JP2002251587A - オンライン販売システムおよびオンライン販売方法 - Google Patents

オンライン販売システムおよびオンライン販売方法

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JP2002251587A
JP2002251587A JP2001342475A JP2001342475A JP2002251587A JP 2002251587 A JP2002251587 A JP 2002251587A JP 2001342475 A JP2001342475 A JP 2001342475A JP 2001342475 A JP2001342475 A JP 2001342475A JP 2002251587 A JP2002251587 A JP 2002251587A
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communication terminal
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Sunao Takatori
直 高取
Hisanori Kiyomatsu
久典 清松
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Yozan Inc
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    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions
    • GPHYSICS
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    • H04M2215/32Involving wireless systems

Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者の識別情報の秘匿性を確保しつつオン
ラインショッピングでの電子決済を可能とすること。 【解決手段】 オンラインショップサーバ装置6が、商
品についての情報を提供し、移動体通信端末装置1は、
利用者の識別情報を加入者回線を介して認証サーバ装置
3へ送信し、購入希望の商品の購入を許可する旨の購入
承認情報を要求する。認証サーバ装置3は、その商品を
購入することを許可する場合には購入承認情報を移動体
通信端末装置1へ送信する。移動体通信端末装置1は、
その購入承認情報を受信すると、決済サーバ装置5へ送
信する。決済サーバ装置5は、認証サーバ装置3へその
購入承認情報を送信し、認証サーバ装置3がその購入承
認情報が正しいものであると判定した場合には、その商
品の代金決済を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信端末装置の利
用者がオンラインショップで購入した商品および/また
はサービスの代金を決済することができるオンライン販
売システムおよびオンライン販売方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】インターネットなどの情報通信網の普及
に伴い、携帯電話機、PHS(Personal Handyphone Sy
stem)通話機、PDA(Personal Digital Assistant)
などの移動体通信端末装置を利用して各種サービスを受
けることができる。
【0003】そのようなサービスとしては有償の情報提
供サービス、有料商品の販売、各種商品のレンタルサー
ビスなどがあり、このような有償のサービスを享受する
際の情報通信網を介した利用者の特定および認証が、こ
れらのサービス業界では益々重要になると考えられる。
【0004】このような商品やサービスは、例えば、イ
ンターネットなどのネットワークにおけるサーバ装置に
より開設されるオンラインショップから提供される。従
来のオンライン販売での決済方法には、主に、次の4つ
の方法がある。
【0005】(1)クレジットカード、デビットカード
などの識別番号や暗証番号を電気通信回線を介して相手
側に送信し、相手側でクレジット決済、デビット決済な
どをする方法。
【0006】(2)商品またはサービスの購入案内とと
もに示される代金振込口座を確認したり、送付されてく
る振込用紙を用いたりして、販売者の口座に代金を振り
込み、販売者がその代金振込を確認した後に商品または
サービスを提供する方法。
【0007】(3)配達会社などの代金引換サービスを
利用して商品を送付し、配達会社などが代行して商品と
引き換えに代金を受け取る方法。
【0008】(4)商品などの提供者に電子マネーなど
の仮想通貨情報を送信して、商品などの提供を受ける方
法。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
オンライン販売方法では、インターネットなどの安全性
の高くない電気通信回線を介して利用者や利用者の通信
端末装置の識別情報を商品などの提供者に送信すると、
送信時にその識別情報を盗聴されたり、相手側にその識
別情報を悪用される可能性があるなどの問題がある。相
手側に識別番号を登録して相手側より発行された識別番
号および暗証番号で利用者を認証する方法も従来から存
在するが、インターネットを介する場合には、購買者が
販売者の信用度を確認することが困難である。
【0010】また、電子マネーなどの仮想通貨について
も、貨幣価値情報が複製される可能性があり、取引リス
クをなくすことが困難であり、高額な取引に使用しにく
いという問題がある。このような理由から、購買者自ら
が金融機関などに行って代金を振り込んだり、代金を授
受したりする方法が広く普及しており、電気通信回線を
介したクレジット決済や電子マネーなどの電子決済は広
くは普及していない。
【0011】本発明は、上記のような問題に鑑みてなさ
れたものであり、利用者の識別情報の秘匿性を確保しつ
