目は限定されない。商品情報は、店舗端末(図示せず)から送信された指示に基づいて新規登録、更新、あるいは削除される。
商品情報の例を図2に示す。この例では、店舗IDが「S001」である店舗に対して、商品IDが「T001」である「商品A」や、商品IDが「T002」である「商品B」などが関連付けられている。
ユーザ・データベース22はユーザ情報を記憶する装置である。図3に示すように、ユーザ情報は、ユーザを一意に特定するユーザIDと、ユーザの属性情報とを含んでいる。属性情報はユーザの名前や住所、電話番号、電子メールのアドレスなどを含むが、属性情報の項目は限定されない。ユーザ・データベース22は、ECサイトの会員情報だけでなく、非会員であるギフトの贈答者又は受取人のユーザ情報も記憶する。非会員のユーザ情報は、購入処理の完了時に購入者又は配送先の情報に基づいてECサーバ10により登録される。
ギフト・データベース(評価記憶部)23はギフト情報(評価情報)を記憶する装置である。ギフト情報は、ギフトの購入の記録と受取人によるギフトの評価とを示す情報である。ギフト情報は購入ID、贈答者ID、受取人ID、購入日時、ギフトID、購入数、及び評価を含んでいる。購入IDは個々の購入手続を一意に特定するための識別子であり、ECサーバ10で購入手続が実行される度に新たなコードがこのIDとして割り当てられる。贈答者IDはギフトの贈答者のユーザIDであり、受取人IDはギフトの受取人のユーザIDである。ギフトIDは贈答されたギフトの商品IDである。一回の購入手続で複数種類の商品が送られることもあるので、1レコード分のギフト情報は複数の商品に関する情報(ギフトID、購入数、及び評価)を含み得る。
ギフト情報はECサーバ10が購入処理を完了する時点でギフト・データベース23に新規に登録され、この時点で評価の欄は空値(NULL)である。その後受取人がユーザ端末30を介してギフトの評価を入力し登録すると、ECサーバ10がその評価を対応するギフト情報に上書きする。
ギフト情報の例を図4に示す。例えばこの図から、贈答者「U002」が受取人「U102」に二つの商品「T101」「T103」を贈ったことがわかる。
関連度データベース(関連度記憶部)24は関連度情報を記憶する装置である。関連度情報は、個々の受取人に合わせて設定された、商品同士の関連の強さ(関連度)を示す情報であり、ユーザID、商品の組合せ、及び関連度を含んでいる。商品の組合せ、及び関連度の初期値は予め定められており、ユーザ・データベースに新たなユーザ情報が登録された時に、そのユーザ情報に対応する関連度情報が関連度データベース24に登録される。本実施形態では商品の組合せは図5に示すように商品の種類の組合せで表されるが、商品IDの組合せや商品カテゴリの組合せなどで表されてもよい。
関連度は、商品の組合せに関するユーザの評価又は好みが反映された指数であり、したがって当該組合せについての評価値であるとも言える。例えば、ビール及びピーナッツの組合せについて言うと、ビールのつまみとしてピーナッツを好むユーザの関連度は、ピーナッツをビールのつまみとして好まないユーザの関連度よりも高くなる。
関連度情報の例を図5に示す。上述したように関連度情報はパーソナライズされた(Personalized)情報であるので、商品の組合せが同じであってもその組合せに対応する関連度はユーザ毎に変わり得る。図5の例では、ビール及びピーナッツの組合せについての関連度は、ユーザ「U001」にとっては0.7であるのに対して、ユーザ「U002」にとっては0.3である。なお、本実施形態では関連度の値は0から1までの範囲で設定され、その初期値は0.5であるが、関連度の表現方法及び初期値は任意に定めてよい。
上記の各データベース(各レコード)の構成は図2〜5に示すものに限定されず、各データベースに対して任意の正規化又は冗長化を行ってよい。
なお、データベース群20は、仮想店舗に関する店舗情報を記憶する店舗データベースなどの他のデータベースも含み得るが、本実施形態におけるギフト候補の提示に直接関連しないこれらのデータベースについては、詳細な説明を省略する。
次に、ECサーバ10の機能及び構成を説明する。ECサーバ10のハードウェア構成を図6に示す。この図に示すように、ECサーバ10は、オペレーティングシステムやアプリケーション・プログラムなどを実行するCPU101と、ROM及びRAMで構成される主記憶部102と、ハードディスクなどで構成される補助記憶部103と、ネットワークカードなどで構成される通信制御部104と、キーボードやマウスなどの入力装置105と、ディスプレイなどの出力装置106とを備えている。
