JP4035351B2 - 駐車場予約遂行システム、駐車場の予約方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

駐車場予約遂行システム、駐車場の予約方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明が属する分野】
本発明は、駐車場を予約したユーザーに対する、予約遂行の手続きおよび決済を行うための技術に関する。
【0002】
【先行技術】
本発明に関連する出願につき、「駐車場*予約*クレジットカード」というキーワードで検索したところ、特開2001−184415号、特開2001−256521号など、39件が抽出された。
また、他の方法で検索したところ、特開2001−175900号を抽出した。
【0003】
上記の検索結果を検証し、本発明に関連する出願として、特開2001−175900号を検討する。
この出願に係る発明は、駐車料金精算システムであり、駐車料金の精算をクレジットカードで安全且つ効率的に行うことを課題としている。解決手段としては、カード会社のデータベースから定期的に無効となったクレジットカード番号のリストを受信し、常時接続回線を介して駐車料金精算機へ、精算に用いようとするクレジットカードの有効無効(通称「ライフチェック」)の判断結果を送信するというものである。
【0004】
また、特開2001−184415号には、予約者の電話番号などの情報を用いて予約料金を確実に徴収するため、通信事業者による予約料金の取り立てを行える予約料金徴収装置を開示している。これによれば、無断キャンセルされない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
まず、特開2001−175900号にあっては、予約を遂行するという仕組みを備えていない。したがって、仮に、特開2001−184415号と組み合わせた発明を想定する。すなわち、予約および予約による料金徴収までの仕組みと、常時接続に基づくライフチェックによる駐車料金精算の仕組みとを備えた発明である。
【0006】
しかし、利用者としては、通信費とともに駐車料金が精算されるので、通信費と駐車料金とを区別して管理するという作業が新たに必要となる、予約毎に電話番号を開示するといった煩わしさがある。
また、駐車場運営者としては、ライフチェックのための常時接続を余儀なくされるのは設備投資に関する負担が大きい。
【0007】
別途の手続きによって駐車場の予約利用が可能な会員への登録を行ってもらい、その登録を修了した証として、会員カードやクレジットカードを発行するという会員制システムが考えられる。これによれば、通信費の管理が新たに必要となる、予約毎に電話番号を開示しなければならない、といった煩わしさからは開放される。
しかし、既に国民の多くはクレジットカードを既に所有している。利用者は銀行の通帳を持ち歩くようなものであり、暗証番号の管理を含め、管理保持の手間が増えるため、クレジットカードが増えることに対して抵抗がある者は多い。また、クレジット機能のない会員カードであっても、駐車場の予約のためにそのカードを携帯していなければならない。駐車のためだけに使うからといって常用している車の社内へ保管するのは、防犯の見地から問題がある。
【0008】
本発明が解決すべき課題は、駐車場を予約したユーザーに対する、予約遂行の手続きおよび決済を簡便化することである。
請求項1から請求項7に記載の発明の目的は、駐車場を予約したユーザーに対する、予約遂行の手続きおよび決済を簡便化するシステムを提供することである。
請求項8から請求項12に記載の発明の目的は、駐車場を予約したユーザーに対する、予約遂行の手続きおよび決済を簡便化するプロセスを提供することである。
請求項13から請求項15に記載の発明の目的は、駐車場を予約したユーザーに対する、予約遂行の手続きおよび決済を簡便化するプロセスを実行するコンピュータプログラムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記した課題を解決する手段を提供する。具体的には、駐車場に設置された駐車料金精算装置において、予約照合と料金決済とを、クレジットカードを媒体として遂行させる技術による。
【0010】
(請求項1)
請求項1記載の発明は、クレジットカードのカードデータを用いて駐車場を予約したユーザーに対して、予約の遂行および精算手続きを行うシステムに係る。
そのシステムは、前記クレジットカードのカードデータを読み取るカードデータ読取手段と、 そのカードデータおよび予約データを蓄積した駐車場管理データベースを用いて予約の確認を行う予約照合手段と、 照合結果として予約が確認できたら駐車開始時刻を駐車券データとして記録した駐車券を出力する駐車券出力手段とを備えた駐車場予約遂行システムである。
【0011】
(用語説明)
予約に係るクレジットカードと、カードデータ読取手段がカードデータを読み取るクレジットカードとは、同一のものでなければならない。
「駐車券」につき、記録された「駐車券データ」は、機械読取可能な状態で記録されている。具体的には、磁気テープ、ICチップなどである。なお、ユーザーの便宜のため、駐車券の外観にも、駐車開始時刻などは印字する。
【0012】
(作用)
まず、ユーザーが、クレジットカードを用いて駐車場を予約する。その予約データは駐車場管理データベースへ蓄積される。その後、ユーザーは予約した駐車場を利用するために出向き、駐車場の出入り口へ向かう。
