JP2002073173A - 自動走行車両の駐車システム - Google Patents

自動走行車両の駐車システム

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JP2002073173A
JP2002073173A JP2000265096A JP2000265096A JP2002073173A JP 2002073173 A JP2002073173 A JP 2002073173A JP 2000265096 A JP2000265096 A JP 2000265096A JP 2000265096 A JP2000265096 A JP 2000265096A JP 2002073173 A JP2002073173 A JP 2002073173A
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vehicle
course
automatic traveling
cart
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JP2000265096A
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Reiichi Kachi
令一 加地
Toshiaki Matsushita
俊明 松下
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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  • Steering Controls (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車間距離を詰めて自動走行車両を駐車させる
ことによって駐車場の収容能力を高めることができる自
動走行車両の駐車システムを提供すること。 【構成】 誘導線を検知しながら該誘導線に沿って自走
するカート(自動走行車両)1を車庫(駐車場)51に
導入するための1つの導入コース35Aから分岐する複
数の駐車コース35C1 〜35Cn を車庫51に並設
し、追突防止手段によって先行車との距離が所定値以下
にならないようにして各駐車コース35C1〜35Cn
上に複数のカート1を順次駐車させるようにした自動走
行車両の駐車システムにおいて、前記1つの導入コース
35Aから前記複数の駐車コース35C1 〜35Cn
何れか1つにカート1が導入される際、該カート1の追
突防止手段の作動レベルを所定のレベルに低減させる駐
車制御手段を設ける。本発明によれば、カート1の駐車
時に追突防止手段の作動レベルを低減させることによっ
て車間距離を詰めることができるため、各駐車コース3
5C1 〜35Cn における駐車可能台数が増えて車庫5
1の収容能力が高められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中に埋設された
誘導線を検知しながらこれに沿って自走する自動走行車
両の駐車システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ゴルフカート等の自動走行車両は、地中
に埋設された誘導線をセンサによって検出しながら該誘
導線に沿うよう自動操舵されるとともに、先行車に接近
したときに車間距離を一定に保つよう自動的に停止され
る自動停止制御がなされる。
【0003】ここで、上記自動停止制御は、先行車の後
部に設けられた送信機から送信される電磁波を後続車の
前部に設けられた受信機が受信したときにブレーキを作
動させることによってなされる。
【0004】ところで、ゴルフカートの入出車を上記自
動停止制御を利用して自動的に行う制御システムが提案
されている(特開平11−155990号公報参照)。
この制御システムは、各ゴルフカートに付された番号を
読み取り、その番号に対応する予約データから該ゴルフ
カートを収納すべきレーンを確認し、誘導線切替装置に
よってそのレーンの誘導線のみを励磁してゴルフカート
を所定のレーンに入庫させる方式を採用している。そし
て、この制御システムでは、各レーンの出口付近に停止
マーカーを設置し、先頭のゴルフカートは前記停止マー
カーを検知して停止し、後続のゴルフカートは衝突防止
用検知装置を用いた自動停止制御によって所定の車間距
離を保って順次停止するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記制御シ
ステムに使用されている衝突防止用検知装置の感度は、
通常のコースを走行するときの走行速度での停車に要す
る制動距離(例えば、下り坂等の走行時の制動距離)を
考慮して可成り高い値に設定されているため、車庫内で
のゴルフカートの車間距離を十分詰めることができず、
車庫に収容し得るカートの台数が少なくなってしまうと
いう問題があった。
【0006】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、車間距離を詰めて自動走行車
両を駐車させることによって駐車場の収容能力を高める
ことができる自動走行車両の駐車システムを提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、誘導線を検知しながら該誘
