JP6992103B2 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents
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Description
そして、このようなイベントにおいては、ウェブサイトの管理者が出品者に対し、例えば、販売促進費の額又は販促割合を一定の値以上とするといった形で、当該イベントへの出品条件を設定することがある。
電子商取引の取引対象につき、電子商取引に係るウェブサイトで実施されるイベントにおいて前記取引対象が販売された際に前記ウェブサイトの管理者に支払われる販売促進費の販売価格に対する割合である販促割合又は前記イベントにおいて前記取引対象が販売された際に前記管理者に支払われる販売促進費の下限値に係る情報を、前記管理者が使用する端末から受信し、前記管理者による入力を受け、又は自ら設定することにより取得する第1取得手段と、
前記取引対象を出品する出品者によって前記取引対象に設定された販促割合又は販売促進費に係る情報を、前記出品者が使用する端末から受信することにより取得する第2取得手段と、
前記第1取得手段によって取得された販促割合又は販売促進費の下限値に係る情報と、前記第2取得手段によって取得された前記出品者によって設定された販促割合又は販売促進費に係る情報と、を比較し、これらが異なる場合にはいずれか高い方の値を、これらが一致する場合には当該一致する値を、前記イベントにおいて前記取引対象が販売された際に前記管理者に支払われる販売促進費の販売価格に対する割合である販促割合又は前記イベントにおいて前記取引対象が販売された際に前記管理者に支払われる販売促進費と決定する決定手段と、
を備えることを特徴とする。
前記イベントは、販売促進キャンペーンであることを特徴とする。
前記第1取得手段が取得する販促割合又は販売促進費の下限値は、出品者ごとに設定された値であることを特徴とする。
前記下限値は、所定の方法によって出品者ごとに算出されたスコアに応じて設定された値であることを特徴とする。
前記下限値は、所定の期間において当該出品者によって設定された販促割合の平均値に所定の割合を加算して算出された販促割合の値又は所定の期間において当該出品者によって設定された販売促進費の平均値に所定の金額を加算して算出された販売促進費の値であることを特徴とする。
前記第1取得手段が取得する販促割合又は販売促進費の下限値は、前記取引対象ごとに設定された値であることを特徴とする。
前記第1取得手段が取得する販促割合又は販売促進費の下限値は、前記取引対象の種別ごとに設定された値であることを特徴とする。
開催中の前記イベントに出品されている前記取引対象に関する情報を前記決定手段が決定した開催中の前記イベントにおいて当該取引対象に適用される販促割合又は販売促進費が高い順に並べた情報を、送信手段によって電子商取引に係るウェブサイトのユーザが使用する端末へと送信させる第1送信制御手段を備えることを特徴とする。
前記第1送信制御手段は、開催中の前記イベントに出品されている前記取引対象を前記決定手段が決定した開催中の前記イベントにおいて当該取引対象に適用される販促割合又は販売促進費が高い順に配置したウェブページに係る情報を、電子商取引に係るウェブサイトのユーザが使用する端末へと送信させることを特徴とする。
所定期間内に開催予定の前記イベントに出品予定の前記取引対象に関する情報を前記決定手段が決定した所定期間内に開催予定の前記イベントにおいて当該取引対象に適用される販促割合又は販売促進費が高い順に並べた情報を、送信手段によって電子商取引に係るウェブサイトのユーザが使用する端末へと送信させる第2送信制御手段を備えることを特徴とする。
前記第2送信制御手段は、所定期間内に開催予定の前記イベントに出品予定の前記取引対象を前記決定手段が決定した所定期間内に開催予定の前記イベントにおいて当該取引対象に適用される販促割合又は販売促進費が高い順に配置したウェブページに係る情報を、電子商取引に係るウェブサイトのユーザが使用する端末へと送信させることを特徴とする。
電子商取引の取引対象につき、電子商取引に係るウェブサイトで実施されるイベントにおいて前記取引対象が販売された際に前記ウェブサイトの管理者に支払われる販売促進費の販売価格に対する割合である販促割合又は前記イベントにおいて前記取引対象が販売された際に前記管理者に支払われる販売促進費の下限値に係る情報を、前記管理者が使用する端末から受信し、前記管理者による入力を受け、又は自ら設定することによりコンピュータが取得する第1取得ステップと、
前記取引対象を出品する出品者によって前記取引対象に設定された販促割合又は販売促進費に係る情報を、前記出品者が使用する端末から受信することにより前記コンピュータが取得する第2取得ステップと、
前記コンピュータが、前記第1取得ステップにおいて取得された販促割合又は販売促進費の下限値に係る情報と、前記第2取得ステップにおいて取得された前記出品者によって設定された販促割合又は販売促進費に係る情報と、を比較し、これらが異なる場合にはいずれか高い方の値を、これらが一致する場合には当該一致する値を、前記イベントにおいて前記取引対象が販売された際に前記管理者に支払われる販売促進費の販売価格に対する割合である販促割合又は前記イベントにおいて前記取引対象が販売された際に前記管理者に支払われる販売促進費と決定する決定ステップと、
