JP2002029191A - ホルダー - Google Patents

ホルダー

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JP2002029191A
JP2002029191A JP2000221059A JP2000221059A JP2002029191A JP 2002029191 A JP2002029191 A JP 2002029191A JP 2000221059 A JP2000221059 A JP 2000221059A JP 2000221059 A JP2000221059 A JP 2000221059A JP 2002029191 A JP2002029191 A JP 2002029191A
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JP
Japan
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binding
holder
sheet
sheets
binding margin
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000221059A
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English (en)
Inventor
Masaharu Nada
政晴 名田
Katsuyuki Tono
勝之 戸野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokuyo Co Ltd
Original Assignee
Kokuyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 綴じ代形成部の強度を強くして綴じ込まれた
際の損傷を防止することができ、且つ、見出しの表示も
容易に行えるようにすること。 【解決手段】 一枚のシートを二枚厚に折り畳んで設け
られた表シート11及び裏シート12を備えてホルダー
10が構成されている。裏シート12の開放側一縁には
綴じ代形成部15が連なっており、この綴じ代形成部1
5は二枚厚となるように設けられている。綴じ代形成部
15は、綴じ穴23を有するとともに、ポケット状の見
出し表示部21を備えている一方、見出し表示部21と
綴じ穴23との間には前記ポケットの底部となる封止部
24が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホルダーに係り、
更に詳しくは、複数枚厚となるシートの間に書類を収納
することができるとともに、所定の綴じ具を用いて綴じ
込み可能に設けられたホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より知られているホルダーとして
は、例えば、図10及び図11に示されるタイプのもの
が存在する。このホルダー50は、透光性を有する樹脂
シートを表裏一対となるように折り畳んで二枚厚とし、
この折り畳まれた端縁と直交する一の端縁を溶着して二
縁を開放する構成となっている。このホルダー50は、
開放する二縁間を開くようにして、シートの内部に書類
等を収納することができるようになっている。また、裏
シート51の開放側(図10中右側)には、当該開放側
から少しはみ出るように綴じ代52が連なっており、こ
の綴じ代52には、所定の綴じ具の綴じ足を挿入可能な
綴じ穴53が二箇所に設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ホ
ルダー50にあっては、綴じ代52が一枚厚となるシー
トにより形成されるため、その強度が比較的弱くなる傾
向が強い。これにより、綴じ足に綴じ込まれた状態で書
類を収納して持ち運ぶときに、綴じ穴53が変形した
り、破れてしまったりするという不都合を生じる。かか
る不都合は、収納する書類が多い場合に特に顕出する。
また、ホルダー50のシート厚を薄いタイプとした場合
には、当該シート自体が、いわゆる腰がなく、一枚厚で
は、用い得るシート材が制限されるという不都合もあ
る。
【0004】ところで、このようなホルダー50に見出
しを付ける場合、図10に示されるように、ホルダー5
0の反綴じ込み側縁からはみ出るようにシール状のイン
デックス片55を貼り付けたり、ホルダー50の外面に
ラベル56を貼り付けて書き込んだりする場合が多い。
【0005】しかしながら、前記インデックス片55や
ラベル56にあっては、貼り付け作業が極めて面倒とな
る他、インデックス片55やラベル56を剥がす場合、
完全に剥がし取ることが極めて困難となり、ホルダー5
0の外面を汚してしまうという不都合を生じる。
【0006】
【発明の目的】本発明は、このような不都合に着目して
案出されたものであり、その目的は、綴じ具に綴じ込ま
れたときに、綴じ代を形成する部位の損傷を防止するこ
とができ、且つ、見出しの表示も容易に行うことができ
るホルダーを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、シートを複数枚厚として少なくとも一縁
を開放したホルダーにおいて、前記シートに連なる外方
位置に、シート複数枚厚となる綴じ代形成部が設けられ