導線に沿って自走する自動走行車両を駐車場に導入する
ための1つの導入コースから分岐する複数の駐車コース
を駐車場に並設し、追突防止手段によって先行車との距
離が所定値以下にならないようにして各駐車コース上に
複数の自動走行車両を順次駐車させるようにした自動走
行車両の駐車システムにおいて、前記1つの導入コース
から前記複数の駐車コースの何れか1つに自動走行車両
が導入される際、該自動走行車両の追突防止手段の作動
レベルを所定のレベルに低減させる駐車制御手段を設け
たことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記1つの導入コースから前記複数の駐車
コースに分岐する分岐点の導入コース側近傍に駐車定点
を設置するとともに、該駐車定点を検出する駐車定点検
出手段を自動走行車両に設け、該駐車定点検出手段が前
記駐車定点を検出したときに前記駐車制御手段によって
前記追突防止手段の作動レベルを所定のレベルに低減さ
せるようにしたことを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記追突防止手段を、先行車から送信され
る追突防止信号を受信する受信手段と追突防止信号を後
続者に向かって送信する送信手段とで構成し、自動走行
車両が駐車コースに駐車したときに前記駐車制御手段に
よって当該車両の送信手段の送信出力を所定レベルに低
減させるようにしたことを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何
れかに記載の発明において、1つの駐車コースに駐車さ
れた自動走行車両の台数が予め決められた設定台数にな
ったか否かを判定する台数判定手段と、該台数判定手段
が設定台数になったと判定したときに自動走行車両を駐
車させるべき駐車コースを1つの駐車コースから未だ駐
車されていない他の駐車コースに変更する駐車コース変
更手段を設けたことを特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、前記台数判定手段が判定した自動走行車両
の駐車台数の数値を、駐車コースに実際に導入された自
動走行車両の台数に拘らず増減させる数値増減手段を設
けたことを特徴とする。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項1〜5の何
れかに記載の発明において、自動走行車両を駐車場から
導出するための1つの導出コースを前記複数の駐車コー
スに接続し、駐車場から導出された自動走行車両が駐車
コースから導出コースに到達した後に一定距離だけ走行
したとき、前記追突防止手段の低減させた作動レベルを
前記駐車制御手段によって元のレベルに戻すようにした
ことを特徴とする。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項1〜6の何
れかに記載の発明において、追突防止信号を送信する停
車装置を駐車場に設置し、該停車装置から送信される追
突防止信号を最先の自動走行車両の追突防止手段の受信
手段が受信することによって該最先の自動走行車両を停
車させるようにしたことを特徴とする。
【0014】請求項8記載の発明は、請求項1〜7の何
れかに記載の発明において、電流が通電される誘導線を
各駐車コースに個別に埋設し、該誘導線から発生する磁
界によって自動走行車両を自動操舵するとともに、誘導
線に電流が通電されなくなったときに前記駐車制御手段
による自動走行車両の駐車制御を行うようにしたことを
特徴とする。
【0015】請求項9記載の発明は、請求項1〜8の何
れかに記載の発明において、電流が通電される誘導線を
各駐車コースに個別に埋設し、該誘導線から発生する磁
界によって自動走行車両を自動操舵するとともに、誘導
線に電流が通電されなくなった後、再び通電されたとき
に前記駐車制御手段による自動走行車両の駐車制御を自
動的に解除するようにしたことを特徴とする。
【0016】請求項10記載の発明は、請求項7記載の
発明において、前記停車装置から送信される追突防止信
号をON/OFF可能としたことを特徴とする。
【0017】従って、請求項1記載の発明によれば、自
動走行車両の駐車時に追突防止手段の作動レベルを低減
させることによって車間距離を詰めることができるた
め、各駐車コースにおける駐車可能台数が増えて駐車場
の収容能力が高められる。
【0018】請求項2記載の発明によれば、分岐点の導
入コース側近傍に駐車定点を設置したため、設置箇所が
1箇所で済むとともに、駐車定点を設置するだけの簡単
な構成で追突防止手段の作動レベルを所定のレベルに低
減させることができる。
【0019】請求項3記載の発明によれば、後続車は、
先行車が駐車すべき位置に駐車されるまでは該先行車に
対して或る程度の車間距離を維持しながら追従すること
ができるため、駐車作業を円滑に行うことができる。
又、駐車後も送信手段を継続して作動させる場合、収容
台数を確保するために隣り合う駐車コースを互いに近接
させて設けると、既に駐車を完了した車両の送信手段か
ら送信される追突防止信号を隣の駐車コースを走行して
これから駐車しようとする車両の受信手段が受信して当
該車両が誤停止してしまう可能性があるが、駐車中の車
