JP2002037011A - 車両乗員のための保護装置および乗員の保護方法 - Google Patents

車両乗員のための保護装置および乗員の保護方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 事故時に自動車が転覆した場合に、乗員の頭
部および頸部とを確実に保護できるような保護装置およ
び保護方法を提供する。 【解決手段】 乗員(12)の頭部と頸部とを保護する
少なくとも一つのエアバッグ(24)を車両シート(1
0)に組み込み、エアバッグ(24)が、少なくともほ
ぼ完全に膨張した状態で、車両シート(10)から車両
シート(10)の座面(14)の方向に、背もたれ(1
6)の長手方向に対して所定角度に傾斜して突出し、こ
れにより乗員(12)の頭部(30)を胸部(32)の
方向に向けて屈曲させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両、特に自動車の
乗員を保護するための保護装置に関し、特に乗員の頭部
と頸部とを保護するために役立つ少なくとも一つのエア
バッグを有する、車両シート(以下、単にシートと記
す。)に組み込まれた保護装置及び車両乗員を保護する
ための方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】自動車
の衝突時に乗員の頭部と頸部を保護するという保護装置
は基本的に公知である。この種の保護装置は車両シート
側に組み込まれており、少なくとも一つの、自動車乗員
の頭部と頸部とを保護する役目のエアバッグを有してい
る。自動車の前部衝突または後部衝突が起こったとき
は、シートのヘッドレストの領域でエアバッグが膨張
し、かつ展開する。衝突に際して乗員は、例えばシート
ベルトのような拘束システムによってシートに保持され
ている限りは、先ず自身の質量慣性によって衝撃の方向
に移動し、次いで再びシートへ押し戻され、その頭部と
頸部とが、この時点ですでにシート上で膨張しているエ
アバッグに突っ込む。この公知の保護装置によって頸椎
むち打ち症が防止される。
【0003】本発明の目的は、特に事故時に自動車が転
覆した場合に、乗員に対する高い保護効果を確保するよ
うな自動車乗員の保護装置および保護方法を提供するこ
とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的は、エアバッグ
が膨張した状態において、シートから座面の方向に、背
もたれの長手方向に対してある角度に傾斜して突出し、
さらに乗員の頭部を胸部の方向に向けて屈曲させるとい
う特徴によって達成され、特にエアバッグが、少なくと
もほぼ完全に膨張した状態において、シートから座面の
方向に突出して、シート背もたれの長手方向に対して一
定角度傾斜し、これによりエアバッグが自動車乗員の頭
部を積極的に乗員の胸部の方向に屈曲させることによっ
て達成される。またこの目的は、自動車の転覆が検知さ
れたとき、エアバッグが乗員の頭部を胸部の方向に屈曲
させる程度にまでガス充填され、自動車の前部衝突また
は後部衝突が検知されたときには、エアバッグが乗員の
頭部とヘッドレストの間に配置されるが、同時に頭部を
移動させることはない程度にのみガス充填されるように
することにより達成される。
【0005】本発明による保護装置および本発明による
保護方法においては、事故に際して、例えば車体が転覆
したときに、エアバッグが膨張して、少なくともほぼ完
全に膨張した状態において、シートから突出することに
よって乗員の頭部を乗員の胸部の方向に積極的に屈曲さ
せる。乗員がエアバッグに強制されて屈曲した姿勢をと
るので、車体が転覆したときに、シートベルトを締めて
いるにもかかわらずルーフの方向に移動しても、頭頂部
はルーフに強く衝突しない。それどころか乗員はエアバ
ッグによって一定の屈曲姿勢に押されているので、その
頭頂部がルーフにぶつかるのが防止され、ルーフの方向
へ移動しても、致命的でない角度でルーフに接触する。
同時に、エアバッグによって頭部が屈曲させられた姿勢
をとっていることにより、頭部の自然にしなう動きが助
長され、結果として頸椎部の傷害が効果的に回避され
る。
【0006】本発明の有利な発展形態は以下の説明、図
面および従属項の記載から理解されるであろう。
【0007】すなわち、保護装置の好ましい実施例によ
れば、エアバッグは、少なくともほぼ完全に膨張した状
態において、シートの少なくともヘッドレストに支持さ
れ、また必要に応じて、ルーフにも支持されることが提
案される。このようにして膨張したエアバッグは自動車
内の特定の位置に保持され、その結果として車体が転覆
し、乗員が自動車の中で移動するときに、特定の屈曲し
た姿勢を保つ。もし車体がコンバーチブル車として設計
されているならば、エアバッグは乗員を屈曲した姿勢に
保持し、これによりコンバーチブル車がフレーム部分と
ロールバーの上で回転している間、頭部と地面の直接接
触が回避される。
【0008】また、エアバッグは、少なくともほぼ完全