後述するECサーバ10の各機能的構成要素は、CPU101又は主記憶部102の上に所定のソフトウェアを読み込ませ、CPU101の制御の下で通信制御部104や入力装置105、出力装置106などを動作させ、主記憶部102又は補助記憶部103におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。処理に必要なデータやデータベースは主記憶部102又は補助記憶部103内に格納される。なお、図6ではECサーバ10が1台のコンピュータで構成されているように示しているが、ECサーバ10の機能を複数台のコンピュータに分散させてもよい。
本実施形態では、ECサーバ10は、商品を相手に贈ろうとする購入者(次の贈答者)が購入手続を行う際に、受取人が気に入る蓋然性が高い商品の情報をその購入者に提供する。図7に示すように、ECサーバ10は、ユーザが他人へのギフトを購入するとギフト情報をギフト・データベース23に登録し、ギフトの受取人による評価をそのギフト情報に追加する。その後、次の贈答者となる新たな購入者がECサイトにアクセスして同じ受取人にギフトを贈ろうとすると、ECサーバ10は評価が書き込まれているギフト情報に基づいてギフトの候補を推定し、その候補を当該新たな購入者に提示する。
図7ではユーザA,BがユーザXにそれぞれギフトGa,Gbを贈っており、ユーザXは各ギフトを評価している。そして、新たな購入者(次の贈答者)がユーザXに次のギフトを贈ろうとする際には、ECサーバ10は過去のギフトGa,Gbに基づいてギフト候補を推定し提示する。なお、新たな購入者は、過去にユーザXにギフトを贈ったことがあるユーザでもよいし、ユーザXに未だギフトを贈ったことがないユーザでもよい。
このようなレコメンドを実行するために、ECサーバ10は機能的構成要素として購入処理部11、履歴登録部12、評価要求部13、評価登録部14、推定部15、及び提示部16を備えている。これらの機能的構成要素を図8に示す。以下では必要に応じて、次の贈答者ユーザ端末と、受取人のユーザ端末とを、それぞれ贈答者端末30a、受取人端末30bとして区別する。
購入処理部11は、ECサイトにおける一連の購入手続を実行する機能要素である。購入処理部11は、贈答者端末30aから受信したHTTP(Hypertext Transfer Protocol)リクエストに従って、購入手続に関するウェブページを生成し、そのウェブページをHTTPレスポンスとしてその贈答者端末30aに送信する。購入処理部11により生成されるウェブページには、商品の検索結果を示す商品一覧ページや、特定の商品が掲載された商品ページ、決済方法や配送方法、配送先などを入力するための手続ページ、入力内容を確認して注文を確定させるための注文ページなどが含まれる。もっとも、購入処理部11により生成されるページはこれらに限定されず、購入手続の進め方に応じて任意に定めてよい。購入処理部11は、ウェブページを生成する際に必要に応じて商品データベース21又はユーザ・データベース22を参照する。
履歴登録部12は、購入処理部11により実行されたギフト購入手続の記録をギフト情報として登録する機能要素である。
購入処理部11が購入手続を完了したことを契機として、履歴登録部12はその手続に関連する購入者、配送先、及び購入商品の情報を購入処理部11から取得する。続いて、履歴登録部12は購入者情報に基づいて贈答者IDを特定するとともに、配送先情報に基づいて受取人IDを特定する。購入手続時に購入者や配送先のユーザIDが既に得られていれば、履歴登録部12はこれらのユーザIDをそのまま贈答者ID又は受取人IDとして用いればよい。購入手続の時点でユーザIDが不明であれば、履歴登録部12は購入者又は配送先の個人情報(住所や電話番号、メールアドレスなど)に基づいてユーザ・データベース22を参照することでユーザIDを取得する。購入者又は配送先のユーザ情報がユーザ・データベース22に登録されていない場合には、履歴登録部12はユーザIDを生成してそのユーザ情報を生成及び登録した上で、そのユーザIDを贈答者ID又は受取人IDとして用いればよい。
また、履歴登録部12は購入商品を示す商品IDと各商品の購入数とを取得する。これらのデータは購入手続時に得られており、したがって、履歴登録部12は購入処理部11から取得したデータをそのまま利用できる。
続いて、履歴登録部12は新たに生成した購入IDと、贈答者IDと、受取人IDと、システム時刻から取得した購入日時と、1以上の商品ID及び購入数の組とを互いに関連付けることでギフト情報のレコードを生成する。そして、履歴登録部12は生成したレコードをギフト・データベース23に格納する。このとき、そのレコードの評価欄は空値(NULL)である。
評価要求部13は、贈答者からのギフト(贈答済ギフト)を受取人に評価してもらうための評価ページを受取人端末30bに送信する機能要素である。