駐車場の出入り口において、ユーザーは、予約に用いたクレジットカードをカードデータ読取手段へ読み取らせる。すると、カードデータ読取手段は、当該クレジットカードのカードデータを読み取り、予約照合手段がそのカードデータおよび予約データを蓄積した駐車場管理データベースを用いて予約の確認を行う。照合結果として予約が確認できたら、駐車券出力手段が駐車開始時刻を駐車券データとして記録した駐車券を出力する。
ここにおいて、予約が遂行されたこととなる。また、新たなクレジットカードの発行およびそれに基づく予約といった手続きは不要である。予約時点での「チェックデジット」、すなわち当該クレジットカードが有効か否かを確認を行っておけば、常時接続によるチェックデジットの必要性は小さくなる。予約時に使用可能なクレジットカードが予約遂行の期間に失効する確率が低いためである。
【0013】
(請求項2)
請求項2記載の発明は、請求項1記載の駐車場予約遂行システムを限定したものであり、
駐車場管理データベースには、使用不能なカードに関するネガティブデータを蓄積しており、
カードデータ読取手段が読み取ったカードデータを前記ネガティブデータと照会する照会手段と、
その照会手段による照会結果において使用不能なカードである場合にはその旨を記憶する記憶手段とを備えた駐車場予約遂行システムに係る。
(用語説明)
クレジットカードの決済センターやカード管理センターには、ネガティブデータが蓄積されており、そのネガティブデータは駐車場管理データベースにおいても定期的に更新しつつ蓄積している。ここで、「カード管理センター」とは、無効になったり、利用金額限度に達してしまったクレジットカードの番号や種類に関する情報を、定期的にデータ更新しつつ蓄積していたり、あるいはリクエストに応じて調べたりしている。
【0014】
(作用)
照会手段は、カードデータ読取手段が読み取ったカードデータを、駐車場管理データベースにて照会する。無効になったり、利用金額限度に達してしまったクレジットカードであれば、その旨を記憶する。そして、その後の精算時には、当該クレジットカードでの支払いを拒絶するといったデータとして用いる。
【0015】
(請求項3)
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2のいずれか記載の駐車場予約遂行システムを限定したものであり、
駐車券出力手段は、予約に係る駐車情報を駐車券データとして駐車券へ書き込む駐車情報書き込み手段を備えた駐車場予約遂行システムに係る。
【0016】
(作用)
駐車情報書き込み手段は、予約に係る駐車情報を駐車券データとして駐車券へ書き込む。その駐車券は、駐車場の周囲の商店やサービス提供店において、様々な特典(例えば、駐車料金の割引や無料化など)が用意されている場合にその照合手段として用いることができる。
本請求項に係る発明は、前述する「特典」を活用することによって、駐車場の予約というシステムを広報する手段として間接的に寄与する。例えば、サービス券の裏面へ、次回に予約駐車をした場合における駐車料金の割引や無料化などのサービス内容を印刷しておくのである。
【0017】
(請求項4)
請求項4記載の発明は、請求項1記載の駐車場予約遂行システムを限定したものであり、
予約照合手段による予約が確認できない場合において、現在の満空情報を蓄積した駐車場管理データベースへアクセスする満空確認手段を備え、 その満空確認手段によって空きが確認できた場合には、駐車券出力手段が駐車券を出力することとした駐車場予約遂行システムに係る。
【0018】
(作用)
予約照合手段による予約が確認できない場合において、満空確認手段が現在の満空情報を蓄積した駐車場管理データベースへアクセスする。そして、その満空確認手段によって空きが確認できた場合には、駐車券出力手段が駐車券を出力する。
本請求項に係る発明は、予約の手続きにユーザーまたは予約システムの運営者側の手続きに不備があった場合に、ユーザーに対して善処するしくみとして寄与する。
【0019】
(請求項5)
請求項5記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか記載の駐車場予約遂行システムを限定したものであり、
駐車券の駐車券データを読み取る駐車券データ読取手段と、 その駐車券データを用いて駐車料金を算出する駐車料金算出手段と、 クレジットカードからカードデータを再度読み取るカードデータ再読取手段と、 そのカードデータ再読取手段が読み取ったカードデータと、前記駐車券データとを用いて、当該クレジットカードによる精算を行うカード精算処理手段とを備えた駐車場予約遂行システムに係る。
【0020】
(作用)
クレジットカードを用いて予約したユーザーが出庫するに際して、当該ユーザーはまず、駐車券を駐車券データ読取手段へ挿入する。すると、駐車券データ読取手段が駐車券の駐車券データを読み取り、駐車料金算出手段がその駐車券データを用いて駐車料金を算出する。
一方、ユーザーに対してクレジットカードの挿入がなされた場合、カードデータ再読取手段が当該クレジットカードからカードデータを再度読み取る。そして、そのカードデータ再読取手段が読み取ったカードデータと、前記駐車券データとを用いて、当該クレジットカードによる精算をカード精算処理手段が行う。
ここにおいて、予約から精算までをクレジットカードによって行うことができる。
【0021】
(請求項6)
請求項6記載の発明は、請求項5記載の駐車場予約遂行システムを限定したものであり、
カードデータ再読み取り手段が読み取ったカードデータを前記ネガティブデータと照会する照会手段を備えた駐車場予約遂行システムに係る。
【0022】
(作用)
カードデータ再読取手段が読み取ったカードデータを、紹介手段がネガティブデータと照会する。無効になったり、利用金額限度に達してしまったクレジットカードであれば、その旨を記憶する。そして、その後の精算時には、当該クレジットカードでの支払いを拒絶するといったデータとして用いる。
