JP2002067785A - 車両用灯具 - Google Patents
車両用灯具Info
- Publication number
- JP2002067785A JP2002067785A JP2000268046A JP2000268046A JP2002067785A JP 2002067785 A JP2002067785 A JP 2002067785A JP 2000268046 A JP2000268046 A JP 2000268046A JP 2000268046 A JP2000268046 A JP 2000268046A JP 2002067785 A JP2002067785 A JP 2002067785A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lamp
- fixing
- bracket
- vehicle body
- brackets
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
- B60Q1/02—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
- B60Q1/04—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
- B60Q1/0408—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights built into the vehicle body, e.g. details concerning the mounting of the headlamps on the vehicle body
- B60Q1/0475—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights built into the vehicle body, e.g. details concerning the mounting of the headlamps on the vehicle body with provisions for pre-mounting, for temporary holding the headlamp before or during final mounting
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
- B60Q1/0029—Spatial arrangement
- B60Q1/0041—Spatial arrangement of several lamps in relation to each other
- B60Q1/0047—Signalling unit mounted on a headlamp unit
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
- B60Q1/02—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
- B60Q1/04—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
- B60Q1/0483—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights mounted on a bracket, e.g. details concerning the mouting of the lamps on the vehicle body
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 灯具を車体に固定する際の仮止め用のブラケ
ットを有する灯具の構造の簡易化を図るとともに、灯具
を固定するための作業性の改善を図る。 【解決手段】 灯具ボディ1から突出されたブラケット
20,30,40,50を有し、これらブラケットを介
して車体に固定する車両用灯具において、一つのブラケ
ット20には、灯具LAMPを車体60に対して仮止め
するための係合突起25を有する仮止め部23と、灯具
LAMPを車体60に対して固定するためのネジ挿通穴
24を有する固定部22とが設けられ、仮止め部23は
固定部22よりもブラケットの先端側に配置される構成
とする。灯具を固定するためのブラケットとは別に、仮
止め用のブラケットを独立して設ける必要がないため、
ブラケットの数を低減することができ、灯具の構造が簡
略化できるとともに、灯具を成形するための金型構造が
簡易化でき、灯具の低コスト化が実現できる。
ットを有する灯具の構造の簡易化を図るとともに、灯具
を固定するための作業性の改善を図る。 【解決手段】 灯具ボディ1から突出されたブラケット
20,30,40,50を有し、これらブラケットを介
して車体に固定する車両用灯具において、一つのブラケ
ット20には、灯具LAMPを車体60に対して仮止め
するための係合突起25を有する仮止め部23と、灯具
LAMPを車体60に対して固定するためのネジ挿通穴
24を有する固定部22とが設けられ、仮止め部23は
固定部22よりもブラケットの先端側に配置される構成
とする。灯具を固定するためのブラケットとは別に、仮
止め用のブラケットを独立して設ける必要がないため、
ブラケットの数を低減することができ、灯具の構造が簡
略化できるとともに、灯具を成形するための金型構造が
簡易化でき、灯具の低コスト化が実現できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車等の車両に用
いられる車両用灯具に関し、特に車両の車体への灯具の
固定の作業性を改善した車両用灯具に関する。
いられる車両用灯具に関し、特に車両の車体への灯具の
固定の作業性を改善した車両用灯具に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用灯具、特に自動車用の灯具は、一
般には灯具のハウジングとしての灯具ボディ内に光源
(電球)、リフレクタを内蔵し、かつ灯具ボディの前面
開口にレンズを装着して構成される。そして、この種の
灯具を自動車の車体に装備させるには、灯具ボディの複
数箇所にブラケットを一体的に形成しておき、このブラ
ケットを利用してネジにより車体に固定する構造がとら
れている。図8はその一例を示す概略図であり、車体1
60に固定する灯具LAMPの灯具ボディ101の上部
には2つの固定用ブラケット120,130が後方に向
けて突出形成され、下部には2つの固定用ブラケット1