購入処理部11による購入手続が完了すると、仮想店舗の運営者が商品(ギフト)を手配して配送先に届ける。受取人はそのギフトを受け取ると、受取人端末30bを介してECサイトの評価ページにアクセスする。この評価ページは、ギフトの評価を入力および登録するための評価インタフェースであり、このウェブページにはアクセス情報のレコードを特定するための購入IDが埋め込まれている。
評価ページへのアクセス方法は任意に定めてよい。購入手続において商品の到着予定日が指定されている場合には、その日付がギフト情報の一部として記録されていることを前提として、評価要求部13はその予定日から所定の時間(例えば1日)が経過した時に評価ページのURLを受取人宛に送ってもよい。
例えば、評価要求部13はユーザ・データベース22を参照して受取人のメールアドレスを特定し、評価ページのURLが記載された電子メールを当該メールアドレスに送信する。この場合には、受取人はそのURLをクリックすることで評価ページにアクセスする。具体的には、受取人端末30bがそのURLを含むHTTPリクエストをECサーバ10に送信し、評価要求部13がそのリクエスト信号に応じて評価ページを生成し、当該ページをHTTPレスポンスとして受取人端末30bに送信する。このように電子メールを利用することで、受取人は簡単に評価ページにアクセスできる。
あるいは、受取人に渡される商品の伝票(例えば納品書)に評価ページのURLをテキスト又はバーコード(例えば二次元バーコード)の形式で記載することで、受取人に評価ページへのアクセスを提供してもよい。この場合には、ECサーバ10又はこのサーバにアクセス可能な店舗端末(図示せず)により、そのURLが記載された伝票が発行される。受取人が伝票上の二次元バーコードを受取人端末30bによりスキャンするか又はその端末30b上でURLを入力すると、受取人端末30bがそのURLを含むHTTPリクエストをECサーバ10に送信する。評価要求部13はそのリクエストに応じて評価ページを生成し、当該ページをHTTPレスポンスとして受取人端末30bに送信する。この場合には、受取人はギフトが配達された後に初めて評価ページにアクセスできるので、商品受領後に評価が為されることを保証できる。
評価ページの構成及びギフトの評価方法も限定されない。例えば、評価要求部13は、図9に示すように、ギフトの評価を何段階かの数値により指定可能な評価ページを生成してもよい。図9(a)は評価を二値(良い/悪い)で表現する評価ページを示し、図9(b)は5段階評価を入力するための評価ページを示している。あるいは、評価要求部13は、図10に示すように、ギフトについて自由にコメントできる評価ページを生成してもよい。
あるいは、評価要求部13は、ギフトだけでなく、そのギフトと同じカテゴリの別商品を提示した上で、受取人にこれらの商品を比較させるような評価ページを生成してもよい。この評価ページは、ギフトが属するカテゴリにおいて他に欲しい商品があったか否かを受取人に問い合わせることを目的としている。このような評価ページの例を図11に示す。この図の例では、ギフトとして受取人に贈られたビールAと他の銘柄のビールB〜Eとが表示されており、受取人は、商品画像の下に表示されているチェックボックスを使って、欲しかった商品を選択できる。
あるいは、評価要求部13は、ギフトだけでなく、そのギフトと異なるカテゴリの別商品を提示した上で、受取人にこれらの商品を比較させるような評価ページを生成してもよい。この評価ページは、別のカテゴリの商品を欲しかったか否かを受取人に問い合わせることを目的としている。このような評価ページの例を図12に示す。この図の例では、ギフトとして受取人に贈られたビールと、そのビールとはカテゴリが異なる商品(洗剤、本、携帯端末、洋服)とが表示されている。受取人は、商品画像の下に表示されているチェックボックスを使って、欲しかった商品を選択できる。図12の例において、評価要求部13は他カテゴリの別商品を提示する代わりに、カテゴリのみを示してもよく、この場合には、受取人は欲しかった商品カテゴリを選択する。
図11,12のいずれの場合においても、ギフトがチェックされればユーザはその商品を気に入ったと推定でき、そうでない場合には、ユーザがギフトではなく他の商品を欲しがっていたと推定することができる。
あるいは、評価要求部13は、図13に示すようにギフト及びその関連商品の双方の評価を入力することが可能な評価ページを生成してもよい。図13の例では、受取人はギフト(この例ではビールとする)が良かったか悪かったかを指定すると共に、関連商品(この例ではチーズ、ピーナッツ、及びチョコレート)の中から欲しかった商品をチェックボックスにより選択できる。評価要求部13は、関連度情報で定義されている商品同士の組合せに従って、ギフトと共に表示される関連商品を決定する。