両の送信手段の送信出力を低減させるようにしたため、
そのような不具合は発生しない。
【0020】請求項4記載の発明によれば、台数判定手
段が設定台数になったと判定したときに自動走行車両を
駐車させるべき駐車コースを1つの駐車コースから未だ
駐車されていない他の駐車コースに変更するようにした
ため、自動走行車両を駐車場に効率良く駐車させること
ができる。
【0021】請求項5記載の発明によれば、駐車場に駐
車してあった自動走行車両を車両整備等の事情により駐
車場から一旦搬出した後、該自動走行車両が駐車されて
いた駐車コースに他の車両を駐車させる場合であって、
駐車場から一旦搬出した前記車両を再度元の駐車コース
に戻す予定があるときには、その駐車スペースを確保す
ることができる。
【0022】請求項6記載の発明によれば、自動走行車
両を駐車場から搬出して通常走行させる場合、追突防止
手段の低減された作動レベルが自動的に元のレベルに復
帰するため、手動操作を要することなく自動走行車両を
支障なく通常走行させることができる。
【0023】請求項7記載の発明によれば、自動走行車
両に設置された追突防止手段の受信手段の機能をそのま
ま使用して最先の自動走行車両を駐車させることができ
るため、自動走行車両に特別な装置を設ける必要がな
く、自動走行車両の構成を簡略化することができる。
【0024】請求項8記載の発明によれば、駐車制御手
段への通電の遮断が複数の車両に対して一斉になされ、
しかも、その操作を容易に行うことができ、車両毎にス
イッチをOFFする等の面倒な操作が不要となる。
【0025】請求項9記載の発明によれば、駐車制御手
段への通電の再開が複数の車両に対して一斉になされ、
しかも、その操作を容易に行うことができ、車両毎にス
イッチをONする等の面倒な操作が不要となる。
【0026】請求項10記載の発明によれば、停車装置
から送信される追突防止信号をOFFするだけで駐車中
の自動走行車両を駐車場から容易に発進させることがで
きる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0028】図1は自動走行車両の一形態としてのゴル
フカートの側面図、図2は同ゴルフカートの平面図、図
3は同ゴルフカートの構成を示すブロック図である。
【0029】図1及び図2に示すゴルフカート(以下、
カートと略称する)1は、エンジン2を駆動源として走
行するものであって、左右一対の前輪3と後輪4との間
に前部シート5と後部シート6を装備するとともに、不
図示のキャディバッグを載せるためのバッグキャリア7
を配置している。
【0030】ところで、このカート1は、前部シート5
に着座した乗員が運転する走行形態(以下、手動走行モ
ードと称する)と、図2に示す誘導線8を検知しながら
これに沿って自動走行する走行形態(以下、自動走行モ
ードと称する)とを選択することができるよう構成され
ている。尚、手動走行モードと自動走行モードの切り替
えは、図3に示す操作盤9のメインスイッチ10及びモ
ード切替スイッチ11の操作によってなされる。
【0031】又、カート1は、自動走行モードで走行し
ている場合に先行車との車間距離が短くなったとき、後
述する追突防止手段によって停車するよう構成されてい
る。
【0032】他方、手動走行モードでは、操向ハンドル
12(図1及び図3参照)と図3に示すアクセルペダル
13及びブレーキペダル14を乗員が人為的に操作する
ことによってカート1が走行せしめられる。即ち、乗員
がアクセルペダル13を踏み込むと、該アクセルペダル
13に連動するアクセルポテンショメータ15とアクセ
ルスイッチ16から制御信号がメインコントローラ17
のCPU18に送出され、CPU18によってエンジン
2が制御される。
【0033】具体的には、エンジン2の制御は、車速が
アクセルペダル13の踏込み量に対応する値になるよう
にキャブレタ19の不図示のスロットル弁をスロットル
モータ20で駆動することによってなされる。スロット
ルモータ20とスロットル弁とは、これら両者の回転軸
にそれぞれ取り付けられたプーリ21,22とこれらの
プーリ21,22間に巻装されたベルト23とで構成さ
れる動力伝達機構によって接続されている。
【0034】そして、車速は、後輪4側のトランスミッ
ション24に設けられた車速センサ25,26によって
検出され、スロットル弁の開度は、スロットル弁側のス
ロットルポテンショメータ27とスロットルモータ20
側のスロットルモータポテンショメータ28によって検
出される。尚、エンジン2の動力は、図3に示すVベル
ト式自動変速機29を介して前記トランスミッション2
4に伝達される。
【0035】一方、乗員がブレーキペダル14を踏み込
むと、踏力が切替機構30からワイヤーを介して前輪3
と後輪4の各ドラムブレーキ31に伝達され、各ドラム
ブレーキ31が作動して所要の制動力が発生する。
【0036】他方、自動走行モードでは、前記操向ハン
ドル12がステアリングクラッチ32によって操舵系か
ら切り離されて一定位置に固定され、操舵制御と、指定
した地点(以下、定点と称する)で走行状態を変化させ
る定点制御とがCPU18によって実行される。
【0037】而して、カート1は、前記操作盤9の発進
・停止スイッチ33を操作することによって自動走行モ
ードで走行する。尚、前記定点としては、走行路の曲が
