JP2007190988A - 座席シート装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアバッグの展開性能を円滑化かつ安定化させる座席シート装置を提供する。
【解決手段】上方部にティアライン44を備えた背もたれ部1Bと、基布を結合した袋体から構成され、膨張時においてティアライン44を開裂して乗員の頭部上方へ展開するように背もたれ部1B内に設けたエアバッグ11と、エアバッグ11の膨張時においてエアバッグ11の展開方向を規制しつつティアライン44の近傍に向けて誘導するよう背もたれ部1B内に設けた上方ガイド部材41及び下方ガイド部材42とを有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、自動車などの車両に装備されて内部にエアバッグを備えた座席シート装置に関する。
従来、例えば運転席においてハンドルの回転中心から運転者側に膨張展開する運転席用エアバッグ装置や、インストルメントパネルから助手席側に膨張展開する助手席用エアバッグ等、自動車の衝突時等に乗員の身体を拘束するための各種エアバッグ装置が使用されている。
近年、衝突などによる車体横転や、倒木等の重量物落下等、自動車に大きな外力が加わる大事故が発生した場合、その際の衝撃により乗員の頭上から頭部に衝撃が加わる可能性があることから、このような場合に対応するためのエアバッグが既に提唱されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−37011号公報
上記従来技術においては、基布を結合した袋体から構成されたエアバッグを、車両の座席シートの背もたれ部に収納し、緊急時にインフレータからの圧力流体をエアバッグに供給して膨張させ、乗員の頭部上方へ展開させる基本構成が開示されている。
この座席シートに備えるエアバッグ装置の最適化を図る上では、スムーズかつ安定的な展開性能を追求することが要求される。
本発明の目的は、座席シートに備えるエアバッグ装置のスムーズかつ安定的な展開性能を得ることができる座席シート装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明は、開裂部を備えた背もたれ部と、膨張時において前記開裂部を開裂して乗員の頭部上方へ展開するように前記背もたれ部内に設けたエアバッグと、前記エアバッグの膨張時において前記エアバッグの展開方向を規制しつつ前記開裂部の近傍に向けて誘導するよう前記背もたれ部内に設けた展開方向ガイド部材とを有することを特徴とする。
上記エアバッグに圧力流体が供給された際には、まず背もたれ部の内部でエアバッグが膨張を開始し、その膨張途中で背もたれ部の開裂部を押圧して開裂する。そして、開口した開裂部を通じてエアバッグが背もたれ部の外部へ膨出し、乗員の頭部上方へ展開する。
本発明は、上記展開方向ガイド部材を有していることにより、上記の膨張展開過程でエアバッグが背もたれ部の内部で開裂部へ向かう以外の方向へ展開を抑制でき、つまり優先的に開裂部まで到達させて開裂させることができる。このため、迅速に背もたれ部の外部へ膨出させ、エアバッグの展開を円滑化させることができる。
また、展開方向ガイド部材は、背もたれ部内部におけるエアバッグの不必要な展開を抑制することができるため、開裂部を開裂した後で展開途中のエアバッグが外部へ膨出する際に背もたれ部の内部と余計な摩擦やスタック(つっかえ)を生じさせることなく円滑に膨出できるため展開性能の安定性を向上させることができる。
第2の発明は、前記開裂部は、前記背もたれ部の上方部に備えられていることを特徴とする。
エアバッグに圧力流体が供給され、背もたれ部の内部でエアバッグが膨張を開始すると、その膨張途中で背もたれ部の上方部にある開裂部を押圧して開裂し、開口した開裂部を通じてエアバッグが背もたれ部の外部へ膨出するので、乗員の頭部上方へ展開することができる。
第3の発明は、上記第1又は第2発明において、前記展開方向ガイド部材は、前記エアバッグの膨張時において前記エアバッグの上方の展開を規制するように配置された上方ガイド部材を有することを特徴とする。
これにより、エアバッグが斜め上方に展開する際に効果的に展開を規制することができる。
第4の発明は、上記第3の発明において、前記背もたれ部の頂部にヘッドレストを有し、前記上方ガイド部材は、前記エアバッグが膨張を開始する領域の後方側端部から前記ヘッドレストの前方側の輪郭に接する接線上に略一致する配置で設けられていることを特徴とする。