評価登録部14は、評価ページを介して入力された評価をギフト・データベース23に格納する構成要素である。場合によっては、評価登録部14は関連度データベース24の関連度を更新する。受取人が評価ページでギフトの評価を入力して送信ボタンをクリックすると、受取人端末30bが評価のデータを購入IDと共にECサーバ10に送信する。評価登録部14は購入IDおよび評価データを受信すると、その購入IDに対応するアクセス情報を更新する。図13に示す評価ページで評価が入力された場合には、評価登録部14は更に、ユーザID及び商品IDのペアが受取人及び評価を受けた商品のペアに対応する関連度情報の関連度を更新する。
図9のように評価が入力される場合には、評価登録部14はアクセス情報の評価欄に評価値を書き込む。例えば、評価登録部14は1(良い)か0(悪い)かのいずれかを書き込んでもよいし、1〜5の間の整数のいずれかを書き込んでもよい。
図10のようにコメントが入力される場合には、評価登録部14はアクセス情報の評価欄にそのテキストデータを書き込む。
図11又は12のように評価が入力される場合には、評価データはギフトの評価値と、他の商品についての商品ID及び評価値の1以上のペアとを含んでいる。この場合に評価登録部14は、アクセス情報の評価欄にギフト及び他の商品の双方の評価値を書き込む。図12の例において他カテゴリの具体的な商品ではなくカテゴリそのものが示されている場合には、評価登録部14は当該他カテゴリについての評価値を書き込む。
図13のように評価が入力される場合には、評価登録部14はアクセス情報の評価欄にギフトの評価値を書き込むと共に、関連度情報の関連度を更新する。図13のようにギフト及び関連商品のそれぞれの評価が1(良い)か0(悪い)のいずれかで示され、ギフトの評価値Raとある一つの関連商品(又は関連商品のカテゴリ)の評価値Rbとの組合せが(Ra,Rb)で示されるとする。この場合に評価登録部14は、その組合せが(1,1)である場合(すなわち双方の商品の評価が共に「良い」場合)には対応する関連度を所定数(例えば0.1)だけ増加させる。一方、その組合せが(1,0)、(0,1)、又は(0,0)の場合には、評価登録部14は関連度を所定数(例えば0.1)だけ減少させる。ギフト及び関連商品の評価と関連度の変動との関係はこの例に限定されず、任意に定めてよい。
推定部15は、ギフトの贈答に相当する購入手続を購入処理部11が実行している間に、その手続を行っているユーザに提示するギフトの候補を推定する機能要素である。このユーザは次のギフトの購入者になり得る者であり、本明細書ではこのユーザを「次の贈答者」と言っている。
まず、推定部15はHTTPクッキー(HTTP Cookie)に記録されているユーザID、又は、購入手続に関するウェブページにおいて入力された購入者情報に対応するユーザIDを取得することで、次の贈答者を特定する。
続いて、推定部15はギフトの受取人を特定する。推定部15は、購入処理部11から贈答者端末30aに送信されたウェブページで入力された配送先のデータに基づいてユーザ・データベース22を参照することで、受取人IDを取得してもよい。この場合には、推定部15は配送先のデータを購入処理部11から受け取る。あるいは、推定部15は、贈答者IDが次の贈答者を示し且つ購入日時が現在日に対応するギフト情報から、受取人の候補を特定してもよい。例えば、推定部15は、現在日に対応する過去の時期(例えば現在日に対応する過去の月又は季節)に次の贈答者がギフトを贈っている受取人のIDを特定してもよい。
続いて、推定部15は特定した受取人に対応するギフト情報、すなわち過去の贈答者がその受取人にギフトを贈ったことを示すギフト情報をギフト・データベース23から読み出し、そのギフト情報に基づいてギフトの候補を推定する。以下に示すように、推定部15は様々な手法を用いてギフト候補を推定し得る。
[第1の手法]
推定部15は読み出したギフト情報に基づいて各ギフトの評価値を求め、その評価値が所定の閾値以上であるギフトを高優先商品とし、評価値がその閾値未満であるギフトを低優先商品としてもよい。ここで、高優先商品とは、低優先商品よりも優先して次の贈答者にギフトとして提示する(勧める)商品のことである。このように分類することで、相対的に評価が高い商品を他の商品よりも優先して次の贈答者に勧めることができる。
一つのギフトについて複数の評価が存在する場合には、推定部15は評価の統計値(例えば平均値)を最終的な評価値としてもよい。また、評価がテキストデータであれば、推定部15はそのコメント内の単語に基づいてギフトの評価値を求めてもよい。例えば、推定部15は、ギフトを肯定する単語(例えば「良い」など)が含まれていれば評価値Eaを設定し、ギフトを否定する単語(例えば「欲しくなかった」など)が含まれていれば、その値Eaよりも低い評価値Ebを設定する。
閾値は任意に定めてよく、例えば、評価値が1又は0の2段階評価であれば閾値を0.7としてもよいし、評価値が1〜5である5段階評価を採用する場合には閾値を4としてもよい。
