JP2005115597A - カード管理システムおよびカード情報の管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
カードの紛失やカード情報の盗難に有効に対処できるカード管理システムを提供する。
【解決手段】
複数の金融機関で利用できる複数のカードに関する情報をサーバとデータベースを用いて管理する方法において、データベースには、ユーザ毎に設定されたユーザID又はパスワードのような識別情報に対応して、カード番号とカードの状態を含むカード情報を登録し、サーバは、ユーザの操作により端末から送信された識別情報に関連して正当なユーザであるかの照合を行い、正当なユーザにより該端末から指定されたカードの状態を有効に変更し、一定時間経過後には自動的に無効に変更するようにデータベースのカード情報を更新する。
【選択図】 図1

Description

本発明はカード管理システムおよびカード情報の管理方法に係り、特にネットワークシステムを利用して、銀行やクレジット会社等の金融機関が発行するカードの情報を一元的に管理し、カードに関する管理、例えばカードの有効、無効の管理を行うカード管理システム及び方法に関するものである。
物の購入及び代金の支払いをカードで行うキャッシュレス決済が日常的に行われている。最近では、1個人が複数のクレジット会社のカード及び複数の銀行口座のカードを所持していることが多い。
複数枚のカードを所持するユーザが一時に複数枚のカードを紛失し、それらのカードが第三者に拾得されることがある。この場合、拾得した第三者によるカードの不正使用を避けるために、ユーザはいち早く自らが保管しているカードの管理情報を捜して、クレジット会社や銀行など複数の金融機関にそれぞれ電話等で連絡をとり、カードの無効化手続きを行わなければならない。
しかしながら、ユーザが複数の金融機関のカード情報例えば緊急時の連絡先等をきちんと整理して管理していることはむしろまれである。また、複数の金融機関に対して個別にカードの無効化処理を行うことは煩雑で手間がかかる。第三者によるカードの不正使用を防止するためにカードの無効化手続きを迅速に行うことは重要であるが、カード情報の管理の悪さ、あるいは複数の金融機関への手続き及び金融機関側の対応によっては、カードの無効化処理に長い時間を要することもある。
この問題に対処する関連技術として、例えば特開2002−63530公報(特許文献1)に開示されたものがある。これは、ネットワーク上で複数の金融機関とユーザの端末を結び、ユーザのカード情報を登録しておくセンタ(カード管理サービス会社)を設置しておき、ユーザの端末からのカード情報の無効化の要求に応じて、センタが複数の金融機関に対して、一括して無効化手続きを行うシステムである。
特開2002−63530公報
しかしながら実際には、ユーザはカードの紛失や盗難に気がつかないことが多々ある。例え気が付いた時に、即カード管理サービス会社へ無効化の手続きを行ったとしても、カードを紛失した時からユーザがその事実に気づくまでの間が長時間経過すると、その間に第三者に不正使用される恐れがある。この空白の時間に行われる第三者の不正利用の対策については、良い案が見出せていない。
一方最近では、カード犯罪の手口も巧妙多様化しており、カードの中の情報だけを盗み取り、偽造カードとして使われるスキミングという手法が増えている。
更にインターネットを利用したネット販売において、クレジットカードにより物品の購入決済を行う機会も増えてきている。この場合にはカードそのものがなくても取引き操作ができるので、カード番号や有効期限、ユーザの誕生日、住所、電話番号といった比較的秘匿性の低い個人情報を入手することにより、成りすましが出来てしまう恐れがある。
このように、カードが見当たらない時、盗難や紛失したことに気付けば、しかるべき対応をとることができる。しかし、カードの情報だけが盗まれている場合には、ユーザはそれに気付くわけもなく、その利用明細が送られて来て初めてその事態に気付く。そのため、事件が発覚するまでの期間、有効な対処が行なわれていないという問題がある。
本発明の目的は、カードの紛失やカード情報の盗難に有効に対処できるカード管理システム及び方法を提供することにある。
本発明の目的は、通常時はカードを無効状態にしておき、ユーザからの要求によりカードの状態を有効にし、以後一定時間そのカードが利用できるカードの利用に関する斬新な手法、システムを提供することにある。
本発明は、金融機関で利用できる複数のカードに関する情報をサーバとデータベースを用いて管理するシステム又は方法において、データベースには、ユーザ毎に設定されたユーザID及び又はパスワードのようなユーザ識別情報に対応して、カード番号とカードの状態を含むカード情報を登録し、サーバは、ユーザの端末から送信されたユーザ識別情報に関連して正当なユーザであるかの照合を行い、かつユーザにより端末から指定されたカードの状態を一定時間有効に変更するようにデータベースのカード情報を変更するように構成したものである。
好ましい例では、前記サーバは、ユーザの端末から送信される、ユーザにより選択されたカードの状態を有効にする時間帯又は有効時間に関する情報を受信して、該受信した時間帯又は有効時間に関する情報をカード番号に対応させてデータベースに格納し、かつ、
サーバは、時計機能を用いて現在時刻とデータベースに格納された時間帯又は有効時間の関係を計算して、時間帯又は有効時間の間のみそのカードの状態を有効とし、それ以外では無効とするようにデータベースのカードに関する状態を変更する。