つ、オンラインショップにおける購入代金の電子決済を
可能とするオンライン販売システムおよびオンライン販
売方法を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のオンライン販売システムは、通信端末装
置と、この通信端末装置の利用者を認証する認証サーバ
装置と、通信端末装置にネットワークを介してオンライ
ンショップの商品および/またはサービスの情報を提供
するオンラインショップサーバ装置と、利用者がオンラ
インショップで購入した商品および/またはサービスの
代金を決済する決済サーバ装置とを備える。そして、そ
の通信端末装置が、オンラインショップで購入したい商
品および/またはサービスに対して購入を許可する旨の
購入承認情報の要求を、利用者固有の識別情報とともに
認証サーバ装置へ加入者回線を介して送信し、認証サー
バ装置から購入承認情報を受信し、受信した購入承認情
報を決済サーバ装置へ送信する。また、その認証サーバ
装置が、その識別情報に基づいて、その利用者が商品お
よび/またはサービスを購入することの可否を決定する
購入可否決定手段と、通信端末装置から加入者回線を介
して識別情報を受信し、購入可否決定手段により商品お
よび/またはサービスの購入が許可された場合に購入承
認情報を通信端末装置へ送信する認証サーバ第1通信手
段と、決済サーバ装置からの購入承認情報が正しいもの
であるか否かを判定する判定手段と、決済サーバ装置か
ら購入承認情報を受信し、判定手段により購入承認情報
が正しいものであると判定された場合に商品および/ま
たはサービスの代金決済を許可する旨の代金決済許可通
知を決済サーバ装置に送信する認証サーバ第2通信手段
とを有する。また、その決済サーバ装置が、通信端末装
置から購入承認情報を受信する決済サーバ第1通信手段
と、その購入承認情報を認証サーバ装置に送信し、認証
サーバ装置から代金決済許可通知を受信する決済サーバ
第2通信手段と、代金決済許可通知が受信された場合
に、その購入承認情報に対応する商品および/またはサ
ービスの代金を決済する代金決済手段とを有する。
【0013】このオンライン販売システムを利用する
と、利用者固有の識別情報を利用者の認証に使用して
も、そのような利用者固有の識別情報がインターネット
などの安全性の高くない電気通信回線を介して送信され
ず、また販売者側の決済サーバ装置に知られることがな
く、利用者固有の識別情報の秘匿性を確保してオンライ
ンショップにおける購入代金の電子決済を実現すること
ができる。
【0014】さらに、本発明のオンライン販売システム
は、上記発明のオンライン販売システムに加え、オンラ
インショップサーバ装置が、オンラインショップのウェ
ブページデータを保存し、通信端末装置がそのオンライ
ンショップのウェブページにアクセスしてきた場合に、
そのウェブページデータを通信端末装置へ送信するよう
にしたものである。
【0015】このオンライン販売システムを利用する
と、通信端末装置のウェブブラウザにより、利用者が商
品および/またはサービスの閲覧から購入までを簡単に
行うことができる。
【0016】さらに、本発明のオンライン販売システム
は、上記各発明のオンライン販売システムに加え、通信
端末装置が、利用者の操作に応じて選択されたオンライ
ンショップの商品および/またはサービスを示す商品選
択情報をオンラインショップサーバ装置に送信し、オン
ラインショップサーバ装置からその商品選択情報により
示される商品および/またはサービスの種類または価格
情報を少なくとも含む購入情報を受信し、その購入情報
に基づいて購入承認情報の要求を生成し、その一方で、
オンラインショップサーバ装置が、その商品選択情報を
受信すると、その商品選択情報に対応する購入情報を通
信端末装置に送信するようにしたものである。
【0017】このオンライン販売システムを利用する
と、認証サーバ装置に購入承認情報を要求する際に、利
用者が購入商品の情報を入力することなく簡単にオンラ
インショッピングを行うことができる。
【0018】さらに、本発明のオンライン販売システム
は、上記各発明のオンライン販売システムに加え、認証
サーバ装置が、商品および/またはサービスを購入する
利用者の金融サービスの利用状況を、所定の金融機関照
会サーバ装置にアクセスして照会し、利用者の金融サー
ビスの利用状況に基づいて、この利用者がその商品およ
び/またはサービスを購入することの可否を決定するよ
うにしたものである。
【0019】このオンライン販売システムを利用する
と、支払能力のない利用者、支払状況が芳しくない利用
者、不正利用者などの決済を拒否することができ、オン
ラインショッピングでの電子商取引の安全性を向上する
ことができる。
【0020】さらに、本発明のオンライン販売システム
は、上記各発明のオンライン販売システムに加え、認証
サーバ装置および/または決済サーバ装置が、代金決済
に一度使用された購入承認情報を無効とするようにした
ものである。
【0021】このオンライン販売システムを利用する
と、同一の購入承認情報を不正に複数回使用することが
できなくなり、オンラインショッピングでの電子商取引
の安全性を向上することができる。
【0022】さらに、本発明のオンライン販売システム
は、上記各発明のオンライン販売システムに加え、認証
サーバ装置が、利用者毎に、商品および/またはサービ
スの購入代金を累積し、購入代金の累積金額が所定の上
限金額を超えている場合、商品および/またはサービス
の購入を許可しないようにしたものである。
【0023】このオンライン販売システムを利用する
と、万が一購入承認情報が不正に使用されても、被害を
一定量以下とすることができる。また、利用者の支払能
力に応じた上限金額を設定することで、認証サーバ装置
を運営するクレジット会社などへの不払いを抑制するこ
とができる。さらに、予め入金された金額や、商品など
の過去の購入で発生した累積ポイントを上限金額とする
ことで、プリペイド方式の入金方法やポイントサービス
