JP2002027782A - センサレスモータの起動システム - Google Patents

センサレスモータの起動システム

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JP2002027782A
JP2002027782A JP2000208708A JP2000208708A JP2002027782A JP 2002027782 A JP2002027782 A JP 2002027782A JP 2000208708 A JP2000208708 A JP 2000208708A JP 2000208708 A JP2000208708 A JP 2000208708A JP 2002027782 A JP2002027782 A JP 2002027782A
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Seiryu Takayama
誓龍 高山
Takao Maruyama
高穂 丸山
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Sony Corp
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/20Arrangements for starting
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof

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  • Power Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常な起動回転では、起動パラメータの手動
調整により、モータ特性や負荷に対応した目標起動条件
で起動可能なセンサレスモータの起動システムの提供。 【解決手段】 起動加速モードの起動時に位置信号SP
CU、SPCV、SPCWによりエッジ検出回路1から
回転周波数信号FGを出力し、コンパレータ2で基準周
波数信号FGoと比較し、異常回転と判定すると、スイ
ッチ5を切換端子tm側に切換え手動設定モードを設定
し、オペレータは、相切換制御信号SPDU、SPD
V、SPDWと、位置信号SPCU、SPCV、SPC
Wを監視し、相切換時間、相切換回数、ドライブ電圧の
順に手動微調整を行いスピンドルモータ16が正常起動
状態に復帰され、簡単な構成でスピンドルモータの特性
変化やドライバ特性に対応し、スピンドルモータを、モ
ータ種別と光ディスク種類により目標起動条件で低消費
電力で起動可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センサレスモータ
をモータ特性や負荷に応じて、最適起動条件で起動させ
るセンサレスモータの起動システムに関する。
【0002】
【従来の技術】CD(CompactDisc)やMD
(MiniDisc)などの光ディスクを軸芯を中心に
回転駆動するスピンドルモータには、永久磁石のロータ
とコイルによる界磁から構成され、長寿命で、ノイズレ
ス・ダストレス特性に優れたブラシレスモータが使用さ
れており、さらには、ブラシレスモータのホール素子信
号の代わりにコイルの誘起電圧を利用してモータの回転
を行うセンサレスモータが使用されている。例えば、セ
ンサレスモータをスピンドルモータに使用した従来のポ
ータブルMDの信号処理LSIでは、スピンドルモータ
の起動パラメータ(相切換時間、相切換数、ドライブ電
圧)は固定で、起動パラメータの調整を行うことはでき
なかった。従来もモータドライバによっては、モータの
相切換時間、相切換回数などを、モータドライバ側で調
整することが行われる場合もあるが、この場合には、ス
ピンドルモータのサーボ出力がアナログ信号としてモー
タドライバに入力されて調整が行われるので、動作が複
雑となり消費電力上のロスも大きくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】MDに限らず、CDや
DVD(DigitalVersatileDisc)
などの光ディスクを駆動するセンサレスモータの起動シ
ステムにおいては、個々のセンサレスモータの特性上の
微妙な変化や、ドライバの特性のばらつきに高精度で対
応するように、起動パラメータ(相切換時間、相切換回
数、ドライブ信号)の調整を行って、低消費電力でセン