好ましくは、前記サーバ及びデータベースは、ネットワークに接続されたカード管理サービス会社が所有する。この場合、カード管理サービス会社は、ネットワークを介してユーザの端末と金融機関を接続し、金融機関へのカードに関する手続きを行うカード情報の管理センタとして機能する。
また他の例では、前記サーバ及びデータベースは、ネットワークに接続された金融機関が有する。更に他の例では、前記サーバ及びデータベースは、ネットワークに接続された与信機関が有する。
本発明によれば、カードの利用に際して、ユーザは端末を用いてセンタへ要求を出して、カードの状態を有効状態に変更した後にカードを使用できる。そのため、ユーザからの有効化の要求がない限り、カードは通常無効状態なので、例えカードの紛失やカード情報の盗難があっても、第三者によるカードの不正使用を防止できる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は一実施形態によるカード管理を行うネットワークシステムの構成図である。
このネットワークシステムは、カード管理サービス会社(以下単にサービス会社という)1と、ユーザ端末2と、カードの発行・登録/削除・決済を行う金融機関3を含み、これらがインターネットのようなネットワーク、公衆網、専用網等の通信手段を介して接続されて構成される。サービス会社1とユーザ端末2は例えば公衆網やインターネット等のネットワーク4で接続されており、カード管理サービス会社1と金融機関3との間は、セキュリティを考慮して専用線やVPN等のセキュアな回線で接続される。
システムの各構成について説明すると、ユーザ端末2は、携帯電話21、パーソナルコンピュータ(以下PCと略)22、家庭用プッシュフォン電話機23、更には携帯用端末機(図示せず)等の機器であり、いずれもユーザの操作により情報を入力する入力部と、情報を表示する表示部を備えているのが好ましい。後述するフローチャートを用いた情報処理の説明では携帯電話21を用いた場合を想定している。
サービス会社1は、カード情報を処理するカード管理サーバ(以下単にサーバと言う)11と、多数のユーザのカード情報120を登録して管理するカード管理データベース(単にDBと言う)12を具備する。このカード管理サービス会社1はユーザと金融機関3との間に介在し、ネットワーク上はカード情報を処理するデータセンタ或いはコンピュータセンタとして機能する。サービス会社1は、ユーザからの要求に従って、DB12内のカード情報を変更し、またユーザに代わって金融機関3に対してカードに関する情報の変更、例えばカードの有効化の手続き処理を行う。尚、図示していないが、サーバ11は時計機能を有し、これを用いてカード管理のための日時の管理が行なわれる。また、DB12内のフォーマット構成については後述される。
金融機関3は、ユーザにカードを発行してカードによる種々の取引きを許可する会社であり、クレジット会社31、銀行32、証券会社33、その他保険会社34が含まれる。各々の会社はカード情報を処理するサーバ311,321,331,341と、ユーザのカード情報を登録するデータベース(DB)312,322,332,342を有する。
図2はカード管理サービス会社1のDB12に格納されるカード情報テーブル120のデータフォーマットを示す。カード情報テーブル120のフォーマットは、ユーザID121、パスワード122、カードサービス状態123、カード名124、カード状態125、個人情報126から構成される。
ユーザID121はユーザとカード管理サービス会社1との間の契約により設定される例えば4桁の番号であり、サーバ11においてユーザの個人検索のキーとして使用される。パスワード122はユーザが設定する秘密番号であり、カード管理サービス会社1においてユーザの個人認証に用いられる。カードサービス状態を示す情報123はカード管理サービス会社1のサービスが受けられるか否かの確認を表し、通常はこの情報123は「サービス中」を示している。しかし後述する様にパスワード122の照合が所定の回数間違うと正当なユーザの利用でないと見なし、管理会社1のサービスを受けられず、この状態情報123は「否」即ちサービス中止を示す。カード名124は金融機関3が発行するカードの名称を表す。
カード状態125はユーザが所有しているカードが有効か無効かのフラグであり、カードが利用できる状態では「有効」即ちフラグ“1”である。これに対してカードの利用禁止、即ちカードによる支払いを停止する場合には、「無効」即ちフラグ“0”である。個人情報126はユーザがクレジット会社31等の金融機関3と契約したときに付与される情報であり、例えば16桁のカード番号や4桁の暗証番号である。
利用条件設定情報127は、ユーザからの要求により設定されるカードの利用条件が登録される情報である。利用条件とは、この実施例ではカードが有効に使用できる時間である。通常、カードの状態は「無効」状態にあり、この設定情報による時間だけカード状態125が「有効」に変更される。ユーザから要求があり、ユーザによって有効時間が設定され、その要求のあった時点から例えば30分間、BBBBカードは有効状態になる。この時間のみカードの状態が有効となり、ユーザはカードを取引き媒体として商品の支払いなどに利用できる。一方、通常時カードは無効状態にあるので、第三者にそれを拾得されても即不正使用されることは防止される。
カードの利用条件に関しては、図示した以外にもユーザに提供されるサービスによって色々な例がある。例えば、何時から何時までの様に時刻を設定する手法や、時刻のみを指定する手法等、色々なやり方があるが、その例については、図14にも示し、後述する。