これにより、背もたれ部から外部へ膨出したエアバッグがヘッドレストに衝突するのを抑制でき、展開性能をより安定させることができる。
第5の発明は、上記第1乃至第4の発明のいずれかにおいて、前記展開方向ガイド部材は、前記エアバッグの膨張時において前記エアバッグの下方の展開を規制するように配置された下方ガイド部材を有することを特徴とする。
これにより、主に斜め上方に向かう方向に展開するエアバッグが誤って下方に展開するのを規制することができる。
第6の発明は、上記第1乃至第5の発明のいずれかにおいて、乗員からの荷重を支持する強度支持部材を前記背もたれ部内に有し、前記展開方向ガイド部材は、前記強度支持部材に固定又は一体形成されていることを特徴とする。
これにより、背もたれ部の内部において展開方向ガイド部材がエアバッグの膨張力に抗して展開方向を規制する性能を確保できる。
本発明によれば、座席シートに備えるエアバッグの展開性能を円滑化かつ安定化することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態による座席シート装置の概略側面図であり、図1(a)は平常時、図1(b)はエアバッグの膨張時を示している。なお、以下において、前方とは座席シートに着座した乗員が正面を向いている方向(例えば自動車の前方)を示し、後方とはその逆の方向を示す。この図1において、本実施形態の座席シート装置は、乗員2が着座する座席シート1と、この座席シート1に設けられたエアバッグ装置10とを備えている。
座席シート1は座部1Aを有し、この座部1Aから背もたれ部1Bが上方に突出している。この背もたれ部1Bの頂部には、ヘッドレスト1Cが支持部45を介して取り付けられている。
上記座席シート1は、事故による車体横転時等に乗員2の頭部2Aを拘束するためのエアバッグ装置10を上記背もたれ部1B内に装備している。このエアバッグ装置10は、第1基布35及び第2基布36を縫製結合した袋体(図4参照)から構成され、膨張時において乗員2の頭部2A上方へ展開するように設けたエアバッグ11と、上方ガイド部材(展開方向ガイド部材)41及び下方ガイド部材(展開方向ガイド部材)42が一体に形成されて上記エアバッグ11が折り畳まれた状態で収納されるリテーナ12と、上記エアバッグ11を膨張展開させるためのガス(圧力流体)を供給するインフレータ13(図2、図3参照)とを備えている。
また、上記座席シート1は、サイドプレート14A(図2参照)及びクロスメンバー14B(図2参照)等からなり座席シート1の骨格を形成するシートフレーム(強度支持部材)14を内部に有しており、上記リテーナ12及びインフレータ13は、上記シートフレーム14に設けられている(詳細は後述)。そして座席シート1の座部1A及び背もたれ部1Bにはそれぞれ全体が表皮布材1Dで被覆されており、そのうち背もたれ部1Bを被覆している表皮布材1Dの前方側表面で上方ガイド部材41と下方ガイド部材42の間には、ミシン目などで他の箇所より破断しやすいティアライン(開裂部)44が例えば水平な直線上で形成されている。
なお、図示はしないが、エアバッグ装置10が搭載される自動車には、該自動車が衝突(側突を含む)した際や横転した際に、それらの発生(もしくは発生の予測)を検知する各種センサが設けられている。そして、インフレータ制御回路(図示せず)が、これらのセンサからの検知信号に基づいてインフレータ13のイニシエータ(図示せず)を起動させる。
図1(a)に示すように、平常時にはエアバッグ11はリテーナ12内に折り畳まれた状態で収納されている。一方、例えば自動車が上記衝突・横転した場合等には、前記センサがこれを検知し、インフレータ制御回路からインフレータ13のイニシエータに起動信号が入力されて上記イニシエータが起動し、図1(b)に示すように、エアバッグ11の上方展開部38が膨張して自動車のルーフ3と乗員2の頭部2Aとの間に展開する。このとき、エアバッグ11は背もたれ部1Bの表皮布材1Dに形成されているティアライン44を開裂してから外部に膨出し、乗員2の頭部2A上方に展開する。そして、エアバッグ11の下方展開部37(図1参照)の働きにより乗員2の頭部2Aを前方へ押しやるように膨張し、乗員2の頭部2Aを前屈させて首部への負担を軽減できる。
図2はエアバッグ装置10のシートフレーム14への固定構造を表す斜視図であり、図3は上記固定構造をさらに詳細に表すエアバッグ装置10の分解斜視図である。なお、図3においては、図示の煩雑を避けるため上方ガイド部材41の一部を省略して示している。