【0023】
(請求項7)
請求項7記載の発明は、請求項1から請求項6のいずれかに記載の駐車場予約遂行システムを限定したものであり、
駐車場管理データベースへ蓄積される予約データは、駐車場予約が可能である会員を済ませたユーザーからの予約に係るもののみとした駐車場予約遂行システムに係る。
【0024】
(作用)
駐車場予約が可能である会員を済ませたユーザーからの予約に係る予約データが、駐車場管理データベースへ蓄積される。これによって、予約が遂行されたか否かのデータ、予約時における予定駐車時間と実際の駐車時間との差、予約時刻と実際の到着時刻との差などのデータを蓄積することができる。それら蓄積されたデータは、運営上の分析データとして用いることができる。
【0025】
(請求項8)
請求項8記載の発明は、クレジットカードのカードデータを用いて駐車場を予約したユーザーに対して、予約の遂行および精算手続きを行う方法に係る。
すなわち、前記クレジットカードのカードデータを読み取るカードデータ読取手順と、 そのカードデータおよび予約データを蓄積した駐車場管理データベースを用いて予約の確認を行う予約照合手順と、 照合結果として予約が確認できたら駐車開始時刻を駐車券データとして記録した駐車券を出力する駐車券出力手順とを備えた駐車場予約遂行方法である。
【0026】
(請求項9)
請求項9記載の発明は、請求項8記載の駐車場予約遂行方法を限定したものであり、
駐車場管理データベースに、使用不能なカードに関するネガティブデータを蓄積するネガティブデータ蓄積手順と、 カードデータ読取手順にて読み取ったカードデータを前記ネガティブデータと照会する照会手順と、 その照会手順による照会結果において使用不能なカードである場合にはその旨を記憶する記憶手順とを備えた駐車場予約遂行方法に係る。
【0027】
(請求項10)
請求項10記載の発明は、請求項8記載の駐車場予約遂行方法を限定したものであり、
予約照合手順において予約が確認できない場合において、現在の満空情報を蓄積した駐車場管理データベースへアクセスする満空確認手順と、 その満空確認手順によって空きが確認できた場合には、駐車券を出力する確認後駐車券出力手順とを備えた駐車場予約遂行方法に係る。
【0028】
(請求項11)
請求項11記載の発明は、請求項8から請求項10のいずれかに記載の駐車場予約遂行方法を限定したものであり、
駐車券の駐車券データを読み取る駐車券データ読取手順と、 その駐車券データを用いて駐車料金を算出する駐車料金算出手順と、 クレジットカードからカードデータを再度読み取るカードデータ再読取手順と、 そのカードデータ再読取手順において読み取ったカードデータと、前記駐車券データとを用いて、当該クレジットカードによる精算を行うカード精算処理手順とを備えた駐車場予約遂行方法に係る。
【0029】
(請求項12)
請求項12記載の発明は、請求項11記載の駐車場予約遂行方法を限定したものであり、
カードデータ再読み取り手順にて読み取ったカードデータを前記ネガティブデータと照会する照会手順を備えた駐車場予約遂行方法に係る。
【0030】
なお、請求項3または請求項7記載のシステム発明を方法発明として提供することも可能である。
【0031】
(請求項13)
請求項13記載の発明は、コンピュータに対し、クレジットカードのカードデータを用いて駐車場を予約したユーザーに対して、予約の遂行および精算手続きを実行させるプログラムに係る。
そのプログラムは、前記クレジットカードのカードデータを読み取るカードデータ読取手順と、 そのカードデータおよび予約データを蓄積した駐車場管理データベースを用いて予約の確認を行う予約照合手順と、 照合結果として予約が確認できたら駐車開始時刻を駐車券データとして記録した駐車券を出力する駐車券出力手順とを実行させるためのコンピュータプログラムである。
【0032】
本請求項、請求項14およびび請求項15に係るコンピュータプログラムは、CD−ROM等の記録媒体へ記録して配布したり、インターネットなど通信回線を介してダウンロードすることも可能である。なお、記録媒体としては、ハードディスク、CD−ROM、MO(光磁気ディスク)、DVD−ROM、PDなどもある。
【0033】
(請求項14)
請求項14記載の発明は、請求項13記載のコンピュータプログラムを限定したものであり、
予約照合手順において予約が確認できない場合において、現在の満空情報を蓄積した駐車場管理データベースへアクセスする満空確認手順と、 その満空確認手順によって空きが確認できた場合には、駐車券を出力する確認後駐車券出力手順とを備えたコンピュータプログラムに係る。
【0034】
(請求項15)
請求項15記載の発明は、請求項13または請求項14記載のコンピュータプログラムを限定したものであり、
駐車券の駐車券データを読み取る駐車券データ読取手順と、 その駐車券データを用いて駐車料金を算出する駐車料金算出手順と、 クレジットカードからカードデータを再度読み取るカードデータ再読取手順と、 そのカードデータ再読取手順において読み取ったカードデータと、前記駐車券データとを用いて、当該クレジットカードによる精算を行うカード精算処理手順とを備えたコンピュータプログラムに係る。
【0035】
なお、請求項3または請求項7記載のシステム発明を、コンピュータプログラムの発明として提供することは可能である。また、請求項9または請求項12記載の方法発明を、コンピュータプログラムの発明として提供することも可能である。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施の形態及び図面に基づいて、更に詳しく説明する。ここで使用する図面は、図1から図8である。