40,150が下方に向けて突出形成されており、これ
らの固定用ブラケットにはそれぞれネジ挿通穴121,
131,141,151が開口されている。また、車体
160には、前記各固定用ブラケット120,130,
140,150に対応する位置にネジ挿通穴162,1
63,164,165が開口されており、灯具LAMP
を車体160に対して所定の位置に設定したときに、各
固定用ブラケットのネジ挿通穴と車体のネジ挿通穴が一
致される。そして、前記固定用ブラケットから車体のネ
ジ挿通穴にネジ(ボルト)112を挿通し、車体の裏面
側において図外のナットを螺合かつ締結させることで、
灯具LAMPを車体160に固定する。
般には灯具のハウジングとしての灯具ボディ内に光源
(電球)、リフレクタを内蔵し、かつ灯具ボディの前面
開口にレンズを装着して構成される。そして、この種の
灯具を自動車の車体に装備させるには、灯具ボディの複
数箇所にブラケットを一体的に形成しておき、このブラ
ケットを利用してネジにより車体に固定する構造がとら
れている。図8はその一例を示す概略図であり、車体1
60に固定する灯具LAMPの灯具ボディ101の上部
には2つの固定用ブラケット120,130が後方に向
けて突出形成され、下部には2つの固定用ブラケット1
40,150が下方に向けて突出形成されており、これ
らの固定用ブラケットにはそれぞれネジ挿通穴121,
131,141,151が開口されている。また、車体
160には、前記各固定用ブラケット120,130,
140,150に対応する位置にネジ挿通穴162,1
63,164,165が開口されており、灯具LAMP
を車体160に対して所定の位置に設定したときに、各
固定用ブラケットのネジ挿通穴と車体のネジ挿通穴が一
致される。そして、前記固定用ブラケットから車体のネ
ジ挿通穴にネジ(ボルト)112を挿通し、車体の裏面
側において図外のナットを螺合かつ締結させることで、
灯具LAMPを車体160に固定する。
【0003】ここで、前記灯具LAMPが、例えばヘッ
ドランプ、クリアランスランプ、ターンシグナルランプ
等の複数のランプが複合化された灯具の場合には、灯具
全体の重量が大きくなる。そのため、灯具LAMPを車
体160に固定する際に、前記した固定用ブラケット1
20,130,140,150の各ネジ挿通穴を車体1
60の各ネジ挿通穴に対して位置決めする作業が難しい
ものとなり、さらに、この位置決めした状態を保ちなが
ら前記したネジ112に対してナットの締結作業を行う
ことは極めて困難なものとなる。
ドランプ、クリアランスランプ、ターンシグナルランプ
等の複数のランプが複合化された灯具の場合には、灯具
全体の重量が大きくなる。そのため、灯具LAMPを車
体160に固定する際に、前記した固定用ブラケット1
20,130,140,150の各ネジ挿通穴を車体1
60の各ネジ挿通穴に対して位置決めする作業が難しい
ものとなり、さらに、この位置決めした状態を保ちなが
ら前記したネジ112に対してナットの締結作業を行う
ことは極めて困難なものとなる。
【0004】そのため、図8に示した従来の灯具では、
灯具ボディ101の上部に、前記した固定用ブラケット
とは別に仮止め用ブラケット170を後方に向けて突出
形成し、この仮止め用ブラケット170の一部に係合突
起171を一体に形成する。また、車体160には前記
係合突起171に対応する位置に係合穴166を開口す
る。そして、灯具LAMPを車体160に固定する際に
は、最初に仮止め用ブラケット170の係合突起171
を車体160の係合穴166に係合させると、これら係
合突起171と係合穴166との係合力によって灯具L
AMPを車体160に対して所定の位置、及び姿勢に仮
止めすることが可能になる。したがって、この状態で固
定用ブラケット120,130,140,150に対し
て前記したようにネジ及びナットによる締結作業を行う
ことにより、当該締結作業を容易に行うことができ、灯
具LAMPの固定作業を簡易化することが可能になる。
灯具ボディ101の上部に、前記した固定用ブラケット
とは別に仮止め用ブラケット170を後方に向けて突出
形成し、この仮止め用ブラケット170の一部に係合突
起171を一体に形成する。また、車体160には前記
係合突起171に対応する位置に係合穴166を開口す
る。そして、灯具LAMPを車体160に固定する際に
は、最初に仮止め用ブラケット170の係合突起171
を車体160の係合穴166に係合させると、これら係
合突起171と係合穴166との係合力によって灯具L
AMPを車体160に対して所定の位置、及び姿勢に仮
止めすることが可能になる。したがって、この状態で固
定用ブラケット120,130,140,150に対し
て前記したようにネジ及びナットによる締結作業を行う
ことにより、当該締結作業を容易に行うことができ、灯
具LAMPの固定作業を簡易化することが可能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな灯具では、ネジで固定するための4つの固定用ブラ
ケット120,130,140,150と、仮止め用ブ
ラケット170との合計で5つのブラケットが必要であ
り、灯具LAMPの構造が複雑化する要因になってい
る。特に、灯具ボディ101を樹脂成形するための金型
構造が複雑化し、高コスト化を生じる原因となる。ま
た、灯具の仮止めを安定に行うために、仮止め用ブラケ
ット170は灯具ホディ101の上部に設けているた
め、灯具ボディの上部には2つの固定用ブラケット12
0,130と1つの仮止め用ブラケット170が並んで
配置されることになり、各ブラケットの間隔が狭くな
り、特に固定用ブラケット120,130に対するネジ
及びナットの締結の作業性が悪くなり、灯具の固定作業
効率が低下するという問題がある。
うな灯具では、ネジで固定するための4つの固定用ブラ
ケット120,130,140,150と、仮止め用ブ
ラケット170との合計で5つのブラケットが必要であ
り、灯具LAMPの構造が複雑化する要因になってい
る。特に、灯具ボディ101を樹脂成形するための金型
構造が複雑化し、高コスト化を生じる原因となる。ま
た、灯具の仮止めを安定に行うために、仮止め用ブラケ
ット170は灯具ホディ101の上部に設けているた
め、灯具ボディの上部には2つの固定用ブラケット12
0,130と1つの仮止め用ブラケット170が並んで
配置されることになり、各ブラケットの間隔が狭くな
り、特に固定用ブラケット120,130に対するネジ
及びナットの締結の作業性が悪くなり、灯具の固定作業
効率が低下するという問題がある。
【0006】本発明の目的は、金型構造の簡易化を図る
とともに、灯具を固定するための作業性の改善を図った
車両用灯具を提供するものである。
