JP2000137667A - クライアント・サーバ・システム - Google Patents

クライアント・サーバ・システム

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JP2000137667A
JP2000137667A JP31137198A JP31137198A JP2000137667A JP 2000137667 A JP2000137667 A JP 2000137667A JP 31137198 A JP31137198 A JP 31137198A JP 31137198 A JP31137198 A JP 31137198A JP 2000137667 A JP2000137667 A JP 2000137667A
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Japan
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service
server
data
notification
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Application number
JP31137198A
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English (en)
Inventor
Koji Muramatsu
孝治 村松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】WWWブラウザ上でのオンデマンドサービスの
提供を実現させる。 【解決手段】ブラウザ6を実装するクライアント2と、
ブラウザ6に提供された際の表示内容を示す表示データ
を保持する表示データサーバ9と、ブラウザ6にサービ
スデータを提供するサービス・サーバ8とからなるクラ
イアント・サーバ・システム7において、サービスデー
タとともに表示される表示データに、所定時間表示状態
になると生存通知を発する生存通知手段を含ませ、当該
生存通知手段からの生存通知を用いてサービスデータの
提供を管理してオンデマンドサービスを実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、World Wide Webを
利用してオンデマンドサービスを提供可能とするクライ
アント・サーバ・システムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットやイントラネットを構築
する情報システムにおいては、WorldWide Webが頻繁に
適用される。
【0003】図5は、一般的なWorld Wide Webを利用可
能な情報システム(以下、「WWWシステム」という)
の構成を示すブロック図である。
【0004】このWWWシステム1は、主に、クライア
ント2と、ビデオサーバ3と、WWWサーバ4がネット
ワーク5を介して接続されて構成されている。
【0005】クライアント2は、WWW用のブラウザ6
を実装しており、セットトップボックスとして機能す
る。
【0006】ブラウザ6は、例えばユーザの操作に基づ
いて発信される命令(URL)等のような各種通知をW
WWサーバ4に送信する。また、この通知の返答として
WWWサーバ4からHTML(Hyper Text Markup Lang
uage)で記述されたデータ(以下、「HTMLデータ」
という)を受信する。このHTMLデータは、ブラウザ
6に提供された際の表示内容やリンク先、ブラウザ6に
提供された際に発信する通知が記載されている。
【0007】さらに、ブラウザ6は、再生命令を送信し
た際に、返答としてビデオサーバ3からビデオコンテン
ツ(映像データ、音声データ等からなるデータ)を受信
する。そして、受信したHTMLデータの内容やビデオ
コンテンツを表示してユーザに提供する。
【0008】ビデオサーバ3は、ビデオコンテンツを保
持しており、このビデオコンテンツをWWWサーバ4か
らの指示に基づいてブラウザ6に提供する処理を実行す
る。
【0009】WWWサーバ4は、ブラウザ6からWeb ペ
ージ送信命令を受信した場合に、この命令にしたがって
HTMLデータをブラウザ6に送信する。また、ブラウ
ザ6からCGI(Common Gateway Interface)用の処理
命令を受信した場合に、この処理命令に基づいてCGI
機構による処理を実行し、結果をブラウザ6に送信す
る。
【0010】このCGI機構による処理の一つに、ブラ
ウザ6からビデオコンテンツの再生命令を受信した場合
に、その旨をビデオサーバ3に通知する処理があり、W
WWサーバ4からの再生命令に基づいてビデオサーバ3
がビデオコンテンツをブラウザ6に提供する。
【0011】以上のような構成を有する一般的なWWW
システム1において、ブラウザ6と各サーバ3、4間で
行われる通信ではコネクションが維持されず解放され
る。
【0012】すなわち、一般的なWWW用のブラウザ6
は、コネクションを確立・維持しながら他の機器と通信
を行う機能を有していない。したがって、ブラウザ6と
各サーバ3、4間のデータ通信は、送信側が宛先を指定
してデータを一方的に送信し、受信側が一方的に送られ
てくるデータを受信する方法で行われる。
【0013】このように、コネクションを確立すること
なくデータの送受信を行うことで、通信の簡易化が図ら
れている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
一般的なWWWシステム1における通信手段は、送信側
が宛先を指定して一方的に送信するという特徴を有して
おり、コネクションを維持しない。
【0015】したがって、例えばブラウザ6がビデオコ
ンテンツの再生を要求し、WWWサーバ4がその旨をビ