【0037】
(図1)
図1の最下段にて示すように、本実施形態においては、会員登録手続き、予約申込手続き、入庫、出庫、定期処理、バッチ処理の順に行われる。以下、手続きの順にしたがって説明する。
【0038】
(会員登録手続き)
駐車場の予約を行いたいと希望するユーザーは、情報センター(予約サーバ)に対して会員登録の申し出を行う。登録には、クレジットカード番号を必要としている。情報センター(予約サーバ)においては、そのクレジットカード番号に基づき、「チェックデジット」、すなわち当該クレジットカードが有効か否かを確認したら、会員の登録を行う。
換言すると、予約時点での「チェックデジット」、すなわち当該クレジットカードが有効か否かを確認を行っておけば、常時接続によるチェックデジットの必要性は小さくなる。
【0039】
ユーザーによる会員登録のためのデータとしては、氏名・氏名カナ・郵便番号・住所・電話番号・Eメールアドレス、誕生日、性別、クレジットカード情報、メールマガジンの有無という項目が必要となる。これらのデータを以下、「登録用データ」と略記する。登録用データにおける「電話番号」は、クレジットカード契約時に用いた電話番号に限るものではなく、駐車場の予約に関するユーザー認証を第一義としている。
また、登録用データとしては、必要に応じて住所、職場の電話番号などをデータ欄として用意するが、氏名、電話番号およびクレジットカード番号以外のデータは、ユーザー側の判断により入力しなくても良い項目を適宜設けることも可能である。
【0040】
登録の手続きは、インターネットを介して行える。具体的には、ユーザーに係るパーソナルコンピュータを用いて、情報センター(予約サーバ)が開設するウェブへ接続し、登録に必要な情報を送信する。この際、ユーザー側から送信される登録用データに関しては、暗号化などの技術を用いて、セキュリティを確保する。
なお、携帯電話でもインターネット接続が可能であるが、セキュリティが確保できないアクセスについては登録手続きを受け付けないようにしている。
【0041】
また、必要に応じて、インターネットへの接続に用いたアドレスまたは携帯電話の番号を、自らの氏名の代わりにあるいは氏名とともの情報センター(予約サーバ)へ登録する。登録すれば、予約時の照会手続きを簡素化できる。インターネットアドレスは氏名と異なり同姓同名があり得ないので、それだけで本人特定が可能であるためである。例えば、ユーザーIDとして代用が可能である。
ユーザーにとっては、既存のクレジットカードにて駐車場予約システムの利用の前提としての登録を行えばよいため、新たなクレジットカードを所有、管理する必要がない。駐車場管理者としても、新たなクレジットカードの発行およびその管理を行う必要がない。
【0042】
さて、現在のクレジットカードの番号は、クレジットNoの数字のつけかたは16桁であり、最初の4〜6文字がカード会社コードであり、最後の4桁が最初の12桁から計算されたチェックデジットとなっている。情報センターにおいては、原則としてその最後の4桁と英字3文字とを用いて、予約申込時のパスワードとして取り決めている。この取り決めによって、パスワードを暗記したり管理したりするユーザー側の負担を軽減することができる。クレジットカードが手元にあれば、英字以外の数字を思い出す必要がないからである。
なお、クレジット決済以外の決済方法として、携帯電話の電話代と一緒に徴収するしくみを採用することも可能である。
【0043】
(携帯電話での予約手続き)
予約のためのウェブは、インターネットにおいて用意されている。このインターネットのウェブは、携帯電話からのアクセスも可能としている。予約には、前日またはそれ以前の予約と、当日の予約とで、その手続きを異にしている。前者を「事前予約」、後者を「直前予約」として区別する。
【0044】
携帯電話で、駐車場の予約ウェブへアクセスする。そして、「予約用データ」を入力する。この予約用データとは、予約者を特定するためのIDおよびパスワード、予約したい日時、場所および駐車台数などである。本システムにおいては、IDとしては会員登録データとして用いた電話番号を、パスワードとしては前述のパスワード、すなわちクレジットカード最後の4桁と英字3文字とからなるパスワードを入力する。
【0045】
事前予約の場合には、予約用データを受信した情報センター(予約サーバ)は、決済センターによるオーソリーの結果がOKであり、且つ駐車場PCへデータを書き込んだら、予約ユーザーへ予約が完了した旨を報告する。
直前予約の場合には、決済センターによるオーソリーの結果がOKであり、且つ車室が確保可能であれば、予約ユーザーへ予約が完了した旨を報告する。
【0046】
なお、予約完了の時点で所定金額(例えば300円)をデポジットする。このデポジットは、ユーザーによって予約が遂行された場合には取り消されるが、予約を無断であるいは所定時期後にキャンセルしたような場合には取り消さずにそのまま徴収する。このしくみによって、予約の遂行促進、予約のキャンセル抑制、予約による駐車場運営者の損失防止などに対して、一定の効果がある。
【0047】
(駐車場への入庫)
上記の予約手続きを行ったユーザーが、予約した駐車場へ予約時刻にやってきたとする。まず、駐車場のゲートマシンへ、駐車場予約に係るクレジットカードを挿入する。すると、ゲートマシンは、予約用データに係る情報をクレジットカードの番号によって照合し、駐車券を発券する。駐車券の発券と同時に、駐車場のゲートを持ち上げ、入庫を可能とする。
なお、予約されたスペースが特定の駐車場番号である場合には、発券する駐車券へ、その駐車場番号を印字し、その番号のスペースへの駐車を誘導する。
