JP4276443B2 - 車両用ランプ取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車体側に設けられた取付部材にランプ部材を取り付ける車両用ランプ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用ランプ取付構造としては、車両のフロントバンパにフォグランプを取り付けるフォグランプの取付構造がある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このようなフォグランプの取付構造では、例えばフロントバンパにランプ配置穴が形成されており、フロントバンパの裏面には、ランプ配置穴の周辺において複数の取付ボスが突設されている。さらに、フロントバンパの裏面には、ランプ配置穴の周辺において板状の連結片が設けられており、連結片はフロントバンパの裏面から延出されている。
【0004】
また、このフォグランプの取付構造におけるフォグランプは、ランプブラケットに傾動可能に保持されており、ランプブラケットが各取付ボスに取付ビスにて締結固定されると共に、ランプブラケットが連結片にボルト及びナットにより締結固定されることで、フォグランプがランプブラケットを介してフロントバンパに取り付けられている。これにより、フォグランプのランプレンズ(発光面)がフロントバンパのランプ配置穴に略嵌合されている。
【0005】
フォグランプとランプブラケットとの間には、エイミングスクリュー機構が架け渡されており、エイミングスクリュー機構が操作されることで、ランプブラケットに対するフォグランプの傾動角度が調整されて、フォグランプの光軸の角度(フォグランプが発する光の角度)が調整される構成である。
【0006】
しかしながら、このようなフォグランプの取付構造では、上述の如くフォグランプのランプレンズをフロントバンパのランプ配置穴に略嵌合させるため、ランプ配置穴の外形とランプレンズの外形とが略同一である必要がある。このため、フォグランプの外観イメージを変更したい際には、フロントバンパ(ランプ配置穴)のみならずフォグランプ(ランプレンズ)をも新設する必要がある。これにより、フォグランプの流用が困難であり、仮にフォグランプを流用したとしても、フォグランプの外観イメージを大きく変更することができないという問題がある。
【0007】
さらに、フォグランプをフロントバンパに取り付けるために大型のランプブラケットを必要とするのみならず、ランプブラケットをフロントバンパに固定するために締結部品(取付ビスやボルト及びナット)及び締結工具を必要とする。このため、フォグランプのフロントバンパへの取付作業が煩雑であると共に高コストであるという問題もある。
【0008】
また、フロントバンパに突設された取付ボスは厚肉であるため、フロントバンパに取付ボスが一体成形される場合には、フロントバンパの表面(意匠面)にヒケが出易いという問題がある。
【0009】
【特許文献1】
特開2000−168433公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実を考慮し取付部材へのランプ部材の取付作業を容易にできると共にコストを低減できる車両用ランプ取付構造を得ることが目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】
【0014】
請求項1に記載の車両用ランプ取付構造は、車体側に設けられた取付部材と、前記取付部材に設けられた複数の嵌合部と、それぞれ前記嵌合部への嵌合によって前記取付部材に設けられた複数の係合部と、前記係合部に係合されることで前記取付部材に取り付けられると共に、前記取付部材に対して傾動可能とされ、光を発するランプ部材と、前記ランプ部材に設けられると共に、前記ランプ部材が係合される前記係合部とは別の前記係合部に係合され、前記取付部材に対する前記ランプ部材の傾動角度を調整する傾動角度調整部と、を備えている。
【0015】
請求項1に記載の車両用ランプ取付構造では、車体側に設けられた取付部材に嵌合部が設けられると共に、嵌合部への係合部の嵌合によって取付部材に係合部が設けられており、係合部にランプ部材が係合されることで、ランプ部材が取付部材に取り付けられている。
【0016】
ここで、上述の如く嵌合部への係合部の嵌合によって取付部材に係合部が設けられるため、取付部材への係合部の設置に締結部品及び締結工具が必要でない。このため、取付部材へのランプ部材の取付作業を容易にできると共にコストを低減できる。
【0017】
さらに、係合部を従来の大型のランプブラケットによりも小さくすることができ、一層コストを低減できる。
【0018】
また、取付部材に嵌合部が一体成形される場合には、少なくとも嵌合部の取付部材との境界部分を薄肉とすることで、取付部材にヒケが出ることを防止することができる。
【0019】