を含むことを特徴とする。
コンピュータを、
電子商取引の取引対象につき、電子商取引に係るウェブサイトで実施されるイベントにおいて前記取引対象が販売された際に前記ウェブサイトの管理者に支払われる販売促進費の販売価格に対する割合である販促割合又は前記イベントにおいて前記取引対象が販売された際に前記管理者に支払われる販売促進費の下限値に係る情報を、前記管理者が使用する端末から受信し、前記管理者による入力を受け、又は自ら設定することにより取得する第1取得手段、
前記取引対象を出品する出品者によって前記取引対象に設定された販促割合又は販売促進費に係る情報を、前記出品者が使用する端末から受信することにより取得する第2取得手段、
前記第1取得手段によって取得された販促割合又は販売促進費の下限値に係る情報と、前記第2取得手段によって取得された前記出品者によって設定された販促割合又は販売促進費に係る情報と、を比較し、これらが異なる場合にはいずれか高い方の値を、これらが一致する場合には当該一致する値を、前記イベントにおいて前記取引対象が販売された際に前記管理者に支払われる販売促進費の販売価格に対する割合である販促割合又は前記イベントにおいて前記取引対象が販売された際に前記管理者に支払われる販売促進費と決定する決定手段、
として機能させることを特徴とする。
まず、本発明の第1実施形態につき、図1から図9に基づいて説明する。
情報処理システム100は、図1に示すように、サーバ装置1と、出品者端末2と、ユーザ端末3と、管理者端末4と、を備えて構成され、各装置の間は、通信ネットワークNを介して接続されている。
サーバ装置1は、電子商取引に係るウェブサイトを運営する管理者が保有するPC(Personal Computer)、WS(Work Station)等の情報機器であり、後述のように、出品者端末2からの電子商取引に係るウェブサイトにおける取引対象となる商品についての情報の取得、管理者端末4からの電子商取引に係るウェブサイトにおいて実施するキャンペーンについての情報の取得、ユーザ端末3への電子商取引に係るウェブサイトの提供等を行う。サーバ装置1が、本発明における情報処理装置に該当することとなる。
サーバ装置1は、図1に示すように、例えば、制御部11と、記憶部12と、通信部13と、表示部14と、操作部15と、を備えて構成されている。
ウェブページ情報記憶部126は、ユーザ端末3に提供するウェブページに係るデータであるウェブページデータD8を記憶する部分である。ウェブページデータD8の詳細については、動作の説明において述べる。
出品者端末2は、電子商取引に係るウェブサイトに商品を出品する出品者が保有するPC、スマートフォン、タブレット端末等の情報機器であり、後述のように、電子商取引に係るウェブサイトにおける取引対象となる商品についての情報のサーバ装置1への送信等を行う。
出品者端末2は、図1に示すように、例えば、サーバ装置1と同様に、制御部21と、記憶部22と、通信部23と、表示部24と、操作部25と、を備えて構成されている。また、通信部23から通信ネットワークNを介してサーバ装置1と接続され、サーバ装置1との間でデータを送受信可能とされている。
ユーザ端末3は、電子商取引に係るウェブサイトを利用して商品を購入するユーザが保有するPC、スマートフォン、タブレット端末等の情報機器であり、後述のように、サーバ装置1から取得した電子商取引に係るウェブサイトのユーザへの表示等を行う。
ユーザ端末3は、図1に示すように、例えば、サーバ装置1と同様に、制御部31と、記憶部32と、通信部33と、表示部34と、操作部35と、を備えて構成されている。また、通信部33から通信ネットワークNを介してサーバ装置1と接続され、サーバ装置1との間でデータを送受信可能とされている。
管理者端末4は、電子商取引に係るウェブサイトを運営する管理者が保有するPC、スマートフォン、タブレット端末等の情報機器であり、後述のように、電子商取引に係るウェブサイトにおいて実施するキャンペーンに係る情報のサーバ装置1への送信等を行う。
管理者端末4は、図1に示すように、例えば、サーバ装置1と同様に、制御部41と、記憶部42と、通信部43と、表示部44と、操作部45と、を備えて構成されている。また、通信部43から通信ネットワークNを介してサーバ装置1と接続され、サーバ装置1との間でデータを送受信可能とされている。
通信ネットワークNは、例えば、インターネット、電話回線網、携帯電話通信網、無線LAN通信網等であり、図1に示すように、サーバ装置1と、出品者端末2、ユーザ端末3及び管理者端末4と、の間を接続する。
通信ネットワークNとしては、上記のように各装置間を繋ぎ、これらの間でデータの送受信を行うことが可能なものであれば特に限定されない。
以下、本実施形態に係る情報処理システム100の使用時の動作の流れについて説明する。情報処理システム100の動作は、図2のフローチャートに示すように、大きく分けて、ステップS1からS4の4つのステップからなる。なお、以下においては一例としてステップS1からステップS4の順に説明するが、これら各ステップが実施される順序は、これに限られるものではない。
サーバ装置1は、出品者端末2における出品者の入力に応じて、図3に示す過程を経て、出品データD3を取得する。具体的には以下の通りである