を利用者に提供することができる。
【0024】本発明のオンライン販売方法は、通信端末
装置で、オンラインショップにより提供される商品およ
び/またはサービスの情報を閲覧するステップと、利用
者による通信端末装置に対する操作に基づいて、購入さ
れる商品および/またはサービスを選択するステップ
と、利用者を認証する認証サーバ装置へ加入者回線を介
して利用者の識別情報を送信するステップと、認証サー
バ装置でその識別情報に基づいて、その利用者により選
択された商品および/またはサービスを購入することの
可否を決定するステップと、その商品および/またはサ
ービスの購入が許可された場合に購入承認情報を通信端
末装置へ送信するステップと、通信端末装置から商品お
よび/またはサービスの代金を決済する決済サーバ装置
へその購入承認情報を送信するステップと、決済サーバ
装置から認証サーバ装置へその購入承認情報を送信する
ステップと、認証サーバ装置で決済サーバ装置からの購
入承認情報が正しいものであるか否かを判定するステッ
プと、その購入承認情報が正しいものであると判定した
場合に商品および/またはサービスの代金決済を許可す
る代金決済許可通知を決済サーバ装置に送信するステッ
プと、決済サーバ装置で代金決済許可通知が受信される
と、その商品および/またはサービスの代金を決済する
ステップとを備える。
【0025】このオンライン販売方法を利用すると、利
用者固有の識別情報を利用者の認証に使用しても、その
ような利用者固有の識別情報がインターネットなどの安
全性の高くない電気通信回線を介して送信されず、また
販売者側の決済サーバ装置に知られることがなく、利用
者固有の識別情報の秘匿性を確保してオンラインショッ
プにおける購入代金の電子決済を実現することができ
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図に基づいて本発明の実施
の形態を説明する。
【0027】実施の形態1.図1は、本発明の実施の形
態1に係るオンライン販売システムの構成を示すブロッ
ク図である。図1において、移動体通信端末装置1は、
オンラインショップにより提供される商品および/また
はサービスを購入する場合、利用者の一意な識別情報を
加入者回線を介して認証サーバ装置3に提示し、認証サ
ーバ装置3からその商品および/またはサービスについ
ての購入承認情報を受信すると、その購入承認情報をそ
のオンラインショップに関連する決済サーバ装置5に送
信して商品および/またはサービスの購入代金を支払う
機能を、従来の小型な携帯電話機、PHS通話機、PD
Aなどに追加したものである。
【0028】なお、利用者の識別情報は、利用者が移動
体通信端末装置1を操作して入力してもよいし、移動体
通信端末装置1に予め記憶させておいてもよい。また、
移動体通信端末装置1に読取装置を追加し、クレジット
カードなどの他の記録媒体から読み取るようにしてもよ
い。
【0029】通信網2は、利用者すなわち移動体通信端
末装置1が加入している通信事業者が提供し、加入者回
線を確立可能な例えば携帯電話網といった通信網であ
る。
【0030】認証サーバ装置3は、各利用者の契約情報
などの利用者情報を記憶し、移動体通信端末装置1から
の識別情報に基づいて利用者の認証を行うとともに、利
用者が購入を希望するオンラインショップの商品および
/またはサービスの代金情報などに基づいてその商品な
どの購入を許可するか否かを判断し、購入を許可する場
合には、例えばその旨、購入商品、購入代金などといっ
た情報を有する購入承認情報をその移動体通信端末装置
1に送信するサーバである。
【0031】また、認証サーバ装置3は、決済サーバ装
置5からその購入承認情報を受け取ると、その購入承認
情報が正規のものか否かを判定し、その購入承認情報が
正規のものである場合には、その決済サーバ装置5へ代
金決済許可通知を送信するサーバである。
【0032】図2は、図1に示すオンライン販売システ
ムの認証サーバ装置3の構成を示すブロック図である。
図2において、制御手段41は、この認証サーバ装置3
の各部を制御するものである。認証手段42は、移動体
通信端末装置1から送信されてきた加入者の識別情報に
基づいて、その加入者すなわち移動体通信端末装置1を
認証するか否かを判断するものである。
【0033】購入承認情報発行手段43は、認証手段4
2により認証された移動体通信端末装置1に対して、そ
の利用者が購入希望の商品および/またはサービスを購
入することを許可するか否かを判断し、購入を許可する
場合のみ、購入承認情報を生成するものである。すなわ
ち、認証手段42および購入承認情報発行手段43は、
利用者の識別情報に基づいて、利用者による商品等の購
入の可否を決定する購入可否決定手段として機能する。
【0034】判定手段44は、決済サーバ装置5から購
入承認情報を伴って代金決済許可の要求が送信されてき
た場合に、承認情報テーブル52を参照して、その購入
承認情報が正規のものであるか否かを判定するものであ
る。
【0035】利用情報管理手段45は、移動体通信端末
装置1の回線使用料などを管理するとともに、決済サー
バ装置5へ代金決済許可を通知する際、あるいは、決済
サーバ装置5から代金決済通知を受け取った際に、その
代金の情報を、購入した利用者に関連付けて記録するも
のである。
【0036】通信手段46は、通信網2に接続され、移
動体通信端末装置1などとの間で通信をするものであ
る。
【0037】通信手段47は、決済サーバ装置5との間
で専用線を介して通信を実行するものである。なお、こ
の専用線として、従来のCAT(Credit Authorization
Terminal)システムのものを利用してもよい。また、
専用線の代わりに、暗号技術などにより安全が確保され
た一般回線を使用してもよい。
【0038】記憶手段48は、登録利用者の識別情報な
どの加入者登録情報51の他、購入承認情報を利用者の
識別情報に関連付けて記録した承認情報テーブル52、
および各利用者の購入代金などの加入者利用情報53な