しかも、取付部材に嵌合部が一体成形される場合には、嵌合部を取付部材から延出されたのみの形状にすることで、取付部材を成形する金型に嵌合部成形部分においてスライド機構(コア)が必要でなくなり、コストを一層低減できる
【0021】
また、取付部材に対してランプ部材が傾動可能とされると共に、ランプ部材に設けられた傾動角度調整部が、ランプ部材が係合される係合部とは別の係合部に係合されており、傾動角度調整部によって取付部材に対するランプ部材の傾動角度が調整される。これにより、ランプ部材が発する光の角度を調整することができる。
【0022】
請求項2に記載の車両用ランプ取付構造は、請求項1に記載の車両用ランプ取付構造において、前記係合部と当該係合部に係合される前記ランプ部材または傾動角度調整部との少なくとも一方に設けられ、弾性変形されることで当該係合部に当該ランプ部材または傾動角度調整部が係合されて取り付けられる第1弾性部を備えた、ことを特徴としている。
【0023】
請求項2に記載の車両用ランプ取付構造では、係合部と当該係合部に係合されるランプ部材または傾動角度調整部との少なくとも一方に設けられた第1弾性部が弾性変形されることで、当該係合部に当該ランプ部材または傾動角度調整部が係合されて取り付けられている。このため、当該係合部への当該ランプ部材または傾動角度調整部の取付に締結部品及び締結工具が必要でなく、当該係合部への当該ランプ部材または傾動角度調整部の取付作業を一層容易にできると共にコストを一層低減できる。
【0024】
請求項3に記載の車両用ランプ取付構造は、請求項1に記載の車両用ランプ取付構造において、前記ランプ部材及び傾動角度調整部の少なくとも一方に設けられ、弾性変形されることで前記ランプ部材に前記傾動角度調整部が係合されて設けられる第2弾性部を備えた、ことを特徴としている。
【0025】
請求項3に記載の車両用ランプ取付構造では、ランプ部材及び傾動角度調整部の少なくとも一方に設けられた第2弾性部が弾性変形されることで、ランプ部材に傾動角度調整部が係合されて設けられている。このため、ランプ部材への傾動角度調整部の設置に締結部品及び締結工具が必要でなく、ランプ部材への傾動角度調整部の設置作業を容易にできると共にコストを低減できる。
請求項4に記載の車両用ランプ取付構造は、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の車両用ランプ取付構造において、前記嵌合部は、前記取付部材に一体成形されると共に、少なくとも前記取付部材との境界部分が他の部位に比し薄肉にされた、ことを特徴としている。
【0026】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]
図1には、本発明の第1の実施の形態に係る車両用ランプ取付構造10が車両斜め後方から見た分解斜視図にて示されており、図2には、車両用ランプ取付構造10が縦断面図にて示されている。なお、本実施の形態及び下記第2の実施の形態においては、車両における前後方向を「前後方向」とし、車両における左右方向を「左右方向」とし、車両における上下方向を「上下方向」とする。
【0027】
本実施の形態に係る車両用ランプ取付構造10は、取付部材としてのフロントバンパカバー12を備えており、フロントバンパカバー12は車体(図示省略)の前端に固定されている。フロントバンパカバー12は前方(反車体側)へ突出された湾曲板状とされており、フロントバンパカバー12の表面(反車体側面)は意匠面とされている。また、フロントバンパカバー12の下端は、後方(車体側)へ水平に延伸されている。
【0028】
フロントバンパカバー12には、円状の開口14が形成されており、開口14はフロントバンパカバー12を貫通している。
【0029】
フロントバンパカバー12の裏面(車体側面)には、開口14の左右両側において、それぞれ嵌合部としての一対の支持リブ16が一体形成されている。各支持リブ16は、板状とされてフロントバンパカバー12の裏面から水平に延出されており、各対の支持リブ16は、上下方向において互いに対向している。図3に示す如く、各支持リブ16の基端(前端)は薄肉とされる一方、各支持リブ16の先端(後端)は対向する他の支持リブ16の方向へ突出している。
【0030】
各対の支持リブ16には、係合部としての支持クリップ18が設けられている。支持クリップ18は直方体箱状のスライド箱20を有しており、スライド箱20の前壁及び開口14側壁は開放されている。スライド箱20の上壁及び下壁には、それぞれ板状の係止爪22が一体に設けられており、各係止爪22はスライド箱20から開口14側へ突出している。各係止爪22の先端側(開口14側)は対向する他の係止爪22の方向へ直角三角形柱状に突出すると共に、各係止爪22の基端側(反開口14側)は弾性を有している。
【0031】