[第2の手法]
第1の例の変形として、推定部15は、次の贈答者以外の他人(他の贈答者)が過去にその受取人に贈ったギフトについては、当該ギフトの評価値に関係なく低優先商品としてもよい。このように、他のユーザから既に贈られた商品について提示の優先度を下げることで、受取人が未だもらっていない商品を次の贈答者が選ぶ蓋然性が高まる。
[第3の手法]
推定部15は、読み出したギフト情報に基づいて、贈答者IDが他の贈答者を示し且つ評価値が所定の閾値以上であるギフトを高優先商品とし、それ以外のギフトを低優先商品としてもよい。このように、他のユーザから既に贈られた商品の評価が高い場合にその商品を次の贈答者に優先して提示することで、受取人が気に入っている商品を次の贈答者が選ぶ蓋然性が高まる。
[第4の手法]
推定部15は、読み出したギフト情報に基づいて、所定の期間内(例えば、1年以内、半年以内、あるいは全履歴など)に受取人が複数回受け取った商品を特定し、各回の評価値がすべて所定の閾値以上であるギフトを高優先商品とし、それ以外のギフトを低優先商品としてもよい。何度も良い評価を受けている商品を優先して提示することで、受取人が何度もらっても嬉しいと感じるような商品を次の贈答者が選ぶ蓋然性が高まる。
[第5の手法]
推定部15は読み出したギフト情報に基づいて各ギフトの評価値を算出し、評価値が所定の閾値以上であるギフトを高優先商品とする。続いて、推定部15は高優先商品のそれぞれについて、他の贈答者により贈られた個数の最大値を特定する。そして、推定部15は次の贈答者に勧める高優先商品の購入数(贈答数)を、その最大値よりも大きい値に設定する。この場合には、受取人が気に入っている商品について他のユーザよりも多くの個数を贈るように次の贈答者に促すことができる。
[第6の手法]
推定部15は、上記第1〜第5のいずれかの手法により過去のギフトを高優先商品と低優先商品に分類した後に、受取人にとって高優先商品との相性が良い関連商品を更に抽出してもよい。推定部15は、受取人ID及び抽出された高優先商品に対応し、且つ関連度が所定の閾値(例えば0.7など)以上である関連度情報を読み出すことで、その高優先商品の関連商品(あるいは関連商品の種類又はカテゴリ)も高優先商品として抽出する。このように、評価の高いギフトだけでなく、受取人にとってそのギフトとの相性が良い関連商品も推定することで、受取人が気に入っている商品を次の贈答者が選ぶ蓋然性が高くなる。
[第7の手法]
図11,12の例のようにギフト以外の他の商品の評価も得られる場合には、推定部15は、上記第1〜第5のいずれかの手法により過去のギフトを高優先商品と低優先商品に分類すると共に、当該他の商品についても高優先商品と低優先商品とに分類してもよい。推定部15は上記第1の手法を用いてギフト以外の商品を二つに分類することができる。このようにギフト以外の商品からもギフト候補を推定することで、受取人が欲しいと思っている商品を次の贈答者が選ぶ蓋然性が高まる。例えば、次の贈答者が、受取人が気に入っている商品とカテゴリが同じ別の商品、あるいは受取人が気に入っている別カテゴリの商品を選ぶ蓋然性が高まる。
推定部15は、上記のいずれかの方法により高優先商品および低優先商品を特定すると、その処理結果を提示部16に出力する。なお、上記の手法において、ギフト情報の贈答者IDを検査する必要が無ければ、ギフト・データベース23内のギフト情報においてその贈答者IDが省略されていてもよい。
提示部16は、推定部15により推定された商品を示す候補情報を贈答者端末30aに送信することで、次の贈答者にその商品を提示する機能要素である。提示部16は高優先商品の商品情報のみを商品データベース21から読み出し、その商品情報を候補情報として贈答者端末30aに送信してもよい。この場合には、一定の水準を満たす商品のみがギフトの候補として次の贈答者に提示される。あるいは、提示部16は高優先商品の方が低優先商品よりも上位に表示されるように商品の検索スコア(表示順)を設定した上で、これら2種類の商品の商品情報を候補情報として贈答者端末30aに送信してもよい。この場合には、次の贈答者は受取人の評価が低かった商品も参考にしてギフトを選ぶことができる。
候補情報は、購入手続に関連するウェブページに埋め込まれたり、あるいはそのウェブページとは別のウィンドウに表示されたりした態様で、贈答者端末30a上に表示される。例えば、次の贈答者が受取人Xへのギフト贈呈を行おうとしている場合には、「Xさんへはこのような商品を贈ってはいかがですか」というメッセージと共に、候補情報で示されるギフト候補の商品の名前や画像などが表示される。商品名又は商品画像には、商品ページへのリンクや買い物かごへの追加などの機能が埋め込まれていてもよい。この場合には、次の贈答者はその商品名又は商品画像をクリックすることで商品の詳細を調べたり、商品をギフトとして買い物かごに入れたりすることができる。