に膨張した状態において、その側縁部がシートの座面の
方向に起立していることが有利である。エアバッグの側
縁部に沿って側縁部が起立していることにより、乗員の
頭部はエアバッグの膨張に際してエアバッグに関して位
置決めされ、これにより乗員はその後に続く移動にとっ
て特に有利な姿勢を取る。
【0009】保護装置の特に好ましい実施例によれば、
エアバッグは、膨張した状態において、乗員の頭部を屈
曲させるための保持部分と、保持部分をシート上で支持
するための支持部分とに別れる。エアバッグをこのよう
に別けることによって、支持部分を発生する力の吸収に
適した寸法にすることができると同時に、保持部分を乗
員の頭部を屈曲させる機能に沿った形状にすることがで
きる。
【0010】この実施例では、さらに保持部分は隣り合
って配列された複数の細長いチャンバーからなることが
提案される。複数のチャンバーは必要に応じて互いに流
体的に連通しており、好ましくは膨張した状態におい
て、その長手方向をシートからルーフに向かう方向に向
けて伸長する。細長いチャンバーがルーフの方に向くこ
とによって、乗員の頭部を屈曲させるのに最適な支持表
面が形成される。
【0011】この好ましい実施例において、支持部分
は、膨張した状態において、シートの背もたれの長手方
向を横切って伸長する細長いチャンバーを有してもよ
く、このようにすると保持部分に対して特に良好な支持
効果が得られることが、一連の試験で示されている。
【0012】本発明による保護装置の別の実施例におい
ては、エアバッグは、少なくともほぼ完全に膨張した状
態において、保持部分と支持部分とに区分され、該保持
部分と支持部分とが共通のチャンバーをなすように、エ
アバッグが形成されてもよい。このような形をしたエア
バッグを用いることの利点は、エアバッグの製造、すな
わち保護装置の製造を、比較的簡単な方法で安価に行う
ことができるということである。
【0013】本発明による保護装置の他の実施例によれ
ば、互いに隣り合って配列され、互いに流体的に連通
し、膨張した状態において、シートの背もたれの長手方
向を横切って伸長する、複数の細長いチャンバーで形成
されたエアバッグを用いることが提案される。この実施
例においては、個々のチャンバーが一部で互いに接続し
ており、このようしてエアバッグが少なくともほぼ完全
に膨張した状態において、シートから出発するカーブし
た断面形状をとって、乗員の頭部を屈曲させる。この実
施例の利点は、エアバッグに湾曲した形状をとらせるこ
とが、個々のチャンバーを接続させることによって簡単
に行われることである。また、個々のチャンバーに区分
された構造により、エアバッグの容積が比較的小さくな
り、これによってまた膨張した状態のエアバッグの寸法
安定性が高くなる。さらにまた、チャンバーの形状を適
当に設計することによって、膨張に際してエアバッグを
特定の形状に展開させることが簡単に達成される。
【0014】特に好ましい実施例によれば、エアバッグ
または保持部分の形状が、背もたれの長手方向を横切る
方向から見て、膨張した状態において、楔形をしてお
り、これが乗員の頭部を屈曲させる。
【0015】別法として、エアバッグまたは保持部分
は、膨張した状態において、シュートとして働くような
形状をしていてもよい。乗員がルーフの方向に移動する
ときは、乗員は頭部をエアバッグで屈曲させられなが
ら、このシュート上を特定の経路に沿って案内される。
自動車が転覆し、乗員がシートを離れてすこしでもルー
フの方へ移動すると、シュートとして設計されたエアバ
ッグに頭部と頸部とが当たり、これに沿ってルーフの方
へ摺動する。このようにして特に自動車の転覆に際し
て、乗員の頭部と頸部とが制御された仕方で案内され、
乗員の頭部がルーフに当たるときにしなうことができる
ので、このような場合に発生する力が頸椎骨のみで吸収
されるような事態にはならない。
【0016】本発明による保護装置の他の実施例によれ
ば、2個のエアバッグを有するエアバッグ装置が用いら
れる。第1のエアバッグはシートの背もたれに組み込ま
れており、膨張した状態において、乗員の頭部を屈曲さ
せる役目をする。第2のエアバッグはヘッドレストに組
み込まれており、少なくともほぼ完全に膨張した状態に
おいて、ヘッドレストの近傍に配置されている。この実
施例においてはエアバッグ装置は2個の機能を有してい
る。例えば自動車が転覆した場合は両方のエアバッグが
膨張され、第1のエアバッグは乗員の頭部を屈曲させ、
第2のエアバッグは第1のエアバッグをシート上で支持
する。これに対して自動車の前部衝突または後部衝突が
起こったときは、ヘッドレストに組み込まれた第2のエ
アバッグのみが膨張され、乗員は衝突に際してこのエア
バッグに突っ込み、その結果前述のむち打ち症が回避さ
れる。
【0017】特に自動車の転覆においては、エアバッグ
が保護機能を果たすために、膨張されたエアバッグの内
圧は比較的長時間保持されなくてはならないので、エア
バッグの布地を少なくともほぼ気密に製造することが提