図3に示す如く、スライド箱20内には一対のスライド爪24が形成されており、各スライド爪24は、断面略J字板状とされて基端がスライド箱20の後壁内面に一体とされると共に、スライド箱20から前方へ突出している。また、一対のスライド爪24は、それぞれスライド箱20内の上側及び下側に配置されており、上側のスライド爪24の先端側は後ろ斜め上方へ突出すると共に、下側のスライド爪24の先端側は後ろ斜め下方へ突出している。
【0032】
ここで、一対の支持リブ16に対しスライド箱20を反開口14側からスライドさせることで、各係止爪22の先端側が各支持リブ16に押圧されて各係止爪22の基端側が反支持リブ16側に弾性変形され、かつ、スライド箱20の上壁と上側のスライド爪24との間に上側の支持リブ16が挿入されると共に、スライド箱20の下壁と下側のスライド爪24との間に下側の支持リブ16が挿入される。これにより、スライド箱20の上壁と上側のスライド爪24との間に上側の支持リブ16が狭持されると共に、スライド箱20の下壁と下側のスライド爪24との間に下側の支持リブ16が狭持されて、上側のスライド爪24の先端が上側の支持リブ16の先端に引っ掛かると共に、下側のスライド爪24の先端が下側の支持リブ16の先端に引っ掛かる。このため、一対の支持リブ16にスライド箱20が前後方向及び上下方向において嵌合されて、一対の支持リブ16に対するスライド箱20の前後方向及び上下方向への移動(離脱)が不能になる。
【0033】
さらに、スライド箱20の反開口14側壁が一対の支持リブ16に当接した際には、各係止爪22の基端側が弾性復元されることで、各係止爪22の先端側が各支持リブ16の開口14側縁に左右方向に垂直な面において面接触して引っ掛かる。これにより、一対の支持リブ16にスライド箱20が左右方向において嵌合されて、一対の支持リブ16に対するスライド箱20の左右方向へのスライド移動(離脱)が不能になる。
【0034】
以上により、各対の支持リブ16に各支持クリップ18が取り付けられて、フロントバンパカバー12に一対の支持クリップ18が設けられている。
【0035】
支持クリップ18は略直方体箱状の支持箱26を有しており、支持箱26は、基端(前端)がスライド箱20の後壁外面に一体とされて、スライド箱20の後壁から後方へ突出している。支持箱26の開口14側壁には、略長方形状の支持孔28が貫通形成されており、支持孔28の前端は半円状とされている。支持孔28内には、第1弾性部としての略長方形板状の弾性板30が設けられており、弾性板30は、基端(後端)が支持孔28後端の周縁と一体にされて、左右方向への弾性を有している。弾性板30の先端縁(前端縁)は円弧状に凹んでおり、これにより、支持孔28の前端に円孔が形成されている。
【0036】
支持箱26の開口14側壁(支持孔28及び弾性板30を含む)においては、前部が後部に比し開口14側へ突出しており、前部と後部との間が傾斜部とされて、傾斜部によって前部と後部とが連絡されている。
【0037】
フロントバンパカバー12の裏面には、開口14の下方において、嵌合部としての連結リブ32が一体に形成されており、連結リブ32は薄板状の水平板34及び垂直板36を有している。水平板34は水平に配置されて前端が開口14の下方近傍におけるフロントバンパカバー12に一体とされる一方、垂直板36は垂直に配置されて下端がフロントバンパカバー12の下端に一体とされており、水平板34の後端と垂直板36の上端とは一体にされている。また、水平板34の後端部には半楕円状の嵌合孔38が形成されており、嵌合孔38は水平板34を貫通している。
【0038】
連結リブ32は、直角三角形柱状の補強柱40を有しており、補強柱40は、フロントバンパカバー12と水平板34と垂直板36とに囲まれた空間内に配置されている。補強柱40は、後面が垂直板36に平行とされると共に、前面が傾斜面とされている。さらに、補強柱40は、上面が水平板34に一体とされると共に、下端がフロントバンパカバー12の下端に一体とされており、これにより、補強柱40によって連結リブ32が補強されている。また、連結リブ32のフロントバンパカバー12との境界部分(水平板34の前端、垂直板36の下端及び補強柱40の下端)は、全て薄肉とされている。
【0039】
連結リブ32には、係合部としての連結クリップ42が設けられている。連結クリップ42は平板状の嵌合板44を有しており、嵌合板44は水平に配置されている。嵌合板44の下面には嵌合突起46が一体に形成されており、嵌合突起46は、基端側(上側)が円柱状とされる一方、先端側(下側)が略三角錐状とされて上方へ行くに従い徐々に拡径されている。嵌合板44の下面には、嵌合突起46の左右両側において、それぞれ板状の嵌合爪48が一体に形成されており、各嵌合爪48の基端側(上側)は弾性を有すると共に、各嵌合爪48の先端側(下側)は嵌合突起46側へ直角三角形柱状に突出している。
【0040】
ここで、連結リブ32に嵌合板44を上方から接近させることで、嵌合孔38前端の周縁に嵌合突起46の先端側が押圧されて嵌合突起46の基端側が後方へ弾性変形されると共に、水平板34に各嵌合爪48の先端側が押圧されて各嵌合爪48の基端側が反水平板34側に弾性変形される。これにより、水平板34の嵌合孔38に嵌合突起46が挿入されると共に、各嵌合爪48が水平板34を通過されて、水平板34に嵌合板44が接触される。
