JP2002027151A - 課金システム及び方法 - Google Patents

課金システム及び方法

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JP2002027151A
JP2002027151A JP2000210300A JP2000210300A JP2002027151A JP 2002027151 A JP2002027151 A JP 2002027151A JP 2000210300 A JP2000210300 A JP 2000210300A JP 2000210300 A JP2000210300 A JP 2000210300A JP 2002027151 A JP2002027151 A JP 2002027151A
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幸広 古瀬
Koji Sawada
剛治 澤田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機を用いてコンテンツを購入する場
合の課金システムを提供する。 【解決手段】 Webサイト10は、携帯電話機4から
アクセスがあるとその認証情報を要求する。携帯電話機
4はユーザの認証情報に基づいて本人認証を行い、その
認証情報をWebサイト10に送信し、Webサイト1
0は、ユーザにコンテンツの注文を促す。注文ボタンが
押されるとそのコンテンツ情報と認証情報が携帯電話課
金サーバ6に送信される。携帯電話課金サーバ6は、コ
ンテンツ情報及び認証情報に基づいてそのユーザをチェ
ックし、正当なユーザであれば購入OKをWebサイト
10に送信する。Webサイト10はユーザが注文した
コンテンツを提供する。携帯電話課金サーバ6は、各ユ
ーザ別に購入されたコンテンツの金額と通話料金を管理
する。そして、Webサイト10に対して購入されたコ
ンテンツの金額を知らせると共に携帯電話会社8に対し
て通話料金を知らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯通信端末を用
いてコンテンツを購入する際の課金システム及び方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット等のネットワーク
を用いる電子商取引が盛んに行われるようになってきて
おり、Webサイトから商品やコンテンツの購入ができ
るようになってきている。ところで、通常の電子商取引
システムにおいては、ユーザが所定の端末(例えばパー
ソナルコンピュータ)によりネットワークを介して電子
店舗にアクセスし、電子店舗に陳列される商品情報から
商品を注文し、商品の代金決裁はクレジット会社及び金
融機関により行うという手順が一般的に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の一般的な電子商取引システムにおいては、ユー
ザがアクセスしてから注文した商品がユーザの手元に届
くまでに、上述のような様々な手順を踏まなくてはなら
ない。例えばユーザは、クレジット会社や金融機関に新
たな決済口座を開設する等の手間がかかり、電子店舗側
では、当該クレジット会社や金融機関に決済を依頼する
際に手数料が取られ、販売コストがかさむ問題がある。
従って、電子商取引で扱える商品としては、一定の利益
を生み出せる価格以上の商品しか扱うことができず、楽
曲等の各種コンテンツを通信販売するシステムにおい
て、適当な課金システムがなかった。一方、例えば、ユ
ーザが現金を所有していない場合に、自動販売機で缶ジ
ュース等を購入できる課金システムがあれば有用であ
る。
【0004】本発明は上記の実情に鑑みなされたもの
で、各種コンテンツを携帯通信端末を用いて購入するこ
とにより、課金処理を容易かつ低コストに行えるように
した課金システム及び方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
携帯通信端末からコンテンツシステムにアクセスして所
望のコンテンツを購入した場合に、前記購入されたコン
テンツに関する課金情報を、前記携帯通信端末の通話料
金を管理する口座に加算して管理する管理手段を有する
ことを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
課金システムにおいて、前記携帯通信端末からの前記コ
ンテンツの購入要求に対し、前記コンテンツの販売の許
可・不許可を判断する判断手段をさらに有することを特
徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記判断手段は、前記ユーザの認証情報、
かつ/又は前記コンテンツの購入要求に関する情報に基
づいて、前記コンテンツの販売の許可・不許可を判断す
ることを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、携帯通信端末から
コンテンツシステムにアクセスして所望のコンテンツを
購入した場合に、前記購入されたコンテンツに関する課
金情報を、前記携帯通信端末の通話料金を管理する口座
に加算して管理する過程を有することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態
によるコンテンツを販売する場合の課金システムの構成
を示すブロック図である。
【0010】図1において、Webサイト10は、コン
テンツシステムを構成するものである。尚、本発明にお
ける「コンテンツシステム」とは、例えば携帯通信端末
とネットワーク等により接続されて楽曲等の各種コンテ