とともに、灯具を固定するための作業性の改善を図った
車両用灯具を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、灯具ボディか
ら突出されたブラケットを介して車体に固定する車両用
灯具において、前記ブラケットには、前記灯具ボディを
前記車体に対して仮止めするための仮止め部と、前記灯
具ボディを前記車体に対して固定するための固定部とが
設けられ、前記仮止め部は前記固定部寄りも前記ブラケ
ットの先端側に配置されていることを特徴とする。ま
た、前記ブラケットは前記灯具ボディの上部から背面方
向に向けて突出形成され、かつ先端側の高さが高くなる
ように突出方向の中間部に段差部が設けられ、前記固定
部は下段側の領域に設けたられたネジ挿通穴を有してお
り、前記仮止め部は上段側の領域に設けられて前記車体
に設けられた開口に係合する係合突起を有していること
を特徴とする。
ら突出されたブラケットを介して車体に固定する車両用
灯具において、前記ブラケットには、前記灯具ボディを
前記車体に対して仮止めするための仮止め部と、前記灯
具ボディを前記車体に対して固定するための固定部とが
設けられ、前記仮止め部は前記固定部寄りも前記ブラケ
ットの先端側に配置されていることを特徴とする。ま
た、前記ブラケットは前記灯具ボディの上部から背面方
向に向けて突出形成され、かつ先端側の高さが高くなる
ように突出方向の中間部に段差部が設けられ、前記固定
部は下段側の領域に設けたられたネジ挿通穴を有してお
り、前記仮止め部は上段側の領域に設けられて前記車体
に設けられた開口に係合する係合突起を有していること
を特徴とする。
【0008】本発明によれば、灯具を固定するためのブ
ラケットとは別に、仮止め用のブラケットを独立して設
ける必要がないため、ブラケットの数を低減することが
でき、灯具の構造が簡略化できるとともに、灯具を成形
するための金型構造が簡易化でき、灯具の低コスト化が
実現できる。また、ブラケットの数の低減により、隣接
するブラケットの間隔が広くでき、しかも、ブラケット
の先端側に仮止め部を設け、基端側に固定部を設けてい
るので、固定部を車体の外側、すなわち作業者の手前側
に位置させることができ、車体への灯具の固定作業を行
い易くし、作業効率を向上することも可能になる。
ラケットとは別に、仮止め用のブラケットを独立して設
ける必要がないため、ブラケットの数を低減することが
でき、灯具の構造が簡略化できるとともに、灯具を成形
するための金型構造が簡易化でき、灯具の低コスト化が
実現できる。また、ブラケットの数の低減により、隣接
するブラケットの間隔が広くでき、しかも、ブラケット
の先端側に仮止め部を設け、基端側に固定部を設けてい
るので、固定部を車体の外側、すなわち作業者の手前側
に位置させることができ、車体への灯具の固定作業を行
い易くし、作業効率を向上することも可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明を自動車の右前部に装
備されるヘッドランプHL、クリアランスランプCL、
及びターンシグナルランプTSLを複合化した複合型ラ
ンプLAMPに適用した実施形態の正面図、図2はその
平面図、図3は右側面図、図4は図1のAA線に沿う断
面図である。また、図5は前記ランプLAMPの概略構
成を示す外観斜視図であり、自動車の車体から取り外さ
れた状態を示している。図1及び図4において、前記複
合型ランプLAMPは、灯具ボディ1と、その正面開口
に取着されたレンズ2とで灯室3が形成されており、前
記灯室内3には、ヘッドランプリフレクタ4Hとクリア
ランスリフレクタ4Cを一体化した可動リフレクタ4
と、ターンシグナルランプリフレクタ5とが内装されて
いる。前記複合リフレクタ4は図外のエイミング機構に
よって上下、左右に傾動可能な状態で前記灯具ボディ1
に支持されている。また、前記ターンシグナルランプリ
フレクタ5は前記灯具ボディ1内に固定的に支持されて
いる。前記ヘッドランプリフレクタ4Hのほぼ中央部に
はバルブ取付穴4aが開口され、このバルブ取付穴4a
に電球ソケット6が取着され、かつ当該電球ソケット6
にヘッドランプバルブ7が支持されている。一方、前記
クリアランスランプリフレクタ4Cは、そのほぼ中央部
には開口部4bが設けられており、この開口部4bに臨
む位置の前記灯具ボディ1に電球ソケット8が取着さ
れ、かつ当該電球ソケット8にクリアランスバルブ9が
支持されている。他方、前記ターンシグナルランプリフ
レクタ5の一部にも開口部5aが設けられており、この
開口部5aに臨む前記灯具ボディ1に電球ソケット10
が取着され、当該電球ソケット10にターンシグナルラ
ンプバルブ11が支持されている。これにより、前記ラ
ンプLAMPは複合型の灯具として構成されている。
参照して説明する。図1は本発明を自動車の右前部に装
備されるヘッドランプHL、クリアランスランプCL、
及びターンシグナルランプTSLを複合化した複合型ラ
ンプLAMPに適用した実施形態の正面図、図2はその
平面図、図3は右側面図、図4は図1のAA線に沿う断
面図である。また、図5は前記ランプLAMPの概略構
成を示す外観斜視図であり、自動車の車体から取り外さ
れた状態を示している。図1及び図4において、前記複
合型ランプLAMPは、灯具ボディ1と、その正面開口
に取着されたレンズ2とで灯室3が形成されており、前
記灯室内3には、ヘッドランプリフレクタ4Hとクリア
ランスリフレクタ4Cを一体化した可動リフレクタ4
と、ターンシグナルランプリフレクタ5とが内装されて
いる。前記複合リフレクタ4は図外のエイミング機構に
よって上下、左右に傾動可能な状態で前記灯具ボディ1
に支持されている。また、前記ターンシグナルランプリ
フレクタ5は前記灯具ボディ1内に固定的に支持されて
いる。前記ヘッドランプリフレクタ4Hのほぼ中央部に
はバルブ取付穴4aが開口され、このバルブ取付穴4a
に電球ソケット6が取着され、かつ当該電球ソケット6
にヘッドランプバルブ7が支持されている。一方、前記
クリアランスランプリフレクタ4Cは、そのほぼ中央部
には開口部4bが設けられており、この開口部4bに臨
む位置の前記灯具ボディ1に電球ソケット8が取着さ
れ、かつ当該電球ソケット8にクリアランスバルブ9が
支持されている。他方、前記ターンシグナルランプリフ
レクタ5の一部にも開口部5aが設けられており、この
開口部5aに臨む前記灯具ボディ1に電球ソケット10
が取着され、当該電球ソケット10にターンシグナルラ
ンプバルブ11が支持されている。これにより、前記ラ
ンプLAMPは複合型の灯具として構成されている。
【0010】前記灯具ボディ1は樹脂成形により形成さ