なお、これらのデータの入力は、例えば、サーバ装置1の制御部11が、通信部13から通信ネットワークNを介して、必要項目の入力欄が設けられた所定の入力フォームに係るデータを出品者端末2へと送信させ、これを受信した出品者端末2において、制御部21が当該入力フォームを表示部24に表示させ、出品者が、操作部25を用いて、これに入力することによって行われるようにすればよい。
商品データD3-2は各商品に設定された商品ID、商品名、商品写真等からなる当該商品を識別し得るデータである。
カテゴリーデータD3-3は、例えば衣料品、食料品、電化製品等の当該商品の種別に係るデータである。
販売価格データD3-4は、出品者が設定する当該商品のユーザへの販売価格に係るデータである。
販促割合データD3-5は、出品者が当該商品につき設定した販促割合に係るデータである。なお、本実施形態において「販促割合」は、サーバ装置1によって提供される電子商取引に係るウェブサイトを利用して、出品者がユーザに商品を販売した際に、販売価格のうち管理者に支払われる割合のことを指す。
在庫数データD3-6は、出品者が当該商品につきユーザに販売可能な個数に係るデータである。
また、同様に、以下においては、個々の商品をいう場合、商品IDで示すものとし、例えば商品P1という場合、商品IDがP1である商品を指すものとする。
また、同様に、以下においては、個々のキャンペーンをいう場合、キャンペーンIDで示すものとし、例えばキャンペーンC1という場合、キャンペーンIDがC1であるキャンペーンを指すものとする。
また、出品者は、登録したデータにつき変更を行う際には、上記と同様の過程を経て、変更部分につき入力することで、登録内容につき変更することができる。したがって、出品者は、例えば販売価格データD3-4に係る販売価格につき、在庫数データD3-6に係る在庫数の変動等に応じて、適宜変更することができる。
また、上記においては、出品者が出品データD3に係る商品ごとに逐一販促割合データD3-5につき設定する場合につき説明したが、販促割合データD3-5の設定方法はこれに限られず、例えば、出品者が、自らが出品する全ての商品につき、一律に販促割合データD3-5に係る販促割合を設定するようにしてもよい。
サーバ装置1は、管理者端末4における管理者の入力に応じて、図4に示す過程を経て、キャンペーンデータD6を取得する。具体的には以下の通りである
なお、これらのデータの入力も、例えば、サーバ装置1の制御部11が、通信部13から通信ネットワークNを介して、必要項目の入力欄が設けられた所定の入力フォームに係るデータを管理者端末4へと送信させ、これを受信した管理者端末4において、制御部41が当該入力フォームを表示部44に表示させ、管理者が、操作部45を用いて、これに入力することによって行われるようにすればよい。
キャンペーン期間データD6-2は、当該キャンペーンの具体的な実施予定期間(開始日時及び終了日時)に係るデータである。
出品条件データD6-3は、販促割合を所定の下限値以上とする等の形で定められた出品者による当該キャンペーンへの出品条件に係るデータである。なお、出品条件データD6-3の設定の詳細については後述する。
招待出品者データD6-4は、管理者が当該キャンペーンへの参加を許可する出品者に係るデータである。招待出品者データD6-4の設定方法は特に限定されず、例えば、全出品者としてもよいし、出品者を個別に、例えば出品者ID等によって指定することで設定してもよいし、各出品者につきユーザの評価、配送の迅速性等から算出された所定のスコアを記憶した上で、当該スコアが所定値以上といった形で設定してもよい。
具体的には、上記所定の期間が3か月間、上記所定の割合が2%であったとすると、例えば、出品者E4につき、過去3か月間に設定した販促割合データD3-5に係る販促割合の平均が5%であった場合、出品者E4については、これに2%を加算した7%が、出品条件データD6-3に係る販促割合として設定されることとなる。
この場合、各出品者が過去所定期間に設定していた販促割合に応じて、それに一定の割合を加算するようにして出品条件データD6-3に係る販促割合が設定されることから、各出品者に対して課されるキャンペーンへの参加のハードルを均一化することができる。
具体的には、上記スコアが高いほど販促割合が低くなるようにして、例えば、第1の値以上である場合に2%、第1の値未満であり、第1の値よりも小さい第2の値以上であった場合に5%、第2の値未満であり、第2の値よりも小さい第3の値以上であった場合に7%、第3の値未満であった場合に10%といった形で設定することとなる。
この場合、例えば、上記スコアが高い出品者ほど参加のハードルを低くし、上記スコアが低い出品者ほど参加のハードルを高くすることで、キャンペーンに優良な出品者を集め易くなる。
具体的には、上記所定の期間が3か月間であったとすると、過去3か月間に設定した販促割合データD3-5に係る販促割合の平均値に、上記スコアが、第1の値以上である場合に2%を加算し、第1の値未満であり、第1の値よりも小さい第2の値以上であった場合に3%を加算し、第2の値未満であり、第2の値よりも小さい第3の値以上であった場合に5%を加算し、第3の値未満であった場合に7%を加算するといった形で設定することとなる。