サレスモータを目標の回転速度で高精度に回転駆動する
ことが要求される。
【0004】本発明は、前述したようなセンサレスモー
タの起動システムの現状に鑑みてなされたものであり、
その目的は、センサレスモータの起動時の回転状態を判
定し、必要に応じて直接起動パラメータの微調整を行う
ことにより、センサレスモータの特性上の微少変化や、
ドライバ特性のばらつきの問題を解決して、センサレス
モータを、モータ種別や負荷に対応して最適の目標起動
条件で、低消費電力で起動させることが可能な簡単な構
成のセンサレスモータの起動システムを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、センサレスモータに起動加
速モードと固定周波数モードとの何れかのモードを選択
設定するモード設定手段と、前記センサレスモータに、
モータ特性と駆動負荷に対応して予め設定される起動時
の駆動条件を指定する起動パラメータを設定するパラメ
ータ自動設定手段と、該パラメータ自動設定手段で設定
される起動パラメータが指定する起動時の駆動条件に基
づいて、前記センサレスモータを自動モードで起動回転
するモータ自動起動手段と、該モータ自動起動手段によ
る前記センサレスモータの起動状態が、目標起動状態に
一致するか否かの判定を行う起動状態判定手段と、該起
動状態判定手段が、前記センサレスモータの起動状態の
前記目標起動状態からのずれを判定すると、前記モータ
自動起動手段による起動がキャンセルされ、起動パラメ
ータの設定を、手動設定モードに変更する起動パラメー
タ設定モード変更手段とを有することを特徴とするもの
である。
【0006】このような手段によると、モード設定手段
によって、センサレスモータに起動加速モードと固定周
波数モードとの何れかのモードが選択設定され、起動加
速モードの選択設定が行われる場合には、パラメータ自
動設定手段によって、センサレスモータに、モータ特性
と駆動負荷に対応して予め設定される起動時の駆動条件
を指定する起動パラメータが設定され、モータ自動起動
手段によって、パラメータ自動設定手段で設定される起
動パラメータが指定する起動時の駆動条件に基づいて、
センサレスモータが自動モードで起動回転され、起動状
態判定手段によって、センサレスモータの起動状態が、
目標起動状態に一致するか否かの判定が行われる。そし
て、センサレスモータの起動状態が目標起動状態からず
れていると判定されると、自動起動手段による起動パラ
メータの設定がキャンセルされ、起動パラメータの設定
が、手動設定モードに変更されるので、起動パラメータ
がセンサレスモータに目標起動状態を与えるように手動
調整され、簡単な構成によりセンサレスモータの特性上
の微少変化や、ドライバ特性のばらつきに対応して、セ
ンサレスモータが負荷に対して最適の目標起動条件で低
消費電力で起動される。
【0007】同様に前記目的を達成するために、請求項
2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記起
動パラメータが、相切換時間、相切換数及びドライブ信
号を指定することを特徴とするものである。
【0008】このような手段によると、簡単な構成でス
ピンドルモータの特性上の微少変化や、ドライバ特性の
ばらつきに応じて、スピンドルモータが、モータ特性と
光ディスクの種類とに対応して、最適の目標起動条件
で、且つ低消費電力で起動される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施の形態を
図1ないし図4を参照して説明する。図1は本実施の形
態の要部の構成を示すブロック図、図2は本実施の形態
を光ディスクの駆動に適用した場合の全体構成を示す説
明図、図3は本実施の形態の起動加速モードでの動作を
示すフローチャート、図4は本実施の形態の固定周波数
モードでの動作を示すフローチャートである。
【0010】本実施の形態は、本発明が光ディスクの回
転駆動に適用された場合であり、図2に示すように、光
ディスク20を軸芯を中心に回転駆動するスピンドルモ
ータ16にセンサレスモータが使用され、光ディスク2
0としては、例えばMD(MiniDisc)が使用さ
れており、この光ディスク20に近接対向して、対物レ
ンズ22と光学ユニツト21からなるピックアップ23
が配設され、光学ユニット21にはレーザダイオートと
フォクダイオードとが含まれている。一方、本実施の形
態には、全体の制御動作を行うプロセッサユニット30