推定部15が受取人を推定した場合には、候補情報はその情報も含む。この場合には、贈答者端末30a上には受取人の候補が表示され、次の贈答者はその中から受取人を指定することができる。受取人が指定されると、その受取人に対応する高優先商品が画面上に表示される(場合によっては低優先商品も表示される)。推定部15が上記第5の手法を用いた場合には候補情報は推薦する贈答数も含んでおり、次の贈答者は個数に関する情報も得ることができる。
次に、図14,15を用いて、ECサーバ10の動作を説明するとともに本実施形態に係る情報提供方法について説明する。以下では評価の登録処理とギフト候補の提示処理とを分けて説明する。
評価の登録は図14に示すように行われる。贈答者端末30aでの購入手続の操作(ステップS11)に応じて、ECサーバ10では購入処理部11がギフト情報の登録を含む一連の購入処理を実行する(ステップS12)。このステップS12では、履歴登録部12がギフト情報を生成してギフト・データベース23に格納する。その購入処理が完了すると、購入商品がギフトとして受取人へと配達される(ステップS13)。
その後、受取人は受取人端末30bを操作して評価ページにアクセスする。この時に受取人端末30bがECサーバ10に評価ページのURLを含むHTTPリクエストを送信し(ステップS14)、評価要求部13がその要求に応じて評価ページを生成して受取人端末30bに送信する(ステップS15,S16、評価要求ステップ)。
受取人が受取人端末30b上に表示された評価ページを操作してギフトの評価を入力し終えると(ステップS17)、受取人端末30bは入力された評価のデータをECサーバ10に送信する(ステップS18)。そして、評価登録部14がその評価データに基づいてギフト情報への評価の登録を行い、場合によっては関連度情報の更新も実行する(ステップS19、評価登録ステップ)。
図14に示すこのような一連の処理は、ユーザが商品を購入して他人に贈るという手続を行う度に実行され、その結果、評価が登録されたギフト情報がギフト・データベース23内に蓄積される。
蓄積された評価に基づくギフト候補の提示は図15に示すように行われる。贈答者端末30aでの購入手続の操作により購入処理が実行されている間に(ステップS21)、ECサーバ10では推定部15が次の贈答者を特定し(ステップS22)、更に受取人を特定する(ステップS23)。続いて、推定部15は特定した受取人に対応するギフト情報をギフト・データベース23から抽出し(ステップS24)、そのギフト情報に基づいてギフトの候補を推定する(S25)。これらステップS22〜S25は推定ステップに相当し、推定部15はステップS25において上記の様々な方法でギフト候補を推定することができる。
続いて、提示部16が推定されたギフト候補の商品を示す候補情報を贈答者端末30aに送信し(ステップS26、提示ステップ)、贈答者端末30aがその候補情報をモニタ上に表示する(ステップS27)。次の贈答者はその情報を参考に、受取人に贈る商品を選ぶことができる。
次に、図16を用いて、コンピュータをECサーバ10として機能させるための情報提供プログラムP1を説明する。
情報提供プログラムP1は、メインモジュールP10、購入処理モジュールP11、履歴登録モジュールP12、評価要求モジュールP13、評価登録モジュールP14、推定モジュールP15、及び提示モジュールP16を備えている。
メインモジュールP10は、購入処理及び情報提供の機能を統括的に制御する部分である。購入処理モジュールP11、履歴登録モジュールP12、評価要求モジュールP13、評価登録モジュールP14、推定モジュールP15、及び提示モジュールP16を実行することにより実現される機能はそれぞれ、上記の購入処理部11、履歴登録部12、評価要求部13、評価登録部14、推定部15、及び提示部16の機能と同様である。
情報提供プログラムP1は、例えば、CD−ROMやDVD−ROM、半導体メモリ等の有形の記録媒体に固定的に記録された上で提供される。また、情報提供プログラムP1は、搬送波に重畳されたデータ信号として通信ネットワークを介して提供されてもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、ギフトの贈答が行われると受取人がそのギフトを評価し、その評価が評価情報として記録される。その後、次の贈答者が同じ受取人に新たなギフト(次のギフト)を贈ろうとする際に、その評価に基づいて、過去に贈られたギフト(贈答済ギフト)の中から新たなギフトの候補商品が推定され、その商品がその贈答者に提示される。このように、ギフトに対する受取人の評価に基づいてギフトの候補を推定することで、受取人が気に入るギフトを次の贈答者が選ぶ蓋然性が高まる。また、評価情報は実際に贈られたギフトに対応しているので、受取人の個人情報に依存することなく且つ確実な情報に基づいてギフトの候補が推定される。したがって、受取人が気に入るギフトをより確実に贈答者に選択させることができ、受取人の満足度を高めることが期待できる。