案される。自動車が転覆した後、エアバッグ中に保持さ
れたガスは、例えば適当に作動されるバルブを用いて、
時間遅れを取って排出される。
【0018】また、エアバッグがシート上でできるだけ
広い面積にわたって支持されるようにするために、エア
バッグがその展開過程で、シート中に移動可能に保持さ
れたヘッドレストを高い位置に移動させ、これにより膨
張されたエアバッグが広い面積にわたってヘッドレスト
上で支持されるようにすることが提案される。
【0019】また、エアバッグ装置のエアバッグがそれ
ぞれシートの背もたれに組み込まれている各実施例の場
合は、シート被覆が所定の線に沿って開裂し、エアバッ
グの膨張後、シート被覆と、必要に応じてさらに背もた
れクッションが、少なくとも部分的に、乗員とエアバッ
グの間に配置されるようにすることが有利である。エア
バッグをシート被覆および背もたれクッションと相互作
用させることによって、例えば乗員が着ている衣服の付
属物などによるエアバッグの不調が効果的に回避され
る。
【0020】保護装置は好ましくは制御ユニットを有
し、該ユニットは、自動車が転覆したときに、単数また
は複数のガス発生器に点火して、エアバッグを膨張させ
る。エアバッグを点火するためにこの形式の制御ユニッ
トを用いる場合、さらに次のようにするのが有利であ
る。すなわち、自動車の前部衝突または後部衝突に際し
て、制御ユニットがこの場合は多段式のガス発生器、ま
たはエアバッグ装置の複数のガス発生器のうちの少なく
とも一つを作動させて、エアバッグが乗員の頭部とヘッ
ドレストの間に位置するが、同時に乗員の頭部を移動さ
せることはない程度に、エアバッグを膨張させる。エア
バッグ装置に2個のエアバッグが用いられる実施例と同
様に、1個のエアバッグしか用いないエアバッグ装置に
おいても、制御ユニットによってエアバッグを適当に作
動させることにより、保護装置に2個の機能を持たせる
ことが可能になる。この場合、前部衝突または後部衝突
に際しては、エアバッグ装置は頸椎むち打ち症に対する
保護装置として働く。
【0021】発明の他の態様によれば、乗員を保護する
ための方法が提案され、この保護方法によって上述の保
護装置が動作する。
【0022】この保護方法の発展形態として、なかでも
シートがエアバッグの展開に不適当な位置にあるとき
や、乗員が適切にシートベルトを締めていないときや、
シートが空席のときにエアバッグを膨張させないように
することが提案される。
【0023】さらにまた、頭部と頸部とを保護するため
にエアバッグが点火されようとしているときは、シート
の前方に配置されたフロントエアバッグを膨張させない
ようにすることが提案される。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明を以下の各実施例を用い
て、図面を参照しつつ更に詳しく説明する。図1は自動
車のシート10の概略側面図を示し、シート上に乗員1
2が着座している。シート10は座面14を有し、この
座面から傾斜調節可能の背もたれ16が突出している。
公知の方法で移動可能に保持されたヘッドレスト18が
背もたれ16の頂部に取り付けられている。
【0025】シート10は第1の実施例による保護装置
20を装備している。保護装置20は背もたれ16の頂
部近傍に収容保持されたエアバッグ装置22を有してい
る。エアバッグ装置22はエアバッグ24に連結された
多段ガス発生器(図示せず)を備えている。図2に示し
たように、エアバッグ24は少なくともほぼ完全に膨張
した状態において、背もたれ16の長手方向を横切る方
向から見てほぼ楔形の形状を有している。ガス発生器は
保護装置20の図示しない制御ユニットによって点火さ
れる。
【0026】車両が交通事故に巻きこまれ転覆すると、
保護装置20の制御ユニットがエアバッグ装置22のガ
ス発生器を点火する。ガス発生器が点火されると、ガス
発生器はエアバッグ装置22のエアバッグ24を、約1
00〜600msの時間内に、フルサイズにまで膨張さ
せる。背もたれ16のエアバッグ装置22付近には縫い
目(図示せず)が設けられてあり、これに沿って背もた
れ16のシート被覆26および背もたれクッション28
は、所定の線に沿って断裂する。シート被覆26および
背もたれクッション28が断裂すると、このようにして
背もたれ16上に形成された裂け目からエアバッグ24
が飛び出して、図2に示したように乗員12の方向に展
開する。
【0027】エアバッグ24に設けられた縫い目と、エ
アバッグ24の楔形の形状とによって、エアバッグは同
時にヘッドレスト18の方向にも展開して、図2に矢印
で示したように移動可能なヘッドレスト18を高い位置
に持ち上げる。ヘッドレストはこの位置でエアバッグ2
4に対して最適な支持機能を果たす。エアバッグ24は
完全に膨張した状態においてその楔形の形状により、図
2に示したようにシート10に堅固にシートベルトで締
められた乗員12を前方に押して、特に頭部と頸部とに