【0041】
水平板34に嵌合板44が接触された際には、嵌合突起46の基端側が弾性復元されて嵌合突起46の基端側が嵌合孔38前端の周縁に当接すると共に、各嵌合爪48の基端側が弾性復元されることで各嵌合爪48の先端側が垂直板36と補強柱40との間に挿入されて各嵌合爪48の先端側が垂直板36に当接しかつ各嵌合爪48の基端側が水平板34に当接する。このため、連結リブ32に嵌合板44が前後方向及び左右方向において嵌合されて、連結リブ32に対する嵌合板44の前後方向及び左右方向への移動(離脱)が不能になる。
【0042】
さらに、嵌合突起46の基端側及び各嵌合爪48の基端側が弾性復元され際には、嵌合突起46の先端側が水平板34に水平方向において面接触して引っ掛かると共に、各嵌合爪48の先端側が水平板34に水平方向において面接触して引っ掛かる。これにより、連結リブ32に嵌合板44が上下方向において嵌合されて、連結リブ32に対する嵌合板44の上下方向への移動(離脱)が不能になる。
【0043】
以上により、連結リブ32に連結クリップ42が取り付けられて、フロントバンパカバー12に連結クリップ42が設けられている。
【0044】
連結クリップ42は平板状の連結板50を有しており、連結板50は下端が嵌合板44の後端に一体とされて嵌合板44の後端から上方へ延伸されている。連結板50には円状の連結孔52が形成されており、連結孔52は連結板50を貫通している。
【0045】
また、車両用ランプ取付構造10は、ランプ部材としてのフロントフォグランプ54を備えている。フロントフォグランプ54は、略半球容器状のランプケース56を有しており、ランプケース56は前方へ向けて開口されると共に、ランプケース56内の底部(後部)には電球58が設けられている。ランプケース56の開口部分は、前方へ突出する湾曲板状のランプレンズ60に閉塞されており、フロントフォグランプ54は、電球58からの光をランプレンズ60から発する構成とされている。
【0046】
ランプケース56の左右両側部位には、それぞれ円柱状の支持ボス62が固定されており、右側の支持ボス62はランプケース56から右方に突出すると共に、左側の支持ボス62はランプケース56から左方に突出している。
【0047】
ここで、フロントフォグランプ54を開口14の後方(フロントバンパカバー12の裏側)から上記一対の支持クリップ18間(一対の支持箱26間)に挿入して、各支持ボス62が各支持箱26における弾性板30の傾斜部を押圧することで、各弾性板30が反フロントフォグランプ54側へ弾性変形されて、各支持ボス62が各支持箱26の支持孔28前端(円孔)に挿入される。また、各支持ボス62が各支持孔28前端に挿入された際には、各弾性板30が弾性復元されることで、各弾性板30によって各支持ボス62が各支持孔28前端から後方へ移動(離脱)することが阻止される。これにより、フロントフォグランプ54が一対の支持クリップ18に一対の支持ボス62を中心に傾動可能に支持(係合)されている。
【0048】
フロントフォグランプ54は、フロントバンパカバー12の開口14後方(開口14のフロントバンパカバー12裏側)に配置されて、開口14の周縁後方(後端後方)にフロントフォグランプ54の前面(ランプレンズ60)が配置されている。これにより、フロントフォグランプ54は、開口14を介して開口14の前方(開口14のフロントバンパカバー12表側)へ光を発する。
【0049】
ランプケース56の外面下側後部には、断面L字板状の係合板64が固定されており、係合板64の基端側は水平に配置されて後方へ延伸されると共に、係合板64の先端側は垂直に配置されて下方へ延伸されている。係合板64の先端側には四角形状の係合孔66が形成されており、係合孔66は係合板64を貫通している。
【0050】
係合板64の係合孔66には、傾動角度調整部としてのエイミングギヤ68が設けられている。エイミングギヤ68は、第2弾性部としての筒状のグロメット70を有しており、グロメット70は弾性を有している。グロメット70は、弾性変形されることで係合孔66に挿入されると共に、弾性復元されることで係合孔66に固定されている。これにより、エイミングギヤ68が係合板64に連結(係合)されている。
【0051】
グロメット70内には、長尺軸状とされたネジ軸72の先端側(後側)が螺合貫通されており、ネジ軸72の基端(前端)は、他の部位よりも大径の球状とされている。ネジ軸72には、下記フランジ板78に隣接する位置において、略円錐台筒状の冠ギヤ74が固定されている。
【0052】