デオサーバ3に伝え、ビデオサーバ3がこのブラウザ6
にビデオコンテンツの送信を開始したが、このビデオコ
ンテンツ送信中に、ブラウザ6においてWebページが
切り替えられるなどの操作がなされ、ビデオコンテンツ
の受信がブラウザ6において中止されたとしても、ビデ
オサーバ3はこの受信中止を認識できない。
【0016】すなわち、ビデオサーバ3はビデオコンテ
ンツの送信を一旦開始すると、宛先に対してビデオコン
テンツ全体を送信し終わるまで一方的に送信を続けるこ
とになる。
【0017】オンデマンドサービスにおいては、ユーザ
に提供されたサービスの量にしたがって料金を請求する
必要があり、ユーザに提供されたコンテンツ量(ビデオ
・コンテンツの場合には視聴時間)に併せて料金を課金
することが望ましい。
【0018】しかしながら、先に述べたように、一般的
なWWWシステム1において、ブラウザ6上でコンテン
ツの提供を受ける場合には、一旦ビデオサーバ3からの
コンテンツの送信が開始されると、途中でブラウザ6の
表示画面が別のWeb サイトに移動してもビデオサーバ3
がその状態を認識することがなく、ビデオサーバ3から
のビデオコンテンツ送信が継続される。
【0019】したがって、ビデオサーバ3ではコンテン
ツ単位で課金しなければならず、ユーザに提供された視
聴時間を料金の課金対象とすることが困難であり、良好
なオンデマンドサービスを提供できないという問題が生
じる。
【0020】このような問題を解消するために、オンデ
マンドサービス用のモジュールをクライアント2に実装
させる方法がある。
【0021】このオンデマンドサービス用のモジュール
は、クライアント2においてオンデマンドサービス開始
時に起動されるものであり、WWWサーバ4側のプロセ
スと独自にTCP/IPコネクションを確立する。そし
て、このコネクションの確立、解放によりサービスの開
始・終了を管理し、視聴時間による料金の課金等のサー
ビスを可能としている。
【0022】ここで、例えば、このオンデマンドサービ
ス用のモジュールとしては、Javaアプレット・プラ
グインモジュール等が利用可能である。
【0023】このJavaアプレット・プラグインモジ
ュールは、オンデマンドサービスを実行する際に、WW
Wサーバ4側のJavaアプレットがブラウザ6にロー
ドされる。そして、このロードされたJavaアプレッ
トがブラウザ6上で起動され、ブラウザ6とWWWサー
バ4の間でコネクションが設立される。その後、このコ
ネクションによりブラウザ6におけるビデオコンテンツ
の受信状態をWWWサーバ4が認識し、オンデマンドサ
ービスを実行する。
【0024】しかしながら、このようなオンデマンドサ
ービス用のモジュールによってコネクションを確立しサ
ービス提供状態を管理する手法においても、以下のよう
な問題が発生する場合がある。
【0025】第1に、クライアント2側のブラウザ6が
HTMLの解釈以外の高度な機能を持たず、Javaア
プレット・プラグインモジュール等を利用できないもの
の場合がある。
【0026】第2に、例えばクライアント2のメモリや
ディスク容量等の資源が限られており、メモリの使用量
を削減するために、クライアント2がサービスモジュー
ルの実行機構を備えていない場合がある。
【0027】このような場合にはブラウザ6におけるサ
ービスの提供状態をWWWサーバ4に通知することがで
きないため、サーバ3、4側での高レベルな管理が困難
である。
【0028】第3に、オンデマンドサービス用のモジュ
ールがJava等のようなプラットフォームに依存しな
い言語で生成されておらす、クライアント2のプラット
フォームが異なるために適用できない場合がある。
【0029】この場合、異なるプラットフォームでの利
用を可能とするためのモジュールの書き換えが必要とな
ることがある。
【0030】このような場合には、モジュールの書き換
え作業が必要となり、書き換え時にプログラム・ミスが
発生する可能性もある。
【0031】本発明は、以上のような実状に鑑みてなさ
れたもので、コネクションを解放して通信を行うブラウ
ザを用いて、特殊な機能を実装しなくても質の高いオン
デマンドサービスを提供可能とするクライアント・サー
バ・システムを提供することを目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下のような手段を講じた。
【0033】第1の発明は、ブラウザにおいて所定時間
表示状態になると生存通知を発する生存通知手段を具備
し、この生存通知手段は、ユーザへのサービスとしてサ
ービスサーバからブラウザに提供されるサービスデータ
とともに、ブラウザに表示されるクライアント・サーバ
・システムである。
【0034】この第1の発明のクライアント・サーバ・
システムでは、生存通知手段がサービスデータとともに
表示され、サービスデータが表示されている場合にのみ
この生存通知手段が生存通知を発する。
【0035】したがって、この生存通知手段を用いるこ
とで、サービスデータがユーザに提供されているか否か
の認識が可能となり、これによりWWWのブラウザ上で
も容易にオンデマンドサービスを実現できる。
【0036】なお、表示データは、ブラウザに表示する
内容とブラウザに所定の処理を実行させる内容(通知の
発信等)のうち少なくとも一方を含んでおり、例えばH
TML形式のデータや、SGML形式のデータが適用可
能である。
【0037】また、サービスデータには、ビデオデータ
を適用することができる。
【0038】第2の発明は、ブラウザを実装するクライ
アントと、ブラウザに提供された際の表示内容を示す表
示データを保持する表示データ・サーバと、ブラウザに
サービスデータを提供するサービス・サーバとからなる
クライアント・サーバ・システムであって、サービスデ
ータとともに表示される表示データに、所定時間表示状
態になると生存通知を発する生存通知手段を含ませ、当