図3は、金融機関3のDB312〜342に格納されているカード情報3120のデータフォーマットの一例を示す図である。
この例ではクレジット会社のフォーマットの一例を示す。カード情報3120は基本的にはユーザがクレジット会社31と契約を行ったときに契約書に記入した情報のほぼ全てを含み、16桁のカード番号、氏名、生年月日、住所、電話番号、有効/無効フラグ、入会日、解約日、4桁の暗証番号、カードの有効期限を示す情報である。通常カードによる取引きが正規に行なわれるときはフラグは有効“1”であるが、カードによる取引きを止める又は止めているときには無効“0”となる。
クレジット会社の場合、16桁の上記カード番号はクレジット会社の識別番号、及びカード毎に異なるカード識別番号を含んで構成される。一方、銀行32の場合にはこのカード番号は例えば14桁であり、4桁の銀行識別番号、3桁の支店番号、7桁の口座番号を含んで構成される。
図4乃至図6は、ユーザ端末2として使用される携帯電話21の画面表示例を示す。(A)から(L)の画面は、携帯電話を使用してカードの管理サービスを受ける場合の画面の遷移を示している。
(A)はサービスログオン画面401を示し、この画面にはユーザIDとパスワード入力用の項目がある。
(B)はサービスメニュー画面402を示し、この画面にはカードの管理サービスメニューの一覧が表示される。管理サービスメニューの一覧には、カード状態変更4021、利用設定変更4022、カード追加・削除4023が含まれる。
(C)はカード状態確認画面403を示す。この画面はサービスメニュー画面(B)で「カード状態変更」を選択した場合に遷移して表示される画面である。この画面403は、ユーザがカード管理サービス会社1に登録したカードの数だけ形成される。カードそれぞれの画面には、状態を「有効にする」ためのキーが設けられる。
(D)はカード状態確認画面404を示し、各カードの状態とその状態を変更する選択キーが表示される。例えば、画面403で「有効にする」を選択すると、その変更確認のための「OK」キーが設けられる。
(E)は同じくカード状態確認画面405であり、カードの状態を現在「有効」から「無効」に変更するための画面を示している。
また、図5において、(F)は利用設定変更画面501を示し、サービスメニュー画面(B)で「利用設定変更」を選択した場合に遷移して表示される画面である。
(G)は一括利用設定変更画面502を示す。この画面は、利用設定変更画面(F)で「一括変更」を選択した場合に遷移して表示される画面である。複数毎のカードの状態を一括して変更する場合に便利である。
(H)はカード毎の設定変更画面503を示す。この画面は、利用設定変更画面(F)で「****カードの変更」を選択したとき、もしくは各カードの状態変更画面(D)で「有効時間の変更」を選択した場合に遷移して表示される。
図6において、(I)はカード追加削除画面601を示す。この画面は、サービスメニュー画面(B)で「カード登録・削除」を選択した場合に遷移して表示される。
(J)は新規カード追加登録画面602を示す。この画面は、カード追加削除画面(I)で「新規カード追加登録」が選択された場合に遷移して表示される。
(K)は削除カード選択画面603を示し、カード追加削除画面(I)で「カード削除」が選択された場合に遷移して表示される。
(L)はカード削除確認画面604を示し、削除カード選択画面(K)で、カード管理サービスから削除したい任意のカードが選択された場合に表示される。この例ではAAAAカードが削除対象として選択されている。
次に、図7に示すフローチャートを参照して図1に示すカード管理システムにおけるカードの変更サービスの処理について説明する。
前提として、ユーザは既にサービス会社1と契約を済ませ、サービスを受け得る状況にあり、サービス会社1からID及びパスワードが付与されている。カード管理データベース12には、管理を依頼すべき複数のカード情報が登録されている場合がある。サービス会社1から受けるサービスには、例えばユーザがあるカードを追加、削除したい場合、及びカードの状態を有効に変更したい場合等がある。尚、以下の処理は管理サーバ11内の記憶装置(図示せず)に記憶されたプログラムを実行することにより行われる。
まず、サービス開始700に当り、ユーザ端末2の例えば携帯電話21からカード管理会社1へサービス開始要求を送信する(701)。するとサービス会社1から携帯電話21にはログイン画面表示の応答が送られて来る(702)。携帯電話21の画面には、ユーザログオン画面401が表示される。この画面からユーザによりID及びパスワードが入力され(703)、その内容はサービス会社1へ送信される(704)。
サービス会社1のユーザからのIDおよびパスワードの正当性を検証する。そのために、カード管理DB12のカード情報テーブル120を検索してユーザID及びパスワードを得て(705)、これと先に受信したID,パスワード(704)とを照合して、一致するか否かをチェックする(706)。チェックの結果、一致すればカード情報テーブル120を参照して、当該ユーザに対してサービス中か否か(123)をチェックする(707)。このチェックにより、サービス中であれば、テーブル120から当該ユーザのカード情報を読み出して(708)、サービスメニュー画面の表示情報としてユーザの携帯電話へ送信する(709)。ユーザの携帯電話には、サービスメニュー画面402が表示され、ユーザは画面402からサービスの選択が可能となる(713)。