る、という構成を採っている。具体的には、シートを二
枚厚として略直交する二縁を開放したホルダーにおい
て、表裏何れかのシートの開放側一縁に連なる外方位置
に、シート複数枚厚となる綴じ代形成部が設けられる、
という構成を採用している。このような構成によれば、
極めて簡易な構成により、綴じ代形成部の強度を強くす
ることができ、これにより、綴じ具により綴じ代形成部
を綴じ込んだ場合でも、当該綴じ代形成部の損傷を有効
に回避することができ、従来例に示されるような不都合
を解消することが可能となる。しかも、強度が高まるこ
とで、用いるシート材が薄くても、これを利用すること
ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明における綴じ代形成部は綴
じ穴を有するとともに細長い片状をなし、少なくとも長
手方向一端側を開放するポケット状の見出し表示部を備
え、この見出し表示部と綴じ穴との間には前記ポケット
の底部を形成する封止部が設けられる、という構成も採
用することができる。これによれば、見出し表示部に見
出し記入用の紙片等を差し込むことにより、見出しを容
易に表出させることができる。また、従来のようなラベ
ルからなるインデックス片等を貼ったり、剥がしたりす
る必要性がなくなり、見出しを表示する際の取扱性を格
段に向上させることが可能となる。また、封止部を設け
たことにより、前記紙片を差し込むときに、当該紙片が
綴じ穴を塞いでしまうこともなく、綴じ込み作業に何ら
支障を及ぼすことがない。
【0009】更に、前記綴じ代形成部は裏シートに一体
に設けられ、綴じ代形成部における裏シート側端部は前
記二枚厚のシートを一体化させる溶着部として形成され
る、という構成も採用することができる。このような構
成を採れば、綴じ代形成部を所定のファイル等に綴じ込
んで捲り操作しても綴じ込み領域の十分な強度を維持す
ることができる。
【0010】なお、本明細書において、位置若しくは方
向を示す用語は、特に明示しない限り、図3を基準とし
て用いるものとする。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0012】図1には、実施例に係るホルダーの概略斜
視図が示され、図2には、前記ホルダーを開放した状態
の斜視図が示されている。また、図3には、図1の平面
図が示され、図4には、ホルダーの展開図が示されてい
る。これらの図において、ホルダー10は、特に限定さ
れるものでないが、本実施例では、ポリプロピレン等の
透光性を有する一枚の樹脂シートS(図4参照)により
構成されている。このホルダー10は、前記シートSを
折り返し位置aにて二枚厚に折り畳んで設けられた表シ
ート11及び裏シート12を備えて構成されている。
【0013】前記表シート11は、ホルダー10を展開
した状態で裏シート12の下端位置よりも外側に若干突
出する塞ぎ代14を備え、この塞ぎ代14を裏シート1
2の下端に沿う折り返し位置bで折り返して当該裏シー
ト12の外面に溶着或いは接着することにより、各シー
ト11,12の下側が塞がれるようになっている。これ
により、表シート11及び裏シート12は、略直交する
二縁、すなわち、右側と上側の二つの端縁を開放するこ
ととなり、これらを開いて内部に書類等を挟み込んで収
納できるようになっている。ここで、裏シート12の開
放側一縁の外方位置、すなわち裏シート12の右側外方
位置には、上下方向に延びる長片状の綴じ代形成部15
が一体に設けられている。
【0014】前記綴じ代形成部15は、図4及び図5に
示されるように、裏シート12を折り返し位置cにて折
り返して二枚厚とすることにより構成されている。この
際、綴じ代形成部15における裏シート側端部18は、
溶着位置dにおいて溶着され、二枚厚となった裏シート
12を一体化させる溶着部19として形成されている。
従って、綴じ代形成部15は、長手方向(図3中上下方
向)に延びる扁平なチューブ状をなすこととなり、これ
により、綴じ代形成部15の上下両側は、図2及び図6
に示されるように、上下両端側(長手方向両端側)を開
放するポケット状の見出し表示部21として形成され、
その内部に見出し片22を挿入可能となっている。ま
た、綴じ代形成部15の面内には、図7にも示されるよ
うに、二つの綴じ穴23が設けられている。これら綴じ
穴23と見出し表示部21との間には、前記見出し表示
部21の底部を形成する封止部24がそれぞれ設けら
れ、この封止部24は、二枚厚となった裏シート12を
溶着することにより形成されている。
【0015】前記裏シート側端部18の上側領域には、
図1及び図4に示されるように、図4中右側に突出する
開放防止片26が連なっている。この開放防止片26の
基部側は、溶着位置dにおいて溶着され、これにより、
開放防止片26は、図8に示されるように、当該開放防
止片26と裏シート12との間に表シート11の外縁部
分を差し込むことにより、収納された書類の不用意なる
はみ出しを防止して当該書類が綴じ穴23上に被さらな
いようになっている。
【0016】以上の構成において、前記綴じ穴23を図
示しない綴じ具の綴じ足に挿入することにより、ホルダ
ー10が綴じ具に綴じ込まれることとなる。また、図2
に示されるように、上下両側から見出し片22を各見出
し表示部21内に挿入するだけで、所望の見出しを容易