該生存通知手段からの生存通知を用いてサービスデータ
の提供を管理してオンデマンドサービスを実現するクラ
イアント・サーバ・システムである。
【0039】この第2の発明のクライアント・サーバ・
システムにおいては、サービスデータを表示するブラウ
ザの表示画面に、所定時間表示されると生存通知を発す
る部分が含まれているため、サービスが提供されている
最中は所定時間毎に生存通知が発信される。
【0040】ここで、ブラウザにおいて別の画面が表示
されるなどにより、ユーザへのサービスの提供が中止さ
れた場合には、この生存通知手段からの生存通知がブラ
ウザから発信されなくなる。
【0041】したがって、ブラウザと各サーバの間でコ
ネクションを確立して通信を行わない場合であっても、
この生存通知が発信されるが否かによってブラウザにお
けるサービスの提供状態の判定が可能となり、例えばユ
ーザへのサービスの提供時間を料金の課金対象とするこ
とができる。
【0042】ゆえに、高レベルなオンデマンドサービス
を実現することができる。
【0043】また、この第2の発明のクライアント・サ
ーバ・システムにおけるブラウザは、表示データを解釈
し、この表示データの内容に基づいて動作を行うのみで
あり、特殊な機能を装填する必要がない。
【0044】また、表示データの解釈・動作が可能でさ
えあればブラウザの種類や機種、バージョン、クライア
ントのプラットフォームに関係なく利用可能である。
【0045】したがって、様々な環境においてオンデマ
ンドサービスを提供することができ、クライアントにお
ける機能追加に伴うプログラムミス等による動作異常を
防止することができる。
【0046】なお、生存通知を繰り返し発信させる手法
としては、生存通知の返答として生存通知手段を更新す
るとしてもよいし、定期的に生存通知を発信する手段を
生存通知手段に用いてもよい。
【0047】第3の発明は、ブラウザを実装するクライ
アントと、ブラウザに提供された際の表示内容を示す表
示データを保持する表示データ・サーバと、ブラウザに
サービスデータを提供するサービス・サーバとからなる
クライアント・サーバ・システムであって、ブラウザ上
にサービスデータとともに表示される表示データは、ブ
ラウザ上に表示されて所定時間経過した場合に表示デー
タ・サーバに生存通知を発する生存通知手段を含んでお
り、表示データ・サーバは、ブラウザ上にサービスデー
タとともに表示される表示データに基づいて発せられる
通知を受信した場合に、生存通知手段を再度前記ブラウ
ザに提供し、サービス・サーバは、ブラウザ上にサービ
スデータとともに表示される表示データに基づく通知
が、所定時間経過しても発せられない場合に、サービス
データの提供を停止することにより、オンデマンドサー
ビスを実現するクライアント・サーバ・システムであ
る。
【0048】この第3の発明のクライアント・サーバ・
システムにおいては、サービスデータを表示するブラウ
ザの表示画面に、生存通知を発する部分を順次含ませ、
この生存通知を所定時間内に受信するか否かによりサー
ビス・サーバの提供を管理する。
【0049】したがって、サービスデータのブラウザ表
示中にWebサイトが移動された場合には、この生存通
知手段の表示状態も解消され、ブラウザからの生存通知
が発信されなくなる。
【0050】これにより、ブラウザにおいてサービスデ
ータが利用されているか否かの判定をサーバ側で行うこ
とができる。
【0051】ゆえに、ユーザへのサービスの提供時間を
料金の課金対象とすることができ、高レベルなオンデマ
ンドサービスを実現することができる。
【0052】また、この第3の発明のクライアント・サ
ーバ・システムにおけるブラウザは、先に述べた第2の
発明のブラウザと同様に特別な機能の付加が必要ないた
め、第2の発明と同様の効果を得ることができる。
【0053】第4の発明は、ブラウザを実装するクライ
アントと、ブラウザに提供された際の表示内容を示す表
示データを保持する表示データ・サーバと、ブラウザに
サービスデータを提供するサービス・サーバとからなる
クライアント・サーバ・システムであって、ブラウザ上
にサービスデータとともに表示される表示データは、ブ
ラウザ上に表示されている場合に所定時間経過毎に表示
データ・サーバに生存通知を発する生存通知手段を含ん
でおり、サービス・サーバは、ブラウザ上にサービスデ
ータとともに表示される表示データに基づく通知が、所
定時間経過しても発せられない場合に、サービスデータ
の提供を停止することにより、オンデマンドサービスを
実現するクライアント・サーバ・システムである。
【0054】この第4の発明のクライアント・サーバ・
システムにおいては、サービスデータを表示するブラウ
ザ表示画面が生存通知を順次発信し、これによりブラウ
ザにおけるサービスデータの利用状態をサーバ側が認識
できる。
【0055】したがって、上記第3の発明と同様の作用
効果を得ることができる。
【0056】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。
【0057】本実施の形態においては、コンテンツを提
供するブラウザ画面に生存通知を発信する部分を含ませ
ておき、生存通知を受信したWWWサーバが再びこのブ
ラウザ画面に生存通知を発信する部分を含ませること
で、オンデマンドサービスを実現するWWWシステムに
ついて説明する。
【0058】図1は、本実施の形態に係るWWWシステ
ムの構成を示すブロック図であり、図5と同一の部分に
ついては同一の符号を付してその説明を省略するかある
いは簡単に説明し、ここでは異なる部分についてのみ詳
しく説明する。
【0059】このWWWシステム7は、ブラウザ6上で
のビデオオンデマンドサービスを実現するものであり、
主に、ブラウザ6を備えたクライアント2と、ビデオサ
ーバと8、WWWサーバ9がネットワーク5を介して接
続された構成を有する。