り角の前後、指定停止点等が挙げられる。
【0038】又、自動走行モードでの操舵は、車体前部
の下部に幅方向に並設された3個の誘導線センサ34に
よって走行ルート35(図2参照)に埋設された前記誘
導線8を検出し、誘導線センサ34が誘導線8を追従す
るようにステアリング軸36をステアリングモータ37
(図3参照)で回動させることによってなされる。
【0039】更に、自動走行モードでの車速の増減・停
車等の定点制御は、図2に示すように走行ルート35に
埋設された定点部材38,39,40とトリガー部材4
1とを定点部材検出用センサ42とトリガー部材検出用
センサ43によって検出し、この検出結果に基づいてC
PU18がキャブレタ19やドラムブレーキ31、トラ
ンスミッション24の電磁ブレーキ等を制御することに
よってなされる。
【0040】ここで、キャブレタ19の自動制御は、ス
ロットルポテンショメータ27及びスロットルモータポ
テンショメータ28から送出されるフィードバック信号
に基づいてスロットル開度が設定値となるよう制御信号
をスロットルモータ20に送出することによってなされ
る。又、自動制動制御は、車速センサ25,26から送
出される車速信号に基づいて車速が設定値となるようブ
レーキ用モータ44に制御信号を送出することによって
なされる。
【0041】ところで、上記ブレーキ用モータ44はギ
ヤ45を介して前記切替機構30に接続されており、こ
のブレーキ用モータ44を作動させることによって手動
走行モードと同様にドラムブレーキ31で制動を行うこ
とができる。尚、制動時には、停止直前であって、車速
が予め設定された速度を下回ったときに電磁ブレーキ4
6を作動させる。
【0042】尚、前記追突防止手段は、図1〜図3に示
すように、先行のカート1から送信される追突防止信号
を受信する受信機47と追突防止信号を後続のカート1
に向かって送信する送信機48とで構成されている。
又、カート1の前後方向略中央であって、幅方向中央に
は永久磁石49が取り付けられている。
【0043】次に、本発明に係る駐車システムの全体構
成を図4に基づいて説明する。
【0044】図4は本発明に係る駐車システムの構成図
であり、同図において、50はマスター室、51は車庫
であり、マスター室50には誘導線制御盤52とコント
ロールパネル53が設置され、車庫51にはコントロー
ルボックス54が設置されている。そして、誘導線制御
盤52とコントロールパネル53はコントロールボック
ス54に電気的に接続され、コントロールボックス54
には交流電源55が接続されている。
【0045】ここで、コントロールパネル53の構成を
図5に示すが、このコントロールパネル53には、
「1」〜「7」の番号が付されて横に並設された7つの
入庫台数表示灯56と、「1」〜「8」の番号が付され
て縦に並設された各8つの稼働レーン表示灯57及び空
車/満車表示灯58と、各1つの入庫/出庫切替スイッ
チ59、自動/手動切替スイッチ60、入庫/出庫台数
補正スイッチ61及び手動レーン切替スイッチ62が配
置されている。
【0046】又、図4に示すように、前記誘導線8を敷
設することによって構成される前記走行ルート35の一
部は、カート1を車庫に導入するための1つの導入コー
ス35Aと、車庫51に駐車されたカート1を搬出する
ための1つの導出コース35Bを構成しており、車庫5
1内には、導入コース35Aから分岐する複数(本実施
の形態では8つ)の駐車コース35C1 ,35C2 ,3
5C3 ,… …,35Cn が並設され、各駐車コース3
5C1 〜35Cn は1つの前記導出コース35Bに合流
している。尚、各駐車コース35C1 〜35Cn 上には
複数台(本実施の形態では、7台)のカート1を適当な
間隔をあけて前から順次駐車可能であって、各駐車コー
ス35C1 〜35Cn は端から順に第1レーン、第2レ
ーン、……、第nレーン(本実施の形態では、n=8)
と称される。
【0047】ここで、各駐車コース35C1 〜35Cn
には電流が通電される誘導線が個別に埋設されており、
車庫51内においても誘導線から発生する磁界によって
カート1が自動操舵されるとともに、追突防止手段によ
って先行車との距離が所定値以下にならないようにして
各駐車コース35C1 〜35Cn 上に複数台のカート1
が順次駐車せしめられる。
【0048】ところで、走行ルート35の1つの導入コ
ース35Aから複数の駐車コース35C1 〜35Cn
分岐する分岐点Aの導入コース35A側近傍には、
「N」極と「S」極の永久磁石を組み合わせて構成され
る入庫モードセット定点63が設置され、車庫51内の
分岐点A近傍には入庫待機用発信機64と入庫台数検出
用センサ65が設置されている。又、複数の駐車コース
35C1 〜35Cn が1つの導出コヘース35Bに合流
する合流点Bの導出コース35B側近傍には、出庫台数
検出用センサ66と入庫モード解除定点67が設置され
ている。
【0049】更に、車庫51内の各駐車コース35C1
〜35Cn の先端位置には出庫待機用発信機68がそれ
ぞれ設置されており、これらの出庫待機用発信機68と
前記入庫待機用発信機64、入庫台数検出用センサ65
及び出庫台数検出用センサ67は前記コントロールボッ
クス54に電気的に接続されている。
【0050】而して、本発明に係る駐車システムは、カ