上記ステップ706のID、パスワードのチェックにおいて、不一致になった場合には、ユーザの携帯電話に対してIDおよびパスワードの再入力を促す。再入力されたID及びパスワードは前述と同様にチェックされる(705,706)。不一致が4回続くと、このユーザは正当なユーザでないと見なして、サービス停止となる(711)。また、ステップ707のチェックでサービス中でない場合には、当該ユーザにサービス停止中の旨を連絡する(712)。
次に、図8を参照して、カードの状態変更サービスの動作について説明する。
サービスメニュー画面402からカード状態変更4021が選択されると(800)、サービス会社のカード管理DB12のテーブル120からは当該ユーザの現在のカード状態に関する情報が読み出され(801)、カード状態確認画面403の表示としてユーザの携帯電話21に送信される(802)。ユーザは携帯電話に表示されるカード状態確認画面403から状態を変更したいカードを選択する(803)。その選択カードの情報はサービス会社1へ送信され、サービス会社1からはカード状態の変更画面404の表示がユーザの携帯電話21に送信される(805)。
ユーザは変更画面404から、状態を変更すべき対象のカード及び有効時間を入力し、その状態を確認する(806)。状態の変更には、例えば通常の状態である「無効」から「有効」に変更する場合(画面404)や、既に「有効」状態のものを「無効」に変更する場合(画面405)がある。尚、カードの状態を「有効」から「無効」に変更する場合には、有効時間の設定は不要である。
このように入力された選択カードの変更情報はサービス会社1へ送信される(807)。
サービス会社1のサーバ11は、受信したカード情報、即ち設定された変更情報をチェックする。まず有効時間の設定があると(808)、サーバ11の時計機能を起動して設定された有効時間のタイムカウントを開始する(809)。有効時間のタイムアウト処理については図9を参照して後述する。一方、有効時間の設定が無ければ(808)、カードの状態情報の変更処理を行う(810)。この処理は、サーバ11がテーブル120のユーザに指定されたカードの状態125、及び利用条件設定情報127を書き換えることにより行なわれる。
テーブル120の内容の変更処理が終わると、サーバ11は、変更の対象として選択されたカードの管理元の金融機関3に対して、状態変更要求及び変更のための情報を送信する(811)。変更要求を受信した金融機関のサーバ例えば311は、DB312を検索して選択されたカードの状態(図3)を、「無効」から「有効」に、または「有効」状態から「無効」に変更するようにフラグを書き換える(812)。この状態の変更処理が終わると、金融機関からサービス会社1へ完了報告が送信される(813)。
これによりユーザにより選択された変更処理は終了したので、状態変更完了画面の表示がユーザの携帯電話に送信され(814)、このサービスを終了する(815)。
次に、図9を参照して、カードの変更処理における有効時間の処理の例について説明する。
ユーザによって有効時間が設定されている場合(808)、サーバ11の時計機能は有効時間のタイムアウトカウントを開始する(900)。この場合、まず現在の時刻を求め(901)、次にテーブル120から、対象のカードの利用条件設定情報127に設定された有効時間が読み出される(902)。そして、現在時刻に設定時間を加算して、状態変更時刻の算出を行う(903)。この状態変更時刻は、「有効」状態にあるカードの状態を「無効」状態に変更すべき時刻を指定している。
現在時刻は逐次カウントアップしており、この現在時刻と上記算出された状態変更時刻とが随時比較される(904)。この比較のタイミングは例えば1分毎である。比較の結果、現在時刻が状態変更時刻に達すれば、サービス会社1のサーバ11から関係先の金融機関3のサーバ例えば31に対して対象カードの状態変更要求が送信される(905)。この要求を受けたサーバ31は、DB312の対象カードの状態を「有効」から「無効」するようにフラグを書き換える(906)。対象カードの状態変更が終了すると、サービス会社1に完了報告を送信する(907)。
サーバ11はこの完了報告を受信して、カード管理DB12のテーブル120の対象とするカードの状態125を初期状態、即ち「有効」から「無効」に変更する(908)。これで一連のタイムカウント処理が終了する(909)。
この処理により、ユーザにより一旦設定されたカードの有効状態は、設定時間が過ぎると自動的に無効状態に戻ることが理解される。
次に、図10を参照して、サービスメニュー画面402で、利用設定変更4022が設定された場合の処理について説明する。
利用設定変更が選択されると(1000)、サーバ11からは利用設定変更画面の表示が送信される(1001)。携帯電話21には、利用設定変更画面501が表示され、ユーザはその画面から変更モードを選択できる(1002)。選択モードには、一括変更のモード5011と、カード一枚ずつの個別変更モード5012がある。
一括変更モードが選択されると、その選択がサービス会社1へ送信される(1003)。サーバ11は、テーブル120から当該ユーザの全てのカード名124を読み出し(1004)、一括設定変更画面の表示を送信する(1005)。
携帯電話21には、一括設定変更画面502が表示され、ユーザは全てのカードについて一様に変更する状態情報を入力する。図5の一括設定変更画面502の例では、通常状態が「無効」の全てのカード(AAAA、BBBBカード)の状態を、一様に30分間だけ「有効」に設定する場合の例である。勿論、この反対に「有効」状態の全てのカードを「無効」に設定することもできる。また、一旦設定した時間のみを変更することもできる。