【0060】この図1において、ブラウザ6は、先に述
べた一般的なブラウザと同様の機能を有し、HTMLデ
ータの解釈・表示、コンテンツの表示等を行う。また、
各サーバ8、9とはコネクションを維持しないで通信を
行う。
【0061】このブラウザ6は、例えば視聴を希望する
ビデオコンテンツの選択内容を示すサービス選択命令、
ビデオコンテンツの再生を命令する再生命令、ビデオコ
ンテンツの一時停止を命令する一時停止命令、現状のビ
デオコンテンツの提供を終了させる終了命令などの各種
命令を通知としてWWWサーバに送信する。
【0062】また、本実施の形態においては、オンデマ
ンドサービスを提供する画面を表すHTMLデータの一
部分に、所定時間表示状態となると生存通知を発信する
部分が含まれいる。したがって、ブラウザ6は、オンデ
マンドサービスを提供する画面を表示している場合に
は、生存通知をWWWサーバ9に送信する。
【0063】WWWサーバ9では、WWWサーバとして
の基本的機能を実行しCGI機構を有するWWWサーバ
処理部10と、WWWサーバ処理部10のCGI機構に
より実行される命令処理モジュール11とが動作する。
【0064】WWWサーバ処理部10は、ブラウザ6か
らの通知を受け付け、この通知にしたがってWWWサー
バ9が保持するHTMLデータをブラウザ6に提供す
る。
【0065】このWWWサーバ処理部10は、CGI機
構を実装しており、ブラウザ6からの通知にCGI用の
処理命令が含まれている場合には、このCGI用処理命
令に基づく処理をCGI機構によって実行する。
【0066】命令処理モジュール11は、WWWサーバ
処理部10のCGI機構を用いて実行されるビデオオン
デマンド用の常駐プロセス(デーモン)であり、WWW
サーバ処理部10からの通知にしたがって各種処理を実
行する。
【0067】この命令処理モジュール11で実行される
処理としては、例えば、WWWサーバ処理部10から受
信した通知をビデオサーバ8のコントロールデーモン1
2に通知する処理がある。また、表示状態になって所定
時間経過すると生存通知を発するHTMLデータ(生存
通知部分)を、ブラウザ6から受信した通知(終了命令
を除く各種命令や生存通知)の返答として送信する処理
がある。
【0068】ビデオサーバ8では、主に、ブラウザ6へ
ビデオコンテンツの送信を行うビデオサーバ処理部13
と、当該ビデオサーバ処理部13を制御するコントロー
ルデーモン12とが動作する。
【0069】ビデオサーバ処理部13は、コントロール
デーモン12による制御にしたがって映像ストリームの
制御を行い、ビデオサーバ8が保持するビデオコンテン
ツをブラウザ6に送信する処理を実行する。
【0070】コントロールデーモン12は、WWWサー
バ9の命令処理モジュール11からの通知にしたがって
ビデオサーバ処理部13の制御を行う。
【0071】また、命令処理モジュール11から所定時
間経過しても通知を受信しない場合に、ビデオサーバ処
理部13でのコンテンツ送信処理を停止させる制御を行
う。
【0072】さらに、このコントロールデーモン12
は、ビデオサーバ処理部13でのコンテンツ送信処理の
開始から停止までの時間に応じた課金処理を実行する。
【0073】以上のような構成を有するWWWシステム
7においては、ブラウザ6上でビデオオンデマンドサー
ビスが提供される。このサービス実行の際には、まず要
求するビデオコンテンツを選択するためのサービス選択
画面がブラウザ6上に表示される。そして、このサービ
ス選択画面上でコンテンツが選択されれば、サービスを
提供するサービス提供画面がブラウザ6上に表示され
る。
【0074】図1のブラウザ6には、このサービス提供
画面が表示された場合を例示している。
【0075】具体的に説明すると、このサービス提供画
面は、主にビデオ用子フレーム14と、状態表示用子フ
レーム15から構成されている。
【0076】このビデオ用子フレーム14上には、ビデ
オコンテンツ表示のためのビデオビューワ16と、ビデ
オコンテンツに対するコントロール指定部分17〜19
が表示される。
【0077】ビデオビューワ16は、一様な色の静止画
のオーバーレイを利用した重ね合わせにより、動画映像
が表示される。
【0078】ビデオコンテンツに対するコントロール指
定部分には、「PLAY」と表示されておりクリックさ
れるとWWWサーバ処理部10のCGI機構を通じて命
令処理モジュール11に再生命令を通知する再生コント
ロール17がある。
【0079】また、「PAUSE」と表示されておりク
リックされると命令処理モジュール11に一時停止命令
を通知する一時停止コントロール18がある。
【0080】さらに、「サービス終了」と表示されてお
りクリックされると初期のコンテンツ選択用のサービス
選択画面に戻る終了コントロール19がある。
【0081】状態表示用子フレーム15は、表示状態に
なって所定時間経過すると生存通知を発するHTMLデ
ータ(生存通知部分)を表示するためのフレームであ
る。この状態表示用子フレーム15に生存通知部分の内
容が所定時間表示されると、WWWサーバ9に生存通知
が発信され、このWWWサーバ9から返答された新規の
生存通知部分が再び表示される。
【0082】図2は、上記のようなビデオオンデマンド
サービスを提供するためのHTMLデータの内容の例を
示す概念図である。
【0083】選択ファイル20は、サービス選択画面を
表示する際に利用されるHTMLデータである。すなわ
ち、この選択ファイル20は、提供可能なコンテンツの
名称を表示するための記述と、そのコンテンツ名称のい
ずれかがクリックされた際にサービス選択命令を送信す
る記述を有する。
【0084】フレーム表示ファイル21は、選択ファイ
ル20によるサービス選択命令の返答としてブラウザ6
に提供されるHTMLデータであり、サービス提供画面
のビデオ用子フレーム14と状態表示用子フレーム15
を表示する。