ート1に設置された駐車定点検出手段が前記入庫モード
セット定点63を検出したときに当該カート1の走行モ
ードが入庫モードにセットされ、該カート1が車庫内の
所定の位置に駐車せしめられたときに前記コントロール
ボックス54によって当該カート1の追突防止手段の作
動レベル(具体的には、送信機48の出力レベル)を所
定のレベルに低減させるようにしたことを特徴とする。
【0051】以下、本駐車システムにおける入庫時の処
理手順を図6に示すフローチャートに基づいて説明す
る。
【0052】カート1の車庫51への入庫に際しては、
コントロールパネル53の自動/手動切替スイッチ60
が「自動」の状態で入庫/出庫切替スイッチ59を「入
庫」に手動で切り替える(ステップS1)。すると、車
庫51内の第1レーンの誘導線に通電され、入庫待機用
発信機64がOFFされるとともに、全レーンの出庫待
機用発信機68がONされる(ステップS2)。
【0053】而して、カート1が入庫モードセット定点
63を通過してこれを検知すると、カート1の走行モー
ドは「入庫モード」に切り替わり、カート1は入庫を開
始する(ステップS3)。このとき、前述のように入庫
待機用発信機64はOFFされているため、カート1は
導入コース35Aに沿って車庫51に導入され、入庫台
数検出用センサ65がカート1に取り付けられた永久磁
石49に反応して通過するカート1の台数をカウントす
る(ステップS4)。
【0054】ところで、最初は第1レーンの誘導線に通
電されているため、カート1は第1レーンに前から順次
導入されて駐車されるが、先頭のカート1はこれに設け
られた追突防止手段の受信機47が出庫待機用発信機6
8からの追突防止信号を受信することによって所定の先
頭位置に駐車せしめられる。このようにカート1が所定
のレーンの所定位置に駐車せしめられると、該カート1
に設けられた追突防止手段の送信機48の出力レベルが
所定のレベルに低減される。ここで、カート1がレーン
上に駐車されたものとの判断は、電磁ブレーキ46に対
して作動指令信号が出力されたこと、車速センサ25,
26が0を出力したこと等によってなされる。
【0055】その後、第1レーンには先頭のカート1に
続いて2台目のカート1が導入され、該2台目のカート
1はこれに設けられた追突防止手段の受信機47が先頭
のカート1の送信機48から送信される追突防止信号を
受信することによって先頭のカート1との間に所定の車
間距離を保って駐車されるが、前述のように先頭のカー
ト1の送信機48の出力レベルが所定のレベルに低減さ
れているため、2台目のカート1は先頭のカート1との
距離を詰めて駐車されることとなる。
【0056】そして、上述のように2台目のカート1が
第1レーンの所定位置に駐車せしめられると、該カート
1に設けられた追突防止手段の送信機48の出力レベル
が所定のレベルに低減される。
【0057】以下、同様にして第1レーンに所定台数
(本実施の形態では、7台)のカート1が前から順に駐
車されて入庫台数検出用センサ65がカウントした台数
mが所定値(m=7)に達すると、入庫台数検出用セン
サ65のカウント数をクリアするとともに、入庫待機用
発信機64をタイマーによって所定時間だけONする
(ステップS5,S6)。すると、後続のカート1は入
庫待機用発信機64からの信号を受信してその位置で停
車する。
【0058】そして、カート1が停止してから所定時間
が経過し、入庫待機用発信機64がOFFすると、通電
が第1レーンから第2レーンに切り替えられ、第2レー
ンへのカート1の駐車が第1レーンのときと同様の手順
でなされる(ステップS7)。尚、コントロールパネル
53に設けられた手動レーン切替スイッチ62を手動で
操作することによってカート1が入庫すべきレーンを任
意に選択することができる。
【0059】以下、同様にしてカート1の駐車が第nレ
ーン(本実施の形態では、第8レーン)まで実施されて
車庫51がカート1で満車状態になると、入庫待機用発
信機64をONして後続のカート1の車庫51への入庫
を禁止し(ステップS8,S9)、コントロールパネル
53の入庫/出庫切替スイッチ59を「切」に手動で切
り替える(ステップS10)。すると、レーンへの通電
がOFFされるとともに、各発信機64,68及びセン
サ65,66がOFFされ、全カート1の電源をオート
パワーOFFする。
【0060】以上のように、本発明に係る駐車システム
においては、カート1の駐車時に当該ムカート1に設け
られた追突防止手段の送信機48の出力レベルを低減さ
せるようにしたため、カート1を車間距離を詰めて駐車
させることができ、各レーンにおけるカート1の駐車可
能台数が増えて車庫51の収容能力が高められる。
【0061】又、本発明に係る駐車システムでは、後続
のカート1は、先行のカート1が駐車すべき位置に駐車
されるまでは該先行のカート1に対して或る程度の車間
距離を維持しながら追従することができるため、駐車作
業が円滑に行われる。そして、又、駐車後もカート1の
追突防止手段の送信機48を継続して作動させる場合、
収容台数を確保するために隣り合う駐車コースを互いに
近接させて設けると、既に駐車を完了したカート1の送
信機48から送信される追突防止信号を隣の駐車コース
を走行してこれから駐車しようとするカート1の受信機
47が受信して当該カート1が誤停止してしまう可能性