どを記憶するものである。この記憶手段48としては、
メモリなどの高速な記憶素子、大容量のハードディスク
駆動装置などの各種記憶手段が必要に応じて使用され
る。なお、購入承認情報に使用期限などの条件が付加さ
れる場合には、そのような条件も承認情報テーブル52
に記憶される。
【0039】なお、制御手段41、認証手段42、購入
承認情報発行手段43、判定手段44および利用情報管
理手段45は、例えば、マイクロプロセッサと、その動
作を記述したプログラムを記憶したメモリとで実現され
る。
【0040】図1に戻り、コンピュータネットワーク4
は、インターネットなどのコンピュータネットワークで
ある。また、決済サーバ装置5は、移動体通信端末装置
1から購入承認情報を受信すると、その購入承認情報が
正しいものであることを確認するために、認証サーバ装
置3にその購入承認情報を送信し、認証サーバ装置3か
らその購入承認情報に対する代金決済許可通知を受信す
ると、その購入承認情報に対応する商品および/または
サービスの代金を決済するサーバである。
【0041】なお、移動体通信端末装置1から決済サー
バ装置5への購入承認情報の授受は、コンピュータネッ
トワーク4などを介して行うようにしてもよいし、移動
体通信端末装置1の近隣に決済サーバ装置5がある場合
には、赤外線通信や、ブルートゥースといった近距離向
け無線通信を利用して行うようにしてもよい。
【0042】図3は、図1に示すオンライン販売システ
ムの決済サーバ装置5の構成を示すブロック図である。
図3において、制御手段61は、この決済サーバ装置5
の各部を制御するものである。通信手段62は、移動体
通信端末装置1との間でデータの授受を行うものであ
る。
【0043】代金決済手段63は、認証サーバ装置3か
らの代金決済許可通知が受信されると、利用者の購入希
望の商品および/またはサービスの代金を決済するもの
である。
【0044】記憶手段64は、商品および/またはサー
ビスの取引の決済時の購入承認情報、決済した代金、購
入日時などの決済情報71などを記憶するものである。
この記憶手段64としては、メモリなどの高速な記憶素
子、大容量のハードディスク駆動装置などの各種記憶手
段が必要に応じて使用される。
【0045】通信手段65は、認証サーバ装置3との間
で専用線などを介して通信を実行するものである。
【0046】なお、図3における制御手段61および代
金決済手段63は、例えば、マイクロプロセッサと、そ
の動作を記述したプログラムを記憶したメモリとで実現
される。
【0047】図1に戻り、オンラインショップサーバ装
置6は、オンラインショップを開設するサーバ装置であ
って、図示せぬサーバプログラムの他、移動体通信端末
装置1により実行されるウェブブラウザプログラムに応
答してオンラインショップのウェブページを送信するた
めのウェブページデータ21、そのウェブページ内でこ
のオンラインショップにより提供する商品および/また
はサービスの内容、値段などの商品/サービス情報22
などを記憶している。
【0048】金融機関照会サーバ装置7は、ある利用者
についての、クレジット決済サービス、消費者金融サー
ビスなどの金融サービスの利用状況の照会を受けると、
その利用者のサービス利用状況を送信するサーバであ
る。
【0049】なお、認証サーバ装置3の通信手段46
は、当該オンライン販売システムにおける認証サーバ第
1通信手段であり、認証サーバ装置3の通信手段47
は、当該オンライン販売システムにおける認証サーバ第
2通信手段である。また、決済サーバ装置5の通信手段
62は、当該オンライン販売システムにおける決済サー
バ第1通信手段であり、決済サーバ装置5の通信手段6
5は、当該オンライン販売システムにおける決済サーバ
第2通信手段である。
【0050】次に、本実施の形態1のオンライン販売シ
ステムにおける各装置の動作、すなわち本発明のオンラ
イン販売方法の一実施の形態について説明する。図4
は、図1に示すオンライン販売システムにおける各装置
の動作について説明するシーケンス図である。
【0051】まず、移動体通信端末装置1は、利用者の
操作に応じて、オンラインショップサーバ装置6のウェ
ブページにアクセスし、そのウェブページを表示する。
このとき、移動体通信端末装置1がブラウザプログラム
などによりそのウェブページにアクセスすると、オンラ
インショップサーバ装置6は、商品/サービス情報22
を伴うウェブページデータ21をその移動体通信端末装
置1に送信する。そして、移動体通信端末装置1は、そ
のウェブページデータ21を受信し、商品やサービスの
情報をディスプレイに表示する。
【0052】この際、オンラインショップサーバ装置6
は、HTTP(Hypertext TransferProtocol)でHTM
L(Hypertext Markup Language)文書や画像データな
どの情報をウェブページデータ21として移動体通信端
末装置1へ送信して商品やサービスを利用者に提示す
る。
【0053】このウェブページには、このオンラインシ
ョップが提供する商品および/またはサービスの情報、
例えば画像や代金情報が表示される。図5は、ウェブペ
ージに含まれる商品/サービス情報22を表示する移動
体通信端末装置1のディスプレイの一例を示す図であ
る。ディスプレイ100には、例えば図5に示すよう
に、商品を示す画像101、商品名102、商品のカテ
ゴリ103、購入数量の入力欄104、購入商品ボタン
105などが表示される。なお、図5では、1つの商品
についての情報が表示されているが、例えば、複数の商
品についての情報をリスト表示するようにしてもよい。
【0054】そして、その表示された商品および/また
はサービスの中から利用者が購入希望の商品などを選択
するために移動体通信端末装置1を操作すると、移動体
通信端末装置1からその操作に基づいて、選択された商
品および/またはサービスを示す商品選択情報がオンラ
インショップサーバ装置6へ送信される。オンラインシ
ョップサーバ装置6は、その商品選択情報を受信する