【0048】
クレジットカード番号の照合を行ったら、前述のデポジットを解消する。すなわち、クレジットカード会社へ、予約時に引き落とし手続きをとっていた料金について、引き落としを行わない手続きに切り替えてもらうため、デポジット解消用データを送信する。換言すると、予約したユーザーがクレジットカードを予約時刻に間に合うようにゲートマシンへ挿入しない場合、すなわち予約が遂行されない場合には、デポジットは解消されず、その料金は引き落とされることとなる。
【0049】
ところで、デポジットの解消期限は、ユーザーが予約した内容についての予約時刻に対して所定時間(例えば30分)を減じた時刻から所定時間(例えば15分、後述する「予約リードタイム」と同義)を加えた時刻までとしている。予約した時刻に対して厳密さを要求したのでは、ユーザーにとって使い勝手が良くないからである。
【0050】
(駐車場からの出庫)
ユーザーが駐車場から出庫する際には、まず、ゲートマシンへ駐車券を挿入する。すると、クレジットカードを挿入するための挿入口が開き、ユーザーのクレジットカード挿入を促す。そして、クレジットカードが挿入されると、ゲートマシンは、そのクレジットカード番号を入力および記憶し、精算用データとともに蓄積する。そして、クレジットカード会社との間で精算手続きを行うためのデータとして処理する。
【0051】
なお、駐車に関して無料化または割引などのサービス券を入手したユーザーは、駐車券の挿入口へ挿入する。無料化サービス券の場合には、クレジットカード挿入口は開ける必要がない。割引サービス券の場合には、駐車料金から割引額を算出し、支払残高がゼロでない場合には、クレジットカード挿入口を開ける。
サービス券は、駐車場の周囲の商店やサービス提供店において、様々な特典(例えば、駐車料金の割引や無料化など)を内容とするチケットであり、ゲートマシンが読取可能であるように特典内容を磁気テープなどに記録してある。
【0052】
なお、次回に予約駐車をした場合における駐車料金の割引や無料化などのサービス内容を印刷したサービス券を、駐車場の周囲の商店やサービス提供店において配布してもらうこととすれば、駐車場の予約というシステムを広報する手段として間接的に寄与する。
【0053】
(定期処理)
通常、ある間隔(例えば1分毎)にて、駐車場のゲートマシンと情報センター(予約サーバ)とは、データのやりとりを行っている。
「ライフチェック」とは、情報センター(予約サーバ)と駐車場PCとが正常に稼働しているかどうかをチェックすることである。また、情報センター(予約サーバ)は、入庫台数に関するデータを駐車場のゲートマシンから吸い上げ、予約が可能かどうか、空きはいくつあるか、予約は遂行されたか、等のデータを管理する。
【0054】
(バッチ処理)
決済センターと駐車場のゲートマシンとの間でも、データのやりとりが行われている。ネガティブデータに関しては、通常は1日に最低1回行っている。
まず、クレジットカードの使用に関するネガティブデータ(図中では「ネガデータ」と略記)が発生した場合には、そのネガティブデータを決済センターから受信する。また、クレジットカードに基づく実売り上げのデータは、ゲートマシンから決済センターへ送信される。
【0055】
ネガティブデータとは、期限切れや限度額までの使用などの理由によって使用できなくなったクレジットカードの番号群である。ゲートマシンは、精算手続きに使用しようとするクレジットカードの番号がネガティブデータに該当しないかどうかをチェックし、該当する場合にはそのクレジットカードでの支払い手続きを拒否するのである。図4において再度説明する。
【0056】
(図2)
図2に基づいて、会員登録の仕組みを更に詳しく説明する。
ユーザーは、パーソナルコンピュータなどを用いて情報センター(予約サーバ)へアクセスし、登録用データを送信する。登録用データの入力フォーマットは、情報センター(予約サーバ)からユーザーのパーソナルコンピュータへ送信されるので、ユーザーはそのフォーマットにしたがって入力して送信すればよい。登録用データには、クレジットカード番号が含まれている。
【0057】
送信された登録用データは、情報センター(予約サーバ)における登録用データ受信手段が受信する。そして、登録用データの中からクレジットカード番号を抽出し、与信用データ送信手段がクレジットカード決済センターへ与信用データとして送信する。
クレジットカード決済センターは、カード番号受信手段によってクレジットカード番号が含まれた与信用データを受信し、与信用データベースへアクセスして使用可能なクレジットカード番号であるかどうかを与信判断手段が判断する。そして判断結果を与信結果データとして情報センター(予約サーバ)へ返信する。換言すると、予約時点での「チェックデジット」、すなわち当該クレジットカードが有効か否かを確認を行っておけば、後の手続きにおいて、常時接続によるチェックデジットの必要性は小さくなる。予約時に使用可能なクレジットカードが予約遂行の期間に失効する確率が低いためである。
【0058】
与信結果データを受信した与信結果受信手段は、使用可能なクレジットカード番号については、予約用データをユーザーへ返信する。このとき、ユーザーが携帯電話の番号または携帯電話のインターネット接続アドレスをも登録用データとして登録している場合には、携帯電話へも、予約用データを送信する。
また、同時に登録会員データベースへ蓄積し、以後の予約に対応する準備を整える。図示は省略するが、情報センター(予約サーバ)からは、登録されたユーザーにお礼のメールを送信する。
【0059】
(図3)