この場合、各出品者が過去所定期間に設定していた販促割合に応じて、それに、上記スコアに応じて設定された割合が加算されて販促割合が決定されることから、出品者の優良性に比例するようにして、キャンペーンへの参加のハードル設定することが可能となる。
記憶部12のキャンペーン情報記憶部125にキャンペーンデータD6が記憶されると、サーバ装置1においては、制御部11が、招待出品者データD6-4に含まれる出品者に対し、キャンペーンの告知を行う(ステップS31)。
例えば、制御部11は、キャンペーン内容データD6-1に係るキャンペーン内容、キャンペーン期間データD6-2に係るキャンペーン実施期間及び出品条件データD6-3に係る出品条件となる販促割合の表示と、出品者がキャンペーンへの参加を希望する際に操作するアイコンと、を含む所定の参加確認画面を作成の上、作成した参加確認画面に係るデータを、当該画面を表示部24に表示させる旨の出品者端末2への所定の指令を付して、招待出品者データD6-4に含まれる出品者が使用する出品者端末2へと、通信部13から通信ネットワークNを介して送信することにより、キャンペーンの告知を行うようにすればよい。
当該アイコンが操作されると、出品者端末2においては、制御部21が、当該操作がなされた旨のデータを、通信部23から通信ネットワークNを介して、サーバ装置1へと送信する(ステップS32)。
これによって、出品者がキャンペーンへの参加希望を表明する度に、参加を希望する出品者に係る情報が、記憶部12に記憶されていくこととなる。
キャンペーンデータD6に含まれるキャンペーン期間データD6-2に係るキャンペーンの開始日時が到来すると、サーバ装置1は、図6に示す過程を経て、情報処理システム100によって提供される電子商取引に係るウェブサイトにおいて、開始日時が到来したキャンペーンデータD6に係るキャンペーンを実施する。具体的には以下のとおりである。
サーバ装置1においては、まず、制御部11が、キャンペーンに参加する出品者(キャンペーン情報記憶部125に参加出品者データD7として記憶された出品者)が出品データD3として登録した商品につき、キャンペーン期間データD6-2に係るキャンペーン期間中に適用される販促割合を決定する。本実施形態においては、このようなキャンペーン期間中に適用される販促割合が、本発明における取引条件に該当し、制御部11が、本発明における決定手段に該当することとなる。
この場合、サーバ装置1から出品者端末2に対し、販促割合の変更ができなかった旨を示す所定のエラーメッセージが送信され、当該メッセージが表示部24に表示されるようにすることが好ましい。
キャンペーン期間中に適用される販促割合を決定すると、続いて制御部11は、ステップS41でキャンペーン期間中に適用される販促割合が決定された出品データD3に係る商品につき、キャンペーン期間中の販売促進費を算出する。
すなわち、制御部11は、出品データD3に含まれる販売価格データD3-4に係る販売価格に、ステップS41で決定されたキャンペーン期間中において適用される販促割合を乗じることで、キャンペーン期間中に適用される販売促進費を算出する。
また、商品P2につき、販売価格データD3-4に係る販売価格が5000円である場合に、ステップS41において、販促割合データD3-5に係る販促割合が5%、出品条件データD6-3に係るキャンペーンへの出品条件となる販促割合の下限値が5%であるものとして、適用される販促割合が5%と決定されていたとすると、販売価格「5000円」に販促割合「5%」を乗じることで、販売促進費を250円と算出することとなる。
また、商品P3につき、販売価格データD3-4に係る販売価格が3000円である場合に、ステップS41において、販促割合データD3-5に係る販促割合が7%、出品条件データD6-3に係るキャンペーンへの出品条件となる販促割合の下限値が5%であるものとして、適用される販促割合が7%と決定されていたとすると、販売価格「3000円」に販促割合「7%」を乗じることで、販売促進費を210円と算出することとなる。
また、商品P4につき、販売価格データD3-4に係る販売価格が4000円である場合に、ステップS41において、販促割合データD3-5に係る販促割合が5%、出品条件データD6-3に係るキャンペーンへの出品条件となる販促割合の下限値が8%であるものとして、適用される販促割合が8%と決定されていたとすると、販売価格「4000円」に販促割合「8%」を乗じることで、販売促進費を320円と算出することとなる。
また、商品P5につき、販売価格データD3-4に係る販売価格が2000円である場合に、ステップS41において、販促割合データD3-5に係る販促割合が10%、出品条件データD6-3に係るキャンペーンへの出品条件となる販促割合の下限値が8%であるものとして、適用される販促割合が10%と決定されていたとすると、販売価格「2000円」に販促割合「10%」を乗じることで、販売促進費を200円と算出することとなる。
続いて、キャンペーン期間中において、ユーザが情報処理システム100によって提供される電子商取引に係るウェブサイトを利用する際の処理について説明する。
具体的には、制御部11は、まず、出品データD3に含まれる出品者識別データD3-1に係る出品者IDと、キャンペーン情報記憶部125に記憶された参加出品者データD7に係る出品者IDと、を用いて、出品データD3のうち、実施中のキャンペーンの対象となっている商品に係るデータを抽出する。