と、その商品選択情報に対応する購入情報を生成し、移
動体通信端末装置1へ送信する。この購入情報には、例
えば、購入対象の商品および/またはサービスの種類、
代金の額、提供するオンラインショップの名称や識別子
などの情報が含まれる。
【0055】なお、この購入情報は、オンラインショッ
プサーバ装置6が生成する代わりに、移動体通信端末装
置1が生成するようにしてもよい。また、各商品または
サービスについての購入情報をウェブページデータ21
に予め含めておき、移動体通信端末装置1が、選択され
た商品および/またはサービスについての購入情報をウ
ェブページデータ21から抽出して適宜使用するように
してもよい。
【0056】そして、利用者が、その購入情報に基づい
て、購入する商品および/またはサービスの種類や金額
を確認した後、移動体通信端末装置1に対して所定の操
作をすると、それに応じて、図4に示すように、移動体
通信端末装置1は、利用者の識別情報と、その商品およ
び/またはサービスについての購入情報を、購入承認情
報要求とともに加入者回線を介して認証サーバ装置3に
送信する。この際、盗聴防止のために暗号通信を利用す
るようにしてもよい。なお、利用者の識別情報として
は、例えば利用者の名称や利用者や移動体通信端末装置
1の識別番号の他、クレジット決済契約の際に利用者が
決定した暗証番号などが使用される。
【0057】なお、これらの情報を一括して認証サーバ
装置3に送信するのではなく、まず利用者の名称や識別
番号だけを送信して、認証サーバ装置3が暗証番号を尋
ねてきたときに、その暗証番号を利用者に入力させ、認
証サーバ装置3に送信するようにしてもよい。また、購
入情報については、オンラインショップサーバ装置6か
ら認証サーバ装置3へ直接送信するようにしてもよい。
【0058】また、この際、移動体通信端末装置1は、
オンラインショップサーバ装置6への接続を一旦切断
し、認証サーバ装置3へ接続するようにしてもよいし、
オンラインショップサーバ装置6への接続を維持しつつ
認証サーバ装置3へ接続するようにしてもよい。例え
ば、次世代の通信規格であるIMT−2000(Intern
ational Mobile Telecommunication-2000)には、1つ
の回線で複数の通信を確立可能な、所謂マルチコール機
能が実現されることが予想されるので、この技術を利用
すれば、オンラインショップサーバ装置6への接続と認
証サーバ装置3への接続とを並行して行うことが可能で
ある。
【0059】なお、ここでは、加入者回線をそのまま通
信路として使用しているが、暗号通信などを利用して安
全性を高めれば、インターネットなどの安全性の元来比
較的高くない通信路を使用してもよい。
【0060】そして、認証サーバ装置3の通信手段46
は、移動体通信端末装置1からの購入承認情報要求、識
別情報および購入情報を受信すると、制御手段41に供
給する。
【0061】制御手段41は、購入承認情報要求を受け
取ると、まず、ともに受信した識別情報を認証手段42
に供給し、ともに受信した購入情報を購入承認情報発行
手段43に供給する。
【0062】そして制御手段41は、その識別情報を有
する利用者を認証するか否かを認証手段42に判断させ
る。認証手段42は、加入者登録情報51を検索し、そ
の識別情報の利用者が登録されている場合には、その利
用者を認証し、そうでない場合には、認証しない。その
利用者が認証されなかった場合には、処理を終了する。
そして、認証手段42は、この認証結果を、制御手段4
1および購入承認情報発行手段43に供給する。
【0063】その利用者が認証された場合には、購入承
認情報発行手段43は、ともに受信した購入情報に基づ
く代金の商品またはサービスをその加入者が購入しても
よいか否かを判断する。
【0064】このとき、購入承認情報発行手段43は、
加入者利用情報53を参照したり、制御手段41に通信
手段46を制御させて金融機関照会サーバ装置7に接続
させ、この利用者の金融サービスの利用状況を取得した
りして、この利用者の支払能力や支払状況などを調べ、
その結果に基づいて商品および/またはサービスの購入
の可否を決定する。そして、購入を許可する場合には、
その利用者および購入商品などに対する購入承認情報を
生成し、その識別情報に関連付けて承認情報テーブル5
2に登録するとともに、制御手段41に供給する。
【0065】制御手段41は、その購入承認情報を受け
取ると、通信手段46を制御して、購入承認情報要求の
送信元の移動体通信端末装置1にその購入承認情報を加
入者回線を介して送信する。なお、このとき、加入者回
線とは別の通信路を介して購入承認情報を送信するよう
にしてもよい。
【0066】移動体通信端末装置1は、その購入承認情
報を受信すると、決済サーバ装置5へ送信する。なお、
移動体通信端末装置1は、その購入承認情報の受信後、
利用者による所定の操作があった際に、その購入承認情
報を決済サーバ装置5へ送信するようにしてもよい。
【0067】決済サーバ装置5の通信手段62は、その
購入承認情報を受信すると、制御手段61に供給する。
制御手段61は、その購入承認情報を受け取ると、その
購入承認情報が正規なものであることを確認するため
に、通信手段65を制御して、その購入承認情報を認証
サーバ装置3へ送信させる。
【0068】認証サーバ装置3の通信手段47は、決済
サーバ装置5からの購入承認情報を受信すると、制御手
段41に供給する。制御手段41は、判定手段44にそ
の購入承認情報を供給して、その購入承認情報が正規な
ものであるか否かを判定させる。
【0069】このとき、判定手段44は、承認情報テー
ブル52を参照してその購入承認情報が記録されている
か、既に使用されていないか、発行先の利用者、使用期
限、その他の条件などを調べ、その購入承認情報が正規
に発行され、有効なものであるか否かを判定し、その判
定結果を制御手段41に供給する。
【0070】制御手段41は、その購入承認情報が正規
に発行され、有効なものである場合には、その購入承認