これら図2及び図3において、上記シートフレーム14は、座席シート1の背もたれ部1B内における車幅方向両側(図2中左右方向両側)に設けられた一対のサイドプレート14A,14Aと、これらサイドプレート14A,14A間に略車幅方向に沿うように延設され、当該サイドプレート14A,14Aを接続するクロスメンバー14Bとを有している。上記サイドプレート14A,14A及びクロスメンバー14Bは、ともに座席シート1の背もたれ部1B内に設けられている。なお、特に図示はしないが、シートフレーム14は座部1A内に設けられたベースプレートも有している。
エアバッグ11の基端側(インフレータ側、図3中下側)には、インフレータ13とパイプ部材20を介して接続されるガス供給口(供給流路)11aと、このガス供給口11aの両側に位置する取付片11b,11bとが設けられている。この取付片11b,11bには、エアバッグ11及びリテーナ12を固定するための取付ボルト21aを挿通させるボルト孔22がそれぞれ2箇所ずつ穿設されている。一方、上記リテーナ12は箱体で構成されるリテーナ本体43と上述した上方ガイド部材41及び下方ガイド部材42を一体に形成して構成されており、そのリテーナ本体43の車幅方向両側に、リテーナ12を固定するための取付ボルト23を挿通させるボルト孔24が穿設された取付部12a,12bがそれぞれ設けられ、その下部(インフレータ側、図3中下側)には、上記エアバッグ取付部11bのボルト孔22に対応する位置に同様にボルト孔25が穿設された取付部12cが設けられている。
複数(本実施形態では4本)の上記取付ボルト21aは、エアバッグ11が折り畳まれリテーナ本体43に収納された状態で、リテーナ取付部12cに穿設されたボルト孔25、エアバッグ取付部11bのボルト孔22、及び取付板26の上記エアバッグ取付部11bのボルト孔22に対応する位置に穿設されたボルト孔27にそれぞれ挿通され、ナット21bに締結される。これにより、エアバッグ11は折り畳まれた状態でリテーナ12に固定される。また、複数(本実施形態では2本)の上記取付ボルト23は、リテーナ取付部12a,12bの上記ボルト孔24に挿通された後に、クロスメンバー14Bに設けた図示しない締結孔に締結される。これにより、エアバッグ11が折り畳まれた状態で収納されたリテーナ本体43が上方ガイド部材41と下方ガイド部材42と一体となってクロスメンバー(強度支持部材)14Bに固定される。
そして、上記のようにリテーナ12がクロスメンバー14Bに固定された状態において、箱体であるリテーナ本体43の上方の開口部から平板形状の上方ガイド部材41及び下方ガイド部材42が一体に延設されている。そして、これら上方ガイド部材41と下方ガイド部材42は、それぞれ背もたれ部1Bの表皮布材1Dの内側表面付近まで到達する長さとなっている(以上、図5参照)。
上記パイプ部材20は、複数個所(本実施形態では2箇所)が屈曲された例えば金属製のパイプであり、上記リテーナ12の下方に設けられている。このパイプ部材20とエアバッグ11とは、パイプ部材20のバッグ側端部20aにエアバッグ11のガス供給口35aが被せられ例えば金属製のクランプバンド30によってカシメ固定されることにより、接続されている。また、パイプ部材20とインフレータ13とは、パイプ部材20のインフレータ側端部に設けられた接続部20bがインフレータ13の上端部13aに被せられ締結(又は接着)されることにより、接続されている。このようにして、エアバッグ11とインフレータ13とがパイプ部材20を介して接続されている。
インフレータ13は、上記パイプ部材20のさらに下方に設けられ、取付部材31によって一方側(本実施形態では車幅方向右側)の上記サイドプレート14Aに取り付けられている。上記取付部材31は、インフレータ13を挟み込んで支持する一対の取付プレート31A,31Bを備えており、これら取付プレート31A,31Bは、取付プレート31Aに形成された複数(本実施形態では4つ)のボルト31aが取付プレート31Bの対応する位置に穿設された複数(本実施形態では4つ)のボルト孔31bに挿通されボルト締結されることにより、インフレータ13を挟んで固定される。そして、取付プレート31Aの一方側(車幅方向右側)端部には略90度折り曲げられて形成された取付部31cが設けられており、複数(本実施形態では2本)の取付ボルト32がこの取付部31cに穿設されたボルト孔33に挿通されてサイドプレート14Aに設けられた図示しない締結孔にそれぞれ締結されることにより、取付部材31がサイドプレート14Aに固定される。この結果、インフレータ13が取付部材31を介してサイドプレート14Aに固定される。