また、次の贈答者により購入手続が行われている間に自動的にギフトの候補が提示されるので、贈答者端末30aからのリクエスト(例えば商品検索の要求)の明示的な送信を要することなくギフト候補を提示することができる。したがって、そのリクエストに起因するネットワーク・トラフィック又は処理時間を抑制することができる。
また、本実施形態では、過去に贈られたギフトを、一定の水準以上の評価を得ている商品の群(高優先商品)と、当該水準を満たしていない商品を含む群(低優先商品)とに分けることで、ギフトの候補を評価の程度に基づいて提示することが可能になる。
以上、本発明をその実施形態に基づいて詳細に説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。
1…ECシステム、10…ECサーバ(情報提供装置)、11…購入処理部、12…履歴登録部、13…評価要求部、14…評価登録部、15…推定部、16…提示部、20…データベース群、21…商品データベース、22…ユーザ・データベース、23…ギフト・データベース(評価記憶部)、24…関連度データベース(関連度記憶部)、30…ユーザ端末、30a…贈答者端末、30b…受取人端末、P1…情報提供プログラム、P10…メインモジュール、P11…購入処理モジュール、P12…履歴登録モジュール、P13…評価要求モジュール、P14…評価登録モジュール、P15…推定モジュール、P16…提示モジュール。

Claims (16)

  1. 受取人に贈られた贈答済ギフトを該受取人に評価してもらうための評価インタフェースを受取人端末に送信する評価要求部と、
    前記評価インタフェースを介して入力された評価を評価情報として評価記憶部に格納する評価登録部であって、該評価情報が前記受取人、前記贈答済ギフト、及び該贈答済ギフトの評価が互いに関連付けられた情報である、該評価登録部と、
    次の贈答者が贈答者端末を介して前記受取人への次のギフトの贈答を行う場合に、前記受取人に対応する前記評価情報で示される評価に基づいて、少なくとも前記贈答済ギフトの中から該次のギフトの候補商品を推定する推定部と、
    前記推定部により推定された候補商品を示す候補情報を前記贈答者端末に送信することで前記次の贈答者に該候補商品を提示する提示部と
    を備える情報提供装置。
  2. 前記推定部が、前記評価から得られる評価値に少なくとも基づいて、1以上の前記贈答済ギフトを高優先商品と低優先商品とに分類し、
    前記高優先商品に分類された前記贈答済ギフトが、前記評価値が所定の閾値以上であるという条件を満たし、
    前記低優先商品に分類された前記贈答済ギフトには、前記評価値が前記閾値未満であるギフトが含まれ、
    前記高優先商品の方が前記低優先商品よりも優先して前記次の贈答者に提示される、
    請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 前記評価情報では前記贈答済ギフトの贈答者が更に関連付けられており、
    前記推定部が、前記評価情報で示される前記贈答済ギフトの贈答者が前記次の贈答者と異なる場合には、該評価情報で示される前記贈答済ギフトの評価にかかわらず該贈答済ギフトを前記低優先商品に分類する、
    請求項2に記載の情報提供装置。
  4. 前記評価情報では前記贈答済ギフトの贈答者が更に関連付けられており、
    前記推定部が、前記評価値が前記閾値以上であり且つ前記評価情報で示される前記贈答者が前記次の贈答者と異なる前記贈答済ギフトを前記高優先商品に分類し、他の前記贈答済ギフトを前記低優先商品に分類する、
    請求項2に記載の情報提供装置。
  5. 前記推定部が、一の前記贈答済ギフトに対応する個々の前記評価値がすべて前記閾値以上である場合には、該贈答済ギフトを前記高優先商品に分類する、
    請求項4に記載の情報提供装置。
  6. 前記提示部が、前記低優先商品の前記候補情報を送信することなく、前記高優先商品の前記候補情報を前記贈答者端末に送信する、
    請求項2〜5のいずれか一項に記載の情報提供装置。
  7. 前記提示部が、前記高優先商品よりも前記低優先商品の方の検索スコアを低くした上で、該高優先商品および該低優先商品の双方の前記候補情報を前記贈答者端末に送信する、
    請求項2〜5のいずれか一項に記載の情報提供装置。
  8. 前記評価情報が前記贈答済ギフトの贈答数を含んでおり、