おいて背もたれ16から遠ざけて、乗員12の頭部30
を胸部32の方向に屈曲させる。同時に先に断裂したシ
ート被覆26および背もたれクッション28は乗員12
と展開したエアバッグ24の間に挟み込まれるので、例
えば乗員の衣服の付属物などによってエアバッグ24が
うまく作用しない状態が効果的に回避される。エアバッ
グ24は膨張して、シート10から座面14の方向へ、
背もたれ16の長手方向に対してある角度をなして突出
し、乗員12の頭部30と、シート10の背もたれ16
の上部、さらにヘッドレスト18との間に楔形34を形
成する。
【0028】ルーフ36が転覆の過程ででこぼこになっ
た場合、あるいは乗員12が転覆の過程で少しでもシー
ト10から離れてルーフ36の方向に移動した場合は、
乗員12の頭部30は、乗員が屈曲した姿勢を取ってい
るため、湾曲した頸椎に一致して胸部32の方向にしな
うことができ、頸椎の損傷が避けられる。
【0029】保護装置20が正常に機能することを保証
するために、保護装置20は複数のセンサーを有し、こ
れらのセンサーは、特にシート10の位置を測定し、ま
た人がシート10に座っているかどうか、シート10に
座っている乗員12がシートベルトを締めているかどう
かなどを検知する。
【0030】シート10が、例えば背もたれ16が過度
に傾斜しているなどでエアバッグ24の作動に不都合な
位置にあるときや、シート10に人が座っていないとき
や、シート10に座っている乗員12がシート10にし
っかりシートベルトで締められていないときには、保護
装置20の制御ユニットはエアバッグ24が作動するの
を防止する。
【0031】一方、保護装置20の制御ユニットがエア
バッグ装置22のガス発生器を点火する場合は、制御ユ
ニットは、例えばシート10のちょうど正面で自動車に
装備されているフロントエアバッグ(図示せず)の展開
を少なくとも一時的に防止して、これら2個のエアバッ
グの同時作動や、急速な逐次作動を回避する。
【0032】また、保護装置20の制御ユニットは、自
動車の前部衝突または後部衝突に際しては、エアバッグ
装置22の多段式ガス発生器を部分的にのみ点火するよ
うに設計されている。このようにするとエアバッグ24
はシート10の背もたれ16から飛び出しはするが、図
3に示したようにヘッドレスト18と乗員12の頭部3
0との間に位置して、乗員12の頭部30をヘッドレス
ト18から離れる方向にほんの僅か押す程度に展開する
だけである。このような部分的に膨張した状態において
も、エアバッグ24の形状は、折り畳みの形式によっ
て、あるいはさらにエアバッグ24が膨張したときには
じめて裂けるようなエアバッグの縫い目によって保持さ
れている。
【0033】エアバッグ24は衝突の間ずっとシート1
0上にこのままの状態で留まり、衝突の後乗員12がシ
ートベルトまたはベルト引込装置によってシート10の
方へ再び引き戻され、質量慣性によってシート10の方
へ移動するときに、その頭部30が部分的に膨張したエ
アバッグ24に突っ込み、ヘッドレスト18に直接当た
らないようにする。このようにして、特に乗員12の頸
椎むち打ち症が効果的に防止できる。
【0034】図4は保護装置40の第2の実施例を図示
しており、その構造および機能は基本的に前述の保護装
置20の構造および機能に対応する。しかしながらこれ
ら保護装置20,40の基本的な相違は用いられるエア
バッグ42にある。図4に示したように、このエアバッ
グ装置のエアバッグ42は完全に膨張した状態において
細長い形状を有し、背もたれ16から発して背もたれの
長手方向に対してある角度をなしつつ、乗員12の方向
に伸長している。前述の第1の実施例と同じく、この実
施例においてもエアバッグ42は乗員の頭部30を乗員
12の胸部32の方向へ押しつけ、その結果乗員12は
図4に示したような屈曲姿勢をとる。
【0035】これに加えて、エアバッグ42はシュート
44としても設計されている。すなわち、例えばシート
ベルトの締め具合が緩すぎたりして乗員12がルーフ3
6の方向に移動するとき、乗員12はルーフ36に向か
って案内されながら、このシュート上を摺動する。エア
バッグ42が引き起こす乗員12の傾斜した姿勢によっ
て、図4に示したように乗員12は後頭部を致命的とな
らない角度でルーフ36に接触するようになる。これに
加えて、乗員12の頭部30とルーフ36の間に位置す
るエアバッグ42の部分がルーフ36の衝撃をやわらげ
る。
【0036】上述の保護装置40によって、特に自動車
が転覆した場合、乗員12をシュート44で案内するこ
とができるので、乗員の頭部30は致命的とならない角
度でルーフ36に接触するようになる。同時に発生する
衝撃力は乗員12の屈曲した姿勢により、特に頸椎にと
って都合のよい方向で乗員12の身体にかかり、頸椎が
しなうことができるので、起こり得る頸椎の損傷が効果
的に回避される。
【0037】図5は保護装置50の第3の実施例を図示
している。この保護装置の機能は第2の実施例による保
護装置40の機能と基本的に同じである。これら実施例