ユーザーは、駐車場を予約する場合、インターネット接続可能な携帯電話を用いて、情報センター(予約サーバ)が用意している予約用サイトへアクセスする。そして、登録会員であることが確認されたら、予約打診データ送信手段によって、予約管理PCへ予約打診データを送信する。予約打診データには、予約時刻および台数が含まれている。予約打診データの入力フォーマットは、情報センター(予約サーバ)からユーザーの携帯電話へ送信されるので、ユーザーはそのフォーマットにしたがって入力して送信すればよい。
駐車場管理データベースを用いて、その予約打診データに基づく予約が可能かどうかを予約判断手段が判断し、予約結果データを返信する。
【0060】
予約結果データを受信した情報センター(予約サーバ)では、決済センターに対して、予約に係るクレジットカードが使用可能かどうか、オーソリーをかける。決済センターでは、カード管理データベースにて確認し、確認結果を返信する。クレジットカードが使用可能であることが確認できたら、ユーザーに対して予約結果データを送信する。同時に、予約管理PCへ予約結果データを送信して蓄積させる。また、情報センター(予約サーバ)は予約者に予約お礼の電子メールを出す。このメールがユーザーにとっても予約完了の確認となる。
【0061】
なお、予約の打診とオーソリーとは、別々に行うとして説明したが、同時に行い、双方の条件が整わない場合には予約が不能である旨をユーザーへ返信することとしてもよい。
そのほか、予約用のウェブは、予約を行う場合だけでなく、自分の予約状況を確認できるようにしてある。キャンセルについては、直前のキャンセルはキャンセル料を発生させるなどの取り決めをするとともに、前日以前は、予約確認画面から予約の変更やキャンセルが行えるようにしている。
【0062】
(図4)
図4は、駐車場への入庫の際の手続きについて詳述したものである。駐車場のゲートマシンには、クレジットカードの挿入口があり、その挿入口へクレジットカードを挿入すると、カードデータ読取手段が当該クレジットカードのカードデータを読み取る。そして、そのカードデータは、クレジットカードの有効性と、予約の照合とに使用される。クレジットカードの有効性に関しては、決済センターから定期的に受信するネガティブデータを保存しているネガティブデータベースの管理データと前記カードデータとを用いて、ネガチェック手段が行う。そのネガチェック結果については、予約照合手段が照合結果を出力するのに用いる。
【0063】
予約の照合に関しては、駐車場管理データベースとカードデータとを用いて行い、照合できた場合には駐車券出力手段が駐車券を出力してユーザーに渡すとともに、出入り口のゲートを開閉するゲート開閉手段へ、開放命令を発する。これによって、ユーザーは入庫が可能となる。
なお、図示は省略するが、駐車場予約が可能である会員を済ませたユーザーからの予約に係る予約データ、予約が遂行されたか否かのデータ、予約時における予定駐車時間と実際の駐車時間との差、予約時刻と実際の到着時刻との差などのデータを蓄積することができる。それら蓄積されたデータは、運営上の分析データとして用いることができる。
【0064】
(図5)
図5は、駐車場への出庫の際の手続きについて詳述したものである。
まず、ユーザーに対して駐車券の挿入が要求され、駐車券データ読取手段が駐車券のデータを読み取る。また、各種サービス券が用意されている場合において当該ユーザーがそのサービス券を持っている場合には、そのサービス券も挿入する。駐車券データおよびサービス券データに基づいて、駐車料金算出手段が駐車料金を算出する。
なお、サービス券の裏面へ、次回に予約駐車をした場合における駐車料金の割引や無料化などのサービス内容を印刷しておくことにより、駐車場予約システムを広報することもできる。
【0065】
ここで、ユーザーに対して算出した駐車料金の投入を要求するが、同時にクレジットカードの挿入をも要求する。クレジットカードが挿入された場合には、ネガティブデータを用いたチェック行われ、それがOKであれば、そのクレジットカードでの精算が行われ、ユーザーへクレジットカードを返却する。
精算手続きが済むと、出入り口のゲートを開閉するゲート開閉手段へ、開放命令を発する。これによって、ユーザーは入庫が可能となる。
【0066】
(図6)
図6は、図4および図5に示した手続きの一部を簡素化したものである。すなわち、入庫時のクレジットカードについては、ライフチェックを省略するのである。これは、図2のように予約時に既にライフチェックが終わっているので、予約時から実際の入庫までの間にクレジットカードが無効化する確率が低いためである。また、仮に無効化していても、駐車料金精算の際にクレジットカードでの支払いを受け付けず、現金での支払いを要求すれば、駐車場管理者としては、損することがないからである。
【0067】
続いて、イレギュラーな事例への対応について説明する。なお、予約したユーザーのためには、予約者専用の入庫ゲート(予約ゲート)を用意する場合もある。
(登録データをユーザーが失念した場合)
まず、既に会員となったユーザーが予約をしようとした場合に、予約のために要求される本人確認のためのデータ(例えば、IDやパスワード)に関し、ウェブ登録した内容を忘れた場合には、電子メールで対応する。この場合、本人からのメールであることが確かめられる場合(電話番号等でマッチング)、登録データを通知する。ただし、クレジットカード番号は取り扱わない。
【0068】
(予約の無断キャンセル防止)
予約をしたユーザーが、予約リードタイム(例えば、予約時刻から15分)内に到着しなかった場合には、予約に係るクレジットカードから予約料のみを引き落とすということが可能である。この取り決めを予めユーザーへ告知しておくことで、予約の無断キャンセルを未然に防止できるとともに、実際の無断キャンセルが生じた場合にも売り上げが確保できる。