このように入力された状態の変更(1006)、及び有効時間の変更(1007)は、変更データとしてサービス会社1へ送信される(1008)。サーバ11はそれを受信すると、テーブル120の対象カードの状態125を一様に設定変更する(1009)。そして携帯電話へは変更の完了通知を送信して(1017)、処理を終わる(1018)。
一方、変更モードの選択(1002)で、個別変更モードが選択されるとその旨がサービス会社1へ送信される(1010)。そこでサーバ11は、テーブル120から指定されたカードの設定情報を読み出し(1011)、それは個別設定変更画面の表示として携帯電話へ送信される(1012)。
携帯電話には、個別設定変更画面503が表示される。そこで、ユーザは選択したAAAAカードについて、通常状態を「有効」状態へ変更すること(1013)、及び有効時間の変更114を設定する(1014)。その変更データはサービス会社1へ送信される(1015)。サーバ11はテーブル120の該当するカードの状態125および利用条件設定情報127の有効時間の設定を変更する(1016)。この変更処理が終わると、ユーザの携帯電話へ変更完了通知を送信し(1017)、終了する(1018)。
次に、図11を参照して、サービスメニュー画面で追加・削除が選択された場合の処理について説明する。
追加・削除が選択される(1100)と、追加・削除画面の表示が送信され(1101)、携帯電話21にはカード追加・削除画面601が表示される。ユーザはこの画面から新規カードの追加登録6011、又は削除6012を選択できる(1102)。
追加登録6011が選択されると、カード追加登録モードの選択がサービス会社へ送信され(1103)、サービス会社からはカード追加登録画面の表示が送信され(1104)、携帯電話には追加登録画面602が表示される。ユーザは追加登録画面の入力項目に従い、新規に追加してサービスを受けるカードの情報を入力する(1105)。入力情報としては,図2に示されるようなカード名、カード番号、暗証番号、等である。入力された追加カードの情報はサービス会社へ送信される(1106)。
サービス会社では、サーバ11がテーブル120を検索して(1107)、そのユーザが同じカードを重複登録していないか否かをチェックする(1108)。重複がある場合には、ユーザに再入力を促すために、追加登録画面を再送する(1104)。一方、重複が無ければ、要求された追加カードの情報を、テーブル120の当該ユーザの欄に登録する(1109)。そして、新規のカードの登録(追加登録)が完了したことを通知する(1110)。この後、削除の要求が無ければ、処理は終了する(1120)。
一方、ステップ1102で削除が選択された場合、或いは追加操作の終了後、削除の要求があれば、カード削除モードが選択された旨がサービス会社へ送信される(1111)。そしてサービス会社からは削除カード選択画面の表示が送信され(1112)、携帯電話には、画面603が表示される。ユーザはその画面603を用いて削除したいカードを選択できる。選択された削除カードの情報はサービス会社へ送信され(1114)、サービス会社からはカード削除確認画面の表示が返信され、携帯電話には削除確認画面604が表示される(1116)。削除の確認はユーザの意思確認のためである。
ユーザは削除対象のカードを確認すると、「OK」キーを操作する。そしてその操作確認はサービス会社へ送信される(1117)。サーバ11は確認を受信すると、先に保持していた削除カードの情報を元に、テーブル120から当該カードを削除処理する(1118)。削除処理が完了すると、その旨の通知が携帯電話へ送信され、一連の追加・削除サービスを終了する(1120)。
次に、図12を参照して、カードの利用状態の変化について説明する。
(A)は、カードの状態変更時の状況を示す。
通常、カードの状態は無効であるが、ユーザの要求によりカードの状態が無効から有効に変更されると、金融機関に対してカードの利用が可能となる。
(B)は、カードの有効時間内におけるカード利用について示す。
有効時間内にユーザがカードを用いて、カード取扱店補で商品を購入したり、サービスを受けた場合、或いは金融機関の現金支払機(ATM)等で現金の引出しを行った場合には(1201)、店舗等は金融機関に対してカードの利用確認を行う(1202)。この確認は、金融機関がカードの状態を登録したDB例えば312を参照して、対象のカードのフラグが有効か否かをチェックすることにより行われる(1203)。このチェックの結果、有効時間内にフラグは「有効」となっているので、店舗等と金融機関との間で支払手続きを行い(1204)、処理を完了する(1205)。
通常、クレジットカードや銀行カードのユーザには、毎月定期的に又はカードを利用した後に、金融機関から明細票が送付される(1206)。この明細票が送付される時点は、カードの有効時間とは関係無い。銀行カードの利用の場合には、通帳に印字すれば取引き内容が分かる。
明細表や通帳には、カードによる取引き以外に、電気や水道、ガス料金、インターネット接続料金の様にユーザが予め口座から定期的に引き落されることを了承している取引きもある。そこで、有効時間内におけるカードの利用取引きと、有効時間とは関係しない取引きとを区別して明細票に印字しておけば、ユーザはカードによる取引きが一層分かり易くなり、サービスの向上につながる。例えば、図14にクレジット会社からの明細票を示すように、カードを利用して百貨店で商品を購入した場合などには、上記したカードの有効期間における取引きなので、「*」が印字装置で印字されている。これに対して、インターネット接続料や携帯電話サービス利用料などの欄には、このマークが印字されない。