情報に対する代金決済許可通知を、その購入承認情報の
送信元である決済サーバ装置5へ通信手段47を制御し
て専用線などを介して送信する。
【0071】決済サーバ装置5の通信手段65は、認証
サーバ装置3から代金決済許可通知を受信すると、制御
手段61に供給する。制御手段61は、代金決済許可通
知を受け取ると、その代金決済許可通知に対応する購入
承認情報を代金決済手段63に供給する。
【0072】一方、決済サーバ装置5の制御手段61
は、所定の時間待機しても代金決済許可通知が受信され
ない場合には、代金の決済を拒否し、その旨を移動体通
信端末装置1に通知する。また、認証サーバ装置3が、
代金決済を許可しない場合には、その旨の通知を送信す
るようにし、決済サーバ装置5は、その通知を受け取っ
た場合には代金の決済を拒否するようにしてもよい。
【0073】代金決済許可通知が受信された後、決済サ
ーバ装置5の代金決済手段63は、購入承認情報を供給
されると、その情報に基づいて、利用者により選択され
た商品および/またはサービスの購入代金を決済し、そ
の購入承認情報、決済した代金、購入した商品名または
サービス名、数量などを決済情報71として記憶手段6
4に記録する。そして決済が完了すると、代金決済手段
63は、その旨を制御手段61に通知する。制御手段6
1は、その旨の通知を受けると、その旨、商品などにつ
いての代金などの情報を有する代金決済通知を移動体通
信端末装置1および認証サーバ装置3へ送信する。
【0074】認証サーバ装置3の通信手段46は、その
代金決済通知を受信すると、制御手段41に供給する。
制御手段41は、その代金決済通知に基づいて、決済さ
れた商品などの代金を、購入した利用者に課金し、その
情報を加入者利用情報53として記憶手段48に記録す
る。
【0075】以上のように、上記実施の形態1によれ
ば、移動体通信端末装置1で、オンラインショップサー
バ装置6により提供されるオンラインショップの商品お
よび/またはサービスの情報が閲覧され、利用者による
操作に応じて、購入希望の商品および/またはサービス
が選択される。そして、移動体通信端末装置1が、利用
者を認証する認証サーバ装置3へ加入者回線を介して利
用者の識別情報を送信し、認証サーバ装置3が、その識
別情報に基づいて、その利用者により選択された商品お
よび/またはサービスを購入することの可否を決定し、
その商品および/またはサービスの購入を許可する場合
には購入承認情報を移動体通信端末装置1へ送信する。
移動体通信端末装置1は、決済サーバ装置5へその購入
承認情報を送信し、決済サーバ装置5は、認証サーバ装
置3へその購入承認情報を送信する。認証サーバ装置3
は、その購入承認情報が正しいものであるか否かを判定
し、購入承認情報が正しいものであると判定した場合に
その商品および/またはサービスの代金決済を許可する
代金決済許可通知を決済サーバ装置5に送信する。そし
て、決済サーバ装置5は、代金決済許可通知が受信され
ると、その商品および/またはサービスの代金を決済す
る。
【0076】このようにすることにより、利用者固有の
識別情報を利用者の認証に使用しても、そのような利用
者固有の識別情報がインターネットなどの安全性の高く
ない電気通信回線を介して送信されず、また販売者側の
決済サーバ装置に知られることがなく、利用者固有の識
別情報の秘匿性を確保してオンラインショップにおける
購入代金の電子決済を実現することができる。
【0077】また、上記実施の形態1によれば、オンラ
インショップサーバ装置6が、オンラインショップのウ
ェブページデータ21を保存し、移動体通信端末装置1
がそのオンラインショップのウェブページにアクセスし
てきた場合に、そのウェブページデータ21をその移動
体通信端末装置1へ送信するので、移動体通信端末装置
1のウェブブラウザにより、利用者が商品および/また
はサービスの閲覧から購入までを簡単に行うことができ
る。
【0078】さらに、上記実施の形態1によれば、移動
体通信端末装置1が、利用者の操作に応じて選択された
オンラインショップの商品および/またはサービスを示
す商品選択情報をオンラインショップサーバ装置6に送
信し、オンラインショップサーバ装置6からその商品選
択情報により示される商品および/またはサービスの種
類または価格情報を少なくとも含む購入情報を受信し、
その購入情報に基づいて購入承認情報の要求を生成す
る。また、オンラインショップサーバ装置6が、商品選
択情報を受信すると、その商品選択情報に対応する購入
情報を移動体通信端末装置1に送信する。これにより、
認証サーバ装置3に購入承認情報を要求する際に、利用
者が購入商品の情報を入力することなく簡単にオンライ
ンショッピングを行うことができる。
【0079】さらに、上記実施の形態1によれば、認証
サーバ装置3が、商品および/またはサービスを購入す
る利用者の金融サービスの利用状況を、金融機関照会サ
ーバ装置7にアクセスして照会し、利用者の金融サービ
スの利用状況に基づいて、この利用者がその商品および
/またはサービスを購入を許可することの可否を決定す
る。これにより、支払能力のない利用者、支払状況が芳
しくない利用者、不正利用者などの決済を拒否すること
ができ、オンラインショッピングでの電子商取引の安全
性を向上することができる。
【0080】実施の形態2.本発明の実施の形態2に係
るオンライン販売システムは、決済サーバ装置5とオン
ラインショップサーバ装置6を、その両者を兼ねるサー
バ装置5Aに変更したものである。図6は、本発明の実
施の形態2に係るオンライン販売システムの構成を示す
ブロック図である。図6において、サーバ装置5Aは、
図1における決済サーバ装置5に、オンラインショップ
サーバ装置6の機能を追加したものである。
【0081】図7は、本実施の形態2に係るオンライン
販売システムにおけるサーバ装置5Aの構成を示すブロ
ック図である。図7において、制御手段61Aは、図3
の制御手段61の機能に加え、コンピュータネットワー