が設けられ、このプロセッサユニット30がモータドラ
イバ15に接続され、このモータドライバ15は、スピ
ンドルモータ16とピックアップ23を駆動する機能
と、スピンドルモータ16からの位置信号SPCU、S
PCV、SPCWを、プロセッサユニット30に中継転
送する機能を備えている。また、プロセッサユニット3
0には、オーディオ信号を出力するヘッドホンアンプ2
5とRF回路24とが接続され、ピックアップ23の光
学ユニット21の出力端子に接続されているRF回路2
4は、光学ユニット21からの出力信号の信号処理を行
う機能を備えている。
【0011】このプロセッサユニット30には、位置信
号SPCU、SPCV、SPCWに基づいて、スピンド
ルモータ16の起動駆動状態の、予め設定した目標起動
状態からのずれを判定する判定回路28、全体の動作を
制御するCPU3、起動パラメータの設定のコマンドを
復号して出力するコマンドデコーダ17、及び起動信号
を生成出力する起動信号生成出力回路18が設けられて
いる。そして、プロセッサユニット30においては、判
定回路28の出力端子がCPU3に接続され、CPU3
の出力端子がコマンドデコーダ17に接続され、コマン
ドデコーダ17の出力端子が起動信号生成出力回路18
に接続されている。
【0012】このプロセッサユニット30に設けられて
いる判定回路28には、図1に示すように、位置信号S
PCU、SPCV、SPCWが入力され、これらの信号
のエッジを検出出力することにより、スピンドルモータ
16の回転周波数信号FGを出力するエッジ検出回路1
の出力端子が、コンパレータ2の非反転入力端子に接続
され、コンパレータ2の反転入力端子に、基準周波数信
号FGoが入力された構成となっている。そして、コン
パレータ2の出力端子が、CPU3に接続され、CPU
3の出力端子が、コマンドデコーダ17内に設けられ、
起動パラメータの自動設定を行う自動設定回路6と、ス
イッチ5の切換端子tmとに接続されている。さらに、
自動設定回路6の出力端子が、スイッチ5の切換端子t
oに接続され、スイッチ5のコモン端子tcが、コマン
ドデコーダ17内に設けられ、起動パラメータが設定さ
れる起動パラメータレジスタ7に接続されている。
【0013】また、起動信号生成出力回路18には、起
動パラメータに基づき、相切換パラメータの復号処理を
行う相切換パラメータデコーダ8、相切換タイミング信
号を生成する相切換タイミング信号生成回路10、相切
換パラメータデコーダ8の出力信号と相切換タイミング
信号生成回路10の出力信号とから、相切換信号を生成
する相切換信号生成回路11、起動パラメータからPW
M信号を作成するPWM信号生成回路12、及び相切換
制御信号SPDU、SPDV、SPDWを出力する相切
換回路13が設けられている。そして、起動信号生成出
力回路18においては、起動パラメータレジスタ7の出
力端子が、相切換パラメータデコーダ8とPWM信号生
成回路12とに接続され、相切換パラメータデコーダ8
の出力端子と、相切換タイミング信号生成回路10の出
力端子とが、相切換信号生成回路11に接続され、相切
換信号生成回路11の出力端子が相切換回路13に接続
されている。
【0014】この起動信号生成出力回路18の相切換回
路13の出力端子と、PWM信号生成回路12の出力端
子とが、モータドライバ15に接続され、モータドライ
バ15の出力端子はスピンドルモータ16に接続されて
おり、モータドライバ16は、相切換制御信号SPD
U、SPDV、SPDW及びドライブ信号SPVSによ
って、スピンドルモータ16を回転駆動すると共に、ス
ピンドルモータ16からの位置信号SPCU、SPC
V、SPCWを、エッジ検出回路1に転送入力する機能
を有している。
【0015】このような構成の本実施の形態の動作を説
明する。本実施の形態において、スピンドルモータ16
の回転速度を次第に上げて行きながら速度追従モードに
移行して行く起動加速モードでの動作を行う場合には、
図3のフローチャートのステップS1で、CPU3の指
令によって、自動設定回路6が、SPAUTOST=1
(ADRS=$870)を設定することによって、スピ
ンドルモータ16のモータコントロールの諸設定条件下
で、起動方法がオートモードに選択され、スイッチ5が
切換端子to側に切り換えられ、SPAUTOSEL=
1(ADRS=$870)の設定によって、起動加速モ
ードの選択が行われる。そして、自動設定回路6によっ