続いて、制御部11は、抽出された実施中のキャンペーンの対象となっている商品に係るデータから、さらに商品データD3-2に係る商品内容やカテゴリーデータD3-3に係る商品の種別が、ユーザが希望する商品の検索条件に合致するものを抽出する。
例えば、図7に示す商品P1からP5がキャンペーンC1の対象となっていた場合に、ユーザが希望する商品の検索条件が「カテゴリー:衣料品」であったとすると、商品P1、P2及びP5に係るデータが抽出されることとなる。
すなわち、制御部11は、記憶部12のウェブページ情報記憶部126に記憶されたウェブページデータD8から、検索結果表示用のウェブページに係るデータを抽出した上で、これに、ステップS435において検索条件に一致するものとして抽出された出品データD3に係る商品を表示することで、図9に示すような検索結果表示用のウェブページ(第1検索結果表示ウェブページW1)を作成し、当該ウェブページに係るデータを、当該ウェブページを表示部34に表示させる旨の所定の指令を付して、通信部13により、通信ネットワークNを介して、ユーザ端末3へと送信させる。
例えば、上記のように、図7に示す商品P1からP5が全てキャンペーンの対象となっており、キャンペーン期間中に適用される販売促進費が、商品P1につき150円、商品P2につき250円、商品P3につき210円、商品P4につき320円、商品P5につき200円と算出された場合において、ユーザが希望する商品の検索条件が「カテゴリー:衣料品」であったとして、商品P1、P2及びP5に係るデータがステップS435で抽出されたとすると、図9に示すように商品P2(商品名××××)・商品P5(商品名◇◇◇◇)・商品P1(商品名○○○○)の順で表示するようにして、第1検索結果表示ウェブページW1が作成されることとなる。
また、ユーザによって商品が購入された場合、当該商品に係る出品者から管理者に、ステップS42において算出された販売促進費と一致する額が支払われることとなる。
なお、このような商品購入及び販売促進費の支払いに係る処理については、周知のものであることから、詳細な説明は省略する。
本実施形態に係る情報処理システム100によれば、サーバ装置1において、電子商取引に係るウェブサイトで実施されるイベントである販売促進キャンペーンへの出品条件に係る情報である出品条件データD6-3を取得し、これに合致するように、このようなイベントにおいて取引対象となる商品に適用される取引条件であるキャンペーン期間中の販促割合が決定されることから、出品条件を満たさない出品者に対する是正の要請や、イベントからの除外等の処置をとらずとも、出品条件データD6-3に係る出品条件が順守させることとなり、電子商取引に係るウェブサイトにおいて実施されるイベントへの出品条件を出品者に順守させるための管理者の手間を低減することができる。
したがって、例えば、出品者ごとに定める場合であれば出品者の属性に応じて各出品者に適した出品条件を定めることが可能となり、取引対象となる商品ごとに定める場合であれば商品の属性に応じて各商品に適した出品条件を定めることが可能となり、取引対象となる商品の種別ごとに定める場合であれば商品の種別ごとの属性に応じて各商品の種別に適した出品条件を定めることが可能となる。
続いて、本発明の第2実施形態につき、図10から図11に基づいて説明する。なお、構成及びキャンペーンの実施以外の動作については、第1実施形態と同様であることから、キャンペーンの実施の過程についてのみ説明する。
第2実施形態におけるキャンペーンの実施(ステップS4A)時の情報処理システム100の動作につき、図10に基づいて説明する。
この際には、第1実施形態と異なり、ユーザに対し検索結果を表示するに際して、実施中のキャンペーンの対象となっている商品に加えて、近日中にキャンペーンの対象となる予定の商品についても表示する。具体的には以下のとおりである。
サーバ装置1においては、まず、制御部11が、キャンペーン期間中に適用される販促割合を決定する。この際には、第1実施形態と異なり、実施中のキャンペーンについてのみではなく、キャンペーン情報記憶部125にキャンペーンデータD6として記憶された他のキャンペーンについても、各キャンペーンに参加する出品者(キャンペーン情報記憶部125に参加出品者データD7として記憶された出品者)が出品データD3として登録した商品につき、キャンペーン期間データD6-2に係るキャンペーン期間中に適用される販促割合を決定する。
キャンペーン期間中に適用される販促割合を決定すると、続いて制御部11は、キャンペーン期間中の販売促進費を算出する。この際にも、第1実施形態と異なり、実施中のキャンペーンについてのみではなく、キャンペーン情報記憶部125にキャンペーンデータD6として記憶された他のキャンペーンについても、各キャンペーンに参加する出品者が出品データD3として登録した商品につき、キャンペーン期間データD6-2に係るキャンペーン期間中に適用される販売促進費を算出する。
また、商品P7につき、販売価格データD3-4に係る販売価格が7000円である場合に、ステップS41Aにおいて、販促割合データD3-5に係る販促割合が3%、出品条件データD6-3に係るキャンペーンへの出品条件となる販促割合の下限値が5%であるものとして、キャンペーンC2の期間中に適用される販促割合が5%と決定されていたとすると、販売価格「7000円」に販促割合「5%」を乗じることで、販売促進費を350円と算出することとなる。