ンツを販売するWebサイト(電子モール)や、携帯通
信端末と無線接続されて指定された商品を販売する自動
販売機等が該当する。又、「コンテンツ」とは、上記W
ebサイトや自動販売機で販売可能な商品であればよ
く、例えば通常の商品(後で所定の運送会社により配送
されるもの)、ネットワークを介して送信される電子的
なデータ(楽曲、情報等)、自動販売機に収納されてい
る商品、が含まれる。
【0011】Webサイト10はネットワーク5及び移
動体通信網11を介して上記携帯通信端末としての携帯
電話機4と接続される。また、このWebサイト10
は、ネットワーク5を介して、本発明の課金システムを
なす携帯電話課金サーバ6と接続され、課金情報やユー
ザの認証結果等をやりとりするようになっている。ユー
ザの有する携帯電話機4の通話料金を管理する携帯電話
会社8は、当該通話料金の管理口座9aが設けられる金
融機関9に通信回線31を介して接続され、通話料金の
情報をやりとりする。携帯電話課金サーバ6は、所定の
通信回線30を介して携帯電話会社8に接続され、後述
する課金情報を管理口座9aに加算するための情報をや
りとりする。なお、携帯電話機4には所定のWWWブラ
ウザが搭載され、Webページを閲覧可能になってい
る。ネットワーク5としては、インターネット、専用回
線、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Are
a Network)等を用いることができる。
【0012】次に動作について図2のフローチャートを
参照して説明する。携帯電話機4は、URL(Uniform
Resource Locator)を指定してWebサイト10にアク
セスし、コンテンツの購入要求をする(ステップS
1)。購入要求は、Webサイト10の所定の購入用ペ
ージで所望のコンテンツを選択すればよい。Webサイ
ト10は、携帯電話機4を有するユーザの本人認証をす
べく、携帯電話機4に対してユーザの認証情報(ユーザ
ID(Identification)、パスワード等)の送信を要求
し、携帯電話機4は認証情報をWebサイト10に送信
する(ステップS2)。認証情報を取得したWebサイ
ト10は、予め登録された認証情報データベースとのユ
ーザ端末に対して注文ボタン等のコンテンツの注文を促
す表示を行う(ステップS6)。
【0013】ユーザが所定のWebページから購入した
いコンテンツを選択すると(ステップS7)と、Web
サイト10は、その注文されたコンテンツに関するコン
テンツ情報及び上記認証情報を携帯電話課金サーバ6に
送信する(ステップS8)。携帯電話課金サーバ6は、
送られて来たコンテンツ情報及び認証情報に基づいて、
そのユーザが料金不払い等の理由でブラックリストに載
っているか否かをチェックする(ステップS9)。その
際、購入金額に限度額が設定されるシステムの場合は、
そのユーザの過去一定期間における購入金額の合計が、
今回の購入で限度額を超えるか否かもチェックされる。
【0014】チェックの結果正当なユーザであると認識
されると、携帯電話課金サーバ6は販売を許可する販売
OKの情報をWebサイト10に送信する(ステップS
10)。これに応じてWebサイト10は、ユーザが選
択したコンテンツをユーザに提供する(ステップS1
1)。ユーザは携帯電話機4を介して提供されたコンテ
ンツを端末にダウンロードする。また、携帯電話課金サ
ーバ6は、Webサイト10を介してユーザ端末に決裁
画面を表示させ、ユーザが認証情報を入力することによ
り決裁が行われる(ステップS12)。尚、ステップS
9でユーザが適正でない場合は、販売不許可をユーザに
知らせる(ステップS13)。
【0015】また、携帯電話課金サーバ6は、各ユーザ
別に課金情報を管理する。即ち、そのユーザが購入した
コンテンツの金額を管理する。そして、Webサイト1
0に対して購入されたコンテンツの金額を知らせると共
に、携帯電話会社8に対してコンテンツの購入金額を知
らせ、当該購入金額を携帯電話機4の通話料金に加算す
るよう指示する。なお、携帯電話課金サーバ6の内部で
購入金額を携帯電話機4の通話料金に加算してユーザ毎
に管理して加算後の合計額を携帯電話会社8に送信して
もよい。ユーザ及び携帯電話会社8は、それぞれユーザ
から直接、又はユーザの預貯金口座がある金融機関9か
ら請求金額を徴収する。
【0016】以上説明した本実施の形態によれば、携帯
電話課金サーバ6により、通話料金と商品金額とを一括
管理するので、課金処理を簡単に行うことができる。
【0017】図3はコンテンツシステムとして自動販売
機を用いた場合の本発明の第2の実施の形態による課金
システムの構成を示すブロック図である。図3におい
て、自動販売機1は、例えば小額商品等のあらゆる種類
の商品を収納して自動販売する装置であり、通信装置2
を有している。通信装置2はアンテナ3を介して携帯電
話通信サービスによる物流コントロール用の電波を用い
て携携帯電話機4と通信できる。また、この自動販売機
1は、ネットワーク5を介して携帯電話課金サーバ6と
接続するようになされている。本実施の形態におけるベ
ンダ7は、自動販売機1が販売する商品を販売する。携
帯電話課金サーバ6は、ネットワーク5を介してベンダ
7及び携帯電話会社8に接続するようになされている。
【0018】次に動作について図4のフローチャートを
参照して説明する。自動販売機1は携帯電話機4からの
コンタクトを待機している(ステップS11)。コンタ
クトがあると、自動販売機1は携帯電話機4に対して情
報を要求する(ステップS12)。携帯電話機4は、ユ
ーザに対して認証情報(ここでは電話番号)の入力を要