ネジ軸72の基端には、弾性を有する係合クリップ76が設けられており、係合クリップ76は、後端に略円環板状のフランジ板78を有すると共に、フランジ板78の前側に略円筒状の係合筒80を有している。フランジ板78内及び係合筒80内にはネジ軸72の基端が嵌入されており、これにより、係合クリップ76に対しネジ軸72が自転可能とされている。係合クリップ76は、係合筒80の周囲において、第1弾性部としての係合爪82を所定数有しており、係合爪82は、基端(前端)が係合筒80の前端に一体とされると共に、先端側が後側かつ係合筒80の径方向外側へ延伸されている。
【0053】
ここで、所定数の係合爪82を後方(フロントバンパカバー12の裏側)から上記連結クリップ42(連結板50)の連結孔52に挿入することで、所定数の係合爪82が連結孔52の周縁によって弾性変形されて連結孔52を通過される。これにより、連結孔52に係合筒80が嵌合されると共に、所定数の係合爪82が弾性復元されて連結孔52周辺の連結板50に係止される。このため、所定数の係合爪82とフランジ板78との間に連結板50が狭持されて、フロントフォグランプ54のエイミングギヤ68(係合クリップ76)が連結板50に連結(係合)されている。
【0054】
このように、フロントフォグランプ54の一対の支持ボス62を一対の支持クリップ18に支持させると共に、エイミングギヤ68の係合クリップ76を連結板50に連結させることで、フロントフォグランプ54がフロントバンパカバー12に取り付けられている。
【0055】
ここで、例えば、フロントバンパカバー12内に下方からネジ軸72に垂直に挿入したプラスドライバ84の先端を冠ギヤ74に噛合(係合)させた状態で、プラスドライバ84を自転させることで、冠ギヤ74が回転されてネジ軸72が自転される。これにより、グロメット70及び係合板64がネジ軸72に対し略前後方向へ移動されて、フロントフォグランプ54が一対の支持ボス62を中心に傾動されることで、フロントフォグランプ54の傾動角度が調整されて、フロントフォグランプ54が発する光の角度(フロントフォグランプ54の光軸の角度)が調整される構成である。
【0056】
次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0057】
以上の構成の車両用ランプ取付構造10では、車体の前端に固定されたフロントバンパカバー12に開口14の左右近傍において二対の支持リブ16が設けられると共に、各対の支持リブ16への支持クリップ18の嵌合によってフロントバンパカバー12に一対の支持クリップ18が設けられており、各支持クリップ18にフロントフォグランプ54の各支持ボス62が係合される。
【0058】
さらに、フロントバンパカバー12に開口14の下方近傍において連結リブ32が設けられると共に、連結リブ32への連結クリップ42の嵌合によってフロントバンパカバー12に連結クリップ42が設けられており、連結クリップ42にフロントフォグランプ54に設けられたエイミングギヤ68の係合クリップ76が係合される。
【0059】
これにより、フロントフォグランプ54がフロントバンパカバー12に取り付けられており、このため、フロントフォグランプ54はフロントバンパカバー12の開口14を介して開口14のフロントバンパカバー12表側へ光を発することができる。
【0060】
また、フロントフォグランプ54はフロントバンパカバー12に対して一対の支持ボス62を中心に傾動可能とされており、例えばフロントバンパカバー12内に下方からネジ軸72に垂直に挿入したプラスドライバ84の先端をエイミングギヤ68の冠ギヤ74に噛合させた状態で、プラスドライバ84を自転させることで、冠ギヤ74が回転されてエイミングギヤ68のネジ軸72が自転される。これにより、フロントフォグランプ54の係合板64に係合されたエイミングギヤ68のグロメット70がネジ軸72に対し略前後方向へ移動されてフロントフォグランプ54が傾動されることで、フロントバンパカバー12に対するフロントフォグランプ54の傾動角度が調整される。このため、フロントフォグランプ54が開口14を介して発する光の角度を調整することができる。
【0061】
ここで、フロントフォグランプ54が開口14のフロントバンパカバー12裏側に配置された状態でフロントバンパカバー12に取り付けられているため、開口14の外形とフロントフォグランプ54の外形とが同一である必要がない。このため、フロントフォグランプ54の外観イメージ(フロントフォグランプ54のフロントバンパカバー12表側から見たイメージ)を変更したい際には、フロントバンパカバー12を新設して開口14の外形を変更すればよく、フロントフォグランプ54は新設する必要がない。これにより、フロントフォグランプ54を容易に流用することができる。
【0062】
また、上述の如く、各対の支持リブ16への各支持クリップ18の嵌合によってフロントバンパカバー12に一対の支持クリップ18が設けられると共に、連結リブ32への連結クリップ42の嵌合によってフロントバンパカバー12に連結クリップ42が設けられるため、フロントバンパカバー12への一対の支持クリップ18及び連結クリップ42の設置に締結部品及び締結工具が必要でない。このため、フロントフォグランプ54のフロントバンパカバー12への取付作業を容易にできると共にコストを低減できる。