れているが、図2、図3及び図5に示すように、前記灯
具ボディ1の上部には、水平方向に所要の間隔をおいて
2つのブラケット20,30が後方に向けて突出した状
態で一体形成されている。これら2つのブラケット2
0,30のうち、灯具を自動車の車体に固定したときに
車体の中央側に位置されるブラケット30は、ほぼ平坦
な板状に形成された上で、ネジ挿通穴31が開口された
上部固定用ブラケットとして構成されている。一方、車
体の外側に位置されるブラケット20は同様にほぼ板状
に形成されているが、図6に拡大図示するように、その
突出長さは前記上部固定用ブラケット30よりもほぼ2
倍に近い長さに形成されるとともに、その突出方向の中
間位置に段差部21が設けられ、この段差部により前記
ブラケット20の先端側は上段領域22として、基端側
は下段領域23としてそれぞれ構成される。そして、前
記下段領域23には、一部の円形領域が肉厚に形成され
てそこにネジ挿通穴24が開口され、これにより前記下
段領域23は固定部として構成される。また、前記上段
領域22には、下方に向けてボス状の係合突起25が一
体に形成されており、これにより前記上段領域22は仮
止め部として構成されている。これにより、前記ブラケ
ット20は仮止め・固定用ブラケットとして構成され
る。なお、前記係合突起25に隣接する位置に設けられ
ているほぼ矩形の開口部26は、前記係合突起25を樹
脂成形する際の金型の逃げ用の穴である。また、前記仮
止め・固定用ブラケット20の周縁にそって周縁リブ2
7が形成され、また前記段差部21には幅方向に所要の
間隔をおいて複数本の直線リブ28が形成されており、
これらのリブ27,28により前記仮止め・固定用ブラ
ケット20の機械的な強度が高められている。
れているが、図2、図3及び図5に示すように、前記灯
具ボディ1の上部には、水平方向に所要の間隔をおいて
2つのブラケット20,30が後方に向けて突出した状
態で一体形成されている。これら2つのブラケット2
0,30のうち、灯具を自動車の車体に固定したときに
車体の中央側に位置されるブラケット30は、ほぼ平坦
な板状に形成された上で、ネジ挿通穴31が開口された
上部固定用ブラケットとして構成されている。一方、車
体の外側に位置されるブラケット20は同様にほぼ板状
に形成されているが、図6に拡大図示するように、その
突出長さは前記上部固定用ブラケット30よりもほぼ2
倍に近い長さに形成されるとともに、その突出方向の中
間位置に段差部21が設けられ、この段差部により前記
ブラケット20の先端側は上段領域22として、基端側
は下段領域23としてそれぞれ構成される。そして、前
記下段領域23には、一部の円形領域が肉厚に形成され
てそこにネジ挿通穴24が開口され、これにより前記下
段領域23は固定部として構成される。また、前記上段
領域22には、下方に向けてボス状の係合突起25が一
体に形成されており、これにより前記上段領域22は仮
止め部として構成されている。これにより、前記ブラケ
ット20は仮止め・固定用ブラケットとして構成され
る。なお、前記係合突起25に隣接する位置に設けられ
ているほぼ矩形の開口部26は、前記係合突起25を樹
脂成形する際の金型の逃げ用の穴である。また、前記仮
止め・固定用ブラケット20の周縁にそって周縁リブ2
7が形成され、また前記段差部21には幅方向に所要の
間隔をおいて複数本の直線リブ28が形成されており、
これらのリブ27,28により前記仮止め・固定用ブラ
ケット20の機械的な強度が高められている。
【0011】また、図3及び図5に示すように、前記灯
具ボディ1の下部の車体中央寄りの箇所には1つのブラ
ケット40が後方に向けて突出形成されている。このブ
ラケット40は嵌合用ブラケットとして構成されてお
り、水平方向に沿った平坦な板状に形成されて前記灯具
ボディ1の後方に向けて突出されており、かつその下面
の一部にはランス41が形成された構成となっている。
さらに、図5に示すように、前記灯具ボディ1の背面下
部よりで車体外側の箇所には、後方に向けてほぼL字型
をした1つのブラケット50が突出形成されている。こ
のブラケット50は側部固定用ブラケットとして構成さ
れており、L字型をしたその先端面にはネジ挿通穴51
が開口されている。
具ボディ1の下部の車体中央寄りの箇所には1つのブラ
ケット40が後方に向けて突出形成されている。このブ
ラケット40は嵌合用ブラケットとして構成されてお
り、水平方向に沿った平坦な板状に形成されて前記灯具
ボディ1の後方に向けて突出されており、かつその下面
の一部にはランス41が形成された構成となっている。
さらに、図5に示すように、前記灯具ボディ1の背面下
部よりで車体外側の箇所には、後方に向けてほぼL字型
をした1つのブラケット50が突出形成されている。こ
のブラケット50は側部固定用ブラケットとして構成さ
れており、L字型をしたその先端面にはネジ挿通穴51
が開口されている。
【0012】一方、前記複合型ランプLAMPが固定さ
れる自動車の車体60の前面部には、図5に概略構成を
示すように、前記灯具ボディ1の背面部を受け入れる開
口部61が区画されており、前記開口部61に沿った車
体60には、前記灯具の仮止め・固定用ブラケット2
0、前記上部固定用ブラケット30、前記側部固定用ブ
ラケット50のそれぞれに設けられたネジ挿通穴24,
31,51に対応する位置にそれぞれネジ挿通穴62,
63,64が設けられている。また、前記車体60に
は、前記3つのネジ挿通穴のうち、前記仮止め・固定用
ブラケット20に対応する前記ネジ挿通穴62に対して
車体後方側の隣接する位置に前記仮止め部22の係合突
起25が嵌入可能な係合穴65が開口されている。さら
に、前記車体60には、前記嵌合用ブラケット40に対
向する位置に車体前方を向いて開口する断面コ字状の嵌
合片部66が一体に形成されており、前記嵌合片部66
の下側片には前記嵌合用ブラケット40に設けたランス
41が係合可能な係合穴66aが開口されている。
れる自動車の車体60の前面部には、図5に概略構成を
示すように、前記灯具ボディ1の背面部を受け入れる開
口部61が区画されており、前記開口部61に沿った車
体60には、前記灯具の仮止め・固定用ブラケット2
0、前記上部固定用ブラケット30、前記側部固定用ブ
ラケット50のそれぞれに設けられたネジ挿通穴24,
31,51に対応する位置にそれぞれネジ挿通穴62,
63,64が設けられている。また、前記車体60に
は、前記3つのネジ挿通穴のうち、前記仮止め・固定用
ブラケット20に対応する前記ネジ挿通穴62に対して
車体後方側の隣接する位置に前記仮止め部22の係合突
起25が嵌入可能な係合穴65が開口されている。さら
に、前記車体60には、前記嵌合用ブラケット40に対