【0085】ビューワコントロール画面用ファイル22
は、ビデオ用子フレーム14に表示される部分に関する
記述を有し、ビデオビューワ16とコントロール指定部
分17〜19を表示する記述を有する。
【0086】これに加えて、ビューワコントロール画面
用ファイル22は、再生コントロール17がクリックさ
れた際に再生命令を送信する記述を有する。また、一時
停止コントロール18がクリックされた際に一時停止命
令を送信する記述を有する。さらに、終了コントロール
19がクリックされた際にメニューファイル20を要求
する記述を有する。
【0087】選択状態表示ファイル23は、状態表示用
子フレーム15に表示される部分に関する記述を有する
ものであり、選択されたコンテンツの名称を表示する記
述を有する。また、5秒表示されると生存通知を送信す
る生存通知部分としての記述を有する。
【0088】また、この選択状態表示ファイル23は、
この状態表示ファイル23から発せられた生存通知の返
答としてWWWサーバ9からブラウザ6に提供されるフ
ァイルでもある。
【0089】再生状態表示ファイル24は、状態表示用
子フレーム15に表示され、上記の選択状態表示ファイ
ル23と同様の内容を有するものであるが、選択された
コンテンツの名称を表示する記述の代わりに、コンテン
ツが再生中である旨を表示する記述を有する点が異な
る。
【0090】また、この再生状態表示ファイル24は、
ビューワコントロール画面用ファイル22から発せられ
た再生命令の返答としてWWWサーバ9からブラウザ6
に提供されるファイルである。さらに、当該再生状態表
示ファイル24から発せられた生存通知の返答としてW
WWサーバ9からブラウザ6に提供されるファイルでも
ある。
【0091】一時停止状態表示ファイル25も、状態表
示用子フレーム15に表示され、上記選択状態表示ファ
イル23と同様の内容を有するものであるが、選択され
たコンテンツの名称を表示する記述の代わりに、コンテ
ンツが一時停止中である旨を表示する記述を有する点が
異なる。
【0092】また、この一時停止状態表示ファイル25
は、ビューワコントロール画面用ファイル22から発せ
られた一時停止命令の返答としてWWWサーバ9からブ
ラウザ6に提供されるファイルである。さらに、当該一
時停止状態表示ファイル25から発せられた生存通知の
返答としてWWWサーバ9からブラウザ6に提供される
ファイルでもある。
【0093】図3は、上記図2に示されるHTMLデー
タの具体的な記述例を示す第1の図である。
【0094】同様に、図4は、上記図2に示されるHT
MLデータの具体的な記述例を示す第2の図である。
【0095】なお、この図3及び図4において、上記図
2に示すファイル20〜25は、具体的にはファイル2
0a〜25aのような内容となっている。
【0096】メニューファイル20aは、選択可能なコ
ンテンツのタイトル選択ページである。ユーザがメニュ
ーファイル中の「タイトル1」を選択した際には「htt
p://cgi-bin/vod.cgi?start TITLE1 」が命令として送
信される。
【0097】フレーム表示ファイル21aは、メニュー
ファイル20a中のTITLE1が選択された場合に、返答と
してWWWサーバ9のVOD用CGIである命令処理モ
ジュール11からブラウザ6に送信されるハイパーテキ
ストである。このフレーム表示ファイル21aは、<fra
me> タグを利用して「http://cgi-bin/vod.cgi?videoTI
TLE1 」と「http://cgi-bin/vod.cgi?ack TITLE1 」と
を上下2つの子フレーム14、15として持つ。
【0098】ビューワコントロール画面用ファイル22
aは、フレーム表示ファイル21a中の「http://cgi-b
in/vod.cgi?video TITLE1 」の返答として命令処理モジ
ュール11から送信されるハイパーテキストであり、フ
レーム表示ファイル21aの持つビデオ用子フレーム1
4に表示される。このビューワコントロール画面用ファ
イル22aは、オーバーレイによる重ね合わせで動画像
データを表示するビューワ部分「black.gif 」と、「P
LAY」、「PAUSE」、「サービス終了」といった
コントロール部分17〜19を有する。
【0099】選択状態表示ファイル23aは、フレーム
表示ファイル21a中の「http://cgi-bin/vod.cgi?ack
TITLE1 」の返答として命令処理モジュール11からブ
ラウザ6に送信されるハイパーテキストであり、フレー
ム表示ファイル21aの持つ状態表示用子フレーム15
に表示される。
【0100】この選択状態表示ファイル23aは、<met
a>タグを利用することで5秒毎に自動的に「http://cgi
-bin/vod.cgi?ack TITLE1 」を呼ぶ。これにより、WW
Wサーバ9に生存通知を送信した後に再びこの選択状態
表示ファイル23aが返答として得られ、状態表示用子
フレーム15に表示される。また、状態表示子フレーム
15に表示されると、「Title : TITLE1」と表示するた
め、ユーザがタイトル1が選択されていることを確認で
きる。
【0101】再生状態表示ファイル24aは、ビューワ
コントロール画面用ファイル22a中の「http://cgi-b
in/vod.cgi?play TITLE1」の返答として命令処理モジュ
ール11からブラウザ6に送信されるハイパーテキスト
であり、ビューワコントロール画面用ファイル22aの
「PLAY」がクリックされ、コンテンツが再生された
後に状態表示用子フレーム15に表示される。
【0102】この再生状態表示ファイル24a自身も、
<meta>タグを利用して5秒毎に自動的に「http://cgi-b
in/vod.cgi?play TITLE1」を呼ぶ。これにより、WWW
サーバ9に生存通知を送信した後に再びこの再生状態表