(C)は、有効時間経過後には、有効状態にあるカードの状態は、自動的に無効状態に変更される。例えばDB312の当該カードのフラグは「無効」に変更される。よって、カードの利用は不可となる。勿論、有効時間経過後には例えユーザ本人によるカードの利用であってもそのカードの状態が無効状態である以上、利用可能確認1202におけるチェックの結果は、否となる。
次に、図13を参照してカードの不正利用について説明する。
不正ユーザが拾得したカードを用いて、或いはカードの情報を盗用して店舗等でカードを使用した場合(1301)、店舗等は金融機関にカードの利用確認を行う(1302)。金融機関では例えばDB312の当該カードの状態情報を確認する。通常時は、フラグが「無効」になっているので(1303)、店舗等にはカードの利用不可が通知される(1304)。これにより、不正ユーザに対しては、カードの取り扱いを不可する(1305)。これにより正当なユーザの保護ができる。
以上、一実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、種々変形して実施できる。
図15には、カード情報テーブル120の変形例を示す。
この例では、利用条件設定情報127に設定される情報の種類が、図2に示すものと相違する。すなわち図15では、項目として、曜日及び時間帯に関する情報が設定される。曜日の設定は、カードの利用日、即ちカードを有効にする日を曜日に応じて変更する。また時間帯は、ユーザが有効時間の開始時刻と終了時刻を任意に指定でき、その指定された時間帯がテーブル120に登録される。図16にその設定画面の例(404´)、及び確認画面の例(405´)が示される。
図2の例で設定された有効時間は、ユーザの要求により設定された時点から即タイムアウトのカウントが開始されたが、図15の例においては、有効時間の開始時刻と終了時刻は、ユーザの要求時点と関係無く任意に予め設定できる。例えば、今日18時から21時まで居酒屋で飲食することが予め分かっていれば、会社への通勤時に及び支払い予定時間帯を予想して、支払い予定カードをその時間帯に有効にするように設定しておくことができる。例えば、飲酒した後ではカードの有効化の手続きも面倒になったり、操作ミスも発生しがちであるので、図15による時間帯の設定例は有効であろう。
上記有効時間帯の設定の処理に関しては、図8のステップ810で、テーブル120の利用条件設定情報127に時間帯の設定が行われる。また、図9に相当する有効時間のタイムアウトの処理に関しては、ステップ904に相当する時刻のチェックで、現在時刻と
開始時刻及び終了時刻の比較チェックを行い、 開始時刻 ≦ 現在時刻 ≦ 終了時刻
の関係にある場合のみカードの状態を有効に変更するように処理する。その他の処理は前述と同様である。
更に他の変形例について言えば、上記図1参照の実施形態では、サービス会社1は、ユーザと複数の金融機関の間に介在して、ユーザからの要求に応じてカードの状態変更を行うと共に、関係先の金融機関に対して該当するカードを一定時間の間、有効化するように通信処理を行っている。
しかしながら、変形例では、上記したサービス会社の機能を各金融機関に持たせるようにしてもよい。この場合、ユーザはカードの利用を希望する金融機関に対して、カードの利用の度に、図7〜11で説明した処理を行うことになり、前述したような各金融機関とサービス会社1との間の通信の必要は無くなる。勿論、各金融機関は、自らの機関のカードに関して、図2、或いは図14に示すようなテーブルの情報を有することになる。
多数のカードを所有するユーザでも、日常的に利用するカードは、用途や目的に応じて限定されているようである。そのため、カードの利用の度に、金融機関に上述の手続きを取ることは、サービス会社1に対して取る手続きと同様であり、さほど面倒ではないであろう。
また他の変形例として、図1に示す例において金融機関が備えるカード情報を格納するDB312〜342は、必ずしも金融機関が自ら所有しなくてもよく、例えば外部の与信機関に持たせてもよい。この場合には、ネットワークに接続された与信機関は、カードの利用に関して、カード番号とユーザに固有な暗証番号とカードの状態を示す情報を含むカード情報を登録する与信データベースと、このデータベースに格納されるカード情報の処理を行うサーバを有し、サービス会社1は、図7〜11において金融機関に問い合わせるべき処理項目を与信機関に問合せることになる。
更に他の例において、上記与信機関が自らサービス会社1の処理を行うようにしてもよい。この場合、サービス会社1は図7〜11における金融機関への問合せを行う必要が無くなる。
本発明の一実施形態によるカード管理を行うネットワークシステムの構成を示す図。 カード管理DB12のカード情報テーブル120のフォーマットを示す図。 金融機関3のDB312のデータフォーマットを示す図。 携帯電話を利用する場合の画面の表示例を示す図。 携帯電話を利用する場合の画面の表示例を示す図。 携帯電話を利用する場合の画面の表示例を示す図。 カード管理システムにおける処理のフローチャートを示す図。 カード管理システムにおける処理のフローチャートを示す図。 カード管理システムにおける処理のフローチャートを示す図。 カード管理システムにおける処理のフローチャートを示す図。 カード管理システムにおける処理のフローチャートを示す図。 カードの状態の変化に伴うカードの利用を示す図。 不正ユーザによるカードの利用に関する処理を示す図。 金融機関から発行される明細票の一例を示す図。 他の例によるカード情報テーブル120のフォーマットを示す図。 他の例による携帯電話を利用する場合の画面の表示例を示す図。