に表示することが可能となる。この際、綴じ穴23の外
側に封止部24を設けているため、見出し片22を押し
込み過ぎて当該見出し片22が綴じ穴23を塞ぐことは
ない。
【0017】なお、前記綴じ代形成部15の形成位置
は、前記実施例に限定されるものでなく、例えば、裏シ
ート12の上側外方位置に設けたり、表シート11の上
側若しくは右側外方位置に設けるものであってもよい。
要するに、本発明は、シートSに連なる外方位置に複数
枚厚となる綴じ代形成部15が設けられていれば足り
る。
【0018】また、前記綴じ穴23の形成数及び形成位
置は、図示構成例に限定されるものでなく、綴じ足の本
数等に応じて変更、増加させてもよい。
【0019】更に、前記封止部24は、二枚厚となる裏
シート12を溶着した場合を説明したが、これに限られ
るものでなく、例えば、二枚厚となる裏シート12を接
着するものであってもよい。
【0020】また、前記実施例において、上縁と右縁の
二つの端縁を開放するホルダー10について説明した
が、本発明は、これに限定されるものでなく、例えば、
上縁或いは左右何れか一方の縁のみを開放するポケット
状としてもよい。
【0021】更に、前記ホルダー10は、一枚のシート
Sを二枚厚として構成するものに限らず、例えば、シー
トSを三枚厚として構成する等、シートSを重ねる枚数
を適宜変更、増加させてもよい。
【0022】また、前記実施例において、表シート11
の右側縁を略直線状に形成した場合を図示したが、例え
ば、図9に示されるように、開放防止片26が重なる領
域に切欠部28を設けてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数枚厚に設けられたシートの一縁に綴じ代形成部が連
なり、この綴じ代形成部を複数数枚厚としたから、用い
るシート材が薄くても、簡易な構成により綴じ代形成部
の強度を高めることができ、綴じ具により綴じ込まれた
際の損傷等を有効に回避することができる。
【0024】また、前記綴じ代形成部は、ポケット状の
見出し表示部を備えているから、シートの外面や端部側
にラベルからなるインデックス片等を貼り付けることな
く、紙片等の見出しを容易に着脱することが可能とな
る。また、綴じ穴と見出し表示部との間に封止部が設け
られているので、綴じ穴を塞ぐことなく前記見出しを挿
入することができる。
【0025】更に、綴じ代形成部の裏シート側端部は、
二枚厚のシートを一体化させる溶着部として設けられて
いるから、綴じ代形成部のいわゆる腰を強くすることが
でき、所定のファイル等に綴じ込んだときに、捲り操作
をスムースに行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るホルダーの概略斜視図。
【図2】表シートを開放した状態を示す図1と同様の斜
視図。
【図3】図1の平面図。
【図4】図1の展開図。
【図5】図3のA−A線矢視拡大断面図。
【図6】見出し表示部に見出し片を挿入した状態を示す
図5と同様の断面図。
【図7】図3のB−B線矢視拡大断面図。
【図8】図3のC−C線矢視拡大断面図。
【図9】変形例に係るホルダーを示す平面図。
【図10】従来のホルダーを示す概略斜視図。
【図11】図10のD−D線矢視拡大断面図。
【符号の説明】
10 ホルダー 11 表シート 12 裏シート 15 綴じ代形成部 18 裏シート側端部 19 溶着部 21 見出し表示部 23 綴じ穴 24 封止部 S シート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを複数枚厚として少なくとも一縁
    を開放したホルダーにおいて、 前記シートに連なる外方位置に、シート複数枚厚となる
    綴じ代形成部が設けられていることを特徴とするホルダ
    ー。
  2. 【請求項2】 シートを二枚厚として略直交する二縁を
    開放したホルダーにおいて、 表裏何れかのシートの開放側一縁に連なる外方位置に、
    シート複数枚厚となる綴じ代形成部が設けられているこ
    とを特徴とするホルダー。
  3. 【請求項3】 前記綴じ代形成部は綴じ穴を有するとと
    もに細長い片状をなし、少なくとも長手方向一端側を開
    放するポケット状の見出し表示部を備え、この見出し表
    示部と綴じ穴との間には前記ポケットの底部を形成する
    封止部が設けられていることを特徴とする請求項1又は
    2記載のホルダー。
  4. 【請求項4】 前記綴じ代形成部は裏シートに一体に設
    けられ、綴じ代形成部における裏シート側端部は前記二
    枚厚のシートを一体化させる溶着部として形成されてい
    ることを特徴とする請求項2又は3記載のホルダー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008284853A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 King Jim Co Ltd 紙片収納用ホルダ
JP2009090607A (ja) * 2007-10-11 2009-04-30 Debika:Kk リフィル用補強綴じ穴
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