ク4を介してアクセスしてきた移動体通信端末装置1へ
ウェブページデータ21などを送信するウェブサーバと
しての機能を有する。また、記憶手段64には、決済情
報71の他に、ウェブページデータ21および商品/サ
ービス情報22が記憶される。
【0082】なお、図6および図7におけるその他の構
成要素については、実施の形態1(図1,図3)のもの
と同様であるので、その説明を省略する。
【0083】次に、上記オンライン販売システムにおけ
るサーバ装置5Aの動作について説明する。なお、上記
オンライン販売システムにおけるその他の装置の動作に
ついては実施の形態1と同様であるので、その説明を省
略する。
【0084】移動体通信端末装置1がコンピュータネッ
トワーク4を介してオンラインショップのウェブページ
にアクセスしてくると、サーバ装置5Aの通信手段62
は、その要求を受信し、制御手段61Aに供給する。制
御手段61Aは、その要求に応じてウェブページデータ
21を記憶手段64から読み出し、通信手段62に、そ
のウェブページデータ21をその移動体通信端末装置1
へ送信させる。
【0085】また、サーバ装置5Aの通信手段62は、
その移動体通信端末装置1から商品選択情報を受信する
と、制御手段61Aに供給する。制御手段61Aは、そ
の商品選択情報により指定される商品および/またはサ
ービスに対する購入情報を商品データ22から生成し、
通信手段62を制御してその購入情報を送信させる。
【0086】このように、サーバ装置5Aは、決済サー
バ装置5として機能する他、オンラインショップサーバ
装置6としても機能する。なお、実施の形態1と同様
に、購入情報は、サーバ装置5Aが生成する代わりに、
移動体通信端末装置1が生成するようにしてもよい。ま
た、ウェブページデータ21に予め各商品またはサービ
スについての購入情報を含めておき、移動体通信端末装
置1が、選択された商品および/またはサービスについ
ての購入情報をウェブページデータ21から抽出して適
宜使用するようにしてもよい。
【0087】以上のように、上記実施の形態2によれ
ば、実施の形態1における決済サーバ装置5とオンライ
ンショップサーバ装置6を1台のサーバ装置5Aにする
ことができ、オンライン販売システムのコストを低くす
ることができる。
【0088】なお、上記実施の形態1,2において、認
証サーバ装置3、決済サーバ装置5、サーバ装置5Aな
どが、代金決済に一度使用された購入承認情報を無効と
することで、同一の購入承認情報を不正に複数回使用す
ることができなくなり、オンラインショッピングでの電
子商取引の安全性を向上することができる。
【0089】また、上記実施の形態1,2において、認
証サーバ装置3が、利用者毎に、商品および/またはサ
ービスの購入代金を累積し、購入代金の累積金額が所定
の上限金額を超えている場合、商品および/またはサー
ビスの購入を許可しないようにしてもよい。これによ
り、万が一購入承認情報が不正に使用されても、被害を
一定量以下とすることができる。また、利用者の支払能
力に応じた上限金額を設定することで、認証サーバ装置
3を運営するクレジット会社などへの不払いを抑制する
ことができる。さらに、予め入金された金額や過去の商
品などの購入で発生した累積ポイントを上限金額とする
ことで、プリペイド方式の入金方法やポイントサービス
を利用者に提供することができる。
【0090】なお、上記実施の形態1,2では、金融機
関照会サーバ装置7からの照会結果に基づいて購入の承
認の可否を決定しているが、認証サーバ装置3が有する
情報のみで購入の承認の可否を決定するようにしても勿
論よい。
【0091】
【発明の効果】本発明では、利用者の識別情報の秘匿性
を確保しつつ、オンラインショップにおける購入代金の
電子決済を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係るオンライン販売
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示すオンライン販売システムの認証サ
ーバ装置の構成を示すブロック図である。
【図3】 図1に示すオンライン販売システムの決済サ
ーバ装置の構成を示すブロック図である。
【図4】 図1に示すオンライン販売システムにおける
各装置の動作について説明するシーケンス図である。
【図5】 オンラインショップからの商品/サービス情
報を表示する移動体通信端末装置のディスプレイの一例
を示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態2に係るオンライン販売
システムの構成を示すブロック図である。
【図7】 図6に示す実施の形態2に係るオンライン販
売システムにおけるサーバ装置の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 移動体通信端末装置(通信端末装置) 3 認証サーバ装置 5 決済サーバ装置 5A サーバ装置(決済サーバ装置、オンラインショッ
プサーバ装置) 6 オンラインショップサーバ装置 7 金融機関照会サーバ装置 42 認証手段(購入可否決定手段) 43 購入承認情報発行手段(購入可否決定手段) 44 判定手段 46 通信手段(認証サーバ第1通信手段) 47 通信手段(認証サーバ第2通信手段) 62 通信手段(決済サーバ第1通信手段) 63 代金決済手段 65 通信手段(決済サーバ第2通信手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信端末装置と、この通信端末装置の利
    用者を認証する認証サーバ装置と、上記通信端末装置に
    ネットワークを介してオンラインショップの商品および
    /またはサービスの情報を提供するオンラインショップ
    サーバ装置と、上記利用者がオンラインショップで購入
    した商品および/またはサービスの代金を決済する決済
    サーバ装置とを備え、 上記通信端末装置は、上記オンラインショップで購入し