の唯一の相違は、用いられるエアバッグ装置54のエア
バッグ52にある。この第3の実施例においては、エア
バッグ52はガス発生器に直結された支持部分56と、
支持部分56に隣接する保持部分58からなり、保持部
分58は上述の第2の実施例と同様に膨張した状態にお
いてシュート44として働く。支持部分56と保持部分
58は流体的に互いに連通しており、ガス発生器から流
出するガスはまず支持部分56を、次いで保持部分58
を充填する。
【0038】支持部分56はシート10の背もたれ16
の長手方向を横切って延びた、丸い断面形状をした細長
いチャンバー60から形成されている。この部分は展開
の過程で、図5に上向き矢印で示したように、シート1
0のヘッドレスト18を高い位置に押し上げる。保持部
分58は互いに隣接して配列され、互いに接続されてい
る複数の長手方向のチャンバー62からなっている。こ
れらのチャンバーは図5に示したように、膨張した状態
においてその長手方向をシート10からルーフ36に向
かう方向に向けて伸びる。この場合、保持部分58の長
手方向のチャンバー62は縫い目によって互いに仕切ら
れており、保持部分58は座面14の方向に向かってア
ーチ形を描くような断面形状を有している。保持部分5
8のこのようなアーチ形の断面形状の結果として、エア
バッグ52は保持部分58の両側において隆起した側縁
部64を有している。この側縁部64によって乗員12
の頭部30はエアバッグ52の展開に際して特定の位置
をとらされる。
【0039】この実施例においても、自動車の前部衝突
または後部衝突に際し、エアバッグ52の膨張を、エア
バッグ52が頸椎むち打ち症に対する保護装置として働
く程度に留めることが可能である。またこの実施例にお
いても、保持部分58は図2の第1の実施例に示した楔
形34と同様に働くように設計してもよい。
【0040】図6は本発明による保護装置70の第4の
実施例を示しており、その機能は上述した保護装置4
0,50に相当する。保護装置70と上述の保護装置4
0,50の唯一の相違は、エアバッグ装置72がシート
10のヘッドレスト18に組み込まれていることであ
る。このエアバッグ装置72のエアバッグ74の構造は
基本的に第2の実施例のエアバッグ42に相当する。こ
の実施例においてもヘッドレスト18は、エアバッグの
展開過程でエアバッグ74によって高い位置に移動され
るので(図6の矢印参照)、エアバッグ74の支持が改
善される。
【0041】図7は保護装置80の第5の実施例を示し
ている。この実施例は上述の保護装置40,50と同様
に、シート10の背もたれ16に組み込まれたエアバッ
グ装置82を有しているが、この実施例においては、エ
アバッグ84は互いに隣接して配列された複数の細長い
チャンバー86からなっている。細長いチャンバー86
は互いに流体的に連通しており、膨張した状態において
シート10の背もたれ16の長手方向を横切って伸長す
る。エアバッグ84の個々のチャンバー86は互いに部
分的に接続されており、これにより、少なくともほぼ完
全に膨張された状態において、エアバッグ84はシート
10から発する湾曲した断面を有するシュート44を形
成する。この実施例においても、ヘッドレスト18に直
接当たるチャンバー86が、ヘッドレスト18を高い位
置に押し上げ(図7の上向き矢印参照)、エアバッグ8
4に対する支持面を最適化する。また、この実施例にお
いても、前部衝突または後部衝突に際してはエアバッグ
84を部分的にのみ膨張させて、乗員をむち打ち症に対
して保護するようにしてもよい。さらにまた、この実施
例においても、エアバッグ84は第1の実施例のエアバ
ッグ24と同様に楔形を有するように設計されてもよ
い。
【0042】図8は保護装置90の第6の実施例を図示
している。この第6の実施例では、保護装置90はエア
バッグ装置92を有し、この保護装置90は背もたれ1
6に組み込まれた第1のエアバッグ94と、ヘッドレス
ト18に組み込まれた第2のエアバッグ96からなる。
この実施例においても、保護装置90は乗員12の頭部
と頸部とを保護する役目をする。この目的のために、ま
ず第1のエアバッグ94が、次いで第2のエアバッグ9
6がほぼ同時に膨張される。第1のエアバッグ94はシ
ュート44の役目をし、第2のエアバッグ96は第1の
エアバッグ94とヘッドレスト18の間に配置されて、
ヘッドレスト18を持ち上げ(図8の上向き矢印参
照)、第1のエアバッグ94を支持する。この実施例に
おいては、例えば自動車の前部衝突または後部衝突に際
しては、保護装置90が頸椎むち打ち症に対する保護の
機能のみを果たすように、第2のエアバッグ96のみが
展開され、第1のエアバッグ94のガス発生器は待機状
態のままとされる。
【0043】この実施例においても、第1のエアバッグ
94は第1の実施例において説明したような、楔形の形
状を有するように設計されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ほぼ楔形をしたエアバッグが作動する直前の状