があるが、本実施の形態では駐車中のカート1の送信機
48の送信出力を低減させるようにしたため、そのよう
な不具合は発生しない。
【0062】尚、カート1が入庫モードセット定点63
を検知すると該カート1の車速を下げるようにすれば、
カート1の制動距離が短縮されるため、駐車時の前後の
カート1の車間距離を更に縮めることができ、その分だ
け車庫51の収容能力を高めることができる。
【0063】更に、本実施の形態では、分岐点Aの導入
コース35A側近傍に入庫モードセット定点63を設置
したため、その設置箇所が1箇所で済むとともに、入庫
モードセット定点63を設置するだけの簡単な構成で入
庫モードにセットして追突防止手段の作動レベルを所定
のレベルに低減させることができる。
【0064】又、本発明に係る駐車システムにおいて
は、入庫台数検出用センサ65が設定台数になったと判
定したときにカート1を駐車させるべきレーンを1つの
駐車レーンから未だ駐車されていない次のレーンに変更
するようにしたため、カート1を車庫51に効率良く駐
車させることができる。
【0065】ところで、本実施の形態に係る駐車システ
ムにおいては、コントロールパネル53に設けられた前
記入庫/出庫台数補正スイッチ61を操作することによ
って、入庫台数検出用センサ65がカウントしたカート
1の駐車台数の数値を、レーンに実際に導入されたカー
ト1の台数如何に拘らず増減させることができる。この
ため、車庫51に駐車してあったカート1を整備等の事
情により車庫51から一旦搬出した後、該カート1が駐
車されていたレーンに他のカート1を駐車させる場合で
あって、車庫51から一旦搬出した前記カート1を再度
元のレーンに戻す予定があるときには、その駐車スペー
スを確保することができる。
【0066】又、本実施の形態に係る駐車システムにお
いては、追突防止信号を送信する出庫待機用発信機68
を車庫51内の各レーンにそれぞれ設置し、該出庫待機
用発信機68から送信される追突防止信号を各レーンに
ついて先頭のカート1の追突防止手段の受信機47が受
信することによって該先頭のカート1を停車させるよう
にしたため、カート1に設置された受信機47の機能を
そのまま使用して先頭のカート1を駐車させることがで
き、カート1に特別な装置を設ける必要がなく、カート
1の構成を簡略化することができる。
【0067】ところで、車庫51内の各レーンに敷設さ
れた誘導線に電流が通電されなくなったときにカート1
の駐車制御を行うようにすれば、メインコントローラ1
7への通電の遮断が複数のカート1に対して一斉になさ
れ、しかも、その操作を容易に行うことができるため、
カート1毎にメインスイッチ10をOFFする等の面倒
な操作が不要となる。
【0068】ここで、誘導線に電流が通電されなくなっ
たときは、本来、脱輪制御(自動停止、駐車ブレーキ
(電磁ブレーキ)作動、警告灯点灯、警報作動)がなさ
れるが、カート1の駐車制御では、脱輪制御の動作にお
いて警告灯及び警報が作動しないようにしている。尚、
本実施の形態では、管理者が各カート1のメインスイッ
チ10をOFFして主電源をOFFするようにしている
が、これを行わなくても駐車してから一定時間経過後に
カート1の主電源が自動的にOFFされるようにしてい
る。誘導線に電流が通電されなくなったときに主電源が
自動的にOFFされるようにしても良く、このようにす
れば無駄な電力消費が防がれる。何れの場合も、主電源
がOFFされても、入庫モードに設定されたことはメモ
リ部に記憶されており、主電源がONされたときに入庫
モードに基づいて制御がなされる。
【0069】次に、本駐車システムにおける出庫時の処
理手順を図7に示すフローチャートに基づいて説明す
る。
【0070】カート1の車庫51からの出庫に際して
は、コントロールパネル53の自動/手動切替スイッチ
60が「自動」の状態で入庫/出庫切替スイッチ59を
「出庫」に手動で切り替える(ステップS11)。する
と、第1レーンの誘導線に通電され、全レーンの出庫待
機用発信機68がONされる(ステップS12)。
【0071】その後、第1レーンの出庫待機用発信機6
8をOFFし(ステップS13)、第1レーンに駐車さ
れていたカート1が先頭から順次自動発進されて導出コ
ース35Bへと送り出される(ステップS14)。そし
て、導出コース35Bを走行するカート1は出庫台数検
出用センサ66によって台数をカウントされた後、入庫
モード解除定点67を通過することによって「入庫モー
ド」が解除され(ステップS15)、所定のレベルまで
低減されていた追突防止手段の送信機48の出力が元の
レベルに戻され、その後はカート1は走行コース35を
通常走行し、出力が通常レベルに戻された追突防止手段
の作用によって先行のカート1との車間距離が所定値以
下にならないよう制御される。尚、カート1が入庫モー
ド解除定点67を通過した後、所定距離だけ走行した後
に「入庫モード」を解除して追突防止手段の送信機48
の出力を元のレベルに戻すようにしても良い。或は、カ
ート1の走行状態が手動走行に切り替えられた後、走行
速度が所定の速度に到達した時点で「入庫モード」を解
除して追突防止手段の送信機48の出力を元のレベルに
戻すようにしても良い。そして、何れの場合において
も、「入庫モード」においてカート1が減速されていた
場合には、「入庫モード」の解除によって減速状態を解