【0063】
さらに、各支持クリップ18及び連結クリップ42は、従来の大型のランプブラケットによりも小さいため、一層コストを低減できる。
【0064】
また、フロントバンパカバー12に二対の支持リブ16及び連結リブ32が一体成形されているが、少なくとも各支持リブ16及び連結リブ32のフロントバンパカバー12との境界部分が薄肉とされているため、フロントバンパカバー12の表面(意匠面)にヒケが出ることを防止することができる。
【0065】
しかも、各支持リブ16がフロントバンパカバー12から後方へ延出されたのみの形状にされているため、フロントバンパカバー12を成形する金型に各支持リブ16成形部分においてスライド機構(コア)が必要でなく(各支持リブ16を弾性変形させて金型を抜けばよく)、コストを一層低減できる。
【0066】
また、フロントバンパカバー12の各支持クリップ18における各弾性板30が、フロントフォグランプ54の各支持ボス62によって弾性変形されて、各支持ボス62が各支持クリップ18の支持孔28前端に嵌入されることで、各弾性板30が弾性復元されて各支持クリップ18に各支持ボス62が支持される。さらに、フロントフォグランプ54のエイミングギヤ68(係合クリップ76)における所定数の係合爪82が、フロントバンパカバー12の連結クリップ42における連結孔52周縁によって弾性変形されて、係合クリップ76の係合筒80が連結孔52に嵌入されることで、所定数の係合爪82が弾性復元されて連結クリップ42に係合クリップ76が連結される。これにより、フロントバンパカバー12にフロントフォグランプ54が取り付けられており、このため、フロントバンパカバー12へのフロントフォグランプ54の取付に締結部品及び締結工具が必要でなく、フロントバンパカバー12へのフロントフォグランプ54の取付作業を一層容易にできると共にコストを一層低減できる。
【0067】
さらに、エイミングギヤ68のグロメット70が、フロントフォグランプ54の係合板64における係合孔66周縁によって弾性変形されて、グロメット70が係合孔66に嵌入されることで、係合板64にグロメット70が連結される。これにより、フロントフォグランプ54にエイミングギヤ68が設けられており、このため、フロントフォグランプ54へのエイミングギヤ68の設置に締結部品及び締結工具が必要でなく、フロントフォグランプ54へのエイミングギヤ68の設置作業を容易にできると共にコストを低減できる。
【0068】
[第2の実施の形態]
図4には、本発明の第2の実施の形態に係る車両用ランプ取付構造100が車両斜め後方から見た分解斜視図にて示されている。
【0069】
本実施の形態に係る車両用ランプ取付構造100は、上記第1の実施の形態とほぼ同様の構成であるが、以下の点において異なる。
【0070】
フロントバンパカバー12においては、支持クリップ18のスライド箱20が、前壁及び開口14側壁のみならず、反開口14側壁も開放されている。
【0071】
ここで、一対の支持リブ16に対しスライド箱20を開口14側からスライドさせることで、スライド箱20の上壁と上側のスライド爪24との間に上側の支持リブ16が挿入されると共に、スライド箱20の下壁と下側のスライド爪24との間に下側の支持リブ16が挿入される。これにより、スライド箱20の上壁と上側のスライド爪24との間に上側の支持リブ16が狭持されると共に、スライド箱20の下壁と下側のスライド爪24との間に下側の支持リブ16が狭持されて、上側のスライド爪24の先端が上側の支持リブ16の先端に引っ掛かると共に、下側のスライド爪24の先端が下側の支持リブ16の先端に引っ掛かる。このため、一対の支持リブ16にスライド箱20が前後方向及び上下方向において嵌合されて、一対の支持リブ16に対するスライド箱20の前後方向及び上下方向への移動(離脱)が不能になる。
【0072】
さらに、各係止爪22の先端側が各支持リブ16の開口14側縁に左右方向に垂直な面において面接触して引っ掛かることで、一対の支持リブ16にスライド箱20が左右方向において嵌合されて、一対の支持リブ16に対するスライド箱20の反開口14側へのスライド移動(離脱)が不能になる。
【0073】
以上により、各対の支持リブ16に各支持クリップ18が取り付けられて、フロントバンパカバー12に一対の支持クリップ18が設けられている。
【0074】
連結クリップ42の嵌合板44においては、嵌合突起46と連結板50との間において円状の作業孔102が形成されており、作業孔102は嵌合板44を貫通している。
【0075】
フロントフォグランプ54においては、ランプケース56の外面下側後部に、第1の実施の形態における係合板64に代えて、平板状の係合板104が固定されており、係合板104は水平に配置されて後方へ延伸されている。係合板104には四角形状の係合孔106が形成されており、係合孔106は係合板104を貫通している。