示ファイル24aが返答として得られ、状態表示用子フ
レーム15に表示される。また、状態表示子フレーム1
5に表示されると、「Title : TITLE1 (played) 」と表
示されるため、ユーザがタイトル1が再生されているこ
とを認識できる。
【0103】一時停止状態表示ファイル25aは、ビュ
ーワコントロール画面用ファイル22a中の「http://c
gi-bin/vod.cgi?pause TITLE1 」の返答として命令処理
モジュール11からブラウザ6に送信されるハイパーテ
キストであり、ビューワコントロール画面用ファイル2
2aの「PAUSE」がクリックされ、コンテンツが一
時停止された後に状態表示用子フレーム15に表示され
る。
【0104】この一時停止状態表示ファイル25a自身
も、<meta>タグを利用して5秒毎に自動的に「http://c
gi-bin/vod.cgi?pause TITLE1 」を呼ぶ。これにより、
WWWサーバ9に生存通知を送信した後に、再びこの一
時停止状態表示ファイル25aが返答として得られ、状
態表示用子フレーム15に表示される。また、状態表示
子フレーム15に表示されると、「Title : TITLE1 (pa
used) 」と表示されるため、ユーザがタイトル1が一時
停止されていることを認識できる。
【0105】上記のような構成を有するWWWシステム
7において、先に述べたHTMLデータ20a〜25a
に基づいてブラウザ6上でビデオオンデマンドサービス
を実現させた場合の動作について以下に説明する。
【0106】まず、ブラウザ6によってWWWサーバ9
に保持されているメニューファイル20aがアクセスさ
れ、メニューファイル20aの内容がブラウザ6に表示
される。これにより、ブラウザ6上にサービス選択画面
が表示されたことになる。
【0107】次に、表示されているコンテンツのタイト
ルのいずれかがユーザによって選択される。
【0108】このユーザの選択によってサービス選択命
令がブラウザ6からWWWサーバ9に送信され、命令処
理モジュール11によってサービス開始処理が実行され
る。なお、ブラウザ6からWWWサーバ9に送信される
各種命令には、実行させる処理の指定及びこの処理で用
いるパラメータが含まれている。例えば、サービス選択
命令が「http://cgi-bin/vod.cgi?start TITLE1 」の場
合には、「? 」で区切られる前段部分「http://cgi-bin
/vod.cgi」が実行させる処理の内容を示しており、後段
部分「start TITLE1」がパラメータである。
【0109】次に、このサービス開始処理の実行によっ
て、サービス選択命令がビデオサーバ8のコントロール
デーモン12に送信され、またサービス選択命令の返答
であるフレーム表示ファイル21aがブラウザ6に送信
される。これにより、コントロールデーモン12によっ
てビデオサーバ処理部13とのコネクションが張られ
る。また、ブラウザ6上に、フレーム表示ファイル21
aで示されるビデオ用子フレーム14及び状態表示用子
フレーム15が表示される。そして、各子フレーム1
4、15上にそれぞれビューワコントロール画面用ファ
イル22aの内容、選択状態表示ファイル23aの内容
(タイトル1が選択されている旨)が表示される。
【0110】これにより、ブラウザ6上にサービス提供
画面が表示されたことになる。
【0111】サービス提供画面が表示され、ユーザによ
ってPLAYが選択されると、再生命令がブラウザ6か
らWWWサーバ9に送信され、WWWサーバ処理部10
のCGI機構によって命令処理モジュール11が動作
し、コンテンツ再生処理が実行される。
【0112】このコンテンツ再生処理の結果、再生命令
がビデオサーバ8のコントロールデーモン12に送信さ
れ、これとともに再生命令の返答である再生状態表示フ
ァイル24aがブラウザ6に送信され、ブラウザ6上の
状態表示用子フレーム15に表示される。これにより、
タイトル1が再生されている旨が状態表示用子フレーム
15に表示される。
【0113】コントロールデーモン12では、再生命令
の入力により、最新に命令又は生存通知を受信した時間
である基準時間が更新される。また、この入力によりコ
ンテンツの送信制御がビデオサーバ処理部13になされ
る。
【0114】そして、このコンテンツの送信制御にした
がってビデオコンテンツがビデオサーバ処理部13から
ブラウザ6に送信され、この映像データがブラウザ6に
表示されているビデオビューワ16に表示され、音声デ
ータが再生される。
【0115】次に、ユーザによってPAUSEが選択さ
れると、一時停止命令がブラウザ6からWWWサーバ9
に送信され、WWWサーバ処理部10のCGI機構によ
って実行される命令処理モジュール11によりコンテン
ツ一時停止処理が実行される。
【0116】このコンテンツ一時停止処理の結果、一時
停止命令がビデオサーバ8のコントロールデーモン12
に送信され、これとともに一時停止命令の返答である一
時停止状態表示ファイルがブラウザ6に送信される。
【0117】コントロールデーモン12では、一時停止
命令の受信により、基準時間が更新される。また、この
入力によりコンテンツの一時停止制御がビデオサーバ処
理部13になされる。
【0118】これにより、コンテンツの送信がビデオサ
ーバ処理部13において一時停止され、ブラウザ6に表
示されている映像データが停止される。
【0119】さらに、本実施の形態に係るWWWシステ
ム7においては、サービス提供画面がブラウザ6に表示
されていれば、ユーザが何の操作をしなくても、状態表
示用子フレーム15に表示されている選択状態表示ファ
イル23a、再生状態表示ファイル24a、一時停止状
態表示ファイル25aのいずれかから生存通知が送信さ
れる。
【0120】この生存通知がWWWサーバ9に受信され
ると、CGI機構により実行される命令処理モジュール