態を示した第1の実施例の概略側面図。
【図2】図1のエアバッグが完全に展開した直後を示し
た概略側面図。
【図3】図1のエアバッグが部分的に膨張した状態を示
した概略側面図。
【図4】車両の転覆に際してシュートの役目をするエア
バッグに乗員が突っ込んだ状態を示した第2の実施例の
概略側面図。
【図5】保持部分と支持部分に分かれたエアバッグが用
いられた第3の実施例の概略側面図。
【図6】ヘッドレストに組み込まれたエアバッグが用い
られた第4の実施例の概略側面図。
【図7】複数のチャンバーで形成されたエアバッグが用
いられた第5の実施例の概略側面図。
【図8】2個のエアバッグが用いられた第6の実施例の
概略側面図。
【符号の説明】
10 シート 12 乗員 14 座面 16 背もたれ 18 ヘッドレスト 20,40,50,70,80,90 保護装置 22,54,72,82,92 エアバッグ装置 24、42,52,74,84 エアバッグ 26 シート被覆 28 背もたれクッション 30 頭部 32 胸部 34 楔形 36 ルーフ 44 シュート 56 支持部分 58 保持部分 60 細長いチャンバー 62 長手方向のチャンバー 64 側縁部 86 チャンバー 94 第1のエアバッグ 96 第2のエアバッグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60R 21/20 B60R 21/20 (72)発明者 ウルリッヒ カールバウァ ドイツ連邦共和国ウルム リーゼ マイト ナー ストラッセ3(サイエンスパークI I) タカタ(ヨーロッパ) ビークル セイフティー テクノロジー ゲーエムベ ーハー内 Fターム(参考) 3B087 CD05 DE10 3D054 AA07 AA21 BB23 BB30 CC04 CC08 CC09 CC16 EE09 EE10 EE13 EE14 EE19 EE20 EE28 EE29 EE30 EE31 FF13 FF20

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両、特に自動車の乗員のための保護装置
    であって、該保護装置は乗員(12)の頭部と頸部とを
    保護する少なくとも一つのエアバッグ(24;42;5
    2;74;84;94)を有するエアバッグ装置(2
    2;54;72;82;92)を車両シート(10)に
    組み込んだ保護装置であって、 エアバッグ(24;42;52;74;84;94)
    は、少なくともほぼ完全に膨張した状態で、車両シート
    (10)から車両シート(10)の座面(14)の方向
    に、背もたれ(16)の長手方向に対して所定角度に傾
    斜して突出し、エアバッグ(24;42;52;74;
    84;94)が乗員(12)の頭部(30)を胸部(3
    2)の方向に向けて屈曲させることを特徴とする保護装
    置。
  2. 【請求項2】エアバッグ(24;42;52;74;8
    4;94)は、少なくともほぼ完全に膨張した状態で、
    車両シート(10)のヘッドレスト(18)および/ま
    たはルーフ(36)に支持されることを特徴とする請求
    項1に記載の保護装置。
  3. 【請求項3】少なくともほぼ完全に膨張したエアバッグ
    (52)は、その側縁部(64)において車両シート
    (10)の座面(14)の方向に張り出されたことを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の保護装置。
  4. 【請求項4】エアバッグ(52)は、少なくともほぼ完
    全に膨張した状態において、保持部分(58)と支持部
    分(56)とに区分され、前記保持部分(58)は乗員
    (12)の頭部(30)を屈曲させ、前記支持部分(5
    6)は車両シート(10)と保持部分(58)の間に配
    置されて保持部分(58)を支持することを特徴とする
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の保護装
    置。
  5. 【請求項5】保持部分(58)は、複数の長手方向のチ
    ャンバー(62)からなり、該チャンバーは互いに隣接
    して配列され、必要に応じて、互いに流体的に連通し、
    膨張した状態において、好ましくはその長手方向を車両
    シート(10)からルーフ(36)の方向に向けて伸長
    することを特徴とする請求項4に記載の保護装置。
  6. 【請求項6】支持部分(56)は、少なくとも一つの細
    長いチャンバー(60)を有し、該チャンバーは、膨張
    した状態で、車両シート(10)の背もたれ(16)の
    長手方向を横切り、またはこれと平行に伸長することを
    特徴とする請求項4または請求項5に記載の保護装置。
  7. 【請求項7】エアバッグ(74)は、少なくともほぼ完
