JP2009090607A - リフィル用補強綴じ穴 - Google Patents

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Abstract

【課題】リフィルの綴じ穴周縁の強度を増強すること
【解決手段】シート材3を袋体に形成してなるリフィル1の綴じ穴7において、上記綴じ穴7を有するリフィル1の側端部にシート材3を折り返してなる補強部5を設け、折り返された部位のシート材3を熱圧着してなる陥凹部9を上記綴じ穴7の周縁に沿って点状に設け、陥凹部9と陥凹部9の縁辺に形成された突出部11と該突出部11間に残存する折返部13とが断面視規則的な波状に形成される。硬軟の程度が異なる部分が綴じ穴7の周縁に沿って平面視点状かつ断面視波状に、つまり水平方向にも垂直方向にも規則的に形成されるため、外力を逃がす部分が適宜に生じ、綴じ穴7にかかる力が分散される。
【選択図】図2

Description

本願発明は、シート材を袋体に形成してなるリフィルに関し、とくにその綴じ穴の補強に関する。
リフィルは、シート状の袋体個々に書類等がファイルされこれが多数積層されて綴じ穴にバインダファイルの止め具を挿入して編綴される。
最近のリフィルにはポケットが形成されたものがあり、ここにCD等が収納された場合綴じ穴には大なる負荷がかかるため、綴じ穴が破損し編綴できなくなることがあった。
これを防止すべく、綴じ穴の周縁をリング状に強化する製品等が現われた。
しかし、この場合その強化された部分に一様の力が集中して負荷されるので、補強強さは素材の強度に依存するという欠点があった。
また、シート材の生地厚を厚くして強度を得ることも考えられるが、この場合シート材の重量が厚くなり、使用上不適になりコスト高の一因ともなる。
特開平11−309974
本願発明は上記背景に鑑み、綴じ穴周縁の強度を増強することを目的とする。
またシート材全体の厚さを変えずに綴じ穴部の強化をし、使用に適しコスト増にもならないことを目的とする。
上記目的達成のため、本願発明によるリフィル用補強綴じ穴は、シート材を袋体に形成してなるリフィルの綴じ穴において、上記リフィルの側端部にシート材を折り返してなる綴じ穴を有する補強部を設け、該補強部に折り返された部位のシート材を熱圧着してなる陥凹部を上記綴じ穴の周縁に沿って点状に設け、上記陥凹部と上記陥凹部の縁辺に形成された突出部と該突出部間に残存する折返部とが断面視規則的な波状に形成されることを特徴とする。
また、請求項1記載のリフィル用補強綴じ穴において、上記補強部は上記陥凹部、突出部、折返部の順に硬度が小となることを特徴とする。
また、請求項1又は請求項2記載のリフィル用補強綴じ穴において、上記陥凹部は上記綴じ穴の周縁に沿って放射状に複数設けられることを特徴とする。
外力が最もかかる綴じ穴の周縁には硬度の大なる陥凹部、素材の柔軟性を残存させる折返部及び硬度が両者の中間程度の突出部が形成されるため、硬軟の程度が異なる部分が綴じ穴の周縁に沿って平面視点状かつ断面視波状に、つまり水平方向にも垂直方向にも規則的に形成される。このため、外力を逃がす部分が適宜に生じ、綴じ穴にかかる力が分散されるので、外力の部分的集中に起因する破損を防止することができる。
また、シート材は通常の厚さのものを使用し補強部のみを折り返しているため、リフィルの全体重量に実質上の影響を与えないので使用にも適しコスト増にもならない。
次に、実施の形態を示す図面に基づき本願発明によるリフィル用補強綴じ穴をさらに詳しく説明する。なお、便宜上同一の機能を奏する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
リフィル1は引張強度が大で熱圧着可能な高分子化合物のシート材3例えばポリプロピレンからなり、生地厚がa(例えば0.2mm)のものを適宜に折り又は熔着する等して所定形状の袋体に形成される。5はリフィル1の左側端部2に設けられる補強部であり、上記シート材3の折返し部分5aを折り返してなる。該補強部5の厚さは熱圧着時に押しつぶされ1.5aとなっている。