て、SPVARF(ADRS=$87C)が設定され
て、オート加速起動モード時の回転加速度の設定が行わ
れ、スピンドルモータ16の特性と光ディスク20の種
類とに対応して、予め設定格納されている起動加速モー
ド時の起動パラメータが、起動パラメータレジスタ7か
ら出力される。
【0016】この場合、起動パラメータレジスタ7から
出力される相切換パラメータが、相切換パラメータデコ
ーダ8に、起動パラメータレジスタ7から出力される駆
動信号パラメータがPWM生成回路12にそれぞれ入力
され、相切換パラメータデコーダ8によって、相切換パ
ラメータの復号化処理が行われる。そして、相切換信号
生成回路11において、復号化処理信号に基づいて、相
切換タイミング信号生成回路10からの相切換タイミン
グ信号のタイミングにより、相切換信号SPDU、SP
DV、SPDWが作成され、これらの相切換信号SPD
U、SPDV、SPDWは、相切換回路13を介してモ
ータドライバ15に入力される。一方、PWM信号生成
回路12において、起動パラメータレジスタ7からの駆
動信号パラメータに基づいて作成されるドライブ信号S
PVSがモータドライバ15に入力され、モータドライ
バ15には、相切換回路13からの相切換信号SPD
U、SPDV、SPDWと、PWM信号作成回路12か
らのドライブ信号SPVSとが入力され、モータドライ
バ15によってスピンドルモータ16が起動を開始す
る。
【0017】次いで、ステップS2に進んで、CPU3
の指令によって、起動パラメータの微調整が必要か否か
の判定が行われる。この判定に際しては、起動を開始し
たスピンドルモータ16から位置信号SPCU、SPC
V、SPCWが検出され、検出された位置信号SPC
U、SPCV、SPCWは、モータドライバ15を介し
て、エッジ検出回路1に入力され、それぞれの位置信号
のエッジの検出により、エッジ検出回路1からは、スピ
ンドルモータ16の回転周波数信号FGが出力される。
この回転周波数信号FGは、コンパレータ2において、
予め設定された基準周波数信号FGoと比較され、起動
開始後の所定時間内にスピンドルモータ16の回転周波
数fgが、基準周波数fgoに達したか否かの判定が行
われ、スピンドルモータ16の回転周波数fgが、基準
周波数fgoに達していないと判定されると、コンパレ
ータ2から異常信号がCPU3に入力される。
【0018】このように、CPU3にコンパレータ2か
ら異常信号が入力されると、ステップS3に進んで、C
PU3の指令によって、SPAUTOST=0(ADR
S=$870)が設定されることにより、スイッチ5が
切換端子tm側に切り換えられて手動設定モードが選択
され、同時にスピンドルモータ16は停止される。この
手動設定モードにおいては、オペレータは、モニターで
相切換制御信号SPDU、SPDV、SPDWと、位置
信号SPCU、SPCV、SPCWとを互いに監視しな
がら、どこでスピンドルモータ16の回転に異常が生じ
たかを検討し判断する。そして、オペレータは、先ず最
初の4相切換までの相切換時間を調整することにより、
スピンドルモータ16の起動が正常になるように調整制
御を行い、この相切換時間の調整で、スピンドルモータ
16の起動が正常に復帰しない場合には、相切換回数を
微調整することにより、スピンドルモータ16の起動が
正常になるように調整制御を行う。さらに、この相切換
回数の調整でもスピンドルモータ16の起動が正常に復
帰しない場合には、ドライブ信号(ドライブ電圧)を微
調整することにより、スピンドルモータ16の起動を正
常状態に復帰させる(ADRS=$878、879、8
7A、87B)。
【0019】このようにして、ステップS3での手動設
定により、スピンドルモータ16の起動が正常状態に復
帰されるか、或いは、ステップS2で起動パラメータの
微調整が不要と判定された場合には、ステップS4に進
んで、CPU3の指令によって、ADRS=$875の
設定により速度追従モードが選択され、ステップS5に
進んで、ADRS=$837の設定により、起動パラメ
ータレジスタ7から、スピンドルモータ16を正常に起
動させる起動パラメータが出力される。そして、出力さ
れる相切換パラメータが、相切換パラメータデコーダ駆
動8に、信号パラメータがPWM生成回路12にそれぞ
れ入力され、相切換パラメータデコーダ8の相切換パラ
メータの復号化処理により、相切換信号生成回路11で
は、復号化処理信号に基づいて、相切換タイミング信号
生成回路10からの相切換タイミング信号のタイミング