除して車速を元の値に戻すことができる。
【0072】以下、同様にして第1レーンに所定台数
(本実施の形態では、7台)のカートが順次出庫されて
出庫台数検出用センサ66によって出庫台数がカウント
され(ステップS16)、カウントされた台数mが所定
値(m=7)に達すると、通電が第1レーンから第2レ
ーンに切り替えられ、第2レーンの出庫待機用発信機6
8がタイマーによって所定時間後にOFFされる(ステ
ップS17,S18)。すると、第2レーンに駐車され
ていたカート1が前述と同様に先頭から順次自動発進さ
れて導出コース35Bへと送り出され、導出コース35
Bを走行するカート1は出庫台数検出用センサ66によ
って台数をカウントされた後、入庫モード解除定点67
を通過することによって「入庫モード」が解除される。
【0073】以下、同様にしてカート1の出庫が第nレ
ーン(本実施の形態では、第8レーン)まで実施されて
車庫51が空車状態になると、コントロールパネル53
の入庫/出庫切替スイッチ59を「切」に手動で切り替
える(ステップS19,S20)。すると、レーンへの
通電がOFFされるとともに、各発信機64,68及び
センサ65,66がOFFされる。
【0074】而して、本実施の形態に係る駐車システム
における出庫作業においては、車庫51から導出された
カート1がレーンから導出コース35Bに到達した後に
一定距離だけ走行して入庫モード解除定点67を検出し
たとき、該カート1の追突防止手段の低減された作動レ
ベルを元のレベルに戻すようにしたため、手動操作を要
することなくカート1を支障なく通常走行させることが
できる。
【0075】又、出庫待機用発信機68から送信される
追突防止信号をON/OFF可能としたため、出庫され
るレーンに設けられた出庫待機用発信機68から送信さ
れる追突防止信号のみをOFFするだけで、駐車中のカ
ート1を車庫51から容易に発進させてこれを出庫させ
ることができる。
【0076】ところで、車庫51内の各レーンに敷設さ
れた誘導線に電流が通電されなくなった後、再び通電さ
れたときにカート1の駐車制御を自動的に解除するよう
にすれば、メインコントローラ17への通電の再開が複
数のカート1に対して一斉になされ、しかも、その操作
を容易に行うことができ、カート1毎にメインスイッチ
をONする等の面倒な操作が不要となる。ここで、誘導
線に電流が通電されなくなった後に再び通電されたと
き、カート1の主電源が自動的にONされるよう構成し
ても良い。
【0077】尚、以上は本発明を特にゴルフカートの駐
車システムに対して適用した形態について述べたが、本
発明は他の任意の自動走行車両の駐車システムに対して
も同様に適用可能であることは勿論である。
【0078】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、誘導線を検知しながら該誘導線に沿って自走す
る自動走行車両を駐車場に導入するための1つの導入コ
ースから分岐する複数の駐車コースを駐車場に並設し、
追突防止手段によって先行車との距離が所定値以下にな
らないようにして各駐車コース上に複数の自動走行車両
を順次駐車させるようにした自動走行車両の駐車システ
ムにおいて、前記1つの導入コースから前記複数の駐車
コースの何れか1つに自動走行車両が導入される際、該
自動走行車両の追突防止手段の作動レベルを所定のレベ
ルに低減させる駐車制御手段を設けたため、自動走行車
両の駐車時に追突防止手段の作動レベルを低減させるこ
とによって車間距離を詰めることができるため、各駐車
コースにおける駐車可能台数が増えて駐車場の収容能力
が高められるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ゴルフカートの側面図である。
【図2】ゴルフカートの平面図である。
【図3】ゴルフカートの構成を示すブロック図である。
【図4】本発明に係る駐車システムの構成図である。
【図5】本発明に係る駐車システムの一部を構成するコ
ントロールパネルの正面図である。
【図6】本発明に係る駐車システムにおける入庫時の処
理手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る駐車システムにおける出庫時の処
理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ゴルフカート(自動走行車両) 35 走行コース 35A 導入コース 35B 導出コース 35C1 〜35Cn 駐車コース 47 受信機(受信手段:追突防止手
段) 48 送信機(送信手段:追突防止手
段) 51 車庫(駐車場) 53 コントロールパネル 54 コントロールボックス 61 入庫/出庫台数補正スイッチ(数
値増減手段) 63 入庫モードセット定点(駐車定
点) 64 入庫待機用発振機 65 入庫台数検出用センサ(台数判定
手段) 66 出庫台数検出用センサ(台数判定
手段) 67 入庫モード解除定点 68 出庫待機用発信機(停車装置) A 分岐点 B 合流点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/14 G08G 1/14 A 1/16 1/16 E Fターム(参考) 3D030 EA22 EA32 EA44 5H180 AA27 KK01 KK06 LL04 LL09 LL17 5H301 AA03 AA09 BB13 CC03 CC06 DD08 DD15 EE05 EE15 EE28 FF04 FF15 GG07 GG19 GG27 KK03 KK05 KK08 LL03 LL08 LL11 LL14