    前記推定部が、前記高優先商品のそれぞれについて、前記贈答数よりも大きい購入数を設定し、
    前記提示部が、前記推定部により設定された購入数を含む候補情報を前記贈答者端末に送信する、
    請求項2〜7のいずれか一項に記載の情報提供装置。
  9. 前記評価インタフェースが、前記贈答済ギフトと、該贈答済ギフトとは異なる他の商品との双方を前記受取人に評価してもらうためのインタフェースであり、
    前記評価情報が前記他の商品の評価を更に含み、
    前記推定部が、更に、前記評価情報で示される前記他の商品の評価に基づいて、前記他の商品の中から、前記次のギフトの候補商品を推定する、
    請求項1〜8のいずれか一項に記載の情報提供装置。
  10. 前記他の商品が、前記贈答済ギフトと商品カテゴリが同じ商品である、
    請求項9に記載の情報提供装置。
  11. 前記他の商品が、前記贈答済ギフトと商品カテゴリが異なる商品である、
    請求項9に記載の情報提供装置。
  12. 前記評価インタフェースが、前記贈答済ギフトと、該贈答済ギフトの所定の関連商品との双方を前記受取人に評価してもらうためのインタフェースであり、
    前記評価登録部が、前記評価インタフェースを介して入力された評価に基づいて、前記贈答済ギフトと前記関連商品との組合せの評価値である関連度を求め、前記受取人と該関連度とが関連付けられた関連度情報を関連度記憶部に格納し、
    前記推定部が、更に、前記関連度情報で示される前記関連度に基づいて、前記関連商品の中から前記次のギフトの候補商品を推定する、
    請求項1〜8のいずれか一項に記載の情報提供装置。
  13. 前記評価要求部が、前記受取人に贈られた贈答済ギフトに関する伝票に記載されたURLを含むリクエスト信号を前記受取人端末から受信し、該リクエスト信号に応じて前記評価インタフェースを送信する、
    請求項1〜12のいずれか一項に記載の情報提供装置。
  14. 情報提供装置により実行される情報提供方法であって、
    受取人に贈られた贈答済ギフトを該受取人に評価してもらうための評価インタフェースを受取人端末に送信する評価要求ステップと、
    前記評価インタフェースを介して入力された評価を評価情報として評価記憶部に格納する評価登録ステップであって、該評価情報が前記受取人、前記贈答済ギフト、及び該贈答済ギフトの評価が互いに関連付けられた情報である、該評価登録ステップと、
    次の贈答者が贈答者端末を介して前記受取人への次のギフトの贈答を行う場合に、前記受取人に対応する前記評価情報で示される評価に基づいて、少なくとも前記贈答済ギフトの中から該次のギフトの候補商品を推定する推定ステップと、
    前記推定ステップにおいて推定された候補商品を示す候補情報を前記贈答者端末に送信することで前記次の贈答者に該候補商品を提示する提示ステップと
    を含む情報提供方法。
  15. 受取人に贈られた贈答済ギフトを該受取人に評価してもらうための評価インタフェースを受取人端末に送信する評価要求部と、
    前記評価インタフェースを介して入力された評価を評価情報として評価記憶部に格納する評価登録部であって、該評価情報が前記受取人、前記贈答済ギフト、及び該贈答済ギフトの評価が互いに関連付けられた情報である、該評価登録部と、
    次の贈答者が贈答者端末を介して前記受取人への次のギフトの贈答を行う場合に、前記受取人に対応する前記評価情報で示される評価に基づいて、少なくとも前記贈答済ギフトの中から該次のギフトの候補商品を推定する推定部と、
    前記推定部により推定された候補商品を示す候補情報を前記贈答者端末に送信することで前記次の贈答者に該候補商品を提示する提示部と
    をコンピュータに実行させる情報提供プログラム。
  16. 受取人に贈られた贈答済ギフトを該受取人に評価してもらうための評価インタフェースを受取人端末に送信する評価要求部と、
    前記評価インタフェースを介して入力された評価を評価情報として評価記憶部に格納する評価登録部であって、該評価情報が前記受取人、前記贈答済ギフト、及び該贈答済ギフトの評価が互いに関連付けられた情報である、該評価登録部と、
    次の贈答者が贈答者端末を介して前記受取人への次のギフトの贈答を行う場合に、前記受取人に対応する前記評価情報で示される評価に基づいて、少なくとも前記贈答済ギフトの中から該次のギフトの候補商品を推定する推定部と、
    前記推定部により推定された候補商品を示す候補情報を前記贈答者端末に送信することで前記次の贈答者に該候補商品を提示する提示部と
    をコンピュータに実行させる情報提供プログラムを記憶するコンピュータ読取可能な記録媒体。
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