【0069】
具体的に、図7を用いて説明する。ユーザーが予約を打診すると、駐車場管理データベースから予約結果データが出力され、その予約結果データがユーザーへ情報センターから送信される。その予約に対して確認の意志表示をユーザーが示すため、予約確認データを送信すると、情報センターはデポジット送信手段が、クレジットカード決済センターへデポジット用データを送信する。このデポジット用データとは、ユーザー名、予約日時などを含み、クレジットカード会社がデポジット金額を引き落とすための手続きを行うためのデータである。
【0070】
そのほか、予約リードタイム経過後に当該ユーザーが入庫しようとした場合には、予約時に要求したクレジットカードの挿入は要求せず、駐車券の発行ボタンを押し、通常駐車券として入庫していただくこととなる。
【0071】
次に、予約が遂行された場合のデポジット取り消しについて、図8を用いて説明する。ユーザーが予約の時刻に入庫し、クレジットカードを挿入すると、そのクレジットカードからカードデータを読取、そのカードデータをクレジットカード決済センターへ送信する。そのカードデータに適合する予約に関するデポジットを、デポジット管理データベースから抽出し、デポジットを取り消しするというデータへ書き換える。この後、当該デポジットはキャンセルされ、ユーザーの銀行口座からの引き落としの対象とはならない。
【0072】
(予約に基づく入庫をしなかった場合)
予約をしたユーザーは、予約に係るクレジットカードの挿入を行うことで駐車場管理PCは予約の遂行を確認できる。すなわち、予約に係るクレジットカードの挿入が行われず、単に、駐車券の発行ボタンを押し、通常駐車券として入庫されてしまうと、予約が遂行されたこととはならない。この場合、ユーザーから連絡があった場合には、ユーザーには事後注意を喚起する連絡を発信する。また、ユーザーからの連絡がなかった場合には、無断キャンセルと同等の扱いをする。更に、この取り決めを予めユーザーへ告知しておくことで、予約の無断キャンセルを未然に防止する。
【0073】
(予約者よりキャンセル、変更の連絡が電話で入った場合)
予約もキャンセルもウェブにてのみ受け付けているため、電話での変更はできない旨を予約者に連絡する。また、予約リードタイムを超過すると自動的にキャンセルされ、予約料をクレジットより徴収する旨(予約料を設定する場合)を予約者へ同時に連絡する。
【0074】
(予約照合が失敗する場合)
予約したにもかかわらず、クレジットカードの受付が失敗する場合には、以下のような原因が考えられる。
1)カードそのものに不備があり、カードデータの読取ができない場合
2)予約者がクレジットカードを間違えている場合
3)予約者が予約時刻を勘違いしている場合
4)予約者が予約リードタイムより遅れて入庫した場合
以上の場合には、駐車場係員がユーザーの氏名を尋ね、ゲートをオープンする。また、同時に、入庫予定時間を超過すると自動的にキャンセルされ、キャンセル料をクレジットより徴収する旨を予約者に連絡する。駐車場管理者は、予約者の名前、電話番号、カーナンバーを控えておく。
【0075】
(予約ゲートに予約者でない利用者が来る場合)
駐車券ボタンを押すことによって、通常駐車券として入庫してもらう。駐車場係員に問合せがあった場合は、ユーザに予約専用である旨を連絡する。
【0076】
(予約者がクレジットカードを忘れた場合)
予約ゲートまで到着している場合は駐車券ボタンを押すことによって、通常駐車券として入庫してもらう。予約者から事前に連絡があった場合には、駐車場係員が次回への注意喚起をして通常ゲートから入庫するよう、応対する。
【0077】
(予約者のクレジットカードが精算機で読めない場合)
ひとまず、現金で支払っていただくように、精算機がユーザーに対して要求する。ユーザーより問合せがあった場合は、原因調査後、後日その旨をユーザーへ説明する。
【0078】
(会員データの変更)
ユーザーは、ウェブを介して会員データの変更を行なえる。クレジットカード番号の変更の場合は、チェックデジットおよびオーソリを再度行う。登録変更されたデータは、情報センター(予約サーバ)に格納する。そして、変更した内容確認のためのメールをユーザーへ送信する。
【0079】
【発明の効果】
請求項1から請求項7に記載の発明によれば、駐車場を予約したユーザーに対する、予約遂行の手続きおよび決済を簡便化するシステムを提供することができた。
請求項8から請求項12に記載の発明によれば、駐車場を予約したユーザーに対する、予約遂行の手続きおよび決済を簡便化するプロセスを提供することができた。
請求項13から請求項15に記載の発明によれば、駐車場を予約したユーザーに対する、予約遂行の手続きおよび決済を簡便化するプロセスを実行するコンピュータプログラムを提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の全体を示すフローチャートである。
【図2】実施形態における会員登録を示す概念図である。
【図3】実施形態における駐車場予約を示す概念図である。
【図4】実施形態における予約遂行を示す概念図である。
【図5】実施形態における料金精算を示す概念図である。
【図6】第二の実施形態における入庫および出庫時を示す概念図である。
【図7】予約完了およびデポジットの関係を示す概念図である。
【図8】予約遂行およびデポジット取り消しの関係を示す概念図である。

Claims (15)

  1. クレジットカードのカードデータを用いて駐車場を予約したユーザーに対して、予約の遂行および精算手続きを行うシステムであって、