また、商品P8につき、販売価格データD3-4に係る販売価格が2000円である場合に、ステップS41Aにおいて、販促割合データD3-5に係る販促割合が8%、出品条件データD6-3に係るキャンペーンへの出品条件となる販促割合の下限値が5%であるものとして、キャンペーンC2の期間中に適用される販促割合が8%と決定されていたとすると、販売価格「2000円」に販促割合「8%」を乗じることで、販売促進費を160円と算出することとなる。
また、商品P9につき、販売価格データD3-4に係る販売価格が5000円である場合に、ステップS41Aにおいて、販促割合データD3-5に係る販促割合が5%、出品条件データD6-3に係るキャンペーンへの出品条件となる販促割合の下限値が5%であるものとして、キャンペーンC2の期間中に適用される販促割合が5%と決定されていたとすると、販売価格「5000円」に販促割合「5%」を乗じることで、販売促進費を250円と算出することとなる。
続いて、キャンペーン期間中において、ユーザが情報処理システム100によって提供される電子商取引に係るウェブサイトを利用する際の処理について説明する。
続いて、制御部11は、抽出された実施中のキャンペーンの対象となっている商品に係るデータから、さらに商品データD3-2に係る商品内容やカテゴリーデータD3-3に係る商品の種別が、ユーザが希望する商品の検索条件に合致するものを抽出する。
続いて、制御部11は、抽出された検索時から所定期間内に実施されるキャンペーンの対象となっている商品に係るデータから、さらに商品データD3-2に係る商品内容やカテゴリーデータD3-3に係る商品の種別が、ユーザが希望する商品の検索条件に合致するものを抽出する。
そして、図8に示すキャンペーンC2にE3及びE4が参加し、図7に示す商品P6からP9がキャンペーンC2の対象となっていた場合に、上記の通り、ユーザが希望する商品の検索条件が「カテゴリー:衣料品」であったとすると、制御部11は、商品P6、P8及びP9に係るデータを、所定期間内にキャンペーンの対象となる予定の、ユーザが設定した検索条件と一致するデータとして抽出することとなる。
すなわち、制御部11は、記憶部12のウェブページ情報記憶部126に記憶されたウェブページデータD8から、検索結果表示用のウェブページに係るデータを抽出した上で、これに、ステップS435Aにおいて抽出された出品データD3に係る商品を表示することで、検索結果表示用のウェブページ(第2検索結果表示ウェブページW2)を作成し、当該ウェブページに係るデータを、当該ウェブページを表示部34に表示させる旨の所定の指令を付して、通信部13により、通信ネットワークNを介して、ユーザ端末3へと送信させる。
この後の処理は、第1実施形態と同様である。
そこで、ユーザがキャンペーン時の条件で当該商品を購入することを希望する場合に、キャンペーン開始後に通知を受けられるようにしてもよい。
すなわち、この場合、ユーザは、第2検索結果表示ウェブページW2が表示部34に表示されると、操作部35を用いて、通知を希望する商品につき所定の登録操作を行う。
当該登録操作がなされると、制御部31は、ユーザが通知を希望する商品に係る情報を、通信部33から通信ネットワークNを介してサーバ装置1へと送信し、これを受信したサーバ装置1においては、制御部11が、ユーザが通知を希望する商品及びキャンペーンに係るデータを、例えば、ユーザ情報記憶部123に当該ユーザに係るユーザデータD2と紐付けて記憶する。
その後、登録された商品が含まれるキャンペーンの実施日が到来すると、サーバ装置1の制御部11は、通信部13から通信ネットワークNを介して、所定の通知をユーザ端末3へと送信し、通信部33によってこれを受信したユーザ端末3においては、制御部31が、表示部34に所定の表示を行う等の方法により、ユーザにキャンペーンの開始を通知することとなる。
したがって、上記のようにして所定期間内にキャンペーン対象となる商品につき第2検索結果表示ウェブページW2に表示された後に、出品者が販促割合データD3-5に係る販促割合を変更すると、ステップS41Aにおいて、販促割合データD3-5に係るユーザが設定した販促割合が、出品条件データD6-3に係る販促割合の最低値よりも高いものとして、販促割合データD3-5に基づきキャンペーンにおいて適用される販促割合が決定されていた場合に、ユーザに還元されるポイントの割合が、第2検索結果表示ウェブページW2が表示された時点と、実際にキャンペーンが実施される時点と、において変動する可能性がある。
そこで、これを防ぐため、サーバ装置1において、少なくとも第2検索結果表示ウェブページW2に所定期間内にキャンペーンの対象となる商品として表示される時期が到来した後には、出品者が当該商品に係る出品データD3に含まれる販促割合データD3-5を変更できなくするか、又は変更しても当該キャンペーンにおいて適用される販促割合に反映されなくすることによって、第2検索結果表示ウェブページW2が表示された時点と、実際にキャンペーンが実施される時点と、において適用される販促割合に変動が生じないようにしてもよい。
本実施形態によれば、第1実施形態について説明したものに加え、更に以下の効果を得ることができる。