なお、インフレータ13のイニシエータ(図示せず)と前述したインフレータ制御回路(図示せず)とはケーブル34により接続されており、このケーブル34を介してインフレータ13の点火制御が行われる。
図4は、完全に膨張展開した状態のエアバッグ11の全体構造を斜め後方から表す斜視図である。
この図4において、エアバッグ11は、前述したように第1基布35及び第2基布36を縫製結合した袋体から構成され、図示するように膨張展開した状態では下方展開部37と上方展開部38とを一体に備えた形状となる。最初にインフレータ13からガス供給口11aに圧力流体が供給されることで、下方展開部37を乗員の後頭部に対向する側で膨張展開して乗員の頭部を前屈させ、次に上方展開部39を乗員の頭部の上方に膨張展開する。
以上の構成の座席シート1に備えられたエアバッグ装置10の動作について説明する。
図5、図6は座席シート1の背もたれ部1Bの内部を前後方向の断面で示した図であり、図5はエアバッグを膨張展開させる前の状態を示し、図6はエアバッグを膨張展開させた状態を示している。なお、図5、図6において図中左側が前方に対応し、図中右側が後方に対応する(後述の図7においても同様)。
まず、図5において、前述したように箱体形状のリテーナ本体43の内部にエアバッグ11が折り畳まれて収納されており、リテーナ本体43の上方の開口部がエアバッグ11の膨張を開始する領域(図中に示すA部)となっている。上方ガイド部材41はその膨張開始領域Aの後方側端部つまりリテーナ本体43の後方側壁部の上端から上記ヘッドレスト1Cの前方側の輪郭に接する接線B上に略一致する配置で設けられている。また、下方ガイド部材42は、エアバッグ11の膨張開始領域の前方側端部つまりリテーナ本体43の前方側壁部の上端から前方側上方に向かう方向で設けられている。
インフレータ13からの圧力流体がエアバッグ11に供給された際には、リテーナ本体43の内部でエアバッグ11が膨張を開始し、上方ガイド部材41及び下方ガイド部材42によりエアバッグ11は展開方向を規制されつつ膨張する。そして、その膨張途中で圧力流体の押圧力によりエアバッグ11の表面が背もたれ部1Bのティアライン44に到達し、押圧して開裂する。これにより、図6に示すように、開口したティアライン44を通じてエアバッグ11が背もたれ部1Bの外部へ膨出し、乗員2の頭部上方へ展開する。
以上説明した本実施形態のエアバッグ装置10によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、本実施形態の座席シート1においては、上記上方ガイド部材41及び下方ガイド部材42を有していることにより、上記の膨張展開過程でエアバッグ11が背もたれ部1Bの内部でティアライン44へ向かう以外の方向へ展開を抑制でき、つまり優先的にティアライン44まで到達させて開裂させることができる。このため、迅速に背もたれ部1Bの外部へ膨出させ、エアバッグ11の展開性能を円滑かつ安定化することができる。
また、背もたれ部1Bの内部は空洞部分の容積が大きく、上方ガイド部材41及び下方ガイド部材42を有していない場合は、図7に示すように、ティアライン44の開裂前にエアバッグ11が背もたれ部1Bの内部で必要以上の大きさで展開してしまう。これに対して、本実施形態の座席シート1は上方ガイド部材41及び下方ガイド部材42を有していることにより、背もたれ部1B内部におけるエアバッグ11の不必要な展開を抑制することができるため、ティアライン44を開裂した後で展開途中のエアバッグ11が外部へ膨出する際に背もたれ部1Bの内部と余計な摩擦やスタック(つっかえ)を生じさせることなく円滑に膨出でき、展開性能の安定性を向上させることができる。
また、本実施形態においては、エアバッグ11の膨張時においてエアバッグ11の上方の展開を規制するように配置された上方ガイド部材41を有していることにより、主に斜め上方に向かう方向に展開するエアバッグに対して効果的に展開を規制できる。
また、本実施形態においては、上方ガイド部材41がエアバッグ11の膨張開始領域Aの後方側端部からヘッドレスト1Cの前方側の輪郭に接する接線B上に略一致する配置で設けられていることにより、背もたれ部1Bから外部へ膨出したエアバッグ11がヘッドレスト1Cに衝突するのを抑制でき、膨張展開性能をより安定させることができる。