    前記クレジットカードのカードデータを読み取るカードデータ読取手段と、
    そのカードデータおよび予約データを蓄積した駐車場管理データベースを用いて予約の確認を行う予約照合手段と、
    照合結果として予約が確認できたら駐車開始時刻を駐車券データとして記録した駐車券を出力する駐車券出力手段とを備えた駐車場予約遂行システム。
  2. 駐車場管理データベースには、使用不能なカードに関するネガティブデータを蓄積しており、
    カードデータ読取手段が読み取ったカードデータを前記ネガティブデータと照会する照会手段と、
    その照会手段による照会結果において使用不能なカードである場合にはその旨を記憶する記憶手段とを備えた請求項1記載の駐車場予約遂行システム。
  3. 駐車券出力手段は、予約に係る駐車情報を駐車券データとして駐車券へ書き込む駐車情報書き込み手段を備えた請求項1または請求項2のいずれかに記載の駐車場予約遂行システム。
  4. 予約照合手段による予約が確認できない場合において、現在の満空情報を蓄積した駐車場管理データベースへアクセスする満空確認手段を備え、
    その満空確認手段によって空きが確認できた場合には、駐車券出力手段が駐車券を出力することとした請求項1記載の駐車場予約遂行システム。
  5. 駐車券の駐車券データを読み取る駐車券データ読取手段と、
    その駐車券データを用いて駐車料金を算出する駐車料金算出手段と、
    クレジットカードからカードデータを再度読み取るカードデータ再読取手段と、
    そのカードデータ再読取手段が読み取ったカードデータと、前記駐車券データとを用いて、当該クレジットカードによる精算を行うカード精算処理手段とを備えた請求項1から請求項4のいずれかに記載の駐車場予約遂行システム。
  6. カードデータ再読み取り手段が読み取ったカードデータを前記ネガティブデータと照会する照会手段を備えた請求項5記載の駐車場予約遂行システム。
  7. 駐車場管理データベースへ蓄積される予約データは、駐車場予約が可能である会員を済ませたユーザーからの予約に係るもののみとした請求項1から請求項6のいずれかに記載の駐車場予約遂行システム。
  8. クレジットカードのカードデータを用いて駐車場を予約したユーザーに対して、予約の遂行および精算手続きを行う方法であって、
    前記クレジットカードのカードデータを読み取るカードデータ読取手順と、
    そのカードデータおよび予約データを蓄積した駐車場管理データベースを用いて予約の確認を行う予約照合手順と、
    照合結果として予約が確認できたら駐車開始時刻を駐車券データとして記録した駐車券を出力する駐車券出力手順とを備えた駐車場予約遂行方法。
  9. 駐車場管理データベースに、使用不能なカードに関するネガティブデータを蓄積するネガティブデータ蓄積手順と、
    カードデータ読取手順にて読み取ったカードデータを前記ネガティブデータと照会する照会手順と、
    その照会手順による照会結果において使用不能なカードである場合にはその旨を記憶する記憶手順とを備えた請求項8記載の駐車場予約遂行方法。
  10. 予約照合手順において予約が確認できない場合において、現在の満空情報を蓄積した駐車場管理データベースへアクセスする満空確認手順と、
    その満空確認手順によって空きが確認できた場合には、駐車券を出力する確認後駐車券出力手順とを備えた請求項8記載の駐車場予約遂行方法。
  11. 駐車券の駐車券データを読み取る駐車券データ読取手順と、
    その駐車券データを用いて駐車料金を算出する駐車料金算出手順と、
    クレジットカードからカードデータを再度読み取るカードデータ再読取手順と、
    そのカードデータ再読取手順において読み取ったカードデータと、前記駐車券データとを用いて、当該クレジットカードによる精算を行うカード精算処理手順とを備えた請求項8から請求項10のいずれかに記載の駐車場予約遂行方法。
  12. カードデータ再読み取り手順にて読み取ったカードデータを前記ネガティブデータと照会する照会手順を備えた請求項11記載の駐車場予約遂行方法。
  13. コンピュータに対し、クレジットカードのカードデータを用いて駐車場を予約したユーザーに対して、予約の遂行および精算手続きを実行させるプログラムであって、
    そのプログラムは 前記クレジットカードのカードデータを読み取るカードデータ読取手順と、
    そのカードデータおよび予約データを蓄積した駐車場管理データベースを用いて予約の確認を行う予約照合手順と、
    照合結果として予約が確認できたら駐車開始時刻を駐車券データとして記録した駐車券を出力する駐車券出力手順とを実行させるためのコンピュータプログラム。
  14. 予約照合手順において予約が確認できない場合において、現在の満空情報を蓄積した駐車場管理データベースへアクセスする満空確認手順と、
    その満空確認手順によって空きが確認できた場合には、駐車券を出力する確認後駐車券出力手順とを備えた請求項13記載のコンピュータプログラム。
  15. 駐車券の駐車券データを読み取る駐車券データ読取手順と、
    その駐車券データを用いて駐車料金を算出する駐車料金算出手順と、
    クレジットカードからカードデータを再度読み取るカードデータ再読取手順と、
    そのカードデータ再読取手順において読み取ったカードデータと、前記駐車券データとを用いて、当該クレジットカードによる精算を行うカード精算処理手順とを備えた請求項13または請求項14記載のコンピュータプログラム。
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