符号の説明
1:カード管理サービス会社、 2:ユーザ端末、 21:携帯電話、
3:金融機関、 4:ネットワーク
11、311、321、341:サーバ、
12,312,322,332,342:DB、
120:カード情報テーブル。

Claims (20)

  1. カードの利用に関して、少なくともカード番号とユーザに固有なユーザ識別情報とカードの状態を示す情報を含むカード情報を登録する金融データベースと、該データベースに格納されるカード情報の処理を行う複数の金融機関のサーバと、ユーザ毎に付与されたユーザ識別情報とユーザにより指定された金融機関のカード番号とカードの状態を含むカード情報を記憶するカード管理データベース、該複数の金融機関のサーバと接続され、かつ該カード管理データベースに格納されるカード情報の処理を行うカード管理サーバと、通信手段を介して該カード管理サーバに接続されるユーザ用の端末を含むシステムであって、
    該端末は、ユーザにより入力されるユーザ識別情報と、カード管理データベースに登録されているカード情報の、有効にすべき情報を該カード管理サーバに送信し、
    該カード管理サーバは、該端末から送られた該ユーザ識別情報をチェックして正当なユーザであることを確認したら、該ユーザにより指定されたカードの状態を有効とし、かつ関係する金融機関のサーバに対してカード番号とカードを有効にする旨の情報を送信し、
    該情報を受信した金融機関のサーバは、該金融データベースに対して、該カード管理サーバから送られてきたカード番号に対応するカードの状態を有効とするように変更することを特徴とするカード管理システム。
  2. 前記端末は、ユーザの操作により情報を入力する入力部、及び情報を表示する表示部を備える携帯電話、パーソナルコンピュータ、携帯端末のいずれかを含むことを特徴とする請求項1項記載のカード管理システムにおいて使用される端末。
  3. 請求項1項記載のカード管理システムにおいて使用される金融機関のデータベース。
  4. 金融機関で利用できる複数のカードに関する情報をサーバとデータベースを用いて管理する方法において、
    該データベースには、ユーザ毎に設定されたユーザ識別情報に対応して、カード番号とカードの状態を含むカード情報を登録し、
    該サーバは、ユーザの端末から送信されるユーザ識別情報に関連して正当なユーザであるかの照合を行い、かつ
    ユーザにより端末から指定されたカードの状態を一定時間有効に変更するように該データベースのカード情報を変更することを特徴とするカード情報の管理方法。
  5. 前記サーバは、ユーザの端末から送信される、ユーザにより選択されたカードの状態を有効にする時間帯に関する情報を受信して、該受信した時間帯に関する情報を該カード番号に対応させて該データベースに格納し、かつ、
    前記サーバは、時計機能を用いて現在時刻と該データベースに格納された時間帯の関係を計算して、該時間帯の間のみ該カードの状態を有効とし、それ以外では無効とするように該データベースのカードに関する状態を変更することを特徴とする請求項4記載のカード情報の管理方法。
  6. 該サーバは、ユーザの端末から送信される、ユーザにより選択されたカードの状態を有効にすべき時間に関する情報を受信して、該受信した時間に関する情報をカード番号に対応して該データベースに格納し、かつ、
    前記サーバは、時計機能を用いて現在時刻と該データベースに格納された有効時間との関係を計算して、有効時間の間のみ該カードの状態を有効とし、それ以外では無効とするように該データベースのカードに関する状態を変更することを特徴とする請求項4記載のカード情報の管理方法。
  7. 各金融機関は、カードの利用に関して、カード番号とユーザに固有な識別情報とカードの状態を示す情報を含むカード情報を登録する金融データベースと、該データベースに格納されるカード情報の処理を行うサーバを有し、
    カード情報管理用の前記サーバは、該データベースのカード情報を有効に変更した場合、
    指定されたカードに関係する金融機関のサーバに対して、カード番号を指定してカードの状態を無効から有効にするための情報を送信することを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載のカード情報の管理方法。
  8. カード情報管理用の前記サーバは、該端末から送信されるユーザにより指定されたカードの選択、カード情報の削除、カード情報の追加のための情報を受信し、
    受信した情報に従って、該データベースに登録されているカード情報を削除し、新たなカード情報を追加し、又は選択されたカードの状態情報を有効にするための処理を行うことを特徴とする請求項4乃至7のいずれかに記載のカード情報の管理方法。
  9. カード情報管理用の前記サーバ及びデータベースは、ネットワークに接続されたカード管理サービス会社が有することを特徴とする請求項4記載のカード情報の管理方法。
  10. カード情報管理用の前記サーバ及びデータベースは、ネットワークに接続された金融機関が有することを特徴とする請求項4記載のカード情報の管理方法。