向する位置に車体前方を向いて開口する断面コ字状の嵌
合片部66が一体に形成されており、前記嵌合片部66
の下側片には前記嵌合用ブラケット40に設けたランス
41が係合可能な係合穴66aが開口されている。
【0013】以上の構成によれば、複合型ランプLAM
Pを車体60に固定するための作業は次の通りになる。
先ず、作業者は複合型ランプLAMPを車体60の開口
61に対して正面方向から位置合わせしながら、灯具ボ
ディ1の背面部を開口61内に挿入するが、その際に灯
具ボディ1に設けられている仮止め・固定用ブラケット
20の仮止め部22を車体60に対して仮止めする。こ
の仮止めに際しては、図7に示されるように、仮止め・
固定用ブラケット20の仮止め部22の下方に突出され
ている係合突起25を、車体60に設けられている係合
穴65に嵌入するのみでよい。これにより、仮止め・固
定用ブラケット20は車体60に対して仮止めされた状
態となり、少なくとも仮止め・固定用ブラケット20は
車体60に対して大略位置合わせされ、そのネジ挿通穴
24は車体60の対応するネジ挿通穴62に位置合わせ
されることになる。また、この仮止めの位置合わせに際
し、作業者は仮止め・固定用ブラケット20を仮止めす
ると同時に、複合型ランプLAMPの姿勢を調整しなが
ら嵌合用ブラケット40を車体60の嵌合片部66に対
向位置させ、その上で、複合型ランプLAMPの下部側
部位を車体60の開口61内に若干押し込むと、嵌合用
ブラケット40は嵌合片部66の間に嵌入され、嵌合用
ブラケット40のランス41が嵌合片部66の係合穴6
6aに係合され、嵌合用ブラケット40は車体60に支
持される。なお、この作業に際しては、仮止め・固定用
ブラケット20によって複合型ランプLAMPを支持し
た状態で、前記したように複合型ランプLAMPの姿勢
調整、下部側部位の押し込み作業を行うことができるた
め、作業調整及び嵌合用ブラケット40の位置合わせを
容易に行うことが可能になる。
Pを車体60に固定するための作業は次の通りになる。
先ず、作業者は複合型ランプLAMPを車体60の開口
61に対して正面方向から位置合わせしながら、灯具ボ
ディ1の背面部を開口61内に挿入するが、その際に灯
具ボディ1に設けられている仮止め・固定用ブラケット
20の仮止め部22を車体60に対して仮止めする。こ
の仮止めに際しては、図7に示されるように、仮止め・
固定用ブラケット20の仮止め部22の下方に突出され
ている係合突起25を、車体60に設けられている係合
穴65に嵌入するのみでよい。これにより、仮止め・固
定用ブラケット20は車体60に対して仮止めされた状
態となり、少なくとも仮止め・固定用ブラケット20は
車体60に対して大略位置合わせされ、そのネジ挿通穴
24は車体60の対応するネジ挿通穴62に位置合わせ
されることになる。また、この仮止めの位置合わせに際
し、作業者は仮止め・固定用ブラケット20を仮止めす
ると同時に、複合型ランプLAMPの姿勢を調整しなが
ら嵌合用ブラケット40を車体60の嵌合片部66に対
向位置させ、その上で、複合型ランプLAMPの下部側
部位を車体60の開口61内に若干押し込むと、嵌合用
ブラケット40は嵌合片部66の間に嵌入され、嵌合用
ブラケット40のランス41が嵌合片部66の係合穴6
6aに係合され、嵌合用ブラケット40は車体60に支
持される。なお、この作業に際しては、仮止め・固定用
ブラケット20によって複合型ランプLAMPを支持し
た状態で、前記したように複合型ランプLAMPの姿勢
調整、下部側部位の押し込み作業を行うことができるた
め、作業調整及び嵌合用ブラケット40の位置合わせを
容易に行うことが可能になる。
【0014】このように、仮止め・固定用ブラケット2
0での仮止めと、嵌合用ブラケット40でのランス結合
により、複合型ランプLAMPは車体60に対してほぼ
位置決めされることになり、この状態では上部固定用ブ
ラケット30と側部固定用ブラケット50の各ネジ挿通
穴31,51についても、それぞれ車体60のネジ挿通
穴63,64に位置合わせされることになる。このよう
に位置合わせを行った後、仮止め・固定用ブラケット2
0、上部固定用ブラケット30、側部固定用ブラケット
50の各ネジ挿通穴24,31,51及びこれに対応す
る車体のネジ挿通穴62,63,64にネジ12(図7
参照)を挿通し、かつ車体60の裏面側において前記ネ
ジ12にナット13を螺合することで、各ブラケット2
0,30,50を車体60に締結し、複合型ランプLA
MPを車体60に対して固定することが可能となる。こ
の際、仮止め・固定用ブラケット20においては、作業
者は当該ブラケット20の上方から下方に向けてネジ1
2を挿通し、車体60の下面側においてナット13によ
る締結を行うが、そのネジ挿通穴24は仮止めを行って
いる係合突起25よりも車体60の手前側に位置してい
るため、車体の前方からの作業者によるネジ、ナットの
締結作業をより行い易くする。また、上部固定用ブラケ
ット30についても、ネジ挿通穴31が手前に近い位置
にあるため、同様に作業は容易である。さらに、側部固
定用ブラケット50については、作業者は複合型ランプ
LAMPの側部に対して作業を行うため、作業は容易で
ある。
0での仮止めと、嵌合用ブラケット40でのランス結合
により、複合型ランプLAMPは車体60に対してほぼ
位置決めされることになり、この状態では上部固定用ブ
ラケット30と側部固定用ブラケット50の各ネジ挿通
穴31,51についても、それぞれ車体60のネジ挿通
穴63,64に位置合わせされることになる。このよう
に位置合わせを行った後、仮止め・固定用ブラケット2
0、上部固定用ブラケット30、側部固定用ブラケット
50の各ネジ挿通穴24,31,51及びこれに対応す
る車体のネジ挿通穴62,63,64にネジ12(図7
参照)を挿通し、かつ車体60の裏面側において前記ネ
ジ12にナット13を螺合することで、各ブラケット2
0,30,50を車体60に締結し、複合型ランプLA
MPを車体60に対して固定することが可能となる。こ
の際、仮止め・固定用ブラケット20においては、作業
者は当該ブラケット20の上方から下方に向けてネジ1
2を挿通し、車体60の下面側においてナット13によ
る締結を行うが、そのネジ挿通穴24は仮止めを行って
いる係合突起25よりも車体60の手前側に位置してい
るため、車体の前方からの作業者によるネジ、ナットの
締結作業をより行い易くする。また、上部固定用ブラケ
ット30についても、ネジ挿通穴31が手前に近い位置
にあるため、同様に作業は容易である。さらに、側部固
定用ブラケット50については、作業者は複合型ランプ
LAMPの側部に対して作業を行うため、作業は容易で
ある。