11によって生存通知処理が実行される。
【0121】この生存通知処理の結果、生存通知が命令
処理モジュール11からビデオサーバ8のコントロール
デーモン12に送信され、これとともに生存通知の返答
として、選択状態表示ファイル23a、再生状態表示フ
ァイル24a、又は一時停止状態表示ファイル25aの
いずれかが再びブラウザ6の状態表示用子フレーム15
に表示される。
【0122】コントロールデーモン12では、生存通知
の受信により、基準時間が更新される。
【0123】最後に、ユーザによってサービス提供画面
上のサービス終了が選択されたとする。
【0124】この場合、メニューファイル20aがブラ
ウザ6からWWWサーバ9に要求され、このメニューフ
ァイル20aに基づくサービス選択画面がブラウザ6表
示される。
【0125】すると、サービス提供画面からの各種命令
や生存通知がWWWサーバ9に送信されなくなり、ビデ
オサーバ8のコントロールデーモン12における基準時
間が所定の時間(例えば、10秒)を経過する。
【0126】これにより、コントロールデーモン12に
おいてサービスの提供中止が決定され、コンテンツの送
信が停止される。
【0127】また、ユーザによって他のページの要求が
なされた場合にも、サービス提供画面からの各種命令や
生存通知がWWWサーバ9に送信されなくなるため、コ
ントロールデーモン12においてサービスの提供中止が
決定され、コンテンツの送信が停止される。
【0128】以上説明したように、本実施の形態に係る
WWWシステム7においては、サービスを提供するブラ
ウザ6の画面に所定時間表示されると生存通知を発する
部分を含ませておく。また、サービスを提供する画面か
ら命令又は生存通知がWWWサーバ9に受信されると、
生存通知を発する部分が新規にブラウザ6のサービス提
供画面に含められる。
【0129】そして、ビデオサーバ8は、サービスを提
供するブラウザ6の画面から命令又は生存通知が送信さ
れている間のみビデオコンテンツの提供を行う。
【0130】これにより、ブラウザ6の画面が切り換え
られた後のコンテンツの送信を中止することができる。
また、コンテンツが提供された正確な時間分だけ料金を
請求できる。
【0131】ゆえに、コネクションを解放して通信を行
うWWWシステム7においても高レベルなオンデマンド
サービスを実現することができる。
【0132】また、本実施の形態に係るWWWシステム
7で利用されているブラウザ6は、HTMLデータの解
釈機能と、動画像データのオーバーレイ表示機能とがサ
ポートされていればよく、特に新規の機能を加える必要
がない。また、既に普及しているブラウザをそのまま適
用することができる。
【0133】したがって、プラットホームの異なるクラ
イアントであっても、上記機能を有するブラウザが搭載
されていれば本実施の形態で述べたオンデマンドサービ
スの提供が可能となる。
【0134】また、オンデマンドサービス実現用のプロ
グラムをブラウザ側に提供する必要がないため、プログ
ラムの移植が必要なく、この移植に伴って発生するプロ
グラムミスや、労力を低減させることができる。
【0135】さらに、オンデマンドサービスの提供が開
始されるとユーザはコンテンツの視聴等に専念しブラウ
ザ6に対して入力等を行わなくなる場合があるが、本実
施の形態においてはそのような状態であっても、コンテ
ンツがブラウザ6上において表示状態にある間はコンテ
ンツの提供を維持し、コンテンツがブラウザ6上に表示
されなくなった場合にコンテンツの送信を停止させる。
【0136】これにより、オンデマンドサービスが確実
に実施される。
【0137】なお、本実施の形態に係るWWWシステム
7においては、ビデオオンデマンドサービスを提供する
場合を例として説明しているが、これに限定されるもの
ではなく、ブラウザの状態を定期的に通知することで様
々なオンデマンドサービスに適用させることができる。
【0138】また、本実施の形態に係るWWWシステム
1においては、生存通知の返答として生存通知部分を更
新することでサービス提供画面からの生存通知を繰り返
し発信させていたが、これに代えて、定期的に生存通知
を発信する部分をサービス提供画面に含めることで繰り
返し生存通知を発信させるとしてもよい。
【0139】さらに、ブラウザが解釈する表示データと
してHTMLデータを適用した場合を例として説明して
いるが、これに限定されるものではなく、各種のWeb 用
の言語を適用することができる。
【0140】さらに、本実施の形態においては、生存通
知部分であるHTMLデータ23〜25は5秒毎に生存
通知を発信するとし、コントロールデーモン12は基準
時間が10秒更新されない場合にサービスの提供を停止
するとしているが、この生存通知を発信する時間、及び
サービス提供停止を判定する時間は自由に設定可能であ
る。
【0141】
【発明の効果】以上詳記したように本発明では、サービ
スデータとともに画面表示される表示データに、所定時
間表示状態になると生存通知を発する生存通知手段が含
まれている。
【0142】これにより、ブラウザ上のサービスを提供
する画面から生存通知が発信されている場合には、サー
ビスデータがブラウザ上に表示されているため、サービ
スサーバからのサービス提供を維持させる。
【0143】一方、サービスを提供する画面から生存通
知又は各種の通知が発信されていない場合には、サービ
スデータがブラウザ上に表示されていないため、サービ
スサーバからのサービスの提供を停止させる。
【0144】したがって、コネクションを維持しないで
通信を行う場合であっても、ユーザがサービスを受けて
いる間のみ、サービスデータを送信することが可能とな
り、課金管理等のような高度なサービス管理が可能とな
る。
【0145】ゆえに、高レベルなオンデマンドサービス
を提供できる。
【0146】さらに、本発明においては、表示データに