求する(ステップS13)。ユーザから認証情報が入力
されると、携帯電話機4はそのユーザが携帯電話機4の
正しい持ち主であるか否かの本人認証を行い(ステップ
S14)、認証されると、携帯電話機4はその認証情報
を自動販売機1に送信する(ステップS15)。次に、
認証情報を取得した自動販売機1は、ユーザに対して商
品の注文を促すと共に、自動販売機1の注文ボタンを有
効にする(ステップS16)。
【0019】ユーザが購入したい商品を選択して注文ボ
タンを押す(ステップS17)と、自動販売機1はその
注文された商品に関する商品情報及び上記認証情報を携
帯電話課金サーバ6に送信する(ステップS18)。携
帯電話課金サーバ6は、送られて来た商品情報及び認証
情報に基づいて、そのユーザが料金不払い等の理由でブ
ラックリストに載っているか否かをチェックする(ステ
ップS19)。その際、購入金額に限度額が設定される
システムの場合は、そのユーザの過去一定期間における
購入金額の合計が、今回の購入で限度額を超えるか否か
もチェックされる。
【0020】チェックの結果正当なユーザであると認識
されると、携帯電話課金サーバ6は販売を許可する販売
OKの情報を自動販売機1に送信する(ステップS2
0)。これに応じて自動販売機1は、ユーザが選択した
商品を取り出し口に排出する(ステップS21)。ま
た、ステップS9でユーザが適正でない場合は、販売不
許可をユーザに知らせる(ステップS22)。
【0021】また、携帯電話課金サーバ6は、各ユーザ
別に課金情報を管理する。即ち、そのユーザが購入した
商品の金額と携帯電話機4の通話料金を管理する。そし
て、ベンダ7に対して購入された商品の金額を知らせる
と共に、携帯電話会社8に対して通話料金を知らせる。
ユーザ及び携帯電話会社8は、それぞれユーザから直
接、又はユーザの預貯金口座がある金融機関から請求金
額を徴収する。尚、携帯電話課金サーバ6は、自動販売
機1を介してユーザに課金情報を知らせるようにしても
よい。
【0022】以上説明した本実施の形態によれば、携帯
電話課金サーバ6により、通話料金と商品金額とを一括
管理するので、課金処理を簡単に行うことができ、この
ため小額商品の自動販売に適したシステムを構成するこ
とができる。試算の結果では、20円程度の商品の販売
が可能であることが判明している。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、近
年広く普及している携帯通信端末を有効に利用して各種
コンテンツの自動販売を行うことができると共に、通話
料金とコンテンツの金額とを一括管理するように構成し
たので、課金処理を簡単に行うことができるようにな
り、このため、各種コンテンツや小額商品の販売を行っ
ても利益を挙げることのできる課金システムを実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態による課金システ
ムを示す構成図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態による課金システ
ムの動作を示すフローチャートである。
【図3】 本発明の第2の実施の形態による課金システ
ムを示す構成図である。
【図4】 本発明の第2の実施の形態による課金システ
ムの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 自動販売機 2 通信装置 3 アンテナ 4 携帯電話機 5 ネットワーク 6 携帯電話課金サーバ 8 携帯電話会社 9 金融機関 9a 管理口座 10 Webサイト 11 移動体通信網
フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 AA05 BB11 CC05 CC31 CC36 DD01 DD05 FF03 FF04 FF09 GG06 GG07 5K025 BB10 DD06 EE18 JJ10 JJ18

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯通信端末からコンテンツシステムに
    アクセスして所望のコンテンツを購入した場合に、 前記購入されたコンテンツに関する課金情報を、前記携
    帯通信端末の通話料金を管理する口座に加算して管理す
    る管理手段を有することを特徴とする課金システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の課金システムにおい
    て、 前記携帯通信端末からの前記コンテンツの購入要求に対
    し、前記コンテンツの販売の許可・不許可を判断する判
    断手段をさらに有することを特徴とする課金システム。
  3. 【請求項3】 前記判断手段は、前記ユーザの認証情
    報、かつ/又は前記コンテンツの購入要求に関する情報
    に基づいて、前記コンテンツの販売の許可・不許可を判
    断することを特徴とする請求項2に記載の課金システ
    ム。
  4. 【請求項4】 携帯通信端末からコンテンツシステムに
    アクセスして所望のコンテンツを購入した場合に、 前記購入されたコンテンツに関する課金情報を、前記携
    帯通信端末の通話料金を管理する口座に加算して管理す
    る過程を有することを特徴とする課金方法。
JP2000210300A 2000-07-11 2000-07-11 課金システム及び方法 Withdrawn JP2002027151A (ja)

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