【0076】
係合板104の係合孔106には、第1の実施の形態におけるエイミングギヤ68に代えて、傾動角度調整部としてのエイミングユニット108が設けられている。
【0077】
図5にも示す如く、エイミングユニット108は、平板状の螺合板110を有しており、螺合板110の上面には、第2弾性部としての一対の弾性爪112が一体に設けられている。各弾性爪112は板状とされており、各弾性爪112の基端側(下側)は弾性を有すると共に、各弾性爪112の先端側(上側)は他の弾性爪112とは反対側へ直角三角形柱状に突出している。
【0078】
ここで、係合板104の係合孔106に一対の弾性爪112を下方から接近させることで、各弾性爪112の先端側が係合孔106の周縁に押圧されて各弾性爪112の基端側が係合孔106の内側に弾性変形される。これにより、一対の弾性爪112が係合孔106に挿入されて、係合板104に螺合板110が接触される。さらに、係合板104に螺合板110が接触された際には、各弾性爪112の基端側が弾性復元されて、各弾性爪112の先端側が係合板104に水平方向において面接触して引っ掛かる。これにより、各弾性爪112の先端側と螺合板110との間に係合板104が狭持(嵌合)されて、エイミングユニット108が係合板104に連結(係合)されている。
【0079】
螺合板110には、一対の弾性爪112間において、長尺軸状とされたネジ軸114の先端側(上側)が螺合貫通されており、ネジ軸114の基端(下端)は、他の部位よりも大径の球状とされて、下面に例えば+状のネジ穴116が形成されている。
【0080】
ネジ軸114の基端には、略半球容器状の連結ブラケット118が設けられており、連結ブラケット118は、下方へ開放されている。連結ブラケット118内にはネジ軸114の基端が収容されており、連結ブラケット118の上部にはネジ軸114の基端近傍が挿通されている。これにより、連結ブラケット118に対しネジ軸114が自転可能及び揺動可能とされている。連結ブラケット118の後側には、第1弾性部としての円筒状の連結筒120が一体に設けられており、連結筒120は、弾性を有すると共に、周面に直角三角形柱状の連結爪122が一対一体に設けられている。
【0081】
ここで、連結筒120を前方から連結クリップ42(連結板50)の連結孔52に嵌入することで、各連結爪122が連結孔52の周縁に押圧されて連結筒120が弾性変形される。これにより、一対の連結爪122が連結孔52を通過されて、連結筒120が弾性復元されることで、一対の連結爪122が連結孔52周辺の連結板50に前後方向に垂直な面において面接触されて引っ掛かる。このため、連結ブラケット118の下面開口が連結クリップ42の作業孔102に対向された状態で、一対の連結爪122と連結ブラケット118との間に連結板50が挟まれて、フロントフォグランプ54のエイミングユニット108(連結筒120)が連結板50に連結(係合)されている。
【0082】
このため、本実施の形態では、フロントフォグランプ54の一対の支持ボス62を一対の支持クリップ18に支持させると共に、エイミングユニット108の連結筒120を連結板50に連結させることで、フロントフォグランプ54がフロントバンパカバー12に取り付けられている。
【0083】
また、例えば、エイミングユニット108の連結ブラケット118内に下方から連結クリップ42の作業孔102を介して垂直に挿入したプラスドライバ84の先端をネジ軸114のネジ穴116に嵌合(係合)させた状態で、プラスドライバ84を自転させることで、ネジ軸114が自転される。これにより、螺合板110及び係合板104がネジ軸114に対し略上下方向へ移動されて、フロントフォグランプ54が一対の支持ボス62を中心に傾動されることで、フロントフォグランプ54の傾動角度が調整されて、フロントフォグランプ54が発する光の角度(フロントフォグランプ54の光軸の角度)が調整される構成である。
【0084】
ここで、以上の構成の車両用ランプ取付構造100でも、上記第1の実施の形態の効果と同様の効果を得ることができる。
【0085】
特に、フロントフォグランプ54のエイミングユニット108における連結筒120が、フロントバンパカバー12の連結クリップ42における連結孔52周縁による一対の連結爪122の押圧によって弾性変形されて、連結筒120が連結孔52に嵌入されることで、連結筒120が弾性復元されて連結クリップ42に連結筒120が連結される。このため、上記第1の実施の形態と同様に、フロントバンパカバー12へのフロントフォグランプ54の取付に締結部品及び締結工具が必要でなく、フロントバンパカバー12へのフロントフォグランプ54の取付作業を容易にできると共にコストを低減できる。
【0086】