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘導線を検知しながら該誘導線に沿って
    自走する自動走行車両を駐車場に導入するための1つの
    導入コースから分岐する複数の駐車コースを駐車場に並
    設し、追突防止手段によって先行車との距離が所定値以
    下にならないようにして各駐車コース上に複数の自動走
    行車両を順次駐車させるようにした自動走行車両の駐車
    システムにおいて、 前記1つの導入コースから前記複数の駐車コースの何れ
    か1つに自動走行車両が導入される際、該自動走行車両
    の追突防止手段の作動レベルを所定のレベルに低減させ
    る駐車制御手段を設けたことを特徴とする自動走行車両
    の駐車システム。
  2. 【請求項2】 前記1つの導入コースから前記複数の駐
    車コースに分岐する分岐点の導入コース側近傍に駐車定
    点を設置するとともに、該駐車定点を検出する駐車定点
    検出手段を自動走行車両に設け、該駐車定点検出手段が
    前記駐車定点を検出したときに前記駐車制御手段によっ
    て前記追突防止手段の作動レベルを所定のレベルに低減
    させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の自動
    走行車両の駐車システム。
  3. 【請求項3】 前記追突防止手段を、先行車から送信さ
    れる追突防止信号を受信する受信手段と追突防止信号を
    後続者に向かって送信する送信手段とで構成し、自動走
    行車両が駐車コースに駐車したときに前記駐車制御手段
    によって当該車両の送信手段の送信出力を所定レベルに
    低減させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    自動走行車両の駐車システム。
  4. 【請求項4】 1つの駐車コースに駐車された自動走行
    車両の台数が予め決められた設定台数になったか否かを
    判定する台数判定手段と、該台数判定手段が設定台数に
    なったと判定したときに自動走行車両を駐車させるべき
    駐車コースを1つの駐車コースから未だ駐車されていな
    い他の駐車コースに変更する駐車コース変更手段を設け
    たことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の自動
    走行車両の駐車システム。
  5. 【請求項5】 前記台数判定手段が判定した自動走行車
    両の駐車台数の数値を、駐車コースに実際に導入された
    自動走行車両の台数に拘らず増減させる数値増減手段を
    設けたことを特徴とする請求項4記載の自動走行車両の
    駐車システム。
  6. 【請求項6】 自動走行車両を駐車場から導出するため
    の1つの導出コースを前記複数の駐車コースに接続し、
    駐車場から導出された自動走行車両が駐車コースから導
    出コースに到達した後に一定距離だけ走行したとき、前
    記追突防止手段の低減させた作動レベルを前記駐車制御
    手段によって元のレベルに戻すようにしたことを特徴と
    する請求項1〜5の何れかに記載の自動走行車両の駐車
    システム。
  7. 【請求項7】 追突防止信号を送信する停車装置を駐車
    場に設置し、該停車装置から送信される追突防止信号を
    最先の自動走行車両の追突防止手段の受信手段が受信す
    ることによって該最先の自動走行車両を停車させるよう
    にしたことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の
    自動走行車両の駐車システム。
  8. 【請求項8】 電流が通電される誘導線を各駐車コース
    に個別に埋設し、該誘導線から発生する磁界によって自
    動走行車両を自動操舵するとともに、誘導線に電流が通
    電されなくなったときに前記駐車制御手段による自動走
    行車両の駐車制御を行うようにしたことを特徴とする請
    求項1〜7の何れかに記載の自動走行車両の駐車システ
    ム。
  9. 【請求項9】 電流が通電される誘導線を各駐車コース
    に個別に埋設し、該誘導線から発生する磁界によって自
    動走行車両を自動操舵するとともに、誘導線に電流が通
    電されなくなった後、再び通電されたときに前記駐車制
    御手段による自動走行車両の駐車制御を自動的に解除す
    るようにしたことを特徴とする請求項1〜8の何れかに
    記載の自動走行車両の駐車システム。
  10. 【請求項10】 前記停車装置から送信される追突防止
    信号をON/OFF可能としたことを特徴とする請求項
    7記載の自動走行車両の駐車システム。
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