上記においては、キャンペーンデータD6に含まれる出品条件データD6-3に係る販売促進キャンペーンへの出品条件を、販促割合の下限値によって設定した場合につき説明したが、出品条件データD6-3に係る出品条件の設定方法は、これに限られず、例えば販売促進費の下限値によって設定するようにしてもよい。
この場合上記実施形態において販促割合の下限値によって出品条件を設定したのと同様にして、管理者は、出品条件データD6-3に係る出品条件を、販売促進費の下限値によって設定し、これを取得したサーバ装置1において、キャンペーンの実施の過程において、当該販売促進費の下限値と、出品データD3に含まれる販売価格データD3-4及び販促割合データD3-5を基に算出された販売促進費と、を比較の上、高い方の値又はこれらが一致する場合には当該一致する値を、キャンペーン期間中において各商品に適用される取引条件としての販売促進費として決定することとなる。
この場合も、管理者は、上記第1実施形態に係る動作のステップS2において販促割合によって出品条件を設定する場合につき説明したのと同様に、このような販売促進費によって設定される出品条件を、出品者ごとに定める、取引対象となる商品ごとに定める、取引対象となる商品の種別ごとに定めるといった種々の方法によって設定することができる。
例えば、出品者ごとに、過去所定期間の間に当該出品者が設定した販促割合データD3-5に係る販促割合を基に算出された各商品に係る販売促進費の平均値を算出の上、当該平均値に所定の金額を加算することによって、出品者ごとに、出品条件データD6-3に係る出品条件としての販売促進費の下限値を設定するといった手法をとることができる。
この場合、第1実施形態においては、ステップS41において決定された販促割合が高い順に、ステップS435において抽出された実施中のキャンペーンの対象となっている商品についての情報が第1検索結果表示ウェブページW1配置されることとなり、第2実施形態においては、ステップS41Aにおいて決定された販促割合が高い順に、ステップS435Aにおいて抽出された実施中のキャンペーンの対象となっている商品及び所定期間内にキャンペーンの対象となる予定の商品についての情報が第2検索結果表示ウェブページW2に配置されることとなる。
1 サーバ装置(情報処理装置)
11 制御部(第1取得手段、決定手段、第1送信制御手段、第2送信制御手段)
12 記憶部
121 情報処理プログラム
124 出品情報記憶部
125 キャンペーン情報記憶部
126 ウェブページ情報記憶部
13 通信部(第1取得手段、第2取得手段、送信手段)
14 表示部
15 操作部(第1取得手段)
2 出品者端末
3 ユーザ端末
4 管理者端末
D3 出品データ
D3-5 販促割合データ
D4 キャンペーン時販促割合データ
D5 キャンペーン時販売促進費データ
D6 キャンペーンデータ
D6-3 出品条件データ
D8 ウェブページデータ
N 通信ネットワーク
W1 第1検索結果表示ウェブページ
W2 第2検索結果表示ウェブページ
Claims (13)
- 電子商取引の取引対象につき、電子商取引に係るウェブサイトで実施されるイベントにおいて前記取引対象が販売された際に前記ウェブサイトの管理者に支払われる販売促進費の販売価格に対する割合である販促割合又は前記イベントにおいて前記取引対象が販売された際に前記管理者に支払われる販売促進費の下限値に係る情報を、前記管理者が使用する端末から受信し、前記管理者による入力を受け、又は自ら設定することにより取得する第1取得手段と、
前記取引対象を出品する出品者によって前記取引対象に設定された販促割合又は販売促進費に係る情報を、前記出品者が使用する端末から受信することにより取得する第2取得手段と、
前記第1取得手段によって取得された販促割合又は販売促進費の下限値に係る情報と、前記第2取得手段によって取得された前記出品者によって設定された販促割合又は販売促進費に係る情報と、を比較し、これらが異なる場合にはいずれか高い方の値を、これらが一致する場合には当該一致する値を、前記イベントにおいて前記取引対象が販売された際に前記管理者に支払われる販売促進費の販売価格に対する割合である販促割合又は前記イベントにおいて前記取引対象が販売された際に前記管理者に支払われる販売促進費と決定する決定手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記イベントは、販売促進キャンペーンであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記第1取得手段が取得する販促割合又は販売促進費の下限値は、出品者ごとに設定された値であることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
- 前記下限値は、所定の方法によって出品者ごとに算出されたスコアに応じて設定された値であることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
- 前記下限値は、所定の期間において当該出品者によって設定された販促割合の平均値に所定の割合を加算して算出された販促割合の値又は所定の期間において当該出品者によって設定された販売促進費の平均値に所定の金額を加算して算出された販売促進費の値であることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