で、相切換信号SPDU、SPDV、SPDWが作成さ
れ、相切換回路13を介してモータドライバ15に入力
される。一方、PWM信号生成回路12において、起動
パラメータレジスタ7からの駆動信号パラメータに基づ
き、作成されるドライブ信号SPVSがモータドライバ
15に入力され、モータドライバ15には、相切換回路
13からの相切換信号SPDU、SPDV、SPDW
と、PWM信号作成回路12からのドライブ信号SPV
Sとが入力され、モータドライバ15によってスピンド
ルモータ16が、正常起動状態で起動を開始する。
【0020】また、スピンドルモータ16を一定の固有
周波数で回転させながら、速度追従モードに移行して行
く固有周波数回転モードでの動作を行う場合には、図4
のフローチャートのステップS11で、CPU3の指令
によって、自動設定回路6が、SPAUTOST=1
(ADRS=$870)を設定することによって、起動
方法が、スピンドルモータ16のモータコントロールの
諸設定条件下でオートモードに選択される。そして、ス
イッチ5が切換端子to側に切り換えられ、SPAUT
OSEL=0(ADRS=$870)の設定によって、
固定周波数モードの選択が行われる。この状態で、自動
設定回路6によって、SPFIXF(ADRS=$87
C)が設定され、固定周波数モードの固定相切換周波数
が選択され、スピンドルモータ16の特性と光ディスク
20の種類とに対応して、予め設定格納されている固定
周波数モード時の起動パラメータが、起動パラメータレ
ジスタ7から出力される。
【0021】この場合、起動パラメータレジスタ7から
出力される相切換パラメータが、相切換パラメータデコ
ーダ8に、起動パラメータレジスタ7から出力される駆
動信号パラメータがPWM生成回路12にそれぞれ入力
され、相切換パラメータデコーダ8によって、相切換パ
ラメータの復号化処理が行われ、相切換信号生成回路1
1において、復号化処理信号に基づいて、相切換タイミ
ング信号生成回路10からの相切換タイミング信号のタ
イミングにより、相切換信号SPDU、SPDV、SP
DWが作成される。そして、これらの相切換信号SPD
U、SPDV、SPDWは、相切換回路13を介してモ
ータドライバ15に入力される。一方、PWM信号生成
回路12において、起動パラメータレジスタ7からの駆
動信号パラメータに基づいて作成されるドライブ信号S
PVSがモータドライバ15に入力され、モータドライ
バ15には、相切換回路13からの相切換信号SPD
U、SPDV、SPDWと、PWM信号作成回路12か
らのドライブ信号SPVSとが入力され、モータドライ
バ15によってスピンドルモータ16が起動を開始す
る。
【0022】次いで、ステップS12に進んで、CPU
3の指令によって、ADRS=$875の設定により速
度追従モードが選択され、ステップS13に進んで、A
DRS=$837の設定により、起動パラメータレジス
タ7から、スピンドルモータ16を正常に起動させる起
動パラメータが出力される。
【0023】以上に説明したように、本実施の形態によ
ると、起動加速モードでのスピンドルモータの起動時に
は、CPU3の指令によって、起動を開始したスピンド
ルモータ16から検出される位置信号SPCU、SPC
V、SPCWがエッジ検出回路1に入力され、エッジの
検出を行うことにより、エッジ検出回路1からは、スピ
ンドルモータ16の回転周波数信号FGが出力され、こ
の回転周波数信号FGを、コンパレータ2において、予
め設定した基準周波数信号FGoと比較することによ
り、起動開始後の所定時間内にスピンドルモータ16の
回転周波数fgが、基準周波数fgoに達したか否かの
判定が行われる。そして、スピンドルモータ16の回転
周波数fgが、基準周波数fgoに達していないと判定
されると、コンパレータ2からの異常信号によるCPU
3からの指令で、スイッチ5が切換端子tm側に切り換
えられ、手動設定モードが設定されスピンドルモータ1
6が停止される。
【0024】この状態で、オペレータは、モニターで相
切換制御信号SPDU、SPDV、SPDWと、位置信
号SPCU、SPCV、SPCWとを互いに監視しなが
ら、先ず相切換時間を調整してスピンドルモータ16の
起動が正常になるように調整制御を行い、この調整で起
動が正常に復帰しないと、相切換回数の微調整により、
スピンドルモータ16の起動が正常になるように調整制
御を行い、この調整でも起動が正常に復帰しないと、ド