【0015】以上のように、本実施形態の複合型ランプ
LAMPでは、複合型ランプLAMPを車体60に固定
するための複数のブラケット20,30,40,50の
うち、一つのブラケット20を仮止め・固定用ブラケッ
トとして、仮止め用の係合突起25と固定用のネジ挿通
穴24を備える構成とし、この仮止め・固定用ブラケッ
ト20により車体60に対する複合型ランプLAMPの
仮止めと、固定を行なうので、固定に用いるブラケット
とは別に独立した仮止め用のブラケットを設ける必要が
なくなり、灯具に形成するブラケットの数を低減するこ
とが可能になる。これにより、灯具を樹脂成形するため
の金型構造が簡略化でき、低コスト化を図ることが可能
になる。また、灯具を車体に固定する作業においては、
ブラケットの数の低減により、隣接するブラケットの間
隔が広くでき、作業性が改善できる。さらに、前記した
ように、仮止め・固定用ブラケット20では、その先端
側に仮止め部22を設け、基端側に固定部23を設けて
いるので、固定部23を車体60に対して手前側に位置
させることができ、作業者による固定作業を行い易く
し、この面からも作業効率を向上することも可能にな
る。
LAMPでは、複合型ランプLAMPを車体60に固定
するための複数のブラケット20,30,40,50の
うち、一つのブラケット20を仮止め・固定用ブラケッ
トとして、仮止め用の係合突起25と固定用のネジ挿通
穴24を備える構成とし、この仮止め・固定用ブラケッ
ト20により車体60に対する複合型ランプLAMPの
仮止めと、固定を行なうので、固定に用いるブラケット
とは別に独立した仮止め用のブラケットを設ける必要が
なくなり、灯具に形成するブラケットの数を低減するこ
とが可能になる。これにより、灯具を樹脂成形するため
の金型構造が簡略化でき、低コスト化を図ることが可能
になる。また、灯具を車体に固定する作業においては、
ブラケットの数の低減により、隣接するブラケットの間
隔が広くでき、作業性が改善できる。さらに、前記した
ように、仮止め・固定用ブラケット20では、その先端
側に仮止め部22を設け、基端側に固定部23を設けて
いるので、固定部23を車体60に対して手前側に位置
させることができ、作業者による固定作業を行い易く
し、この面からも作業効率を向上することも可能にな
る。
【0016】また、本実施形態の仮止め・固定用ブラケ
ット20は、段差部21により先端側が上端領域(仮止
め部)22として基端側の下端領域(固定部)23より
も上方に曲げられており、その上端領域22から下方に
向けて係合突起25が突出されているので、仮止め・固
定用ブラケット20を側方から見たときに係合突起25
の先端位置が視認し易くなり、係合突起25を係合穴6
5に嵌入する仮止め作業を容易に行うことができる。ま
た、仮止め・固定用ブラケット20は、周縁リブ27と
直線リブ28により機械的な強度が高められているの
で、仮止め時に複合型ランプLAMPの重量が仮止め・
固定用ブラケット20に加えられた場合でも、仮止め・
固定用ブラケット20の破損を抑制することができる。
ット20は、段差部21により先端側が上端領域(仮止
め部)22として基端側の下端領域(固定部)23より
も上方に曲げられており、その上端領域22から下方に
向けて係合突起25が突出されているので、仮止め・固
定用ブラケット20を側方から見たときに係合突起25
の先端位置が視認し易くなり、係合突起25を係合穴6
5に嵌入する仮止め作業を容易に行うことができる。ま
た、仮止め・固定用ブラケット20は、周縁リブ27と
直線リブ28により機械的な強度が高められているの
で、仮止め時に複合型ランプLAMPの重量が仮止め・
固定用ブラケット20に加えられた場合でも、仮止め・
固定用ブラケット20の破損を抑制することができる。
【0017】なお、本実施形態では、灯具ボディの上部
に設けた2つのブラケットのうち、車体外側に位置して
いる側のブラケットを仮止め・固定用ブラケットとして
いるが、これは本実施形態の灯具は複合型ランプとして
構成しているため、灯具の重心が車体外側に偏った位置
にあり、重心に近い側のブラケットで仮止めを行うこと
で、仮止めの安定化を図るために行っている。したがっ
て、灯具の重心が車体の中央側に偏っている灯具の場合
には、車体中央側のブラケットを仮止め・固定用ブラケ
ットとして構成するようにしてもよい。
に設けた2つのブラケットのうち、車体外側に位置して
いる側のブラケットを仮止め・固定用ブラケットとして
いるが、これは本実施形態の灯具は複合型ランプとして
構成しているため、灯具の重心が車体外側に偏った位置
にあり、重心に近い側のブラケットで仮止めを行うこと
で、仮止めの安定化を図るために行っている。したがっ
て、灯具の重心が車体の中央側に偏っている灯具の場合
には、車体中央側のブラケットを仮止め・固定用ブラケ
ットとして構成するようにしてもよい。
【0018】また、前記実施形態では、本発明をヘッド
ランプ、クリアランスランプ、及びターンシグナルラン
プを複合した複合型ランプに適用した例を示したが、単
独構成のランプ、あるいは他の異なるランプの組み合わ
せからなる複合型のランプにおいても同様に適用できる
ことは言うまでもない。
ランプ、クリアランスランプ、及びターンシグナルラン
プを複合した複合型ランプに適用した例を示したが、単
独構成のランプ、あるいは他の異なるランプの組み合わ
せからなる複合型のランプにおいても同様に適用できる
ことは言うまでもない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、灯具ボデ
ィから突出されたブラケットに、灯具ボディを前記車体
に対して仮止めするための仮止め部と、灯具ボディを車
体に対して固定するための固定部とが設けられ、前記仮
止め部は前記固定部寄りも前記ブラケットの先端側に配
置されているので、灯具を固定するためのブラケットと
は別に仮止め用のブラケットを独立して設ける必要がな
く、ブラケットの数を低減することができ、灯具の構造
が簡略化できるとともに、灯具を成形するための金型構
造が簡易化でき、灯具の低コスト化が実現できる。ま
た、ブラケットの数の低減により、隣接するブラケット
の間隔が広くでき、しかも、ブラケットの先端側に仮止
め部を設け、基端側に固定部を設けているので、固定部
を作業者の手前側に位置させることができ、作業者によ
る車体への灯具の固定作業を行い易くし、作業効率を向
上することも可能になる。
ィから突出されたブラケットに、灯具ボディを前記車体
に対して仮止めするための仮止め部と、灯具ボディを車
体に対して固定するための固定部とが設けられ、前記仮
止め部は前記固定部寄りも前記ブラケットの先端側に配
置されているので、灯具を固定するためのブラケットと