    たい商品および/またはサービスに対して購入を許可す
    る旨の購入承認情報の要求を、上記利用者固有の識別情
    報とともに上記認証サーバ装置へ加入者回線を介して送
    信し、上記認証サーバ装置から上記購入承認情報を受信
    し、受信した上記購入承認情報を上記決済サーバ装置へ
    送信し、 上記認証サーバ装置は、上記識別情報に基づいて、その
    利用者が上記商品および/またはサービスを購入するこ
    との可否を決定する購入可否決定手段と、上記通信端末
    装置から上記加入者回線を介して上記識別情報を受信
    し、上記購入可否決定手段により商品および/またはサ
    ービスの購入が許可された場合に上記購入承認情報を上
    記通信端末装置へ送信する認証サーバ第1通信手段と、
    上記決済サーバ装置からの上記購入承認情報が正しいも
    のであるか否かを判定する判定手段と、上記決済サーバ
    装置から上記購入承認情報を受信し、上記判定手段によ
    り上記購入承認情報が正しいものであると判定された場
    合に商品および/またはサービスの代金決済を許可する
    旨の代金決済許可通知を上記決済サーバ装置に送信する
    認証サーバ第2通信手段とを有し、 上記決済サーバ装置は、上記通信端末装置から上記購入
    承認情報を受信する決済サーバ第1通信手段と、その購
    入承認情報を上記認証サーバ装置に送信し、上記認証サ
    ーバ装置から上記代金決済許可通知を受信する決済サー
    バ第2通信手段と、上記代金決済許可通知が受信された
    場合に、その購入承認情報に対応する商品および/また
    はサービスの代金を決済する代金決済手段とを有するこ
    と、 を特徴とするオンライン販売システム。
  2. 【請求項2】 前記オンラインショップサーバ装置は、
    オンラインショップのウェブページデータを保存し、前
    記通信端末装置がそのオンラインショップのウェブペー
    ジにアクセスしてきた場合に、そのウェブページデータ
    を前記通信端末装置へ送信することを特徴する請求項1
    記載のオンライン販売システム。
  3. 【請求項3】 前記通信端末装置は、利用者の操作に応
    じて選択された前記オンラインショップの商品および/
    またはサービスを示す商品選択情報を前記オンラインシ
    ョップサーバ装置に送信し、前記オンラインショップサ
    ーバ装置からその商品選択情報により示される商品およ
    び/またはサービスの種類または価格情報を少なくとも
    含む購入情報を受信し、その購入情報に基づいて前記購
    入承認情報の要求を生成し、 前記オンラインショップサーバ装置は、上記商品選択情
    報を受信すると、その商品選択情報に対応する上記購入
    情報を前記通信端末装置に送信すること、 を特徴とする請求項1記載のオンライン販売システム。
  4. 【請求項4】 前記認証サーバ装置は、前記商品および
    /またはサービスを購入する前記利用者の金融サービス
    の利用状況を、所定の金融機関照会サーバ装置にアクセ
    スして照会し、前記利用者の金融サービスの利用状況に
    基づいて、この利用者がその商品および/またはサービ
    スを購入することの可否を決定することを特徴とする請
    求項1記載のオンライン販売システム。
  5. 【請求項5】 前記認証サーバ装置および/または前記
    決済サーバ装置は、代金決済に一度使用された前記購入
    承認情報を無効とすることを特徴とする請求項1記載の
    オンライン販売システム。
  6. 【請求項6】 前記認証サーバ装置は、前記利用者毎
    に、前記商品および/またはサービスの購入代金を累積
    し、上記購入代金の累積金額が所定の上限金額を超えて
    いる場合、商品および/またはサービスの購入を許可し
    ないことを特徴とする請求項1から請求項5のうちのい
    ずれか1項記載のオンライン販売システム。
  7. 【請求項7】 通信端末装置の利用者がオンラインショ
    ップで購入した商品および/またはサービスの代金を電
    気通信回線を介して決済するオンライン販売方法におい
    て、 上記通信端末装置で、オンラインショップにより提供さ
    れる商品および/またはサービスの情報を閲覧するステ
    ップと、 利用者による上記通信端末装置に対する操作に基づい
    て、購入希望の商品および/またはサービスを選択する
    ステップと、 上記利用者を認証する認証サーバ装置へ加入者回線を介
    して上記利用者の識別情報を送信するステップと、 上記認証サーバ装置で上記識別情報に基づいて、その利
    用者により選択された商品および/またはサービスを購
    入することの可否を決定するステップと、 選択された商品および/またはサービスの購入が許可さ
    れた場合に購入承認情報を上記通信端末装置へ送信する
    ステップと、 上記通信端末装置から商品および/またはサービスの代
    金を決済する決済サーバ装置へその購入承認情報を送信
    するステップと、 上記決済サーバ装置から上記認証サーバ装置へその購入
    承認情報を送信するステップと、 上記認証サーバ装置で、上記決済サーバ装置からの上記
    購入承認情報が正しいものであるか否かを判定するステ
    ップと、 上記決済サーバ装置からの上記購入承認情報が正しいも
    のであると判定した場合に上記商品および/またはサー
    ビスの代金決済を許可する代金決済許可通知を上記決済
    サーバ装置に送信するステップと、 上記決済サーバ装置で上記代金決済許可通知が受信され
    ると、その選択された商品および/またはサービスの代
    金を決済するステップと、 を備えることを特徴とするオンライン販売方法。
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