- 前記第1取得手段が取得する販促割合又は販売促進費の下限値は、前記取引対象ごとに設定された値であることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
- 前記第1取得手段が取得する販促割合又は販売促進費の下限値は、前記取引対象の種別ごとに設定された値であることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
- 開催中の前記イベントに出品されている前記取引対象に関する情報を前記決定手段が決定した開催中の前記イベントにおいて当該取引対象に適用される販促割合又は販売促進費が高い順に並べた情報を、送信手段によって電子商取引に係るウェブサイトのユーザが使用する端末へと送信させる第1送信制御手段を備えることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
- 前記第1送信制御手段は、開催中の前記イベントに出品されている前記取引対象を前記決定手段が決定した開催中の前記イベントにおいて当該取引対象に適用される販促割合又は販売促進費が高い順に配置したウェブページに係る情報を、電子商取引に係るウェブサイトのユーザが使用する端末へと送信させることを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
- 所定期間内に開催予定の前記イベントに出品予定の前記取引対象に関する情報を前記決定手段が決定した所定期間内に開催予定の前記イベントにおいて当該取引対象に適用される販促割合又は販売促進費が高い順に並べた情報を、送信手段によって電子商取引に係るウェブサイトのユーザが使用する端末へと送信させる第2送信制御手段を備えることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
- 前記第2送信制御手段は、所定期間内に開催予定の前記イベントに出品予定の前記取引対象を前記決定手段が決定した所定期間内に開催予定の前記イベントにおいて当該取引対象に適用される販促割合又は販売促進費が高い順に配置したウェブページに係る情報を、電子商取引に係るウェブサイトのユーザが使用する端末へと送信させることを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
- 電子商取引の取引対象につき、電子商取引に係るウェブサイトで実施されるイベントにおいて前記取引対象が販売された際に前記ウェブサイトの管理者に支払われる販売促進費の販売価格に対する割合である販促割合又は前記イベントにおいて前記取引対象が販売された際に前記管理者に支払われる販売促進費の下限値に係る情報を、前記管理者が使用する端末から受信し、前記管理者による入力を受け、又は自ら設定することによりコンピュータが取得する第1取得ステップと、
前記取引対象を出品する出品者によって前記取引対象に設定された販促割合又は販売促進費に係る情報を、前記出品者が使用する端末から受信することにより前記コンピュータが取得する第2取得ステップと、
前記コンピュータが、前記第1取得ステップにおいて取得された販促割合又は販売促進費の下限値に係る情報と、前記第2取得ステップにおいて取得された前記出品者によって設定された販促割合又は販売促進費に係る情報と、を比較し、これらが異なる場合にはいずれか高い方の値を、これらが一致する場合には当該一致する値を、前記イベントにおいて前記取引対象が販売された際に前記管理者に支払われる販売促進費の販売価格に対する割合である販促割合又は前記イベントにおいて前記取引対象が販売された際に前記管理者に支払われる販売促進費と決定する決定ステップと、
を含むことを特徴とする情報処理方法。 - コンピュータを、
電子商取引の取引対象につき、電子商取引に係るウェブサイトで実施されるイベントにおいて前記取引対象が販売された際に前記ウェブサイトの管理者に支払われる販売促進費の販売価格に対する割合である販促割合又は前記イベントにおいて前記取引対象が販売された際に前記管理者に支払われる販売促進費の下限値に係る情報を、前記管理者が使用する端末から受信し、前記管理者による入力を受け、又は自ら設定することにより取得する第1取得手段、
前記取引対象を出品する出品者によって前記取引対象に設定された販促割合又は販売促進費に係る情報を、前記出品者が使用する端末から受信することにより取得する第2取得手段、
前記第1取得手段によって取得された販促割合又は販売促進費の下限値に係る情報と、前記第2取得手段によって取得された前記出品者によって設定された販促割合又は販売促進費に係る情報と、を比較し、これらが異なる場合にはいずれか高い方の値を、これらが一致する場合には当該一致する値を、前記イベントにおいて前記取引対象が販売された際に前記管理者に支払われる販売促進費の販売価格に対する割合である販促割合又は前記イベントにおいて前記取引対象が販売された際に前記管理者に支払われる販売促進費と決定する決定手段、
として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
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