  11. ネットワークに接続された与信機関は、カードの利用に関して、カード番号とユーザに固有な識別情報とカードの状態を示す情報を含むカード情報を登録する与信データベースと、該データベースに格納されるカード情報の処理を行うサーバを有し、
    カード情報管理用の前記サーバは、該データベースのカード情報を有効に変更した場合、与信機関のサーバに対して、該カード番号を指定してカードの状態を無効から有効にするための情報を送信することを特徴とする請求項4記載のカード情報の管理方法。
  12. カード情報管理用の前記サーバ及びデータベースは、ネットワークに接続された与信機関が有することを特徴とする請求項4記載のカード情報の管理方法。
  13. 前記請求項4記載の方法の利用に用いられるユーザにより使用される端末。
  14. ネットワークを介して、ユーザの端末と、カードによる取引きを許可する複数の金融機関と接続され、ユーザからの指示に従って金融機関に対してカードに関する手続きを行うカード情報の管理センタにおいて、
    ユーザに対して予め付与されたユーザ固有の識別情報と、該ユーザ識別情報に対応してカード番号とカードの状態を示す情報を含むカード情報を登録するデータベースと、
    該データベースのカード情報を処理するサーバを有し、
    該サーバは、該端末から送信されるユーザ識別情報と該データベースに登録されたユーザ識別情報を照合し、この照合の結果に応じて、カード情報に関連するサービスを行うために該データベースに登録されているカード情報を該ユーザの端末に送信し、
    該端末から送られる情報を受信し、ユーザにより指定されたカード番号に対応して該データベースに登録されたカードの状態を有効とするように変更し、かつ該カードに関係する金融機関に対してカード番号とカードを有効にするための情報を送信することを特徴とするカード管理センタ。
  15. ユーザとの間で契約に基づいて予めパスワードが設定されており、該サーバは端末から送信されたパスワードをチェックして、その結果適合する場合にのみ該端末に対してカード情報を送信することを特徴とする請求項14項記載のカード管理センタ。
  16. 該データベースには、ユーザIDに対応して、更にユーザ毎に設定されたパスワードと、ユーザが予め登録を希望したカード名と、ユーザと金融機関との間で設定されたカード取引きに際して使用される暗証番号が登録され、
    前記サーバは、ユーザIDの照合を行った後、該データベースに登録されているパスワードと端末から送られるパスワードを照合し、その結果適合したら、該ユーザIDに関連するカード名、カード番号、カードの状態情報を含むカード情報を該端末へ送信し、
    該端末から要求があった場合、ユーザにより選択されたカードに対応する該データベースのカードの状態を有効にするように変更し、かつ関連する金融機関に対してカード番号とカードの使用を有効に変更する情報を送信することを特徴とする請求項14項記載のカード管理センタ。
  17. カードのユーザが使用する端末とネットワークを介して接続し、ユーザのカード情報を管理するカード管理システムにおいて、
    金融機関が発行したカードに関するカード情報をユーザに固有な識別情報に関連付けて登録するデータベースと、該データベースに登録されるカード情報に関する処理を行うサーバを有し、該サーバは、
    該ユーザの端末から送られて来る要求を受け、識別情報の照合により許可されたユーザに対して、カード情報をユーザの端末に送信し、
    許可されたユーザの端末から送られて来る、ユーザにより指示されたカードの選択と該カードを有効にするための情報を受信し、
    選択された該カードに関して、該データベースに登録されているカード情報を有効状態に変更し、
    該カードの状態が有効の場合のみ、金融機関はカードによる決済処理を有効として処理することを特徴とするカード管理システム。
  18. ネットワークを利用してカードによる取引きを管理する方法において、
    ユーザのカード情報をユーザに固有な識別情報に対応付けて登録するデータベースを用意するステップと、
    ユーザの端末からネットワークを介して送られる、カードの状態を無効から有効にするための要求をサーバで受け付けるステップと、
    ユーザの識別情報を用いて正当なユーザからの要求であるかをサーバでチェックするステップと、
    該チェックの結果、正当なユーザからの要求である場合、該データベースに登録されている、選択されたカードの状態を一定時間有効に変更するステップと、
    カードによる取引きに際して、該カードの有効性の状態を確認するステップと、
    該カードが有効な期間のみ該カードによる取引きを有効にするステップと、
    該有効な期間の経過後は、該データベースの該カードの状態を無効に変更するステップと、
    を有することを特徴とするカードの取引き管理方法。
  19. ユーザの端末からの要求は、カードを選択して該カードを有効状態にすること、及び有効期間を算出するための時間帯、又は時間に関する情報を含むことを特徴とする請求項18記載のカードの取引き管理方法。
  20. カードの利用者に対して、金融機関から発行される明細票には、カードの有効処理の指定を行った場合のカードによる支払いと、その指定を行わない支払いとが区別できるように符号を付して印字されることを特徴とする請求項1,4、14,17,18のいずれかに記載のシステムまたは方法。
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