    全に膨張した状態で保持部分と支持部分とに区分され、
    該保持部分と支持部分とが共通のチャンバーをなすよう
    に形成されたことを特徴とする請求項4に記載の保護装
    置。
  8. 【請求項8】エアバッグ(84)は、複数の細長いチャ
    ンバー(86)から形成され、該チャンバーは互いに隣
    接して配列されて、互いに流体的に連通して、膨張した
    状態で、車両シート(10)の背もたれ(16)の長手
    方向を横切って伸長し、かつ個々のチャンバー(86)
    は、部分的に互いに接続され、エアバッグ(84)は、
    少なくともほぼ完全に膨張した状態において、車両シー
    ト(10)から発する湾曲した断面を有し、これによっ
    て乗員(12)の頭部(30)を屈曲させることを特徴
    とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の保
    護装置。
  9. 【請求項9】膨張したエアバッグ(24)または保持部
    分は、乗員(12)の頭部(30)と車両シート(1
    0)との間に楔形(34)を形成し、該楔形が乗員(1
    2)の頭部(30)を圧迫して屈曲した姿勢をとらせる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項
    に記載の保護装置。
  10. 【請求項10】膨張したエアバッグ(42;52;7
    4;84;94;96)またはエアバッグ(42;5
    2;74;84;94;96)の保持部分(58)がシ
    ュート(44)として働くような形状に形成され、乗員
    (12)の頭部(30)を圧迫して屈曲した姿勢をとら
    せると同時に、屈曲された乗員(12)の頭部(30)
    がルーフ(36)の方向へ移動する際に、前記シュート
    によって案内されることを特徴とする請求項1乃至請求
    項8のいずれか1項に記載の保護装置。
  11. 【請求項11】エアバッグ装置(92)は、第1のエア
    バッグ(94)と第2のエアバッグ(96)とを有し、
    前記第1のエアバッグは、車両シート(10)の背もた
    れ(16)に組み込まれて、少なくともほぼ完全に膨張
    した状態で、乗員(12)の頭部(30)を屈曲させる
    役目をし、前記第2のエアバッグは、車両シート(1
    0)のヘッドレスト(18)に組み込まれて、少なくと
    もほぼ完全に膨張した状態において、ヘッドレスト(1
    8)と第1のエアバッグ(84)との間に配置されて、
    第1のエアバッグを支持することを特徴とする請求項
    1、2、3、9、または請求項10に記載の保護装置。
  12. 【請求項12】エアバッグ(24;42;52;74;
    84;94;96)の布地は、少なくともほぼ気密であ
    り、エアバッグ(24;42;52;74;84;9
    4;96)の内圧が膨張後に所定時間、好ましくは5〜
    7秒間、保持されることを特徴とする請求項1乃至請求
    項11のいずれか1項に記載の保護装置。
  13. 【請求項13】エアバッグ(24;42;52;74;
    84;96)は、展開過程で、車両シート(10)に移
    動可能に保持されたヘッドレスト(18)を高い位置に
    押し上げるような形状に形成され、膨張したエアバッグ
    (24;42;52;74;84;96)は、ヘッドレ
    スト(18)上の広い面積にわたって支持されることを
    特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記
    載の保護装置。
  14. 【請求項14】エアバッグ装置(22;54;82;9
    2)のエアバッグ(24;42;52;84;94)
    は、車両シート(10)の背もたれ(16)に組み込ま
    れたことを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれ
    か1項に記載の保護装置。
  15. 【請求項15】背もたれ(16)に組み込まれたエアバ
    ッグ(24;42;52;84;94)の展開の過程
    で、車両シート被覆(26)が所定の線に沿って断裂
    し、エアバッグ(24;42;52;84;94)の膨
    張後に、シート被覆(26)および、必要に応じてさら
    に背もたれ(16)の背もたれクッション(28)が、
    少なくとも部分的に乗員(12)とエアバッグ(24;
    42;52;84;94)との間に配置されることを特
    徴とする請求項14に記載の保護装置。
  16. 【請求項16】エアバッグ装置(72;92)のエアバ
    ッグ(74、96)が車両シート(10)のヘッドレス
    ト(18)に組み込まれたことを特徴とする請求項1乃
    至請求項13のいずれか1項に記載の保護装置。