ライブ電圧を微調整してスピンドルモータ16の起動を
正常状態に復帰させる。このために、本実施の形態によ
ると、簡単な構成でスピンドルモータの特性上の微少変
化や、ドライバ特性のばらつきに対応して、スピンドル
モータを、モータ種別と光ディスクの種類とに対応させ
て、最適の目標起動条件で、且つ低消費電力で起動させ
ることが可能になる。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、モード設
定手段によって、センサレスモータに起動加速モードと
固定周波数モードとの何れかのモードが選択設定され、
起動加速モードの選択設定が行われる場合には、パラメ
ータ自動設定手段によって、センサレスモータに、モー
タ特性と駆動負荷に対応して予め設定される起動時の駆
動条件を指定する起動パラメータが設定され、モータ自
動起動手段によって、パラメータ自動設定手段で設定さ
れる起動パラメータが指定する起動時の駆動条件に基づ
いて、センサレスモータが自動モードで起動回転され、
起動状態判定手段によって、センサレスモータの起動状
態が、目標起動状態に一致するか否かの判定が行われ
る。 そして、センサレスモータの起動状態が目標起動
状態からずれていると判定されると、自動起動手段によ
る起動パラメータの設定がキャンセルされ、起動パラメ
ータの設定が、手動設定モードに変更されるので、起動
パラメータがセンサレスモータに目標起動状態を与える
ように手動調整され、簡単な構成によりセンサレスモー
タの特性上の微少変化や、ドライバ特性のばらつきに対
応して、センサレスモータを負荷に対して最適の目標起
動条件で、低消費電力で起動させることが可能になる。
【0026】請求項2記載の発明によると、前記起動パ
ラメータとして、相切換時間、相切換数及びドライブ信
号が指定されることにより、請求項1記載の発明での効
果を実現することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の要部の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】同実施の形態を光ディスクの駆動に適用した場
合の全体構成を示す説明図である。
【図3】同実施の形態の起動加速モードでの動作を示す
フローチャートである。
【図4】同実施の形態の固定周波数モードでの動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・エッジ検出回路、2・・コンパレータ、3・・C
PU、5・・スイッチ、6・・自動設定回路、7・・起
動パラメータレジスタ、8・・相切換パラメータデコー
ダ、10・・相切換タイミング信号生成回路、11・・
相切換信号生成回路、12・・PWM信号生成回路、1
3・・相切換回路、15・・モータドライバ、16・・
スピンドルモータ、17・・コマンドデコーダ、18・
・起動信号生成出力回路、20・・光ディスク、23・
・ピックアップ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサレスモータに起動加速モードと固
    定周波数モードとの何れかのモードを選択設定するモー
    ド設定手段と、前記センサレスモータに、モータ特性と
    駆動負荷に対応して予め設定される起動時の駆動条件を
    指定する起動パラメータを設定するパラメータ自動設定
    手段と、 該パラメータ自動設定手段で設定される起動パラメータ
    が指定する起動時の駆動条件に基づいて、前記センサレ
    スモータを自動モードで起動回転するモータ自動起動手
    段と、 該モータ自動起動手段による前記センサレスモータの起
    動状態が、目標起動状態に一致するか否かの判定を行う
    起動状態判定手段と、 該起動状態判定手段が、前記センサレスモータの起動状
    態の前記目標起動状態からのずれを判定すると、前記モ
    ータ自動起動手段による起動がキャンセルされ、起動パ
    ラメータの設定を、手動設定モードに変更する起動パラ
    メータ設定モード変更手段とを有することを特徴とする
    センサレスモータの起動システム。
  2. 【請求項2】 前記起動パラメータが、相切換時間、相
    切換数及びドライブ信号を指定することを特徴とする請
    求項1記載のセンサレスモータの起動システム。
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