また、本実施形態においては、エアバッグ11の膨張時においてエアバッグ11の下方の展開を規制するように配置された下方ガイド部材42を有していることにより、主に斜め上方に向かう方向に展開するエアバッグが誤って下方に展開するのを規制できる。
また、本実施形態においては、上方ガイド部材41及び下方ガイド部材42がリテーナ本体43と一体となって強度支持部材であるシートフレーム14(クロスメンバー14B)に固定されていることにより、背もたれ部1Bの内部において上方ガイド部材41及び下方ガイド部材42がエアバッグ11の膨張力に抗して展開方向を規制する性能を確保できる。
なお、上方ガイド部材41及び下方ガイド部材42は、それぞれを例えばスチールやアルミなどの剛性の高い材料でリテーナ12と別体で構成し、個別にシートフレーム14に固定したり、または他の強度支持部材(例えばヘッドレスト1Cの支持部など)に固定してもよい(あるいはそれらシートフレーム14、ヘッドレスト支持部、さらにはシート1の座部1A等に一体化させて設けてもよい)。また、上方ガイド部材41及び下方ガイド部材42の形状は平板に限られるものではなく、エアバッグ11を適切に展開できるよう適宜湾曲させた形状に形成してもよい。
上述した各実施形態の具体的な構成は、本発明の内容を厳密に限定するものではなく、細部に関しては本発明の趣旨に沿って多様に変更できることはもちろんである。
本発明の一実施の形態による座席シート装置の概略側面図である。 エアバッグ装置のシートフレームへの固定構造を表す斜視図である。 図2に示す固定構造をさらに詳細に表すエアバッグ装置の分解斜視図である。 完全に膨張展開した状態のエアバッグの全体構造を斜め後方から表す斜視図である。 エアバッグを膨張展開させる前の状態で座席シートの背もたれ部の内部を前後方向の断面で示した図である。 エアバッグを膨張展開させた状態で座席シートの背もたれ部の内部を前後方向の断面で示した図である。 上方ガイド部材及び下方ガイド部材を備えていない場合にエアバッグの膨張展開途中の状態で座席シートの背もたれ部の内部を前後方向の断面で示した図である。
符号の説明
1 座席シート
1B 背もたれ部
1D 表示布材
1C ヘッドレスト
2 乗員
10 エアバッグ装置
11 エアバッグ
12 リテーナ
13 インフレータ
14 シートフレーム(強度支持部材)
14B クロスメンバー(強度支持部材)
35 第1基布
36 第2基布
37 下方展開部
38 上方展開部
41 上方ガイド部材(展開方向ガイド部材)
42 下方ガイド部材(展開方向ガイド部材)
43 リテーナ本体
44 ティアライン(開裂部)

Claims (6)

  1. 開裂部を備えた背もたれ部と、
    膨張時において前記開裂部を開裂して乗員の頭部上方へ展開するように前記背もたれ部内に設けたエアバッグと、
    前記エアバッグの膨張時において前記エアバッグの展開方向を規制しつつ前記開裂部の近傍に向けて誘導するよう、前記背もたれ部内に設けた展開方向ガイド部材と
    を有することを特徴とする座席シート装置。
  2. 請求項1記載の座席シート装置において、
    前記開裂部は、前記背もたれ部の上方部に備えられていることを特徴とする座席シート装置。
  3. 請求項1又は2記載の座席シート装置において、
    前記展開方向ガイド部材は、前記エアバッグの膨張時において前記エアバッグの上方の展開を規制するように配置された上方ガイド部材を有することを特徴とする座席シート装置。
  4. 請求項3記載の座席シート装置において、
    前記背もたれ部の頂部にヘッドレストを有し、
    前記上方ガイド部材は、前記エアバッグが膨張を開始する領域の後方側端部から前記ヘッドレストの前方側の輪郭に接する接線上に略一致する配置で設けられていることを特徴とする座席シート装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の座席シート装置において、
    前記展開方向ガイド部材は、前記エアバッグの膨張時において前記エアバッグの下方の展開を規制するように配置された下方ガイド部材を有することを特徴とする座席シート装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の座席シート装置において、
    乗員からの荷重を支持する強度支持部材を前記背もたれ部内に有し、
    前記展開方向ガイド部材は、前記強度支持部材に固定又は一体形成されていることを特徴とする座席シート装置。
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