  17. 【請求項17】エアバッグ装置(22;54;72;8
    2;92)の単数または複数のガス発生器に連結された
    制御ユニットが、自動車の転覆に際してガス発生器を点
    火して、エアバッグ(24;42;52;74;84;
    94;96)を膨張させることを特徴とする請求項1乃
    至請求項16のいずれか1項に記載の保護装置。
  18. 【請求項18】自動車の前部衝突または後部衝突に際し
    て、制御ユニットがエアバッグ装置(22;54;7
    2;82;92)の多段式ガス発生器を作動させるか、
    または複数のガス発生器中の少なくとも一つを作動さ
    せ、エアバッグ(24;42;52;74;84;9
    6)が、乗員(12)の頭部(30)と車両シート(1
    0)のヘッドレスト(18)の間に配置されるが、同時
    に乗員(12)の頭部(30)を移動させることはない
    程度にのみ、エアバッグ(24;42;52;74;8
    4;96)にガスを充填することを特徴とする請求項1
    7に記載の保護装置。
  19. 【請求項19】車両シート(10)がエアバッグ(2
    4;42;52;74;84;94;96)の展開に不
    適当な位置にあるとき、制御ユニットがエアバッグ(2
    4;42;52;74;84;94;96)を膨張させ
    ないことを特徴とする請求項17または請求項18に記
    載の保護装置。
  20. 【請求項20】乗員(12)が車両シート(10)に適
    切にシートベルトで締められていないとき、またはシー
    ト(10)が空席であるとき、制御ユニットがエアバッ
    グ(24;42;52;74;84;94;96)を膨
    張させないことを特徴とする請求項17乃至請求項19
    のいずれか1項に記載の保護装置。
  21. 【請求項21】頭部と頸部とを保護するためにエアバッ
    グ(24;42;52;74;84;94;96)が点
    火されようとしている時、制御ユニットが、少なくとも
    一時的に、シート(10)の前方で自動車に配置された
    フロントエアバッグを膨張させないことを特徴とする請
    求項17乃至請求項20のいずれか1項に記載の保護装
    置。
  22. 【請求項22】車両、特に自動車の乗員を保護するため
    の方法であって、車両シート(10)に組み込まれたエ
    アバッグ装置(22;54;72;82;92)のエア
    バッグ(24;42;52;74;84;94;96)
    が、少なくとも自動車の転覆中に膨張されて乗員(1
    2)の頭部と頸部とを保護する役目を果たす保護方法に
    おいて、少なくともほぼ完全に膨張したエアバッグ(2
    4;42;52;74;84;94;96)が乗員(1
    2)の頭部(30)を胸部の方向に屈曲させることを特
    徴とする自動車の乗員を保護するための保護方法。
  23. 【請求項23】車両シート(10)が膨張に不適当な位
    置にあるとき、乗員(12)が車両シート(10)上で
    完全にシートベルトを締めつけていないとき、または車
    両シート(10)が空席であるとき、エアバッグ(2
    4;42;52;74;84;94;96)を膨張させ
    ないことを特徴とする請求項22に記載の保護方法。
  24. 【請求項24】頭部と頸部とを保護するためにエアバッ
    グ(24;42;52;74;84;94;96)が点
    火されようとしている時、制御ユニットは、少なくとも
    一時的に、車両シート(10)の前方で自動車に配置さ
    れたフロントエアバッグを膨張させないことを特徴とす
    る請求項22または請求項23に記載の保護方法。
  25. 【請求項25】車両、特に自動車の乗員を保護するため
    の方法であって、自動車が事故に遭遇したかどうかが検
    知され、事故が検知されたときに自動車のシート(1
    0)に組み込まれたエアバッグ装置(22;54;7
    2;82;92)のエアバッグ(24;42;52;7
    4;84;94;96)が膨張されて乗員(12)の頭
    部と頸部とを保護する役目を果たす保護方法において、
    自動車の転覆が検知されたときには、エアバッグは乗員
    (12)の頭部(30)を胸部(32)の方向に屈曲さ
    せる程度にまで膨張され、自動車の前部衝突または後部
    衝突が検知されたときには、エアバッグ(24;42;
    52;74;84;94;96)は乗員(12)の頭部
    (30)と車両シート(10)のヘッドレスト(18)
    の間に配置されるが、同時に乗員(12)の頭部(3
    0)を移動させない程度にのみガス充填されることを特
    徴とする保護方法。
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