は別に仮止め用のブラケットを独立して設ける必要がな
く、ブラケットの数を低減することができ、灯具の構造
が簡略化できるとともに、灯具を成形するための金型構
造が簡易化でき、灯具の低コスト化が実現できる。ま
た、ブラケットの数の低減により、隣接するブラケット
の間隔が広くでき、しかも、ブラケットの先端側に仮止
め部を設け、基端側に固定部を設けているので、固定部
を作業者の手前側に位置させることができ、作業者によ
る車体への灯具の固定作業を行い易くし、作業効率を向
上することも可能になる。
【図1】本発明の車両用灯具をヘッドランプ、クリアラ
ンスランプ、ターンシグナルランプからなる複合ランプ
に適用した実施形態の正面図である。
ンスランプ、ターンシグナルランプからなる複合ランプ
に適用した実施形態の正面図である。
【図2】図1の灯具の平面図である。
【図3】図1の右側面図である。
【図4】図1のAA線に沿う断面図である。
【図5】本発明の車両用灯具の概略構成を示す外観斜視
図である。
図である。
【図6】仮止め・固定用ブラケットの拡大斜視図であ
る。
る。
【図7】仮止め・固定用ブラケットを車体に固定した状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図8】従来の灯具の概略構成を示す外観斜視図であ
る。
る。
LAMP 複合型ランプ HL ヘッドランプ CL クリアランスランプ TSL ターンシグナルランプ 1 灯具ボディ 2 レンズ 3 灯室 4 複合リフレクタ 5 ターンシグナルランプリフレクタ 6,8,10 電球ソケット 7,9,11 バルブ(電球) 12 ネジ(ボルト) 13 ナット 20 仮止め・固定用ブラケット 22 仮止め部 23 固定部 24 ネジ挿通穴 25 係合突起 30 上部固定用ブラケット 40 嵌合用ブラケット 50 側部固定用ブラケット 60 車体 61 開口部 62,63,64 ネジ挿通穴 65 係合穴
Claims (2)
- 【請求項1】 灯具ボディから突出されたブラケットを
介して車体に固定する車両用灯具において、前記ブラケ
ットには、前記灯具ボディを前記車体に対して仮止めす
るための仮止め部と、前記灯具ボディを前記車体に対し
て固定するための固定部とが設けられ、前記仮止め部は
前記固定部よりも前記ブラケットの先端側に配置されて
いることを特徴とする車両用灯具。 - 【請求項2】 前記ブラケットは前記灯具ボディの上部
から背面方向に向けて突出形成され、かつ先端側の高さ
が高くなるように突出方向の中間部に段差部が設けら
れ、前記固定部は下段側の領域に設けたられたネジ挿通
穴を有し、前記仮止め部は上段側の領域に設けられて前
記車体に設けられた開口に係合する係合突起を有するこ
とを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000268046A JP2002067785A (ja) | 2000-09-05 | 2000-09-05 | 車両用灯具 |
KR10-2001-0053249A KR100486671B1 (ko) | 2000-09-05 | 2001-08-31 | 차량용 등기구 |
CNB011329122A CN1251906C (zh) | 2000-09-05 | 2001-09-04 | 车辆用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000268046A JP2002067785A (ja) | 2000-09-05 | 2000-09-05 | 車両用灯具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002067785A true JP2002067785A (ja) | 2002-03-08 |
Family
ID=18754867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000268046A Pending JP2002067785A (ja) | 2000-09-05 | 2000-09-05 | 車両用灯具 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002067785A (ja) |
KR (1) | KR100486671B1 (ja) |
CN (1) | CN1251906C (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2917689A1 (fr) * | 2007-06-19 | 2008-12-26 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif pour faciliter l'indexage et le montage d'un projecteur sur l'aile d'un vehicule |
JP2009220640A (ja) * | 2008-03-13 | 2009-10-01 | Stanley Electric Co Ltd | 車両用前照灯 |
DE102009009669A1 (de) * | 2009-02-19 | 2010-08-26 | Hella Kgaa Hueck & Co. | Dekoratives Bauteil für eine Beleuchtungseinrichtung eines Fahrzeugs |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4707110B2 (ja) * | 2006-03-23 | 2011-06-22 | 本田技研工業株式会社 | 車両用灯火装置 |
CN101101092B (zh) * | 2006-07-06 | 2010-05-26 | 上海小糸车灯有限公司 | 一种用于汽车灯具安装槽口的滑动支架 |
CN101670807B (zh) * | 2008-09-12 | 2013-01-23 | 光阳工业股份有限公司 | 车辆牌照用灯具 |
JP5330128B2 (ja) * | 2009-07-08 | 2013-10-30 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車のウインカ取付け構造 |
FR2971466B1 (fr) * | 2011-02-14 | 2015-06-26 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif de montage et demontage simplifies d'au moins un projecteur de vehicule automobile |