上記補強部5にはバインダファイル(図示せず)の止め具(図示せず)に編綴するための綴じ穴7が2箇所設けられる。該綴じ穴7の周縁には円周に沿って折り返された部位のシート材を熱圧着してなる陥凹部9が10個設けられる。各陥凹部9の縁辺には熱圧着の際熱で溶かされた素材が盛り上がり固化されてなる突出部11が形成される。13は上記陥凹部9間に点状に残存する折返部である。15はCD等を収納するマチ付きのポケットである。
ここで綴じ穴7周縁の上記各部の硬度についてみると、陥凹部9は熱圧着により最も硬く硬化しており、厚さは1.5a程度である。次いで突出部11は熱で溶かされた素材が盛り上がり固化されているので陥凹部9に次いで硬くなっており、厚さは2.5a程度である。折返部13は単にシート材3が二重になっているだけの部分なので素材の柔軟性を残存させており、厚さは2aである。
リフィル1をめくる際ポケット15にCDが収納されていたりリフィル1内に多数の書類が収納されていたりすると、綴じ穴7に大なる外力が負荷される。本願発明においてはこのような場合、外力が綴じ穴7の周縁に沿って硬度の大なる陥凹部9、次に硬い突出部11、柔軟性を残存させた折返部13という硬軟の程度が異なる部位が平面視点状かつ断面視波状に、つまり水平方向にも垂直方向にも規則的に形成されているため、外力を逃がす部分が適宜に生じ、綴じ穴7にかかる力が分散される。よってリフィル1の綴じ穴7からの破損を防止することができる。
またリフィル1はシート材3の生地厚が補強部5以外は通常の厚さ(例えば0.2mm)であるため、リフィル1の全体重量に実質上の影響を与えないので使用にも適しコスト増にもならない。
本願発明にかかるリフィルはその態様を問わない。例えば、図3(A)に示すような単純な袋体からなるリフィルはもちろん、図3(B)に示すようなマチ付きのリフィル、図3(C)に示すような他の形態のポケット16を有するリフィルにも適用可能である。また本願発明は図3(B)に示すような補強部5に切欠6のある場合にも適用可能である。
上記陥凹部9の個数、形状は任意である。
また綴じ穴7の個数、形状も任意であり、多穴リフィルにも適用可能である。
さらにリフィルを編綴する止め具も任意であり、例えばパイプファイルであってもリングファイルであってもよい。
本願発明は文房具とくにリフィルに活用することができる。
(A)は本願発明によるリフィルの一の実施例を示す正面図、(B)は(A)のB部拡大図である。 (A)は本願発明による綴じ穴の拡大図、(B)は(A)の拡大断面図である。 (A)は本願発明によるリフィルの他の実施例を示す正面図、(B)はさらに他の実施例を示す正面図、(C)はさらに他の実施例を示す正面図である。
符号の説明
1 リフィル
2 左側端部
3 シート材
5 補強部
5a 折返し部分
6 切欠
7 綴じ穴
9 陥凹部
11 突出部
13 折返部
15 ポケット
16 ポケット

Claims (3)

  1. シート材を袋体に形成してなるリフィルの綴じ穴において、上記リフィルの側端部にシート材を折り返してなる綴じ穴を有する補強部を設け、該補強部に折り返された部位のシート材を熱圧着してなる陥凹部を上記綴じ穴の周縁に沿って点状に設け、上記陥凹部と上記陥凹部の縁辺に形成された突出部と該突出部間に残存する折返部とが断面視規則的な波状に形成されることを特徴とするリフィル用補強綴じ穴。
  2. 上記補強部は上記陥凹部、突出部、折返部の順に硬度が小となることを特徴とする請求項1記載のリフィル用補強綴じ穴。
  3. 上記陥凹部は上記綴じ穴の周縁に沿って放射状に複数設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のリフィル用補強綴じ穴。
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