HTML等の汎用性のある情報を適用することで、ブラ
ウザが表示データの解釈以外に高度な機能を持たない場
合でも、十分にオンデマンドサービスを実現させること
ができる。
【0147】また、クライアントのプラットフォームが
異なる場合であっても、各プラットフォームにおいて適
用可能なブラウザを利用することで、オンデマンドサー
ビスを実現させることができる。
【0148】これにより、ブラウザ側に特別な機能を付
加する必要がないため、ブラウザ側に新規に備えるプロ
グラムや機能の開発労力を解消することができる。ま
た、このようなプログラムや機能の開発時の技術的欠陥
による不具合の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るWWWシステムの構
成を示すブロック図。
【図2】本発明の実施の形態に係るWWWシステムにお
いてビデオオンデマンドサービスを提供するためのHT
MLデータの内容例を示す概念図。
【図3】本発明の実施の形態に係るWWWシステムにお
いてビデオオンデマンドサービスを提供するためのHT
MLデータの具体的な記述例を示す第1の図。
【図4】本発明の実施の形態に係るWWWシステムにお
いてビデオオンデマンドサービスを提供するためのHT
MLデータの具体的な記述例を示す第2の図。
【図5】一般的なWWWシステムの構成を示すブロック
図。
【符号の説明】
1、7…WWWシステム 2…クライアント 3、8…ビデオサーバ 4、9…WWWサーバ 5…ネットワーク 6…ブラウザ 10…WWWサーバ処理部 11…命令処理モジュール 12…コントロールデーモン 13…ビデオサーバ処理部 14…ビデオ用子フレーム 15…状態表示用子フレーム 16…ビデオビューワ 20、20a…メニューファイル 21、21a…フレーム表示ファイル 22、22a…ビューワコントロール画面用ファイル 23、23a…選択状態表示ファイル 24、24a…再生状態表示ファイル 25、25a…一時停止状態表示ファイル
フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA11 GA21 GB02 GB04 HA01 JA07 JA21 JB16 KA04 KA13 KC29 LB14 5C064 BA01 BA07 BB07 BC06 BC16 BC18 BC20 BC23 BC27 BD01 BD07 BD08 BD09 5K030 GA03 HA06 HB21 HC01 JT02 KA06 LB18 9A001 BB04 DD06 JJ26 JJ27

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラウザにおいて所定時間表示状態にな
    ると生存通知を発する生存通知手段を具備し、 この生存通知手段は、ユーザへのサービスとしてサービ
    スサーバから前記ブラウザに提供されるサービスデータ
    とともに、前記ブラウザに表示されることを特徴とする
    クライアント・サーバ・システム。
  2. 【請求項2】 ブラウザを実装するクライアントと、前
    記ブラウザに提供された際の表示内容を示す表示データ
    を保持する表示データ・サーバと、前記ブラウザにサー
    ビスデータを提供するサービス・サーバとからなるクラ
    イアント・サーバ・システムであって、 前記サービスデータとともに表示される表示データに、
    所定時間表示状態になると生存通知を発する生存通知手
    段を含ませ、 当該生存通知手段からの生存通知を用いてサービスデー
    タの提供を管理してオンデマンドサービスを実現するこ
    とを特徴としたクライアント・サーバ・システム。
  3. 【請求項3】 ブラウザを実装するクライアントと、前
    記ブラウザに提供された際の表示内容を示す表示データ
    を保持する表示データ・サーバと、前記ブラウザにサー
    ビスデータを提供するサービス・サーバとからなるクラ
    イアント・サーバ・システムであって、 前記ブラウザ上に前記サービスデータとともに表示され
    る表示データは、前記ブラウザ上に表示されて所定時間
    経過した場合に前記表示データ・サーバに生存通知を発
    する生存通知手段を含んでおり、 前記表示データ・サーバは、前記ブラウザ上に前記サー
    ビスデータとともに表示される表示データに基づいて発
    せられる通知を受信した場合に、前記生存通知手段を再
    度前記ブラウザに提供し、 前記サービス・サーバは、前記ブラウザ上に前記サービ
    スデータとともに表示される表示データに基づく通知
    が、所定時間経過しても発せられない場合に、サービス
    データの提供を停止することにより、オンデマンドサー
    ビスを実現することを特徴とするクライアント・サーバ
    ・システム。
  4. 【請求項4】 ブラウザを実装するクライアントと、前
    記ブラウザに提供された際の表示内容を示す表示データ
    を保持する表示データ・サーバと、前記ブラウザにサー
    ビスデータを提供するサービス・サーバとからなるクラ
    イアント・サーバ・システムであって、 前記ブラウザ上に前記サービスデータとともに表示され
    る表示データは、前記ブラウザ上に表示されている場合
    に所定時間経過毎に前記表示データ・サーバに生存通知
    を発する生存通知手段を含んでおり、 前記サービス・サーバは、前記ブラウザ上に前記サービ
    スデータとともに表示される表示データに基づく通知
    が、所定時間経過しても発せられない場合に、サービス
    データの提供を停止することにより、オンデマンドサー
    ビスを実現することを特徴とするクライアント・サーバ
    ・システム。
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