CN102381240A (zh) * | 2011-09-01 | 2012-03-21 | 安徽江淮汽车股份有限公司 | 一种汽车前组合灯总成 |
DE102013101101B4 (de) * | 2013-02-05 | 2023-09-21 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Heckanordnung eines Kraftfahrzeuges sowie Verfahren zur Herstellung einer Heckanordnung |
DE102015211177A1 (de) * | 2015-06-18 | 2016-12-22 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Befestigungsanordnung einer Beleuchtungsvorrichtung und Kraftfahrzeug |
FR3125259A1 (fr) * | 2021-07-19 | 2023-01-20 | Psa Automobiles Sa | Véhicule terrestre à bloc(s) optique(s) à position de pré-maintien sur une armature |
-
2000
- 2000-09-05 JP JP2000268046A patent/JP2002067785A/ja active Pending
-
2001
- 2001-08-31 KR KR10-2001-0053249A patent/KR100486671B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2001-09-04 CN CNB011329122A patent/CN1251906C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2917689A1 (fr) * | 2007-06-19 | 2008-12-26 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif pour faciliter l'indexage et le montage d'un projecteur sur l'aile d'un vehicule |
JP2009220640A (ja) * | 2008-03-13 | 2009-10-01 | Stanley Electric Co Ltd | 車両用前照灯 |
DE102009009669A1 (de) * | 2009-02-19 | 2010-08-26 | Hella Kgaa Hueck & Co. | Dekoratives Bauteil für eine Beleuchtungseinrichtung eines Fahrzeugs |
DE102009009669B4 (de) * | 2009-02-19 | 2017-11-09 | Hella Kgaa Hueck & Co. | Dekoratives Bauteil für eine Beleuchtungseinrichtung eines Fahrzeugs |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20020019389A (ko) | 2002-03-12 |
KR100486671B1 (ko) | 2005-05-03 |
CN1251906C (zh) | 2006-04-19 |
CN1342573A (zh) | 2002-04-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002067785A (ja) | 車両用灯具 | |
US6554461B2 (en) | Vehicle lamp | |
US20050047163A1 (en) | Structure for maintaining clearance between headlamp and fender of vehicle | |
US5428511A (en) | Quick release vehicle headlamp arrangement | |
CA2913271A1 (en) | Vehicular lamp | |
JP2579264Y2 (ja) | 車輌用灯具 | |
JP2010257879A (ja) | 照明器具 | |
CN210740274U (zh) | 车灯模组、车灯及车辆 | |
JP3636906B2 (ja) | 自動車のランプ取付構造 | |
JPH0635288Y2 (ja) | 自動車用前照灯のエイミング装置 | |
CN213420982U (zh) | 平衡车灯罩、平衡车转向灯及平衡车组件 | |
CN210740280U (zh) | 车灯模组、车灯及车辆 | |
CN211502626U (zh) | 用于车灯反射镜的螺钉柱、包含其的车灯反射镜及车灯 | |
KR100402173B1 (ko) | 차량의 범퍼와 사이드 마커 램프의 장착구조 | |
JP2681710B2 (ja) | 前面取付型灯具用カバーリムの取付構造 | |
JP3888461B2 (ja) | 灯具のコネクタ取付構造 | |
JP2002362265A (ja) | 自動車のバンパーの位置決め構造 | |
JPH0351227Y2 (ja) | ||
JP3991673B2 (ja) | 車両用灯具 | |
JP3116352B1 (ja) | 自動車部品の取付構造 | |
JP4589208B2 (ja) | バンパーへのランプ取付構造 | |
JP4276443B2 (ja) | 車両用ランプ取付構造 | |
KR100388282B1 (ko) | 차량의 헤드램프 취부구조 | |
KR100571664B1 (ko) | 자동차의 헤드 램프 고정구조 | |
JP2003312402A (ja) | 車両用部品の取付構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040329 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061107 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061205 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070116 |