さらに、エイミングユニット108の弾性爪112が、フロントフォグランプ54の係合板104における係合孔106周縁によって弾性変形されて、弾性爪112が係合孔106に嵌入されることで、弾性爪112が弾性復元されて係合板104に弾性爪112が連結される。これにより、フロントフォグランプ54にエイミングユニット108が設けられており、このため、上記第1の実施の形態と同様に、フロントフォグランプ54へのエイミングユニット108の設置に締結部品及び締結工具が必要でなく、フロントフォグランプ54へのエイミングユニット108の設置作業を容易にできると共にコストを低減できる。
【0087】
【発明の効果】
【0088】
請求項1に記載の車両用ランプ取付構造では、嵌合部への係合部の嵌合によって取付部材に係合部が設けられるため、取付部材へのランプ部材の取付作業を容易にできると共にコストを低減できる。さらに、係合部を小さくすることができ、一層コストを低減できる。また、少なくとも嵌合部の取付部材との境界部分を薄肉とすることで、取付部材にヒケが出ることを防止することができる。しかも、嵌合部を取付部材から延出されたのみの形状にすることで、金型の嵌合部成形部分にスライド機構が必要でなくなり、コストを一層低減できる。
【0089】
また、傾動角度調整部によって取付部材に対するランプ部材の傾動角度が調整されるため、ランプ部材が発する光の角度を調整することができる。
【0090】
請求項2に記載の車両用ランプ取付構造では第1弾性部が弾性変形されることで係合部にランプ部材または傾動角度調整部が取り付けられるため、当該係合部への当該ランプ部材または傾動角度調整部の取付作業を一層容易にできると共にコストを一層低減できる。
【0091】
請求項3に記載の車両用ランプ取付構造では、第2弾性部が弾性変形されることでランプ部材に傾動角度調整部が設けられるため、ランプ部材への傾動角度調整部の設置作業を容易にできると共にコストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る車両用ランプ取付構造を示す車両斜め後方から見た分解斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る車両用ランプ取付構造を示す縦断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る車両用ランプ取付構造における支持クリップの周辺部位を詳細に示す断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る車両用ランプ取付構造を示す車両斜め後方から見た分解斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る車両用ランプ取付構造におけるエイミングギヤの周辺部位を詳細に示す断面図である。
【符号の説明】
10 車両用ランプ取付構造
12 フロントバンパカバー(取付部材)
14 開口
16 支持リブ(嵌合部)
18 支持クリップ(係合部)
30 弾性板(第1弾性部)
32 連結リブ(嵌合部)
42 連結クリップ(係合部)
54 フロントフォグランプ(ランプ部材)
68 エイミングギヤ(傾動角度調整部)
70 グロメット(第2弾性部)
82 係合爪(第1弾性部)
100 車両用ランプ取付構造
108 エイミングユニット(傾動角度調整部)
112 弾性爪(第2弾性部)
120 連結筒(第1弾性部)

Claims (4)

  1. 車体側に設けられた取付部材と、
    前記取付部材に設けられた複数の嵌合部と、
    それぞれ前記嵌合部への嵌合によって前記取付部材に設けられた複数の係合部と、
    前記係合部に係合されることで前記取付部材に取り付けられると共に、前記取付部材に対して傾動可能とされ、光を発するランプ部材と、
    前記ランプ部材に設けられると共に、前記ランプ部材が係合される前記係合部とは別の前記係合部に係合され、前記取付部材に対する前記ランプ部材の傾動角度を調整する傾動角度調整部と、
    を備えた車両用ランプ取付構造。
  2. 前記係合部と当該係合部に係合される前記ランプ部材または傾動角度調整部との少なくとも一方に設けられ、弾性変形されることで当該係合部に当該ランプ部材または傾動角度調整部が係合されて取り付けられる第1弾性部備えた、ことを特徴とする請求項1記載の車両用ランプ取付構造。
  3. 前記ランプ部材及び傾動角度調整部の少なくとも一方に設けられ、弾性変形されることで前記ランプ部材に前記傾動角度調整部が係合されて設けられる第2弾性部を備えた、ことを特徴とする請求項1記載の車両用ランプ取付構造。
  4. 前記嵌合部は、前記取付部材に一体成形されると共に、少なくとも前記取付部材との境界部分が他の部位に比し薄肉にされた、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の車両用ランプ取付構造。
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